JPH09135559A - 同期モータ - Google Patents
同期モータInfo
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- JPH09135559A JPH09135559A JP10692996A JP10692996A JPH09135559A JP H09135559 A JPH09135559 A JP H09135559A JP 10692996 A JP10692996 A JP 10692996A JP 10692996 A JP10692996 A JP 10692996A JP H09135559 A JPH09135559 A JP H09135559A
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Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 小型でしかも効率が良く、汎用性の高い同期
モータを提供する。 【解決手段】 起動時に交流電源4を整流して直流モー
タとして起動すべく永久磁石ロータの回転を付勢するよ
うに電流の方向を交互に切り替えるためのダイオード,
コミュテータ,ブラシを含む整流回路と、を備え、永久
磁石ロータの回転速度が同期運転の回転速度付近に達し
たときに、整流回路の接続を切り離して同期運転に切り
替えて駆動する同期モータにおいて、前記コミュテータ
は、ロータと同軸に取り付けられて回転する、中心角が
ほぼ180°有する導電性摺動リング2を有し、前記ブ
ラシは、周方向に2箇所に対向配置され、前記摺動リン
グ2に摺接して交互に給電するための給電ブラシa,b
と、前記摺動リング2とコイルセグメントA,Bとをそ
れぞれダイオード3a,3b,3c,3dを介してそれ
ぞれ導通させるためのほぼ対向配置されたブラシc1 ,
c2 及びブラシd1 ,d2 を備えた。
モータを提供する。 【解決手段】 起動時に交流電源4を整流して直流モー
タとして起動すべく永久磁石ロータの回転を付勢するよ
うに電流の方向を交互に切り替えるためのダイオード,
コミュテータ,ブラシを含む整流回路と、を備え、永久
磁石ロータの回転速度が同期運転の回転速度付近に達し
たときに、整流回路の接続を切り離して同期運転に切り
替えて駆動する同期モータにおいて、前記コミュテータ
は、ロータと同軸に取り付けられて回転する、中心角が
ほぼ180°有する導電性摺動リング2を有し、前記ブ
ラシは、周方向に2箇所に対向配置され、前記摺動リン
グ2に摺接して交互に給電するための給電ブラシa,b
と、前記摺動リング2とコイルセグメントA,Bとをそ
れぞれダイオード3a,3b,3c,3dを介してそれ
ぞれ導通させるためのほぼ対向配置されたブラシc1 ,
c2 及びブラシd1 ,d2 を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期モータに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばOA機器には、冷却用のD
C或いはACファンモータが装備されており、特に高回
転数を要する機器には2極のACファンモータが装備さ
れている。このACファンモータには、一般に誘導モー
タが使用されており、固定子巻線で作った回転磁界の中
を導体軸の両端を短絡させた回転子がスリップしながら
回転する。しかしながら、誘導モータは、小型で効率が
良いモータを提供することが難しいし、ロータとして使
用される導電材料がアルミか銅に限定されるという製造
上の制約もあった。
C或いはACファンモータが装備されており、特に高回
転数を要する機器には2極のACファンモータが装備さ
れている。このACファンモータには、一般に誘導モー
タが使用されており、固定子巻線で作った回転磁界の中
を導体軸の両端を短絡させた回転子がスリップしながら
回転する。しかしながら、誘導モータは、小型で効率が
良いモータを提供することが難しいし、ロータとして使
用される導電材料がアルミか銅に限定されるという製造
上の制約もあった。
【0003】そこで、発明者は既に、ダイオードとコミ
ュテータとブラシの組み合わせにより交流を整流して直
流モータとして起動して永久磁石ロータの回転を同期回
転付近まで立ち上げ、その時点でコミュテータをダイオ
ードとブラシによる整流回路から脱除して交流電源によ
る同期運転に切り換える4極同期モータを開発した(特
公昭63−18438号、特公昭63−18436号
等)。上記4極同期モータは、ロータの回転軸上に設け
られたコミュテータとして、ぼぼ180°の中心角を有
する摺動リングが2個配置され、該摺動リングに4箇所
でブラシが摺接可能に配置され、各摺動リングが90°
回転する毎に極性が変わるように平面的に構成されてい
る。上記ロータの回転を直流により同期回転付近まで立
ち上げた後、ロータが所要回転数付近まで回転するに至
った際のウェイトの遠心力を利用してコミュテータを回
転軸方向に引き込み、ブラシとの接触を切断して同期回
転に移行するようにしている。
ュテータとブラシの組み合わせにより交流を整流して直
流モータとして起動して永久磁石ロータの回転を同期回
転付近まで立ち上げ、その時点でコミュテータをダイオ
ードとブラシによる整流回路から脱除して交流電源によ
る同期運転に切り換える4極同期モータを開発した(特
公昭63−18438号、特公昭63−18436号
等)。上記4極同期モータは、ロータの回転軸上に設け
られたコミュテータとして、ぼぼ180°の中心角を有
する摺動リングが2個配置され、該摺動リングに4箇所
でブラシが摺接可能に配置され、各摺動リングが90°
回転する毎に極性が変わるように平面的に構成されてい
る。上記ロータの回転を直流により同期回転付近まで立
ち上げた後、ロータが所要回転数付近まで回転するに至
った際のウェイトの遠心力を利用してコミュテータを回
転軸方向に引き込み、ブラシとの接触を切断して同期回
転に移行するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記4極同
期モータは、回転数が1500rpm又は1800rp
m程度であり、より高回転数を要するACファンモータ
等には向いていない。そこで、回転数が3000rpm
又は3600rpm程度を有する2極同期モータが好適
に用いられる。上記4極同期モータの場合には、中心角
がほぼ180°の摺動リングを2個設け、該摺動リング
が90°変位する毎に電機子コイルに流れる電流の極性
が変わるように平面的に構成可能であり、6極同期モー
タの場合には、中心角がほぼ120°の摺動リングを3
個設け、該摺動リングが60°変位する毎に電機子コイ
ルに流れる電流の極性が変わるように平面的に構成可能
である。
期モータは、回転数が1500rpm又は1800rp
m程度であり、より高回転数を要するACファンモータ
等には向いていない。そこで、回転数が3000rpm
又は3600rpm程度を有する2極同期モータが好適
に用いられる。上記4極同期モータの場合には、中心角
がほぼ180°の摺動リングを2個設け、該摺動リング
が90°変位する毎に電機子コイルに流れる電流の極性
が変わるように平面的に構成可能であり、6極同期モー
タの場合には、中心角がほぼ120°の摺動リングを3
個設け、該摺動リングが60°変位する毎に電機子コイ
ルに流れる電流の極性が変わるように平面的に構成可能
である。
【0005】しかしながら、2極同期モータを、上記4
極同期モータ、更には6極以上の同期モータの場合と同
様に平面的に構成する場合、1個の摺動リングにより1
80°回転する毎に電機子コイルに流れる電流の極性が
変わるように構成するためには、ぼぼ360°の中心角
を有する摺動リングを配置することになり、平面的に構
成することは不可能である。仮に摺動リングを180°
ずつ分離して2段構造にするとすればモータが大型化す
る。
極同期モータ、更には6極以上の同期モータの場合と同
様に平面的に構成する場合、1個の摺動リングにより1
80°回転する毎に電機子コイルに流れる電流の極性が
変わるように構成するためには、ぼぼ360°の中心角
を有する摺動リングを配置することになり、平面的に構
成することは不可能である。仮に摺動リングを180°
ずつ分離して2段構造にするとすればモータが大型化す
る。
【0006】本発明は上記従来技術の課題を解決すべく
なされたものであり、その目的とするところは、小型で
しかも効率が良く、汎用性の高い同期モータを提供する
ことにある。
なされたものであり、その目的とするところは、小型で
