JPH091357A - コンデンサ・スタッド溶植機 - Google Patents
コンデンサ・スタッド溶植機Info
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- JPH091357A JPH091357A JP14790395A JP14790395A JPH091357A JP H091357 A JPH091357 A JP H091357A JP 14790395 A JP14790395 A JP 14790395A JP 14790395 A JP14790395 A JP 14790395A JP H091357 A JPH091357 A JP H091357A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】凹状に変形した自動車等の車体の母材の引出し
作業に作用されるコンデンサ・スタッド溶植機。 【構成】電源トランス2の二次側の整流回路によって発
生した直流電流によりスタッド溶植を行うスタッド溶植
機1において、供給電源9からの交流電流を電源トラン
ス二次側で整流し直流電流を出力端子3dに供給する第
一の直流供給回路3を有するとともに、第一の直流供給
回路と並列に第二の直流回路5、第三の直流供給回路6
を有し、これら第二、第三の直流供給回路に第一の直流
供給回路と異なる容量のコンデンサC2・C3を配備す
ることにより、被溶植母材10若しくは被溶植係合金具
11に付着する絶縁物の量に対応して、各直流供給回路
の出力負荷の切替えを順次行う制御回路を有する構成と
することで、被溶植母材等の酸化皮膜を順次炭火させ、
多量の火花の発生や爆発状態の防止を図り、車体母材に
穴を生ずることなくスタッド溶植を可能とする。
作業に作用されるコンデンサ・スタッド溶植機。 【構成】電源トランス2の二次側の整流回路によって発
生した直流電流によりスタッド溶植を行うスタッド溶植
機1において、供給電源9からの交流電流を電源トラン
ス二次側で整流し直流電流を出力端子3dに供給する第
一の直流供給回路3を有するとともに、第一の直流供給
回路と並列に第二の直流回路5、第三の直流供給回路6
を有し、これら第二、第三の直流供給回路に第一の直流
供給回路と異なる容量のコンデンサC2・C3を配備す
ることにより、被溶植母材10若しくは被溶植係合金具
11に付着する絶縁物の量に対応して、各直流供給回路
の出力負荷の切替えを順次行う制御回路を有する構成と
することで、被溶植母材等の酸化皮膜を順次炭火させ、
多量の火花の発生や爆発状態の防止を図り、車体母材に
穴を生ずることなくスタッド溶植を可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の板金作業
において凹状に変形した車体の母材の引出し作業に際し
て使用される、コンデンサ・スタッド溶植機に関するも
のである。
において凹状に変形した車体の母材の引出し作業に際し
て使用される、コンデンサ・スタッド溶植機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両事故等の衝撃で車体に凹状の変形を
生じた車体母材の板金作業を行う場合には、板金処理に
先駆け凹状に変形した箇所の引張り出し処理がプーラ等
の工具を使用して行われるが、変形の生じた車体母材側
にプーラ等の工具に係合するワッシャ等の係合金具の溶
植が行われる。この係合金具の溶植に際して供されるス
タッド溶植機は、図2乃至図3に示すような交流出力回
路や直流出力回路によるものが一般的に普及している。
従来の交流出力回路若しくは直流出力回路を具備するス
タッド溶植機の説明にあたり、図2乃至図3の説明に使
用する符号のうち重複する符号についてはその構成要素
を同一とするものである。
生じた車体母材の板金作業を行う場合には、板金処理に
先駆け凹状に変形した箇所の引張り出し処理がプーラ等
の工具を使用して行われるが、変形の生じた車体母材側
にプーラ等の工具に係合するワッシャ等の係合金具の溶
植が行われる。この係合金具の溶植に際して供されるス
タッド溶植機は、図2乃至図3に示すような交流出力回
路や直流出力回路によるものが一般的に普及している。
従来の交流出力回路若しくは直流出力回路を具備するス
タッド溶植機の説明にあたり、図2乃至図3の説明に使
用する符号のうち重複する符号についてはその構成要素
を同一とするものである。
【0003】図2は従来の交流出力による交流スタッド
溶植機1aの回路構成を説明するブロックダイヤグラム
であるが、この図2において、この交流出力回路を有す
るスタッド溶植機は電源トランス2と位相制御回路3b
と手元スイッチ8と出力端子3dと溶植部4から構成さ
れている。
溶植機1aの回路構成を説明するブロックダイヤグラム
であるが、この図2において、この交流出力回路を有す
るスタッド溶植機は電源トランス2と位相制御回路3b
と手元スイッチ8と出力端子3dと溶植部4から構成さ
れている。
【0004】ここで、これらの構成から成る交流スタッ
ド溶植機1aを図2のブロックダイアグラムに基づき説
明を行う。供給電源9より供給される電流は位相制御回
路3bを介して電源トランス2の一次側に入力され、所
定電圧に調整後二次側の溶植部4へ出力される。この溶
植部4への出力の一方は出力端子3dより溶植ケーブル
4cを介してスタッド用の係合金具11であるワッシャ
を挟持するスタッドガン4aに出力され、他方の出力は
出力端子3dより溶植ケーブル4cを介してスタッド処
理を施す箇所の近傍の車体母材10にアース4bとして
連結される。そして、手元スイッチ8の始動により電流
負荷が開始されスタッド溶植が行われる。
ド溶植機1aを図2のブロックダイアグラムに基づき説
明を行う。供給電源9より供給される電流は位相制御回
路3bを介して電源トランス2の一次側に入力され、所
定電圧に調整後二次側の溶植部4へ出力される。この溶
植部4への出力の一方は出力端子3dより溶植ケーブル
4cを介してスタッド用の係合金具11であるワッシャ
を挟持するスタッドガン4aに出力され、他方の出力は
出力端子3dより溶植ケーブル4cを介してスタッド処
理を施す箇所の近傍の車体母材10にアース4bとして
連結される。そして、手元スイッチ8の始動により電流
負荷が開始されスタッド溶植が行われる。
【0005】また、図3は従来の直流出力による直流ス
タッド溶植機1bの回路構成を説明するブロックダイヤ
グラムであるが、この図3に示す直流回路を有する直流
スタッド溶植機1bは、電源トランス2と整流回路3c
と第1スイッチング素子SW1と第2スイッチング素子
SW2とコンデンサC1とタイミング回路7と出力端子
3d手元スイッチ8と溶植部4から構成されている。
タッド溶植機1bの回路構成を説明するブロックダイヤ
グラムであるが、この図3に示す直流回路を有する直流
スタッド溶植機1bは、電源トランス2と整流回路3c
と第1スイッチング素子SW1と第2スイッチング素子
SW2とコンデンサC1とタイミング回路7と出力端子
3d手元スイッチ8と溶植部4から構成されている。
【0006】この構成による直流スタッド溶植機1bを
図3のブロックダイアグラムに基づき説明を行うと、供
給電源9より供給される電流は電源トランス2の一次側
に入力され所定の電圧調整後二次側で整流回路3cによ
り直流に変換が図られる。
図3のブロックダイアグラムに基づき説明を行うと、供
給電源9より供給される電流は電源トランス2の一次側
に入力され所定の電圧調整後二次側で整流回路3cによ
り直流に変換が図られる。
【0007】この整流回路3cのプラス出力と出力端子
3dの一方の端子の間には第1スイッチング素子SW1
と第2スイッチング素子SW2が配置され、前記整流回
路3cのマイナス出力と前記出力端子3dの他方の端子
が結線されている。そして前記第1スイッチング素子S
W1と第2スイッチング素子SW2の間にはコンデンサ
C1のプラス端子が、前記整流回路3cよりのマイナス
出力には前記コンデンサC1のマイナス端子が接続され
ている。
3dの一方の端子の間には第1スイッチング素子SW1
と第2スイッチング素子SW2が配置され、前記整流回
路3cのマイナス出力と前記出力端子3dの他方の端子
が結線されている。そして前記第1スイッチング素子S
W1と第2スイッチング素子SW2の間にはコンデンサ
C1のプラス端子が、前記整流回路3cよりのマイナス
出力には前記コンデンサC1のマイナス端子が接続され
ている。
【0008】このコンデンサC1への電荷の充電・放電
は、前記第1スイッチング素子SW1と第2スイッチン
グ素子SW2の作動切替えをタイミング回路7の制御を
することにより行われる。即ち、溶植部4へのスタッド
電力の負荷は、手元スイッチ8を始動することにより第
1スイッチング素子SW1をOFF、第2スイッチング
素子SW2をONの状態とするタイミング回路7の制御
を行い、コンデンサC1に蓄積した電荷を出力端子3d
より出力ケーブルを介してスタッド用の係合金具である
ワッシャを挟持するスタッドガンに出力することにより
行われるが、この場合において他方の出力端子3dは溶
植ケーブル4cを介してスタッド処理を施す箇所の近傍
の車体母材10にアース4bがなされている。
は、前記第1スイッチング素子SW1と第2スイッチン
グ素子SW2の作動切替えをタイミング回路7の制御を
することにより行われる。即ち、溶植部4へのスタッド
電力の負荷は、手元スイッチ8を始動することにより第
1スイッチング素子SW1をOFF、第2スイッチング
素子SW2をONの状態とするタイミング回路7の制御
を行い、コンデンサC1に蓄積した電荷を出力端子3d
より出力ケーブルを介してスタッド用の係合金具である
ワッシャを挟持するスタッドガンに出力することにより
行われるが、この場合において他方の出力端子3dは溶
植ケーブル4cを介してスタッド処理を施す箇所の近傍
の車体母材10にアース4bがなされている。
【0009】また、コンデンサC1への充電はスタッド
溶植を終了した際に前記第1スイッチング素子SW1を
ON、第二スイッチング素子SW2をOFFとする状態
にタイミング回路7の制御を行うことにより充電が行わ
れる。
溶植を終了した際に前記第1スイッチング素子SW1を
ON、第二スイッチング素子SW2をOFFとする状態
にタイミング回路7の制御を行うことにより充電が行わ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスタッド溶植を行う際には通常車体の母材の溶植面
に付着する塗料や油分、若しくは前記溶植面と当接する
係合金具に付着する油分や塵等の除去が行われるが、こ
の除去処理が完全でない場合やこれら金属の表面に生じ
た酸化皮膜が絶縁物となり、さらにこのような状況で大
量の電流の負荷を行うと良好な導通でないために、多量
の火花や時には爆発状態となり、さらにはこの爆発によ
って車体母材10に穴が生じて実用に適さないことがあ
る。
うなスタッド溶植を行う際には通常車体の母材の溶植面
に付着する塗料や油分、若しくは前記溶植面と当接する
係合金具に付着する油分や塵等の除去が行われるが、こ
の除去処理が完全でない場合やこれら金属の表面に生じ
た酸化皮膜が絶縁物となり、さらにこのような状況で大
量の電流の負荷を行うと良好な導通でないために、多量
の火花や時には爆発状態となり、さらにはこの爆発によ
って車体母材10に穴が生じて実用に適さないことがあ
る。
【0011】そこで、本発明はこれらの問題を解決する
ため成されたものであって、コンデンサを配備する第二
の直流供給回路乃至第三の直流供給回路が車体母材や係
合金具の表面に生じた酸化皮膜を順次炭化させ、多量の
火花の発生や爆発状態の防止を図るとともに、車体母材
に穴を生じさせることなく良好なスタッド溶植を可能と
する、コンデンサ・スタッド溶植機の提供を目的とする
ものである。
ため成されたものであって、コンデンサを配備する第二
の直流供給回路乃至第三の直流供給回路が車体母材や係
合金具の表面に生じた酸化皮膜を順次炭化させ、多量の
火花の発生や爆発状態の防止を図るとともに、車体母材
に穴を生じさせることなく良好なスタッド溶植を可能と
する、コンデンサ・スタッド溶植機の提供を目的とする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの目的を
達成するために成されたものであって、この発明の課題
を解決するための手段の第一の特徴は、電源トランスの
二次側の整流回路によって発生した直流電流によりスタ
ッド溶植を行うスタッド溶植機において、供給電源から
の交流電流を電源トランス二次側で整流し直流電流を出
力端子に供給する第一の直流供給回路を有するととも
に、前記電源トランス二次側で前記第一の直流供給回路
と並列に第二の直流供給回路、第三の直流供給回路を有
し、これら第二の直流供給回路、第三の直流供給回路に
第一の直流供給回路と異なる容量のコンデンサを配備す
ることにより、被溶植母材若しくは被溶植係合金具に付
着する絶縁物の量に対応して、各直流供給回路の出力負
荷の切替えを順次行う制御回路を有する構成とすること
である。
達成するために成されたものであって、この発明の課題
を解決するための手段の第一の特徴は、電源トランスの
二次側の整流回路によって発生した直流電流によりスタ
ッド溶植を行うスタッド溶植機において、供給電源から
の交流電流を電源トランス二次側で整流し直流電流を出
力端子に供給する第一の直流供給回路を有するととも
に、前記電源トランス二次側で前記第一の直流供給回路
と並列に第二の直流供給回路、第三の直流供給回路を有
し、これら第二の直流供給回路、第三の直流供給回路に
第一の直流供給回路と異なる容量のコンデンサを配備す
ることにより、被溶植母材若しくは被溶植係合金具に付
着する絶縁物の量に対応して、各直流供給回路の出力負
荷の切替えを順次行う制御回路を有する構成とすること
である。
【0013】さらに、第二の特徴として、前記第二の直
流供給回路乃至第三の直流供給回路に配備するコンデン
サ容量を、第一の直流供給回路に配備するコンデンサ容
量より小容量の構成とすることである。
流供給回路乃至第三の直流供給回路に配備するコンデン
サ容量を、第一の直流供給回路に配備するコンデンサ容
量より小容量の構成とすることである。
【0014】
【作用】この発明におけるコンデンサ・スタッド溶植機
は溶植用のスタッドガンへの電流出力の際に、従来の第
一の直流供給回路よりの電荷の出力に先駆けタイミング
回路が電源トランス二次側の整流回路の後方に第一の直
流供給回路と並行して設けられた第二の直流供給回路、
若しくは第三の直流供給回路に配備されるコンデンサに
蓄積する電荷を、車体母材や係合金具の酸化状況に応じ
て順次出力が行われる。
は溶植用のスタッドガンへの電流出力の際に、従来の第
一の直流供給回路よりの電荷の出力に先駆けタイミング
回路が電源トランス二次側の整流回路の後方に第一の直
流供給回路と並行して設けられた第二の直流供給回路、
若しくは第三の直流供給回路に配備されるコンデンサに
蓄積する電荷を、車体母材や係合金具の酸化状況に応じ
て順次出力が行われる。
【0015】即ち、第二の直流供給回路の電荷の負荷に
より車体母材や係合金具の表面に付着する塗料、油分ま
たは酸化皮膜等の絶縁物を炭化させ導通不良の要因とな
る絶縁物の除去が行われるが、絶縁物の除去が不完全な
場合には、さらに、第三の直流供給回路の電荷の負荷が
行われて前記絶縁物の除去が図られる。この除去処理が
終了し良好な溶植状態となった後に、第一の直流供給回
路の電荷の負荷が行われ、溶植による火花や爆発状態を
伴わずに車体母材への係合金具の溶植が行われる。一
方、これら第一の直流供給回路乃至第三の直流供給回路
のコンデンサへの充電は、第一の直流供給回路の出力で
あるスタッド溶植が終了した後、第1スイッチング素子
SW1がONとなり、各直流供給回路の各コンデンサC
1,C2,C3へ行われる。
より車体母材や係合金具の表面に付着する塗料、油分ま
たは酸化皮膜等の絶縁物を炭化させ導通不良の要因とな
る絶縁物の除去が行われるが、絶縁物の除去が不完全な
場合には、さらに、第三の直流供給回路の電荷の負荷が
行われて前記絶縁物の除去が図られる。この除去処理が
終了し良好な溶植状態となった後に、第一の直流供給回
路の電荷の負荷が行われ、溶植による火花や爆発状態を
伴わずに車体母材への係合金具の溶植が行われる。一
方、これら第一の直流供給回路乃至第三の直流供給回路
のコンデンサへの充電は、第一の直流供給回路の出力で
あるスタッド溶植が終了した後、第1スイッチング素子
SW1がONとなり、各直流供給回路の各コンデンサC
1,C2,C3へ行われる。
【0016】
【実施例】この発明のコンデンサ・スタッド溶植機の一
実施例を図面に基づいて説明を行う。実施例参照図面の
中で使用する符号のうち前述の従来技術の説明で使用し
た符号と同一の符号についてはその構成要素を同一とす
るため説明については省略する。
実施例を図面に基づいて説明を行う。実施例参照図面の
中で使用する符号のうち前述の従来技術の説明で使用し
た符号と同一の符号についてはその構成要素を同一とす
るため説明については省略する。
【0017】図1はこの発明のコンデンサ・スタッド溶
植機の一実施例を説明するブロックダイヤグラムであ
る。この図1において、符号1はコンデンサ・スタッド
溶植機を示し、このコンデンサ・スタッド溶植機1は電
源トランス2と、整流回路3cと、第一の直流供給回路
3と、第二の直流供給回路5と、第三の直流供給回路6
と、タイミング回路7と、溶植部4によって構成されて
いる。
植機の一実施例を説明するブロックダイヤグラムであ
る。この図1において、符号1はコンデンサ・スタッド
溶植機を示し、このコンデンサ・スタッド溶植機1は電
源トランス2と、整流回路3cと、第一の直流供給回路
3と、第二の直流供給回路5と、第三の直流供給回路6
と、タイミング回路7と、溶植部4によって構成されて
いる。
【0018】前記第一の直流供給回路3は第1スイッチ
ング素子SW1と第2スイッチング素子SW2とコンデ
ンサC1から構成されていて、整流回路3cよりのプラ
ス出力側に前記コンデンサC1のプラス端子が連結さ
れ、この端子を挟んで第1スイッチング素子SW1およ
び、第2スイッチング素子SW2が配置されている。コ
ンデンサC1のマイナス端子は整流回路3cのマイナス
出力に接続され、さらにこのコンデンサC1のマイナス
端子と後述の第二の直流供給回路5および第三の直流供
給回路6の各々に配置されるコンデンサC2およびC3
のマイナス端子に接続されている。また、これらのコン
デンサC2およびC3の各々のプラス端子は抵抗を介し
て整流回路3cのプラス出力側第1スイッチング素子S
W1と第2スイッチング素子SW2の間に接続されてい
る。
ング素子SW1と第2スイッチング素子SW2とコンデ
ンサC1から構成されていて、整流回路3cよりのプラ
ス出力側に前記コンデンサC1のプラス端子が連結さ
れ、この端子を挟んで第1スイッチング素子SW1およ
び、第2スイッチング素子SW2が配置されている。コ
ンデンサC1のマイナス端子は整流回路3cのマイナス
出力に接続され、さらにこのコンデンサC1のマイナス
端子と後述の第二の直流供給回路5および第三の直流供
給回路6の各々に配置されるコンデンサC2およびC3
のマイナス端子に接続されている。また、これらのコン
デンサC2およびC3の各々のプラス端子は抵抗を介し
て整流回路3cのプラス出力側第1スイッチング素子S
W1と第2スイッチング素子SW2の間に接続されてい
る。
【0019】第二の直流供給回路5はコンデンサC2と
第3スイッチング素子SW3で、また、第三の直流供給
回路6はコンデンサC3と第4スイッチング素子SW4
で各々構成され、第一の直流供給回路3に並行した形態
に配置されている。
第3スイッチング素子SW3で、また、第三の直流供給
回路6はコンデンサC3と第4スイッチング素子SW4
で各々構成され、第一の直流供給回路3に並行した形態
に配置されている。
【0020】溶植部4はスタッドガン4aと溶植ケーブ
ル4cとアース4bから構成され、このスタッドガン4
aにより係合金具(ワッシャ)11を挟持し車体母材1
0へのスタッド溶植が行われるが、このスタッドガン4
aへの溶植電流供給は第一の直流供給回路よりの出力を
溶植ケーブル4cを介して行われる。
ル4cとアース4bから構成され、このスタッドガン4
aにより係合金具(ワッシャ)11を挟持し車体母材1
0へのスタッド溶植が行われるが、このスタッドガン4
aへの溶植電流供給は第一の直流供給回路よりの出力を
溶植ケーブル4cを介して行われる。
【0021】符号5乃至6は第二の直流供給回路若しく
は第三の直流供給回路であるが、これらの直流供給回路
に配置されるコンデンサC2若しくはC3の電荷の蓄積
能力は、第一の直流供給回路3に配置されるコンデンサ
C1の蓄積能力と比較すると極めて小容量なものであっ
て、コンデンサC2若しくはコンデンサC3の蓄積する
容量の電荷の放電によってスタッド溶植は不可能な容量
となっている。さらに、第二の直流供給回路5のコンデ
ンサC2の容量と第三の直流供給回路6のコンデンサC
3の容量の比較において、両者の容量差は所望する被溶
植体である車体母材10や係合金具11の仕様によって
設定が成される。
は第三の直流供給回路であるが、これらの直流供給回路
に配置されるコンデンサC2若しくはC3の電荷の蓄積
能力は、第一の直流供給回路3に配置されるコンデンサ
C1の蓄積能力と比較すると極めて小容量なものであっ
て、コンデンサC2若しくはコンデンサC3の蓄積する
容量の電荷の放電によってスタッド溶植は不可能な容量
となっている。さらに、第二の直流供給回路5のコンデ
ンサC2の容量と第三の直流供給回路6のコンデンサC
3の容量の比較において、両者の容量差は所望する被溶
植体である車体母材10や係合金具11の仕様によって
設定が成される。
【0022】第一の直流供給回路3乃至第三の直流供給
回路6の直流出力の制御を行うのが符号7で示されるタ
イミング回路であり、このタイミング回路7は第1スイ
ッチング素子SW1乃至第4スイッチング素子SW4の
各々に接続するとともに、これらの作動の制御を具体的
には後述の作動説明の如く行っている。
回路6の直流出力の制御を行うのが符号7で示されるタ
イミング回路であり、このタイミング回路7は第1スイ
ッチング素子SW1乃至第4スイッチング素子SW4の
各々に接続するとともに、これらの作動の制御を具体的
には後述の作動説明の如く行っている。
【0023】符号8は手元スイッチであり、この手元ス
イッチ8をONにするとスタッド溶植が実行され、OF
Fにより解除される。すなわち、手元スイッチ8はコン
デンサ・スタッド溶植機1の始動および終了を操作する
スイッチであり、この手元スイッチ8の操作によりタイ
ミング回路7の制御の始動と終了が行われる。
イッチ8をONにするとスタッド溶植が実行され、OF
Fにより解除される。すなわち、手元スイッチ8はコン
デンサ・スタッド溶植機1の始動および終了を操作する
スイッチであり、この手元スイッチ8の操作によりタイ
ミング回路7の制御の始動と終了が行われる。
【0024】このように構成されるコンデンサ・スタッ
ド溶植機1の機能の説明を行うと、整流回路3cから出
力された直流電流はタイミング回路7の各スイッチング
素子の制御により、第一乃至第三の直流供給回路に配置
される各コンデンサへの電荷の蓄積が行われる。
ド溶植機1の機能の説明を行うと、整流回路3cから出
力された直流電流はタイミング回路7の各スイッチング
素子の制御により、第一乃至第三の直流供給回路に配置
される各コンデンサへの電荷の蓄積が行われる。
【0025】先ず、スタッド溶植に先駆け第二の直流供
給回路5より出力端子3dを介して溶植部4のスタッド
ガン4aとアース4bへの放電が行われるが、この放電
により車体母材10若しくは前記スタッドガン4aの先
端に取り付けられ、車体母材10と当接する係合金具1
1の当接箇所に付着する残存する塗料・油分の炭化を図
り、後のスタッド溶植における絶縁物の加熱に伴う火花
や爆発を防止する機能を果たす。
給回路5より出力端子3dを介して溶植部4のスタッド
ガン4aとアース4bへの放電が行われるが、この放電
により車体母材10若しくは前記スタッドガン4aの先
端に取り付けられ、車体母材10と当接する係合金具1
1の当接箇所に付着する残存する塗料・油分の炭化を図
り、後のスタッド溶植における絶縁物の加熱に伴う火花
や爆発を防止する機能を果たす。
【0026】さらに、第二の直流供給回路5の放電量が
不十分なため期待する当接箇所の残存する塗料・油分の
炭化がなされない場合には、第三の直流供給回路6に配
置のコンデンサC3からの放電が行われ、絶縁物の除去
の補填処理がなされる機能となっている。
不十分なため期待する当接箇所の残存する塗料・油分の
炭化がなされない場合には、第三の直流供給回路6に配
置のコンデンサC3からの放電が行われ、絶縁物の除去
の補填処理がなされる機能となっている。
【0027】なお、この第二の直流供給回路5乃至第三
の直流供給回路6よりの出力電流の出力時期はタイミン
グ回路7の制御により任意に設定可能であり、また、出
力電流値についても第二の直流供給回路5乃至第3の直
流供給回路6に配置されるコンデンサC2乃至コンデン
サC3の充電電圧および、コンデンサの容量により任意
に設定可能であり、さらに、被溶植体である車体母材1
0や係合金具11の材質や厚さ等によっても可変するこ
とは自由であることは勿論である。
の直流供給回路6よりの出力電流の出力時期はタイミン
グ回路7の制御により任意に設定可能であり、また、出
力電流値についても第二の直流供給回路5乃至第3の直
流供給回路6に配置されるコンデンサC2乃至コンデン
サC3の充電電圧および、コンデンサの容量により任意
に設定可能であり、さらに、被溶植体である車体母材1
0や係合金具11の材質や厚さ等によっても可変するこ
とは自由であることは勿論である。
【0028】これらの機能を有するコンデンサ・スタッ
ド溶植機1の作動説明を行うと、先ず、供給電源9を投
入しメインスイッチ3aのONによりスタッド待機の状
態となるが、これと同時に整流回路3cを経てコンデン
サC1乃至コンデンサC3に電流がチャージされる。こ
の時、第1スイッチング素子SW1はONの状態であり
第2スイッチング素子SW2乃至第4スイッチング素子
SW4はOFFの状態となっている。
ド溶植機1の作動説明を行うと、先ず、供給電源9を投
入しメインスイッチ3aのONによりスタッド待機の状
態となるが、これと同時に整流回路3cを経てコンデン
サC1乃至コンデンサC3に電流がチャージされる。こ
の時、第1スイッチング素子SW1はONの状態であり
第2スイッチング素子SW2乃至第4スイッチング素子
SW4はOFFの状態となっている。
【0029】作業者がスタッド溶植を行うために手元ス
イッチ8をONとすると、タイミング回路7より次の順
序で第1スイッチング素子SW1乃至第4スイッチング
素子SW4に信号(ゲート信号)が送られスタッド溶植
処理が開始される。
イッチ8をONとすると、タイミング回路7より次の順
序で第1スイッチング素子SW1乃至第4スイッチング
素子SW4に信号(ゲート信号)が送られスタッド溶植
処理が開始される。
【0030】第二の直流供給回路5において予めコンデ
ンサC2に蓄積した電荷が溶植部4のスタッドガン4a
に出力がなされ、車体母材10および係合金具11の当
接面に付着する絶縁物の除去処理後の残存する塗料・油
分等の絶縁物の加熱による炭化が図られる。
ンサC2に蓄積した電荷が溶植部4のスタッドガン4a
に出力がなされ、車体母材10および係合金具11の当
接面に付着する絶縁物の除去処理後の残存する塗料・油
分等の絶縁物の加熱による炭化が図られる。
【0031】第二の直流供給回路5のコンデンサC2の
放電による当接箇所の残存する塗料・油分の絶縁物の炭
化が不十分の場合には、第4スイッチング素子SW4を
ONとし、他のスイッチング素子をOFFとするゲート
信号が各スイッチング素子に送られて、第三の直流供給
回路6のコンデンサC3に蓄積した電荷が溶植部4のス
タッドガン4aへの出力がなされ、さらに残存する塗料
・油分等の絶縁物の炭化処理の補填作業が行われる。
放電による当接箇所の残存する塗料・油分の絶縁物の炭
化が不十分の場合には、第4スイッチング素子SW4を
ONとし、他のスイッチング素子をOFFとするゲート
信号が各スイッチング素子に送られて、第三の直流供給
回路6のコンデンサC3に蓄積した電荷が溶植部4のス
タッドガン4aへの出力がなされ、さらに残存する塗料
・油分等の絶縁物の炭化処理の補填作業が行われる。
【0032】これらの処理が行われた後に、第1スイッ
チング素子SW1と第3スイチッング素子SW3と第4
スイッチング素子SW4にOFFのゲート信号が、第2
スイッチング素子SW2へONのゲート信号が送られス
タッド溶植が開始される。なお、このスタッド溶植終了
後、第1スイッチング素子SW1がONとなりコンデン
サC1,C2,C3への充電が行われる。
チング素子SW1と第3スイチッング素子SW3と第4
スイッチング素子SW4にOFFのゲート信号が、第2
スイッチング素子SW2へONのゲート信号が送られス
タッド溶植が開始される。なお、このスタッド溶植終了
後、第1スイッチング素子SW1がONとなりコンデン
サC1,C2,C3への充電が行われる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明のように本発明によれば次の
ような効果を奏する。即ち、第二の直流供給回路およ
び、第三の直流供給回路に配備されるコンデンサの放電
が、車体母材やこの車体母材と当接する係合金具の当接
箇所に付着する塗料・油分や酸化皮膜等の絶縁物の炭化
が順次図られるために、従来多発していたこれら残存す
る絶縁物の原因による多量の火花の発生や爆発状態の防
止が図られるとともに、爆発による車体母材に穴を生じ
させることなく良好なスタッド溶植を可能とするという
効果を奏するものである。
ような効果を奏する。即ち、第二の直流供給回路およ
び、第三の直流供給回路に配備されるコンデンサの放電
が、車体母材やこの車体母材と当接する係合金具の当接
箇所に付着する塗料・油分や酸化皮膜等の絶縁物の炭化
が順次図られるために、従来多発していたこれら残存す
る絶縁物の原因による多量の火花の発生や爆発状態の防
止が図られるとともに、爆発による車体母材に穴を生じ
させることなく良好なスタッド溶植を可能とするという
効果を奏するものである。
【図1】この発明のコンデンサ・スタッド溶植機の一実
施例を説明するブロックダイヤグラムである。
施例を説明するブロックダイヤグラムである。
【図2】従来の交流出力による交流スタッド溶植機の回
路構成を説明するブロックダイヤグラムである。
路構成を説明するブロックダイヤグラムである。
【図3】従来の直流出力による直流スタッド溶植機の回
路構成を説明するブロックダイヤグラムである。
路構成を説明するブロックダイヤグラムである。
【符号の説明】 1 コンデンサ・スタッド溶植機 1a 交流スタッド溶植機 1b 直流スタッド溶植機 2 電源トランス 3 第一の直流供給回路 3a メインスイッチ 3b 位相制御回路 3c 整流回路 3d 出力端子 4 溶植部 4a スタッドガン 4b アース 5 第二の直流供給回路 6 第三の直流供給回路 7 タイミング回路 8 手元スイッチ 9 供給電源 10 車体母材 11 係合金具(ワッシャ) C1 コンデンサ(第一の直流供給回路) C2 コンデンサ(第二の直流供給回路) C3 コンデンサ(第三の直流供給回路) SW1 第1スイッチング素子 SW2 第2スイッチング素子 SW3 第3スイッチング素子 SW4 第4スインチング素子
Claims (2)
- 【請求項1】 電源トランスの二次側の整流回路によっ
て発生した直流電流によりスタッド溶植を行うスタッド
溶植機において、 供給電源からの交流電流を電源トランス二次側で整流し
直流電流を出力端子に供給する第一の直流供給回路を有
するとともに、前記電源トランス二次側で前記第一の直
流供給回路と並列に第二の直流供給回路、第三の直流供
給回路を有し、これら第二の直流供給回路、第三の直流
供給回路に第一の直流供給回路と異なる容量のコンデン
サを配備することにより、被溶植母材若しくは被溶植係
合金具に付着する絶縁物の量に対応して、各直流供給回
路の出力負荷の切替えを順次行う制御回路を有すること
を特徴とする、コンデンサ・スタッド溶植機。 - 【請求項2】 前記第二の直流供給回路乃至第三の直流
供給回路に配備するコンデンサ容量を、第一の直流供給
回路に配備するコンデンサ容量より小容量とすることを
特徴とする、請求項1記載のコンデンサ・スタッド溶植
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14790395A JPH091357A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | コンデンサ・スタッド溶植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14790395A JPH091357A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | コンデンサ・スタッド溶植機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091357A true JPH091357A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15440747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14790395A Pending JPH091357A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | コンデンサ・スタッド溶植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH091357A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002172467A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-18 | Asia Giken:Kk | コンデンサ放電型のスタッド溶接方法 |
| US7893381B2 (en) * | 2004-01-30 | 2011-02-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Welding set of metal member including permanent magnet and welding method thereof, as well as electric rotating machine |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62248573A (ja) * | 1986-04-05 | 1987-10-29 | Nippon Sutatsudo Uerudaa Kk | コンデンサー放電型スタッド溶接機 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14790395A patent/JPH091357A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62248573A (ja) * | 1986-04-05 | 1987-10-29 | Nippon Sutatsudo Uerudaa Kk | コンデンサー放電型スタッド溶接機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002172467A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-18 | Asia Giken:Kk | コンデンサ放電型のスタッド溶接方法 |
| US7893381B2 (en) * | 2004-01-30 | 2011-02-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Welding set of metal member including permanent magnet and welding method thereof, as well as electric rotating machine |
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