JPH09133896A - 光アイソレータ部品の製造方法 - Google Patents

光アイソレータ部品の製造方法

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JPH09133896A
JPH09133896A JP31608995A JP31608995A JPH09133896A JP H09133896 A JPH09133896 A JP H09133896A JP 31608995 A JP31608995 A JP 31608995A JP 31608995 A JP31608995 A JP 31608995A JP H09133896 A JPH09133896 A JP H09133896A
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JP
Japan
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optical element
polarizer
tubular member
optical
magnet
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JP31608995A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yoneda
寿之 米田
Tadashi Ote
正 大手
Toshiaki Watanabe
聡明 渡辺
Toshihiko Riyuuou
俊彦 流王
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 偏光子又はファラデー回転子からなる光
学素子(102)を筒状部材(101)内に挿入し、こ
の筒状部材(101)に接合剤(52)により接合して
光アイソレータ部品を製造するに際し、磁石(50)上
に上記筒状部材(101)を載置すると共に、この筒状
部材(101)内に上記光学素子(102)を挿入し、
この光学素子(102)上に接合剤(52)を介して強
磁性体部材(104)を載置し、上記磁石(50)の磁
界がこの強磁性体部材(104)を吸引した状態で上記
光学素子(102)を上記筒状部材(101)と接合す
ることを特徴とする光アイソレータ部品の製造方法。 【効果】 本発明によれば、光学素子を歪みを生じさせ
ることなく、筒状部材に所望の角度で確実に接合するこ
とができ、消光性能が高い光アイソレータを与えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光アイソレータの
各部品である偏光子ユニット、検光子ユニット及びファ
ラデー回転子ユニットの製造方法に関し、更に詳述する
と偏光子又はファラデー回転子からなる光学素子を筒状
部材内に挿入し、接合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光通信
システム等では、レーザ光源から発振した伝送光が光通
信路中の各種の光伝送部品の入射面等で反射し、その反
射光がレーザ光源まで達することがある。反射光は光源
の発光作用を乱し、しばしばノイズを生じさせる。光ア
イソレータは光源と光伝送部品との間に設けられ、光伝
送部品の方に進む光だけを透過させ、光源方向に向かう
反射光を選択的に遮断するものである。
【0003】この光アイソレータは、その中央部に円筒
磁石が配置されており、円筒磁石内にはファラデー回転
子が納められ、ファラデー回転子を中心にして光の入射
側には第1の偏光子が設けられ、出射側には第2の偏光
子、即ち検光子が設けられているものである。ファラデ
ー回転子は入射した光の偏光面を45度回転させるもの
であり、第1偏光子と第2偏光子(検光子)とは互いに
偏光方向が45度異なって配置されている。
【0004】光アイソレータに入射した光は第1偏光子
(以下、単に偏光子という場合がある)を透過し、ファ
ラデー回転子によって偏光面が45度回転する。回転に
より光の偏光面が検光子の偏光面と一致するので、光は
検光子を通過できる。反射光は逆方向から検光子に入射
した後、ファラデー回転子に入射する。反射光はファラ
デー回転子により偏光面が45度回転して、偏光子の偏
光面と直交するので、偏光子を通過することができなく
なる。
【0005】一方、光アイソレータの光学端面を光源か
らの光軸と垂直に配置すると、入射光が偏光子、ファラ
デー回転子、検光子の表面で反射して光源に戻り、ノイ
ズとなってしまう。このノイズを防ぐためには、光学端
面を光源からの光軸に対して傾けて配置することで、表
面反射光を光路外に外すことが有効である。例えば、特
開昭64−20522号公報には、偏光子、ファラデー
回転子、検光子を個別に傾け、偏光子、ファラデー回転
