JPH09122765A - 板材加工方法およびその装置並びにその装置に用いる金型 - Google Patents

板材加工方法およびその装置並びにその装置に用いる金型

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JPH09122765A
JPH09122765A JP28367095A JP28367095A JPH09122765A JP H09122765 A JPH09122765 A JP H09122765A JP 28367095 A JP28367095 A JP 28367095A JP 28367095 A JP28367095 A JP 28367095A JP H09122765 A JPH09122765 A JP H09122765A
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JP
Japan
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work
roller
bending
support roller
plate material
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JP28367095A
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English (en)
Inventor
Shigeji Yokomichi
茂治 横道
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに切粉が発生せず、小さな加工力でも
って塑性加工により溝加工を行い得るようにし、さらに
加工された溝部を折曲げるようにする。 【解決手段】 ワークWをサポートローラ91とVロー
ラ87との協働で押圧せしめることによって、Vローラ
87に備えられたV形状部87VでワークWにV状の溝
を塑性加工で行った後、このV状の溝に折曲げ用のパン
チ95とダイ97との協働でワークWに折曲げ加工が行
われるので、切粉が発生せず小さな加工力でV状の溝加
工が行われると共に曲げRの小さな折曲げ加工が行われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークにV溝加
工を行い得るようにすると共に、さらにV溝加工後に折
曲げ加工を行い得るようにした板材加工方法およびその
装置並びにその装置に用いる金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークに折曲げ加工を行う際に、
曲げRを小さくするためにワークにV溝加工を行った後
曲げ加工を行うことが知られている。このワークにV溝
加工を行う手段としては、例えば特開昭63−1590
02号公報や特開昭64−16309号公報などで知ら
れているように、バイトでワークを削っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のバイトでワークにV溝加工を行う手段では、切削力
が大きいためV溝加工装置が複雑で大きくなり、かつ高
価なものである。さらに切削加工を行うため切粉が発生
する。
【0004】この発明の目的は、ワークに切粉が発生せ
ず、小さな加工力でもって塑性加工により溝加工を行い
得るようにし、さらに加工された溝部を折曲げるように
した板材加工方法およびその装置並びにその装置に用い
る金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工方法は、ワークの
一方の面に設けられたフラットなサポートローラと、ワ
ークの他方の面に設けられた突出したV形状部を備えた
Vローラとの協働でワークにV溝面を形成せしめること
を特徴とするものである。
【0006】したがって、ワークをサポートローラとV
ローラとの協働で押圧せしめることによって、Vローラ
に備えられたV形状部でワークにV状の溝が塑性加工で
行われるから、切粉が発生せず、小さな加工力でV溝加
工が容易に行われる。
