JPH09134552A - トラッキング方法と記憶装置 - Google Patents

トラッキング方法と記憶装置

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JPH09134552A
JPH09134552A JP23376496A JP23376496A JPH09134552A JP H09134552 A JPH09134552 A JP H09134552A JP 23376496 A JP23376496 A JP 23376496A JP 23376496 A JP23376496 A JP 23376496A JP H09134552 A JPH09134552 A JP H09134552A
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signal
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Application number
JP23376496A
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English (en)
Inventor
Hajime Koyanagi
肇 小柳
Sumio Hosaka
純男 保坂
Akira Imura
亮 井村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走査型プローブ顕微鏡の技術を応用した記憶装
置において、数十ナノメータ以下のサイズの高密度情報
の記録および/または再生を高速且つ高精度に行うため
の新規なトラッキング機構を提供すること。 【解決手段】トラッキングの為の凹凸構造を表面に持つ
記録媒体と、情報の書込み読出し及び消去を行う探針を
持つ板バネと、板バネの撓み及び捩じれを検出する手段
とを有し、かつ、探針と記録媒体とを接近又は接触させ
た状態で板バネの固定端と自由端とを結ぶ方向に相対移
動させ、凹凸構造による板バネの捩じれの大きさ及び向
き、或いは撓みの大きさ及び捩じれの向きをフィードバ
ック信号としてトラッキングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の記録および
/または再生時のトラッキング方法およびそれによる記
憶装置に係り、特に数十ナノメーター以下のサイズの記
録ビットの高速な記録および/または再生を行うのに有
効なトラッキング方法に関するものであり、超高密度フ
ァイルメモリー開発の基盤技術として利用できる。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の進展は目覚ましく、
より多くの情報を記憶できる技術の開発が要求されてい
る。現在、ファイルメモリーの研究分野では、数十ナノ
メーター以下のサイズの高密度化を可能とする技術が求
められている。その有望な候補として、走査型トンネル
顕微鏡に代表される走査型プローブ顕微鏡の技術があ
る。その原子サイズまでの空間分解能と原子サイズまで
の微細加工を可能とする原理に着目し、記憶装置への応
用、及びその実用化が精力的に進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】走査型プローブ顕微鏡
の技術を応用した記憶装置においては、探針を用いて、
電気的、磁気的、熱的、光学的、あるいは力学的な方
法、あるいはそれらの組合せによって、媒体表面に例え
ばナノメータサイズの情報を高密度に記録し、探針と媒
体とを接近させた状態で生じる何らかの物理現象を検出
することによって、その高密度記録された情報を再生す
る。
【0004】この様な数十ナノメータ以下のサイズの高
密度情報の記録および/または再生を高速且つ高精度に
行うためには、数十ナノメータ以下の幅のトラックに沿
った情報の記録および/または再生が必要になる。
【0005】本発明は、数十ナノメータ以下のサイズの
高密度情報の記録および/または再生を高速且つ高精度
に行うための記憶装置の新規なトラッキング機構を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、トラッキングの為の凹凸構造を表面
に持つ記録媒体と、情報の書込み、読出しまたは消去を
行う探針付き板バネと、板バネの撓み及び捩じれの大き
さ及び向きを検出する手段とを有し、かつ、探針と記録
媒体とを接近又は接触させた状態で板バネの固定端と自
由端とを結ぶ方向に相対移動させ、凹凸構造による板バ
ネの捩じれの大きさ及び向き、或いは撓みの大きさ及び
捩じれの向きをフィードバック信号としてトラッキング
を行う手段を有した記憶装置である。また、上記構成に
加えて、トラッキングを回転座標系に沿って行う手段、
或いはトラッキングを直交座標系に沿って行う手段を設
けた記憶装置でもある。
【0007】また、記録媒体表面のトラッキングの為の
凹凸構造がピット、マウンド、グルーブ、あるいはそれ
らの組合せである記憶装置でもある。
【0008】また、複数のピット、マウンド、グルー
ブ、あるいはそれらの組合せから検出される板バネの捩
じれの大きさ及び向き、あるいは撓みの大きさ及び捩じ
