JPH09136457A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH09136457A
JPH09136457A JP7297080A JP29708095A JPH09136457A JP H09136457 A JPH09136457 A JP H09136457A JP 7297080 A JP7297080 A JP 7297080A JP 29708095 A JP29708095 A JP 29708095A JP H09136457 A JPH09136457 A JP H09136457A
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JP
Japan
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typeface
typefaces
designated
classification table
similarity
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JP7297080A
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English (en)
Inventor
広市 ▲吉▼田
Hiroichi Yoshida
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置において、使用者によって指定され
た書体が搭載されていない場合に、希望する書体となる
べく似た書体を用いて文書を印刷する。 【解決手段】 指定された書体がフォント6に搭載され
ていない場合には、RAM7に格納された書体分類表8
に記載されている類似度情報に基づいて、搭載している
書体のうちで指定書体と類似した書体がどれであるかを
調べる。その結果に基づいて、搭載書体のうちで指定書
体と形の最も似ている書体を選び出し、その書体を用い
て印刷部4で印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本語ワードプロ
セッサ、パソコン、DTP(デスクトップパブリッシン
グ)、レーザープリンタ、デジタル複写機等に用いられ
る、種々の書体で文字を印字する印刷装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】特開平5−24269号公報には、書体
を記憶した外部記憶装置が接続されていないことを検出
すると、文書に指定されている印字書体には関係なく、
内部に持つ書体で文書を印字する方法が開示されてい
る。
【0003】特開平6−106794号公報には、プリ
ンターの内外にセットされている印刷フォントに関する
情報を記憶し、印刷フォントを選択する方法が記載され
ている。
【0004】特開平6−171150号公報には、指定
された文字パターンを発生できない場合に、擬似パター
ンを発生させて出力するか、文字パターン記憶手段に記
憶されている文字パターンを発生させて出力するかを選
択実行する方法が記載されている。
【0005】従来の印刷装置においては、図19に示す
ように、入力部21、表示部22、印刷部23、文書記
憶部24、フォント25、およびCPU(中央演算処理
部)26が相互に接続された構成を有している。そし
て、CPU26が、印刷可能な書体かどうかをチェック
して、印刷できない場合は、その印刷装置が持っている
標準書体で印刷するか、あるいは、毎回、指定された書
体が印刷装置に備えられていないことを使用者に知らせ
るメッセージを発し、内蔵書体の中から使用者に選んで
もらうといった方法を採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平5−24269号公報の開示技術では、指定され
た書体が記憶されていない場合には、例えばゴシック体
がなければ明朝体を選ぶといったように、書体の関連性
の無いものを選んでいる。このため、希望する書体と全
く似ていない書体からなる文書を印刷してしまう。
【0007】上記の特開平6−106794号公報の開
示技術では、指定された印刷フォントサイズが記憶され
ていなければ、サイズを1段階小さくしたり、また、上
記と同じく、ゴシック体がなければ明朝体を選ぶといっ
たように、書体の関連性の無いものを選んでいる。この
ため、上記同様、希望する書体と全く似ていない書体か
らなる文書を印刷してしまう。
【0008】上記の特開平6−171150号公報の開
