JPH09133031A - 圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置 - Google Patents
圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置Info
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- JPH09133031A JPH09133031A JP29461495A JP29461495A JPH09133031A JP H09133031 A JPH09133031 A JP H09133031A JP 29461495 A JP29461495 A JP 29461495A JP 29461495 A JP29461495 A JP 29461495A JP H09133031 A JPH09133031 A JP H09133031A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、エンジンブレーキ装置としての圧
縮開放型エンジン補助ブレーキ装置に関し、大きな制動
力を得ることができるようにするとともに排気系に付着
した不純物等の燃焼室内や吸気系への逆流を防止できる
ようにする。 【解決手段】 エンジン20の燃焼室と吸気系との間を
開閉しうる吸気弁27と、燃焼室と排気系との間を開閉
しエンジン20の通常運転時の排気行程においては排気
状態に開放する排気手段28と、燃料供給手段とをそな
えるとともに、エンジン20の所定運転時に、排気行程
における排気手段28による排気を停止させるとともに
ピストンの上死点位置近傍で排気手段28による排気を
行なわせる排気調整手段91と、ピストンの上死点位置
近傍から下死点位置近傍にかけて吸気弁27を開弁させ
る吸気弁駆動調整手段90と、燃料供給手段の燃料供給
を停止する燃料供給停止手段とをそなえるように構成す
る。
縮開放型エンジン補助ブレーキ装置に関し、大きな制動
力を得ることができるようにするとともに排気系に付着
した不純物等の燃焼室内や吸気系への逆流を防止できる
ようにする。 【解決手段】 エンジン20の燃焼室と吸気系との間を
開閉しうる吸気弁27と、燃焼室と排気系との間を開閉
しエンジン20の通常運転時の排気行程においては排気
状態に開放する排気手段28と、燃料供給手段とをそな
えるとともに、エンジン20の所定運転時に、排気行程
における排気手段28による排気を停止させるとともに
ピストンの上死点位置近傍で排気手段28による排気を
行なわせる排気調整手段91と、ピストンの上死点位置
近傍から下死点位置近傍にかけて吸気弁27を開弁させ
る吸気弁駆動調整手段90と、燃料供給手段の燃料供給
を停止する燃料供給停止手段とをそなえるように構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
吸気弁や排気弁等の機関弁を制御することで制動力を得
る、圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置に関する。
吸気弁や排気弁等の機関弁を制御することで制動力を得
る、圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンブレーキ装置の1つ
として、アクセルオフ時にエキゾーストマニホールド内
の開閉弁を閉じることで排気の圧力を高めてエンジンブ
レーキ能力を増大させるようにした排気ブレーキ装置が
広く実用化されている。これ以外にも、エンジンブレー
キ装置としては、アクセルオフ時に排気弁を通常の排気
タイミングと異なるタイミングで開閉することでシリン
ダ内の圧力状態をコントロールし、エンジンブレーキ能
力を増大させるような圧縮開放型エンジン補助ブレーキ
装置が開発,実用化されている。
として、アクセルオフ時にエキゾーストマニホールド内
の開閉弁を閉じることで排気の圧力を高めてエンジンブ
レーキ能力を増大させるようにした排気ブレーキ装置が
広く実用化されている。これ以外にも、エンジンブレー
キ装置としては、アクセルオフ時に排気弁を通常の排気
タイミングと異なるタイミングで開閉することでシリン
ダ内の圧力状態をコントロールし、エンジンブレーキ能
力を増大させるような圧縮開放型エンジン補助ブレーキ
装置が開発,実用化されている。
【0003】このような排気ブレーキ装置や圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、主に大型トラックやバス
等の重量の大きな車両に適用されており、特に排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用することで、アクセルオフ時に強力なエンジンブレー
キが生じるようにして、サービスブレーキの負担を低減
しながら大きな制動力を得るようにしている。
エンジン補助ブレーキ装置は、主に大型トラックやバス
等の重量の大きな車両に適用されており、特に排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用することで、アクセルオフ時に強力なエンジンブレー
キが生じるようにして、サービスブレーキの負担を低減
しながら大きな制動力を得るようにしている。
【0004】ここで、上述の圧縮開放型エンジン補助ブ
レーキ装置の作動原理を簡単に説明すると、このブレー
キ装置の作動時には、吸気弁及び排気弁は以下のように
開閉駆動される。すなわち、吸気行程時には通常通り吸
気弁を開いて吸気を取り入れる。また、圧縮行程時にも
通常運転時通り吸気弁及び排気弁をともに閉じて、シリ
ンダ内の吸気を圧縮する。これにより、圧縮力の反作用
がピストンの上昇を妨げる方向に働き、エンジンブレー
キ力が作用する。
レーキ装置の作動原理を簡単に説明すると、このブレー
キ装置の作動時には、吸気弁及び排気弁は以下のように
開閉駆動される。すなわち、吸気行程時には通常通り吸
気弁を開いて吸気を取り入れる。また、圧縮行程時にも
通常運転時通り吸気弁及び排気弁をともに閉じて、シリ
ンダ内の吸気を圧縮する。これにより、圧縮力の反作用
がピストンの上昇を妨げる方向に働き、エンジンブレー
キ力が作用する。
【0005】次に、圧縮行程から膨張行程に移行する直
前に、排気弁を開いて、圧縮された吸気を排気弁を介し
て排気ポートに排出する。したがって、圧縮行程で圧縮
された吸気の反発力はピストンに作用しなくなり、ピス
トンを押し下げる方向に作用する力が発生しなくなる。
さらに、圧縮空気を排出した後に排気弁を閉じて、膨張
行程時にシリンダ内を密閉状態にする。これによりピス
トンが下降するのを妨げようとする力が発生してエンジ
ンブレーキ力が作用するのである。
前に、排気弁を開いて、圧縮された吸気を排気弁を介し
て排気ポートに排出する。したがって、圧縮行程で圧縮
された吸気の反発力はピストンに作用しなくなり、ピス
トンを押し下げる方向に作用する力が発生しなくなる。
さらに、圧縮空気を排出した後に排気弁を閉じて、膨張
行程時にシリンダ内を密閉状態にする。これによりピス
トンが下降するのを妨げようとする力が発生してエンジ
ンブレーキ力が作用するのである。
【0006】次に、ピストンが下死点近傍に達して排気
行程に移行すると、通常通り排気弁を開き、シリンダ内
を大気圧近傍にする。この後、ピストンが上死点近傍に
達すると、再び吸気行程を開始する。そして、このよう
な圧縮行程及び膨張行程でのブレーキ力が連続してピス
トンに作用することにより、エンジンブレーキ能力が大
幅に増大されるのである。言い換えれば、エンジンに負
の仕事としてポンプ作動を行なわせることにより、車両
の運動エネルギを吸収して制動力に変換するのである。
行程に移行すると、通常通り排気弁を開き、シリンダ内
を大気圧近傍にする。この後、ピストンが上死点近傍に
達すると、再び吸気行程を開始する。そして、このよう
な圧縮行程及び膨張行程でのブレーキ力が連続してピス
トンに作用することにより、エンジンブレーキ能力が大
幅に増大されるのである。言い換えれば、エンジンに負
の仕事としてポンプ作動を行なわせることにより、車両
の運動エネルギを吸収して制動力に変換するのである。
【0007】なお、このようにエンジンブレーキにより
制動力に変換されたエネルギを以下、吸収馬力という。
また、このような圧縮圧開放式エンジン補助ブレーキの
作動時には、燃料噴射は停止される。なお、図10に示
す指圧線図は、このような圧縮開放型エンジン補助ブレ
ーキ装置と排気ブレーキ装置とを同時に作動させた場合
の吸収馬力を示すものであって、A部の面積が圧縮開放
型エンジン補助ブレーキ装置による吸収馬力、B部の面
積が排気ブレーキ装置による吸収馬力を示している。
制動力に変換されたエネルギを以下、吸収馬力という。
また、このような圧縮圧開放式エンジン補助ブレーキの
作動時には、燃料噴射は停止される。なお、図10に示
す指圧線図は、このような圧縮開放型エンジン補助ブレ
ーキ装置と排気ブレーキ装置とを同時に作動させた場合
の吸収馬力を示すものであって、A部の面積が圧縮開放
型エンジン補助ブレーキ装置による吸収馬力、B部の面
積が排気ブレーキ装置による吸収馬力を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平5−
33684号公報には、排気ブレーキ装置の制動力を高
めるようにした技術が開示されている。しかしながら、
排気ブレーキ装置では、排圧を上げるほど吸収馬力が増
大するが、排圧を上げ過ぎると排気マニホールド内が高
圧になりすぎて、他の気筒の排気弁が開弁してしまう
(以下、これを調圧リフトという)場合がある。
33684号公報には、排気ブレーキ装置の制動力を高
めるようにした技術が開示されている。しかしながら、
排気ブレーキ装置では、排圧を上げるほど吸収馬力が増
大するが、排圧を上げ過ぎると排気マニホールド内が高
圧になりすぎて、他の気筒の排気弁が開弁してしまう
(以下、これを調圧リフトという)場合がある。
【0009】このような調圧リフトを防止するために
は、排気バルブのバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を上げることが考えられるが、このようなセット
荷重の増大は、動弁系に過大な負荷を生じさせることに
なる。したがって、排気ブレーキ装置では、所定値以上
に排圧を上げることができないという課題がある。
は、排気バルブのバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を上げることが考えられるが、このようなセット
荷重の増大は、動弁系に過大な負荷を生じさせることに
なる。したがって、排気ブレーキ装置では、所定値以上
に排圧を上げることができないという課題がある。
【0010】特に、排気ブレーキ装置と上述したような
圧縮圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用する場
合は、排気温が上昇してバルブシートが磨耗してしまう
という課題もある。このような課題を解決するために
は、エンジン補助ブレーキ装置による吸収馬力を増大さ
せて、排気ブレーキ装置を備えなくても十分なエンジン
ブレーキ力を発生させるようにすればよい。
圧縮圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用する場
合は、排気温が上昇してバルブシートが磨耗してしまう
という課題もある。このような課題を解決するために
は、エンジン補助ブレーキ装置による吸収馬力を増大さ
せて、排気ブレーキ装置を備えなくても十分なエンジン
ブレーキ力を発生させるようにすればよい。
【0011】そこで、特公昭63−30481号公報に
開示されているように、エンジンのクランク軸の回転角
度720°(すなわち、クランク軸で2回転)で、エン
ジンを2回ポンプ作動させて、吸収馬力を向上させるよ
うにした技術が提案されている。この技術では、通常運
転時は、通常の4サイクルエンジンとして作動するとと
もに、エンジンブレーキ作動時には、以下のように作動
する。
開示されているように、エンジンのクランク軸の回転角
度720°(すなわち、クランク軸で2回転)で、エン
ジンを2回ポンプ作動させて、吸収馬力を向上させるよ
うにした技術が提案されている。この技術では、通常運
転時は、通常の4サイクルエンジンとして作動するとと
もに、エンジンブレーキ作動時には、以下のように作動
する。
【0012】すなわち、クランク軸回転角度が約0°〜
180°の間(通常運転時の吸気行程に相当)では、吸
気弁を開いて、吸気弁側から空気を吸入する。そして、
クランク軸回転角度が約180°〜360°の間(通常
運転時の圧縮行程に相当)では、空気を圧縮し、ピスト
ンが上死点位置近傍になると排気弁を開いて圧縮空気を
排気側に排出する。
180°の間(通常運転時の吸気行程に相当)では、吸
気弁を開いて、吸気弁側から空気を吸入する。そして、
クランク軸回転角度が約180°〜360°の間(通常
運転時の圧縮行程に相当)では、空気を圧縮し、ピスト
ンが上死点位置近傍になると排気弁を開いて圧縮空気を
排気側に排出する。
【0013】そして、クランク軸回転角度約360°〜
540°の間(通常運転時の膨張行程に相当)では、排
気弁が開いたままピストンが下降して、排気弁側から空
気が吸入される。この後、クランク軸回転角度約540
°〜720°の間(通常運転時の排気行程に相当)で
は、吸排気弁とも閉じられて吸入空気が圧縮され、ピス
トンが上死点位置近傍になると、吸気弁が開いて吸気弁
側から圧縮空気が排出される。そして、以下この動作を
繰り返して、エンジンをポンプ作動させることになる。
540°の間(通常運転時の膨張行程に相当)では、排
気弁が開いたままピストンが下降して、排気弁側から空
気が吸入される。この後、クランク軸回転角度約540
°〜720°の間(通常運転時の排気行程に相当)で
は、吸排気弁とも閉じられて吸入空気が圧縮され、ピス
トンが上死点位置近傍になると、吸気弁が開いて吸気弁
側から圧縮空気が排出される。そして、以下この動作を
繰り返して、エンジンをポンプ作動させることになる。
【0014】しかしながら、このような従来の技術で
は、吸気弁側から空気を吸入して排気弁側へ圧縮空気を
排出する動作と、排気弁側から空気を吸入して吸気弁側
へ圧縮空気を排出する動作とを交互に繰り返すことにな
り、排気系側から高温の空気や、排気系に付着した燃料
の燃焼後の不純物(例えば、NOxやパティキュレー
ト)が再び燃焼室内や吸気系に逆流してしまうという課
題がある。
は、吸気弁側から空気を吸入して排気弁側へ圧縮空気を
排出する動作と、排気弁側から空気を吸入して吸気弁側
へ圧縮空気を排出する動作とを交互に繰り返すことにな
り、排気系側から高温の空気や、排気系に付着した燃料
の燃焼後の不純物(例えば、NOxやパティキュレー
ト)が再び燃焼室内や吸気系に逆流してしまうという課
題がある。
【0015】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、排気ブレーキ装置を用いることなく、エンジ
ン補助ブレーキ装置による制動力のみで大きな制動力を
得ることができるようにするとともに、排気系に付着し
た不純物等が燃焼室内や吸気系に逆流しないようにし
た、圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置を提供するこ
とを目的とする。
たもので、排気ブレーキ装置を用いることなく、エンジ
ン補助ブレーキ装置による制動力のみで大きな制動力を
得ることができるようにするとともに、排気系に付着し
た不純物等が燃焼室内や吸気系に逆流しないようにし
た、圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置は、エ
ンジンの燃焼室と吸気系との間を開閉し該エンジンの通
常運転時の吸気行程においては開弁駆動される吸気弁
と、該燃焼室と排気系との間を開閉し該エンジンの通常
運転時の排気行程においては排気状態に開放する排気手
段と、該燃焼室に燃料を供給する燃料供給手段とをそな
えるとともに、該エンジンの所定運転時に、該排気行程
における該排気手段による排気を停止させるとともにピ
ストンの上死点位置近傍で該排気手段による排気を行な
わせる排気調整手段と、該ピストンの上死点位置近傍か
ら下死点位置近傍にかけて該吸気弁を開弁させる吸気弁
駆動調整手段と、該燃料供給手段の燃料供給を停止する
燃料供給停止手段とをそなえていることを特徴としてい
る。
の本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置は、エ
ンジンの燃焼室と吸気系との間を開閉し該エンジンの通
常運転時の吸気行程においては開弁駆動される吸気弁
と、該燃焼室と排気系との間を開閉し該エンジンの通常
運転時の排気行程においては排気状態に開放する排気手
段と、該燃焼室に燃料を供給する燃料供給手段とをそな
えるとともに、該エンジンの所定運転時に、該排気行程
における該排気手段による排気を停止させるとともにピ
ストンの上死点位置近傍で該排気手段による排気を行な
わせる排気調整手段と、該ピストンの上死点位置近傍か
ら下死点位置近傍にかけて該吸気弁を開弁させる吸気弁
駆動調整手段と、該燃料供給手段の燃料供給を停止する
燃料供給停止手段とをそなえていることを特徴としてい
る。
【0017】また、請求項2記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項1記載の構成
に加えて、該排気手段が、該エンジンの通常運転時の排
気行程において開弁駆動される排気弁であって、該排気
調整手段が、該エンジンの所定運転時に該エンジンの排
気行程における該排気弁を通じた排気を停止させ、且つ
該ピストンの上死点位置近傍で該排気弁を開弁駆動する
ように構成されていることを特徴としている。
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項1記載の構成
に加えて、該排気手段が、該エンジンの通常運転時の排
気行程において開弁駆動される排気弁であって、該排気
調整手段が、該エンジンの所定運転時に該エンジンの排
気行程における該排気弁を通じた排気を停止させ、且つ
該ピストンの上死点位置近傍で該排気弁を開弁駆動する
ように構成されていることを特徴としている。
【0018】また、請求項3記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項1記載の構成
に加えて、該排気手段が、該エンジンの通常運転時の排
気行程において開弁駆動される排気弁と、該排気弁とは
別個に該燃焼室と該排気系との連通を遮断しうる第3弁
とを有し、該排気調整手段が、該エンジンの所定運転時
に該エンジンの排気行程における該排気弁を通じた排気
を停止させ、且つピストンの上死点位置近傍で該第3弁
を開弁駆動するように構成されていることを特徴として
いる。
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項1記載の構成
に加えて、該排気手段が、該エンジンの通常運転時の排
気行程において開弁駆動される排気弁と、該排気弁とは
別個に該燃焼室と該排気系との連通を遮断しうる第3弁
とを有し、該排気調整手段が、該エンジンの所定運転時
に該エンジンの排気行程における該排気弁を通じた排気
を停止させ、且つピストンの上死点位置近傍で該第3弁
を開弁駆動するように構成されていることを特徴として
いる。
