JPH09125379A - 鉄筋建て込み装置 - Google Patents

鉄筋建て込み装置

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JPH09125379A
JPH09125379A JP30669095A JP30669095A JPH09125379A JP H09125379 A JPH09125379 A JP H09125379A JP 30669095 A JP30669095 A JP 30669095A JP 30669095 A JP30669095 A JP 30669095A JP H09125379 A JPH09125379 A JP H09125379A
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bar
frame
main bar
gauge
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Yasuaki Yano
康明 矢野
Fukuo Shimizu
福夫 清水
Shigeki Komiyama
茂樹 小宮山
Sakae Nakai
栄 中井
Masataka Uozumi
雅孝 魚住
Yuji Nagano
祐司 長野
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Mitsui Construction Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Mitsui Construction Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部材の転用を極力可能にし、部材を極力節約す
る。 【解決手段】フレーム6に主筋配筋手段70を設け、主
筋配筋手段70に複数の主筋配置部71、71Xを、主
筋37aを上下方向にそれぞれガイドし得るように設
け、フレーム6の下方に下部フレーム枠9を、上下に移
動自在に設け、下部フレーム枠9は、フレーム枠本体4
9を有し、フレーム枠本体49に主筋端部保持部31
を、建て込むべき鉄筋籠37の主筋37aの下端部位3
7cを保持・保持解除自在に設け、フレーム6に昇降装
置54を、フレーム枠本体49を上下に移動駆動位置決
め自在に設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現場打設コンクリート
によって深礎杭を構築する際に適用するのに好適な鉄筋
建て込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート杭を補強するための鉄筋を
縦穴中に建て込む際には、大型のクレーンや運搬車を必
要とすることなく、小スペースで鉄筋の建て込みを行え
る鉄筋建て込み装置が望まれており、その一例として、
特願平7−216877号に開示されている鉄筋建て込
み装置などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
鉄筋建て込み装置を適用して組み立てた鉄筋籠は、縦穴
内で該鉄筋籠を支えている主筋保持手段とともに、該縦
穴内を下降し、穴底に設置される。しかし、主筋保持手
段は鉄筋籠を支えているため、鉄筋籠を穴底に置き去り
にして該主筋保持手段を地上に回収するようなことは困
難であった。主筋保持手段が回収できないことから、該
主筋保持手段の転用等は不可能となっていた。そこで本
発明は上記事情に鑑み、主筋保持手段等の部材の転用を
極力可能にし、部材を極力節約することのできる鉄筋建
て込み装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第1の
発明は、地面(2a)から掘り下げられた縦穴(3)
に、複数の主筋(37a)と配力筋(37b)によるコ
ンクリート補強用の鉄筋組立体(37)を建て込む際に
使用する鉄筋建て込み装置(5)において、フレーム
(6)を有し、前記フレーム(6)に主筋配筋手段(7
0)を設け、前記主筋配筋手段(70)に複数の主筋ガ
イド部(71、71X)を、前記主筋(37a)を上下
方向にそれぞれガイドし得るように設け、前記フレーム
(6)の下方に主筋保持手段(9)を、上下に移動自在
に設け、前記主筋保持手段(9)は、主筋保持フレーム
(49)を有し、前記主筋保持フレーム(49)に主筋
端部支持手段(31)を、建て込むべき鉄筋組立体(3
7)の主筋(37a)の端部(37c)を保持・保持解
除自在に設け、前記フレーム(6)に昇降装置(54)
を、前記主筋保持フレーム(49)を上下に移動駆動位
置決め自在に設けて構成される。
【0005】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明の鉄筋建て込み装置(5)において、前記主筋保持フ
レーム(49)は環状に形成されており、前記主筋保持
フレーム(49)は周方向に、複数のパーツ(49a)
に分解・組立自在となっている。
【0006】また本発明のうち第3の発明は、第1の発
明の鉄筋建て込み装置(5)において、前記主筋保持フ
レーム(49)は環状に形成された本体(48)を有
し、前記主筋端部支持手段(31)は、前記主筋(37
a)を収納自在に、前記主筋配筋手段(70)の主筋ガ
イド部(71、71X)に対応した形で前記本体(4
8)に設けられた複数のゲージ溝(9s)及び、建て込
むべき鉄筋組立体(37)の主筋(37a)の端部(3
7c)を支持し得る形で前記本体(48)に着脱自在に
設けられた主筋端部支持部材(33)からなる。
【0007】また本発明のうち第4の発明は、第3の発
明の鉄筋建て込み装置(5)において、前記各ゲージ溝
(9s)は、複数の主筋(37a)を収納自在に形成さ
れている。
【0008】また本発明のうち第4の発明は、第3の発
明の鉄筋建て込み装置(5)において、前記本体(4
8)にゲージ盤(9c、9cP、9cQ)を着脱自在に
設け、前記ゲージ溝(9s)は、前記ゲージ盤(9c、
9cP、9cQ)に設けられている。
【0009】なお、( )内の番号等は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以
下の作用の欄についても同様である。
【0010】
【作用】上記した構成により本発明のうち第1の発明で
は、鉄筋組立体(37)の穴底(3b)への設置の際に
は、主筋端部支持手段(31)により、前記鉄筋組立体
(37)の主筋(37a)の保持解除を行う。
【0011】また本発明のうち第2の発明では、主筋保
持フレーム(49)を地上に回収する際には、該主筋保
持フレーム(49)を複数のパーツ(49a)に分解し
て上方に引き上げる。
【0012】また本発明のうち第3の発明では、主筋保
持手段(9)に搭載された複数の主筋(37a)は、そ
れぞれゲージ溝(9s)に収納させる。また、主筋保持
手段(9)に搭載された鉄筋組立体(37)の穴底(3
b)への設置の際には、主筋端部支持部材(33)を本
体(48)より取り外す。
【0013】また本発明のうち第4の発明では、主筋
(37a)を単列鉄筋だけでなく、複数束ねて建て込む
際にも鉄筋建て込み装置(5)は適用できる。
【0014】また本発明のうち第5の発明では、各種の
ゲージ盤(9c、9cP、9cQ)を本体(48)に選
択的に取り付けて用いる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明による鉄筋建て込み装置の一
実施例を用いて鉄筋建て込み作業を行っている杭施工現