【0007】請求項2によるこの発明の板材加工方法
は、ワークの一方の面に設けられたフラットなサポート
ローラと、ワークの他方の面に設けられた突出したV形
状部を備えたVローラとの協働でワークにV溝面を形成
せしめた後、このV溝面を形成したワークに折曲げ用パ
ンチとダイとの協働でワークに折曲げ加工を行うことを
特徴とするものである。
【0008】したがって、ワークをサポートローラとV
ローラとの協働で押圧させることによって、Vローラに
備えられたV形状部でワークにV状の溝を塑性加工で行
った後、このV状の溝に折曲げ用のパンチとダイとの協
働でワークに折曲げ加工が行われるので、切粉が発生せ
ず小さな加工力でV状の溝加工が行われると共に曲げR
の小さな折曲げ加工が行われる。
【0009】請求項3によるこの発明の板材加工方法
は、前記請求項1,2の板材加工方法において、サポー
トローラおよびVローラが回転可能であることを特徴と
するものである。
【0010】したがって、ワークにV状の溝加工を行う
際にサポートローラとVローラとを押圧した状態で、サ
ポートローラおよびVローラを同期して回転せしめるこ
とにより、ワークにV状の溝加工が連続的に行われる。
【0011】請求項4によるこの発明の板材加工装置
は、互いに接近離反自在な一対のテーブルを設け、一方
のテーブルにV溝成形加工を行う突出したV形状部を備
えたVローラを設けると共に、他方のテーブルにサポー
トローラを設けてなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、一方のテーブルを他方のテー
ブルに例えば接近せしめることにより、ワークを一方の
テーブルに設けられたVローラと他方のテーブルに設け
られたサポートローラとの協働で押圧せしめられる。而
して、切粉が発生せず、小さな加工力でもってVローラ
に備えられたV形状部でワークにV状の溝加工が容易に
行われる。
【0013】請求項5によるこの発明の板材加工装置
は、請求項4の板材加工装置において、前記Vローラお
よびサポートローラが各テーブルに対して水平軸回りに
回転可能であることを特徴とするものである。
【0014】したがって、Vローラとサポートローラと
でワークを押圧した状態でV状の溝加工を行う際に、V
ローラとサポートローラを同期して回転せしめることに
より、連続的に溝加工が行われる。
【0015】請求項6によるこの発明の板材加工装置
は、一対のアームを設け、一方のアームにV形状部を備
えたVローラを、他方のアームにサポートローラをそれ
ぞれ着脱可能に設けると共に、前記一方のアームに折曲
げ用パンチを、他方のアームに折曲げ用ダイを交換可能
に設け、ワークにV溝成形加工と折曲げ加工を行うこと
を特徴とするものである。
【0016】したがって、一方のアームに設けられたV
ローラと他方のアームに設けられたサポートローラとで
ワークを押圧せしめることにより、ワークにV状の溝加
工が行われた後、Vローラ,サポートローラをそれぞれ
折曲げ用パンチ,ダイに交換して、パンチとダイとの協
働で曲げRの小さな折曲げ加工が行われる。
【0017】請求項7によるこの発明の板材加工装置
は、前記請求項6の板材加工装置において、前記ワーク
を垂直面に支持せしめるワークテーブルを設けてなるこ
とを特徴とするものである。
【0018】したがって、ワークを垂直面に支持した状
態でV溝加工と折曲げ加工が容易に行われる。
【0019】請求項8によるこの発明の板材加工装置
は、互いに接近離反自在な一対のテーブルを設け、一方
のテーブルに折曲げ用パンチを、他方のテーブルに折曲
げ用ダイを設けると共に、前記一方のテーブルにV形状
部を備えたVローラを上下動およびテーブルの長手方向
へ移動可能に設け、前記他方のテーブルにサポートロー
ラをテーブルの長手方向へ前記Vローラと同期して移動
可能に設けてなることを特徴とするものである。
【0020】したがって、一方のテーブルを他方のテー
ブルに対して例えば接近せしめてサポートローラとVロ
ーラとでワークを押圧せしめることにより、ワークにV
状の溝加工が行われ、しかも、サポートローラとVロー
ラとを同期してテーブルの長手方向における同方向へ移
動せしめることにより、連続的に溝加工が行われる。溝
