JPH09126087A - 筒内噴射用燃料噴射弁 - Google Patents
筒内噴射用燃料噴射弁Info
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- JPH09126087A JPH09126087A JP28348595A JP28348595A JPH09126087A JP H09126087 A JPH09126087 A JP H09126087A JP 28348595 A JP28348595 A JP 28348595A JP 28348595 A JP28348595 A JP 28348595A JP H09126087 A JPH09126087 A JP H09126087A
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- Japan
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- fuel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒内噴射用燃料噴射弁の先端部への付着物の
付着を抑制し、長期間に亘って安定した燃料噴射が行え
る筒内噴射用燃料噴射弁を提供すること。 【解決手段】 筒内噴射用燃料噴射弁の燃料噴射孔は、
軸方向に直径の同じ円筒形部分と、円筒形部分に接続さ
れて円筒形部分と同じ直径の後端および端面上にあって
後端よりも直径の大きな先端を有するほぼ円錐台形のテ
ーパー部分とを備え筒内噴射用燃料噴射弁の先端面の幅
を小さくしてある。また、このテーパー部のテーパー角
度は燃料の噴霧角度よりも大きく設定してある。 【効果】 万一燃料噴射孔の先端部に付着物が付着して
も、燃料噴射にはほとんど影響を与えないので、長期間
に亙り安定した燃料噴射を行うことができる。
付着を抑制し、長期間に亘って安定した燃料噴射が行え
る筒内噴射用燃料噴射弁を提供すること。 【解決手段】 筒内噴射用燃料噴射弁の燃料噴射孔は、
軸方向に直径の同じ円筒形部分と、円筒形部分に接続さ
れて円筒形部分と同じ直径の後端および端面上にあって
後端よりも直径の大きな先端を有するほぼ円錐台形のテ
ーパー部分とを備え筒内噴射用燃料噴射弁の先端面の幅
を小さくしてある。また、このテーパー部のテーパー角
度は燃料の噴霧角度よりも大きく設定してある。 【効果】 万一燃料噴射孔の先端部に付着物が付着して
も、燃料噴射にはほとんど影響を与えないので、長期間
に亙り安定した燃料噴射を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の燃焼
室内に燃料を直接噴射するためにシリンダーヘッドに取
り付けられる筒内噴射用燃料噴射弁に関するものであ
る。
室内に燃料を直接噴射するためにシリンダーヘッドに取
り付けられる筒内噴射用燃料噴射弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の筒内噴射用燃料噴射弁の一般的構
造は、ニードルバルブを備えた噴射弁本体とニードルバ
ルブを作動させるためのソレノイドを備えたハウジング
とを結合させたものである。筒内噴射用燃料噴射弁のシ
リンダーヘッドへの取り付けは、噴射弁本体をシリンダ
ーヘッドに設けた開口に挿入し、噴射弁のハウジングを
燃料供給配管によりシリンダーヘッドに対して押圧する
ことにより固定して行われる。このようにしてシリンダ
ーヘッドに取り付けられた噴射弁の燃焼室に望んだ先端
部の形状は、ほぼ平坦な円形平面であり、中央の噴射孔
の直径が大きくても1mm程度であるのに対し、円形の
直径は10mm程度であるので、燃料噴射孔に隣接して
その周囲に径方向幅4.5mm程度の環状の平面が形成
されている。
造は、ニードルバルブを備えた噴射弁本体とニードルバ
ルブを作動させるためのソレノイドを備えたハウジング