示技術では、擬似パターンや、文字パターン記憶手段に
記憶されている文字パターンを発生させて出力している
が、このようなパターンはいずれも擬似的であるため、
あらかじめ用意された活字書体と比べて印字品位が低
い。そのため、やはり上記同様、希望する書体と全く似
ていない書体からなる文書を印刷してしまう。
【0009】このように、従来の技術では、指定された
書体が記憶されていない場合には、希望する書体と全く
似ていない書体からなる文書を印刷してしまうという問
題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の印刷装置は、印刷すべき文字を示す
文字データと、今後どのような書体で印刷すべきかを指
定する書体データとを有する印刷データを受け取り、書
体データで指定された書体で印刷する印刷装置におい
て、印刷装置に実際には搭載されてあってその書体で印
刷できる書体である搭載書体と、印刷装置に実際には搭
載されておらずその書体では印刷できない非搭載書体と
を含めた書体を記載した書体分類表を持ち、この書体分
類表に、記載された上記各書体間で形がどれだけ似てい
るかを示す類似度情報を記憶する記憶手段と、受け取っ
た書体データが示す書体である指定書体が本印刷装置の
搭載書体であるかどうかを判断する書体判断手段と、書
体分類表を呼び出し、指定書体と搭載書体とについて、
上記書体分類表に記憶されている類似度情報に基づい
て、指定書体と類似した搭載書体がどれであるかを示す
類似度を求める類似度演算手段と、類似度演算手段が求
めた類似度に基づいて、搭載書体のうちで指定書体に対
する類似度の最も高い書体を、上記指定書体の代替えの
書体である代替書体として選び出す選出手段とが設けら
れていることを特徴としている。
【0011】上記の構成により、印刷データが、例えば
ワードプロセッサ等から本印刷装置に送られて来る。上
記書体データが印刷装置に送られてきたときに、書体判
断手段が、この書体データが示す書体である指定書体が
本印刷装置の搭載書体であるかどうかを判断する。
【0012】指定された書体が印刷装置に搭載されてい
なかった場合には、類似度演算手段が、上記書体分類表
を呼び出す。そして、指定書体と搭載書体とについて、
上記書体分類表に記憶されている類似度情報に基づい
て、指定書体と類似した搭載書体がどれであるかを示す
類似度を求める。
【0013】その類似度に基づいて、選出手段が、搭載
書体のうちで指定書体に対する類似度の最も高い、すな
わち、搭載書体のうちで指定書体と形の最も似ている書
体を選び出す。選び出した上記の書体を用いて印刷が行
われる。
【0014】このようにして、指定された書体が印刷装
置に搭載されておらずその書体では印刷できない場合
に、印刷装置で印刷可能な書体のうちで、指定された書
体に形状の最も近い書体が見つけ出される。
【0015】したがって、指定された書体が印刷装置に
搭載されていない場合でも、その書体になるべく近い書
体で印刷することができる。それによって、希望する書
体と似た書体からなる文書を印刷することができる。
【0016】請求項2記載の印刷装置は、請求項1の構
成に加えて、上記記憶手段が、上記書体分類表を複数個
記憶し、使用者からの書体分類表の指定を受け付ける表
指定入力手段が設けられていることを特徴としている。
【0017】上記の構成により、使用者は、印刷時に、
複数ある書体分類表のうち、どの書体分類表で類似書体
を判断するかを表指定入力手段に対して指定する。
【0018】指定書体が印刷装置に搭載されていない場
合に、使用者によって指定された上記の書体分類表に記
憶された類似度情報に基づいて、指定書体に最も類似し
た搭載書体が選出される。
【0019】したがって、指定書体が印刷装置に搭載さ
れていない場合に代わりに用いる書体について、印刷装
置ごとに固定された文字の類似度に基づくのではなく、
使用者の要望に応じて選択できる。それによって、指定
した書体が印刷装置に搭載されていない場合に、個々の
使用者の要望に沿った類似書体からなる文書を印刷する
ことができる。
【0020】請求項3記載の印刷装置は、請求項1また
は2の構成に加えて、上記記憶手段が、ある指定書体に
おける特定の文字についての上記類似度情報を記載した
特定文字分類表を記憶し、上記のある指定書体と特定の
文字との組み合わせが上記特定文字分類表に記載されて
いるかどうかを検索する文字検索手段が設けられている
ことを特徴としている。
【0021】上記の構成により、文字データが印刷装置
に送られてきたときに、上記書体判断手段が、指定書体
が本印刷装置の搭載書体でないと判断すると、文字検索
