JPH09134714A - 安全装置用の皿バネ - Google Patents
安全装置用の皿バネInfo
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- JPH09134714A JPH09134714A JP7288845A JP28884595A JPH09134714A JP H09134714 A JPH09134714 A JP H09134714A JP 7288845 A JP7288845 A JP 7288845A JP 28884595 A JP28884595 A JP 28884595A JP H09134714 A JPH09134714 A JP H09134714A
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- disc spring
- safety device
- battery
- synthetic resin
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造の複雑化を伴わずに、2種類の安全装置
の複合を可能にする安全装置用の皿バネを提供する。 【解決手段】 安全装置12の通電経路は、発電要素1
3→リード線30→導体ケース17の端子29→スペー
サ19→PTC板21→環状端子22→接片25→電極
蓋26と言うものである。このような構成において、過
電流が流れると、PTC板21が発熱して、その抵抗が
極めて大きくなり、過電流が抑制される。これにもかか
わらず、発電要素13からガスが発生し、電池ケース1
4内の圧力が上昇すると、この圧力によって、皿バネ1
が反転して、接片25の先端が押し上げられて、環状端
子22から離間し、通電経路が切断される。更に、電池
ケース14内の圧力が上昇し続けた場合は、皿バネ1の
孔の合成樹脂フィルム及びアルミ箔が破れ、ガスが外部
に放出される。
の複合を可能にする安全装置用の皿バネを提供する。 【解決手段】 安全装置12の通電経路は、発電要素1
3→リード線30→導体ケース17の端子29→スペー
サ19→PTC板21→環状端子22→接片25→電極
蓋26と言うものである。このような構成において、過
電流が流れると、PTC板21が発熱して、その抵抗が
極めて大きくなり、過電流が抑制される。これにもかか
わらず、発電要素13からガスが発生し、電池ケース1
4内の圧力が上昇すると、この圧力によって、皿バネ1
が反転して、接片25の先端が押し上げられて、環状端
子22から離間し、通電経路が切断される。更に、電池
ケース14内の圧力が上昇し続けた場合は、皿バネ1の
孔の合成樹脂フィルム及びアルミ箔が破れ、ガスが外部
に放出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば二次電池
の爆発を防止するための安全装置に好適な安全装置用の
皿バネに関する。
の爆発を防止するための安全装置に好適な安全装置用の
皿バネに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ、ヘッドホンステレ
オ、携帯電話機等の普及に伴い、電源となる二次電池の
重負荷特性の改善や、エネルギーの高密度化という要求
が強まって来ている。この要求を充たす二次電池とし
て、従来より利用されているニッケルカドニウム電池を
挙げることができるが、最近ではリチウム電池が注目さ
れ、このリチウム電池の開発及び利用が活発化してい
る。
オ、携帯電話機等の普及に伴い、電源となる二次電池の
重負荷特性の改善や、エネルギーの高密度化という要求
が強まって来ている。この要求を充たす二次電池とし
て、従来より利用されているニッケルカドニウム電池を
挙げることができるが、最近ではリチウム電池が注目さ
れ、このリチウム電池の開発及び利用が活発化してい
る。
【0003】この種の二次電池は、一般に密封形構造で
ある。このため、過充電、短絡等によって、発電要素が
発熱し、この発電要素からガスが発生すると、電池ケー
ス内の圧力が上昇し、電池性能の劣化を招く。さらに
は、電池ケースの爆発に至ることがあり、周囲の機器を
損傷させたり、周囲の人に危害を与える。
ある。このため、過充電、短絡等によって、発電要素が
発熱し、この発電要素からガスが発生すると、電池ケー
ス内の圧力が上昇し、電池性能の劣化を招く。さらに
は、電池ケースの爆発に至ることがあり、周囲の機器を
損傷させたり、周囲の人に危害を与える。
【0004】このような事故を防止するために、この種
の二次電池には、安全装置を設けている。例えば、PT
C板(予め定められた温度を越えると、抵抗が急激に増
