JPH09132224A - 断熱カップ - Google Patents
断熱カップInfo
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- JPH09132224A JPH09132224A JP28995895A JP28995895A JPH09132224A JP H09132224 A JPH09132224 A JP H09132224A JP 28995895 A JP28995895 A JP 28995895A JP 28995895 A JP28995895 A JP 28995895A JP H09132224 A JPH09132224 A JP H09132224A
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- JP
- Japan
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- paper
- protective cover
- cup
- heat insulating
- side wall
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Abstract
(57)【要約】
【課題】加工性及び強度の優れた保護カバーを有する断
熱カップを提供する。 【解決手段】断熱カップは、紙製の側壁14及び紙製の
底壁16を有する逆円錐台型のカップ本体12と、これ
に貼着された紙製の逆円錐台型の保護カバー20と、を
具備する。保護カバー20は、コルゲート紙24とこれ
に貼着されたライナー紙28とを有する多層構造をな
し、ライナー紙28が外側となるように丸められる。コ
ルゲート紙24のコルゲーション25は、紙面上で蛇行
する形状をなし、且つカップ本体12の上下方向に沿っ
て延びるように配向される。
熱カップを提供する。 【解決手段】断熱カップは、紙製の側壁14及び紙製の
底壁16を有する逆円錐台型のカップ本体12と、これ
に貼着された紙製の逆円錐台型の保護カバー20と、を
具備する。保護カバー20は、コルゲート紙24とこれ
に貼着されたライナー紙28とを有する多層構造をな
し、ライナー紙28が外側となるように丸められる。コ
ルゲート紙24のコルゲーション25は、紙面上で蛇行
する形状をなし、且つカップ本体12の上下方向に沿っ
て延びるように配向される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は保護カバーがカップ
本体に貼着された断熱カップに関し、特に、内容物に熱
湯を注いで喫食に供する所謂インスタント食品や飲料用
の断熱カップに関する。
本体に貼着された断熱カップに関し、特に、内容物に熱
湯を注いで喫食に供する所謂インスタント食品や飲料用
の断熱カップに関する。
【0002】
【従来の技術】紙製のカップ本体の周囲を断熱構造の紙
製の保護カバーで覆ったものが知られている。この様に
して構成されたカップは、廃棄時の処理が容易であると
共に必要であれば材料の再利用を図ることも可能である
という利点を有する。
製の保護カバーで覆ったものが知られている。この様に
して構成されたカップは、廃棄時の処理が容易であると
共に必要であれば材料の再利用を図ることも可能である
という利点を有する。
【0003】実開昭50−27080には、カップ本体
の周囲に、保護カバーとしてダンボールが巻付けられた
カップが開示される。ダンボールは2枚の平板厚紙即ち
ライナー紙と、その間に挟まれた中芯であるコルゲート
紙とからなる。
の周囲に、保護カバーとしてダンボールが巻付けられた
カップが開示される。ダンボールは2枚の平板厚紙即ち
ライナー紙と、その間に挟まれた中芯であるコルゲート
紙とからなる。
【0004】実開平6−39717には、カップ本体の
周囲に、保護カバーとして点状エンボスの形成されたエ
ンボス紙が巻付けられたカップが開示される。同公報に
はまた、カップ本体の周囲に、保護カバーとしてエンボ
ス紙及び外側ライナー紙が巻付けられたカップが開示さ
れる。
周囲に、保護カバーとして点状エンボスの形成されたエ
ンボス紙が巻付けられたカップが開示される。同公報に
はまた、カップ本体の周囲に、保護カバーとしてエンボ
