JPH0912413A - 水中防汚剤 - Google Patents
水中防汚剤Info
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- JPH0912413A JPH0912413A JP7180979A JP18097995A JPH0912413A JP H0912413 A JPH0912413 A JP H0912413A JP 7180979 A JP7180979 A JP 7180979A JP 18097995 A JP18097995 A JP 18097995A JP H0912413 A JPH0912413 A JP H0912413A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (A)水に対する接触角が50°以上である
疎水性シリコーンオイルにカップリング剤を反応又は混
合した組成物と、(B)水に対する接触角が10°以上
50°未満である弱親水性シリコーンオイルとの混合物
を主成分とする水中防汚剤を提供する。この場合、
(A)成分と(B)成分との重量比が10:90〜9
0:10の範囲内にあることが好ましい。 【効果】 海中汚損生物に対して十分な付着防止効果を
発揮でき、更に付着防止効果の持続性が十分にあり、船
舶、橋梁や海上タンク等の海中構築物、養殖用の支柱、
魚網、定置網等に海中生物が付着することを効果的に防
止できる。
疎水性シリコーンオイルにカップリング剤を反応又は混
合した組成物と、(B)水に対する接触角が10°以上
50°未満である弱親水性シリコーンオイルとの混合物
を主成分とする水中防汚剤を提供する。この場合、
(A)成分と(B)成分との重量比が10:90〜9
0:10の範囲内にあることが好ましい。 【効果】 海中汚損生物に対して十分な付着防止効果を
発揮でき、更に付着防止効果の持続性が十分にあり、船
舶、橋梁や海上タンク等の海中構築物、養殖用の支柱、
魚網、定置網等に海中生物が付着することを効果的に防
止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船舶、海洋構築物の没水
部、発電所の導水路管、魚網等の表面に海中の生物が付
着することを防止する水中防汚剤に関する。
部、発電所の導水路管、魚網等の表面に海中の生物が付
着することを防止する水中防汚剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】船舶、
橋梁や海上タンク、ブイ等の海中構築物、発電所の導水
路管、魚介類養殖に使用される養殖用の支柱、魚網、定
置網等には、フジツボ、藻類、二枚貝類、ホヤ、フサコ
ケムシ、カサネカンザシ、イソギンチャク、ワレカラな
ど多種多様な海中生物が付着する。これら海中生物の付
着により船舶では走行速度の低下を生じ、速度を保つに
は燃料費が増加する。また、発電所の導水路管では管の
閉塞や基材への侵食が起きている。網生け簀においては
網目が付着生物によって目詰まりし、海水循環不良によ
り養殖魚の大量致死等の損害が生じる。
橋梁や海上タンク、ブイ等の海中構築物、発電所の導水
路管、魚介類養殖に使用される養殖用の支柱、魚網、定
置網等には、フジツボ、藻類、二枚貝類、ホヤ、フサコ
ケムシ、カサネカンザシ、イソギンチャク、ワレカラな
ど多種多様な海中生物が付着する。これら海中生物の付
着により船舶では走行速度の低下を生じ、速度を保つに
は燃料費が増加する。また、発電所の導水路管では管の
閉塞や基材への侵食が起きている。網生け簀においては
網目が付着生物によって目詰まりし、海水循環不良によ
り養殖魚の大量致死等の損害が生じる。
【0003】かかる海中生物の付着を防止する方法とし
て、かつては銅化合物や有機錫化合物等のような金属化
合物を主成分とする水中防汚剤が用いられてきた。しか
し、これら金属化合物は魚介類へ蓄積し、ひいてはそれ
を食した人体への悪影響が懸念される。また、強い刺激
臭や毒性を有するため水中防汚剤使用時の作業員の体へ
の影響が心配されている。
て、かつては銅化合物や有機錫化合物等のような金属化
合物を主成分とする水中防汚剤が用いられてきた。しか
し、これら金属化合物は魚介類へ蓄積し、ひいてはそれ
を食した人体への悪影響が懸念される。また、強い刺激
臭や毒性を有するため水中防汚剤使用時の作業員の体へ
の影響が心配されている。
【0004】このため、魚介類や人体に対して安全性が
高く、海の付着生物に対して十分な付着防止効果を持
ち、更に付着防止効果の持続期間がより長い性能を有す
る水中防汚剤の開発が要望されており、最近では金属化
合物の水中防汚剤の使用が規制されているため、金属化
合物を含まないより安全な水中防汚剤へと移り変わって
きている。
高く、海の付着生物に対して十分な付着防止効果を持
ち、更に付着防止効果の持続期間がより長い性能を有す
る水中防汚剤の開発が要望されており、最近では金属化
