JPH09132901A - まくらぎの弾性支承具 - Google Patents
まくらぎの弾性支承具Info
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- JPH09132901A JPH09132901A JP31368295A JP31368295A JPH09132901A JP H09132901 A JPH09132901 A JP H09132901A JP 31368295 A JP31368295 A JP 31368295A JP 31368295 A JP31368295 A JP 31368295A JP H09132901 A JPH09132901 A JP H09132901A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 繰り返し荷重を受けてもPCまくらぎから弾
性パッドが剥離したり破損することがなく、耐久性にす
ぐれたまくらぎの弾性支承具を提供する。 【解決手段】 砂利に喰い込む耐横圧板6を有する保護
板4に開設されたボルト挿入孔8と、保護板4の上面と
下面に当該保護板4の端縁から突出しないようにして、
それぞれ固着した中敷パッド7及び弾性パッド5に開設
されたボルト挿入孔9,10に、取付け用ボルト11を
挿入し、この取付け用ボルト11をPCまくらぎ1に埋
設したインサート12のめねじに螺合するように設け
る。
性パッドが剥離したり破損することがなく、耐久性にす
ぐれたまくらぎの弾性支承具を提供する。 【解決手段】 砂利に喰い込む耐横圧板6を有する保護
板4に開設されたボルト挿入孔8と、保護板4の上面と
下面に当該保護板4の端縁から突出しないようにして、
それぞれ固着した中敷パッド7及び弾性パッド5に開設
されたボルト挿入孔9,10に、取付け用ボルト11を
挿入し、この取付け用ボルト11をPCまくらぎ1に埋
設したインサート12のめねじに螺合するように設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の砂利道床に
敷設されるPCまくらぎの弾性支承具に関するものであ
る。
敷設されるPCまくらぎの弾性支承具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】砂利道床に敷設されるPCまくらぎは、
当該まくらぎの砂利道床における弾性支承を効果的にす
る(ばね定数を低くする)と共に、砂利道床を構成する
砕石バラストがPCまくらぎの下面で叩かれて細粒化す
る(道床が堅くなって弾性を失う)のを防ぎ、かつPC
まくらぎの保守周期を伸ばすために、弾性支承パッドを
用いた弾性支承装置によって支持される場合が多い。
当該まくらぎの砂利道床における弾性支承を効果的にす
る(ばね定数を低くする)と共に、砂利道床を構成する
砕石バラストがPCまくらぎの下面で叩かれて細粒化す
る(道床が堅くなって弾性を失う)のを防ぎ、かつPC
まくらぎの保守周期を伸ばすために、弾性支承パッドを
用いた弾性支承装置によって支持される場合が多い。
【0003】従来の弾性支承パッドの例として図13,
図14に示される弾性支承パッド13及び、図15,図
16に示される弾性支承パッド14は、いずれも底部1
5と両側起立部16と外端起立部17とを有し、これら
が軟質ゴムによって一体成形されており、かつ弾性支承
パッド13,14に上方からPCまくらぎ1の端部が嵌
合され、PCまくらぎ1の下面と弾性支承パッド13,
14の底部15とは接着剤で固定されている。なお、図
13,図14の弾性支承パッド13と図15,図16の
弾性支承パッド14の違いは、前者においては、両側起
立部16の上端がPCまくらぎ1の両側面から段状に外
側に突出しているのに対し、後者では、PCまくらぎ1
の両側部の中間部から下側を段状に凹ませてあって、弾
性支承パッド14の両側起立部16は、その凹み部18
に嵌ることによってPCまくらぎ1の両側面から外側に
突出せず、それ故、タンピング装置を用いてまくらぎ下
面に目詰りした砂利を突き戻す際、タンピング爪が前記
両側起立部16に突き当らないように構成されているこ
とである。
図14に示される弾性支承パッド13及び、図15,図