場の様子を示す一部破断斜視図、図2は、図1に示す鉄
筋建て込み装置の梁ユニット付近を示す斜視図、図3
は、図1に示す鉄筋建て込み装置のフレームを示す側面
図、図4は、図3のI矢視図、図5は、図4に示す上部
ゲージディスクのIV矢視部分の拡大図、図6は、図3の
X1−Y1線断面図、図7は、図6に示す下部ゲージデ
ィスクの拡大図、図8は、ワイヤドラムと滑車との関係
を示した模式図、図9は、図3のX2−Y2線断面図、
図10は、穴底に載置された状態の下部フレーム枠を示
した図、図11は、穴底に載置された状態の下部フレー
ム枠を示した断面拡大図、図12は、主筋吊り具を示し
た斜視図、図13(a)乃至図13(c)は、配力筋の
設置作業の手順を示した図、図14は、図3に示すフレ
ームにおいて、滑車を収納した状態を示した図、図15
は、別の形で構成された下部ゲージディスクを示した
図、図16は、別の形で構成された下部ゲージディスク
を示した図、図17は、別の形で構成された上部ゲージ
ディスクを示した図、図18は、別の形で構成された上
部ゲージディスクを示した図、図19は、別の形で構成
されたゲージ盤を示した図、図20は、別の形で構成さ
れたゲージ盤を示した図、図21は、図20に示すゲー
ジ盤を有した下部フレーム枠が穴底に載置された状態を
示した断面図である。
【0016】杭施工を行っている現場1には、図1に示
すように、後に杭30になるための縦穴3が、地面2a
から地中2に掘り下げられた形で、所定の径D1をなす
円柱状に形成されており、縦穴3の側壁3cには仮支保
用のモルタル36が、該縦穴3の口元部分である坑口3
aと穴底3b(図10、図11等に図示)を接続する形
で、円環状に吹き付け打設されている。また、現場1に
は、鉄筋建て込み装置5が、上記杭30のため、即ちコ
ンクリート補強用の鉄筋を鉄筋組立体である鉄筋籠37
として、縦穴3中に建て込みするために設けられてお
り、鉄筋籠37は、その全体外観形状が円筒状をなすよ
うに形成されている。鉄筋籠37は、その各々が上下方
向即ち縦に伸延する形で縦穴3の側壁3cに沿って並ぶ
複数の主筋37aと、その各々が該複数の主筋37aに
交差する形で横に伸延するよう、これ等複数の主筋37
aに溶接接続された複数の配力筋37bによって構成さ
れており、いま、鉄筋籠37は、鉄筋建て込み装置5を
介して、主筋37aと配力筋37bの接続作業を行いな
がら、縦穴3中に建て込みされつつある。なお、配力筋
37bは、その現場1への搬入形状が、例えばそれぞれ
半円状をなす形に形成されており(図示せず)、該半円
状の配力筋37bを2本1対にして円形状にラップ溶接
することによって、1本の配力筋37bが構成されるも
のである。
【0017】鉄筋建て込み装置5は、図1乃至図3に示
すように、フレーム6を有しており、フレーム6は、フ
レーム本体6a及び、該フレーム本体6aの周囲に設け
られた4つの設置脚60を有している。即ち、各設置脚
60は支柱61を有しており、支柱61は、その下端で
ある各脚部61aを介して地面2a上に立設支持されて
いる。また、フレーム本体6aは、鋼材などにより組み
立てられた下部架台50を有しており、下部架台50と
各支柱61とはそれぞれ梁本体62aを介して一体的に
接続されている。即ち、下部架台50は、4つの梁本体
62aを介して4本の支柱61により支持されている。
また、各梁本体62aには、図2に示すように、鉛直断
面が逆U字型の補強板部材63が、該補強板部材63の
逆U字型に窪んだ部位に梁本体62aを挿入した形で着
脱自在に装着されて設けられており、梁本体62aと補
強板部材63の間は、取外し自在なボルト、ナット等の
取付け部材63a(図3で図示)によって締結されてい
る。つまり、梁本体62aは補強板部材63により補強
されている。なお、梁本体62a及び補強板部材63に
より梁ユニット62が構成されており、従ってフレーム
本体6aと各設置脚60は梁ユニット62を介してそれ
ぞれ接続されていることになる。なお、各梁本体62a
及び該梁本体62aに補強板部材63を装着した梁ユニ
ット62は、その断面の長手方向を上下方向に向けて配
置した板状部材からなっている。つまり、梁本体62a
或いは梁ユニット62は所定の強度を有しつつ、その水
平方向の厚さが極力小さくなるようになっている。
【0018】下部架台50の下端部には、中抜け円盤状
に形成された下部ゲージディスク7が水平に接合されて
設けられており、下部ゲージディスク7には、図6及び
図7に示すように、複数の主筋配置部71が、該下部ゲ
ージディスク7の外周に沿って所定のピッチP1毎に形
成されている。下部ゲージディスク7に形成された複数
の主筋配置部71は、建て込むべき主筋37aの配筋ピ
ッチに対応した形で形成されており、実施例において
は、主筋配置部71の形成ピッチが5cm程度に形成され
ていることによって、主筋37aの配筋ピッチを10、
15、20cm等の5の整数倍ピッチから選択し得るよう
になっている。下部ゲージディスク7の各主筋配置部7
1には、図6及び図7に示すように、杭30の配筋主筋
径に対応した径の主筋37aが、それぞれ1本づつ収容
自在になっており、また主筋配置部71は、主筋37a
を図6及び図7紙面と交差方向である上下方向に移動自
在にそれぞれ保持し得る、即ちガイドし得るようになっ
ている。さらに、下部ゲージディスク7には板バネ等か
らなるストッパ72が、主筋固定具として主筋配置部7
1の形成数量だけそれぞれの主筋配置部71に設けられ
ており、ストッパ72は、プレート73によってその一
端側を下部ゲージディスク7に固着された形で設けられ
ている(なお、図1や図3、図6等には簡単のためスト
ッパ72及びプレート73が省略されている。)。そし
て、各ストッパ72は、図7一点鎖線で示すように、内
方側即ち該主筋配置部71側に向かってのみ自在に撓む
ことが出来るようになっており、これによって、ストッ
パ72は、複数の主筋配置部71の各々に前記主筋37
aを水平方向に入れ込み自在(即ち図7矢印A方向に向
けて嵌入させ得るよう)になっている。
【0019】また、前記下部架台50には、図1及び図
3及び図6に示すように、4本の支持柱51が立設され
ており、これら支持柱51には、上述した下部ゲージデ
ィスク7と略同様に構成された、中抜け円盤状の上部ケ
ージディスク52が水平に支持されている。即ち、上部
ゲージディスク52には、図3及び図4に示すように、
複数の主筋配置部71Xが、前記下部ゲージディスク7
の場合と同様の所定のピッチP1毎に形成されている。
なお、上部ゲージディスク52と下部ゲージディスク7
との間では、各主筋配置部71、71Xの位置が上下方
向に1対1で整合対応している。また、上部ゲージディ
スク52の各主筋配置部71Xには、図5に示すように
主筋37aが、上下方向に移動自在に、それぞれ1本づ
つ収容自在になっており、上部ゲージディスク52には
板バネ等からなるストッパ72Xが、各主筋配置部71
Xごとに設けられている。ストッパ72Xは、プレート
73Xによってその一端側を上部ゲージディスク52に
固着された形で設けられている(なお、図1や図3、図
4等には簡単のためストッパ72X及びプレート73X
が省略されている。)。そして、各ストッパ72Xは、
図5一点鎖線で示すように、内方側即ち該主筋配置部7
1X側に向かってのみ自在に撓むことが出来るようにな
っており、これによって、ストッパ72Xは、複数の主
筋配置部71Xの各々に前記主筋37aを水平方向に入
れ込み自在(即ち図5矢印A’方向に向けて嵌入させ得
るよう)になっている。なお、上述した上部ゲージディ
スク52及び下部ゲージディスク7により主筋配筋手段
70が構成されている。つまり、フレーム本体6a(従
ってフレーム6)に設けられた主筋配筋手段70に、複
数の主筋配置部71、71Xが設けられていることにな
る。また、上部ゲージディスク52と下部ゲージディス
ク7の間には、図3に示すように、所定の間隔M1が形
成されている。
【0020】また、前記下部架台50上には、図1及び
図3及び図6に示すように、所定のウインチユニット5
3が設けられている。ウインチユニット53は、電動モ
ータ等の公知の駆動源55及び、該駆動源55からの動
力をベルト等を介して受け、受けた動力により水平な回
転軸KJを中心に図の矢印K、J方向に回転駆動自在と
なったワイヤドラム56から構成されている。即ち、ワ
イヤドラム56は、図6及び図8に示すように、該回転
軸KJを中心に図の矢印K、J方向に回転駆動自在とな
った、従って該回転軸KJに沿って伸延した円柱状に形
成されており、ワイヤドラム56には、その略中央部に
おいて、つば状の仕切板56aが設けられている。この
仕切板56aによって仕切られる形で、ワイヤドラム5
6には、該仕切板56aの両側(即ち、前記回転軸KJ
に平行な方向を矢印E、F方向とすると、矢印E側及び
矢印F側、従って図8の紙面左右両側)に、ワイヤ巻き
部56b、56bが形成されている。各ワイヤ巻き部5
6bには、1本のワイヤ11の始端側と終端側が、ワイ
ヤドラム56の図の矢印K方向の回転駆動により繰り出
しされ、ワイヤドラム56の図の矢印J方向の回転駆動
により巻取りされる形で巻かれている。なお、ワイヤ巻
き部56b、56bの間では、各ワイヤ巻き部56bに
巻かれたワイヤ11の巻取り位置KDが、これらワイヤ
11の巻取り量等に関係無く、前記仕切板56aを中心
に図の矢印E、F方向に対称な位置に配置されるように
なっている。
【0021】ところで、下部架台50には、図3及び図
6に示すように、ワイヤ支持手段44が設けられてい
る。ワイヤ支持手段44は下部架台50に立設された滑
車支持フレーム8を有しており、該滑車支持フレーム8
には所定の上部滑車45が固定されて設けられている。
なお、上部滑車45はワイヤドラム56よりも上方の位
置に配置されている。そして、前記ワイヤドラム56の
ワイヤ巻き部56b、56bからのワイヤ11は、この
上部滑車45に接続されている。また、下部架台50に
は、その中央部付近に、該下部架台50を上下に貫通す
る形のワイヤ挿通穴57が形成されており、このワイヤ
挿通穴57は前記下部ゲージディスク7の中央の挿通穴
7aの上方に配置されている。前記ワイヤ11のうち、
ワイヤドラム56と上部滑車45との間の部位は、これ
らワイヤ挿通穴57及び挿通穴7aを貫通する形で、下
部架台50及び下部ゲージディスク7の下方に垂れ下が
っており、このワイヤ11の垂れ下がった部位には、図
3及び図8に示すように、動滑車である滑車10が吊る
されている。つまり、ワイヤドラム56によりワイヤ1
1を巻き取ることにより滑車10が、縦穴3中を上昇駆
動され、ワイヤドラム56によりワイヤ11を繰り出す
ことにより滑車10が、縦穴3中を下降するようになっ
ている。従って、上述したウインチユニット53、ワイ
ヤ支持手段44、ワイヤ11、滑車10によって後述す
る下部フレーム枠9を上下に昇降移動駆動させ得る昇降
装置54が構成されている。なお、本実施例では、ワイ
ヤドラム56から滑車10を経て上部滑車45に至った
各ワイヤ11は、該上部滑車45において巻き掛けられ
て再び滑車10に至り、更に該滑車10において巻き掛
けられて再び上部滑車45に至っている。つまり、滑車
10は上部滑車45との間で1本のワイヤ11を6重に
する形で吊るされており、従って滑車10は、ワイヤ1
1を6重にした分、極力大きな荷重を吊下することがで
きるようになっている。一方、前記下部架台50のワイ
ヤ支持手段44の下方、従って該下部架台50のワイヤ
挿通穴57の位置には、図3に示すように、上下に貫通
する形で収納空間65が形成されており、前記滑車10
は上方に移動して、図14に示すように、該収納空間6
5に収納され得るようになっている。つまり、前記滑車
10の移動は、該収納空間65と下部ゲージディスク7
の下方との間で行われるようになっている。
【0022】滑車10には、図1及び図3に示すよう
に、下部フレーム枠9が垂設されている。下部フレーム
枠9は、図3に示すように、滑車10に垂設された吊下
枠体46を有しており、吊下枠体46には、複数の吊下
ワイヤ47を介してフレーム枠本体49が吊下されてい
る。フレーム枠本体49は、図3及び図9及び図10に
示すように、前記モルタル36が吹き付けされた状態の
縦穴3の内径より若干小さな径の水平な円環状に形成さ
れており、フレーム枠本体49は円環状に形成された本
体部材48を有している。なお、本体部材48は、周方
向に複数の本体パーツ48a(本実施例では6つの本体
パーツ48a)に分解・組立自在となっている。本体部
材48の下端には、図11に示すように、フレーム枠本
体49を、縦穴3の穴底3bに載置させることができる
載置脚9aが複数(例えば3つ以上、但し図11では1
つのみ図示、なお、図3、図10等では載置脚9aは簡
単のため省略されている)下方に突出して形成されてい
る。また、本体部材48の下端には、これら載置脚9a
以外の箇所において水平な下端面9bが形成されてお
り、本体部材48には、各本体パーツ48aに対して1
つづつ(従って本実施例では6つ)の鉄筋支持治具32
がそれぞれ垂設されている。即ち、各鉄筋支持治具32
は、水平棒状の治具本体33を有しており、該治具本体
33の上面33aと前記本体部材48の下端面9bとの
間には上下方向に所定の鉄筋支持間隔TSが形成されて
いる。また、治具本体33は、例えば、その略両端部位
においてボルト等の締結部材35、35を介して本体部
材48に着脱自在に取り付けられている。なお、本体部
材48を、縦穴3の穴底3bに載置させた際には、載置
脚9aの上下方向の高さによって、治具本体33と穴底
3bの間に、上下方向の所定の作業間隔SKが形成され
るようになっている。本体部材48の上端側には、図9
乃至図11に示すように、該本体部材48の外周側につ
ば状に水平に突出したフランジ部9dを形成する形で円
環盤状のゲージ盤9cがボルト等により着脱自在に設け
られており、該ゲージ盤9cのフランジ部9dには、そ
の外周に沿って所定のピッチP1毎に主筋配置部9s
(上述した主筋配置部71、71Xと略同様のもの)が
主筋37aを収納自在に形成されている。なお、主筋配
置部9sの位置と主筋配置部71の位置、及び主筋配置
部71Xの位置は上下方向に対応整合している。また、
ゲージ盤9cは、本体部材48と対応して、周方向に複
数のゲージパーツ9e(本実施例では6つのゲージパー
ツ9e)に分解・組立自在となっている。従って、ゲー
ジ盤9cと本体部材48からなるフレーム枠本体49
は、複数のパーツ49a(本実施例では6つのパーツ4
9aであり、各パーツ49aは1つのゲージパーツ9e
と1つの本体パーツ48aからなる)に分解・組立自在
となっている。フレーム枠本体49には、縦穴3の側壁
3cに沿って並ぶ複数の主筋37aが、ゲージ盤9cに
形成された主筋配置部9sを貫通する形で搭載されてお
り、これら搭載された主筋37aの下端部位37cはL
字型に屈曲している。即ち、下端部位37cのうち水平
な部位は、前記治具本体33の上面33aと本体部材4
8の下端面9bとの間の鉄筋支持間隔TSを内方に向け
て通る形で、治具本体33の上面33aに載置支持され
ている。このように、下部フレーム枠9のうち、各主筋
37aを収納し得るゲージ盤9cの各主筋配置部9s及
び、該主筋37aの下端部位37cを載置支持し得る治
具本体33とは、主筋37aの下端部位37cを保持・
保持解除し得る主筋端部保持部31となっている。
【0023】また、フレーム枠本体49には、図11に
示すように、いくつかのフック保持具12が装着されて
おり、各フック保持具12には、フック係合突起12a
が、下部フレーム枠9の放射方向内方において、下側に
突する形でそれぞれ設けられている。そして、フック保
持具12は、フレーム枠本体49に接続された部分とフ
ック係合突起12aとの間にフック配置溝12bが形成
されており、フック保持具12には、フック配置溝12
bの下側からフック係合突起12aに引掛けられた形
で、前記吊下ワイヤ47の下端部に接続された吊輪13
が係合保持されている。なお、吊下ワイヤ47と吊輪1
3の間には、図11に示すように、レベル調整ジャッキ
15が、該吊下ワイヤ47の図11の矢印B、C方向の
長さを調整し得るように設けられており、該レベル調整
ジャッキ15を介して、フレーム枠本体49の平衡状
態、即ち該フレーム枠本体49に搭載支持された主筋3
7a、従って鉄筋籠37の平衡状態が調整保持され得る
ようになっている。
【0024】さらに、鉄筋建て込み装置5のフレーム6
には、図13(a)に示すように、前記下部架台50の
底側に垂設装着された形で図示しない4ヶの油圧ジャッ
キが設けられており、それぞれの油圧ジャッキには、配
力筋保持手段である配力筋受け治具17が、チェーン2
0を介してそれぞれ吊下されている。各配力筋受け治具
17は、前記油圧ジャッキを介して上下方向に所定長さ
分だけ移動自在な形になっており、また、配力筋受け治
具17は、前記油圧ジャッキの真下に吊下されている際
の位置から、図13(a)の矢印G方向に示す放射方向
外方向に移動し、配力筋37bの配筋時に該配力筋受け
治具17を配置させるべき位置まで移動自在な形になっ
ている。そして、配力筋受け治具17には、複数の配力
筋保持部である掛け具191が、前記配力筋37bの配
筋ピッチに対応したピッチで上下方向に所定の間隔をな
すよう複数設けられており、各配力筋受け治具17の上
下方向に並ぶ複数の掛け具191は、ガイド19を介し
て連結された形で、該ガイド19の操作によって、放射
方向内外方向である図の矢印H、G方向に所定ストロー
ク分だけ突出後退自在な形になっている。そして、配力
筋受け治具17は、複数の掛け具191のそれぞれに1
本づつの配力筋37bが搭載保持され得るようになって
いる。
【0025】ところで、現場1には、図1に示すよう
に、クレーン車40が、縦穴3付近に位置する形で配置
されており、クレーン車40のフックブロック41に
は、鉄筋吊り下げ治具である主筋吊り具21が装着吊下
されている。主筋吊り具21は、図1及び図12に示す
ように、実施例においては3ヶの鞘管22を有してお
り、各鞘管22の内部には、鉄筋挿通空間である主筋挿
通空間22sが、前記主筋37aを該主筋37aの材軸
方向に沿って(即ち上下に)移動自在に挿通させ得る形
で形成されている。3ヶの鞘管22は、連結部材23を
介して、前記主筋37aの配筋ピッチに対応したピッチ
で水平方向に並ぶように連結されており、主筋吊り具2
1の3ヶの鞘管22は、連結部材23に装着された牽引
ワイヤ25、束ね治具26を介して、前記フックブロッ
ク41に吊下されている。従って、これ等、連結部材2
3、牽引ワイヤ25、束ね治具26は、3ヶの鞘管22
に設けられた吊下係合手段を構成する形になっており、
該吊下係合手段によって、主筋吊り具21がフックブロ
ック41に吊下支持されている。
【0026】また、主筋吊り具21には、図12に示す
ように、前記主筋37aを把持自在な鉄筋クランプであ
るクランプ27が、3ヶの鞘管22の下方において、該
鞘管22と1対1をなすように、前記連結部材23、牽
引ワイヤ25、束ね治具26が形成している吊下係合手
段に3ヶ設けられており、各クランプ27は長さL1を
なす接続ワイヤ29を介して前記連結部材23に吊下さ
れた形で、それぞれの鞘管22と連結接続されている。
即ち、主筋吊り具21は、これが前記吊下係合手段によ
って、クレーン車40のフックブロック41に吊下され
ている状態下において、各鞘管22と各クランプ27
が、該クランプ27の重量によって、所定の間隔L1を
鉛直方向に保持し得る形になっており、このとき、3ヶ
の鞘管22は、クレーンの牽引力内に介在配置する形
で、該3ヶの鞘管22と3ヶのクランプ27が鉛直方向
に並ぶように配置し、これによって、主筋吊り具21は
図1に示すように、主筋37aをその材軸方向を鉛直方
向に向けた形で保持し得るようになっている。
【0027】現場1は以上のような構成を有しているの
で、該現場1において杭30を構築する際には、縦穴3
を地面2aの所定の位置から所定の径D1をなすように
所定深さ分だけ掘り下げ形成し、その側壁3cにモルタ
ル36を所定厚さに吹き付け施工したところで、鉄筋建
て込み装置5を用いて、該縦穴3に複数の主筋37aと
複数の配力筋37bによる鉄筋籠37を鉄筋組立体とし
て建て込む作業を行う。そこでまず、4つの設置脚60
を、図1に示すように、鉄筋籠5を建て込みすべき縦穴
3の坑口3aを包囲するように地面2aに設置し、フレ
ーム本体6aを縦穴3に整合対応させて、従って下部フ
レーム枠9が該縦穴3中を下降自在な形で鉄筋建て込み
装置5を設置する。この際、鉄筋建て込み装置5は、フ
レーム6の中心CL1が、縦穴3の中心CT1に一致し
た形になるように設置する。
【0028】そこで、第1に、所定配筋本数の主筋37
aを、その各々の配筋位置に対応させた形で下部フレー
ム枠9に縦に保持させる作業を行う。そこでまず、主筋
吊り具21の3ヶの鞘管22の各々の主筋挿通空間22
sに、図1右奥部に示すように寝かせた状態の主筋37
aを挿通させると共に、該主筋37aの所定の位置(即
ち該主筋37aを縦にしたときに下部になる位置)にク
ランプ27を取り付ける。こうして、3ヶのクランプ2
7に3本の主筋37aを把持させた形にしておいて、束
ね治具26をクレーン車40のフックブロック41に係
合させてから、クレーン操作によって、該フックブロッ
ク41を上方に移動させる。すると、主筋吊り具21
は、主筋37aを把持している各クランプ27が、3ヶ
の鞘管23に設けられた連結部材23、牽引ワイヤ2
7、束ね治具26を吊り下げ係合手段としてクレーン4
0に吊下された形で、縦になる。このように、主筋37
aを寝かせた状態から縦に起こすとき、3本の主筋37
aは、3本の鞘管22によって、水平方向の移動を拘束
された形で起き上がり、また、縦になった主筋37a
は、当該3本の鞘管22による水平方向の拘束力と3本
の主筋37aの自重によってその材軸方向を鉛直方向に
向けるよう保持された形で、3ヶのクランプ27を介し
て主筋吊り具21に吊下された形になる。これによっ
て、3本の主筋37aは、図1に示すように、各主筋3
7aの材軸が撓むことなく、安定的に、主筋吊り具21
を介してフックブロック41に吊下保持される。
【0029】この状態で、さらにクレーン操作を介して
フックブロック41を適宜移動させ、該3本の主筋37
aを、上部ゲージディスク52、下部ゲージディスク
7、下部フレーム枠9間にそれぞれセットする。これに
は、まず、各主筋37aの下端部位37cを下部フレー
ム枠9の主筋端部保持部31に保持させて搭載する形に
してから、該主筋37aの上端部を、上部ゲージディス
ク52及び下部ゲージディスク7の所定位置の主筋配置