手段が、上記文字と現在の指定書体との組み合わせが上
記特定文字分類表に記載されているかどうかを検索す
る。そして、記載されていた場合には、そこに記載され
ている類似度情報を呼び出す。
【0022】すると、上記類似度演算手段が、書体分類
表を呼び出して、上記特定文字分類表中の類似度情報と
上記書体分類表中の類似度情報とを用いて、類似度を求
める。その類似度に基づいて、上記選出手段が、搭載書
体のうちで指定書体と形の最も似ている書体を選び出
す。
【0023】したがって、印刷装置に実際に搭載されて
いる書体のうちで、指定された書体のうちで形の最も似
ている書体を、文字ごとに選び出すことができる。それ
によって、印刷データに含まれている書体指定データが
認識されたときだけに上記のように類似書体を選び出す
のと異なり、使用者の要望に応じて、きめ細かく、各文
字に最も似た書体で印刷することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕本発明の実施の一形態について図1な
いし図18に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1に示すように、本実施の形態に係る印刷装置におい
ては、入力のためのフルキー2bおよび印刷指定するた
めの印刷キー2aを含む入力部(項目入力手段、ID入
力手段、表指定入力手段、重要度指数入力手段)2、C
RT(陰極線管)等の表示部(表示手段)3、レーザー
プリンター等の印刷部4、フロッピーディスク等の文書
記憶部5、ROM(Read Only Memory)等に格納されたフ
ォント6、RAM(Random Access Memory)(記憶手段)
7、およびこれらを制御するCPU(中央演算処理部)
(書体判断手段、類似度演算手段、選出手段、分類表呼
出し手段、文字検索手段)1が相互に接続されて設けら
れている。
【0025】RAM7は、書体分類表8、氏名対応表
9、特定文字分類表10、比率・優先順位表11、およ
び基準値記憶部12を格納している。
【0026】書体分類表8は、書体の分類を記載してい
る。氏名対応表9は、使用者とその使用者専用の書体分
類表8との対応を示す管理テーブルである。特定文字分
類表10は、特定文字の分類を記載している。比率・優
先順位表11は、後述する比率と優先順位とを記載して
いる。基準値記憶部12は、後述する書体間距離の最小
基準値LSおよび最大基準値MSを記載している。
【0027】表示部3、印刷部4、および文書記憶部5
は、RAM等からなるバッファメモリとして、それぞ
れ、表示用バッファ3a、印刷用バッファ4a、および
文書用バッファ5aを備えている。
【0028】書体分類表8は、ここでは、分類表Tb
1、分類表Tb2、および分類表Tb3のように3個あ
る。分類表Tb1は、誰でも用いることのできる標準的
な分類表であり、分類表Tb2および分類表Tb3は、
それぞれ、特定の使用者専用に設定されているものであ
る。
【0029】本印刷装置は、使用者によって印刷すべく
指定された書体(指定書体)が上記フォント6に格納さ
れていない場合に、後述するような手順によって、フォ
ント6に格納された書体(搭載書体)を、指定書体の代
わりの書体(代替書体)として用いて印刷するようにな
っている。
【0030】図2は、書体分類表8としての欧文書体の
分類例である。書体を表す書体名と、その書体名毎に、
書体の形状を数値で表した、各種の項目(類似度情報)
が定義されている。ここでは、書体名は説明上T1、T
2、…で示す。上記の項目として、種類、ウェイト、イ
タリック、a−zレングス、およびxハイトが格納され
ている。これらの項目はそれぞれ第1指標ないし第5指
標であり、後述する書体間距離を求めるために用いられ
る書体間距離指標である。
【0031】欧文の書体名としては、例えば、Garam 、
Univ、Helve 、TimeR 、Emba、MurHil等がある。ただし
これらに限定されない。種類とは、書体をその形状上の
特徴からいくつかに分類したものであり、例えばここで
は、OldFace 、Sanserif、Tradition 、Script等があ
る。ただしこれらに限定されない。ウェイトとは、文字
の線の太さの比率であり、例えば、「細」、「中」、
「太」、「極太」や、「ライト」、「ミディアム」、
「ボールド」、「エクストラボールド」や、「W1」〜
「W9」等で表すが、これに限定されない。イタリック
とは、文字の傾き度合いであり、傾き有り/無しか、傾
きの角度で表す。イタリック体になると筆記体になる書
体もあり、その場合は比率を大きく設定しておく。a−