ス紙及び外側ライナー紙が巻付けられたカップが開示さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開昭50−2708
0に開示されるようなコルゲート紙を用いた保護カバー
の場合、加工性の点で問題が生じる。即ち、コルゲート
紙はそのコルゲーションの配向に従って丸める場合を除
いて、変形に対して強い反発力或いは抵抗力を示す。こ
のため、保護カバーはカップ本体の形状に従う所定の円
錐台形状に丸め難くなる。
0に開示されるようなコルゲート紙を用いた保護カバー
の場合、加工性の点で問題が生じる。即ち、コルゲート
紙はそのコルゲーションの配向に従って丸める場合を除
いて、変形に対して強い反発力或いは抵抗力を示す。こ
のため、保護カバーはカップ本体の形状に従う所定の円
錐台形状に丸め難くなる。
【0006】また、コルゲート紙とライナー紙とを貼着
して形成した中間シートは、コルゲーションの配向と直
角な方向に反りが生じやすい。更に、コルゲート紙はコ
ルゲーションの配向と直角な方向からの外力に対して潰
れやすい。これらの問題は、保護カバーの製造過程にお
ける作業性を低下させるだけでなく、カップ本体に保護
カバーを巻き付けた後も、保護カバーの剥離や変形の原
因となる。
して形成した中間シートは、コルゲーションの配向と直
角な方向に反りが生じやすい。更に、コルゲート紙はコ
ルゲーションの配向と直角な方向からの外力に対して潰
れやすい。これらの問題は、保護カバーの製造過程にお
ける作業性を低下させるだけでなく、カップ本体に保護
カバーを巻き付けた後も、保護カバーの剥離や変形の原
因となる。
【0007】実開平6−39717に開示されるような
点状エンボス紙を用いた保護カバーの場合、カップ本体
と保護カバーとの接着性の点で問題が生じる。これは、
カップ本体と保護カバーとの接着が多数の点接触部に依
存することによる。このため、特に、カップ本体の周囲
に保護カバーを巻付けながら貼着する場合に、不十分な
接着状態となる可能性がある。
点状エンボス紙を用いた保護カバーの場合、カップ本体
と保護カバーとの接着性の点で問題が生じる。これは、
カップ本体と保護カバーとの接着が多数の点接触部に依
存することによる。このため、特に、カップ本体の周囲
に保護カバーを巻付けながら貼着する場合に、不十分な
接着状態となる可能性がある。
【0008】また、エンボス紙は加工によりその伸縮性
が各部で異なるため、経時的に変形し、波状に撓みやす
い。更に、点状エンボスもまた、横方向からの外力に対
して潰れやすい。これらの問題は、保護カバーの製造過
程における作業性を低下させるだけでなく、カップ本体
に保護カバーを巻き付けた後も、保護カバーの剥離や変
形の原因となる。
が各部で異なるため、経時的に変形し、波状に撓みやす
い。更に、点状エンボスもまた、横方向からの外力に対
して潰れやすい。これらの問題は、保護カバーの製造過
程における作業性を低下させるだけでなく、カップ本体
に保護カバーを巻き付けた後も、保護カバーの剥離や変
形の原因となる。
【0009】本発明は上述のような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、保護カバーの加工性を改善する
ことにより、量産性に優れ且つ低コストの断熱カップを
提供することを目的とする。
てなされたものであり、保護カバーの加工性を改善する
ことにより、量産性に優れ且つ低コストの断熱カップを
提供することを目的とする。
【0010】本発明はまた、機械的強度の優れた保護カ
バーを有する断熱カップを提供することを目的とする。
本発明はまた、カップ本体と保護カバーとの接着性が良
好な断熱カップを提供することを目的とする。
バーを有する断熱カップを提供することを目的とする。
本発明はまた、カップ本体と保護カバーとの接着性が良
好な断熱カップを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点は、
紙製の側壁及び紙製の底壁を有するカップ本体と、前記
側壁を覆い且つこれに貼着された紙製の保護カバーと、
を具備し、前記保護カバーが、コルゲート紙とこれに貼
着されたライナー紙とを有する多層構造の成形ブランク
