JPH09131671A - 油圧ブレーカ - Google Patents
油圧ブレーカInfo
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- JPH09131671A JPH09131671A JP31585195A JP31585195A JPH09131671A JP H09131671 A JPH09131671 A JP H09131671A JP 31585195 A JP31585195 A JP 31585195A JP 31585195 A JP31585195 A JP 31585195A JP H09131671 A JPH09131671 A JP H09131671A
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- chamber
- pressure
- passage
- oil chamber
- oil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】エルギー効率が高くしかも安定した打撃力を得
ることができ、それでいてガス漏れが起こりにくく耐久
性のすぐれた油圧ブレーカを提供する。 【解決手段】下部に工具Tを装着した本体内にハンマピ
ストン3を配し、本体上端に設けたアキュムレータ2に
より蓄圧したエネルギーを作動油に与えてハンマピスト
ン3を作動させて工具Tに打撃を加える形式のブレーカ
であり、アキュムレータ2の下に、内部にハンマピスト
ン3の上部ピストン3cを臨ませた油室50を隔壁5a
を介して区画する。隔壁外周には作動油入口通路6及び
ハンマピストン3を作動させる高圧通路12とそれぞれ
接続した環状油室51を設け、前記環状油室51の近傍
外側には、油室50内の圧力を所定範囲に制御するとと
もにハンマピストン3の昇降ストロークに伴う油室内の
圧力変動により油室内の作動油を少量ずつ入替えさせる
ための油室制御弁7を設けている。
ることができ、それでいてガス漏れが起こりにくく耐久
性のすぐれた油圧ブレーカを提供する。 【解決手段】下部に工具Tを装着した本体内にハンマピ
ストン3を配し、本体上端に設けたアキュムレータ2に
より蓄圧したエネルギーを作動油に与えてハンマピスト
ン3を作動させて工具Tに打撃を加える形式のブレーカ
であり、アキュムレータ2の下に、内部にハンマピスト
ン3の上部ピストン3cを臨ませた油室50を隔壁5a
を介して区画する。隔壁外周には作動油入口通路6及び
ハンマピストン3を作動させる高圧通路12とそれぞれ
接続した環状油室51を設け、前記環状油室51の近傍
外側には、油室50内の圧力を所定範囲に制御するとと
もにハンマピストン3の昇降ストロークに伴う油室内の
圧力変動により油室内の作動油を少量ずつ入替えさせる
ための油室制御弁7を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧ブレーカに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】建設、土木工事などにおける岩石、岩
盤、コンクリートなどの破砕手段として油圧フレーカ
(油圧式打撃装置)が汎用されている。かかる油圧ブレ
ーカは、作動方式によってガスピストンタイプと全油圧
タイプの2種類に分けられる。前者は打撃力の発生源が
ガス圧力またはガスと油圧であり、油圧ショベルに装着
される大型の油圧ブレーカ類に採用されている。後者は
打撃力の発生源が油圧力のみであり、ハンドブレーカー
のような小型の油圧ブレーカに採用されている。
盤、コンクリートなどの破砕手段として油圧フレーカ
(油圧式打撃装置)が汎用されている。かかる油圧ブレ
ーカは、作動方式によってガスピストンタイプと全油圧
タイプの2種類に分けられる。前者は打撃力の発生源が
ガス圧力またはガスと油圧であり、油圧ショベルに装着
される大型の油圧ブレーカ類に採用されている。後者は
打撃力の発生源が油圧力のみであり、ハンドブレーカー
のような小型の油圧ブレーカに採用されている。
【0003】しかして、ガスピストンタイプの特徴は、
同一の油圧源で使用した場合、全油圧式に比べて打撃数
が多くまた打撃力も大きくできること、つまり、油圧エ
ネルギーを打撃エネルギーに変換する効率が高いことに
ある。しかし、ガス圧力で直接ハンマーピストンを押す
ことで打撃力を得る関係から、ガス封入室にピストンの
後端が入り込んだ構造となっている。従って、ガス漏れ
を防ぐシールはピストンロッドシールとなるが、このガ
スシールはほとんど無潤滑でしかも高速で摺動するた
め、使用条件が非常に厳しく、すぐれた特性の合成樹脂
材料を使用しても寿命が短い問題がある。また、ガスは
油に比べ数十倍も漏れやすく、ピストンロッド部からの
漏れのため短期間でガスの再充填が必要になるという欠
点も併せ持っている。
同一の油圧源で使用した場合、全油圧式に比べて打撃数
が多くまた打撃力も大きくできること、つまり、油圧エ
ネルギーを打撃エネルギーに変換する効率が高いことに
ある。しかし、ガス圧力で直接ハンマーピストンを押す
ことで打撃力を得る関係から、ガス封入室にピストンの
後端が入り込んだ構造となっている。従って、ガス漏れ
を防ぐシールはピストンロッドシールとなるが、このガ
スシールはほとんど無潤滑でしかも高速で摺動するた
め、使用条件が非常に厳しく、すぐれた特性の合成樹脂
材料を使用しても寿命が短い問題がある。また、ガスは
油に比べ数十倍も漏れやすく、ピストンロッド部からの
漏れのため短期間でガスの再充填が必要になるという欠
点も併せ持っている。
【0004】これに対して、全油圧タイプは、ガスはダ
イヤフラムで密閉されたガス室に封入されているためガ
ス漏れが起こりにくく、長期間にわたってガス圧を保つ
ことかできる。しかし、ハンマピストンを油圧で作動さ
せるため、作動油が高速で流れることによる損失が大き
く、またピストン上昇時のエネルギ−蓄積作用がないこ
とによりエルギー効率が低いという欠点を併せ持ってい
る。そこで、全油圧式とガスピストン方式を折衷した方
式として、本体の上端部にアキュムレータを設け、該ア
キュムレータに蓄積したエルギーを作動油を介してハン
マピストンに伝達するタイプのものが開発されている。
しかしながらこの方式では、アキュムレータ下部の油室
の作動油が循環しないため、油圧ブレーカの作動による
ダイヤフラムの圧縮膨張作用で油室内の作動油が高温と
なる点、油室が適正範囲の圧力に保持しがたいため、ダ
イヤフラムが損傷され、ガス漏れが起こりやすい点に問
題があった。
イヤフラムで密閉されたガス室に封入されているためガ
ス漏れが起こりにくく、長期間にわたってガス圧を保つ
ことかできる。しかし、ハンマピストンを油圧で作動さ
せるため、作動油が高速で流れることによる損失が大き
く、またピストン上昇時のエネルギ−蓄積作用がないこ
とによりエルギー効率が低いという欠点を併せ持ってい
る。そこで、全油圧式とガスピストン方式を折衷した方
式として、本体の上端部にアキュムレータを設け、該ア
キュムレータに蓄積したエルギーを作動油を介してハン
マピストンに伝達するタイプのものが開発されている。
しかしながらこの方式では、アキュムレータ下部の油室
の作動油が循環しないため、油圧ブレーカの作動による
ダイヤフラムの圧縮膨張作用で油室内の作動油が高温と
なる点、油室が適正範囲の圧力に保持しがたいため、ダ
イヤフラムが損傷され、ガス漏れが起こりやすい点に問
題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解消するために研究して創案されたもので、そ
の目的とするところは、エルギー効率が高くしかも安定