zレングスとは、その書体でアルファベットのaからz
までを並べたときの長さで表現したものである。xハイ
トとは、ベースラインからの小文字の高さの標準値であ
り、言い換えれば、文字「x」の高さである。ここで
は、キャップハイトすなわち大文字の高さの標準値との
比率で表現している。
【0032】図3は、書体分類表8としての和文書体の
分類例である。書体名と、その書体名毎に各種の項目が
定義されている。ここでは、書体名は説明上t1、t
2、…、t7で示す。上記の項目として、種類とウェイ
トとが格納されており、これらはそれぞれ第1指標およ
び第2指標である。種類としては、例えば、明朝体、ゴ
シック体、丸ゴシック体、教科書体等があるが、なんら
限定されるものではない。
【0033】上記図2および図3に示した書体分類表8
は、本印刷装置のフォント6に実際には搭載されてあっ
てその書体で印刷できる書体である搭載書体と、実際に
は搭載されておらずその書体では印刷できない非搭載書
体とを記載している。本実施の形態においては、表中、
書体名T2およびT5は非搭載書体であり、残りのT
1、T3、およびT4はいずれも搭載書体であるとす
る。
【0034】図4は、比率・優先順位表11としての、
欧文書体の場合の、種類、ウェイト、イタリック、a−
zレングス、およびxハイトの比率と、その比率に基づ
いて計算した値が同じだった場合の優先順位を示す。図
5は、同じく、比率・優先順位表11としての、和文書
体の場合の、種類およびウェイトの比率と、その比率に
基づいて計算した値が同じだった場合の優先順位を示す
表である。
【0035】図10は、書体情報を設定する画面表示例
である。書体毎に、種類、ウェイト、イタリック、a−
zレングス、およびxハイト等の数値すなわち全書体中
における各書体の相対位置を、使用者が自由に変更でき
る。また、フォント6に搭載されているか否かにかかわ
らず、書体分類表8における書体に関するデータを自由
に追加・削除できる。このような設定、すなわち変更や
追加・削除は、入力部2から入力することによって行
う。設定を完了すると、書体分類表8のデータが更新さ
れてRAM7に記憶される。これにより、指定書体の代
わりにどの搭載書体で印刷するかを変更することができ
る。図15は、図2の書体分類表8を更新した例であ
る。
【0036】図11は、どの項目に重きを置くかを決め
る比率(重要度指数)と、優先順位とを設定する画面表
示例である。
【0037】比率とは、書体間の類似性を判定する際の
項目の相対的な重み・重要度であり、どの程度考慮する
かを示す量である。その項目が異なると形状が大きく異
なってしまうような項目には高くし、その項目が異なっ
ても形状はさほど異ならない項目では低く設定する。本
実施の形態においては、上記項目のなかでは、種類、ウ
ェイト、イタリック(欧文の場合)は、異なると形状す
なわち見た目が大きく変わってくるので、比率を大きめ
に設定してある。一方、a−zレングス、およびxハイ
トは、少々異なっても、書体の形状自体が大きく変わっ
てくるというものではないため、比率は小さめに設定し
てある。ただしこのような比率設定に限定されない。
【0038】優先順位とは、後述する書体間距離が等し
い複数の搭載書体のなかから、ひとつの書体を代替書体
として選び出す際の決め手として、上記各項目に注目す
る順序を示すものであり、上記の項目ごとに設定されて
いる。詳細は後述する。
【0039】上記の比率および優先順位は、使用者が自
由に変更できる。設定を完了すると、書体分類表8のデ
ータが更新されてRAM7に記憶される。図16は、図
2の書体分類表8を更新した例である。
【0040】上記のような比率を使用者の希望に応じて
設定することによって、重要度の高い指標において類似
度の高い搭載書体が、代替書体として用いられる。それ
によって、指定した書体が印刷装置に搭載されていない
場合に、使用者の要望に沿い、より類似度の高い書体か
らなる文書を印刷することができる。
【0041】図13は、書体間距離の計算方法である。
項目1、項目2、…は、上記の項目、すなわち欧文であ
れば種類、ウェイト、イタリック、a−zレングスおよ
びxハイトであり、和文であれば種類およびウェイトで
ある。本実施の形態においては項目は上記の通り5個で
あるが、図13は、例として、項目が3個である場合の
計算方法を示したものである。
【0042】ある書体と別の書体との書体間距離は、各
項目の差を書体間でそれぞれ求め、それをそれぞれ二乗
して比率を掛け、それらを全項目にわたって合計したも
のの平方根で表す。これは、一般的な2次元平面の2点