とを結合させたものである。筒内噴射用燃料噴射弁のシ
リンダーヘッドへの取り付けは、噴射弁本体をシリンダ
ーヘッドに設けた開口に挿入し、噴射弁のハウジングを
燃料供給配管によりシリンダーヘッドに対して押圧する
ことにより固定して行われる。このようにしてシリンダ
ーヘッドに取り付けられた噴射弁の燃焼室に望んだ先端
部の形状は、ほぼ平坦な円形平面であり、中央の噴射孔
の直径が大きくても1mm程度であるのに対し、円形の
直径は10mm程度であるので、燃料噴射孔に隣接して
その周囲に径方向幅4.5mm程度の環状の平面が形成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関のシリンダー
ヘッドに取付けられて、燃焼室内に燃料を直接噴射する
このような筒内噴射用燃料噴射弁は、燃焼室特有の厳し
い環境条件に曝される。そのため、筒内噴射を行うため
には様々な問題をクリヤーしなければならない。これら
の様々な問題の一つとして、燃料噴射ノズル先端の先端
部におけるいわゆるカーボン付着の問題がある。内燃機
関のシリンダー内では絶えず吸入(燃料供給)や爆発
(燃焼)等の行程が繰り返し行われるが、燃料噴射後に
燃料噴射弁の先端部に燃料の液膜が残留していると、燃
焼時にこの残留燃料が高温の燃焼ガスに曝されて粘着性
残留物となったり炭化物となったりして燃料噴射弁の先
端部に付着する。この付着物(カーボン等)は次第に成
長して燃料噴射孔の実質的な形や方向を変えてしまった
りして、燃料の噴射角度や噴射量を変えてしまう。
ヘッドに取付けられて、燃焼室内に燃料を直接噴射する
このような筒内噴射用燃料噴射弁は、燃焼室特有の厳し
い環境条件に曝される。そのため、筒内噴射を行うため
には様々な問題をクリヤーしなければならない。これら
の様々な問題の一つとして、燃料噴射ノズル先端の先端
部におけるいわゆるカーボン付着の問題がある。内燃機
関のシリンダー内では絶えず吸入(燃料供給)や爆発
(燃焼)等の行程が繰り返し行われるが、燃料噴射後に
燃料噴射弁の先端部に燃料の液膜が残留していると、燃
焼時にこの残留燃料が高温の燃焼ガスに曝されて粘着性
残留物となったり炭化物となったりして燃料噴射弁の先
端部に付着する。この付着物(カーボン等)は次第に成
長して燃料噴射孔の実質的な形や方向を変えてしまった
りして、燃料の噴射角度や噴射量を変えてしまう。
【0004】噴射弁の噴射孔の先端部の形状が軸方向に
直径の等しい円筒形である場合には、噴射孔の直径がた
かだか1mmであるので、燃料噴射後の先端部における
液切れが悪くなって噴射孔内にも入り込み、そこに付着
する燃料液膜やカーボン等の付着物の量が多くなる。ま
た、一旦付着したカーボン等は付着力が大きいため、容
易には噴射燃料によっても吹き飛ばされずに残りやすく
なる。このようにして噴射孔内でカーボン等の付着物が
生じ成長すると、その上に更にカーボン等が付着して事
態を急速に悪化させ、燃焼室内の異常燃焼や燃料噴射の
不良を起こし、内燃機関の性能低下を招くこととなる。
直径の等しい円筒形である場合には、噴射孔の直径がた
かだか1mmであるので、燃料噴射後の先端部における
液切れが悪くなって噴射孔内にも入り込み、そこに付着
する燃料液膜やカーボン等の付着物の量が多くなる。ま
た、一旦付着したカーボン等は付着力が大きいため、容
易には噴射燃料によっても吹き飛ばされずに残りやすく
なる。このようにして噴射孔内でカーボン等の付着物が
生じ成長すると、その上に更にカーボン等が付着して事
態を急速に悪化させ、燃焼室内の異常燃焼や燃料噴射の
不良を起こし、内燃機関の性能低下を招くこととなる。
【0005】従って、この発明の目的は、従来の筒内噴
射用燃料噴射弁の上述のごとき問題点を解消した筒内噴
射用燃料噴射弁を得ることであり、特に、筒内噴射用燃
料噴射弁の先端部への付着物の付着を抑制し、長期間に
