JPH09125546A - 二重断熱部材 - Google Patents
二重断熱部材Info
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- JPH09125546A JPH09125546A JP28597995A JP28597995A JPH09125546A JP H09125546 A JPH09125546 A JP H09125546A JP 28597995 A JP28597995 A JP 28597995A JP 28597995 A JP28597995 A JP 28597995A JP H09125546 A JPH09125546 A JP H09125546A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】断熱性又は保温性に優れた二重断熱材を提供す
ることにある。 【解決手段】外側支持材の一面に断熱材が積層された外
側部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積層
された内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材が
内方となるように、支持金具を介して配設された二重断
熱部材であって、外側部材と内側部材とで形成された空
間部は閉塞されると共に、該空間部の間隔は10〜13
0mmである二重断熱部材。
ることにある。 【解決手段】外側支持材の一面に断熱材が積層された外
側部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積層
された内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材が
内方となるように、支持金具を介して配設された二重断
熱部材であって、外側部材と内側部材とで形成された空
間部は閉塞されると共に、該空間部の間隔は10〜13
0mmである二重断熱部材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物等の断熱部
材、特に折板加工され屋根材用途等に用いられる二重断
熱部材に関する。
材、特に折板加工され屋根材用途等に用いられる二重断
熱部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製折板外装材が屋根用途に多
く用いられている。このようなものとして、特開昭58
−146655号公報に、下部外装材と上部外装材から
なり、下部外装材の表裏面又はどちらかの一側面には断
熱材が接着され、下部外装材と上部外装材により形成さ
れた空間は閉じられている金属製折版外装材が開示され
ている。しかし、かかる金属製折版外装材において、下
部外装材と上部外装材の間隔が狭い場合は、二重構造に
しているとはいえ、実質上一重と同一であり、断熱性に
劣るものであり、逆に広い場合は空間部で空気層の対流
現象を生じ、同様に断熱性に劣るものであった。
く用いられている。このようなものとして、特開昭58
−146655号公報に、下部外装材と上部外装材から
なり、下部外装材の表裏面又はどちらかの一側面には断
熱材が接着され、下部外装材と上部外装材により形成さ
れた空間は閉じられている金属製折版外装材が開示され
ている。しかし、かかる金属製折版外装材において、下
部外装材と上部外装材の間隔が狭い場合は、二重構造に
しているとはいえ、実質上一重と同一であり、断熱性に
劣るものであり、逆に広い場合は空間部で空気層の対流
現象を生じ、同様に断熱性に劣るものであった。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
建物の断熱を効率的に行いうる二重断熱部材を提供する
こと、更に他の目的は、これらの二重断熱部材を折板加
工した二重断熱部材を提供することにある。
建物の断熱を効率的に行いうる二重断熱部材を提供する
こと、更に他の目的は、これらの二重断熱部材を折板加
工した二重断熱部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の二重断
熱部材は、外側支持材の一面に断熱材が積層された外側
部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積層さ
れた内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材が内
方となるように、支持金具を介して配設された二重断熱
部材であって、外側部材と内側部材とで形成された空間
部は閉塞されると共に、該空間部の間隔は10〜130
mmであるものであり、又、請求項2に記載の二重断熱
部材は、更に、空間部の間隔を10〜40mmとしたも