れの向きに相当する複数の信号から、トラック中心から
のズレ量に対応する一つの信号を見出して、これをフィ
ードバック信号としてトラッキングを行う手段を有した
記憶装置でもある。
【0009】本発明の動作を詳述すると、探針付き板バ
ネの探針と記録媒体表面を接近させると、その間に原子
間力が作用する。そこで、探針と記録媒体とを板バネの
固定端と自由端とを結ぶ方向に相対移動させながら、記
録媒体表面にあらかじめ形成されているトラッキングの
為の凹凸構造により生じる板バネの捩じれの大きさ及び
向き、或いは撓みの大きさ及び捩じれの向きを検出し、
フィードバック制御により、探針をトラックに沿って移
動させる。
【0010】この手段を用いた場合には、数十ナノメー
タ以下の幅のトラックに沿った探針の高速な移動が可能
となり、数十ナノメータ以下のサイズの記録情報の書き
込み、読み出しまたは消去を高速且つ高精度に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を具体的に
説明する。
【0012】実施例1 図1は高速且つ高精度なトラッキングを実現するための
実施例であるブロック構成を示す。この実施例では、図
2(a)に示す様な記録媒体表面にトラッキングのため
のグルーブ101を持つディスク状のシリコン製の記録
媒体100を用いた。グルーブ101は半導体プロセス
により約500nmのトラックと300nmのグルーブ
とが交互に配置される形で形成された。グルーブの間に
挟まれた部分がトラック102になり、その部分に例え
ば、凸構造により記録情報を書き込む。
【0013】本実施例の場合、記録情報の書き込みは、
探針と記録媒体の間に電圧パルスを印加して、探針先端
原子を電界蒸発させて、凸構造を形成することにより行
ったが、これは記録媒体上に凸構造を形成できる方法で
あれば、任意のものが採用できる。
【0014】本発明は、勿論、本実施例の様に凹凸構造
を形成する他に、相変化膜の抵抗加熱による相変化書き
込み、磁気媒体の抵抗加熱による磁化反転、誘電体材料
を用いた電気分極反転等、他のどの様な方法にも適用可
能であり、夫々に対応した読み出し方法を取れば良い。
ただし、探針による読み出しにおいて、探針がトラック
内にあれば必ず情報を読み出せるように、記録ビットの
直径(トラックと直角方向の長さ)がトラック幅に実質
的に一致している必要がある。
【0015】まず、図1のブロック構成図における各部
の動作の説明から行う。動径方向粗動装置9、動径方向
微動装置8、z方向粗動装置7、z方向微動装置6がカ
スケードに配置され、この動径方向粗動装置9の一端は
装置基部1000に固着され、z方向微動装置6の一端
は後述する 板バネ 3を支持する為の保持体2000を
保持している。
【0016】データの記憶あるいは読み出し、例えば、
本発明にかかわる記録装置を備えたパソコンの使用者が
データを記録しようとしたときの操作に対応して、z方
向粗動制御装置20に信号on-aが加えられ、一定電圧を
積分する動作により一定の増加率の電圧が得られる。こ
れがz方向粗動装置7に加えられて、この電圧に対応し
た距離だけ板バネ3の一端に設けられた探針2を記録媒
体100に接近させる。探針2がこれにより記録媒体1
00に押し付けられていくと、探針2に記録媒体100
からの垂直抗力が作用する。この垂直抗力により記録媒
体100の表面形状に応じて板バネ3に撓み及び捩じれ
が生じる。
【0017】この変形は半導体レーザ4及び2軸ポジシ
ョンセンサ5で構成される光テコ検出系で検出され、そ
の検出信号は撓み/捩じれ検出回路11へ送られる。撓
み/捩じれ検出回路11では、得られた2軸ポジション
センサ5の出力から撓み信号と捩じれ信号が生成され
る。撓み信号はz方向制御部12とデータ抽出部13に
送られ、捩じれ信号はオフセット生成部14へ送られ
る。
【0018】z方向制御部12は、板バネ3の撓みが一
定になるようにz方向微動装置6へ駆動信号を出力し、
フィードバック制御する。このz方向微動装置6への出
力信号がレベル検出回路40に設定された予定値を越え
たとき、レベル検出回路40から信号が出されて、z方
向粗動制御装置20の積分動作を停止させるoff-a信号
となる。これによって、z方向粗動装置7に加えられる
電圧はその積分値に保持される。このレベル検出回路4
0からの信号は、同時に、動径方向粗動制御装置30の
動作を開始させる信号on-bとして利用される。
【0019】信号on-bが加えられた動径方向粗動制御装
置30は、動径方向粗動装置9に行き先トラック番号と
現在トラック番号との差に応じた電圧を加える。現在ト
ラック番号はデータ抽出部13が、後述するように、デ
ータを読み取るときに、併せて、トラック番号を読み取
ることにより、この出力信号として与えられる。動径方
向微動装置8は後述するように、オフセット生成部14
の出力が加えられて探針2がトラックから外れないよう
に微細な追従制御を行う。データ記録後、z方向粗動制
御装置20には、パソコンのOSからreset信号が与え
られる。これにより、z方向粗動制御装置20の保持し
ていた電圧はリセットされ、したがって、z方向粗動装
置7により探針2は媒体表面から退避させられる。図1