大する特性を有する)を該電池の通電経路に挿入したも
のや、この電池内の圧力によって切り換わるスイッチを
通電経路に挿入したもの等がある。あるいは、これらを
複合して安全性を高めたものがあり、この複合したもの
の方がより一般的ではある。
の二次電池には、安全装置を設けている。例えば、PT
C板(予め定められた温度を越えると、抵抗が急激に増
大する特性を有する)を該電池の通電経路に挿入したも
のや、この電池内の圧力によって切り換わるスイッチを
通電経路に挿入したもの等がある。あるいは、これらを
複合して安全性を高めたものがあり、この複合したもの
の方がより一般的ではある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、幾種類
かの安全装置を複合すると、安全性が高まるものの、構
造の複雑化やコストの高騰を招くと言う問題があった。
かの安全装置を複合すると、安全性が高まるものの、構
造の複雑化やコストの高騰を招くと言う問題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、構造の複雑化
を伴わずに、2種類の安全装置の複合を可能にする安全
装置用の皿バネを提供することにある。
を伴わずに、2種類の安全装置の複合を可能にする安全
装置用の皿バネを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の安全装置用の皿バネは、孔を有し、この
孔をシートによって塞いでなる。
に、この発明の安全装置用の皿バネは、孔を有し、この
孔をシートによって塞いでなる。
【0008】例えば、この皿バネを二次電池の安全装置
に適用する場合、この皿バネを該電池内の圧力を受けて
反転するように配置し、この皿バネの反転によって開成
する常閉スイッチを該電池の通電経路に挿入しておく。
また、この皿バネの孔を通じて該電池内のガスが抜ける
ガス経路を形成しておく。このような構造においては、
過充電、短絡等によって、電池の発電要素からガスが発
生し、この電池内の圧力が上昇すると、皿バネが反転
し、これに伴ってスイッチが開成するので、この電池の
通電経路が切断され、電流が遮断される。そして、この
電流の遮断にもかかわらず、電池内の圧力が上昇し続け
ると、皿バネの孔のシートが破け、電池内のガスがガス
経路を通じて外部に排出される。これにより、電池内の
圧力が低下し、電池の爆発が防止される。
に適用する場合、この皿バネを該電池内の圧力を受けて
反転するように配置し、この皿バネの反転によって開成
する常閉スイッチを該電池の通電経路に挿入しておく。
また、この皿バネの孔を通じて該電池内のガスが抜ける
ガス経路を形成しておく。このような構造においては、
過充電、短絡等によって、電池の発電要素からガスが発
生し、この電池内の圧力が上昇すると、皿バネが反転
し、これに伴ってスイッチが開成するので、この電池の
通電経路が切断され、電流が遮断される。そして、この
電流の遮断にもかかわらず、電池内の圧力が上昇し続け
ると、皿バネの孔のシートが破け、電池内のガスがガス
経路を通じて外部に排出される。これにより、電池内の
圧力が低下し、電池の爆発が防止される。
【0009】すなわち、この発明の皿バネは、スイッチ
の切換えと、ガスの排出という2種類の役目を果たすの
で、この安全装置の構造を簡単化することができる。
の切換えと、ガスの排出という2種類の役目を果たすの
で、この安全装置の構造を簡単化することができる。
【0010】皿バネの孔を塞ぐシートとしては、例えば
金属箔がある。この金属箔によって皿バネの孔を塞ぐ場
合、金属箔と皿バネ間で発生する電蝕を防止するため
に、両者の間に合成樹脂層を介在させるのが好ましい。
金属箔がある。この金属箔によって皿バネの孔を塞ぐ場
合、金属箔と皿バネ間で発生する電蝕を防止するため
に、両者の間に合成樹脂層を介在させるのが好ましい。
【0011】また、皿バネとして、バイメタルのものを
適用しても構わない。このバイメタルの皿バネを二次電
池に適用する場合も、この皿バネの反転によって開成す
る常閉スイッチを該電池の通電経路に挿入し、この皿バ
ネの孔を通じて該電池内のガスが抜けるガス経路を形成
しておく。このような構造においては、過充電、短絡等
によって、この電池の発電要素が発熱すると、この熱に
よって、皿バネが反転し、通電経路のスイッチが開成し
て、電流が遮断される。そして、この電流の遮断にもか
かわらず、電池の発電要素が発熱し続け、これに伴い、
電池内の圧力が上昇し続けると、皿バネの孔のシートが
破けて、電池内のガスが外部に排出され、電池の爆発が
防止される。