した打撃力を得ることができ、それでいてガス漏れが起
こりにくく耐久性のすぐれた油圧ブレーカを提供するこ
とにある。
問題点を解消するために研究して創案されたもので、そ
の目的とするところは、エルギー効率が高くしかも安定
した打撃力を得ることができ、それでいてガス漏れが起
こりにくく耐久性のすぐれた油圧ブレーカを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、下部に工具を装着した本体内にハンマピスト
ンを配し、本体上端に設けたアキュムレータにより蓄圧
したエネルギーを作動油に与えてハンマピストンを作動
させて工具に打撃を加える形式のブレーカにおいて、ア
キュムレータの下に、アキュムレータ蓄圧室に通じ内部
にハンマピストンの上部ピストンを臨ませた油室を隔壁
を介して画成すると共に、隔壁外周には作動油入口通路
及びハンマピストンを作動させる高圧通路とそれぞれ接
続した環状油室を設け、前記環状油室の近傍外側には、
油室内の圧力を所定範囲に制御するとともにハンマピス
トンの昇降ストロークに伴う油室内の圧力変動により油
室内の作動油を少量ずつ入替えさせるための油室制御弁
を設けた構成としている。
本発明は、下部に工具を装着した本体内にハンマピスト
ンを配し、本体上端に設けたアキュムレータにより蓄圧
したエネルギーを作動油に与えてハンマピストンを作動
させて工具に打撃を加える形式のブレーカにおいて、ア
キュムレータの下に、アキュムレータ蓄圧室に通じ内部
にハンマピストンの上部ピストンを臨ませた油室を隔壁
を介して画成すると共に、隔壁外周には作動油入口通路
及びハンマピストンを作動させる高圧通路とそれぞれ接
続した環状油室を設け、前記環状油室の近傍外側には、
油室内の圧力を所定範囲に制御するとともにハンマピス
トンの昇降ストロークに伴う油室内の圧力変動により油
室内の作動油を少量ずつ入替えさせるための油室制御弁
を設けた構成としている。
【0007】油室制御弁は、好ましくは、油室と接続し
た連絡通路と、作動油出口通路と連絡する低圧通路と、
高圧通路に通じる高圧通路がそれぞれ接続された弁室
と、前記連絡通路と高圧通路間および連絡通路と低圧通
路間の連通切換え部分を有する弁体と、常態において連
絡通路と高圧通路が連通するように弁体を付勢するスプ
リングとを有しており、該油室制御弁は、弁室頂部から
導入される油室圧力により弁体が下降することで連絡通
路と高圧通路間を遮断して下限圧力を設定し、ハンマピ
ストンの上昇に伴い油室圧力が上限設定圧力に到ると弁
体がさらに下降することで連絡通路と低圧通路とを連通
させて油室内の作動油を作動油出口通路に導く構成とな
っている。前記隔壁は熱伝導性のよい材料で作られてい
ることが好ましい。また本発明において、前記油室の下
方にこれと区画され油圧の流れをハンマーピストンの昇
降により切換えるコントロールバルブを備えており、好
ましくは、該コントロールバルブの弁体は前記ハンマピ
ストンの上部ピストンと同心の筒穴を有するとともに上
端部と下端部が同じ受圧面積となっている。
た連絡通路と、作動油出口通路と連絡する低圧通路と、
高圧通路に通じる高圧通路がそれぞれ接続された弁室
と、前記連絡通路と高圧通路間および連絡通路と低圧通
路間の連通切換え部分を有する弁体と、常態において連
絡通路と高圧通路が連通するように弁体を付勢するスプ
リングとを有しており、該油室制御弁は、弁室頂部から
導入される油室圧力により弁体が下降することで連絡通
路と高圧通路間を遮断して下限圧力を設定し、ハンマピ
ストンの上昇に伴い油室圧力が上限設定圧力に到ると弁
体がさらに下降することで連絡通路と低圧通路とを連通
させて油室内の作動油を作動油出口通路に導く構成とな
っている。前記隔壁は熱伝導性のよい材料で作られてい
ることが好ましい。また本発明において、前記油室の下
方にこれと区画され油圧の流れをハンマーピストンの昇
降により切換えるコントロールバルブを備えており、好
ましくは、該コントロールバルブの弁体は前記ハンマピ
ストンの上部ピストンと同心の筒穴を有するとともに上
端部と下端部が同じ受圧面積となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を添付図面に
基いて説明する。図1ないし図5は本発明による油圧ブ
レーカの一実施例を示しており、図6ないし図9は打撃
作動の1サイクルを示している。1は本体で、この実施
例では、上部体1aと中間部体1bとフロントエンド1
cに分割されており、それらはボルトなどによって油密
に結合されている。フロントエンド1cにはチゼルなど
の工具Tが軸方向摺動可能に嵌められ、本体頂部として
の上部体1aにはアキュムレータ2が冠着され、それよ
りも下部には図示しないが操作ハンドルが設けられてい
る。アキュムレータ2は内部にゴムなどからなるダイヤ
フラム2aが張設され、ダイヤフラム2aの内部にはガ
スGが封入され、ダイヤフラム2aの下側には蓄圧室2
01が形成され、蓄圧室201の底壁には多数の通孔2
02が配設されている。前記本体1の中心軸上にはハン
マピストン3が摺動可能に配されている。該ハンマピス
トン3はピストン部3aの下部に前記工具Tと同軸上に
下部ピストン3dが連設され、該下部ピストン3dはフ
ロンエンド内に突出している。ピストン部3aは長さ方
向中間に逃がし用のくびれ部3bを有し、ピストン部3
aの上端には上部ピストン3cが連設されている。前記
ピストン部3aと下部ピストン3dと上部ピストン3c
とはそれぞれの径がW>W1>W2の関係に作られてお
り、くびれ部3bの直径W3は下部ピストン3bの直径
W1と同等以上に作られている。
基いて説明する。図1ないし図5は本発明による油圧ブ
レーカの一実施例を示しており、図6ないし図9は打撃
作動の1サイクルを示している。1は本体で、この実施
例では、上部体1aと中間部体1bとフロントエンド1
cに分割されており、それらはボルトなどによって油密
に結合されている。フロントエンド1cにはチゼルなど
の工具Tが軸方向摺動可能に嵌められ、本体頂部として
の上部体1aにはアキュムレータ2が冠着され、それよ
りも下部には図示しないが操作ハンドルが設けられてい
る。アキュムレータ2は内部にゴムなどからなるダイヤ
フラム2aが張設され、ダイヤフラム2aの内部にはガ
スGが封入され、ダイヤフラム2aの下側には蓄圧室2
01が形成され、蓄圧室201の底壁には多数の通孔2
02が配設されている。前記本体1の中心軸上にはハン
マピストン3が摺動可能に配されている。該ハンマピス
トン3はピストン部3aの下部に前記工具Tと同軸上に
下部ピストン3dが連設され、該下部ピストン3dはフ
ロンエンド内に突出している。ピストン部3aは長さ方
向中間に逃がし用のくびれ部3bを有し、ピストン部3
aの上端には上部ピストン3cが連設されている。前記
ピストン部3aと下部ピストン3dと上部ピストン3c
とはそれぞれの径がW>W1>W2の関係に作られてお
り、くびれ部3bの直径W3は下部ピストン3bの直径
W1と同等以上に作られている。
【0009】4は油圧の流れをハンマピストン3の昇降
により自動的に切換えるためのコントロールバルブであ
り、この実施例では本体1の上部体1aと中間部体1b
わたる領域に位置されている。コントロールバルブ4
は、筒状の弁体4bを内蔵した弁室4aを備えている。
5はアキュムレータ2の直下の上部体1aに前記弁室4
aと隔壁100を介して設けられた空所であり、前記上
部ピストン3cは隔壁100の孔を貫いて空所5の中心
に突入している。この凹所5は上部ピストン3cを同心
状に囲むようなリング状の隔壁5aを有しており、この
隔壁5aよって凹所5は半径方向で2つに区画され、通