部71及び主筋配置部71Xに入り込み配置させる。こ
の際、各主筋配置部71、71Xにはストッパ72、7
2Xが設けられているので、該ストッパ72、72Xを
主筋37aによって図7の矢印A方向及び図5の矢印
A’方向に押す形で、該主筋37aを主筋配置部71、
71Xに水平方向から入り込みさせる。すると、ストッ
パ72、72Xは、該ストッパ72、72Xが保有して
いるバネ力によって図7及び図5の実線で示すようにプ
レート73、73X側に復元する形で、主筋37aが入
り込み配置された主筋配置部71、71Xを直ちに塞
ぐ。即ち、該主筋配置部71、71Xから主筋37aが
放射方向外側に外れるのを防止する。これによって、主
筋配置部71、71Xには、主筋37aが、該主筋配置
部71、71Xに対して上下に移動自在に、従って上下
にガイド自在に保持された形になる。
【0030】こうして、主筋32aを順次3本づつ、下
部フレーム枠9の主筋端部保持部31に保持搭載し、上
部ゲージディスク52及び下部ゲージディスク7の主筋
配置部71、71Xに配置させながら、クレーン操作に
よって、主筋吊り具21を下降させると、該主筋吊り具
21による吊下支持状態が解除された3本の主筋37a
は、その自重によって、下部フレーム枠9に縦に保持さ
れた形になる。そこで、主筋吊り具21の3ヶのクラン
プ27を順次主筋37aから取り外す。さらに、クレー
ン操作によってフックブロック41を上昇させる。する
と、クランプ27が主筋37aから取り外された状態の
主筋吊り具21は、3ヶの鞘管22が、各主筋挿通空間
22sを介して主筋37aに対して相対的に上方に移動
する形で、該主筋37aからその上側に抜けるように外
れる。従って、主筋吊り具21を用いれば、寝かせた状
態の主筋37aにクランプ27を取付けてクレーンを操
作するだけで、簡単に該主筋37aを縦にすることが出
来る。また、該クランプ27を縦になった主筋37aか
ら取り外すだけで、簡単に主筋吊り具21を主筋37a
から取り外すことが出来、これらの作業に高所作業や作
業の煩雑さが伴わない。
【0031】こうして、上述した主筋37aを上部ゲー
ジディスク52、下部ゲージディスク7、下部フレーム
枠9間にセットする作業を繰返すことによって、所定配
筋本数の主筋37aを、その各々の配筋位置に対応させ
た形で、下部フレーム枠9に縦に搭載保持したところ
で、図11に示すように、レベル調整ジャッキ15を駆
動操作して、各吊下ワイヤ47の長さを調整する形で、
下部フレーム枠9のレベル調整を行う。これによって、
該下部フレーム枠9に搭載保持された所定本数の主筋3
7aは、その各々が材軸方向を鉛直方向に向けた形にな
るように平衡保持される。そこで次に、該所定本数の主
筋37aに配力筋37bを接続する作業を行う。
【0032】当該配力筋37bの主筋37aへの接続作
業時には、配力筋受け治具17を用いるが、鉄筋籠37
における最下部部分に位置する配力筋37bを主筋37
aに接続する際には、該主筋37aの下端に配力筋受け
治具17の下端部を合わせてセットする。そして、これ
より上側位置の配力筋37bを主筋37aに接続する際
には、図13(a)に示すように、既に主筋37aに接
続された配力筋37bの上方に各配力筋受け治具17を
位置決めセットする。なお、配力筋受け治具17の位置
決めは、最下端部の掛け具191を、既に主筋37aに
接続済みの配力筋37b等に係合保持させた形にしてお
いて、各配力筋受け治具17を吊下している図示しない
4ヶの油圧ジャッキをそれぞれ駆動操作することによっ
て行う。
【0033】こうして位置決めした4ヶの配力筋受け治
具17のそれぞれは、下部フレーム枠9上に保持された
ことによって輪状になっている複数の主筋37aの内側
に配置する形になっている。そこで次に図13(b)に
示すように、配力筋受け治具17を放射方向外側に若干
移動させると共に、ガイド19を介して複数の掛け具1
91を図13の矢印G方向に突出させる形にして、主筋
37aの外側に該複数の掛け具191を突出配置させ
る。この際、配力筋受け治具17の複数の掛け具191
のうち最下部に位置する掛け具191を、既に主筋37
aに接続済で最上部に位置していた配力筋37bに引掛
けるようにすると、配力筋受け治具17は、主筋37a
の内方側に的確に保持される。このとき配力筋受け治具
17には掛け具191が、配力筋37bの配筋ピッチに
対応した形で設けられているので、配力筋37bを配筋
すべき位置が、複数の掛け具191の配置位置によって
直ちに検出される。
【0034】そこで、配力筋受け治具17を、その掛け
具191が主筋37aの外側に突出する形になるように
セットしたところで、半円状になっている配力筋37b
を、引き続き図13(b)に示すように、配力筋受け治
具17の各掛け具191上に引掛ける形で係合保持させ
る。そして、該配力筋37bを、その1本1本が円周状
になるように、2本の半円状の配力筋37b、37bの
各両端部をラップさせながら、主筋37aに該主筋37
aと交差する形になるようそれぞれ溶接接続していく。
すると、当該複数の主筋37aへの配力筋37bの接続
作業を繰返すことによって、鉄筋組立体である鉄筋籠3
7を形成することが出来、このための鉄筋組立作業は、
坑口3a付近の地面2a上において、坑外作業で行うこ
とが出来る。
【0035】こうして、先にセットした配力筋受け治具
17の全ての段の掛け具191に係合させた配力筋37
bを主筋37aに溶接接続して、1サイクル分の配力筋
接続作業を終えたなら、次に図13(c)に示すよう
に、配力筋受け治具17を主筋37a(即ち組立中の鉄
筋籠37)と切り離す。これには、各配力筋受け治具1
7を吊下している図示しない油圧ジャッキを解放して、
それぞれの配力筋受け治具17を若干づつ下方に移動さ
せる。すると、該配力筋受け治具17は、直ちに主筋3
7aより放射方向内方側である図の矢印H方向に戻る形
で、図13(c)に示すように、主筋37aの内側に復
元配置する。
【0036】このようにして、配力筋受け治具17の全
ての段の掛け具191の分だけ配力筋37bを主筋37
aに接続する作業を行うと、該配力筋受け治具17の長
さに対応した分だけの鉄筋籠組立作業が進行したことに
なる。そこで、このように配力筋受け治具17を用いて
鉄筋籠37を組み立てる作業を行いながら、所定のサイ
クルで、昇降装置54を駆動し、ワイヤドラム56から
ワイヤ11を繰り出していく形で、下部フレーム枠9を
縦穴3中に少しづつ下降させていく。すると、下部フレ
ーム枠9上に搭載保持された形で、該下部フレーム枠9
と上部ゲージディスク52及び下部ゲージディスク7の
間にセットされている所定本数の主筋37aは、先に述
べたように、該主筋37aに接続された配力筋37bと
共に、鉄筋籠37の組立済部分として、縦穴3内に降ろ
されていく。従って、坑口3a付近の地面2a上で作業
員が昇降装置54を駆動操作することによって、主筋3
7aと配力筋37bを、鉄筋籠37にした状態で、縦穴
3内に建て込む作業を行うことが出来る。なお、こうし
て鉄筋籠37の組立済部分を、縦穴3内に降ろしていく
際に、該鉄筋籠37を形成している各主筋37aは、上
部ゲージディスク52及び下部ゲージディスク7の各主
筋配置部71X、71に対して相対的に下降移動する形
になり、このときに、該それぞれの主筋配置部71X、
71にはストッパ72X、72が設けられていることに
よって、それぞれの主筋37aは主筋配置部71X、7
1から放射方向外側に外れることなく、円滑に上部ゲー
ジディスク52及び下部ゲージディスク7に対して下降
