JPH09125048A - シリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム製ジッパーガスケット - Google Patents

シリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム製ジッパーガスケット

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JPH09125048A
JPH09125048A JP30504995A JP30504995A JPH09125048A JP H09125048 A JPH09125048 A JP H09125048A JP 30504995 A JP30504995 A JP 30504995A JP 30504995 A JP30504995 A JP 30504995A JP H09125048 A JPH09125048 A JP H09125048A
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polyolefin
organic
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JP30504995A
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Masaharu Takahashi
政晴 高橋
Masachika Yoshino
正親 吉野
Tsutomu Nakamura
中村  勉
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (1)エチレン−プロピレン系有機ポリ
マー及び/又はエチレン−プロピレン−ジエン系有機ポ
リマー 100重量部 (2)下記平均組成式(1) R1 nSiO(4-n)/2 …(1) (但し、R1は同一又は異種の非置換又は置換の一価炭
化水素基、nは1.98〜2.02の正数である。)で
示されるジオルガノポリシロキサン
10〜500重量部 (3)比表面積が50m2/g以上である補強性シリカ
粉末10〜150重量部 (4)有機過酸化物
0.1〜5重量部 を含有するシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム組成
物を加硫成形してなることを特徴とするジッパーガスケ
ット。 【効果】 本発明のシリコーン−ポリオレフィン系有機
ゴム製ジッパーガスケットは、耐候性、耐クリープ性、
着色性に優れ、ガラス保持力が高く、耐風圧強度にも優
れ、かつ通年の温度変化に対しても安定した施工性を有
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐候性、耐クリー
プ性に優れ、ガラス保持力が高く、耐風圧強度にも優
れ、かつ通年の温度変化に対して安定した施工性が得ら
れるシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム製ジッパー
ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
建築用のジッパーガスケットとしては、エチレン−プロ
ピレン−ジエン系ゴムやクロロプレン系ゴム等のゴム材
料で成形されたものが使用されているが、これらのジッ
パーガスケットは建築物の耐用年数の増大とガスケット
材の耐候性、耐クリープ性、着色性、施工性等の様々な
向上要求に応じきれないものとなってきている。
【0003】そこで、近年、このようなジッパーガスケ
ットの改良のため特開平5−132664号、同5−2
87205号公報にシリコーンゴム製ジッパーガスケッ
トが提案されているが、シリコーンゴム製ジッパーガス
ケットは、低分子シロキサンにより周囲が汚染され易い
こと、輸送のために切断又はガラスはめ込み時に傷付い
た場合、シリコーンゴムの離型性の良さから接着剤など
で補修することが困難であり、またシリコーンゴムはク
ロロプレン系ゴムなどと比べて、破断強度が劣り、ゴム
硬度も低く、高層建築には不向きであるなどの問題を有
していた。
【0004】また、特開平6−93249号公報には、
上記したような周囲への汚染性を改良するためにシリコ
ーンゴムガスケット本体の表面にエチレン−プロピレン
−ジエン共重合体、オルガノハイドロジェンポリシロキ
サン、白金からなる硬化皮膜を設けたガスケットが提案
されている。しかし、このガスケットは、効率的に製造
することが難しく、また破断強度も十分ではなかった。
【0005】更に、クロロプレン系ゴムガスケットで
は、冬期施工時にゴムが硬くなり、夏期施工時に比較し
てガラスを挿入するときに施工者が多大の力を要すると
いう問題があった。従って、より優れた特性を有するジ
ッパーガスケットの開発が望まれる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
耐候性、耐クリープ性、着色性に優れ、かつ通年の温度
変化に対しても安定な施工性が得られるジッパーガスケ
ットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、エチレン−プロピレン系有機ポリマー及び/又はエ
チレン−プロピレン−ジエン系有機ポリマー100重量
