JPH09135366A - 受像管フォーカス回路 - Google Patents
受像管フォーカス回路Info
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- JPH09135366A JPH09135366A JP31363295A JP31363295A JPH09135366A JP H09135366 A JPH09135366 A JP H09135366A JP 31363295 A JP31363295 A JP 31363295A JP 31363295 A JP31363295 A JP 31363295A JP H09135366 A JPH09135366 A JP H09135366A
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Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 4極レンズを構成する第1及び第2のフォー
カス電極を有する受像管に用いられる受像管フォーカス
回路において、ダイナミックフォーカス作用と高圧制御
作用とを互いに性能を損なうことなく回路を小型化す
る。 【解決手段】 分圧抵抗15,16は直流高圧HVと接
地間に接続され、第1,第2のフォーカス電極f1,f
2に印加する第1,第2のフォーカス電圧Ef1,Ef2を
調整して供給する。フォーカス電極f1にはパラボラ状
電圧波形Vpbを加える。分圧抵抗15に高圧検出用のタ
ップT3を設ける。電圧制御回路4はタップT3上に生
じる参照電圧Er3に応じて、直流高圧HVが一定となる
ようにフライバックトランス1に供給する直流電圧Ebo
を制御する。
カス電極を有する受像管に用いられる受像管フォーカス
回路において、ダイナミックフォーカス作用と高圧制御
作用とを互いに性能を損なうことなく回路を小型化す
る。 【解決手段】 分圧抵抗15,16は直流高圧HVと接
地間に接続され、第1,第2のフォーカス電極f1,f
2に印加する第1,第2のフォーカス電圧Ef1,Ef2を
調整して供給する。フォーカス電極f1にはパラボラ状
電圧波形Vpbを加える。分圧抵抗15に高圧検出用のタ
ップT3を設ける。電圧制御回路4はタップT3上に生
じる参照電圧Er3に応じて、直流高圧HVが一定となる
ようにフライバックトランス1に供給する直流電圧Ebo
を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機等におけるフォーカス回路の改良に係り、特に、2つ
のフォーカス電極を有する、いわゆる4極レンズ電子銃
の受像管を使用した場合、簡単な構成でありながら、パ
ラボラ状電圧波形を重畳するダイナミックフォーカス作
用と、受像管の高圧の変化を補償する高圧制御作用と
を、互いに性能を損なわないよう、効果的に働くよう構
成した受像管フォーカス回路に関する。
機等におけるフォーカス回路の改良に係り、特に、2つ
のフォーカス電極を有する、いわゆる4極レンズ電子銃
の受像管を使用した場合、簡単な構成でありながら、パ
ラボラ状電圧波形を重畳するダイナミックフォーカス作
用と、受像管の高圧の変化を補償する高圧制御作用と
を、互いに性能を損なわないよう、効果的に働くよう構
成した受像管フォーカス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の受像管フォーカス回路の一
例を示す回路図である。図6において、フライバックト
ランス1の1次巻線1aの一端には図示しない前段の水
平出力部よりパルスVpが加えられ、他の一端には動作
用直流電圧Eboが加えられている。すると、2次巻線1
bには、パルスVpが昇圧されて高圧パルスVhvが得ら
れる。この高圧パルスVhvは高圧整流ダイオード2によ
り整流されて直流高圧HVとなり、図示しない受像管の
陽極aに印加される。
例を示す回路図である。図6において、フライバックト
ランス1の1次巻線1aの一端には図示しない前段の水
平出力部よりパルスVpが加えられ、他の一端には動作
用直流電圧Eboが加えられている。すると、2次巻線1
bには、パルスVpが昇圧されて高圧パルスVhvが得ら
れる。この高圧パルスVhvは高圧整流ダイオード2によ
り整流されて直流高圧HVとなり、図示しない受像管の
陽極aに印加される。
【0003】高圧整流ダイオード2の出力側と接地間に
は分圧抵抗3が設けられており、この分圧抵抗3の上に
設けられたタップT1には高圧HVに比例した参照電圧
Er1が発生する。この参照電圧Er1は電圧制御回路4に
供給される。電圧制御回路4は入力された参照電圧Er1
の値に応じて、直流電源電圧Ebを回路の動作用直流電
圧Eboに変換する。このようにすると、高圧HVの変動
を補うように電圧Eboが変化して、結果的に高圧HVが
安定化されることとなる。
は分圧抵抗3が設けられており、この分圧抵抗3の上に
設けられたタップT1には高圧HVに比例した参照電圧
Er1が発生する。この参照電圧Er1は電圧制御回路4に
供給される。電圧制御回路4は入力された参照電圧Er1
の値に応じて、直流電源電圧Ebを回路の動作用直流電
圧Eboに変換する。このようにすると、高圧HVの変動
を補うように電圧Eboが変化して、結果的に高圧HVが
安定化されることとなる。
【0004】また、ここでは、通常の単一のフォーカス
電極で構成される受像管ではなく、陽極a側に近い方に
位置する第1のフォーカス電極f1と、加速電極g側に
近い方に位置する第2のフォーカス電極f2との2つに
分かれた、いわゆる4極レンズを備えた受像管を使用す
る回路を対象とする。
電極で構成される受像管ではなく、陽極a側に近い方に