子、検光子の表面反射光が光源に戻らないようにした光
アイソレータが開示されている。
【0006】ところで、上述したファラデー回転子は円
筒磁石内に接合、固定され、また偏光子、検光子は金属
円筒体内に接合、固定されてそれぞれ使用されるが、こ
の場合、ファラデー回転子や偏光子、検光子(光学素
子)を円筒磁石、金属円筒体(筒状部材)内に接合する
場合、しばしば接合により光学素子の歪みが生じる。
【0007】そこで、実開平5−11124号公報にお
いては、接合による歪みを解消すべく、光学素子を2つ
の金属部材で挟み込み、隙間を接着剤で埋めて固定する
方法が示されている。
【0008】また、実開平5−11125号公報におい
ては、接合による歪みを解消すべく、光学素子を2つの
金属部材で挟み込み、隙間を半田で埋めて固定する方法
が示されている。しかし、ただ半田を溶融して金属部材
を固定しても、光学素子と金属部材の間に隙間ができ
て、光学素子が動くことが指摘される。
【0009】更に、特開平6−186503号公報にお
いては、磁気光学素子に2〜6g/mm2の荷重をかけ
ながら金属ホルダと金属半田接合を行う光アイソレータ
の作製方法が開示されている。しかし、光学素子に荷重
をかけるために歪みを生じ、光アイソレータの重要な特
性である消光比が劣化するという問題が生じる。
【0010】本発明は上記事情を改善するためになされ
たもので、光学素子を歪みを生じることなく筒状部材内
に接合、保持することができ、このため消光性能が高い
光アイソレータを得ることができる光アイソレータ部品
の製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、第1偏光子、第2偏光子(検光子)などの
偏光子又はファラデー回転子からなる光学素子を筒状部
材内に挿入し、この筒状部材に接合剤により接合して光
アイソレータ部品を製造するに際し、磁石上に上記筒状
部材を載置すると共に、この筒状部材内に上記光学素子
を挿入し、この光学素子上に接合剤を介して強磁性体部
材を載置し、上記磁石の磁界がこの強磁性体部材を吸引
した状態で上記光学素子を上記筒状部材と接合すること
を特徴とする光アイソレータ部品の製造方法を提供す
る。
【0012】本発明によれば、このように磁石が強磁性
体部材を吸引し、強磁性体部材が磁石の方に引張られる
ので、この磁石と強磁性体部材との間にある光学素子が
固定された状態で接合されるもので、このように磁石が
強磁性体を保持する程度の力を利用して光学素子が外方
に動かないようにして接合が行われるため、光学素子に
歪みが生じず、従って消光性能を低下させるおそれな
く、光アイソレータ部品(偏光子ユニット、ファラデー
回転子ユニット、検光子ユニット)を製造できる。
【0013】この場合、上記光学素子の下側に接合剤を
介して強磁性体部材を配設して、上記光学素子を接合剤
を介して2個の強磁性体部材により挟んだ状態でこの光
学素子を筒状部材に接合することが好適であり、これに
より、光学素子をより確実に固定できる。
【0014】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明につき図
面を参照して更に詳しく説明する。
【0015】図1は、光アイソレータ1の一例を示し、
10は偏光子ユニット、20はファラデー回転子ユニッ
ト、30は検光子ユニットである。
【0016】偏光子ユニット10は、金属円筒体11内
中央部に第1の偏光子12が挿入されると共に、この偏
光子12を挟んで金属リング体13,14が配設され、
これら金属円筒体11、偏光子12、金属リング体1
3,14は互いに接合剤にて接合されている。
【0017】また、ファラデー回転子ユニット20は、
ファラデー回転子22に磁界を印加する円筒磁石21内
中央部にファラデー回転子22が挿入されると共に、こ
の回転子22を挟んで金属リング体23,24が配設さ
れ、これら円筒磁石21、回転子22、金属リング体2
3,24は互いに接合剤にて接合されている。
【0018】更に、検光子ユニット30は、金属円筒体
31内中央部に第2の偏光子(検光子)32が挿入され
ると共に、この検光子32を挟んで金属リング体33,
34が配設され、これら金属円筒体31、検光子32、
金属リング体33,34は互いに接合剤にて接合されて
いる。そして、上記各ユニット10,20,30は、外
筒40内に挿入され、接合剤により外筒40と接合され
ているものである。なお、上記金属リング体13,1
4,23,24,33,34はそれぞれ光軸と平行な内
周面及び光軸と垂直な端面に図示していないが黒色の薄
膜が形成されている。
【0019】本発明は、例えば上記各ユニット10,2
0,30(光アイソレータ部品)において、その第1偏
光子12、ファラデー回転子22、第2偏光子(検光
子)32を上記金属円筒体11、円筒磁石21、金属円
