JPH09122782A - パンチプレス - Google Patents

パンチプレス

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JPH09122782A
JPH09122782A JP28750095A JP28750095A JPH09122782A JP H09122782 A JPH09122782 A JP H09122782A JP 28750095 A JP28750095 A JP 28750095A JP 28750095 A JP28750095 A JP 28750095A JP H09122782 A JPH09122782 A JP H09122782A
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晃司 川口
Akizo Ishizaki
彰三 石嵜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見かけの金型本数を倍に増やし、生産性の向
上を図る。 【解決手段】 油圧シリンダ5により上下動するラム1
1の下部にストライカ15を設け、このストライカ15
をY軸方向へ移動自在とし、ストライカ15の下方にY
軸方向へ移動自在なパンチホルダ31とダイホルダ33
を設け、パンチホルダ31とダイホルダ33内にそれぞ
れ相対向して複数行、複数列配置したパンチ61とダイ
63を備えた上部タレット71と下部タレット103
を、駆動装置83により回転自在に設けた。而して、見
かけの金型本数を倍増させることにより生産性の向上を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチプレスに
係り、更に詳細には、複数のパンチ、ダイを回転自在な
上部,下部タレットに複数行複数列に備えてなるパンチ
プレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来パンチプレスとしての例えばタレッ
トパンチプレスにおいて、製品加工の生産性を上げるた
め、タレットディスクを固定にし、そこに金型を配置
し、この金型を打撃するストライカをサーボモータによ
りX軸,Y軸方向へ位置決めして金型を選択してパンチ
ング加工を施しているのが一般的である。
【0003】その構成は、図7および図8に示されてい
るごとく、パンチプレス201に設けた上部タレットデ
ィスク203には複数の異なったパンチ205が装着さ
れていて、このパンチ205に相対向した位置にダイ2
07を備えた下部タレットディスク209が設けられ、
上部,下部タレットディスク203,209共に固定さ
れている。そして、上部タレットディスク203の上方
には、例えば図示を省略したがACサーボモータにより
X,Y軸方向への移動はストライカ211が設けられ、
このストライカ211の打撃によりパンチ205は上下
動しダイ207上に載置したワークWに所望のパンチン
グ加工が施される。
【0004】また、ワークWはキャレッジ213に設け
られたクランプ装置215に把持さ、X,Y軸方向へ移
動自在となり、所望するパンチ205の位置に位置決め
がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチプレス201は、上部タレットディスク20
3と下部タレットディスク209が固定で、ストライカ
211がX,Y軸方向に移動し金型選択をする。
【0006】このため、デッドゾーンが増え、上部,下
部タレットディスク203,209の大きさが限定され
るので、ストックできるパンチ205、ダイ207の個
数が少なくなってしまうという問題があった。
【0007】この発明の目的は、見かけの金型本数を倍
に増やし、生産性の向上を図ったパンチプレスを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチプレスは、パンチホ
ルダ内にそれぞれ相対向して複数行、複数列に配置した
複数のパンチとダイを備えた回転自在な上部タレットと
下部タレットを設け、この上部タレットと下部タレット
を回転せしめる駆動装置を前記パンチホルダとダイホル
ダに設けてなることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2によるこの発明のパンチプ
レスは、前記上部タレットと下部タレットを回転せしめ
る駆動装置は、上部タレットと下部タレットの外周に刻
設した歯部に噛合するラック歯を備えたラック部材を移
動させる駆動部材をパンチホルダとダイホルダに設けて
なることを特徴とするものである。
【0010】上述した請求項1,2によるパンチプレス
とすることにより、上部タレットと下部タレットとを回
転せしめることにより、見かけの金型本数を倍増させる
ことができる。
【0011】