【0019】また、請求項4記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項1〜3のいず
れかに記載の構成に加えて、該吸気弁駆動調整手段が、
該エンジンのクランク軸に連動して回転するカムシャフ
トにそなえられた吸気カムにより該吸気弁を該吸気行程
で開弁させるとともに、膨張行程では該吸気カムの動き
に関係なく強制的に該吸気弁を開弁させることを特徴と
している。
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項1〜3のいず
れかに記載の構成に加えて、該吸気弁駆動調整手段が、
該エンジンのクランク軸に連動して回転するカムシャフ
トにそなえられた吸気カムにより該吸気弁を該吸気行程
で開弁させるとともに、膨張行程では該吸気カムの動き
に関係なく強制的に該吸気弁を開弁させることを特徴と
している。
【0020】また、請求項5記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項2〜4のいず
れかに記載の構成に加えて、該排気手段が、該カムシャ
フトにそなえられた排気カムにより該エンジンの通常運
転時の該排気行程において開弁駆動される排気弁として
構成されていることを特徴としている。また、請求項6
記載の本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置
は、上記請求項4又は5記載の構成に加えて、該吸気弁
駆動調整手段が、該吸気カムの開弁駆動力を該吸気弁に
伝達する吸気ロッカアームと、該吸気ロッカアームと一
体に回動する吸気ロッカシャフトと、該カムシャフト上
に配設され該エンジンの膨張行程で該吸気弁を開弁駆動
しうる位相に形成された可変吸気カムと、該吸気ロッカ
シャフトに遊嵌されるとともに端部が該可変吸気カムと
常接する可変吸気ロッカアームと、該吸気ロッカシャフ
トと該可変吸気ロッカアームとを係合させるロッカアー
ム係合機構とをそなえていることを特徴としている。
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項2〜4のいず
れかに記載の構成に加えて、該排気手段が、該カムシャ
フトにそなえられた排気カムにより該エンジンの通常運
転時の該排気行程において開弁駆動される排気弁として
構成されていることを特徴としている。また、請求項6
記載の本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置
は、上記請求項4又は5記載の構成に加えて、該吸気弁
駆動調整手段が、該吸気カムの開弁駆動力を該吸気弁に
伝達する吸気ロッカアームと、該吸気ロッカアームと一
体に回動する吸気ロッカシャフトと、該カムシャフト上
に配設され該エンジンの膨張行程で該吸気弁を開弁駆動
しうる位相に形成された可変吸気カムと、該吸気ロッカ
シャフトに遊嵌されるとともに端部が該可変吸気カムと
常接する可変吸気ロッカアームと、該吸気ロッカシャフ
トと該可変吸気ロッカアームとを係合させるロッカアー
ム係合機構とをそなえていることを特徴としている。
【0021】また、請求項7記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項2,4〜6の
いずれかに記載の構成に加えて、該排気調整手段が、該
排気カムの開弁駆動力を該排気弁に伝達する排気ロッカ
アームと、該排気ロッカアームと一体に回動する排気ロ
ッカシャフトと、該カムシャフト上に配設され該排気弁
が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上死点位
置近傍で開弁駆動しうる位相に配設された可変排気カム
と、該排気ロッカシャフトに遊嵌されるとともに端部が
該可変排気カムと常接する可変排気ロッカアームと、該
排気ロッカシャフトと該可変排気ロッカアームとを係合
させるロッカアーム係合機構とをそなえていることを特
徴としている。
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項2,4〜6の
いずれかに記載の構成に加えて、該排気調整手段が、該
排気カムの開弁駆動力を該排気弁に伝達する排気ロッカ
アームと、該排気ロッカアームと一体に回動する排気ロ
ッカシャフトと、該カムシャフト上に配設され該排気弁
が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上死点位
置近傍で開弁駆動しうる位相に配設された可変排気カム
と、該排気ロッカシャフトに遊嵌されるとともに端部が
該可変排気カムと常接する可変排気ロッカアームと、該
排気ロッカシャフトと該可変排気ロッカアームとを係合
させるロッカアーム係合機構とをそなえていることを特
徴としている。
【0022】また、請求項8記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項2〜6のいず
れかに記載の構成に加えて、該排気調整手段が、該排気
カムの開弁駆動力を該排気手段に伝達する排気ロッカア
ームと、該排気ロッカアームと一体に回動する排気ロッ
カシャフトと、該カムシャフト上に配設され該排気手段
が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上死点位
置近傍で開弁駆動される位相に配設された可変排気カム
と、該排気手段の上方にそなえられ該排気弁を押し下げ
る押し下げ機構と、該可変排気カムにより往復動するピ
ストン部材と、該ピストン部材と該押し下げ機構とを連
通接続する流体回路とをそなえていることを特徴として
いる。
エンジン補助ブレーキ装置は、上記請求項2〜6のいず
れかに記載の構成に加えて、該排気調整手段が、該排気
カムの開弁駆動力を該排気手段に伝達する排気ロッカア
ームと、該排気ロッカアームと一体に回動する排気ロッ
カシャフトと、該カムシャフト上に配設され該排気手段
が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上死点位
置近傍で開弁駆動される位相に配設された可変排気カム
と、該排気手段の上方にそなえられ該排気弁を押し下げ
る押し下げ機構と、該可変排気カムにより往復動するピ
ストン部材と、該ピストン部材と該押し下げ機構とを連
通接続する流体回路とをそなえていることを特徴として
いる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明につい
て説明すると、図1〜図6は本発明の第1実施形態とし
ての圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置について説明
するための図である。図1は4サイクル式ディーゼルエ
ンジン(以後、単にエンジンという)20の動弁機構2
3を示す模式的な上面図であって、ディーゼルエンジン
の任意の1気筒について示したものである。図1に示す
ように、このエンジン20は、OHC式の動弁機構23
をそなえており、吸気2弁,排気2弁の4弁式エンジン
として構成されている。また、エンジン20には、図示
はしないが、周知の燃料供給装置が設けられている。
て説明すると、図1〜図6は本発明の第1実施形態とし
ての圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置について説明
するための図である。図1は4サイクル式ディーゼルエ
ンジン(以後、単にエンジンという)20の動弁機構2
3を示す模式的な上面図であって、ディーゼルエンジン
の任意の1気筒について示したものである。図1に示す
ように、このエンジン20は、OHC式の動弁機構23
をそなえており、吸気2弁,排気2弁の4弁式エンジン
として構成されている。また、エンジン20には、図示
はしないが、周知の燃料供給装置が設けられている。
【0024】このエンジン20の動弁機構23には、図
示しないクランクシャフトからの回転駆動力により駆動
されるカムシャフト24が設けられており、このカムシ
ャフト24には、エンジン20の通常運転時に適したカ
ムプロフィールに形成された吸気カム25及び排気カム
26が配設されている。また、エンジン20の動弁機構
23には、ロッカシャフト21が配設されている。この
ロッカシャフト21は、各気筒毎に分割されており、さ
らに各気筒内でも吸気ロッカシャフト21Aと排気ロッ
カシャフト21Bとに分割されている。また、吸気ロッ
カシャフト21Aと排気ロッカシャフト21Bとは、同
軸上に配設されており、図1に示すように、各ロッカシ
ャフト21A,21Bは、軸受部材60,61,62に
より回転可能に支持されている。
示しないクランクシャフトからの回転駆動力により駆動
されるカムシャフト24が設けられており、このカムシ
ャフト24には、エンジン20の通常運転時に適したカ
ムプロフィールに形成された吸気カム25及び排気カム
26が配設されている。また、エンジン20の動弁機構
23には、ロッカシャフト21が配設されている。この
ロッカシャフト21は、各気筒毎に分割されており、さ
らに各気筒内でも吸気ロッカシャフト21Aと排気ロッ
カシャフト21Bとに分割されている。また、吸気ロッ
カシャフト21Aと排気ロッカシャフト21Bとは、同
軸上に配設されており、図1に示すように、各ロッカシ
ャフト21A,21Bは、軸受部材60,61,62に
より回転可能に支持されている。
【0025】また、シリンダの上方には吸気弁27及び
排気弁(排気手段)28が配設されている。この吸気弁
27の上方には、図2に示すような吸気用バルブブリッ
ジ34が配設されており、この吸気用バルブブリッジ3
4により、2つの吸気弁27が同時に開弁駆動されるよ
うになっている。また、排気弁28の上方には、吸気用
バルブブリッジ34と同様に排気用バルブブリッジ35
も設けられている。
排気弁(排気手段)28が配設されている。この吸気弁
27の上方には、図2に示すような吸気用バルブブリッ
ジ34が配設されており、この吸気用バルブブリッジ3
4により、2つの吸気弁27が同時に開弁駆動されるよ
うになっている。また、排気弁28の上方には、吸気用
バルブブリッジ34と同様に排気用バルブブリッジ35
も設けられている。
【0026】これらのバルブブリッジ34,35は、図
1に示すようなロッカアーム29,30の揺動に応じて
上下方向に駆動されるようになっており、これにより吸
排気弁27,28も開閉駆動されるようになっている。
ここで、吸気用ロッカアーム29は、上述の吸気ロッカ
シャフト21Aと一体に作動するロッカシャフト一体型
ロッカアームとして構成されており、吸気ロッカアーム
29の揺動とともにロッカシャフト21Aも回動するよ
うになっている。
1に示すようなロッカアーム29,30の揺動に応じて
上下方向に駆動されるようになっており、これにより吸
排気弁27,28も開閉駆動されるようになっている。
ここで、吸気用ロッカアーム29は、上述の吸気ロッカ
シャフト21Aと一体に作動するロッカシャフト一体型
ロッカアームとして構成されており、吸気ロッカアーム
29の揺動とともにロッカシャフト21Aも回動するよ
うになっている。
【0027】また、吸気ロッカアーム29のカムシャフ
ト24側端部には、吸気カム25と常に接するローラ6
3が設けられており、吸気カム25の作動を吸気ロッカ
アーム29に滑らかに伝達するようになっている。した
がって、エンジンの通常運転時には、吸気カム25のカ
ムプロフィールに応じたタイミングでロッカアーム29
が揺動して吸気弁27が開閉駆動されるようになってい
る。
ト24側端部には、吸気カム25と常に接するローラ6
3が設けられており、吸気カム25の作動を吸気ロッカ
アーム29に滑らかに伝達するようになっている。した
がって、エンジンの通常運転時には、吸気カム25のカ
ムプロフィールに応じたタイミングでロッカアーム29
が揺動して吸気弁27が開閉駆動されるようになってい
る。
【0028】さて、この動弁機構23には、ピストン8
3(図4参照)の上死点位置近傍から下死点位置近傍に
かけて吸気弁27を開弁させる吸気弁駆動調整手段90
が設けられている。また、この吸気弁駆動調整手段90
は、主にエンジン補助ブレーキ用のカム(可変吸気カ
ム)75と可変吸気ロッカアーム70と可変吸気ロッカ
アーム70をロッカアーム29から切り離したり接続し
たりするロッカアーム係合機構71とから構成されてい
る。
3(図4参照)の上死点位置近傍から下死点位置近傍に
かけて吸気弁27を開弁させる吸気弁駆動調整手段90
が設けられている。また、この吸気弁駆動調整手段90
は、主にエンジン補助ブレーキ用のカム(可変吸気カ
ム)75と可変吸気ロッカアーム70と可変吸気ロッカ
アーム70をロッカアーム29から切り離したり接続し
たりするロッカアーム係合機構71とから構成されてい
る。
【0029】可変吸気ロッカアーム70は、図1に示す
ように、吸気ロッカアーム29に隣接して設けられてい
る。この可変吸気ロッカアーム70と吸気ロッカシャフ
ト21Aとは回転自在に設けられ、吸気ロッカシャフト
21Aには、可変吸気ロッカアーム70が吸気ロッカシ
ャフト21Aと切り離されて吸気ロッカアーム29と連
係動作しないモード(非連係モード)と、可変吸気ロッ
カアーム70が吸気ロッカシャフト21Aと一体回転し
て可変吸気ロッカアーム70と吸気ロッカアーム29と
が連係動作するモード(連係モード)とを切り換えうる
油圧ピストン機構(ロッカアーム係合機構)71が設け
られている。
ように、吸気ロッカアーム29に隣接して設けられてい
る。この可変吸気ロッカアーム70と吸気ロッカシャフ
ト21Aとは回転自在に設けられ、吸気ロッカシャフト
21Aには、可変吸気ロッカアーム70が吸気ロッカシ
ャフト21Aと切り離されて吸気ロッカアーム29と連
係動作しないモード(非連係モード)と、可変吸気ロッ
カアーム70が吸気ロッカシャフト21Aと一体回転し
て可変吸気ロッカアーム70と吸気ロッカアーム29と
が連係動作するモード(連係モード)とを切り換えうる
油圧ピストン機構(ロッカアーム係合機構)71が設け
られている。
【0030】この油圧ピストン機構71は、図2に示す
ように、ロッカシャフト21Aの直径方向に形成された
穴部72と、この穴部72内を進退しうるピン部材73
をそなえている。このピン部材73の上端部側には、図
示しないリターンスプリングが配設されており、このリ
ターンスプリング作用により、ピン部材73は図中下方
に付勢されている。
ように、ロッカシャフト21Aの直径方向に形成された
穴部72と、この穴部72内を進退しうるピン部材73
をそなえている。このピン部材73の上端部側には、図
示しないリターンスプリングが配設されており、このリ
ターンスプリング作用により、ピン部材73は図中下方
に付勢されている。
【0031】また、可変吸気ロッカアーム70の所要の
位置には、このピン部材73の上端部が侵入しうる穴7
4が形成されている。さらに、このエンジン20には、
所定の圧力の作動油を供給する油圧供給系(図示省略)
が設けられており、上記のピン部材73の上端側と穴部
72とにより形成された空間には、この油圧供給系を介
して作動油が供給されるようになっている。
位置には、このピン部材73の上端部が侵入しうる穴7
4が形成されている。さらに、このエンジン20には、
所定の圧力の作動油を供給する油圧供給系(図示省略)
が設けられており、上記のピン部材73の上端側と穴部
72とにより形成された空間には、この油圧供給系を介
して作動油が供給されるようになっている。
【0032】そして、この空間に作動油が供給される
と、リターンスプリングの付勢力に抗してピン部材73
が上方へ移動する。この場合、ピン部材73が、ロッカ
シャフト21Aに形成された穴74に係合して、可変吸
気ロッカアーム70と吸気ロッカシャフト21Aとが接
続状態となり、ロッカアーム70と吸気ロッカアーム2
9とが一体で作動する連係モードとなる。
と、リターンスプリングの付勢力に抗してピン部材73
が上方へ移動する。この場合、ピン部材73が、ロッカ
シャフト21Aに形成された穴74に係合して、可変吸
気ロッカアーム70と吸気ロッカシャフト21Aとが接
続状態となり、ロッカアーム70と吸気ロッカアーム2
9とが一体で作動する連係モードとなる。
【0033】また、作動油の供給を断つと、上述のリタ
ーンスプリングの付勢力によりピン部材73が下方に移
動して、ピン部材73が穴部74から離脱する。この場
合は、可変吸気ロッカアーム70はロッカシャフト21
Aから切り離された非連係モードとなる。また、エンジ
ン20の動弁機構23には、吸気カム25と隣接してエ
ンジン補助ブレーキ用のカム(可変吸気カム)75が設
けられており、上述の可変吸気ロッカアーム70は、こ
のエンジン補助ブレーキ用のカム75により駆動される
ようになっている。
ーンスプリングの付勢力によりピン部材73が下方に移
動して、ピン部材73が穴部74から離脱する。この場
合は、可変吸気ロッカアーム70はロッカシャフト21
Aから切り離された非連係モードとなる。また、エンジ
ン20の動弁機構23には、吸気カム25と隣接してエ
ンジン補助ブレーキ用のカム(可変吸気カム)75が設
けられており、上述の可変吸気ロッカアーム70は、こ
のエンジン補助ブレーキ用のカム75により駆動される
ようになっている。
【0034】このエンジン補助ブレーキ用のカム75
は、吸気カム25と同一、又は略同一のカムプロフィー
ルを有しており、吸気カム25に対して位相が180°
異なって配設されている。また、可変吸気ロッカアーム
70とカム75との接触部位には、吸気ロッカアーム2
9と同様に、ローラ76が設けられている。したがっ
て、可変吸気ロッカアーム70は、吸気ロッカアーム2
9に対して180°の回転位相をともなって作動するこ
とになり、可変吸気ロッカアーム70が吸気ロッカアー
ム29と一体に作動する連係モードとなると、エンジン
20のクランク軸の回転角度360°毎に吸気弁27が
開弁駆動されることになる。
は、吸気カム25と同一、又は略同一のカムプロフィー
ルを有しており、吸気カム25に対して位相が180°
異なって配設されている。また、可変吸気ロッカアーム
70とカム75との接触部位には、吸気ロッカアーム2
9と同様に、ローラ76が設けられている。したがっ
て、可変吸気ロッカアーム70は、吸気ロッカアーム2
9に対して180°の回転位相をともなって作動するこ
とになり、可変吸気ロッカアーム70が吸気ロッカアー
ム29と一体に作動する連係モードとなると、エンジン
20のクランク軸の回転角度360°毎に吸気弁27が
開弁駆動されることになる。
【0035】すなわち、吸入行程又は排気行程に関わら
ず、ピストン83の上死点近傍から下死点近傍にかけて
は吸気弁27が開弁動作することになり、吸気弁27は
2サイクルで作動する。また、通常運転時、即ち可変吸
気ロッカアーム70がロッカシャフト21Aと切り離さ
れた非連係モードでは、吸気弁27の開閉動作は、可変
吸気ロッカアーム70の動作に何ら影響されることな
く、通常通り、クランク軸の回転角度720°(クラン
ク軸2回転)毎に吸気弁27が開弁駆動されるようにな
る。
ず、ピストン83の上死点近傍から下死点近傍にかけて
は吸気弁27が開弁動作することになり、吸気弁27は
2サイクルで作動する。また、通常運転時、即ち可変吸
気ロッカアーム70がロッカシャフト21Aと切り離さ
れた非連係モードでは、吸気弁27の開閉動作は、可変
吸気ロッカアーム70の動作に何ら影響されることな
く、通常通り、クランク軸の回転角度720°(クラン
ク軸2回転)毎に吸気弁27が開弁駆動されるようにな
る。
【0036】次に、排気弁28側の動弁機構23につい