孔202の直下に上部ピストン3cを内包する油室50
が画成されるとともに、周囲に通孔202と連通しない
環状油室51が形成されている。前記隔壁5aはたとえ
ばアルミニウム合金などの熱伝導性のよい材料で構成さ
れ、上下端部がアキュムレータ2の底隔壁と油室50の
底壁とに油密に挟持固定されている。前記環状油室51
には作動油入口通路6が接続されており、その作動油入
口通路6はホース類を介して図示しない油圧供給源に導
かれている。一方、コントロールバルブ5の下側位置に
は作動油出口通路6’が設けられ、該作動油出口通路
6’は図示しないタンクにホース類によって連絡されて
いる。
により自動的に切換えるためのコントロールバルブであ
り、この実施例では本体1の上部体1aと中間部体1b
わたる領域に位置されている。コントロールバルブ4
は、筒状の弁体4bを内蔵した弁室4aを備えている。
5はアキュムレータ2の直下の上部体1aに前記弁室4
aと隔壁100を介して設けられた空所であり、前記上
部ピストン3cは隔壁100の孔を貫いて空所5の中心
に突入している。この凹所5は上部ピストン3cを同心
状に囲むようなリング状の隔壁5aを有しており、この
隔壁5aよって凹所5は半径方向で2つに区画され、通
孔202の直下に上部ピストン3cを内包する油室50
が画成されるとともに、周囲に通孔202と連通しない
環状油室51が形成されている。前記隔壁5aはたとえ
ばアルミニウム合金などの熱伝導性のよい材料で構成さ
れ、上下端部がアキュムレータ2の底隔壁と油室50の
底壁とに油密に挟持固定されている。前記環状油室51
には作動油入口通路6が接続されており、その作動油入
口通路6はホース類を介して図示しない油圧供給源に導
かれている。一方、コントロールバルブ5の下側位置に
は作動油出口通路6’が設けられ、該作動油出口通路
6’は図示しないタンクにホース類によって連絡されて
いる。
【0010】前記環状油室51の近傍外側部位には油室
50の圧力を所定範囲に制御するとともにハンマピスト
ン3の昇降ストロークを利用して油室50内の作動油を
少しずつ入替えさせるための油室制御弁7を設けてい
る。この油室制御弁7は、この実施例では本体1に直接
設けられているが、これに限らず別のブロック状部体と
して作られ、本体1に連結固定されてもよいことはいう
までもない。
50の圧力を所定範囲に制御するとともにハンマピスト
ン3の昇降ストロークを利用して油室50内の作動油を
少しずつ入替えさせるための油室制御弁7を設けてい
る。この油室制御弁7は、この実施例では本体1に直接
設けられているが、これに限らず別のブロック状部体と
して作られ、本体1に連結固定されてもよいことはいう
までもない。
【0011】油室制御弁7は図2と図3に示すように、
筒状の弁室7aと、これに摺動可能にはめられた弁体
(たとえばスプール)7bと、弁体7bを付勢するスプリ
ング7cとを備えている。弁室7aは、高さ方向中間領
域の周壁に環状溝70を有し、該環状溝70は連絡通路
71によって前記油室50の底部に連通されている。前
記連絡通路71の一部は分岐通路71’を有し、該分岐
通路71’は弁体7bで区画された上部室72に連通さ
れている。前記環状溝70よりも下方の弁室周壁には高
圧通路73の先端が連通しており、該高圧通路73は後
述するように環状油室51を介して作動油入口通路6に
接続されている。弁室7aの下部域には低圧油路74の
先端が連通しており、該低圧油路74は前記作動油出口
通路6’に直接接続されるか、または図2のようにコン
トールバルブ4の弁室4aの下部域に接続されている。
筒状の弁室7aと、これに摺動可能にはめられた弁体
(たとえばスプール)7bと、弁体7bを付勢するスプリ
ング7cとを備えている。弁室7aは、高さ方向中間領
域の周壁に環状溝70を有し、該環状溝70は連絡通路
71によって前記油室50の底部に連通されている。前
記連絡通路71の一部は分岐通路71’を有し、該分岐
通路71’は弁体7bで区画された上部室72に連通さ
れている。前記環状溝70よりも下方の弁室周壁には高
圧通路73の先端が連通しており、該高圧通路73は後
述するように環状油室51を介して作動油入口通路6に
接続されている。弁室7aの下部域には低圧油路74の
先端が連通しており、該低圧油路74は前記作動油出口
通路6’に直接接続されるか、または図2のようにコン
トールバルブ4の弁室4aの下部域に接続されている。
【0012】弁体7bは頂部に第1ランド75aを有
し、第1ランド75aの下に第1ロッド部75bを介し
て第2ランド75cが形成され、これの下に第2ロッド
部75dを介して第3ランド75eが形成され、この第
3ランド75eから下方にはスプリング7cの支持とガ
イドのため第3ロッド部75fが形成されている。そし
て前記第1ロッド部75bには半径方向に複数個の通孔
750が穿設されており、弁体7bの中心部には下端か
ら前記通孔750に到るまで袋孔状の筒穴751が縦設
されている。前記弁体7bは第3ランド75eの下端面
と弁室底との間に介装したスプリング7cによって上方
に付勢され、常態において、第2ロッド部75dが環状
溝70と高圧油路73のポートにまたがる領域に位置す
るようになっている。そして、上部室72に油室50の
圧力が導入されて弁体7bがスプリング7cのセット力
に打ち勝って下降したときに、高圧油路73と環状溝7
0が第2ランド75cによって遮断され、これと同時に
第1ロッド部75bが環状溝70に臨むようになってい
る。高圧油路20と環状溝70が第2ランド75cによ
って遮断されたときの圧力が下限設定圧力であり、これ
はスプリング7cのセット力によって任意に調整するこ
とができる。
し、第1ランド75aの下に第1ロッド部75bを介し
て第2ランド75cが形成され、これの下に第2ロッド
部75dを介して第3ランド75eが形成され、この第
3ランド75eから下方にはスプリング7cの支持とガ
イドのため第3ロッド部75fが形成されている。そし
て前記第1ロッド部75bには半径方向に複数個の通孔
750が穿設されており、弁体7bの中心部には下端か
ら前記通孔750に到るまで袋孔状の筒穴751が縦設
されている。前記弁体7bは第3ランド75eの下端面
と弁室底との間に介装したスプリング7cによって上方
に付勢され、常態において、第2ロッド部75dが環状
溝70と高圧油路73のポートにまたがる領域に位置す
るようになっている。そして、上部室72に油室50の
圧力が導入されて弁体7bがスプリング7cのセット力
に打ち勝って下降したときに、高圧油路73と環状溝7
0が第2ランド75cによって遮断され、これと同時に
第1ロッド部75bが環状溝70に臨むようになってい
る。高圧油路20と環状溝70が第2ランド75cによ
って遮断されたときの圧力が下限設定圧力であり、これ
はスプリング7cのセット力によって任意に調整するこ
とができる。
【0013】前記コントロールバルブ4の弁体4bは図
2と図5のように、中心部にストレートな筒穴40を有
している。また、外周には図5のように上端から下端に
かけて外径がd1の第1ロッド部41と、外径がd3の第
1ランド42と、外径がd2の第2ランド43と、外径
がd1の第2ロッド部44が順次形成されている。そし
て第2ロッド部44には筒穴40に通じる少なくとも一
つの小穴440が穿設されている。第1ロッド部41と
第2ロッド部44の直径d1は等しく、第1ランド42
と第2ランド43の各直径d3,d2はd3>d2となって
おり、第2ランド43の直径d2は、第1ロッド部41
と第2ロッド部44の直径d1とd2>d1の関係にあ
る。それゆえ、受圧面積の関係では、第1ロッド部41