適用しても構わない。このバイメタルの皿バネを二次電
池に適用する場合も、この皿バネの反転によって開成す
る常閉スイッチを該電池の通電経路に挿入し、この皿バ
ネの孔を通じて該電池内のガスが抜けるガス経路を形成
しておく。このような構造においては、過充電、短絡等
によって、この電池の発電要素が発熱すると、この熱に
よって、皿バネが反転し、通電経路のスイッチが開成し
て、電流が遮断される。そして、この電流の遮断にもか
かわらず、電池の発電要素が発熱し続け、これに伴い、
電池内の圧力が上昇し続けると、皿バネの孔のシートが
破けて、電池内のガスが外部に排出され、電池の爆発が
防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
付図面を参照して説明する。
【0013】図1及び図2は、この発明の皿バネの第1
実施形態を示している。この皿バネ1は、ステンレス製
の皿バネ本体2、合成樹脂フィルム3及びアルミ箔4を
順次積層して、この皿バネ本体2の中央の孔2aを合成
樹脂フィルム3及びアルミ箔4によって塞いでなる。
実施形態を示している。この皿バネ1は、ステンレス製
の皿バネ本体2、合成樹脂フィルム3及びアルミ箔4を
順次積層して、この皿バネ本体2の中央の孔2aを合成
樹脂フィルム3及びアルミ箔4によって塞いでなる。
【0014】合成樹脂フィルム3は、皿バネ本体2とア
ルミ箔4間に介在し、異種金属間に生じる電蝕を防止す
る役目を果たす。
ルミ箔4間に介在し、異種金属間に生じる電蝕を防止す
る役目を果たす。
【0015】合成樹脂フィルム3とアルミ箔4は、単に
積層するだけでも構わないが、接着しても良く、それら
を接着する場合は、合成樹脂フィルム3の溶剤あるいは
加熱による溶着を利用したり、接着剤を使用する。ま
た、図3に示すようにアルミ箔4の両面に各合成樹脂フ
ィルム5,6を積層して、このアルミ箔4を被っても構
わない。
積層するだけでも構わないが、接着しても良く、それら
を接着する場合は、合成樹脂フィルム3の溶剤あるいは
加熱による溶着を利用したり、接着剤を使用する。ま
た、図3に示すようにアルミ箔4の両面に各合成樹脂フ
ィルム5,6を積層して、このアルミ箔4を被っても構
わない。
【0016】あるいは、金属蒸着によって、合成樹脂フ
ィルムの一方の面にアルミ箔を形成しても良い。また、
合成樹脂フィルムの一方の面にアルミ箔を蒸着してか
ら、他の合成樹脂フィルムを積層して、2枚の合成樹脂
フィルムの間にアルミ箔を挟んでも構わない。
ィルムの一方の面にアルミ箔を形成しても良い。また、
合成樹脂フィルムの一方の面にアルミ箔を蒸着してか
ら、他の合成樹脂フィルムを積層して、2枚の合成樹脂
フィルムの間にアルミ箔を挟んでも構わない。
【0017】さらに、アルミ箔の片面に合成樹脂塗料や
接着剤を塗布し、この合成樹脂塗料や接着剤の面を皿バ
ネ本体2に重ね合わせて、アルミ箔と皿バネ本体を接着
しても良い。また、アルミ箔の両面に合成樹脂塗料や接
着剤を塗布しても構わない。
接着剤を塗布し、この合成樹脂塗料や接着剤の面を皿バ
ネ本体2に重ね合わせて、アルミ箔と皿バネ本体を接着
しても良い。また、アルミ箔の両面に合成樹脂塗料や接
着剤を塗布しても構わない。
【0018】勿論、皿バネや金属箔の材質として、他の
種類の金属のものを適用しても良い。
種類の金属のものを適用しても良い。
【0019】なお、皿バネ本体2の材質と、この皿バネ
本体2の孔2aを塞ぐ金属箔の材質が同一であったり、
電蝕が発生しないような環境下で、この皿バネ1を使用
する場合は、合成樹脂フィルムを省略して、皿バネ本体
2と金属箔を直接積層しても構わない。また、アルミ箔
を省略し、合成樹脂フィルムのみでも構わない。
本体2の孔2aを塞ぐ金属箔の材質が同一であったり、
電蝕が発生しないような環境下で、この皿バネ1を使用
する場合は、合成樹脂フィルムを省略して、皿バネ本体
2と金属箔を直接積層しても構わない。また、アルミ箔
を省略し、合成樹脂フィルムのみでも構わない。
【0020】さて、このような皿バネ1は、図4に示す
ような二次電池11の安全装置12に適用される。この
二次電池11では、発電要素13を電池ケース14に封
止しており、この電池ケース14の上端に、絶縁体15
を介在させたカシメ加工によって、安全装置12を支持
している。
ような二次電池11の安全装置12に適用される。この
二次電池11では、発電要素13を電池ケース14に封
止しており、この電池ケース14の上端に、絶縁体15
を介在させたカシメ加工によって、安全装置12を支持
している。
【0021】この安全装置12は、図5に示すように導
体ケース17の内側に、ガスケット18、皿バネ1、ス
