JPH09129745A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH09129745A JPH09129745A JP7302098A JP30209895A JPH09129745A JP H09129745 A JPH09129745 A JP H09129745A JP 7302098 A JP7302098 A JP 7302098A JP 30209895 A JP30209895 A JP 30209895A JP H09129745 A JPH09129745 A JP H09129745A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力バッファIBの入力ハイレベル最大値V
IHmaxを大きくし、メモリ集積回路等のシステム柔
軟性を高める。 【解決手段】 例えば電源電圧VCCとデータ入出力端
子DIOとの間に設けられるハイレベル出力用Pチャン
ネルMOSFETP3ならびにデータ入出力端子DIO
と接地電位VSSとの間に設けられるロウレベル出力用
NチャンネルMOSFETN3を含むPN型出力バッフ
ァOBと、その入力端子が上記データ入出力端子DIO
に共通結合される入力バッファIBとを具備するメモリ
集積回路等において、出力バッファOBのハイレベル出
力用PチャンネルMOSFETP3のウェル領域に、そ
の絶対値が電源電圧VCCよりも大きな高電位電源電圧
VCHを供給する。これにより、ハイレベル出力用Pチ
ャンネルMOSFETP3のウェル領域及びドレイン間
に寄生する接合ダイオードのカソード電位を高め、その
データ入出力端子からみたオン電圧を高くする。
IHmaxを大きくし、メモリ集積回路等のシステム柔
軟性を高める。 【解決手段】 例えば電源電圧VCCとデータ入出力端
子DIOとの間に設けられるハイレベル出力用Pチャン
ネルMOSFETP3ならびにデータ入出力端子DIO
と接地電位VSSとの間に設けられるロウレベル出力用
NチャンネルMOSFETN3を含むPN型出力バッフ
ァOBと、その入力端子が上記データ入出力端子DIO
に共通結合される入力バッファIBとを具備するメモリ
集積回路等において、出力バッファOBのハイレベル出
力用PチャンネルMOSFETP3のウェル領域に、そ
の絶対値が電源電圧VCCよりも大きな高電位電源電圧
VCHを供給する。これにより、ハイレベル出力用Pチ
ャンネルMOSFETP3のウェル領域及びドレイン間
に寄生する接合ダイオードのカソード電位を高め、その
データ入出力端子からみたオン電圧を高くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置に関
し、例えば、CMOS(相補型MOS)回路を基本素子
とするダイナミック型RAM(ランダムアクセスメモ
リ)等のメモリ集積回路ならびにその出力バッファに利
用して特に有効な技術に関する。
し、例えば、CMOS(相補型MOS)回路を基本素子
とするダイナミック型RAM(ランダムアクセスメモ
リ)等のメモリ集積回路ならびにその出力バッファに利
用して特に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】Pチャンネル及びNチャンネルMOSF
ET(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この
明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果
トランジスタの総称とする)が組み合わされてなるいわ
ゆるCMOS回路があり、このようなCMOS回路を基
本素子とするダイナミック型RAM等のメモリ集積回路
がある。メモリ集積回路は、外部装置からデータ入力端
子を介して供給される書き込みデータを取り込み、書き
込み回路に伝達する入力バッファと、指定されたアドレ
スから読み出されたデータをデータ出力端子を介して外
部装置に出力する出力バッファとを備える。近年、メモ
リ集積回路はいわゆる多ビット化される傾向にあり、上
記データ入力端子及びデータ出力端子は、外部端子数の
削減を図る意味合いからデータ入出力端子として共通化
されることが多い。
ET(金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この
明細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果
トランジスタの総称とする)が組み合わされてなるいわ
ゆるCMOS回路があり、このようなCMOS回路を基
本素子とするダイナミック型RAM等のメモリ集積回路
がある。メモリ集積回路は、外部装置からデータ入力端
子を介して供給される書き込みデータを取り込み、書き
込み回路に伝達する入力バッファと、指定されたアドレ
スから読み出されたデータをデータ出力端子を介して外
部装置に出力する出力バッファとを備える。近年、メモ
リ集積回路はいわゆる多ビット化される傾向にあり、上
記データ入力端子及びデータ出力端子は、外部端子数の
削減を図る意味合いからデータ入出力端子として共通化
されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリ集積回路
において、出力バッファはいわゆるトライステート型バ
ッファとされることが多く、回路の電源電圧とデータ出
力端子との間に設けられるハイレベル出力用のMOSF
ETと、データ出力端子と回路の接地電位との間に設け
られるロウレベル出力用のMOSFETとを含む。ま
た、出力バッファはいわゆるNN型バッファとされ、そ
れを構成するハイレベル出力用及びロウレベル出力用の
MOSFETは、ともにNチャンネル型MOSFETと
される。周知のように、NN型バッファでは、ハイレベ
ル出力時の出力信号レベルがハイレベル出力用Nチャン
ネルMOSFETのしきい値電圧分だけ低下するため、
出力ブースト用の回路を追加するなどのレベル補正対策
が必要となる。
において、出力バッファはいわゆるトライステート型バ
ッファとされることが多く、回路の電源電圧とデータ出
力端子との間に設けられるハイレベル出力用のMOSF
ETと、データ出力端子と回路の接地電位との間に設け
られるロウレベル出力用のMOSFETとを含む。ま