16に示される弾性支承パッド14は、いずれも底部1
5と両側起立部16と外端起立部17とを有し、これら
が軟質ゴムによって一体成形されており、かつ弾性支承
パッド13,14に上方からPCまくらぎ1の端部が嵌
合され、PCまくらぎ1の下面と弾性支承パッド13,
14の底部15とは接着剤で固定されている。なお、図
13,図14の弾性支承パッド13と図15,図16の
弾性支承パッド14の違いは、前者においては、両側起
立部16の上端がPCまくらぎ1の両側面から段状に外
側に突出しているのに対し、後者では、PCまくらぎ1
の両側部の中間部から下側を段状に凹ませてあって、弾
性支承パッド14の両側起立部16は、その凹み部18
に嵌ることによってPCまくらぎ1の両側面から外側に
突出せず、それ故、タンピング装置を用いてまくらぎ下
面に目詰りした砂利を突き戻す際、タンピング爪が前記
両側起立部16に突き当らないように構成されているこ
とである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の弾性支承
パッドには次のような欠点があった。 弾性支承パッド(軟質ゴム)をPCまくらぎの下面
に接着したものであるため、この弾性支承パッドがPC
まくらぎから剥離し易く、PCまくらぎのバックアップ
を受けない剥離部分は水平方向にも伸縮するので、弾性
支承パッドの破損を早める(コンクリートとゴムとの接
着力が弱いことに起因する欠点)。 列車の車輪からレールに横圧がかかると、PCまく
らぎを横に押出す力が作用して弾性パッドが剪断変形す
る(特に曲線部分では、車輪からの横圧力が強くなる)
ので、レールの通りが安定せず、踊り現象(車輪が左右
に揺れ動くこと)が生じて、鉄道の安全性が低下する。 ,による弾性支承パッドの剪断変形が繰り返さ
れると、曲線部ではレールの張り出し(曲線半径が伸び
ること)が生じ、安全性を損なう。また、この張り出し
を無くするためには、砕石バラストでPCまくらぎの側
面や端面を拘束しなければならないが、そのためには、
まず弾性支承パッドの剪断変形を制止しなければ砕石バ
ラストの拘束力は維持できない(つまり、剪断変形させ
ると搗き固めた砕石バラストに緩みが生じる)が、前述
のとおり、従来の弾性支承パッドでは所期の作用が期待
できない。 また、砂利道床のもつ弾性支承機能回復のため、タ
ンピング装置を用いて側方に逃げたバラストをPCまく
らぎの下側に突き戻す作業に際し、タンピング装置の振
動爪の先端が軟質ゴムである弾性支承パッドに突き当た
りこれを破損する欠点がある。 本発明は、前記の諸問題を解決したまくらぎの弾性支承
具を提供することを目的とする。
パッドには次のような欠点があった。 弾性支承パッド(軟質ゴム)をPCまくらぎの下面
に接着したものであるため、この弾性支承パッドがPC
まくらぎから剥離し易く、PCまくらぎのバックアップ
を受けない剥離部分は水平方向にも伸縮するので、弾性
支承パッドの破損を早める(コンクリートとゴムとの接
着力が弱いことに起因する欠点)。 列車の車輪からレールに横圧がかかると、PCまく
らぎを横に押出す力が作用して弾性パッドが剪断変形す
る(特に曲線部分では、車輪からの横圧力が強くなる)
ので、レールの通りが安定せず、踊り現象(車輪が左右
に揺れ動くこと)が生じて、鉄道の安全性が低下する。 ,による弾性支承パッドの剪断変形が繰り返さ
れると、曲線部ではレールの張り出し(曲線半径が伸び
ること)が生じ、安全性を損なう。また、この張り出し
を無くするためには、砕石バラストでPCまくらぎの側
面や端面を拘束しなければならないが、そのためには、
まず弾性支承パッドの剪断変形を制止しなければ砕石バ
ラストの拘束力は維持できない(つまり、剪断変形させ
ると搗き固めた砕石バラストに緩みが生じる)が、前述
のとおり、従来の弾性支承パッドでは所期の作用が期待
できない。 また、砂利道床のもつ弾性支承機能回復のため、タ
ンピング装置を用いて側方に逃げたバラストをPCまく
らぎの下側に突き戻す作業に際し、タンピング装置の振
動爪の先端が軟質ゴムである弾性支承パッドに突き当た
りこれを破損する欠点がある。 本発明は、前記の諸問題を解決したまくらぎの弾性支承