のであり、加えて、請求項3に記載の二重断熱部材は、
折板加工された二重断熱部材である。
熱部材は、外側支持材の一面に断熱材が積層された外側
部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積層さ
れた内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材が内
方となるように、支持金具を介して配設された二重断熱
部材であって、外側部材と内側部材とで形成された空間
部は閉塞されると共に、該空間部の間隔は10〜130
mmであるものであり、又、請求項2に記載の二重断熱
部材は、更に、空間部の間隔を10〜40mmとしたも
のであり、加えて、請求項3に記載の二重断熱部材は、
折板加工された二重断熱部材である。
【0003】以下、図面を参照しながら本願発明を説明
する。図1は折板加工されていない二重断熱部材の正面
断面図であり、図2は折板加工された二重断熱部材の正
面断面図である。なお、図1及び2は便宜上内側支持材
5の一面にのみ断熱材が積層された二重断熱部材1を表
したものであり、これらに限定されないのはいうまでも
ない。
する。図1は折板加工されていない二重断熱部材の正面
断面図であり、図2は折板加工された二重断熱部材の正
面断面図である。なお、図1及び2は便宜上内側支持材
5の一面にのみ断熱材が積層された二重断熱部材1を表
したものであり、これらに限定されないのはいうまでも
ない。
【0004】本願発明は、外側部材4と内側部材6とが
支持金具8を介して、所定間隔を保持した状態で配設さ
れており、内側支持材5の少なくとも一面及び外側支持
材2の内方側に断熱材3が積層されている。
支持金具8を介して、所定間隔を保持した状態で配設さ
れており、内側支持材5の少なくとも一面及び外側支持
材2の内方側に断熱材3が積層されている。
【0005】外側支持材2及び内側支持材5は、建築部
材に必要な強度を有するものであれば特に限定されず、
例えば、鉄板、鋼板、アルミニウム鋼板、ステンレス鋼
板、ポリ塩化ビニル鋼板、フッ素鋼板等が挙げられる。
又、これらの厚みも必要な強度に応じて適宜調整すれば
よいが、例えば、屋根用途に用いられる場合には、薄い
と強度の面で不充分な場合があり、厚いと重くなり、又
折板加工が困難になることがあるので、0.23〜1.
60mmが好ましい。
材に必要な強度を有するものであれば特に限定されず、
例えば、鉄板、鋼板、アルミニウム鋼板、ステンレス鋼
板、ポリ塩化ビニル鋼板、フッ素鋼板等が挙げられる。
又、これらの厚みも必要な強度に応じて適宜調整すれば
よいが、例えば、屋根用途に用いられる場合には、薄い
と強度の面で不充分な場合があり、厚いと重くなり、又
折板加工が困難になることがあるので、0.23〜1.
60mmが好ましい。
【0006】外側支持材2及び内側支持材5には断熱材
3が積層されるが、断熱性能を有するものであれば、特
に限定されず、例えば、発泡体、ガラスウール、石綿等
が挙げられ、単独で用いられても併用されてもよい。施
工上の容易さを考慮すると、発泡体を用いるのが好まし
い。
3が積層されるが、断熱性能を有するものであれば、特
に限定されず、例えば、発泡体、ガラスウール、石綿等
が挙げられ、単独で用いられても併用されてもよい。施
工上の容易さを考慮すると、発泡体を用いるのが好まし
い。
【0007】これら断熱材3を外側支持材2又は内側支
持材5に積層する方法は特に限定されず、例えば、熱融
着による方法、接着剤による方法、クギやボルト等で固
着させる方法等が挙げられ、外側支持材2及び内側支持
材5並びに断熱材3の材質等を考慮しつつ、適宜選択し
て用いればよい。
持材5に積層する方法は特に限定されず、例えば、熱融
着による方法、接着剤による方法、クギやボルト等で固
着させる方法等が挙げられ、外側支持材2及び内側支持
材5並びに断熱材3の材質等を考慮しつつ、適宜選択し
て用いればよい。
【0008】外側支持材2の内方側には断熱材3が積層
されるが、断熱材3が積層されることにより、断熱効果
が得られる。
されるが、断熱材3が積層されることにより、断熱効果
が得られる。
【0009】一方、内側支持材5の少なくとも一面にも
断熱材3が積層されるが、内側支持材5の空間部7側に
積層されると断熱効果が、又空間部7側でない面に積層
されると、上記効果の他に、室内での吸音効果及び内側
支持材5の錆止め効果が得られ、更に、内側支持材5の
両面に積層されると、断熱効果が大きくなると共に、室
内の吸音効果及び錆止め効果も得られる。
断熱材3が積層されるが、内側支持材5の空間部7側に
積層されると断熱効果が、又空間部7側でない面に積層
されると、上記効果の他に、室内での吸音効果及び内側
支持材5の錆止め効果が得られ、更に、内側支持材5の
