JPH091278A - 位置合わせ装置 - Google Patents

位置合わせ装置

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JPH091278A
JPH091278A JP14652295A JP14652295A JPH091278A JP H091278 A JPH091278 A JP H091278A JP 14652295 A JP14652295 A JP 14652295A JP 14652295 A JP14652295 A JP 14652295A JP H091278 A JPH091278 A JP H091278A
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JP
Japan
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work
fixed
chuck
key
support shaft
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JP14652295A
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Hisao Nagai
久夫 永井
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外周に突起を有する円環状のワークを確実に
方向付ける。 【構成】 テーブル56上にワーク1を載せる。搬送用の
ハンドリングロボットのチャックによりワーク1を把持
する。この状態で、エアシリンダー46の駆動により昇降
台41が上昇する。電動モーターの駆動により、回転台23
とともに昇降台41が2回転する。これにより、昇降台41
上に固定した4つのキー51がワーク1の4群の突起2を
それぞれ押し、この突起2が所定位置に来るまで、ワー
ク1を回転させる。この位置合わせ後、チャックがワー
ク1を搬送する。エアシリンダー46は、本体部47を基台
21に固定してあり、ピストンロッド48が昇降台41に対し
摺動して、この昇降台41の回転を許容する。 【効果】 共通の昇降台41に固定した4つのキー51がワ
ーク1の4群の突起2をそれぞれ押すことにより、安定
した位置合わせができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、径方向に突出する突起
を有する環状のワークを回転させてその突起が所定位置
に来るように前記ワークを方向付ける位置合わせ装置に
関し、例えば、焼結鍛造において被鍛造体であるワーク
を加熱炉から鍛造プレスへ搬送する際に利用されるもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は、焼結鍛造体の一例を示してい
る。この焼結鍛造体は、自動車のトランスミッション部
品であるアウターレース1で、円環状になっており、外
周面に複数の突起2を有している。これら突起2は、3
つずつ4群に別れて分布しており、かつ、これらの4群
は90°ずつ離れている。その結果、アウターレース1の
平面形状は、対称軸が4本あるものとなっている。
【0003】このような焼結鍛造体であるアウターレー
ス1の製造に際しては、例えば、まず金属を主成分とす
る原料粉末を粉末成形用金型により成形し(粉末成形工
程)、この成形後の圧粉体を焼結炉において加熱して焼
結する(焼結工程)。つぎに、温度低下した焼結体を加
熱炉により再加熱し(再加熱工程)、その後、再加熱さ
れた焼結体を鍛造用金型により圧縮して鍛造する(鍛造
工程)。なお、加熱炉から鍛造用金型へのアウターレー
ス1の搬送には、例えばハンドリングロボットが利用さ
れる。
【0004】ところで、前述のように、アウターレース
1は、外周に突起2を有しているから、鍛造用金型への
装填に際して、突起2が所定位置に来るように方向付け
て位置合わせしなければならない。そのための位置合わ
せ装置としては、従来、例えば特開平6-71376 号公報に
記載のものが知られている。この公報に記載の位置合わ
せ装置は、能率向上のために、アウターレース1をテー
ブル上に載せるとともにチャックにより把持し、この状