位置する第1のフォーカス電極f1と、加速電極g側に
近い方に位置する第2のフォーカス電極f2との2つに
分かれた、いわゆる4極レンズを備えた受像管を使用す
る回路を対象とする。
【0005】抵抗5〜9の一連の抵抗群は、これらのフ
ォーカス電極f1,f2に供給する電圧を発生するため
の分圧抵抗として動作する。即ち、抵抗5と可変抵抗
6、及び可変抵抗8と抵抗9によって、可変抵抗6の可
動片には、高圧HVが適宜に分圧された電圧Ef1が発生
する。この電圧Ef1にコンデンサ10を介してパラボラ
状電圧波形Vpbが重畳されて、図示しない受像管の第1
のフォーカス電極f1に印加される。同様に、抵抗5,
可変抵抗7,可変抵抗8,抵抗9も高圧分圧回路を形成
して、可変抵抗7の可動片には、高圧HVが適宜に分圧
された電圧Ef2が発生する。この電圧Ef2は抵抗11と
コンデンサ12とよりなるフィルタ回路を経て、図示し
ない受像管の第2のフォーカス電極f2に印加される。
ォーカス電極f1,f2に供給する電圧を発生するため
の分圧抵抗として動作する。即ち、抵抗5と可変抵抗
6、及び可変抵抗8と抵抗9によって、可変抵抗6の可
動片には、高圧HVが適宜に分圧された電圧Ef1が発生
する。この電圧Ef1にコンデンサ10を介してパラボラ
状電圧波形Vpbが重畳されて、図示しない受像管の第1
のフォーカス電極f1に印加される。同様に、抵抗5,
可変抵抗7,可変抵抗8,抵抗9も高圧分圧回路を形成
して、可変抵抗7の可動片には、高圧HVが適宜に分圧
された電圧Ef2が発生する。この電圧Ef2は抵抗11と
コンデンサ12とよりなるフィルタ回路を経て、図示し
ない受像管の第2のフォーカス電極f2に印加される。
【0006】さらに、可変抵抗8により調節されて得ら
れた電圧Egは、図示しない受像管の加速電極gに印加
される。可変抵抗8の可動片には、直流電圧Ef2の他、
パラボラ状電圧波形Vpbが分圧された成分や、フライバ
ックトランス1の巻線のリンギング波形等が誘導されて
現れるので、電圧Egは抵抗13とコンデンサ14とよ
りなるフィルタ回路によってこれらの交流分を除去した
後、加速電極gに印加される。
れた電圧Egは、図示しない受像管の加速電極gに印加
される。可変抵抗8の可動片には、直流電圧Ef2の他、
パラボラ状電圧波形Vpbが分圧された成分や、フライバ
ックトランス1の巻線のリンギング波形等が誘導されて
現れるので、電圧Egは抵抗13とコンデンサ14とよ
りなるフィルタ回路によってこれらの交流分を除去した
後、加速電極gに印加される。
【0007】なお、抵抗5〜9は、高圧を扱う耐圧上の
問題もあって、セラミック基板上に印刷によって一体に
形成して全体を絶縁物でコーティングすることが多い。
それだけに、パラボラ状電圧波形Vpbが重畳している電
圧Ef1の部分と、他の電圧Ef2の部分や電圧Egの部分
との静電容量による結合が大きいので、フィルタ回路を
構成するコンデンサ12,14の存在は重要である。
問題もあって、セラミック基板上に印刷によって一体に
形成して全体を絶縁物でコーティングすることが多い。
それだけに、パラボラ状電圧波形Vpbが重畳している電
圧Ef1の部分と、他の電圧Ef2の部分や電圧Egの部分
との静電容量による結合が大きいので、フィルタ回路を
構成するコンデンサ12,14の存在は重要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この図6に示す従来の
受像管フォーカス回路は、高圧安定化と、受像管4極レ
ンズ用の2種のフォーカス電圧Ef1,Ef2の生成を行
う。しかし、高耐圧大電力の抵抗(抵抗5〜9)を各所
に必要とするため、装置が大型化し、コストも高くなっ
てしまうという問題点がある。そこで、もし抵抗9を2
分割してこの上にタップT2を設け、これを抵抗3上の
タップT1の代わりとし、この点の電圧を参照電圧Er1
として電圧制御回路4に加えるようにすることも考えら
れる。このようにすれは、高圧安定化の動作は一応行わ
れながら、電圧Er1を生成するため専用の分圧抵抗3を
削減することができ、装置の小型化に大きく寄与する。
受像管フォーカス回路は、高圧安定化と、受像管4極レ
ンズ用の2種のフォーカス電圧Ef1,Ef2の生成を行
う。しかし、高耐圧大電力の抵抗(抵抗5〜9)を各所
に必要とするため、装置が大型化し、コストも高くなっ
てしまうという問題点がある。そこで、もし抵抗9を2
分割してこの上にタップT2を設け、これを抵抗3上の
タップT1の代わりとし、この点の電圧を参照電圧Er1
として電圧制御回路4に加えるようにすることも考えら
れる。このようにすれは、高圧安定化の動作は一応行わ
れながら、電圧Er1を生成するため専用の分圧抵抗3を
削減することができ、装置の小型化に大きく寄与する。
【0009】しかしながら、この場合には、受像管に映
出される画像内容によって陽極aに流れる電流Iaが急
変し、その影響で高圧HVが変化したような場合に問題
を生じる。即ち、高圧HVの変動分の波形はコンデンサ
12やコンデンサ14によって積分され、タップT2に
現れる波形は高圧変動の波形とは異なっている。従っ
て、このタップT2上の電圧を参照電圧Er1の代わりと
して電圧制御回路4に加えて高圧安定化の動作を行わせ
ようとすると、応答の遅れが生じてしまう。その結果、
高圧HVは画像内容によって変動し、画像の形状に歪を
生じてしまうという問題点が発生することになる。
出される画像内容によって陽極aに流れる電流Iaが急
変し、その影響で高圧HVが変化したような場合に問題
を生じる。即ち、高圧HVの変動分の波形はコンデンサ
12やコンデンサ14によって積分され、タップT2に
現れる波形は高圧変動の波形とは異なっている。従っ
て、このタップT2上の電圧を参照電圧Er1の代わりと