を、前記ライナー紙が外側となるように丸めることによ
り形成された断熱カップにおいて、前記コルゲート紙の
コルゲーションが、紙面上で蛇行する形状をなすことを
特徴とする。
紙製の側壁及び紙製の底壁を有するカップ本体と、前記
側壁を覆い且つこれに貼着された紙製の保護カバーと、
を具備し、前記保護カバーが、コルゲート紙とこれに貼
着されたライナー紙とを有する多層構造の成形ブランク
を、前記ライナー紙が外側となるように丸めることによ
り形成された断熱カップにおいて、前記コルゲート紙の
コルゲーションが、紙面上で蛇行する形状をなすことを
特徴とする。
【0012】本発明の第2の視点は、第1の視点に係る
断熱カップにおいて、前記コルゲーションが、前記カッ
プ本体の上下方向に沿って延びるように配向されること
を特徴とする。
断熱カップにおいて、前記コルゲーションが、前記カッ
プ本体の上下方向に沿って延びるように配向されること
を特徴とする。
【0013】本発明に係る断熱カップによれば、コルゲ
ーションが蛇行形状をなすため、コルゲート紙は、コル
ゲーションの配向に交差する方向の撓みに対して反発力
或いは抵抗力は依然有するものの、その値はかなり低下
する。また、コルゲート紙とライナー紙とを貼着して形
成した中間シートは、コルゲーションの蛇行形状により
反りが生じ難くなる。更に、コルゲーション自体は、蛇
行形状により、その配向に交差する方向からの外力に対
しても優れた強度を有することとなる。
ーションが蛇行形状をなすため、コルゲート紙は、コル
ゲーションの配向に交差する方向の撓みに対して反発力
或いは抵抗力は依然有するものの、その値はかなり低下
する。また、コルゲート紙とライナー紙とを貼着して形
成した中間シートは、コルゲーションの蛇行形状により
反りが生じ難くなる。更に、コルゲーション自体は、蛇
行形状により、その配向に交差する方向からの外力に対
しても優れた強度を有することとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
断熱カップ10を示す正面図であり、図2は図1図示の
断熱カップの部分切欠斜視図である。
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
断熱カップ10を示す正面図であり、図2は図1図示の
断熱カップの部分切欠斜視図である。
【0015】カップ本体12は、逆円錐台形の筒として
形成された紙製の側壁14と、側壁14の小径端近傍を
閉鎖する底壁16とを有する。側壁14は1枚の板紙を
逆円錐台形に丸め、両側方端部15を重ね合わせて貼着
することにより形成される。底壁16は浅い筒形を脚部
を有し、逆円錐台形の側壁14の下端に嵌め込まれる。
側壁14の小径端即ち下端の周縁は、底壁16の脚部を
包むように内方に折返され、これによりシール性が確保
される。
形成された紙製の側壁14と、側壁14の小径端近傍を
閉鎖する底壁16とを有する。側壁14は1枚の板紙を
逆円錐台形に丸め、両側方端部15を重ね合わせて貼着
することにより形成される。底壁16は浅い筒形を脚部
を有し、逆円錐台形の側壁14の下端に嵌め込まれる。
側壁14の小径端即ち下端の周縁は、底壁16の脚部を
包むように内方に折返され、これによりシール性が確保
される。
【0016】側壁14の大径端即ち開口端の周縁は外方
に折返されてフランジ部18が形成される。フランジ部
18はカップ本体12を補強すると共に、シート状の蓋
(図示せず)を貼り付けるために使用される。蓋はカッ
プ本体12内に内容物が充填された後に貼り付けられ
る。シート状の蓋に代え、透明な樹脂の成形体等からな
るキャップ(図示せず)をフランジ部18に装着するこ
ともできる。
に折返されてフランジ部18が形成される。フランジ部
18はカップ本体12を補強すると共に、シート状の蓋
(図示せず)を貼り付けるために使用される。蓋はカッ
プ本体12内に内容物が充填された後に貼り付けられ
る。シート状の蓋に代え、透明な樹脂の成形体等からな
るキャップ(図示せず)をフランジ部18に装着するこ
ともできる。
【0017】カップ本体12の側面周囲即ち側壁14の
外面の実質的に全体を覆うように逆円錐台形の保護カバ
ー20が配設される。保護カバー20は、側壁14の外
面全体を覆うように貼着されたコルゲート紙24と、コ