【発明の実態の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】まず理解を容易にするため、パンチプレス
について概略的に説明する。
【0013】図5および図6を参照するに、パンチプレ
ス1は、立設された門型形状のフレーム3(一部図示省
略)を備えていて、このフレーム3の上部下面の両側に
はそれぞれアクチュエータとして例えば油圧シリンダ5
が垂下して設けられている。この油圧シリンダ5内には
ピストン7が内蔵され、このピストン7には一体的にピ
ストンロッド9が設けられている。そして、ピストンロ
ッド9の下端にはラム11が一体的に垂下して設けられ
ている。
【0014】前記ラム11の下面には、ラム11の長手
方向であるY軸方向(図5において左右方向)へ延伸し
て複数列のレール13が装着され、このレール13に係
合した複数のストライカ15がラム11の長手方向であ
るY軸方向移動自在に設けられている。このストライカ
15を駆動する駆動手段としては、前記ラム11の長手
方向両端に軸受17が垂下して設けられ、この軸受17
に駆動プーリ19と従動プーリ21が回転自在に装着さ
れ、駆動プーリ19と従動プーリ21にはそれぞれタイ
ミングベルト23,25が掛回され、さらにタイミング
ベルト23,25の端末は前記ストライカ15の両側に
それぞれ接続されている。そして、前記駆動プーリ19
に回転を伝達する駆動モータ27が駆動プーリ19に設
けた駆動軸29に連結されている。(図6参照) 上記構成により、駆動モータ27を正逆回転することに
より、駆動軸29、駆動プーリ19、タイミングベルト
23およびタイミングベルト25、従動プーリ21によ
りストライカ15はラム11の長手方向であるY軸方向
へ移動自在となり、ストライカ15の位置決めを行なう
ことができる。
【0015】前記ストライカ15の下方にはパンチホル
ダ31とダイホルダ33とが移動自在に設けられてい
る。より詳細には、パンチホルダ31は、前記門型フレ
ーム3の下部側面の適宜位置に突設した支持部材35上
にLMガイドレール37が軸方向へ延伸して設けられ、
LMガイドレール37にはLMガイド39を介してパン
チホルダ31がY軸方向へ移動自在となっている。
【0016】また、ダイホルダ33は、前記パンチホル
ダ33に相対向してパンチホルダ33の下部に設けら
れ、前記門型フレーム3の下部側面の適宜位置に突設し
た支持部材41上にLMガイドレール43がY軸方向へ
延伸して設けられ、LMガイドレール43にはLMガイ
ド45を介してダイホルダ33がY軸方向へ移動自在と
なっている。
【0017】前記パンチホルダ31とダイホルダ33を
Y軸方向へ移動自在となす駆動部材としては、パンチホ
ルダ31およびダイホルダ33に内蔵されたナット部材
(図示省略)が、それぞれボールねじ47,49に螺合
されている。このボールねじ47、49はその両側に設
けた軸受51に回転自在に支承され、このボールねじ4
7,49の片側には駆動プーリ53と従動プーリ55が
装着され、この駆動プーリ53と従動プーリ55にはベ
ルト57が掛回されている。更に、ボールねじ47の軸
端にはモータ59が連結されている。
【0018】上記構成により、駆動モータ59を駆動せ
しめると、回転はボールねじ47に伝わり、ボールねじ
47の回転によりナット部材を介してパンチホルダ31
はLMガイドレール37上をY軸方向へ移動自在とな
る。また、ボールねじ47に装着された駆動プーリ5
3、ベルト57、従動プーリ55を介してボールねじ4
9は回転し、このボールねじ49の回転によりダイホル
ダ33は、パンチホルダ31と同期してLMガイドレー
ル43上をY軸方向へ移動自在となる。
【0019】前記パンチホルダ31には碁盤状に複数の
パンチ61が配置されていると共に、このパンチ61と
相対向してダイホルダ33には碁盤状は複数のダイ63
が配置されている。
【0020】前記パンチホルダ31とダイホルダ33と
の間に挿入されるワークWは、キャレッジ65に設けた
クランプ装置67により把持され、モータ(図示省略)
によりボールねじ69を介してクランプ装置67を備え
たキャレッジ65はX軸方向(図5において図面に対し
て直交する方向)へ移動自在となっている。
【0021】上述したごとき構成により、キャレッジ6
5に設けたクランプ装置67にてワークWを把持し、ワ
ークWをX軸方向へ動かしパンチング加工を行なう位置
へ位置決めする。そして、所望のパンチ61とダイ63
がワークWの加工位置となるようパンチホルダ31とダ
イホルダ33をY軸方向へ移動位置決めする。その後、
位置決めされたパンチ61の直上にストライカ15が位
置するよう、ストライカ15をY軸方向へ移動せしめ
て、油圧シリンダ5を作動せしめ、ラム11を下降させ
てストライカ15にて所望のパンチ61を打撃してパン
チング加工が施される。
【0022】次に、この発明の実施の形態の例としての