た、出力バッファはいわゆるNN型バッファとされ、そ
れを構成するハイレベル出力用及びロウレベル出力用の
MOSFETは、ともにNチャンネル型MOSFETと
される。周知のように、NN型バッファでは、ハイレベ
ル出力時の出力信号レベルがハイレベル出力用Nチャン
ネルMOSFETのしきい値電圧分だけ低下するため、
出力ブースト用の回路を追加するなどのレベル補正対策
が必要となる。
【0004】一方、昨今におけるメモリ集積回路の大規
模化・大容量化は目覚ましく、これにともなう素子の微
細化・高集積化が進みつつある。このことは、素子の耐
圧低下とメモリ集積回路の消費電力増大を招く原因とな
っているが、これに対処する一つの方法として、電源電
圧の低電圧化と出力バッファを含む回路のCMOS化が
有効な手段と考えられる。前記のように、NN型バッフ
ァでは、ハイレベル出力用MOSFETのしきい値電圧
による出力ハイレベルの低下が問題とされ、その意味か
らも出力バッファのCMOS化は有効な手段となる。
模化・大容量化は目覚ましく、これにともなう素子の微
細化・高集積化が進みつつある。このことは、素子の耐
圧低下とメモリ集積回路の消費電力増大を招く原因とな
っているが、これに対処する一つの方法として、電源電
圧の低電圧化と出力バッファを含む回路のCMOS化が
有効な手段と考えられる。前記のように、NN型バッフ
ァでは、ハイレベル出力用MOSFETのしきい値電圧
による出力ハイレベルの低下が問題とされ、その意味か
らも出力バッファのCMOS化は有効な手段となる。
【0005】ところが、データ入力端子及びデータ出力
端子がデータ入出力端子として共通化されるメモリ集積
回路では、入力バッファの入力端子と出力バッファの出
力端子とが共通結合されることで、入力バッファの入力
特性が出力バッファの回路構成に影響を受け、特にその
入力ハイレベル最大値VIHmaxに次のような問題点
が生じる。すなわち、CMOS化つまりハイレベル出力
用のMOSFETをPチャンネルMOSFETとしたい
わゆるPN型バッファでは、データ入出力端子に結合さ
れるハイレベル出力用のPチャンネルMOSFETのド
レインとなるP型拡散層とそのNウェル領域との間にい
わゆるPN接合ダイオードが寄生し、このNウェル領域
は、一般にPチャンネルMOSFETのソース電位つま
り回路の電源電圧に結合される。このため、NN型バッ
ファでは比較的大きな値に設定することができた入力バ
ッファの入力ハイレベル最大値が、回路の電源電圧より
ハイレベル出力用MOSFETのしきい値電圧分だけ高
い電位に制限され、これによってメモリ集積回路のシス
テム柔軟性が低下するものである。
端子がデータ入出力端子として共通化されるメモリ集積
回路では、入力バッファの入力端子と出力バッファの出
力端子とが共通結合されることで、入力バッファの入力
特性が出力バッファの回路構成に影響を受け、特にその
入力ハイレベル最大値VIHmaxに次のような問題点
が生じる。すなわち、CMOS化つまりハイレベル出力
用のMOSFETをPチャンネルMOSFETとしたい
わゆるPN型バッファでは、データ入出力端子に結合さ
れるハイレベル出力用のPチャンネルMOSFETのド
レインとなるP型拡散層とそのNウェル領域との間にい
わゆるPN接合ダイオードが寄生し、このNウェル領域
は、一般にPチャンネルMOSFETのソース電位つま
り回路の電源電圧に結合される。このため、NN型バッ
ファでは比較的大きな値に設定することができた入力バ
ッファの入力ハイレベル最大値が、回路の電源電圧より
ハイレベル出力用MOSFETのしきい値電圧分だけ高
い電位に制限され、これによってメモリ集積回路のシス
テム柔軟性が低下するものである。
【0006】この発明の目的は、その入力端子がPN型
バッファの出力端子に共通結合される入力バッファの入
力ハイレベル最大値を大きくして、PN型の出力バッフ
ァを含むメモリ集積回路等のシステム柔軟性を高めるこ
とにある。
バッファの出力端子に共通結合される入力バッファの入
力ハイレベル最大値を大きくして、PN型の出力バッフ
ァを含むメモリ集積回路等のシステム柔軟性を高めるこ
とにある。
【0007】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、例えば回路の電源電圧とデー
タ入出力端子との間に設けられるハイレベル出力用Pチ
ャンネルMOSFETならびにデータ入出力端子と回路
の接地電位との間に設けられるロウレベル出力用Nチャ
ンネルMOSFETを含むPN型の出力バッファと、そ
の入力端子が上記データ入出力端子に共通結合される入
力バッファとを具備するメモリ集積回路等において、出
力バッファのハイレベル出力用PチャンネルMOSFE
Tのウェル領域に、その絶対値が回路の電源電圧より大
きな高電位電源電圧を基板電圧として供給する。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、例えば回路の電源電圧とデー
タ入出力端子との間に設けられるハイレベル出力用Pチ
ャンネルMOSFETならびにデータ入出力端子と回路
の接地電位との間に設けられるロウレベル出力用Nチャ
ンネルMOSFETを含むPN型の出力バッファと、そ
の入力端子が上記データ入出力端子に共通結合される入
力バッファとを具備するメモリ集積回路等において、出
力バッファのハイレベル出力用PチャンネルMOSFE
Tのウェル領域に、その絶対値が回路の電源電圧より大
きな高電位電源電圧を基板電圧として供給する。
【0009】上記した手段によれば、出力バッファを構
成するハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのウ
ェル領域及びドレイン間に寄生する接合ダイオードのカ
ソード電位を高め、そのデータ入出力端子からみたオン
電圧を高くして、入力バッファの入力ハイレベル最大値
を大きくすることができる。この結果、出力バッファが
CMOS化されることの特長を生かしつつ、入力バッフ
ァ及び出力バッファを含むメモリ集積回路等のシステム
柔軟性を高めることができる。
成するハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのウ
ェル領域及びドレイン間に寄生する接合ダイオードのカ
ソード電位を高め、そのデータ入出力端子からみたオン