ペーサ19、PTC板21、環状端子22、及び絶縁シ
ール23を順次重ね合わせ、PTC板21及び環状端子
22の孔に移動片24を挿入してから、この上に接片2
5を抵抗溶接した電極蓋26を被せ、導体ケース17の
周縁をカシメ加工して、この電極蓋26の周縁を絶縁シ
ール23を介在させて挟み込んでなる。
体ケース17の内側に、ガスケット18、皿バネ1、ス
ペーサ19、PTC板21、環状端子22、及び絶縁シ
ール23を順次重ね合わせ、PTC板21及び環状端子
22の孔に移動片24を挿入してから、この上に接片2
5を抵抗溶接した電極蓋26を被せ、導体ケース17の
周縁をカシメ加工して、この電極蓋26の周縁を絶縁シ
ール23を介在させて挟み込んでなる。
【0022】PTC板21は、常温では低い抵抗である
が、予め定められた温度を越えると、抵抗が急激に増大
するという特性を持つ正特性サーミスタであり、後で述
べるように安全性の向上のために設けられている。
が、予め定められた温度を越えると、抵抗が急激に増大
するという特性を持つ正特性サーミスタであり、後で述
べるように安全性の向上のために設けられている。
【0023】導体ケース17の底には、孔17aを形成
している。皿バネ1は、この導体ケース17の孔17a
を介して二次電池11の内側を臨んでいる。また、この
孔17aの周縁には、端子29を垂れ下げており、この
端子29をリード線30を通じて発電要素13に接続し
ている。
している。皿バネ1は、この導体ケース17の孔17a
を介して二次電池11の内側を臨んでいる。また、この
孔17aの周縁には、端子29を垂れ下げており、この
端子29をリード線30を通じて発電要素13に接続し
ている。
【0024】電極蓋26の接片25は、十分な弾性を有
しており、その先端が環状端子22に接触している。
しており、その先端が環状端子22に接触している。
【0025】この安全装置12の通電経路は、発電要素
13→リード線30→導体ケース17の端子29→スペ
ーサ19→PTC板21→環状端子22→接片25→電
極蓋26と言うものである。
13→リード線30→導体ケース17の端子29→スペ
ーサ19→PTC板21→環状端子22→接片25→電
極蓋26と言うものである。
【0026】このような構成において、過充電又は短絡
状態となり、過電流が流れると、上記通電経路のPTC
板21が発熱して、このPTC板21の抵抗が極めて大
きくなる。これにより、過電流が抑制されて、電流が小
さくなり、過充電又は短絡状態が回避される。
状態となり、過電流が流れると、上記通電経路のPTC
板21が発熱して、このPTC板21の抵抗が極めて大
きくなる。これにより、過電流が抑制されて、電流が小
さくなり、過充電又は短絡状態が回避される。
【0027】このPTC板21による過電流の抑制にも
かかわらず、発電要素13からガスが発生し、電池ケー
ス14内の圧力が上昇して許容レベルを越えると、この
圧力によって、図6に示すように皿バネ1が反転して、
この皿バネ1の裏面が脹らみ、移動片24が押し上げら
れる。これに伴って、接片25の先端も押し上げられ、
この先端が環状端子22から離間する。この結果、上記
通電経路が切断されて、電流が遮断される。
かかわらず、発電要素13からガスが発生し、電池ケー
ス14内の圧力が上昇して許容レベルを越えると、この
圧力によって、図6に示すように皿バネ1が反転して、
この皿バネ1の裏面が脹らみ、移動片24が押し上げら
れる。これに伴って、接片25の先端も押し上げられ、
この先端が環状端子22から離間する。この結果、上記
通電経路が切断されて、電流が遮断される。
【0028】こうして電流を遮断したにもかかわらず、
発電要素13からガスが発生し続け、電池ケース14内
の圧力が上昇し続けた場合は、図7に示すように皿バネ
1の合成樹脂フィルム3及びアルミ箔4が破れ、電池ケ
ース14内のガスは、皿バネ本体2の中央の孔2aから
電極蓋26の内側に至り、この電極蓋26の孔26aか
ら外部に放出される。これにより、電池ケース14の爆
発が防止される。
発電要素13からガスが発生し続け、電池ケース14内
の圧力が上昇し続けた場合は、図7に示すように皿バネ
1の合成樹脂フィルム3及びアルミ箔4が破れ、電池ケ
ース14内のガスは、皿バネ本体2の中央の孔2aから
電極蓋26の内側に至り、この電極蓋26の孔26aか
ら外部に放出される。これにより、電池ケース14の爆
発が防止される。
【0029】すなわち、この二次電池11においては、
PCT板21による過電流の抑制、皿バネ1の反転によ
る通電経路の切断、及び合成樹脂フィルム3及びアルミ
箔4の破壊による内部ガスの放出と言う三重の作用によ