加工が行われた後、一方のテーブルを他方のテーブルに
対して例えば上下動せしめることにより、折曲げ用のパ
ンチとダイとの協働で曲げRの小さな折曲げ加工が行わ
れる。
【0021】請求項9によるこの発明の金型は、回転可
能なサポートローラと、突出したV形状部を備えた回転
可能なVローラとを相対向して設けてなることを特徴と
するものである。
【0022】したがって、このサポートローラとVロー
ラとでワークを押圧した状態でワークを移動せしめる
と、サポートローラとVローラとが同期して回転するこ
とによりワークにV溝加工が行われるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図4および図5を参照するに、板材加工装
置1は、ほぼ半球状のカバー3内に設けられている。前
記カバー3には図示を省略したが天井に開閉自在な開閉
式天井が設けられ、適宜位置に透明なプラスチック等か
らなる窓が備えられていて、内部を覗けるようになって
いる。また、ワークWを搬入するワーク搬入口と製品を
搬出する製品搬出口が設けられている。
【0025】前記カバー3内には図6に示されているよ
うに、搬送路の両側に左手ロボット5,右手ロボット7
が配置されていると共に、この左手ロボット5,右手ロ
ボット7に装着された工具を交換するツールマガジン9
が設けられている。また、搬送路に近接してレーザ加工
機11が配置されている。
【0026】このレーザ加工機11は、X1 ,Y1 ,Z
1 の直線3軸とA1 ,B1 の回転2軸およびCのギャッ
プセンサ1軸を備えている。また、右手、左手ロボット
5,7も同様にX2 ,X3 ;Y2 ,Y3 ;Z2 ,Z3
直線3軸、A2 ,A3 の回転1軸とを備えていて、
2 ,A3 の回転軸にはグリッパG1 とG2 が設けられ
ている。さらに、シャトル13にはX5 の直線軸とAQ
の回転軸を備え、ツールマガジン9にはYT の直線軸が
備えられ、機械全体では合計17軸で構成されている。
【0027】上述した図6における軸構成を具体化した
ものが図4および図5に示されている。すなわち、板材
加工機1は、コモンベース15上に四角枠状に形成され
た本体フレーム17により構成され、コンモベース15
上にはX軸方向(図4において図面に直交する方向、図
5において左右方向)へ移動自在な前記シャトル13が
設けられている。すなわち、コモンベース15上にX軸
方向へ延伸して敷設されたレール19上に、車輪21を
介してシャトル13が駆動モータ23の駆動によりX軸
方向へ移動自在に設けられ、シャトル13に立設された
支柱25に図示を省略したがワークWを把持するクラン
プ部材が装着され、このクランプ部材にてワークWを把
持し、ワークWは水平あるいは垂直状態に保持されるこ
ととなる。
【0028】前記コモンベース15上に立設された本体
フレーム17は4本の支柱17Aと、この支柱17Aの
上面に四角枠状の上部梁17Bが一体的に設けられて構
成されている。そして、上部梁17Bの上面に例えばL
Mガイド27のレール27A上にLMガイド27等を介
してレーザ加工機用X軸キャレッジ29が架設され、こ
のレーザ加工機用X軸キャレッジ29は、図示を省略し
たがモータ等の駆動源よりX軸方向へ延伸して設けられ
たネジ部材31を回転し、このネジ部材31に螺合する
ナット部材(図示省略)がレーザ加工機用X軸キャレッ
ジ29に装着されている。
【0029】上記構成により、図示を省略した駆動源を
駆動せしめることにより、ネジ部材31は回転しナット
部材を介してX軸方向へ移動してレーザ加工機用X軸キ
ャレッジ29がX軸方向へ移動されることになる。
【0030】前記レーザ加工機用X軸キャレッジ29の
側面には、レーザ加工ヘッド33がY軸方向(図4にお
いて左右方向、図5において図面に直交する方向)およ
びZ軸方向(図4および図5において上下方向)へ移動
自在に設けられている。すなわち、レーザ加工機用X軸
キャレッジ29の側面に複数の案内部材である例えばL
Mガイド35のレール35AがY軸方向へ延伸して設け
られ、このLMガイド35を介して前記レーザ加工ヘッ
ド33が設けられている。そして、図示を省略したがモ
