JPH0913450A - 水栓における吐水管の回転規制構造 - Google Patents

水栓における吐水管の回転規制構造

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JPH0913450A
JPH0913450A JP18638295A JP18638295A JPH0913450A JP H0913450 A JPH0913450 A JP H0913450A JP 18638295 A JP18638295 A JP 18638295A JP 18638295 A JP18638295 A JP 18638295A JP H0913450 A JPH0913450 A JP H0913450A
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JP
Japan
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discharge pipe
water discharge
faucet
stopper member
water
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JP18638295A
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English (en)
Inventor
Kentaro Masuoka
兼太郎 増岡
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吐水管基端部の円筒状部を水栓本体の外周面に
回転可能に嵌め合わせて組み付けるようになした水栓に
おいて、その吐水管の回転規制のための機構を安価に構
成できるようにするとともに吐水管の回転規制角度を容
易且つ安価に変更できるようにする。 【構成】水栓本体28とは別体を成す部材であって、全
体として略リング状を成し、周方向所定個所に外向きに
突出する当接部122を備えたストッパ部材46を水栓
本体28に対して回転しない状態で組み付けた上、スト
ッパ部材の外側から水栓本体28に対し吐水管14の円
筒状部20を回転可能に嵌め合わせる。その円筒状部2
0には周方向所定個所に内向き突出状の被当接部124
を形成し、その被当接部124と上記当接部122との
当接作用に基づいて吐水管14を回転規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水栓における吐水管の
回転規制構造に関する。
【0002】
【従来の技術】水栓の一種に、基端部に円筒状部を備え
た吐水管をその円筒状部の内周面において水栓本体の円
形の外周面に摺動可能に嵌め合わせ、かかる吐水管を一
定角度範囲水栓本体に対して回転できるようにした形態
のものがあり、キッチン用の水栓等として用いられてい
る。図10はこの種形態の水栓の一例を示している。同
図(A)において、200は吐水管であって管状の本体
部201の基端部に円筒状部202を備えており、この
円筒状部202の内周面が、水栓本体204の外周面に
シール部材としてのUパッキン206を介して摺動可能
に嵌合されている。
【0003】Uパッキン206は、円筒状部202の軸
心方向両端部近傍位置の上下2個所に配置されていて、
それらの間において水栓本体204の外周面側に本体側
吐水通路208が形成されている。そして上記吐水管2
00は、内部の吐水管通水路210を基端側の開口21
2を介してこの本体側吐水通路208に連通させる状態
で水栓本体204に嵌合され、組み付けられている。
【0004】ここで本体側吐水通路208は水栓本体2
04の外周面の所定周長に亘って延びており、上記吐水
管200は、内部の吐水管通水路210をこの本体側吐
水通路208に対して連通状態を保つ範囲内で回転可能
とされている。
【0005】214は操作部としてのレバーであって、
このレバー214の操作により一対の水,湯の供給通路
216を通じて図(A)中上方に送られてきた水と湯と
が混合部(図示省略)で混合された上、下流側の送出通
路218を通じて本体側吐水通路208へと送出され、
ここを流通して吐水管200内部の吐水管通水路210
に流出する。
【0006】この水栓において、水栓本体204は全体
が鋳物製のものであって、その上端より軸心方向に所定
距離下がった部位に、図10(B)に示しているような
半円状の溝220が形成されている。
【0007】この溝220の周方向両端部は当接部22
4とされており、これら当接部224に対して、円筒状
部202に一体に形成された内向き突起状の被当接部2
26が当接することによって円筒状部202、つまり吐
水管200の回転端が規定されるようになっている。
【0008】これら当接部224と被当接部226は、
Uパッキン206の装着部位よりも上側の部位に形成さ
れており、そして水栓本体204には、その上端から溝
