JPH09126616A - ハンディクールボックス - Google Patents
ハンディクールボックスInfo
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- JPH09126616A JPH09126616A JP28267595A JP28267595A JPH09126616A JP H09126616 A JPH09126616 A JP H09126616A JP 28267595 A JP28267595 A JP 28267595A JP 28267595 A JP28267595 A JP 28267595A JP H09126616 A JPH09126616 A JP H09126616A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2600/00—Control issues
- F25D2600/04—Controlling heat transfer
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水を溜めることなく、長時間庫内を一定温度
に保つようにする。 【解決手段】 庫内温度を一定に保つハンディクールボ
ックスにおいて、ドライアイス7を収納するドライアイ
ス収納庫4と、庫内8とドライアイス収納庫4とを連通
遮断する開閉機構9と、庫内温度を検出し、庫内8が予
め定められた温度T1以上になったとき、開閉機構9を
介してドライアイス収納庫4から庫内8にドライアイス
7の冷気を流入させる形状記憶合金11と、庫内8が予
め定められた温度T2(T2<T1)以下になったとき
開閉機構9を介してドライアイス収納庫4から庫内8へ
のドライアイス7の冷気流入を遮断させる弾性材12と
を備えて構成される。
に保つようにする。 【解決手段】 庫内温度を一定に保つハンディクールボ
ックスにおいて、ドライアイス7を収納するドライアイ
ス収納庫4と、庫内8とドライアイス収納庫4とを連通
遮断する開閉機構9と、庫内温度を検出し、庫内8が予
め定められた温度T1以上になったとき、開閉機構9を
介してドライアイス収納庫4から庫内8にドライアイス
7の冷気を流入させる形状記憶合金11と、庫内8が予
め定められた温度T2(T2<T1)以下になったとき
開閉機構9を介してドライアイス収納庫4から庫内8へ
のドライアイス7の冷気流入を遮断させる弾性材12と
を備えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディクールボ
ックス、特に形状記憶合金を用いてドライアイスの冷気
の庫内流入制御を行い、無電源で庫内の温度を長時間一
定に保つようにしたハンディクールボックスに関するも
のである。
ックス、特に形状記憶合金を用いてドライアイスの冷気
の庫内流入制御を行い、無電源で庫内の温度を長時間一
定に保つようにしたハンディクールボックスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ハンディクールボックスは、夏場の魚釣
り、屋外レジャー用に広く利用されている。これらは、
冷媒としてゲル状の物質を予め冷凍庫に入れ冷凍したも
のや、氷を使用している。時折冷媒として、ドライアイ
スを使うこともある。
り、屋外レジャー用に広く利用されている。これらは、
冷媒としてゲル状の物質を予め冷凍庫に入れ冷凍したも
のや、氷を使用している。時折冷媒として、ドライアイ
スを使うこともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷凍し
たゲル状の物質は冷却能力が小さく、夏季においては半
日と冷気が持たず、実用上冷気の持続時間が短すぎる欠
点がある。
たゲル状の物質は冷却能力が小さく、夏季においては半
日と冷気が持たず、実用上冷気の持続時間が短すぎる欠
点がある。
【0004】また、冷媒として氷を使用すると、冷気の
保存能力はゲル状物質の冷媒に比べて高まるが、氷が溶
けて庫内に水が溜まり、水分を嫌うものを入れられない
欠点がある。
保存能力はゲル状物質の冷媒に比べて高まるが、氷が溶
けて庫内に水が溜まり、水分を嫌うものを入れられない
欠点がある。
【0005】ドライアイスは−78°Cの低温であり、
ドライアイスを使用するときには必要以上に冷えすぎ
て、庫内の魚や飲物が凍ってしまったり、庫内の温度が
極めて低いため冷気が逃げやすく、ドライアイスの消費
料が増え、長時間保温することができない欠点があっ
た。
ドライアイスを使用するときには必要以上に冷えすぎ
て、庫内の魚や飲物が凍ってしまったり、庫内の温度が
