JPH09130919A - 電動車両の制御装置 - Google Patents
電動車両の制御装置Info
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- JPH09130919A JPH09130919A JP7282291A JP28229195A JPH09130919A JP H09130919 A JPH09130919 A JP H09130919A JP 7282291 A JP7282291 A JP 7282291A JP 28229195 A JP28229195 A JP 28229195A JP H09130919 A JPH09130919 A JP H09130919A
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- voltage
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な回路構成によりながら、操作手段の作
動に応じた車輪駆動用モータの正転、逆転の制御及びモ
ータ回転速度の制御等を精度良く行なうことができるよ
うにする。 【解決手段】 ジョイスティック10の操作に応動する
可変抵抗器11,12を備え、この可変抵抗器11,1
2を基準電圧供給部に直接接続するとともに、可変抵抗
器11,12に摺動端子電圧可変範囲内の所定中間電圧
を出力する補助端子11f,12fを設ける。また、コ
ントロールボード2のCPU30により、上記摺動端子
電圧と補助端子電圧との差を求め、この差に応じて車輪
駆動用モータ3,4の正転、逆転の制御及びモータ回転
速度の制御を行なうようにする。
動に応じた車輪駆動用モータの正転、逆転の制御及びモ
ータ回転速度の制御等を精度良く行なうことができるよ
うにする。 【解決手段】 ジョイスティック10の操作に応動する
可変抵抗器11,12を備え、この可変抵抗器11,1
2を基準電圧供給部に直接接続するとともに、可変抵抗
器11,12に摺動端子電圧可変範囲内の所定中間電圧
を出力する補助端子11f,12fを設ける。また、コ
ントロールボード2のCPU30により、上記摺動端子
電圧と補助端子電圧との差を求め、この差に応じて車輪
駆動用モータ3,4の正転、逆転の制御及びモータ回転
速度の制御を行なうようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車椅子等の電
動車両の制御装置に関するものである。
動車両の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電動車椅子等の電動車両にお
いて、ジョイスティック等の操作手段の操作に応動して
抵抗値が変化する可変抵抗器と、この可変抵抗器の摺動
端子電圧の変化に応じて車輪駆動用モータの速度制御を
行なう制御手段とを備えた制御装置は種々知られてい
る。
いて、ジョイスティック等の操作手段の操作に応動して
抵抗値が変化する可変抵抗器と、この可変抵抗器の摺動
端子電圧の変化に応じて車輪駆動用モータの速度制御を
行なう制御手段とを備えた制御装置は種々知られてい
る。
【0003】例えば、特開昭58−127502号公報
には、可変抵抗器と、これに直列に接続された2つの固
定抵抗器と、これらの直列回路に並列接続されるととも
に中点が可変抵抗器の摺動端子に接続される2つの高抵
抗の固定抵抗器等で速度指令回路が構成され、この速度
指令回路の出力に基づきモータの駆動が制御されるとと
もに、この速度指令回路に異常検出回路が接続され、上
記可変抵抗器の摺動端子電圧が設定値以下あるいは設定
値以上となったときに異常有信号が出力されるようにな
っている電動車両の制御装置が示されている。
には、可変抵抗器と、これに直列に接続された2つの固
定抵抗器と、これらの直列回路に並列接続されるととも
に中点が可変抵抗器の摺動端子に接続される2つの高抵
抗の固定抵抗器等で速度指令回路が構成され、この速度
指令回路の出力に基づきモータの駆動が制御されるとと
もに、この速度指令回路に異常検出回路が接続され、上
記可変抵抗器の摺動端子電圧が設定値以下あるいは設定
値以上となったときに異常有信号が出力されるようにな
っている電動車両の制御装置が示されている。
【0004】また、実開平2−114303号公報に
は、可変抵抗器とその両側に直列に接続された2つの固
定抵抗器とで構成される回路に電源電圧(Vcc)が印加
されるとともに、この回路から摺動端子電圧と中立電圧
(Vcc/2)とが絶対値増幅器に入力され、この絶対値
増幅器により上記摺動端子電圧と中立電圧との差の絶対
値に対応する出力が速度制御のための信号としてモータ
制御用のPWM回路に与えられ、一方、上記摺動端子電
圧と中立電圧とが前後進検出用の比較器に入力され、こ
の比較器により前進、後進の区別が行なわれるようにし
た電動車両の制御装置が示されている。
は、可変抵抗器とその両側に直列に接続された2つの固
定抵抗器とで構成される回路に電源電圧(Vcc)が印加
されるとともに、この回路から摺動端子電圧と中立電圧
(Vcc/2)とが絶対値増幅器に入力され、この絶対値
増幅器により上記摺動端子電圧と中立電圧との差の絶対
値に対応する出力が速度制御のための信号としてモータ
制御用のPWM回路に与えられ、一方、上記摺動端子電
圧と中立電圧とが前後進検出用の比較器に入力され、こ
の比較器により前進、後進の区別が行なわれるようにし
た電動車両の制御装置が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に示された
従来の装置は、いずれも、操作手段の操作に応じた信号
を与えるための回路が、可変抵抗器の両側に固定抵抗器
を直列に接続して、これら可変抵抗器及び固定抵抗器の
直列回路に基準電圧(電源電圧)を印加するようになっ
ているが、このような回路構成では、抵抗器等の部品点
数の増加により装置の大型化やコストアップ等を招く。
しかも、このように可変抵抗器が固定抵抗器を介して基
準電圧供給側に接続されていると、速度指令のための制
御信号となる可変抵抗器の摺動端子電圧の可変範囲が基
準電圧と比べて小さくなるため、速度制御の精度の向上
を図る上でも不利となる。
従来の装置は、いずれも、操作手段の操作に応じた信号
を与えるための回路が、可変抵抗器の両側に固定抵抗器
を直列に接続して、これら可変抵抗器及び固定抵抗器の
直列回路に基準電圧(電源電圧)を印加するようになっ
ているが、このような回路構成では、抵抗器等の部品点
数の増加により装置の大型化やコストアップ等を招く。
しかも、このように可変抵抗器が固定抵抗器を介して基
準電圧供給側に接続されていると、速度指令のための制
御信号となる可変抵抗器の摺動端子電圧の可変範囲が基
準電圧と比べて小さくなるため、速度制御の精度の向上
を図る上でも不利となる。
【0006】また、上記特開昭58−127502号公
報に示された装置では、速度等の制御に加え、速度指令
回路の断線等の異常を検出することができるようになっ
ており、その異常検出は、可変抵抗器の摺動端子電圧に
基づき、この電圧が正常範囲から外れたときに異常と判
定するようになっているが、上記摺動端子電圧は正常時
にもある程度大きく変動し、これに対して異常時の電圧
変動範囲は、正常時の電圧変動範囲に接近していて、こ
れとの差異が小さいため、異常を正確に判別することが
難しい。
報に示された装置では、速度等の制御に加え、速度指令
回路の断線等の異常を検出することができるようになっ
ており、その異常検出は、可変抵抗器の摺動端子電圧に
基づき、この電圧が正常範囲から外れたときに異常と判
定するようになっているが、上記摺動端子電圧は正常時
にもある程度大きく変動し、これに対して異常時の電圧
変動範囲は、正常時の電圧変動範囲に接近していて、こ
れとの差異が小さいため、異常を正確に判別することが
難しい。
【0007】また、上記実開平2−114303号公報
に示された装置では、摺動端子電圧と中立電圧との差の
絶対値に対応する信号に基づいて速度制御が行なわれよ
うになっているが、このような速度制御のための信号を
与える回路とは別に、前後進の検出を行なう回路が設け
られているため、回路構成が複雑化する。
に示された装置では、摺動端子電圧と中立電圧との差の
絶対値に対応する信号に基づいて速度制御が行なわれよ
うになっているが、このような速度制御のための信号を
与える回路とは別に、前後進の検出を行なう回路が設け
られているため、回路構成が複雑化する。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑み、簡単な回路
構成によりながら、操作手段の作動に応じた車輪駆動用
モータの正転、逆転の制御及びモータ回転速度の制御等
を精度良く行なうことができる電動車両の制御装置を提
供することを目的とする。
構成によりながら、操作手段の作動に応じた車輪駆動用
モータの正転、逆転の制御及びモータ回転速度の制御等
を精度良く行なうことができる電動車両の制御装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、操作手段の操作に応動して抵抗値が変化
する可変抵抗器と、この可変抵抗器の摺動端子電圧の変
化に応じて車輪駆動用モータの速度制御を行なう制御手
段とを備えた電動車両の制御装置において、上記可変抵
抗器を基準電圧供給部に直接接続するとともに、上記可
変抵抗器に摺動端子電圧可変範囲内の所定中間電圧を出
力する補助端子を設ける一方、上記制御手段に、上記摺
動端子電圧と補助端子電圧との差を求め、この差に応じ
て上記車輪駆動用モータの正転、逆転の制御及びモータ
回転速度の制御を行なう演算処理手段を設けたものであ
る。
に、本発明は、操作手段の操作に応動して抵抗値が変化
する可変抵抗器と、この可変抵抗器の摺動端子電圧の変
化に応じて車輪駆動用モータの速度制御を行なう制御手
段とを備えた電動車両の制御装置において、上記可変抵
抗器を基準電圧供給部に直接接続するとともに、上記可
変抵抗器に摺動端子電圧可変範囲内の所定中間電圧を出
力する補助端子を設ける一方、上記制御手段に、上記摺
動端子電圧と補助端子電圧との差を求め、この差に応じ
て上記車輪駆動用モータの正転、逆転の制御及びモータ
回転速度の制御を行なう演算処理手段を設けたものであ
る。
【0010】この構成によると、操作手段の操作に応じ
て上記可変抵抗器の摺動端子電圧が変化し、その摺動端
子電圧と上記補助端子電圧との差に応じて上記モータの
制御が行なわれ、この場合、上記差の絶対値だけでなく
正負の符号も加味されて、車輪駆動用モータの正転、逆
転の制御及びモータ回転速度の制御が行なわれる。ま
た、上記可変抵抗器が基準電圧供給部に直接接続されて
いることにより、可変抵抗器に固定抵抗器が接続されて
いる従来の回路と比べ、部品点数が削減されるととも
に、速度指令のための制御信号となる上記可変抵抗器の
摺動端子電圧の可変範囲が基準電圧に対応する範囲まで
大きくなり、速度制御等の精度の向上に有利となる。
て上記可変抵抗器の摺動端子電圧が変化し、その摺動端
子電圧と上記補助端子電圧との差に応じて上記モータの
制御が行なわれ、この場合、上記差の絶対値だけでなく
正負の符号も加味されて、車輪駆動用モータの正転、逆
転の制御及びモータ回転速度の制御が行なわれる。ま
た、上記可変抵抗器が基準電圧供給部に直接接続されて
いることにより、可変抵抗器に固定抵抗器が接続されて
いる従来の回路と比べ、部品点数が削減されるととも
に、速度指令のための制御信号となる上記可変抵抗器の
摺動端子電圧の可変範囲が基準電圧に対応する範囲まで
大きくなり、速度制御等の精度の向上に有利となる。
【0011】この発明の装置において、上記操作手段の
前後方向操作に応動する第1の可変抵抗器と左右方向操
作に応動する第2の可変抵抗器とを備え、上記両可変抵
抗器にそれぞれ所定中間電圧を出力する補助端子を設け
るとともに、この各補助端子同士を接続し、この補助端
子同士の接続部を上記制御手段に接続することが好まし
い。
前後方向操作に応動する第1の可変抵抗器と左右方向操
作に応動する第2の可変抵抗器とを備え、上記両可変抵
抗器にそれぞれ所定中間電圧を出力する補助端子を設け
るとともに、この各補助端子同士を接続し、この補助端
子同士の接続部を上記制御手段に接続することが好まし
い。
【0012】このようにすると、第1の可変抵抗器の摺
動端子電圧と補助端子電圧との差、及び第2の可変抵抗
器の摺動端子電圧と補助端子電圧との差に基づき、前後
進や旋回等のためのモータ制御が行なわれ、かつ、両可
変抵抗器の各補助端子同士が接続されていることにより
回路構成が簡略化される。
動端子電圧と補助端子電圧との差、及び第2の可変抵抗
器の摺動端子電圧と補助端子電圧との差に基づき、前後
進や旋回等のためのモータ制御が行なわれ、かつ、両可
変抵抗器の各補助端子同士が接続されていることにより
回路構成が簡略化される。
【0013】また、上記発明の装置において、上記制御
手段に、上記補助端子電圧が設定範囲内にあるか否かを
判別して、設定範囲外となったときに異常であることを
示す信号を出力する異常判別手段を設けることが好まし
い。
手段に、上記補助端子電圧が設定範囲内にあるか否かを
判別して、設定範囲外となったときに異常であることを
示す信号を出力する異常判別手段を設けることが好まし
い。
【0014】このようにすると、上記可変抵抗器が組み
込まれた回路の断線等の異常を検出することができ、と
くに、正常時は一定の電圧となる補助端子電圧が調べら
れることにより、正常時にも変動する摺動端子電圧を調
べるような場合と比べ、断線等の検出が簡単に、かつ正
確に行なわれる。
込まれた回路の断線等の異常を検出することができ、と
くに、正常時は一定の電圧となる補助端子電圧が調べら
れることにより、正常時にも変動する摺動端子電圧を調
べるような場合と比べ、断線等の検出が簡単に、かつ正
確に行なわれる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態として電動車椅
子に適用した制御装置の電気回路を示している。この図
において、1は操作部、2はコントロールボード、3,
4は左右の車輪を回転させるモータであり、上記操作パ
ネル1にコントロールボード2が電気的に接続されると
ともに、コントロールボード2に左右モータ3,4がモ
ータ制御部5,6を介して電気的に接続されている。さ
らに、コントロールボード2には異常時に作動するLE
D等の表示手段7及びブザー等の警報手段8が接続され
ている。
子に適用した制御装置の電気回路を示している。この図
において、1は操作部、2はコントロールボード、3,
4は左右の車輪を回転させるモータであり、上記操作パ
ネル1にコントロールボード2が電気的に接続されると
ともに、コントロールボード2に左右モータ3,4がモ
ータ制御部5,6を介して電気的に接続されている。さ
らに、コントロールボード2には異常時に作動するLE
D等の表示手段7及びブザー等の警報手段8が接続され
ている。
【0017】上記操作部1には、操作手段としてのジョ
イスティック(速度操作子)10が設けられるととも
に、このジョイスティック10の操作に応動して抵抗値
が変化する可変抵抗器が設けられ、当実施形態では、前
後方向操作に応動する第1可変抵抗器11と、左右方向
操作に応動する第2可変抵抗器12とが設けられてい
る。
イスティック(速度操作子)10が設けられるととも
に、このジョイスティック10の操作に応動して抵抗値
が変化する可変抵抗器が設けられ、当実施形態では、前
後方向操作に応動する第1可変抵抗器11と、左右方向
操作に応動する第2可変抵抗器12とが設けられてい
る。
【0018】上記第1可変抵抗器11には、中間導体部
分を介して接続された一対の抵抗部分11a,11bか
らなる抵抗体と、その抵抗体上を摺動する摺動子とが設
けられるとともに、基準電圧供給部及びコントロールボ
ード2に接続する端子として、抵抗体両側の端子11
c,11dと、摺動子の位置に応じた電圧を取り出すた
めの摺動端子11eと、摺動端子電圧可変範囲内の所定
中間電圧を取り出すための補助端子11fとが設けられ
ている。同様に第2可変抵抗器12にも、一対の抵抗部
分12a,12bからなる抵抗体と、その抵抗体上を摺
動する摺動子とが設けられるとともに、抵抗体両側の端
子12c,12dと、摺動端子12eと、所定中間電圧
を取り出すための補助端子12fとが設けられている。
分を介して接続された一対の抵抗部分11a,11bか
らなる抵抗体と、その抵抗体上を摺動する摺動子とが設
けられるとともに、基準電圧供給部及びコントロールボ
ード2に接続する端子として、抵抗体両側の端子11
c,11dと、摺動子の位置に応じた電圧を取り出すた
めの摺動端子11eと、摺動端子電圧可変範囲内の所定
中間電圧を取り出すための補助端子11fとが設けられ
ている。同様に第2可変抵抗器12にも、一対の抵抗部
分12a,12bからなる抵抗体と、その抵抗体上を摺
動する摺動子とが設けられるとともに、抵抗体両側の端
子12c,12dと、摺動端子12eと、所定中間電圧
を取り出すための補助端子12fとが設けられている。
【0019】上記ジョイスティック10及び可変抵抗器
11,12の機械的構造の一例を図2及び図3によって
説明する。上記ジョイスティック10は、傾動軸10a
とこれに装着されたノブ10bとを有している。上記傾
動軸10aは、操作部1のケーシングの内部に組み込ま
れた自在軸(図示せず)に支持され、スプリング10c
により中立位置(直立状態)に付勢されるとともに、こ
の中立位置から前後左右及びその間の範囲全体すなわち
360°の全方向に傾倒自在となっている。そして、こ
のジョイスティック10が傾倒されると、その傾倒の前
後方向成分と左右方向成分とに応じて各可変抵抗器1
1,12の摺動子が変位し、この各可変抵抗器11,1
2の摺動端子電圧に基づいてモータが制御されることに
より、ジョイスティック10が傾倒する方向に傾倒角度
に応じた速度で車椅子が走行されるようになっている。
11,12の機械的構造の一例を図2及び図3によって
説明する。上記ジョイスティック10は、傾動軸10a
とこれに装着されたノブ10bとを有している。上記傾
動軸10aは、操作部1のケーシングの内部に組み込ま
れた自在軸(図示せず)に支持され、スプリング10c
により中立位置(直立状態)に付勢されるとともに、こ
の中立位置から前後左右及びその間の範囲全体すなわち
360°の全方向に傾倒自在となっている。そして、こ
のジョイスティック10が傾倒されると、その傾倒の前
後方向成分と左右方向成分とに応じて各可変抵抗器1
1,12の摺動子が変位し、この各可変抵抗器11,1
2の摺動端子電圧に基づいてモータが制御されることに
より、ジョイスティック10が傾倒する方向に傾倒角度
に応じた速度で車椅子が走行されるようになっている。
【0020】上記第1可変抵抗器11は、ジョイスティ
ック10に連動して揺動する接点プレート13に設けら
れて互いに電気的に接続された2つの摺動子14,15
と、その一方の摺動子14が接する扇形の抵抗配設部分
16と、他方の摺動子15が接する扇形の導体部分17
とを備えている。一方の摺動子14に対応する抵抗配設
部分16には、一対の抵抗部分11a,11bと、その
間の中間導体部分18と、両側導体部分19,19´と
が配設され、中間導体部分18から補助端子11fが導
出され、両側導体部分19,19´から抵抗端子11
c,11dが導出されている。また、他方の摺動子15
に対応する導体部分17から摺動端子11eが導出され
ている。
ック10に連動して揺動する接点プレート13に設けら
れて互いに電気的に接続された2つの摺動子14,15
と、その一方の摺動子14が接する扇形の抵抗配設部分
16と、他方の摺動子15が接する扇形の導体部分17
とを備えている。一方の摺動子14に対応する抵抗配設
部分16には、一対の抵抗部分11a,11bと、その
間の中間導体部分18と、両側導体部分19,19´と
が配設され、中間導体部分18から補助端子11fが導
出され、両側導体部分19,19´から抵抗端子11
c,11dが導出されている。また、他方の摺動子15
に対応する導体部分17から摺動端子11eが導出され
ている。
【0021】このような構造により、上記両抵抗端子1
1c,11dに一定電圧が印加された状態では、抵抗配
設部分16上での摺動子14の位置の変化に応じて摺動
端子11eの電圧が変化し、摺動子14が抵抗配設部分
16における中間導体部分18に位置するときには補助
端子11fの電圧と摺動端子11eの電圧とが等しくな
る。そして、ジョイスティック10が中立位置にあると
きに摺動子14が上記中間導体部分18に位置するよう
に、予め上記接点プレート13の揺動基準位置が設定さ
れている。なお、第2可変抵抗器12も同様に構成され
ている。
1c,11dに一定電圧が印加された状態では、抵抗配
設部分16上での摺動子14の位置の変化に応じて摺動
端子11eの電圧が変化し、摺動子14が抵抗配設部分
16における中間導体部分18に位置するときには補助
端子11fの電圧と摺動端子11eの電圧とが等しくな
る。そして、ジョイスティック10が中立位置にあると
きに摺動子14が上記中間導体部分18に位置するよう
に、予め上記接点プレート13の揺動基準位置が設定さ
れている。なお、第2可変抵抗器12も同様に構成され
ている。
【0022】図1に戻って上記可変抵抗器11,12を
組込んだ電気回路を説明すると、上記各可変抵抗器1
1,12は基準電圧供給部に直接接続され、つまり、抵
抗体の一端側の端子11c,12cが基準電圧(Vcc)
側に、また他端側の端子11d,12dがアース側に、
それぞれ電気配線21,22を介して接続されている。
また、上記両可変抵抗器11,12の各摺動端子11
e,12eは、個別にそれぞれコントロールボード2に
接続されている。また、上記両可変抵抗器11,12の
各補助端子11f,12fは互い接続され、この補助端
子同士の接続部が電気配線23を介して、コントロール
ボード2に接続されている。なお、当実施形態におい
て、上記可変抵抗器11,12の各抵抗部分11a,1
1b,12a,12bは全て等しい抵抗値となってい
る。ただし、これらは異なる抵抗値であっても差し支え
ない。
組込んだ電気回路を説明すると、上記各可変抵抗器1
1,12は基準電圧供給部に直接接続され、つまり、抵
抗体の一端側の端子11c,12cが基準電圧(Vcc)
側に、また他端側の端子11d,12dがアース側に、
それぞれ電気配線21,22を介して接続されている。
また、上記両可変抵抗器11,12の各摺動端子11
e,12eは、個別にそれぞれコントロールボード2に
接続されている。また、上記両可変抵抗器11,12の
各補助端子11f,12fは互い接続され、この補助端
子同士の接続部が電気配線23を介して、コントロール
ボード2に接続されている。なお、当実施形態におい
て、上記可変抵抗器11,12の各抵抗部分11a,1
1b,12a,12bは全て等しい抵抗値となってい
る。ただし、これらは異なる抵抗値であっても差し支え
ない。
【0023】上記コントロールボード2は、CPU30
と、入力インターフェース24a〜24c、A/D変換
器25a〜25c、出力インターフェース27a,27
b,28a,28b等を有している。そして、上記両可
変抵抗器11,12の各摺動端子11e,12eからの
電圧信号(摺動端子電圧)が入力インターフェース24
a,24b及びA/D変換器25a,25bを介してC
PU30に取り込まれ、また、補助端子同士の接続部か
らの電圧信号(補助端子電圧)が入力インターフェース
24c及びA/D変換器25cを介してCPU30に取
り込まれるとともに、この補助端子電圧の信号入力部が
固定抵抗器26を介してアース側に接続されている。こ
の固定抵抗器26は、上記可変抵抗器11,12と比べ
て充分に大きい抵抗値を有している。
と、入力インターフェース24a〜24c、A/D変換
器25a〜25c、出力インターフェース27a,27
b,28a,28b等を有している。そして、上記両可
変抵抗器11,12の各摺動端子11e,12eからの
電圧信号(摺動端子電圧)が入力インターフェース24
a,24b及びA/D変換器25a,25bを介してC
PU30に取り込まれ、また、補助端子同士の接続部か
らの電圧信号(補助端子電圧)が入力インターフェース
24c及びA/D変換器25cを介してCPU30に取
り込まれるとともに、この補助端子電圧の信号入力部が
固定抵抗器26を介してアース側に接続されている。こ
の固定抵抗器26は、上記可変抵抗器11,12と比べ
て充分に大きい抵抗値を有している。
【0024】上記CPU30からは、出力インターフェ
ース27a,27bを介して上記各モータ制御部5,6
に制御信号が出力されるとともに、後述の断線異常があ
った場合に、上記表示手段7及び警報手段8に、出力イ
ンターフェース28a,28bを介して信号を出力する
ようになっている。。
ース27a,27bを介して上記各モータ制御部5,6
に制御信号が出力されるとともに、後述の断線異常があ
った場合に、上記表示手段7及び警報手段8に、出力イ
ンターフェース28a,28bを介して信号を出力する
ようになっている。。
【0025】図4は上記コントロールボード2のCPU
30の内部構成及びモータ制御系の構成等をブロック図
で示している。この図において、CPU30は、断線判
別部(異常判別手段)31を備えるとともに、上記摺動
端子電圧と補助端子電圧との差に応じてモータ3,4の
制御を行なう演算処理手段として、指令速度計算部3
2、実速度計算部33及びPWM波計算部34を有して
いる。
30の内部構成及びモータ制御系の構成等をブロック図
で示している。この図において、CPU30は、断線判
別部(異常判別手段)31を備えるとともに、上記摺動
端子電圧と補助端子電圧との差に応じてモータ3,4の
制御を行なう演算処理手段として、指令速度計算部3
2、実速度計算部33及びPWM波計算部34を有して
いる。
【0026】上記断線判別部31は、後に詳述するよう
に、上記補助端子電圧が設定範囲内にあるか否かを調
べ、設定範囲外となれば断線異常と判定し、異常報知の
指令を表示手段駆動部35及び警報手段駆動部36に与
える。また、上記補助端子電圧が設定範囲内にある正常
時には、その補助端子電圧を示す信号が断線判別部31
を経て指令速度計算部32に与えられる。
に、上記補助端子電圧が設定範囲内にあるか否かを調
べ、設定範囲外となれば断線異常と判定し、異常報知の
指令を表示手段駆動部35及び警報手段駆動部36に与
える。また、上記補助端子電圧が設定範囲内にある正常
時には、その補助端子電圧を示す信号が断線判別部31
を経て指令速度計算部32に与えられる。
【0027】上記指令速度計算部32は、上記第1可変
抵抗器11の摺動端子電圧と補助端子電圧との差及び第
2可変抵抗器12の摺動端子電圧と補助端子電圧との差
をそれぞれ演算し、これらの差がいずれも0の場合にO
FF信号、それ以外の場合にON信号を、左右各モータ
駆動用リレー41,42に出力インターフェース37を
介して出力する。そして、上記各リレー41,42は、
上記ON信号に応じて、電源40からモータ制御部5,
6を介してモータ3,4に通電するON状態(図に実線
で示す状態)となる一方、OFF信号に応じて、モータ
3,4に対する通電を遮断するOFF状態(図に破線で
示す状態)となるように構成されている。
抵抗器11の摺動端子電圧と補助端子電圧との差及び第
2可変抵抗器12の摺動端子電圧と補助端子電圧との差
をそれぞれ演算し、これらの差がいずれも0の場合にO
FF信号、それ以外の場合にON信号を、左右各モータ
駆動用リレー41,42に出力インターフェース37を
介して出力する。そして、上記各リレー41,42は、
上記ON信号に応じて、電源40からモータ制御部5,
6を介してモータ3,4に通電するON状態(図に実線
で示す状態)となる一方、OFF信号に応じて、モータ
3,4に対する通電を遮断するOFF状態(図に破線で
示す状態)となるように構成されている。
【0028】さらに上記指令速度計算部32は、ON信
号を出力する場合に、上記各摺動端子電圧と補助端子電
圧との差に応じ、上記モータ3,4の正転、逆転の制御
及びモータ回転速度の制御を行なうべく、左右各車輪の
指令速度を演算し、その指令速度信号をPWM波計算部
34に送る。
号を出力する場合に、上記各摺動端子電圧と補助端子電
圧との差に応じ、上記モータ3,4の正転、逆転の制御
及びモータ回転速度の制御を行なうべく、左右各車輪の
指令速度を演算し、その指令速度信号をPWM波計算部
34に送る。
【0029】また、上記実速度計算部33は、左右の各
速度センサ43,44から入力インターフェース38を
介して入力されるパルス信号を受け、この信号に基づい
て左右各車輪の実速度を算出し、その実速度信号をPW
M波計算部34に送る。
速度センサ43,44から入力インターフェース38を
介して入力されるパルス信号を受け、この信号に基づい
て左右各車輪の実速度を算出し、その実速度信号をPW
M波計算部34に送る。
【0030】上記PWM波計算部34は、上記指令速度
信号と実速度信号とに応じたPWM波を算出し、各モー
タ制御部5,6に前記の算出したPWM波を出力する。
このPWM波に応じて各モータ制御部5,6によりモー
タ3,4の端子電圧が制御されて、各車輪の実速度が指
令速度となるようにフィードバック制御が行なわれる。
信号と実速度信号とに応じたPWM波を算出し、各モー
タ制御部5,6に前記の算出したPWM波を出力する。
このPWM波に応じて各モータ制御部5,6によりモー
タ3,4の端子電圧が制御されて、各車輪の実速度が指
令速度となるようにフィードバック制御が行なわれる。
【0031】図5は上記コントロールボード2のCPU
30によって行なわれる制御のフローチャートを示して
いる。
30によって行なわれる制御のフローチャートを示して
いる。
【0032】このフローチャートの処理がスタートする
と、先ず補助端子電圧V1 が入力され(ステップS
1)、次いでこの補助端子電圧V1 が所定の上限側断線
判定値VU 以上か否かの判定(ステップS2)及び所定
の下限側断線判定値VD 以下か否かの判定(ステップS
3)が行なわれる。この場合、前述の図1に示す回路に
おいて、固定抵抗器26の抵抗値を可変抵抗器11,1
2と比べて充分に大きくした場合、正常時には補助端子
電圧V1 が略Vcc/2となるが、この回路中の配線21
または23に断線が生じた場合は補助端子電圧V1 が
0、配線22に断線が生じた場合は補助端子電圧V1 が
略Vccとなるので、Vcc/2よりもある程度大きい値及
び小さい値を判定値VU ,VD として上記判定を行なう
ことで断線の有無を調べることができる。
と、先ず補助端子電圧V1 が入力され(ステップS
1)、次いでこの補助端子電圧V1 が所定の上限側断線
判定値VU 以上か否かの判定(ステップS2)及び所定
の下限側断線判定値VD 以下か否かの判定(ステップS
3)が行なわれる。この場合、前述の図1に示す回路に
おいて、固定抵抗器26の抵抗値を可変抵抗器11,1
2と比べて充分に大きくした場合、正常時には補助端子
電圧V1 が略Vcc/2となるが、この回路中の配線21
または23に断線が生じた場合は補助端子電圧V1 が
0、配線22に断線が生じた場合は補助端子電圧V1 が
略Vccとなるので、Vcc/2よりもある程度大きい値及
び小さい値を判定値VU ,VD として上記判定を行なう
ことで断線の有無を調べることができる。
【0033】上記ステップS2,S3のいずれかの判定
結果がYESとなったときには、断線異常の表示及び警
報を行なわせるための信号が上記表示手段7及び警報手
段8に出力される(ステップS4)とともに、各モータ
3,4を停止させる処理が行なわれる(ステップS
5)。この処理としては、指示速度が0とされるととも
に、上記リレー41,42に対してOFF信号が出力さ
れる。
結果がYESとなったときには、断線異常の表示及び警
報を行なわせるための信号が上記表示手段7及び警報手
段8に出力される(ステップS4)とともに、各モータ
3,4を停止させる処理が行なわれる(ステップS
5)。この処理としては、指示速度が0とされるととも
に、上記リレー41,42に対してOFF信号が出力さ
れる。
【0034】上記ステップS2,S3の各判定結果がと
もにNOのとき、つまり断線が生じていない正常時に
は、上記各可変抵抗器11,12の摺動端子電圧V2F,
V2Sが入力され(ステップS6)、第1可変抵抗器11
の摺動端子電圧V2Fと上記補助端子電圧V1 との電圧差
α、及び第2可変抵抗器12の摺動端子電圧V2Sと上記
補助端子電圧V1 との電圧差βが演算される(ステップ
S7,S8)。そして、上記電圧差α,βがともに0で
あるか否かが判定される(ステップS9)。ここで、上
記電圧差α,βがともに0であれば、ジョイスティック
10が操作されていない中立位置であることを意味し、
この場合は各モータ3,4を停止させる処理(ステップ
S5)に移行する。
もにNOのとき、つまり断線が生じていない正常時に
は、上記各可変抵抗器11,12の摺動端子電圧V2F,
V2Sが入力され(ステップS6)、第1可変抵抗器11
の摺動端子電圧V2Fと上記補助端子電圧V1 との電圧差
α、及び第2可変抵抗器12の摺動端子電圧V2Sと上記
補助端子電圧V1 との電圧差βが演算される(ステップ
S7,S8)。そして、上記電圧差α,βがともに0で
あるか否かが判定される(ステップS9)。ここで、上
記電圧差α,βがともに0であれば、ジョイスティック
10が操作されていない中立位置であることを意味し、
この場合は各モータ3,4を停止させる処理(ステップ
S5)に移行する。
【0035】上記電圧差α,βの少なくとも一方が0で
ないときは、左側車輪用のモータ3の指令速度CL 及び
右側車輪用のモータ4の指令速度CR をそれぞれ、CL
=f(α,β)、CR =g(α,β)と演算する(ステ
ップS10)。ここで、fは電圧差α,βに応じて指令
速度CL を演算するための関数、gは電圧差α,βに応
じて指令速度CR を演算するための関数である。
ないときは、左側車輪用のモータ3の指令速度CL 及び
右側車輪用のモータ4の指令速度CR をそれぞれ、CL
=f(α,β)、CR =g(α,β)と演算する(ステ
ップS10)。ここで、fは電圧差α,βに応じて指令
速度CL を演算するための関数、gは電圧差α,βに応
じて指令速度CR を演算するための関数である。
【0036】上記指令速度CL ,CR が演算されると、
それに基づいて左右各モータ3,4が制御される。
それに基づいて左右各モータ3,4が制御される。
【0037】以上のような当実施形態の制御装置の作用
を、次に説明する。
を、次に説明する。
【0038】ジョイスティック10が中立位置にある状
態では、上記各可変抵抗器11,12の摺動端子電圧V
2F,V2Sと補助端子電圧V1 とが等しくなり、上記電圧
差α,βが0となるため、確実に各モータ3,4が停止
状態に保たれる。
態では、上記各可変抵抗器11,12の摺動端子電圧V
2F,V2Sと補助端子電圧V1 とが等しくなり、上記電圧
差α,βが0となるため、確実に各モータ3,4が停止
状態に保たれる。
【0039】また、ジョイスティック10が傾倒操作さ
れると、その操作方向及び操作量に応じて可変抵抗器1
1,12の摺動端子電圧V2F,V2Sが変化し、その電圧
VV2F,V2Sと上記補助端子電圧V1 との電圧差α,β
に基づき、各モータ3,4に対する指令速度CL ,CR
が演算され、それに応じてモータ3,4が駆動される。
れると、その操作方向及び操作量に応じて可変抵抗器1
1,12の摺動端子電圧V2F,V2Sが変化し、その電圧
VV2F,V2Sと上記補助端子電圧V1 との電圧差α,β
に基づき、各モータ3,4に対する指令速度CL ,CR
が演算され、それに応じてモータ3,4が駆動される。
【0040】この場合、上記可変抵抗器11,12が、
固定抵抗器を介することなく基準電圧供給部に直接接続
されていることにより、摺動端子電圧V2F,V2Sの変動
範囲は基準電圧(Vcc)に対応する範囲まで大きくな
り、上記電圧差α,βも+Vcc/2から−Vcc/2にま
でわたって大きく変動する。従って、電圧差α,βに応
じて指令速度CL ,CR を演算する場合の誤差が相対的
に小さくなり、制御の精度が高められる。
固定抵抗器を介することなく基準電圧供給部に直接接続
されていることにより、摺動端子電圧V2F,V2Sの変動
範囲は基準電圧(Vcc)に対応する範囲まで大きくな
り、上記電圧差α,βも+Vcc/2から−Vcc/2にま
でわたって大きく変動する。従って、電圧差α,βに応
じて指令速度CL ,CR を演算する場合の誤差が相対的
に小さくなり、制御の精度が高められる。
【0041】また、ジョイスティック10の操作に応じ
たモータ3,4の制御としては、例えばジョイスティッ
ク10が前方に傾倒されると上記電圧差αが正の値とな
って、それに応じた指令速度CL ,CR で両モータ3,
4が正転方向に制御され、またジョイスティック10が
後方に傾倒されると上記電圧差αが負の値となって、そ
れに応じた指令速度CL ,CR で両モータ3,4が逆転
方向に制御されるというように、上記電圧差α,βの正
負とその絶対値とに応じ、モータ3,4の正転、逆転の
制御及びモータ回転速度の制御が行なわれる。従って、
前述の実開平2−114303号公報に示された装置の
ように速度制御のための信号を取り出す回路と前後進検
出のための回路とを別個に設けたものと比べ、回路構成
が簡単になる。
たモータ3,4の制御としては、例えばジョイスティッ
ク10が前方に傾倒されると上記電圧差αが正の値とな
って、それに応じた指令速度CL ,CR で両モータ3,
4が正転方向に制御され、またジョイスティック10が
後方に傾倒されると上記電圧差αが負の値となって、そ
れに応じた指令速度CL ,CR で両モータ3,4が逆転
方向に制御されるというように、上記電圧差α,βの正
負とその絶対値とに応じ、モータ3,4の正転、逆転の
制御及びモータ回転速度の制御が行なわれる。従って、
前述の実開平2−114303号公報に示された装置の
ように速度制御のための信号を取り出す回路と前後進検
出のための回路とを別個に設けたものと比べ、回路構成
が簡単になる。
【0042】また、当実施形態の装置では、可変抵抗器
11,12が組み込まれた回路に断線異常があった場合
にこれが検出され、表示手段7及び警報手段8が作動さ
れる。とくに異常検出は上記補助端子電圧V1 を調べる
ことにより行なわれ、この補助端子電圧V1 は正常時に
一定(略Vcc/2)であり、かつ、この正常時の値と異
常時の値(0または略Vcc)とが大きく異なるため、異
常検出を簡単に、しかも正確に行なうことができる。
11,12が組み込まれた回路に断線異常があった場合
にこれが検出され、表示手段7及び警報手段8が作動さ
れる。とくに異常検出は上記補助端子電圧V1 を調べる
ことにより行なわれ、この補助端子電圧V1 は正常時に
一定(略Vcc/2)であり、かつ、この正常時の値と異
常時の値(0または略Vcc)とが大きく異なるため、異
常検出を簡単に、しかも正確に行なうことができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、操作手段の操作
に応動する可変抵抗器を備えた電動車両の制御装置にお
いて、上記可変抵抗器を、固定抵抗器を介さずに基準電
圧供給部に直接接続するとともに、この可変抵抗器の摺
動端子電圧と中間電圧に相当する補助端子電圧との差に
応じ、上記車輪駆動用モータの正転、逆転の制御及びモ
ータ回転速度の制御を行なうようにしているため、簡単
な回路構成によりながら、上記モータの制御を精度良く
行なうことができる。
に応動する可変抵抗器を備えた電動車両の制御装置にお
いて、上記可変抵抗器を、固定抵抗器を介さずに基準電
圧供給部に直接接続するとともに、この可変抵抗器の摺
動端子電圧と中間電圧に相当する補助端子電圧との差に
応じ、上記車輪駆動用モータの正転、逆転の制御及びモ
ータ回転速度の制御を行なうようにしているため、簡単
な回路構成によりながら、上記モータの制御を精度良く
行なうことができる。
【0044】この装置において、上記補助端子電圧が設
定範囲内にあるか否かを判別して、設定範囲外となった
ときに異常であることを示す信号を出力する異常判別手
段を設けておけば、上記可変抵抗器が組み込まれた回路
の断線等の異常の検出も、簡単な構造によりながら正確
に行なうことができる。
定範囲内にあるか否かを判別して、設定範囲外となった
ときに異常であることを示す信号を出力する異常判別手
段を設けておけば、上記可変抵抗器が組み込まれた回路
の断線等の異常の検出も、簡単な構造によりながら正確
に行なうことができる。
【図1】本発明の一実施形態による電動車両の制御装置
の電気回路図である。
の電気回路図である。
【図2】ジョイスティック及び可変抵抗器を備えた操作
部を示す図である。
部を示す図である。
【図3】可変抵抗器の構造説明図である。
【図4】上記制御装置におけるコントロールボックス内
のCPUの機能構成等を示すブロック図である。
のCPUの機能構成等を示すブロック図である。
【図5】制御動作を示すフローチャートである。
1 操作部 2 コントロールボード 3,4 モータ 5,6 モータ制御部 10 ジョイスティック 11,12 可変抵抗器 11e,12e 摺動端子 11f,12f 補助端子 30 CPU 31 断線判別部 32 指令速度計算部
Claims (3)
- 【請求項1】 操作手段の操作に応動して抵抗値が変化
する可変抵抗器と、この可変抵抗器の摺動端子電圧の変
化に応じて車輪駆動用モータの速度制御を行なう制御手
段とを備えた電動車両の制御装置において、上記可変抵
抗器を基準電圧供給部に直接接続するとともに、上記可
変抵抗器に摺動端子電圧可変範囲内の所定中間電圧を出
力する補助端子を設ける一方、上記制御手段に、上記摺
動端子電圧と補助端子電圧との差を求め、この差に応じ
て上記車輪駆動用モータの正転、逆転の制御及びモータ
回転速度の制御を行なう演算処理手段を設けたことを特
徴とする電動車両の制御装置。 - 【請求項2】 上記操作手段の前後方向操作に応動する
第1の可変抵抗器と左右方向操作に応動する第2の可変
抵抗器とを備え、上記両可変抵抗器にそれぞれ所定中間
電圧を出力する補助端子を設けるとともに、この各補助
端子同士を接続し、この補助端子同士の接続部を上記制
御手段に接続したことを特徴とする請求項1記載の電動
車両の制御装置。 - 【請求項3】 上記制御手段に、上記補助端子電圧が設
定範囲内にあるか否かを判別して、設定範囲外となった
ときに異常であることを示す信号を出力する異常判別手
段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の電
動車両の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282291A JPH09130919A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 電動車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7282291A JPH09130919A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 電動車両の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130919A true JPH09130919A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17650518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7282291A Pending JPH09130919A (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 電動車両の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09130919A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003019158A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Topcon Corp | レーザー治療用眼科装置 |
| KR100460868B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2004-12-09 | 현대자동차주식회사 | 전기 차량의 감속기 제어장치 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP7282291A patent/JPH09130919A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003019158A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Topcon Corp | レーザー治療用眼科装置 |
| KR100460868B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2004-12-09 | 현대자동차주식회사 | 전기 차량의 감속기 제어장치 |
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