移動することが出来る。また、主筋37aが下降して、
該主筋37aの上端が上部ゲージディスク52の主筋配
置部71Xから下方に外れても、該主筋37aは該上部
ゲージディスク52の下方にある下部ゲージディスク7
の主筋配置部71によりガイドされるので、主筋37a
のガイドが極力広い範囲に亙って可能なので都合がよ
い。
【0037】その後、下部フレーム枠9側を介して既に
搭載されている主筋37aの上端が、上部ゲージディス
ク52と下部ゲージディスク7の間に位置した際に、更
に前記主筋吊り具21を介して新たな主筋37aを、3
本づつ、今度は上部ゲージディスク52のみにセットし
ていく。上部ゲージディスク52のみにセットされた主
筋37aは、該主筋37aの下端が、既に搭載されてい
る主筋37aの上端に整合対応されるようになるまで、
上部ゲージディスク52の主筋配置部71Xによりガイ
ドされる形で、そのまま主筋吊り具21を介して降下さ
れる。そして、これら整合対応された主筋37a、37
aは図示しないカップラ等を介して順次接合していく。
このように主筋37aの上端側に新たな主筋37aを順
次接合していく際には、下側の主筋37aを、下部ゲー
ジディスク7によりガイドさせておき、かつ上側の主筋
37aを、上部ゲージディスク52によりガイドさせて
おき、これによって、これら上下の主筋37a、37a
相互間の位置決めを行うようにする。また、これら上下
の主筋37a、37a間の接合作業は下部ゲージディス
ク7と上部ゲージディスク52の間の前記間隔M1を介
して行う。こうして、所定本数の新たな主筋37aを接
合した後、昇降装置54の駆動操作によって下部フレー
ム枠9を下降させながら、これら新たに接合された主筋
37aに配力筋37bを接続して、鉄筋籠37を更に延
長して組み立てる作業を行う。このようにして、所定配
筋本数の新たな主筋37aを、その各々の配筋位置に対
応させた形で上部ゲージディスク52の主筋配置部71
Xにセットし、セットしたこれら主筋37aを既に搭載
されている主筋37aの上に接合し、該所定本数の新た
な主筋37aに配力筋37bを接続して、鉄筋籠37を
延長して組み立てながら、昇降装置54の駆動操作によ
って下部フレーム枠9を鉄筋籠37を組み立てた長さ分
づつ下降させていく、即ち組み立てられた鉄筋籠37を
順次縦穴3に送りこむ作業を、所定のサイクルで繰り返
すことによって、縦穴3に主筋37aと配力筋37b
を、これ等を接続した鉄筋籠37の状態で建て込むこと
が出来る。すると、当該鉄筋籠組立及び建て込み作業を
坑口3a付近の地面2a上で行うことが出来、鉄筋組立
のために縦穴3の坑内に作業員が降りたり、縦穴3上に
足場を仮設して高所作業を行う必要がない。
【0038】さらに、このようにして、所定長さ分の鉄
筋籠37を、組立済状態で、縦穴37に建て込み設置す
ると、該鉄筋建て込みのために縦穴3を下降させた下部
フレーム枠9は、図11に示すように、穴底3bに到達
する。これによって、下部フレーム枠9の載置脚9aを
介して、鉄筋籠37が穴底3bに支持された形になる。
その後、穴底3bにいる作業員により、下部フレーム枠
9の鉄筋支持治具32の締結部材35を取外し、治具本
体33と穴底3bとの間の作業間隔SKを利用する形で
治具本体33を取り外し回収する。すると、下部フレー
ム枠9に保持されていた主筋37aの下端部位37cの
水平部位に対して、これを支持していたものが無くなる
ので、主筋37aは落下して下端部位37cの水平部位
が穴底3bに載る(なお、治具本体33は、主筋37a
の下端部位37cに敷かれる形で回収できない場合もあ
る。)。次いで、下部フレーム枠9をパーツ49aに分
解し、昇降装置54を駆動して分解された下部フレーム
枠9を上昇させると、主筋37aの、主筋端部保持部3
1による保持が既に解除されているので、下部フレーム
枠9は、これら主筋37aを置き去りにする形で上昇さ
れ回収される。つまり、下部フレーム枠9を構成する部
材は殆ど回収され、従って他の現場での転用などが可能
になるので都合がよい。また、下部フレーム枠9は分解
されコンパクトな形で上方に引き上げられるので、回収
途中で下部フレーム枠9が鉄筋籠37などと干渉するよ
うなことが防止される。
【0039】次いで、鉄筋建て込み装置5を縦穴3から
撤去すれば、直ちに該縦穴3にコンクリートを打設する
作業を行うことが出来る。また、撤去した鉄筋建て込み
装置5を、未だ鉄筋籠37が建て込みされていない縦穴
3に転用し、新たな鉄筋建て込み作業を開始することが
出来る。従って、施工効率が良く、杭施工を行うことが
出来る。なお、こうした鉄筋建て込み装置5の移設や、
先に述べた主筋37aの鉄筋建て込み装置5へのセット
には、クレーン車40を使用するが、鉄筋建て込み装置
5は、鉄筋籠37を保持していない状態で設置或いは移
設され、また、主筋37aのセットは3本づつ行われる
ので、該クレーン車40は小型のもので十分である。ま
た、鉄筋籠37は、坑口3a付近で組み立てられる形
で、その組立以前には、主筋37aと半円形の配力筋3
7bを、寝かせた状態で重ねて保管しておくことが出来
る。よって、こうしたクレーン車40の設置や主筋37
a、配力筋37b等の鉄筋の保管のために、広範な場所
が占有されることはない。
【0040】なお、上述した実施例においては、円柱形
状の縦穴3にその側壁3cに沿った円筒状の鉄筋籠37
を建て込みする例を述べたが、縦穴3及び鉄筋籠37の
形状は、これに限定されるものではない。従って、縦穴
3の真中部分にも鉄筋籠37等の鉄筋組立体を建て込み
しても構わない。また、その全体形状が板状をなす鉄筋
組立体を壁状の縦穴に建て込みしても構わない。
【0041】また、本発明による鉄筋建て込み装置は、
主筋を束ねて建て込む場合にも適用できる。但し、その
場合には下部ゲージディスク7、上部ゲージディスク5
2、ゲージ盤9cは上述した実施例と異なった形で構成
される。例えば、主筋37aを鉄筋籠37の周方向に並
ぶ形で2本づつ束ねて建て込む場合には、下部ゲージデ
ィスク7Pは、図15に示すように、前記下部ゲージデ
ィスク7と略同様の複数の主筋配置部71が、該下部ゲ
ージディスク7Pの外周に沿って所定のピッチ毎に形成
されている。但し各主筋配置部71には、該主筋配置部
71を、周方向に並んだ2つの部位71a、71aに分
割する形で仕切る仕切板74が設けられており、これら
部位71a、71aに主筋37a、37aが、それぞれ
1本づつ収容自在になっている。つまり、1つの主筋配
置部71の部位71a、71aに収容された主筋37
a、37aは、束ねられた状態になっている。なお、下
部ゲージディスク7Pには適宜なストッパ72が、各主
筋配置部71ごとに2つづつ、即ち1つの主筋配置部7
1の各部位71aごとに1つづつ設けられている。ま
た、下部ゲージディスク7Pと略同様に上部ケージディ
スク52Pは、図17に示すように、複数の主筋配置部
71Xが、該上部ケージディスク52Pの外周に沿って
所定のピッチ毎に形成されている。但し各主筋配置部7
1Xには、該主筋配置部71Xを、周方向に並んだ2つ
の部位71Xa、71Xaに分割する形で仕切る仕切板
74Xが設けられており、これら部位71Xa、71X
aに主筋37a、37aが、それぞれ1本づつ収容自在
になっている。つまり、1つの主筋配置部71Xの部位
71Xa、71Xaに収容された主筋37a、37a
は、束ねられた状態になっている。なお、上部ゲージデ
ィスク52Pには適宜なストッパ72Xが、各主筋配置
部71Xごとに2つづつ、即ち1つの主筋配置部71X
の各部位71Xaごとに1つづつ設けられている。また