極めて低いため冷気が逃げやすく、ドライアイスの消費
料が増え、長時間保温することができない欠点があっ
た。
【0006】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的にしており、庫内に水が溜まることなく、かつ長時間
庫内を適温に保持することのできるハンディクールボッ
クスを提供することを目的としている。
的にしており、庫内に水が溜まることなく、かつ長時間
庫内を適温に保持することのできるハンディクールボッ
クスを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明のハンディクールボックスは庫内温度を一
定に保つハンディクールボックスにおいて、ドライアイ
スを収納する冷媒庫と、庫内と冷媒庫とを連通遮断する
開閉機構と、庫内温度を検出し、庫内が予め定められた
温度T1以上になったとき、開閉機構を介して冷媒庫か
ら庫内にドライアイスの冷気を流入させる形状記憶合金
と、庫内が予め定められた温度T2(T2<T1)以下
になったとき開閉機構を介して冷媒庫から庫内へのドラ
イアイスの冷気流入を遮断させる弾性材とを備え、庫内
温度を一定に保つようにしたことを特徴としている。
めに、本発明のハンディクールボックスは庫内温度を一
定に保つハンディクールボックスにおいて、ドライアイ
スを収納する冷媒庫と、庫内と冷媒庫とを連通遮断する
開閉機構と、庫内温度を検出し、庫内が予め定められた
温度T1以上になったとき、開閉機構を介して冷媒庫か
ら庫内にドライアイスの冷気を流入させる形状記憶合金
と、庫内が予め定められた温度T2(T2<T1)以下
になったとき開閉機構を介して冷媒庫から庫内へのドラ
イアイスの冷気流入を遮断させる弾性材とを備え、庫内
温度を一定に保つようにしたことを特徴としている。
【0008】ドライアイスは、−78°Cの低温で、且
つ昇華潜熱は氷の2倍あり、又比重も1.56と他の冷
媒より場所を取らず、庫内温度の上昇降下に応じて開閉
機構が開閉し、ドライアイスの冷気の庫内流入が制御さ
れ、庫内温度が一定に保たれる。
つ昇華潜熱は氷の2倍あり、又比重も1.56と他の冷
媒より場所を取らず、庫内温度の上昇降下に応じて開閉
機構が開閉し、ドライアイスの冷気の庫内流入が制御さ
れ、庫内温度が一定に保たれる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の基本構成説明図、
図2は図1のA−A断面図である。図1,図2におい
て、クールボックス1は、従来から保温庫として用いら
れている本体2と開閉自在の蓋体3とを備え、さらに本
体2の中に取り出し自在に収納された断熱材からなるド
ライアイス収納庫4とで構成されている。ドライアイス
収納庫4はドライアイス収納本体5と密閉型の蓋6とを
備え、蓋体3の開閉によってもドライアイス収納庫4に
詰め込まれたドライアイス7が急激に昇華しないような
構造を備えている。
図2は図1のA−A断面図である。図1,図2におい
て、クールボックス1は、従来から保温庫として用いら
れている本体2と開閉自在の蓋体3とを備え、さらに本
体2の中に取り出し自在に収納された断熱材からなるド
ライアイス収納庫4とで構成されている。ドライアイス
収納庫4はドライアイス収納本体5と密閉型の蓋6とを
備え、蓋体3の開閉によってもドライアイス収納庫4に
詰め込まれたドライアイス7が急激に昇華しないような
構造を備えている。
【0010】ドライアイス7を収納するドライアイス収
納本体5と庫内8とを連通し或いは遮断するための開閉
機構9が、ドライアイス収納本体5の庫内8側に設けら
れている。すなわち、ドライアイス収納本体5に冷気の
吹き出し口10が穿設されており、形状記憶合金11と
バネ等の弾性材12とによって開閉する開閉板13で、
この吹き出し口10を通してドライアイス7の冷気の庫
内8側への流入、遮断が制御されるようになっている。
納本体5と庫内8とを連通し或いは遮断するための開閉
機構9が、ドライアイス収納本体5の庫内8側に設けら
れている。すなわち、ドライアイス収納本体5に冷気の
吹き出し口10が穿設されており、形状記憶合金11と
バネ等の弾性材12とによって開閉する開閉板13で、
この吹き出し口10を通してドライアイス7の冷気の庫
内8側への流入、遮断が制御されるようになっている。
【0011】つまり庫内8の温度が上がり、庫内8の温
度がT1以上になったとき、形状記憶合金11が予め定
められた形状に変化する。この形状記憶合金11の形状
変化がバネ等の弾性材12の弾性力に抗して開閉板13
を図1図示の如く開かせ、ドライアイス7の冷気がドラ
