JPH09125547A - 二重断熱部材 - Google Patents

二重断熱部材

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JPH09125547A
JPH09125547A JP28598095A JP28598095A JPH09125547A JP H09125547 A JPH09125547 A JP H09125547A JP 28598095 A JP28598095 A JP 28598095A JP 28598095 A JP28598095 A JP 28598095A JP H09125547 A JPH09125547 A JP H09125547A
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JP
Japan
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heat insulating
space
double
laminated
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP28598095A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikamasa Hasegawa
誓勝 長谷川
Hisashi Nakajima
久 中島
Yukio Ishigaki
幸夫 石垣
Yasuhiko Tsuge
保彦 柘植
Takuya Yamamoto
拓也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱性に優れた二重断熱材を提供することにあ
る。 【解決手段】外側支持材の一面に断熱材が積層された外
側部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積層
された内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材が
内方となるように、支持金具を介して配設された二重断
熱部材であって、外側部材と内側部材とで形成された空
間部は開放されると共に、該空間部の間隔は10〜15
0mmである二重断熱部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物等の断熱部
材、特に折板加工され屋根材用途等に用いられる二重断
熱部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製折板外装材が屋根用途に多
く用いられている。このようなものとして、特開昭58
−146655号公報に、下部外装材と上部外装材から
なり、下部外装材の表裏面又はどちらかの一側面には断
熱材が接着され、下部外装材と上部外装材により形成さ
れた空間は閉じられている金属製折版外装材が開示され
ている。しかし、空間部は閉じられたものであるため、
特に太陽からの直射日光による輻射熱が強い場合には、
輻射熱により空間部の空気層が加熱され、その結果下部
外装材が加熱された状態となり、建物内部の快適さが損
なわれるといった問題点があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、外部
からの輻射熱による建物内の加熱防止を効率的に行いう
る二重断熱部材を提供すること、更に他の目的は、これ
らの二重断熱部材を折板加工した二重断熱部材を提供す
ることにある。
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の二重断
熱部材は、外側支持材の一面に断熱材が積層された外側
部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積層さ
れた内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材が内
方となるように、支持金具を介して配設された二重断熱
部材であって、外側部材と内側部材とで形成された空間
部は開放されると共に、該空間部の間隔は10〜150
mmであるものであり、又請求項2に記載の二重断熱部
材は、更に空間部の間隔を45〜100mmとしたもの
であり、加えて請求項3に記載の二重断熱部材は、折板
加工された二重断熱部材である。
【0003】以下、図面を参照しながら本願発明を説明
する。図1は折板加工されていない二重断熱部材の正面
断面図であり、図2は折板加工された二重断熱部材の正
面断面図である。なお、図1及び2は便宜上内側支持材
の一面にのみ断熱材が積層された二重断熱部材を表した