主要部であるパンチ61を備えたパンチホルダ31とダ
イ63を備えたダイホルダ33について詳細に説明す
る。
【0023】図1および図2を参照するに、パンチホル
ダ31とダイホルダ33の構成は、ほぼ同一構成である
ためパンチホルダ31について詳細に説明し、ダイホル
ダ33の構成については省略し、同一部材には同一符号
を付して説明を省略する。
【0024】パンチホルダ31は、前述したごとくLM
ガイドレール37上をY軸方向へボールねじ47の回転
により移動自在となっている。そして、パンチホルダ3
1内は上部タレット71が回転自在に装着され、この上
部タレット71にはパンチ61が碁盤状に複数配置され
ている。
【0025】前記上部タレット71はパンチホルダ31
に設けた曲線用LMガイド部材73を介してパンチホル
ダ31上に装着され回転自在となっていて、上部タレッ
ト71の外周に歯部75が90度よりも若干多い目に刻
設されている。そして、駆動装置77である前記歯部7
5に噛合するラック歯79を備えたラック部材81であ
るピストンがパンチホルダ31のY軸方向へ延伸した駆
動部材83であるシリンダ85内に装着されている。な
お、シリンダ85の左右端にはエンドプレート87が設
けられ、それぞれ左右側に油室89,91が形成されて
いる。
【0026】また、パンチホルダ31の一側に位置決め
用部材93として例えばピストン95を内蔵したシリン
ダ97が設けられ、このピストン95と一体的に設けた
ピストンロッド99の先端が、前記上部タレット71の
外周に設けた複数の係合孔101に係合、離脱自在とな
る。なお、この実施例では係合孔101は90度の位置
に設けられている。
【0027】上記構成により、図1に示された状態よ
り、油室89内へ図示を省略したが油圧発生源より圧油
を供給すると、ピストンであるラック部材81は図1に
おいて左側へ移動しフルストロークする。ラック部材8
1の移動によりラック歯79に噛合した上部タレット7
1に形成した歯部75を介して、上部タレット71は9
0度回転する。なお、位置決め用部材93のピストンロ
ッド99は上部タレット71を回転せしめる時は縮少状
態にあり、90度回転後にピストンロッド99を突出せ
めて係合孔101に挿入して上部タレット71の位置を
固定する。
【0028】ダイホルダ33は、前述したパンチホルダ
31の構成と同一で、図2を参照するに、前述したごと
くLMガイドレール43上をY軸方向(図2おいて図面
に対して直交する方向)へボールねじ49の回転により
移動自在となっている。そして、ダイホルダ33内には
下部タレット103が回転自在に装着され、この下部タ
レット103にはダイ63が碁盤状に複数配置されてい
る。
【0029】前記下部タレット103はダイホルダ33
に設けた曲線LMガイド部材73を介してダイホルダ3
3上に装着され回転自在となっていて、下部タレット1
03の外周に歯部75が90度より若干多い目に刻設さ
れている。そして、この歯部75に噛合する駆動装置7
7であるラック歯79を備えたラック部材81であるピ
ストンおよび駆動部材83であるシリンダ85の関係す
る構成はまったくパンチホルダ1に設けた部材と同一で
あり、説明を省略する。また、ダイホルダ33の一側に
位置決め用部材93が設けられ、この位置決め用部材9
3とまったくパンチホルダ31に設けたものと同一構成
であり説明を省略する。
【0030】上記構成により、パンチホルダ31に設け
た上部タレット71と同様にダイホルダ33に設けた下
部タレット103も90度回転自在となり、下部タレッ
ト103の位置決めは位置決め部材93により行なわれ
る。
【0031】上述したごとく、上部タレット71に複数
設けたパンチ61と下部タレット103に相対向して複
数設けたダイ63を90度回転させることにより、例え
ば、図3に示されているごとく、図中に実線で示したパ
ンチ61とダイ63はY軸方向へ短かいピッチY1とY
2で配置され、X軸方向へは長いピッチX1とX2で配
置されていて、この実線で示した状態より90度以上、
下部タレット71,103を回転せしめると2点鎖線で
示した位置にパンチ61とダイ63が位置する。このた
め、パンチ61とダイ63の位置が異なるので見かけの
金型本数を倍に増やし、同一形状、寸法の金型で方向を
異にした穴加工も行うことができ、生産性の向上を図る
ことができる。
【0032】図4には、他の実施の形態の例を示し、上
述した実施の形態の例とは、パンチ61を備えた上部タ
レット71とダイ63を備えた下部タレット103を回
転せしめる駆動装置77の構成が異なるものである。な
お、図4には上部タレット71が示されているが、下部
タレット103を回転せしめ駆動装置77は上部タレッ
ト71を回転せしめる駆動装置77とまったく同一のた
め図示を省略してあり、また、前述した実施の形態の例