して電圧制御回路4に加えて高圧安定化の動作を行わせ
ようとすると、応答の遅れが生じてしまう。その結果、
高圧HVは画像内容によって変動し、画像の形状に歪を
生じてしまうという問題点が発生することになる。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、ダイナミックフォーカス作用と高圧制御作
用とを互いに性能を損なうことなく回路を小型化するこ
とができる受像管フォーカス回路を提供することを目的
とする。
ものであり、ダイナミックフォーカス作用と高圧制御作
用とを互いに性能を損なうことなく回路を小型化するこ
とができる受像管フォーカス回路を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(1)4極レンズを構成
する第1及び第2のフォーカス電極を有する受像管に用
いられる受像管フォーカス回路において、2次側に高圧
整流ダイオードを接続したフライバックトランスによっ
て前記受像管の陽極に供給する直流高圧を発生する直流
高圧発生回路と、前記直流高圧と接地間に接続され、そ
れぞれ前記第1,第2のフォーカス電極に印加する第
1,第2のフォーカス電圧を調整して供給する互いに並
列接続された第1,第2の可変抵抗と、前記第1のフォ
ーカス電極にパラボラ状電圧波形を加えるパラボラ状波
形重畳回路と、前記第1の可変抵抗に設けられた高圧検
出用のタップと、前記高圧検出用のタップ上に生じる電
圧に応じて、前記直流高圧が一定となるように前記フラ
イバックトランスに供給する直流電圧を制御する電圧制
御回路とを設けて構成したことを特徴とする受像管フォ
ーカス回路を提供し、(2)4極レンズを構成する第1
及び第2のフォーカス電極を有する受像管に用いられる
受像管フォーカス回路において、2次側が複数組の巻線
と高圧整流ダイオードとからなるマルチシングラー型と
されたフライバックトランスによって前記受像管の陽極
に供給する直流高圧を発生する直流高圧発生回路と、前
記フライバックトランスの中間タップと接地間に接続さ
れ、それぞれ前記第1,第2のフォーカス電極に印加す
る第1,第2のフォーカス電圧を調整して供給する互い
に並列接続された第1,第2の可変抵抗と、前記第1の
フォーカス電極にパラボラ状電圧波形を加えるパラボラ
状波形重畳回路と、前記第1の可変抵抗に設けられた高
圧検出用のタップと、前記高圧検出用のタップ上に生じ
る電圧に応じて、前記直流高圧が一定となるように前記
フライバックトランスに供給する直流電圧を制御する電
圧制御回路とを設けて構成したことを特徴とする受像管
フォーカス回路を提供し、(3)4極レンズを構成する
第1及び第2のフォーカス電極を有する受像管に用いら
れる受像管フォーカス回路において、2次側が複数組の
巻線と高圧整流ダイオードとからなるマルチシングラー
型とされたフライバックトランスによって前記受像管の
陽極に供給する直流高圧を発生する直流高圧発生回路
と、前記直流高圧と接地間に接続され、前記第1のフォ
ーカス電極に印加する第1のフォーカス電圧を調整して
供給する第1の可変抵抗と、前記フライバックトランス
の中間タップと接地間に接続され、前記第2のフォーカ
ス電極に印加する第2のフォーカス電圧を調整して供給
する第2の可変抵抗と、前記第1のフォーカス電極にパ
ラボラ状電圧波形を加えるパラボラ状波形重畳回路と、
前記第1の可変抵抗に設けられた高圧検出用のタップ
と、前記高圧検出用のタップ上に生じる電圧に応じて、
前記直流高圧が一定となるように前記フライバックトラ
ンスに供給する直流電圧を制御する電圧制御回路とを設
けて構成したことを特徴とする受像管フォーカス回路を
提供するものである。
の技術の課題を解決するため、(1)4極レンズを構成
する第1及び第2のフォーカス電極を有する受像管に用
いられる受像管フォーカス回路において、2次側に高圧
整流ダイオードを接続したフライバックトランスによっ
て前記受像管の陽極に供給する直流高圧を発生する直流
高圧発生回路と、前記直流高圧と接地間に接続され、そ
れぞれ前記第1,第2のフォーカス電極に印加する第
1,第2のフォーカス電圧を調整して供給する互いに並
列接続された第1,第2の可変抵抗と、前記第1のフォ
ーカス電極にパラボラ状電圧波形を加えるパラボラ状波
形重畳回路と、前記第1の可変抵抗に設けられた高圧検
出用のタップと、前記高圧検出用のタップ上に生じる電
圧に応じて、前記直流高圧が一定となるように前記フラ
イバックトランスに供給する直流電圧を制御する電圧制
御回路とを設けて構成したことを特徴とする受像管フォ
ーカス回路を提供し、(2)4極レンズを構成する第1
及び第2のフォーカス電極を有する受像管に用いられる
受像管フォーカス回路において、2次側が複数組の巻線
と高圧整流ダイオードとからなるマルチシングラー型と
されたフライバックトランスによって前記受像管の陽極
に供給する直流高圧を発生する直流高圧発生回路と、前
記フライバックトランスの中間タップと接地間に接続さ
れ、それぞれ前記第1,第2のフォーカス電極に印加す
る第1,第2のフォーカス電圧を調整して供給する互い
に並列接続された第1,第2の可変抵抗と、前記第1の
フォーカス電極にパラボラ状電圧波形を加えるパラボラ
状波形重畳回路と、前記第1の可変抵抗に設けられた高
圧検出用のタップと、前記高圧検出用のタップ上に生じ
る電圧に応じて、前記直流高圧が一定となるように前記
フライバックトランスに供給する直流電圧を制御する電
圧制御回路とを設けて構成したことを特徴とする受像管
フォーカス回路を提供し、(3)4極レンズを構成する
第1及び第2のフォーカス電極を有する受像管に用いら
れる受像管フォーカス回路において、2次側が複数組の
