JPH09130643A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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Publication number
JPH09130643A
JPH09130643A JP28761795A JP28761795A JPH09130643A JP H09130643 A JPH09130643 A JP H09130643A JP 28761795 A JP28761795 A JP 28761795A JP 28761795 A JP28761795 A JP 28761795A JP H09130643 A JPH09130643 A JP H09130643A
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JP
Japan
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data
clock signal
circuit
data transmission
frequency
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Application number
JP28761795A
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English (en)
Inventor
Yoichi Matsumura
洋一 松村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ATM通信回線により接続されたノード間でM
PEG2の4:2:2プロファイルの音声・映像データ
等を伝送可能とする。 【解決手段】MPEG2方式の4:2:2プロファイル
の音声・映像データをATM通信回線を介してノード間
で伝送する場合、分周回路400の分周値を1/(18
×q)に選ぶ(qは整数)。こうすると、マスタ側のノ
ードのRTS生成回路164が生成する残差タイムスタ
ンプ(同期データRTS)の値はq×25−j(jはオ
フセット値)前後となる。この値の同期データRTSを
用いると、スレーブ側のノードは、マスタ側に同期し、
しかもジッタが少ないインターフェースクロック信号I
CLを再生し、音声・映像データの処理に用いることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声・映像データ
等をATM通信回線等を介して伝送するデータ伝送シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】テレ
ビジョン放送局、あるいは、番組を製作するプロダクシ
ョンハウス等(テレビジョン放送局等)においては、基
準信号(ハウスクロック(House Clock ))信号を各放
送用機器に供給し、音声・映像データ(ビデオ信号)を
記録・再生するビデオテープレコーダ(VTR装置)お
よび編集装置等の放送用機器の相互間の同期を確立して
いる。このハウスクロック信号としては、通常、水平走
査期間(アクティブビデオ領域)がペデスタルレベルに
なっているビデオ信号(ブラックバースト(Black Burs
t ))信号が用いられる。
【0003】各放送用機器においては、ハウスクロック
信号に同期した同期クロックを生成する回路として、以
下に説明するような位相同期発振回路(PLL発振回
路)が用いられる。図16は、ハウスクロック信号に同
期したコンポジットビデオ信号用の同期クロック信号
(4fsc)を生成する従来のPLL発振回路8の構成を
示す図である。
【0004】図16に示すように、従来のPLL発振回
路8は、水平同期信号生成回路800、位相比較回路8
02、ローパスフィルタ(LPF)804、電圧制御水
晶発振回路(VCXO)806および分周回路(1/9
10)808から構成されている。PLL発振回路8に
おいて、水平同期信号生成回路800は、ハウスクロッ
ク信号として供給されるブラックバースト信号の水平同
期信号を検出し、検出した水平同期信号を位相比較回路
802の正入力端子に対して出力する。
【0005】分周回路808は、電圧制御水晶発振回路
806から出力される14.3181818143MH
zの同期クロック信号4fscを1/910の周波数に分
周して位相比較回路802の負入力端子に対して出力す
る。位相比較回路802は、正入力端子および負入力端
子それぞれに入力された信号の位相差を検出し、ローパ
スフィルタ804に対して出力する。
【0006】ローパスフィルタ804は、位相比較回路
802の出力信号から高域成分を取り除き、制御電圧信
号xを生成し、電圧制御水晶発振回路806に供給す
る。電圧制御水晶発振回路806は、制御電圧信号xの
電圧値に応じた周波数の同期クロック信号4fscを生成
する。元々、水平同期信号と同期クロック信号とは同期
関係にあるため、PLL発振回路8を用いることによ
り、水平同期信号に完全に同期した同期クロック信号4
scを再生することが可能であり、再生した同期クロッ
ク信号4fscを用いることにより、複数の放送用機器の
間の動作を同期させることができる。
【0007】一方最近、音声・映像データ等の高速ディ
ジタルデータの伝送に適した非同期伝送モード(AT
M;Asynchronous Transfer Mode)方式の通信回線(A
TM通信回線)が実用化されつつある。このATM通信
回線の利用方法として、例えば、複数のテレビジョン放
送局等の放送用機器の間をATM通信回線を介して接続
し、第1のテレビジョン放送局の編集装置から第2のテ
レビジョン放送局のVTR装置を制御し、ATM通信回
線を介して音声・映像データを送らせて、第1のテレビ
ジョン放送局において編集作業を行う遠隔編集が考えら
れている。
【0008】上述した遠隔編集を行うためには、複数の
テレビジョン放送局の放送用機器の間でATM通信回線
を介して同期を確立する必要がある。しかしながら、A
TM通信回線が各テレビジョン放送局に供給する19.
44MHzの回線クロック信号NCLKは、本来的に水
平同期信号および同期クロック信号4fscと同期関係に
なく、単純にPLL発振回路8(図16)のような発振
回路を用いることによっては、複数のテレビジョン放送
局の放送用機器の間の同期を確立することはできない。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、ATM通信回線等の回線クロッ
ク信号を供給する通信回線を介して接続されている複数
のノード(テレビジョン放送局等)の間で、正確な同期
関係を確立することが可能なデータ伝送システムを提供
することを目的とする。
【0010】また、本発明は、ATM通信回線により接
続されたノード間で、ハウスクロック信号(同期クロッ
ク信号)と回線クロック信号とが同期関係にないことに
起因して再生した同期クロック信号に生じるジッタ等の
影響を排除することができ、ATM通信回線を介した高
品位な音声・映像データの伝送を可能とするデータ伝送
システムを提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、ATM通信回線により接
続されたノード間でNTSC方式の音声・映像データだ
けではなく、コンポーネントビデオシグナル4:2:2
(D1の音声・映像データ;SMPTE−125M)、
MPEG2の4:2:2プロファイルの音声・映像デー
タ、および、PAL方式の音声・映像データ等をも伝送
可能なデータ伝送システムを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るデータ伝送システムは、非同期伝送モ
ード(ATM)通信系統を介して接続されたマスタ側の
データ伝送装置とスレーブ側のデータ伝送装置との間で
映像データを伝送するデータ伝送システムであって、前
記マスタ側のデータ伝送装置は、前記ATM通信回線が
供給する回線クロック信号と独立し、前記映像データと
同期する独立クロック信号を生成する独立クロック信号
生成手段と、前記回線クロック信号と前記独立クロック
信号との周波数の比k:m(k,mは整数)を示す同期
データを生成する同期データ生成手段と、少なくとも生
成した前記同期データを前記ATM通信系統を介して前
記スレーブ装置に伝送するマスタ側伝送手段とを有し、
前記スレーブ側のデータ伝送装置は、前記ATM通信系
統を介して前記マスタ側のデータ伝送装置から伝送され
てきた前記同期データを受信するスレーブ側受信手段
と、受信した前記同期データに基づいて、前記マスタ側
のデータ伝送装置の前記独立クロック信号に従属する従
属クロック信号を生成する従属クロック信号生成手段
と、生成した前記従属クロック信号に同期する前記伝送
データを生成するデータ生成手段と、少なくとも生成し
た前記所定の伝送データを前記ATM通信系統を介して
前記マスタ側のデータ伝送装置に伝送するスレーブ側伝
送手段とを有する。
【0013】好適には、前記マスタ側のデータ伝送装置
の前記同期データ生成手段は、前記回線クロック信号の
k周期ごとの前記独立クロック信号の周期の数m、また
は、前記独立クロック信号のm周期ごとの前記回線クロ
ック信号の周期の数kを計数する計数手段と、計数した
周期の数mまたは周期の数kから定数j(jは整数)を
減算して同期データを生成する減算生成手段とを有し、
前記スレーブ側のデータ伝送装置の前記従属クロック信
号生成手段は、制御電圧に応じた周波数の前記従属クロ
ック信号を生成する発振手段と、受信した前記同期デー
タに前記定数jを加算し、前記周期の数kまたは前記周
期の数mを算出する加算手段と、前記回線クロック信号
を1/kの周波数に分周する1/k分周手段と、前記従
属クロック信号を1/mの周波数に分周する1/m分周
手段と、それぞれ分周した前記回線クロック信号と前記
従属クロック信号とを位相比較する位相比較手段と、そ
れぞれ分周した前記回線クロック信号と前記従属クロッ
ク信号との位相差に応じた電圧の前記制御電圧を生成す
る制御電圧生成手段とを有する。
【0014】好適には、前記ATM通信回線のデータレ
ートは622.08Mbpsまたは155.52Mbp
sであって、前記ATM通信回線が供給する前記回線ク
ロック信号の周波数は19.44MHzであって、前記
映像データは、コンポーネントビデオシグナル4:2:
2(D1ビデオ信号;SMPTE−125M)またはM
PEG2の4:2:2プロファイルのビデオ信号であっ
て、前記独立クロック信号および前記従属クロック信号
は、周波数27.0MHzのD1ビデオ信号またはMP
EG2の4:2:2プロファイルのビデオ信号のインタ
ーフェースクロック信号であり、前記周波数の比m:k
は、実質的に25:18であることを特徴とする。
【0015】好適には、前記ATM通信回線のデータレ
ートは622.08Mbpsまたは155.52Mbp
sであって、前記ATM通信回線が供給する前記回線ク
ロック信号の周波数は19.44MHzであって、前記
独立クロック信号および前記従属クロック信号は、周波
数17.734475MHzのPAL方式におけるSD
I方式(SMPTE−259M)のインターフェースク
ロック信号であって、前記周波数の比m:kは、実質的
に1175:1288,3577:3921,475
2:5209のいずれかであることを特徴とする。
【0016】本発明に係るデータ伝送システムは、例え
ば、伝送データレートが155.52MbpsのAAL
1プロトコルのATM通信系統(ATM通信回線)を介
して相互に接続された複数のテレビジョン放送局内の放
送用機器間で音声・映像データ(映像データ)を伝送す
る。マスタ側のデータ伝送装置は、例えば編集装置およ
びVTR装置であって、ATM通信回線から供給される
回線クロック信号NCLK、あるいは、他のテレビジョ
ン放送局のハウスクロック(同期クロック信号4fsc
から独立した同期クロック信号に同期して動作する。
【0017】マスタ側のデータ伝送装置において、独立
クロック信号生成手段は、ATM通信回線が供給する回
線クロック信号等と独立し、上記編集装置およびVTR
装置等が処理する映像データと同期する同期クロック信
号4fsc(独立クロック信号)を生成する。
【0018】同期データ生成手段は、例えば、マスタ側
のデータ伝送装置(編集装置等)が、コンポーネントビ
デオシグナル4:2:2(D1ビデオ信号;SMPTE
−125M)またはMPEG2の4:2:2プロファイ
ルのビデオ信号を扱い、独立クロック信号として周波数
27.0MHzのインターフェースクロック信号を用い
る場合には、ATM通信回線から供給される回線クロッ
ク信号NCLK、18周期ごとの独立クロック信号の周
期(25前後)を計数し、この計数値に基づいて、同期
データ(残差タイムスタンプ;RTS(Residual Time
Stump ))を生成する。
【0019】また例えば、同期データ生成手段は、マス
タ側のデータ伝送装置が、PAL方式のビデオ信号を扱
い、独立クロック信号として周波数17.734475
MHzのPAL用のSDI方式(SMPTE−259
M)のインターフェースクロック信号を用いる場合に
は、回線クロック信号NCLK、1288周期(397
1周期,5209周期)またはこの整数倍の周期の間ご
との、独立クロック信号の周期(1175,3577,
4752前後)を計数し、この計数値に基づいて同期デ
ータRTSを生成する。マスタ側伝送手段は、生成した
同期データRTSを、所定の伝送パケットに多重化し、
ATM通信回線を介してスレーブ側の伝送装置に対して
送信する。
【0020】スレーブ側のデータ伝送装置(VTR装置
等)は、マスタ側のハウスクロック信号(同期データ4
sc)に同期して動作する。スレーブ側受信手段は、A
TM通信回線を介してマスタ側のデータ伝送装置から伝
送されてきた同期データRTSを受信する。
【0021】従属クロック信号は、受信した同期データ
RTSと回線クロック信号4fscを用いて、マスタ側の
データ伝送装置の独立クロック信号に従属する従属クロ
ック信号を生成する。
【0022】データ生成手段は、生成した従属クロック
信号に同期する、つまり、マスタ側のデータ伝送装置の
独立クロック信号(ハウスクロック信号)に同期した伝
送データを生成する。スレーブ側伝送手段は、生成した
映像データをATM通信回線を介してスレーブ側のデー
タ伝送装置に対して送信する。
【0023】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本
発明に係るデータ伝送システム1の構成を示す図であ
る。図1に示すように、データ伝送システム1は、それ
ぞれVTR装置14a〜14fが接続されたデータ伝送
装置3a〜3fが、これらに対してAAL1プロトコル
の伝送路を提供するATM通信回線2を介して相互に接
続されて構成される。データ伝送装置3a〜3fは相互
に、ATM通信回線2を介して所定の伝送データ、例え
ば、番組あるいは中継用の音声・映像データを伝送す
る。
【0024】なお、ATM通信回線2からデータ伝送装
置3a〜3fにそれぞれ供給される155.52MHz
の回線クロック信号NCLK’を8分周し、ATMセル
を8ビットパラレルデータとして処理する際に用いられ
る回線クロック信号NCLKの周波数は19.44MH
z(155.52/8)である。一方、SDI方式で伝
送を行う際にデータ伝送装置3a〜3fにおいて用いら
れる同期クロック信号4fscは約14.3MHzであ
る。
【0025】これらの周波数が正確である場合、これら
のクロックの周波数の比(NCLK:4fsc)は118
8:874.9999995であり、整数比で表すと、
例えば、1188:875または1188:874(最
適化した場合)、あるいは、1235:910または1
236:910(ライン単位に比較した場合)となる。
なお、ATM通信回線2の伝送データレートが622.
08Mbpsであり、622.08MHzの回線クロッ
ク信号NCLK’がデータ伝送装置3a〜3fに供給さ
れる場合には、回線クロック信号NCLK’を1/32
分周することにより、19.44MHzの回線クロック
信号NCLKを得ることができる。
【0026】VTR14a〜14fは、同期クロック信
号4fscに同期してD2規格の音声・映像データ、コン
ポーネントビデオシグナル4:2:2信号(D1規格の
音声・映像データ(ビデオ信号))、MPEG2の4:
2:2プロファイルの音声・映像データ、あるいは、P
AL(Phase Alternation by Line )のディジタル音声
・映像データを記録・再生し、SDI方式、SDDI方
式を改良したSDDI方式(以下、単にSDI方式と記
す)により143Mbpsシリアル形式でデータ伝送装
置3a〜3fそれぞれに対して出力する。
【0027】なお、VTR14a〜14fがD1規格の
音声・映像データあるいはMPEG2の4:2:2プロ
ファイルの音声・映像データを記録・再生する場合に
は、これらの音声・映像データ用のインターフェース条
件に従い、27.0MHzのインターフェースクロック
信号に同期して音声・映像データがデータ伝送装置3a
〜3fに出力される場合がある。以下、第1の実施形態
においては主に、データ伝送装置3a〜3fがD2規格
の音声・映像データを取り扱い、SDI方式によりVT
R14a〜14fとの間で音声・映像データを伝送する
場合を例に説明する。
【0028】図2は、図1に示したデータ伝送装置3a
〜3fがATM通信回線2を介して相互に伝送する伝送
パケット(SSCU−PDUパケット、以下、「PDU
パケット」と略称する)の構成を示す図である。なお、
PDUパケットの左に付された数字は各データのバイト
長を示し、PDUパケットの右に付された表は、対応す
る各データの内容を示す。
【0029】PDUパケットにおいて、データTRSは
FFh,00h,00hを内容とし、PDUパケットの
先頭位置を示す。なお、データTRS、アンシラリデー
タ(ANC;ANCillary )領域とビデオデータ(VID
EO)領域とにおいて5バイトおきに挿入されるデータ
を除いて、PDUパケットに含まれるデータが00hま
たはFFhの値をとることは禁止される。
【0030】データRTS1,RTS2には、それぞれ
回線クロック信号NCLKを1188周期あるいは12
35周期ずつ計数する間ごとの同期クロック信号4fsc
の計数値からオフセット値j(例えばj=832、11
88周期の場合)を減じた6ビットの値をとる同期デー
タRTSが入れられる。
【0031】但し、伝送パケットは同期クロック信号4
sc、910周期分の時間で伝送されるため、回線クロ
ック信号、1188周期ごとにデータRTSを生成する
場合には、1つの伝送パケットを伝送する間に2つの計
数値が出現する可能性がある。データRTS1,RTS
2の2つの領域を確保したのは、このような場合に対応
するためである。
【0032】また、データRTS1,RTS2には、そ
れぞれ同期クロック信号4fsc、875周期あるいは9
10周期の間の回線クロック信号NCLKの計数値から
オフセット値jを減じた値、つまり、同期クロック信号
を基準とした同期データRTSを入れてもよい。また、
オフセット値jとして、同期データRTSをなるべく0
に近い値にする値を選ぶと、伝送効率が向上する。
【0033】データRTS1,RTS2は、受信側のデ
ータ伝送装置3(以下、データ伝送装置3a〜3f等の
いずれかを特定せずに示す場合には、データ伝送装置3
等と記す)において網同期の確立等に用いられる。な
お、データRTS1,RTS2の第6ビットには有効ビ
ットV(Varid )が入り、有効ビットVの内容は、例え
ば、これらのデータが有効である場合には論理値1にな
り、有効でない場合には論理値0となる。さらに、デー
タの値が00h,FFhとなることを避けるために、有
効ビットVの論理反転値が第7ビットとして付加され
る。
【0034】データLNID(Line Number ID)は、同
じPDUパケット内のアンシラリデータ領域およびビデ
オデータ領域にそれぞれ含まれる伝送データの音声・映
像データの識別のために用いられ、第0〜第2ビットが
音声・映像データが含まれるフィールドを示すフィール
ド番号(FN;Field Number)を示し、0〜31の値を
とる第3〜第7ビットが音声・映像データが含まれるラ
インを示すライン番号(LN;Line Number )を示す。
【0035】データLN1は、1〜525の範囲の値を
とり、データLNID1とともに、2フィールドの範囲
内での音声・映像データの識別のために用いられる。デ
ータLN1の第1バイトおよび第2バイト第0〜第4ビ
ットには、それぞれ数値の第0〜第4ビットおよび第5
〜第9ビットが入り、それぞれの第5ビットには、デー
タRTS1,RTS2の有効ビットVと同じ理由から第
4ビットの論理反転値が入る。
【0036】データLNID2,LN2は、受信側のデ
ータ伝送装置3が伝送されてきた伝送データを処理する
時刻が決められている場合、例えば、受信した伝送デー
タを実時間的に放送中の番組に用いる場合に、送信側の
データ伝送装置3が、ATM通信回線2等において伝送
データ(伝送パケット)に生じる伝送遅延時間の補償を
行う場合に用いられる。
【0037】つまり、データLNID2,LN2は、同
じPDUパケットに含まれる音声・映像データが、送信
側のテレビジョン放送局等の中において伝送遅延時間の
補償のために、VTR装置14が何ライン分早めて伝送
データを再生し、データ伝送装置3がこの伝送データを
送信したかを示す。なお、データLNID2,LN2そ
れぞれの内容の詳細は、それぞれ上述のデータLNID
1,LN1と同じである。
【0038】なお、データLNID2,LN2を参照す
ることにより、受信側の伝送装置3は、アンシラリデー
タ領域およびビデオデータ領域に含まれる音声・映像デ
ータのでシャフリング方法等を識別することができる。
つまり、音声・映像データの内、映像に係るデータの部
分のシャフリングブロック(23ラインごと等)をデー
タLNID2,LN2から判別し、このシャフリングブ
ロックごとにデシャフリングを行う。
【0039】データFlagは、第0〜第3ビットにア
ンシラリデータ部およびビデオデータ部のデータ量を示
すパケットテーブル(PT;Packet Table)データが入
る。第4〜第7ビットにはビットsb0〜sb3が入
る。このビットsb0〜sb3は、エンコーダ側のシャ
フリングの方式を伝えるために用いられる。
【0040】データRS422−ch1,RS422−
ch2は、例えば、送信側および受信側のデータ伝送装
置3にそれぞれ接続されたコンピュータ(図示せず)の
間のRS422を用いた制御用のデータ等の伝送に用い
られる。データRS422−ch1,RS422−ch
2の第0〜第3ビットには、それぞれ伝送されるデータ
の上位4ビットまたは下位4ビットのいずれかが入り、
第4ビットには、第0〜第3ビットに入っているデータ
が上位4ビットである場合に1となり、下位4ビットで
ある場合に0となるビットUL(Upper/Lower )が入
る。データRTS1,RTS2の有効ビットVと同じ理
由により、第5ビットには第4ビットの論理反転値が入
る。さらに、第6ビットには、データRS422−ch
1,RS422−ch2がそれぞれ有効であるか否かを
示す有効ビットVが付加される。
【0041】データVOICEには、連絡用等に用いら
れる音声データが入る。音声データは、例えば、一般的
な電話通信に用いられるPCM符号化装置のサンプリン
グ周波数にほぼ等しいサンプリング周波数でサンプリン
グでき、しかも、タイミング的にPDUパケットに入れ
やすいように、映像信号の水平同期信号(15.75K
Hz)2周期に1つづつ8ビットずつ生成される。従っ
て、1つの音声データは、水平同期信号の周期ごとに1
つ生成されるPDUパケット2つにわたって伝送される
ことになる。なお、図2に示した場合においては、デー
タVOICEの第0〜第3ビットには、音声データの上
位4ビットまたは下位4ビットが入れられる。
【0042】さらに、第4ビットには、データRS42
2−ch1,RS422−ch2と同様に、第0〜第3
ビットのデータが上位4ビットであるか下位4ビットで
あるかを示すビットULが入れられ、第5ビットには、
データRTS1,RTS2の有効ビットVと同じ理由に
より第4ビットの論理反転値が入れられ、さらに、音声
データが有効であるか否かを示す有効ビットVが付加さ
れる。
【0043】さらに、第6および第7ビットには、デー
タ伝送装置3の内部回路、および、ATM通信回線2が
PDUパケットに与える遅延時間を測定するために用い
られるビット8F1,8F2(8Fは、8Frameの
略)が入る。なお、データLNID2,LN2に入れら
れるデータは、これらのビット8F1,8F2を用いて
測定された遅延時間に基づいて算出される。
【0044】予備データは、他の用途が生じた場合のた
めに予備として空けられた領域であるが、データRTS
1,RTS2と同様に、値が00h,FFhのいずれと
もならないように、第7ビットには第6ビットの論理反
転値が入れられる。データCRCC1,CRCC2,C
RCC3には、それぞれ先行するデータ領域の誤り訂正
符号が入れられる。なお、データRTS1,RTS2と
同様に、値が00h,FFhのいずれともならないよう
に、第7ビットには第6ビットの論理反転値が入れられ
る。
【0045】アンシラリデータ領域のワード長は、例え
ば69ワードであって、上述のワード幅変換回路44の
ワード幅変換部410によりワード幅が変換されたAE
S/EBUデータが入れられる。例えば、ワード幅変換
回路44により55ワードのAES/EBUデータを8
ビットに変換した場合、変換の結果得られる8ビットパ
ラレルデータは68ワードと6ビットとなる。
【0046】このような場合には、上記の残りの2ビッ
トには、禁止コード(00h,FFh)が発生すること
を防ぐために、2ビットの値01または10が入れられ
る。入れられた01または10は、受信側のデータ伝送
装置3においてPDUパケットが再生される際に破棄さ
れる。なお、この領域において、AES/EBUデータ
はPDUパケットの前方に下位ワード、後方に上位ワー
ドの順となる。
【0047】ビデオデータ領域には、SDI方式に適合
した1ワード10ビットのワード幅から、ATM通信回
線2に適合した1ワード8ビットの映像データの内、主
に映像に係るデータがD2規格、あるいは、上述したD
1規格等の映像データのライン単位に入れられる。な
お、映像データは、PDUパケットの前方に下位バイ
ト、後方に上位バイトの順となる。
【0048】なお、PDUパケットのアンシラリデータ
領域およびビデオデータ領域は可変長であり、これらの
領域が有効なデータを含まない場合もある。また、デー
タRS422−ch1,VOICE等は、有効ビットV
を有するので、例えば、データVIOCEの有効データ
Vのみが1で、他のデータの有効データVが0である場
合には、データVOICEのみが有効であり、他のデー
タは全て無効であることを意味する。
【0049】以下、PDUパケットのアンシラリデータ
領域およびビデオデータ領域に多重化される伝送データ
と、音声・映像処理機器14に入力または出力されるD
2方式の音声・映像データとの関係を説明する。図3
は、D2方式の音声・映像データの構成を説明する図で
ある。525ライン・29.97フレーム/秒のシステ
ムに対応するD2方式のヘッダデータのデータ量は、水
平同期期間(1ライン)ごとに16ワード×8ビットな
ので、そのデータレートは下式に示すように2Mbps
となる。
【0050】
【数1】 16×8ビット×525ライン×29.97フレーム =2Mbps (1)
【0051】また、525ライン・28.97フレーム
/秒のシステムにおいては、1ラインに含まれる画素数
は910、1画素当たりのデータは10ビットであるた
め、そのデータレートは下式に示すように143Mbp
sとなる。
【0052】
【数2】 910画素×10ビット×525ライン×29.97フレーム =143Mbps (2)
【0053】ただし、図3に示すように、D2方式の音
声・映像データには不要な部分があり、図3において斜
線で示すアンシラリデータ(音声データ)、ビデオデー
タ(映像データ)およびヘッダデータのみが受信側にお
いて音声再生および映像再生のために必要となる。図3
に示すアンシラリデータ、ビデオデータおよびヘッダデ
ータのデータレートは、下式の通りとなる。
【0054】
【数3】アンシラリデータ部の1秒あたりのデータ量a 21×10ビット×12ライン×29.97フレーム×2 =0.15Mbps (3)
【0055】
【数4】アンシラリデータ部の1秒あたりのデータ量b 376×10ビット×6ライン×29.97フレーム×2 =1.3Mbps (4)
【0056】
【数5】アンシラリデータ部の1秒あたりのデータ量c 55×10ビット×254ライン×29.97フレーム×2 =8.4Mbps (5)
【0057】
【数6】ビデオデータ部の1秒あたりのデータ量d 768×8ビット×(254+253)ライン×29.97フレーム =93.3Mbps (6)
【0058】
【数7】ビデオデータ部およびアンシラリデータ部の1
秒あたりの全データ量e a+b+c+d =0.15+1.3+8.4+93.3 =103.2Mbps (7)
【0059】さらに、ヘッダデータを加えると、下式の
ようにアンシラリデータ、ビデオデータおよびヘッダデ
ータのデータレートは105.2Mbpsとなる。
【0060】
【数8】 2+103.2=105.2Mbps (8)
【0061】このように、PDUパケットのアンシラリ
領域およびビデオデータには、ライン単位にD2方式の
音声・映像データ(全143Mbps)の内、不要な部
分を除いた105.2Mbps分のデータが多重化され
る。このように、不要部分を除いたために伝送データの
量が減少し、この結果、D2方式の音声・映像データ
(伝送データ)をAAL1プロトコルに適合させること
ができる。
【0062】図2に示したPDUパケットのアンシラリ
領域およびビデオデータ領域には、図3に示したD2規
格の音声・映像データ(D2規格の場合、全部で143
Mbps)から不要な部分を除いたデータ(D2規格の
場合、105.2Mbps)が多重化され、伝送され
る。
【0063】また、図3に示したD2規格の音声・映像
データには周期性があるため、送信側においても、受信
側においてもライン単位で一定の処理方法でPDUパケ
ットに多重化することができる。従って、ハードウェア
構成が簡単で済む。以上述べたPDUパケットに伝送デ
ータと、RTSデータ等の他のデータとを多重化して伝
送を行うことにより、単に伝送データを伝送するだけで
なく、併せて、受信側における伝送データの処理に有益
なデータをも伝送することができる。なお、第1の実施
形態に示した他、本発明に係るデータ伝送システム1
は、データ伝送装置3a〜3fの数を増減し、あるい
は、PDUパケットに多重化するデータの種類をさらに
増やす等、種々の構成をとることができる。
【0064】第2実施形態 以下、本発明の第2の実施形態として、データ伝送装置
3a,3bの構成、および、これらの間のデータ伝送方
法を説明する。なお、第2の実施形態においては説明の
簡略化のために、データ伝送装置3a,3bがNTSC
方式のD2規格の音声・映像データをSDI方式により
VTR14a〜14fとの間で伝送する場合について説
明するが、データ伝送装置3a〜3fがD2規格以外
(D1規格、MPEG2およびPAL等)の音声・映像
データを取り扱う場合の動作も同様であり、データ伝送
装置3a,3b以外のデータ伝送装置3c〜3fの構
成、および、データ伝送装置3c〜3fの相互間のデー
タ伝送方法は同じである(以下同じ)。
【0065】図4は、図1に示したデータ伝送装置3a
の構成例を示す図である。図5は、図1に示したデータ
伝送装置3bの構成例を示す図である。図4および図5
にそれぞれ示すように、データ伝送装置3a,3bは、
送信部5、受信部6、ATMアダプタ7および音声・映
像処理機器14a,14bから構成される。
【0066】データ伝送装置3aに接続される音声・映
像処理機器14aは、VTR装置140、D2方式のV
TR用モニタ装置142、編集装置(エディタ)144
およびエディタ用モニタ装置146から構成される。デ
ータ伝送装置3bに接続される音声・映像処理機器14
bは、例えば、D2方式のVTR装置である(以下、音
声・映像処理機器14bをVTR装置14bと記す)。
ATMアダプタ7は、例えばATM方式のAAL1プロ
トコル用のアダプタであって、データ伝送装置3a,3
bの送信部5から入力されるPDUパケット(図2)を
ATMセルのペイロード部に入れてATM通信回線2に
対して送信し、ATM通信回線2から受信したATMセ
ルのペイロード部からPDUパケットを分離し、データ
伝送装置3a,3bの受信部6に対して出力する。
【0067】データ伝送装置3a側において、VTR装
置140および編集装置144は、データ伝送装置3b
に接続されたVTR装置14bを操作するための制御デ
ータRS422を生成し、それぞれ、音声・映像データ
を記録および編集する。なお、VTR装置140等が生
成した制御データRS422は、図2に示したPDUパ
ケットのデータRS422−ch1,RS422−ch
2に多重化される。また、図4に示すように、VTR装
置140が生成した制御データRS422は、編集装置
144にも入力され、所定の制御に用いられる。
【0068】また、VTR装置140から編集装置14
4に入力される制御データRS422は、VTRの再生
や、ある時刻からの録画、早送りおよび同期源の選択
(入力される音声・映像信号に同期させるか、あるい
は、ハウスクロックに同期させるか等)等に用いられ
る。VTR用モニタ装置142およびエディタ用モニタ
装置146は、それぞれVTR装置140が再生した音
声・映像データを表示する。
【0069】図6は、図4に示した送信部5の構成を示
す図である。図6に示すように、送信部5は、クロック
生成装置12、RTS生成装置16、送信装置(TX)
18および遅延処理回路22から構成される。クロック
生成装置12は、例えば水晶発振器等を用いて送信部5
において用いられる14.3MHzの同期クロック信号
4fsc、および、水平同期信号および垂直同期信号等に
対応する同期信号SYNCを生成し、VTR14、RT
S生成装置16および送信装置18に供給する。
【0070】VTR14は、同期クロック信号4fsc
同期してD2規格のディジタル音声・映像データを記録
・再生し、SDI方式またはSDDI方式(以下、単に
SDI方式と記す)により143Mbpsシリアル形式
で送信装置18に対して出力する。遅延処理回路22
は、受信部6から入力されたビット8F1,8F2に基
づいて遅延時間測定処理を行う。
【0071】図7は、第2の実施形態における図6に示
したRTS生成装置16の構成を示す図である。RTS
生成装置16は、1/8分周回路160、カウンタ回路
162、RTS生成回路164および1/910分周回
路166から構成される。RTS生成装置16は、これ
らの構成部分により、ATM通信回線2から供給される
19.44MHzの回線クロック信号NCLK(実際に
は後述のように155.52MHzの回線クロック信号
NCLK’)の周波数に対する同期クロック信号4fsc
の周波数の実際の整数比を示し、送信部5,30との間
の同期確立に用いられる同期データRTS(Residual T
ime Stamp )を、同期クロック信号4fscを基準として
ライン単位で生成する。
【0072】分周回路160は、ATM通信回線2から
供給される155.52MHzの回線クロック信号NC
LK’を1/8の周波数に分周し、カウンタ回路16
2、および、図5に示したデータ伝送装置3aの各構成
部分に対して出力する。上述のように実際には、ATM
通信回線2からデータ伝送装置3a〜3fには155.