筒体31内にそれぞれ接合する方法に係るもので、その
方法を図2を参照して説明する。なお、以下において、
金属円筒体11、円筒磁石21、金属円筒体31を総称
して筒状部材101とし、第1偏光子12、ファラデー
回転子22、第2偏光子(検光子)32を総称して光学
素子102とし、一方の金属リング体13,23,33
を総称して第1リング体103とし、他方の金属リング
体14,24,34を総称して第2リング体104とす
る。
【0020】図2において、50は台座となる磁石であ
り、この磁石50上に筒状部材101を載置すると共
に、この筒状部材101内に第1リング体103を上記
磁石50に当接して挿入し、その上にリング状の接合剤
51、光学素子102、リング状の接合剤52、第2リ
ング体103を順次積層する。この場合、上記接合剤5
1,52としては半田又は低融点ガラスを用い、これを
溶融することによって接合を行うことができ、あるいは
樹脂接着剤を用いて接合することができるが、本発明は
特に半田を用いて溶融、接合する場合に有効である。な
お、半田を用いる場合、上記筒状部材101、第1及び
第2リング体103、104は、半田接合を可能にする
ための公知の材質にて金属薄膜が形成されている。
【0021】この場合、第1及び第2リング体103、
104はそれぞれ金属にて形成されるが、第2リング体
104は強磁性体にて形成し、磁石50に吸引させるこ
とが必要であり、この際、この磁石50は、上記図2に
示す各部材の配置態様において、磁石50から最も遠い
位置にある強磁性第2リング体104(強磁性体部材)
を吸引、保持し得る磁界を生じさせるものを使用する。
また、第1リング体103は、非磁性体、常磁性体にて
形成することもできるが、第2リング体104と同様に
強磁性体にて形成することが好ましい。更に、筒状部材
101のうち、金属円筒体11,31も磁石50に吸着
される材質にて形成することが好ましく、円筒磁石21
は通常光アイソレータで用いられている公知の材質にて
形成することができる。なお、上記接合剤として半田を
用いる場合、半田可能にするため、筒状部材101、第
1及び第2リング体103、104には錫、銀、金、パ
ラジウム、銅などやこれらの金属を主体とする薄膜又は
合金薄膜を形成したものを利用する。
【0022】従って、以上の構成により、磁石50によ
る強磁性第2リング体104の吸引で光学素子102が
強磁性第2リング体104側に動かず、固定された状態
において、上記接合剤51,52が半田又は低融点ガラ
スの場合にはこれを溶融し、筒状部材101、第1リン
グ体103、光学素子102、第2リング体104の隙
間を上記接合剤で埋め、これら部材相互を接合、固着す
るものである。なお、接合剤51,52として樹脂接着
剤を用いる場合も同様である。この際、第1リング体1
03も強磁性体にて形成した場合、第1リング体103
も磁石50に吸引されてこれが光学素子102に動くお
それもなく、従って光学素子102が上記第1及び第2
リング体(強磁性体部材)103、104間にしっかり
と固定される。
【0023】このように、本発明においては、磁石50
が強磁性第2リング体104を保持する程度の力を利用
しているので、光学素子102に歪みが生じず、しかも
光学素子102を挟み込む第1及び第2リング体10
3,104が隙間なく固定され、光学素子102が動く
こともないものである。
【0024】なお、本発明の方法は図2に説明した構成
の光アイソレータ部品に適用される場合に限定されるも
のではなく、例えば図3に示すように、第1及び第2リ
ング体103,104が光軸に対して傾斜している場合
も同様にして接合でき、また図4に示すように、筒状部
材101の一端側内周縁に一体にリング状突起部101
aを設け、この突起部101aと第2リング体104と
の間に光学素子102を配置した場合も同様にして接合
できる。この場合、光学素子102と第2リング体10
4との間にリング状接合剤52を介在させる必要がある
が、図示したように光学素子102と突起部101aと
の間に接合剤を介在させることを省略し、光学素子10
2を突起部101aに当接した状態で接合することがで
きる。勿論、光学素子102と突起部101aとの間に
リング状接合剤を介在させることは差し支えない。
【0025】なおまた、上記半田接合に際して、光学素
子102には必要により半田付けのための金属薄膜を形
成することができる。そして、このように光学素子10
2に半田付けのための金属薄膜を形成した場合、上記強
磁性第2リング体104は必ずしも半田付け可能な金属
で形成したり半田付け可能な金属薄膜を形成しなくても
よく、この強磁性第2リング体104を光学素子102
及び筒状部材101に接合せずに、接合操作後、第2リ
ング体104を取りはずすこともできる。