亘って安定した燃料噴射が行える筒内噴射用燃料噴射弁
を提供することである。
射用燃料噴射弁の上述のごとき問題点を解消した筒内噴
射用燃料噴射弁を得ることであり、特に、筒内噴射用燃
料噴射弁の先端部への付着物の付着を抑制し、長期間に
亘って安定した燃料噴射が行える筒内噴射用燃料噴射弁
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の筒内噴射
用燃料噴射弁は、内燃機関のシリンダーヘッドに取り付
けられて、燃焼室に望む端面の燃料噴射孔から直接内燃
機関の燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射用燃料噴射弁
であって、筒内噴射用燃料噴射弁の燃料噴射孔は、軸方
向に直径の同じ円筒形部分と、円筒形部分に接続されて
円筒形部分と同じ直径の後端および端面上にあって後端
よりも直径の大きな先端を有するほぼ円錐台形のテーパ
ー部分とを備えている。
用燃料噴射弁は、内燃機関のシリンダーヘッドに取り付
けられて、燃焼室に望む端面の燃料噴射孔から直接内燃
機関の燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射用燃料噴射弁
であって、筒内噴射用燃料噴射弁の燃料噴射孔は、軸方
向に直径の同じ円筒形部分と、円筒形部分に接続されて
円筒形部分と同じ直径の後端および端面上にあって後端
よりも直径の大きな先端を有するほぼ円錐台形のテーパ
ー部分とを備えている。
【0007】請求項2記載の筒内噴射用燃料噴射弁に於
いては、燃料噴射孔のテーパー部分のテーパー角度が燃
料の噴霧角度よりも大きい。
いては、燃料噴射孔のテーパー部分のテーパー角度が燃
料の噴霧角度よりも大きい。
【0008】請求項3記載の筒内噴射用燃料噴射弁に於
いては、噴射孔を囲む端面が、噴射孔の軸心に垂直な平
面内にあって、噴射孔の先端の位置にあるほぼ環状の先
端面と、先端面から後退した位置にある後退面と、先端
面および後退面間の遷移面とを備え、先端面の径方向の
幅が、噴射孔から噴射される燃料の先端面への付着を抑
制する程の小さな幅である。
いては、噴射孔を囲む端面が、噴射孔の軸心に垂直な平
面内にあって、噴射孔の先端の位置にあるほぼ環状の先
端面と、先端面から後退した位置にある後退面と、先端
面および後退面間の遷移面とを備え、先端面の径方向の
幅が、噴射孔から噴射される燃料の先端面への付着を抑
制する程の小さな幅である。
【0009】
実施の形態1.図1にこの発明の実施形態である筒内噴
射用燃料噴射弁1を側面断面図で示す。筒内噴射用燃料
噴射弁1は、ハウジング2と、このハウジング2の一端
にかしめ等の結合手段により支持された弁装置3とを備
えている。ハウジング2の他端には燃料供給管4が接続
され、筒内噴射用燃料噴射弁1の先端部は内燃機関のシ
リンダーヘッド5の噴射弁挿入孔6に挿入されてシール
されて取付けられている。
射用燃料噴射弁1を側面断面図で示す。筒内噴射用燃料
噴射弁1は、ハウジング2と、このハウジング2の一端
にかしめ等の結合手段により支持された弁装置3とを備
えている。ハウジング2の他端には燃料供給管4が接続
され、筒内噴射用燃料噴射弁1の先端部は内燃機関のシ
リンダーヘッド5の噴射弁挿入孔6に挿入されてシール
されて取付けられている。
【0010】弁装置3は、小径円筒部7および大径円筒
部8を持つ段付中空円筒形の弁本体9と、弁本体9内で
中心孔先端に固着されて燃料噴射孔10を有する弁座1
1と、弁座11に離接して燃料噴射孔10を開閉するニ
ードルバルブ12と、ニードルバルブ12を軸方向に案
内すると共に、径方向内向きに弁座11の燃料噴射孔1
0に流れ込もうとする燃料に旋回運動を与える旋回体1
3とを備えている。
部8を持つ段付中空円筒形の弁本体9と、弁本体9内で
中心孔先端に固着されて燃料噴射孔10を有する弁座1