ータ等の駆動源よりY軸方向へ延伸して設けられたネジ
部材37を回転し、このネジ部材37に螺合するナット
部材(図示省略)がレーザ加工ヘッド33に装着され
る。
【0031】また、レーザ加工ヘッド33に設けたノズ
ル39は、図示を省略したが駆動モータあるいはシリン
ダ等によりZ軸方向へ移動位置決め自在に設けられてい
る。なお、上述したレーザ加工機11はすでに述べたご
とくX1 ,Y1 ,Z1 の直線3軸、A1 ,B1 の回転2
軸およびCのギャップセンサ1軸を備えているが、その
具体的な構成並びに動作はすでに公知であるから説明を
省略する。
【0032】前記本体フレーム17の片側にはレーザ発
振器41が支持した支持台41Aが立設されている。こ
の支持台41Aに支持されたレーザ発振器41から発振
されたレーザビームLBを前記レーザ加工機11へ通す
ため一部図示を省略したがレーザビームガイド43がレ
ーザ発振器41とレーザ加工機11との間に設けられて
いる。そして、レーザ発振器41より発振されたレーザ
ビームLBをノズル39よりワークWに照射して、所望
の切断あるいは溶接加工が行われることとなる。
【0033】次に、左手,右手ロボット5,7について
述べるが、左,右手ロボット5,7は左右対称に配置さ
れているだけで、ほぼ同じ構成であるから総称して説明
する。なお、すでに述べたごとくX2 ,X3 ;Y2 ,Y
3 ;Z2 ,Z3 の直線3軸と、A2 ,A3 の回転1軸と
を備えていて、A2 ,A3 の回転軸にはグリッパG1
2 が設けられているが、その具体的な構成並びに動作
はすでに公知であるから概略的な説明をする。
【0034】すなわち、左手,右手ロボット5,7を支
承する左右のフレーム45の下部は、前記コモンベース
15の側面に設けられたX軸方向へ延伸した案内部材で
ある例えばLMガイド47のレール47Aに、LMガイ
ド47を介して装着されている。また、左右のフレーム
45の上部は、前記本体フレーム17の上部梁17Bの
側面に設けられたX軸方向へ延伸した案内部材である例
えばLMガイド47のレール47Aに、LMガイド47
を介して装着されている。
【0035】更に、本体フレーム17の上部梁17Bの
側面には、X軸方向へ延伸したネジ部材49が設けられ
ていて、このネジ部材49に図示を省略したが前記フレ
ーム45に内蔵されたナット部材が螺合しフレーム45
はX軸方向へ移動自在なとっている。駆動手段として
は、ネジ部材49の片端に回転伝達部材51が設けら
れ、上部梁17Bの側面に設けた駆動モータ53に連結
されている。
【0036】上記構成により、駆動モータ53を駆動せ
しめると回転伝達部材51を介してネジ部材49が回転
し、ナット部材(図示省略)を介して左,右手ロボット
5,7のフレーム45はX軸方向へ移動されることにな
り、所望の加工位置に左,右手ロボット5,7を位置決
めすることができる。
【0037】前記フレーム45に設けられた左,右手ロ
ボット5,7のロボット本体55は、フレーム45にZ
軸方向へ延伸して設けられたネジ部材57にZ軸キャレ
ッジ59が螺合し、Z軸方向へ移動自在となっている。
そして、Z軸キャレッジ59にはY軸方向へ移動自在な
Y軸キャレッジ61が設けられていると共に、詳細な図
示を省略したがA2 ,A3 の回転1軸を備え、この回転
軸にグリッパ63が設けられていて、グリッパ63に工
具65が把持されている。
【0038】したがって、左手,右手ロボット5,7は
2 ,X3 ;Y2 ,Y3 ;Z2 ,Z3 の直線3軸と、A
2 ,A3 の回転1軸とを備え、A2 ,A3 の回転軸には
グリッパ1軸を備えることとなる。
【0039】ワークに曲げ加工あるいは成形加工を行う
際に加圧力はY2 ,Y3 軸よりフレーム45に加わり、
このフレーム45により受けた加圧力は従来では本体フ
レームで受け止めていた。このため本体フレームに変位
が生じていたが、本実施の形態例では受圧接合部材を設
けて本体フレーム17には加圧力を受け止めない構成と
した。
【0040】すなわち、受圧接合部材67U,67Lの
構成として、受圧接合部材67Uは、図7に詳細が示さ
れているごとく、前記レーザ加工機用X軸キャレッジ2