間の距離、3次元空間の2点間の距離の計算方法に重み
付けを付けて考え方を拡張したものとなっている。
【0043】次に、計算例とそれによる代替書体の決定
方法を示す。ただし、ここでは、説明の簡略化のため、
書体分類表8には書体T1、T2およびT3のみが記載
されているものとし、書体T2を非搭載書体、書体T1
およびT3を搭載書体とする。また、上記項目の「種
類」および「ウェイト」において、 Sanserif=5、OldFace =3、m=5 とする。
【0044】これより、書体T1と書体T2との距離D
1は、 D1=√{10(5-3)2+8(5-5)2+7(0-0)2+3(2.40-2.20)2+2(0.50-0.53)2} =20 となり、書体T3と書体T2との距離D3は、 D3=√{10(5-5)2+8(5-5)2+7(0-0)2+3(2.40-2.50)2+2(0.50-0.48)2} =0.18 となる。すなわち、D3<D1である。このため、も
し、本印刷装置が上記書体T1および書体T3のみを搭
載している場合には、上記の計算結果より、書体T2の
代替書体としては、書体T1でなく書体T3が選ばれ
る。
【0045】次に、本印刷装置における代替書体による
印刷を含めた、印刷のより一般的な手順について、図6
ないし図8のフローチャートを用いて説明する。本印刷
装置に、ワードプロセッサ等から印刷すべきデータが送
られてくる。この印刷データは、印刷すべき文字を示す
文字データと、今後どのような書体で印刷すべきかを指
定する指定書体を示す書体データとを有しており、時間
経過とともに文字データあるいは書体データが二者択一
的に印刷装置に送られる。なお、指定書体をT0とす
る。
【0046】このようにして本印刷装置に印刷指示が出
されると、CPU1は、標準書体を書体情報としてセッ
トして(S401)、文書用バッファ5aを指すポイン
ターを初期化し(S402)、ポインターが指している
印刷データを取り出す(S403)。そして、文字デー
タかどうかをチェックし(S404)、文字データであ
れば、現在指定されている書体を、文字データを指定さ
れている大きさで取り出し(S405)、印刷部4か
ら、ドットに展開した文字を出力する(S406)。
【0047】一方、S404で書体データであれば、書
体設定処理(S407)に移る。
【0048】図7に示すように、書体設定処理のフロー
チャートにおいて、それによって指定された書体が、フ
ォント6に格納されているか、つまり本印刷装置で印刷
できる書体である搭載書体かどうかをチェックする(S
420)。より具体的に言えば、上記指定書体T0が、
本印刷装置の搭載書体T1、T3、およびT4のいずれ
かと一致すれば、この指定書体で印刷可能であると判定
し、そうでなければ、この指定書体そのものでは印刷で
きないというように判定する。
【0049】指定書体が搭載書体と一致しない、すなわ
ち印刷不可能な書体であれば、その指定書体についての
上記各項目を書体分類表8から取り出す(S421)。
この例でいえば、指定書体T0が非搭載書体T2および
T5のいずれであるかを調べて、一致する書体につい
て、書体分類表8から項目を取り出す。この取り出した
項目が指定書体T0の各項目であるということになる。
【0050】次に、書体分類表8に記載されている書体
のうちの搭載書体T1、T3、およびT4についてテー
ブルサーチし(S422)、搭載書体の中から各項目を
用いて、上記計算式に基づいてそれぞれ指定書体T0と
の書体間距離を求める。なお、指定書体T0と搭載書体
T1との距離をD1とし、以下同様に、指定書体T0と
搭載書体T3、T4との距離をそれぞれD3、D4とす
る。
【0051】次に、基準値記憶部12(図1参照)に記
憶されている最小基準値LSと、上記の各書体間距離と
をひとつひとつ比較し、最小基準値LS以下の書体間距
離があるかどうかを調べる(S423)。
【0052】該当する書体間距離が存在すれば、その距
離が1種類であるかどうかを調べる(S424)。
【0053】該当する書体間距離が複数ある場合は、図
9に示すように、表示部3の画面に該当するすべての搭
載書体をサンプルの文字および番号とともに表示し(S
425)、使用者が画面上で書体を選ぶのを待つ。例え
ば、最小基準値LS以下の距離がD1とD3のみであっ
て、かつ、この距離D1と距離D3とが等しくない、す
なわち D1≠D3≦LS≦D4 である場合、例えば、「(1):書体T1 (2):書
体T3」等のように表示部3に表示する。使用者が書体
を選択するためのキーを入力部2から入力すると(S4