1と、弁座11に離接して燃料噴射孔10を開閉するニ
ードルバルブ12と、ニードルバルブ12を軸方向に案
内すると共に、径方向内向きに弁座11の燃料噴射孔1
0に流れ込もうとする燃料に旋回運動を与える旋回体1
3とを備えている。
【0011】図2に示す如く、弁装置3の弁座11は、
先端側の円形の先端面16と後端側の円形の後端面17
とを持つほぼドラム型の部材であり、軸心15に沿って
噴射孔10が形成されている。弁座11の先端面16と
それが固着されている弁本体9の先端側の面23とは、
図に示す如くシリンダーヘッド5に取り付けられたとき
に、燃焼室内に曝される面となり、共働して筒内噴射用
燃料噴射弁1の端面14を構成している。筒内噴射用燃
料噴射弁1の端面14は、弁座11の噴射孔10の軸心
15に垂直で噴射孔10の先端の位置にある平面内にあ
る環状の面である。
先端側の円形の先端面16と後端側の円形の後端面17
とを持つほぼドラム型の部材であり、軸心15に沿って
噴射孔10が形成されている。弁座11の先端面16と
それが固着されている弁本体9の先端側の面23とは、
図に示す如くシリンダーヘッド5に取り付けられたとき
に、燃焼室内に曝される面となり、共働して筒内噴射用
燃料噴射弁1の端面14を構成している。筒内噴射用燃
料噴射弁1の端面14は、弁座11の噴射孔10の軸心
15に垂直で噴射孔10の先端の位置にある平面内にあ
る環状の面である。
【0012】弁座11の噴射孔10は、弁座11の先端
面16から後端面17まで貫通して延びており、バルブ
シート部分18と、円筒形部分19と、テーパー部分2
0とを備えている。バルブシート部分18は弁装置3の
ニードルバルブ12が離接して弁装置3の開閉を行う後
端面17に向かって広がったほぼ円錐形の部分であり、
円筒形部分19はバルブシート部分18に連通して軸方
向に延びた円筒形の部分であり、テーパー部分20は円
筒形部分19に接続されて円筒形部分19と同じ直径を
持つ後端21と、弁座11の先端面16上にあって後端
21よりも直径の大きな前端22とを有するほぼ円錐台
形にテーパーした部分である。
面16から後端面17まで貫通して延びており、バルブ
シート部分18と、円筒形部分19と、テーパー部分2
0とを備えている。バルブシート部分18は弁装置3の
ニードルバルブ12が離接して弁装置3の開閉を行う後
端面17に向かって広がったほぼ円錐形の部分であり、
円筒形部分19はバルブシート部分18に連通して軸方
向に延びた円筒形の部分であり、テーパー部分20は円
筒形部分19に接続されて円筒形部分19と同じ直径を
持つ後端21と、弁座11の先端面16上にあって後端
21よりも直径の大きな前端22とを有するほぼ円錐台
形にテーパーした部分である。
【0013】図2に示す如く、噴射孔10のテーパー部
分20のテーパー角度Aは、燃料の噴霧角度Bよりも1
0度乃至20度だけ大きくしてある。即ち、筒内噴射用
燃料噴射弁の噴霧角度Bは通常約50度乃至70度であ
るのに対して、テーパー角度Aは60度乃至90度であ
る。燃料噴霧角度Bが一般的な角度である60度の場合
には、テーパー角度Aを80度にすると良い結果が得ら
れる。
分20のテーパー角度Aは、燃料の噴霧角度Bよりも1
0度乃至20度だけ大きくしてある。即ち、筒内噴射用
燃料噴射弁の噴霧角度Bは通常約50度乃至70度であ
るのに対して、テーパー角度Aは60度乃至90度であ
る。燃料噴霧角度Bが一般的な角度である60度の場合
には、テーパー角度Aを80度にすると良い結果が得ら
れる。
【0014】また、噴射孔10の直径は0.8〜1.0
mm、テーパー部分20の軸方向の長さは0.4〜0.
7mm、円筒形部分19の軸方向の長さは0.8〜1.
3mm、弁座11の軸方向の長さは1.7〜2.5mm
である。
mm、テーパー部分20の軸方向の長さは0.4〜0.
7mm、円筒形部分19の軸方向の長さは0.8〜1.