イアイス収納庫4側から吹き出し口10を通って庫内8
側に流れ込み、庫内8の温度を降下させる。庫内8の温
度が降下し、庫内8の温度がT2以下になると、庫内8
の温度を検出している形状記憶合金11は強力なばね性
を失い、バネ等の弾性材12の弾性力が開閉板13を閉
じさせる。これによってドライアイス7の冷気の庫内8
側への流入が遮断される。この繰り返しによって、庫内
8の温度が一定に保たれる。
度がT1以上になったとき、形状記憶合金11が予め定
められた形状に変化する。この形状記憶合金11の形状
変化がバネ等の弾性材12の弾性力に抗して開閉板13
を図1図示の如く開かせ、ドライアイス7の冷気がドラ
イアイス収納庫4側から吹き出し口10を通って庫内8
側に流れ込み、庫内8の温度を降下させる。庫内8の温
度が降下し、庫内8の温度がT2以下になると、庫内8
の温度を検出している形状記憶合金11は強力なばね性
を失い、バネ等の弾性材12の弾性力が開閉板13を閉
じさせる。これによってドライアイス7の冷気の庫内8
側への流入が遮断される。この繰り返しによって、庫内
8の温度が一定に保たれる。
【0012】なお、図1図示の開閉機構9は原理的構成
を示したもので、開閉機構9が庫内8側に飛び出さない
構造のものが図3以降で説明される。ここで、形状記憶
合金11の概要を説明すると、形状記憶合金11は、N
i−Ti合金で熱処理を施すことにより、形状記憶効果
を発揮する。形状記憶効果とは、所定の温度(オーステ
ナイト相)で形状を記憶させると、形状回復温度よりも
低い温度(マルテンサイト相)で変形させた場合、形状
回復温度まで加熱すれば再び元の形に戻るという特性で
ある。形状回復温度は、成分、加工条件や熱処理条件に
よって変わり、種々の温度のものが製造されている。
を示したもので、開閉機構9が庫内8側に飛び出さない
構造のものが図3以降で説明される。ここで、形状記憶
合金11の概要を説明すると、形状記憶合金11は、N
i−Ti合金で熱処理を施すことにより、形状記憶効果
を発揮する。形状記憶効果とは、所定の温度(オーステ
ナイト相)で形状を記憶させると、形状回復温度よりも
低い温度(マルテンサイト相)で変形させた場合、形状
回復温度まで加熱すれば再び元の形に戻るという特性で
ある。形状回復温度は、成分、加工条件や熱処理条件に
よって変わり、種々の温度のものが製造されている。
【0013】本願の実験では、形状回復温度が10°C
の形状記憶合金11を用い、内容積が26リットルのク
ールボックス1に25°Cの魚10Kgを庫内8に入
れ、10Kgのドライアイス7で3日間、庫内温度を9
°Cに保つことができた。
の形状記憶合金11を用い、内容積が26リットルのク
ールボックス1に25°Cの魚10Kgを庫内8に入
れ、10Kgのドライアイス7で3日間、庫内温度を9
°Cに保つことができた。
【0014】図3は開閉機構の一実施例説明図を示して
いる。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示し、
同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示している。
いる。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示し、
同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示している。
【0015】同図の(1),(2)において、ドライア
イス収納本体5の冷気の吹き出し口10部分に配設され
るベース板15の各端辺は、紙面から前方側へ適宜の高
さで折り曲げられていると共に、点線で示されているよ
うに窓16が設けられ、またベース板15上に2個のL
字型のストッパ17,18が固定されている。このとき
ドライアイス収納本体5の冷気の吹き出し口10は、当
該窓16の形状に形成されている。ベース板15上には
軸19を支点に回動自在の扇形状のスライド板20が取
り付けられており、当該スライド板20の両端は溝付き
の立ち上がり部21,22が設けられている。当該立ち
上がり部21の溝には形状記憶合金のばね24が取付け
ら、当該立ち上がり部22の溝にはトーションスプリン
グ25が取り付けられている。形状記憶合金のばね24
がスライド板20の立ち上がり部21と接触する部分及
びベース板15の折り曲げ部と接触する部分は、図示さ
れていないが断熱チューブが被せられ、スライド板20
やベース板15からの熱伝導を遮断するようにしてい
る。また当該スライド板20に上記窓16と対応して2
個の窓23が穿設されている。27は案内板であり、ス