(b)はz方向粗動制御装置20に対する各種の制御信
号とこれに応じた電圧変化の状態を示す。
【0020】記録情報である凸構造が形成されている記
録媒体100を回転駆動装置10により高速に回転させ
ると、この凸構造による高周波の信号にフィードバック
制御が応答できず、板バネ3の撓みがこの凸構造に対応
して変化する。データ抽出部13は、撓みの変化からそ
の凸記録情報に対応する信号を抽出してデータを読み取
る。即ち、板バネ3を探針2に作用する力が一定になる
ように制御することができないため、板バネ3は凸構造
に対応して変形を繰り返すから、これによって凸構造に
よるデータを読み取ることができる。
【0021】勿論、z方向制御部12は、記録媒体10
0のうねり等の緩やかな変形に対しては、フィードバッ
ク制御により板バネ3の撓みが一定になるようにz方向
微動装置6へ駆動信号を出力する。
【0022】また、オフセット生成部14は、送られて
きた捩じれ信号に応じてオフセット電圧を生成し、動径
方向微動装置8の動径方向圧電素子に印加する。板バネ
3の固定端と自由端とを結ぶ方向をトラック102方向
に平行に配置させることにより、この捩じれ信号はトラ
ック中心からのズレの大きさ及び向きを反映するので、
トラッキング信号として利用することが出来る。オフセ
ット生成部14は、板バネ3の捩じれがなくなるよう
に、即ち探針2がトラック102に追従する様に動径方
向微動装置8へトラッキングのためのオフセット電圧を
出力する。
【0023】次にトラッキング機構の詳細な説明を行
う。記録媒体100面内方向の探針2の移動は、動径方
向粗動装置9及び回転駆動装置10により、回転座標系
に沿って行う。探針2がトラック102からそれて、グ
ルーブ101の側面部分に入ると、図3(a)に示す様
な垂直抗力Nが探針2に作用する。その垂直抗力Nの記
録媒体100面に平行なラテラル成分、いわゆるラテラ
ルフォースにより板バネ3は捩じれる。実際には探針2
にはその他に動摩擦力も作用し、それによる捩じれも生
じている。この影響は、トラッキングのための凹凸構造
によるラテラルフォースに対し、動摩擦力の大きさが無
視できる程小さい記録媒体及び探針材料の組合せを選択
するか、あるいは媒体表面に潤滑剤を塗ることで回避で
きる。
【0024】図4は探針2がトラック102上に有る場
合と、トラック102からそれた場合との信号関係を模
式的に示すものである。図4(a)はトラック102の
断面形状である。図4(b)は探針2の動径方向rの位
置と捩じれ信号の関係を表している。この信号が撓み/
捩じれ検出回路11によりオフセット生成部14へ出力
される。実際には、凸記録情報による捩じれも生じてい
るが、凸記録情報であるか、グルーブであるかは撓み信
号により判別することができる。すなわち、凸記録情報
であれば、これに対応した撓み信号が同時に発生するか
ら、この撓み信号が十分に大きいときは凸記録情報によ
る捩じれであることが分かる。グルーブの場合だけ、オ
フセット生成部14は図4(c)に示すように、探針2
をトラック内に戻すのに必要なオフセット電圧を動径方
向微動装置8へ出力する。これにより幅500nmのト
ラック102に対してトラッキング制御しながら、高速
に記録情報の書き込み、読み出し、あるいは消去を行う
ことが出来る。
【0025】図7はこの記録情報の読み出し、トラッキ
ングの為のオフセット信号作成の働きを説明する図であ
る。記録媒体100の表面には、図の上部に示すよう
に、記録媒体を上面から見た形で、グルーブAとBに挟
まれてトラックが形成され、トラック上にデータに対応
した凸記録ビットが作られている。今、このトラックと
探針とが相対的に移動する分けであるが、図の上部に矢
印付きの太い線で示すように、探針が凸記録ビット上を
通過しながら、時にトラックから脱落する。また、この
過程で撓み信号、捩じれ信号が得られる。撓み信号、捩
じれ信号の発生の時点と極性とに着目すると分かるよう
に、撓み信号が正の方向に変動し、あるレベル以上ある
時に凸記録ビットに対応するデータが得られる。撓み信
号が負の方向に変動し、かつ、捩じれ信号が存在する時
はトラックからグルーブへの斜面を落ち始めていること
を意味するから、捩じれ信号の極性に対応してトラッキ
ングの為のオフセット信号を生成することとすれば良
い。さらに、なんらかの原因で探針がグルーブへの斜面
或はグルーブに落ち込んだ状態が続くとZ方向制御部1
2から制御信号が出されるから、この信号が長い時間続
くときはやはりオフセット信号を生成することが必要で
ある。
【0026】この実施例ではグルーブの間に挟まれた部
分がトラックであるが、グルーブをトラックとして、グ
ルーブの底面に記録情報を書き込む場合でも、トラック
とグルーブの間に存在する急傾斜に着目した制御を行な
えば、同様なトラッキング制御を行うことが出来ること
は言うまでもない。
【0027】また、この実施例では探針と記録媒体が接
触した、即ち原子間力顕微鏡の分野でよく使われるコン
タクトモードの場合である。もちろんノンコンタクトモ
ードやタッピングモードでも、凹凸構造からのファンデ
ルワールス力のラテラル成分による板バネの捩じれをト
ラッキング信号とすることにより、同様なトラッキング