具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るまくらぎの弾性支承具は、PCまくら
ぎ1の端部の両側面から突出しない幅寸法に設けられ、
かつ、PCまくらぎ1の下面2に対する固着面3を上面
に有する保護板4と、この保護板4の端縁から突出しな
いようにして、この保護板4の下面に固着された弾性パ
ッド5とからなる構成を特徴とする。前記保護板4の両
側部と外端部の両方又はいずれか一方、砂利道床に喰い
込む耐横圧板6を突設するとよい。前記保護板4の前記
固着面3には、PCまくらぎ1の下面に当接する中敷パ
ッド7を装着するとよい。前記保護板4は、鋼材または
鋳物或いは強化プラスチックのいずれかで構成するとよ
い。また、本発明のまくらぎの弾性支承具は、砂利に喰
い込む耐横圧板6を有する保護板4にボルト挿入孔8を
開設し、このボルト挿入孔8と、保護板4の上面と下面
に当該保護板4の端縁から突出しないようにしてそれぞ
れ固着した中敷パッド7及び弾性パッド5に開設された
ボルト挿入孔9,10に取付け用ボルト11を挿入し、
この取付け用ボルト11をPCまくらぎ1に埋設したイ
ンサート12のめねじに螺合するように設けた構成を特
徴とする。
め、本発明に係るまくらぎの弾性支承具は、PCまくら
ぎ1の端部の両側面から突出しない幅寸法に設けられ、
かつ、PCまくらぎ1の下面2に対する固着面3を上面
に有する保護板4と、この保護板4の端縁から突出しな
いようにして、この保護板4の下面に固着された弾性パ
ッド5とからなる構成を特徴とする。前記保護板4の両
側部と外端部の両方又はいずれか一方、砂利道床に喰い
込む耐横圧板6を突設するとよい。前記保護板4の前記
固着面3には、PCまくらぎ1の下面に当接する中敷パ
ッド7を装着するとよい。前記保護板4は、鋼材または
鋳物或いは強化プラスチックのいずれかで構成するとよ
い。また、本発明のまくらぎの弾性支承具は、砂利に喰
い込む耐横圧板6を有する保護板4にボルト挿入孔8を
開設し、このボルト挿入孔8と、保護板4の上面と下面
に当該保護板4の端縁から突出しないようにしてそれぞ
れ固着した中敷パッド7及び弾性パッド5に開設された
ボルト挿入孔9,10に取付け用ボルト11を挿入し、
この取付け用ボルト11をPCまくらぎ1に埋設したイ
ンサート12のめねじに螺合するように設けた構成を特
徴とする。
【0006】本発明によると、PCまくらぎ1を支承す
る弾性パッド5は保護板4に一体的に固着されること
で、この保護板4により保護されて破損するおそれが低
減され、かつ保護板4をPCまくらぎ1の下面に確実に
固定できることで、弾性パッド5のPCまくらぎ1に対
する固定も確実なものとなる。さらに、保護板4が有す
る耐横圧板6が砂利に喰い込むことで保護板4を介して
特にレールの曲線部においてPCまくらぎ1の砂利道床
に対する支承が安定し、かつ弾性パッド5に剪断変形の
力が作用することが少なくなる。
る弾性パッド5は保護板4に一体的に固着されること
で、この保護板4により保護されて破損するおそれが低
減され、かつ保護板4をPCまくらぎ1の下面に確実に
固定できることで、弾性パッド5のPCまくらぎ1に対
する固定も確実なものとなる。さらに、保護板4が有す
る耐横圧板6が砂利に喰い込むことで保護板4を介して
特にレールの曲線部においてPCまくらぎ1の砂利道床
に対する支承が安定し、かつ弾性パッド5に剪断変形の
力が作用することが少なくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を図を参照して説明す
る。図1〜図12において、締結具26により上面にレ
ール27が固定されているPCまくらぎ1は砂利道床2
0に敷設されており、PCまくらぎ1の両端部は、砂利
道床20に配設されている弾性支承具21により支持さ
れている。この弾性支承具21における高剛性材(以
下、保護板という)4は、例えば鉄,鋳物,FRPとガ
ラス繊維、あるいはPPとガラス繊維とからなる強化プ
ラスチックからなり、その形状は、図6〜図8に示すよ
うに平面からみて略長方形の平板状であって、上面はP
Cまくらぎ1の下面2に対する固着面3とされており、
かつこの平板部に複数のボルト挿通孔8が開設されてい
る。
る。図1〜図12において、締結具26により上面にレ
ール27が固定されているPCまくらぎ1は砂利道床2
0に敷設されており、PCまくらぎ1の両端部は、砂利
道床20に配設されている弾性支承具21により支持さ
れている。この弾性支承具21における高剛性材(以
下、保護板という)4は、例えば鉄,鋳物,FRPとガ
ラス繊維、あるいはPPとガラス繊維とからなる強化プ
ラスチックからなり、その形状は、図6〜図8に示すよ
うに平面からみて略長方形の平板状であって、上面はP
Cまくらぎ1の下面2に対する固着面3とされており、
かつこの平板部に複数のボルト挿通孔8が開設されてい
る。
【0008】また、保護板4の平板部の幅寸法は、PC
まくらぎ1の幅寸法と略同寸法に設けられていて、保護
板4の両側縁4aがPCまくらぎ1の両側縁1aから出
張らないように設けられている。
まくらぎ1の幅寸法と略同寸法に設けられていて、保護
板4の両側縁4aがPCまくらぎ1の両側縁1aから出
張らないように設けられている。
【0009】さらに、保護板4の外端縁からは所定高さ
の係止突起22が立設されていて、保護板4の上面にP
Cまくらぎ1を載置したとき、まくらぎ端面1bが、こ
の係止突起22に係合して、端部方向へのまくらぎの移
動が規制されるように設けられている。
の係止突起22が立設されていて、保護板4の上面にP
Cまくらぎ1を載置したとき、まくらぎ端面1bが、こ
の係止突起22に係合して、端部方向へのまくらぎの移
動が規制されるように設けられている。
【0010】また、保護板4の外端部と両側部からは、
砂利道床の砂利に喰い込むことのできる耐横圧板6が下
向きに突設されている。この耐横圧板6の内側には、略
3角板状の補強リブ6aが一体に設けられていて、この
補強リブ6aの基端が保護板4の裏面に対し固着されて
いる。
砂利道床の砂利に喰い込むことのできる耐横圧板6が下
向きに突設されている。この耐横圧板6の内側には、略
3角板状の補強リブ6aが一体に設けられていて、この
補強リブ6aの基端が保護板4の裏面に対し固着されて
いる。
【0011】保護板4の下面には、この保護板4を砂利
道床20に対して弾性的に支承すべく、弾性パッド5が
固着されている。弾性パッド5は軟質の合成ゴムで構成
されており、かつ所定の厚みを有する平板体からなり、
その寸法は、保護板4と同じ大きさで、保護板4の下面
に固着したとき、その端縁から出張らない寸法に設けら
れている。また、この弾性パッド5は、図9,図10に
示されるように保護板4の両側部と外端に位置する耐横
圧板6とその補強リブ6aを避けるために凹状切欠き2
3と、その底部に斜面24とが形成されている。
道床20に対して弾性的に支承すべく、弾性パッド5が
固着されている。弾性パッド5は軟質の合成ゴムで構成
されており、かつ所定の厚みを有する平板体からなり、
その寸法は、保護板4と同じ大きさで、保護板4の下面
に固着したとき、その端縁から出張らない寸法に設けら
れている。また、この弾性パッド5は、図9,図10に
示されるように保護板4の両側部と外端に位置する耐横
圧板6とその補強リブ6aを避けるために凹状切欠き2
3と、その底部に斜面24とが形成されている。
【0012】弾性パッド5の保護板4下面への固着手段
は、接着による強固な固着または、焼付け加工による一
体化のいずれでもよい。前者の場合、つまりゴム対鉄の
接着力によるときはゴム対コンクリートの接着力に比べ
てはるかに強いので、弾性パッド5の保護板4への固着
は非常に強力なものとなる。
は、接着による強固な固着または、焼付け加工による一
体化のいずれでもよい。前者の場合、つまりゴム対鉄の
接着力によるときはゴム対コンクリートの接着力に比べ
てはるかに強いので、弾性パッド5の保護板4への固着
は非常に強力なものとなる。
【0013】保護板4の上面の固着面3は、直接PCま
くらぎ1の下面に接着剤等で固着してもよいが、本発明
では、前記固着面3に中敷パッド7を接着剤又は焼付け
加工で固着し、この中敷パッド7を介して保護板4をP
Cまくらぎ1の下面になじませて円滑に固着できるよう
に設けている。
くらぎ1の下面に接着剤等で固着してもよいが、本発明
では、前記固着面3に中敷パッド7を接着剤又は焼付け