巻線と高圧整流ダイオードとからなるマルチシングラー
型とされたフライバックトランスによって前記受像管の
陽極に供給する直流高圧を発生する直流高圧発生回路
と、前記直流高圧と接地間に接続され、前記第1のフォ
ーカス電極に印加する第1のフォーカス電圧を調整して
供給する第1の可変抵抗と、前記フライバックトランス
の中間タップと接地間に接続され、前記第2のフォーカ
ス電極に印加する第2のフォーカス電圧を調整して供給
する第2の可変抵抗と、前記第1のフォーカス電極にパ
ラボラ状電圧波形を加えるパラボラ状波形重畳回路と、
前記第1の可変抵抗に設けられた高圧検出用のタップ
と、前記高圧検出用のタップ上に生じる電圧に応じて、
前記直流高圧が一定となるように前記フライバックトラ
ンスに供給する直流電圧を制御する電圧制御回路とを設
けて構成したことを特徴とする受像管フォーカス回路を
提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の受像管フォーカス
回路について、添付図面を参照して説明する。図1は本
発明の受像管フォーカス回路の第1実施例を示す回路
図、図2は本発明の受像管フォーカス回路の第2実施例
を示す回路図、図3は本発明の受像管フォーカス回路の
第3実施例を示す回路図、図4及び図5は本発明の受像
管フォーカス回路を説明するための特性図である。な
お、図1〜図3において、図と同一部分には同一符号が
付してある。
回路について、添付図面を参照して説明する。図1は本
発明の受像管フォーカス回路の第1実施例を示す回路
図、図2は本発明の受像管フォーカス回路の第2実施例
を示す回路図、図3は本発明の受像管フォーカス回路の
第3実施例を示す回路図、図4及び図5は本発明の受像
管フォーカス回路を説明するための特性図である。な
お、図1〜図3において、図と同一部分には同一符号が
付してある。
【0013】まず、図1に示す本発明の受像管フォーカ
ス回路の第1実施例について説明する。図1において、
フライバックトランス1の1次巻線1aの一端には図示
しない前段の水平出力部よりパルスVpが加えられ、他
の一端には動作用直流電圧Eboが加えられている。する
と、2次巻線1bには、パルスVpが昇圧されて高圧パ
ルスVhvが得られる。この高圧パルスVhvは高圧整流ダ
イオード2により整流されて直流高圧HVとなり、図示
しない受像管の陽極aに印加される。なお、フライバッ
クトランス1及び高圧整流ダイオード2は、受像管の陽
極aに供給する直流高圧HVを発生する直流高圧発生回
路である。
ス回路の第1実施例について説明する。図1において、
フライバックトランス1の1次巻線1aの一端には図示
しない前段の水平出力部よりパルスVpが加えられ、他
の一端には動作用直流電圧Eboが加えられている。する
と、2次巻線1bには、パルスVpが昇圧されて高圧パ
ルスVhvが得られる。この高圧パルスVhvは高圧整流ダ
イオード2により整流されて直流高圧HVとなり、図示
しない受像管の陽極aに印加される。なお、フライバッ
クトランス1及び高圧整流ダイオード2は、受像管の陽
極aに供給する直流高圧HVを発生する直流高圧発生回
路である。
【0014】高圧整流ダイオード2の出力側と接地間に
は分圧抵抗15が設けられており、この分圧抵抗15の
上に設けられたタップT3には高圧HVに比例した参照
電圧Er3が発生する。この参照電圧Er3は電圧制御回路
4に供給される。なお、タップT3は、後述する第1の
フォーカス電圧Ef1の取り出し点よりも接地側のコール
ドエンド近くに設ける。電圧制御回路4は入力された参
照電圧Er3の値に応じて、直流電源電圧Ebを回路の動
作用直流電圧Eboに変換する。このようにすると、高圧
HVの変動を補うように電圧Eboが変化して、結果的に
高圧HVが安定化されることとなる。
は分圧抵抗15が設けられており、この分圧抵抗15の
上に設けられたタップT3には高圧HVに比例した参照
電圧Er3が発生する。この参照電圧Er3は電圧制御回路
4に供給される。なお、タップT3は、後述する第1の
フォーカス電圧Ef1の取り出し点よりも接地側のコール
ドエンド近くに設ける。電圧制御回路4は入力された参
照電圧Er3の値に応じて、直流電源電圧Ebを回路の動
作用直流電圧Eboに変換する。このようにすると、高圧
HVの変動を補うように電圧Eboが変化して、結果的に
高圧HVが安定化されることとなる。
【0015】この分圧抵抗15は、上記のタップT3の
他に、第1のフォーカス電圧Ef1を生成するための可変
抵抗も併せて有している。このフォーカス電圧Ef1には
コンデンサ10を介してパラボラ状電圧波形Vpbが重畳
されて、図示しない受像管の第1のフォーカス電極f1
に印加される。コンデンサ10は、第1のフォーカス電
極f1にパラボラ状電圧波形Vpbを加えるパラボラ状波
形重畳回路である。
他に、第1のフォーカス電圧Ef1を生成するための可変
抵抗も併せて有している。このフォーカス電圧Ef1には
コンデンサ10を介してパラボラ状電圧波形Vpbが重畳
されて、図示しない受像管の第1のフォーカス電極f1
に印加される。コンデンサ10は、第1のフォーカス電
極f1にパラボラ状電圧波形Vpbを加えるパラボラ状波
形重畳回路である。
【0016】さらに、図1に示す構成においては、高圧
整流ダイオード2の出力側と接地間に、第2の分圧抵抗
16が第1の分圧抵抗15と並列に設けられている。こ
の分圧抵抗16上には、2つの可変抵抗が形成され、そ
れぞれの可動片には第2のフォーカス電圧Ef2と、加速
電極gに供給するための電圧Egが生成される。フォー
カス電圧Ef2は抵抗11とコンデンサ12とよりなるフ
ィルタ回路を経て、図示しない受像管の第2のフォーカ
ス電極f2に印加される。電圧Egは抵抗13とコンデ