しかも効率が良く、汎用性の高い同期モータを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため次の構成を有する。すなわち、2極の永久磁石
ロータと、交流電源により同期モータとして運転させる
ように前記永久磁石ロータに対応させて設けたA,B2
つのコイルセグメントを有する固定電機子と、起動時に
前記交流電源を整流して直流モータとして起動すべく前
記永久磁石ロータの回転を付勢するように電流の方向を
交互に切り替えるためのダイオード,コミュテータ,ブ
ラシを含む整流回路と、を備え、前記永久磁石ロータの
回転速度が同期運転の回転速度付近に達したときに、前
記整流回路の接続を切り離して交流電源による同期運転
に切り替えて駆動する同期モータにおいて、前記コミュ
テータは、前記ロータと同軸に取り付けられて回転す
る、中心角がほぼ180°有する導電性摺動リングを有
し、前記ブラシは、前記摺動リングに摺接して交互に給
電するための対向配置された給電ブラシと、前記摺動リ
ングとコイルセグメントA,Bとをそれぞれ導通させる
ためのほぼ対向配置された導電ブラシと、を備えたこと
を特徴とする。
するため次の構成を有する。すなわち、2極の永久磁石
ロータと、交流電源により同期モータとして運転させる
ように前記永久磁石ロータに対応させて設けたA,B2
つのコイルセグメントを有する固定電機子と、起動時に
前記交流電源を整流して直流モータとして起動すべく前
記永久磁石ロータの回転を付勢するように電流の方向を
交互に切り替えるためのダイオード,コミュテータ,ブ
ラシを含む整流回路と、を備え、前記永久磁石ロータの
回転速度が同期運転の回転速度付近に達したときに、前
記整流回路の接続を切り離して交流電源による同期運転
に切り替えて駆動する同期モータにおいて、前記コミュ
テータは、前記ロータと同軸に取り付けられて回転す
る、中心角がほぼ180°有する導電性摺動リングを有
し、前記ブラシは、前記摺動リングに摺接して交互に給
電するための対向配置された給電ブラシと、前記摺動リ
ングとコイルセグメントA,Bとをそれぞれ導通させる
ためのほぼ対向配置された導電ブラシと、を備えたこと
を特徴とする。
【0008】また、前記ブラシは、給電ブラシb及び導
電ブラシc1 ,d1 と、給電ブラシa及び導電ブラシc
2 ,d2 とをほぼ対向配置しても良い。
電ブラシc1 ,d1 と、給電ブラシa及び導電ブラシc
2 ,d2 とをほぼ対向配置しても良い。
【0009】また、永久磁石ロータと、交流電源により
同期モータとして運転させるように前記永久磁石ロータ
に対応させて設けたA,B2つのコイルセグメントを有
する固定電機子と、起動時に前記交流電源を整流して直
流モータとして起動すべく前記永久磁石ロータの回転を
付勢するように電流の方向を交互に切り替えるためのダ
イオード,コミュテータ,ブラシを含む整流回路と、を
備え、前記永久磁石ロータの回転速度が同期運転の回転
速度付近に達したときに、前記整流回路の接続を切り離
して交流電源による同期運転に切り替えて駆動する同期
モータにおいて、前記コミュテータは、前記ロータと同
軸に取り付けられて回転する導電性摺動リングを有し、
前記ブラシは、周方向に対向配置され前記摺動リングに
摺接して交互に給電するための給電ブラシと、前記摺動
リングとコイルセグメントA,Bとをそれぞれ導通させ
るための導電ブラシと、を備え、前記整流回路に流れる
整流電流を前記コイルセグメントAのみに収斂させるた
め、前記コイルセグメントB側に接続する導電ブラシ
を、前記A側コイル出力よりB側コイル出力が低下する
ように、出力平衡位置よりずらして配置したことを特徴
とする。
同期モータとして運転させるように前記永久磁石ロータ
に対応させて設けたA,B2つのコイルセグメントを有
する固定電機子と、起動時に前記交流電源を整流して直
流モータとして起動すべく前記永久磁石ロータの回転を
付勢するように電流の方向を交互に切り替えるためのダ
イオード,コミュテータ,ブラシを含む整流回路と、を
備え、前記永久磁石ロータの回転速度が同期運転の回転
速度付近に達したときに、前記整流回路の接続を切り離
して交流電源による同期運転に切り替えて駆動する同期
モータにおいて、前記コミュテータは、前記ロータと同
軸に取り付けられて回転する導電性摺動リングを有し、
前記ブラシは、周方向に対向配置され前記摺動リングに
摺接して交互に給電するための給電ブラシと、前記摺動
リングとコイルセグメントA,Bとをそれぞれ導通させ
るための導電ブラシと、を備え、前記整流回路に流れる
整流電流を前記コイルセグメントAのみに収斂させるた
め、前記コイルセグメントB側に接続する導電ブラシ
を、前記A側コイル出力よりB側コイル出力が低下する
ように、出力平衡位置よりずらして配置したことを特徴
とする。
【0010】また、上記ロータは、2極永久磁石を備
え、前記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付け
られて回転する、中心角がほぼ180°有する導電性摺
動リングを有し、前記ブラシは、対向配置された給電ブ
ラシa,bと、コイルセグメントAに接続する対向配置
された導電ブラシc1 ,c2 と、コイルセグメントBに
接続する導電ブラシd1 ,d2 とを備え、前記導電ブラ
シd1 ,d2 は、対向位置よりブラシの開き角(中心
角)が狭くなくように配置しても良い。また、前記ロー
タは、2極永久磁石を備え、前記コミュテータは、前記
ロータと同軸に取り付けられて回転する、中心角がほぼ
180°有する導電性摺動リングを有し、前記ブラシ
は、対向配置された給電ブラシa,bと、コイルセグメ
ントAに接続する対向配置された導電ブラシc1 ,c2
と、コイルセグメントBに接続する対向配置された導電
ブラシd1 ,d2 とを備え、前記導電ブラシd1 ,d2
は、前記摺動リングが回転した際にコイルセグメントB
に流れる電流が零にならないように、前記導電ブラシc
1 ,c2 を結ぶ中心線に対して反対側に所定角度だけず
らして配置しても良い。また、前記ロータは、4極永久
磁石を備え、前記コミュテータは、前記ロータと同軸に
取り付けられて回転する、中心角がほぼ180°有する
複数の導電性摺動リングを有し、前記ブラシは、対向配
置された給電ブラシa,bと、コイルセグメントAに接
続する導電ブラシcと、コイルセグメントBに接続する
導電ブラシdとを備え、前記導電ブラシdを導電ブラシ
cに対向する位置よりずらして配置してもよい。また、
前記ロータは、N極(N≧6:Nは偶数)永久磁石を備
え、前記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付け
られて回転する、中心角がほぼ360°/(N/2)有
する複数の導電性摺動リングを有し、前記ブラシは、開
き角(中心角)が360°/(N/2)となるように配
置された給電ブラシa,bと、コイルセグメントAに接
続する導電ブラシcと、コイルセグメントBに接続する
開き角が360°/(N/2)の導電ブラシd1 ,d2
とを備え、前記導電ブラシd1 ,d2 間の中心位置を導
電ブラシcに対向する位置よりずらして配置してもよ
い。
え、前記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付け
られて回転する、中心角がほぼ180°有する導電性摺
動リングを有し、前記ブラシは、対向配置された給電ブ
ラシa,bと、コイルセグメントAに接続する対向配置
された導電ブラシc1 ,c2 と、コイルセグメントBに
接続する導電ブラシd1 ,d2 とを備え、前記導電ブラ
シd1 ,d2 は、対向位置よりブラシの開き角(中心
角)が狭くなくように配置しても良い。また、前記ロー
タは、2極永久磁石を備え、前記コミュテータは、前記
ロータと同軸に取り付けられて回転する、中心角がほぼ
180°有する導電性摺動リングを有し、前記ブラシ
は、対向配置された給電ブラシa,bと、コイルセグメ
ントAに接続する対向配置された導電ブラシc1 ,c2
と、コイルセグメントBに接続する対向配置された導電
ブラシd1 ,d2 とを備え、前記導電ブラシd1 ,d2
は、前記摺動リングが回転した際にコイルセグメントB
に流れる電流が零にならないように、前記導電ブラシc
1 ,c2 を結ぶ中心線に対して反対側に所定角度だけず
らして配置しても良い。また、前記ロータは、4極永久
磁石を備え、前記コミュテータは、前記ロータと同軸に
取り付けられて回転する、中心角がほぼ180°有する