ルゲート紙24の全体を覆うように貼着されたライナー
紙28と、からなる多層構造をなす。保護カバー20は
全体に亘って均一な厚さを有する。保護カバー20は、
図3図示の扇形の成形ブランク32を、ライナー紙28
が外側となるように丸めることにより形成される。
外面の実質的に全体を覆うように逆円錐台形の保護カバ
ー20が配設される。保護カバー20は、側壁14の外
面全体を覆うように貼着されたコルゲート紙24と、コ
ルゲート紙24の全体を覆うように貼着されたライナー
紙28と、からなる多層構造をなす。保護カバー20は
全体に亘って均一な厚さを有する。保護カバー20は、
図3図示の扇形の成形ブランク32を、ライナー紙28
が外側となるように丸めることにより形成される。
【0018】カップ本体12の側壁14及び底壁16
は、坪量が約210g/m2 、厚さが約280μmの板
紙から形成される。側壁14及び底壁16を構成する板
紙の内面には、厚さ約45μmのポリエチレン膜13が
コーティングされる。側壁14用の板紙は、坪量が17
0g/m2 〜310g/m2 、厚さが220μm〜42
0μmに設定される。また、ポリエチレン膜13の厚さ
は20μm〜60μmに設定される。
は、坪量が約210g/m2 、厚さが約280μmの板
紙から形成される。側壁14及び底壁16を構成する板
紙の内面には、厚さ約45μmのポリエチレン膜13が
コーティングされる。側壁14用の板紙は、坪量が17
0g/m2 〜310g/m2 、厚さが220μm〜42
0μmに設定される。また、ポリエチレン膜13の厚さ
は20μm〜60μmに設定される。
【0019】コルゲート紙24は白色の晒クラフト紙か
らなり、その坪量は120g/m2である。本実施の形
態において、コルゲート紙24の全体には、紙面上で蛇
行する形状をなすコルゲーション25が形成される。よ
り具体的には、コルゲーション25は、図3図示の如
く、成形ブランク32の上下円弧縁を結ぶように等間隔
に配置された、蛇行形状即ち波形の多数の溝26及び畝
27から構成される。各溝26及び畝27の波の中心軸
線は、上下円弧縁を結ぶ中心線に対して平行に延びるよ
うに配向される。溝26の背部はライナー紙28に貼着
され、2つの溝26に走る畝27の頂部は、カップ本体
12の側壁14に貼着されるための部分となる。
らなり、その坪量は120g/m2である。本実施の形
態において、コルゲート紙24の全体には、紙面上で蛇
行する形状をなすコルゲーション25が形成される。よ
り具体的には、コルゲーション25は、図3図示の如
く、成形ブランク32の上下円弧縁を結ぶように等間隔
に配置された、蛇行形状即ち波形の多数の溝26及び畝
27から構成される。各溝26及び畝27の波の中心軸
線は、上下円弧縁を結ぶ中心線に対して平行に延びるよ
うに配向される。溝26の背部はライナー紙28に貼着
され、2つの溝26に走る畝27の頂部は、カップ本体
12の側壁14に貼着されるための部分となる。
【0020】コルゲート紙24は、コルゲーション25
が通常の使用によっては潰れない程度の強度を有する一
方、加工が容易であることが必要となる。この観点か
ら、コルゲート紙24の坪量の望ましい範囲は、50/
m2 〜180g/m2 である。なお、晒クラフト紙のよ
うに繊維長が大きい紙は、コルゲーションを形成した際
に穴があきにくいという利点を有する。
が通常の使用によっては潰れない程度の強度を有する一
方、加工が容易であることが必要となる。この観点か
ら、コルゲート紙24の坪量の望ましい範囲は、50/
m2 〜180g/m2 である。なお、晒クラフト紙のよ
うに繊維長が大きい紙は、コルゲーションを形成した際
に穴があきにくいという利点を有する。
【0021】また、コルゲーション25は、保護カバー
20内に形成される断熱空気層を実質的に規定する。従
って、コルゲーション25の形状及び寸法は、その機械
的強度に加えて、当該断熱カップの断熱性及び保温性の
両面を考慮して決定する。
20内に形成される断熱空気層を実質的に規定する。従
って、コルゲーション25の形状及び寸法は、その機械
的強度に加えて、当該断熱カップの断熱性及び保温性の
両面を考慮して決定する。
【0022】ライナー紙28の坪量は230g/m2
で、その表側の面にはオフセット印刷若しくはグラビア
印刷により商品に関する文字や図柄が施される。ライナ
ー紙28の坪量の望ましい範囲は、180g/m2 〜2
70g/m2 である。この範囲以上であると剛性が高く
なり過ぎ、保護カバー20の加工性が低下する。この範
囲以下であると剛性及び強度が低下し、コルゲーション
25に倣った凹凸が表面に生じたり、保護カバー20を
カップ本体12に取付けた後、搬送や貯蔵時に破れやす
くなる。
で、その表側の面にはオフセット印刷若しくはグラビア
印刷により商品に関する文字や図柄が施される。ライナ
ー紙28の坪量の望ましい範囲は、180g/m2 〜2
70g/m2 である。この範囲以上であると剛性が高く
なり過ぎ、保護カバー20の加工性が低下する。この範
囲以下であると剛性及び強度が低下し、コルゲーション
25に倣った凹凸が表面に生じたり、保護カバー20を
カップ本体12に取付けた後、搬送や貯蔵時に破れやす
くなる。
【0023】カップ本体12、コルゲート紙24、及び
ライナー紙28の各部材間は合成糊、例えば酢酸ビニル
系糊、エチレン酢酸ビニル(EVA)系糊により夫々貼
着される。糊としては、この他、種々の公知の糊を使用
することができる。例えば、デンプン系糊も使用できる
が、この場合、ライナー紙28の表面にコルゲーション
25に倣った凹凸が生じやすい。従って、上記の酢酸ビ
ニル系糊、エチレン酢酸ビニル系糊を使用することが望
ましい。
ライナー紙28の各部材間は合成糊、例えば酢酸ビニル
系糊、エチレン酢酸ビニル(EVA)系糊により夫々貼
着される。糊としては、この他、種々の公知の糊を使用
することができる。例えば、デンプン系糊も使用できる
が、この場合、ライナー紙28の表面にコルゲーション
25に倣った凹凸が生じやすい。従って、上記の酢酸ビ
ニル系糊、エチレン酢酸ビニル系糊を使用することが望
ましい。
【0024】次に、本発明の実施の形態に係る断熱カッ
プの製造方法について説明する。先ず、公知のカップ成
形装置によりカップ本体12を形成する。ここで、先
ず、逆円錐台形に丸められた側壁14と浅い筒形状の底
壁16とを、前述の如く組合わせて、カップ本体12の
原型を形成する。次に、カップ本体12の開口端周縁に
おいて側壁14を外方に折返してフランジ部18を形成
する。
プの製造方法について説明する。先ず、公知のカップ成
形装置によりカップ本体12を形成する。ここで、先
ず、逆円錐台形に丸められた側壁14と浅い筒形状の底
壁16とを、前述の如く組合わせて、カップ本体12の
原型を形成する。次に、カップ本体12の開口端周縁に
おいて側壁14を外方に折返してフランジ部18を形成
する。
【0025】一方、公知の打ち抜き装置において、保護
カバー20の成形ブランクを形成する。このため、先
ず、蛇行形状のコルゲーションを有するコルゲート紙2
4の原料シートとライナー紙28の原料シートとを貼着
する。ライナー紙28の原料シートの表面には、オフセ
ット印刷或いはグラビア印刷により印刷を行う。この印
刷により、多数枚の保護カバー20に対応する、商品に
関する文字や図柄がライナー紙28の原料シートの表面
に施される。
カバー20の成形ブランクを形成する。このため、先
ず、蛇行形状のコルゲーションを有するコルゲート紙2
4の原料シートとライナー紙28の原料シートとを貼着
する。ライナー紙28の原料シートの表面には、オフセ
ット印刷或いはグラビア印刷により印刷を行う。この印
刷により、多数枚の保護カバー20に対応する、商品に
関する文字や図柄がライナー紙28の原料シートの表面
に施される。
【0026】次に、貼着されたコルゲート紙24及びラ
イナー紙28の原料シートを、ライナー紙28上の文字
や図柄に合わせて順次打抜き切断する。これにより、カ
ップ本体12の側面周囲の寸法に適合した寸法を有する
扇形の保護カバー20の成形ブランクを得ることができ
る。
イナー紙28の原料シートを、ライナー紙28上の文字
や図柄に合わせて順次打抜き切断する。これにより、カ
ップ本体12の側面周囲の寸法に適合した寸法を有する
扇形の保護カバー20の成形ブランクを得ることができ
る。
【0027】次に、保護カバー20をカップ本体12の
側壁14に貼着する。これは、例えば、巻付け装置によ