て説明すると、この動弁系23には、排気行程おける排
気弁28の作動を停止させて、ピストン83の上死点位
置近傍で排気弁28を作動させるようにした排気調整手
段91が設けられており、この排気調整手段91は、主
に排気ロッカアーム30と可変排気カム31と流体回路
80とから構成されている。
て説明すると、この動弁系23には、排気行程おける排
気弁28の作動を停止させて、ピストン83の上死点位
置近傍で排気弁28を作動させるようにした排気調整手
段91が設けられており、この排気調整手段91は、主
に排気ロッカアーム30と可変排気カム31と流体回路
80とから構成されている。
【0037】また、排気ロッカアーム30は、上述の吸
気ロッカアーム29と同様に、排気ロッカシャフト21
Bと一体に作動するロッカシャフト一体型ロッカアーム
として構成されている。排気用ロッカアーム30は、排
気カム26には直接接しておらず、この排気用ロッカア
ーム30は、図1に示す排気ローラアーム65により揺
動するようになっている。
気ロッカアーム29と同様に、排気ロッカシャフト21
Bと一体に作動するロッカシャフト一体型ロッカアーム
として構成されている。排気用ロッカアーム30は、排
気カム26には直接接しておらず、この排気用ロッカア
ーム30は、図1に示す排気ローラアーム65により揺
動するようになっている。
【0038】図1に示すように、この排気ローラアーム
65は、排気用ロッカアーム30に隣接して設けられて
おり、排気ロッカシャフト21Bに軸支されている。そ
して、この排気用ローラアーム65と排気ロッカシャフ
ト21Bとは回転自在に設けられ、排気ロッカシャフト
21Bには、排気用ローラアーム65が排気ロッカシャ
フト21Bと切り離されて排気ロッカアーム30と連係
動作しないモード(非連係モード)と、排気用ローラア
ーム65が排気ロッカシャフト21Bと一体回転して排
気用ローラアーム65と排気ロッカアーム30とが連係
動作するモード(連係モード)とを切り換えうる油圧ピ
ストン機構(ロッカアーム係合機構)66が設けられて
いる。
65は、排気用ロッカアーム30に隣接して設けられて
おり、排気ロッカシャフト21Bに軸支されている。そ
して、この排気用ローラアーム65と排気ロッカシャフ
ト21Bとは回転自在に設けられ、排気ロッカシャフト
21Bには、排気用ローラアーム65が排気ロッカシャ
フト21Bと切り離されて排気ロッカアーム30と連係
動作しないモード(非連係モード)と、排気用ローラア
ーム65が排気ロッカシャフト21Bと一体回転して排
気用ローラアーム65と排気ロッカアーム30とが連係
動作するモード(連係モード)とを切り換えうる油圧ピ
ストン機構(ロッカアーム係合機構)66が設けられて
いる。
【0039】この油圧ピストン機構66は、上述した油
圧ピストン機構71と略同様に構成されたものであり、
図3に示すように、ロッカシャフト21Bの直径方向に
形成された穴部67と、この穴部67内を進退しうるピ
ン部材68をそなえている。このピン部材68の下端部
側には、図示しないリターンスプリングが配設されてお
り、このリターンスプリングによりピン部材68は上方
に付勢されている。
圧ピストン機構71と略同様に構成されたものであり、
図3に示すように、ロッカシャフト21Bの直径方向に
形成された穴部67と、この穴部67内を進退しうるピ
ン部材68をそなえている。このピン部材68の下端部
側には、図示しないリターンスプリングが配設されてお
り、このリターンスプリングによりピン部材68は上方
に付勢されている。
【0040】また、ローラアーム65の所要の位置に
は、このピン部材68の上端部が侵入しうる穴69が形
成されている。さらに、上記のピン部材68の上端側と
穴部67とにより形成された空間には、やはり図示しな
い油圧供給系を介して作動油が供給されるようになって
いる。そして、この空間に作動油が供給されると、リタ
ーンスプリングの付勢力に抗してピン部材68が下方へ
移動して、図3に示すような状態となる。
は、このピン部材68の上端部が侵入しうる穴69が形
成されている。さらに、上記のピン部材68の上端側と
穴部67とにより形成された空間には、やはり図示しな
い油圧供給系を介して作動油が供給されるようになって
いる。そして、この空間に作動油が供給されると、リタ
ーンスプリングの付勢力に抗してピン部材68が下方へ
移動して、図3に示すような状態となる。
【0041】この場合、ピン部材68が、ロッカシャフ
ト21Bに形成された穴部67から離脱して、ローラア
ーム65はロッカシャフト21Bから切り離された非連
係モードとなる。一方、ロッカシャフト21Bへの作動
油の供給を停止すると、上述のリターンスプリングの付
勢力によりピン部材68が上方に移動して、ピン部材6
8が穴部67に係合する。したがって、排気用ローラア
ーム65と排気ロッカシャフト21Bとが接続状態とな
り、排気用ローラアーム65と排気ロッカアーム30と
が一体で作動する連係モードとなる。
ト21Bに形成された穴部67から離脱して、ローラア
ーム65はロッカシャフト21Bから切り離された非連
係モードとなる。一方、ロッカシャフト21Bへの作動
油の供給を停止すると、上述のリターンスプリングの付
勢力によりピン部材68が上方に移動して、ピン部材6
8が穴部67に係合する。したがって、排気用ローラア
ーム65と排気ロッカシャフト21Bとが接続状態とな
り、排気用ローラアーム65と排気ロッカアーム30と
が一体で作動する連係モードとなる。
【0042】なお、排気ローラアーム65のカムシャフ
ト24側端部にも、可変吸気ロッカアーム70と同様に
ローラ64が設けられており、排気カム26の作動を排
気ローラアーム65 に滑らかに伝達するようになってい
る。また、このようなロッカシャフト21A,21B内
の作動油の供給状態の制御、即ち油圧供給系の制御は、
図4に示すエンジンコントロールユニット(ECU)8
1により実行されるようになっている。
ト24側端部にも、可変吸気ロッカアーム70と同様に
ローラ64が設けられており、排気カム26の作動を排
気ローラアーム65 に滑らかに伝達するようになってい
る。また、このようなロッカシャフト21A,21B内
の作動油の供給状態の制御、即ち油圧供給系の制御は、
図4に示すエンジンコントロールユニット(ECU)8
1により実行されるようになっている。
【0043】ところで、このエンジン20の排気弁28
側の動弁機構23の上部には、図1,図4に示すよう
に、エンジン補助ブレーキ機構用の流体回路80が各気
筒毎に設けられている。この流体回路80には、その要
部として油路形成体39が設けられており、油路形成体
39には作動油路41及び分配路42が形成されてい
る。
側の動弁機構23の上部には、図1,図4に示すよう
に、エンジン補助ブレーキ機構用の流体回路80が各気
筒毎に設けられている。この流体回路80には、その要
部として油路形成体39が設けられており、油路形成体
39には作動油路41及び分配路42が形成されてい
る。
【0044】作動油路41の一端には、後述する可変排
気カム31により駆動されるピストン部材としてのマス
タピストン46が挿入されており、マスタピストン46
の上方には、このマスタピストン46を下方へ付勢する
リターンスプリング48が設けられている。また、作動
油路41の途中には、押し下げ機構としてのスレーブピ
ストン40が設けられており、このスレーブピストン4
0は油路形成体39に形成される穴53に摺動自在に嵌
挿されている。
気カム31により駆動されるピストン部材としてのマス
タピストン46が挿入されており、マスタピストン46
の上方には、このマスタピストン46を下方へ付勢する
リターンスプリング48が設けられている。また、作動
油路41の途中には、押し下げ機構としてのスレーブピ
ストン40が設けられており、このスレーブピストン4
0は油路形成体39に形成される穴53に摺動自在に嵌
挿されている。
【0045】さらに、スレーブピストン40下方には、
スレーブピストン40を上方に付勢するリターンスプリ
ング54が設けられており、穴53の上方にはスレーブ
ピストン40に当接して上方への移動を規制するストッ
パ55が設けられている。また、作動油路41の他端
は、コントロールバルブ44を介して分配路42に接続
されている。さらに、この分配路42の端部にはソノレ
イドバルブ45が設けられており、ソノレイドバルブ4
5を切り換えることでポンプ82で加圧された非圧縮性
流体としての作動油を作動油路41及び分配路42に供
給したり、作動油路41及び分配路42内の作動油をド
レーンしたりするようになっている。なお、ソノレイド
バルブ45は、エンジンコントロールユニット(EC
U)81によって制御されるようになっている。
スレーブピストン40を上方に付勢するリターンスプリ
ング54が設けられており、穴53の上方にはスレーブ
ピストン40に当接して上方への移動を規制するストッ
パ55が設けられている。また、作動油路41の他端
は、コントロールバルブ44を介して分配路42に接続
されている。さらに、この分配路42の端部にはソノレ
イドバルブ45が設けられており、ソノレイドバルブ4
5を切り換えることでポンプ82で加圧された非圧縮性
流体としての作動油を作動油路41及び分配路42に供
給したり、作動油路41及び分配路42内の作動油をド
レーンしたりするようになっている。なお、ソノレイド
バルブ45は、エンジンコントロールユニット(EC
U)81によって制御されるようになっている。
【0046】コントロールバルブ44は、上下方向に形
成された空間441に摺動可能に嵌挿されており、リタ
ーンスプリング442により下方に付勢されている。ま
た、このコントロールバルブ44は一方向弁として構成
されており、ソノレイドバルブ45をオンに切り換え
て、ポンプ82から分配路42に作動油を供給すると、
コントロールバルブ44はリターンスプリング442に
抗して上昇し、作動油路41を閉鎖するようになってい
る。
成された空間441に摺動可能に嵌挿されており、リタ
ーンスプリング442により下方に付勢されている。ま
た、このコントロールバルブ44は一方向弁として構成
されており、ソノレイドバルブ45をオンに切り換え
て、ポンプ82から分配路42に作動油を供給すると、
コントロールバルブ44はリターンスプリング442に
抗して上昇し、作動油路41を閉鎖するようになってい
る。
【0047】なお、この場合、作動油路41の作動油の
圧力が分配路42内の高圧油よりも低圧になると、コン
トロールバルブ44を介して高圧油が作動油路41内に
供給される。一方、ソノレイドバルブ45がオフに切り
換えられて分配路42が低圧になると、コントロールバ
ルブ44が降下して作動油路41内の作動油が開口部4
43を介してドレーンされるようになっている。
圧力が分配路42内の高圧油よりも低圧になると、コン
トロールバルブ44を介して高圧油が作動油路41内に
供給される。一方、ソノレイドバルブ45がオフに切り
換えられて分配路42が低圧になると、コントロールバ
ルブ44が降下して作動油路41内の作動油が開口部4
43を介してドレーンされるようになっている。
【0048】また、スレーブピストン40は、その下端
が排気ロッカアーム30に当接しうるように形成されて
おり、作動油による押圧力を受けると排気ロッカアーム
30を押圧し、排気バルブブリッジ35を介して一対の
排気弁28を開弁駆動させるようになっている。さて、
ここで可変排気カム31について説明すると、この可変
排気カム31は、図1に示すように、カムシャフト24
に設けられており、吸排気カム25,26と同様に、ク
ランク軸2回転で1回転するカムである。
が排気ロッカアーム30に当接しうるように形成されて
おり、作動油による押圧力を受けると排気ロッカアーム
30を押圧し、排気バルブブリッジ35を介して一対の
排気弁28を開弁駆動させるようになっている。さて、
ここで可変排気カム31について説明すると、この可変
排気カム31は、図1に示すように、カムシャフト24
に設けられており、吸排気カム25,26と同様に、ク
ランク軸2回転で1回転するカムである。
【0049】この可変排気カム31は、ソレノイドバル
ブ45がオンになったときに、排気弁28を2サイクル
で開弁駆動するように形成されており、このため、可変
排気カム31のカムプロフィールは、図4に示すように
カム山部が2箇所に設けられている。また、各山部は1
80°位相差を有しており、各カム山部のカムプロフィ
ールは同一に形成されている。
ブ45がオンになったときに、排気弁28を2サイクル
で開弁駆動するように形成されており、このため、可変
排気カム31のカムプロフィールは、図4に示すように
カム山部が2箇所に設けられている。また、各山部は1
80°位相差を有しており、各カム山部のカムプロフィ
ールは同一に形成されている。
【0050】また、可変排気カム31は、ピストン83
が上死点位置にあるときにマスタピストン46を最大に
ストロークさせるようなタイミングに配設されている。
なお、上述のエンジンコントロールユニット81には、
図示しないアクセルスイッチ等の各種センサ類が接続さ
れており、ドライバの運転操作情報が入力されるように
なっている。
が上死点位置にあるときにマスタピストン46を最大に
ストロークさせるようなタイミングに配設されている。
なお、上述のエンジンコントロールユニット81には、
図示しないアクセルスイッチ等の各種センサ類が接続さ
れており、ドライバの運転操作情報が入力されるように
なっている。
【0051】本発明の第1実施形態としての圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上述のように構成されて
いるので、エンジン20の通常運転時は、図5(a)に
示すようなバルブタイミングで吸排気弁27,28が駆
動され、エンジン補助ブレーキ装置を作動させた場合
は、例えば図5(b)に示すようなバルブタイミング特
性で吸排気弁27,28が駆動される。
エンジン補助ブレーキ装置は、上述のように構成されて
いるので、エンジン20の通常運転時は、図5(a)に
示すようなバルブタイミングで吸排気弁27,28が駆
動され、エンジン補助ブレーキ装置を作動させた場合
は、例えば図5(b)に示すようなバルブタイミング特
性で吸排気弁27,28が駆動される。
【0052】まず、エンジン20の通常運転時について
説明すると、この場合は、ECU81からの制御信号に
基づいて、油圧供給系から各ロッカシャフト21A,2
1B内への油圧供給が停止された状態となる。また、流
体回路80のソノレイドバルブ45はオフに制御されて
おり、油路形成体39の作動油路41内への高圧作動油
の供給も停止された状態となる。
説明すると、この場合は、ECU81からの制御信号に
基づいて、油圧供給系から各ロッカシャフト21A,2
1B内への油圧供給が停止された状態となる。また、流
体回路80のソノレイドバルブ45はオフに制御されて
おり、油路形成体39の作動油路41内への高圧作動油
の供給も停止された状態となる。
【0053】この場合、吸気ロッカアーム29側の油圧
ピストン機構71は、非連係モードに制御される。すな
わち、吸気ロッカシャフト21A内への作動油供給を断
つことにより、図2に示すピン部材73が図示しないリ
ターンスプリングの付勢力により下方に付勢されて、ピ
ン部材73が穴部74から離脱する。これにより、吸気
ロッカシャフト21Aと可変吸気ロッカアーム70とが
切り離されるので、吸気弁27は、吸気カム25のカム
プロフィールに応じて開閉駆動され、通常運転時に適し
たタイミングで開弁動作を行なう。
ピストン機構71は、非連係モードに制御される。すな
わち、吸気ロッカシャフト21A内への作動油供給を断
つことにより、図2に示すピン部材73が図示しないリ
ターンスプリングの付勢力により下方に付勢されて、ピ
ン部材73が穴部74から離脱する。これにより、吸気
ロッカシャフト21Aと可変吸気ロッカアーム70とが
切り離されるので、吸気弁27は、吸気カム25のカム
プロフィールに応じて開閉駆動され、通常運転時に適し
たタイミングで開弁動作を行なう。
【0054】また、排気ロッカアーム30側の油圧ピス
トン機構66は連係モードに制御される。つまり、排気
ロッカシャフト21B内への作動油供給が断たれると、
図3に示すピン部材68は、図示しないリターンスプリ
ングの付勢力により上方に付勢されて、ピン部材68が
穴69に係合する。これにより、ロッカシャフト21B
と排気ローラアーム65とが接続され、排気カム26の
カムプロフィールに応じて、ロッカシャフト一体型の排
気ロッカアーム30が揺動する。
トン機構66は連係モードに制御される。つまり、排気
ロッカシャフト21B内への作動油供給が断たれると、
図3に示すピン部材68は、図示しないリターンスプリ
ングの付勢力により上方に付勢されて、ピン部材68が
穴69に係合する。これにより、ロッカシャフト21B
と排気ローラアーム65とが接続され、排気カム26の
カムプロフィールに応じて、ロッカシャフト一体型の排
気ロッカアーム30が揺動する。
【0055】さらに、流体回路80のソノレイドバルブ
45がオフに制御されると、コントロールバルブ44が
降下するので、マスタピストン46が駆動されても作動
油路41内は高圧状態とならず、スレーブピストン40
も作動しない。したがって、排気ロッカアーム30は、
排気カム26のカムプロフィールにのみ応じて揺動する
ことになり、排気弁28は通常運転時に適したタイミン
グで開閉駆動されるのである。
45がオフに制御されると、コントロールバルブ44が
降下するので、マスタピストン46が駆動されても作動
油路41内は高圧状態とならず、スレーブピストン40
も作動しない。したがって、排気ロッカアーム30は、
排気カム26のカムプロフィールにのみ応じて揺動する
ことになり、排気弁28は通常運転時に適したタイミン
グで開閉駆動されるのである。
【0056】そして、このような通常運転時の吸排気弁
27,28の動作について説明すると、通常の4サイク
ルエンジンと同様のものとなる。すなわち、図5(a)
に示すように、吸気弁27は、ピストン83が上死点
(クランク軸回転角度=0°)となる直前から開き始
め、ピストン83の下死点(クランク軸回転角度=18
0°)位置近傍で閉じられる(吸入行程)。この後、ピ
ストン83は上昇してシリンダ内の空気を圧縮し(圧縮
行程)、上死点(クランク軸回転角度=360°)位置
手前で燃料を噴射する。そして、この燃料が着火されて
ピストン83が押し下げられる(膨張行程、又は燃焼行
程)。
27,28の動作について説明すると、通常の4サイク
ルエンジンと同様のものとなる。すなわち、図5(a)
に示すように、吸気弁27は、ピストン83が上死点
(クランク軸回転角度=0°)となる直前から開き始
め、ピストン83の下死点(クランク軸回転角度=18
0°)位置近傍で閉じられる(吸入行程)。この後、ピ
ストン83は上昇してシリンダ内の空気を圧縮し(圧縮
行程)、上死点(クランク軸回転角度=360°)位置
手前で燃料を噴射する。そして、この燃料が着火されて
ピストン83が押し下げられる(膨張行程、又は燃焼行
程)。
【0057】さらに、ピストン83が下死点(クランク
軸回転角度=540°)位置近傍になると、排気弁28
が開き始め、排気ガスが排出される(排気行程)。この
後ピストン83が上死点(クランク軸回転角度=720
°)位置近傍になると、排気弁28が閉じられ、吸気弁
27が開き始めるのである。このように、通常運転時に
は、クランク軸の回転角度が720°、即ちクランク軸
が2回転でエンジン20の一連の動作を完了する4サイ