加工で固着し、この中敷パッド7を介して保護板4をP
Cまくらぎ1の下面になじませて円滑に固着できるよう
に設けている。
【0014】この場合、中敷パッド7をPCまくらぎ1
の下面に接着剤を用いて固着してもよいが、それでは接
着力が弱いので、本発明の実施の形態では取付け用ボル
ト11を用いている。すなわち、保護板4の上面に固着
する中敷パッド7と、保護板4の下面に固着する弾性パ
ッド5には、保護板4に開設したボルト挿入孔8と合致
する位置においてそれぞれボルト挿入孔9,10が開設
されており、これに対応してPCまくらぎ1にもめねじ
を有する複数のインサート(埋込栓)12が埋設されて
おり、各ボルト挿入孔8,9,10を挿通して取付け用
ボルト11をインサート12のめねじに螺合すること
で、保護板4とまくらぎ下面1aとの間で中敷パッド7
を加圧したうえ、この中敷パッド7を介して保護板4を
PCまくらぎ1に強固に固定している。
の下面に接着剤を用いて固着してもよいが、それでは接
着力が弱いので、本発明の実施の形態では取付け用ボル
ト11を用いている。すなわち、保護板4の上面に固着
する中敷パッド7と、保護板4の下面に固着する弾性パ
ッド5には、保護板4に開設したボルト挿入孔8と合致
する位置においてそれぞれボルト挿入孔9,10が開設
されており、これに対応してPCまくらぎ1にもめねじ
を有する複数のインサート(埋込栓)12が埋設されて
おり、各ボルト挿入孔8,9,10を挿通して取付け用
ボルト11をインサート12のめねじに螺合すること
で、保護板4とまくらぎ下面1aとの間で中敷パッド7
を加圧したうえ、この中敷パッド7を介して保護板4を
PCまくらぎ1に強固に固定している。
【0015】なお、図5に示すように弾性パッド5に形
成されるボルト挿入孔10は、取付け用ボルト11の頭
部の径よりも大きく開設しておき、取付け用ボルト11
をインサート12に螺合した後、ボルト挿入孔10にボ
ルト頭部が埋まるようにして、常温硬化性のペースト状
樹脂からなる防水材25を充填するものである。
成されるボルト挿入孔10は、取付け用ボルト11の頭
部の径よりも大きく開設しておき、取付け用ボルト11
をインサート12に螺合した後、ボルト挿入孔10にボ
ルト頭部が埋まるようにして、常温硬化性のペースト状
樹脂からなる防水材25を充填するものである。
【0016】
【発明の効果】以上のとおりで、本発明によると次の効
果がある。 保護板4の下面に弾性パッド5が固着されてなる弾
性支承具21は、これがPCまくらぎ1を支承した際、
列車荷重のかかる鉛直方向に弾性パッド5を圧縮変形さ
せて軌道のばね定数を低下させる役割と、砂利道床の砕
石バラストを弾性パッド(軟質ゴム)の下面で加圧して
その細粒化を防ぎ、砂利道床の吸振機能を長持ちさせる
効果がある。 弾性パッド5は保護板4に一体的に強固に固着さ
れ、この保護板4をPCまくらぎ1の下面に強固に固着
することにより、従来に比べ著るしく強固な手段で弾性
パッド5をPCまくらぎ1に固定でき、PCまくらぎ1
に加わる繰り返し荷重によっても弾性パッド5が保護板
4から剥離せず、しかも、弾性パッド5と保護板4との
強固な面接着で弾性パッド自体は水平方向に伸縮できな
いので長年使用しても破損しない。また、弾性パッド5
は保護板4の端縁から出張っていないので、タンピング
装置による砂利の突き戻しの際、タンピング爪により弾
性パッド5が損傷を受けることがない。 中敷パッド7を介して取付け用ボルト11により弾
性パッド5付きで、かつ耐横圧板6を有する保護板4を
PCまくらぎ1に固定するとき、耐横圧板6が砂利道床
20に喰い込むことで、砂利道床に対する保護板4の横
圧抵抗面積が広がり、それにより弾性パッド5の剪断変
形が制止され、PCまくらぎ1の横ぶれが無く、レール
の通りの狂いや、曲線部での張り出しを防ぐ効果があ
る。 保護板4と耐横圧板6(これらを鋼材等の重量物で
構成することにより)の重量がプラスされたPCまくら
ぎ1は、その重さで軌框をより安定させるため、速度を
早めた列車の運行を可能にするという効果がある(とく
に、長尺レールを用いた高速軌道のまくらぎは重量が多
い程効果的である)。
果がある。 保護板4の下面に弾性パッド5が固着されてなる弾