【0026】ここで、接合剤はリング状の形状に限られ
ず、球状、ペレット状等適宜選定し得る。また、第1偏
光子及び第2偏光子(検光子)はガラス、ルチル、PB
S等、公知の材料にて形成できる。更に、偏光子として
通常水晶にて形成されるインライン型アイソレータの旋
光子に本方法を適用できるなど、種々応用、変更するこ
とができる。
【0027】次に具体例を示す。 〔具体例〕図1に示す光アイソレータを下記のようにし
て作製した。この場合、第1偏光子12及び第2偏光子
(検光子)32にはそれぞれ偏光ガラス(商品名ポーラ
コア)を用い、半田付け可能な膜を表面に付けたコバー
ル材にて形成された金属円筒体10,30内に納まる四
角柱状に形成した。また、ファラデー回転子22はビス
マス置換希土類鉄ガーネット結晶を用い、Sm−Coよ
り形成された円筒磁石21内に納まる四角柱状に形成し
た。更に、第1リング体103(金属リング体13,2
3,33)はそれぞれコバール材にて形成し、第2リン
グ体104(金属リング体14,24,34)はそれぞ
れ強磁性体である鉄−ニッケル合金を使用した。なお、
金属円筒体11,31及び円筒磁石21の外径は同一で
あり、これらの幅(軸長)はそれぞれその光学素子及び
2個の金属リング体の幅(厚さ)の和と同じである。
【0028】次に、図2で説明した方法に従い、リング
状接合剤として半田を用いてこれを溶融し、各構成部材
間をその隙間を半田で埋めて接合し、磁石を取り除いて
偏光子ユニット10、ファラデー回転子ユニット20、
検光子ユニット30を製造した。この場合、磁石による
金属リング体14,24,34の吸引力で各光学素子1
2,22,32を動くことなく接合できた。
【0029】得られた各ユニット10,20,30を図
1に示すように外筒40内に挿入し、この外筒40と各
ユニット10,20,30とを接合し、光アイソレータ
1を作製した。
【0030】この光アイソレータは、各光学素子12,
22,32に荷重をかけることなく接合しているので、
これによって歪みを生じることがなく、このため消光性
能が高いものであった。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、光学素子を歪みを生じ
させることなく、筒状部材に所望の角度で確実に接合す
ることができ、消光性能が高い光アイソレータを与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光アイソレータの一例を示す断面図である。
【図2】光アイソレータ部品の接合法の一例を示す断面
図である。
【図3】光アイソレータ部品の接合法の他の例を示す断
面図である。
【図4】光アイソレータ部品の接合法の別の例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 光アイソレータ 10 偏光子ユニット 11 金属筒状体 12 第1偏光子 13 金属リング体 14 金属リング体 20 ファラデー回転子ユニット 21 円筒磁石 22 ファラデー回転子 23 金属リング体 24 金属リング体 30 検光子ユニット 31 金属筒状体 32 第2偏光子(検光子) 33 金属リング体 34 金属リング体 40 外筒 50 磁石 51 リング状接合剤 52 リング状接合剤 101 筒状部材 102 光学素子 103 第1リング体104 第2リング体(強磁性体
部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 流王 俊彦 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光子又はファラデー回転子からなる光
    学素子を筒状部材内に挿入し、この筒状部材に接合剤に
    より接合して光アイソレータ部品を製造するに際し、磁
    石上に上記筒状部材を載置すると共に、この筒状部材内
    に上記光学素子を挿入し、この光学素子上に接合剤を介
    して強磁性体部材を載置し、上記磁石の磁界がこの強磁
    性体部材を吸引した状態で上記光学素子を上記筒状部材
    と接合することを特徴とする光アイソレータ部品の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 上記光学素子の下側に接合剤を介して強
    磁性体部材を配設して、上記光学素子を接合剤を介して
    2個の強磁性体部材により挟んだ状態でこの光学素子を
    筒状部材に接合するようにした請求項1記載の製造方
    法。
JP31608995A 1995-11-09 1995-11-09 光アイソレータ部品の製造方法 Pending JPH09133896A (ja)

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