両面に積層されると、断熱効果が大きくなると共に、室
内の吸音効果及び錆止め効果も得られる。
【0010】本願発明では、外側部材4と内側部材6と
で形成された空間部7は閉塞されると共に、その空間部
7の間隔は10〜130mmに限定される。即ち、空間
部7を閉塞し、且つその間隔を10〜130mmとする
ことにより、空間部7間に存在する空気層の対流を防止
し、空気層に断熱機能を持たせているのである。なお、
本願発明において、空間部7の間隔とは、外側部材4と
内側部材6との距離Aのうち最大距離と最小距離との平
均値をいう(図3参照)。図3では、説明の便宜上、外
側部材及び内側部材は支持材と断熱材とを区別せず、又
支持金具を省略している。
で形成された空間部7は閉塞されると共に、その空間部
7の間隔は10〜130mmに限定される。即ち、空間
部7を閉塞し、且つその間隔を10〜130mmとする
ことにより、空間部7間に存在する空気層の対流を防止
し、空気層に断熱機能を持たせているのである。なお、
本願発明において、空間部7の間隔とは、外側部材4と
内側部材6との距離Aのうち最大距離と最小距離との平
均値をいう(図3参照)。図3では、説明の便宜上、外
側部材及び内側部材は支持材と断熱材とを区別せず、又
支持金具を省略している。
【0011】なお、本願発明において空間部7を閉塞す
ることを必須としているが、ここに「閉塞」とは完全な
密封状態をいうのではなく、空間部7に存在する空気層
の断熱性能を損なわない程度の対流が生じるぐらいの若
干の空隙、更には部分的な開放部があっても構わない。
ることを必須としているが、ここに「閉塞」とは完全な
密封状態をいうのではなく、空間部7に存在する空気層
の断熱性能を損なわない程度の対流が生じるぐらいの若
干の空隙、更には部分的な開放部があっても構わない。
【0012】空間部7を閉塞する方法は特に限定され
ず、例えば、図4に示すが如く、空間部7の断面形状を
有する鉄板、発泡体等の閉塞部材9を空間部7に挿嵌す
ることにより閉塞する方法等が挙げられる。なお、図4
では、便宜上、外側部材及び内側部材は支持材と断熱材
とを区別せず、又支持金具を省略している。
ず、例えば、図4に示すが如く、空間部7の断面形状を
有する鉄板、発泡体等の閉塞部材9を空間部7に挿嵌す
ることにより閉塞する方法等が挙げられる。なお、図4
では、便宜上、外側部材及び内側部材は支持材と断熱材
とを区別せず、又支持金具を省略している。
【0013】又、本願発明において、空間部7の間隔を
限定した理由は下記の通りである。空間部7の間隔が狭
いと、空間部7中の空気層が薄くなり、断熱性が不充分
となるからであり、又広いと、外部からの加熱により空
気層の対流が生じ断熱性が不充分となるからである。空
間部7の間隔は、10〜40mmがより好ましい。な
お、本願発明において、外側部材4と内側部材6との距
離は全て同じである必要はなく、空間部7の間隔が上記
範囲内となれば、外側部材4と内側部材6との距離を部
分的に変化させてもよいのはいうまでもない。
限定した理由は下記の通りである。空間部7の間隔が狭
いと、空間部7中の空気層が薄くなり、断熱性が不充分
となるからであり、又広いと、外部からの加熱により空
気層の対流が生じ断熱性が不充分となるからである。空
間部7の間隔は、10〜40mmがより好ましい。な
お、本願発明において、外側部材4と内側部材6との距
離は全て同じである必要はなく、空間部7の間隔が上記
範囲内となれば、外側部材4と内側部材6との距離を部
分的に変化させてもよいのはいうまでもない。
【0014】本願発明では、外側部材4と内側部材6と
を支持金具8を介して配設しているが、かかる際に用い
られる支持金具8は、外側部材4と内側部材6とを所定
間隔で配設できれば特に限定されず、ボルト、ナット及
び短管からなる支持金具等いかなるものであってもよ
い。
を支持金具8を介して配設しているが、かかる際に用い
られる支持金具8は、外側部材4と内側部材6とを所定
間隔で配設できれば特に限定されず、ボルト、ナット及
び短管からなる支持金具等いかなるものであってもよ
い。
【0015】例示した図5及び図6の支持金具及び該支
持金具を用いた配設方法について具体的に説明する。図
5に示す支持金具は、ボルト10、ナット11及び短管
12からなり、該支持金具を用いて外側部材4と内側部
材6とが配設される。予め内側部材4及び外側部材6に
ボルト10が嵌入しうる貫通孔を設けておき、貫通孔が
設けられた内側部材6を配置した後、前記孔にボルト1
0を嵌入せしめ、次に、所望空間部7の間隔に対応した
長さの短管12をボルト10に差し込み、その上から外
側部材4を前記貫通孔がボルト10に対応するように配
置せしめた後、ナット11で固定させることにより、外
側部材4と内側部材6とが空間部7の所望間隔を保持し
た状態で配設される。
持金具を用いた配設方法について具体的に説明する。図
5に示す支持金具は、ボルト10、ナット11及び短管
12からなり、該支持金具を用いて外側部材4と内側部
材6とが配設される。予め内側部材4及び外側部材6に
ボルト10が嵌入しうる貫通孔を設けておき、貫通孔が
設けられた内側部材6を配置した後、前記孔にボルト1
0を嵌入せしめ、次に、所望空間部7の間隔に対応した
長さの短管12をボルト10に差し込み、その上から外
側部材4を前記貫通孔がボルト10に対応するように配
置せしめた後、ナット11で固定させることにより、外
側部材4と内側部材6とが空間部7の所望間隔を保持し
た状態で配設される。
【0016】更に、別の支持金具について説明する。図
6に示す支持金具では、所望の空間部7の間隔を保持す
るために、上記短管12の代わりに、タイトフレーム1
3を用いる。該支持金具を用いて外側部材4と内側部材
6とを配設する手順は、上記と略同様であり、先ず、内
側部材6を配置し、タイトフレーム13をその上に配置
した後、更にその上に外側部材4を配置し、ボルト10
とナット11で固定させることにより、外側部材4と内
側部材6とが所望間隔を保持した状態で配設される。
6に示す支持金具では、所望の空間部7の間隔を保持す
るために、上記短管12の代わりに、タイトフレーム1
3を用いる。該支持金具を用いて外側部材4と内側部材
6とを配設する手順は、上記と略同様であり、先ず、内
側部材6を配置し、タイトフレーム13をその上に配置
した後、更にその上に外側部材4を配置し、ボルト10
とナット11で固定させることにより、外側部材4と内
側部材6とが所望間隔を保持した状態で配設される。
【0017】請求項3に記載の発明は、折板加工された
外側部材4及び内側部材6とを、上記の如く、支持金具
8を介して配設して得られるものである。図2には折板
加工された二重断熱部材の一例を表したが、外側部材4
及び内側部材6の断面形状はこれに限定されず、波形形
状に折板加工された図7や部分的に山形に折板加工され
た図8の如き形状のものであってもよく、用途に応じ
て、適宜所定形状に折板加工されればよい。
外側部材4及び内側部材6とを、上記の如く、支持金具
8を介して配設して得られるものである。図2には折板
加工された二重断熱部材の一例を表したが、外側部材4
及び内側部材6の断面形状はこれに限定されず、波形形
状に折板加工された図7や部分的に山形に折板加工され
た図8の如き形状のものであってもよく、用途に応じ
て、適宜所定形状に折板加工されればよい。
【0018】
【作用】本願発明は、外側部材4と内側部材6とが支持
金具8を介して、所定間隔を保持しつつ配設されたもの
であり、且つ空間部7は閉塞されたものであるので、空
間部7に存在する空気層の断熱性能を阻害する対流を防
止することが可能となった。従って、この空気層が断熱
材の機能を発揮することとなり、特に寒冷地等での室内
の保温効果の他、外部からの輻射熱による内部(室内)
の加熱防止効果を発揮する。
金具8を介して、所定間隔を保持しつつ配設されたもの
であり、且つ空間部7は閉塞されたものであるので、空
間部7に存在する空気層の断熱性能を阻害する対流を防
止することが可能となった。従って、この空気層が断熱
材の機能を発揮することとなり、特に寒冷地等での室内
の保温効果の他、外部からの輻射熱による内部(室内)
の加熱防止効果を発揮する。
【0019】
(実施例1〜3、比較例1、2)発泡倍率30倍、厚さ
6mmのポリエチレン発泡体の一面に塗布器を用いて、
クロロプレン系接着剤を塗布後、乾燥させた。得られた
接着剤塗布ポリエチレン発泡体を、110℃に加熱され
た鉄板の一面に積層・圧着させた後、折板加工を行い、
図2に示す断面形状を有する外側部材4を得た。
6mmのポリエチレン発泡体の一面に塗布器を用いて、
クロロプレン系接着剤を塗布後、乾燥させた。得られた
接着剤塗布ポリエチレン発泡体を、110℃に加熱され
た鉄板の一面に積層・圧着させた後、折板加工を行い、
図2に示す断面形状を有する外側部材4を得た。
【0020】又、同様にして、110℃に加熱された鉄
板の片面に、上記ポリエチレン発泡体を積層・圧着させ
た後、折板加工を行い、図2に示す断面形状を有する内
側部材6を得た。
板の片面に、上記ポリエチレン発泡体を積層・圧着させ
た後、折板加工を行い、図2に示す断面形状を有する内
側部材6を得た。
【0021】得られた外側部材4と内側部材6とを、内
側支持材5に積層した発泡体(断熱材3)が空間部7側
となるように、図5に示したボルト10、ナット11及
び短管12からなる支持金具8を介して、表1に示す通
り、空間部の間隔を保持しつつ、両者を配設した。更
に、得られた二重断熱部材1の空間部7の断面形状に予
め合致する様にカットされたポリエチレン発泡体を、図
4に示すが如く、空間部7が閉塞される様に該空間部7
に挿嵌し、二重断熱部材を得た。得られた二重断熱部材
の断熱性を下記の方法で測定し、その結果を表1に示し
た。
側支持材5に積層した発泡体(断熱材3)が空間部7側
となるように、図5に示したボルト10、ナット11及
び短管12からなる支持金具8を介して、表1に示す通
り、空間部の間隔を保持しつつ、両者を配設した。更
に、得られた二重断熱部材1の空間部7の断面形状に予
め合致する様にカットされたポリエチレン発泡体を、図
4に示すが如く、空間部7が閉塞される様に該空間部7
に挿嵌し、二重断熱部材を得た。得られた二重断熱部材
の断熱性を下記の方法で測定し、その結果を表1に示し
た。
【0022】〔断熱性〕得られた二重断熱部材を図9に
示すが如くセットし、外側部材4側から遠赤外線ヒータ
ー14を用いて、照射熱量780kcal/m2 で照射
し、a点及びb点の空気温度を熱電対を用いて測定し
た。なお、a点の空気温が30℃となるように空調を用
いて調整し、b点での空気の加熱が、a点での空気が加
熱されたことによる影響を防止し、遠赤外線(輻射熱)
による加熱だけとなるようにした。
示すが如くセットし、外側部材4側から遠赤外線ヒータ
ー14を用いて、照射熱量780kcal/m2 で照射
し、a点及びb点の空気温度を熱電対を用いて測定し
た。なお、a点の空気温が30℃となるように空調を用
いて調整し、b点での空気の加熱が、a点での空気が加
熱されたことによる影響を防止し、遠赤外線(輻射熱)
による加熱だけとなるようにした。
【0023】
【表1】
【0024】実施例1〜3においてb点での空気温が3
0.7〜32℃であるのに対し、比較例1では、空間部
の間隔が10mmを下回っているため、空間部に存在す
る空気層が断熱性能を発揮しないためであろうか、b点
での温度が33.5℃と高い温度となっており、二重断
熱部材の断熱性が低下している。更に、比較例2では、
空間部の間隔が130mmを越えているため、空間部に
存在する空気層に対流が生じ、空気層の断熱性能が阻害
されたためであろうか、b点での温度が33℃と高い温
度となっており、二重断熱部材の断熱性が低下してい
る。又、実施例3では、実施例1及び2に比してb点で
の温度が若干高くなっているが、これは空気層の断熱性
能を損なわなかったものの、若干の空気の対流が生じた
ためではないかと考えられる。
0.7〜32℃であるのに対し、比較例1では、空間部
の間隔が10mmを下回っているため、空間部に存在す
る空気層が断熱性能を発揮しないためであろうか、b点
での温度が33.5℃と高い温度となっており、二重断
熱部材の断熱性が低下している。更に、比較例2では、
空間部の間隔が130mmを越えているため、空間部に
存在する空気層に対流が生じ、空気層の断熱性能が阻害
されたためであろうか、b点での温度が33℃と高い温
度となっており、二重断熱部材の断熱性が低下してい
る。又、実施例3では、実施例1及び2に比してb点で
の温度が若干高くなっているが、これは空気層の断熱性
能を損なわなかったものの、若干の空気の対流が生じた
ためではないかと考えられる。
【0025】
【発明の効果】本願発明は上記の如き構成をしているの
で、特に断熱性に優れるものであり、建物等に用いられ
れば、室内の保温、又逆に外部からの輻射熱による室内
の温度上昇の防止に優れた効果を奏し、又請求項3に記
載の発明の如く、折板加工を施し屋根用途等に用いれ
ば、上記効果を最も良く奏する。
で、特に断熱性に優れるものであり、建物等に用いられ
れば、室内の保温、又逆に外部からの輻射熱による室内
の温度上昇の防止に優れた効果を奏し、又請求項3に記
載の発明の如く、折板加工を施し屋根用途等に用いれ
ば、上記効果を最も良く奏する。
【図1】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
図。
【図2】本願発明の折板加工された二重断熱部材の一例
を示す正面断面図。
を示す正面断面図。
【図3】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
図。
【図4】本願発明の二重断熱部材の閉塞部分の拡大切欠
斜視図。
斜視図。
【図5】図1のI−I断面図。
【図6】二重断熱部材に用いられる支持金具の一例を示
す断面図。
す断面図。
【図7】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
図。
【図8】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
図。
【図9】二重断熱部材の断熱性を測定した装置の正面断
面図。
面図。
1 二重断熱部材 2 外側支持材 3 断熱材 4 外側部材 5 内側支持材 6 内側部材 7 空間部 8 支持金具 9 閉塞部材 10 ボルト 11 ナット 12 短管 13 タイトフレーム 14 遠赤外線ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柘植 保彦 大阪府大阪市北区西天満2−4−4 積水 化学工業株式会社内 (72)発明者 山本 拓也 大阪府大阪市北区西天満2−4−4 積水 化学工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 外側支持材の一面に断熱材が積層された
外側部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積
層された内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材
が内方となるように、支持金具を介して配設された二重
断熱部材であって、外側部材と内側部材とで形成された
空間部は閉塞されると共に、該空間部の間隔は10〜1
30mmであることを特徴とする二重断熱部材。 - 【請求項2】 空間部の間隔が10〜40mmであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の二重断熱部材。 - 【請求項3】 折板加工されたことを特徴とする請求項
1又は2に記載の二重断熱部材。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28597995A JPH09125546A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 二重断熱部材 |
| IN1817CA1996 IN191857B (ja) | 1995-11-02 | 1996-10-14 | |
| MYPI96004471A MY114322A (en) | 1995-11-02 | 1996-10-26 | Double insulating member |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28597995A JPH09125546A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 二重断熱部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125546A true JPH09125546A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17698454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28597995A Pending JPH09125546A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | 二重断熱部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09125546A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100343356B1 (ko) * | 1998-07-28 | 2002-07-15 | 실버스타인 아써 에이. | 퀴놀론 및 나프티리돈 카복실산의 제조방법 |
| JP2014015827A (ja) * | 2012-06-12 | 2014-01-30 | Agata Denshi Kk | 固定具 |
| WO2025077206A1 (zh) * | 2023-10-11 | 2025-04-17 | 中兴通讯股份有限公司 | 隔热结构及托盘 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28597995A patent/JPH09125546A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100343356B1 (ko) * | 1998-07-28 | 2002-07-15 | 실버스타인 아써 에이. | 퀴놀론 및 나프티리돈 카복실산의 제조방법 |
| JP2014015827A (ja) * | 2012-06-12 | 2014-01-30 | Agata Denshi Kk | 固定具 |
| WO2025077206A1 (zh) * | 2023-10-11 | 2025-04-17 | 中兴通讯股份有限公司 | 隔热结构及托盘 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040407 |