JPH09131606A - 加工装置 - Google Patents

加工装置

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JPH09131606A
JPH09131606A JP30970695A JP30970695A JPH09131606A JP H09131606 A JPH09131606 A JP H09131606A JP 30970695 A JP30970695 A JP 30970695A JP 30970695 A JP30970695 A JP 30970695A JP H09131606 A JPH09131606 A JP H09131606A
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JP
Japan
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jig
column
work
boring bar
machining
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Application number
JP30970695A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Takagi
正義 高木
Sadaaki Tsuzuki
定明 都築
Junji Ishihara
順治 石原
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの治具にセットされたワークの異なる座標
位置に位置する複数の穴を治具の段取り替えを行うこと
なく加工可能とした。 【解決手段】主軸ヘッド4に鉛直軸線回りに回転可能に
軸承された主軸5に上端が着脱可能に挿着されるボーリ
ングバー9を備えた加工ユニット3をコラム2に昇降可
能に設け、ワークWの加工位置において前記ボーリング
バー9を支持する上下一対のサポートヘッド31,32
を前記コラム2に設け、ワークWを治具24の鉛直面上
に位置決め支持し、前記コラム2に対し前後左右方向に
移動して前記上下一対のサポートヘッド31,32間の
加工位置にワークを位置決めする治具ユニット17を設
けた。また、前記治具24にチルト機構とコラム2の倒
れを測定する倒れ測定装置35を設け、ワークWを位置
決め支持する治具24の鉛直面をコラム2の倒れに追従
して補正するするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボーリングバーを
鉛直に設置した立型中ぐり加工装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ボーリングバーを鉛直に設置した立型中
ぐり加工装置は、例えば実公平2−17766号で開示
されている。このものは、搬送機構によって加工ステー
ションに搬送されたワークを前進後退のみの1方向に移
動するワーク支持機構で支持し、コラム側に設けられた
上下一対のボーリングバー支持治具の間にワークを前進
せて位置決めし、ボーリングバーを下降動してボーリ
ングバー支持治具で支持させ、ボーリングバーの撓みや
振動の発生を防止した状態でワークの中ぐり加工を行う
ようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、ク
ランク軸穴及びカム軸穴を有するエンジンのシリンダブ
ロックのように、異なる座標位置に位置する複数の穴を
有するワークを加工する場合がある。このような場合、
上記従来の加工装置ではワーク支持機構は前進後退のみ
の1方向移動であるため、異なる座標に位置することが
できず、治具の段取り替えが必要となり、精度確保が困
難となると共に、作業性が悪くコスト大となる問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
するために、1つの治具にセットされたワークの異なる
座標位置に位置する複数の穴を治具の段取り替えを行う
ことなく加工可能とした加工装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成要旨は、コラムに昇降可能に設けら
れ、鉛直軸線回りに回転可能な主軸を備えた主軸ヘッド
と、上端が前記主軸に着脱可能に挿着されるボーリング
バーとからなる加工ユニットと、ワークの加工位置にお
いて前記ボーリングバーを支持するために前記コラムに
設けられた上下一対のサポートヘッドと、ワークを治具
の鉛直面上に位置決め支持し、前記コラムに対し前後左
右方向に移動可能であり、前記上下一対のサポートヘッ