と第2ロッド部44の端面の受圧面積A1は等しく、第
1ランド42の上端受圧面の受圧面積をA2とし、第1
ランド42の下端受圧面の受圧面積をA3とし、第2ラ
ンド43の下端受圧面の受圧面積をA4とすると、下記
の関係式となっている。 A2=A4+A3 (1) A4=A2−A3 (2) A3=A2−A4 (3)
2と図5のように、中心部にストレートな筒穴40を有
している。また、外周には図5のように上端から下端に
かけて外径がd1の第1ロッド部41と、外径がd3の第
1ランド42と、外径がd2の第2ランド43と、外径
がd1の第2ロッド部44が順次形成されている。そし
て第2ロッド部44には筒穴40に通じる少なくとも一
つの小穴440が穿設されている。第1ロッド部41と
第2ロッド部44の直径d1は等しく、第1ランド42
と第2ランド43の各直径d3,d2はd3>d2となって
おり、第2ランド43の直径d2は、第1ロッド部41
と第2ロッド部44の直径d1とd2>d1の関係にあ
る。それゆえ、受圧面積の関係では、第1ロッド部41
と第2ロッド部44の端面の受圧面積A1は等しく、第
1ランド42の上端受圧面の受圧面積をA2とし、第1
ランド42の下端受圧面の受圧面積をA3とし、第2ラ
ンド43の下端受圧面の受圧面積をA4とすると、下記
の関係式となっている。 A2=A4+A3 (1) A4=A2−A3 (2) A3=A2−A4 (3)
【0014】一方、前記弁室4aには、図2のように、
上側と下側に前記第1ロッド部41と第2ロッド部44
の直径に対応する上下摺接面41’,44’が設けられ
るとともに、それら上下摺接面41’,44’間には、
前記第1ランド42が摺接ししかも第1ランド42の長
さ寸法よりも大きなりング状溝からなる第1バルブ室4
5と、第2ランド43が摺接可能でかつ第2ランド43
の長さ寸法と略等しいリング状溝からなる第2バルブ室
46が形成されている。前記弁室4aの下方には、これ
と同心にピストン3aの外周が摺接する径を持つシリン
ダ孔8が連設されており、該シリンダ孔8の上部域から
前記筒穴40にわたる領域が容積可変の上部ピストン室
9となっている。また、シリンダ孔8の底域にはピスト
ン部3aの下端との間に容積可変の下部ピストン室10
が形成され、該下部ピストン室10と上部ピストン室9
の間のシリンダ孔8にはリング状溝からなる中間室11
が形成されている。
上側と下側に前記第1ロッド部41と第2ロッド部44
の直径に対応する上下摺接面41’,44’が設けられ
るとともに、それら上下摺接面41’,44’間には、
前記第1ランド42が摺接ししかも第1ランド42の長
さ寸法よりも大きなりング状溝からなる第1バルブ室4
5と、第2ランド43が摺接可能でかつ第2ランド43
の長さ寸法と略等しいリング状溝からなる第2バルブ室
46が形成されている。前記弁室4aの下方には、これ
と同心にピストン3aの外周が摺接する径を持つシリン
ダ孔8が連設されており、該シリンダ孔8の上部域から
前記筒穴40にわたる領域が容積可変の上部ピストン室
9となっている。また、シリンダ孔8の底域にはピスト
ン部3aの下端との間に容積可変の下部ピストン室10
が形成され、該下部ピストン室10と上部ピストン室9
の間のシリンダ孔8にはリング状溝からなる中間室11
が形成されている。
【0015】前記下部ピストン室10の下部領域には前
記環状油室51から延びる高圧通路12が接続されてお
り、その高圧通路12は、コントロールバルブ4の弁室
4aの上摺接面41’に通じる第1分岐路120と、前
記第1バルブ室45の下部領域に通じる第2分岐路12
1を有している。さらに、高圧通路12は油室制御弁7
の前記高圧通路73と接続している。次に、前記中間室
11は連絡通路13によって第1バルブ室45の上部領
域に接続されている。また、前記第2バルブ室46の下
部領域には作動油出口通路6’が接続されており、作動
油出口通路6’の接続部位と周方向で変位した第2バル
ブ室46の下部領域には、前記油室御弁7の低圧通路7
4の端部が接続されている。前記作動油出口通路6’に
は先端が中間室11より適度に上位のシリンダ孔8に通
じる低圧通路14が分岐されている。なお、図面上では
高圧通路12と連絡通路71,低圧通路74が、また連
絡通路13と作動油出口通路6’が同じ断面上に示され
ているが、もちろん実際は交差しないように異なる位相
に穿設されている。高圧通路12は図6ないし図9では
作動油入口通路6に近い環状油室51に接続されている
が、好ましくは図1と図2のように反作動油入口通路6
の環状油室奥側に接続される。こうすることにより油室
50内の作動油をより効果的に冷却できるようになる。
記環状油室51から延びる高圧通路12が接続されてお
り、その高圧通路12は、コントロールバルブ4の弁室
4aの上摺接面41’に通じる第1分岐路120と、前
記第1バルブ室45の下部領域に通じる第2分岐路12
1を有している。さらに、高圧通路12は油室制御弁7
の前記高圧通路73と接続している。次に、前記中間室
11は連絡通路13によって第1バルブ室45の上部領
域に接続されている。また、前記第2バルブ室46の下
部領域には作動油出口通路6’が接続されており、作動
油出口通路6’の接続部位と周方向で変位した第2バル
ブ室46の下部領域には、前記油室御弁7の低圧通路7
4の端部が接続されている。前記作動油出口通路6’に
は先端が中間室11より適度に上位のシリンダ孔8に通
じる低圧通路14が分岐されている。なお、図面上では
高圧通路12と連絡通路71,低圧通路74が、また連
絡通路13と作動油出口通路6’が同じ断面上に示され
ているが、もちろん実際は交差しないように異なる位相
に穿設されている。高圧通路12は図6ないし図9では
作動油入口通路6に近い環状油室51に接続されている
が、好ましくは図1と図2のように反作動油入口通路6
の環状油室奥側に接続される。こうすることにより油室
50内の作動油をより効果的に冷却できるようになる。
【0016】前記ハンマーピストン3と各通路との関係
を説明すると、ハンマーピストン3が下降して工具Tを
打撃したときには、図6のように、くびれ部3bの下部
が中間室11に臨んで中間室11と低圧通路14とを連
通させるとともに、ピストン部3aの下端が高圧通路1
2のポートを遮断しない位置にある。そしてこのときに
は、コントロールバルブ4の弁体4bは上限位置すなわ
ち第1ロッド部41の端面が弁室天井に接触し、小穴4
40が第2バルブ室46を介して低圧通路14と連通す
る状態にある。ハンマーピストン3が上昇限に達したと
きに、ハンマーピストン3のピストン部3aの下端が中
間室11内に位置することにより、中間室11と下部ピ
ストン室10とを連通させるようになっている。このと
きにはコントロールバルブ4の弁体4bは上限位置に保
持される。この状態からハンマーピストン3が下降を開
始すると、ピストン部3aの下端が中間室11を閉じ、
このときにはコントロールバルブ4の弁体4bは下限位
置すなわち第2ロッド部44の端面が弁室底に接触し、
第1分岐路120が弁室4aと通じるようになってい
る。
を説明すると、ハンマーピストン3が下降して工具Tを
打撃したときには、図6のように、くびれ部3bの下部
が中間室11に臨んで中間室11と低圧通路14とを連
通させるとともに、ピストン部3aの下端が高圧通路1
2のポートを遮断しない位置にある。そしてこのときに
は、コントロールバルブ4の弁体4bは上限位置すなわ
ち第1ロッド部41の端面が弁室天井に接触し、小穴4
40が第2バルブ室46を介して低圧通路14と連通す
る状態にある。ハンマーピストン3が上昇限に達したと
きに、ハンマーピストン3のピストン部3aの下端が中