ゲージ盤9cPは、図19に示すように、その外周に沿
って所定のピッチ毎に主筋配置部9sが形成されてい
る。主筋配置部9sには仕切板等は設けられていない
が、1つの主筋配置部9sに2本の主筋37aが保持さ
れるようになっている。そして、上述した下部ゲージデ
ィスク7P、上部ケージディスク52P、ゲージ盤9c
P間において、主筋配置部71の位置と主筋配置部71
Xの位置、及び主筋配置部9sの位置は上下方向に対応
整合している。上述した下部ゲージディスク7P、上部
ケージディスク52P、ゲージ盤9cPを採用すること
により、主筋37aを鉄筋籠37の周方向に並ぶ形で2
本づつ束ねて建て込む作業が容易に行えるようになる。
なお、下部ゲージディスク7Pの主筋配置部71、上部
ケージディスク52Pの主筋配置部71X、ゲージ盤9
cPの主筋配置部9sにそれぞれ主筋37aを1本づつ
のみ保持させることにより、主筋37aを束ねずに建て
込む作業も容易に行える。
【0042】また、例えば、主筋37aを鉄筋籠37の
放射方向に並ぶ形で2本づつ束ねて建て込む場合には、
下部ゲージディスク7Qは、図16に示すように、前記
下部ゲージディスク7と略同様の複数の主筋配置部71
が、該下部ゲージディスク7Qの外周に沿って所定のピ
ッチ毎に形成されている。但し各主筋配置部71には、
放射方向に並んだ形で主筋37a、37aが収容自在に
なっている。つまり、1つの主筋配置部71に収容され
た主筋37a、37aは、束ねられた状態になってい
る。なお、下部ゲージディスク7Qには適宜なストッパ
72が、各主筋配置部71ごとに設けられている。ま
た、下部ゲージディスク7Qと略同様に上部ケージディ
スク52Qは、図18に示すように、複数の主筋配置部
71Xが、該上部ケージディスク52Qの外周に沿って
所定のピッチ毎に形成されている。但し各主筋配置部7
1Xには、放射方向に並んだ形で主筋37a、37aが
収容自在になっている。つまり、1つの主筋配置部71
Xに収容された主筋37a、37aは、束ねられた状態
になっている。なお、上部ゲージディスク52Qには適
宜なストッパ72Xが、各主筋配置部71Xごとに設け
られている。またゲージ盤9cQは、図20に示すよう
に、その外周に沿って所定のピッチ毎に主筋配置部9s
が形成されている。1つの主筋配置部9sには2本の主
筋37aが保持されるようになっている。そして、上述
した下部ゲージディスク7Q、上部ケージディスク52
Q、ゲージ盤9cQ間において、主筋配置部71の位置
と主筋配置部71Xの位置、及び主筋配置部9sの位置
は上下方向に対応整合している。なお、ゲージ盤9cQ
を採用した場合の主筋端部保持部31における、束ねら
れた主筋37a、37aの保持状態は、図21に示すよ
うに、例えば主筋37a、37aの下端部位37c、3
7cの屈曲した水平部位が互いに上下に重なった形で配
置される。上述した下部ゲージディスク7Q、上部ケー
ジディスク52Q、ゲージ盤9cQを採用することによ
り、主筋37aを鉄筋籠37の放射方向に並ぶ形で2本
づつ束ねて建て込む作業が容易に行えるようになる。な
お、下部ゲージディスク7Qの主筋配置部71、上部ケ
ージディスク52Qの主筋配置部71X、ゲージ盤9c
Qの主筋配置部9sにそれぞれ主筋37aを1本づつの
み保持させることにより、主筋37aを束ねずに建て込
む作業も容易に行える。
【0043】また上述した実施例では主筋の端部を保持
・保持解除自在な主筋端部保持手段として、主筋配置部
9s及び治具本体33からなる主筋端部保持部31が示
されているが、主筋端部保持手段はこれに限定されず、
その他のものでもよい。例えば、主筋端部保持手段とし
ては、主筋の端部を掴んで固定できるように形成された
鉄筋掴み装置(例えばクランプのようなもの)などを採
用してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明によれば、地面2a等の地面から掘り下げられた縦
穴3等の縦穴に、複数の主筋37a等の主筋と配力筋3
7b等の配力筋によるコンクリート補強用の鉄筋籠37
等の鉄筋組立体を建て込む際に使用する鉄筋建て込み装
置において、フレーム6等のフレームを有し、前記フレ
ームに主筋配筋手段70等の主筋配筋手段を設け、前記
主筋配筋手段に複数の主筋配置部71、71X等の主筋
ガイド部を、前記主筋を上下方向にそれぞれガイドし得
るように設け、前記フレームの下方に下部フレーム枠9
等の主筋保持手段を、上下に移動自在に設け、前記主筋
保持手段は、フレーム枠本体49等の主筋保持フレーム
を有し、前記主筋保持フレームに主筋端部保持部31等
の主筋端部支持手段を、建て込むべき鉄筋組立体の主筋
の下端部位37c等の端部を保持・保持解除自在に設
け、前記フレームに昇降装置54等の昇降装置を、前記
主筋保持フレームを上下に移動駆動位置決め自在に設け
て構成されるので、主筋保持手段によって所定の配筋状
態に保持された複数の主筋に、配力筋を接続していく作
業により鉄筋組立を行い、また、主筋保持手段を下方に
移動させることによって該組み立てられた鉄筋組立体の
建て込み作業を行うことが出来る。ところで、組み立て
た鉄筋組立体は、縦穴内で該鉄筋組立体を支えている主
筋保持手段とともに、該縦穴内を下降し、該縦穴の穴底
に設置される。しかし、該鉄筋組立体の主筋は、主筋保
持手段の主筋保持フレームの主筋端部支持手段におい
て、その端部が保持されているので、該鉄筋組立体の穴
底への設置の際には、該主筋端部支持手段により、前記
鉄筋組立体の主筋の保持解除を行い、従って鉄筋組立体
と主筋保持フレーム側とを分離し、該鉄筋組立体を穴底
に置き去りにして、主筋保持フレームを地上に回収する
ようにする。つまり、主筋保持手段のうち主筋保持フレ
ーム側が回収できるので、主筋保持フレーム等の部材の
転用が極力可能になり、部材を極力節約することができ
る。部材の節約により経済的なコストも軽減する。
【0045】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明の鉄筋建て込み装置において、前記主筋保持フレーム
は環状に形成されており、前記主筋保持フレームは周方
向に、パーツ49a等の複数のパーツに分解・組立自在
となっているので、主筋保持フレームを地上に回収する
際には、該主筋保持フレームを複数のパーツに分解し
て、従って極力コンパクトな形で上方に引き上げる。こ
うすることにより、第1の発明による効果に加えて、主
筋保持フレームを地上に回収する際に、該主筋保持フレ
ームが、建て込みされた鉄筋組立体などに干渉すること
なくスムーズに回収作業が行え都合がよい。
【0046】また本発明のうち第3の発明は、第1の発
明の鉄筋建て込み装置において、前記主筋保持フレーム
は環状に形成された本体部材48等の本体を有し、前記
主筋端部支持手段は、前記主筋を収納自在に、前記主筋
配筋手段の主筋ガイド部に対応した形で前記本体に設け
られた主筋配置部9s等の複数のゲージ溝及び、建て込
むべき鉄筋組立体の主筋の下端部位37c等の端部を支
持し得る形で前記本体に着脱自在に設けられた治具本体
33等の主筋端部支持部材からなるので、主筋保持手段
に搭載された複数の主筋は、それぞれゲージ溝に収納さ
せることにより、これら主筋の姿勢を適正に維持させる
ことができる。よって、第1の発明による効果に加え
て、主筋保持手段に搭載された複数の主筋、或いはこれ
らと配力筋により組立てられた鉄筋組立体は、搭載中に
不用意にねじれたり回転したりするようなことが極力防
止され都合がよい。また、主筋保持手段に搭載された鉄
筋組立体の穴底への設置の際には、主筋端部支持部材を