電圧を高くして、入力バッファの入力ハイレベル最大値
を大きくすることができる。この結果、出力バッファが
CMOS化されることの特長を生かしつつ、入力バッフ
ァ及び出力バッファを含むメモリ集積回路等のシステム
柔軟性を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
メモリ集積回路に含まれる入力バッファIB及び出力バ
ッファOBの一実施例の回路図が示されている。また、
図2には、図1の出力バッファOBの一実施例の部分断
面構造図が示され、図3には、図1の入力バッファIB
の一実施例の入力特性図が示されている。一方、図4に
は、この発明に先立って本願発明者等が開発したメモリ
集積回路に含まれる入力バッファIB及び出力バッファ
OBの回路図の一例が示されている。また、図5には、
図4の出力バッファOBの部分断面構造図の一例が示さ
れ、図6には、図4の入力バッファIBの入力特性図の
一例が示されている。これらの図をもとに、この実施例
のメモリ集積回路とその入力バッファIB及び出力バッ
ファOBの構成及び動作ならびにその特徴について説明
する。なお、図1の各回路素子は、メモリ集積回路の図
示されない他の回路素子とともに、公知のCMOS集積
回路の製造技術により、単結晶シリコンのような1個の
半導体基板上に形成される。また、以下の回路図におい
て、そのチャンネル(バックゲート)部に矢印が付され
るMOSFETはPチャンネル型(第1導電型)であっ
て、矢印の付されないNチャンネル型(第2導電型)の
MOSFETと区別して示される。
メモリ集積回路に含まれる入力バッファIB及び出力バ
ッファOBの一実施例の回路図が示されている。また、
図2には、図1の出力バッファOBの一実施例の部分断
面構造図が示され、図3には、図1の入力バッファIB
の一実施例の入力特性図が示されている。一方、図4に
は、この発明に先立って本願発明者等が開発したメモリ
集積回路に含まれる入力バッファIB及び出力バッファ
OBの回路図の一例が示されている。また、図5には、
図4の出力バッファOBの部分断面構造図の一例が示さ
れ、図6には、図4の入力バッファIBの入力特性図の
一例が示されている。これらの図をもとに、この実施例
のメモリ集積回路とその入力バッファIB及び出力バッ
ファOBの構成及び動作ならびにその特徴について説明
する。なお、図1の各回路素子は、メモリ集積回路の図
示されない他の回路素子とともに、公知のCMOS集積
回路の製造技術により、単結晶シリコンのような1個の
半導体基板上に形成される。また、以下の回路図におい
て、そのチャンネル(バックゲート)部に矢印が付され
るMOSFETはPチャンネル型(第1導電型)であっ
て、矢印の付されないNチャンネル型(第2導電型)の
MOSFETと区別して示される。
【0011】図1において、この実施例のメモリ集積回
路(半導体装置)は、その入力端子が所定の外部端子つ
まりデータ入出力端子DIOに結合される入力バッファ
IBと、その出力端子が上記データ入出力端子DIOに
共通結合される出力バッファOBとを備える。なお、こ
のメモリ集積回路は、いわゆる多ビット構成とされ、図
示されない他の複数のデータ入出力端子DIOならびに
入力バッファIB及び出力バッファOBを備える。以
下、図1に示される1個の入力バッファIB及び出力バ
ッファOBを例に、本発明の具体的説明を進める。
路(半導体装置)は、その入力端子が所定の外部端子つ
まりデータ入出力端子DIOに結合される入力バッファ
IBと、その出力端子が上記データ入出力端子DIOに
共通結合される出力バッファOBとを備える。なお、こ
のメモリ集積回路は、いわゆる多ビット構成とされ、図
示されない他の複数のデータ入出力端子DIOならびに
入力バッファIB及び出力バッファOBを備える。以
下、図1に示される1個の入力バッファIB及び出力バ
ッファOBを例に、本発明の具体的説明を進める。
【0012】メモリ集積回路の入力バッファIBは、特
に制限されないが、回路の電源電圧VCC(第1の電源
電圧)とデータ入出力端子DIOとの間に直列形態に設
けられる2個のPチャンネルMOSFETP1及びP2
と、上記データ入出力端子DIOと回路の接地電位VS
Sとの間に設けられるNチャンネルMOSFETN1と
を含む。なお、電源電圧VCCは、特に制限されない
が、+5V(ボルト)のような正電位の電源電圧とさ
れ、接地電位VSSは0Vとされる。
に制限されないが、回路の電源電圧VCC(第1の電源
電圧)とデータ入出力端子DIOとの間に直列形態に設
けられる2個のPチャンネルMOSFETP1及びP2
と、上記データ入出力端子DIOと回路の接地電位VS
Sとの間に設けられるNチャンネルMOSFETN1と
を含む。なお、電源電圧VCCは、特に制限されない
が、+5V(ボルト)のような正電位の電源電圧とさ
れ、接地電位VSSは0Vとされる。
【0013】入力バッファIBを構成するMOSFET
P1のゲートには、メモリ集積回路の図示されないタイ
ミング発生回路から入力制御信号DICB(ここで、そ
れが有効とされるとき選択的にロウレベルとされるいわ
ゆる反転信号等については、その名称の末尾にBを付し
て表す。以下同様)が供給され、MOSFETP2及び
N1のゲートは、入力バッファIBの入力端子つまりデ
ータ入出力端子DIOに共通結合される。また、MOS
FETP2及びN1のドレインは、インバータV1の入
力端子に共通結合されるとともに、そのゲートに入力制
御信号DICBを受けるNチャンネルMOSFETN2
を介して接地電位VSSに結合される。インバータV1
の出力信号は、書き込みデータWDとして図示されない
後段のライトアンプに供給される。その一部がMOSF
ETP1及びP2のチャンネル部となるNウェル領域は
電源電圧VCCに結合され、MOSFETN1及びN2
のチャンネル部となるPウェル領域は接地電位VSSに
結合される。
P1のゲートには、メモリ集積回路の図示されないタイ
ミング発生回路から入力制御信号DICB(ここで、そ
れが有効とされるとき選択的にロウレベルとされるいわ
ゆる反転信号等については、その名称の末尾にBを付し
て表す。以下同様)が供給され、MOSFETP2及び
N1のゲートは、入力バッファIBの入力端子つまりデ
ータ入出力端子DIOに共通結合される。また、MOS
FETP2及びN1のドレインは、インバータV1の入