性支承具21は、これがPCまくらぎ1を支承した際、
列車荷重のかかる鉛直方向に弾性パッド5を圧縮変形さ
せて軌道のばね定数を低下させる役割と、砂利道床の砕
石バラストを弾性パッド(軟質ゴム)の下面で加圧して
その細粒化を防ぎ、砂利道床の吸振機能を長持ちさせる
効果がある。 弾性パッド5は保護板4に一体的に強固に固着さ
れ、この保護板4をPCまくらぎ1の下面に強固に固着
することにより、従来に比べ著るしく強固な手段で弾性
パッド5をPCまくらぎ1に固定でき、PCまくらぎ1
に加わる繰り返し荷重によっても弾性パッド5が保護板
4から剥離せず、しかも、弾性パッド5と保護板4との
強固な面接着で弾性パッド自体は水平方向に伸縮できな
いので長年使用しても破損しない。また、弾性パッド5
は保護板4の端縁から出張っていないので、タンピング
装置による砂利の突き戻しの際、タンピング爪により弾
性パッド5が損傷を受けることがない。 中敷パッド7を介して取付け用ボルト11により弾
性パッド5付きで、かつ耐横圧板6を有する保護板4を
PCまくらぎ1に固定するとき、耐横圧板6が砂利道床
20に喰い込むことで、砂利道床に対する保護板4の横
圧抵抗面積が広がり、それにより弾性パッド5の剪断変
形が制止され、PCまくらぎ1の横ぶれが無く、レール
の通りの狂いや、曲線部での張り出しを防ぐ効果があ
る。 保護板4と耐横圧板6(これらを鋼材等の重量物で
構成することにより)の重量がプラスされたPCまくら
ぎ1は、その重さで軌框をより安定させるため、速度を
早めた列車の運行を可能にするという効果がある(とく
に、長尺レールを用いた高速軌道のまくらぎは重量が多
い程効果的である)。
【図1】本発明に係る弾性支承具のPCまくらぎへの取
付け状態を示す縦断側面図である。
付け状態を示す縦断側面図である。
【図2】図1におけるPCまくらぎの右端部の拡大断面
図である。
図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【図5】図2のA部の拡大図である。
【図6】弾性支承具の保護板の底面図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】図6の右側面図である。
【図9】弾性パッドの平面図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【図11】中敷パッドの平面図である。
【図12】図11のD−D線断面図である。
【図13】まくらぎ弾性支承構造の第1従来例を示す断
面図である。
面図である。
【図14】図13の側面図である。
【図15】まくらぎ弾性支承構造の第2従来例を示す断
面図である。
面図である。
【図16】図15の側面図である。
1 PCまくらぎ 2 下面 3 固着面 4 保護板 5 弾性パッド 6 耐横圧板 6a 補強リブ 7 中敷パッド 8 ボルト挿入孔 9 ボルト挿入孔 10 ボルト挿入孔 11 取付け用ボルト 12 インサート 13 弾性支承パッド 14 弾性支承パッド 15 底部 16 両側起立部 17 外端起立部 18 凹み部 20 砂利道床 21 弾性支承具 22 係止突起 23 凹状切欠き 24 斜面 25 防水材 26 締結具 27 レール
Claims (5)
- 【請求項1】 PCまくらぎ1の端部の両側面から突出
しない幅寸法に設けられ、かつ、PCまくらぎ1の下面
2に対する固着面3を上面に有する保護板4と、この保
護板4の端縁から突出しないようにして、この保護板4
の下面に固着された弾性パッド5とからなるまくらぎの
弾性支承具。 - 【請求項2】 前記保護板4の両側部と外端部の両方又
はいずれか一方に、砂利道床に喰い込む耐横圧板6を突
設したことを特徴とする請求項1に記載のまくらぎの弾
性支承具。 - 【請求項3】 前記保護板4の前記固着面3には、PC
まくらぎ1の下面2に当接する中敷パッド7が装着され
ている構成を特徴とする請求項1又は2に記載のまくら
ぎの弾性支承具。 - 【請求項4】 前記保護板4は、鋼材または鋳物或いは
強化プラスチックのいずれかで構成されていることを特
徴とする請求項1から3のいずれかに記載のまくらぎの
弾性支承具。 - 【請求項5】 砂利に喰い込むよう下向きに突設された