本体より取り外し、該鉄筋組立体を穴底に置き去りにし
て、本体等を地上に回収するようにする。つまり、主筋
保持フレームのうち少なくとも本体が回収できるので都
合がよい。また、本体の回収時には、主筋端部支持部材
を本体より取り外せばよいので簡単である。
【0047】また本発明のうち第4の発明は、第3の発
明の鉄筋建て込み装置において、前記各ゲージ溝は、複
数の主筋を収納自在に形成されているので、第3の発明
による効果に加えて、主筋を単列鉄筋だけでなく、複数
束ねて建て込む際にも、本第4の発明による鉄筋建て込
み装置は適用可能となるので都合がよい。
【0048】また本発明のうち第5の発明は、第3の発
明の鉄筋建て込み装置において、前記本体にゲージ盤9
c、9cP、9cQ等のゲージ盤を着脱自在に設け、前
記ゲージ溝は、前記ゲージ盤に設けられている。従っ
て、ゲージ溝の形成ピッチが異なる複数種類のゲージ
盤、或いはゲージ溝の大きさが異なる複数種類のゲージ
盤などを準備しておき、施工現場で建て込むべき鉄筋組
立体の態様に応じて、これら複数種類のゲージ盤から適
切なものを選択して本体に取付けるようにする。こうし
て、第3の発明による効果に加えて、本第5の発明によ
る鉄筋建て込み装置は、様々な態様の鉄筋組立体の建て
込みにおいて適用可能となるので都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による鉄筋建て込み装置の一実
施例を用いて鉄筋建て込み作業を行っている杭施工現場
の様子を示す一部破断斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す鉄筋建て込み装置の梁ユニ
ット付近を示す斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す鉄筋建て込み装置のフレー
ムを示す側面図である。
【図4】図4は、図3のI矢視図である。
【図5】図5は、図4に示す上部ゲージディスクのIV矢
視部分の拡大図である。
【図6】図6は、図3のX1−Y1線断面図である。
【図7】図7は、図6に示す下部ゲージディスクの拡大
図である。
【図8】図8は、ワイヤドラムと滑車との関係を示した
模式図である。
【図9】図9は、図3のX2−Y2線断面図である。
【図10】図10は、穴底に載置された状態の下部フレ
ーム枠を示した図である。
【図11】図11は、穴底に載置された状態の下部フレ
ーム枠を示した断面拡大図である。
【図12】図12は、主筋吊り具を示した斜視図であ
る。
【図13】図13(a)乃至図13(c)は、配力筋の
設置作業の手順を示した図である。
【図14】図14は、図3に示すフレームにおいて、滑
車を収納した状態を示した図である。
【図15】図15は、別の形で構成された下部ゲージデ
ィスクを示した図である。
【図16】図16は、別の形で構成された下部ゲージデ
ィスクを示した図である。
【図17】図17は、別の形で構成された上部ゲージデ
ィスクを示した図である。
【図18】図18は、別の形で構成された上部ゲージデ
ィスクを示した図である。
【図19】図19は、別の形で構成されたゲージ盤を示
した図である。
【図20】図20は、別の形で構成されたゲージ盤を示
した図である。
【図21】図21は、図20に示すゲージ盤を有した下
部フレーム枠が穴底に載置された状態を示した断面図で
ある。
【符号の説明】
2a……地面 3……縦穴 5……鉄筋建て込み装置 6……フレーム 9……主筋保持手段(下部フレーム枠) 9c……ゲージ盤 9cP……ゲージ盤 9cQ……ゲージ盤 9s……ゲージ溝(主筋配置部) 31……主筋端部支持手段(主筋端部保持部) 33……主筋端部支持部材(治具本体) 37……鉄筋組立体(鉄筋籠) 37a……主筋 37b……配力筋 37c……下端部位 48……本体(本体部材) 49……主筋保持フレーム(フレーム枠本体) 49a……パーツ 54……昇降装置 70……主筋配筋手段 71……主筋ガイド部(主筋配置部) 71X……主筋ガイド部(主筋配置部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小宮山 茂樹 東京都港区赤坂1丁目6番14号 東京電力 株式会社UHV送変電建設所内 (72)発明者 中井 栄 千葉県流山市駒木518番地1号 三井建設 株式会社技術研究所内 (72)発明者 魚住 雅孝 千葉県流山市駒木518番地1号 三井建設 株式会社技術研究所内 (72)発明者 長野 祐司 千葉県流山市駒木518番地1号 三井建設 株式会社技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面から掘り下げられた縦穴に、複数の主
    筋と配力筋によるコンクリート補強用の鉄筋組立体を建
    て込む際に使用する鉄筋建て込み装置において、 フレームを有し、 前記フレームに主筋配筋手段を設け、 前記主筋配筋手段に複数の主筋ガイド部を、前記主筋を
    上下方向にそれぞれガイドし得るように設け、 前記フレームの下方に主筋保持手段を、上下に移動自在
    に設け、 前記主筋保持手段は、主筋保持フレームを有し、 前記主筋保持フレームに主筋端部支持手段を、建て込む
    べき鉄筋組立体の主筋の端部を保持・保持解除自在に設
    け、 前記フレームに昇降装置を、前記主筋保持フレームを上
    下に移動駆動位置決め自在に設けて構成した鉄筋建て込
    み装置。
  2. 【請求項2】前記主筋保持フレームは環状に形成されて
    おり、 前記主筋保持フレームは周方向に、複数のパーツに分解
    ・組立自在となっていることを特徴とする請求項1記載
    の鉄筋建て込み装置。
  3. 【請求項3】前記主筋保持フレームは環状に形成された
    本体を有し、 前記主筋端部支持手段は、前記主筋を収納自在に、前記
    主筋配筋手段の主筋ガイド部に対応した形で前記本体に
    設けられた複数のゲージ溝及び、建て込むべき鉄筋組立
    体の主筋の端部を支持し得る形で前記本体に着脱自在に
    設けられた主筋端部支持部材からなることを特徴とする
    請求項1記載の鉄筋建て込み装置。
  4. 【請求項4】前記各ゲージ溝は、複数の主筋を収納自在
    に形成されていることを特徴とする請求項3記載の鉄筋
    建て込み装置。
  5. 【請求項5】前記本体にゲージ盤を着脱自在に設け、 前記ゲージ溝は、前記ゲージ盤に設けられていることを
    特徴とする請求項3記載の鉄筋建て込み装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026974A3 (en) * 1999-10-14 2002-11-28 Natsteel Technology Invest Pte Collapsible cage
CN104594336A (zh) * 2015-01-30 2015-05-06 国家电网公司 特高压灌注桩基础钢筋笼内部支撑装置
JP2019148070A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 鹿島建設株式会社 地下構造物の構築方法
JP2020186538A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 鹿島建設株式会社 形状保持機構、ストランド鉄筋籠の建て込み装置及びストランド鉄筋籠の建て込み方法

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