って、この二次電池11の防爆を行っている。
PCT板21による過電流の抑制、皿バネ1の反転によ
る通電経路の切断、及び合成樹脂フィルム3及びアルミ
箔4の破壊による内部ガスの放出と言う三重の作用によ
って、この二次電池11の防爆を行っている。
【0030】ここで、この三重の作用のうちの2つのも
の、つまり通電経路の切断と言う作用、及び内部ガスの
放出と言う作用は、1つの皿バネ1の動作に起因するも
のである。換言すれば、この皿バネ1は、同時に2つの
役目を果たしている。このことが、この安全装置12の
構造の簡単化を可能にする。
の、つまり通電経路の切断と言う作用、及び内部ガスの
放出と言う作用は、1つの皿バネ1の動作に起因するも
のである。換言すれば、この皿バネ1は、同時に2つの
役目を果たしている。このことが、この安全装置12の
構造の簡単化を可能にする。
【0031】図8は、図1及び図2に示す皿バネ1を適
用した安全装置の他の例を示している。この安全装置3
1は、導体ケース32の内側に、ガスケット33、皿バ
ネ1、PTC板34、環状端子35、及び絶縁シール3
6を順次重ね合わせ、絶縁シール36と電極蓋37の間
に接片38の周縁を挟み込んで、この電極蓋37を被
せ、導体ケース32の周縁をカシメ加工して、この電極
蓋37の周縁を絶縁体39を介在させて挟み込んでな
る。
用した安全装置の他の例を示している。この安全装置3
1は、導体ケース32の内側に、ガスケット33、皿バ
ネ1、PTC板34、環状端子35、及び絶縁シール3
6を順次重ね合わせ、絶縁シール36と電極蓋37の間
に接片38の周縁を挟み込んで、この電極蓋37を被
せ、導体ケース32の周縁をカシメ加工して、この電極
蓋37の周縁を絶縁体39を介在させて挟み込んでな
る。
【0032】電極蓋37の接片38は、図9に示すよう
に環状片38a、及び舌状片38bを有しており、環状
片38aを絶縁シール36と電極蓋37の間に挾み、舌
状片38bを環状端子35に接触させている。また、こ
の接片38の舌状片38bに孔を形成し、この孔にバネ
押し41を圧入している。このバネ押し41は、図10
に示すように頭部41a、及び2つの脚部41bを有し
ており、これらの脚部41bの間隙を皿バネ本体2の孔
2aの直径よりも広くしている。
に環状片38a、及び舌状片38bを有しており、環状
片38aを絶縁シール36と電極蓋37の間に挾み、舌
状片38bを環状端子35に接触させている。また、こ
の接片38の舌状片38bに孔を形成し、この孔にバネ
押し41を圧入している。このバネ押し41は、図10
に示すように頭部41a、及び2つの脚部41bを有し
ており、これらの脚部41bの間隙を皿バネ本体2の孔
2aの直径よりも広くしている。
【0033】この安全装置31も図4に示す二次電池1
1に適用され、その通電経路は、発電要素13→リード
線30→導体ケース32の端子42→PTC板34→環
状端子35→接片38→電極蓋37と言うものである。
1に適用され、その通電経路は、発電要素13→リード
線30→導体ケース32の端子42→PTC板34→環
状端子35→接片38→電極蓋37と言うものである。
【0034】ここで、過充電又は短絡状態となり、過電
流が流れると、上記通電経路のPTC板34が発熱し
て、その抵抗が極めて大きくなり、過充電又は短絡状態
が回避される。
流が流れると、上記通電経路のPTC板34が発熱し
て、その抵抗が極めて大きくなり、過充電又は短絡状態
が回避される。
【0035】この電流の抑制にもかかわらず、電池ケー
ス14内の圧力が上昇して許容レベルを越えると、図1
1に示すように皿バネ1が反転し、この皿バネ1がバネ
押し41の各脚部41bを突き上げる。これに伴って、
接片38の先端が環状端子35から離間し、上記通電経
路が切断される。
ス14内の圧力が上昇して許容レベルを越えると、図1
1に示すように皿バネ1が反転し、この皿バネ1がバネ
押し41の各脚部41bを突き上げる。これに伴って、
接片38の先端が環状端子35から離間し、上記通電経
路が切断される。
【0036】この通電経路の切断にもかかわらず、電池
ケース14内の圧力が上昇し続けた場合は、図12に示
すように皿バネ1の合成樹脂フィルム3及びアルミ箔4
が破れ、電池ケース14内のガスが皿バネ本体2の中央
の孔2aから電極蓋37の孔37aを介して外部に放出
され、電池ケース14の爆発が防止される。
ケース14内の圧力が上昇し続けた場合は、図12に示
すように皿バネ1の合成樹脂フィルム3及びアルミ箔4
が破れ、電池ケース14内のガスが皿バネ本体2の中央
の孔2aから電極蓋37の孔37aを介して外部に放出
され、電池ケース14の爆発が防止される。