間室11内に位置することにより、中間室11と下部ピ
ストン室10とを連通させるようになっている。このと
きにはコントロールバルブ4の弁体4bは上限位置に保
持される。この状態からハンマーピストン3が下降を開
始すると、ピストン部3aの下端が中間室11を閉じ、
このときにはコントロールバルブ4の弁体4bは下限位
置すなわち第2ロッド部44の端面が弁室底に接触し、
第1分岐路120が弁室4aと通じるようになってい
る。
【0017】
【実施例の作用】次に本発明による油圧ブレーカの作用
を説明する。作動油が作動油入口通路6から導入される
と、その作動油は環状油室51に流入してここから高圧
通路12へと流れる系統になる。このため隔壁5aによ
って環状油室51と区画されている油室50内の油は、
隔壁5aが熱伝導性のよい材料でリング状に作られてい
ることにより隔壁5aを通して熱交換される。したがっ
て、油圧ブレーカにおいて重要な働きをする油室50内
の作動油が冷却され、これによりダイヤフラムと作動油
の劣化を防止することができる。
を説明する。作動油が作動油入口通路6から導入される
と、その作動油は環状油室51に流入してここから高圧
通路12へと流れる系統になる。このため隔壁5aによ
って環状油室51と区画されている油室50内の油は、
隔壁5aが熱伝導性のよい材料でリング状に作られてい
ることにより隔壁5aを通して熱交換される。したがっ
て、油圧ブレーカにおいて重要な働きをする油室50内
の作動油が冷却され、これによりダイヤフラムと作動油
の劣化を防止することができる。
【0018】前記油室50の圧力が油圧ブレーカ起動時
を含め設定圧力よりも低い時には、油室制御弁7の弁体
7bはスプリング7cのセット力によって上方に押し上
げられて図3(a)の状態となっている。このため、環状
油室51を通った油は高圧通路12から高圧通路73へ
と分岐し、弁室7aの環状溝70を介して連絡通路71
に導かれ、油室50へと流入する。これにより油室50
の圧力が上昇する。この油室50の圧力は連絡通路71
の分岐通路71’から上部室72に伝わり、弁体7bを
スプリング7cの力に打ち勝って押し下げる。こうして
弁体7bが下降すると、高圧通路73と環状溝70の連
通が弁体7bの第2ランド75cによって遮断される。
このときの圧力が下限設定圧力となる。
を含め設定圧力よりも低い時には、油室制御弁7の弁体
7bはスプリング7cのセット力によって上方に押し上
げられて図3(a)の状態となっている。このため、環状
油室51を通った油は高圧通路12から高圧通路73へ
と分岐し、弁室7aの環状溝70を介して連絡通路71
に導かれ、油室50へと流入する。これにより油室50
の圧力が上昇する。この油室50の圧力は連絡通路71
の分岐通路71’から上部室72に伝わり、弁体7bを
スプリング7cの力に打ち勝って押し下げる。こうして
弁体7bが下降すると、高圧通路73と環状溝70の連
通が弁体7bの第2ランド75cによって遮断される。
このときの圧力が下限設定圧力となる。
【0019】一方、同時に高圧通路12を通った油は下
部ピストン室10に導入されるためピストン部3aは上
方へと押圧されハンマピストン3が上昇する。このハン
マピストン3の上昇により上部ピストン3cが油室50
に進入するため油室内の作動油が圧縮され圧力が上昇す
る。その圧力が上限設定圧力を超えると、上部室72の
圧力によってスプリング7cがさらに圧縮されるため弁
体7bが降下する。これにより図3(b)の状態となり、
環状溝70と弁体7bの通孔750が連通する。このた
め油室50内の作動油は環状溝70から筒穴751に流
れ込み、弁室下端から低圧通路74に流出する。この低
圧通路74はコントロールバルブ4の第2バルブ室46
を介して作動油出口通路6’に接続されているため油室
50内の所要量の作動油はタンクに戻される。
部ピストン室10に導入されるためピストン部3aは上
方へと押圧されハンマピストン3が上昇する。このハン
マピストン3の上昇により上部ピストン3cが油室50
に進入するため油室内の作動油が圧縮され圧力が上昇す
る。その圧力が上限設定圧力を超えると、上部室72の
圧力によってスプリング7cがさらに圧縮されるため弁
体7bが降下する。これにより図3(b)の状態となり、
環状溝70と弁体7bの通孔750が連通する。このた
め油室50内の作動油は環状溝70から筒穴751に流
れ込み、弁室下端から低圧通路74に流出する。この低
圧通路74はコントロールバルブ4の第2バルブ室46
を介して作動油出口通路6’に接続されているため油室
50内の所要量の作動油はタンクに戻される。
【0020】油室制御弁7がない場合、前記油室50の
圧力は図4の波形の上限と下限の間で変動して圧力変動
範囲P1となる。この圧力変動の範囲はハンマーピスト
ン3の径とストロークおよび油室50の容積とアキュム
レータ2の容積によって決定されるが、本発明は油室制
御弁7の弁体7bの上限,下限の圧力設定を図4の圧力
変動範囲の内側の範囲P2に設定することにより安定し
た打撃が得られ、アキュムレータ2のダイヤフラム20
0の損傷を防止することができる。詳述すると、本発明
においては、ハンマーピストン3が上昇して油室50内
の圧力が上限設定圧力に達すると、図3(b)の状態とな
り、前述のような油室制御弁7の弁体7bの作動により
油室50内の作動油が押し出される。すなわちハンマー
ピストン3の残りの上昇分の作動油が低圧通路74を介
して系外に押し出される。また、ハンマ−ピストン3が
下降するときには、油室50内の圧力が下限設定圧力ま
で下降すると、油室制御弁7の弁体7bは図3(a)の状
態となり、油室50にはハンマ−ピストン3の残りのス
トローク分の作動油が高圧通路74と連絡通路71を介
して補給される。以上のようなことから、油室50内の
圧力は常に図4の上限と下限の設定圧力の間に納まる圧
力変動範囲P2内で制御される。このため油圧ブレーカ
の打撃力を安定したものとすることができ、同時にアキ
ュムレータ2のダイヤフラム2aに図4の斜線部分a,
bの余分な負荷が作用しなくなるため、ダイヤフラム2
aの損傷を防止し、その耐久性を長くすることができる
のである。さらにまた、図3から明らかなように、油室
50内の作動油がハンマーピストン3の上昇と下降に同
調して少しずつ押し出され・補給されるため循環により
入替えを行うことができ、作動油の劣化を防止すること
ができる。
圧力は図4の波形の上限と下限の間で変動して圧力変動
範囲P1となる。この圧力変動の範囲はハンマーピスト
ン3の径とストロークおよび油室50の容積とアキュム
レータ2の容積によって決定されるが、本発明は油室制
御弁7の弁体7bの上限,下限の圧力設定を図4の圧力
変動範囲の内側の範囲P2に設定することにより安定し
た打撃が得られ、アキュムレータ2のダイヤフラム20
0の損傷を防止することができる。詳述すると、本発明
においては、ハンマーピストン3が上昇して油室50内
の圧力が上限設定圧力に達すると、図3(b)の状態とな
り、前述のような油室制御弁7の弁体7bの作動により
油室50内の作動油が押し出される。すなわちハンマー
ピストン3の残りの上昇分の作動油が低圧通路74を介
して系外に押し出される。また、ハンマ−ピストン3が
下降するときには、油室50内の圧力が下限設定圧力ま
で下降すると、油室制御弁7の弁体7bは図3(a)の状
態となり、油室50にはハンマ−ピストン3の残りのス
トローク分の作動油が高圧通路74と連絡通路71を介
して補給される。以上のようなことから、油室50内の
圧力は常に図4の上限と下限の設定圧力の間に納まる圧
力変動範囲P2内で制御される。このため油圧ブレーカ
の打撃力を安定したものとすることができ、同時にアキ
ュムレータ2のダイヤフラム2aに図4の斜線部分a,
bの余分な負荷が作用しなくなるため、ダイヤフラム2
aの損傷を防止し、その耐久性を長くすることができる
のである。さらにまた、図3から明らかなように、油室
50内の作動油がハンマーピストン3の上昇と下降に同
調して少しずつ押し出され・補給されるため循環により
入替えを行うことができ、作動油の劣化を防止すること
ができる。
【0021】図6は打撃が完了した状態であり、この状
態で作動油入口通路6から流入した作動油は環状油室5
1から高圧通路12を経て下部ピストン室10に流入
し、ここに臨んでいるくびれ部3bの上端の受圧面に作
用してハンマーピストン3を押し上げようとする。この
とき、作動油の一部は高圧通路12から分岐した第2分
岐通路121を介してコントロールバルブ4の第2バル
ブ室46に流入し、弁体4bの第1ランド下端受圧面A
3に作用するため、弁体4bは上限位置に持ち上げられ
る。また作動油の一部は高圧通路73と環状溝70と連
絡通路71を経て油室50へと流入する。この油室50
の圧力は分岐通路71’を介して上部室72にも加わ
り、この圧力でスプリング7cを圧縮し弁体7bを押し
下げる。弁体7bが下降すると、高圧通路73と連絡通
路71が第2ランド75cによって遮断される。すなわ
ち、油室50はその圧力が上部室72の圧力とスプリン
グ7cの力がバランスする圧力まで上昇すると作動油入
口通路6の圧力と遮断されるのであり、この圧力が油室
50の最低圧力となる。
態で作動油入口通路6から流入した作動油は環状油室5
1から高圧通路12を経て下部ピストン室10に流入
し、ここに臨んでいるくびれ部3bの上端の受圧面に作
用してハンマーピストン3を押し上げようとする。この
とき、作動油の一部は高圧通路12から分岐した第2分
岐通路121を介してコントロールバルブ4の第2バル
ブ室46に流入し、弁体4bの第1ランド下端受圧面A
3に作用するため、弁体4bは上限位置に持ち上げられ
る。また作動油の一部は高圧通路73と環状溝70と連
絡通路71を経て油室50へと流入する。この油室50
の圧力は分岐通路71’を介して上部室72にも加わ
り、この圧力でスプリング7cを圧縮し弁体7bを押し
下げる。弁体7bが下降すると、高圧通路73と連絡通
路71が第2ランド75cによって遮断される。すなわ
ち、油室50はその圧力が上部室72の圧力とスプリン
グ7cの力がバランスする圧力まで上昇すると作動油入
口通路6の圧力と遮断されるのであり、この圧力が油室
50の最低圧力となる。
【0022】ハンマーピストン3は前記した下部ピスン
室10に作用する圧力により、図7のように押し上げら
れる。このとき、コントロールバルブ4の弁室7aに連
続した上部ピストン室9内の作動油は、ハンマーピスト
ン4のピストン部上端受圧面の上昇によって押し出さ
れ、弁体4bの第2ロッド44の下側部位に設けられて
いる小穴440から第2バルブ室46に流出し、ここに
開口している作動油出口通路6’を経て外部のタンクに
戻る。これと同時にハンマーピストン3の上部ピストン
3cが油室50に押し込まれる。このため油室50内の
容積が減り、圧力が上昇した作動油は押し出されるが、
この時には連絡通路71が弁体7bの第2ランド75c
によって遮断されているため、作動油は専ら油室50の
上方に作用し、アキュムレータ2の底に配設されている
多数の通孔202を通って流入し、ダイヤフラム2aを
押し上げダイヤフラムガス室内に充填されているガスG
を圧縮しながら蓄圧室201に移動する。こうしてハン
マピストン3のピストン部3aの下端が中間室11の位
置まで達すると、下部ピストン3dによって下部ピスト
ン室10と中間室11が連通し、下部ピストン室10内
の高圧の作動油は中間室11から連絡通路13を経てコ
ントロールバルブ4の第1バルブ室45に達し、ここが
高圧になるため、弁体4bは下降を始める。
室10に作用する圧力により、図7のように押し上げら
れる。このとき、コントロールバルブ4の弁室7aに連
続した上部ピストン室9内の作動油は、ハンマーピスト
ン4のピストン部上端受圧面の上昇によって押し出さ
れ、弁体4bの第2ロッド44の下側部位に設けられて
いる小穴440から第2バルブ室46に流出し、ここに
開口している作動油出口通路6’を経て外部のタンクに
戻る。これと同時にハンマーピストン3の上部ピストン
3cが油室50に押し込まれる。このため油室50内の
容積が減り、圧力が上昇した作動油は押し出されるが、
この時には連絡通路71が弁体7bの第2ランド75c
によって遮断されているため、作動油は専ら油室50の
上方に作用し、アキュムレータ2の底に配設されている
多数の通孔202を通って流入し、ダイヤフラム2aを
押し上げダイヤフラムガス室内に充填されているガスG
を圧縮しながら蓄圧室201に移動する。こうしてハン
マピストン3のピストン部3aの下端が中間室11の位
置まで達すると、下部ピストン3dによって下部ピスト
ン室10と中間室11が連通し、下部ピストン室10内
の高圧の作動油は中間室11から連絡通路13を経てコ
ントロールバルブ4の第1バルブ室45に達し、ここが
高圧になるため、弁体4bは下降を始める。
【0023】詳しく述べると、コントロールバルブ4の
弁体4bの第1ランド42の上端の受圧面積A2には高
圧が作用し、第1ランド42の下端の受圧面積A3には
作動油入口通路6からの高圧Phが作用し、また第2ラ
ンド43の下端の受圧面積A4には前記した小穴440
から第2バルブ室46を経て作動油出口通路6’に流出
する低圧Plが常時作用している。第1ロッド部41と
第2ロッド部44の受圧面積A1は同じであり、常に同
じ圧力が作用しているため相殺される。したがってコン
トロールバルブを押し下げようとする力Fdは Fd=(A2×Ph)−(A3×Ph)−(A4×Pl) =(A2−A3)×Ph−(A4×Pl) ここでA4=A2−A3であるからFd=(A4×Ph)−
(A4×Pl)=A4(Ph−Pl)>0となる。
弁体4bの第1ランド42の上端の受圧面積A2には高
圧が作用し、第1ランド42の下端の受圧面積A3には
作動油入口通路6からの高圧Phが作用し、また第2ラ
ンド43の下端の受圧面積A4には前記した小穴440
から第2バルブ室46を経て作動油出口通路6’に流出
する低圧Plが常時作用している。第1ロッド部41と
第2ロッド部44の受圧面積A1は同じであり、常に同
じ圧力が作用しているため相殺される。したがってコン
トロールバルブを押し下げようとする力Fdは Fd=(A2×Ph)−(A3×Ph)−(A4×Pl) =(A2−A3)×Ph−(A4×Pl) ここでA4=A2−A3であるからFd=(A4×Ph)−
(A4×Pl)=A4(Ph−Pl)>0となる。
【0024】上記の関係によりコントロールバルブ4の
弁体4bは下降される。すると、図8のように小穴44
0は摺接壁44’によって閉じられ、それと同時に高圧
通路12の第1分岐通路120と弁室4aとの間が開か
れる。このため高圧の作動油は上部ピストン室9に流入
して高圧となる。上部ピストン室9の容積(ピストン3
aの上部の受圧面積)は下部ピストン室10のそれ(ピ
ストン部3aの下部受圧面積)に比べて少し大きく設定
されているので、ハンマーピストン3は下降する。さら
にハンマピストン3の上部ピストン3cの端面300に
は油室50の油圧力が作用する。これらの相乗作用によ
りハンマ−ピストン3は急激に下側されて下降する。そ
して油室50には蓄圧室201から多数の小穴202を
通って作動油が供給される。ガス室内のガスは膨張しダ
イヤフラム200を押し下げる。このとき下部ピストン
室10内の作動油はピストン部3aの下降により押し出
され、高圧通路12を逆流して第1分岐通路120から
上部ピストン室9へ逆流する。
弁体4bは下降される。すると、図8のように小穴44
0は摺接壁44’によって閉じられ、それと同時に高圧
通路12の第1分岐通路120と弁室4aとの間が開か
れる。このため高圧の作動油は上部ピストン室9に流入
して高圧となる。上部ピストン室9の容積(ピストン3
aの上部の受圧面積)は下部ピストン室10のそれ(ピ
ストン部3aの下部受圧面積)に比べて少し大きく設定
されているので、ハンマーピストン3は下降する。さら
にハンマピストン3の上部ピストン3cの端面300に
は油室50の油圧力が作用する。これらの相乗作用によ
りハンマ−ピストン3は急激に下側されて下降する。そ
して油室50には蓄圧室201から多数の小穴202を
通って作動油が供給される。ガス室内のガスは膨張しダ
イヤフラム200を押し下げる。このとき下部ピストン
室10内の作動油はピストン部3aの下降により押し出
され、高圧通路12を逆流して第1分岐通路120から
上部ピストン室9へ逆流する。
【0025】かくしてハンマ−ピストン3は高速で下降
し、図9のように下部ピストン3dが工具Tの頭部を打
撃する。工具11はこの打撃エネルギを伝達し、その機
能に従ってたとえば先端部で岩やコンクリートなどを破
砕する。ハンマ−ピストン3が工具Tを打撃する位置ま
で下降するときには、ピストン部3aに設けられている
くびれ部3bが中間室11の位置まで達する。これによ
りくびれ部3bを介して連絡通路13のポートと中間室
11とが連通する。したがって、コントロールバルブ4
の第1バルブ室45内の高圧の作動油は連絡通路13→
中間室11→低圧通路14を経て作動油出口通路6’に
流出し、これにより第1バルブ室45は低圧となり、弁
体4bには上昇力Fuが作用する。この上昇力Fuは、
弁体4bの各受圧面積により次のようになる。 Fu=(A4×Pl)+(A3×Ph)−(A2×Pl) =(A3×Ph)−(A2−A4)Pl A3=(A2−A4)を代入して Fu=A3(Ph−Pl)>0 こうして弁体4bは再び上昇し、それにより図6の状態
に戻り、前記と同じ動作を繰り返すものである。なお、
コントロールバルブ4の弁体4bの中空部にはハンマー
ピストン3の打撃作用により激しい圧力変動が生ずる
が、弁体4bは上下端の第1ロッド部41と第2ロッド
部44の直径d1を同じにしているため、常に圧力によ
る力がバランスし、したがって前記圧力変動の影響を受
けず、確実に作動させることができる。
し、図9のように下部ピストン3dが工具Tの頭部を打
撃する。工具11はこの打撃エネルギを伝達し、その機
能に従ってたとえば先端部で岩やコンクリートなどを破
砕する。ハンマ−ピストン3が工具Tを打撃する位置ま
で下降するときには、ピストン部3aに設けられている
くびれ部3bが中間室11の位置まで達する。これによ
りくびれ部3bを介して連絡通路13のポートと中間室
11とが連通する。したがって、コントロールバルブ4
の第1バルブ室45内の高圧の作動油は連絡通路13→
中間室11→低圧通路14を経て作動油出口通路6’に
流出し、これにより第1バルブ室45は低圧となり、弁
体4bには上昇力Fuが作用する。この上昇力Fuは、
弁体4bの各受圧面積により次のようになる。 Fu=(A4×Pl)+(A3×Ph)−(A2×Pl) =(A3×Ph)−(A2−A4)Pl A3=(A2−A4)を代入して Fu=A3(Ph−Pl)>0 こうして弁体4bは再び上昇し、それにより図6の状態
に戻り、前記と同じ動作を繰り返すものである。なお、
コントロールバルブ4の弁体4bの中空部にはハンマー
ピストン3の打撃作用により激しい圧力変動が生ずる
が、弁体4bは上下端の第1ロッド部41と第2ロッド
部44の直径d1を同じにしているため、常に圧力によ
る力がバランスし、したがって前記圧力変動の影響を受
けず、確実に作動させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によれ
ば、アキュムレータで蓄圧したエルギーを作動油を介し
てハンマーピストンに伝える形式の油圧ブレーカにおい
て、油室50の外周に隔壁5aを介して環状油室51を
画成し、ここに作動油入口通路6から作動油を導入して
ハンマーピストン作動用の高圧通路12へと送るため、
隔壁5aを通した熱交換により油室50内の熱が放出さ
れ、アキュムレータ2に出し入れされる油を適切に冷却
することができ、これによりダイヤフラムと作動油の劣
化を防止することができる。また、ハンマーピストン3
の昇降に伴い制御弁7により油室50内の少量ずつ出し
入れさせるため作動油の劣化を防止することができる。
しかもハンマーピストン3の昇降による油室50の圧力
の変動を自動的に制御して常に適正範囲内に納めること
ができるため、打撃力を安定化させることができるとと
もに、ダイヤフラム2aの損傷とこれによるガス漏れを
防止することができ、このため、エネルギー効率が高
く、耐久性の良好な油圧ブレーカとすることができると
いうすぐれた効果が得られる。
ば、アキュムレータで蓄圧したエルギーを作動油を介し
てハンマーピストンに伝える形式の油圧ブレーカにおい
て、油室50の外周に隔壁5aを介して環状油室51を
画成し、ここに作動油入口通路6から作動油を導入して
ハンマーピストン作動用の高圧通路12へと送るため、
隔壁5aを通した熱交換により油室50内の熱が放出さ
れ、アキュムレータ2に出し入れされる油を適切に冷却
することができ、これによりダイヤフラムと作動油の劣
化を防止することができる。また、ハンマーピストン3
の昇降に伴い制御弁7により油室50内の少量ずつ出し
入れさせるため作動油の劣化を防止することができる。
しかもハンマーピストン3の昇降による油室50の圧力
の変動を自動的に制御して常に適正範囲内に納めること
ができるため、打撃力を安定化させることができるとと
もに、ダイヤフラム2aの損傷とこれによるガス漏れを
防止することができ、このため、エネルギー効率が高
く、耐久性の良好な油圧ブレーカとすることができると
いうすぐれた効果が得られる。
【0027】請求項2によれば、隔壁5aの熱伝導性が
よいため、油室内の油の温度上昇を抑えることができ、
ダイヤフラムと作動油の劣化を防止することができると
いうすぐれた効果が得られる。請求項3によれば、油室
50の圧力の制御と作動油の交換とを比較的簡単な構造
によって実現することができるというすぐれた効果が得
られる。請求項4によれば、ハンマ−ピストン3の昇降
に伴う激しい圧力変動によっても弁体4bはみだりに動
かされず、安定した油圧の方向切換えを行うことがで
き、しかもこれを簡単な構造によって実現できるという
すぐれた効果が得られる。
よいため、油室内の油の温度上昇を抑えることができ、
ダイヤフラムと作動油の劣化を防止することができると
いうすぐれた効果が得られる。請求項3によれば、油室
50の圧力の制御と作動油の交換とを比較的簡単な構造
によって実現することができるというすぐれた効果が得
られる。請求項4によれば、ハンマ−ピストン3の昇降
に伴う激しい圧力変動によっても弁体4bはみだりに動
かされず、安定した油圧の方向切換えを行うことがで
き、しかもこれを簡単な構造によって実現できるという
すぐれた効果が得られる。
【図1】本発明による油圧ブレーカの一実施例を示す縦
断側面図である。
断側面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本発明における油室制御弁の動作を示す説明図
である。
である。
【図4】本発明と従来の油室内圧力の変動を示す線図で
ある。
ある。
【図5】本発明のコントロールバルブにおける弁体各部
の受圧面積を説明する説明図である。
の受圧面積を説明する説明図である。
【図6】本発明においてハンマーピストンによる工具打
撃が完了し、上昇ストロークが開始された状態の断面図
である。
撃が完了し、上昇ストロークが開始された状態の断面図
である。
【図7】同じく上昇ストローク中の状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】同じく下降ストローク開始状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】同じく工具打撃時の状態を示す断面図である。
1 本体 2 アキュムレータ 2a ダイヤフラム 201 蓄圧室 3 ハンマーピストン 3c 上部ピストン 4 コントロールバルブ 4a 弁室 4b 弁体 5a 隔壁 50 油室 51 環状油室 6 作動油入口通路 6’作動油で口通路 7 油室制御弁 7a 弁室 7b 弁体 7c スプリング 12 高圧通路 71 連絡通路 72 上部室 73 高圧通路 74 低圧通路 T 工具
Claims (4)
- 【請求項1】下部に工具Tを装着した本体内にハンマピ
ストン3を配し、本体上端に設けたアキュムレータ2に
より蓄圧したエネルギーを作動油に与えてハンマピスト
ン3を作動させて工具Tに打撃を加える形式のブレーカ
において、アキュムレータ2の下に、アキュムレータ蓄
圧室201に通じ内部にハンマピストン3の上部ピスト
ン3cを臨ませた油室50を隔壁5aを介して画成する
と共に、隔壁外周には作動油入口通路6及びハンマピス
トン3を作動させる高圧通路12とそれぞれ接続した環
状油室51を設け、前記環状油室51の近傍外側には、
油室50内の圧力を所定範囲に制御するとともにハンマ
ピストン3の昇降ストロークに伴う油室内の圧力変動に
より油室内の作動油を少量ずつ入替えさせるための油室
制御弁7を設けたことを特徴とする油圧ブレーカ。 - 【請求項2】隔壁5aが熱伝導性のよい材料で作られて
いる請求項1に記載の油圧ブレーカ。 - 【請求項3】油室制御弁7は、油室50と接続した連絡
通路71と、作動油出口通路6’と連絡する低圧通路7
4と、高圧通路12に通じる高圧通路73がそれぞれ接
続された弁室7aと、前記連絡通路71と高圧通路73
間および連絡通路71と低圧通路74間の連通切換え部
分を有する弁体7bと、常態において連絡通路71と高
圧通路73が連通するように弁体7bを付勢するスプリ
ング7cとを有しており、該油室制御弁7は、弁室頂部
から導入される油室圧力により弁体7bが下降すること
で連絡通路71と高圧通路73間を遮断して下限圧力を
設定し、ハンマピストン3の上昇に伴い油室圧力が上限
設定圧力に到ると弁体7bがさらに下降することで連絡
通路71と低圧通路74とを連通させて油室50内の作
動油を作動油出口通路6’に導く構成となっている請求
項1または請求項2のいずれかに記載の油圧ブレーカ。 - 【請求項4】油室50の下方にこれと区画され油圧の流
れをハンマーピストン3の昇降により切換えるコントロ
ールバルブ4を備えており、該コントロールバルブ4の
弁体4bは前記ハンマピストン3の上部ピストン3cと
同心の筒穴を有するとともに上端部と下端部が同じ受圧
面積となっている請求項1ないし請求項3のいずれかに
記載の油圧ブレーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31585195A JPH09131671A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 油圧ブレーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31585195A JPH09131671A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 油圧ブレーカ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09131671A true JPH09131671A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=18070350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31585195A Pending JPH09131671A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 油圧ブレーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09131671A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007513786A (ja) * | 2003-12-11 | 2007-05-31 | モンタベール | 打撃液圧器械のための圧力規制装置 |
| WO2010025591A1 (zh) * | 2008-09-02 | 2010-03-11 | 北京宁远兴达技术开发有限公司 | 便捷液压电液锤 |
| KR100976800B1 (ko) * | 2008-05-02 | 2010-08-20 | 박내열 | 파스너건 |
| US9862543B2 (en) | 2010-12-15 | 2018-01-09 | Symbiotic, LLC | Bot payload alignment and sensing |
| US9908698B2 (en) | 2010-12-15 | 2018-03-06 | Symbotic, LLC | Automated bot transfer arm drive system |
| US9946265B2 (en) | 2010-12-15 | 2018-04-17 | Symbotic, LLC | Bot having high speed stability |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP31585195A patent/JPH09131671A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007513786A (ja) * | 2003-12-11 | 2007-05-31 | モンタベール | 打撃液圧器械のための圧力規制装置 |
| KR100976800B1 (ko) * | 2008-05-02 | 2010-08-20 | 박내열 | 파스너건 |
| WO2010025591A1 (zh) * | 2008-09-02 | 2010-03-11 | 北京宁远兴达技术开发有限公司 | 便捷液压电液锤 |
| US9862543B2 (en) | 2010-12-15 | 2018-01-09 | Symbiotic, LLC | Bot payload alignment and sensing |
| US9908698B2 (en) | 2010-12-15 | 2018-03-06 | Symbotic, LLC | Automated bot transfer arm drive system |
| US9946265B2 (en) | 2010-12-15 | 2018-04-17 | Symbotic, LLC | Bot having high speed stability |
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