ド間の加工位置にワークを位置決めする治具ユニットと
を備えたことを特徴とするものである。
【0006】また、上記の構成において、前記治具にチ
ルト機構を設けると共に、コラムの倒れを測定し前記治
具の姿勢をコラムの倒れに追従して補正する倒れ測定装
置を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1及び図2において、1はベッド、2
は前記ベッド10上に直立したコラムであり、このコラ
ム2には加工ユニット3が昇降可能に設けられ、また、
前記ベッド1上には治具ユニット17が前記コラム2に
対し前後左右方向に移動可能設けられている。
【0008】前記加工ユニット3の構成は、コラム2に
昇降可能に案内され、鉛直軸線回りに回転可能な主軸5
を備えた主軸ヘッド4と、上端が前記主軸5に着脱可能
に挿着されるボーリングバー9とから構成され、主軸ヘ
ッド4には主軸回転用モータ6を備え、前記コラム2に
は加工ユニットZ軸駆動用サーボモータ7が設けられて
いる。
【0009】前記ボーリングバー9は図3にも示すよう
に、上端に後述する自動工具交換装置10(以下ATC
ユニットという)の把持爪に把持する把持部9cを有
し、後述する上側サポートヘッド31と下側サポートヘ
ッド32に支持される上側サポートガイド9aと下側サ
ポートガイド9bとが設けられ、この上側サポートガイ
ド9aと下側サポートガイド9bとの間の軸部9dの外
周面には刃具9eが刃具ホルダ9fを介して設けられて
いる。この刃具9eは刃具ホルダ9fを介して捩じ込ま
れており、図略の刃具調整装置により径方向の刃具せり
出し量が調整可能である。
【0010】また、ボーリングバー9は、前記上側サポ
ートガイド9と下側サポートガイド9bは共通寸法であ
るが、刃具9eが設けられている軸部9dが加工径によ
り異なる専用径の複数本がATCユニット10に貯蔵さ
れ、主軸5にクランプ機構40によって着脱可能に挿着
される。
【0011】前記ATCユニット10は図2に示すよう
に、ベッド1上にコラム2と並設された支持体11にA
TC本体12が加工ユニット3の側方に対しATC本体
X軸進退用シリンダ13によって前進後退移動可能に支
持され、ATC本体12には、割り出しモータ16によ
って割り出し回転する回転体14に放射方向に多数の把
持爪15が設けられた構成であり、前記把持爪15に刃
具9eが設けられている軸部9dが加工径により異なる
専用径のボーリングバー9が貯蔵されるようになってい
る。
【0012】前記上側サポートヘッド31と下側サポー
トヘッド32は、後述する治具ユニット17に位置決め
されたワークWの加工位置において、ボーリングバー9
の上側サポートガイド9aと下側サポートガイド9bと
を支持するようコラム2に設けられている。前記上側サ
ポートヘッド31はコラム2に固設されているが、下側
サポートヘッド32は、コラム2に下側サポートヘッド
Z軸調整用サーボモータ33(又はシリンダ)により昇
降可能に案内され、ワークWの上下方向の大きさによっ
て前記固定の上側サポートヘッド31との間隔を適正に
調整可能となっている。
【0013】前記上側サポートヘッド31には図3で示
すように、ボーリングバー9の上側サポートガイド9a
を挿入支持するブッシュ31aがベアリングを介して回
転可能に設けられ、また、下側サポートヘッド32に
は、ボーリングバー9の下側サポートガイド9bを挿入
支持するブッシュ32aがベアリングを介して回転可能
に設けられている。
【0014】次に前記治具ユニット17の構成を説明す
る。前記コラム2の前方のベッド1上に平面座標のY軸
方向に延在する固定テーブル18が固設され、この固定
テーブル18上に平面座標のX軸方向に延在する第1ス
ライドテーブル19が送りねじ20aと、この送りねじ
20aを正逆回転する治具本体Y軸駆動用サーボモータ
20とによってY軸方向(コラム2に対し前後方向)に
スライド可能に案内されている。また、前記第1スライ
ドテーブル19上には第2スライドテーブル22が送り
ねじ23aと、この送りねじ23aを正逆回転する治具
本体Y軸駆動用サーボモータ23とによってX軸方向に
(コラム2に対し前後方向)にスライド可能に案内され
ている。
【0015】さらに、前記第2スライドテーブル22上
には治具本体24が設けられている。この治具本体24
のコラム2側にはワークWを位置決め支持する鉛直面を
有しており、パレットPを介して搬入されるワークWを
前記鉛直面にクランプするワーク用クランパ30を備え
ている。
【0016】前記ワークWはパレットPから突出した図
略のノックピンにより位置決めされる。また、ワークW
を搬出入するスライド部はLMガイド等が用いられる。
さらに、前記ワーク用クランパ30は、通常3点で支持