制御を行うことが出来るのは言うまでもない。
【0028】実施例2 この実施例では、図2(b)に示す様な不連続なトラッ
キングマークを持った記録媒体110を使用した。トラ
ッキングマークは半導体プロセス、フォトリソグラフ
ィ、あるいは走査型プローブ顕微鏡を用いたリソグラフ
ィにより形成された直径約50nmのマウンド111で
ある。この場合トラック112の幅はこのマウンド11
1の直径とほぼ一致することになる。この様なトラック
112が約200nm間隔で形成されている。本実施例
では、記録情報はトラッキングマークであるマウンド1
11の間に書き込まれる凹構造である。この書き込み
は、探針と記録媒体の間に電圧パルスを印加して、媒体
表面原子を電界蒸発させて行った。すなわち、本実施例
によれば、平坦な記録媒体の面上にトラッキングの為の
マウンドが適当な周期で形成され、このマウンド間に信
号に対応する凹部が形成されていることになる。
【0029】本実施例の場合も、凹凸構造を形成する他
に、相変化膜の抵抗加熱による相変化書き込み、磁気媒
体の抵抗加熱による磁化反転、誘電体材料を用いた電気
分極反転等、他のどの様な方法にも適用可能である。た
だし、探針による読み出しにおいて、探針がトラック内
にあれば必ず情報を読み出せるように、記録ビットの直
径がトラック幅にほぼ一致、若しくはトラック幅よりや
や大きいのが良いが、大きすぎると、トラック間のクロ
ストーキングの原因となる可能性がある。
【0030】図5に示すブロック図を用いて、この実施
例の構成を説明する。エラー生成部15以外の各ブロッ
クの動作は実施例1と同じである。また、装置の起動時
の動作及び停止時の動作も実施例1と同じである。エラ
ー生成部15は、撓み/捩じれ検出回路11から送られ
てくる捩じれ信号のピーク検出を行い、このピーク値を
オフセット生成部14へ出力する。捩じれ信号はトラッ
キングマークであるマウンド111のみならず記録情報
である凹構造からも生じる。捩じれ信号がマウンドから
のものか、記録情報の凹構造からのものかは、板バネの
撓みの変動方向により撓み信号で判別することができ
る。この点については、実施例1と同様である。エラー
生成部15は、撓み/捩じれ検出回路11から送られて
くる捩じれ信号のうち、マウンドによるもののみのピー
ク検出を行い、このピーク値をオフセット生成部14へ
出力する。
【0031】次に、図3(b)、図6によりトラッキン
グ機構の詳細な説明を行う。図3(b)に示す様に、探
針2がマウンド111を通過する時、トラック中心から
ずれているとマウンド111の側面からの垂直抗力Nに
より板バネ3が右または左に捩じれる。
【0032】図6は探針2がトラック112上に有る場
合と、トラック112からそれた場合との信号関係を模
式的に示すものである。図6(a)はマウンド111の
断面形状である。図6(b)は探針2の動径方向rの位
置とマウンド111からの捩じれ信号のピーク値の関係
を表している。図6では、たわみ信号の波形を省略した
が、これは、マウンド111の形状と実質的に同じであ
る。板バネ3からの信号が撓み/捩じれ検出回路11に
より検出されるが、この出力のうち、捩じれ信号からエ
ラー生成部15が検出するピーク値が図6(b)に示す
ものとなる。このグラフは、一つのピーク値に対して二
つの動径位置rが対応しているが、これは板バネ3の撓
み量で区別することができる。従って、このピーク値と
撓み信号により、ピーク値と図6(c)のオフセット電
圧は一対一に対応させることができる。オフセット生成
部14は図6(c)に示すように、探針2をトラック中
心に戻すのに必要なオフセット電圧を動径方向微動装置
8へ出力する。これにより幅50nmのトラック112
に対してトラッキング制御を行うことが出来る。
【0033】図8はこの記録情報の読み出し、トラッキ
ングの為のオフセット信号作成の働きを説明する図であ
る。記録媒体110の表面には、トラッキングのための
マウンドが作られ、このマウンドの間に記録データに対
応する凹記録ビットが形成された形でトラックが構成さ
れる。今、このトラックと探針とが相対的に移動する分
けであるが、図に矢印付きの太い線で示すように、探針
がマウンド上及び凹記録ビット上を通過しながら、時に
トラックから脱出する。また、この過程で撓み信号、捩
じれ信号が得られる。撓み信号、捩じれ信号の発生の時
点と極性とに着目すると分かるように、撓み信号が負の
方向に変動し、あるレベル以上ある時に凹記録ビットに
対応するデータが得られる。撓み信号が正の方向に変動
し、かつ、捩じれ信号が存在する時はマウンドの中心の
上を正しく移動していないことを意味するから、捩じれ
信号の極性に対応してトラッキングの為のオフセット信
号を生成することとすれば良い。このため、撓み信号、
捩じれ信号ともに、ピーク値を検出し、これを利用する
こととすれば良い。
【0034】記録情報の書き込み、読み出し、あるい
は、消去は、以下の通常の光記録等で使用されている方
法によりトラッキング制御と分離して行うことができ
る。トラッキングマークであるマウンドをトラック一周
に一定の数だけ形成しておくことにより、記録媒体を回
転させると、このトラッキングマークが一定の周期で表
れる。従って、トラッキングマークの間のデータ領域で