力端子に共通結合されるとともに、そのゲートに入力制
御信号DICBを受けるNチャンネルMOSFETN2
を介して接地電位VSSに結合される。インバータV1
の出力信号は、書き込みデータWDとして図示されない
後段のライトアンプに供給される。その一部がMOSF
ETP1及びP2のチャンネル部となるNウェル領域は
電源電圧VCCに結合され、MOSFETN1及びN2
のチャンネル部となるPウェル領域は接地電位VSSに
結合される。
【0014】これにより、入力バッファIBは、入力制
御信号DICBのロウレベルを受けて選択的に伝達状態
とされ、外部装置からデータ入出力端子DIOを介して
供給される入力データを取り込み、書き込みデータWD
として後段のライトアンプに伝達する。なお、入力制御
信号DICBがハイレベルとされるとき、入力バッファ
IBではMOSFETN2がオン状態とされ、書き込み
データWDは入力データの論理レベルに関係なくハイレ
ベルに固定される。
御信号DICBのロウレベルを受けて選択的に伝達状態
とされ、外部装置からデータ入出力端子DIOを介して
供給される入力データを取り込み、書き込みデータWD
として後段のライトアンプに伝達する。なお、入力制御
信号DICBがハイレベルとされるとき、入力バッファ
IBではMOSFETN2がオン状態とされ、書き込み
データWDは入力データの論理レベルに関係なくハイレ
ベルに固定される。
【0015】次に、出力バッファOBは、特に制限され
ないが、電源電圧VCCとデータ入出力端子DIOとの
間に設けられるハイレベル出力用PチャンネルMOSF
ETP3と、データ入出力端子DIOと接地電位VSS
との間に設けられるロウレベル出力用NチャンネルMO
SFETN3を含む。このうち、MOSFETP3のゲ
ートには、ナンド(NAND)ゲートNA1の出力信号
が供給され、MOSFETN3のゲートには、ノア(N
OR)ゲートNO1の出力信号が供給される。また、そ
の一部がMOSFETP3のチャンネル部となるNウェ
ル領域には所定の高電位電源電圧VCHが供給され、M
OSFETN3のチャンネル部となるPウェル領域には
接地電位VSSが供給される。ハイレベル出力用MOS
FETP3のゲート及びドレイン間には、データ入出力
端子DIO側をアノードとすべくダイオード結合された
PチャンネルMOSFETP4が並列形態に設けられ
る。なお、高電位電源電圧VCHは、電源電圧VCCよ
り絶対値の大きな+7Vのような正電位とされる。ま
た、MOSFETP4は、ハイレベル出力用MOSFE
TP3に比較して充分に小さなしきい値電圧を持つべく
設計される。
ないが、電源電圧VCCとデータ入出力端子DIOとの
間に設けられるハイレベル出力用PチャンネルMOSF
ETP3と、データ入出力端子DIOと接地電位VSS
との間に設けられるロウレベル出力用NチャンネルMO
SFETN3を含む。このうち、MOSFETP3のゲ
ートには、ナンド(NAND)ゲートNA1の出力信号
が供給され、MOSFETN3のゲートには、ノア(N
OR)ゲートNO1の出力信号が供給される。また、そ
の一部がMOSFETP3のチャンネル部となるNウェ
ル領域には所定の高電位電源電圧VCHが供給され、M
OSFETN3のチャンネル部となるPウェル領域には
接地電位VSSが供給される。ハイレベル出力用MOS
FETP3のゲート及びドレイン間には、データ入出力
端子DIO側をアノードとすべくダイオード結合された
PチャンネルMOSFETP4が並列形態に設けられ
る。なお、高電位電源電圧VCHは、電源電圧VCCよ
り絶対値の大きな+7Vのような正電位とされる。ま
た、MOSFETP4は、ハイレベル出力用MOSFE
TP3に比較して充分に小さなしきい値電圧を持つべく
設計される。
【0016】出力バッファOBを構成するナンドゲート
NA1及びノアゲートNO1の一方の入力端子には、図
示されない前段のリードアンプから読み出しデータRD
が供給される。また、ノアゲートNO1の他方の入力端
子には、図示されないタイミング発生回路から出力制御
信号DOCBが供給され、ナンドゲートNA1の他方の
入力端子には、そのインバータV2による反転信号が供
給される。
NA1及びノアゲートNO1の一方の入力端子には、図
示されない前段のリードアンプから読み出しデータRD
が供給される。また、ノアゲートNO1の他方の入力端
子には、図示されないタイミング発生回路から出力制御
信号DOCBが供給され、ナンドゲートNA1の他方の
入力端子には、そのインバータV2による反転信号が供
給される。
【0017】これにより、出力バッファOBは、出力制
御信号DOCBのロウレベルを受けて選択的に伝達状態
とされ、リードアンプから供給される読み出しデータR
Dに従ったハイレベル又はロウレベルの出力信号をデー
タ入出力端子DIOから外部装置に出力する。すなわ
ち、出力制御信号DOCBがロウレベルとされ、読み出
しデータRDがロウレベルとされるとき、出力バッファ
OBではナンドゲートNA1及びノアゲートNO1の出
力信号がともにハイレベルとされる。このため、ロウレ
ベル出力用MOSFETN3がオン状態となり、ハイレ
ベル出力用MOSFETP3はオフ状態となって、デー
タ入出力端子DIOにはMOSFETN3を介して接地
電位VSSのようなロウレベルが出力される。一方、出
力制御信号DOCBがロウレベルとされ、読み出しデー
タRDがハイレベルとされるとき、出力バッファOBで
はナンドゲートNA1及びノアゲートNO1の出力信号
がともにロウレベルとされる。このため、ロウレベル出
力用MOSFETN3はオフ状態となり、代わってハイ
レベル出力用MOSFETP3がオン状態となって、デ
ータ入出力端子DIOにはMOSFETP3を介して電
源電圧VSSのようなハイレベルが出力される。言うま
でもなく、このとき、データ入出力端子DIOにおける
ハイレベルは、MOSFETP3のしきい値電圧の影響
を受けることなく電源電圧VCCまで引き上げられ、レ
ベル低下は生じない。
御信号DOCBのロウレベルを受けて選択的に伝達状態
とされ、リードアンプから供給される読み出しデータR
Dに従ったハイレベル又はロウレベルの出力信号をデー
タ入出力端子DIOから外部装置に出力する。すなわ
ち、出力制御信号DOCBがロウレベルとされ、読み出
しデータRDがロウレベルとされるとき、出力バッファ
OBではナンドゲートNA1及びノアゲートNO1の出
力信号がともにハイレベルとされる。このため、ロウレ
ベル出力用MOSFETN3がオン状態となり、ハイレ
ベル出力用MOSFETP3はオフ状態となって、デー
タ入出力端子DIOにはMOSFETN3を介して接地
電位VSSのようなロウレベルが出力される。一方、出
力制御信号DOCBがロウレベルとされ、読み出しデー
タRDがハイレベルとされるとき、出力バッファOBで
はナンドゲートNA1及びノアゲートNO1の出力信号
がともにロウレベルとされる。このため、ロウレベル出
力用MOSFETN3はオフ状態となり、代わってハイ
レベル出力用MOSFETP3がオン状態となって、デ
ータ入出力端子DIOにはMOSFETP3を介して電
源電圧VSSのようなハイレベルが出力される。言うま
でもなく、このとき、データ入出力端子DIOにおける
ハイレベルは、MOSFETP3のしきい値電圧の影響
を受けることなく電源電圧VCCまで引き上げられ、レ
ベル低下は生じない。
【0018】なお、出力制御信号DOCBがハイレベル
とされるとき、出力バッファOBではナンドゲートNA
1の出力信号がハイレベルとされ、ノアゲートNO1の
出力信号はロウレベルとされる。したがって、ハイレベ
ル出力用MOSFETP3とロウレベル出力用MOSF
ETN3はともにオフ状態となり、データ入出力端子D
IOはいわゆるハイインピーダンス状態とされる。
とされるとき、出力バッファOBではナンドゲートNA
1の出力信号がハイレベルとされ、ノアゲートNO1の
出力信号はロウレベルとされる。したがって、ハイレベ
ル出力用MOSFETP3とロウレベル出力用MOSF
ETN3はともにオフ状態となり、データ入出力端子D
IOはいわゆるハイインピーダンス状態とされる。
【0019】ところで、出力バッファOBを構成するハ
イレベル出力用PチャンネルMOSFETP3は、図2
に示されるように、P型半導体基板PSUBのNウェル
領域NWELL内に形成された一対のP型拡散層p+ を
そのソース及びドレインとする。このうち、MOSFE
TP3のソースとなる左側のP型拡散層p+ は電源電圧
VCCに結合され、そのドレインとなる右側のP型拡散
層p+ はデータ入出力端子DIOつまりボンディングパ
ッドPADに結合される。Nウェル領域NWELLに
は、N型拡散層n+ を介して電源電圧VCCより2V高
い高電位電源電圧VCHが基板電圧として供給される。
また、二つのP型拡散層p+ の間つまりNウェル領域N
WELLのMOSFETP3のチャンネルとなる部分の
上層には、所定の絶縁膜を挟んでゲートとなるポリシリ
コン層が形成される。
イレベル出力用PチャンネルMOSFETP3は、図2
に示されるように、P型半導体基板PSUBのNウェル
領域NWELL内に形成された一対のP型拡散層p+ を
そのソース及びドレインとする。このうち、MOSFE
TP3のソースとなる左側のP型拡散層p+ は電源電圧
VCCに結合され、そのドレインとなる右側のP型拡散
層p+ はデータ入出力端子DIOつまりボンディングパ
ッドPADに結合される。Nウェル領域NWELLに
は、N型拡散層n+ を介して電源電圧VCCより2V高
い高電位電源電圧VCHが基板電圧として供給される。
また、二つのP型拡散層p+ の間つまりNウェル領域N
WELLのMOSFETP3のチャンネルとなる部分の
上層には、所定の絶縁膜を挟んでゲートとなるポリシリ
コン層が形成される。
【0020】同様に、出力バッファOBを構成するロウ
レベル出力用NチャンネルMOSFETN3は、P型半
導体基板PSUBのPウェル領域PWELL内に形成さ
れた一対のN型拡散層n+ をそのソース及びドレインと
する。このうち、MOSFETN3のソースとなる右側
のN型拡散層n+ は接地電位VSSに結合され、そのド
レインとなる左側のN型拡散層n+ は上記ボンディング
パッドPADに共通結合される。Pウェル領域PWEL
Lには、P型拡散層p+ を介して接地電位VSSが基板
電圧として供給される。また、二つのN型拡散層n+ の
間つまりPウェル領域PWELLのMOSFETN3の
チャンネルとなる部分の上層には、所定の絶縁膜を挟ん
でゲートとなるポリシリコン層が形成される。
レベル出力用NチャンネルMOSFETN3は、P型半
導体基板PSUBのPウェル領域PWELL内に形成さ
れた一対のN型拡散層n+ をそのソース及びドレインと
する。このうち、MOSFETN3のソースとなる右側
のN型拡散層n+ は接地電位VSSに結合され、そのド
レインとなる左側のN型拡散層n+ は上記ボンディング
パッドPADに共通結合される。Pウェル領域PWEL
Lには、P型拡散層p+ を介して接地電位VSSが基板
電圧として供給される。また、二つのN型拡散層n+ の
間つまりPウェル領域PWELLのMOSFETN3の
チャンネルとなる部分の上層には、所定の絶縁膜を挟ん
でゲートとなるポリシリコン層が形成される。
【0021】周知のように、MOSFETP3のドレイ
ンとなるP型拡散層p+ とNウェル領域NWELLとの
接合部には、点線で示されるように、P型拡散層層p+
をアノードとする寄生ダイオードが存在し、この寄生ダ
イオードが、ボンディングパッドPADつまりデータ入
出力端子DIOにその入力端子が共通結合された入力バ
ッファIBの入力特性に影響を与える。すなわち、デー
タ入出力端子DIOからみた入力バッファIBの入力ハ
イレベル最大値VIHmaxは、Nウェル領域NWEL
Lにおける基板電圧の電位をVnwとし、寄生ダイオー
ドの順方向電圧をVdfとするとき、 VIHmax≦Vnw+Vdf なる値で制約を受ける。
ンとなるP型拡散層p+ とNウェル領域NWELLとの
接合部には、点線で示されるように、P型拡散層層p+
をアノードとする寄生ダイオードが存在し、この寄生ダ
イオードが、ボンディングパッドPADつまりデータ入
出力端子DIOにその入力端子が共通結合された入力バ
ッファIBの入力特性に影響を与える。すなわち、デー
タ入出力端子DIOからみた入力バッファIBの入力ハ
イレベル最大値VIHmaxは、Nウェル領域NWEL
Lにおける基板電圧の電位をVnwとし、寄生ダイオー
ドの順方向電圧をVdfとするとき、 VIHmax≦Vnw+Vdf なる値で制約を受ける。
【0022】したがって、例えば図4及び図5に示され
るように、出力バッファOBを構成するMOSFETP
3のNウェル領域NWELLに電源電圧VCCが基板電
圧として供給される従来のメモリ集積回路の場合、図6
に示されるように、入力バッファIBの入力ハイレベル
最大値VIHmaxが電源電圧VCCより寄生ダイオー
ドの順方向電圧Vdf分だけ高い例えば5.5V〜6V
程度に制約され、NN型バッファを使用する場合に比較
してメモリ集積回路のシステム柔軟性が低下する。とこ
ろが、本実施例のように、MOSFETP3のNウェル
領域NWELLに電源電圧VCCより約2V高い高電位
電源電圧VCHが供給される場合、図3に示されるよう
に、入力バッファIBの入力ハイレベル最大値VIHm
axは、高電位電源電圧VCHよりもさらに寄生ダイオ
ードの順方向電圧Vdf分だけ高い例えば7.5V〜8
V程度に大きな値となる。この結果、出力バッファOB
がCMOS化されることの特長を生かしつつ、メモリ集
積回路としてのシステム柔軟性を高めることができるも
のである。言い換えるならば、この実施例の入力バッフ
ァIBでは、データ入出力端子DIOに7.5V〜8V
程度の比較的絶対値の大きなサージ電圧等が印加された
場合でも、データ入出力端子DIOからハイレベル出力
用MOSFETP3の基板部つまりNウェル領域に流れ
込む電流を抑制し、MOSFETP3等のラッチアップ
を防止できるものとなる。
るように、出力バッファOBを構成するMOSFETP
3のNウェル領域NWELLに電源電圧VCCが基板電
圧として供給される従来のメモリ集積回路の場合、図6
に示されるように、入力バッファIBの入力ハイレベル
最大値VIHmaxが電源電圧VCCより寄生ダイオー
ドの順方向電圧Vdf分だけ高い例えば5.5V〜6V
程度に制約され、NN型バッファを使用する場合に比較
してメモリ集積回路のシステム柔軟性が低下する。とこ
ろが、本実施例のように、MOSFETP3のNウェル
領域NWELLに電源電圧VCCより約2V高い高電位
電源電圧VCHが供給される場合、図3に示されるよう
に、入力バッファIBの入力ハイレベル最大値VIHm
axは、高電位電源電圧VCHよりもさらに寄生ダイオ
ードの順方向電圧Vdf分だけ高い例えば7.5V〜8
V程度に大きな値となる。この結果、出力バッファOB
がCMOS化されることの特長を生かしつつ、メモリ集
積回路としてのシステム柔軟性を高めることができるも
のである。言い換えるならば、この実施例の入力バッフ
ァIBでは、データ入出力端子DIOに7.5V〜8V
程度の比較的絶対値の大きなサージ電圧等が印加された
場合でも、データ入出力端子DIOからハイレベル出力
用MOSFETP3の基板部つまりNウェル領域に流れ
込む電流を抑制し、MOSFETP3等のラッチアップ
を防止できるものとなる。
【0023】なお、MOSFETP4は、データ入出力
端子DIOに入力ハイレベル最大値VIHmaxに近い
電圧が入力されるとき選択的にオン状態となり、ハイレ
ベル出力用MOSFETP3がオン状態となるのを防止
すべく作用する。前述のように、MOSFETP4は、
ハイレベル出力用MOSFETP3に比べて充分に小さ
なしきい値電圧を有する。このため、ハイレベル出力用
MOSFETP3は、データ入出力端子DIOに入力ハ
イレベル最大値VIHmaxに近い電圧が印加される場
合でもオフ状態のままとなり、これによってデータ入出
力端子DIOから電源電圧VCC側に流れ込む電流を抑
制することができる。
端子DIOに入力ハイレベル最大値VIHmaxに近い
電圧が入力されるとき選択的にオン状態となり、ハイレ
ベル出力用MOSFETP3がオン状態となるのを防止
すべく作用する。前述のように、MOSFETP4は、
ハイレベル出力用MOSFETP3に比べて充分に小さ
なしきい値電圧を有する。このため、ハイレベル出力用
MOSFETP3は、データ入出力端子DIOに入力ハ
イレベル最大値VIHmaxに近い電圧が印加される場
合でもオフ状態のままとなり、これによってデータ入出
力端子DIOから電源電圧VCC側に流れ込む電流を抑
制することができる。
【0024】以上の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1)例えば回路の電源電圧とデータ入出力端子との間
に設けられるハイレベル出力用PチャンネルMOSFE
Tならびにデータ入出力端子と回路の接地電位との間に
設けられるロウレベル出力用NチャンネルMOSFET
を含むPN型の出力バッファと、その入力端子が上記デ
ータ入出力端子に共通結合される入力バッファとを具備
するメモリ集積回路等において、出力バッファのハイレ
ベル出力用PチャンネルMOSFETのウェル領域に、
その絶対値が回路の電源電圧より大きな高電位電源電圧
を基板電圧として供給することで、出力バッファを構成
するハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのウェ
ル領域及びドレイン間に寄生する接合ダイオードのカソ
ード側電位を高め、そのデータ入出力端子からみたオン
電圧を高くすることができるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、相応して入力バッファの入
力ハイレベル最大値を大きくすることができるという効
果が得られる。 (3)上記(1)項により、データ入出力端子に入力ハ
イレベル最大値に近いサージ電圧等が入力された場合で
も、データ入出力端子からハイレベル出力用MOSFE
Tの基板部に流れ込む電流を抑制でき、これによってM
OSFETP3等のラッチアップを防止することができ
るという効果が得られる。 (4)上記(1)項ないし(3)項により、出力バッフ
ァがCMOS化されることの特長を生かしつつ、入力バ
ッファ及び出力バッファを含むメモリ集積回路等のシス
テム柔軟性を高めることができるという効果が得られ
る。
記の通りである。すなわち、 (1)例えば回路の電源電圧とデータ入出力端子との間
に設けられるハイレベル出力用PチャンネルMOSFE
Tならびにデータ入出力端子と回路の接地電位との間に
設けられるロウレベル出力用NチャンネルMOSFET
を含むPN型の出力バッファと、その入力端子が上記デ
ータ入出力端子に共通結合される入力バッファとを具備
するメモリ集積回路等において、出力バッファのハイレ
ベル出力用PチャンネルMOSFETのウェル領域に、
その絶対値が回路の電源電圧より大きな高電位電源電圧
を基板電圧として供給することで、出力バッファを構成
するハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのウェ
ル領域及びドレイン間に寄生する接合ダイオードのカソ
ード側電位を高め、そのデータ入出力端子からみたオン
電圧を高くすることができるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、相応して入力バッファの入
力ハイレベル最大値を大きくすることができるという効
果が得られる。 (3)上記(1)項により、データ入出力端子に入力ハ
イレベル最大値に近いサージ電圧等が入力された場合で
も、データ入出力端子からハイレベル出力用MOSFE
Tの基板部に流れ込む電流を抑制でき、これによってM
OSFETP3等のラッチアップを防止することができ
るという効果が得られる。 (4)上記(1)項ないし(3)項により、出力バッフ
ァがCMOS化されることの特長を生かしつつ、入力バ
ッファ及び出力バッファを含むメモリ集積回路等のシス
テム柔軟性を高めることができるという効果が得られ
る。
【0025】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、入力バッファIB及び出力バッファ
OBは、所定の保護素子を含むことができる。また、出
力バッファOBを構成するMOSFETP3及びN3
は、並列結合された複数のPチャンネルMOSFET又
はNチャンネルMOSFETに置き換えることができ
る。入力バッファIB及び出力バッファOBの具体的回
路構成は、その基本的な論理条件が変化しない限りにお
いて種々の実施形態を採りうる。図2において、出力バ
ッファOBを構成する各素子のデバイス構造は、この実
施例による制約を受けないし、その配置及び大きさも同
様である。メモリ集積回路は、いわゆるトリプルウェル
構造を採ることができる。この場合、MOSFETN3
が形成されるPウェル領域PWELLに供給される基板
電圧の電位を接地電位VSSより低い負電位とすること
で、入力バッファIBの入力ロウレベル最小値を拡大す
ることができる。また、電源電圧の極性が反転され、電
源電圧VCCが0Vとされ接地電位VSSが負電位とさ
れる場合、例えば出力バッファOBのNチャンネルMO
SFETN3のPウェル領域PWELLに供給される基
板電圧の絶対値を電源電圧より大きくすることで、同様
な効果を得ることができる。
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、入力バッファIB及び出力バッファ
OBは、所定の保護素子を含むことができる。また、出
力バッファOBを構成するMOSFETP3及びN3
は、並列結合された複数のPチャンネルMOSFET又
はNチャンネルMOSFETに置き換えることができ
る。入力バッファIB及び出力バッファOBの具体的回
路構成は、その基本的な論理条件が変化しない限りにお
いて種々の実施形態を採りうる。図2において、出力バ
ッファOBを構成する各素子のデバイス構造は、この実
施例による制約を受けないし、その配置及び大きさも同
様である。メモリ集積回路は、いわゆるトリプルウェル
構造を採ることができる。この場合、MOSFETN3
が形成されるPウェル領域PWELLに供給される基板
電圧の電位を接地電位VSSより低い負電位とすること
で、入力バッファIBの入力ロウレベル最小値を拡大す
ることができる。また、電源電圧の極性が反転され、電
源電圧VCCが0Vとされ接地電位VSSが負電位とさ
れる場合、例えば出力バッファOBのNチャンネルMO
SFETN3のPウェル領域PWELLに供給される基
板電圧の絶対値を電源電圧より大きくすることで、同様
な効果を得ることができる。
【0026】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるメモ
リ集積回路及びその出力バッファに適用した場合につい
て説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ば、入力バッファ及び出力バッファとして独立に形成さ
れるものや同様な入力バッファ及び出力バッファを含む
各種半導体装置にも適用できる。この発明は、少なくと
も入出力端子として共通化される外部端子とこの外部端
子にその入力端子及び出力端子が共通結合される入力バ
ッファ及び出力バッファとを含む半導体装置に広く適用
できる。
てなされた発明をその背景となった利用分野であるメモ
リ集積回路及びその出力バッファに適用した場合につい
て説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ば、入力バッファ及び出力バッファとして独立に形成さ
れるものや同様な入力バッファ及び出力バッファを含む
各種半導体装置にも適用できる。この発明は、少なくと
も入出力端子として共通化される外部端子とこの外部端
子にその入力端子及び出力端子が共通結合される入力バ
ッファ及び出力バッファとを含む半導体装置に広く適用
できる。
【0027】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、例えば回路の電源電圧とデ
ータ入出力端子との間に設けられるハイレベル出力用P
チャンネルMOSFETとデータ入出力端子と回路の接
地電位との間に設けられるロウレベル出力用Nチャンネ
ルMOSFETとを含むPN型出力バッファと、その入
力端子がデータ入出力端子に共通結合される入力バッフ
ァとを具備するメモリ集積回路等において、出力バッフ
ァのハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのウェ
ル領域に、その絶対値が回路の電源電圧より大きな高電
位電源電圧を供給することで、出力バッファを構成する
ハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのドレイン
及びウェル領域間に寄生する接合ダイオードのカソード
電位を高め、そのデータ入出力端子からみたオン電圧を
高くして、入力バッファの入力ハイレベル最大値を大き
くすることができる。この結果、出力バッファがCMO
S化されることの特長を生かしつつ、メモリ集積回路等
のシステム柔軟性を高めることができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、例えば回路の電源電圧とデ
ータ入出力端子との間に設けられるハイレベル出力用P
チャンネルMOSFETとデータ入出力端子と回路の接
地電位との間に設けられるロウレベル出力用Nチャンネ
ルMOSFETとを含むPN型出力バッファと、その入
力端子がデータ入出力端子に共通結合される入力バッフ
ァとを具備するメモリ集積回路等において、出力バッフ
ァのハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのウェ
ル領域に、その絶対値が回路の電源電圧より大きな高電
位電源電圧を供給することで、出力バッファを構成する
ハイレベル出力用PチャンネルMOSFETのドレイン
及びウェル領域間に寄生する接合ダイオードのカソード
電位を高め、そのデータ入出力端子からみたオン電圧を
高くして、入力バッファの入力ハイレベル最大値を大き
くすることができる。この結果、出力バッファがCMO
S化されることの特長を生かしつつ、メモリ集積回路等
のシステム柔軟性を高めることができる。
【図1】この発明が適用されたメモリ集積回路に含まれ
る入力バッファ及び出力バッファの一実施例を示す回路
図である。
る入力バッファ及び出力バッファの一実施例を示す回路
図である。
【図2】図1の出力バッファの一実施例を示す部分的な
断面構造図である。
断面構造図である。
【図3】図1の入力バッファの一実施例を示す入力特性
図である。
図である。
【図4】この発明に先立って本願発明者等が開発したメ
モリ集積回路に含まれる入力バッファ及び出力バッファ
の一例を示す回路図である。
モリ集積回路に含まれる入力バッファ及び出力バッファ
の一例を示す回路図である。
【図5】図4の出力バッファの一例を示す部分的な断面
構造図である。
構造図である。
【図6】図4の入力バッファの一例を示す入力特性図で
ある。
ある。
IB……入力バッファ、OB……出力バッファ、DIO
……データ入出力端子(外部端子)、DIC……入力制
御信号、DOC……出力制御信号、WD……書き込みデ
ータ、RD……読み出しデータ、VCH……高電位電源
電圧、VCC……電源電圧、VSS……接地電位、P1
〜P4……PチャンネルMOSFET、N1〜N3……
NチャンネルMOSFET、V1〜V2……インバー
タ、NA1……ナンド(NAND)ゲート、NO1……
ノア(NOR)ゲート。PSUB……P型半導体基板、
PWELL……Pウェル領域、NWELL……Nウェル
領域、P+ ……P型拡散層、N+ ……N型拡散層、PA
D……ボンディングパッド(データ入出力端子)、IB
……入力バッファ。VIHmax……入力ハイレベル最
大値、VIHmin……入力ハイレベル最小値、VIL
max……入力ロウレベル最大値、VILmin……入
力ロウレベル最小値。
……データ入出力端子(外部端子)、DIC……入力制
御信号、DOC……出力制御信号、WD……書き込みデ
ータ、RD……読み出しデータ、VCH……高電位電源
電圧、VCC……電源電圧、VSS……接地電位、P1
〜P4……PチャンネルMOSFET、N1〜N3……
NチャンネルMOSFET、V1〜V2……インバー
タ、NA1……ナンド(NAND)ゲート、NO1……
ノア(NOR)ゲート。PSUB……P型半導体基板、
PWELL……Pウェル領域、NWELL……Nウェル
領域、P+ ……P型拡散層、N+ ……N型拡散層、PA
D……ボンディングパッド(データ入出力端子)、IB
……入力バッファ。VIHmax……入力ハイレベル最
大値、VIHmin……入力ハイレベル最小値、VIL
max……入力ロウレベル最大値、VILmin……入
力ロウレベル最小値。
フロントページの続き (72)発明者 宇田川 哲 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内
Claims (3)
- 【請求項1】 その出力端子が所定の外部端子に結合さ
れかつ第1の電源電圧と上記外部端子との間に設けられ
そのウェル領域に上記第1の電源電圧よりも絶対値の大
きな所定の高電位電源電圧の供給を受ける第1導電型の
MOSFETを含む出力バッファと、その入力端子が上
記外部端子に共通結合される入力バッファとを具備する
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 上記出力バッファは、上記外部端子と第
2の電源電圧との間に設けられる第2導電型のMOSF
ETを含むトライステート型の出力バッファであること
を特徴とする請求項1の半導体装置。 - 【請求項3】 上記半導体装置は、CMOS回路を基本
素子とするメモリ集積回路であることを特徴とする請求
項1又は請求項2の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302098A JPH09129745A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302098A JPH09129745A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09129745A true JPH09129745A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17904912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7302098A Pending JPH09129745A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09129745A (ja) |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP7302098A patent/JPH09129745A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040310 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |