JPH09130953A - ケーブル接続用ケースにおける端面シール部材 - Google Patents

ケーブル接続用ケースにおける端面シール部材

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JPH09130953A
JPH09130953A JP7303382A JP30338295A JPH09130953A JP H09130953 A JPH09130953 A JP H09130953A JP 7303382 A JP7303382 A JP 7303382A JP 30338295 A JP30338295 A JP 30338295A JP H09130953 A JPH09130953 A JP H09130953A
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大二郎 佐々木
Tadashi Hattori
忠 服部
Kengo Fukatsu
兼吾 深津
Noriaki Hayashi
紀明 林
Hiroshi Yokosuka
洋 横須賀
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Takeshi Ogasawara
剛 小笠原
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Fujikura Ltd
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JAPAN RIICOM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル接続部収容体のケーブル出入にスペ
ーサやシーリングテープなしで、水密性確保ができケー
スの変形防止を図り、安全性と気密性をも高めると共
に、組立て作業性を大幅に向上する。 【解決手段】 端面シール部材6が、互に硬度の異なる
一対の端面板61 ,61を重合したものからなり、該端
面板61 ,61 にケーブル嵌挿孔12,13と支持線嵌
挿孔14とを備え、このケーブル嵌挿孔12,13の周
囲に端面板肉厚部位の一部をそれぞれ残して複数の異径
スリット63 ,64 ,65 を設けてある。また、端面板
が弾性材からなる枠状体と、該枠状体内部にゲル部材と
からなり配線周りの隙間を埋めて対応できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ケーブルやメタ
ルケーブルの通信ケーブルの接続分岐配線するための接
続部を保護収容するケーブル接続用ケースにおける端面
シール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーブル接続装置は、ケーブル
の接続部を被包して保護する収容凾体が用いられるが、
この収容凾体は縦割りの筒状ケースと、該ケースの両端
面を閉塞しケーブルを挿通する端面部とからなり、ケー
スの分割面を突き合わせて取付ネジまたはバンドなどの
固定手段で連結して密着一体化し、コネクタを含むケー
ブル接続部を気密状態に維持する構造のものが知られて
いる。
【0003】そして、支持線若しくは架空配線や基線の
ケーブルの出入孔に使用される端面部に於ては、従来は
あらかじめ準備された嵌挿孔(適用ケーブルの最大径)
に細径ケーブルを取り付ける場合、端面部嵌挿孔とケー
ブル間の隙間をスペーサ、又は一定厚さのゴムテープを
巻回すると共に、気密性、水密性を確保するためにシー
リングテープを合せて使用しているタイプがあり、その
他にテーパ状の筒を持つ端面部を用い、ケーブル径に対
応し現地にてテーパ部の所定位置を切断して使用される
タイプがある。このタイプもケーブルとの接合部はシー
ル性を考慮してシーリングテープやPVCテープによっ
て固定する方法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各種ケーブ
ルの出入孔を水密性確保にシールするための従来方法で
あると、部品的にケーブル対応でスペーサを要したり、
ゴムテープ、シーリングテープを巻回するなどで作業が
煩雑であり、ケーブルの増設、保守時には特にシーリン
グテープの除去交換等がやっかいであり、しかもテーパ
状端面部やスペーサ、ゴムテープ等の交換が必要となっ
て作業時間や補修費のロスが生じ問題であった。本発明