複数の導電性摺動リングを有し、前記ブラシは、対向配
置された給電ブラシa,bと、コイルセグメントAに接
続する導電ブラシcと、コイルセグメントBに接続する
導電ブラシdとを備え、前記導電ブラシdを導電ブラシ
cに対向する位置よりずらして配置してもよい。また、
前記ロータは、N極(N≧6:Nは偶数)永久磁石を備
え、前記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付け
られて回転する、中心角がほぼ360°/(N/2)有
する複数の導電性摺動リングを有し、前記ブラシは、開
き角(中心角)が360°/(N/2)となるように配
置された給電ブラシa,bと、コイルセグメントAに接
続する導電ブラシcと、コイルセグメントBに接続する
開き角が360°/(N/2)の導電ブラシd1 ,d2
とを備え、前記導電ブラシd1 ,d2 間の中心位置を導
電ブラシcに対向する位置よりずらして配置してもよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の好適な実施の形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は2極同期モ
ータの回路構成を示す説明図、図2〜図4は2極同期モ
ータの摺動リングの回転変化に伴う整流回路の変化を示
す説明図、図5は2極同期モータの各ブラシの構造を示
す説明図、図6乃至図9は他例に係る2極同期モータの
回路構成を示す説明図、図10は4極同期モータの回路
構成を示す説明図、図11は6極同期モータの回路構成
を示す説明図である。
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は2極同期モ
ータの回路構成を示す説明図、図2〜図4は2極同期モ
ータの摺動リングの回転変化に伴う整流回路の変化を示
す説明図、図5は2極同期モータの各ブラシの構造を示
す説明図、図6乃至図9は他例に係る2極同期モータの
回路構成を示す説明図、図10は4極同期モータの回路
構成を示す説明図、図11は6極同期モータの回路構成
を示す説明図である。
【0012】図1において、1は電機子コイルで、2つ
のコイルセグメントA、Bから成っている。a,bは給
電用のカーボンブラシであり、ロータに接続するコミュ
テータの周方向に2箇所に対向配置され交互に給電する
ものであり、c1 ,c2 ,d 1 ,d2 は上記A,B2つ
のコイルセグメントに接続するための導電用のカーボン
ブラシであり、それぞれ摺動リング2に摺接している。
摺動リング2はモータの回転軸の周囲にほぼ180°の
中心角(厳密には180°より若干小さい中心角)を有
する導電性のリング片から成っている。
のコイルセグメントA、Bから成っている。a,bは給
電用のカーボンブラシであり、ロータに接続するコミュ
テータの周方向に2箇所に対向配置され交互に給電する
ものであり、c1 ,c2 ,d 1 ,d2 は上記A,B2つ
のコイルセグメントに接続するための導電用のカーボン
ブラシであり、それぞれ摺動リング2に摺接している。
摺動リング2はモータの回転軸の周囲にほぼ180°の
中心角(厳密には180°より若干小さい中心角)を有
する導電性のリング片から成っている。
【0013】3a,3b,3c,3dはダイオードで、
単相交流電源4からの電流を整流して、コイルセグメン
トA、Bに供給する。5a、5bはスイッチで、摺動リ
ング2が引き込まれて導電ブラシc1 ,c2,d1 ,d
2 との接触が解除されると同時に破線の方向に動作し、
摺動リング2を含むコミュテータ、導電ブラシc1 ,c
2 ,d1 ,d2 、ダイオード3a,3b,3c,3dを
含む整流回路を切断し、コイルセグメントA,Bの両端
に交流電源4を接続する。
単相交流電源4からの電流を整流して、コイルセグメン
トA、Bに供給する。5a、5bはスイッチで、摺動リ
ング2が引き込まれて導電ブラシc1 ,c2,d1 ,d
2 との接触が解除されると同時に破線の方向に動作し、
摺動リング2を含むコミュテータ、導電ブラシc1 ,c
2 ,d1 ,d2 、ダイオード3a,3b,3c,3dを
含む整流回路を切断し、コイルセグメントA,Bの両端
に交流電源4を接続する。
【0014】C1 ,C2 は上記コイルセグメントA,B
に並列に接続されたコンデンサであり、電機子電流と電
圧の位相差を一致させて出力損失を補うものである。上
記コンデンサC1 ,C2 の代わりに、図1の破線に示す
ように、単相交流電源4に並列にコンデンサC3 を接続
しても良い。
に並列に接続されたコンデンサであり、電機子電流と電
圧の位相差を一致させて出力損失を補うものである。上
記コンデンサC1 ,C2 の代わりに、図1の破線に示す
ように、単相交流電源4に並列にコンデンサC3 を接続
しても良い。
【0015】次に、図5を参照して上記2極同期モータ
のコミュテータ側の各ブラシの構造について説明する。
なお、図5においてロータは省略してある。6はモータ
の外装を構成するハウジングである(図5(b)参
照)。前述した給電ブラシa,b及び導電ブラシc1 ,
c2 ,d1 ,d2 は、それぞれ導電性を有する板バネ7
a,7b及び板バネ7c1 ,7c2 ,7d1 ,7d2 の
自由端側に一体に取り付けられている。上記板バネ7
a,7b及び板バネ7c1 ,7c2,7d1 ,7d2 の
固定端側は各ブラシの接点端子として口出し線やコンデ
ンサ3a,3b,3c,3d等の接続端子として機能し
ている(図5(a),(c)参照)。
のコミュテータ側の各ブラシの構造について説明する。
なお、図5においてロータは省略してある。6はモータ
の外装を構成するハウジングである(図5(b)参
照)。前述した給電ブラシa,b及び導電ブラシc1 ,
c2 ,d1 ,d2 は、それぞれ導電性を有する板バネ7
a,7b及び板バネ7c1 ,7c2 ,7d1 ,7d2 の
自由端側に一体に取り付けられている。上記板バネ7
a,7b及び板バネ7c1 ,7c2,7d1 ,7d2 の
固定端側は各ブラシの接点端子として口出し線やコンデ
ンサ3a,3b,3c,3d等の接続端子として機能し
ている(図5(a),(c)参照)。
【0016】また、スイッチ5a,5bは板バネ8a,
8bの自由端側が接点を開閉することにより、モータを
起動運転から同期運転に切り替える。このスイッチ5
a,5bの開閉動作は、給電ブラシa,bの摺動リング
2への接離動作と連動しているため、該給電ブラシa,
bのカーボンの摩耗に影響されない様にするために、ス
イッチ5a,5b部の独立構造化を可能にするための非
導電性支持部材9a,9bを設けている。上記非導電性
支持部材9a,9bは、板バネ8a,8bにより付勢さ
れて径方向中心側へ移動可能であり、スイッチ5a,5
bが開閉可能に構成されている。また上記板バネ7a,
7bと板バネ8a,8bとは互いに干渉しないように、
非導電性支持部材9a,9bの径方向に異なる凹部内に
それぞれ支持されており、板バネ8aは非導電性支持部
材9a側の凹部と、板バネ8bは非導電性支持部材9b
側の凹部とにそれぞれ当接するように構成されている
(図5(a)参照)。上記各板バネとしては、例えば薄
板状のリン青銅板などが好適に用いられ、また非導電性
支持部材9a,9bとしては、耐摩耗性を有するポリイ
ミドなどが好適に用いられる。
8bの自由端側が接点を開閉することにより、モータを
起動運転から同期運転に切り替える。このスイッチ5
a,5bの開閉動作は、給電ブラシa,bの摺動リング
2への接離動作と連動しているため、該給電ブラシa,
bのカーボンの摩耗に影響されない様にするために、ス
イッチ5a,5b部の独立構造化を可能にするための非
導電性支持部材9a,9bを設けている。上記非導電性
支持部材9a,9bは、板バネ8a,8bにより付勢さ
れて径方向中心側へ移動可能であり、スイッチ5a,5
bが開閉可能に構成されている。また上記板バネ7a,
7bと板バネ8a,8bとは互いに干渉しないように、
非導電性支持部材9a,9bの径方向に異なる凹部内に
それぞれ支持されており、板バネ8aは非導電性支持部
材9a側の凹部と、板バネ8bは非導電性支持部材9b
側の凹部とにそれぞれ当接するように構成されている
(図5(a)参照)。上記各板バネとしては、例えば薄
板状のリン青銅板などが好適に用いられ、また非導電性
支持部材9a,9bとしては、耐摩耗性を有するポリイ
ミドなどが好適に用いられる。
【0017】次に、上記2極同期モータを直流モータと
して起動させ、同期回転数付近で交流2極同期モータに
切り換える原理を図1〜図4を参照して説明する。先