9の両端側下面より垂下した複数の軸69にローラ71
が回転自在に設けられている。一方、左手,右手ロボッ
ト5,7のフレーム45の上面にX軸方向へ延伸してレ
ール73が設けられていて、このレール73の側面に前
記ローラ71が当接転動自在となっている。
【0041】上記構成により、左手,右手ロボット5,
7にてワークWに曲げ、成形加工等が施される際に、負
荷が大きい加工を行うときにはレーザ加工機11のレー
ザ加工機用X軸キャレッジ29を左手,右手ロボット
5,7のフレーム45と同一位置に移動する。レーザ加
工機用X軸キャレッジ29がフレーム45と同一位置に
設定されると、ローラ71はレール73に接合するの
で、加工時に発生する加圧力はローラ71を介してレー
ザ加工機用X軸キャレッジ29にて受け止め、本体フレ
ーム17の上部梁17Bには加工時の負荷は伝わらな
い。
【0042】受圧接合部材67Lは、図8に詳細が示さ
れているごとく、コモンベース15の上面にX軸方向へ
延伸したレール75が設けられている。一方、左手,右
手ロボット5,7のフレーム45の下面より垂下し複数
の軸77にローラ79が回転自在に設けられ、このロー
ラ79は前記レール75の側面に当接転動自在となって
いる。
【0043】上記構成により、左手,右手ロボット5,
7にてワークWに曲げ、成形加工等が施される際、加工
時の負荷はフレーム45に設けたローラ79よりレール
75を介してコモンベース15にて受け止めることにな
る。
【0044】前記左手,右手ロボット5,7における先
端のクリッパ63に着脱可能に設けられる工具65とし
ては、例えば図1,図2に示されているように、グリッ
パ63にはツールホルダ81A,81Bが着脱可能に設
けられている。このツールホルダ81A,81Bにはそ
れぞれシャフト83A,83Bが設けられており、この
シャフト83Aには針状ころ軸受85Aを介してV形状
部87Vをほぼ中央部で突出せしめた回転可能なVロー
ラ87が支承され、このVローラ87を図1において上
下より支持ブロック89A,89Bで支持せしめてい
る。
【0045】前記シャフト83Bには針状ころ軸受85
Bを介して回転可能でかつフラットなサポートローラ9
1が支承され、このサポートローラ91を図1において
上下より支持ブロック93A,93Bで支持せしめてい
る。
【0046】上記構成により、グリッパ63に着脱可能
に設けられたツールホルダ81Aと81Bを互いに接近
せしめて、シャフト13の支柱25に把持されたワーク
Wにサポートローラ91とVローラ87とが当接され
る。さらにVローラ87をワークWへ押圧せしめると、
Vローラ87に備えられたV形状部87VでワークWに
V溝加工である塑性加工が行われる。そして、この状態
でツールホルダ81Aと81Bをそれぞれ同期して図1
において紙面に対して直交する方向へ回転せしめながら
移動せしめることによって、ワークWに切粉が発生せ
ず、小さな加工力でV溝加工を容易に行うことができ
る。
【0047】前記ツールマガジン9には工具65として
折曲げ用パンチ93,折曲げ用ダイ95がストックされ
ているから、前記Vローラ87,サポートローラ89と
それぞれ交換することにより、図3に示されているよう
に、ワークWに折曲げ用パンチ93と折曲げ用ダイ95
との協働で折曲げ加工を行うことができる。
【0048】したがって、Vローラ87とサポートロー
ラ89とでワークWにV溝加工を行った後、Vローラ8
7,サポートローラ89を折曲げ用パンチ93,折曲げ
用ダイ95に交換すると、V溝加工されたワークWに折
曲げ加工を行うことにより、ワークWに曲げRの小さな
折曲げ加工を行うことができる。
【0049】図9には板材加工装置1の他の実施の形態
の例が示されている。図9において、例えば油圧シリン
ダなどによって上下動自在な上部テーブル99が設けら
れていると共に、この上部テーブル99の下部には前記
折曲げ用パンチ95が金型ホルダ101で固定されてい
る。一方、前記上部テーブル99の下方には下部テーブ
ル103が固定して設けられている。この下部テーブル
103に支持部材105を介して前記折曲げ用ダイ97
が設けられている。また、前記下部テーブル103の後