【0037】したがって、ここでも、過電流の抑制、通
電経路の切断、及び内部ガスの放出と言う三重の作用に
よって、この二次電池11の爆発を防止している。
電経路の切断、及び内部ガスの放出と言う三重の作用に
よって、この二次電池11の爆発を防止している。
【0038】ところで、この安全装置31では、この安
全装置31を破壊することなく、次の様な手順で動作の
検査を行うことができる。
全装置31を破壊することなく、次の様な手順で動作の
検査を行うことができる。
【0039】まず、安全装置31の電極蓋37と端子4
2間が導通しているか否かを検査する。導通していなけ
れば、不良品である。
2間が導通しているか否かを検査する。導通していなけ
れば、不良品である。
【0040】次に、圧力を導体ケース32の孔32aを
通じて皿バネ1に加え、この皿バネ1を反転させる。こ
のときに、電極蓋37と端子42間が未だに導通してい
れば、不良品である。
通じて皿バネ1に加え、この皿バネ1を反転させる。こ
のときに、電極蓋37と端子42間が未だに導通してい
れば、不良品である。
【0041】更に、細い棒(図示せず)を電極蓋37の
孔37aに差し込んで、この細い棒によって、接片38
のバネ押し41の頭部41aを突き下ろし、皿バネ1を
再び反転させて元の状態に戻す。これにより、電極蓋3
7と端子42間が再び導通すれば、この安全装置31を
良品と判断する。
孔37aに差し込んで、この細い棒によって、接片38
のバネ押し41の頭部41aを突き下ろし、皿バネ1を
再び反転させて元の状態に戻す。これにより、電極蓋3
7と端子42間が再び導通すれば、この安全装置31を
良品と判断する。
【0042】図13は、この発明の皿バネの第2実施形
態を示している。この皿バネ51は、図1及び図2の皿
バネ1と比較すると、皿バネ本体52の中央の孔52a
を合成樹脂フィルム53及びアルミ箔54によって塞ぐ
点で一致し、この皿バネ本体52がバイメタル製のもの
である点で異なる。
態を示している。この皿バネ51は、図1及び図2の皿
バネ1と比較すると、皿バネ本体52の中央の孔52a
を合成樹脂フィルム53及びアルミ箔54によって塞ぐ
点で一致し、この皿バネ本体52がバイメタル製のもの
である点で異なる。
【0043】このバイメタル製の皿バネ本体52は、2
つの層52b,52cからなる断面構造を有している。
これらの層52b,52cは、相互に異なるそれぞれの
熱膨張率を有する各金属の層であり、皿バネ本体52の
脹らんだ側の層52bの方が窪んだ側の層52cよりも
熱膨張率が小さい。このため、皿バネ本体52の温度が
上昇する程、脹らんだ側の層52bよりも窪んだ側の層
52cの方が伸長し、両者の差が大きくなり、この皿バ
ネ本体52の温度が予め定められたレベルに達すると、
この皿バネ本体52が反転する。
つの層52b,52cからなる断面構造を有している。
これらの層52b,52cは、相互に異なるそれぞれの
熱膨張率を有する各金属の層であり、皿バネ本体52の
脹らんだ側の層52bの方が窪んだ側の層52cよりも
熱膨張率が小さい。このため、皿バネ本体52の温度が
上昇する程、脹らんだ側の層52bよりも窪んだ側の層
52cの方が伸長し、両者の差が大きくなり、この皿バ
ネ本体52の温度が予め定められたレベルに達すると、
この皿バネ本体52が反転する。
【0044】なお、バイメタルには、2層だけでなく、
3層のものがあるので、これを適用しても構わない。
3層のものがあるので、これを適用しても構わない。
【0045】この皿バネ51は、図5に示す安全装置1
2及び図8に示す安全装置31における皿バネ1の代わ
りに適用することができる。この場合、過充電又は短絡
状態となって、電池ケース14内の圧力が上昇したとき
だけでなく、発電要素13の発熱により、この皿バネ5
1の温度が上昇したときにも、この皿バネ51が反転し
て、二次電池11の通電経路が切断され、電流が遮断さ
れる。
2及び図8に示す安全装置31における皿バネ1の代わ
りに適用することができる。この場合、過充電又は短絡
状態となって、電池ケース14内の圧力が上昇したとき
だけでなく、発電要素13の発熱により、この皿バネ5
1の温度が上昇したときにも、この皿バネ51が反転し
て、二次電池11の通電経路が切断され、電流が遮断さ
れる。
【0046】したがって、この皿バネ51を適用した二
次電池11においては、PCT板による過電流の抑制、
圧力上昇もしくは温度上昇に応答しての皿バネ51の反
転による通電経路の切断、及び合成樹脂フィルム53及
びアルミ箔54の破壊による内部ガスの放出によって、
この二次電池11の防爆が行われる。
次電池11においては、PCT板による過電流の抑制、
圧力上昇もしくは温度上昇に応答しての皿バネ51の反
転による通電経路の切断、及び合成樹脂フィルム53及
びアルミ箔54の破壊による内部ガスの放出によって、
この二次電池11の防爆が行われる。
【0047】なお、上記各実施形態の皿バネは、その孔
を塞ぐために、金属箔と合成樹脂フィルムを貼り合わせ
たものを用いているが、これに限定されず、適宜の圧力
によって破れる他の材質のものを適用しても構わない。
例えば、合成樹脂製の薄膜フィルムの適用が考えられ
る。
を塞ぐために、金属箔と合成樹脂フィルムを貼り合わせ
たものを用いているが、これに限定されず、適宜の圧力
によって破れる他の材質のものを適用しても構わない。
例えば、合成樹脂製の薄膜フィルムの適用が考えられ
る。
【0048】
【効果】以上説明したように、この発明の安全装置用の
皿バネは、孔を有し、この孔をシートによって塞いでな
るものであって、例えば二次電池の安全装置に適用さ
れ、通電経路に挿入されたスイッチの切換えと、ガスの
排出という2種類の役目を果たすので、この安全装置の
構造の簡単化を可能にする。
皿バネは、孔を有し、この孔をシートによって塞いでな
るものであって、例えば二次電池の安全装置に適用さ
れ、通電経路に挿入されたスイッチの切換えと、ガスの
排出という2種類の役目を果たすので、この安全装置の
構造の簡単化を可能にする。
【図1】この発明の皿バネの第1実施形態を示す斜視図
【図2】図1の皿バネを示す断面図
【図3】図1の皿バネの変形例を部分的に拡大して示す
断面図
断面図
【図4】図1の皿バネが適用される安全装置を備える二
次電池を示す断面図
次電池を示す断面図
【図5】図4の安全装置を示す断面図
【図6】図4の安全装置の作用を説明するために用いた
図
図
【図7】図4の安全装置の他の作用を説明するために用
いた図
いた図
【図8】図1の皿バネが適用される他の安全装置を示す
断面図
断面図
【図9】図8の安全装置における接片を示す斜視図
【図10】図8の安全装置におけるバネ押しを示す斜視
図
図
【図11】図8の安全装置の作用を説明するために用い
た図
た図
【図12】図8の安全装置の他の作用を説明するために
用いた図
用いた図
【図13】この発明の皿バネの第2実施形態を示す断面
図
図
1,51 皿バネ 2,52 皿バネ本体 3,53 合成樹脂フィルム 4,54 アルミ箔 11 二次電池 12,31 安全装置 13 発電要素 14 電池ケース 15,39 絶縁体 17,32 導体ケース 18,33 ガスケット 19 スペーサ 21,34 PTC板 22,35 環状端子 23,36 絶縁シール 24 移動片 25,38 接片 26,37 電極蓋 29,42 端子 30 リード線 41 バネ押し
Claims (4)
- 【請求項1】 孔を有し、この孔をシートによって塞い
だ安全装置用の皿バネ。 - 【請求項2】 シートは、金属箔である請求項1に記載
の安全装置用の皿バネ。 - 【請求項3】 金属箔のシートと皿バネの間に、合成樹
脂層を介在させた請求項2に記載の安全装置用の皿バ
ネ。 - 【請求項4】 異なるそれぞれの熱膨張率を有する各金
属層を積層したバイメタルからなる請求項1に記載の安
全装置用の皿バネ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7288845A JPH09134714A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 安全装置用の皿バネ |
| EP96106117A EP0739047A3 (en) | 1995-04-21 | 1996-04-18 | Safety device for use in secondary battery |
| US08/634,846 US5766790A (en) | 1995-04-21 | 1996-04-19 | Safety device for use in secondary battery |
| KR1019960011904A KR100418286B1 (ko) | 1995-04-21 | 1996-04-19 | 2차전지용안전장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7288845A JPH09134714A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 安全装置用の皿バネ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09134714A true JPH09134714A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=17735498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7288845A Pending JPH09134714A (ja) | 1995-04-21 | 1995-11-07 | 安全装置用の皿バネ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09134714A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11238494A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉型電池用封口装置 |
| WO2005112182A1 (en) * | 2004-05-19 | 2005-11-24 | Lg Chem, Ltd. | Safety element for battery and battery with the same |
| WO2006022478A1 (en) * | 2004-08-24 | 2006-03-02 | Lg Chem, Ltd. | A safety device for preventing overcharge of secondary batteries and secondary batteries therewith |
| KR100734830B1 (ko) * | 2005-01-14 | 2007-07-03 | 한국전자통신연구원 | 전하방전수단을 포함하는 리튬 2차전지 |
| US7429432B2 (en) | 2002-02-13 | 2008-09-30 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Battery pack having circuit substrate resin molded to battery |
| US7597994B2 (en) | 2001-12-04 | 2009-10-06 | Panasonic Corporation | Battery pack |
| US7759001B2 (en) | 2002-02-13 | 2010-07-20 | Panasonic Corporation | Battery and method of manufacturing the battery |
| US7972721B2 (en) * | 2002-02-13 | 2011-07-05 | Panasonic Corporation | Method for manufacturing battery pack |
| JP2014169786A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-09-18 | Nippon Syanetsu Co Ltd | 遮熱保温構造 |
-
1995
- 1995-11-07 JP JP7288845A patent/JPH09134714A/ja active Pending
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| JP2008507248A (ja) * | 2004-08-24 | 2008-03-06 | エルジー・ケム・リミテッド | 2次電池の過充電防止のための安全素子及びその安全素子が結合された2次電池 |
| WO2006022478A1 (en) * | 2004-08-24 | 2006-03-02 | Lg Chem, Ltd. | A safety device for preventing overcharge of secondary batteries and secondary batteries therewith |
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| JP2014169786A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-09-18 | Nippon Syanetsu Co Ltd | 遮熱保温構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040615 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050215 |