クルエンジンとして作動する。
軸回転角度=540°)位置近傍になると、排気弁28
が開き始め、排気ガスが排出される(排気行程)。この
後ピストン83が上死点(クランク軸回転角度=720
°)位置近傍になると、排気弁28が閉じられ、吸気弁
27が開き始めるのである。このように、通常運転時に
は、クランク軸の回転角度が720°、即ちクランク軸
が2回転でエンジン20の一連の動作を完了する4サイ
クルエンジンとして作動する。
【0058】一方、ECU81では、各種センサからの
情報に基づいてエンジン補助ブレーキが必要な運転状態
になったと判断すると、図示しない燃料供給装置による
燃料供給を停止するとともに、油圧供給系から各ロッカ
シャフト21A,21B内への作動油を供給する。ま
た、流体回路80のソノレイドバルブ45がオンに制御
されて、油路形成体39の作動油路41内へ高圧作動油
が供給される。
情報に基づいてエンジン補助ブレーキが必要な運転状態
になったと判断すると、図示しない燃料供給装置による
燃料供給を停止するとともに、油圧供給系から各ロッカ
シャフト21A,21B内への作動油を供給する。ま
た、流体回路80のソノレイドバルブ45がオンに制御
されて、油路形成体39の作動油路41内へ高圧作動油
が供給される。
【0059】この場合、吸気ロッカアーム29側の油圧
ピストン機構71は、連係モードに制御される。すなわ
ち、吸気ロッカシャフト21A内へ作動油が供給される
ことにより、ピン部材73がリターンスプリングの付勢
力に抗して上方に駆動されて、ピン部材73が穴部74
に係合する。これにより、吸気ロッカシャフト21Aと
可変吸気ロッカアーム70とが接続されて、吸気弁27
は、エンジン補助ブレーキ用カム75及び吸気カム25
のカムプロフィールに応じて開閉駆動されることにな
る。
ピストン機構71は、連係モードに制御される。すなわ
ち、吸気ロッカシャフト21A内へ作動油が供給される
ことにより、ピン部材73がリターンスプリングの付勢
力に抗して上方に駆動されて、ピン部材73が穴部74
に係合する。これにより、吸気ロッカシャフト21Aと
可変吸気ロッカアーム70とが接続されて、吸気弁27
は、エンジン補助ブレーキ用カム75及び吸気カム25
のカムプロフィールに応じて開閉駆動されることにな
る。
【0060】ここで、上述したように、エンジン補助ブ
レーキ用カム75は、吸気カム25と同一、又は略同一
のカムプロフィールに形成されており、吸気カム25に
対してカムシャフト24上で位相が180°異なって配
設されているので、吸気弁27は、ピストンが上死点位
置近傍になると毎回開弁駆動されることになる。また、
排気ロッカアーム30側の油圧ピストン機構66は非連
係モードに制御される。つまり、排気ロッカシャフト2
1B内へ作動油が供給されると、ピン部材68は、リタ
ーンスプリングの付勢力に抗して下方に付勢されて、ピ
ン部材68が穴69から離脱する。これにより、ロッカ
シャフト21Bと排気ローラアーム65とが切り離され
るのである。
レーキ用カム75は、吸気カム25と同一、又は略同一
のカムプロフィールに形成されており、吸気カム25に
対してカムシャフト24上で位相が180°異なって配
設されているので、吸気弁27は、ピストンが上死点位
置近傍になると毎回開弁駆動されることになる。また、
排気ロッカアーム30側の油圧ピストン機構66は非連
係モードに制御される。つまり、排気ロッカシャフト2
1B内へ作動油が供給されると、ピン部材68は、リタ
ーンスプリングの付勢力に抗して下方に付勢されて、ピ
ン部材68が穴69から離脱する。これにより、ロッカ
シャフト21Bと排気ローラアーム65とが切り離され
るのである。
【0061】そして、このような、非連係モードでは、
排気ローラアーム65が駆動されても排気ロッカアーム
30は作動しないようになる。また、流体回路80のソ
ノレイドバルブ45がオンに制御されると、コントロー
ルバルブ44が上昇して、油路形成体39内の作動油路
41が高圧の作動油で満たされる。
排気ローラアーム65が駆動されても排気ロッカアーム
30は作動しないようになる。また、流体回路80のソ
ノレイドバルブ45がオンに制御されると、コントロー
ルバルブ44が上昇して、油路形成体39内の作動油路
41が高圧の作動油で満たされる。
【0062】したがって、マスタピストン46が駆動さ
れると、この作動油を介してスレーブピストン40が駆
動されるようになる。そして、スレーブピストン40が
リターンスプリング54に抗して下方に駆動されると、
排気ローラアーム65を押圧して、排気弁28を開弁駆
動させるのである。このマスタピストン46は、可変排
気カム31により駆動されるが、上述したように、この
可変排気カム31は、ピストン83が上死点位置にある
ときにマスタピストン46を最大にストロークさせるよ
うなタイミングに配設されており、したがって、ピスト
ン83が上死点位置近傍なると、毎回排気弁28が開弁
駆動されることになる。すなわち、排気弁28もクラン
ク軸1回転毎に開弁駆動するような2サイクルで作動す
るのである。
れると、この作動油を介してスレーブピストン40が駆
動されるようになる。そして、スレーブピストン40が
リターンスプリング54に抗して下方に駆動されると、
排気ローラアーム65を押圧して、排気弁28を開弁駆
動させるのである。このマスタピストン46は、可変排
気カム31により駆動されるが、上述したように、この
可変排気カム31は、ピストン83が上死点位置にある
ときにマスタピストン46を最大にストロークさせるよ
うなタイミングに配設されており、したがって、ピスト
ン83が上死点位置近傍なると、毎回排気弁28が開弁
駆動されることになる。すなわち、排気弁28もクラン
ク軸1回転毎に開弁駆動するような2サイクルで作動す
るのである。
【0063】なお、一般に作動流体を媒体としてピスト
ン部材40等を作動させる場合は、マスタピストン46
のストローク量に対してスレーブピストン40のストロ
ーク量は小さくなるが、エンジン補助ブレーキ作動時の
排気弁28のバルブリフト量は、比較的小さめでも十分
であり、また、ピストン83とのクリアランスも考慮し
て、このときの排気弁28のリフト量は小さめに設定さ
れている。
ン部材40等を作動させる場合は、マスタピストン46
のストローク量に対してスレーブピストン40のストロ
ーク量は小さくなるが、エンジン補助ブレーキ作動時の
排気弁28のバルブリフト量は、比較的小さめでも十分
であり、また、ピストン83とのクリアランスも考慮し
て、このときの排気弁28のリフト量は小さめに設定さ
れている。
【0064】したがって、このようなエンジン補助ブレ
ーキの作動時には、吸排気弁27,28は、図5(b)
に示すように、クランク軸1回転毎に1回開弁動作を行
なうような2サイクルで作動する。すなわち、吸気弁2
7は、ピストン83が上死点(クランク軸回転角度=0
°)となる直前から開き始め、ピストン83の下死点
(クランク軸回転角度=180°)位置近傍で閉じられ
る(吸入行程)。この後、ピストン83は上昇してシリ
ンダ内の空気を圧縮し(圧縮行程)、上死点(クランク
軸回転角度=360°)位置近傍になると、排気弁28
が開いて圧縮空気を排気系に排出するとともに、再び吸
気弁27が開いて空気を吸入する。なお、このときは、
上述したように燃料噴射が停止される。
ーキの作動時には、吸排気弁27,28は、図5(b)
に示すように、クランク軸1回転毎に1回開弁動作を行
なうような2サイクルで作動する。すなわち、吸気弁2
7は、ピストン83が上死点(クランク軸回転角度=0
°)となる直前から開き始め、ピストン83の下死点
(クランク軸回転角度=180°)位置近傍で閉じられ
る(吸入行程)。この後、ピストン83は上昇してシリ
ンダ内の空気を圧縮し(圧縮行程)、上死点(クランク
軸回転角度=360°)位置近傍になると、排気弁28
が開いて圧縮空気を排気系に排出するとともに、再び吸
気弁27が開いて空気を吸入する。なお、このときは、
上述したように燃料噴射が停止される。
【0065】そして、このようにエンジン20をポンプ
として作動させて、空気を圧縮するるという負の仕事を
実行することで車両の走行エネルギを吸収して制動力に
変換するのである。なお、このようにエンジンブレーキ
により制動力に変換されたエネルギを以下、吸収馬力と
いう。特に、本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ
装置では、このような動作をクランク軸の回転角度36
0°毎に(即ち、クランク軸が1回転する毎に)、繰り
返して実行させることで、2サイクルでエンジン補助ブ
レーキが作動することになり、より大きな吸収馬力を得
ることができるのである。
として作動させて、空気を圧縮するるという負の仕事を
実行することで車両の走行エネルギを吸収して制動力に
変換するのである。なお、このようにエンジンブレーキ
により制動力に変換されたエネルギを以下、吸収馬力と
いう。特に、本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ
装置では、このような動作をクランク軸の回転角度36
0°毎に(即ち、クランク軸が1回転する毎に)、繰り
返して実行させることで、2サイクルでエンジン補助ブ
レーキが作動することになり、より大きな吸収馬力を得
ることができるのである。
【0066】ここで、このような圧縮開放型エンジン補
助ブレーキ装置の作動時における模式的な指圧線図を示
すと、図6のようになる。この図では、閉曲線で囲まれ
た面積がエンジン20の吸収馬力であって、この吸入行
程と圧縮行程(この圧縮行程は排気行程を含む)とによ
り得られる吸収馬力が、クランク軸1回転で得られるの
である。
助ブレーキ装置の作動時における模式的な指圧線図を示
すと、図6のようになる。この図では、閉曲線で囲まれ
た面積がエンジン20の吸収馬力であって、この吸入行
程と圧縮行程(この圧縮行程は排気行程を含む)とによ
り得られる吸収馬力が、クランク軸1回転で得られるの
である。
【0067】このように、上述したような本発明の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、2サイクル
でエンジン補助ブレーキを作動させることにより、通常
のエンジン補助ブレーキよりも大きな吸収馬力を得るこ
とができ、強力な制動力を得ることができるという利点
がある。また、この圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装
置では、吸収馬力を大きくすることができるので、従来
の排気ブレーキ装置を設ける必要がなくなり、これによ
り、排圧の過度の上昇を抑制することができる。
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、2サイクル
でエンジン補助ブレーキを作動させることにより、通常
のエンジン補助ブレーキよりも大きな吸収馬力を得るこ
とができ、強力な制動力を得ることができるという利点
がある。また、この圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装
置では、吸収馬力を大きくすることができるので、従来
の排気ブレーキ装置を設ける必要がなくなり、これによ
り、排圧の過度の上昇を抑制することができる。
【0068】したがって、排気ブレーキ装置の作動によ
り排気マニホールド内が高圧になりすぎて、他の気筒の
排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)という現象を回
避することができるのである。また、従来は、排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用する場合は、上述のような調圧リフトを防止するため
に、排気弁28のバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を大きく設定する必要があったが、本発明の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、排気ブレー
キ装置を廃止することができるので、このようなバルブ
スプリングのセット荷重の増大を回避することができ、
バルブスプリングの強大なセット荷重による動弁系への
負荷を低減することができるという利点がある。
り排気マニホールド内が高圧になりすぎて、他の気筒の
排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)という現象を回
避することができるのである。また、従来は、排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用する場合は、上述のような調圧リフトを防止するため
に、排気弁28のバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を大きく設定する必要があったが、本発明の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、排気ブレー
キ装置を廃止することができるので、このようなバルブ
スプリングのセット荷重の増大を回避することができ、
バルブスプリングの強大なセット荷重による動弁系への
負荷を低減することができるという利点がある。
【0069】さらに、排気ブレーキ装置を廃止すること
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンと本圧縮
圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用すること
で、加給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジン20による吸収馬力をさらに増大させることがで
きるという利点もある。
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンと本圧縮
圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用すること
で、加給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジン20による吸収馬力をさらに増大させることがで
きるという利点もある。
【0070】また、本装置の作動時には、吸入空気は吸
気弁27から吸入されて、排気弁28から排気系に排出
されるので、従来の技術(例えば、特公昭63−304
81号公報に開示された技術)のエンジン補助ブレーキ
装置のように、排気系側から高温の空気や、排気系に付
着した燃料の燃焼後の不純物(例えば、NOxやパティ
キュレート)が再び燃焼室内に逆流するようなことが防
止されるという利点も有している。
気弁27から吸入されて、排気弁28から排気系に排出
されるので、従来の技術(例えば、特公昭63−304
81号公報に開示された技術)のエンジン補助ブレーキ
装置のように、排気系側から高温の空気や、排気系に付
着した燃料の燃焼後の不純物(例えば、NOxやパティ
キュレート)が再び燃焼室内に逆流するようなことが防
止されるという利点も有している。
【0071】次に、本発明の第2実施形態としての圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置について説明すると、
この第2実施形態は、上述の第1実施形態の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置に対して、主に排気手段が異
なって構成されており、これ以外は第1実施形態と同様
に構成されている。図7に示すように、本第2実施形態
の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置をそなえたエン
ジン20は、OHC式の動弁機構23をそなえており、
吸気弁27,排気弁28がそれぞれ1つずつ設けられて
いる。また、排気手段としてエンジン20の通常運転時
に作動する排気弁28と、本エンジン補助ブレーキ装置
に開弁駆動される第3弁28aとが配設されている。
開放型エンジン補助ブレーキ装置について説明すると、
この第2実施形態は、上述の第1実施形態の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置に対して、主に排気手段が異
なって構成されており、これ以外は第1実施形態と同様
に構成されている。図7に示すように、本第2実施形態
の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置をそなえたエン
ジン20は、OHC式の動弁機構23をそなえており、
吸気弁27,排気弁28がそれぞれ1つずつ設けられて
いる。また、排気手段としてエンジン20の通常運転時
に作動する排気弁28と、本エンジン補助ブレーキ装置
に開弁駆動される第3弁28aとが配設されている。
【0072】上記の第3弁28aは、吸気弁27及び排
気弁28に隣接して配設されており、第3弁28aの上
方には流体回路80が設けられている。また、吸気弁2
7,排気弁28は、それぞれ吸気ロッカアーム29,排
気ロッカアーム30により開弁駆動されるようになって
おり、第3弁28aは流体回路80内にそなえられたス
レーブピストン40により開弁駆動されるようになって
いる。動弁機構23には、各ロッカアーム29,30と
隣接して可変吸気ロッカアーム70及び排気ローラアー
ム65が設けられている。
気弁28に隣接して配設されており、第3弁28aの上
方には流体回路80が設けられている。また、吸気弁2
7,排気弁28は、それぞれ吸気ロッカアーム29,排
気ロッカアーム30により開弁駆動されるようになって
おり、第3弁28aは流体回路80内にそなえられたス
レーブピストン40により開弁駆動されるようになって
いる。動弁機構23には、各ロッカアーム29,30と
隣接して可変吸気ロッカアーム70及び排気ローラアー
ム65が設けられている。
【0073】可変吸気ロッカアーム70は、エンジン補
助ブレーキ用カム75により駆動されるようになってお
り、エンジン補助ブレーキ用カム75は、エンジン20
の通常運転時の吸気カム25と同様のカムプロフィール
に形成され、吸気カム25に対して、カムシャフト24
において180°の位相差で配設されている。一方、排
気ローラアーム65は、エンジン20の通常運転時用の
排気カム26により駆動されるようになっている。
助ブレーキ用カム75により駆動されるようになってお
り、エンジン補助ブレーキ用カム75は、エンジン20
の通常運転時の吸気カム25と同様のカムプロフィール
に形成され、吸気カム25に対して、カムシャフト24
において180°の位相差で配設されている。一方、排
気ローラアーム65は、エンジン20の通常運転時用の
排気カム26により駆動されるようになっている。
【0074】また、図7に示すように、吸気弁27側に
は、油圧ピストン機構71が設けられており、可変吸気
ロッカアーム70と吸気ロッカシャフト21Aとを切り
離してロッカアーム70が吸気ロッカアーム29と連係
動作しないモード(非連係モード)と、可変吸気ロッカ
アーム70が吸気ロッカシャフト21Aと一体回転して
ロッカアーム70と吸気ロッカアーム29とが連係動作
するモード(連係モード)とを切り換えるようになって
いる。
は、油圧ピストン機構71が設けられており、可変吸気
ロッカアーム70と吸気ロッカシャフト21Aとを切り
離してロッカアーム70が吸気ロッカアーム29と連係