ライド板20が回動したとき、当該スライド板20がベ
ース板15から浮き上がらないようにされている。
イス収納本体5の冷気の吹き出し口10部分に配設され
るベース板15の各端辺は、紙面から前方側へ適宜の高
さで折り曲げられていると共に、点線で示されているよ
うに窓16が設けられ、またベース板15上に2個のL
字型のストッパ17,18が固定されている。このとき
ドライアイス収納本体5の冷気の吹き出し口10は、当
該窓16の形状に形成されている。ベース板15上には
軸19を支点に回動自在の扇形状のスライド板20が取
り付けられており、当該スライド板20の両端は溝付き
の立ち上がり部21,22が設けられている。当該立ち
上がり部21の溝には形状記憶合金のばね24が取付け
ら、当該立ち上がり部22の溝にはトーションスプリン
グ25が取り付けられている。形状記憶合金のばね24
がスライド板20の立ち上がり部21と接触する部分及
びベース板15の折り曲げ部と接触する部分は、図示さ
れていないが断熱チューブが被せられ、スライド板20
やベース板15からの熱伝導を遮断するようにしてい
る。また当該スライド板20に上記窓16と対応して2
個の窓23が穿設されている。27は案内板であり、ス
ライド板20が回動したとき、当該スライド板20がベ
ース板15から浮き上がらないようにされている。
【0016】庫内8の温度が上がり、庫内8の温度がT
1以上になったとき、庫内8の温度を検出している形状
記憶合金のばね24は、予め加工されていた元の形状に
変化する。この形状記憶合金のばね24の形状変化は強
力なばね性を備えており、トーションスプリング25の
弾性力に抗して図3(2)図示の如く、スライド板20
の立ち上がり部22がストッパ18に接触する位置まで
スライド板20を図面の右から左へ回動させる。これに
よりベース板15の窓16とスライド板20の窓23と
が重なり、開閉機構9が開かれる。ドライアイス7の冷
気がドライアイス収納庫4側から吹き出し口10を通
り、上記重なった窓16,23を通って庫内8側に流れ
込み、庫内8の温度を降下させる。このとき庫内8側に
流れ込む冷気は、スライド板20の立ち上がり部21に
よって形状記憶合金のばね24に直接降りかかることを
阻止されている。
1以上になったとき、庫内8の温度を検出している形状
記憶合金のばね24は、予め加工されていた元の形状に
変化する。この形状記憶合金のばね24の形状変化は強
力なばね性を備えており、トーションスプリング25の
弾性力に抗して図3(2)図示の如く、スライド板20
の立ち上がり部22がストッパ18に接触する位置まで
スライド板20を図面の右から左へ回動させる。これに
よりベース板15の窓16とスライド板20の窓23と
が重なり、開閉機構9が開かれる。ドライアイス7の冷
気がドライアイス収納庫4側から吹き出し口10を通
り、上記重なった窓16,23を通って庫内8側に流れ
込み、庫内8の温度を降下させる。このとき庫内8側に
流れ込む冷気は、スライド板20の立ち上がり部21に
よって形状記憶合金のばね24に直接降りかかることを
阻止されている。
【0017】庫内8の温度が降下し、庫内8の温度がT
2以下になると、形状記憶合金のばね24は強力なばね
性を失い、トーションスプリング25の弾性力によっ
て、図3(1)図示の如く、スライド板20の立ち上が
り部21がストッパ17に接触する位置までスライド板
20を図面の左から右へ回動させる。これによりベース
板15の窓16とスライド板20の窓23とがずれ、開
閉機構9は閉ざされる。
2以下になると、形状記憶合金のばね24は強力なばね
性を失い、トーションスプリング25の弾性力によっ
て、図3(1)図示の如く、スライド板20の立ち上が
り部21がストッパ17に接触する位置までスライド板
20を図面の左から右へ回動させる。これによりベース
板15の窓16とスライド板20の窓23とがずれ、開
閉機構9は閉ざされる。
【0018】このようにクールボックス1の庫内8の温
度に応じ、吹き出し口10から庫内8側へ流れる冷気が
開閉機構9によって制御され、庫内8の温度が一定に保
たれる。
度に応じ、吹き出し口10から庫内8側へ流れる冷気が
開閉機構9によって制御され、庫内8の温度が一定に保
たれる。
【0019】図4は開閉機構の他の実施例説明図を示し
ている。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示
し、同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示してい
る。
ている。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示