部と、平均組成式(1)で示されるジオルガノポリシロ
キサン10〜500重量部と、比表面積が50m2/g
以上である補強性シリカ粉末10〜150重量部と、有
機過酸化物0.1〜5重量部とを含有するシリコーン−
ポリオレフィン系有機ゴム組成物を加硫成形してジッパ
ーガスケットを形成した場合、シリコーンゴムとポリオ
レフィン系有機ゴムとの特性を兼ね備え、高強度で耐風
圧強度に優れ、ガラス保持力も高く、かつ通年の温度変
化に対して安定した施工性が得られ、着色性も良好であ
ること、このため耐候性、耐クリープ性、着色性に優
れ、高い施工性を有し、近年の建築分野における要望に
十分対応できるジッパーガスケットが得られることを知
見し、本発明をなすに至った。
【0008】従って、本発明は、 (1)エチレン−プロピレン系有機ポリマー及び/又はエチレン−プロピレン− ジエン系有機ポリマー 100重量部 (2下記平均組成式(1) R1 nSiO(4-n)/2 …(1) (但し、R1は同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基、nは1.98 〜2.02の正数である。) で示されるジオルガノポリシロキサン 10〜500重量部 (3)比表面積が50m2/g以上である補強性シリカ粉末 10〜150重量部 (4)有機過酸化物 0.1〜5重量部 を含有するシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム組成
物を加硫成形してなることを特徴とするジッパーガスケ
ットを提供する。
【0009】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明のシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム製
ジッパーガスケットは、エチレン−プロピレン系有機ポ
リマー及び/又はエチレン−プロピレン−ジエン系有機
ポリマー、ジオルガノポリシロキサン、補強性シリカ粉
末、有機過酸化物を含有するシリコーン−ポリオレフィ
ン系有機ゴム組成物を加硫成形することにより得られる
ものである。
【0010】ここで、第1成分の有機ポリマーとして
は、エチレン−プロピレン系有機ポリマー(以下EPM
と略記する)、エチレン−プロピレン−ジエン系有機ポ
リマー(以下EPDMと略記する)又はこれらの混合物
を使用する。
【0011】上記EPM及びEPDMとしては公知のも
のを用いることができるが、これらはエチレン含有率が
40〜70重量%程度のものとすることがよく、EPD
Mとしては例えばジエンモノマーにエチリデンノルボル
ネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジエンを
用いたものが挙げられる。この分子量は特に制限されな
いが、加工性よりムーニー粘度(ML100℃)が20
〜120のものが好ましい。またパラフィン系オイル、
ナフテン系オイル等の石油系軟化剤を添加したものであ
ってもよい。
【0012】次に、第2成分のジオルガノポリシロキサ
ンは、第1成分のポリオレフィン系有機ポリマーの耐候
性、耐温度変化性を改善するために添加されるもので、
平均組成式(1) R1 nSiO(4-n)/2 …(1) (但し、R1は同一又は異種の非置換又は置換の一価炭
化水素基、nは1.98〜2.02の正数である。)で
示されるものが使用される。
【0013】上記式(1)において、R1はメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基、シ
クロヘキシル基などのシクロアルキル基等の脂肪族飽和
炭化水素基、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ヘキセ
ニル基などのアルケニル基等の脂肪族不飽和基、フェニ
ル基、トリル基などのアリール基、またはこれらの基の
炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン
原子、シアノ基などで置換したクロロメチル基、トリフ
ロロプロピル基などのハロゲン置換アルキル基、シアノ
エチル基などのシアノ置換アルキル基などから選択され
る、同一又は異種の好ましくは炭素数1〜10、より好
ましくは1〜8の非置換又は置換の一価炭化水素基であ
る。なお、R1は0.001〜5モル%、特に0.01
〜0.5モル%がアルケニル基、特にビニル基であるこ
とが好ましい。nは1.98〜2.02である。
【0014】更に、上記式(1)のジオルガノポリシロ
キサンは、分子鎖末端がトリメチルシリル基、ジメチル
フェニルシリル基、ジメチルヒドロキシシリル基、ジメ
チルビニルシリル基、トリビニルシリル基などで封鎖さ
れたものである。
【0015】この種のオルガノポリシロキサンは、通常
選択されたオルガノハロゲノシランの1種又は2種以上
を(共)加水分解縮合することにより、あるいは環状ポ
リシロキサン(シロキサンの3量体あるいは4量体な
ど)をアルカリ性又は酸性の触媒を用いて開環重合する
ことによって得ることができるもので、このものは基本
的には直鎖状のジオルガノポリシロキサンであるが、分
子構造の異なる2種以上の混合物であってもよい。な
お、このオルガノポリシロキサンは25℃における粘度