ず、図1において、摺動リング2が図示の位置にあると
き、電源4、給電ブラシa、摺動リング2、導電ブラシ
c1 、ダイオード3a、コイルセグメントA、電源4よ
りなる回路と、電源4、コイルセグメントB、ダイオ
ード3b、導電ブラシd1 、摺動リング2、給電ブラシ
a、電源4よりなる回路とが形成される。すなわち、
電機子電流がコイルセグメントAとコイルセグメントB
にそれぞれ矢印方向に分配されて流れ、ロータが回転す
る。
して起動させ、同期回転数付近で交流2極同期モータに
切り換える原理を図1〜図4を参照して説明する。先
ず、図1において、摺動リング2が図示の位置にあると
き、電源4、給電ブラシa、摺動リング2、導電ブラシ
c1 、ダイオード3a、コイルセグメントA、電源4よ
りなる回路と、電源4、コイルセグメントB、ダイオ
ード3b、導電ブラシd1 、摺動リング2、給電ブラシ
a、電源4よりなる回路とが形成される。すなわち、
電機子電流がコイルセグメントAとコイルセグメントB
にそれぞれ矢印方向に分配されて流れ、ロータが回転す
る。
【0018】次に、図2に示すように、コミュテータが
90°反時計方向に回転すると、摺動リング2が、給電
ブラシb、導電ブラシc1 、導電ブラシd1 と接触し、
電源4、給電ブラシb、摺動リング2、導電ブラシ
c1 、ダイオード3a、コイルセグメントA、電源4よ
りなる回路と、電源4、コイルセグメントB、ダイオ
ード3b、導電ブラシd1 、摺動リング2、給電ブラシ
b、電源4よりなる回路とが形成される。すなわち、
電機子電流がコイルセグメントAとコイルセグメントB
に分配され、ロータが回転する。
90°反時計方向に回転すると、摺動リング2が、給電
ブラシb、導電ブラシc1 、導電ブラシd1 と接触し、
電源4、給電ブラシb、摺動リング2、導電ブラシ
c1 、ダイオード3a、コイルセグメントA、電源4よ
りなる回路と、電源4、コイルセグメントB、ダイオ
ード3b、導電ブラシd1 、摺動リング2、給電ブラシ
b、電源4よりなる回路とが形成される。すなわち、
電機子電流がコイルセグメントAとコイルセグメントB
に分配され、ロータが回転する。
【0019】次に、図3に示すように、さらにコミュテ
ータが90°回転すると摺動リング2は、給電ブラシ
b、導電ブラシc2 、導電ブラシd2 と接触し、電源
4、給電ブラシb、摺動リング2、導電ブラシd2 、ダ
イオード3d、コイルセグメントB、電源4よりなる回
路と、電源4、コイルセグメントA、ダイオード3
c、導電ブラシc2 、摺動リング2、給電ブラシb、電
源4よりなる回路とが形成される。すなわち、電機子
電流が反転してコイルセグメントAとコイルセグメント
Bにそれぞれ分配されて流れ、ロータが回転する。
ータが90°回転すると摺動リング2は、給電ブラシ
b、導電ブラシc2 、導電ブラシd2 と接触し、電源
4、給電ブラシb、摺動リング2、導電ブラシd2 、ダ
イオード3d、コイルセグメントB、電源4よりなる回
路と、電源4、コイルセグメントA、ダイオード3
c、導電ブラシc2 、摺動リング2、給電ブラシb、電
源4よりなる回路とが形成される。すなわち、電機子
電流が反転してコイルセグメントAとコイルセグメント
Bにそれぞれ分配されて流れ、ロータが回転する。
【0020】次に、図4に示すように、さらにコミュテ
ータが90°回転すると、摺動リング2は、給電ブラシ
a、導電ブラシc2 、導電ブラシd2 と接触し、電源
4、給電ブラシa、摺動リング2、導電ブラシd2 、ダ
イオード3d、コイルセグメントB、電源4よりなる回
路と、電源4、コイルセグメントA、ダイオード3
c、導電ブラシc2 、摺動リング2、給電ブラシa、電
源4よりなる回路とが形成される。すなわち、電機子
電流は反転したままコイルセグメントAとコイルセグメ
ントBにそれぞれ分配されて流れ、ロータが回転する。
ータが90°回転すると、摺動リング2は、給電ブラシ
a、導電ブラシc2 、導電ブラシd2 と接触し、電源
4、給電ブラシa、摺動リング2、導電ブラシd2 、ダ
イオード3d、コイルセグメントB、電源4よりなる回
路と、電源4、コイルセグメントA、ダイオード3
c、導電ブラシc2 、摺動リング2、給電ブラシa、電
源4よりなる回路とが形成される。すなわち、電機子
電流は反転したままコイルセグメントAとコイルセグメ
ントBにそれぞれ分配されて流れ、ロータが回転する。
【0021】このように、摺動リング2がモータの回転
軸と共に回転すると、ほぼ180°回転する毎に、給電
されるブラシが切り替わって電機子コイル1に流れる電
流の方向が変わり、極性が変換される。このとき、電機
子コイル1にはセグメントA,Bに対して交互かつ同一
方向に流れるため、全コイルに通電する場合に比べて大
電流が流れ、起動運転時に大きなトルクを発生させるこ
とができる。
軸と共に回転すると、ほぼ180°回転する毎に、給電
されるブラシが切り替わって電機子コイル1に流れる電
流の方向が変わり、極性が変換される。このとき、電機
子コイル1にはセグメントA,Bに対して交互かつ同一
方向に流れるため、全コイルに通電する場合に比べて大
電流が流れ、起動運転時に大きなトルクを発生させるこ
とができる。
【0022】よって、2極の永久磁石ロータと、固定電
機子コイル1の磁極が対応してロータがおよそ180°
回転する毎に電機子コイル1の極性が変わるため、引き
続きロータの回転を付勢するように作用する。
機子コイル1の磁極が対応してロータがおよそ180°
回転する毎に電機子コイル1の極性が変わるため、引き
続きロータの回転を付勢するように作用する。
【0023】次に、ロータの回転速度が同期回転付近に
達したところで、コミュテータが軸方向に移動してダイ
オード3a,3b,3c,3d、導電ブラシc1 ,
c2 ,d 1 ,d2 を含む整流回路より脱除されると同時
に、スイッチ5a,5bが図1の破線のように切り替わ
り、交流電源4と電機子コイル1とが短絡され、モータ
は同期モータとして回転駆動する。このとき、電機子コ
イル1には、セグメントA,Bが直列一体に連絡してい
るため、同期運転に必要なトルクを発生させるだけの負
荷に見合った電流が流れる。また、モータが起動回転か
ら同期回転に移行する際に、整流電流をコイルセグメン
トAに収斂させて同期回転に移行させるために、セグメ
ントAの巻数をセグメントBより少なくしたり、セグメ
ントAの巻線を太くしたり、或いはセグメントBに抵抗
を直列に接続したりしてもよい。
達したところで、コミュテータが軸方向に移動してダイ
オード3a,3b,3c,3d、導電ブラシc1 ,
c2 ,d 1 ,d2 を含む整流回路より脱除されると同時
に、スイッチ5a,5bが図1の破線のように切り替わ
り、交流電源4と電機子コイル1とが短絡され、モータ
は同期モータとして回転駆動する。このとき、電機子コ
イル1には、セグメントA,Bが直列一体に連絡してい
るため、同期運転に必要なトルクを発生させるだけの負
荷に見合った電流が流れる。また、モータが起動回転か
ら同期回転に移行する際に、整流電流をコイルセグメン
トAに収斂させて同期回転に移行させるために、セグメ
ントAの巻数をセグメントBより少なくしたり、セグメ
ントAの巻線を太くしたり、或いはセグメントBに抵抗
を直列に接続したりしてもよい。
【0024】上記2極同期モータの永久磁石ロータとし
ては、誘導モータに比べて種々の材料が使用可能であ
り、例えば、フェライト,ゴムマグネット,プラスチッ
クマグネット,サマリュウムコバルト,希土類のマグネ
ット,ネオジ鉄ボロンなどを使用して安価に構成するこ
とができる。
ては、誘導モータに比べて種々の材料が使用可能であ
り、例えば、フェライト,ゴムマグネット,プラスチッ
クマグネット,サマリュウムコバルト,希土類のマグネ
ット,ネオジ鉄ボロンなどを使用して安価に構成するこ
とができる。
【0025】また2極同期モータは、従来の誘導モータ
に比べて小型で効率が良く、例えばロータとしてフェラ
イトを使用したもので効率が75%程度得られ、ネオジ
鉄ボロンを使用すれば、更なる小型化が実現できる。ま
た、4極同期モータに比べてトルクが低下するが回転数
が高く、3000rpm〜3600rpm程度の回転数
が得られるためACファンモータなどに好適に用いられ
る。従って、製造コストが安価で、効率が良く、小型化
を実現した汎用性の高い2極同期モータを提供すること
ができる。尚、同期回転付近でコミュテータをダイオー
ドとブラシによる整流回路から脱除するタイミングを、
スイッチ5a→スイッチ5b→ブラシの順に設定するこ
とにより、電気的ショートを防止し、またブラシの寿命