記録情報の書き込み、読み出し、あるいは、消去を行う
ようにすれば、時間的にトラック信号とデータ信号を分
離できる。
【0035】この実施例ではマウンドがトラッキングマ
ークであるが、ピットをトラッキングマークとした場合
でも、凸構造を記録情報として同様なトラッキング制御
を行うことが出来ることは言うまでもない。また、この
実施例では探針と記録媒体が接触した、即ち原子間力顕
微鏡の分野でよく使われるコンタクトモードの場合であ
るが、もちろんノンコンタクトモードやタッピングモー
ドでも、凹凸構造からのファンデルワールス力のラテラ
ル成分による板バネの捩じれをトラッキング信号とする
ことにより、同様なトラッキング制御を行うことが出来
ることは言うまでもない。
【0036】実施例3 この実施例では、図2(c)に示す様なランド121と
トラック122を持った記録媒体120を使用した。図
2(a)と対比して明らかなように、ランドとトラック
とは滑らかに連続した波の繰り返しとして形成されてい
るので、より高密度の記録装置が構成できる。この構成
としたときは、図3(c)に示すように、より安定な位
置である、ランド121間の部分をトラック122とし
て使用する。この例では、図3(b)と逆関係になる
が、探針2がトラックから外れようとすると垂直抗力N
が発生するから、これを利用してトラッキングができ
る。
【0037】図12は、実施例2における図6と同様
に、探針2がトラック122上に有る場合と、トラック
122からそれた場合との信号関係を模式的に示すもの
である。図12(a)はトラック122の断面形状であ
る。(b)は探針2の動径方向rの位置とトラック12
2からの捩じれ信号との関係を表している。捩じれ信号
が0になるようにサーボ制御することでトラック122
に対してトラッキング制御する。
【0038】図13は、記録情報の読み出しの働きを説
明する図である。図の上部左側に断面形状を示したよう
に、記録媒体120の表面には、トラッキングのための
ランドが作られ、このランド間に記録データに対応する
凹記録ビットが形成された形でトラックが構成される。
今、このトラックと探針とが相対的に移動する分けであ
るが、図に矢印付きの太い線で示すように、探針がトラ
ック上及び凹記録ビット上を通過する。この例では、探
針は最も安定な位置に配置されているから大きくトラッ
クから逸脱することはないが、図12に示すように中心
位置からのずれに応じて捩じれ信号が発生する。また凹
記録ビットに対応して撓み信号の変化が得られる。この
撓み信号はデータとして使用される。ここでpitに対応
して表われる捩じれ信号はFig.12(b)の捩じれ信号と比
較して周波数が非常に高いものであるから動経方向制御
部18が追従できず、結局無視されることなり、これに
より無用なトラッキング動作が行われることはない。
【0039】図10に、記録ビットの信号検出部を光て
こから圧電抵抗歪ゲージ17に置き換えた実施例を示
す。この実施例では、板バネ3に圧電抵抗歪ゲージ17
が張り付けられ、この出力が撓み/捩じれ検出回路11
に導入される。撓み/捩じれ検出回路11の出力のうち
捩じれ信号が動径方向制御部18に導入され、捩じれ信
号が常に0(トラック中心)になるように制御するため
の信号を動径方向微動装置8に出力する。撓み/捩じれ
検出回路11の出力のうち撓み信号がz方向制御部12
およびデータ抽出部13にそれぞれ導入される。z方向
制御部12では、探針2と記録媒体120の間に一定の
斥力が働くように、撓み信号をある一定値になるように
制御するための信号を発生し、これがz方向微動装置6
に加えられる。データ抽出部13では、z方向制御部1
2の処理する信号の周波数帯域より高周波側にある凹記
録ビットによる撓み信号を抽出する。
【0040】本実施例の上述の部分以外は、図1あるい
は図5で示したものと本質的に同じであるから、説明は
省略する。また、記録情報を凸記録ビットとする場合
も、上述の部分をこれに応じて変更することで対応でき
るが、説明は省略する。
【0041】つぎに、撓み/捩じれ検出回路11の具体
例を図11を参照して説明する。板バネ3は、先端の探
針2の部分を除いて、2分割されており、それぞれの部
分に、圧電抵抗歪ゲージ171、172が張り付けられ
ている。これらの抵抗R+△R1、R+△R2は、ホイー
トストンブリッジB1、B2の一辺に挿入されている。探
針2が記録媒体120の表面の形状に対応して追従し、
板バネ3が変形することに対応してこれらの抵抗値が変
化するから、各ホイートストンブリッジB1、B2の差動
増幅器G1、G2の出力a、bがこれに対応して変化す
る。差動増幅器G1、G2の各出力a、bを演算回路によ
り、a+bを演算して撓み信号を、a−bを演算して捩
じれ信号を得ることができる。
【0042】実施例4 二つの探針を用いたマルチプロ−ブの実施例を図9によ
り説明する。この実施例では、図2(b)に示す様な不
連続なトラッキングマ−クであるマウンド111をトラ
ック112上に持った記録媒体110を使用した。マウ
ンド111の直径は約50nmである。この様なトラッ
ク112が約800μm間隔で形成されている。本実施
例では、記録情報はトラックとトラックの間のデ−タ領