合物の水中防汚剤の使用が規制されているため、金属化
合物を含まないより安全な水中防汚剤へと移り変わって
きている。
【0005】このような点から従来種々の水中防汚剤が
提案されているが、特にシリコーン系樹脂を用いた水中
防汚剤の提案が数多く、例えば、反応硬化型シリコーン
樹脂とRxSi(R´OH)yO(4-x-y)/2で表される分
子量250〜200,000の水酸基含有シリコーン樹
脂とからなる剤(特開昭62−252480号公報)、
反応硬化型シリコーン樹脂とRxSi(R´X)yO
(4-x-y)/2で表される極性基含有シリコーン樹脂とから
なる剤(特開昭63−43973号公報)、反応硬化型
シリコーン樹脂とRxSi(ROR )yO(4-x-y)/2のシ
リコーン樹脂とからなる剤(特開平3−255169号
公報)、皮膜形成樹脂にHLBが3〜12の範囲にある
オキシアルキレン基含有鎖状オルガノポリシロキサンを
混入した剤(特開平3−20370号公報)、室温硬化
性シリコーンゴムとHLBが2〜10の範囲にあるポリ
オキシアルキレン含有オルガノポリシロキサンとの混合
物(特開平4−142373号公報)等が報告されてお
り、これらは、いずれの場合でもシリコーンゴム,シリ
コーンワニス,アクリル樹脂,メラミン樹脂,ポリエス
テル樹脂等に保持することによって水中での防汚効果を
達成するものである。
提案されているが、特にシリコーン系樹脂を用いた水中
防汚剤の提案が数多く、例えば、反応硬化型シリコーン
樹脂とRxSi(R´OH)yO(4-x-y)/2で表される分
子量250〜200,000の水酸基含有シリコーン樹
脂とからなる剤(特開昭62−252480号公報)、
反応硬化型シリコーン樹脂とRxSi(R´X)yO
(4-x-y)/2で表される極性基含有シリコーン樹脂とから
なる剤(特開昭63−43973号公報)、反応硬化型
シリコーン樹脂とRxSi(ROR )yO(4-x-y)/2のシ
リコーン樹脂とからなる剤(特開平3−255169号
公報)、皮膜形成樹脂にHLBが3〜12の範囲にある
オキシアルキレン基含有鎖状オルガノポリシロキサンを
混入した剤(特開平3−20370号公報)、室温硬化
性シリコーンゴムとHLBが2〜10の範囲にあるポリ
オキシアルキレン含有オルガノポリシロキサンとの混合
物(特開平4−142373号公報)等が報告されてお
り、これらは、いずれの場合でもシリコーンゴム,シリ
コーンワニス,アクリル樹脂,メラミン樹脂,ポリエス
テル樹脂等に保持することによって水中での防汚効果を
達成するものである。
【0006】しかしながら、水中防汚剤を使用する際
は、一般にこの水中防汚剤を塗布基盤上に塗った後、大
気中で乾燥させてから水中に浸漬しているが、上記の水
中防汚性に優れた剤でも、例えば、シリコーンゴムやア
クリル樹脂といった硬化型樹脂を使用する水中防汚剤
は、樹脂自体の防汚効果を期待できない上、この表面に
存在するシリコーンオイルが水中に流入するのに伴って
減少すると、硬化型樹脂の表面には生物付着が起こり始
め、生物付着は抑えられない。
は、一般にこの水中防汚剤を塗布基盤上に塗った後、大
気中で乾燥させてから水中に浸漬しているが、上記の水
中防汚性に優れた剤でも、例えば、シリコーンゴムやア
クリル樹脂といった硬化型樹脂を使用する水中防汚剤
は、樹脂自体の防汚効果を期待できない上、この表面に
存在するシリコーンオイルが水中に流入するのに伴って
減少すると、硬化型樹脂の表面には生物付着が起こり始
め、生物付着は抑えられない。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
防汚効果に優れたシリコーンオイルを硬化型樹脂等の他
のシリコーンオイルの保持体を使用することなく基盤上
に長期に亘り保持することができる水中防汚剤を提供す
ることを目的とする。
防汚効果に優れたシリコーンオイルを硬化型樹脂等の他
のシリコーンオイルの保持体を使用することなく基盤上
に長期に亘り保持することができる水中防汚剤を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
上記目的を達成するため、一般に流動性が高いため塗布
基盤上へ長期間保持することが困難と考えられてきたシ
リコーンオイルを、水に対する接触角が50°以上であ
る疎水性シリコーンオイルと水に対する接触角が10°
以上50°未満である弱親水性シリコーンオイルとの組
合せにすることにより、従来からの硬化型樹脂とシリコ
ーンオイルとの混合組成物による水中防汚剤よりもシリ
コーンオイルの保持力が大きく、良好な防汚効果を得る
ことができる水中防汚剤を提案した。本発明者らは、こ
の提案に基き更に引き続いて良好な防汚効果を長期に亘
り維持できる水中防汚剤を得るべく鋭意検討を行った結
果、水に対する接触角が50°以上である疎水性シリコ
ーンオイルにカップリング剤を反応又は混合した組成物
と水に対する接触角が10°以上50°未満である弱親
水性シリコーンオイルとを適量配合した水中防汚剤に優