220にかけての部分に縦方向の切欠228(同図
(C))が形成されており、円筒状部202の組付けの
際に内向き突起状の被当接部226を、この切欠228
を通じて溝220の位置まで嵌め入れられるようになっ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで吐水管200
の回転角度に対する要請は、例えばこれを120°まで
の範囲内で回転させたいとする人もあれば、90°の狭
い角度で回転させたいとする人もあり、或いは180°
までの広角度に吐水管200を回転させたいとする人も
あるなど様々である。
【0010】これに対し、上例の水栓は吐水管200の
回転範囲を規制する回転規制構造、具体的には半円状の
溝220とその周方向両端部の当接部224とが水栓本
体204に一体に形成されているため、水栓本体204
をそのままにして吐水管200の回転範囲のみを異なら
せるといったことができない問題があり、上記要請に十
分応え得ないものであった。
【0011】更に上例の形態の水栓の場合、吐水管20
0の回転規制構造がシール部材206の装着個所よりも
上側の部位、つまり円筒状部202における軸心方向上
端部に設けられていることから、当接部224と被当接
部226との当接に基づく回転規制力が吐水管200に
対して十分効果的に働かないといった問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の発明の水栓におけ
る吐水管の回転規制構造はこのような課題を解決するた
めに案出されたものである。而して本願の発明の回転規
制構造は、基端部に円筒状部を備えた吐水管を、該円筒
状部の内周面において水栓本体の外周面に回転可能に嵌
め合わせ、以て該吐水管を該水栓本体に組み付けた形態
の水栓における該吐水管の回転規制構造であって、前記
水栓本体とは別体を成す部材であって、全体として略リ
ング状を成し、外周面の周方向所定個所に径方向外向き
に突出する当接部を備えたストッパ部材を、該水栓本体
に相対回転不能に組み付けた上、該ストッパ部材の外側
より前記水栓本体に対して前記吐水管の円筒状部を回転
可能に嵌め合わせ、且つ該円筒状部には周方向所定個所
に内向き突出状の被当接部を形成して、それら当接部と
被当接部との当接作用に基づいて該吐水管を回転規制す
るように成したことを特徴とする(請求項1)。
【0013】本願の別の発明は、請求項1において、前
記円筒状部の軸心方向両端部ないし近傍位置においてそ
れらの間を水密にシールするシール部材が装着されてお
り、それらシール部材間の軸心方向中間部において前記
ストッパ部材が前記水栓本体に組み付けられ且つ前記当
接部及び被当接部が該中間部位置に形成されていること
を特徴とする(請求項2)。
【0014】本願の更に別の発明は、請求項1又は2に
おいて、前記ストッパ部材が弾性を有しているとともに
周方向所定個所に嵌合せ用開口を有し、該開口を通じて
該ストッパ部材が前記水栓本体に対し軸心と直角方向に
嵌め合わされ、組み付けられていることを特徴とする
(請求項3)。
【0015】本願の更に別の発明は、請求項1,2又は
3において、前記水栓本体には混合水通路が形成されて
いるとともに、前記ストッパ部材には前記吐水管の回転
角度範囲内において該混合水通路と前記吐水管の内部通
路とを連通させる、該ストッパ部材を径方向に貫通する
連通口が設けられていることを特徴とする(請求項
4)。
【0016】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、水栓本体とは別体を成す略リング状のストッパ部材
を水栓本体に組み付け、そしてそのストッパ部材に形成
した径方向外向きの当接部と、吐水管における円筒状部
に内向き突出状に形成した被当接部との当接により吐水
管を回転規制するようにしたもので、本発明によれば、
周方向の異なった位置に当接部を備えたストッパ部材を
予め複数用意しておいて、そのストッパ部材を取り換え
るのみで簡単に且つ安価に吐水管の回転角度範囲を変更
することが可能となる。
【0017】請求項2の発明は、上記ストッパ部材を円
筒状部の軸心方向中間部において水栓本体に組み付ける
ように成したもので、本発明によれば、ストッパ部材に
おける当接部と円筒状部の被当接部との当接に基づく回
転規制力を円筒状部に対して、ひいては吐水管に対して
効果的に作用させることができる。
【0018】請求項3の発明は、上記ストッパ部材を、
周方向所定個所に嵌合せ用開口を有する形態と成し、そ
の開口を通じてストッパ部材を水栓本体に対して軸心と
直角方向に弾性的に嵌め合わせ、組み付けるように成し
たもので、本発明によれば、かかるストッパ部材を水栓
本体に対してワンタッチで簡単に組み付け或いは取り外
すことができる。
【0019】請求項4の発明は、水栓本体に形成された
混合水通路と吐水管の内部通路とを吐水管の回転角度範
囲内において連絡する連通口をストッパ部材に設けたも