を長くすることができるため、より好ましい。
に比べて小型で効率が良く、例えばロータとしてフェラ
イトを使用したもので効率が75%程度得られ、ネオジ
鉄ボロンを使用すれば、更なる小型化が実現できる。ま
た、4極同期モータに比べてトルクが低下するが回転数
が高く、3000rpm〜3600rpm程度の回転数
が得られるためACファンモータなどに好適に用いられ
る。従って、製造コストが安価で、効率が良く、小型化
を実現した汎用性の高い2極同期モータを提供すること
ができる。尚、同期回転付近でコミュテータをダイオー
ドとブラシによる整流回路から脱除するタイミングを、
スイッチ5a→スイッチ5b→ブラシの順に設定するこ
とにより、電気的ショートを防止し、またブラシの寿命
を長くすることができるため、より好ましい。
【0026】また、上記実施例では、給電ブラシa,b
と、導電ブラシc1 ,c2 ,d1 ,d2 とをほぼ90°
ずらした位置に配置したが、図6に示すように、給電ブ
ラシb及び導電ブラシc1 ,d1 と、給電ブラシa及び
導電ブラシc2 ,d2 をほぼ対向配置させて構成するこ
とも可能である。
と、導電ブラシc1 ,c2 ,d1 ,d2 とをほぼ90°
ずらした位置に配置したが、図6に示すように、給電ブ
ラシb及び導電ブラシc1 ,d1 と、給電ブラシa及び
導電ブラシc2 ,d2 をほぼ対向配置させて構成するこ
とも可能である。
【0027】次に、モータの整流回路に流れる整流電流
をコイルセグメントAのみに収斂させるため、前記コイ
ルセグメントB側に接続する導電ブラシを、前記A側コ
イル出力よりB側コイル出力が低下するように出力平衡
位置よりずらして配置した同期モータの他の実施例につ
いて説明する。尚、上記実施例と同一部材には同一番号
を付して説明を援用するものとする。
をコイルセグメントAのみに収斂させるため、前記コイ
ルセグメントB側に接続する導電ブラシを、前記A側コ
イル出力よりB側コイル出力が低下するように出力平衡
位置よりずらして配置した同期モータの他の実施例につ
いて説明する。尚、上記実施例と同一部材には同一番号
を付して説明を援用するものとする。
【0028】図7は、2極同期モータの他の実施例であ
り、ロータとして2極永久磁石を備え、コミュテータ
は、前記ロータと同軸に取り付けられて回転する、中心
角がほぼ180°有する導電性摺動リングを有してい
る。また、ブラシは、対向配置された給電ブラシa,b
と、コイルセグメントAに接続する対向配置された導電
ブラシc1 ,c2 と、コイルセグメントBに接続する導
電ブラシd1 ,d2 とを備えている。
り、ロータとして2極永久磁石を備え、コミュテータ
は、前記ロータと同軸に取り付けられて回転する、中心
角がほぼ180°有する導電性摺動リングを有してい
る。また、ブラシは、対向配置された給電ブラシa,b
と、コイルセグメントAに接続する対向配置された導電
ブラシc1 ,c2 と、コイルセグメントBに接続する導
電ブラシd1 ,d2 とを備えている。
【0029】上記給電ブラシa,bは図7の上下方向に
対向配置されており、導電ブラシc 1 ,c2 は、上記給
電ブラシa,bより90°回転した位置に対向配置され
ている。また、前記導電ブラシd1 ,d2 は、対向位
置、具体的には導電ブラシc1 ,c2 の位置よりブラシ
の開き角度αが狭くなるように配置されている。上記導
電ブラシd1 ,d2 の開き角度αが狭くなればなるほ
ど、B側の出力を減じることができ、同期引き込みのタ
イミングを調整することができる。また導電ブラシ
d 1 ,d2 を対向位置よりずらす角度は互いに均等でな
くても良い。
対向配置されており、導電ブラシc 1 ,c2 は、上記給
電ブラシa,bより90°回転した位置に対向配置され
ている。また、前記導電ブラシd1 ,d2 は、対向位
置、具体的には導電ブラシc1 ,c2 の位置よりブラシ
の開き角度αが狭くなるように配置されている。上記導
電ブラシd1 ,d2 の開き角度αが狭くなればなるほ
ど、B側の出力を減じることができ、同期引き込みのタ
イミングを調整することができる。また導電ブラシ
d 1 ,d2 を対向位置よりずらす角度は互いに均等でな
くても良い。
【0030】上記構成によれば、摺動リング2が回転し
て導電ブラシc1 ,c2 より導電ブラシd1 ,d2 に接
触するタイミングをずらしてコイルセグメントA側出力
よりコイルセグメントB側出力を低下させることによ
り、整流電流を前記コイルセグメントAのみに収斂させ
ることができる。
て導電ブラシc1 ,c2 より導電ブラシd1 ,d2 に接
触するタイミングをずらしてコイルセグメントA側出力
よりコイルセグメントB側出力を低下させることによ
り、整流電流を前記コイルセグメントAのみに収斂させ
ることができる。
【0031】次に、図8及び図9を参照して2極同期モ
ータの更に他例について説明する。本実施例に係る2極
同期モータは、図8に示すように、対向配置された給電
ブラシa,bと、コイルセグメントAに接続する対向配
置された導電ブラシc1 ,c 2 と、コイルセグメントB
に接続する対向配置された導電ブラシd1 ,d2 とを備
えている。
ータの更に他例について説明する。本実施例に係る2極
同期モータは、図8に示すように、対向配置された給電
ブラシa,bと、コイルセグメントAに接続する対向配
置された導電ブラシc1 ,c 2 と、コイルセグメントB
に接続する対向配置された導電ブラシd1 ,d2 とを備
えている。
【0032】上記給電ブラシa,bは図8の上下方向に
対向配置されており、導電ブラシc 1 ,c2 は、上記給
電ブラシa,bより90°回転した位置に対向配置され
ている。上記導電ブラシd1 ,d2 は、前記摺動リング
2が回転した際にコイルセグメントBに流れる電流が零
にならないように、前記導電ブラシc1 ,c2 より時計
回り方向にそれぞれ所定角度βだけずらして、該導電ブ
ラシc1 ,c2 を結ぶ中心線Eに対して互いに反対側と
なるように配置されている。尚、上記導電ブラシd1 ,
d2 は、前記導電ブラシc1 ,c2 より反時計回り方向
にそれぞれ所定角度βだけずらして配置しても良い。
対向配置されており、導電ブラシc 1 ,c2 は、上記給
電ブラシa,bより90°回転した位置に対向配置され
ている。上記導電ブラシd1 ,d2 は、前記摺動リング
2が回転した際にコイルセグメントBに流れる電流が零
にならないように、前記導電ブラシc1 ,c2 より時計
回り方向にそれぞれ所定角度βだけずらして、該導電ブ
ラシc1 ,c2 を結ぶ中心線Eに対して互いに反対側と
なるように配置されている。尚、上記導電ブラシd1 ,
d2 は、前記導電ブラシc1 ,c2 より反時計回り方向
にそれぞれ所定角度βだけずらして配置しても良い。
【0033】図8において、摺動リング2が図示の位置
にあるとき、給電ブラシb、導電ブラシc1 、導電ブラ
シd1 と接触し、電源4、給電ブラシb、摺動リング
2、導電ブラシc1 、ダイオード3a、コイルセグメン
トA、電源4よりなる回路と、電源4、コイルセグメ
ントB、ダイオード3b、導電ブラシd1 、摺動リング
2、給電ブラシb、電源4よりなる回路とが形成され
る。すなわち、電機子電流がコイルセグメントAとコイ
ルセグメントBにそれぞれ矢印方向に分配されて流れ、
ロータが回転する。
にあるとき、給電ブラシb、導電ブラシc1 、導電ブラ
シd1 と接触し、電源4、給電ブラシb、摺動リング
2、導電ブラシc1 、ダイオード3a、コイルセグメン
トA、電源4よりなる回路と、電源4、コイルセグメ
ントB、ダイオード3b、導電ブラシd1 、摺動リング
2、給電ブラシb、電源4よりなる回路とが形成され
る。すなわち、電機子電流がコイルセグメントAとコイ
ルセグメントBにそれぞれ矢印方向に分配されて流れ、
ロータが回転する。
【0034】次に、図9に示すように、コミュテータが
180°反時計方向に回転すると、摺動リング2が、給
電ブラシa、導電ブラシc2 、導電ブラシd2 と接触
し、電源4、コイルセグメントA、ダイオード3c、導
電ブラシc2 、摺動リング2、給電ブラシa、電源4よ
りなる回路と、電源4、給電ブラシa、摺動リング
2、導電ブラシd2 、ダイオード3d、コイルセグメン
トB、電源4よりなる回路とが形成される。すなわ
ち、電機子電流がコイルセグメントAとコイルセグメン
トBに分配され、ロータが回転する。
180°反時計方向に回転すると、摺動リング2が、給
電ブラシa、導電ブラシc2 、導電ブラシd2 と接触
し、電源4、コイルセグメントA、ダイオード3c、導