すればワークWの位置が決まるため、治具本体24の一
側には上下方向の中間部位に1つを、他側には上下2つ
を配置している。
【0017】前記治具本体24は、ワークWを位置決め
支持する鉛直面をコラム2と平行ににして第2スライド
テーブル22上に固定してもよいが、チルト機構によっ
てチルト可能にすることが望ましい。これは、治具本体
24の姿勢、すなわち、治具本体24のワークWを位置
決め支持する鉛直面をコラム2の倒れに追従して補正を
可能にし、加工精度をより一層向上させるためである。
【0018】このチルト機構は、第2スライドテーブル
22上の前方に半円状の軸部材25をX軸線方向に固設
し、治具本体24の軸部材25に嵌まり込む半円状の凹
部を設け、治具本体24が軸部材25の軸心を揺動中心
0にしてX軸回りに前後傾動可能とした構成である。
【0019】前記チルト機構によりX軸回りに前後傾す
る治具本体24をコラム2の倒れに追従して補正する治
具本体24の揺動機構は、第2スライドテーブル22の
後端部に治具本体X軸回り揺動用サーボモータ26を設
け、この治具本体X軸回り揺動用サーボモータ26によ
って正逆回転するボールネジ27を鉛直方向に設置し、
このボールネジ27にナット28を螺合させ、治具本体
24の後端に突設した係合凸起29を前記ナット28に
係合し、ボールネジ27の正逆回転で上下方向に送り移
動するナット28によって前記係合凸起29を介して治
具本体24をX軸回り前後傾動するようにした構成であ
る。
【0020】さらに、前記X軸回り前後傾動した治具本
体24を、コラム2の倒れに追従して補正した位置でク
ランプする治具本体クランプシリンダ37が第2スライ
ドテーブル22に設けられている。
【0021】前記治具本体24をコラム2の倒れに追従
して補正するための、コラム2の倒れ測定装置35が治
具本体24に設けられている。この倒れ測定装置35
は、前記上側サポートヘッド31と下側サポートヘッド
32との先端面38,39と対面するワークWを位置決
め支持する治具本体24の鉛直面の上下位置に、前記上
側サポートヘッド31と下側サポートヘッド32の先端
面に当接する接触子33aを備えた差動トランス等の測
定ヘッド34aを設けた構成であり、上側サポートヘッ
ド31と下側サポートヘッド32との先端面38,39
を基準面として、上下の接触子33aによる基準位置か
らのずれ量でもって、その接触位置を検出するようにな
っている。
【0022】また、コラム2には治具本体24に位置決
め支持されたワークWの鉛直端面に接触してワーク端面
位置を測定するワーク端面測定装置36が配置されてい
る。このワーク端面測定装置36は治具本体24の倒れ
補正後、ワークWの端面位置測定データからワーク端面
位置の位置補正を行うものである。
【0023】前記加工ユニット3及び治具ユニット17
の各サーボモータは数値制御装置からの指令に基づいて
制御されるモータ駆動装置によって数値制御される。そ
の回路構成を図4によって説明する。41は数値制御装
置であり、中央処理装置42と、メモリ43と、入出力
装置45と接続されているインタフェース44と、駆動
回路47〜50及び上側サポートヘッド端面位置検出部
35aと下側サポートヘッド端面位置検出部35b,ワ
ーク端面検出部36aと接続されているインタフェース
46とから構成されている。
【0024】また、各サーボモータ7,20,23,2
6にて駆動された前記加工ユニット3及び治具ユニット
17の絶対位置は、各エンコーダ7b,20b,23
b,26bにて検出され、その検出信号が各モータ駆動
回路47,48,49,50に帰還されて位置のフィー
ドバック制御が行われるとともに数値制御装置41に入
力されるようになっている。
【0025】次に上記の構成による本発明装置の動作に
ついて説明する。中ぐり加工するワークWは、その1例
として異なる径で、かつ異なる座標位置に位置するクラ
ンク軸穴H1及びカム軸穴H2を有するエンジンのシリ
ンダブロックである。このワークWを図3で示すシリン
ダヘッド取付面W1側をコラム2側に向けた先端面と
し、オイルパン取付面W2側を治具本体24側にして治
具本体24に位置決め支持する。
【0026】そして、治具ユニット17のダブルスライ
ド構成になっている第1スライドテーブル19と第2ス
ライドテーブル22を数値制御することにより、治具本
体24を平面座標のX−Y軸方向に移動してワークWを
上側サポートヘッド31と下側サポートヘッド32との
間の加工位置に移動させ、ワークWのクランク軸穴H1
を仮位置決めする。この仮位置決めの位置は、ボーリン
グバー9の軸線とクランク軸穴H1の中心とは偏心した
位置にあり、ボーリングバー9をクランク軸穴H1内に
挿入させる際に、せり出された刃具9eとクランク軸穴
H1とが干渉しない位置である。
【0027】この状態で加工ユニット3、すなわち、主
軸ヘッド4を下降動してボーリングバー9を下降させ、
クランク軸穴H1内に挿入させると共に、下側サポート
ガイド9bを下側サポートヘッド32のブッシュ32a
に挿入支持させ、上側サポートガイド9aを上側サポー
トヘッド31のブッシュ31aに挿入支持させる。
【0028】次に、ボーリングバー9の軸線とクランク
軸穴H1の中心とが一致する位置に治具ユニット17を
正位置決めした後に倒れ測定装置35の測定データに基
づいて治具本体24をコラム2の倒れに追従して補正す
る。
【0029】この補正としては、倒れ測定装置35の上
下の接触子33aが上側サポートヘッド31と下側サポ
ートヘッド32との各先端面38,39に接触すること
により検出される測定データの差に基づいて上下におけ
る測定データの差を0とする補正量を演算し、この補正
量に基づいて、治具本体X軸回り揺動用サーボモータ2
6へ補正指令を出力する。これにより、ボールネジ27
が回転され、ナット28が所定量移動して治具本体24
を揺動中心0を中心にして揺動し、治具本体24の姿
勢、すなわち、治具本体24のワークWを位置決め支持
する鉛直面がコラム2の倒れに追従して補正され、ボー
リングバー9の軸線とクランク軸穴H1の軸線とが平行
となる。
【0030】この治具本体24の姿勢を補正した状態で
治具本体クランプシリンダ37を作動して補正位置を保
持する。
【0031】次に、ワーク端面測定装置36によってワ
ークWの端面位置、すなわち、ワークWのシリンダヘッ
ド取付面W1位置を測定し、この測定データに基づい
て、ワーク端面位置の位置補正を行う。ここでは、前工
程において加工済のシリンダヘッド取付面W1を基準と
したクランク軸穴H1の中心の位置補正が行われる。
【0032】このワーク端面位置の位置補正としては、
基準位置からのずれ量を検出し、このずれ量に基づい
て、このずれ量が所定のずれ量となるように治具本体Y
軸駆動用サーボモータ20へ補正指令(ずれ量と所定の
ずれ量との差が0とする補正量)を出力する。これによ
って、ワーク端面位置から所定の位置にクランク軸穴H
1の加工を行うためのワーク位置決めがなされる。
【0033】この状態で、主軸回転用モータ6を回転駆
動して、数値制御装置41からの送り指令により、加工
ユニットZ軸駆動用サーボモータ7を作動して主軸ヘッ
ド4を所定量上昇移動させ、ボーリングバー9の刃具9
eによってクランク軸穴H1を加工する。
【0034】次に、主軸回転を停止して、主軸5を所定
位置に割り出し、再び前記仮位置決めの位置にワークW
を移動させる。この状態で、主軸ヘッド4を図1の実線
位置の工具交換位置まで上昇させる。
【0035】一方、治具ユニット17側は、次の加工穴
であるカム軸穴H2の加工のために、カム軸穴H2を前
述の要領で仮位置決めし、他方、主軸ヘッド4側では、
クランク軸穴H1を加工したボーリングバー9とカム軸
穴H2を加工するボーリングバー9との工具交換が行わ
れる。
【0036】この工具交換は、ATC本体12が主軸ヘ
ッド4に向かって前進することにより、ATCユニット
10側の把持爪15に主軸5に装着されているクランク
軸穴H1を加工したボーリングバー9の把持部9cを把
持する。そして、ボーリングバー9のプルスタッドのア
ンクランプを行い、主軸ヘッド4を図1の点線で示す上
昇端位置まで上昇させ、ボーリングバー9を主軸5から
抜き取る。
【0037】ATC本体12側では、割り出しモータ1
6を作動して回転体14回転してカム軸穴H2を加工す
るボーリングバー9を工具交換位置に割り出す。この状
態で、主軸ヘッド4を図1の実線位置の工具交換位置ま
で下降し、主軸5にボーリングバー9をクランプして後
にATC本体12を後退移動させ、工具交換動作を完了
する。
【0038】次に、主軸ヘッド4を再び下降させ、前記
クランク軸穴H1と同様に治具ユニット17を仮位置決
めし、カム軸穴H2を加工するボーリングバー9の下側
サポートガイド9bを下側サポートヘッド32のブッシ
ュ32aに挿入支持させ、上側サポートガイド9aを上
側サポートヘッド31のブッシュ31aに挿入支持さ
せ、ボーリングバー9の軸線とカム軸穴H2の中心とが
一致する位置に治具ユニット17を正位置決めし、加工
ユニットZ軸駆動用サーボモータ7を作動して主軸ヘッ
ド4を所定量上昇移動させ、ボーリングバー9の刃具9
eによってカム軸穴H2を加工する。尚、このカム軸穴
H2の加工の際には、治具本体24の姿勢をコラム2の
倒れに追従して補正する動作は省略してもよい。
【0039】上記の本発明の実施例においては、コラム
2の倒れ補正を行った後に、ワーク端面位置補正を行う
ようにしたので、ワーク端面よりボーリングバー9まで
のピッチを一定とすることができる。従って、ワークW
がシリンダブロックの場合、シリンダヘッド取付面W1
よりクランク軸穴H1までのピッチ精度の向上により、
圧縮比のバラツキが抑えられる。
【0040】また、このことは、従来、クランク軸穴加
工後にシリンダヘッド取付面W1を加工することにより
ピッチ精度を確保していたことに比べて、非常に容易に
かつ高精度にピッチ精度を確保できるものである。すな
わち、従来のように、クランク軸穴を基準としてシリン
ダヘッド取付面を加工する場合には、クランク軸穴加工
後、シリンダヘッド取付面の加工のためのワークの位置
決めに精度を確保することは非常に面倒かつ困難なこと
になるが、本発明では、コラム2側にワーク端面測定装
置36を設けた簡単な構成を付加し、前工程で予め加工
を完了したシリンダヘッド取付面W1を基準としてクラ
ンク軸穴H1の加工を行うことによって、シリンダヘッ
ド取付面W1よりクランク軸穴H1までのピッチ精度を
容易に確保することができる。
【0041】上記本発明の実施例においては、コラムの
倒れ補正及びワーク端面位置補正を行う加工サイクルを
説明したが、上記の構成の他に、加工後のワーク加工穴
径測定装置と、ボーリングバーの刃具自動せり出し装置
を設けて、ワーク加工後に穴径をワーク加工穴径測定装
置によって測定し、測定データに基づいて刃具のせり出
しを補正し、次のワークの加工を行う加工サイクルとし
てもよい。
【0042】また、治具本体24をX軸回りに揺動可能
な構成に加えて、Z軸回りに揺動可能な構成とすると共
に、倒れ測定を治具本体24の前面及び両側面の3点で
測定するようにしてもよい。これによれば、さらに、正
確にボーリングバー9の軸線方向と加工穴(クランク軸
穴H1,カム軸穴H2)の軸線方向とを一致させること
ができる.
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、請求
項1に記載の構成では、ボーリングバーの径方向への撓
みが防止された高精度な加工かつ加工回転速度を高めた
高能率な加工が行える利点に加えて、ワークがサポート
ヘッドのサポート中心に対して任意の位置に正確に位置
決めできるので、異なる座標に位置する加工穴を有する
ワークの穴加工を段取り替えすることなく、同軸度が確
保された高精度に量産加工を行うことができ、また、多
種類ワークに容易に対応することができる。
【0044】また、請求項2に記載の構成では、コラム
の倒れを測定し、測定データに基づいて治具本体の姿勢
を補正することにより、ボーリングバーと加工穴の両軸
線が一致した状態で常に加工を行うことができ、さらに
高精度な加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加工装置の側面図
【図2】図1の平面図
【図3】穴加工状態を示す断面図
【図4】本発明による加工装置の制御回路図
【符号の説明】
1 ベッド 2 コラム 3 加工ユニット 4 主軸ヘッド 5 主軸 6 主軸回転用モータ 7 加工ユニットZ軸駆動用サーボモータ 9 ボーリングバー 10 自動工具交換装置 17 治具ユニット 18 固定テーブル 19 第1スライドテーブル 20 治具本体Y軸駆動用サーボモータ 22 第2スライドテーブル 23 治具本体Y軸駆動用サーボモータ 24 治具本体 26 治具本体X軸回り揺動用サーボモータ 31 上側サポートヘッド 32 下側サポートヘッド 35 倒れ測定装置 36 ワーク端面測定装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コラムに昇降可能に設けられ、鉛直軸線
    回りに回転可能な主軸を備えた主軸ヘッドと、上端が前
    記主軸に着脱可能に挿着されるボーリングバーとからな
    る加工ユニットと、ワークの加工位置において前記ボー
    リングバーを支持するために前記コラムに設けられた上
    下一対のサポートヘッドと、ワークを治具の鉛直面上に
    位置決め支持し、前記コラムに対し前後左右方向に移動
    可能であり、前記上下一対のサポートヘッド間の加工位
    置にワークを位置決めする治具ユニットとを備えたこと
    を特徴とする加工装置。
  2. 【請求項2】 前記治具にチルト機構を設けると共に、
    コラムの倒れを測定し前記治具の姿勢をコラムの倒れに
    追従して補正する倒れ測定装置を備えた請求項1に記載
    の加工装置。
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