動作しないモード(非連係モード)と、可変吸気ロッカ
アーム70が吸気ロッカシャフト21Aと一体回転して
ロッカアーム70と吸気ロッカアーム29とが連係動作
するモード(連係モード)とを切り換えるようになって
いる。
【0075】さらに、排気弁28側には、油圧ピストン
機構66が設けられており、排気用ローラアーム65と
排気ロッカシャフト21Bと切り離して排気用ローラア
ーム65が排気ロッカアーム30と連係動作しないモー
ド(非連係モード)と、排気用ローラアーム65が排気
ロッカシャフト21Bと一体回転して排気用ローラアー
ム65と排気ロッカアーム30とが連係動作するモード
(連係モード)とを切り換えるようになっている。
機構66が設けられており、排気用ローラアーム65と
排気ロッカシャフト21Bと切り離して排気用ローラア
ーム65が排気ロッカアーム30と連係動作しないモー
ド(非連係モード)と、排気用ローラアーム65が排気
ロッカシャフト21Bと一体回転して排気用ローラアー
ム65と排気ロッカアーム30とが連係動作するモード
(連係モード)とを切り換えるようになっている。
【0076】各油圧ピストン機構66,71は、上記第
1実施形態と同様に構成されており、ECU81により
切り換え制御が行なわれるようになっている。すなわ
ち、各ロッカシャフト21A,21B内に作動油が供給
されると、ロッカシャフト21A側では、ピン部材73
がロッカシャフト21Aに形成された穴74(図2参
照)に係合して、ロッカシャフト21Aに一体に形成さ
れた吸気ロッカアーム29と可変吸気ロッカアーム70
とが一体で作動する連係モードとなる。
1実施形態と同様に構成されており、ECU81により
切り換え制御が行なわれるようになっている。すなわ
ち、各ロッカシャフト21A,21B内に作動油が供給
されると、ロッカシャフト21A側では、ピン部材73
がロッカシャフト21Aに形成された穴74(図2参
照)に係合して、ロッカシャフト21Aに一体に形成さ
れた吸気ロッカアーム29と可変吸気ロッカアーム70
とが一体で作動する連係モードとなる。
【0077】また、ロッカシャフト21B内に作動油が
供給されると、ピン部材68がロッカシャフト21Bに
形成された穴67(図3参照)から離脱して、ローラア
ーム65はロッカシャフト21Bから切り離された非連
係モードとなる。一方、作動油の供給を停止すると、ロ
ッカシャフト21Aでは、ピン部材73が穴部74から
離脱して、可変吸気ロッカアーム70はロッカシャフト
21Aから切り離された非連係モードとなる。
供給されると、ピン部材68がロッカシャフト21Bに
形成された穴67(図3参照)から離脱して、ローラア
ーム65はロッカシャフト21Bから切り離された非連
係モードとなる。一方、作動油の供給を停止すると、ロ
ッカシャフト21Aでは、ピン部材73が穴部74から
離脱して、可変吸気ロッカアーム70はロッカシャフト
21Aから切り離された非連係モードとなる。
【0078】また、ロッカシャフト21Bでは、ピン部
材68が穴部67に係合して、排気用ローラアーム65
と排気ロッカシャフト21Bとが接続され、排気用ロー
ラアーム65と排気ロッカアーム30とが一体で作動す
る連係モードとなる。次に、流体回路80について説明
すると、この流体回路80も上述の第1実施形態のもの
と同様に構成されている。
材68が穴部67に係合して、排気用ローラアーム65
と排気ロッカシャフト21Bとが接続され、排気用ロー
ラアーム65と排気ロッカアーム30とが一体で作動す
る連係モードとなる。次に、流体回路80について説明
すると、この流体回路80も上述の第1実施形態のもの
と同様に構成されている。
【0079】すなわち、この流体回路80には油路形成
体39が形成され、油路形成体39には、ECU81か
らの制御信号に基づいて制御されるソレノイドバルブ4
5(図4参照)が配設されている。そして、ソレノイド
バルブ45のオンオフの各制御位置に応じて油路形成体
39内に高圧作動油が供給されたり、この作動油の供給
が停止されるようになっている。
体39が形成され、油路形成体39には、ECU81か
らの制御信号に基づいて制御されるソレノイドバルブ4
5(図4参照)が配設されている。そして、ソレノイド
バルブ45のオンオフの各制御位置に応じて油路形成体
39内に高圧作動油が供給されたり、この作動油の供給
が停止されるようになっている。
【0080】油路形成体39の一端には、マスタピスト
ン46が配設されており、マスタピストン46はカム山
部が2箇所に設けられた可変排気カム31により駆動さ
れるようになっている。また、この可変排気カム31の
各カム山部は180°の位相差を有しており、各カム山
部のカムプロフィールは同一に形成されている。また、
油路形成体39内であって、第3弁28aの上方位置に
は第3弁28aに当接して第3弁28aを開弁駆動しう
るスレーブピストン40が設けられている。
ン46が配設されており、マスタピストン46はカム山
部が2箇所に設けられた可変排気カム31により駆動さ
れるようになっている。また、この可変排気カム31の
各カム山部は180°の位相差を有しており、各カム山
部のカムプロフィールは同一に形成されている。また、
油路形成体39内であって、第3弁28aの上方位置に
は第3弁28aに当接して第3弁28aを開弁駆動しう
るスレーブピストン40が設けられている。
【0081】したがって、ソレノイドバルブ45がオン
位置に制御されて、油路形成体39に高圧作動油される
と、高圧作動油を媒体としてマスタピストン46の駆動
状態がスレーブピストン40に伝達されることになる。
つまり、マスタピストン46が可変排気カム31により
駆動されて上方に移動すると、高圧作動油に圧力が作用
してスレーブピストン40を下方に押し下げるのであ
る。
位置に制御されて、油路形成体39に高圧作動油される
と、高圧作動油を媒体としてマスタピストン46の駆動
状態がスレーブピストン40に伝達されることになる。
つまり、マスタピストン46が可変排気カム31により
駆動されて上方に移動すると、高圧作動油に圧力が作用
してスレーブピストン40を下方に押し下げるのであ
る。
【0082】これにより、第3弁28aが開弁駆動され
ることになるが、上述したように、可変排気カム31
は、カム山部が180°の位相差で2箇所に形成されて
いるため、このとき第3弁28aは、クランク軸1回転
で1回開弁するような2サイクルで作動することにな
る。一方、ソノレイドバルブ45がオフに切り換えられ
ると、油路形成体39内の作動油ドレーンされて、第3
弁28aの開弁駆動が停止されるのである。
ることになるが、上述したように、可変排気カム31
は、カム山部が180°の位相差で2箇所に形成されて
いるため、このとき第3弁28aは、クランク軸1回転
で1回開弁するような2サイクルで作動することにな
る。一方、ソノレイドバルブ45がオフに切り換えられ
ると、油路形成体39内の作動油ドレーンされて、第3
弁28aの開弁駆動が停止されるのである。
【0083】本発明の第2実施形態としての圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置は、上述のように構成されて
いるので、吸気弁27,排気弁28及び第3弁28a
は、図8(a),(b)に示すようなバルブタイミング
で作動することになる。まず、エンジン20の通常運転
時について説明すると、このときは、ECU81からの
制御信号に基づいて各ロッカシャフト21A,21B内
への油圧供給が停止された状態となる。
エンジン補助ブレーキ装置は、上述のように構成されて
いるので、吸気弁27,排気弁28及び第3弁28a
は、図8(a),(b)に示すようなバルブタイミング
で作動することになる。まず、エンジン20の通常運転
時について説明すると、このときは、ECU81からの
制御信号に基づいて各ロッカシャフト21A,21B内
への油圧供給が停止された状態となる。
【0084】また、流体回路80のソノレイドバルブ4
5は、ECU81からの制御信号に基づいてオフに制御
されており、油路形成体39内への高圧作動油の供給も
停止された状態となる。この場合は、吸気ロッカアーム
29側の油圧ピストン機構71は非連係モードとなり、
吸気弁27は、吸気カム25のカムプロフィールに応じ
て開閉駆動され、通常運転時に適したタイミングで開弁
動作を行なう。
5は、ECU81からの制御信号に基づいてオフに制御
されており、油路形成体39内への高圧作動油の供給も
停止された状態となる。この場合は、吸気ロッカアーム
29側の油圧ピストン機構71は非連係モードとなり、
吸気弁27は、吸気カム25のカムプロフィールに応じ
て開閉駆動され、通常運転時に適したタイミングで開弁
動作を行なう。
【0085】また、排気ロッカアーム30側の油圧ピス
トン機構66は連係モードに制御され、ロッカシャフト
21Bと排気ローラアーム65とが接続される。したが
って、ロッカシャフト一体型の排気ロッカアーム30
は、排気カム26のカムプロフィールに応じて揺動し
て、排気弁28も通常運転時に適したタイミングで開弁
動作を行なうのである。
トン機構66は連係モードに制御され、ロッカシャフト
21Bと排気ローラアーム65とが接続される。したが
って、ロッカシャフト一体型の排気ロッカアーム30
は、排気カム26のカムプロフィールに応じて揺動し
て、排気弁28も通常運転時に適したタイミングで開弁
動作を行なうのである。
【0086】一方、流体回路80のソノレイドバルブ4
5がオフに制御されることで、油路形成体39の作動油
がドレーンされる。したがって、スレーブピストン40
が作動が停止されて、第3弁28aの開弁動作が停止さ
れた状態となる。したがって、このような通常運転時で
は、図8(a)に示すようなバルブタイミングで吸排気
弁27,28が作動することになる。なお、このときの
吸排気弁27,28の動作は、通常の4サイクルエンジ
ンと同様のものであり、第1実施形態で詳述しているで
ここではその説明を省略する。なお、図8(a)に示す
バルブタイミング特性は、図5(a)に示すバルブタイ
ミング特性と同一のものである。
5がオフに制御されることで、油路形成体39の作動油
がドレーンされる。したがって、スレーブピストン40
が作動が停止されて、第3弁28aの開弁動作が停止さ
れた状態となる。したがって、このような通常運転時で
は、図8(a)に示すようなバルブタイミングで吸排気
弁27,28が作動することになる。なお、このときの
吸排気弁27,28の動作は、通常の4サイクルエンジ
ンと同様のものであり、第1実施形態で詳述しているで
ここではその説明を省略する。なお、図8(a)に示す
バルブタイミング特性は、図5(a)に示すバルブタイ
ミング特性と同一のものである。
【0087】次に、エンジン補助ブレーキ装置の作動時
について説明する。まず、各種センサからの情報に基づ
いてエンジン補助ブレーキが必要な運転状態になったと
ECU81で判断すると、図示しない燃料供給装置によ
る燃料供給が停止されるとともに、各ロッカシャフト2
1A,21B内へ作動油が供給される。また、流体回路
80のソノレイドバルブ45がオンに制御されて、油路
形成体39内へ高圧作動油が供給される。
について説明する。まず、各種センサからの情報に基づ
いてエンジン補助ブレーキが必要な運転状態になったと
ECU81で判断すると、図示しない燃料供給装置によ
る燃料供給が停止されるとともに、各ロッカシャフト2
1A,21B内へ作動油が供給される。また、流体回路
80のソノレイドバルブ45がオンに制御されて、油路
形成体39内へ高圧作動油が供給される。
【0088】この場合、吸気ロッカアーム29側の油圧
ピストン機構71は連係モードに制御され、吸気ロッカ
シャフト21Aと可変吸気ロッカアーム70とが接続さ
れる。したがって、吸気弁27は、エンジン補助ブレー
キ用カム75及び吸気カム25のカムプロフィールに応
じて開閉駆動されることになり、吸気弁27は、ピスト
ン83が上死点位置近傍になると、毎回開弁駆動される
ことになる。
ピストン機構71は連係モードに制御され、吸気ロッカ
シャフト21Aと可変吸気ロッカアーム70とが接続さ
れる。したがって、吸気弁27は、エンジン補助ブレー
キ用カム75及び吸気カム25のカムプロフィールに応
じて開閉駆動されることになり、吸気弁27は、ピスト
ン83が上死点位置近傍になると、毎回開弁駆動される
ことになる。
【0089】すなわち、吸気弁27はクランク軸1回転
毎に開弁駆動するような2サイクルで作動するのであ
る。また、排気ロッカアーム30側の油圧ピストン機構
66は非連係モードに制御される。つまり、排気ロッカ
シャフト21B内へ作動油が供給されると、ロッカシャ
フト21Bと排気ローラアーム65とが切り離されるの
である。
毎に開弁駆動するような2サイクルで作動するのであ
る。また、排気ロッカアーム30側の油圧ピストン機構
66は非連係モードに制御される。つまり、排気ロッカ
シャフト21B内へ作動油が供給されると、ロッカシャ
フト21Bと排気ローラアーム65とが切り離されるの
である。
【0090】そして、このような、非連係モードでは、
排気ローラアーム65が駆動されても排気ロッカアーム
30は作動せず、排気弁28の作動が停止状態となる。
一方、流体回路80では、ECU81からの制御信号に
基づいてソノレイドバルブ45がオンに制御され、これ
により油路形成体39内が高圧の作動油で満たされる。
排気ローラアーム65が駆動されても排気ロッカアーム
30は作動せず、排気弁28の作動が停止状態となる。
一方、流体回路80では、ECU81からの制御信号に
基づいてソノレイドバルブ45がオンに制御され、これ
により油路形成体39内が高圧の作動油で満たされる。
【0091】したがって、マスタピストン46が可変排
気カム31により駆動されると、この作動油を介してス
レーブピストン40が駆動されて、第3弁28aを開弁
駆動させるのである。また、第1実施形態と同様に、こ
の可変排気カム31はピストン83が上死点位置にある
ときにマスタピストン46を最大にストロークさせるよ
うなタイミングに配設されているので、ピストン83が
上死点位置近傍なると、毎回第3弁28aが開弁駆動さ
れることになる。すなわち、第3弁28aもクランク軸
1回転毎に開弁駆動するような2サイクルで作動するの
である。
気カム31により駆動されると、この作動油を介してス
レーブピストン40が駆動されて、第3弁28aを開弁
駆動させるのである。また、第1実施形態と同様に、こ
の可変排気カム31はピストン83が上死点位置にある
ときにマスタピストン46を最大にストロークさせるよ
うなタイミングに配設されているので、ピストン83が
上死点位置近傍なると、毎回第3弁28aが開弁駆動さ
れることになる。すなわち、第3弁28aもクランク軸
1回転毎に開弁駆動するような2サイクルで作動するの
である。
【0092】したがって、このようなエンジン補助ブレ
ーキの作動時には、吸気弁27及び第3弁28aは、図
8(b)に示すようなバルブタイミングで作動する。す
なわち、吸気弁27は、ピストン83が上死点(クラン
ク軸回転角度=0°)となる直前から開き始め、ピスト
ン83の下死点(クランク軸回転角度=180°)位置
近傍で閉じられる(吸入行程)。この後、ピストン83
は上昇してシリンダ内の空気を圧縮し(圧縮行程)、上
死点(クランク軸回転角度=360°)位置近傍になる
と、第3弁28aが開いて圧縮空気を排気系に排出する
とともに、再び吸気弁27が開いて空気を吸入するので
ある。なお、このときは、上述したように燃料噴射が停
止される。
ーキの作動時には、吸気弁27及び第3弁28aは、図
8(b)に示すようなバルブタイミングで作動する。す
なわち、吸気弁27は、ピストン83が上死点(クラン
ク軸回転角度=0°)となる直前から開き始め、ピスト
ン83の下死点(クランク軸回転角度=180°)位置
近傍で閉じられる(吸入行程)。この後、ピストン83
は上昇してシリンダ内の空気を圧縮し(圧縮行程)、上
死点(クランク軸回転角度=360°)位置近傍になる
と、第3弁28aが開いて圧縮空気を排気系に排出する
とともに、再び吸気弁27が開いて空気を吸入するので
ある。なお、このときは、上述したように燃料噴射が停
止される。
【0093】そして、このようにエンジン20をポンプ
として作動させて、空気を圧縮するるという負の仕事を
実行させることで第1実施形態と同様に、車両の走行エ
ネルギを吸収し、制動力に変換することができるのであ
る。特に、このようなポンプ動作をクランク軸の回転角
度360°毎に(即ち、クランク軸が1回転する毎
に)、繰り返して実行することで、2サイクルでエンジ
ン補助ブレーキが作動することになり、より大きな吸収
馬力を得ることができるのである。
として作動させて、空気を圧縮するるという負の仕事を
実行させることで第1実施形態と同様に、車両の走行エ
ネルギを吸収し、制動力に変換することができるのであ
る。特に、このようなポンプ動作をクランク軸の回転角
度360°毎に(即ち、クランク軸が1回転する毎
に)、繰り返して実行することで、2サイクルでエンジ
ン補助ブレーキが作動することになり、より大きな吸収
馬力を得ることができるのである。
【0094】したがって、本発明の第2実施形態として
の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置では、通常のエ
ンジン補助ブレーキよりも大きな吸収馬力を得ることが
でき、強力な制動力を得ることができるという利点があ
る。また、この圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置で
は、吸収馬力を大きくすることができるので、従来の排
気ブレーキ装置を併設する必要がなくなり、これによ
り、排圧の過度の上昇を抑制することができる。
の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置では、通常のエ
ンジン補助ブレーキよりも大きな吸収馬力を得ることが
でき、強力な制動力を得ることができるという利点があ
る。また、この圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置で
は、吸収馬力を大きくすることができるので、従来の排
気ブレーキ装置を併設する必要がなくなり、これによ
り、排圧の過度の上昇を抑制することができる。
【0095】したがって、排気ブレーキ装置の作動によ
り排気マニホールド内が高圧になりすぎて、他の気筒の
排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)という現象を回
避することができるのである。また、従来は、排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用する場合は、上述のような調圧リフトを防止するため
に、排気弁28のバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を大きく設定する必要があったが、本発明の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、排気ブレー
キ装置を廃止することで、このようなバルブスプリング
のセット荷重の増大を回避することができ、バルブスプ
リングの強大なセット荷重による動弁系への負荷を低減
することができるという利点がある。
り排気マニホールド内が高圧になりすぎて、他の気筒の
排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)という現象を回