電ブラシc2 、摺動リング2、給電ブラシa、電源4よ
りなる回路と、電源4、給電ブラシa、摺動リング
2、導電ブラシd2 、ダイオード3d、コイルセグメン
トB、電源4よりなる回路とが形成される。すなわ
ち、電機子電流がコイルセグメントAとコイルセグメン
トBに分配され、ロータが回転する。
【0035】また、本実施例においては、モータが起動
回転から同期回転に移行する際に、整流電流をコイルセ
グメントAに収斂させて同期回転にスムーズに移行させ
るために、セグメントAの巻数をセグメントBより少な
くするように構成されている。
回転から同期回転に移行する際に、整流電流をコイルセ
グメントAに収斂させて同期回転にスムーズに移行させ
るために、セグメントAの巻数をセグメントBより少な
くするように構成されている。
【0036】上記構成によれば、対向配置された給電ブ
ラシa,bと対向配置された導電ブラシc1 ,c2 とを
互いの中心線が直交するように配置し、上記導電ブラシ
c1,c2 に対して導電ブラシd1 ,d2 を所定角度β
だけずらして配置することにより、コイルの出力平衡状
態がくずれて、整流電流をコイルセグメントA側に収斂
させ易くすることができ、コイルセグメントB側の巻数
や導電ブラシd1 ,d 2 の位置を任意に設定するだけ
で、同期引き込みへの移行のタイミングを任意に設定で
きる。よって、1回の引き込み動作で起動運転から同期
運転にスムーズに移行する確率を高めることができる。
また、上記コイルセグメントA側及びB側に接続する導
電ブラシc1 ,c2 及びd1 ,d2 は対向配置されてい
るため、給電ブラシa,bに対する位置決めが容易であ
り、位置精度が出しやすい。また、摺動リング2がどの
回転位置からも180°回転する間に、A側コイル及び
B側コイルに接続する導電ブラシに必ず接触しているた
め、コイルセグメントA,Bを流れる電流方向の切り換
え時に各導電ブラシと摺動リング2との間にスパークが
発生することが少ない。
ラシa,bと対向配置された導電ブラシc1 ,c2 とを
互いの中心線が直交するように配置し、上記導電ブラシ
c1,c2 に対して導電ブラシd1 ,d2 を所定角度β
だけずらして配置することにより、コイルの出力平衡状
態がくずれて、整流電流をコイルセグメントA側に収斂
させ易くすることができ、コイルセグメントB側の巻数
や導電ブラシd1 ,d 2 の位置を任意に設定するだけ
で、同期引き込みへの移行のタイミングを任意に設定で
きる。よって、1回の引き込み動作で起動運転から同期
運転にスムーズに移行する確率を高めることができる。
また、上記コイルセグメントA側及びB側に接続する導
電ブラシc1 ,c2 及びd1 ,d2 は対向配置されてい
るため、給電ブラシa,bに対する位置決めが容易であ
り、位置精度が出しやすい。また、摺動リング2がどの
回転位置からも180°回転する間に、A側コイル及び
B側コイルに接続する導電ブラシに必ず接触しているた
め、コイルセグメントA,Bを流れる電流方向の切り換
え時に各導電ブラシと摺動リング2との間にスパークが
発生することが少ない。
【0037】次に4極同期モータの実施例について図1
0を参照して説明する。給電ブラシa,bは、4極永久
磁石ロータに接続するコミュテータの周方向に2箇所に
対向配置され交互に給電する。導電ブラシc,dは上記
A,B2つのコイルセグメントにそれぞれ接続するもの
であり、それぞれ摺動リング2a,2bに摺接してい
る。摺動リング2a,2bはモータの回転軸の周囲にほ
ぼ180°の中心角(厳密には180°より若干小さい
中心角)を有する導電性のリング片から成っている。
0を参照して説明する。給電ブラシa,bは、4極永久
磁石ロータに接続するコミュテータの周方向に2箇所に
対向配置され交互に給電する。導電ブラシc,dは上記
A,B2つのコイルセグメントにそれぞれ接続するもの
であり、それぞれ摺動リング2a,2bに摺接してい
る。摺動リング2a,2bはモータの回転軸の周囲にほ
ぼ180°の中心角(厳密には180°より若干小さい
中心角)を有する導電性のリング片から成っている。
【0038】上記給電ブラシa,bは、図10の上下方
向に対向配置されており、上記コイルセグメントAに接
続する導電ブラシcは、給電ブラシa,bに対して中心
角が90°ずれた位置に配置されており、コイルセグメ
ントBに接続する導電ブラシdは、上記導電ブラシcと
対向する位置より所定角度γだけずらした位置に配置さ
れている。上記導電ブラシdを導電ブラシcの対向位置
より所定角度γだけ反時計回り方向(又は時計回り方
向)にずらして配置することにより、コイルセグメント
B側に対する給電割合を減じて整流電流をコイルセグメ
ントA側に収斂させることができる。上記摺動リング2
a,2bは反時計回り方向にへ90°回転する毎に、コ
イルセグメントA,Bに対して整流電流が交互に流れる
ため、電機子コイル1に流れる電流の向きが変化して磁
極が変換される。
向に対向配置されており、上記コイルセグメントAに接
続する導電ブラシcは、給電ブラシa,bに対して中心
角が90°ずれた位置に配置されており、コイルセグメ
ントBに接続する導電ブラシdは、上記導電ブラシcと
対向する位置より所定角度γだけずらした位置に配置さ
れている。上記導電ブラシdを導電ブラシcの対向位置
より所定角度γだけ反時計回り方向(又は時計回り方
向)にずらして配置することにより、コイルセグメント
B側に対する給電割合を減じて整流電流をコイルセグメ
ントA側に収斂させることができる。上記摺動リング2
a,2bは反時計回り方向にへ90°回転する毎に、コ
イルセグメントA,Bに対して整流電流が交互に流れる
ため、電機子コイル1に流れる電流の向きが変化して磁
極が変換される。
【0039】上記構成によっても、コイルの出力平衡状
態がくずれてA側コイル出力がB側コイル出力より大き
くなるようにコイルセグメントB側の巻数や導電ブラシ
dの位置を任意に設定するだけで、同期引き込みへの移
行のタイミングを任意に設定でき、しかも1回の引き込
み動作で起動運転から同期運転にスムーズに移行する確
率を高めることができる。
態がくずれてA側コイル出力がB側コイル出力より大き
くなるようにコイルセグメントB側の巻数や導電ブラシ
dの位置を任意に設定するだけで、同期引き込みへの移
行のタイミングを任意に設定でき、しかも1回の引き込
み動作で起動運転から同期運転にスムーズに移行する確
率を高めることができる。
【0040】次に6極同期モータの実施例について図1
1を参照して説明する。図11において、ロータは6極
永久磁石を備え、コミュテータは、前記ロータと同軸に
取り付けられて回転する、中心角がほぼ120°(厳密
には120°より若干小さい中心角)有する導電性摺動
リング2a,2b,2cを有している。また、ブラシ
は、開き角(中心角)が120°となるように配置され
た給電ブラシa,bと、コイルセグメントAに接続する
導電ブラシcと、コイルセグメントBに接続する開き角
が120°の導電ブラシd1 ,d2 とを備えている。上
記導電ブラシd1 ,d2 間の中心位置は、導電ブラシc
の対向位置より所定角度δだけ反時計回り方向(又は時
計回り方向)にずらして配置されている。
1を参照して説明する。図11において、ロータは6極
永久磁石を備え、コミュテータは、前記ロータと同軸に
取り付けられて回転する、中心角がほぼ120°(厳密
には120°より若干小さい中心角)有する導電性摺動
リング2a,2b,2cを有している。また、ブラシ
は、開き角(中心角)が120°となるように配置され
た給電ブラシa,bと、コイルセグメントAに接続する
導電ブラシcと、コイルセグメントBに接続する開き角
が120°の導電ブラシd1 ,d2 とを備えている。上
記導電ブラシd1 ,d2 間の中心位置は、導電ブラシc
の対向位置より所定角度δだけ反時計回り方向(又は時
計回り方向)にずらして配置されている。
【0041】上記摺動リング2a,2b,2c及び導電
ブラシd1 ,d2 が、図11の位置にあるとき、電源
4、スイッチ5b、コイルセグメントA、導電ブラシ
c、摺動リング2a、給電ブラシa、ダイオード3a、
電源4からなる回路と、電源4、スイッチ5a、ダイ
オード3b、給電ブラシb、摺動リング2b、導電ブラ
シd1 、抵抗R、コイルセグメントB、スイッチ5b、
電源4からなる回路が形成される。上記摺動リング2
a,2b,2cは反時計回り方向にへ60°回転する毎
に、コイルセグメントA,Bに対して整流電流が交互に
流れるため、電機子コイル1に流れる電流の向きが変化