ンサ14とよりなるフィルタ回路によって、上述した交
流分を除去した後、加速電極gに印加される。なお、抵
抗11,13は分圧抵抗16によって代用することによ
り削除可能であるが、通常は、分圧抵抗16とは別に抵
抗11,13を設ける。
整流ダイオード2の出力側と接地間に、第2の分圧抵抗
16が第1の分圧抵抗15と並列に設けられている。こ
の分圧抵抗16上には、2つの可変抵抗が形成され、そ
れぞれの可動片には第2のフォーカス電圧Ef2と、加速
電極gに供給するための電圧Egが生成される。フォー
カス電圧Ef2は抵抗11とコンデンサ12とよりなるフ
ィルタ回路を経て、図示しない受像管の第2のフォーカ
ス電極f2に印加される。電圧Egは抵抗13とコンデ
ンサ14とよりなるフィルタ回路によって、上述した交
流分を除去した後、加速電極gに印加される。なお、抵
抗11,13は分圧抵抗16によって代用することによ
り削除可能であるが、通常は、分圧抵抗16とは別に抵
抗11,13を設ける。
【0017】以上のように構成された本発明の受像管フ
ォーカス回路においては、積分作用による高圧補償の位
相遅れの原因となるフィルタコンデンサ12,14が接
続された第2のフォーカス電圧Ef2,電圧Egの部分
は、参照電圧Er3を取り出すためのタップT3のある分
圧抵抗15とは分離されている。従って、これらフィル
タコンデンサ12,14による高圧HVの変動波形の積
分作用は、分圧抵抗15上のタップT3の電圧Er3には
ほとんど影響を及ぼさない。それゆえ、不要な誘導波形
を除去するために、コンデンサ12,14の容量値を十
分大きくしても、高圧安定化の動作が妨げられることは
ない。
ォーカス回路においては、積分作用による高圧補償の位
相遅れの原因となるフィルタコンデンサ12,14が接
続された第2のフォーカス電圧Ef2,電圧Egの部分
は、参照電圧Er3を取り出すためのタップT3のある分
圧抵抗15とは分離されている。従って、これらフィル
タコンデンサ12,14による高圧HVの変動波形の積
分作用は、分圧抵抗15上のタップT3の電圧Er3には
ほとんど影響を及ぼさない。それゆえ、不要な誘導波形
を除去するために、コンデンサ12,14の容量値を十
分大きくしても、高圧安定化の動作が妨げられることは
ない。
【0018】また、パラボラ状電圧波形Vpbが重畳され
る電圧Ef1の部分と、固定の直流電圧であるべき電圧E
f2の部分とは分離されているので、受像管画面の周辺の
フォーカス改善効果は良好に保たれる。但し、このパラ
ボラ状電圧波形Vpbは分圧抵抗15のタップT3上にも
分圧されて現れることになる。しかし、このパラボラ状
電圧波形Vpbによる周辺フォーカス改善効果は、画面の
上下端より左右端の方が支配的なので、通常、パラボラ
状電圧波形Vpbは主として水平走査周期で変化させるこ
とが多い。これに対し、電圧制御回路4は水平周期のよ
うな比較的高い周波数には応答しないので、高圧安定化
の動作に支障を及ぼすことがない。もし、受像管にとっ
て必要なパラボラ状電圧波形Vpbの振幅が大きく、これ
が分圧されたタップT3上のリップル電圧の先端が、電
圧制御回路4のダイナミックレンジを越えるような場合
は、本出願人による先願、特願平7−179406号に
開示した技術が有効である。
る電圧Ef1の部分と、固定の直流電圧であるべき電圧E
f2の部分とは分離されているので、受像管画面の周辺の
フォーカス改善効果は良好に保たれる。但し、このパラ
ボラ状電圧波形Vpbは分圧抵抗15のタップT3上にも
分圧されて現れることになる。しかし、このパラボラ状
電圧波形Vpbによる周辺フォーカス改善効果は、画面の
上下端より左右端の方が支配的なので、通常、パラボラ
状電圧波形Vpbは主として水平走査周期で変化させるこ
とが多い。これに対し、電圧制御回路4は水平周期のよ
うな比較的高い周波数には応答しないので、高圧安定化
の動作に支障を及ぼすことがない。もし、受像管にとっ
て必要なパラボラ状電圧波形Vpbの振幅が大きく、これ
が分圧されたタップT3上のリップル電圧の先端が、電
圧制御回路4のダイナミックレンジを越えるような場合
は、本出願人による先願、特願平7−179406号に
開示した技術が有効である。
【0019】次に、図2に示す本発明の受像管フォーカ
ス回路の第2実施例について説明する。図2に示す構成
は、図1に示す構成よりもさらに小型化を図ったもので
ある。図2において、フライバックトランス1′の1次
巻線1aの一端には図示しない前段の水平出力部よりパ
ルスVpが加えられ、他の一端には動作用直流電圧Ebo
が加えられている。図2に示す構成では、フライバック
トランス1′はいわゆるマルチシングラー型とされてお
り、2次巻線は1b1,1b2,1b3のように複数個で構成
されている。そして、これらの巻線1b1,1b2,1b3に
対応して高圧整流ダイオードも21,22,23のよう
に複数個に分けて設けられている。なお、ここでは、2
次巻線と高圧整流ダイオードとが3組の場合を示してい
るが、勿論、複数であれば他の組数でもよい。
ス回路の第2実施例について説明する。図2に示す構成
は、図1に示す構成よりもさらに小型化を図ったもので
ある。図2において、フライバックトランス1′の1次
巻線1aの一端には図示しない前段の水平出力部よりパ
ルスVpが加えられ、他の一端には動作用直流電圧Ebo
が加えられている。図2に示す構成では、フライバック
トランス1′はいわゆるマルチシングラー型とされてお
り、2次巻線は1b1,1b2,1b3のように複数個で構成
されている。そして、これらの巻線1b1,1b2,1b3に
対応して高圧整流ダイオードも21,22,23のよう
に複数個に分けて設けられている。なお、ここでは、2