26)、選択された書体の番号が取り出される(S42
7)。
【0054】S424で、書体間距離が1種類のみの場
合は、比率・優先順位表11に記載された優先順位を用
いて、以下に示す優先処理に進み、代替書体を決定する
(S428)。
【0055】すなわち、図8に示すように、まず、CP
U1が、上記の1種類の書体間距離を有する搭載書体が
ただひとつであるかどうかを調べる(S461)。もし
ひとつであればそれを代替書体として決定する。
【0056】S461において、もし上記の1種類の書
体間距離を有する搭載書体がひとつでなく、例えば搭載
書体T1とT3とが該当する、すなわち D1=D3≦LS≦D4 である場合、以下のようにして、優先順位の最も高い搭
載書体を選出する(S462)。すなわち、図4に示す
比率・優先順位表11で優先順位を調べる。本実施の形
態においては、優先順位を高い順に並べると、「種
類」、「ウェイト」、「イタリック」、「a−zレング
ス」、「xハイト」の順になる。したがって、まず、優
先順位の最も高い「種類」に注目し、A1=(T1の種
類)−(T0の種類)とA3=(T3の種類)−(T0
の種類)とを比較する。
【0057】もし、A1がA3よりも小さければ、書体
T3よりも書体T1のほうが指定書体T0に形状がより
近いと考えられるため、書体T1を代替書体として選出
する。
【0058】もし上記の「種類」を用いた計算結果が等
しい(A1=A3)場合、次に優先順位が高い「ウェイ
ト」を用いて、B1=(T1のウェイト)−(T0のウ
ェイト)とB3=(T3のウェイト)−(T0のウェイ
ト)とを比較する。以下同様にして、差が出るまで各項
目の差を調べ、差の小さいほうの書体を代替書体として
選出する。
【0059】代替書体がひとつに決まれば、図7に示す
S428に戻る。
【0060】このように、重要な項目については優先順
位を高くし、優先順位の高い項目について書体を比較し
ている。このため、さほど重要でない項目での類似性の
累積によって計算上は書体が類似しているという結果が
出るが実際にはそれほど類似していないような書体を除
外することができ、類似性を考える上で重要な項目を重
視し、より類似した書体を選ぶことができる。それによ
って、指定書体が印刷装置に搭載されていない場合に、
使用者の要望に沿い、より類似度の高い書体からなる文
書を印刷することができる。
【0061】このように、最小基準値LS以下の書体間
距離の個数に応じて、使用者の選択により、または、優
先順位により、代替書体として用いる搭載書体を1つに
絞る。そして、その搭載書体を取り出して(S429)
セットする(S430)。ここで図6のフローチャート
に戻り、文書バッファ5aのポインターを更新して(S
408)、印刷データが終わりかどうかをチェックする
(S409)。まだ印刷データがあれば、ステップS4
03に戻り、S403ないしS409の処理を繰り返
す。
【0062】一方、図7に示す上記ステップS423に
おいて、最小基準値LS以下の書体間距離がない場合
は、基準値記憶部12(図1参照)に記憶されている最
大基準値MSと上記の各書体間距離とをひとつひとつ比
較し、最大基準値MS以下の書体間距離があるかどうか
を調べる(S431)。
【0063】該当する書体間距離が存在すれば、その距
離が1種類であるかどうかを調べる(S432)。該当
する書体間距離が複数ある場合は、最小の距離を選ぶ
(S433)。そして、その1つの距離について、前述
の優先処理を行って代替書体をひとつに決める(S43
4)。
【0064】上記ステップS431において、最大基準
値MS以下の書体間距離がない場合は、搭載書体はすべ
て書体間距離が最大基準値MSよりも大きいということ
になる。この場合、この書体間距離が最大基準値MSよ
りも大きいすべての搭載書体について、前述のS252
ないしS427同様、表示部3に表示して使用者に選択
させる(S435ないしS437)。代替書体が決めら
れると、前述のS429に進む。以上のようにして、印
刷処理を終了する。
【0065】このように、書体間距離が最小基準値MS
以下である搭載書体が複数存在する場合や、書体間距離
が最大基準値LS以上である搭載書体が複数存在する場
合に、表示部3にそれらの該当する搭載書体を一覧表示
し、使用者が選択できるようになっている。したがっ
て、似た書体が複数ある場合に、使用者の好みを反映さ
せることができる。それによって、指定書体が印刷装置
に搭載されていない場合に、使用者の要望に沿い、より
類似度の高い書体からなる文書を印刷することができ
る。
【0066】なお、使用者各個人の好みにより、ある書