は、これら従来の欠点を排除しようとするもので、異径
の各種ケーブルを異径スリットの切除により収容凾体の
出入にシーリングテープなしで安全に適用でき、組立、
解体作業時間も大幅に短縮化し、しかもケーブルの増
設、保守時にも部品等の交換もなく低コストで対応でき
るケーブル接続用ケースにおける端面シール部材を構成
簡単で安価な形態で提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーブル接続
部の周囲を被包する筒状ケースが、軸方向に沿設された
ヒンジ部と、該ヒンジ部に対向配備された分割端縁部と
を備えて拡開自在に構成され、該筒状ケースの両端面に
側壁部を一体に形成し、該側壁部の中央部にケーブルを
嵌挿する端面シール部材を着脱自在に嵌合配備すると共
に、前記筒状ケースの両端縁部を底板に嵌合配備して前
記端面シール部材を筒状ケースに嵌着保持したケーブル
接続用ケースにおいて、前記端面シール部材が、互に硬
度の異なる一対の端面板を重合したものからなり、該端
面板にケーブル嵌挿孔を備え、このケーブル嵌挿孔の周
囲に端面板肉厚部位の一部を残して複数の異径スリット
を設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】ケースを底板より取り外して底板
上のケーブル把持金具にケーブルを接続してから、ケー
ブル外皮を円周方向に研磨して、スペーサを嵌装したの
ちテンションメンバ把持金具を添わせて取付ボルトで均
等に締め付ける。次いで、端面シール部材にある異径ス
リットの一つをケーブル径対応で選んで切除してから、
両端面板を重合一体化してケーブルをケーブル嵌挿孔に
装入して、該端面シール部材をケーブル上に配備し、前
記ケースをヒンジ部を中心として両端部を拡開させなが
ら端面シール部材へケース側壁部の凹溝を嵌入して連結
し、さらに底板にケースの両端縁部を嵌着すると共に、
端面シール部材をも密着固定化し、取付け姿勢を安定強
固にし、かつ、ケースに備えられたロック機構を締結し
て密封性も大幅に高めて、安全に用いられるものであ
る。
【0007】前記ケーブル嵌挿孔にケーブルを装入する
際に、ケーブル径が大きい場合にはケーブル嵌挿孔の周
囲にある同等寸法径のスリットの残存肉部位を現場にて
切除して開口対応させ、ケーブル装入組立後に水密性を
確保できる。特に端面板の外側は硬度の高い端面板にま
た内側には硬度の低い端面板を用いシーリングテープな
しでケーブルの水密性確保を容易にし、各異径のケーブ
ルの出入対応も簡単にでき、シーリングテープは不要で
あるため大幅な組立、解体作業時間が短縮化が図れ、増
設、保守時に於ても部品等の交換不要でコストの大幅な
低減も図れることになる。
【0008】
【実施例】本発明を図1乃至図7の例で説明すると、光
ケーブル接続部1の周囲を被包する筒状ケース2が、軸
方向に沿設されたヒンジ部3と、該ヒンジ部3に対向配
備された分割端縁部4,4とを備えて、拡開自在に構成
され、該筒状ケース2の両端面に側壁部5を一体に形成
し、該側壁部5の中央部にケーブルを嵌挿する端面シー
ル部材6を着脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状ケ
ース2の両端縁部4,4を底板7に嵌合配備して、即
ち、両端縁部4の凹溝に底板7を嵌合し、かつ両端縁部
4の鉤状凸部を底板7の係止用突部に掛止して密着一体
化でき、前記端面シール部材6を筒状ケース2に嵌着保
持したケーブル接続用ケースとし、前記端面シール部材
6が、互に硬度の異なる一対の端面板61 ,61 をヒン
ジ部62で折曲重合自在に連設したものからなり、該端
面板61 ,61 にケーブル嵌挿孔12,13と支持線嵌
挿孔14とを備え、このケーブル嵌挿孔12,13の周
囲に端面板肉厚部位の一部をそれぞれ残して複数の異径
スリット63 ,64 ,65を偏心円状または同心円状に
設けてある。前記筒状ケース2は、円筒体または角筒体
であって、その側壁部5としては上下方向に嵌合溝8を
形成した分割間隙部9を備え、端面板61 と前記底板7
の両端に突設した側板11とを嵌装するようになってい
て、前記端面シール部材6の外周縁を高密度に当接一体
化できるようにしてある。
【0009】また、前記端面シール部材6は、互に重合
対向する端面板61 ,61 の接合面に係止用凹凸10,
101 を備えると共に、下端部に底板7に嵌合する段付
部102 を形成し、光ケーブル嵌挿孔12と、架空配線
若しくは基線ケーブル嵌挿孔13と、支持線嵌挿孔14
とを形成した弾性端面板61 であって、該弾性端面板6
1 の周側面から嵌挿孔13に連通するスリット15を接
離自在にそれぞれ備え、ケーブル等配線の挿入を簡易に
行ない、挿入後はスリットが密接してシール性を適確に
保つようにしてある。
【0010】さらに、前記端面シール部材6が、ケーブ
ルなどの嵌挿孔12,13,14の内周面に凹凸条のガ
スケット部16をリング状に備えると共に、光ケーブル
嵌挿孔12は貫通孔としてあるが、切開可能の薄肉キャ
ップ部17を必要に応じ備え、該薄肉キャップ部17を
切除して貫通孔としてから用いられるようにしてもよ
い。
【0011】前記底板7としては、前記端面シール部材
6の下端を嵌合する凹溝を形成した側板11を両端に立
設したものであって、脚片26を有し、該側板11を前
記筒状ケース2の側板5の嵌合溝8に嵌入し、かつケー
スの分割端縁部4,4に底板両側端を嵌着するものを用
いるのがよい。
【0012】なお、前記端面シール部材6の嵌挿孔12
に幹線光ケーブルが貫通されてケーブル把持金具21で
固定されていて、該ケーブルのテンションメンバは支持
クランプのテンションメンバ把持金具20に接続連結さ
れている。前記分割ケース2は円筒状のハウジングで、
軸方向に沿って片側が分離接合面で二つに分割できるよ
うにしたもので、合成樹脂、例えばPP樹脂或いは難燃
性のFRPPなどから構成され、軸方向に縦割りに二分
割する突き合わせ接合面と、該ケース2の両端に、前記
ケーブル接続部の両側のケーブルを貫通する端面シール
部材6とを備え、該端面シール部材6を側壁部5に締め
付けロックバー22で連結できるようにしてあり、この
対面する接合面を含み、前記ケース2の分割接合面にガ
スケットを嵌合挟持しうる凹溝の嵌合溝8を備えると共
に、底板7の内面に、ケーブル外周に沿う押え挟持片か
らなるケーブル把持金具21のテンションメンバ把持金
具20および屋外線把持金具23とを設けた連結金具1
9を固定装備し、さらに必要に応じ前記ケース2の外周
にネジからなる締結具のあるバンド(図示せず)を着脱
自在に巻回配備してもよいが、ケース両端縁と底板とを
突起または凹溝を対応する部材で嵌装する方法でワンタ
ッチで締結するか、ケース外周にネジからなる締結具で
一体化して、分離面での密封性を高められて連結できる
ようにしてある。
【0013】なお、前記ケーブル嵌挿孔12、架空配線
ケーブル嵌挿孔13などで形成される貫通孔には、その
周囲に異径スリット63 ,64 ,65 があるので、スペ
ーサ或いはエアタイトテープを巻き付けることなくケー
ブル径対応で選んだスリットを切取りケーブルの外周面
を密着できる。前記支持線嵌挿孔14と基線ケーブル嵌
挿孔13とはスリット151 で連通していて、支持線と
ケーブルの接続部が被覆体で連続しているケーブルタイ
プと、連結片で間隔をおいて接続しているケーブルタイ
プとのいずれのケーブルについても使用できるようにし
てある。即ち、一対の端面板61 ,61 はヒンジ部62
より折曲げて重合して用いられ、厚さの半分となる一方
の端面板61 には支持線嵌挿孔14と基線ケーブル嵌挿
孔13との間に隙間のないスリットが入っていて、他の
半分の端面板61 は若干隙間をあけたスリットが設けて
あるが、両方とも隙間のないスリットを設けることもで
きる。この場合、支持線とケーブルとの接続部が被覆体
で連続しているケーブルタイプは必要に応じ分離して組
み立てて用いる。さらに、前者の端面板61 は全体若し
くは一部の硬度が著しく低い(硬度0)ゴムで、後者の
端面板61 は、外圧等に耐え得る硬度(硬度30)のゴ
ムとなっていて、前記構造と硬度の差とにより、前者の
ケーブルの場合、支持線とケーブルとの間に接続部があ
っても一方の半分が硬度が低いためにケーブル接続部の
厚み分だけ押し拡げることとなって、他方の半分はケー
ブル接続部に適応する形状としてあることにより組立後
の水密性が確保される。また後者の支持線付きケーブル
の場合、硬い方の端面板61 が外側となるように組立て
ることで内側の硬度の低い端面板61 の方で水密性を確
保することとなる。
【0014】この場合、前記端面シール部材6の一方の
端面板61 を硬度0のゴムで、また他方の端面板61
硬度30のゴムで作成するか、一方の端面板61 の外側
を硬度30で、かつ内側特に嵌挿孔の周囲を硬度0のゴ
ムを積層させるか或いは、一方の端面板61 の支持線嵌
挿孔14と基線ケーブル嵌挿孔13との間周辺を硬度0
のゴムを部分的に要求特性上最小限に用いて一体成形す
るのがよく、またゴムに代えて合成樹脂で単独または併
用して端面板61 を作成することができるが、前記端面
板61 を適度な硬度例えばショア硬度5〜20度とする
ことで、両者共に近似した硬度で端面板をつくることも
できる。ケーブル径や支持線径は種々あるので、各ケー
ブルに対応する数本のスリットを端面板61 の厚さ方向
の途中まで入れてあり、現場にて切り落すことで選ばれ
た嵌合孔径にしてケーブル径に対応して合わせられるよ
うになっている。
【0015】なお、前記端面シール部材6は、一対の端
面板61 ,61 をヒンジ部62 で連設してあるが、分離
した端面板61 ,61 を一対重合し一体化して用いられ
るようにすることもできる。
【0016】図8乃至図12の実施例では、一対の端面
板61 ,61 をヒンジ部62 で折曲げ重ねた端面シール
部材6に基線ケーブル嵌挿孔13及び支持線嵌挿孔14
を備えて、異径スリット63 を複数形成し、かつ周側面
からケーブル嵌挿孔13に連通するスリット15を設け
ると共に、下端部に底板7に嵌合する段付部102 を形
成したもので、該底板7に突設した側板11に端面シー
ル部材6が嵌着されて密封性を高めた形態としたもので
ある。この実施例では、前例と同様な構成となってい
て、カマボコ形ケースを高密度収容ケースとし内部構造
は、屋外線把持金具23を備え、さらにファイバ芯線を
入れる収納シートを収容する余長収納ケースを多数装入
できる棚収容方式のコード収納部及びコネクタホルダー
を備えた構成からなっている。ケース2の底面に底板7
を着脱自在に嵌着するもので、ケース2の内周面に補強
用リブ21 を間隔をあけて複数突設すると共に、底板7
はケース2の端縁に形成したガイド溝に嵌合し、ケース
2と底板7とに突設した一直線状に接続される継合レー
ル71 にスナップ70を係脱自在に設けて一体締結でき
るようにし、分離面での密封性が高められロックできる
ように考慮されている。なお、前記底板7上にはケーブ
ル把持金具21が取付片211 で固着され連結杆212
で他端例のケーブル把持金具と接続されている。
【0017】図13乃至図16の例では、前記端面シー
ル部材6として端面板が外周を硬度(30)のゴム材ま
たは樹脂材などの弾性材からなる枠状体61で形成さ
れ、該枠状体61の内部、特に嵌挿孔の周囲に支持線並
びにケーブルの嵌挿孔の周囲に硬度0の軟質材からなる
ゲル部材62、例えば形状記憶樹脂、その他形状回復可
能の機能材料を充填配備したもので、該ゲル部材62に
支持線嵌挿孔64と、基線ケーブル嵌挿孔63とをスリ
ット65で連通して形成してあって、該端面シール部材
6をケース72の側壁部71に組み込み底板73で締め
付けてゲル部材62を圧縮させて支持線及びケーブルの
周囲に膨出させて隙間なく密着させて水密性を確保して
ある。
【0018】この場合、前記枠状体61は、ヒンジ部6
2 で連設する(図13〜14)か、下方部で拡開する
(図15)かした構成のものを用い、下端部に底板73
に嵌合する段付部66を形成したもので、下端外側面か
らゲル部材62を介してケーブル嵌挿孔63に連通する
分離スリット69を設け、該分離スリット69を拡開し
てその隙間からケーブルなどを挿入して簡便にセットで
きるようにしてあるが、この枠状体61及びゲル部材6
2に形成した分離スリット69が、両端面板の対称位置
に設けられ両端面板重合時に喰い違い位置にあるように
し、外圧がかかっても内部へのスリットからの外気或い
は水分の侵入を阻止できる形態としてある。また、前記
ゲル部材62としては、例えば、熱可塑性エラストマ
(ポリスチレン−ポリエチレン/ブチレン−ポリスチレ
ン)に可塑性油を含侵させてゲル化したもの、即ち、伸
び率約350〜1600%、ジェル硬度200〜700
g、引張強度約8×105 で、100〜350(10-1
mm)のコーン貫入値、少なくとも約200%の極限伸
びを有するゼラチンエラストマを用いるのがよい。
【0019】なお、前記ケーブル嵌挿孔63は、一つに
限らず図1の例のように複数設けた例でも同様の構成と
して異径ケーブルに対応できる形態とすることもできる
し、支持線嵌挿孔64とともにその内周面にリング状の
リブ67,68を突設して、配線周囲に隙間ができない
ように考慮してある。そして端面シール部材6としては
ケーブル接続用筒状ケース72の側壁部71に形成した
嵌合部73に嵌装して締め付けロックバー74で連結し
て用いられる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、ケーブル接続部の周囲を被包
する筒状ケースが、軸方向に沿設されたヒンジ部と、該
ヒンジ部に対向配備された分割端縁部とを備えて拡開自
在に構成され、該筒状ケースの両端面に側壁部を一体に
形成し、該側壁部の中央部にケーブルを嵌挿する端面シ
ール部材を着脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状ケ
ースの両端縁部を底板に嵌合配備して前記端面シール部
材を筒状ケースに嵌着保持したケーブル接続用ケースに
おいて、前記端面シール部材が、互に硬度の異なる一対
の端面板を重合したものからなり、該端面板にケーブル
嵌挿孔を備え、このケーブル嵌挿孔の周囲に端面板肉厚
部位の一部を残して複数の異径スリットを設けたことに
より、ケーブルの導出に水密性を確実にし、異径の各種
ケーブルを異径スリットの切除により対応させケーブル
の収容凾体の出入にシーリングテープなしで安全に適用
でき、組立、解体作業時間も大幅に短縮化し、しかもケ
ーブルの増設、保守時にも部品等の交換もなく低コスト
で対応できると共に、端面シール部材のケースでの姿勢
も安定して取扱い良好で、組立作業の容易性に役立ち、
しかもケーブル接続部の収容体の変形防止を図り、安全
性と気密性をも高めて信頼性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の展開状態を示すもので、
(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図であ
る。
【図2】図1の組立状態の縦断面図である。
【図3】図1の例の組立前の分離状態を示す正面図であ
る。
【図4】図1の使用状態を示す一部切断側面図である。
【図5】図4のA−A線における平面図である。
【図6】図4のB−B線における内面図である。
【図7】図4の例のケースを示し、(a)は外側からの
正面図、(b)は図4のC−C線における縦断面図、
(c)は図4のD−D線における縦断面図を示す。
【図8】本発明の他の実施例の端面シール部材を示し、
(a)は展開正面図、(b)は展開平面図、(c)はE
−E線における縦断面図、(d)はF−F線における拡
大縦断面図である。
【図9】図8の例の使用状態の一部切断側面図である。
【図10】図9のG−G線における切断平面図である。
【図11】図9のH−H線における切断内面図である。
【図12】図9の例のケースを示し、(a)は正面図、
(b)は図9のI−I線における切断背面図、(c)は
図9のJ−J線における切断正面図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例の端面シール部材
で(a)は正面図、(b)は縦断面図、(c)は底面図
である。
【図14】図13の例の端面シール部材の内面側を示す
展開正面図である。
【図15】図13の例の端面シール部材拡開状態の正面
図である。
【図16】図13の端面シール部材の一使用状態を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル接続部 2 筒状ケース 3 ヒンジ部 4 分割端縁部 5 側壁部 6 端面シール部材 61 端面板 62 ヒンジ部 63 ,64 ,65 異径スリット 7 底板 8 嵌合溝 9 分割間隔部 10 係止用凸部 101 係止用凹部 11 側板 12,13,14 嵌挿孔 15 スリット 16 ガスケット部 17 薄肉キャップ 21 ケーブル把持金具 61 枠状体 62 ゲル部材 63 ケーブル嵌挿孔 64 支持線嵌挿孔 65 スリット 66 段付部 69 分離スリット 71 側壁部 72 ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深津 兼吾 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 林 紀明 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 横須賀 洋 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 玉木 康博 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 渡辺 博 東京都品川区西五反田2丁目11番20号 五 反田藤倉ビル 藤倉ゴム工業株式会社内 (72)発明者 小笠原 剛 東京都品川区西五反田2丁目11番20号 五 反田藤倉ビル 藤倉ゴム工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル接続部の周囲を被包する筒状ケ