ので、本発明によれば、吐水管における内部通路の基端
が、ストッパ部材を配置した円筒状部の軸心方向中間位
置に位置している場合においても、そのストッパ部材に
形成した連通口を通じて水栓本体側の混合水を、吐水管
の全回転角度範囲内において良好に吐水管の内部通路へ
と流出させることができる。
【0020】
【実施例】次に本発明をキッチン用のシングルレバー式
湯水混合水栓に適用した場合の実施例を図面に基づいて
詳しく説明する。図3において、10はカウンター12
上に設置されたシングルレバー式の湯水混合水栓で、吐
水管14を有している。吐水管14は管状の本体部16
と、先端部の吐水口18と、基端部の円筒状部20とを
備えて成り、その円筒状部20において水栓本体28に
対しその軸心周りに回転可能に嵌合され、組み付けられ
ている(図5参照)。
【0021】22は操作用のレバーであって、このレバ
ー22を図3中P方向に上下回動させることで吐水と止
水及び吐水量調整が行われ、またQ方向に左右回動させ
ることで湯と水の混合量比が調整される。
【0022】図4に示しているように、カウンター12
の下側には湯又は水を水栓本体28(図5)に供給する
ための一対のサプライ管24が配設されている。これら
サプライ管24上には逆止弁装置26が設けられてい
る。
【0023】図5は吐水管14の組付構造を含む水栓1
0内部の構造を示したものである。同図において、28
は円形の外周面を有する樹脂製の水栓本体で、下端部に
径方向外方に環状に突出する鍔状部30を有しており、
この鍔状部30が、リング部材32との間にシール部材
としてのOリングを挟み込む状態で、カウンター12上
に起立状に設けられた円筒状の台座部材34上に載置さ
れている。
【0024】この鍔状部30からは周方向複数個所にお
いて係止爪36が下向きに延び出していて、この係止爪
36が、台座部材34の上端部外周面に形成された段差
部に係止され、抜け止めされている。38は下部化粧カ
バーであって、この下部化粧カバー38の内側に上記リ
ング部材32,台座部材34,係止爪36等が包み込ま
れている。
【0025】水栓本体28の内部には、これを縦方向に
貫通する一対の湯と水の供給通路40が形成されてお
り、それぞれに前記サプライ管24が接続されている。
水栓本体28には、また、湯と水の混合水を下向きに送
出する送出通路42と、送出通路42からの混合水を吐
水管14の内部通水路に導く本体側吐水通路44が形成
されている。
【0026】本体側吐水通路44に流入した混合水は、
吐水管14の回転範囲を規定するストッパ部材46に形
成された連通口48を通じて吐水管14の内部通路50
に流入する。尚、ストッパ部材46に形成された連通口
48は、吐水管14の所定回転角度範囲(角度θ(図8
及び図9参照))内において本体側吐水通路44を吐水
管14の内部通路50に連通させる位置及び形状で形成
されている。
【0027】図5に詳しく示しているように、前記吐水
管14基端部の樹脂製の円筒状部20は、内周面におい
て水栓本体28の外周面に且つその軸心周りに回転可能
に嵌合されている。この円筒状部20には、斜め上向き
に延びる樹脂製の枝管52が一体成形されており、この
枝管52の内部に金属製のパイプ部材54が挿入された
上、図示を省略する所定のジョイント部材でそれらが互
いに連結されている。本例においてはこれらパイプ部材
54と枝管52とによって、吐水管14における管状の
本体部16が構成されている。
【0028】吐水管14における円筒状部20の上側に
は、上部化粧カバー56が配設されている。この上部化
粧カバー56の内側には、水栓本体28の上端部におい
てセラミックディスクからなる固定弁体58が固設され
ており、またその上面側には可動のセラミックディスク
60を備えた可動弁体62が配置されており、それら各
弁体58,62におけるセラミックディスクの各面が摺
動可能且つ水密に接触させられている。
【0029】可動弁体62には、下向きに開口する混合
室64が形成されており、また固定弁体58には、湯と
水の供給通路40からの湯又は水を混合室64内に流入
させるための流入口66と、混合室64からの混合水を
送出通路42内に流出させるための流出口68とが設け
られており、それら流入口66と流出口68とが、可動
弁体62の移動に伴って互いに連通ないし遮断されるよ
うになっている。
【0030】上部化粧カバー56の内側には、位置固定
の円筒部材70と、円筒部材70に対して回転可能な回
転部材72とが配置されており、その回転部材72に対
して、係合アーム74がピン76の周りに上下回動可能
に連結されている。
【0031】ここで係合アーム74は、前記操作部とし
てのレバー22の基端部に一体に形成されたキャップ7
8に一体移動状態に固定されており、かかる係合アーム
74が、レバー22と一体に上下回動させられるように
なっている。
【0032】また回転部材72はレバー22と一体に左
右回転し、従ってレバー22の図3中P方向の上下回動