態で、回転機構によりアウターレース1を回転させて方
向付けるものである。回転機構は、ロータリーアクチュ
エーターの駆動により90°ずつ正逆回転するプレートに
一対のシリンダー装置を設け、これらシリンダー装置の
駆動により上下動するキーがテーブル上に出没する構造
である。そして、 180°離れたこれらキーがアウターレ
ース1の突起2の群の間に入り、突起2に回転軌跡の接
線方向から当たって、所定位置まで回転することによ
り、突起2が所定位置に来ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の位
置合わせ装置では、次のような問題があった。まず突起
2に当たるキーが2つのみであったため、これらキーに
押されて回転するときアウターレース1が傾きやすい。
しかも、両キーは、別個のシリンダー装置により独立に
上下方向に駆動されるため、動作が揃わず、キーによる
アウターレース1の回転がいっそう不安定になりやす
い。例えば、一方のキーがアウターレース1の突起2間
に入っても、他方のキーはアウターレース1の下側に引
っ掛かったままになっているようなおそれがある。
【0006】ところで、上昇するキーが最初突起の下側
に突き当たっても、キーは、回転するうちに、突起間に
入らなければならない。また、キーが突起間に入って
も、この突起に回転軌跡の接線方向から当たらなけれ
ば、正規の方向付けはなされないことになる。ところ
が、前記従来の位置合わせ装置では、キーは90°回転す
るのみであったため、その間に、引っ掛かりなどのため
にキーが突起に回転軌跡の接線方向から当たるに至ら
ず、正規の方向付けがなされないおそれがあった。キー
が突起に回転軌跡の接線方向から当たる前に、キーとと
もにアウターレース1が回転してしまうことがあるから
である。
【0007】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、回転するキーを用いて、アウターレース
のような径方向に突出した突起を有する環状のワークを
所定の向きになるように位置合わせする位置合わせ装置
において、キーによるワークの回転の安定性を高め、位
置合わせを確実に正確にできるようにすることを目的と
する。また、キーが突起に回転軌跡の接線方向から当た
る前に、キーとともにワークが回転してしまうことによ
る位置合わせの不良を防ぎ、位置合わせを確実に正確に
できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の位置合
わせ装置は、前記前者の目的を達成するために、互いに
等間隔離れて位置し径方向に突出する複数群の突起を有
するほぼ円環状のワークを回転させてその突起が所定位
置に来るように前記ワークを方向付ける位置合わせ装置
において、前記ワークが載置される水平なテーブルと、
ワークを回転可能に把持する搬送用のチャックと、この
チャックにより把持されたワークを前記テーブル上で突
起が所定位置に来るまで回転させるワーク回転機構とを
備え、前記ワーク回転機構は、前記テーブルを上端部に
固定した鉛直な支軸と、この支軸に水平回転可能に支持
された回転台と、この回転台を回転駆動する回転駆動源
と、前記支軸を囲んで前記回転台の上側に上下動可能に
支持された水平な1つの昇降台と、この昇降台を上下方
向に駆動する昇降駆動源と、前記昇降台に一体的に立設
されこの昇降台の上下動に伴い前記テーブルの上側に出
没する複数のキーとを備え、これらキーは、前記ワーク
の突起の群の数と同数設けるとともに、前記支軸を中心
とし前記ワークの中心から突起までの距離と一致する径
を有する円周上に等間隔で位置させたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の位置
合わせ装置において、前記昇降駆動源は、前記支軸が固
定された基台に固定された流体圧シリンダーからなり、
この流体圧シリンダーの上下動するピストンロッドを前
記昇降台の周辺部に前記支軸を中心とする円周に沿って
摺動自在に連結したものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
の位置合わせ装置において、前記後者の目的をも達成す
るために、前記回転駆動源は、前記回転台を1回転以上
させるものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明の位置合わせ装置では、ワーク
を所定の向きに方向付けるに際して、まずテーブル上に
ワークを載せ、このワークをチャックにより把持する。
この状態で、ワーク回転機構が、ワークを突起が所定位
置に来るまで回転させ、ワークが位置合わせされること
になる。この位置合わせの後、チャックがワークを搬送
する。ワーク回転機構は、チャックがワークを把持した
後、昇降駆動源の駆動により昇降台が上昇するととも
に、回転駆動源の駆動により回転台とともに昇降台が支
軸の周りを水平に回転する。それに伴い、昇降台に立設
されたキーは、はじめからワークの突起より外れた位置
にあれば、すぐにテーブル上に上昇して突起の回転軌跡
上に入り、はじめ突起の下方に位置していれば、ある程
度回転して突起から外れた後、上昇して突起の回転軌跡
上に入る。そして、キーは、少なくともある程度回転し
た後ワークの突起に回転軌跡の接線方向から当たり、さ
らに所定の位置まで回転する。これにより、ワークをそ
の突起が所定位置に来た向きにする。キーは、ワークの
突起の群の数と同数あって、各群の突起にそれぞれ当た
るが、共通の昇降台に立設されていて、完全に同期して
作動する。
【0012】さらに、請求項2の発明の位置合わせ装置
では、支軸が固定された基台に固定された流体圧シリン
ダーのピストンロッドが上下動することにより、昇降台
が上下動する。流体圧シリンダーの位置は固定している
が、そのピストンロッドが昇降台の周辺部に支軸を中心
とする円周に沿って摺動自在に連結していることによ
り、昇降台の回転は許容される。
【0013】また、請求項3の発明の位置合わせ装置で
は、1つのワークの位置合わせに際して、回転駆動源が
回転台を1回転以上させる。このように回転台を十分な
角度回転させることにより、引っ掛かりなどにより、キ
ーがはじめワークの突起に回転軌跡の接線方向からうま
く当たらなかったとしても、回転台が回転するうちに、
キーが突起に回転軌跡の接線方向から当たり、位置合わ
せが確実になされる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の位置合わせ装置の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。本実施例におけ
る位置合わせの対象となるワーク1は、先に説明した図
8に示すような焼結部品からなるアウターレースであ
り、鍛造前のものである。
【0015】まず、ワーク回転機構11側の構成を図1か
ら図3に基づいて説明する。12は下部基台で、この下部
基台12上には筒体13が立てて固定してあり、この筒体13
内から上方へ支持ロッド14が上下動可能に支持してあ
る。この支持ロッド14は、その下部に設けられた油圧シ
リンダー15により、下部基台12および筒体14に対して上
方へ付勢されるものである。
【0016】そして、前記支持ロッド14の上端部に中間
基台21が水平に固定されている。この中間基台21上に
は、支軸22が支持ロッド14と同軸的に鉛直に立てて固定
してある。この支軸22の下部には、ほぼ円環状の回転台
23がローラーベアリング24を介して水平回転可能に支持
されており、この回転台23の下側に平歯車25が固定され
ている。前記ローラーベアリング24は、内輪が支軸22と
一体の鍔部26と支軸22に固定された押さえリング27とに
より上下に挟まれて固定されている一方、外輪が前記回
転台23と平歯車25とにより上下に挟まれて固定されてい
る。したがって、回転台23は、支軸22を中心として回転
できるが、支軸22に対して上下動はできない。また、前
記中間基台21の下側には、前記回転台23を回転駆動する
回転駆動源として、ギヤヘッド31を組み付けたブレーキ
付き電動モーター32が固定されている。そして、ギヤヘ
ッド31から上方へ突出した出力軸33に平歯車34が固定さ
れており、この平歯車34が前記平歯車25に噛み合ってい
る。
【0017】さらに、前記回転台23の上側には、水平な
1つの昇降台41がボールスプライン42を介して上下動可
能に支持されている。この昇降台41は、ほぼ円環状にな
っていて、前記支軸22を囲んで位置している。また、前
記ボールスプライン42は、支軸22を囲み互いに 120°ず