方(図9において左側)に前後方向(図9において左右
方向)へ位置決め自在なバックゲージ107が設けられ
ている。
【0050】前記上部テーブル99の後側(図9におい
て左側)には、図9において紙面に対し直交した方向へ
延伸した複数のガイドレール109が敷設されており、
このガイドレール109にはリニアガイド111を介し
てキャレッジ113が図9において紙面に対して直交し
た方向へ移動可能に設けられている。
【0051】このキャレッジ113にはナット部材11
5が設けられており、このナット部材115に螺合した
ボールねじ117が図9において紙面に対して直交した
方向へ延伸して設けられている。しかもこのボールねじ
117の一端には図示省略の駆動モータが連結されてい
る。
【0052】前記キャレッジ113には例えば図示省略
の油圧シリンダなどによって上下動可能な前記ツールホ
ルダ81Aが設けられている。このツールホルダ81の
先端にはすでに図1,図2で説明したVローラ87が回
転可能に支承されている。詳細な説明はすでに説明して
あるので省略する。
【0053】前記支持部材105上の図9において左側
上には紙面に対して直交した方向へ延伸した複数のガイ
ドレール119が敷設されている。このガイドレール1
19にリニアガイド121を介して図1に示したツール
ホルダ81Bが設けられている。このツールホルダ81
Bにはサポートローラ91が設けられている。詳細な説
明は図1で説明してあるので省略する。前記ツールホル
ダ81Bの下部にはナット部材123が設けられてお
り、このナット部材123には図9において紙面に対し
て直交した方向へ延伸したボールねじ125が螺合され
ている。このボールねじ125の一端には図示省略の駆
動モータが連結されている。
【0054】上記構成により、バックゲージ107を所
望の位置に位置決めして、加工すべきワークWを図9に
おいて左端をバックゲージ107に当接してセットす
る。ツールホルダ81Aを下降せしめてVローラ87の
V形状部87VをワークWにV溝深さ分押し込む。
【0055】この状態で図示省略の駆動モータを駆動せ
しめてボールねじ117,125を回転せしめることに
より、キャレッジ113とツールホルダ81Bとが同期
して紙面に対して直交する方向へ移動される。その結
果、Vローラ87とサポートローラ91とが回転しなが
ら同期して移動して、切粉が発生せず、小さな加工力で
もってV溝加工(塑性加工)を容易に行うことができ
る。
【0056】次いで、V溝加工後、Vローラ87を上側
へ待機せしめた後、Vローラ87と折曲げ用パンチ95
のオフセット分バックゲージ107を移動してワークW
のV溝部を、上部テーブル99の上下動で折曲げ用パン
チ95と折曲げ用ダイ97との協働で、曲げRの小さな
折曲げ加工を行うことができる。
【0057】図10には板材加工装置1の他の実施の形
態の例が示されている。図10においてすでにタレット
パンチプレスとして知られている回転自在な上部タレッ
ト127,下部タレット129が相対向して設けられて
いる。上部,下部タレット127,129には図1で説
明したVローラ87,サポートローラ91が設けられて
いる。詳細な説明はすでに図1で行っているので省略す
る。また、上部,下部タレット127,129の円周上
には折曲げ用パンチ95,折曲げ用ダイ97が設けられ
ている。加工すべきワークWはワーククランプ131で
クランプされ、図10において左右方向および紙面に対
して直交した方向へ移動されるようになっている。
【0058】上記構成により、ワーククランプ131で
クランプされたワークWを所望位置に位置決めした後、
Vローラ87とサポートローラ91との協働でVローラ
87のV形状部87VをワークWにV溝深さ分押し込
む。この状態でワーククランプ131を図10において
紙面に対して直交した方向へ移動せしめることにより、
切粉が発生せず、小さな加工力でワークWに溝加工(塑
性加工)を行うことができる。
【0059】次いで、上部,下部タレット127,12
9を回動せしめて、折曲げ用パンチ95と折曲げ用ダイ
97とでワークWのV溝部を送り曲げすると、曲げRの