れた防汚効果を有することを知見した。
上記目的を達成するため、一般に流動性が高いため塗布
基盤上へ長期間保持することが困難と考えられてきたシ
リコーンオイルを、水に対する接触角が50°以上であ
る疎水性シリコーンオイルと水に対する接触角が10°
以上50°未満である弱親水性シリコーンオイルとの組
合せにすることにより、従来からの硬化型樹脂とシリコ
ーンオイルとの混合組成物による水中防汚剤よりもシリ
コーンオイルの保持力が大きく、良好な防汚効果を得る
ことができる水中防汚剤を提案した。本発明者らは、こ
の提案に基き更に引き続いて良好な防汚効果を長期に亘
り維持できる水中防汚剤を得るべく鋭意検討を行った結
果、水に対する接触角が50°以上である疎水性シリコ
ーンオイルにカップリング剤を反応又は混合した組成物
と水に対する接触角が10°以上50°未満である弱親
水性シリコーンオイルとを適量配合した水中防汚剤に優
れた防汚効果を有することを知見した。
【0009】即ち、水に対する接触角が50°以上であ
る疎水性シリコーンオイルにカップリング剤を反応又は
混合した組成物と、水に対する接触角が10°以上50
°未満である弱親水性シリコーンオイルとを適量配合し
た水中防汚剤が、該水中防汚剤を構成する三成分の相乗
効果により、上記硬化型樹脂とシリコーンオイルとの混
合防汚剤及び疎水性シリコーンオイルと弱親水性シリコ
ーンオイルとを混合した組成物よりもシリコーンオイル
の保持力が大きく、良好な防汚効果を長期間にわたって
維持することを見出し、本発明をなすに至ったものであ
る。
る疎水性シリコーンオイルにカップリング剤を反応又は
混合した組成物と、水に対する接触角が10°以上50
°未満である弱親水性シリコーンオイルとを適量配合し
た水中防汚剤が、該水中防汚剤を構成する三成分の相乗
効果により、上記硬化型樹脂とシリコーンオイルとの混
合防汚剤及び疎水性シリコーンオイルと弱親水性シリコ
ーンオイルとを混合した組成物よりもシリコーンオイル
の保持力が大きく、良好な防汚効果を長期間にわたって
維持することを見出し、本発明をなすに至ったものであ
る。
【0010】従って、本発明は、(A)水に対する接触
角が50°以上である疎水性シリコーンオイルにカップ
リング剤を反応又は混合した組成物と、(B)水に対す
る接触角が10°以上50°未満である弱親水性シリコ
ーンオイルとの混合物を主成分とする水中防汚剤を提供
する。この場合、(A)成分と(B)成分との重量比が
10:90〜90:10の範囲内にあることが好まし
い。
角が50°以上である疎水性シリコーンオイルにカップ
リング剤を反応又は混合した組成物と、(B)水に対す
る接触角が10°以上50°未満である弱親水性シリコ
ーンオイルとの混合物を主成分とする水中防汚剤を提供
する。この場合、(A)成分と(B)成分との重量比が
10:90〜90:10の範囲内にあることが好まし
い。
【0011】以下、本発明につき、更に詳しく説明する
と、本発明の水中防汚剤は、水に対する接触角が50°
以上である疎水性シリコーンオイルにカップリング剤を
反応又は混合した組成物と、水に対する接触角が10°
以上50°未満である弱親水性のシリコーンオイルとの
混合物を主成分とするものである。ここで水に対する接
触角が50°以上である疎水性シリコーンオイルとして
はポリジメチルシリコーンオイル、エポキシ変性シリコ
ーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、フッ素変性
シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル等
を挙げることができる。
と、本発明の水中防汚剤は、水に対する接触角が50°
以上である疎水性シリコーンオイルにカップリング剤を
反応又は混合した組成物と、水に対する接触角が10°
以上50°未満である弱親水性のシリコーンオイルとの
混合物を主成分とするものである。ここで水に対する接
触角が50°以上である疎水性シリコーンオイルとして
はポリジメチルシリコーンオイル、エポキシ変性シリコ
ーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、フッ素変性
シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル等
を挙げることができる。
【0012】カップリング剤としては、ビニルトリクロ
ルシラン、ビニル(βメトキシエトキシ)シラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−
(3、4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、
シラザン、チタネート等が挙げられる。この場合、上記
疎水性シリコーンオイルとカップリング剤との反応又は
混合割合は、重量比として100:0.1〜100:1
0の範囲、特に100:0.5〜100:2の範囲が好