つ離れて3つあり、回転台23に立てて固定されたスプラ
イン軸43が昇降台41を貫通して固定されたスプラインブ
ッシュ44に上下摺動自在に嵌合されている。したがっ
て、昇降台41は、回転台23に対して上下動はできるもの
の、回転はできない。
【0018】また、前記中間基台21上には、昇降台41を
上下方向に駆動する昇降駆動源として、3つの流体圧シ
リンダーであるエアシリンダー46の本体部47が固定され
ている。これらエアシリンダー46は、前記支軸22の径方
向について、前記各ボールスプライン42の外側にそれぞ
れ位置している。そして、エアシリンダー46の上方へ突
出した上下動するピストンロッド48が前記昇降台41の周
辺部に支軸22を中心とする円周に沿って摺動自在に連結
されている。より詳しく説明すると、ピストンロッド48
と昇降台41の外周面との間にボールベアリング49が介在
させてあるとともに、ピストンロッド48に固定された上
下一対の止めリング50が昇降台41の周辺部に挟み付けて
ある。したがって、エアシリンダー46は、昇降台41の回
転を許容しつつ、この昇降台41を上下動させる。そし
て、この昇降台41上の周辺部には、計4つのキー51が鉛
直に立てて固定してある。これらキー51は、前記支軸22
を中心としワーク1の中心から突起2までの距離と等し
い径を有する円周上に互いに90°ずつ離れて位置してい
る。
【0019】さらに、前記昇降台41の周辺部下側には磁
石片52が固定されている。この磁石片52は、1つでもよ
いが、支軸22を中心とする円周上で、 180°間隔あるい
は90°間隔で複数設けてもよい。一方、中間基台21の上
方には、前記磁石片52に下方から対向する近接スイッチ
53が設けられている。
【0020】また、前記支軸22の上端部には、位置合わ
せ時にワーク1が上に載る水平な内側テーブル56が固定
されている。一方、前記中間基台21の上方には、複数の
支柱57を介して水平な環状の外側テーブル58が固定され
ている。これらテーブル56,58は上面が同一水平面上に
位置しているが、内側テーブル56の外周面と外側テーブ
ル58の内周面との間には、支軸22を中心とする円環状の
貫通溝59が形成されている。そして、この貫通溝59に前
記キー51が下から臨んでいる。なお、前記昇降台41の下
降限において、キー51の上端はテーブル56,58の上面よ
りも若干低く位置するが、昇降台41の上昇限において、
キー51はテーブル56,58の上面よりも上方へ突出して位
置する。
【0021】つぎに、チャック61側の構成を図4から図
6に基づいて説明する。このチャック61は、ワーク1を
位置合わせ装置から鍛造プレスの金型に搬送するハンド
リングロボット62のアームの先端部に設けられ、ワーク
1を着脱自在に把持するものである。前記ハンドリング
ロボット62の先端アーム63の先端部にチャックベース64
が固定されており、このチャックベース64の基部に流体
圧シリンダー65が設けられている。この流体圧シリンダ
ー65は、チャック61の把持力を2段階に調節するスピー
ドコントローラー付きのものであり、前記ワーク回転機
構11によりワーク1を回転させるときチャック61の把持
力が弱くなり、ワーク1の搬送時チャック61の把持力が
強くなるようになっている。
【0022】そして、前記流体圧シリンダー65のピスト
ンロッド66には、フローティングジョイント67を介して
伝達ロッド68が連結されている。一方、前記チャックベ
ース64の先端部上に固定されたブラケット71にリンク72
の中間部が軸着されており、このリンク72の一端部に前
記伝達ロッド68の先端部が軸着されている。また、前記
チャックベース64の先端部には、駆動ロッド73が上下動
自在に支持されており、この駆動ロッド73の上部に前記
リンク72の他端部が回動自在に係合されている。また、
前記チャックベース64の先端部下側に固定されたスライ
ダーベース74に、3つのスライダー75が水平にかつ前記
駆動ロッド73の中心軸に対して放射状に摺動自在に支持
されている。また、前記スライダーベース74には、3つ
のリンク76の中間部が軸着されている。そして、これら
リンク76は、一端部が前記駆動ロッド73の下部に回動自
在にそれぞれ係合されているとともに、他端部が前記各
スライダー75にそれぞれ回動自在に係合されている。そ
して、これら各スライダー75の先端部には、横押さえ部
77がそれぞれ固定されている。これら横押さえ部77は、
ワーク1と同一の円周上でその中心を囲む3か所に位置
しているとともに、同一平面上に位置しており、ワーク
1の内周面にその径方向から接離可能に当接してこのワ
ーク1を保持するものである。そして、横押さえ部77の
先端部には、超硬材からなるローラー78が上下方向を回
転軸方向として回転自在に保持されており、これらロー
ラー78がワーク1に接するようになっている。以上のよ
うな構成により、流体圧シリンダー65により伝達ロッド
68が引かれると、リンク76を介して駆動ロッド73が下降
するとともに、リンク76を介して3つのスライダー75お
よび横押さえ部77が開き、流体圧シリンダー65により伝
達ロッド68が押されると、リンク76を介して駆動ロッド
73が上昇するとともに、リンク76を介して3つのスライ
ダー75および横押さえ部77が閉じるようになっている。
【0023】さらに、前記チャックベース64の下面およ
びこのチャックベース64に固定されたスライドベース74
の上側には、前記内側テーブル56上のワーク1を上から
押さえる3つの上押さえ部79,80が固定されている。こ
れら上押さえ部79,80は、前記3つの横押さえ部77間に
それぞれ位置しており、同一水平面上に位置している。
【0024】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。焼結鍛造体の製造に際して、焼結後のワーク
1が図示していない再加熱炉により再加熱され、この再
加熱されたワーク1がコンベヤーにより位置合わせ装置
へ送られる。この位置合わせ装置によるワーク1の位置
合わせは、ハンドリングロボット62によりワーク1を図
示していない鍛造用金型へ搬送する前に行われ、ワーク
を適当な角度回転させて、その突起2が鍛造用金型への
搬入時その溝に嵌まるような所定位置に来るように方向
付けるものである。
【0025】まず、コンベヤーにより搬送されてきたワ
ーク1は、図示していないプッシャーにより内側テーブ
ル56上に送り込まれる。ついで、ハンドリングロボット
62において、チャック61全体が下降し、その上押さえ部
79,80がワーク1の上端面に押し当たる。さらに、流体
圧シリンダー65が伝達ロッド68を引いて、3つの横押え
部77が開き、そのローラー78がワーク1の内周面に押し
当たってこれを保持する。こうして、チャック61により
ワーク1が把持される。このとき、流体圧シリンダー65
に供給される流体の圧力は小さく、チャック61の把持力
は弱い。そして、上押さえ部79,80はワーク1の水平な
上端面に接し、横押さえ部77のローラー78はワーク1の
円柱面をなす内周面に平行に接しているので、このワー
ク1はチャック61に対して水平回転可能である。また、
前述のような横押さえ部77による押さえによって、内側
テーブル56上でワーク1が径方向に位置決めされ、これ
ら支軸22の中心軸およびワーク1の中心軸が一致するこ
とになる。なお、以上の内側テーブル56へのワーク1の
搬入から径方向の位置決め時まで、図1に実線で示すよ
うに、テーブル56,58の上面よりもキー51が没入してい
ることにより、これらキー51が邪魔にならない。
【0026】ついで、エアシリンダー46の駆動により、
そのピストンロッド48とともに昇降台41が上昇し、図1
に鎖線で示すように、この昇降台41と一体的に4つのキ
ー51が上昇する。さらに、モーター32の駆動により回転
台23が2回転し、この回転台23と一体的に昇降台41が回
転する。このとき、エアシリンダー46は本体部47が中間
基台21に固定されているが、ピストンロッド48がボール
ベアリング49を介して昇降台41に対し摺動することによ
り、この昇降台41の回転が許容される。
【0027】そして、はじめからワーク1の突起2の群
の間の広い間隔がキー51の上方に位置していれば、キー
51はすぐに上昇して突起2の回転軌跡上に入る。一方、
図7に鎖線で示すように、はじめワーク1の突起2がキ
ー51の上方に位置していれば、ワーク1がチャック61の
上押さえ部79,80により上から押さえられているので、
キー51はすぐには上昇できない。この場合、はじめのう
ちは、チャック61の適度の保持によりワーク1は回転せ
ず、回転するキー51が突起2の下側を摺動し、図7に破
線で示すように、ある程度の回転を経てキー51が突起2
の群の間の広い間隔に至ってはじめて、キー51が上昇し
て突起2の回転軌跡上に入る。いずれにせよ、突起2の
回転軌跡上に入った後も、キー51がワーク1の突起2に
回転軌跡の接線方向から突き当たるまでは、チャック61
により保持されているワーク1が内側テーブル56上に停
止している。しかし、図7に実線で示すように、キー51
がワーク1の突起2に突き当たった後は、ワーク1がチ
ャック61に対して滑り、内側テーブル56上でキー51と一
体的に回転する。そして、キー51を固定した昇降台41
は、近接スイッチ53が磁石片52を検出することにより、
所定の方向性をもって停止する。こうして、所定の位置
まで回転するキー51の位置を基準として、ワーク1が所
定の向きに方向付けられ、その突起2が所定の位置に来
ることになる。
【0028】この位置合わせの完了後、チャック61の流
体圧シリンダー65に供給される流体の圧力が大きくな
り、ワーク1に対するチャック61の把持力が強くなる。
そして、ワーク1は、ハンドリングロボット62により、
鍛造プレスの鍛造用金型に搬送される。なお、内側テー
ブル56に対するワーク1の最初の動きは上昇である。そ
して、ワーク1が鍛造用金型の所定位置に至った後、流
体圧シリンダー65により伝達ロッド68が押されて、横押
さえ部77が閉じ、チャック61からワーク1が離れる。こ
のとき、前述のようにワーク1が位置合わせされている
ことにより、その突起2が鍛造用金型の対応する溝に確
実に嵌まる。また、位置合わせの完了後、エアシリンダ
ー46が作動して、昇降台41およびキー51が下降する。
【0029】以上のように、前記実施例の構成によれ
ば、ハンドリングロボット62の一部すなわちチャック61
を位置合わせ装置の構成要素の一つとし、ハンドリング
ロボット62のチャック61によりワーク1を予め把持した
状態で、このワーク1を回転して位置合わせするので、
この位置合わせ後、直ちにハンドリングロボット62によ
りワーク1を搬送でき、ハンドリングロボット62による
ワーク1の搬送を速やかに行える。すなわち、ワーク1
が再加熱炉から出てから鍛造用金型に搬入されるまでの
時間を短くでき、したがって、その間のワーク1の温度
低下を小さくできる。
【0030】また、チャック61は、ワーク1を把持する
ために、横押さえ部77によりワーク1の内周面を押さえ
るとともに、最初突起2の下にキー51が位置している場
合にその押し上げに抗してワーク1を上昇させないため
に、上押さえ部79,80によりワーク1を上から押さえな
ければならないが、横押さえ部77を上押さえ部79,80と
は独立に移動するものとして、この上押さえ部79,80は
ワーク1に対し基本的に上下動のみするものとしたの
で、基本的に各押さえ部77,79,80は、ワーク1に対し
て滑りを生じない。したがって、ワーク1が損傷しない
とともに、上押さえ部が横押さえ部とともにワーク1の
径方向に移動するような場合とは異なり、特定の上押さ
え部79,80とともにワーク1が径方向に移動してしまう
ようなことがなく、横押さえ部77によるワーク1の径方
向の位置決めが確実になされることになる。
【0031】しかも、横押さえ部77の先端部に回転自在
に保持したローラー78をワーク1の内周面に平行に当て
るようにしたので、チャック61に対してワーク1が回転
するときローラー78が回転することにより、チャック61
がワーク1を強く把持していても、ワーク1が無理なく
回転できる。
【0032】また、キー51がワーク1を回転させると
き、4つのキー51がワーク1の4つある突起2の群にそ
れぞれ当たるので、ワーク1が傾いたりしない。しか
も、4つのキー51は、共通の昇降台41に固定されてお
り、完全に同期して作動するので、キー51によるワーク
1の回転の安定性がいっそう高まり、位置合わせを確実
に正確にできる。
【0033】さらに、昇降台41を昇降させるエアシリン
ダー46の本体部47を中間基台21に固定し、エアシリンダ
ー46のピストンロッド48をボールベアリング49を介して
昇降台41の周辺部に摺動自在に連結したので、この昇降
台41の上下動を確実で安定したものとでき、したがっ
て、位置合わせをいっそう確実に正確にできる。
【0034】また、1つのワーク1の位置合わせに際し
て、電動モーター32により昇降台41を2回転と大きな角
度回転させるようにしたので、キー51による位置合わせ
を確実なものとできる。すなわち、引っ掛かりなどによ
り、キー51がはじめワーク1の突起2に回転軌跡の接線
方向からうまく当たらなかったとしても、昇降台41が回
転するうちには、キー51が突起2に回転軌跡の接線方向
から当たるようになる。したがって、キー51が突起2に
回転軌跡の接線方向から当たる前に、キー51とともにワ
ーク1が回転してしまうことによる位置合わせの不良を
防止でき、位置合わせをより確実に正確にできる。
【0035】そして、キー51が2回転するのに対して、
ワーク1は対称軸が4本の平面形状であるから、複数の
ワーク1を続けて位置合わせするとき、キー51を同方向
に2回転ずつさせていくことにより、同一の位置合わせ
ができる。
【0036】また、キー51の回転駆動源を電動モーター
32としているが、近接スイッチ53を介してキー51の位置
を検出して、ブレーキ付き電動モーター32を制御するよ
うにしているので、電動モーター32を回転駆動源として
いるにもかかわらず、正確な位置合わせができる。
【0037】さらに、粉末成形時のばらつきなどにより
個々のワーク1の高さに違いが生じるようなことがある
が、このようなワーク1の高さなどのばらつきに応じ
て、テーブル56およびワーク回転機構11を支持し油圧シ
リンダー15により上方へ付勢された支持ロッド14が上下
動する。これにより、チャック61の上押さえ部79,80に
より上から押さえられているワーク1の高さなどのばら
つきが吸収され、ワーク1が上下方向に押さえられる力
が各ワーク1で比較的一定になる。したがって、例えば
過度の加圧状態でキー51が擦ることによりワーク1が損
傷したり、位置合わせ動作に支障が生じたりすることを
防止できる。なお、図6には、本装置で対応可能な寸法
の異なる2つのワーク1を図示してある。
【0038】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
本発明は、自動車のトランスミッション部品であるアウ
ターレース1以外にも、外周または内周のいずれかのみ
に突起を有する円環状の物品一般に適用できる。また、
前記実施例では、突起を4群設けたものを示したが、突
起が互いに等間隔離れて3群あるいは5群以上あるもの
でもよい。さらに、前記実施例では、電動モーター32に
より回転台23を2回転させるようにしたが、それ以下あ
るいはそれ以上回転させるようにしてもよい。しかし、
回転数が少ないと、位置合わせの確実性が低下するの
で、1回転以上がよく、一方、回転数を多くすると、時
間がかかるので、結局1回転半あるいは2回転程度が適
当である。また、いずれにせよ、回転数は( 360°/突
起の群の数)の倍数とするのがよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転するキー
を用いて、互いに等間隔離れて位置し径方向に突出した
複数群の突起を有するほぼ円環状のワークを所定の向き
になるように位置合わせする位置合わせ装置において、
ワークを載せるテーブルを支軸の上端部に固定し、この
支軸に、回転駆動源により回転駆動される回転台を支持
し、この回転台の上側に、昇降駆動源により上下方向に
駆動される昇降台を支持するとともに、この昇降台に複
数の前記キーを一体的に立設し、これらキーは、等間隔
でワークの突起の群の数と同数設けたので、キーをワー
クの突起に回転軌跡の接線方向から当て、ワークを回転
させて位置合わせするとき、ワークの全ての突起の群に
キーが当たり、かつ、全てのキーが共通の昇降台に一体
的に設けられたものであることから、ワークが傾いたり
せず、したがって、キーによるワークの回転の安定性が
高まり、位置合わせを確実に正確にできる。
【0040】さらに、請求項2の発明によれば、昇降駆
動源として、支軸が固定された基台に流体圧シリンダー
を固定し、この流体圧シリンダーの上下動するピストン
ロッドを昇降台の周辺部に支軸を中心とする円周に沿っ
て摺動自在に連結したので、昇降台の上下動を確実で安
定したものとでき、したがって、位置合わせをいっそう
確実に正確にできる。
【0041】また、請求項3の発明によれば、回転駆動
源は、回転台を1回転以上と大きな角度回転させるの
で、引っ掛かりなどにより、キーがはじめワークの突起
に回転軌跡の接線方向からうまく当たらなかったとして
も、回転台が回転するうちに、キーが突起に回転軌跡の
接線方向から当たるようになり、キーが突起に回転軌跡
の接線方向から当たる前に、キーとともにワークが回転
してしまうことによる位置合わせの不良を防止でき、位
置合わせをより確実に正確にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置合わせ装置の一実施例を示す回転
機構の縦断面図である。
【図2】同上回転機構の下方の縦断面図である。
【図3】同上回転機構の水平断面図である。
【図4】同上チャックの縦断面図である。
【図5】同上チャックの平面図である。
【図6】同上チャックの一部の縦断面図であり、図4と
は断面位置が異なる。
【図7】同上作用説明平面図である。
【図8】ワークの斜視図である。
【符号の説明】
1 ワーク(アウターレース) 2 突起 11 ワーク回転機構 21 中間基台(基台) 22 支軸 23 回転台 32 電動モーター(回転駆動源) 41 昇降台 46 エアシリンダー(昇降駆動源、流体圧シリンダー) 48 ピストンロッド 51 キー 56 内側テーブル(テーブル) 61 チャック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに等間隔離れて位置し径方向に突出
    する複数群の突起を有するほぼ円環状のワークを回転さ
    せてその突起が所定位置に来るように前記ワークを方向
    付ける位置合わせ装置において、前記ワークが載置され
    る水平なテーブルと、ワークを回転可能に把持する搬送
    用のチャックと、このチャックにより把持されたワーク
    を前記テーブル上で突起が所定位置に来るまで回転させ
    るワーク回転機構とを備え、前記ワーク回転機構は、前
    記テーブルを上端部に固定した鉛直な支軸と、この支軸
    に水平回転可能に支持された回転台と、この回転台を回
    転駆動する回転駆動源と、前記支軸を囲んで前記回転台
    の上側に上下動可能に支持された水平な1つの昇降台
    と、この昇降台を上下方向に駆動する昇降駆動源と、前
    記昇降台に一体的に立設されこの昇降台の上下動に伴い
    前記テーブルの上側に出没する複数のキーとを備え、こ
    れらキーは、前記ワークの突起の群の数と同数設けると
    ともに、前記支軸を中心とし前記ワークの中心から突起
    までの距離と一致する径を有する円周上に等間隔で位置
    させたことを特徴とする位置合わせ装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降駆動源は、前記支軸が固定され
    た基台に固定された流体圧シリンダーからなり、この流
    体圧シリンダーの上下動するピストンロッドを前記昇降
    台の周辺部に前記支軸を中心とする円周に沿って摺動自
    在に連結したことを特徴とする請求項1記載の位置合わ
    せ装置。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動源は、前記回転台を2回転
    以上させることを特徴とする請求項1又は2記載の位置
    合わせ装置。
JP14652295A 1995-06-13 1995-06-13 位置合わせ装置 Withdrawn JPH091278A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107914169A (zh) * 2017-12-20 2018-04-17 无锡特恒科技有限公司 一种治具预压装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107914169A (zh) * 2017-12-20 2018-04-17 无锡特恒科技有限公司 一种治具预压装置
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