JPH09129109A - 温度ヒューズの製造方法並びにこれに用いる熱風式加熱溶着装置 - Google Patents

温度ヒューズの製造方法並びにこれに用いる熱風式加熱溶着装置

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JPH09129109A
JPH09129109A JP31012695A JP31012695A JPH09129109A JP H09129109 A JPH09129109 A JP H09129109A JP 31012695 A JP31012695 A JP 31012695A JP 31012695 A JP31012695 A JP 31012695A JP H09129109 A JPH09129109 A JP H09129109A
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JP
Japan
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lead wire
thermal fuse
hood
manufacturing
hot air
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JP31012695A
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English (en)
Inventor
Chihiro Ono
千比路 大野
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SHIZUOKA NICHIDEN KK
Original Assignee
SHIZUOKA NICHIDEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に超小型の温度ヒューズの製造工程におけ
る可融合金とリード線との熔着にあたって、ハンダコテ
や電極に付着するフラックスの拭き取りや、あるいはハ
ンダコテや電極の交換等の作業を必要としない新規な温
度ヒューズの製造方法並びにこれに用いる装置を提供す
る。 【解決手段】 温度ヒューズの製造方法は、リード線3
と可融合金2とを接触した状態においてリード線3に熱
風wを吹きかけて加熱し、可融合金2をリード線3の伝
導熱により溶融してリード線3に熔着することを特徴と
する。また温度ヒューズの製造方法に用いる熱風式加熱
熔着装置10は、小孔の噴出口11aを有したフード1
1と、このフード11に気体を供給し噴出口11aから
気体を噴出させる送風機12と、前記フード11内また
はこのフード11への送風経路途中に設けられる発熱部
13aを有した加熱器13とを具えて成ることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温度ヒューズの製造
方法並びにこれに用いる装置に関するもので、特にリー
ド線と可融合金とを溶着する手段に係るものである。
【0002】
【発明の背景】超小型の温度ヒューズの可融合金2′と
リード線3′とを溶着するにあたっては、例えば図4
(a)に示すように可融合金2′の端面とリード線3′
の端面を密着させ、リード線3′にハンダコテ7等の熱
源を接触し、リード線3′の伝導熱によって可融合金
2′を溶融してリード線3′に溶着している。また溶着
手段としてはこのような熱源を接触するほか、図4
(b)に示すように抵抗溶接の電極8をリード線3′に
接触して可融合金2′を伝導熱によって溶融してリード
線3′に溶着する手段があった。また温度ヒューズのリ
ード線3′と可融合金2′とを溶着するにあたっては、
いずれの手段にしてもリード線3′にフラックスF′を
塗布しておくことを要する。因みにこのフラックスF′
は酸性のものを用いるが、酸性が強いフラックスF′ほ
ど可融合金2′の溶融を促進する。
【0003】ところで以上のような可融合金2′の溶着
手段においては、ハンダコテ7や電極8等の加熱溶着装
置とリード線3′とが接触するため、フラックスF′が
ハンダコテ7のコテ先や電極8に付着する。そしてこの
フラックスF′を付着したままハンダコテ7や電極8を
放置しておくと、前述したようにフラックスF′は酸性
の強いものであって、ハンダコテ7や電極8は熱を帯び
ているために腐食してしまう。そこで、フラックスF′
の付着したハンダコテ7や電極8の部位を頻繁に拭き取
ったり、あるいはコテ先や電極8の頻繁な交換を必要と
するものであるが、このような作業は超小型の温度ヒュ
ーズの製造を、手間がかかり製造効率性に欠けるものと
していた。そして超小型の温度ヒューズの製造の自動化
を図る上での大きな障害となっている。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、可融合金とリード線との溶着
にあたって、ハンダコテや電極の拭き取りや、交換等の
作業を必要としない新規な温度ヒューズの製造方法並び
に装置の開発を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
温度ヒューズの製造方法は、一対のリード線間に可融合
金を溶着された温度ヒューズを製造する方法において、
前記リード線の端部に可融合金を溶着するにあたって
は、リード線と可融合金とを接触した状態においてリー
ド線に熱風を吹きかけて加熱し、可融合金をリード線の
伝導熱により溶融してリード線に溶着することを特徴と
して成るものである。このような手段を採ると、リード
線の端部に可融合金を溶着するにあたって、リード線に
熱風を吹きかけて加熱することにより行うため加熱溶着
装置とリード線とは接触しない。このため加熱溶着装置
にリード線に付着しているフラックスが付着しない。従
って、従来行っていたフラックスの拭き取りや加熱溶着
装置の接触個所の交換を必要とせず、手間が省け、製造
コストの削減、時間の短縮となる。そして拭き取り等の
面倒な作業が無くなるため自動化も可能となる。
【0006】また請求項2記載の温度ヒューズの製造方
法は、前記要件に加え、前記熱風は不活性ガスであるこ
とを特徴として成るものである。このような手段を採る
と、熱風は不活性ガスであるため、リード線及び可融合
金の酸化、腐食を抑えることができる。
【0007】更にまた請求項3記載の温度ヒューズの製
造に用いる熱風式加熱溶着装置は、リード線の端部に可
融合金を溶着する装置において、小孔の噴出口を有した
フードと、このフードに気体を供給し噴出口から気体を
噴出させる送風機と、前記フード内またはこのフードへ
の送風経路途中に設けられる発熱部を有した加熱器とを
具えて成ることを特徴として成るものである。このよう
な手段を採ると、フードの噴出口から噴出される気体は
加熱器の発熱部により熱せられて熱風として噴出され
る。このように加熱溶着装置がリード線に接触しないも
のであるため、加熱溶着装置にリード線表面のフラック
スが付着しない。従って、従来行っていたフラックスの
拭き取りや加熱溶着装置の接触個所の交換を必要とせ
ず、手間が省け、製造コストの削減、時間の短縮とな
る。そして拭き取り等の面倒な作業が無くなるため自動
化も可能となる。
【0008】更にまた請求項4記載の温度ヒューズの製
造に用いる熱風式加熱溶着装置は、前記請求項3記載の
要件に加え、前記気体は不活性ガスであることを特徴と
して成るものである。このような手段を採ると、熱風と
して噴き出される気体は不活性ガスであるため、リード
線及び可融合金の酸化、腐食を抑えることができる。そ
してこれら各請求項記載の発明により前記課題の解決が
図られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づき説明する。図1に示すものは温度ヒューズ1を
可融合金2とリード線3とを熱風式加熱溶着装置10を
用い溶着して製造する実施の形態を示すものである。以
下の説明にあたっては、まず本発明の製造対象物である
温度ヒューズ1について述べた上、本発明の温度ヒュー
ズの製造に用いる熱風式加熱溶着装置を説明し、次いで
この作用状態について説明しながら併せて本発明の温度
ヒューズの製造方法について説明する。
【0010】まず温度ヒューズ1について説明する。温
度ヒューズ1は超小型のもので、図3に示すように一対
のリード線3の間に可融合金2が溶着されたヒューズ線
1aに、可融合金2を囲うように円筒形の絶縁ケース9
Aが設けられ、両端の開口部を絶縁封止材9Bで封止さ
れている。
【0011】次に本発明に係る熱風式加熱溶着装置10
について説明する。このものは図1に示すような小孔の
噴出口11aを有したフード11と、このフード11に
気体を供給し噴出口11aから気体を噴出させる送風機
12と、前記フード11内に設けられる発熱部13aを
有した加熱器13とを具えて成る。具体的には、フード
11は例えば円筒形で、先端に噴出口11aが開口され
ている。そしてこのフード11内に例えばニクロム巻抵
抗線等の電熱線を適用した加熱器13の発熱部13aが
配設されている。またフード11の後端側には送風経路
である送風機12のエアチューブ12aが接続され前記
噴出口11a方向へ気体が送風されるよう構成される。
以上のような構成で、送風機12から供給された空気が
発熱部13aを通過して熱せられ前記噴出口11aから
熱風wとして噴出される。
【0012】なお上記送風機12としては気体を圧送す
るコンプレッサのようなものや、単に送風羽根をモータ
で回転する型式のものも含む。また送風は基本的には空
気を送風するものだが、例えば窒素ガス等の腐食を防止
する不活性ガスを送風するようにしてもよい。なお本発
明でいう不活性ガスとは0族元素のほか、このように広
義に解して窒素ガスも含むものである。また前記加熱器
13としては、上述したような電熱線を用いるもののほ
かバーナ等を用いるものであっても構わない。
【0013】本発明の温度ヒューズの製造に用いる熱風
式加熱溶着装置は以上のようにして成り、以下この作用
状態を説明しながら併せて本発明の温度ヒューズの製造
方法について図2に基づき説明する。まず可融合金2と
リード線3とをそれぞれ可融合金保持台4とリード線保
持台5とで保持する。なおリード線3の溶着端部側にフ
ラックスFを塗布しておく。次に可融合金2の端面とリ
ード線3の端面を接触する。そして熱風式加熱溶着装置
10により熱風wをリード線3の可融合金2近くに吹き
かける。この加熱されたリード線3の熱は伝導し、可融
合金2と接触しているリード線3の端部に伝わり、可融
合金2を加熱する。加熱された可融合金2はフラックス
Fの助けを借りて溶融する。なお熱風wの温度調節は、
加熱器13の抵抗操作で簡便に行える。そして図2
(b)に示すようにリード線3の非溶着端部側を押圧シ
リンダ6により押してリード線3を可融合金2方向に押
し出す。するとリード線3の溶着端部は、図2(b)の
拡大図に示すように可融合金2に埋没して溶着する。な
お温度ヒューズ1を製作するにあたっては、以上の作業
を可融合金2の反対端面側でも行うものであって、この
端面に他のリード線3の端面を溶着し、図2(c)のよ
うなヒューズ線1aを製作する。そしてこのように製作
されたヒューズ線1aを図3のように可融合金2の個所
で絶縁ケース9Aで囲い、両端の開口部を絶縁封止材9
Bで封止すると温度ヒューズ1が完成する。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の温度ヒューズの製造方法
によれば、リード線3の端部に可融合金2を溶着するに
あたって、リード線3に熱風wを吹きかけて加熱するこ
とにより行うため加熱溶着装置とリード線3とは接触し
ない。このため加熱溶着装置にリード線3に付着してい
るフラックスFが付着しない。従って、従来行っていた
フラックスFの拭き取りや加熱溶着装置の接触個所の交
換を必要とせず、手間が省け、製造コストの削減、時間
の短縮となる。そして拭き取り等の面倒な作業が無くな
るため自動化も可能となる。
【0015】請求項2記載の温度ヒューズの製造方法に
よれば、熱風wは不活性ガスであるため、リード線3及
び可融合金2の酸化、腐食を抑えることができる。
【0016】請求項3記載の温度ヒューズの製造に用い
る熱風式加熱溶着装置によれば、加熱溶着装置がリード
線3に接触しないでリード線3を加熱し、伝導熱によっ
て可融合金2を溶融するものであるため、加熱溶着装置
にリード線3表面のフラックスFが付着しない。従っ
て、従来行っていたフラックスFの拭き取りや加熱溶着
装置の接触個所の部品の交換を必要とせず、手間が省
け、製造コストの削減、時間の短縮となる。そして拭き
取り等の面倒な作業が無くなるため自動化も可能とな
る。
【0017】請求項4記載の温度ヒューズの製造に用い
る熱風式加熱溶着装置によれば、熱風wとして噴き出さ
れる気体は不活性ガスであるため、リード線3及び可融
合金2の酸化、腐食を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度ヒューズの製造に用いる熱風式加
熱溶着装置により可融合金とリード線とを溶着する実施
の形態を一部断面で示す正面図である。
【図2】本発明の温度ヒューズの製造方法を説明する説
明図である。
【図3】本発明の温度ヒューズの製造方法を用いて製造
された温度ヒューズを示す断面図である。
【図4】従来の温度ヒューズの二種の製造方法を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 温度ヒューズ 1a ヒューズ線 2 可融合金 3 リード線 4 可融合金保持台 5 リード線保持台 6 押圧シリンダ 7 ハンダコテ 8 電極 9A 絶縁ケース 9B 絶縁封止材 10 熱風式加熱溶着装置 11 フード 11a 噴出口 12 送風機 12a エアチューブ 13 加熱器 13a 発熱部 F フラックス w 熱風

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリード線間に可融合金を溶着され
    た温度ヒューズを製造する方法において、前記リード線
    の端部に可融合金を溶着するにあたっては、リード線と
    可融合金とを接触した状態においてリード線に熱風を吹
    きかけて加熱し、可融合金をリード線の伝導熱により溶
    融してリード線に溶着することを特徴とする温度ヒュー
    ズの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記熱風は不活性ガスであることを特徴
    とする請求項1記載の温度ヒューズの製造方法。
  3. 【請求項3】 リード線の端部に可融合金を溶着する装
    置において、小孔の噴出口を有したフードと、このフー
    ドに気体を供給し噴出口から気体を噴出させる送風機
    と、前記フード内またはこのフードへの送風経路途中に
    設けられる発熱部を有した加熱器とを具えて成ることを
    特徴とする温度ヒューズの製造に用いる熱風式加熱溶着
    装置。
  4. 【請求項4】 前記気体は不活性ガスであることを特徴
    とする請求項3記載の温度ヒューズの製造に用いる熱風
    式加熱溶着装置。
JP31012695A 1995-11-02 1995-11-02 温度ヒューズの製造方法並びにこれに用いる熱風式加熱溶着装置 Pending JPH09129109A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100645570B1 (ko) * 2005-07-16 2006-11-14 (주)소프트백코리아 열풍식 용착장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100645570B1 (ko) * 2005-07-16 2006-11-14 (주)소프트백코리아 열풍식 용착장치

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