域に書き込まれる凹構造である。この書き込みは、探針
と記録媒体の間に電圧パルスを印加して、媒体表面原子
を電界蒸発させて行った。
【0043】この実施例では、探針A及び板バネAがト
ラッキング専用、探針B及び板バネBが記録/再生専用
に使われる。探針A及び板バネAは実施例2と同様にマ
ウンド111を検出し、板バネAの撓み及び捩じれを使
ってトラック112に対するトラッキングが行われる。
探針B及び板バネBは、支持台16に探針A及び板バネ
Aと共に固定されており、探針Aと探針Bの距離は約4
00μmになっている。従って、探針B及び板バネBに
より、探針A及び板バネAとは独立にデ−タ領域113
内に情報を記録し、またその情報を再生することができ
る。この実施例の場合、記録媒体の回転中に探針A及び
探針Bが記録媒体表面に常に接触させておくために、板
バネA及び板バネBを十分に撓ませておく必要がある。
また、この様な二組の探針を複数使って、それぞれ独立
にトラッキング及び記録/再生を行うこともできる。
【0044】本実施例においては、探針Bによる読み出
しを探針Bがデータ領域113内にあれば必ず情報を読
み出せるようにするために、記録ビットの直径をトラッ
ク112上のマウンド111の直径の3倍程度とするの
が良い。すなわち、トラッキングのための探針Aがマウ
ンド111の両サイドの限界の位置にある場合に記録、
読み出しができるためには、この位置での探針Bによる
記録、読み出しができる必要があるからである。
【0045】その他の実施例 記録情報を凸及び凹構造あるいはこれと他の情報記録手
法を併用することにより多値記録の場合の実施例を説明
する。単純には凸及び凹構造を記録情報として、トラッ
キングの方法を実施例2と同様にすることで3値記録が
容易に実現できる。記録情報の書き込み、読み出し、あ
るいは、消去は、以下の通常の光記録等で使用されてい
る方法によりトラッキング制御と分離して行うことがで
きる。トラッキングマ−クであるマウンドをトラック一
周に一定の数だけ形成しておくことにより、記録媒体を
回転させると、このトラッキングマ−クが一定の周期で
表れる。従って、トラッキングマ−クの間のデ−タ領域
で記録情報の書き込み、読み出し、あるいは、消去を行
うようにすれば、時間的にトラック信号とデ−タ信号を
分離できる。この場合、トラッキング制御とは独立に、
デ−タ領域で記録情報の書き込み、読み出し、あるい
は、消去を行うことができる。探針と記録媒体の間に電
圧パルスを印加して、媒体表面原子を電界蒸発させる、
あるいは探針原子を電界蒸発させて原子を媒体表面に供
給することにより、凸及び凹構造を形成する。この凸及
び凹構造を記録情報に対応させることにより、3値記録
を行うことができる。
【0046】凸及び凹構造の他に、記録媒体表面からの
電気的、磁気的な力をも記録情報として併用し、これを
多値データとすれば、4値以上の多値記録が実現でき
る。
【0047】上述の各実施例はトラッキング信号となる
板バネの捩じれや撓みが、記録媒体表面の凹凸構造から
の力により生じる場合であるが、もちろんこの力が記録
媒体表面からの電気的、磁気的な力、あるいはそれらの
組合せの場合でも同様なトラッキング制御を行うことが
出来る。この場合、強誘電体を用いた電気分極媒体と導
電性探針、あるいは磁気媒体と磁性探針の組合せを用い
る。トラッキング用の分極パターンを予め媒体に形成し
ておく。この分極パターンからの電気的あるいは磁気的
な力のラテラル成分による板バネの捩じれをトラッキン
グ信号に利用することにより、実施例1、2と同様なト
ラッキング制御を行うことが出来る。
【0048】記録情報を凹構造とする場合についてみる
と、前述の実施例では、電界蒸発によるものとしたが、
これを機械的な押圧によるものとすることもできる。例
えば、図10の実施例において、同図(b)に示すよう
に、圧電抵抗歪ゲージ17を張り付けた板バネ3をバイモ
ルフ型の圧電素子3000を介して保持体2000に取
り付ける。そして、凹構造の情報の記録をするときはバ
イモルフ型の圧電素子3000に所定の電圧を印加し
て、探針2が記録媒体の表面に強く押しあてられるよう
に制御し、情報を読み出すときはバイモルフ型の圧電素
子3000には電圧を印加することなく単なる構造物と
して圧電抵抗歪ゲージ17を張り付けた板バネ3と保持体
2000とを連結するものとして扱えば良い。
【0049】さらに、記録媒体と探針との相対的な移動
は、実施例1、2のように回転によるものに限らず、X
−Y座標系による直線移動とする場合でも本願発明は適
用できることは云うまでもない。図14は図10に示す
実施例の回転スピンドル10に代えて圧電素子によって
Y方向に駆動されるステージ4000を採用してこれを
実現したときのブロック構成を示す。このときは、動径
方向微動装置8、動径方向粗動装置9、動径方向粗動制
御装置30が、それぞれX方向微動装置8、X方向粗動
装置9、X方向粗動制御装置30に置換され、動経方向
制御部18をx方向制御部18に置換すれば良い。この
構成での動作は、回転に代えY方向の駆動とし、動径方
向の制御をX方向の制御とすれば良いから、具体的な説
明は省略する。
【0050】また、上記すべての実施例で、探針2、板