小さな折曲げ加工を行うことができる。
【0060】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。例えば図9
において、Vローラ87,サポートローラ91を上,下
部テーブル99,103の後側に設けた例で説明した
が、前側に設けてもよい。また、上部テーブル99を上
下動せしめる例で説明したが、下部テーブル103を上
下動せしめるようにしても構わない。
【0061】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、ワークをサポー
トローラとVローラとの協働で押圧せしめることによっ
て、Vローラに備えられたV形状部でワークにV状の溝
が塑性加工で行われるから、切粉が発生せず、小さな加
工力でV溝加工を容易に行うことができる。
【0062】請求項2の発明によれば、ワークをサポー
トローラとVローラとの協働で押圧させることによっ
て、Vローラに備えられたV形状部でワークにV状の溝
を塑性加工で行った後、このV状の溝に折曲げ用のパン
チとダイとの協働でワークに折曲げ加工が行われるの
で、切粉が発生せず小さな加工力でV状の溝加工を行う
ことができると共に曲げRの小さな折曲げ加工を行うこ
とができる。
【0063】請求項3の発明によれば、ワークにV状の
溝加工を行う際にサポートローラとVローラとを押圧し
た状態で、サポートローラおよびVローラを同期して回
転せしめることにより、ワークにV状の溝加工を連続的
に行うことができる。
【0064】請求項4の発明によれば、一方のテーブル
を他方のテーブルに例えば接近せしめることにより、ワ
ークは一方のテーブルに設けられたVローラと他方のテ
ーブルに設けられたサポートローラとの協働で押圧され
る。而して、切粉が発生せず、小さな加工力でもってV
ローラに備えられたV形状部でワークにV状の溝加工を
容易に行うことができる。
【0065】請求項5の発明によれば、Vローラとサポ
ートローラとでワークを押圧した状態でV状の溝加工を
行う際に、Vローラとサポートローラを同期して回転せ
しめることにより、連続的に溝加工を行うことができ
る。
【0066】請求項6の発明によれば、一方のアームに
設けられたVローラと他方のアームに設けられたサポー
トローラとでワークを押圧せしめることにより、ワーク
にV状の溝加工が行われた後、Vローラ,サポートロー
ラをそれぞれ折曲げ用パンチ,ダイに交換して、パンチ
とダイとの協働で曲げRの小さな折曲げ加工を行うこと
ができる。
【0067】請求項7の発明によれば、ワークを垂直面
に支持した状態でV溝加工と折曲げ加工を容易に行うこ
とができる。
【0068】請求項8の発明によれば、一方のテーブル
を他方のテーブルに対して例えば接近せしめてサポート
ローラとVローラとでワークを押圧せしめることによ
り、ワークにV状の溝加工が行われ、しかも、サポート
ローラとVローラとを同期してテーブルの長手方向にお
ける同方向へ移動せしめることにより、連続的に溝加工
が行われる。
【0069】溝加工が行われた後、一方のテーブルを他
方のテーブルに対して例えば上下動せしめることによ
り、折曲げ用のパンチとダイとの協働で曲げRの小さな
折曲げ加工を行うことができる。
【0070】請求項9の発明によれば、サポートローラ
とVローラとでワークを押圧した状態でワークを移動せ
しめると、サポートローラとVローラとが同期して回転
することにより、ワークに連続してV溝加工を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施の形態の例の板材加
工装置における主要部の正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った矢視図であ
る。
【図3】工具としてのワークを折曲げる折曲げ用パンチ
と折曲げ用ダイの斜視図である。
【図4】この発明を実施する一実施の形態の例の板材加
工装置の側面図である。
【図5】図4における正面図である。
【図6】図4における各加工機の軸構成図である。
【図7】図4におけるVII矢視部の受圧接合部材を示
す拡大説明図である。