し、同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示してい
る。
【0020】同図において、図3のものと同じものは同
じ番号が付されており、図4のものは、軸19を中心に
回動するスライド板20の両側に窓23が設けられた構
造の開閉機構9であり、図3の開閉機構9と基本的には
同様であるので、その説明は省略する。
じ番号が付されており、図4のものは、軸19を中心に
回動するスライド板20の両側に窓23が設けられた構
造の開閉機構9であり、図3の開閉機構9と基本的には
同様であるので、その説明は省略する。
【0021】図5は開閉機構の他の実施例説明図を示し
ている。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示
し、同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示してい
る。
ている。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示
し、同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示してい
る。
【0022】同図の(1),(2)において、ドライア
イス収納本体5の冷気の吹き出し口10部分に配設され
るベース板28の各端辺は、紙面から前方側へ適宜の高
さで折り曲げられていると共に、点線で示されているよ
うに窓29が設けられ、またベース板28上に2個のL
字型のストッパ30,31が固定されている。このとき
ドライアイス収納本体5の冷気の吹き出し口10は、当
該窓29の形状に形成されている。ベース板28上には
ガイド板32,33が取り付けられている。当該2つの
ガイド板32,33に嵌挿されたスライド板39が摺動
自在に取り付けられており、当該スライド板39の両端
は溝付きの立ち上がり部34,35が設けられている。
当該立ち上がり部34の溝には形状記憶合金のばね36
が取付けられ、当該立ち上がり部35の溝にはトーショ
ンスプリング37が取り付けられている。形状記憶合金
のばね36がスライド板39の立ち上がり部34と接触
する部分及びベース板28の折り曲げ部と接触する部分
は、図示されていないが断熱チューブが被せられ、スラ
イド板39やベース板28からの熱伝導を遮断するよう
にしている。また当該スライド板39に上記窓29と対
応して窓38が穿設されている。
イス収納本体5の冷気の吹き出し口10部分に配設され
るベース板28の各端辺は、紙面から前方側へ適宜の高
さで折り曲げられていると共に、点線で示されているよ
うに窓29が設けられ、またベース板28上に2個のL
字型のストッパ30,31が固定されている。このとき
ドライアイス収納本体5の冷気の吹き出し口10は、当
該窓29の形状に形成されている。ベース板28上には
ガイド板32,33が取り付けられている。当該2つの
ガイド板32,33に嵌挿されたスライド板39が摺動
自在に取り付けられており、当該スライド板39の両端
は溝付きの立ち上がり部34,35が設けられている。
当該立ち上がり部34の溝には形状記憶合金のばね36
が取付けられ、当該立ち上がり部35の溝にはトーショ
ンスプリング37が取り付けられている。形状記憶合金
のばね36がスライド板39の立ち上がり部34と接触
する部分及びベース板28の折り曲げ部と接触する部分
は、図示されていないが断熱チューブが被せられ、スラ
イド板39やベース板28からの熱伝導を遮断するよう
にしている。また当該スライド板39に上記窓29と対
応して窓38が穿設されている。
【0023】庫内8の温度が上がり、庫内8の温度がT
1以上になったとき、庫内8の温度を検出している形状
記憶合金のばね36は、予め加工されていた元の形状に
変化する。この形状記憶合金のばね36の形状変化は強
力なばね性を備えており、トーションスプリング37の
弾性力に抗して図5(2)図示の如く、スライド板39
の立ち上がり部35がストッパ31に接触する位置まで
スライド板39を図面の右から左へ移動させる。これに
よりベース板28の窓29とスライド板39の窓38と
が重なり、開閉機構9が開かれる。ドライアイス7の冷
気がドライアイス収納庫4側から吹き出し口10を通
り、上記重なった窓29,38を通って庫内8側に流れ
込み、庫内8の温度を降下させる。このとき庫内8側に
流れ込む冷気は、スライド板39の立ち上がり部34に
よって形状記憶合金のばね36に直接降りかかることを
阻止される。
1以上になったとき、庫内8の温度を検出している形状