バネ3、半導体レーザ4、2軸ポジションセンサ5、圧電抵
抗歪ゲージ17、保持体2000、バイモルフ型圧電素子300
0、および微動/粗動装置6、7、8、9の一部あるいはす
べてをスライダーに搭載して、探針2のz方向の制御を
スライダーで行うこともできる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、数
十ナノメータ以下の幅のトラックに沿った探針の高速な
移動が可能となるため、数十ナノメータ以下のサイズの
記録情報の書き込み、読み出し、消去を高速且つ高精度
に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明の実施例1のブロック構
成およびその構成要素のうちz方向粗動制御装置の動作
を説明する波形を示す図。
【図2】(a)、(b)および(c)は本発明が適用でき
る記録媒体の例を示す図。
【図3】(a)、(b)および(c)は図2の記録媒体の
トラックマーク構造を通過する時の探針先端に作用する
抗力、及び板バネの捩じれを示す図。
【図4】(a)、(b)および(c)は実施例1に係る
トラック断面形状、捩じれ信号、及びオフセット電圧を
示す図。
【図5】本発明の実施例2のブロック構成を示す図。
【図6】(a)、(b)及び(c)は実施例2に係るマ
ウンド断面形状、捩じれ信号(ピーク値)、及びオフセ
ット電圧を示す図。
【図7】実施例1における記録情報の読み出し、トラッ
キングの為のオフセット信号作成の働きを説明する図。
【図8】実施例2における記録情報の読み出し、トラッ
キングの為のオフセット信号作成の働きを説明する図。
【図9】マルチプロ−ブ構成とした実施例を説明する
図。
【図10】a)および(b)は本発明の実施例3のブロック
構成およびその一部の変形の構成を示す図。
【図11】本発明の実施例3の撓み/捩じれ検出回路の
構成の一例の詳細を示す図。
【図12】実施例3における記録情報の読み出し、トラ
ッキングの為のオフセット信号作成の働きを説明する
図。
【図13】実施例3における記録情報の読み出しの働き
を説明する図。
【図14】本発明の他の実施例のブロック構成を示す
図。
【符号の説明】
100、110、120…記録媒体、101…グルー
ブ、111…マウンド、102、112、122…トラ
ック、121…ランド、113…データ領域、2…探
針、3…板バネ、4…半導体レーザ、5…2軸ポジショ
ンセンサ、6…z方向微動装置、7…z方向粗動装置、
8…動径方向微動装置、9…動径方向粗動装置、10…
回転駆動装置、11…撓み/捩じれ検出回路、12…z
方向制御部、13…データ抽出部、14…オフセット生
成部、15…エラー生成部、16…支持台、17…圧電
抵抗歪ゲージ、18…動径方向制御部、20…z方向粗
動制御装置、30…動径方向粗動制御装置、40…レベ
ル検出回路、171、172…圧電抵抗ひずみゲージ、
1000…装置基部、2000…保持体、3000…バ
イモルフ型圧電素子、4000…Y方向駆動ステージ。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラック上にトラッキングの為の第1の情
    報および記録としての第2の情報とを持つ記録媒体と、
    該記録媒体と相対的に移動して前記第1、第2の情報に
    対応した信号を導出するための探針を保持する手段とを
    備える記録装置のトラッキング方法であって、前記探針
    に作用する前記第1、第2の情報に対応して前記保持手
    段に作用する撓みまたは捩じれの大きさ及び向きに関す
    る信号を前記保持手段にフィードバックしてトラッキン
    グすることを特徴とするトラッキング方法。
  2. 【請求項2】前記探針に作用する前記第1、第2の情報
    に対応して前記保持手段に作用する捩じれの大きさ及び
    向きに関する信号からトラッキングの為の第1の情報
    を、撓みの大きさ及び向きに関する信号から記録として
    の第2の情報をそれぞれ識別する請求項1記載のトラッ
    キング方法。
  3. 【請求項3】トラック上にトラッキングの為の第1の情
    報および記録としての第2の情報とを持つ記録媒体と、
    該記録媒体と相対的に移動して前記第1、第2の情報に
    対応した信号を導出するための探針を保持する手段と、
    前記探針に作用する前記第1、第2の情報に対応して前
    記保持手段に作用する撓みまたは捩じれの大きさ及び向
    きに関する信号を前記保持手段にフィードバックする手
    段とを備える記憶装置。
  4. 【請求項4】前記探針に作用する前記第1、第2の情報
    に対応して前記保持手段に作用する捩じれの大きさ及び
    向きに関する信号からトラッキングの為の第1の情報
    を、撓みの大きさ及び向きに関する信号から記録として
    の第2の情報をそれぞれ識別する請求項3記載の記憶装
    置。
  5. 【請求項5】トラック上にトラッキングの為の第1の情
    報領域および記録としての第2の情報領域とを持つ記録
    媒体と、該記録媒体のそれぞれの情報領域と相対的に移
    動して前記第1、第2の情報に対応した信号を導出する