が100cs以上であることが好ましく、特に100,
000〜10,000,000csであることが好まし
い。
【0016】上記式(1)のジオルガノポリシロキサン
の添加量は、第1成分の有機ポリマー100部(重量
部、以下同様)に対して10〜500部、好ましくは3
0〜300部とするもので、10部未満ではポリオレフ
ィン系有機ポリマーの耐候性、耐温度変化性を改善する
のに十分でなく、500部を超えると成形されたジッパ
ーガスケットの強度が劣ったり硬さが十分でなくなる。
【0017】第3成分の補強性シリカ粉末は、機械的強
度の優れたシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴムを得
るために必須とされるものであるが、この目的のために
は比表面積が50m2/g以上、好ましくは100〜4
00m2/gのものとする必要がある。比表面積が50
2/gに満たないと硬化物の機械的強度が低くなって
しまう。
【0018】このような補強性シリカ粉末としては、例
えば煙霧質シリカ、沈澱シリカ及びこれらの表面をクロ
ロシラン、アルコキシシラン、シラザン等で疎水化処理
したシリカなどが挙げられる。
【0019】補強性シリカ粉末の添加量は、第1成分の
有機ポリマー100部に対して10〜150部、好まし
くは30〜100部とするもので、10部未満では少な
すぎて十分な効果が得られず、150部より多くすると
加工性が悪くなる。
【0020】また、第4成分としての有機過酸化物は、
シリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム組成物を加熱硬
化させるための加硫剤であり、例えばベンゾイルパーオ
キサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイ
ド、p−メチルベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジ
クミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−ビス(2,
5−t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチ
ル−ビス(2,5−t−ブチルパーオキシ)ヘキシン、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾ
エート、t−ブチルクミルパーオキサイド、1,1−ビ
ス−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン等が挙げられる。
【0021】有機過酸化物の添加量は、第1成分の有機
ポリマー100部に対して0.1〜5部である。
【0022】本発明に係るシリコーン−ポリオレフィン
系有機ゴム組成物は、上記した第1〜4成分を2本ロー
ル、バンバリーミキサー、ドウミキサー(ニーダーミキ
サー)などのゴム練り機を用いて均一に混合し、必要に
応じて加熱処理を施すことによって得ることができる
が、これには必要に応じてゴムに適宜配合されるそれ自
体公知のゴム配合剤を本発明の効果を妨げない程度添加
してもよい。例えば、粉砕シリカ、珪藻土、酸化鉄、酸
化チタン、カーボンブラック、酸化バリウム、酸化マグ
ネシウム、酸化セリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、炭酸亜鉛、溶融シリカ粉末等を配合してもよ
い。
【0023】更に必要に応じて、着色剤、耐熱性向上
剤、難燃助剤、帯電防止剤、老化防止剤などの各種添加
剤や離型剤、あるいは充填用分散剤などを添加すること
は任意であるが、この充填用分散剤として使用されるジ
フェニルシランジオール、各種アルコキシシラン、カー
ボンファンクショナルシラン、シラノール基含有低分子
シロキサンなどは本発明の効果を損わないように最小限
に止めるべきである。
【0024】このようにして得られたシリコーン−ポリ
オレフィン系有機ゴム組成物は、注型成形、金型加圧成
形、押出成形など種々の成形方法によって成形される
が、シリコーン−ポリオレフィン系有機ゴムジッパーガ
スケットにする場合は、特に押出成形が好ましく採用さ
れる。加硫条件としては、有機過酸化物の分解温度以上
である100〜400℃の熱風加硫や100〜250℃
のスチーム加硫(CV加硫)で10秒〜60分程度とす
ればよいが、必要に応じて100〜200℃で30分〜
24時間2次加硫することもよい。
【0025】本発明のシリコーン−ポリオレフィン系有
機ゴムジッパーガスケットは、ポリオレフィン系有機ゴ
ムの高強度を有するため耐風圧強度に優れ、ガラス保持
力も高く、特にシリコーンポリマーを含んでいるため−
30℃における弾性率/30℃における弾性率の比を2
以下、好ましくは1〜1.8の範囲とし得るもので、弾
性率比が2より大きいと、通年の温度変化に対して安定
した施工性が得られない場合がある。
【0026】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、以下の例において部は重量部を示
す。
【0027】〔実施例1〕エチレン−プロピレン−ジエ
ン系有機ポリマー・エスプレン567(住友化学工業
(株)製商品名)100部に、ジメチルシロキサン単位
99.825モル%、メチルビニルシロキサン単位0.