ものであり、これらに限定されないのはいうまでもな
い。
【0004】本願発明は、外側部材4と内側部材6とが
支持金具8を介して、所定間隔を保持した状態で配設さ
れており、内側支持材5の少なくとも一面及び外側支持
材2の内方側に断熱材3が積層されている。
【0005】外側支持材2及び内側支持材5は、建築部
材に必要な強度を有するものであれば特に限定されず、
例えば、鉄板、鋼板、アルミニウム鋼板、ステンレス鋼
板、ポリ塩化ビニル鋼板、フッ素鋼板等が挙げられる。
又、これらの厚みも必要な強度に応じて適宜調整すれば
よいが、例えば、屋根材用途に用いられる場合には、薄
いと強度の面で不充分な場合があり、厚いと重く、又折
板加工が困難になることがあるので、0.23〜1.6
0mmが好ましい。
【0006】外側支持材2及び内側支持材5には断熱材
3が積層されるが、断熱性能を有するものであれば、特
に限定されず、例えば、発泡体、ガラスウール、石綿等
が挙げられ、単独で用いられても併用されてもよい。施
工上の容易さを考慮すると、発泡体を用いるのが好まし
い。
【0007】これら断熱材3を外側支持材2又は内側支
持材5に積層する方法は特に限定されず、例えば、熱融
着による方法、接着剤による方法、クギやボルト等で固
着させる方法等が挙げられ、外側支持材2及び内側支持
材5並びに断熱材3の材質等を考慮しつつ、適宜選択し
て用いればよい。
【0008】外側支持材2の内方側には断熱材3が積層
されるが、断熱材3が積層されることにより、空間部7
内に存在する空気層の対流と相まって、後述するが、特
に外部からの輻射熱の吸収効果が得られる。
【0009】一方、内側支持材5の少なくとも一面にも
断熱材3が積層されるが、内側支持材5の空間部7側に
積層されると上記効果が、又空間部7側でない面に積層
されると、上記効果の他に、室内での吸音効果及び内側
支持材5の結露による錆止め効果が、更に内側支持材5
の両面に積層されると外部からの輻射熱の吸収効果が大
きくなると共に、室内での上記吸音効果及び錆止め効果
が得られる。
【0010】又、内側支持材5の空間部7側に断熱材3
を積層する場合、該断熱材3の表面にアルミニウム泊を
貼付すると、該アルミニウム泊が輻射熱を反射するの
で、上記輻射熱の吸収効果が向上し好ましい。
【0011】本願発明では、空間部7は開放されてお
り、空間部7の間隔は10〜150mmに限定されてい
る。なお、本願発明において、空間部の間隔とは、外側
部材4と内側部材6との距離Aのうち最大距離と最小距
離との平均値をいう(図3参照)。なお、図3では、説
明の便宜上、外側部材及び内側部材は支持材と断熱材と
を区別せず、又支持金具を省略している。
【0012】即ち、本願発明では、空間部7を開放状態
とし且つその間隔を限定することにより、外側部材4が
外部からの輻射熱により加熱され、空間部7中の空気層
が加熱した場合であっても、積極的に対流を起こさせる
ことにより、加熱された空気と加熱されていない低温度
の外部の空気とを循環させることで、内側部材6の加熱
を防止、更には冷却し、内部(室内)の輻射熱による加
熱を防止しているのである。
【0013】又、本願発明において、空間部7の間隔を
上記の如く限定したのは、下記の如きである。即ち、空
間部7の間隔が狭いと、空間部7の空気層が対流しにく
く、外部の空気との循環が困難となるからであり、広く
しても、効果があまりかわらないどころか、斜めから直
射日光等が照射し、内側部材6が直接加熱されてしまう
からである。空間部7の間隔は、より好ましくは45〜
100mmである。なお、本願発明において、外側部材
4と内側部材6との距離は全て同じである必要はなく、
空間部7の間隔が上記範囲内となれば、外側部材4と内
側部材6との距離を部分的に変化させてもよいのはいう
までもない。
【0014】本願発明では、外側部材4と内側部材6と
を支持金具8を介して配設しているが、かかる際に用い
られる支持金具は、外側部材4と内側部材6とを所定間
隔で配設できれば特に限定されず、ボルト、ナット及び
短管からなる支持金具等いかなるものであってもよい。
【0015】例示した図4及び図5の支持金具及び該支
持金具を用いた配設方法について具体的に説明する。図
4に示す支持金具は、ボルト9、ナット10及び短管1
1からなり、該支持金具を用いて外側部材4と内側部材
6とが配設される。予め内側部材4及び外側部材6にボ
ルト9が嵌入しうる貫通孔を設けておき、貫通孔が設け
られた内側部材6を配置した後、前記孔にボルト9を嵌
入せしめ、次に、所望空間部7の間隔に対応した長さの
短管11をボルト9に差し込み、その上から外側部材4
を前記貫通孔がボルト9に対応するように配置せしめた