    ための独立した探針を保持する手段とを備える記録装置
    のトラッキング方法であって、前記独立した探針に作用
    する前記第1、第2の情報に対応して前記保持手段に作
    用する撓みまたは捩じれの大きさ及び向きに関する信号
    を前記保持手段にフィードバックしてトラッキングする
    ことを特徴とするトラッキング方法。
  6. 【請求項6】トラック上にトラッキングの為の第1の情
    報領域および記録としての第2の情報領域とを持つ記録
    媒体と、該記録媒体のそれぞれの情報領域と相対的に移
    動して前記第1、第2の情報に対応した信号を導出する
    ための独立した探針を保持する手段とを備える記録装置
    であって、前記独立した探針に作用する前記第1、第2
    の情報に対応して前記保持手段に作用する撓みまたは捩
    じれの大きさ及び向きに関する信号を前記保持手段にフ
    ィードバックしてトラッキングすることを特徴とする記
    憶装置。
  7. 【請求項7】前記第1の情報領域と前記第2の情報領域
    とが前記それぞれの探針の移動に対して分離されたルー
    トである請求項6記載の記憶装置。
  8. 【請求項8】トラッキングの為の凹凸構造を表面に持つ
    記録媒体と、情報の書込み、読出しあるいは消去を行う
    探針を自由端に有する板バネと、板バネの撓み及び捩じ
    れを検出する手段と、板バネの固定端に作用し板バネの
    撓み及び捩れを制御するための制御手段とを有し、かつ
    探針を記録媒体に接近又は接触させた状態で探針と記録
    媒体の記録トラックとを相対移動させ、記録トラックに
    関連する凹凸構造による板バネの撓みまたは捩じれの大
    きさ及び向きに関する信号を前記制御手段にフィードバ
    ックしてトラッキングすることを特徴とする記憶装置。
  9. 【請求項9】前記凹凸構造に代えて、記録媒体表面から
    の電気的な力、磁気的な力、あるいはそれらの組合せに
    よって探針に作用する力が使用される請求項8に記載の
    記憶装置。
  10. 【請求項10】前記凹凸構造に加えて、記録媒体表面か
    らの電気的な力、磁気的な力、あるいはそれらの組合せ
    によって探針に作用する力が使用される請求項8に記載
    の記憶装置。
  11. 【請求項11】探針と記録媒体の記録トラックとの相対
    移動のトラッキングを回転座標系に沿って行う手段を有
    したことを特徴とする請求項6ないし10のいずれかに
    記載の記憶装置。
  12. 【請求項12】探針と記録媒体の記録トラックとの相対
    移動のトラッキングを直交座標系に沿って行う手段を有
    したことを特徴とする請求項6ないし10のいずれかに
    記載の記憶装置。
  13. 【請求項13】記録媒体表面のトラッキングの為の凹凸
    構造がピット、マウンド、グルーブ、あるいはそれらの
    組合せであることを特徴とする請求項6ないし10のい
    ずれかに記載の記憶装置。
  14. 【請求項14】複数のピット、マウンド、グルーブ、あ
    るいはそれらの組合せから検出される板バネの撓みの信
    号からトラッキングの信号のタイミングを判定し、板バ
    ネの捩じれの大きさ及び向き、あるいは撓みの大きさ及
    び捩じれの向きに相当する複数の信号から、トラック中
    心からのズレ量に対応する一つの信号を見出して、これ
    をトラッキングのフィードバック信号とすることを特徴
    とする請求項1記載のトラッキング方法。
  15. 【請求項15】トラッキングの為の凹凸構造を表面に持
    つ記録媒体と、情報の書込み読出し及び消去を行う探針
    付き板バネと、板バネの撓み及び捩じれを検出する手段
    とを有し、かつ探針と記録媒体とを接近又は接触させた
    状態で板バネの固定端と自由端とを結ぶ方向に相対移動
    させ、凹凸構造による板バネの捩じれの大きさ及び向き
    をフィードバック信号としてトラッキングを行う手段を
    有したことを特徴とする記憶装置。
  16. 【請求項16】探針と記録媒体との相対移動が板バネの
    固定端と自由端とを結ぶ方向である請求項6ないし10
    のいずれかに記載の記憶装置。
  17. 【請求項17】探針と記録媒体との相対移動が回転座標
    系である請求項6ないし10のいずれかに記載の記憶装
    置。
  18. 【請求項18】探針と記録媒体との相対移動が直交座標
    系である請求項6ないし10のいずれかに記載の記憶装
    置。
  19. 【請求項19】複数のピット、マウンド、グルーブ、あ
    るいはそれらの組合せから検出される板バネの捩じれの
    大きさ及び向き、あるいは撓みの大きさ及び捩じれの向
    きに相当する複数の信号から、トラック中心からのズレ
    量に対応する一つの信号を見出して、これをフィードバ
    ック信号とする請求項6ないし10のいずれかに記載の
    記憶装置。
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