15モル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.025
モル%からなり、平均重合度が8,000のメチルビニ
ルポリシロキサン43部、比表面積が230m2/gで
ある沈降性シリカ・ニプシルLP(日本シリカ(株)製
商品名)50部、比表面積が200m2/gであるヒュ
ームドシリカ・アエロジル200(日本アエロジル
(株)製商品名)30部、亜鉛華7部、ステアリン酸2
部及びイルガノックス1010(チバガイギー(株)製
商品名)1部を添加し、加圧ニーダーで混練りしてコン
パウンドIを作った。
【0028】コンパウンドIの100部に硬化剤として
ジクミルパーオキサイドを3.0部添加し、2本ロール
で混練して、この組成物を直径40mm、L/D=12
の押出機で押し出した後、スチーム釜に入れ、6.5k
g/cm2のスチーム圧をかけて30分加硫硬化させ、
更に150℃の乾燥機で2時間の2次加硫を行って、図
1の形状のシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム製ジ
ッパーガスケットを作った。
【0029】〔実施例2〕エチレン−プロピレン−ジエ
ン系有機ポリマー・エスプレン524(住友化学工業
(株)製商品名)100部に、ジメチルシロキサン単位
94.975モル%、メチルビニルシロキサン単位5.
0モル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.025モ
ル%からなり、平均重合度が8,000のメチルビニル
ポリシロキサン43部、比表面積が200m2/gであ
るヒュームドシリカ・アエロジル200(日本アエロジ
ル(株)製商品名)75部、亜鉛華7部、ステアリン酸
2部及びイルガノックス1010(チバガイギー(株)
製商品名)1部を添加し、加圧ニーダーで混練りしてコ
ンパウンドIIを作った。
【0030】コンパウンドIIの100部に硬化剤とし
てt−ブチルクミルパーオキサイドを4.0部添加し、
2本ロールで混練して、この組成物を直径40mm、L
/D=12の押出機で押し出した後、連続的に300℃
の熱風加硫炉を通して加硫硬化させ(滞留時間約7
分)、更に200℃の乾燥機で2時間の2次加硫を行っ
て、図1の形状のシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴ
ム製ジッパーガスケットを作った。
【0031】〔比較例1〕エチレン−プロピレン−ジエ
ン系有機ポリマー・エスプレン524(住友化学工業
(株)製商品名)100部に、比表面積が230m2
gである沈降性シリカ・ニプシルLP(日本シリカ
(株)製商品名)50部、比表面積が200m2/gで
あるヒュームドシリカ・アエロジル200(日本アエロ
ジル(株)製商品名)30部、亜鉛華7部、ステアリン
酸2部及びイルガノックス1010(チバガイギー
(株)製商品名)1部を添加し、加圧ニーダーで混練り
してコンパウンドIIIを作った。
【0032】コンパウンドIIIの100部に上記コン
パウンドIと同様に硬化剤を添加し、成形・加硫して図
1の形状のポリオレフィン系有機ゴム製ジッパーガスケ
ットを作った。
【0033】〔比較例2〕ジメチルシロキサン単位9
4.975モル%、メチルビニルシロキサン単位5.0
モル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.025モル
%からなり、平均重合度が8,000のメチルビニルポ
リシロキサン100部、比表面積が200m2/gであ
るヒュームドシリカ・アエロジル200(日本アエロジ
ル(株)製商品名)70部、末端シラノール基ジメチル
ポリシロキサン(重合度10)20部をニーダーで添加
混合し、200℃で1時間熱処理してコンパウンドIV
を作った。
【0034】コンパウンドIVの100部に硬化剤とし