3mm、弁座11の軸方向の長さは1.7〜2.5mm
である。
【0015】このような構成の筒内噴射用燃料噴射弁1
に於いて、ニードルバルブ12がバルブシート部分18
から離されると、燃料が噴射孔10のバルブシート部分
18から円筒形部分19を通って流れてテーパー部分2
0の後端21で噴霧状になりテーパー部分20のテーパ
ー面に触れること無く前端22を通って燃焼室内に噴霧
される。
に於いて、ニードルバルブ12がバルブシート部分18
から離されると、燃料が噴射孔10のバルブシート部分
18から円筒形部分19を通って流れてテーパー部分2
0の後端21で噴霧状になりテーパー部分20のテーパ
ー面に触れること無く前端22を通って燃焼室内に噴霧
される。
【0016】テーパー部分20の後端21で燃料が噴霧
される際には、所定の噴霧角度で噴霧され、テーパー部
分20のテーパー面には直接触れないので、燃料の液膜
がテーパー部分20に付着しそうになっても燃料の流れ
によって吹き飛ばされてしまい、付着することがない。
また、液膜やその他の燃焼生成物あるいは未燃焼燃料成
分が万一テーパー部分20に付着した場合にも、それら
の付着物は噴霧角度よりも外側にあるために燃料の噴霧
角度に殆ど影響を与えず、適切な燃料噴射が行える。万
一付着物がテーパー部分20上で成長して厚くなった場
合には、燃料の噴流によりテーパー部分20から剥離さ
せられて吹き飛ばされてしまい、長期間に亙り安定した
動作が維持できる。
される際には、所定の噴霧角度で噴霧され、テーパー部
分20のテーパー面には直接触れないので、燃料の液膜
がテーパー部分20に付着しそうになっても燃料の流れ
によって吹き飛ばされてしまい、付着することがない。
また、液膜やその他の燃焼生成物あるいは未燃焼燃料成
分が万一テーパー部分20に付着した場合にも、それら
の付着物は噴霧角度よりも外側にあるために燃料の噴霧
角度に殆ど影響を与えず、適切な燃料噴射が行える。万
一付着物がテーパー部分20上で成長して厚くなった場
合には、燃料の噴流によりテーパー部分20から剥離さ
せられて吹き飛ばされてしまい、長期間に亙り安定した
動作が維持できる。
【0017】テーパー角度Aは、噴霧角度Bに対して1
0度乃至20度の範囲でより大きな角度にしてある。こ
の角度の差が10度より小さくなると、テーパー部分2
0の内周面にカーボン等の付着物が付着した場合に噴射
された燃料と干渉して噴霧角度を変化させてしまうこと
がある。一方、この角度の差が20度よりも大きくなる
と、テーパー部分20の内周面と噴霧された燃料との間
に形成される空間内に噴霧燃料の逆流が起こり、カーボ
ン等の付着物が付着し易くなる。
0度乃至20度の範囲でより大きな角度にしてある。こ
の角度の差が10度より小さくなると、テーパー部分2
0の内周面にカーボン等の付着物が付着した場合に噴射
された燃料と干渉して噴霧角度を変化させてしまうこと
がある。一方、この角度の差が20度よりも大きくなる
と、テーパー部分20の内周面と噴霧された燃料との間
に形成される空間内に噴霧燃料の逆流が起こり、カーボ
ン等の付着物が付着し易くなる。
【0018】実施の形態2.図3にはこの発明の筒内噴
射用燃料噴射弁の更に別の実施の形態の先端部だけを示
す。この筒内噴射用燃料噴射弁の先端部の弁座25の噴
射孔10を囲む先端面26は、その幅寸法が小さくされ
ていて、噴射孔10のテーパー部分20の前端22に隣
接した環状平面とされており、この先端面26の外周縁
から円錐台形のテーパー面である遷移面27が延び、遷
移面27の後端には先端面26よりも後退した環状の平
面である後退面28が接続されている。先端面26の径
方向の幅は、噴射孔10から噴射される燃料の先端面2
6への付着を抑制する程の小さな幅にしてある。
射用燃料噴射弁の更に別の実施の形態の先端部だけを示
す。この筒内噴射用燃料噴射弁の先端部の弁座25の噴
射孔10を囲む先端面26は、その幅寸法が小さくされ
ていて、噴射孔10のテーパー部分20の前端22に隣
接した環状平面とされており、この先端面26の外周縁
から円錐台形のテーパー面である遷移面27が延び、遷
移面27の後端には先端面26よりも後退した環状の平
面である後退面28が接続されている。先端面26の径
方向の幅は、噴射孔10から噴射される燃料の先端面2
6への付着を抑制する程の小さな幅にしてある。
【0019】この実施の態様に於いては、燃料の付着物
が付着し易い先端面26が狭く、また噴射孔10と遷移
面27とが作る角度が鋭角であるので、燃料の液膜やカ
ーボン等の付着物が先端面26に付着することが極めて
少なく、また剥離し易いため成長するのも確実に防ぐこ
とが出来る。また、遷移面27と後退面28との間が鈍
角であるので、機械的応力集中が起こり難く、また高温
に曝される先端部から弁装置本体部への熱伝導経路も充
分に確保される。
が付着し易い先端面26が狭く、また噴射孔10と遷移
面27とが作る角度が鋭角であるので、燃料の液膜やカ
ーボン等の付着物が先端面26に付着することが極めて
少なく、また剥離し易いため成長するのも確実に防ぐこ
とが出来る。また、遷移面27と後退面28との間が鈍
角であるので、機械的応力集中が起こり難く、また高温
に曝される先端部から弁装置本体部への熱伝導経路も充
分に確保される。
【図1】 この発明の筒内噴射用燃料噴射弁がシリンダ
ーヘッドに取り付けられた状態を示す断面図である。
ーヘッドに取り付けられた状態を示す断面図である。
【図2】 この発明の筒内噴射用燃料噴射弁の別の実施