次巻線と高圧整流ダイオードとが3組の場合を示してい
るが、勿論、複数であれば他の組数でもよい。
【0020】このようにすると、フライバックトランス
1′の2次巻線1b3に発生した高圧パルスVhvは高圧整
流ダイオード23により整流されて直流高圧HVとな
り、図示しない受像管の陽極aに印加される。また、フ
ライバックトランス1′の2次巻線の中間部(中間タッ
プ)である高圧整流ダイオード21のカソードには、高
圧HVの数分の1の直流中圧Emが生じる。
1′の2次巻線1b3に発生した高圧パルスVhvは高圧整
流ダイオード23により整流されて直流高圧HVとな
り、図示しない受像管の陽極aに印加される。また、フ
ライバックトランス1′の2次巻線の中間部(中間タッ
プ)である高圧整流ダイオード21のカソードには、高
圧HVの数分の1の直流中圧Emが生じる。
【0021】この中圧Emが得られる高圧整流ダイオー
ド21のカソードと接地間には、分圧抵抗17,18の
並列回路が接続されている。この分圧抵抗17の上に設
けられたタップT4には高圧HVに略比例した参照電圧
Er4が発生する。この参照電圧Er4は電圧制御回路4に
供給される。なお、タップT4は、後述する第1のフォ
ーカス電圧Ef1の取り出し点よりも接地側のコールドエ
ンド近くに設ける。電圧制御回路4は入力された参照電
圧Er4の値に応じて、直流電源電圧Ebを回路の動作用
直流電圧Eboに変換する。分圧抵抗17には、タップT
4の他に、第1のフォーカス電圧Ef1を生成するための
可変抵抗も併せて有している。このフォーカス電圧Ef1
にはコンデンサ10を介してパラボラ状電圧波形Vpbが
重畳されて、図示しない受像管の第1のフォーカス電極
f1に印加される。
ド21のカソードと接地間には、分圧抵抗17,18の
並列回路が接続されている。この分圧抵抗17の上に設
けられたタップT4には高圧HVに略比例した参照電圧
Er4が発生する。この参照電圧Er4は電圧制御回路4に
供給される。なお、タップT4は、後述する第1のフォ
ーカス電圧Ef1の取り出し点よりも接地側のコールドエ
ンド近くに設ける。電圧制御回路4は入力された参照電
圧Er4の値に応じて、直流電源電圧Ebを回路の動作用
直流電圧Eboに変換する。分圧抵抗17には、タップT
4の他に、第1のフォーカス電圧Ef1を生成するための
可変抵抗も併せて有している。このフォーカス電圧Ef1
にはコンデンサ10を介してパラボラ状電圧波形Vpbが
重畳されて、図示しない受像管の第1のフォーカス電極
f1に印加される。
【0022】一方、分圧抵抗18上には、2つの可変抵
抗が形成され、それぞれの可動片には第2のフォーカス
電圧Ef2と、加速電極gに供給するための電圧Egが生
成される。フォーカス電圧Ef2は抵抗11とコンデンサ
12とよりなるフィルタ回路を経て、図示しない受像管
の第2のフォーカス電極f2に印加される。電圧Egは
抵抗13とコンデンサ14とよりなるフィルタ回路によ
って、交流分を除去した後、加速電極gに印加される。
なお、抵抗11,13は分圧抵抗18によって代用する
ことにより削除可能であるが、通常は、分圧抵抗18と
は別に抵抗11,13を設ける。
抗が形成され、それぞれの可動片には第2のフォーカス
電圧Ef2と、加速電極gに供給するための電圧Egが生
成される。フォーカス電圧Ef2は抵抗11とコンデンサ
12とよりなるフィルタ回路を経て、図示しない受像管
の第2のフォーカス電極f2に印加される。電圧Egは
抵抗13とコンデンサ14とよりなるフィルタ回路によ
って、交流分を除去した後、加速電極gに印加される。
なお、抵抗11,13は分圧抵抗18によって代用する
ことにより削除可能であるが、通常は、分圧抵抗18と
は別に抵抗11,13を設ける。
【0023】このような構成では、高圧整流ダイオード
21のカソード(フライバックトランス1′の2次側の
中間タップ)に得られる中圧Emの電圧値は必要なフォ
ーカス電圧Ef1,Ef2に近いので、その分、分圧抵抗1
7,18の抵抗値が小さくて済み、その結果、装置を小
型化することか可能となる。勿論、この図2に示す構成
においても、4極レンズを有する受像管に対し、効果的
にダイナミックフォーカス電圧を供給することができる
と共に、高圧安定化作用に応答の遅れを生じないという
図1に示す構成の特長がそのまま受け継がれることとな
る。
21のカソード(フライバックトランス1′の2次側の
中間タップ)に得られる中圧Emの電圧値は必要なフォ
ーカス電圧Ef1,Ef2に近いので、その分、分圧抵抗1
7,18の抵抗値が小さくて済み、その結果、装置を小
型化することか可能となる。勿論、この図2に示す構成
においても、4極レンズを有する受像管に対し、効果的
にダイナミックフォーカス電圧を供給することができる
と共に、高圧安定化作用に応答の遅れを生じないという
図1に示す構成の特長がそのまま受け継がれることとな
る。
【0024】但し、この図2に示す構成では、高圧特性
に若干問題を生じる。それは、高圧検出の参照電圧Er4
が高圧HVでなく、中圧Emに比例する点に起因する。
特に、陽極電流Iaの小さい領域では、高圧HVと中圧
Emとの比例関係が崩れるので、電圧制御回路4によっ
て制御された高圧HVは、図4に実線で示すように陽極
電流Iaに対して一定であるべきものが、実際には破線
で示すように陽極電流Iaが0付近で上昇してしまう。
その結果、画像が暗くなると、画像振幅が広がってしま
う欠点となって現れる。
に若干問題を生じる。それは、高圧検出の参照電圧Er4
が高圧HVでなく、中圧Emに比例する点に起因する。
特に、陽極電流Iaの小さい領域では、高圧HVと中圧
Emとの比例関係が崩れるので、電圧制御回路4によっ
て制御された高圧HVは、図4に実線で示すように陽極