して磁極が変換される。
ブラシd1 ,d2 が、図11の位置にあるとき、電源
4、スイッチ5b、コイルセグメントA、導電ブラシ
c、摺動リング2a、給電ブラシa、ダイオード3a、
電源4からなる回路と、電源4、スイッチ5a、ダイ
オード3b、給電ブラシb、摺動リング2b、導電ブラ
シd1 、抵抗R、コイルセグメントB、スイッチ5b、
電源4からなる回路が形成される。上記摺動リング2
a,2b,2cは反時計回り方向にへ60°回転する毎
に、コイルセグメントA,Bに対して整流電流が交互に
流れるため、電機子コイル1に流れる電流の向きが変化
して磁極が変換される。
【0042】上記コイルセグメントBに接続する回路
には抵抗Rが接続されていることから、B側に流れる整
流電流を減じて、ロータの回転速度が同期運転付近に到
達すると、整流電流がコイルセグメントA側に収斂し易
くなり、同期運転にスムーズに切り替わる。また、上記
導電ブラシd1 ,d2 間の中心位置を導電ブラシcの対
向位置より開き角360°/(N極/2)より所定角度
δだけ反時計回り方向(又は時計回り方向)にずらして
各ブラシを配置することにより、コイルセグメントB側
に対する給電割合を減じてコイルセグメントA側に整流
電流を収斂させることができる。
には抵抗Rが接続されていることから、B側に流れる整
流電流を減じて、ロータの回転速度が同期運転付近に到
達すると、整流電流がコイルセグメントA側に収斂し易
くなり、同期運転にスムーズに切り替わる。また、上記
導電ブラシd1 ,d2 間の中心位置を導電ブラシcの対
向位置より開き角360°/(N極/2)より所定角度
δだけ反時計回り方向(又は時計回り方向)にずらして
各ブラシを配置することにより、コイルセグメントB側
に対する給電割合を減じてコイルセグメントA側に整流
電流を収斂させることができる。
【0043】上記構成によっても、コイルの出力平衡状
態がくずれてA側コイル出力がB側コイル出力より大き
くなるようにコイルセグメントB側の巻数や導電ブラシ
dの位置を任意に設定するだけで、同期引き込みへの移
行のタイミングを任意に設定でき、しかも1回の引き込
み動作で起動運転から同期運転にスムーズに移行する確
率を高めることができる。
態がくずれてA側コイル出力がB側コイル出力より大き
くなるようにコイルセグメントB側の巻数や導電ブラシ
dの位置を任意に設定するだけで、同期引き込みへの移
行のタイミングを任意に設定でき、しかも1回の引き込
み動作で起動運転から同期運転にスムーズに移行する確
率を高めることができる。
【0044】上記各実施例は、2極、4極、6極同期モ
ータについて説明したが、8極以上の同期モータについ
ても、6極同期モータと同様の構成で適用できることは
勿論である。
ータについて説明したが、8極以上の同期モータについ
ても、6極同期モータと同様の構成で適用できることは
勿論である。
【0045】なお、上記各実施例ではアウターロータ方
式で説明したが、電機子コイルの内側に永久磁石ロータ
を設けたインナーロータ方式にも本発明を適用しうるこ
とはもちろんである。また一般的にインダクター方式と
よばれる同期モータや、平盤状のマグネットとコイルを
円板状の面で対向させる、平面対向方式の同期モータ等
にも本発明を広く適用できる。さらに、本発明に係るモ
ータについても、従来一般的に使われている誘導型モー
タのように、過負荷時の安全を保証するために、動作中
に常に通電する回路部分に温度ヒューズやバイメタル式
の高温検出スイッチを組み込むこともできる。
式で説明したが、電機子コイルの内側に永久磁石ロータ
を設けたインナーロータ方式にも本発明を適用しうるこ
とはもちろんである。また一般的にインダクター方式と
よばれる同期モータや、平盤状のマグネットとコイルを
円板状の面で対向させる、平面対向方式の同期モータ等
にも本発明を広く適用できる。さらに、本発明に係るモ
ータについても、従来一般的に使われている誘導型モー
タのように、過負荷時の安全を保証するために、動作中
に常に通電する回路部分に温度ヒューズやバイメタル式
の高温検出スイッチを組み込むこともできる。
【0046】
【発明の効果】本発明は前述したように、製造コストが
安価で、効率が良く小型化を実現した汎用性の高い同期
モータを提供することができる。また、モータの整流回
路に流れる整流電流をコイルセグメントAのみに収斂さ
せるため、コイルセグメントBに接続する導電ブラシ
を、前記A側コイル出力よりB側コイル出力が低下する
ように、出力平衡位置よりずらして配置したことによ
り、コイルの出力平衡状態がくずれて整流電流をコイル
セグメントAに収斂し易くでき、コイルセグメントB側
の巻数やこれに接続する導電ブラシの位置を任意に設定
するだけで、同期引き込みへの移行のタイミングを任意
に設定できる。よって、1回の引き込み動作で起動運転
から同期運転にスムーズに移行する確率を高めることが
できる。また、上記コイルセグメントB側に接続する導
電ブラシを出力平衡位置よりずらして配置することによ
り、給電ブラシに対する位置決めが容易であり、導電ブ
ラシの位置精度が出しやすい等の著効を奏する。
安価で、効率が良く小型化を実現した汎用性の高い同期
モータを提供することができる。また、モータの整流回
路に流れる整流電流をコイルセグメントAのみに収斂さ
せるため、コイルセグメントBに接続する導電ブラシ
を、前記A側コイル出力よりB側コイル出力が低下する
ように、出力平衡位置よりずらして配置したことによ
り、コイルの出力平衡状態がくずれて整流電流をコイル
セグメントAに収斂し易くでき、コイルセグメントB側
の巻数やこれに接続する導電ブラシの位置を任意に設定
するだけで、同期引き込みへの移行のタイミングを任意
に設定できる。よって、1回の引き込み動作で起動運転
から同期運転にスムーズに移行する確率を高めることが
できる。また、上記コイルセグメントB側に接続する導
電ブラシを出力平衡位置よりずらして配置することによ
り、給電ブラシに対する位置決めが容易であり、導電ブ
ラシの位置精度が出しやすい等の著効を奏する。
【図1】2極同期モータの回路構成を示す説明図であ
る。
る。
【図2】2極同期モータの摺動リングの回転変化に伴う
整流回路の変化を示す説明図である。
整流回路の変化を示す説明図である。
【図3】2極同期モータの摺動リングの回転変化に伴う
整流回路の変化を示す説明図である。
整流回路の変化を示す説明図である。
【図4】2極同期モータの摺動リングの回転変化に伴う
整流回路の変化を示す説明図である。
整流回路の変化を示す説明図である。
【図5】2極同期モータの各ブラシの構造を示す説明図
である。
である。
【図6】他例に係る2極同期モータの回路構成を示す説
明図である。
明図である。
【図7】他例に係る2極同期モータの回路構成を示す説
明図である。
明図である。
【図8】他例に係る2極同期モータの回路構成を示す説
明図である。
明図である。
【図9】他例に係る2極同期モータの回路構成を示す説
明図である。
明図である。
【図10】他例に係る4極同期モータの回路構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図11】他例に係る6極同期モータの回路構成を示す
説明図である。
説明図である。
1 電機子コイル 2,2a,2b,2c 摺動リング 3a,3b,3c,3d ダイオード 4 交流電源 5a,5b スイッチ 6 ハウジング 7a,7b,7c1 ,7c2 ,7d1 ,7d2 ,8a,
8b 板バネ 9a,9b 非導電性支持部材 A,B コイルセグメント C1 ,C2 ,C3 コンデンサ a,b 給電ブラシ c,c1 ,c2 ,d,d1 ,d2 導電ブラシ R 抵抗
8b 板バネ 9a,9b 非導電性支持部材 A,B コイルセグメント C1 ,C2 ,C3 コンデンサ a,b 給電ブラシ c,c1 ,c2 ,d,d1 ,d2 導電ブラシ R 抵抗
Claims (7)
- 【請求項1】 2極の永久磁石ロータと、 交流電源により同期モータとして運転させるように前記
永久磁石ロータに対応させて設けたA,B2つのコイル
セグメントを有する固定電機子と、 起動時に前記交流電源を整流して直流モータとして起動
すべく前記永久磁石ロータの回転を付勢するように電流
の方向を交互に切り替えるためのダイオード,コミュテ
ータ,ブラシを含む整流回路と、を備え、 前記永久磁石ロータの回転速度が同期運転の回転速度付
近に達したときに、前記整流回路の接続を切り離して交
流電源による同期運転に切り替えて駆動する同期モータ