ましい。
ルシラン、ビニル(βメトキシエトキシ)シラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−
(3、4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、
シラザン、チタネート等が挙げられる。この場合、上記
疎水性シリコーンオイルとカップリング剤との反応又は
混合割合は、重量比として100:0.1〜100:1
0の範囲、特に100:0.5〜100:2の範囲が好
ましい。
【0013】次に、弱親水性シリコーンオイルとして
は、水に対する接触角が10°以上50°未満である弱
親水性シリコーンオイルを使用する。水に対する接触角
が10°未満である弱親水性シリコーンオイルを用いる
と水に溶け易くなり、防汚効果が低下してしまう。ここ
で、水に対する接触角が10°以上50°未満である弱
親水性シリコーンオイルとしては具体的にはカルボキシ
ル変性シリコーンオイル、カルビノール変性シリコーン
オイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アミノ変
性シリコーンオイル、フェノール変性シリコーンオイル
等を挙げることができる。この場合、上記疎水性シリコ
ーンオイルにカップリング剤を反応又は混合させた組成
物と弱親水性シリコーンオイルとの配合割合は、重量比
として10:90〜90:10の範囲、特に30:70
〜80:20の範囲にあることが好ましく上記範囲外で
あると防汚効果が低下する場合がある。
は、水に対する接触角が10°以上50°未満である弱
親水性シリコーンオイルを使用する。水に対する接触角
が10°未満である弱親水性シリコーンオイルを用いる
と水に溶け易くなり、防汚効果が低下してしまう。ここ
で、水に対する接触角が10°以上50°未満である弱
親水性シリコーンオイルとしては具体的にはカルボキシ
ル変性シリコーンオイル、カルビノール変性シリコーン
オイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アミノ変
性シリコーンオイル、フェノール変性シリコーンオイル
等を挙げることができる。この場合、上記疎水性シリコ
ーンオイルにカップリング剤を反応又は混合させた組成
物と弱親水性シリコーンオイルとの配合割合は、重量比
として10:90〜90:10の範囲、特に30:70
〜80:20の範囲にあることが好ましく上記範囲外で
あると防汚効果が低下する場合がある。
【0014】本発明の水中防汚剤は、水に対する接触角
が50°以上の疎水性シリコーンオイルにカップリング
剤を反応又は混合させた組成物と水に対する接触角が1
0°以上50°未満の弱親水性シリコーンオイルとの混
合物を主成分とするものであるが、その形態はこの混合
物をそのまま使用しても、塗料、溶液、乳剤の形に調整
したものでもよい。なお、塗料、溶液、乳剤等に調整し
た形態とする場合、かかる混合物を1重量%以上、特に
10〜50重量%含有するように調整するのが好まし
い。溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン、メタ
ノール、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン、
1−メトキシ−2−プロパノール等を挙げることができ
る。更に、必要に応じて通常塗料に使用される界面活性
剤、増粘剤、可塑剤、着色顔料、体質顔料、生理活性物
質及びタレ止め剤等を配合することができ、水中防汚剤
の使用場所等に応じてこれらの配合量を決定することに
よって、基盤に応じた水中防汚剤を得ることができる。
が50°以上の疎水性シリコーンオイルにカップリング
剤を反応又は混合させた組成物と水に対する接触角が1
0°以上50°未満の弱親水性シリコーンオイルとの混
合物を主成分とするものであるが、その形態はこの混合
物をそのまま使用しても、塗料、溶液、乳剤の形に調整
したものでもよい。なお、塗料、溶液、乳剤等に調整し
た形態とする場合、かかる混合物を1重量%以上、特に
10〜50重量%含有するように調整するのが好まし
い。溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン、メタ
ノール、酢酸エチル、メチルエチルケトン、アセトン、
1−メトキシ−2−プロパノール等を挙げることができ
る。更に、必要に応じて通常塗料に使用される界面活性
剤、増粘剤、可塑剤、着色顔料、体質顔料、生理活性物
質及びタレ止め剤等を配合することができ、水中防汚剤
の使用場所等に応じてこれらの配合量を決定することに
よって、基盤に応じた水中防汚剤を得ることができる。
【0015】本発明の水中防汚剤は、その使用方法には
特に制限はなく、塗料として塗布したり、浸漬処理等の
方法で船舶、橋梁や海上タンク、ブイ等の海中構築物、
発電所の導水路管、魚介類養殖に使用される養殖用の支
柱、魚網、定置網等を処理することができる。なお、対
象となる魚網の素材には特に制限はなく、例えば綿、
麻、絹、羊毛等の天然繊維、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリフッ化エチレン、ポリアミド、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリロ
ニトリル等のような合成繊維で作られた魚網に適用する
ことができる。
特に制限はなく、塗料として塗布したり、浸漬処理等の
方法で船舶、橋梁や海上タンク、ブイ等の海中構築物、
発電所の導水路管、魚介類養殖に使用される養殖用の支
柱、魚網、定置網等を処理することができる。なお、対
象となる魚網の素材には特に制限はなく、例えば綿、
麻、絹、羊毛等の天然繊維、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリフッ化エチレン、ポリアミド、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリロ
ニトリル等のような合成繊維で作られた魚網に適用する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の水中防汚剤によれば、海中汚損
生物に対して十分な付着防止効果を発揮でき、更に付着
防止効果の持続性が十分にあり、船舶、橋梁や海上タン
ク等の海中構築物、養殖用の支柱、魚網、定置網等に海
中生物が付着することを効果的に防止できるものであ
る。
生物に対して十分な付着防止効果を発揮でき、更に付着
防止効果の持続性が十分にあり、船舶、橋梁や海上タン
ク等の海中構築物、養殖用の支柱、魚網、定置網等に海
中生物が付着することを効果的に防止できるものであ
る。
【0017】更に、本発明の水中防汚剤によれば、他の
硬化型樹脂等のシリコーンオイル保持体を使用せずに基
盤上に直接塗布して使用することができるので簡便性に
優れたものである。
硬化型樹脂等のシリコーンオイル保持体を使用せずに基
盤上に直接塗布して使用することができるので簡便性に
優れたものである。
【0018】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、各シリコーンオイルの接触角はF
ACE接触角計CA−S150型(協和界面科学社製)
を用いて液滴法により測定を行った。
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。なお、各シリコーンオイルの接触角はF
ACE接触角計CA−S150型(協和界面科学社製)
を用いて液滴法により測定を行った。
【0019】[実施例1〜6、比較例1〜9]表1,2
に示す処方の水中防汚剤を調製した。次に、それぞれの
水中防汚剤に魚網を浸漬した後、取り出し、これを18
時間風乾して防汚処理した。このように防汚処理した4
00×200mmの魚網をステンレススチール枠に張り
付けて1.5mの深さで海中に吊した。この海水中に浸
漬した魚網は1ヵ月毎に引き上げて生物の付着状況を観
察し、下記基準により評価した。結果を表3,4に示
す。 1;生物が全く付着していない。 2;生物が部分的に少量付着している。 3;生物が全体的に少量付着している。 4;生物が全体的にかなり付着している。
に示す処方の水中防汚剤を調製した。次に、それぞれの
水中防汚剤に魚網を浸漬した後、取り出し、これを18
時間風乾して防汚処理した。このように防汚処理した4
00×200mmの魚網をステンレススチール枠に張り
付けて1.5mの深さで海中に吊した。この海水中に浸
漬した魚網は1ヵ月毎に引き上げて生物の付着状況を観
察し、下記基準により評価した。結果を表3,4に示
す。 1;生物が全く付着していない。 2;生物が部分的に少量付着している。 3;生物が全体的に少量付着している。 4;生物が全体的にかなり付着している。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】*1 水に対する接触角が74°、エポキ
シ基当量350のエポキシ変性シリコーンオイル(25
℃の粘度2000cs)
シ基当量350のエポキシ変性シリコーンオイル(25
℃の粘度2000cs)
【0025】
【化1】
【0026】*2 水に対する接触角が103°のポリ
ジメチルシリコーンオイル(25℃の粘度3000c
s)
ジメチルシリコーンオイル(25℃の粘度3000c
s)
【0027】
【化2】
【0028】*3 γ−アミノプロピルトリエトキシシ
ラン H2NC3H6Si(OC2H5)3
ラン H2NC3H6Si(OC2H5)3
【0029】*4 N−β(アミノエチル)γ−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン H2NC2H4NHC3H6Si(OC H3)3
プロピルメチルジメトキシシラン H2NC2H4NHC3H6Si(OC H3)3