に伴って可動弁体62が図5中左右方向に進退し、また
レバー22の図3中Q方向の左右回動に伴って可動弁体
62が回転部材72とともに固定弁体58上を左右回動
する。
【0033】上記吐水管14の円筒状部20には、図5
に示しているように本体側吐水通路44の上側部位と下
側部位とにおいて、その内周面に保持凹部80,82が
形成されており、そこにシール部材としてのUパッキン
84が嵌込状に装着され、保持されている。
【0034】ここで上側の保持凹部80は、図6,図7
にも示しているように円筒状部20の内周面を径方向外
方に凹陥させることによって円筒状部20に直接形成さ
れており、また下側の保持凹部82は、円筒状部20の
内周面に形成した径方向外方の段下り部85にリング部
材86を嵌め込むことによって、その下側に間接的に形
成されている。
【0035】而して上側の保持凹部80は、円筒状部2
0の上端開口部に嵌込状に取り付けられた爪部材88に
よって、具体的には爪部材88の環状のリング状部90
によって上端部が閉鎖されており、また下側の保持凹部
82は、水栓本体28の鍔状部30によって下端部が閉
鎖されている。
【0036】また図2及び図5に示すように水栓本体2
8には、上下のUパッキン84の装着個所の内側におい
て、即ち吐水管14における円筒状部20の軸心方向中
間部において嵌込用の凹所100が形成されており、そ
こに樹脂製の略リング状を成すストッパ部材46が嵌め
込まれ、組み付けられている。
【0037】図1(A),(B)はストッパ部材46を
それぞれ別の角度から示した斜視図である。このストッ
パ部材46は全体として略リング状を成し、周方向所定
個所に且つ所定角度範囲に亘って嵌合せ用開口102が
形成されており、この開口102を通じてストッパ部材
46が水栓本体28に対しその軸心と直角方向に嵌め合
わされ、組み付けられている(図2参照)。ストッパ部
材46には、また、周方向に沿って独立した3つの連通
口48A,48B,48Cが設けられている。これら連
通口48A,48B,48Cは、ストッパ部材46を径
方向に貫通した形態で設けられている。
【0038】更にストッパ部材46には、周方向両端部
においてその外面に、即ち径方向外向きに当接部122
が突出状に形成されている。一方、吐水管14における
円筒状部20には、図8に明らかに示しているように一
対の内向き突出状の被当接部124が形成されており、
円筒状部20、つまり吐水管14が一定角度範囲回転し
た時点でそれら被当接部124と当接部122とが当接
させられ、以て吐水管14の回転端が規定されるように
なっている。
【0039】図1,図2,図7及び図8に示しているよ
うにストッパ部材46の内周面には、周方向両端より連
通口48B,48Cにかけて案内溝104が形成されて
おり、送出通路42の下端の送出口106(図5及び図
8)より送り出された混合水がこれら案内溝104を通
じて連通口48B又は48Cに案内されるようになって
いる。図1及び図2に示しているようにこのストッパ部
材46の軸心方向上端部と下端部との周方向所定個所に
おいて、内向きの突起108が形成されており、これら
突起108の前面が水栓本体28に形成した位置合せ面
110(図2及び図8)に当接させられている。
【0040】ストッパ部材46には、また、図7に示し
ているように内周面に一対のボス部112が形成されて
おり、これらボス部112の前面が、水栓本体28に形
成した対応するボス部114の対向面116に当接され
ている。
【0041】ストッパ部材46のボス部112には、更
に嵌合突起118がそれぞれ形成されており、これら嵌
合突起118が、水栓本体28のボス部114の嵌合孔
120内に嵌込状態とされている。
【0042】図8,図9はストッパ部材46の各連通口
48A,48B,48Cと吐水管14の回転による混合
水の流れを示す作用図である。図8においては、混合水
は送出口106より本体側吐水通路44に送り出され、
主に連通口48Aを通って吐水管14の内部通路50に
流入する。
【0043】図9(A)は、ストッパ部材46の連通口
48C側の当接部122と吐水管14の被当接部124
とが当接した状態を示している。この状態では、送出口
106より本体側吐水通路44に送り出された混合水は
主にストッパ部材46の案内溝104を通り、連通口4
8Cを経て吐水管14の内部通路50に流入する。
【0044】また図9(B)は連通口48B側の当接部
122と吐水管14の被当接部124とが当接した状態
である。この状態では混合水は主に送出口106から案
内溝104へ、そして連通口48Bを経て吐水管14の
内部通路50に流入する。
【0045】本例において、ストッパ部材46は水栓本
体28とは別体となっており、ストッパ部材46の当接
部122と吐水管14の被当接部124とを当接させる
ことにより吐水管14の回転規制を成す。従って本例に
おいては周方向の異なった位置に当接部122を形成し