【図8】図4におけるVIII矢視部の受圧接合部材を
示す拡大説明図である。
【図9】この発明を実施する他の実施の形態の例を示す
板材加工装置の側面図である。
【図10】この発明を実施する別の実施の形態の例を示
す板材加工装置の側面図である。
【符号の説明】
1 板材加工装置 5 左手ロボット 7 右手ロボット 9 ツールマガジン 63 グリッパ 65 工具 81A,81B ツールホルダ 87 Vローラ 87V V形状部 91 サポートローラ 95 折曲げ用パンチ 97 折曲げ用ダイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの一方の面に設けられたフラット
    なサポートローラと、ワークの他方の面に設けられた突
    出したV形状部を備えたVローラとの協働でワークにV
    溝面を形成せしめることを特徴とする板材加工方法。
  2. 【請求項2】 ワークの一方の面に設けられたフラット
    なサポートローラと、ワークの他方の面に設けられた突
    出したV形状部を備えたVローラとの協働でワークにV
    溝面を形成せしめた後、このV溝面を形成したワークに
    折曲げ用パンチとダイとの協働でワークに折曲げ加工を
    行うことを特徴とする板材加工方法。
  3. 【請求項3】 サポートローラおよびVローラが回転可
    能であることを特徴とする請求項1,2記載の板材加工
    方法。
  4. 【請求項4】 互いに接近離反自在な一対のテーブルを
    設け、一方のテーブルにV溝成形加工を行う突出したV
    形状部を備えたVローラを設けると共に、他方のテーブ
    ルにサポートローラを設けてなることを特徴とする板材
    加工装置。
  5. 【請求項5】 前記Vローラおよびサポートローラが各
    テーブルに対して水平軸回りに回転可能であることを特
    徴とする請求項4記載の板材加工装置。
  6. 【請求項6】 一対のアームを設け、一方のアームにV
    形状部を備えたVローラを、他方のアームにサポートロ
    ーラをそれぞれ着脱可能に設けると共に、前記一方のア
    ームに折曲げ用パンチを、他方のアームに折曲げ用ダイ
    を交換可能に設け、ワークにV溝成形加工と折曲げ加工
    を行うことを特徴とする板材加工装置。
  7. 【請求項7】 前記ワークを垂直面に支持せしめるワー
    クテーブルを設けてなることを特徴とする請求項6記載
    の板材加工装置。
  8. 【請求項8】 互いに接近離反自在な一対のテーブルを
    設け、一方のテーブルに折曲げ用パンチを、他方のテー
    ブルに折曲げ用ダイを設けると共に、前記一方のテーブ
    ルにV形状部を備えたVローラを上下動およびテーブル
    の長手方向へ移動可能に設け、前記他方のテーブルにサ
    ポートローラをテーブルの長手方向へ前記Vローラと同
    期して移動可能に設けてなることを特徴とする板材加工
    装置。
  9. 【請求項9】 回転可能なサポートローラと、突出した
    V形状部を備えた回転可能なVローラとを相対向して設
    けてなることを特徴とする金型。
JP28367095A 1995-10-31 1995-10-31 板材加工方法およびその装置並びにその装置に用いる金型 Pending JPH09122765A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254019A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Mitsubishi Electric Corp シート材の打抜き方法

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JP2008254019A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Mitsubishi Electric Corp シート材の打抜き方法

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