電流Iaに対して一定であるべきものが、実際には破線
で示すように陽極電流Iaが0付近で上昇してしまう。
その結果、画像が暗くなると、画像振幅が広がってしま
う欠点となって現れる。
【0025】この欠点をも考慮したのが、図3に示す本
発明の受像管フォーカス回路の第3実施例である。第3
実施例では、フォーカス電圧Ef1と電圧制御回路4に供
給する参照電圧Er5を生成するための分圧抵抗19のみ
を高圧HVから分圧するようにし、フォーカス電圧Ef2
と電圧Egを生成するための分圧抵抗20をマルチシン
グラー型のフライバックトランス1′の2次巻線の中間
部である高圧整流ダイオード21のカソード、即ち、中
圧Emの点に接続したものである。なお、その他の部分
は図2と同様であるので、説明は省略する。
発明の受像管フォーカス回路の第3実施例である。第3
実施例では、フォーカス電圧Ef1と電圧制御回路4に供
給する参照電圧Er5を生成するための分圧抵抗19のみ
を高圧HVから分圧するようにし、フォーカス電圧Ef2
と電圧Egを生成するための分圧抵抗20をマルチシン
グラー型のフライバックトランス1′の2次巻線の中間
部である高圧整流ダイオード21のカソード、即ち、中
圧Emの点に接続したものである。なお、その他の部分
は図2と同様であるので、説明は省略する。
【0026】このようにすると、図2とは異なり、分圧
抵抗19上のタップT5に得られる参照電圧Er5は高圧
HVに比例するので、この参照電圧Er5を電圧制御回路
4に加えて高圧安定化を図ると、図4に実線で示すよう
に高圧HVは陽極電流Iaの変化に対して一定とするこ
とができる。そして、この場合も、上述した図1及び図
2と同様に、4極レンズを有する受像管に対し、効果的
にダイナミックフォーカス電圧を供給することができる
と共に、高圧安定化作用に応答の遅れを生じることがな
い。
抵抗19上のタップT5に得られる参照電圧Er5は高圧
HVに比例するので、この参照電圧Er5を電圧制御回路
4に加えて高圧安定化を図ると、図4に実線で示すよう
に高圧HVは陽極電流Iaの変化に対して一定とするこ
とができる。そして、この場合も、上述した図1及び図
2と同様に、4極レンズを有する受像管に対し、効果的
にダイナミックフォーカス電圧を供給することができる
と共に、高圧安定化作用に応答の遅れを生じることがな
い。
【0027】図3に示す実施例は、別の特長も備えてい
る。一般の受像管において、最適フォーカス電圧Ef
は、図5に示すように、陽極電流Iaが大きくなるに従
って陽極電圧である高圧HVに対する比率(Ef/H
V)が下がって過集束状態にした方がよいことが知られ
ている。図3に示す構成では、陽極電流Iaが増加する
と、高圧HVの低下を補って高圧HVを一定に保つた
め、直流電圧Eboの値を上げることになる。フライバッ
クトランス1′の設計にもよるが、一般にこの時の中圧
Emは一定にはならず、この中圧Emと高圧端子間に存
在するインピーダンスの分だけ、陽極電流Iaに対して
中圧Emが増加傾向となる。
る。一般の受像管において、最適フォーカス電圧Ef
は、図5に示すように、陽極電流Iaが大きくなるに従
って陽極電圧である高圧HVに対する比率(Ef/H
V)が下がって過集束状態にした方がよいことが知られ
ている。図3に示す構成では、陽極電流Iaが増加する
と、高圧HVの低下を補って高圧HVを一定に保つた
め、直流電圧Eboの値を上げることになる。フライバッ
クトランス1′の設計にもよるが、一般にこの時の中圧
Emは一定にはならず、この中圧Emと高圧端子間に存
在するインピーダンスの分だけ、陽極電流Iaに対して
中圧Emが増加傾向となる。
【0028】従って、第1のフォーカス電圧Ef1が高圧
HVと同じく一定であるのに対し、第2のフォーカス電
圧Ef2は陽極電流Iaと共に増加するので、両電極間の
電位差がより大きくなり、画像が明るい時の4極レンズ
作用が強まり過集束になる。この結果、図3に示す構成
では、図5に示すような特性となり、陽極電流Iaが大
きい所でのフォーカス劣化が防げられることになる。
HVと同じく一定であるのに対し、第2のフォーカス電
圧Ef2は陽極電流Iaと共に増加するので、両電極間の
電位差がより大きくなり、画像が明るい時の4極レンズ
作用が強まり過集束になる。この結果、図3に示す構成
では、図5に示すような特性となり、陽極電流Iaが大
きい所でのフォーカス劣化が防げられることになる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の受
像管フォーカス回路は、上述のような構成により、回路
の小型化とコストダウンが図れると共に、十分な量のパ
ラボラ状の電圧波形を印加して画面周辺フォーカスを改
善しても高圧制御の応答に影響を与えることがない。ま
た、画像が明るい時のフォーカス劣化を防ぐことができ
るという効果もあり、画像の品位向上に役立つものであ
る。
像管フォーカス回路は、上述のような構成により、回路
の小型化とコストダウンが図れると共に、十分な量のパ
ラボラ状の電圧波形を印加して画面周辺フォーカスを改
善しても高圧制御の応答に影響を与えることがない。ま
た、画像が明るい時のフォーカス劣化を防ぐことができ
るという効果もあり、画像の品位向上に役立つものであ
る。
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す回路図である。
【図4】本発明を説明するための特性図である。
【図5】本発明を説明するための特性図である。