の形態の弁座を示す断面図である。
の形態の弁座を示す断面図である。
【図3】 この発明の筒内噴射用燃料噴射弁の更に別の
実施の形態の先端部を示す断面図である。
実施の形態の先端部を示す断面図である。
1 筒内噴射用燃料噴射弁、3 弁装置、5 シリンダ
ーヘッド、10 燃料噴射孔、11 弁座、12 ニー
ドルバルブ、13 旋回体、14 端面、16先端面、
17 後端面、18 バルブシート部分、19 円筒形
部分、20テーパー部分、21 後端、22 前端、2
5 弁座、26 先端面、27 遷移面、28 後退
面。
ーヘッド、10 燃料噴射孔、11 弁座、12 ニー
ドルバルブ、13 旋回体、14 端面、16先端面、
17 後端面、18 バルブシート部分、19 円筒形
部分、20テーパー部分、21 後端、22 前端、2
5 弁座、26 先端面、27 遷移面、28 後退
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宗実 毅 兵庫県神戸市兵庫区浜山通6丁目1番2号 三菱電機コントロールソフトウエア株式 会社内 (72)発明者 細山 慶太 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関のシリンダーヘッドに取り付け
られて、燃焼室に望む端面の燃料噴射孔から直接内燃機
関の燃焼室内に燃料を噴射する筒内噴射用燃料噴射弁で
あって、上記筒内噴射用燃料噴射弁の上記燃料噴射孔
は、軸方向に直径の同じ円筒形部分と、上記円筒形部分
に接続されて上記円筒形部分と同じ直径の後端および上
記端面上にあって上記後端よりも直径の大きな先端を有
するほぼ円錐台形のテーパー部分とを備えた筒内噴射用
燃料噴射弁。 - 【請求項2】 上記燃料噴射孔の上記テーパー部分のテ
ーパー角度が燃料の噴霧角度よりも大きい請求項1記載
の筒内噴射用燃料噴射弁。 - 【請求項3】 上記噴射孔を囲む端面が、上記噴射孔の
軸心に垂直な平面内にあって、上記噴射孔の先端の位置
にあるほぼ環状の先端面と、上記先端面から後退した位
置にある後退面と、上記先端面および上記後退面間の遷
移面とを備え、上記先端面の径方向の幅が、上記噴射孔
から噴射される燃料の上記先端面への付着を抑制する程
の小さな幅である請求項1あるいは2記載の筒内噴射用
燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28348595A JPH09126087A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28348595A JPH09126087A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09126087A true JPH09126087A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17666167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28348595A Pending JPH09126087A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 筒内噴射用燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09126087A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0961021A2 (en) | 1998-05-29 | 1999-12-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply for internal combustion engine |
| JP2006510849A (ja) * | 2003-06-04 | 2006-03-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料噴射弁 |
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1995
- 1995-10-31 JP JP28348595A patent/JPH09126087A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0961021A2 (en) | 1998-05-29 | 1999-12-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply for internal combustion engine |
| US6186112B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-02-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply apparatus for internal combustion engine |
| JP2006510849A (ja) * | 2003-06-04 | 2006-03-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 燃料噴射弁 |
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