において、 前記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付けられ
て回転する、中心角がほぼ180°有する導電性摺動リ
ングを有し、前記ブラシは、前記摺動リングに摺接して
交互に給電するための対向配置された給電ブラシと、前
記摺動リングとコイルセグメントA,Bとをそれぞれ導
通させるためのほぼ対向配置された導電ブラシと、を備
えたことを特徴とする同期モータ。 - 【請求項2】 前記ブラシは、給電ブラシb及び導電ブ
ラシc1 ,d1 と、給電ブラシa及び導電ブラシc2 ,
d2 とをほぼ対向配置したことを特徴とする請求項1記
載の同期モータ。 - 【請求項3】 永久磁石ロータと、 交流電源により同期モータとして運転させるように前記
永久磁石ロータに対応させて設けたA,B2つのコイル
セグメントを有する固定電機子と、 起動時に前記交流電源を整流して直流モータとして起動
すべく前記永久磁石ロータの回転を付勢するように電流
の方向を交互に切り替えるためのダイオード,コミュテ
ータ,ブラシを含む整流回路と、を備え、 前記永久磁石ロータの回転速度が同期運転の回転速度付
近に達したときに、前記整流回路の接続を切り離して交
流電源による同期運転に切り替えて駆動する同期モータ
において、 前記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付けられ
て回転する導電性摺動リングを有し、前記ブラシは、周
方向に対向配置され前記摺動リングに摺接して交互に給
電するための給電ブラシと、前記摺動リングとコイルセ
グメントA,Bとをそれぞれ導通させるための導電ブラ
シと、を備え、 前記整流回路に流れる整流電流を前記コイルセグメント
Aのみに収斂させるため、前記コイルセグメントB側に
接続する導電ブラシを、前記A側コイル出力よりB側コ
イル出力が低下するように、出力平衡位置よりずらして
配置したことを特徴とする同期モータ。 - 【請求項4】 前記ロータは、2極永久磁石を備え、前
記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付けられて
回転する、中心角がほぼ180°有する導電性摺動リン
グを有し、前記ブラシは、対向配置された給電ブラシ
a,bと、コイルセグメントAに接続する対向配置され
た導電ブラシc1 ,c2 と、コイルセグメントBに接続
する導電ブラシd1 ,d2 とを備え、 前記導電ブラシd1 ,d2 は、対向位置よりブラシの開
き角(中心角)が狭くなくように配置したことを特徴と
する請求項3記載の同期モータ。 - 【請求項5】 前記ロータは、2極永久磁石を備え、前
記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付けられて
回転する、中心角がほぼ180°有する導電性摺動リン
グを有し、前記ブラシは、対向配置された給電ブラシ
a,bと、コイルセグメントAに接続する対向配置され
た導電ブラシc1 ,c2 と、コイルセグメントBに接続
する対向配置された導電ブラシd1 ,d2 とを備え、 前記導電ブラシd1 ,d2 は、前記摺動リングが回転し
た際にコイルセグメントBに流れる電流が零にならない
ように、前記導電ブラシc1 ,c2 を結ぶ中心線に対し
て反対側に所定角度だけずらして配置したことを特徴と
する請求項3記載の同期モータ。 - 【請求項6】 前記ロータは、4極永久磁石を備え、前
記コミュテータは、前記ロータと同軸に取り付けられて
回転する、中心角がほぼ180°有する複数の導電性摺
動リングを有し、前記ブラシは、対向配置された給電ブ
ラシa,bと、コイルセグメントAに接続する導電ブラ
シcと、コイルセグメントBに接続する導電ブラシdと
を備え、 前記導電ブラシdを導電ブラシcに対向する位置よりず
らして配置したことを特徴とする請求項3記載の同期モ
ータ。 - 【請求項7】 前記ロータは、N極(N≧6:Nは偶
数)永久磁石を備え、前記コミュテータは、前記ロータ
と同軸に取り付けられて回転する、中心角がほぼ360
°/(N/2)有する複数の導電性摺動リングを有し、
前記ブラシは、開き角(中心角)が360°/(N/
2)となるように配置された給電ブラシa,bと、コイ
ルセグメントAに接続する導電ブラシcと、コイルセグ
メントBに接続する開き角が360°/(N/2)とな
るように配置された導電ブラシd1,d2 とを備え、 前記導電ブラシd1 ,d2 間の中心位置を導電ブラシc
の対向位置よりずらして配置したことを特徴とする請求
項3記載の同期モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10692996A JPH09135559A (ja) | 1995-09-08 | 1996-04-26 | 同期モータ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23178395 | 1995-09-08 | ||
| JP7-231783 | 1995-09-08 | ||
| JP10692996A JPH09135559A (ja) | 1995-09-08 | 1996-04-26 | 同期モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09135559A true JPH09135559A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=26447029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10692996A Pending JPH09135559A (ja) | 1995-09-08 | 1996-04-26 | 同期モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09135559A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6424114B1 (en) | 1998-09-25 | 2002-07-23 | Fumito Komatsu | Synchronous motor |
| US7102265B2 (en) | 2002-07-02 | 2006-09-05 | Katsuyuki Totsu | Four-pole synchronous motor |
| JP2011505113A (ja) * | 2007-11-30 | 2011-02-17 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ステータとロータとを備えた電気的な駆動機械 |
| JP2012005337A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Kiyohiko Matsuda | 1/2脈動直流発電装置 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10692996A patent/JPH09135559A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6424114B1 (en) | 1998-09-25 | 2002-07-23 | Fumito Komatsu | Synchronous motor |
| US7102265B2 (en) | 2002-07-02 | 2006-09-05 | Katsuyuki Totsu | Four-pole synchronous motor |
| JP2011505113A (ja) * | 2007-11-30 | 2011-02-17 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ステータとロータとを備えた電気的な駆動機械 |
| US8513827B2 (en) | 2007-11-30 | 2013-08-20 | Robert Bosch Gmbh | Electrical drive machine having a stator and a rotor |
| JP2012005337A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Kiyohiko Matsuda | 1/2脈動直流発電装置 |
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