記憶合金のばね36は、予め加工されていた元の形状に
変化する。この形状記憶合金のばね36の形状変化は強
力なばね性を備えており、トーションスプリング37の
弾性力に抗して図5(2)図示の如く、スライド板39
の立ち上がり部35がストッパ31に接触する位置まで
スライド板39を図面の右から左へ移動させる。これに
よりベース板28の窓29とスライド板39の窓38と
が重なり、開閉機構9が開かれる。ドライアイス7の冷
気がドライアイス収納庫4側から吹き出し口10を通
り、上記重なった窓29,38を通って庫内8側に流れ
込み、庫内8の温度を降下させる。このとき庫内8側に
流れ込む冷気は、スライド板39の立ち上がり部34に
よって形状記憶合金のばね36に直接降りかかることを
阻止される。
【0024】庫内8の温度が降下し、庫内8の温度がT
2以下になると、形状記憶合金のばね36は強力なばね
性を失い、トーションスプリング37の弾性力によっ
て、図5(1)図示の如く、スライド板39の立ち上が
り部34がストッパ30に接触する位置までスライド板
39を図面の左から右へ移動させる。これによりベース
板28の窓29とスライド板39の窓38とがずれ、開
閉機構9は閉ざされる。
2以下になると、形状記憶合金のばね36は強力なばね
性を失い、トーションスプリング37の弾性力によっ
て、図5(1)図示の如く、スライド板39の立ち上が
り部34がストッパ30に接触する位置までスライド板
39を図面の左から右へ移動させる。これによりベース
板28の窓29とスライド板39の窓38とがずれ、開
閉機構9は閉ざされる。
【0025】このようにクールボックス1の庫内8の温
度に応じ、吹き出し口10から庫内8側へ流れる冷気が
開閉機構9によって制御され、庫内8の温度が一定に保
たれる。
度に応じ、吹き出し口10から庫内8側へ流れる冷気が
開閉機構9によって制御され、庫内8の温度が一定に保
たれる。
【0026】図6は開閉機構の他の実施例説明図を示し
ている。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示
し、同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示してい
る。
ている。同図の(1)は開閉機構9が閉じた状態を示
し、同図の(2)は開閉機構9が開いた状態を示してい
る。
【0027】同図において、図5のものと同じものは同
じ番号が付されている。図6のものは、シャフト41に
沿って移動するこま42とスライド板39とが固定され
ており、当該こま42の移動によって開閉機構9が閉じ
たり開いたりする構成のものである。こま42の両側に
は形状記憶合金のコイル43と圧縮スプリング44とが
配設されており、庫内8の温度によって形状記憶合金の
コイル43の形状が変化する。この形状記憶合金のコイ
ル43の形状変化と圧縮スプリング44の弾性力とによ
って、こま42が移動させられ、スライド板39も移動
させられる。その他の機構部分は図5のものと同様であ
るので、その説明は省略する。
じ番号が付されている。図6のものは、シャフト41に
沿って移動するこま42とスライド板39とが固定され
ており、当該こま42の移動によって開閉機構9が閉じ
たり開いたりする構成のものである。こま42の両側に
は形状記憶合金のコイル43と圧縮スプリング44とが
配設されており、庫内8の温度によって形状記憶合金の
コイル43の形状が変化する。この形状記憶合金のコイ
ル43の形状変化と圧縮スプリング44の弾性力とによ
って、こま42が移動させられ、スライド板39も移動
させられる。その他の機構部分は図5のものと同様であ
るので、その説明は省略する。
【0028】図7は開閉機構の他の実施例横断面説明図
を示している。同図において、ケース本体46にはスラ
イド溝47が設けられており、当該スライド溝47にロ
ッド48を介して2つのスライダ49,50が摺動自在
に嵌め込まれている。2つのスライダ49,50の両側
には、同図図示の如く形状記憶合金のコイル51,圧縮
スプリング52がそれぞれ嵌め込まれている。
を示している。同図において、ケース本体46にはスラ
イド溝47が設けられており、当該スライド溝47にロ
ッド48を介して2つのスライダ49,50が摺動自在
に嵌め込まれている。2つのスライダ49,50の両側
には、同図図示の如く形状記憶合金のコイル51,圧縮
スプリング52がそれぞれ嵌め込まれている。
【0029】ケース本体46を構成するサイド壁53,
54には、スライド溝47に連通する穴55,56が穿
設されており、この2つの穴55,56はスライダ50
の移動によって連通し或いは遮断されるようになってい
る。サイド壁53の形状記憶合金のコイル51側は、さ
らに複数個の穴57が穿設されており、形状記憶合金の
コイル51が当該複数個の穴57を介して庫内8の温度
を検出できるようになっている。58,59は断熱材で
あり、ケース本体46側から形状記憶合金のコイル51
に熱伝導されないようにされている。
54には、スライド溝47に連通する穴55,56が穿
設されており、この2つの穴55,56はスライダ50
の移動によって連通し或いは遮断されるようになってい
る。サイド壁53の形状記憶合金のコイル51側は、さ
らに複数個の穴57が穿設されており、形状記憶合金の
コイル51が当該複数個の穴57を介して庫内8の温度
を検出できるようになっている。58,59は断熱材で
あり、ケース本体46側から形状記憶合金のコイル51
に熱伝導されないようにされている。
【0030】庫内8の温度によって形状記憶合金のコイ
ル51の形状が変化する。この形状記憶合金のコイル5
1の形状変化と圧縮スプリング52の弾性力とによっ
て、2つのスライダ49,50が移動させられる。形状
記憶合金のコイル51と圧縮スプリング52との庫内8
の温度による変化は、上記説明の開閉機構9の場合と同
じであるので、その説明は省略する。
ル51の形状が変化する。この形状記憶合金のコイル5
1の形状変化と圧縮スプリング52の弾性力とによっ
て、2つのスライダ49,50が移動させられる。形状
記憶合金のコイル51と圧縮スプリング52との庫内8
の温度による変化は、上記説明の開閉機構9の場合と同
じであるので、その説明は省略する。
【0031】サイド壁54はドライアイス収納本体5の
冷気の吹き出し口10部分に配設され、サイド壁54の
穴56と冷気の吹き出し口10と形状、及びその位置を
一致して配置されることはいうまでもない。
冷気の吹き出し口10部分に配設され、サイド壁54の
穴56と冷気の吹き出し口10と形状、及びその位置を
一致して配置されることはいうまでもない。
【0032】このケース本体46を縦にし、圧縮スプリ
ング52に換え、2つのスライダ49,50を錘とすれ
ば、縦型の開閉機構9として使用することができる。
ング52に換え、2つのスライダ49,50を錘とすれ
ば、縦型の開閉機構9として使用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、無
電源で、しかも庫内に水が溜まることなく、かつ長時間
庫内を一定温度に保持することができる。市販のクール
ボックス内に開閉機構を備えたドライアイス収納庫を装
着するだけで、極めて簡単に長期保存が可能な汎用性の
広いクールボックスとなり、一般用のみならず、災害時
に極めて有効な非常用クールボックスとしても使用する
ことができる。
電源で、しかも庫内に水が溜まることなく、かつ長時間
庫内を一定温度に保持することができる。市販のクール
ボックス内に開閉機構を備えたドライアイス収納庫を装
着するだけで、極めて簡単に長期保存が可能な汎用性の
広いクールボックスとなり、一般用のみならず、災害時
に極めて有効な非常用クールボックスとしても使用する
ことができる。
【図1】本発明の基本構成説明図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】開閉機構の一実施例説明図である。
【図4】開閉機構の他の実施例説明図である。
【図5】開閉機構の他の実施例説明図である。
【図6】開閉機構の他の実施例説明図である。
【図7】開閉機構の他の実施例説明図である。
1 クールボックス 2 本体 3 蓋体 4 ドライアイス収納庫 5 ドライアイス収納本体 6 蓋 7 ドライアイス 8 庫内 9 開閉機構 10 吹き出し口 11 形状記憶合金 12 弾性材 13 開閉板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾上 芳充 神奈川県横浜市鶴見区駒岡2丁目18番20号 日東発条 株式会社内 (72)発明者 横山 哲夫 神奈川県大和市上草柳3丁目13番14号 (72)発明者 山洞 富代 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町1411番地39
Claims (1)
- 【請求項1】 庫内温度を一定に保つハンディクールボ
ックスにおいて、 ドライアイスを収納する冷媒庫と、 庫内と冷媒庫とを連通遮断する開閉機構と、 庫内温度を検出し、庫内が予め定められた温度T1以上
になったとき、開閉機構を介して冷媒庫から庫内にドラ
イアイスの冷気を流入させる形状記憶合金と、 庫内が予め定められた温度T2(T2<T1)以下にな