と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0033】パンチホルダ31内に回転自在に設けた上
部タレット71の外周に歯部75が刻設されていて、駆
動装置77である前記歯部75に噛合するラック歯79
を備えたラック部材81であるラック本体105がY軸
方向へ移動自在に設けられている。
【0034】より詳細には、ラック本体105は、パン
チホルダ31に設けたLMガイドレール107にLMガ
イド109を介して装着され、ラック本体105の長手
方向へ貫通したねじ111にねじ棒113が螺合してい
る。そして、ねじ棒113の両側は軸受115に回転自
在に支承され、このねじ棒13の片側には駆動部材83
である駆動モータ117が連結されている。
【0035】上記構成により、モータ117を駆動せし
めねじ棒113を回転させると、このねじ棒113に螺
合したラック本体105はY軸方向へ移動し、ラック本
体105に形成したラック歯79に螺合した歯部75を
介して上部タレット71は、例えば180度あるいは自
在な角度に上部タレット71を廻すことができる。そし
て、所定角度上部タレット71が廻ったところで、位置
決め用部材93により位置を固定する。
【0036】而して、その効果は前述した実施の形態の
例と同様となると共に、角形状、長方形状、多角形状、
楕円形状等の金型を採用すると見かけの金型本数を倍増
することができ、生産性の向上を図ることができる。
【0037】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態の例に限定されることなく、適宜な変更を行なうこと
により、その他の態様で実施し得るものである。例え
ば、本実施の形態の例ではパンチホルダ31とダイホル
ダ33をX,Y軸のうちー軸移動させている。しかし、
パンチホルダ31とダイホルダ33を全く移動させず、
ストライカ15をX,Y軸の2方向に移動させる方式で
ある例えば、実公平3−4411号記載の方式を採用し
ても可能である。また、第1の実施の形態の例で説明し
た駆動部材83として、シリンダ85を用いて上,下部
タレット71,103を90度回転させているが、ラッ
ク部材81に設けたラック歯79の長さと、下部タレッ
ト71,103の外周に刻設した歯部75を延長して刻
設し、180度あるいは任意の回転位置にしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例の説明より
理解されるように、請求項1,2によるこの発明によれ
ば、碁盤状に複数設けたパンチを備えた上部タレット
と、このパンチと相対向して設けたダイを備えた下部タ
レットとを、同期してそれぞれ駆動部材にて回転せしめ
る。而して、見かけの金型本数を倍増することができ、
同一形状、寸法の金型で方向を異にした穴加工も行うこ
とができ、生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、上部タレットの平面
説明図である。
【図2】図1における右側より見た側面説明図である。
【図3】この発明の作用説明図である。
【図4】この発明の他の実施の形態の例を示し、上部タ
レットの平面説明図である。
【図5】この発明を実施する実施の形態の一例を示し、
パンチプレスの概略構成を表する正面説明図である。
【図6】図5における右側より見た側面説明図である。
【図7】従来例を示し、パンチプレスの概略構成を表す
る正面説明図である。
【図8】図7における平面説明図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 3 門型フレーム(フレーム) 5 油圧シリンダ(アクチュエータ) 11 ラム 15 ストライカ 31 パンチホルダ 33 ダイホルダ 61 パンチ 63 ダイ 71 上部タレット 75 歯部 77 駆動装置 79 ラック歯 81 ラック部材 83 駆動部材 103 下部タレット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチホルダとダイホルダ内にそれぞれ
    相対向して複数行、複数列に配置した複数のパンチとダ
    イを備えた回転自在な上部タレットと下部タレットを設
    け、この上部タレットと下部タレットを回転せしめる駆
    動装置を前記パンチホルダとダイホルダに設けてなるこ
    とを特徴とするパンチプレス。
  2. 【請求項2】 前記上部タレットと下部タレットを回転
    せしめる駆動装置は、上部タレットと下部タレットの外
    周に刻設した歯部に噛合するラック歯を備えたラック部
    材を移動させる駆動部材をパンチホルダとダイホルダに
    設けてなることを特徴とする請求項1記載のパンチプレ
    ス。
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