て2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド(シリコ
ーンオイル50%品)を1.8部添加し、2本ロールで
混練して、この組成物を直径40mm、L/D=12の
押出機で押し出した後、連続的に300℃の熱風加硫炉
を通して加硫硬化させ(滞留時間約10分)、更に20
0℃の乾燥機で4時間の2次加硫を行って、図1の形状
のシリコーン製ジッパーガスケットを作った。
【0035】なお、図1はジッパーガスケットの断面図
であり、このジッパーガスケットは、ガスケット本体1
の上部にジッパー2が形成されていると共に、一方の側
面にガラス板はめ込み用溝3、他方の側面にアルミサッ
シはめ込み用溝4が形成されているものである。
【0036】得られたゴムの物性及び30℃、−30℃
での弾性率を下記方法で測定した。 物性測定:JIS−K−6301に準ずる。 弾性率:岩本製作所、粘度弾性スペクトロメーター、周
波数30Hz また、−3℃の冷凍庫内で図2のガラス取り付け作業を
行い、低温でのガラス取り付け作業を見た。以上の結果
を表1に示す。
【0037】この場合、図2は、各例のジッパーガスケ
ットを用いてガラス板5とアルミサッシ6との取り付け
状態を示す平面図とその断面図であり、ガスケット本体
1のガラス板はめ込み用溝3にガラス板5、アルミサッ
シはめ込み用溝4にアルミサッシ6をはめ込んだもので
ある。
【0038】
【表1】
【0039】表1の結果より、本発明のジッパーガスケ
ットは柔軟性に富み、耐候性に優れ、作業性が良好であ
ることがわかった。
【0040】
【発明の効果】本発明のシリコーン−ポリオレフィン系
有機ゴム製ジッパーガスケットは、耐候性、耐クリープ
性、着色性に優れ、ガラス保持力が高く、耐風圧強度に
も優れ、かつ通年の温度変化に対しても安定した施工性
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジッパーガスケットの一実施例を示す
断面図である。
【図2】本発明のジッパーガスケットを使用したガラス
取り付けの一例を示し、(A)は平面図、(B)は断面
図である。
【符号の説明】
1 ガスケット本体 2 ジッパー 3 ガラス板はめ込み用溝 4 アルミサッシはめ込み用溝 5 ガラス板 6 アルミサッシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 勉 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)エチレン−プロピレン系有機ポリマー及び/又はエチ レン−プロピレン−ジエン系有機ポリマー 100重量部 (2)下記平均組成式(1) R1 nSiO(4-n)/2 …(1) (但し、R1は同一又は異種の非置換又は置換の一価炭化水素基、nは1.98 〜2.02の正数である。) で示されるジオルガノポリシロキサン 10〜500重量部 (3)比表面積が50m2/g以上である補強性シリカ粉末 10〜150重量部 (4)有機過酸化物 0.1〜5重量部 を含有するシリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム組成
    物を加硫成形してなることを特徴とするジッパーガスケ
    ット。
  2. 【請求項2】 −30℃における弾性率/30℃におけ
    る弾性率の比が2以下である請求項1記載のシリコーン
    −ポリオレフィン系有機ゴム製ジッパーガスケット。
JP30504995A 1995-10-30 1995-10-30 シリコーン−ポリオレフィン系有機ゴム製ジッパーガスケット Pending JPH09125048A (ja)

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