52MHzの回線クロック信号NCLK’が供給され、
データ伝送装置3a〜3fの内部で1/8分周され、1
9.44MHzの回線クロック信号NCLKとして各構
成部分に供給される。
【0073】このように回線クロック信号NCLK’
(155.52MHz)を1/8分周して、19.44
MHzの回線クロック信号NCLKとしてからデータ伝
送装置3a〜3fの各構成部分に供給することにより、
データ伝送装置3a〜3fの各構成部分の動作タイミン
グが緩和され、高速動作する特殊な部品ではなく、例え
ば汎用CMOS論理ICといった標準的かつ安価な部品
の使用が可能となる。
【0074】分周回路166は、同期クロック信号4f
scを1/910の周波数に分周し、音声・映像データの
1水平同期期間を示す水平同期信号S166を生成し、
カウンタ回路162およびRTS生成回路164に対し
て出力する。カウンタ回路162は、分周回路166か
ら供給される水平同期信号、1周期の間の回線クロック
信号NCLKの周期の数を計数し、計数値S162をR
TS生成回路164に対して出力する。RTS生成回路
164は、計数値S162から所定のオフセット値j、
つまり、計数値S162からの減算結果が6ビットにな
る数値jを減算し、水平同期期間ごとに同期データRT
Sを生成して送信装置18に対して出力する。
【0075】図8は、図6に示した送信装置18の構成
を示す図である。図8に示すように、送信装置18は、
AAL1プロトコルに従ってATM通信回線2と接続さ
れており、同期クロック信号4fscに同期して動作する
第1のブロック180および回線クロック信号NCLK
に同期して動作する第2のブロック210から構成され
る。
【0076】第1のブロック180は、シリアル/パラ
レル変換回路(S/P回路)182、第1のスイッチ回
路(SW1)184、第2のスイッチ回路(SW2)1
86、ラウンディング回路188、シャフリング回路1
90、第1のFIFO回路192、ワード幅変換回路
(10→8)194、第2のFIFO回路196、タイ
ミング発生回路a200、タイミング発生回路b20
2、コントロール回路204および基準信号発生回路2
06から構成される。第2のブロック210は、多重化
回路(MUX)212、第3のFIFO回路214、コ
ントロール回路216およびタイミング発生回路c21
8から構成される。
【0077】第1のブロック180において、タイミン
グ発生回路a200は、他のデータ伝送装置3a〜3f
からデータが送信されていない場合(デフォルト)の値
のデータRTSに基づいた動作タイミングで、ブラック
バーストに対応する映像データ(ブラックバーストデー
タ)を生成する。基準信号発生回路206は、第1のブ
ロック180外部の回路であって、タイミング発生回路
a200と同様にブラックバーストデータを生成し、ス
イッチ回路184の端子aに対して出力する。
【0078】S/P回路182は、音声・映像処理機器
14から入力された、1ビットシリアル形式のSDI方
式の送信データを10ビットパラレル形式に変換してス
イッチ回路184の端子bに対して出力する。スイッチ
回路184は、送信部5がデータを送信する場合には端
子b側を選択してS/P回路182の出力データを、こ
れ以外の場合には端子a側を選択して基準信号発生回路
206から出力されるブラックバーストデータをスイッ
チ回路186に対して出力する。
【0079】スイッチ回路186は、スイッチ回路18
4が選択したS/P回路182の出力データ(送信デー
タ)の内、図3に示したD2方式の音声・映像データの
内、ビデオデータ部分を選択してラウンディング回路1
88に対して出力し、アンシラリデータ部を選択してワ
ード幅変換回路194に対して出力する。ラウンディン
グ回路188は、図3に示したビデオデータ部に対応す
るデータ(映像データ)を8ビットパラレル形式のデー
タに変換して(丸め(ラウンディングし)て)、シャフ
リング回路190に対して出力する。なお、図3に示し
たヘッダデータは、コントロール回路204が取り扱
う。
【0080】シャフリング回路190は、ラウンディン
グ回路188から入力された8ビットパラレル信号を、
ATM通信回線2においてデータ誤りが生じた場合に補
間しやすい順番に並び換え、FIFO回路192に対し
て出力する。ワード幅変換回路194は、図3に示した
スイッチ回路186から入力されたアンシラリデータ部
に対応するデータ(音声データ)を8ビットパラレル形
式に変換し、FIFO回路196に対して出力する。
【0081】FIFO回路192,194は、それぞれ
同期クロック信号4fscに同期してデータを読み込み、
回線クロック信号4fscに同期して順次、データを出力
し、第1のブロック180から第2のブロック210に
データを受け渡す。コントロール回路204,216
は、それぞれFIFO回路192,194においてデー
タが書き込まれるアドレスと読み出されるアドレスと監
視し、これらのアドレスの制御を行う。さらに、第1の
ブロック180は、ビット8F1,8F2等に基づい
て、データLN1,LNID1,LN2,LNID2お
よびデータFlag(図2)を生成し、第2のブロック
210に対して出力する。
【0082】第2のブロック210において、タイミン
グ発生回路c218は、回線クロック信号NCLKに基
づいて、ブロック210の動作タイミングを制御する。
多重化回路212には、検査信号印加回路16からデー
タRTSが入力され、第1のブロック180からデータ
LN1,LNID1,LN2,LNID2,Flagが
入力される。また、多重化回路212には、データ伝送
装置3a側においてはVTR装置140、編集装置14
4から、データ伝送装置3b側においてはVTR装置1
4bから制御データRS422が入力される。この制御
データRS422は、VTR装置の制御に用いられる。
【0083】多重化回路212は、これらのデータ、F
IFO回路192,194から入力される音声データお
よび映像データ、および、制御データRS422(RS
422−ch1,RS422−ch2)を多重化する。
これらのデータが多重化された後のデータはCRCC付
加回路213に対して出力される。
【0084】CRCC付加回路213は、各データCR
CCを算出して付加してFIFO回路214に対して出
力する。FIFO回路214は、多重化回路212の出
力データをバッファリングして送信データTXDとして
ATM通信回線2に対して出力する。なお、図中に示す
ように、FIFO回路214の出力データには、さらに
遅延処理回路22からのビット8F1,8F2が付加さ
れ、送信データTXDとなる。
【0085】図9は、図4に示した受信部6の構成を示
す図である。図9に示すように、受信部6は、受信装置
(RX)32、VTR34、クロック制御装置36およ
びクロック発生装置38から構成され、送信側のデータ
伝送装置3から伝送されてきたPDUパケットを受信
し、同期データRTSおよび回線クロック信号NCLK
に基づいて、送信側のデータ伝送装置3の同期クロック
信号4fscに同期した同期クロック信号4fscを再生
し、PDUパケットから音声・映像データを分離して記
録する。
【0086】図10は、図9に示した受信装置32の構
成を示す図である。図10に示すように、受信装置32
は、ATM通信回線2とAAL1プロトコルに従って接
続されており、回線クロック信号NCLKに同期して動
作する第1のブロック320および同期クロック信号4
scに同期して動作する第2のブロック350から構成
される。受信装置32は、ATM通信回線2から受信し
たPDUパケットから各データおよび音声・映像データ
を分離し、分離したデータの内、伝送データを受信デー
タRVDとして音声・映像処理機器14に対して出力
し、ビット8F1,8F2を遅延処理回路22に対して
出力する。
【0087】第1のブロック320は、入力データ制御
回路322、第1のレジスタ回路324、CRCC計算
回路326、加算回路328a,328b、第1のメモ
リ回路330、第2のメモリ回路332、第2のレジス
タ回路334、第3のレジスタ回路336、コントロー
ル回路338およびタイミング発生回路d340から構
成される。
【0088】第2のブロック350は、出力データ制御
回路352、第4のレジスタ354、第1の基準信号発
生回路356、デシャフリング回路358、コンシール
回路360、第1のエラー訂正回路362、FIFO回
路364、第2のエラー訂正回路366、スイッチ回路
368、タイミング発生回路e370、第2の基準信号
発生回路372、スイッチ回路374、パラレル/シリ
アル変換回路(P/S回路)376およびコントロール
回路378から構成される。
【0089】受信装置32がATM通信回線2から受信
したATMセルのペイロード部に格納されていたPDU
パケットは、入力データ制御回路322、第1のレジス
タ回路324およびCRCC計算回路326に入力され
る。第1のレジスタ回路324は、受信した8ビットパ
ラレル形式のPDUパケットを、64ビットパラレル形
式に変換する。CRCC計算回路326は、PDUパケ
ットに含まれる各データCRCC(図2)に係る計算処
理を行い、計算結果を加算回路328aに対して出力す
る。なお、CRCC計算回路326は、伝送データXn
+Xn-1 +Xn-2 +…+X+1を、G(X)=X14+X
2 +X+1で除算し、この余りが0以外の場合にエラー
を検出し、計算結果を論理値1にして出力する。
【0090】入力データ制御回路322は、入力された
PDUパケットに含まれる各データに基づいて、ライト
フラグデータ(a;全ビットが論理値0の8ビットパラ
レルデータであって、各ビットがPDUパケットの1バ
イトに対応する)を生成し、加算回路328bに対して
出力する。加算回路328bは、第1のレジスタ回路3
24の出力データにライトフラグデータを付加して72
ビット幅にして出力する。
【0091】また、入力データ制御回路322は、9ビ
ット×8ワード構成のリードフラグデータ(b)を生成
する。入力データ制御回路322は、リードフラグデー
タを読み込んだ後、パリティビットのみを論理値1、他
のビットを全て論理値0にして、ライン数(525)×
PDUパケットのパケット長×9ビットのアドレス空間
を有するメモリ回路332に書き込む。このように入力
データ制御回路322がリードフラグデータのビット操
作を行うのは、読み出したデータのリードフラグデータ
が論理値1の場合に、必要とするデータが到着しなかっ
たと判断するためである。なお、読み出す前に書き込ま
れていれば、リードフラグデータは論理値0になる。
【0092】レジスタ回路334は、受信データ8ビッ
トと受信データに対応するフラグデータ1ビットとの計
9ビットのデータを8個まとめて72ビットのデータと
してメモリ回路332から回線クロック信号NCLKに
同期して読み出し、同期クロック信号4fscに同期して
レジスタ354に対して出力する。
【0093】また、入力データ制御回路322は、加算
回路328aにライトフラグデータを出力する(c)。
加算回路328aは、CRCC計算回路326の計算結
果にライトフラグデータを付加し、入力データ制御回路
322に返す。入力データ制御回路322は、このライ
トフラグデータを付加した計算結果をメモリ回路330
に記憶する(d)。
【0094】レジスタ回路336は、メモリ回路332
に記憶されている加算回路328aの加算結果を回線ク
ロック信号NCLKに同期して読み出して、同期クロッ
ク信号4fscに同期して出力する。コントロール回路3
38,378は、送信装置18のコントロール回路20
4,216(図7)と同様に、レジスタ回路334,3
36の書き込みアドレスと読み出しアドレスとを管理す
る。
【0095】第2のブロック350において、タイミン
グ発生回路e370は、同期クロック信号4fscに基づ
いて、第2のブロック350の各部分の動作タイミング
を制御する。基準信号発生回路372は、基準信号を生
成して出力する。基準信号発生回路356は、基準信号
を生成してスイッチ回路374の端子aに対して出力す
る。なお、基準信号発生回路372,356が発生する
基準信号は、ビデオデータおよびアンシラリデータが入
っておらず、再生した後に画面を黒色にする信号であ
る。
【0096】レジスタ回路334から出力されたデータ
は、レジスタ354に入力される。一方、レジスタ回路
336から出力されたデータは出力データ制御回路35
2に入力される。レジスタ回路354は、図3に示した
アンシラリデータ部(図2に示したアンシラリ領域に多
重化された音声データ)に対応するデータの各ワードを
下位2ビットおよびそのパリティビットと(a)、上位
8ビット(b)とそのパリティビットとに分解し、入力
データ制御回路322に対して出力する。
【0097】出力データ制御回路352は、図3に示し
たビデオデータ部に対応するデータ(図2に示したビデ
オデータ領域に多重化された映像データ)とそのパリテ
ィとをデシャフリング回路358に対して出力し
(c)、図3に示したアンシラリデータ部に対応するデ
ータ(図2に示したアンシラリデータ領域に多重化され
た音声データ)とそのパリティとをエラー訂正回路36
2に対して出力し(d)、図2に示したデータRS42
2−ch1,RS422−ch2,VOICE,RTS
および予備データの部分のデータをエラー訂正回路36
6に対して出力する(e)。つまり、出力データ制御回
路352は、PDUパケットから音声データおよび映像
データと、データRS422−ch1等とを分離する分
離回路としての役割も果たしている。
【0098】出力データ制御回路352は、この処理に
より、a;8ビットデータ(1)+フラグデータ
(2),b;2ビット(3)+フラグデータ(4),レ
ジスタ2の出力=CRCC1ビット+フラグデータ
(6)の各データの内、(2),(4),(5),
(6)のいずれか1つが論理値1であった場合に、新た
にフラグデータとして論理値1を出力する。つまり、出
力データ制御回路352は、a;(受信データ8ビット
+フラグデータ1ビット)の2ワード幅を、(アンシラ
リデータ10ビット+フラグデータ1ビット)にフラグ
付きの変換を行っている。
【0099】デシャフリング回路358は、入力された
データに含まれるデータLNID2,LN2に基づい
て、図8に示したシャフリング回路190に対応する処
理を行い、元の順番に戻し、コンシール回路360に対
して出力する。コンシール回路360は、例えばデータ
誤りが生じている画素のデータを、周囲の画素で補間等
の方法によりデータの補間を行い、スイッチ回路374
の端子bに対して出力する。
【0100】エラー訂正回路362は、入力されたエラ
ー訂正回路362は、入力された音声データに対してエ
ラー訂正を行い、FIFO回路364に対して出力す
る。FIFO回路364は、コンシール回路360から
出力される映像データとエラー訂正回路362から出力
されるエラー訂正回路362とのタイミングを合わせ
て、スイッチ回路374の端子cに対して出力する。
【0101】スイッチ回路374は、それぞれ端子a〜
cに入力された基準信号発生回路356からの基準信
号、コンシール回路360の出力データおよびFIFO
回路364の出力信号のいずれかを、SDI方式におけ
るD2方式の音声・映像データに適合する順番に選択
し、P/S回路376に対して出力する。P/S回路3
76は、スイッチ回路374から入力されたデータをシ
リアル形式のデータに変換し、同期クロック信号4fsc
に同期してVTR装置14に対して出力する。
【0102】エラー訂正回路366は、入力されたデー
タRS422−ch1等のデータに対して誤り訂正を行
い、スイッチ回路368に対して出力する。スイッチ回
路368は、エラー訂正されたデータを、それぞれデー
タRS422−ch1,RS422−ch2,VOIC
E,RTSおよび予備データに分離する。
【0103】なお、データ伝送装置3aにおいては、デ
ータRS422−ch1,RS422−ch2は、VT
R装置140および編集装置144に対して出力される
(図4;RS422)。また、データ伝送装置3bにお
いては、データRS422−ch1,RS422−ch
2は、VTR装置14bに対して出力される(図5;R
S422)。
【0104】音声・映像処理機器14(図4,図5)
は、同期クロック信号4fscに同期して、P/S変換回
路330から入力された音声・映像データRVDを記録
する。クロック発生装置38は、例えば水晶発振回路を
有する電圧制御発振回路であって、クロック制御信号C
Cを介したクロック制御装置36の制御に応じた周波数
の同期クロック信号4fscを生成し、伝送装置30の各
構成部分に供給する。
【0105】図11は、第2の実施例における図9に示
したクロック制御装置36の構成の内、同期データRT
Sの処理に係る部分を示す図である。図11に示すよう
に、クロック制御装置36は、1/(RTS+j)分周
回路382、位相比較回路384、ローパスフィルタ
(LFP)386、1/8分周回路380および1/9
10分周回路388から構成され、クロック発生装置3
8とともにPLL(Phase Locked Loop )発振回路を構
成する。
【0106】クロック制御装置36は、これらの構成部
分により、受信装置32から入力された同期データRT
Sに基づいてクロック制御信号CCを生成し、発生装置
38が発生する同期クロック信号4fscの周波数を制御
して、伝送装置30の同期クロック信号4fscを伝送装
置10の同期クロック信号4fscに同期させる。さら
に、クロック制御装置36は、水平同期信号および垂直
同期信号等に対応する同期信号SYNCを発生して音声
・映像処理機器14等に供給する。
【0107】分周回路380は、ATM通信回線2から
供給される155.52MHzの回線クロック信号NC
LK’を1/8の周波数に分周し、分周信号S380
(=NCLK)として分周回路382およびその他のデ
ータ伝送装置3bの各構成部分に対して出力する。分周
回路380において、155.52MHzの回線クロッ
ク信号NCLK’を1/8分周して回線クロック信号N
CLKを生成し、データ伝送装置3bの他の構成部分に
供給するのは、RTS生成装置16の分周回路160
(図7)と同じ理由からである。
【0108】分周回路382は、分周信号S380を、
1/(RTS+j)(但し、RTSは受信装置32から
入力される同期データRTSを示し、jはデータ伝送装
置3aにおいて減じられたオフセット値)の周波数に分
周し、分周信号S382として位相比較回路384の負
入力端子に対して出力する。このように、分周回路38
2は、オフセット値jを同期データRTSに加算して、
データ伝送装置3aにおける同期クロック信号4fsc
910クロックごとの回線クロック信号NCLKの周期
の数(1235または1236)を算出し、分周信号S
382を分周する。
【0109】分周回路388は、クロック発生装置38
が発生した同期クロック信号4fscを1/910の周波
数に分周し、分周信号S388を位相比較回路384の
正入力端子に対して出力する。位相比較回路384は、
分周信号S388と分周信号S382とを位相比較し、
比較結果S384をローパスフィルタ386に対して出
力する。ローパスフィルタ386は、比較結果S384
から高域成分を取り除いてクロック信号CCを生成し、
クロック発生装置38に対して出力する。
【0110】以下、再び図1を参照して、データ伝送装
置3a,3b間でデータを伝送する場合を例に、第2の
実施形態において示した音声・映像処理機器14a,1
4bを用いたデータ伝送システム1の動作を説明する。
まず、データ伝送装置3a側の音声・映像処理機器14
aの編集装置144等から、データ伝送装置3b側のV
TR14bを制御する際の動作について説明する。デー
タ伝送装置3a側において、音声・映像処理機器14a
のVTR装置140および編集装置144は、VTR装
置14bを操作するための制御データRS422を発生
する。
【0111】VTR装置140等が発生する制御データ
は、例えば、データ伝送装置3b側のVTR装置14b
に、再生する音声・映像データを指定するデータ、およ
び、早送り、早巻き戻し、ジョグシャトル再生等の再生
方法を指定するデータ等である。データ伝送装置3a
は、制御データRS422をPDUパケットのデータR
S422ch−1,RS422ch−2に、音声・映像
データ等をPDUパケットの他の位置に多重化し、AT
Mアダプタ7に対して出力する。ATMアダプタ7は、
PDUパケットをATMセルのペイロード部分に入れ
て、ATM通信回線2を介してデータ伝送装置3bに対
して伝送する。
【0112】ATMアダプタ7は、データ伝送装置3a
から送られてきたATMセルのペイロード部を分離し、
順次、データ伝送装置3bに対して出力する。データ伝
送装置3bは、データ伝送装置3aから伝送されてきた
PDUパケットのデータRS422−ch1,RS42
2−ch2から制御データを分離してVTR装置14b
に対して出力する。
【0113】VTR装置14bは、制御データに従っ
て、例えば、再生する音声・映像データの選択、早送
り、早巻き戻し、通常の再生、あるいは、ジョグシャト
ル等の特殊再生を行い、D2方式の音声・映像データを
発生し、データ伝送装置3bに対して出力する。データ
伝送装置3bは、VTR装置14bから入力された音声
・映像データを図2に示したPDUパケットに多重化
し、ATM通信回線2を介してデータ伝送装置3aに対
して伝送する。なお、VTR装置14bに、録画しなが
ら録画した音声・映像データを別のヘッドを用いて再生
する、いわゆるコンフィデンス再生を行わせるように制
御してもよい。
【0114】データ伝送装置3aは、データ伝送装置3
bから伝送されてきた音声・映像データを音声・映像処
理機器14aに対して出力する。音声・映像処理機器1
4aのエディタ用モニタ装置146は、音声・映像デー
タを表示し、VTR装置140は音声・映像データを記
録し、あるいは、編集装置144は音声・映像データを
編集者(図示せず)の操作に従って編集する。
【0115】以上説明したように、本発明に係るデータ
伝送システム1によれば、1本のATM通信回線で、V
TR装置14bに再生させる音声・映像データの内容お
よび再生方法を指定するとともに、再生させた音声・映
像データを伝送させることができる。また、本発明に係
るデータ伝送システム1によれば、VTR14のインタ
ーフェースとして、テレビジョン放送局等においてイン
フラストラクチャーとして広く用いられているSDI方
式を用いることができるので、既存の設備をATM通信
回線に容易に接続することができる。
【0116】次に、データ伝送装置3a側の同期クロッ
ク信号4fscに、データ伝送装置3b側の同期クロック
信号4fscを同期させる際の動作を説明する。データ伝
送装置3a側において、RTS生成装置16(図6)の
分周回路166は、同期クロック信号4fscを1/91
0分周し、データ伝送装置3a内部のハウスクロックに
相当する水平同期信号S166を生成する。
【0117】一方、分周回路160は、155.52M
Hzの回線クロック信号NCLK’を1/8分周し、1
9.44MHzの回線クロック信号NCLKを生成す
る。カウンタ回路162は、水平同期信号S166の1
周期ごと、つまり、音声・映像データ、1ライン単位の
回線クロック信号NCLKの周期の数を計数し、RTS
生成回路164に対して出力する。
【0118】RTS生成回路164は、カウンタ回路1
62の計数値S162からオフセット値jを減算し、同
期データRTSを発生して送信装置18に対して出力す
る。この同期データRTSは、同期クロック信号4fsc
を基準とし、同期クロック信号4fscと回線クロック信
号NCLKとの周波数の比を示す。送信装置18は、R
TS生成装置16から入力された同期データRTSをP
DUパケットのデータRTS1,RTS2のいずれか
に、その他のデータをPDUパケットの対応する部分に
入れて、ATMアダプタ7およびATM通信回線2を介
してデータ伝送装置3b側に対して伝送する。
【0119】データ伝送装置3b側において、受信装置
32(図9,図10)は、ATMアダプタ7を介してデ
ータ伝送装置3a側から伝送されてきたPDUパケット
を受信し、同期データRTSを分離してクロック制御装
置36の分周回路382(図11)に対して出力する。
一方、分周回路380は、回線クロック信号NCLK’
を1/8の周波数に分周し、分周信号S380(=NC
LK)を生成する。分周回路382は、入力された同期
データRTSにオフセット値jを加算して、カウンタ回
路162の計数値S162に対応する(RTS+j)を
算出し、さらに、分周信号S380を1/(RTS+
j)の周波数に分周する。
【0120】位相比較回路384は、分周信号S34
8,S382の位相を比較して位相誤差を検出し、ロー
パスフィルタは比較結果S384をフィルタリングして
クロック制御信号CCを生成し、クロック発生装置38
が発生する同期クロック信号4fscの周波数を制御す
る。以上説明したように、クロック制御装置36はクロ
ック発生装置38を制御してデータ伝送装置3a側の同
期クロック信号4fscに同期させる。
【0121】図12は、第2の実施形態において図6に
示したRTS生成装置16が生成する同期データRTS
の値を説明する図である。上述のように、第2の実施形
態におけるデータ伝送装置3a側では、図12(A),
(B)に示すように、カウンタ回路162(図7)が同
期クロック信号4fsc、910周期ごとの回線クロック
信号NCLKを計数し、この計数値S162(=RTS
+j)から音声・映像データ(ハウスクロック信号)の
水平同期期間ごとの同期データRTSを生成する。この
場合、データ伝送装置3a側の同期クロック信号4fsc
および回線クロック信号NCLKの周波数が正確な場合
には、カウンタ回路162の計数値S162には、12
35と1236がほぼ同数現れる。
【0122】従って、データ伝送装置3b側のクロック
制御装置36の位相比較回路384(図11)の比較結
果S384には、水平同期期間ごとにパルス状の位相差
が現れることになるが、この比較結果S384はローパ
スフィルタ386により平滑化されてクロック発生装置
38に対して出力されるため、データ伝送装置3b側の
同期クロック信号4fscを正確にデータ伝送装置3a側
に同期させることが可能である。
【0123】なお、上記実施形態に示した送信部5およ
び受信部6の回路構成等は例示であり、同等の機能を実
現可能な回路等に置き換えることも可能である。また、
データ伝送装置3b接続される機器としてD2方式のV
TR装置を例示したが、これに限らず、例えばSDI方
式でデータを入出力する編集装置、中継装置あるいは伝
送設備を接続するように構成してもよい。
【0124】また、ATM通信回線2の伝送データレー
トが622.08Mbpsであり、622.08MHz
の回線クロック信号NCLK’をデータ伝送装置3a〜
3fに供給する場合には、RTS生成装置16の分周回
路160およびクロック制御装置36の分周回路380
を、回線クロック信号NCLK’を1/32の周波数に
分周する回路に置換し、ATMアダプタ7を伝送データ
レート622.08Mbps用の装置に置換し、さら
に、必要に応じてデータ伝送装置3a〜3fの他の構成
部分を変形すればよい。
【0125】また、図2に示したPDUパケットは例示
であり、本発明は他の形式の伝送パケットを用いる伝送
方式に適応することができる。また、本発明に係るデー
タ伝送システム1、送信部5および受信部6は、音声・
映像データの他、これらのいずれかのデータ、あるい
は、情報処理用のデータ等に適用することができる。
【0126】第3実施形態 以下、本発明の第3の実施形態として、回線クロック信
号NCLKを基準とし、同期クロック信号4fscを計数
して同期データRTSを生成し、データ伝送装置3a,
3bの間の同期をとる場合について説明する。送信部5
においてRTS生成装置16を用い、受信部6において
クロック制御装置36を用いてデータ伝送装置3a,3
bの間の同期をとると、図12に示したように、データ
伝送装置3aのRTS生成装置16が生成する同期デー
タRTSが水平同期期間(ライン)ごとに変化し、クロ
ック生後信号CCに影響してクロック発生装置38が生
成する同期クロック信号4fscにジッタが生じる。
【0127】また、データ伝送装置3a側で発生する同
期クロック信号4fsc、および、ATM通信回線2が供
給する回線クロック信号NCLK(NCLK’)の周波
数が必ずしも正確であるとは限らない。第3の実施形態
で説明するRTS生成装置40(図13)およびクロッ
ク制御装置42(図14)は、係る問題点を解決可能に
する。
【0128】図13は、図6に示したデータ伝送装置3
a側の送信部5において、図7に示したRTS生成装置
16に置換して用いるRTS生成装置40の構成を示す
図である。なお、RTS生成装置40とRTS生成装置
16とで共通な構成部分には同一の符号を付して示して
ある(以下同じ)。
【0129】図13に示すように、RTS生成装置40
は、分周回路400、カウンタ回路410およびRTS
生成回路164から構成される。RTS生成装置40
は、155.52MHzの回線クロック信号NCLK’
を1/8の周波数に分周し、19.44MHzの回線ク
ロック信号NCLK生成する分周回路160、および、
分周回路160が生成した回線クロック信号NCLKを
さらに1/n(n=1188)の周波数に分周する分周
回路402から構成される。
【0130】RTS生成装置40はこれらの構成部分に
より、データ伝送装置3aにおいて、第1の実施例にお
いて説明したように19.44MHzの回線クロック信
号NCLKと同期クロック信号4fscの最適化した周波
数の比1188:875または1188:874を用い
て同期データRTSを生成する。
【0131】分周回路400は、155.52MHzの
回線クロック信号NCLK’を1/8の周波数に分周
し、さらに、1/1188の周波数に分周して分周信号
S400を生成し、カウンタ回路410およびRTS生
成回路164に対して出力する。カウンタ回路410
は、分周信号S400の1周期ごとに、クロック発生装
置12(図6)が発生する同期クロック信号4fscを計
数し、計数値S410としてRTS生成回路164に対
して出力する。RTS生成回路164は、計数値S41
0からオフセット値j(例えばj=832)を減算して
同期データRTSを生成し、送信装置18に対して出力
する。
【0132】図14は、図9に示したデータ伝送装置3
b側の受信部6において、クロック制御装置36に置換
して用いるクロック制御装置42の構成の内、同期デー
タRTSの処理に係る部分を示す図である。図14に示
すように、クロック制御装置42は、分周回路430,
420、位相比較回路384およびローパスフィルタ3
86から構成される。
【0133】分周回路430は、RTS生成装置40の
分周回路400と同様に、ATM通信回線2から供給さ
れる155.52MHzの回線クロック信号NCLK’
を1/8の周波数に分周し、19.44MHzの回線ク
ロック信号NCLKを生成する分周回路380、およ
び、分周回路380が生成した回線クロック信号NCL
Kをさらに1/1188の周波数に分周する分周回路4
32から構成される。
【0134】クロック発生装置42はこれらの構成部分
により、クロック制御装置36と同様にクロック発生装
置38とともにPLL発振回路を構成し、同期データR
TSに基づいてデータ伝送装置3b側のクロック発生装
置38が発生する同期クロック信号4fscの周波数を制
御してデータ伝送装置3a側に同期させ、さらに同期信
号SYNCを発生する。
【0135】分周回路430は、1周期が19.44M
Hzの回線クロック信号NCLKの1188周期に対応
する分周信号S430を生成し、分周信号S430とし
て位相比較回路384の正入力端子に対して出力する。
分周回路420は、受信装置32(図9)が受信したP
DUパケットから分離した同期データRTSにオフセッ
ト値jを加算し、計数値S410に対応する(RTS+
j)を算出し、クロック発生装置38が生成する同期ク
ロック信号4f scを1/(RTS+j)の周波数に分周
し、分周信号S420として位相比較回路384の負入
力端子に対して出力する。
【0136】位相比較回路384およびローパスフィル
タ386は、RTS生成装置16(図11)においてと
同様に、分周信号S430,420からクロック制御信
号CCを生成し、クロック発生装置38が発生する同期
クロック信号4fscの周波数を制御する。
【0137】以下、データ伝送装置3a側の同期クロッ
ク信号4fscにデータ伝送装置3b側の同期クロック信
号4fscを同期させる際のRTS生成装置40およびク
ロック制御装置42の動作を説明する。データ伝送装置
3a側において、RTS生成装置40(図13)の分周
回路400は、回線クロック信号NCLK’を1/(8
×1188)分周し、1周期が19.44MHzの回線
クロック信号NCLKの1188周期に対応する分周信
号S400を生成する。
【0138】カウンタ回路410は、分周信号S40
0、1周期ごとにクロック発生装置12が発生した同期
クロック信号4fscを計数する。つまり、カウンタ回路
410は、回線クロック信号NCLK、1188周期の
間の同期クロック信号4fscの周期の数を計数する。R
TS生成回路164は、カウンタ回路410の計数値か
らオフセット値jを減算し、同期データRTSを発生し
て送信装置18に対して出力する。この同期データRT
Sは、回線クロック信号NCLKを基準とし、回線クロ
ック信号NCLKと同期クロック信号4fscとの周波数
の比を示す。送信装置18は、入力された同期データR
TSをPDUパケットに多重化し、ATMアダプタ7お
よびATM通信回線2を介してデータ伝送装置3b側に
対して伝送する。
【0139】データ伝送装置3b側において、受信装置
32(図9,図10)は、ATMアダプタ7を介して受
信したPDUパケットから同期データRTSを分離し、
RTS生成装置40の分周回路420(図13)に対し
て出力する。一方、分周回路430は、回線クロック信
号NCLK’を1/(8×1188)の周波数に分周
し、分周信号S430を生成する。
【0140】位相比較回路384は、分周信号S42
0,S430の位相を比較し、ローパスフィルタは比較
結果S384をフィルタリングしてクロック制御信号C
Cを生成し、クロック発生装置38が発生する同期クロ
ック信号4fscの周波数を制御し、データ伝送装置3a
側の同期クロック信号4fscに同期させる。
【0141】図15は、第3の実施形態において図13
に示したRTS生成装置40が生成する同期データRT
Sの値を説明する図である。上述のように、第2の実施
形態におけるデータ伝送装置3a側では、図15
(A),(B)に示すように、カウンタ回路410(図
13)が、19.44MHzの回線クロック信号NCL
K、1188周期ごとの同期クロック信号4fscを計数
し、この計数値S410から回線クロック信号NCLK
を基準とした同期データRTSを生成する。
【0142】この場合、データ伝送装置3a側の同期ク
ロック信号4fscおよび回線クロック信号NCLKの周
波数が正確な場合には、カウンタ回路410の計数値S
410には、ほとんど計数値S410は875となり、
計数値が874となる確率は、約1/1000000に
なる。
【0143】従って、データ伝送装置3b側のクロック
制御装置42の位相比較回路384(図14)の比較結
果S384にはほとんど位相差が現れず、RTS生成装
置40およびクロック制御装置42を用いると、RTS
生成装置16およびクロック制御装置36(図7,図1
1)を用いる場合に比べて、データ伝送装置3b側にお
いて非常にジッタが少ない同期クロック信号4fscを再
生可能であり、データ伝送装置3a,3bの間の音声・
映像データの伝送品質が向上する。なお、第3の実施形
態において説明したRTS生成装置40およびクロック
制御装置42に対しても、第2の実施形態において説明
したRTS生成装置16およびクロック制御装置36に
対してと同様な変形が可能である。
【0144】第4実施形態 以上説明した各実施形態においては、NTSC方式のD
2規格の音声・映像データを取り扱い、データ伝送装置
3a,3bの間で約14.3MHzの同期クロック信号
4fscの同期をとる場合について説明したが、第4の実
施例においては、例えば、コンポーネントビデオシグナ
ル4:2:2(D1の音声・映像データ;SMPTE−
125M)、および、MPEG2の4:2:2プロファ
イルの音声・映像データを取り扱い、これらの方式で用
いられる27.0MHzのインターフェースクロック信
号ICLをデータ伝送装置3a,3bの間で同期させる
場合、あるいは、PAL方式の音声・映像データを取り
扱い、PAL方式における177.34475MHzの
SDI(SMPTE−259M)インターフェースクロ
ック信号ICLをデータ伝送装置3a,3bの間で同期
させる場合について説明する。
【0145】まず、第3の実施例において説明したRT
S生成装置40およびクロック制御装置42(図13,
図14)を用いて、コンポーネントビデオシグナル4:
2:2およびMPEG2の4:2:2プロファイルの音
声・映像データ(以下、これらを単に「MPEG2方式
の音声・映像データ」等と略記する)をデータ伝送装置
3a,3bの間で伝送し、これらの方式で用いられる2
7.0MHzのインターフェースクロック信号ICLを
データ伝送装置3a,3bの間で同期させる場合を説明
する。
【0146】MPEG2方式のインターフェースクロッ
ク信号ICLをデータ伝送装置3a,3b間で同期させ
る場合、RTS生成装置40の分周回路160、およ
び、クロック制御装置42の分周回路380を取り去
り、クロック発生装置38の中心発振周波数を27.0
MHzに変更し、さらに、分周回路402および分周回
路432の分周値1/nを変更する必要がある。MPE
G方式のインターフェースクロック信号ICLを同期さ
せる場合の分周回路402の分周値1/nは、下式を解
くことにより、n=18×q,m=25×q(qは整
数)という数値を得ることができる。
【0147】
【数9】 n/NCLK=m/ICL …(9) ただし、nは整数で分周回路402,432の分周比1
/nの分母、mは整数でnを分周回路402とした場合
のカウンタ回路410の計数値、NCLK=19.44
MHz、ICL=27.0MHzである。
【0148】従って、分周回路402の分周比を1/
(q×18)とすることにより、データ伝送装置3a側
のRTS生成装置40は同期データRTSとしてq×2
5−j(jはオフセット値)を中心とする値を生成する
ことになる。この同期データRTSは、送信装置18に
よりPDUパケット(図2)に多重化され、データ伝送
装置3a側のATMアダプタ7、ATM通信回線2およ
びデータ伝送装置3b側のATMアダプタ7を介して受
信装置32に伝送され、PDUパケットから分離されて
クロック制御装置42に入力される。クロック制御装置
42は、同期データRTSに基づいて、クロック発生装
置38(図9,図11)を制御し、データ伝送装置3a
側のインターフェースクロック信号ICLにクロック発
生装置38が生成するデータ伝送装置3b側のインター
フェースクロック信号ICLを同期させる。
【0149】次に、RTS生成装置40およびクロック
制御装置42(図13,図14)を用いて、PAL方式
の音声・映像データをデータ伝送装置3a,3bの間で
伝送し、PAL方式におけるSDI方式の177.34
475MHzのインターフェースクロック信号ICLを
データ伝送装置3a,3bの間で同期させる場合を説明
する。
【0150】PAL方式におけるSDI方式のインター
フェースクロック信号ICLをデータ伝送装置3a,3
b間で同期させる場合、RTS生成装置40の分周回路
160、および、クロック制御装置42の分周回路38
0の分周比を1/10に変更し、クロック発生装置38
の中心発振周波数を17.734475MHzに変更
し、さらに、分周回路402および分周回路432の分
周値1/nを変更する必要がある。
【0151】PAL方式におけるSDI方式のインター
フェースクロック信号ICLを同期させる場合の分周回
路402の分周値1/nは、下式を解くことにより、
(n=1288×q,m=1175×q),(n=39
21×q,m=3577×q),(n=5209×q,
m=4752×q)という数値の組み合わせを得ること
ができる。
【0152】
【数10】 n/NCLK=m/ICL …(10) ただし、ICL=17.734475MHzである。
【0153】従って、分周回路402の分周比を1/
(1288×q)とすると、RTS生成装置16が生成
する同期データRTSの値は1175×q−jを中心と
する値となる。また、分周回路402の分周比を1/
(3921×q)とすると、RTS生成装置16が生成
する同期データRTSの値は3577×q−jを中心と
する値となる。また、分周回路402の分周比を1/
(5209×q)とすると、RTS生成装置16が生成
する同期データRTSの値は4752×q−jを中心と
する値となる。
【0154】これらの数値の組み合わせのいずれを用い
ても、上述したMPEG2方式の音声・映像データをデ
ータ伝送装置3a,3bの間で伝送する場合と同様に、
PAL方式の音声・映像データをデータ伝送装置3a,
3bの間で伝送し、PAL方式におけるSDI方式のイ
ンターフェースクロック信号ICLに同期して処理する
ことが可能である。
【0155】以上説明したように、データ伝送装置3
a,3bの構成部分に適切な変更を加え、分周回路16
0,380,402,432の分周比を変更することに
より、NTSC方式のD2規格の音声・映像データをデ
ータ伝送装置3a,3b間で伝送し、約14.3MHz
の同期クロック信号4fscに同期して処理する他、MP
EG2方式およびPAL方式の音声・映像データを、こ
れらの方式のインターフェースクロックICLに同期し
て処理することが可能である。
【0156】しかも、第4の実施形態に示した数値nお
よび数値mは最適化されており、データ伝送装置3bに
おいてジッタが少ないインターフェースクロック信号I
CLの再生が可能である。従って、データ伝送装置3
a,3bの間の音声・映像データの信頼性が高くなる。
なお、第4の実施形態に示したRTS生成装置40およ
びクロック制御装置42を用いたデータ伝送システム1
についても、第1〜第3の実施形態に示した変形が可能
である。
【0157】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るデータ
伝送システムによれば、ATM通信回線等の回線クロッ
ク信号を供給する通信回線を介して接続されている複数
のノード(テレビジョン放送局等)の間で、正確な同期
関係を確立することが可能である。また、本発明に係る
データ伝送システムによれば、ATM通信回線により接
続されたノード間で、ハウスクロック信号(同期クロッ
ク信号)と回線クロック信号とが同期関係にないことに
起因して再生した同期クロック信号に生じるジッタ等の
影響を排除することができ、ATM通信回線を介した高
品位な音声・映像データの伝送が可能となる。
【0158】また、本発明に係るデータ伝送システムに
よれば、ATM通信回線により接続されたノード間でN
TSC方式の音声・映像データだけではなく、コンポー
ネントビデオシグナル4:2:2(D1の音声・映像デ
ータ;SMPTE−125M)、MPEG2の4:2:
2プロファイルの音声・映像データ、および、PAL方
式の音声・映像データ等をも伝送可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送システムの構成を示す
図である。
【図2】図1に示したデータ伝送装置がATM通信回線
2を介して相互に伝送するPDUパケットの構成を示す
図である。
【図3】D2方式の音声・映像データの構成を説明する
図である。
【図4】図1に示したデータ伝送装置(3a)の構成例
を示す図である。
【図5】図1に示したデータ伝送装置(3b)の構成例
を示す図である。
【図6】図4に示した送信部の構成を示す図である。
【図7】第2の実施形態における図6に示したRTS生
成装置の構成を示す図である。
【図8】図6に示した送信装置の構成を示す図である。
【図9】図4に示した受信部の構成を示す図である。
【図10】図9に示した受信装置の構成を示す図であ
る。
【図11】第2の実施例における図9に示したクロック
制御装置の構成の内、同期データRTSの処理に係る部
分を示す図である。
【図12】第2の実施形態において図6に示したRTS
生成装置が生成する同期データRTSの値を説明する図
である。
【図13】図6に示したデータ伝送装置(3a)側の送
信部において、図7に示したRTS生成装置(16)に
置換して用いるRTS生成装置(40)の構成を示す図
である。
【図14】図9に示したデータ伝送装置(3b)側の受
信部において、クロック制御装置(36)に置換して用
いるクロック制御装置(42)の構成の内、同期データ
RTSの処理に係る部分を示す図である。
【図15】第3の実施形態において図13に示したRT
S生成装置が生成する同期データRTSの値を説明する
図である。
【図16】ハウスクロック信号に同期したコンポジット
ビデオ信号用の同期クロック信号4fscを生成する従来
のPLL発振回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…データ伝送システム、2…ATM通信回線、3,3
a〜3f…データ伝送装置3、14,14a〜14f…
音声・映像処理機器(VTR装置)、140…VTR装
置、142…VTR用モニタ装置、144…編集装置、
146…エディタ用モニタ装置、5…送信部、12…ク
ロック発生装置、16,40…RTS生成装置、16
0,166,400,402…分周回路、162,41
0…カウンタ回路、18…送信装置、180…第1のブ
ロック、182…S/P回路、184…スイッチ回路、
186…スイッチ回路、188…ラウンディング回路、
190…シャフリング回路、192…FIFO回路、1
94…ワード幅変換回路、196…FIFO回路、20
0…タイミング発生回路a、202…タイミング発生回
路b、204…コントロール回路、206…基準信号発
生回路、210…第2のブロック、212…多重化回
路、214…FIFO回路、216…コントロール回
路、218…タイミング発生回路c、22…遅延処理回
路、6…受信部、7…ATMアダプタ、32…受信装
置、320…第1のブロック、322…入力データ制御
回路、324…レジスタ回路、326…CRCC計算回
路、328…加算回路、330…メモリ回路、332…
メモリ回路、334…レジスタ回路、336…レジスタ
回路、338…コントロール回路、340…タイミング
発生回路d、350…第2のブロック、352…出力デ
ータ制御回路、354…レジスタ回路、356…基準信
号発生回路、358…デシャフリング回路、360…コ
ンシール回路、362…エラー訂正回路、364…FI
FO回路、366…エラー訂正回路、368…スイッチ
回路、370…タイミング発生回路e、372…基準信
号発生回路、374…スイッチ回路、376…P/S回
路、378…コントロール回路、36,42…クロック
制御装置、380,382,388,430,432…
分周回路、384…位相比較回路、386…ローパスフ
ィルタ、38…クロック発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 5/262 H04N 7/00 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非同期伝送モード(ATM)通信系統を介
    して接続されたマスタ側のデータ伝送装置とスレーブ側
    のデータ伝送装置との間で映像データを伝送するデータ
    伝送システムであって、 前記マスタ側のデータ伝送装置は、 前記ATM通信回線が供給する回線クロック信号と独立
    し、前記映像データと同期する独立クロック信号を生成
    する独立クロック信号生成手段と、 前記回線クロック信号と前記独立クロック信号との周波
    数の比k:m(k,mは整数)を示す同期データを生成
    する同期データ生成手段と、 少なくとも生成した前記同期データを前記ATM通信系
    統を介して前記スレーブ装置に伝送するマスタ側伝送手
    段とを有し、 前記スレーブ側のデータ伝送装置は、 前記ATM通信系統を介して前記マスタ側のデータ伝送
    装置から伝送されてきた前記同期データを受信するスレ
    ーブ側受信手段と、 受信した前記同期データに基づいて、前記マスタ側のデ
    ータ伝送装置の前記独立クロック信号に従属する従属ク
    ロック信号を生成する従属クロック信号生成手段と、 生成した前記従属クロック信号に同期する前記伝送デー
    タを生成するデータ生成手段と、 少なくとも生成した前記所定の伝送データを前記ATM
    通信系統を介して前記マスタ側のデータ伝送装置に伝送
    するスレーブ側伝送手段とを有するデータ伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記マスタ側のデータ伝送装置の前記同期
    データ生成手段は、 前記回線クロック信号のk周期ごとの前記独立クロック
    信号の周期の数m、または、前記独立クロック信号のm
    周期ごとの前記回線クロック信号の周期の数kを計数す
    る計数手段と、 計数した周期の数mまたは周期の数kから定数j(jは
    整数)を減算して同期データを生成する減算生成手段と
    を有し、 前記スレーブ側のデータ伝送装置の前記従属クロック信
    号生成手段は、 制御電圧に応じた周波数の前記従属クロック信号を生成
    する発振手段と、 受信した前記同期データに前記定数jを加算し、前記周
    期の数kまたは前記周期の数mを算出する加算手段と、 前記回線クロック信号を1/kの周波数に分周する1/
    k分周手段と、 前記従属クロック信号を1/mの周波数に分周する1/
    m分周手段と、 それぞれ分周した前記回線クロック信号と前記従属クロ
    ック信号とを位相比較する位相比較手段と、 それぞれ分周した前記回線クロック信号と前記従属クロ
    ック信号との位相差に応じた電圧の前記制御電圧を生成
    する制御電圧生成手段とを有する請求項1に記載のデー
    タ伝送システム。
  3. 【請求項3】前記ATM通信回線のデータレートは62
    2.08Mbpsまたは155.52Mbpsであっ
    て、 前記ATM通信回線が供給する前記回線クロック信号の
    周波数は19.44MHzであって、 前記映像データは、コンポーネントビデオシグナル4:
    2:2(D1ビデオ信号;SMPTE−125M)また
    はMPEG2の4:2:2プロファイルのビデオ信号で
    あって、 前記独立クロック信号および前記従属クロック信号は、
    周波数27.0MHzのD1ビデオ信号またはMPEG
    2の4:2:2プロファイルのビデオ信号のインターフ
    ェースクロック信号であり、 前記周波数の比m:kは、実質的に25:18であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送システム。
  4. 【請求項4】前記ATM通信回線のデータレートは62
    2.08Mbpsまたは155.52Mbpsであっ
    て、 前記ATM通信回線が供給する前記回線クロック信号の
    周波数は19.44MHzであって、 前記独立クロック信号および前記従属クロック信号は、
    周波数17.734475MHzのPAL方式における
    SDI方式(SMPTE−259M)のインターフェー
    スクロック信号であって、 前記周波数の比m:kは、実質的に1175:128
    8,3577:3921,4752:5209のいずれ
    かであることを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送
    システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236068A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Hitachi Kokusai Electric Inc デジタルデータ伝送システム,送信アダプタ装置及び受信アダプタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008236068A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Hitachi Kokusai Electric Inc デジタルデータ伝送システム,送信アダプタ装置及び受信アダプタ装置

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