り、保護カバー20をカップ本体12の側面周囲に巻付
けながら糊によって貼着することにより行うことができ
る。この巻付け方法を採用した場合には、保護カバー2
0は、その両側方端部を、重合わせることなく、突き合
わせた状態でカップ本体12に装着することができる。
側壁14に貼着する。これは、例えば、巻付け装置によ
り、保護カバー20をカップ本体12の側面周囲に巻付
けながら糊によって貼着することにより行うことができ
る。この巻付け方法を採用した場合には、保護カバー2
0は、その両側方端部を、重合わせることなく、突き合
わせた状態でカップ本体12に装着することができる。
【0028】また、保護カバー20を巻付ける方法に代
え、予め保護カバー20だけでカップ本体12の側壁1
4と概ね同じ逆円錐台形の筒に組立て、その後、保護カ
バー20をカップ本体12に嵌め込みながら貼着する方
法を採用することもできる。この場合、保護カバー20
の成形ブランクには一側方端部に糊代が付設され、保護
カバー20は、両側方端部を重合わせた状態で形成され
ることとなる。
え、予め保護カバー20だけでカップ本体12の側壁1
4と概ね同じ逆円錐台形の筒に組立て、その後、保護カ
バー20をカップ本体12に嵌め込みながら貼着する方
法を採用することもできる。この場合、保護カバー20
の成形ブランクには一側方端部に糊代が付設され、保護
カバー20は、両側方端部を重合わせた状態で形成され
ることとなる。
【0029】上述の如く、図1乃至図3図示の実施の形
態に係る断熱カップにおいては、コルゲート紙24のコ
ルゲーション25が、上下方向に延びる蛇行形状をな
す。このため、コルゲート紙24は、コルゲーション2
5の溝26及び畝27の波の中心軸線に交差する方向の
撓み対して反発力或いは抵抗力は依然有するものの、そ
の値はかなり低下する。このため、保護カバー20は、
カップ本体12の側壁14の形状に従う所定の円錐台形
状に丸めやすくなる。
態に係る断熱カップにおいては、コルゲート紙24のコ
ルゲーション25が、上下方向に延びる蛇行形状をな
す。このため、コルゲート紙24は、コルゲーション2
5の溝26及び畝27の波の中心軸線に交差する方向の
撓み対して反発力或いは抵抗力は依然有するものの、そ
の値はかなり低下する。このため、保護カバー20は、
カップ本体12の側壁14の形状に従う所定の円錐台形
状に丸めやすくなる。
【0030】また、コルゲート紙24とライナー紙28
とを貼着して形成した中間シートは、コルゲーション2
5の蛇行形状により反りが生じ難くなる。このため、保
護カバー20を中間シートから打ち抜く際の生産性や寸
法精度が向上する。
とを貼着して形成した中間シートは、コルゲーション2
5の蛇行形状により反りが生じ難くなる。このため、保
護カバー20を中間シートから打ち抜く際の生産性や寸
法精度が向上する。
【0031】更に、コルゲーション25自体は、その蛇
行形状により、その溝26及び畝27の波の中心軸線に
交差する方向からの外力に対しても、優れた機械的強度
を有することとなる。即ち、コルゲーション25が潰れ
難くなるため、保護カバー20の厚さのばらつきが小さ
くなる。
行形状により、その溝26及び畝27の波の中心軸線に
交差する方向からの外力に対しても、優れた機械的強度
を有することとなる。即ち、コルゲーション25が潰れ
難くなるため、保護カバー20の厚さのばらつきが小さ
くなる。
【0032】この様に、本実施の形態に係る断熱カップ
においては、保護カバー20の製造過程における作業性
が向上するだけでなく、カップ本体12に保護カバー2
0を巻き付けた後も、保護カバー20の剥離や変形を防
止することが可能となる。
においては、保護カバー20の製造過程における作業性
が向上するだけでなく、カップ本体12に保護カバー2
0を巻き付けた後も、保護カバー20の剥離や変形を防
止することが可能となる。
【0033】更に、図1乃至図3図示の実施の形態に係
る断熱カップにおける、保護カバー20の断熱効果を調
べるため、本発明の実施例の断熱カップと、比較例の断
熱カップとについて断熱性能試験を行った。
る断熱カップにおける、保護カバー20の断熱効果を調
べるため、本発明の実施例の断熱カップと、比較例の断
熱カップとについて断熱性能試験を行った。
【0034】ここで、実施例の断熱カップのコルゲート
紙24及びライナー紙28の坪量は夫々120g/m
2 、230g/m2 とした。比較例の断熱カップは、コ
ルゲーション25を直線的にした点を除いて、実施例の
断熱カップと実質的に同じ条件で形成した。
紙24及びライナー紙28の坪量は夫々120g/m
2 、230g/m2 とした。比較例の断熱カップは、コ
ルゲーション25を直線的にした点を除いて、実施例の
断熱カップと実質的に同じ条件で形成した。
【0035】実施例及び比較例の断熱カップを100℃
の熱湯で満たし、3分後に保護カバー20の中央部表面
の温度を測定した。その結果、実施例の断熱カップでは
約64℃、比較例の断熱カップでは約69℃という結果
が得られた。即ち、図1乃至図3図示の実施の形態に係
る断熱カップは、断熱性の点でも優れた効果を有するこ
とが判明した。
の熱湯で満たし、3分後に保護カバー20の中央部表面
の温度を測定した。その結果、実施例の断熱カップでは
約64℃、比較例の断熱カップでは約69℃という結果
が得られた。即ち、図1乃至図3図示の実施の形態に係
る断熱カップは、断熱性の点でも優れた効果を有するこ
とが判明した。
【0036】なお、本発明に係る断熱カップにおけるコ
ルゲーション25は、保護カバー20の加工性を考慮す
ると、カップ本体14の上下方向に沿って延びるように
配向することが望ましい。しかし、図4図示の如く、水
平方向に延びるように配向されたコルゲーション25に
よっても、保護カバー20の強度向上、中間シートの反
り防止等の効果を得ることができる。
ルゲーション25は、保護カバー20の加工性を考慮す
ると、カップ本体14の上下方向に沿って延びるように
配向することが望ましい。しかし、図4図示の如く、水
平方向に延びるように配向されたコルゲーション25に
よっても、保護カバー20の強度向上、中間シートの反
り防止等の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る断熱カップによれば、コル
ゲート紙のコルゲーションを、紙面上で蛇行する形状と
することにより、保護カバーの加工性を改善することが
できる。また、これと共に、保護カバーの反り防止、保
護カバーの強度向上及び、カップ本体と保護カバーとの
接着性向上等の効果も得ることができる。従って、量産
性に優れ、低コストで且つ丈夫な断熱カップを提供する
ことが可能となる。
ゲート紙のコルゲーションを、紙面上で蛇行する形状と
することにより、保護カバーの加工性を改善することが
できる。また、これと共に、保護カバーの反り防止、保
護カバーの強度向上及び、カップ本体と保護カバーとの
接着性向上等の効果も得ることができる。従って、量産
性に優れ、低コストで且つ丈夫な断熱カップを提供する
ことが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態に係る断熱カップを示す正
面図。
面図。
【図2】図1図示の断熱カップの部分切欠斜視図。
【図3】図1図示の断熱カップの保護カバーを展開して
示す図。
示す図。
【図4】保護カバーの変更例を展開して示す図。
10…断熱カップ、12…カップ本体、14…側壁、1
6…底壁、18…フランジ部、20…保護カバー、24
…コルゲート紙、25…コルゲーション、26、溝、2
7…畝、28…ライナー紙。
6…底壁、18…フランジ部、20…保護カバー、24
…コルゲート紙、25…コルゲーション、26、溝、2
7…畝、28…ライナー紙。
Claims (2)
- 【請求項1】紙製の側壁及び紙製の底壁を有するカップ
本体と、前記側壁を覆い且つこれに貼着された紙製の保
護カバーと、を具備し、前記保護カバーが、コルゲート
紙とこれに貼着されたライナー紙とを有する多層構造の
成形ブランクを、前記ライナー紙が外側となるように丸
めることにより形成された断熱カップにおいて、 前記コルゲート紙のコルゲーションが、紙面上で蛇行す
る形状をなすことを特徴とする断熱カップ。 - 【請求項2】前記コルゲーションが、前記カップ本体の
上下方向に沿って延びるように配向されることを特徴と