    ースが、軸方向に沿設されたヒンジ部と、該ヒンジ部に
    対向配備された分割端縁部とを備えて拡開自在に構成さ
    れ、該筒状ケースの両端面に側壁部を一体に形成し、該
    側壁部の中央部にケーブルを嵌挿する端面シール部材を
    着脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状ケースの両端
    縁部を底板に嵌合配備して前記端面シール部材を筒状ケ
    ースに嵌着保持したケーブル接続用ケースにおいて、前
    記端面シール部材が、互に硬度の異なる一対の端面板を
    重合したものからなり、該端面板にケーブル嵌挿孔を備
    え、このケーブル嵌挿孔の周囲に端面板肉厚部位の一部
    を残して複数の異径スリットを設けたことを特徴とする
    ケーブル接続用ケースにおける端面シール部材。
  2. 【請求項2】 前記端面シール部材が一対の端面板をヒ
    ンジ部で折曲重合自在に連設し、互に重合対向する端面
    板の接合面に係止用凹凸を備えると共に、下端部に底板
    に嵌合する段付部を形成した請求項1記載の端面シール
    部材。
  3. 【請求項3】 前記端面シール部材が、ケーブル嵌挿孔
    と、架空配線若しくは基線ケーブル嵌挿孔と、支持線嵌
    挿孔とを形成した弾性端面板或いはケーブル嵌挿孔と支
    持線嵌挿孔とを形成した弾性端面板であって、該弾性端
    面板の周側面から各嵌挿孔に連通するスリットを備えた
    請求項1または2記載の端面シール部材。
  4. 【請求項4】 前記端面シール部材が、端面板に形成し
    たケーブル嵌挿孔の内周面に凹凸条のガスケット部をリ
    ング状に備えると共に、該ケーブル嵌挿孔の一端面に切
    開可能の薄肉キャップ部を備えた請求項1,2または3
    記載の端面シール部材。
  5. 【請求項5】 前記端面シール部材が、筒状ケース両端
    側壁部に形成したガイド凹溝と底板に備えた嵌合凹部と
    に嵌入する周縁部を有する弾性端面板からなる請求項
    2,3または4記載の端面シール部材。
  6. 【請求項6】 ケーブル接続部の周囲を被包する筒状ケ
    ースが、軸方向に沿設されたヒンジ部と、該ヒンジ部に
    対向配備された分割端縁部とを備えて拡開自在に構成さ
    れ、該筒状ケースの両端面に側壁部を一体に形成し、該
    側壁部の中央部にケーブルを嵌挿する端面シール部材を
    着脱自在に嵌合配備すると共に、前記筒状ケースの両端
    縁部を底板に嵌合配備して前記端面シール部材を筒状ケ
    ースに嵌着保持したケーブル接続用ケースにおいて、前
    記端面シール部材が、一対の端面板を重合したものから
    なり、該端面板が硬度のある弾性材の枠状体と、該枠状
    体の内部に充填配備された硬度のないゲル部材とからな
    り、該ゲル部材に支持線並びにケーブルの嵌挿孔と、嵌
    挿孔間を連通するスリットとを形成したことを特徴とす
    るケーブル接続用ケースにおける端面シール部材。
  7. 【請求項7】 前記枠状体が、下端部に底板に嵌合する
    段付部を形成したもので、下端外側面からゲル部材を介
    してケーブル嵌挿孔に連通する分離スリットを設けた請
    求項6記載の端面シール材。
  8. 【請求項8】 前記枠状体に形成した分離スリットが、
    両端面板の対称位置に設けられ両端面板重合時に喰い違
    い位置にある請求項7記載の端面シール材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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