耐横圧板6を有する保護板4にボルト挿入孔8を開設
し、このボルト挿入孔8と、保護板4の上面と下面に当
該保護板4の端縁から突出しないようにしてそれぞれ固
着した中敷パッド7及び、弾性パッド5に開設されてい
るボルト挿入孔9,10に取付け用ボルト11を挿入
し、この取付け用ボルト11をPCまくらぎ1に埋設し
たインサート12のめねじに螺合するように設けた構成
を特徴とするまくらぎの弾性支承具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31368295A JP2859188B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | まくらぎの弾性支承具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31368295A JP2859188B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | まくらぎの弾性支承具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09132901A true JPH09132901A (ja) | 1997-05-20 |
| JP2859188B2 JP2859188B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=18044249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31368295A Expired - Lifetime JP2859188B2 (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | まくらぎの弾性支承具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2859188B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100868786B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2008-11-17 | 한국철도기술연구원 | 철도용 침목 |
| RU2701074C1 (ru) * | 2019-02-07 | 2019-09-24 | Геннадий Геннадьевич Лосев | Способ изготовления шпалы, шпала для его осуществления |
| RU2704761C1 (ru) * | 2016-06-02 | 2019-10-30 | Семперит АГ Холдинг | Подшпальный амортизатор |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP31368295A patent/JP2859188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100868786B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2008-11-17 | 한국철도기술연구원 | 철도용 침목 |
| RU2704761C1 (ru) * | 2016-06-02 | 2019-10-30 | Семперит АГ Холдинг | Подшпальный амортизатор |
| RU2701074C1 (ru) * | 2019-02-07 | 2019-09-24 | Геннадий Геннадьевич Лосев | Способ изготовления шпалы, шпала для его осуществления |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2859188B2 (ja) | 1999-02-17 |
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