【図6】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】 1,1′ フライバックトランス 1a 1次巻線 1b,1b1,1b2,1b3 2次巻線 2,21〜23 高圧整流ダイオード 4 電圧制御回路 10,12,14 コンデンサ 11,13 抵抗 15〜20 分圧抵抗(可変抵抗) Eb 直流電源電圧 Ebo 直流電圧 Ef1,Ef2 フォーカス電圧 Eg 電圧 Em 中圧 Er3,Er4,Er5 参照電圧 f1,f2 フォーカス電極 g 加速電極 HV 直流高圧 Ia 陽極電流 Vpb パラボラ状電圧波形
Claims (5)
- 【請求項1】4極レンズを構成する第1及び第2のフォ
ーカス電極を有する受像管に用いられる受像管フォーカ
ス回路において、 2次側に高圧整流ダイオードを接続したフライバックト
ランスによって前記受像管の陽極に供給する直流高圧を
発生する直流高圧発生回路と、 前記直流高圧と接地間に接続され、それぞれ前記第1,
第2のフォーカス電極に印加する第1,第2のフォーカ
ス電圧を調整して供給する互いに並列接続された第1,
第2の可変抵抗と、 前記第1のフォーカス電極にパラボラ状電圧波形を加え
るパラボラ状波形重畳回路と、 前記第1の可変抵抗に設けられた高圧検出用のタップ
と、 前記高圧検出用のタップ上に生じる電圧に応じて、前記
直流高圧が一定となるように前記フライバックトランス
に供給する直流電圧を制御する電圧制御回路とを設けて
構成したことを特徴とする受像管フォーカス回路。 - 【請求項2】4極レンズを構成する第1及び第2のフォ
ーカス電極を有する受像管に用いられる受像管フォーカ
ス回路において、 2次側が複数組の巻線と高圧整流ダイオードとからなる
マルチシングラー型とされたフライバックトランスによ
って前記受像管の陽極に供給する直流高圧を発生する直
流高圧発生回路と、 前記フライバックトランスの中間タップと接地間に接続
され、それぞれ前記第1,第2のフォーカス電極に印加
する第1,第2のフォーカス電圧を調整して供給する互
いに並列接続された第1,第2の可変抵抗と、 前記第1のフォーカス電極にパラボラ状電圧波形を加え
るパラボラ状波形重畳回路と、 前記第1の可変抵抗に設けられた高圧検出用のタップ
と、 前記高圧検出用のタップ上に生じる電圧に応じて、前記
直流高圧が一定となるように前記フライバックトランス
に供給する直流電圧を制御する電圧制御回路とを設けて
構成したことを特徴とする受像管フォーカス回路。 - 【請求項3】4極レンズを構成する第1及び第2のフォ
ーカス電極を有する受像管に用いられる受像管フォーカ
ス回路において、 2次側が複数組の巻線と高圧整流ダイオードとからなる
マルチシングラー型とされたフライバックトランスによ
って前記受像管の陽極に供給する直流高圧を発生する直
流高圧発生回路と、 前記直流高圧と接地間に接続され、前記第1のフォーカ
ス電極に印加する第1のフォーカス電圧を調整して供給
する第1の可変抵抗と、 前記フライバックトランスの中間タップと接地間に接続
され、前記第2のフォーカス電極に印加する第2のフォ
ーカス電圧を調整して供給する第2の可変抵抗と、 前記第1のフォーカス電極にパラボラ状電圧波形を加え
るパラボラ状波形重畳回路と、 前記第1の可変抵抗に設けられた高圧検出用のタップ
と、 前記高圧検出用のタップ上に生じる電圧に応じて、前記
直流高圧が一定となるように前記フライバックトランス
に供給する直流電圧を制御する電圧制御回路とを設けて
構成したことを特徴とする受像管フォーカス回路。 - 【請求項4】前記第2のフォーカス電極と接地間にコン
デンサを設けたことを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれかに記載の受像管フォーカス回路。 - 【請求項5】前記第2の可変抵抗と接地との間に挿入さ
れた第3の可変抵抗の可動片より電圧を取り出すと共
に、この電圧を抵抗とコンデンサとからなるフィルタ回
路を通して前記受像管の加速電極に供給することを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載の受像管フォ
ーカス回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31363295A JPH09135366A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 受像管フォーカス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31363295A JPH09135366A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 受像管フォーカス回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09135366A true JPH09135366A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=18043662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31363295A Pending JPH09135366A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 受像管フォーカス回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09135366A (ja) |
-
1995
- 1995-11-07 JP JP31363295A patent/JPH09135366A/ja active Pending
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