する請求項1に記載の断熱カップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28995895A JPH09132224A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 断熱カップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28995895A JPH09132224A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 断熱カップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09132224A true JPH09132224A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17749940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28995895A Pending JPH09132224A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 断熱カップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09132224A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003088457A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Sadami Ito | 断熱コップ |
| JP2009514753A (ja) * | 2005-11-11 | 2009-04-09 | セダ エス.ピー.エイ. | 絶縁カップ |
| CN104783597A (zh) * | 2014-01-16 | 2015-07-22 | 上海紫丹印务有限公司 | 一种瓦楞基纸餐具 |
| US9783359B2 (en) | 2005-09-08 | 2017-10-10 | Seda S.P.A. | Double-walled cup |
| CN107343726A (zh) * | 2017-01-04 | 2017-11-14 | 农立艳 | 杯身外表增设瓦楞纹的防烫纸制饮水杯 |
| JP2022067026A (ja) * | 2020-10-19 | 2022-05-02 | 智之 佐藤 | 木製感触を持つ複合コップ |
| WO2024001988A1 (zh) * | 2022-06-27 | 2024-01-04 | 湖北克拉弗特实业有限公司 | 一种瓦楞纸杯 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP28995895A patent/JPH09132224A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003088457A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Sadami Ito | 断熱コップ |
| US9783359B2 (en) | 2005-09-08 | 2017-10-10 | Seda S.P.A. | Double-walled cup |
| JP2009514753A (ja) * | 2005-11-11 | 2009-04-09 | セダ エス.ピー.エイ. | 絶縁カップ |
| CN104783597A (zh) * | 2014-01-16 | 2015-07-22 | 上海紫丹印务有限公司 | 一种瓦楞基纸餐具 |
| CN107343726A (zh) * | 2017-01-04 | 2017-11-14 | 农立艳 | 杯身外表增设瓦楞纹的防烫纸制饮水杯 |
| JP2022067026A (ja) * | 2020-10-19 | 2022-05-02 | 智之 佐藤 | 木製感触を持つ複合コップ |
| WO2024001988A1 (zh) * | 2022-06-27 | 2024-01-04 | 湖北克拉弗特实业有限公司 | 一种瓦楞纸杯 |
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