体Aが搭載されておらず印刷できない場合に、代替書体
として書体Bに切り替える人と、書体Cに切り替える人
がありうる。そのため、本実施の形態においては、前述
のように、書体分類表8としては、誰でも用いることの
できる標準的な表である分類表Tb1と、それぞれ特定
の使用者専用に設定された表である分類表Tb2および
分類表Tb3の3個が格納されている。そして、図12
に示すように、氏名対応表9(図1参照)に、これら分
類表Tb1、Tb2およびTb3とそれぞれの専用使用
者との対応の一覧が記載されている。
【0067】また、重複しない番号を上記の専用使用者
ごとにユーザーID(ID番号)として付し、上記氏名
対応表9にそのユーザーIDとユーザーIDと個人専用
の分類表(ここではTb2およびTb3)との対応を格
納している。このユーザーIDの格納により、この使用
者は登録ユーザーとなる。
【0068】したがって、1台の印刷装置で、複数の使
用者が別々の書体分類表8を使用したい場合、ユーザー
IDを入力部2から入力することによって、CPU1
が、各個人の希望通りの書体分類表8に切り替える。
【0069】なお、この氏名対応表9を表示部3に表示
させ、選択する書体分類表8を入力部2から入力するこ
とによって、各個人の希望通りの書体分類表8に切り替
えるようにしてもよい。
【0070】上記の書体分類表8をセットする手順につ
いて、図17を用いて説明する。印刷装置の使用開始時
に、CPU1が、使用者に対し、ユーザーIDを要求す
る(S501、S502)。使用者がユーザーIDを入
力部2から入力すると、CPU1が、入力されたユーザ
ーIDと氏名対応表9に格納されたユーザーIDとを照
らし合わせる(S503)。
【0071】一致しない場合は、登録ユーザーでないと
判断し、設定を不可として(S504)終了する。
【0072】一致した場合は、登録ユーザーであると判
断し、該当する分類表(Tb2またはTb3)があるか
どうかを、氏名対応表9を用いて探す(S505)。あ
ればその分類表をセットする(S506)。なお、この
場合、標準の分類表Tb1も使用できる。なければ、標
準の分類表Tb1のみを使用可能な状態にし、この標準
の分類表Tb1をセットする(S507)。
【0073】このように、印刷時に、使用者が自分のユ
ーザーIDを入力するだけで、指定書体が印刷装置に搭
載されていない場合に、複数あるうちでその使用者用の
書体分類表8に記憶された項目に基づいて、指定書体と
搭載書体との類似度が求められる。これによって、使用
者が自分用の書体分類表8を選ぶ手間が省ける。また、
他の人に、自分用の書体分類表8に設定した項目の数値
や書体名等を変更・追加・削除される恐れがない。
【0074】各使用者が標準またはその使用者用の書体
分類表8を更新する手順について、図18を用いて説明
する。印刷装置の使用開始時に、CPU1が、使用者に
対し、ユーザーIDを要求する(S601、S60
2)。使用者がユーザーIDを入力部2から入力する
と、CPU1が、入力されたユーザーIDと氏名対応表
9に格納されたユーザーIDとを照らし合わせる(S6
03)。
【0075】その結果、使用者が登録ユーザーであれ
ば、登録ユーザーの書体分類表8を取り出す(S60
4)。登録ユーザーでなければ、標準の書体分類表8を
取り出す(S605)。取り出した表を表示部3の画面
に表示し(S606)、入力キーを判別する(S60
7)。実行キーや解除キー以外が入力されれば、書体分
類表8の画面上の値を変更する(S608)。実行キー
が入力されれば、変更した書体分類表8を更新する(S
609)。最後に画面を消去する(S610)。
【0076】また、使用者各個人の好みにより、ある指
定書体Aが搭載されておらず印刷できない場合に、代替
書体として、ある特定の文字についてのみ、書体Bに切
り替え、他の文字については標準通りすなわちその使用
者が選んだ書体分類表8の通りに書体Cに切り替える人
がありうる。そのため、本実施の形態においては、図1
4に示すように、前述の特定文字分類表10(図1参
照)に、ある特定の文字についての書体名および各項目
を記載することができるようになっている。
【0077】したがって、ある使用者が、ある特定の文
字については、標準の項目の数値に基づいて選ばれる代
替書体とは異なる搭載書体を使いたい場合には、その文
字、ここでは欧文文字の「Q」について、あらかじめ特
定文字分類表10を作っておく。そして、その指定書
体、ここではT3について、自分が代替書体として選び
たい搭載書体の書体分類表8中の項目の数値を考慮し
て、その特定文字分類表10中の、代替書体を選ぶ際の