【0030】*5 水に対する接触角が39°のカルビ
ノール変性シリコーンオイル(25℃の粘度125c
s)
ノール変性シリコーンオイル(25℃の粘度125c
s)
【0031】
【化3】
【0032】*6 水に対する接触角が26°のポリエ
ーテル変性シリコーンオイル(25℃の粘度140c
s)
ーテル変性シリコーンオイル(25℃の粘度140c
s)
【0033】
【化4】
【0034】*7 水に対する接触角が3°のポリエー
テル変性シリコーンオイル(25℃の粘度100cs)
テル変性シリコーンオイル(25℃の粘度100cs)
【0035】
【化5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正喜 東京都千代田区大手町二丁目6番1号 信 越化学工業株式会社内 (72)発明者 宮路 敦 東京都千代田区内神田1−5−13 信越ア ステック株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)水に対する接触角が50°以上で
ある疎水性シリコーンオイルにカップリング剤を反応又
は混合した組成物と、(B)水に対する接触角が10°
以上50°未満である弱親水性シリコーンオイルとの混
合物を主成分とする水中防汚剤。 - 【請求項2】 (A)成分と(B)成分の重量比が1
0:90〜90:10の範囲内にある請求項1記載の水
中防汚剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180979A JPH0912413A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 水中防汚剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180979A JPH0912413A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 水中防汚剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0912413A true JPH0912413A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16092631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7180979A Pending JPH0912413A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 水中防汚剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0912413A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011070411A3 (en) * | 2009-12-10 | 2011-12-01 | Geco Technology B.V. | Systems and methods for marine anti-fouling |
| JP2012107013A (ja) * | 2011-11-25 | 2012-06-07 | Chugoku Marine Paints Ltd | 防汚剤組成物、防汚処理基材、並びに基材の防汚処理方法 |
| WO2016203621A1 (ja) * | 2015-06-18 | 2016-12-22 | 日東電工株式会社 | 防汚組成物、防汚層、防汚フィルム、および防汚テープ |
| US9857487B2 (en) | 2012-10-01 | 2018-01-02 | Westerngeco Llc | Solid marine seismic streamers |
| WO2018182023A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 日東電工株式会社 | 塗膜形成用組成物、塗膜及び粘着シート |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7180979A patent/JPH0912413A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011070411A3 (en) * | 2009-12-10 | 2011-12-01 | Geco Technology B.V. | Systems and methods for marine anti-fouling |
| CN102753994A (zh) * | 2009-12-10 | 2012-10-24 | 格库技术有限公司 | 海洋防结垢系统和方法 |
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