たストッパ部材46を複数用意しておいて、これらを交
換するだけで、容易に吐水管14の回転角度範囲を変更
することができる。
【0046】またストッパ部材46を円筒状部20の軸
心方向中間部において水栓本体28に組み付けているた
め、ストッパ部材46の回転規制力を吐水管14に対し
て効果的に作用させることができる。更にストッパ部材
46を水栓本体28に対して弾性的に嵌め合わせるよう
になしているため、ストッパ部材46を水栓本体28に
対してワンタッチで簡単に脱着可能である。
【0047】更に、本例においてはストッパ部材46が
円筒状部20の軸心方向中間部に位置しているにも拘ら
ず、即ちストッパ部材46と吐水管14における本体部
16の内部通路50の基端とが、同じく円筒状部20の
軸心方向中間位置に位置しているにも拘らず、本例にお
いてはストッパ部材46にこれを径方向に貫通する連通
口48A,48B,48Cが形成されているため、送出
口106により送り出された混合水は、吐水管14の全
回転角度範囲内においてそのストッパ部材46の連通口
48A,48B,48Cを通じて吐水管14の内部通路
50に良好に流出することができる。
【0048】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である吐水管の回転規制構造
におけるストッパ部材の拡大斜視図である。
【図2】図1のストッパ部材及びストッパ部材を装着す
る水栓本体の斜視図である。
【図3】図1及び図2のストッパ部材,水栓本体を備え
た湯水混合水栓をキッチンカウンター上に設置した状態
で示す斜視図である。
【図4】図3の水栓にサプライ管を接続した状態を示す
図である。
【図5】図3,図4の水栓の断面構造を図1及び図2の
ストッパ部材を含む本発明の実施例の吐水管の回転規制
構造とともに示す図である。
【図6】図3,図4の水栓を各部品に分解して示す分解
斜視図である。
【図7】図3,図4の水栓を各部品に分解して示す断面
図である。
【図8】図3,図4の水栓でストッパ部材の装着状態を
示す断面図である。
【図9】図3,図4の水栓においてストッパ部材の作用
を示す断面図である。
【図10】従来の水栓の回転規制構造を示す図である。
【符号の説明】
14 吐水管 20 円筒状部 28 水栓本体 46 ストッパ部材 48 連通口 84 Uパッキン 102 開口 122 当接部 124 被当接部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部に円筒状部を備えた吐水管を、該
    円筒状部の内周面において水栓本体の外周面に回転可能
    に嵌め合わせ、以て該吐水管を該水栓本体に組み付けた
    形態の水栓における該吐水管の回転規制構造であって前
    記水栓本体とは別体を成す部材であって、全体として略
    リング状を成し、外周面の周方向所定個所に径方向外向
    きに突出する当接部を備えたストッパ部材を、該水栓本
    体に相対回転不能に組み付けた上、該ストッパ部材の外
    側より前記水栓本体に対して前記吐水管の円筒状部を回
    転可能に嵌め合わせ、且つ該円筒状部には周方向所定個
    所に内向き突出状の被当接部を形成して、それら当接部
    と被当接部との当接作用に基づいて該吐水管を回転規制
    するように成したことを特徴とする水栓における吐水管
    の回転規制構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記円筒状部の軸心
    方向両端部ないし近傍位置においてそれらの間を水密に
    シールするシール部材が装着されており、それらシール
    部材間の軸心方向中間部において前記ストッパ部材が前
    記水栓本体に組み付けられ且つ前記当接部及び被当接部
    が該中間部位置に形成されていることを特徴とする水栓
    における吐水管の回転規制構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記ストッパ
    部材が弾性を有しているとともに周方向所定個所に嵌合
    せ用開口を有し、該開口を通じて該ストッパ部材が前記
    水栓本体に対し軸心と直角方向に嵌め合わされ、組み付
    けられていることを特徴とする水栓における吐水管の回
    転規制構造。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、前記水栓
    本体には混合水通路が形成されているとともに、前記ス
    トッパ部材には前記吐水管の回転角度範囲内において該
    混合水通路と前記吐水管の内部通路とを連通させる、該
    ストッパ部材を径方向に貫通する連通口が設けられてい
    ることを特徴とする水栓における吐水管の回転規制構
    造。
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