避することができるのである。また、従来は、排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用する場合は、上述のような調圧リフトを防止するため
に、排気弁28のバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を大きく設定する必要があったが、本発明の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、排気ブレー
キ装置を廃止することで、このようなバルブスプリング
のセット荷重の増大を回避することができ、バルブスプ
リングの強大なセット荷重による動弁系への負荷を低減
することができるという利点がある。
【0096】さらに、排気ブレーキ装置を廃止すること
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンと本圧縮
圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用すること
で、加給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジン20による吸収馬力をさらに増大させることがで
きるという利点もある。
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンと本圧縮
圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用すること
で、加給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジン20による吸収馬力をさらに増大させることがで
きるという利点もある。
【0097】また、本装置の作動時には、吸入空気は吸
気弁27から吸入されて、第3弁28aを介して排気系
に排出されるので、従来のエンジン補助ブレーキ装置の
ように、排気系側から高温の空気や、排気系に付着した
燃料の燃焼後の不純物(例えば、NOxやパティキュレ
ート)が再び燃焼室内に逆流するようなことが防止され
るという利点も有している。
気弁27から吸入されて、第3弁28aを介して排気系
に排出されるので、従来のエンジン補助ブレーキ装置の
ように、排気系側から高温の空気や、排気系に付着した
燃料の燃焼後の不純物(例えば、NOxやパティキュレ
ート)が再び燃焼室内に逆流するようなことが防止され
るという利点も有している。
【0098】なお、上述の第2実施形態において、符号
を付した部材で説明の省略されているものは、第1実施
形態と同じ符号の部材と同様に構成されたものである。
次に、本発明の第3実施形態としての圧縮開放型エンジ
ン補助ブレーキ装置について説明すると、この第3実施
形態は、上述の第1,第2実施形態の圧縮開放型エンジ
ン補助ブレーキ装置に対して、主に排気手段が異なって
構成されており、これ以外は第1,第2実施形態と同様
に構成されている。
を付した部材で説明の省略されているものは、第1実施
形態と同じ符号の部材と同様に構成されたものである。
次に、本発明の第3実施形態としての圧縮開放型エンジ
ン補助ブレーキ装置について説明すると、この第3実施
形態は、上述の第1,第2実施形態の圧縮開放型エンジ
ン補助ブレーキ装置に対して、主に排気手段が異なって
構成されており、これ以外は第1,第2実施形態と同様
に構成されている。
【0099】すなわち、図9に示すように、本第3実施
形態の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置をそなえた
エンジン20は、OHC式の動弁機構23をそなえてお
り、吸気2弁,排気2弁の4弁式エンジンとして構成さ
れている。また、エンジン20には、図示はしないが、
周知の燃料供給装置が設けられている。ここで、吸気弁
27側の駆動機構は、上述の第1実施形態及び第2実施
形態と同様に構成されている。つまり、ロッカシャフト
21Aとロッカアーム29とは一体に構成されており、
このロッカシャフト21Aには、ロッカアーム29に隣
接した位置にロッカアーム70が配設されている。
形態の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置をそなえた
エンジン20は、OHC式の動弁機構23をそなえてお
り、吸気2弁,排気2弁の4弁式エンジンとして構成さ
れている。また、エンジン20には、図示はしないが、
周知の燃料供給装置が設けられている。ここで、吸気弁
27側の駆動機構は、上述の第1実施形態及び第2実施
形態と同様に構成されている。つまり、ロッカシャフト
21Aとロッカアーム29とは一体に構成されており、
このロッカシャフト21Aには、ロッカアーム29に隣
接した位置にロッカアーム70が配設されている。
【0100】また、ロッカアーム70には、油圧ピスト
ン機構71が設けられており、ロッカアーム70がロッ
カシャフト21Aと一体回転して可変吸気ロッカアーム
70と吸気ロッカアーム29とが連係動作するモード
(連係モード)と、可変吸気ロッカアーム70がロッカ
シャフト21Aと切り離されてロッカアーム29と連係
動作しないモード(非連係モード)とを切り換え可能に
構成されている。
ン機構71が設けられており、ロッカアーム70がロッ
カシャフト21Aと一体回転して可変吸気ロッカアーム
70と吸気ロッカアーム29とが連係動作するモード
(連係モード)と、可変吸気ロッカアーム70がロッカ
シャフト21Aと切り離されてロッカアーム29と連係
動作しないモード(非連係モード)とを切り換え可能に
構成されている。
【0101】具体的には、ロッカシャフト21A内に作
動油が供給されると、ピン部材73を介してロッカアー
ム70とロッカアーム29とが接続され、また、ロッカ
アーム21A内への作動油の供給が停止されると、ロッ
カアーム70がロッカアーム29から切り離されるよう
になっているのである。したがって、ロッカアーム70
とロッカアーム29とが接続されると、吸気弁27は、
吸気カム25とエンジン補助ブレーキ用カム75とによ
りエンジン補助ブレーキ装置の作動に適したタイミング
で開閉駆動され、ロッカアーム70とロッカアーム29
とが切り離されると、吸気弁27は、吸気カム25によ
り通常運転時のバルブタイミングに適したタイミングで
開閉駆動される。
動油が供給されると、ピン部材73を介してロッカアー
ム70とロッカアーム29とが接続され、また、ロッカ
アーム21A内への作動油の供給が停止されると、ロッ
カアーム70がロッカアーム29から切り離されるよう
になっているのである。したがって、ロッカアーム70
とロッカアーム29とが接続されると、吸気弁27は、
吸気カム25とエンジン補助ブレーキ用カム75とによ
りエンジン補助ブレーキ装置の作動に適したタイミング
で開閉駆動され、ロッカアーム70とロッカアーム29
とが切り離されると、吸気弁27は、吸気カム25によ
り通常運転時のバルブタイミングに適したタイミングで
開閉駆動される。
【0102】一方、排気弁28は、図9に示すように、
排気ロッカシャフト21Bと一体に構成された排気ロッ
カアーム30により開弁駆動されるようになっている。
ここで、本第3実施形態では、排気弁28側の駆動系
に、エンジン20の通常運転時に作動する排気ローラア
ーム65と、圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置の作
動時に作動する可変排気ロッカアーム65Aとが設けら
れており、各アーム65,65Aは、ともに排気ロッカ
シャフト21Bに対して回転可能に軸支されている。
排気ロッカシャフト21Bと一体に構成された排気ロッ
カアーム30により開弁駆動されるようになっている。
ここで、本第3実施形態では、排気弁28側の駆動系
に、エンジン20の通常運転時に作動する排気ローラア
ーム65と、圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置の作
動時に作動する可変排気ロッカアーム65Aとが設けら
れており、各アーム65,65Aは、ともに排気ロッカ
シャフト21Bに対して回転可能に軸支されている。
【0103】また、排気ローラアーム65には、油圧ピ
ストン機構66が設けられ、可変排気ロッカアーム65
Aには、油圧ピストン機構66Aが設けられている。こ
こで、油圧ピストン機構66は、第1及び第2実施形態
と同様に構成されたものであり、ロッカシャフト21B
内に作動油が供給されると、ピン部材68が駆動され
て、排気ローラアーム65と排気ロッカシャフト21B
とが切り離された非連係モードとなり、ロッカシャフト
21B内への作動油の供給が停止されると、ピン部材6
8により排気ローラアーム65と排気ロッカシャフト2
1Bとが接続された連係モードとなる。
ストン機構66が設けられ、可変排気ロッカアーム65
Aには、油圧ピストン機構66Aが設けられている。こ
こで、油圧ピストン機構66は、第1及び第2実施形態
と同様に構成されたものであり、ロッカシャフト21B
内に作動油が供給されると、ピン部材68が駆動され
て、排気ローラアーム65と排気ロッカシャフト21B
とが切り離された非連係モードとなり、ロッカシャフト
21B内への作動油の供給が停止されると、ピン部材6
8により排気ローラアーム65と排気ロッカシャフト2
1Bとが接続された連係モードとなる。
【0104】一方、可変排気ロッカアーム65Aのピス
トン機構66Aは、可変吸気ロッカアーム70のピスト
ン機構71と同様に構成されたものである。すなわち、
このピストン機構66Aは、上述の油圧ピストン機構6
6とは逆に作動するものであって、ロッカシャフト21
B内に作動油が供給されると、ピン部材68Aにより可
変排気ローラアーム65と排気ロッカシャフト21Bと
が接続された連係モードとなり、ロッカシャフト21B
内への作動油の供給が停止されると、ピン部材68Aが
駆動されて、排気ローラアーム65と排気ロッカシャフ
ト21Bとが切り離された非連係モードとなる。
トン機構66Aは、可変吸気ロッカアーム70のピスト
ン機構71と同様に構成されたものである。すなわち、
このピストン機構66Aは、上述の油圧ピストン機構6
6とは逆に作動するものであって、ロッカシャフト21
B内に作動油が供給されると、ピン部材68Aにより可
変排気ローラアーム65と排気ロッカシャフト21Bと
が接続された連係モードとなり、ロッカシャフト21B
内への作動油の供給が停止されると、ピン部材68Aが
駆動されて、排気ローラアーム65と排気ロッカシャフ
ト21Bとが切り離された非連係モードとなる。
【0105】したがって、ロッカシャフト21B内への
作動油の供給が停止されているときは、排気ローラアー
ム65と排気ロッカシャフト21Bとが接続されるとと
もに、可変排気ロッカアーム65Aと排気ロッカシャフ
ト21Bとが切り離され、排気弁28は、排気カム26
のカムプロフィールに応じて開閉駆動されることにな
る。
作動油の供給が停止されているときは、排気ローラアー
ム65と排気ロッカシャフト21Bとが接続されるとと
もに、可変排気ロッカアーム65Aと排気ロッカシャフ
ト21Bとが切り離され、排気弁28は、排気カム26
のカムプロフィールに応じて開閉駆動されることにな
る。
【0106】また、ロッカシャフト21B内へ作動油が
供給されると、排気ローラアーム65と排気ロッカシャ
フト21Bとが切り離されるとともに、可変排気ロッカ
アーム65Aと排気ロッカシャフト21Bとがが接続さ
れ、排気弁28は、可変排気カム31のカムプロフィー
ルに応じて開閉駆動されることになる。ここで、可変排
気カム31について説明すると、この可変排気カム31
は、カムシャフト24に設けられており、吸排気カム2
5,26と同様に、クランク軸2回転で1回転するカム
である。
供給されると、排気ローラアーム65と排気ロッカシャ
フト21Bとが切り離されるとともに、可変排気ロッカ
アーム65Aと排気ロッカシャフト21Bとがが接続さ
れ、排気弁28は、可変排気カム31のカムプロフィー
ルに応じて開閉駆動されることになる。ここで、可変排
気カム31について説明すると、この可変排気カム31
は、カムシャフト24に設けられており、吸排気カム2
5,26と同様に、クランク軸2回転で1回転するカム
である。
【0107】この可変排気カム31は、油圧ピストン機
構66Aが連係モードとなったときに、排気弁28を2
サイクルで開弁駆動させるように形成されており、この
ため、可変排気カム31のカムプロフィールは、カム山
部が2箇所に設けられている(図4に参照)。また、各
山部は180°位相差を有しており、各カム山部のカム
プロフィールは同一に形成されている。
構66Aが連係モードとなったときに、排気弁28を2
サイクルで開弁駆動させるように形成されており、この
ため、可変排気カム31のカムプロフィールは、カム山
部が2箇所に設けられている(図4に参照)。また、各
山部は180°位相差を有しており、各カム山部のカム
プロフィールは同一に形成されている。
【0108】また、可変排気カム31は、ピストン83
が上死点位置にあるときにロッカアーム65Aを駆動す
るようなタイミングに配設されている。本発明の第3実
施形態としての圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置
は、上述のように構成されているので、吸気弁27及び
排気弁28は、第1実施形態と同様に作動する。
が上死点位置にあるときにロッカアーム65Aを駆動す
るようなタイミングに配設されている。本発明の第3実
施形態としての圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置
は、上述のように構成されているので、吸気弁27及び
排気弁28は、第1実施形態と同様に作動する。
【0109】まず、エンジン20の通常運転時について
説明すると、このときは、各ロッカシャフト21A,2
1B内への油圧供給が停止されている。この場合は、吸
気ロッカアーム29側の油圧ピストン機構71は非連係
モードとなり、吸気弁27は、吸気カム25のカムプロ
フィールに応じて開閉駆動され、通常運転時に適したタ
イミングで開弁動作を行なう。
説明すると、このときは、各ロッカシャフト21A,2
1B内への油圧供給が停止されている。この場合は、吸
気ロッカアーム29側の油圧ピストン機構71は非連係
モードとなり、吸気弁27は、吸気カム25のカムプロ
フィールに応じて開閉駆動され、通常運転時に適したタ
イミングで開弁動作を行なう。
【0110】また、排気ロッカアーム30では、排気ロ
ーラアーム65の油圧ピストン機構66が連係モードと
なり、可変排気ロッカアーム65Aの油圧ピストン機構
66Aが非連係モードとなる。したがって、ロッカシャ
フト21Bと排気ローラアーム65とが接続され、ロッ
カシャフト一体型の排気ロッカアーム30は、排気カム
26のカムプロフィールに応じて駆動され、排気弁28
も通常運転時に適したタイミングで開弁動作を行なうの
である。
ーラアーム65の油圧ピストン機構66が連係モードと
なり、可変排気ロッカアーム65Aの油圧ピストン機構
66Aが非連係モードとなる。したがって、ロッカシャ
フト21Bと排気ローラアーム65とが接続され、ロッ
カシャフト一体型の排気ロッカアーム30は、排気カム
26のカムプロフィールに応じて駆動され、排気弁28
も通常運転時に適したタイミングで開弁動作を行なうの
である。
【0111】これにより、このような通常運転時では、
図5(a)や図8(a)に示すようなバルブタイミング
で吸排気弁27,28が作動して、通常の4サイクルエ
ンジンとして作動する。次に、エンジン補助ブレーキ装
置の作動時について説明すると、この場合、燃料供給装
置による燃料供給が停止されるとともに、各ロッカシャ
フト21A,21B内へ作動油が供給される。
図5(a)や図8(a)に示すようなバルブタイミング
で吸排気弁27,28が作動して、通常の4サイクルエ
ンジンとして作動する。次に、エンジン補助ブレーキ装
置の作動時について説明すると、この場合、燃料供給装
置による燃料供給が停止されるとともに、各ロッカシャ
フト21A,21B内へ作動油が供給される。
【0112】これにより、吸気ロッカアーム29側の油
圧ピストン機構71は連係モードに制御され、吸気ロッ
カシャフト21Aと可変吸気ロッカアーム70とが接続
される。したがって、吸気弁27は、エンジン補助ブレ
ーキ用カム75及び吸気カム25のカムプロフィールに
応じて開閉駆動されることになり、吸気弁27は、ピス
トン83が上死点位置近傍になると、毎回開弁駆動され
ることになる。
圧ピストン機構71は連係モードに制御され、吸気ロッ
カシャフト21Aと可変吸気ロッカアーム70とが接続
される。したがって、吸気弁27は、エンジン補助ブレ
ーキ用カム75及び吸気カム25のカムプロフィールに
応じて開閉駆動されることになり、吸気弁27は、ピス
トン83が上死点位置近傍になると、毎回開弁駆動され
ることになる。
【0113】この場合、吸気弁27はクランク軸1回転
毎に開弁駆動するような2サイクルで作動するのであ
る。また、排気ロッカアーム30では、排気ローラアー
ム65の油圧ピストン機構66が非連係モードとなり、
可変排気ロッカアーム65Aの油圧ピストン機構66A
が連係モードとなる。
毎に開弁駆動するような2サイクルで作動するのであ
る。また、排気ロッカアーム30では、排気ローラアー
ム65の油圧ピストン機構66が非連係モードとなり、
可変排気ロッカアーム65Aの油圧ピストン機構66A
が連係モードとなる。
【0114】したがって、ロッカシャフト21Bが排気
ローラアーム65と切り離されるとともに、可変排気ロ
ッカアーム65Aと接続され、排気ロッカアーム30
は、可変排気カム31のカムプロフィールに応じて駆動
されることなる。これにより、ピストン83が上死点位
置近傍なると、毎回排気弁28が開弁駆動されることに
なる。すなわち、排気弁28もクランク軸1回転毎に開
弁駆動するような2サイクルで作動するのである。
ローラアーム65と切り離されるとともに、可変排気ロ
ッカアーム65Aと接続され、排気ロッカアーム30
は、可変排気カム31のカムプロフィールに応じて駆動
されることなる。これにより、ピストン83が上死点位
置近傍なると、毎回排気弁28が開弁駆動されることに
なる。すなわち、排気弁28もクランク軸1回転毎に開
弁駆動するような2サイクルで作動するのである。
【0115】したがって、このようなエンジン補助ブレ
ーキの作動時には、吸気弁27及び排気弁28は、図5
(b)に示すようなバルブタイミングと同じ特性で作動
する。そして、このようにエンジン20をポンプとして
作動させて、空気を圧縮するるという負の仕事を実行さ
せることで車両の走行エネルギを吸収し、制動力に変換
することができるのである。
ーキの作動時には、吸気弁27及び排気弁28は、図5
(b)に示すようなバルブタイミングと同じ特性で作動
する。そして、このようにエンジン20をポンプとして
作動させて、空気を圧縮するるという負の仕事を実行さ
せることで車両の走行エネルギを吸収し、制動力に変換
することができるのである。
【0116】特に、このようなポンプ動作をクランク軸
の回転角度360°毎に(即ち、クランク軸が1回転す
る毎に)、繰り返して実行することで、2サイクルでエ
ンジン補助ブレーキが作動することになり、より大きな
吸収馬力を得ることができるのである。したがって、本
発明の第3実施形態としての圧縮開放型エンジン補助ブ
レーキ装置も、上述の第1実施形態及び第2実施形態と
同様の作用,効果を得ることができるのである。
の回転角度360°毎に(即ち、クランク軸が1回転す
る毎に)、繰り返して実行することで、2サイクルでエ
ンジン補助ブレーキが作動することになり、より大きな
吸収馬力を得ることができるのである。したがって、本
発明の第3実施形態としての圧縮開放型エンジン補助ブ
レーキ装置も、上述の第1実施形態及び第2実施形態と
同様の作用,効果を得ることができるのである。
【0117】すなわち、通常のエンジン補助ブレーキよ
りも大きな吸収馬力を得ることができ、強力な制動力を
得ることができるという利点がある。また、この圧縮開
放型エンジン補助ブレーキ装置では、吸収馬力を大きく
することができるので、従来は圧縮開放型エンジン補助
ブレーキ装置と併用されることが多かった排気ブレーキ
装置を設ける必要がなくなり、これにより、排圧の過度
の上昇を抑制することができる。
りも大きな吸収馬力を得ることができ、強力な制動力を
得ることができるという利点がある。また、この圧縮開
放型エンジン補助ブレーキ装置では、吸収馬力を大きく
することができるので、従来は圧縮開放型エンジン補助
ブレーキ装置と併用されることが多かった排気ブレーキ
装置を設ける必要がなくなり、これにより、排圧の過度
の上昇を抑制することができる。
【0118】したがって、排気ブレーキ装置の作動によ
り排気マニホールド内が高圧になりすぎて、他の気筒の
排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)という現象を回
避することができるのである。また、従来は、排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用する場合は、上述のような調圧リフトを防止するため
に、排気弁28のバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を大きく設定する必要があったが、本発明の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、排気ブレー
キ装置を廃止することができるので、このようなバルブ
スプリングのセット荷重の増大を回避することができ、
バルブスプリングの強大なセット荷重による動弁系への
負荷を低減することができるという利点がある。
り排気マニホールド内が高圧になりすぎて、他の気筒の
排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)という現象を回
避することができるのである。また、従来は、排気ブレ
ーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置とを併
用する場合は、上述のような調圧リフトを防止するため
に、排気弁28のバルブスプリングのセット荷重(バネ
定数)を大きく設定する必要があったが、本発明の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、排気ブレー
キ装置を廃止することができるので、このようなバルブ
スプリングのセット荷重の増大を回避することができ、
バルブスプリングの強大なセット荷重による動弁系への
負荷を低減することができるという利点がある。
【0119】さらに、排気ブレーキ装置を廃止すること
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンと本圧縮
圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用すること
で、加給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジン20による吸収馬力をさらに増大させることがで
きるという利点もある。
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンと本圧縮
圧開放式エンジン補助ブレーキ装置とを併用すること
で、加給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジン20による吸収馬力をさらに増大させることがで
きるという利点もある。
【0120】そして、第3実施形態では、これに加え
て、第1及び第2実施形態における油圧回路80が不要
となるので、装置全体を小型、軽量化することができ
る。また、本装置の作動時には、吸入空気は吸気弁27
から吸入されて、排気弁28を介して排気系に排出され
るので、従来のエンジン補助ブレーキ装置のように、排
気系側から高温の空気や、排気系に付着した燃料の燃焼
後の不純物(例えば、NOxやパティキュレート)が再
び燃焼室内に逆流するようなことが防止されるという利
点も有している。
て、第1及び第2実施形態における油圧回路80が不要
となるので、装置全体を小型、軽量化することができ
る。また、本装置の作動時には、吸入空気は吸気弁27
から吸入されて、排気弁28を介して排気系に排出され
るので、従来のエンジン補助ブレーキ装置のように、排
気系側から高温の空気や、排気系に付着した燃料の燃焼
後の不純物(例えば、NOxやパティキュレート)が再
び燃焼室内に逆流するようなことが防止されるという利
点も有している。
【0121】なお、上述の第3実施形態において、符号
を付した部材で説明の省略されているものは、第1実施
形態と同じ符号の部材と同様に構成されたものである。
また、本圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置は、上述
したような実施形態のみに限定されるものではなく、4
サイクルで作動する内燃機関を2サイクルに切り換えて
ポンプ作動させるような機構をそなえたものであれば、
他の形態のものであってもよい。
を付した部材で説明の省略されているものは、第1実施
形態と同じ符号の部材と同様に構成されたものである。
また、本圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置は、上述
したような実施形態のみに限定されるものではなく、4
サイクルで作動する内燃機関を2サイクルに切り換えて
ポンプ作動させるような機構をそなえたものであれば、
他の形態のものであってもよい。
【0122】また、上述の各実施形態では、ディーゼル
エンジンを用いて説明しているが、本発明は、このよう
なディーゼルエンジンにのみ用いられるものではなく、
例えば4サイクルガソリンエンジン等、他の形態のエン
ジンに広く適用することができる。
エンジンを用いて説明しているが、本発明は、このよう
なディーゼルエンジンにのみ用いられるものではなく、
例えば4サイクルガソリンエンジン等、他の形態のエン
ジンに広く適用することができる。
【0123】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、
エンジンの燃焼室と吸気系との間を開閉し該エンジンの
通常運転時の吸気行程においては開弁駆動される吸気弁
と、該燃焼室と排気系との間を開閉し該エンジンの通常
運転時の排気行程においては排気状態に開放する排気手
段と、該燃焼室に燃料を供給する燃料供給手段とをそな
えるとともに、該エンジンの所定運転時に、該排気行程
における該排気手段による排気を停止させるとともにピ
ストンの上死点位置近傍で該排気手段による排気を行な
わせる排気調整手段と、該ピストンの上死点位置近傍か
ら下死点位置近傍にかけて該吸気弁を開弁させる吸気弁
駆動調整手段と、該燃料供給手段の燃料供給を停止する
燃料供給停止手段とをそなえるという構成により、エン
ジンをポンプとして作動させることで車両の走行エネル
ギを吸収することができ、走行エネルギを制動力に変換
することができる。また、このようにエンジンをポンプ
として作動させる場合、エンジンのクランク軸回転角度
360°毎に(即ち、クランク軸が1回転する毎に)、
を吸入,圧縮(排出)の2サイクルで作動させることが
でき、従来のエンジン補助ブレーキ装置よりも制動力が
大幅に向上するという利点がある。
発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置によれば、
エンジンの燃焼室と吸気系との間を開閉し該エンジンの
通常運転時の吸気行程においては開弁駆動される吸気弁
と、該燃焼室と排気系との間を開閉し該エンジンの通常
運転時の排気行程においては排気状態に開放する排気手
段と、該燃焼室に燃料を供給する燃料供給手段とをそな
えるとともに、該エンジンの所定運転時に、該排気行程
における該排気手段による排気を停止させるとともにピ
ストンの上死点位置近傍で該排気手段による排気を行な
わせる排気調整手段と、該ピストンの上死点位置近傍か
ら下死点位置近傍にかけて該吸気弁を開弁させる吸気弁
駆動調整手段と、該燃料供給手段の燃料供給を停止する
燃料供給停止手段とをそなえるという構成により、エン
ジンをポンプとして作動させることで車両の走行エネル
ギを吸収することができ、走行エネルギを制動力に変換
することができる。また、このようにエンジンをポンプ
として作動させる場合、エンジンのクランク軸回転角度
360°毎に(即ち、クランク軸が1回転する毎に)、
を吸入,圧縮(排出)の2サイクルで作動させることが
でき、従来のエンジン補助ブレーキ装置よりも制動力が
大幅に向上するという利点がある。
【0124】また、このように吸収馬力を大きくするこ
とができるので、従来より圧縮開放型エンジン補助ブレ
ーキ装置と併用することで制動力を高めるようにした排
気ブレーキ装置を設ける必要がなくなり、排圧の過度の
上昇を抑制することができる。したがって、排気ブレー
キ装置の作動により排気系の内部が高圧になりすぎて、
他の気筒の排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)とい
う現象を回避することができるのである。また、従来
は、排気ブレーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレー
キ装置とを併用する場合は、調圧リフトを防止するため
に、排気弁のバルブスプリングのセット荷重(バネ定
数)を大きく設定する必要があったが、排気ブレーキ装
置を廃止することにより、このようなバルブスプリング
のセット荷重の増大を回避することができ、バルブスプ
リングの強大なセット荷重による動弁系への負荷を低減
することができるという利点がある。
とができるので、従来より圧縮開放型エンジン補助ブレ
ーキ装置と併用することで制動力を高めるようにした排
気ブレーキ装置を設ける必要がなくなり、排圧の過度の
上昇を抑制することができる。したがって、排気ブレー
キ装置の作動により排気系の内部が高圧になりすぎて、
他の気筒の排気弁が開弁してしまう(調圧リフト)とい
う現象を回避することができるのである。また、従来
は、排気ブレーキ装置と圧縮開放型エンジン補助ブレー
キ装置とを併用する場合は、調圧リフトを防止するため
に、排気弁のバルブスプリングのセット荷重(バネ定
数)を大きく設定する必要があったが、排気ブレーキ装
置を廃止することにより、このようなバルブスプリング
のセット荷重の増大を回避することができ、バルブスプ
リングの強大なセット荷重による動弁系への負荷を低減
することができるという利点がある。
【0125】さらに、排気ブレーキ装置を廃止すること
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンに、本圧
縮圧開放式エンジン補助ブレーキ装置を適用した場合
は、過給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジンによる吸収馬力をさらに増大させることができる
という利点もある。
で、排気温の過度の上昇を抑制できバルブシート、特に
排気弁側のバルブシートの掃気の磨耗も回避することが
できるのである。また、過給機付きのエンジンに、本圧
縮圧開放式エンジン補助ブレーキ装置を適用した場合
は、過給機による吸気圧増大を期待することができ、エ
ンジンによる吸収馬力をさらに増大させることができる
という利点もある。
【0126】また、このときの吸入空気は吸気弁から吸
入されて排気手段から排気系に排出されるので、従来の
エンジン補助ブレーキ装置のように、排気系側から高温
の空気や、排気系に付着した燃料の燃焼後の不純物(例
えば、NOxやパティキュレート)が再び燃焼室内に逆
流するようなことが防止されるのである。また、請求項
2記載の本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置
によれば、上記請求項1記載の構成に加えて、該排気手
段が、該エンジンの通常運転時の排気行程において開弁
駆動される排気弁であって、該排気調整手段が、該エン
ジンの所定運転時に該エンジンの排気行程における該排
気弁を通じた排気を停止させ、且つ該ピストンの上死点
位置近傍で該排気弁を開弁駆動するように構成されるこ
とにより、エンジンの動弁系を吸気2弁、排気2弁の4
弁式エンジンに容易に構成することができ吸排気効率の
優れたエンジンとすることができる。また、これによ
り、エンジンの吸収エネルギを大きくすることができ
る。
入されて排気手段から排気系に排出されるので、従来の
エンジン補助ブレーキ装置のように、排気系側から高温
の空気や、排気系に付着した燃料の燃焼後の不純物(例
えば、NOxやパティキュレート)が再び燃焼室内に逆
流するようなことが防止されるのである。また、請求項
2記載の本発明の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置
によれば、上記請求項1記載の構成に加えて、該排気手
段が、該エンジンの通常運転時の排気行程において開弁
駆動される排気弁であって、該排気調整手段が、該エン
ジンの所定運転時に該エンジンの排気行程における該排
気弁を通じた排気を停止させ、且つ該ピストンの上死点
位置近傍で該排気弁を開弁駆動するように構成されるこ
とにより、エンジンの動弁系を吸気2弁、排気2弁の4
弁式エンジンに容易に構成することができ吸排気効率の
優れたエンジンとすることができる。また、これによ
り、エンジンの吸収エネルギを大きくすることができ
る。
【0127】また、請求項3記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項1記載
の構成に加えて、該排気手段が、該エンジンの通常運転
時の排気行程において開弁駆動される排気弁と、該排気
弁とは別個に該燃焼室と該排気系との連通を遮断しうる
第3弁とを有し、該排気調整手段が、該エンジンの所定
運転時に該エンジンの排気行程における該排気弁を通じ
た排気を停止させ、且つピストンの上死点位置近傍で該
第3弁を開弁駆動するように構成されることにより、エ
ンジンで圧縮された空気を確実に第3弁から排気系に排
出することができる。これにより、確実に吸収馬力を向
上させることができる。
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項1記載
の構成に加えて、該排気手段が、該エンジンの通常運転
時の排気行程において開弁駆動される排気弁と、該排気
弁とは別個に該燃焼室と該排気系との連通を遮断しうる
第3弁とを有し、該排気調整手段が、該エンジンの所定
運転時に該エンジンの排気行程における該排気弁を通じ
た排気を停止させ、且つピストンの上死点位置近傍で該
第3弁を開弁駆動するように構成されることにより、エ
ンジンで圧縮された空気を確実に第3弁から排気系に排
出することができる。これにより、確実に吸収馬力を向
上させることができる。
【0128】また、請求項4記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項1〜3
のいずれかに記載の構成に加えて、該吸気弁駆動調整手
段が、該エンジンのクランク軸に連動して回転するカム
シャフトにそなえられた吸気カムにより該吸気弁を該吸
気行程で開弁させるとともに、膨張行程では該吸気カム
の動きに関係なく強制的に該吸気弁を開弁させるという
簡素な構成により、吸気弁を確実に2サイクルで作動さ
せることができる。特に、吸気行程時には吸気カムによ
る開弁駆動を行なうという通常の吸気弁を駆動する構造
に対して、膨張行程時に吸気弁を強制的に開弁する機構
を付与するのみで本吸気弁駆動調整手段を構成すること
ができるので、吸気弁駆動調整手段を比較的簡単に構成
することができ、コストの増大や重量の増大を回避する
ことができる。
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項1〜3
のいずれかに記載の構成に加えて、該吸気弁駆動調整手
段が、該エンジンのクランク軸に連動して回転するカム
シャフトにそなえられた吸気カムにより該吸気弁を該吸
気行程で開弁させるとともに、膨張行程では該吸気カム
の動きに関係なく強制的に該吸気弁を開弁させるという
簡素な構成により、吸気弁を確実に2サイクルで作動さ
せることができる。特に、吸気行程時には吸気カムによ
る開弁駆動を行なうという通常の吸気弁を駆動する構造
に対して、膨張行程時に吸気弁を強制的に開弁する機構
を付与するのみで本吸気弁駆動調整手段を構成すること
ができるので、吸気弁駆動調整手段を比較的簡単に構成
することができ、コストの増大や重量の増大を回避する
ことができる。
【0129】また、請求項5記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項2〜4
のいずれかに記載の構成に加えて、該排気手段が、該カ
ムシャフトにそなえられた排気カムにより該エンジンの
通常運転時の該排気行程において開弁駆動される排気弁
として構成されることにより、通常の排気弁に対して圧
縮行程及び排気行程のピストン上死点位置近傍で排気弁
を開弁駆動させる構成を加えるだけで、本装置を実現す
ることができ、比較的低コストで本装置を構成すること
ができるという利点がある。
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項2〜4
のいずれかに記載の構成に加えて、該排気手段が、該カ
ムシャフトにそなえられた排気カムにより該エンジンの
通常運転時の該排気行程において開弁駆動される排気弁
として構成されることにより、通常の排気弁に対して圧
縮行程及び排気行程のピストン上死点位置近傍で排気弁
を開弁駆動させる構成を加えるだけで、本装置を実現す
ることができ、比較的低コストで本装置を構成すること
ができるという利点がある。
【0130】また、請求項6記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項4又は
5記載の構成に加えて、該吸気弁駆動調整手段が、該吸
気カムの開弁駆動力を該吸気弁に伝達する吸気ロッカア
ームと、該吸気ロッカアームと一体に回動する吸気ロッ
カシャフトと、該カムシャフト上に配設され該エンジン
の膨張行程で該吸気弁を開弁駆動しうる位相に形成され
た可変吸気カムと、該吸気ロッカシャフトに遊嵌される
とともに端部が該可変吸気カムと常接する可変吸気ロッ
カアームと、該吸気ロッカシャフトと該可変吸気ロッカ
アームとを係合させるロッカアーム係合機構とをそなえ
るという構成により、吸気弁駆動調整手段を比較的簡単
に構成することができるという利点がある。
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項4又は
5記載の構成に加えて、該吸気弁駆動調整手段が、該吸
気カムの開弁駆動力を該吸気弁に伝達する吸気ロッカア