ったとき開閉機構を介して冷媒庫から庫内へのドライア
イスの冷気流入を遮断させる弾性材とを備え、庫内温度
を一定温度に保つようにしたことを特徴とするハンディ
クールボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282675A JP2708731B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | ハンディクールボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282675A JP2708731B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | ハンディクールボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09126616A true JPH09126616A (ja) | 1997-05-16 |
| JP2708731B2 JP2708731B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=17655598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7282675A Expired - Fee Related JP2708731B2 (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | ハンディクールボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2708731B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1114213A (ja) * | 1997-04-30 | 1999-01-22 | Nippon Tansan Kk | 冷却装置 |
| CN105805997A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-07-27 | 江苏弗格森制冷设备有限公司 | 一种冰渣存储箱 |
| KR101681135B1 (ko) * | 2015-09-17 | 2016-12-12 | 한국식품연구원 | 저온 보관박스 |
| JP2024503621A (ja) * | 2021-01-06 | 2024-01-26 | エンバー テクノロジーズ, インコーポレイテッド | ポータブルクーラーコンテナ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6113283U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-25 | 高木産業株式会社 | 物品保温収納装置 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP7282675A patent/JP2708731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6113283U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-25 | 高木産業株式会社 | 物品保温収納装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1114213A (ja) * | 1997-04-30 | 1999-01-22 | Nippon Tansan Kk | 冷却装置 |
| KR101681135B1 (ko) * | 2015-09-17 | 2016-12-12 | 한국식품연구원 | 저온 보관박스 |
| CN105805997A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-07-27 | 江苏弗格森制冷设备有限公司 | 一种冰渣存储箱 |
| JP2024503621A (ja) * | 2021-01-06 | 2024-01-26 | エンバー テクノロジーズ, インコーポレイテッド | ポータブルクーラーコンテナ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2708731B2 (ja) | 1998-02-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |