JPH09130360A - 音声・データ多重通信方法及びその装置 - Google Patents

音声・データ多重通信方法及びその装置

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JPH09130360A
JPH09130360A JP28473995A JP28473995A JPH09130360A JP H09130360 A JPH09130360 A JP H09130360A JP 28473995 A JP28473995 A JP 28473995A JP 28473995 A JP28473995 A JP 28473995A JP H09130360 A JPH09130360 A JP H09130360A
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signal
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voice
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JP28473995A
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Shigeru Sakuma
茂 佐久間
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声品質を充分に保ったままでかつ会話を中
断させることなく、音声信号にデータを多重して情報転
送効率を高効率化する。 【解決手段】 送信ブロック2において、無音検出回路
20は入力された音声信号の無音区間及び有音区間を検
出する。音声圧縮回路25は切替えスイッチ21,23
を介して入力される音声信号を圧縮する。多重化回路2
6はデータ検出信号がデータ検出無しを示す時に音声信
号を出力し、データ検出信号がデータ検出有りを示しか
つ無音検出信号が無音を示す時にデータ信号を出力し、
データ検出信号がデータ検出有りを示しかつ無音検出信
号が有音を示す時に圧縮音声信号とデータ信号とを多重
化して出力する。フレーム合成回路27は多重化回路2
6の出力のほかに、データ検出信号及び無音検出信号の
供給を受け、先頭にデータ検出信号と無音検出信号とを
付した音声・データ多重信号を相手局に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声・データ多重通
信方法及びその装置に関し、特に音声信号とデータ信号
とを多重して通信する音声・データ多重通信方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話通信における通話は通話者
が休む間もなく会話するという状態はまれであり、通話
途中で送信側及び受信側の通話者が両者ともに会話を行
わない期間も相当含まれている。
【0003】すなわち、送信側及び受信側の通話者各々
において、その一方が無音状態となる合計時間は1通話
にかかる時間の約1/2以上あるといわれており、その
無音期間を活用する方法として、電話通信の有音期間と
無音期間とを判別し、無音期間と判別された期間にユー
ザデータや通信制御データを含むデータ信号を多重して
送信する通信方式が注目されている。
【0004】図6に示す音声・データ多重通信装置4は
電話通信とデータ通信とを複合的に行うための通信装置
であり、送信ブロック5と受信ブロック6との2ブロッ
クからなる。
【0005】送信ブロック5では無音検出回路51の出
力に応じて音声信号とデータ信号との切替え制御を行う
切替えスイッチ52によって音声信号とデータ信号とを
多重化し、フレーム合成回路53に供給する。
【0006】フレーム合成回路53は音声・データ多重
信号のほかに、無音検出回路51が出力する無音検出信
号の供給を受け、それらを図7に示すようなフレームフ
ォーマットに合成して相手局に送信する。
【0007】つまり、フレーム合成回路53は先頭に無
音検出信号B1を付し、かつ末尾に誤り制御信号B3を
付した音声・データ多重信号B2を相手局に送信する。
ここで、誤り制御信号B3はフレーム合成回路53でフ
レーム合成が行われる前に生成されている。
【0008】一方、受信ブロック6においてはフレーム
フォーマット化されて相手局から送られてくる音声・デ
ータ多重信号を、フレーム分離回路61で無音検出信号
と音声・データ多重信号とに分離する。
【0009】フレーム分離回路61は分離した音声・デ
ータ多重信号に対して誤り制御を行ってから、音声信号
とデータ信号とに分離するために切替えスイッチ62に
送り込む。切替スイッチ62は無音検出信号が無音期間
を示していればデータ信号として出力し、無音検出信号
が有音期間を示していれば音声信号として出力する。
【0010】また、無音期間において完全無音とすると
聞き手に違和感を与えることから、合成回路63によっ
て切替えスイッチ62で振り分けられた音声信号に対し
て、開閉スイッチ64を介して入力される背景雑音発生
回路65からの背景雑音を加算合成し、合成回路63か
ら合成音声を出力している。つまり、合成回路63から
は音声信号の無音期間に疑似雑音やガウスノイズ等が加
算合成された合成音声が出力される。
【0011】上記の音声信号とデータ信号とを多重化し
て送信する技術については、特開昭63−64460号
公報や特開平4−341044号公報に詳述されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音声・
データ多重通信装置では、音声・データ多重化通信が、
まず受信局を呼び出して受信局との間の回線を接続し、
通話状態を確立することから行われる。
【0013】通話状態が確立すると、受信局との間にデ
ータリンクを確立するために送信側からデータリンク確
立要求が発信され、データリンク確立要求を受けた受信
側がデータリンク確立応答を送り返すことでデータリン
クが確立される。
【0014】データリンクが確立されると、データリン
ク確立フェーズから情報転送フェーズへの移行がなさ
れ、無音期間にデータ信号が多重された音声・データ多
重信号が送信側から受信側へと送信される。送信された
音声・データ多重信号に対しては受信側から受信応答が
返され、上記と同様の手順を踏みつつ情報転送が進行す
る。
【0015】情報転送フェーズが終了し、送信側からデ
ータリンク切断要求が発せられると、受信側からデータ
リンク切断応答が返信され、このデータリンク終結フェ
ーズの完了をもって通信も完了する。
【0016】ところで、情報転送フェーズにおいて、発
信者側が発声している最中はユーザデータ信号の送信は
行われないが、発信者側が発声していないにもかかわら
ず着信者側が発声している場合には発信者側から送られ
た音声・データ多重信号に対して着信者側から送り返さ
れるべき受信応答データが、着信者側が発声をやめるま
で送り返されない。そのため、この音声・データ多重通
信による情報転送に非常に時間がかかってしまう。
【0017】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、音声品質を充分に保ったままでかつ会話を中断さ
せることなく、音声信号にデータを多重して情報転送効
率を高効率化することができる音声・データ多重通信方
法及びその装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明による音声・デー
タ多重通信方法は、音声信号の無音区間及び有音区間を
検出するステップと、前記有音区間が検出された時に前
記音声信号を圧縮するステップと、前記無音区間及び前
記有音区間の検出結果に応じて前記音声信号の無音区間
及び圧縮された音声信号のうちの一方にデータ信号を多
重するステップと、前記有音区間の音声信号及び前記デ
ータ信号が多重された多重信号に前記データ信号の有無
を示すデータ検出情報と前記検出結果を示す音声検出情
報とを付加して送信するステップとを備えている。
【0019】本発明による他の音声・データ多重通信方
法は、音声信号の無音区間及び有音区間を検出するステ
ップと、前記有音区間が検出された時に前記音声信号を
圧縮するステップと、前記無音区間及び前記有音区間の
検出結果に応じて前記音声信号の無音区間及び圧縮され
た音声信号のうちの一方にデータ信号を多重するステッ
プと、前記有音区間の音声信号及び前記データ信号が多
重された多重信号に前記データ信号の有無を示すデータ
検出情報と前記検出結果を示す音声検出情報とを付加し
て送信するステップとを送信側に備え、前記送信側から
の送信信号を前記多重信号と前記データ検出情報と前記
音声検出情報とに分離するステップと、前記データ検出
情報及び前記音声検出情報に応じて前記多重信号を前記
データ信号と前記音声信号とに分離するステップとを受
信側に備えている。また、本発明による別の音声・デー
タ多重通信方法は、上記のステップのほかに、背景雑音
を生成するステップと、前記圧縮された音声信号を伸張
するステップと、前記背景雑音と伸張された音声信号と
のうち一方を前記音声検出情報に応じて選択するステッ
プとを前記受信側に備えている。
【0020】本発明による音声・データ多重通信装置
は、音声信号の無音区間及び有音区間を検出する検出手
段と、前記検出手段で前記有音区間が検出された時に前
記音声信号を圧縮する圧縮手段と、前記検出手段の検出
結果に応じて前記音声信号の無音区間及び前記圧縮手段
で圧縮された音声信号の一方にデータ信号を多重する多
重手段と、前記有音区間の音声信号及び前記多重手段で
前記データ信号が多重された多重信号に前記データ信号
の有無を示すデータ検出情報と前記検出結果を示す音声
検出情報とを付加して送信する送信手段とを備えてい
る。
【0021】本発明による他の音声・データ多重通信装
置は、音声信号の無音区間及び有音区間を検出する検出
手段と、前記検出手段で前記有音区間が検出された時に
前記音声信号を圧縮する圧縮手段と、前記検出手段の検
出結果に応じて前記音声信号の無音区間及び前記圧縮手
段で圧縮された音声信号の一方にデータ信号を多重する
多重手段と、前記有音区間の音声信号及び前記多重手段
で前記データ信号が多重された多重信号に前記データ信
号の有無を示すデータ検出情報と前記検出結果を示す音
声検出情報とを付加して送信する送信手段とを送信装置
に備え、前記送信装置からの送信信号を前記多重信号と
前記データ検出情報と前記音声検出情報とに分離する第
1の分離手段と、前記データ検出情報及び前記音声検出
情報に応じて前記多重信号を前記データ信号と前記音声
信号とに分離する第2の分離手段とを受信装置に備えて
いる。また、本発明による別の音声・データ多重通信装
置は、上記の構成のほかに、背景雑音を生成する生成手
段と、前記圧縮された音声信号を伸張する伸張手段と、
前記生成手段で生成された前記背景雑音と前記伸張手段
で伸張された音声信号とのうち一方を前記音声検出情報
に応じて出力する出力手段とを前記受信装置に備えてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0023】データ信号を音声信号の無音区間に多重
し、かつ音声信号の有音区間に音声信号を圧縮してデー
タ信号を多重して生成された音声・データ多重信号の先
頭にデータ信号の有無を示すデータ検出信号と音声信号
が無音区間にあるか否かを示す無音検出信号とを付して
送信し、音声・データ多重信号から分離したデータ検出
信号及び無音検出信号に基づいてデータ信号と音声信号
とに分離する。
【0024】これによって、通話中においてもデータ信
号が送信されるので、通話者が発声をとめることなく、
スムーズにデータの送受信を行うことができる。よっ
て、双方向音声・データ多重通信における冗長性を良好
に排除し、非常に効率のよい通信が可能となる。つま
り、音声品質を充分に保ったままでかつ会話を中断させ
ることなく、音声信号にデータを多重して情報転送効率
を高効率化することができる。
【0025】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、音声・データ多重通信
装置1は音声とデータとを多重化して双方向通信する通
信装置であり、送信ブロック2と受信ブロック3との2
ブロックからなる。
【0026】送信ブロック2は無音検出回路20と、切
替えスイッチ21〜24と、音声圧縮回路25と、多重
化回路26と、フレーム合成回路27とから構成されて
おり、受信ブロック3はフレーム分離回路30と、多重
分離回路31と、切替えスイッチ32,33,35と、
開閉スイッチ34と、音声伸張回路36と、背景雑音発
生回路37とから構成されている。
【0027】送信ブロック2において、無音検出回路2
0は入力された音声信号の無音区間及び有音区間を検出
し、その検出結果を無音検出信号として切替えスイッチ
23,24と多重化回路26とフレーム合成回路27と
に夫々出力する。
【0028】切替えスイッチ21は音声信号をデータ検
出信号に応じて切替えスイッチ22または切替えスイッ
チ23に出力する。切替えスイッチ22は切替えスイッ
チ21に連動して動作し、切替えスイッチ21,24各
々の出力信号のうちの一方をデータ検出信号に応じて選
択し、多重化回路26に出力する。
【0029】切替えスイッチ23は切替えスイッチ21
の出力信号を無音検出回路20からの無音検出信号に応
じて切替えスイッチ24または音声圧縮回路25に出力
する。切替えスイッチ24は切替えスイッチ23に連動
して動作し、切替えスイッチ23の出力信号と音声圧縮
回路25の出力信号とのうちの一方を無音検出回路20
からの無音検出信号に応じて選択し、切替えスイッチ2
2に出力する。
【0030】音声圧縮回路25は切替えスイッチ23の
出力信号(音声信号)を圧縮して切替えスイッチ24に
出力する。多重化回路26は切替えスイッチ22の出力
信号(音声信号)とデータ信号とをデータ検出信号と無
音検出回路20からの無音検出信号とに応じて多重化
し、音声・データ多重信号をフレーム合成回路27に出
力する。
【0031】フレーム合成回路27は多重化回路26か
らの音声・データ多重信号のほかに、データ検出信号及
び無音検出回路20が出力する無音検出信号の供給を受
け、先頭にデータ検出信号と無音検出信号とを付し、か
つ末尾に誤り制御信号を付した音声・データ多重信号を
相手局に送信する。ここで、誤り制御信号はフレーム合
成回路27でフレーム合成が行われる前に生成される。
【0032】受信ブロック3において、フレーム分離回
路30はフレームフォーマット化されて相手局から送ら
れてくる送信信号をデータ検出信号と無音検出信号と音
声・データ多重信号とに夫々分離する。
【0033】フレーム分離回路30は分離したデータ検
出信号を多重分離回路31と切替えスイッチ32,33
とに夫々出力し、無音検出信号を多重分離回路31と切
替えスイッチ34,35とに夫々出力し、音声・データ
多重信号を多重分離回路31に出力する。ここで、音声
・データ多重信号に対してはフレーム分離回路30で誤
り制御信号に基づいた誤り制御が行われる。
【0034】多重分離回路31はフレーム分離回路30
からの音声・データ多重信号を、データ検出信号及び無
音検出信号に応じて音声信号とデータ信号とに分離す
る。多重分離回路31は分離した音声信号を切替えスイ
ッチ32に出力するとともに、データ信号をそのまま出
力する。
【0035】切替えスイッチ32は多重分離回路31で
分離された音声信号をフレーム分離回路30で分離され
たデータ検出信号に応じて切替えスイッチ33または開
閉スイッチ34に出力する。
【0036】切替えスイッチ33は切替えスイッチ32
に連動して動作し、切替えスイッチ32,35各々の出
力信号のうちの一方をフレーム分離回路30で分離され
たデータ検出信号に応じて選択し、音声信号として出力
する。
【0037】開閉スイッチ34はフレーム分離回路30
で分離された無音検出信号が無音区間を示す時に開いた
状態となり、その他の時には閉じた状態となって切替え
スイッチ32の出力信号を音声伸張回路36に出力す
る。
【0038】切替えスイッチ35は開閉スイッチ34に
連動して動作し、音声伸張回路36の出力信号と背景雑
音発生回路37の出力信号とのうち一方をフレーム分離
回路30で分離された無音検出信号に応じて選択し、切
替えスイッチ33に出力する。
【0039】音声伸張回路36は開閉スイッチ34を介
して入力される音声信号を伸張し、伸張した音声信号を
切替えスイッチ35に出力する。背景雑音発生回路37
は無音区間に出力する背景雑音を生成し、生成した背景
雑音を切替えスイッチ35に出力する。
【0040】図2は本発明の一実施例によるフレームフ
ォーマットを示す図である。図において、本発明の一実
施例によるフレームフォーマットでは音声・データ多重
信号A3の先頭にデータ検出信号A1と無音検出信号A
2とが付され、末尾に誤り制御信号A4が付されてい
る。
【0041】図3は本発明の一実施例によるフレームフ
ォーマットの具体例を示す図である。図3(a)はデー
タ検出信号A1がデータ検出無しを示しかつ無音検出信
号A2が無音または有音を示す時のフレームフォーマッ
トを示し、図3(b)はデータ検出信号A1がデータ検
出有りを示しかつ無音検出信号A2が無音を示す時のフ
レームフォーマットを示し、図3(c)はデータ検出信
号A1がデータ検出有りを示しかつ無音検出信号A2が
有音を示す時のフレームフォーマットを示している。
【0042】データ検出信号A1がデータ検出無しを示
しかつ無音検出信号A2が無音または有音を示す場合、
音声・データ多重信号A3は音声信号となる[図3
(a)参照]。
【0043】また、データ検出信号A1がデータ検出有
りを示しかつ無音検出信号A2が無音を示す場合、音声
・データ多重信号A3はデータ信号となる[図3(b)
参照]。
【0044】さらに、データ検出信号A1がデータ検出
有りを示しかつ無音検出信号A2が有音を示す場合、音
声・データ多重信号A3は圧縮音声信号とデータ信号と
が多重された信号となる[図3(c)参照]。
【0045】例えば、伝送速度が64kbpsの場合、
データ検出信号A1がデータ検出無しを示しかつ無音検
出信号A2が無音または有音を示す場合、音声信号は6
4kbpsである。
【0046】また、データ検出信号A1がデータ検出有
りを示しかつ無音検出信号A2が無音を示す場合、デー
タ信号は64kbpsである。さらに、データ検出信号
A1がデータ検出有りを示しかつ無音検出信号A2が有
音を示す場合、音声のPCM(Pulse Code
Modulation)信号64kbpsをADPCM
(Adaptive Differential Pu
lse Code Modulation:適応差分P
CM)符号化によって32kbpsに圧縮処理した信号
と、32kbpsのデータ信号とが多重された信号とな
る。
【0047】図4は本発明の一実施例による送信動作制
御を示すフローチャートであり、図5は本発明の一実施
例による受信動作制御を示すフローチャートである。こ
れら図1〜図5を用いて本発明の一実施例の動作につい
て説明する。
【0048】送信局と受信局との間で音声・データ多重
化通信を行う場合、まず送信局では受信局を読出して回
線を接続し(図4ステップS1)、その後に通話を確立
し(図4ステップS2)、音声フレームを送信する(図
4ステップS3)。
【0049】この通話状態においては、まず送信データ
の有無が判断され(図4ステップS4)、送信データが
存在しなければ、回線の切断の有無が判断される(図4
ステップS5)。回線が切断されるのであれば、通信は
そこで終了する。また、回線が切断されるのでなけれ
ば、ステップS4に戻って、通信状態を維持したまま送
信データの有無が判断される。
【0050】この場合、音声・データ多重通信装置1の
送信ブロック2においては、データ検出信号がデータ検
出無しを示すので、無音検出回路20における音声信号
の無音区間及び有音区間の検出結果に関係なく、入力さ
れた音声信号は切替えスイッチ21で切替えスイッチ2
2に出力され、切替えスイッチ22を介して多重化回路
26に出力される。
【0051】多重化回路26はデータ検出信号がデータ
検出無しを示すので、切替えスイッチ22を介して入力
された音声信号をそのままフレーム合成回路27に出力
する。フレーム合成回路27はデータ無しのデータ検出
信号と無音または有音を示す無音検出信号とを音声信号
に付して受信局に送信する[図3(a)参照]。
【0052】一方、送信データが存在する場合には、音
声信号が無音区間か否かを判断し(図4ステップS
6)、音声信号が無音区間であればデータフレームを受
信局に送信し(図4ステップS7)、ステップS4に戻
って、通信状態を維持したまま送信データの有無を判断
する。
【0053】また、音声信号が有音区間であれば音声圧
縮処理を行ってから(図4ステップS8)、圧縮音声信
号とデータ信号とをフレーム多重化し(図4ステップS
9)、音声・データ多重フレームを受信局に送信する
(図4ステップS10)。その後に、ステップS4に戻
って、通信状態を維持したまま送信データの有無を判断
する。
【0054】この場合、音声・データ多重通信装置1の
送信ブロック2においては、データ検出信号がデータ検
出有りを示すので、入力された音声信号は切替えスイッ
チ21から切替えてスイッチ23に出力される。
【0055】そのとき、無音検出回路20が音声信号の
無音区間を検出すると、切替えスイッチ21の出力信号
は切替えスイッチ23から切替えスイッチ24に出力さ
れた後に、切替えスイッチ24から切替えスイッチ22
に出力され、切替えスイッチ22を介して多重化回路2
6に出力される。
【0056】多重化回路26はデータ検出信号がデータ
検出有りを示し、無音検出信号が無音区間を示すので、
データ信号をそのままフレーム合成回路27に出力す
る。フレーム合成回路27はデータ有りのデータ検出信
号と無音を示す無音検出信号とをデータ信号に付して受
信局に送信する[図3(b)参照]。
【0057】また、無音検出回路20が音声信号の有音
区間を検出すると、切替えスイッチ21の出力信号は切
替えスイッチ23から音声圧縮回路25に出力され、音
声圧縮回路25で圧縮される。
【0058】音声圧縮回路25で圧縮された圧縮音声信
号は切替えスイッチ24から切替えスイッチ22に出力
され、切替えスイッチ22を介して多重化回路26に出
力される。
【0059】多重化回路26はデータ検出信号がデータ
検出有りを示し、無音検出信号が有音区間を示すので、
圧縮音声信号とデータ信号とを多重化して音声・データ
多重信号としてフレーム合成回路27に出力する。フレ
ーム合成回路27はデータ有りのデータ検出信号と有音
を示す無音検出信号とを音声・データ多重信号に付して
受信局に送信する[図3(c)参照]。
【0060】これに対し、受信局では送信局からの回線
接続要求に応じて回線を接続し(図5ステップS1
1)、その後に通話を確立し(図5ステップS12)、
音声フレームを受信する(図5ステップS13)。
【0061】この通話状態にあっては、まず送信局から
のデータ検出信号の信号内容が判断され(図5ステップ
S14)、データ検出信号がデータ検出無しを示す場合
には回線の切断の有無が判断される(図5ステップS1
5)。回線が切断されるのであれば、通信はそこで終了
する。また、回線が切断されるのでなければ、ステップ
S14に戻って、通信状態を維持したままデータ検出信
号の信号内容、つまり受信データの有無が判断される。
【0062】この場合、音声・データ多重通信装置1の
受信ブロック3においては、フレーム分離回路30で分
離されたデータ検出信号がデータ検出無しを示すので、
フレーム分離回路30で分離された音声信号の無音及び
有音に関係なく、多重分離回路31はフレーム分離回路
30で分離された音声・データ多重信号から音声信号を
分離して切替えスイッチ32,33を通して音声信号と
して出力する。
【0063】一方、受信データが存在する場合には、送
信局からの無音検出信号の信号内容が判断され(図5ス
テップS16)、無音検出信号が無音を示す場合にはデ
ータフレームを受信し(図5ステップS17)、ステッ
プS14に戻って、通信状態を維持したままデータ検出
信号の信号内容、つまり受信データの有無が判断され
る。
【0064】また、無音検出信号が有音を示す場合には
音声・データ多重フレームを受信してから(図5ステッ
プS18)、音声・データ多重フレームを圧縮音声信号
とデータ信号とに分離し(図5ステップS19)、圧縮
音声信号に対して音声伸張処理を行う(図5ステップS
20)。その後に、ステップS14に戻って、通信状態
を維持したままデータ検出信号の信号内容、つまり受信
データの有無を判断する。
【0065】この場合、音声・データ多重通信装置1の
受信ブロック3においては、フレーム分離回路30で分
離されたデータ検出信号がデータ検出有りを示し、無音
検出信号が無音を示していれば、多重分離回路31がフ
レーム分離回路30で分離された音声・データ多重信号
からデータ信号を分離してそのまま出力する。
【0066】そのとき、無音検出信号が無音を示してい
るので、開閉スイッチ34は開いた状態となり、切替え
スイッチ35は背景雑音発生回路37で生成された背景
雑音を選択して切替えスイッチ33に出力する。
【0067】切替えスイッチ33はフレーム分離回路3
0で分離されたデータ検出信号がデータ検出有りを示す
ので、切替えスイッチ35で選択された背景雑音を選択
して音声信号として出力する。
【0068】また、フレーム分離回路30で分離された
データ検出信号がデータ検出有りを示し、無音検出信号
が有音を示していれば、多重分離回路31がフレーム分
離回路30で分離された音声・データ多重信号から圧縮
音声信号とデータ信号とを夫々分離して出力する。
【0069】そのとき、無音検出信号が有音を示してい
るので、開閉スイッチ34は閉じた状態となり、切替え
スイッチ35は音声伸張回路36で伸張された伸張音声
信号を選択して切替えスイッチ33に出力する。
【0070】切替えスイッチ33はフレーム分離回路3
0で分離されたデータ検出信号がデータ検出有りを示す
ので、切替えスイッチ35で選択された伸張音声信号を
選択して音声信号として出力する。
【0071】上述したように、音声・データ多重通信装
置1は通話中においてもデータ信号が送信されるので、
通話者が発声をとめることなく、スムーズにデータの送
受信を行うことができ、双方向音声・データ多重通信に
おける冗長性を良好に排除することができる。
【0072】このように、データ信号を音声信号の無音
区間に多重し、かつ音声信号の有音区間に音声信号を圧
縮してデータ信号を多重して生成された音声・データ多
重信号の先頭にデータ信号の有無を示すデータ検出信号
と音声信号が無音区間にあるか否かを示す無音検出信号
とを付して送信し、音声・データ多重信号から分離した
データ検出信号及び無音検出信号に基づいてデータ信号
と音声信号とに分離することによって、通話中において
もデータ信号が送信されるので、通話者が発声をとめる
ことなく、スムーズにデータの送受信を行うことができ
る。
【0073】よって、双方向音声・データ多重通信にお
ける冗長性を良好に排除し、非常に効率のよい通信が可
能となる。つまり、音声品質を充分に保ったままでかつ
会話を中断させることなく、音声信号にデータを多重し
て情報転送効率を高効率化することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ信号を音声信号の無音区間に多重し、かつ音声信号
の有音区間に音声信号を圧縮してデータ信号を多重して
生成された音声・データ多重信号の先頭にデータ信号の
有無を示すデータ検出信号と音声信号が無音区間にある
か否かを示す無音検出信号とを付して送信し、音声・デ
ータ多重信号から分離したデータ検出信号及び無音検出
信号に基づいてデータ信号と音声信号とに分離すること
によって、音声品質を充分に保ったままでかつ会話を中
断させることなく、音声信号にデータを多重して情報転
送効率を高効率化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例のフレームフォーマットを示
す図である。
【図3】(a)はデータ検出信号がデータ検出無しを示
しかつ無音検出信号が無音または有音を示す時のフレー
ムフォーマットを示す図、(b)はデータ検出信号がデ
ータ検出有りを示しかつ無音検出信号が無音を示す時の
フレームフォーマットを示す図、(c)はデータ検出信
号がデータ検出有りを示しかつ無音検出信号が有音を示
す時のフレームフォーマットを示す図である。
【図4】本発明の一実施例による送信動作制御を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による受信動作制御を示すフ
ローチャートである。
【図6】従来例の構成を示すブロック図である。
【図7】従来例のフレームフォーマットを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 音声・データ多重通信装置 2 送信ブロック 3 受信ブロック 20 無音検出回路 21〜24,32, 33,35 切替えスイッチ 25 音声圧縮回路 26 多重化回路 27 フレーム合成回路 30 フレーム分離回路 31 多重分離回路 36 音声伸張回路 37 背景雑音発生回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号の無音区間及び有音区間を検出
    するステップと、前記有音区間が検出された時に前記音
    声信号を圧縮するステップと、前記無音区間及び前記有
    音区間の検出結果に応じて前記音声信号の無音区間及び
    圧縮された音声信号のうちの一方にデータ信号を多重す
    るステップと、前記有音区間の音声信号及び前記データ
    信号が多重された多重信号に前記データ信号の有無を示
    すデータ検出情報と前記検出結果を示す音声検出情報と
    を付加して送信するステップとを有することを特徴とす
    る音声・データ多重通信方法。
  2. 【請求項2】 音声信号の無音区間及び有音区間を検出
    するステップと、前記有音区間が検出された時に前記音
    声信号を圧縮するステップと、前記無音区間及び前記有
    音区間の検出結果に応じて前記音声信号の無音区間及び
    圧縮された音声信号のうちの一方にデータ信号を多重す
    るステップと、前記有音区間の音声信号及び前記データ
    信号が多重された多重信号に前記データ信号の有無を示
    すデータ検出情報と前記検出結果を示す音声検出情報と
    を付加して送信するステップとを送信側に有し、 前記送信側からの送信信号を前記多重信号と前記データ
    検出情報と前記音声検出情報とに分離するステップと、
    前記データ検出情報及び前記音声検出情報に応じて前記
    多重信号を前記データ信号と前記音声信号とに分離する
    ステップとを受信側に有することを特徴とする音声・デ
    ータ多重通信方法。
  3. 【請求項3】 背景雑音を生成するステップと、前記圧
    縮された音声信号を伸張するステップと、前記背景雑音
    と伸張された音声信号とのうち一方を前記音声検出情報
    に応じて選択するステップとを前記受信側に有すること
    を特徴とする請求項1記載の音声・データ多重通信方
    法。
  4. 【請求項4】 音声信号の無音区間及び有音区間を検出
    する検出手段と、前記検出手段で前記有音区間が検出さ
    れた時に前記音声信号を圧縮する圧縮手段と、前記検出
    手段の検出結果に応じて前記音声信号の無音区間及び前
    記圧縮手段で圧縮された音声信号の一方にデータ信号を
    多重する多重手段と、前記有音区間の音声信号及び前記
    多重手段で前記データ信号が多重された多重信号に前記
    データ信号の有無を示すデータ検出情報と前記検出結果
    を示す音声検出情報とを付加して送信する送信手段とを
    有することを特徴とする音声・データ多重通信装置。
  5. 【請求項5】 音声信号の無音区間及び有音区間を検出
    する検出手段と、前記検出手段で前記有音区間が検出さ
    れた時に前記音声信号を圧縮する圧縮手段と、前記検出
    手段の検出結果に応じて前記音声信号の無音区間及び前
    記圧縮手段で圧縮された音声信号の一方にデータ信号を
    多重する多重手段と、前記有音区間の音声信号及び前記
    多重手段で前記データ信号が多重された多重信号に前記
    データ信号の有無を示すデータ検出情報と前記検出結果
    を示す音声検出情報とを付加して送信する送信手段とを
    送信装置に有し、 前記送信装置からの送信信号を前記多重信号と前記デー
    タ検出情報と前記音声検出情報とに分離する第1の分離
    手段と、前記データ検出情報及び前記音声検出情報に応
    じて前記多重信号を前記データ信号と前記音声信号とに
    分離する第2の分離手段とを受信装置に有することを特
    徴とする音声・データ多重通信装置。
  6. 【請求項6】 背景雑音を生成する生成手段と、前記圧
    縮された音声信号を伸張する伸張手段と、前記生成手段
    で生成された前記背景雑音と前記伸張手段で伸張された
    音声信号とのうち一方を前記音声検出情報に応じて出力
    する出力手段とを前記受信装置に有することを特徴とす
    る請求項3記載の音声・データ多重通信装置。
JP28473995A 1995-11-01 1995-11-01 音声・データ多重通信方法及びその装置 Pending JPH09130360A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013026851A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Hitachi Ltd 構内交換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013026851A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Hitachi Ltd 構内交換装置

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