ームと、該吸気ロッカアームと一体に回動する吸気ロッ
カシャフトと、該カムシャフト上に配設され該エンジン
の膨張行程で該吸気弁を開弁駆動しうる位相に形成され
た可変吸気カムと、該吸気ロッカシャフトに遊嵌される
とともに端部が該可変吸気カムと常接する可変吸気ロッ
カアームと、該吸気ロッカシャフトと該可変吸気ロッカ
アームとを係合させるロッカアーム係合機構とをそなえ
るという構成により、吸気弁駆動調整手段を比較的簡単
に構成することができるという利点がある。
【0131】また、請求項7記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項2,4
〜6のいずれかに記載の構成に加えて、該排気調整手段
が、該排気カムの開弁駆動力を該排気弁に伝達する排気
ロッカアームと、該排気ロッカアームと一体に回動する
排気ロッカシャフトと、該カムシャフト上に配設され該
排気弁が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上
死点位置近傍で開弁駆動しうる位相に配設された可変排
気カムと、該排気ロッカシャフトに遊嵌されるとともに
端部が該可変排気カムと常接する可変排気ロッカアーム
と、該排気ロッカシャフトと該可変排気ロッカアームと
を係合させるロッカアーム係合機構とをそなえていると
いう構成により、排気調整手段を比較的簡単に構成する
ことができるという利点がある。
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項2,4
〜6のいずれかに記載の構成に加えて、該排気調整手段
が、該排気カムの開弁駆動力を該排気弁に伝達する排気
ロッカアームと、該排気ロッカアームと一体に回動する
排気ロッカシャフトと、該カムシャフト上に配設され該
排気弁が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上
死点位置近傍で開弁駆動しうる位相に配設された可変排
気カムと、該排気ロッカシャフトに遊嵌されるとともに
端部が該可変排気カムと常接する可変排気ロッカアーム
と、該排気ロッカシャフトと該可変排気ロッカアームと
を係合させるロッカアーム係合機構とをそなえていると
いう構成により、排気調整手段を比較的簡単に構成する
ことができるという利点がある。
【0132】また、請求項8記載の本発明の圧縮開放型
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項2〜6
のいずれかに記載の構成に加えて、該排気調整手段が、
該排気カムの開弁駆動力を該排気手段に伝達する排気ロ
ッカアームと、該排気ロッカアームと一体に回動する排
気ロッカシャフトと、該カムシャフト上に配設され該排
気手段が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上
死点位置近傍で開弁駆動される位相に配設された可変排
気カムと、該排気手段の上方にそなえられ該排気弁を押
し下げる押し下げ機構と、該可変排気カムにより往復動
するピストン部材と、該ピストン部材と該押し下げ機構
とを連通接続する流体回路とをそなえるという構成によ
り、排気調整手段の作動時には、ピストンが上死点位置
近傍となると確実に排気手段が作動して、2サイクルで
圧縮された空気を排出するように作動する。これによ
り、エンジンを確実に2サイクルでポンプ作動させるこ
とができるという利点がある。
エンジン補助ブレーキ装置によれば、上記請求項2〜6
のいずれかに記載の構成に加えて、該排気調整手段が、
該排気カムの開弁駆動力を該排気手段に伝達する排気ロ
ッカアームと、該排気ロッカアームと一体に回動する排
気ロッカシャフトと、該カムシャフト上に配設され該排
気手段が圧縮行程及び排気行程における該ピストンの上
死点位置近傍で開弁駆動される位相に配設された可変排
気カムと、該排気手段の上方にそなえられ該排気弁を押
し下げる押し下げ機構と、該可変排気カムにより往復動
するピストン部材と、該ピストン部材と該押し下げ機構
とを連通接続する流体回路とをそなえるという構成によ
り、排気調整手段の作動時には、ピストンが上死点位置
近傍となると確実に排気手段が作動して、2サイクルで
圧縮された空気を排出するように作動する。これによ
り、エンジンを確実に2サイクルでポンプ作動させるこ
とができるという利点がある。
【図1】本発明の第1実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置の要部を示す模式的な構成図であ
る。
ジン補助ブレーキ装置の要部を示す模式的な構成図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置を示す模式的な断面図であって、
図1におけるA−A断面図である。
ジン補助ブレーキ装置を示す模式的な断面図であって、
図1におけるA−A断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置を示す模式的な断面図であって、
図1におけるB−B断面図である。
ジン補助ブレーキ装置を示す模式的な断面図であって、
図1におけるB−B断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置を示す模式的な断面図であって、
図1におけるC−C断面図である。
ジン補助ブレーキ装置を示す模式的な断面図であって、
図1におけるC−C断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置の作動特性を説明するための図で
あって、(a)はエンジンの通常運転時のバルブ作動タ
イミングを示す図、(b)は本装置の作動時のバルブ作
動タイミングを示す図である。
ジン補助ブレーキ装置の作動特性を説明するための図で
あって、(a)はエンジンの通常運転時のバルブ作動タ
イミングを示す図、(b)は本装置の作動時のバルブ作
動タイミングを示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置の作動特性を説明するための模式
的な指圧線図である。
ジン補助ブレーキ装置の作動特性を説明するための模式
的な指圧線図である。
【図7】本発明の第2実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置の要部を示す模式的な構成図であ
って、図1に対応する図である。
ジン補助ブレーキ装置の要部を示す模式的な構成図であ
って、図1に対応する図である。
【図8】本発明の第2実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置の作動特性を説明するための図で
あって、(a)はエンジンの通常運転時のバルブ作動タ
イミングを示す図、(b)は本装置の作動時のバルブ作
動タイミングを示す図である。
ジン補助ブレーキ装置の作動特性を説明するための図で
あって、(a)はエンジンの通常運転時のバルブ作動タ
イミングを示す図、(b)は本装置の作動時のバルブ作
動タイミングを示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態としての圧縮開放型エン
ジン補助ブレーキ装置の要部を示す模式的な構成図であ
って、図1に対応する図である。
ジン補助ブレーキ装置の要部を示す模式的な構成図であ
って、図1に対応する図である。
【図10】一般的なエンジン補助ブレーキ装置と排気ブ
レーキ装置とをそなえたエンジンの作動特性を説明する
ための模式的な指圧線図である。
レーキ装置とをそなえたエンジンの作動特性を説明する
ための模式的な指圧線図である。
20 エンジン 21 ロッカシャフト 21A 吸気ロッカシャフト 21B 排気ロッカシャフト 23 動弁機構 24 カムシャフト 25 吸気カム 26 排気カム 27 吸気弁 28 排気弁(排気手段) 28a 第3弁(排気手段) 29 吸気ロッカアーム 30 排気ロッカアーム 31 可変排気カム 34 吸気用バルブブリッジ 35 排気用バルブブリッジ35 39 油路形成体 40 スレーブピストン(押し下げ機構) 41 作動油路 42 分配路 44 コントロールバルブ 441 空間 442 リターンスプリング 443 開口部 45 ソノレイドバルブ 46 マスタピストン(ピストン部材) 48 リターンスプリング 53 穴 54 リターンスプリング 55 ストッパ 60〜62 軸受部材 63,64,64A ローラ 65 排気ローラアーム 65A 可変排気ロッカアーム 66,66A 油圧ピストン機構(ロッカアーム係合機
構) 67 穴部 68,68A ピン部材 69 穴 70 可変吸気ロッカアーム 71 油圧ピストン機構(ロッカアーム係合機構) 72 穴部 73 ピン部材 74 穴 75 エンジン補助ブレーキ用カム(可変吸気カム) 76 ローラ 80 流体回路 81 エンジンコントロールユニット(ECU) 82 ポンプ 83 ピストン 90 吸気弁駆動調整手段 91 排気調整手段
構) 67 穴部 68,68A ピン部材 69 穴 70 可変吸気ロッカアーム 71 油圧ピストン機構(ロッカアーム係合機構) 72 穴部 73 ピン部材 74 穴 75 エンジン補助ブレーキ用カム(可変吸気カム) 76 ローラ 80 流体回路 81 エンジンコントロールユニット(ECU) 82 ポンプ 83 ピストン 90 吸気弁駆動調整手段 91 排気調整手段
Claims (8)
- 【請求項1】 エンジンの燃焼室と吸気系との間を開閉
し該エンジンの通常運転時の吸気行程においては開弁駆
動される吸気弁と、 該燃焼室と排気系との間を開閉し該エンジンの通常運転
時の排気行程においては排気状態に開放する排気手段
と、 該燃焼室に燃料を供給する燃料供給手段とをそなえると
ともに、 該エンジンの所定運転時に、 該排気行程における該排気手段による排気を停止させる
とともにピストンの上死点位置近傍で該排気手段による
排気を行なわせる排気調整手段と、 該ピストンの上死点位置近傍から下死点位置近傍にかけ
て該吸気弁を開弁させる吸気弁駆動調整手段と、 該燃料供給手段の燃料供給を停止する燃料供給停止手段
とをそなえていることを特徴とする、圧縮開放型エンジ
ン補助ブレーキ装置。 - 【請求項2】 該排気手段が、該エンジンの通常運転時
の排気行程において開弁駆動される排気弁であって、 該排気調整手段が、該エンジンの所定運転時に該エンジ
ンの排気行程における該排気弁を通じた排気を停止さ
せ、且つ該ピストンの上死点位置近傍で該排気弁を開弁
駆動するように構成されていることを特徴とする、請求
項1記載の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置。 - 【請求項3】 該排気手段が、 該エンジンの通常運転時の排気行程において開弁駆動さ
れる排気弁と、 該排気弁とは別個に該燃焼室と該排気系との連通を遮断
しうる第3弁とを有し、 該排気調整手段が、該エンジンの所定運転時に該エンジ
ンの排気行程における該排気弁を通じた排気を停止さ
せ、且つピストンの上死点位置近傍で該第3弁を開弁駆
動するように構成されていることを特徴とする、請求項
1記載の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置。 - 【請求項4】 該吸気弁駆動調整手段が、 該エンジンのクランク軸に連動して回転するカムシャフ
トにそなえられた吸気カムにより該吸気弁を該吸気行程
で開弁させるとともに、 膨張行程では該吸気カムの動きに関係なく強制的に該吸
気弁を開弁させることを特徴とする、請求項1〜3のい
ずれかに記載の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置。 - 【請求項5】 該排気手段が、該カムシャフトにそなえ
られた排気カムにより該エンジンの通常運転時の該排気
行程において開弁駆動される排気弁として構成されてい
ることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の
圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置。 - 【請求項6】 該吸気弁駆動調整手段が、 該吸気カムの開弁駆動力を該吸気弁に伝達する吸気ロッ
カアームと、 該吸気ロッカアームと一体に回動する吸気ロッカシャフ
トと、 該カムシャフト上に配設され該エンジンの膨張行程で該
吸気弁を開弁駆動しうる位相に形成された可変吸気カム
と、 該吸気ロッカシャフトに遊嵌されるとともに端部が該可
変吸気カムと常接する可変吸気ロッカアームと、 該吸気ロッカシャフトと該可変吸気ロッカアームとを係
合させるロッカアーム係合機構とをそなえていることを
特徴とする、請求項4又は5記載の圧縮開放型エンジン
補助ブレーキ装置。 - 【請求項7】 該排気調整手段が、 該排気カムの開弁駆動力を該排気弁に伝達する排気ロッ
カアームと、 該排気ロッカアームと一体に回動する排気ロッカシャフ
トと、 該カムシャフト上に配設され該排気弁が圧縮行程及び排
気行程における該ピストンの上死点位置近傍で開弁駆動
される位相に配設された可変排気カムと、 該排気ロッカシャフトに遊嵌されるとともに端部が該可
変排気カムと常接する可変排気ロッカアームと、 該排気ロッカシャフトと該可変排気ロッカアームとを係
合させるロッカアーム係合機構とをそなえていることを
特徴とする、請求項2,4〜6のいずれかに記載の圧縮
開放型エンジン補助ブレーキ装置。 - 【請求項8】 該排気調整手段が、 該排気カムの開弁駆動力を該排気手段に伝達する排気ロ
ッカアームと、 該排気ロッカアームと一体に回動する排気ロッカシャフ
トと、 該カムシャフト上に配設され該排気手段が圧縮行程及び
排気行程における該ピストンの上死点位置近傍で開弁駆
動される位相に配設された可変排気カムと、 該排気手段の上方にそなえられ該排気弁を押し下げる押
し下げ機構と、 該可変排気カムにより往復動するピストン部材と、 該ピストン部材と該押し下げ機構とを連通接続する流体
回路とをそなえていることを特徴とする、請求項2〜6
のいずれかに記載の圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29461495A JPH09133031A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29461495A JPH09133031A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09133031A true JPH09133031A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17810045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29461495A Pending JPH09133031A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 圧縮開放型エンジン補助ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09133031A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2354551A (en) * | 1999-09-22 | 2001-03-28 | Mack Trucks | Two-cycle compression braking in a four-stroke i.c. engine using hydraulic lash adjustment |
| JP2009529615A (ja) * | 2006-01-17 | 2009-08-20 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | ガス交換弁作動装置 |
| KR20140120334A (ko) * | 2012-02-02 | 2014-10-13 | 쟝 프레데릭 멜키오르 | 왕복엔진용 밸브의 가변 제어 장치 |
| JP2019056321A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 日野自動車株式会社 | 圧縮圧開放型エンジンブレーキ |
| CN109854325A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-06-07 | 大连理工大学 | 一种二冲程辅助制动机构 |
| JP2019127893A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | ダイハツ工業株式会社 | 補助制動機構 |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP29461495A patent/JPH09133031A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2354551A (en) * | 1999-09-22 | 2001-03-28 | Mack Trucks | Two-cycle compression braking in a four-stroke i.c. engine using hydraulic lash adjustment |
| US6293248B1 (en) | 1999-09-22 | 2001-09-25 | Mack Trucks, Inc. | Two-cycle compression braking on a four stroke engine using hydraulic lash adjustment |
| GB2354551B (en) * | 1999-09-22 | 2003-12-03 | Mack Trucks | Two-cycle compression braking on a four stroke engine using hydraulic lash adjustment |
| JP2009529615A (ja) * | 2006-01-17 | 2009-08-20 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | ガス交換弁作動装置 |
| KR20140120334A (ko) * | 2012-02-02 | 2014-10-13 | 쟝 프레데릭 멜키오르 | 왕복엔진용 밸브의 가변 제어 장치 |
| JP2019056321A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 日野自動車株式会社 | 圧縮圧開放型エンジンブレーキ |
| JP2019127893A (ja) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | ダイハツ工業株式会社 | 補助制動機構 |
| CN109854325A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-06-07 | 大连理工大学 | 一种二冲程辅助制动机构 |
| CN109854325B (zh) * | 2019-03-27 | 2024-01-05 | 大连理工大学 | 一种二冲程辅助制动机构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000711 |