後、ナット10で固定させることにより、外側部材4と
内側部材6とが所望空間部7の間隔を保持した状態で配
設される。
【0016】更に、別の支持金具について説明する。図
5に示す支持金具では、所望の空間部7の間隔を保持す
るために、上記短管11の代わりに、タイトフレーム1
2を用いる。該支持金具を用いて外側部材4と内側部材
6とを配設する手順は、上記と略同様であり、先ず、内
側部材6を配置し、タイトフレーム12をその上に配置
した後、更にその上に外側部材4を配置し、ボルト9と
ナット10で固定させることにより、外側部材4と内側
部材6とが所望間隔を保持した状態で配設される。
【0017】請求項3に記載の発明は、折板加工された
外側部材4及び内側部材6とを上記の如く、支持金具を
介して配設して得られるものである。 図2には折板加
工された二重断熱部材の一例を表したが、外側部材4及
び内側部材6の断面形状はこれに限定されず、波形形状
に折板加工された図6や部分的に山形に折板加工された
図7の如き形状のものであってもよく、用途に応じて、
適宜所定形状に折板加工されればよい。
【0018】
【作用】本願発明は、外側部材4と内側部材6とが支持
金具を介して、所定間隔を保持しつつ配設されたもので
あり、且つ空間部7は開放されたものであるので、空間
部7に存在する空気層と外部空気との循環を可能となっ
た。よって、外側部材4が加熱され、その輻射熱により
加熱された空間部7中の空気層が外部の空気と入れ代わ
ることができ、外側部材4からの輻射熱を空間部7中の
空気層の循環を利用して外部に放出することが可能とな
った。従って、特に温暖地等の外部からの輻射熱による
内部(室内)の加熱防止を第一の目的とする場合に好ん
で用いられる。又、屋外温度の冷却により結露が生じた
としても、空間部7中の空気層が外部空気と循環可能で
あるので、空間部7中の湿った空気と外部の乾燥した空
気とが容易に入れ代わることができる。従って、たとえ
結露が生じたとしても容易に蒸発し、二重断熱部材更に
は二重断熱部材が施工されている建築部材が腐食するの
を防止することができる。なお、本願発明は、外部から
の輻射熱の吸収を第一の目的としているとはいえ、外側
部材4と内側部材6との二重構造となっており、しかも
外側支持材2及び内側支持材5には断熱材3が積層され
たものであるので、空間部7の空気層が外部空気と循環
可能であったとしても、所定の断熱性能を有しているこ
とはいうまでもない。
【0019】
【実施例】
(実施例1〜4、比較例1、2)発泡倍率30倍、厚さ
6mmのポリエチレン発泡体の一面に塗布器を用いて、
クロロプレン系接着剤を塗布後、乾燥させた。得られた
接着剤塗布ポリエチレン発泡体を、110℃に加熱され
た鉄板の一面に積層・圧着させた後、折板加工を行い、
図2に示す断面形状を有する外側部材4を得た。
【0020】又、同様にして、110℃に加熱された鉄
板の片面に、上記ポリエチレン発泡体を積層・圧着させ
た後、折板加工を行い、図2に示す断面形状を有する内
側部材6を得た。
【0021】得られた外側部材4と内側部材6を、内側
支持材5に積層した発泡体(断熱材3)が空間部側とな
るように、図4に示したボルト9、ナット10及び短管
11からなる支持金具を介して、表1に示す空間部の間
隔を保持しつつ、両者を配設した。得られた二重断熱部
材の断熱性及び空気層の対流度を下記の方法で測定し、
その結果を表1に示した。
【0022】〔断熱性〕得られた二重断熱部材を図8の
如くセットし、外側部材4側から赤外線照射装置13を
用いて、照射熱量780kcal/m2 で加熱し、a点
及びb点の空気温度を熱電対を用いて測定した。なお、
a点の空気温が30℃となるように空調を用いて調節
し、b点での空気の加熱が、a点での空気が加熱された
ことによる影響を防止し、赤外線(輻射熱)による加熱
だけとなるようにした。
【0023】〔空気層の対流度〕上記断熱性を測定する
際に、空間部に線香の煙を充満させ、該煙の動きから空
気の対流性を下記の基準で測定した。 優・・・煙が外部空気と容易に入れ代わった。 良・・・煙が外部空気と入れ代わったものの、若干時間
がかかった。 悪・・・煙が外部空気と入れ代わりにくかった。
【0024】
【表1】
【0025】実施例1〜4では、空気の対流が、優又は
良であったので、外部空気との循環が盛んに行われ、断
熱性能は優れたものであった。実施例1〜4においてb
点での空気温が30.1〜31℃であるのに対し、比較
例1では、空間部の間隔が10mmを下回っているた
め、空間部に存在する空気層の対流が起こりくく、外部
の空気との循環ができなかったため、b点での空気温
が、33℃と高い温度となっており、二重断熱部材の断
熱性が低下している。 更に、比較例2では、空間部の
間隔が150mmを越えているため、直接内側部材が加
熱されたためであろうか、b点での空気温が、32℃と
高い温度となっており、二重断熱部材の断熱性が低下し
ている。又、実施例1は、実施例2及び3に比して、b
点での空気温が若干高くなっているが、これは、空間部
の間隔が実施例2及び3よりも薄くなっているため、空
気層の循環による断熱性を損なうほどではないにして
も、実施例2及び3より若干空気層の循環が起こりにく
かったためではないかと考えられる。加えて、実施例4
も同様に、実施例2及び3に比して、b点での空気温が
若干高くなっているが、これは、空間部の間隔が実施例
2及び3よりも厚くなっているため、内側部材の端部の
一部が若干直接加熱されたことによるものと考えられ
る。
【0026】
【発明の効果】本願発明は上記のごとき構成をしている
ので、特に輻射熱吸収性に優れるものであり、特に外気
温の高い温暖地域での太陽による輻射熱を効率よく吸収
し、室内が加熱されるのを効率よく防止することが可能
となる。又請求項3に記載の発明の如く、折板加工を施
し屋根用途等に用いれば、上記効果を最も良く奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
【図2】本願発明の折板加工された二重断熱部材の一例
を示す正面断面図。
【図3】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
【図4】図1のI−I断面図。
【図5】二重断熱部材に用いられる支持金具の一例を示
す断面図。
【図6】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
【図7】本願発明の二重断熱部材の一例を示す正面断面
図。
【図8】二重断熱部材の断熱性及び空気層の対流度を測
定した装置の正面断面図。
【符号の説明】
1 二重断熱部材 2 外側支持材 3 断熱材 4 外側部材 5 内側支持材 6 内側部材 7 空間部 8 支持金具 9 ボルト 10 ナット 11 短管 12 タイトフレーム 13 赤外線照射装置
フロントページの続き (72)発明者 柘植 保彦 大阪府大阪市北区西天満2−4−4 積水 化学工業株式会社内 (72)発明者 山本 拓也 大阪府大阪市北区西天満2−4−4 積水 化学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側支持材の一面に断熱材が積層された
    外側部材と、内側支持材の少なくとも一面に断熱材が積
    層された内側部材とが、外側支持材に積層された断熱材
    が内方となるように、支持金具を介して配設された二重
    断熱部材であって、外側部材と内側部材とで形成された
    空間部は開放されると共に、該空間部の間隔は10〜1
    50mmであることを特徴とする二重断熱部材。
  2. 【請求項2】 空間部の間隔が45〜100mmである
    ことを特徴とする請求項1に記載の二重断熱部材。
  3. 【請求項3】 折板加工されたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の二重断熱部材。
JP28598095A 1995-11-02 1995-11-02 二重断熱部材 Pending JPH09125547A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28598095A JPH09125547A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 二重断熱部材
IN1817CA1996 IN191857B (ja) 1995-11-02 1996-10-14
MYPI96004471A MY114322A (en) 1995-11-02 1996-10-26 Double insulating member

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129358A1 (ja) * 2005-06-02 2006-12-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置
CN109057064A (zh) * 2018-08-23 2018-12-21 安徽阳露新型建材有限公司 一种具有保温降噪功能的复合板

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Effective date: 20040407