基になる項目の数値を、希望する搭載書体の書体分類表
8中の項目値と同じ値かそれに近い値に設定しておけば
よい。
【0078】また、上記特定文字分類表10に、ユーザ
ーIDとユーザーIDと個人専用の特定文字分類表10
との対応を格納している。そして、印刷時に、使用者が
ユーザーIDを入力部2から入力することによって、C
PU1が、その人用の特定文字分類表10を呼び出す。
あるいは、使用者がその特定文字分類表10を手動で選
択するようにしてもよい。
【0079】各使用者が上記特定文字分類表10を更新
する手順について説明する。印刷装置の使用開始時に、
CPU1が、使用者に対し、ユーザーIDを要求する。
使用者がユーザーIDを入力部2から入力すると、CP
U1が、入力されたユーザーIDと特定文字分類表10
に格納されたユーザーIDとを照らし合わせる。
【0080】登録ユーザーであれば、登録ユーザーの特
定文字分類表10を取り出す。取り出した表を表示部3
の画面に表示し、入力キーを判別する。実行キーや解除
キー以外が入力されれば、特定文字分類表10の画面上
の値を変更する。実行キーが入力されれば、変更した特
定文字分類表10を更新する。最後に画面を消去する。
【0081】次に、上記特定文字分類表10を用いて印
刷する手順について説明する。印刷するときには、CP
U1が、選択された書体分類表8と上記の特定文字分類
表10との両方を参照する。上記の特定文字分類表10
に記載された文字(ここでは「Q」)の文字データを受
け取ったときには、現在、指定書体と同一の書体で印刷
しているか、それとも代替書体で印刷しているかを確認
する。
【0082】現在代替書体で印刷中であれば、上記特定
文字分類表10を照会し、指定書体と一致する書体につ
いて各項目を調べる。ただし、図14には、上記文字
「Q」について、書体名T3に対する項目のみを図示し
ている。
【0083】そして、そこに記載されている項目を基に
して、すでに説明した通りに書体分類表8を用いて指定
書体と搭載書体との間の書体間距離を求め、この文字
「Q」について、搭載書体のうちで最も類似した書体を
代替書体として選び出す。
【0084】このようにして、搭載書体のうちで、指定
書体と形の最も似ている書体を、文字ごとに選び出すこ
とができる。それによって、印刷データに含まれている
書体指定データが認識されたときだけ代替書体を選び出
す場合と異なり、文字ごとに、最も似た書体で印刷する
ことができる。
【0085】さらに、上記の特定文字分類表10があら
かじめ複数用意され、使用者が自分の意図する印刷イメ
ージに合わせて特定文字分類表10を選べるようになっ
ているので、各使用者ごとに、さらにきめ細かく、各文
字に最も似た書体で印刷することができる。また、ユー
ザーIDの入力によって特定文字分類表10を自動的に
選ぶようになっているので、使用者が書体分類表8を選
ぶ手間が省ける。
【0086】このように、本実施の形態に係る第1の印
刷装置は、印刷すべき文字を示す文字データと、今後ど
のような書体で印刷すべきかを指定する書体データとを
有する印刷データを受け取り、書体データで指定された
書体で印刷する印刷装置である。
【0087】そして、印刷装置に実際には搭載されてあ
ってその書体で印刷できる書体である搭載書体と、印刷
装置に実際には搭載されておらずその書体では印刷でき
ない非搭載書体とを含めた書体を記載した書体分類表を
持ち、この書体分類表に、記載された上記各書体間で形
がどれだけ似ているかを示す類似度情報を記憶する記憶
手段と、受け取った書体データが示す書体である指定書
体が本印刷装置の搭載書体であるかどうかを判断する書
体判断手段と、書体分類表を呼び出し、指定書体と搭載
書体とについて、上記書体分類表に記憶されている類似
度情報に基づいて、指定書体と類似した搭載書体がどれ
であるかを示す類似度を求める類似度演算手段と、類似
度演算手段が求めた類似度に基づいて、搭載書体のうち
で指定書体に対する類似度の最も高い書体を、上記指定
書体の代替えの書体である代替書体として選び出す選出
手段とが設けられていることを特徴としている。
【0088】上記の構成により、印刷データが、例えば
ワードプロセッサ等から本印刷装置に送られて来る。上
記書体データが印刷装置に送られてきたときに、書体判
断手段が、この書体データが示す書体である指定書体
が、本印刷装置の搭載書体であるかどうかを判断する。
【0089】指定された書体が印刷装置に搭載されてい
なかった場合には、類似度演算手段が、上記書体分類表
を呼び出す。そして、指定書体と搭載書体とについて、
上記書体分類表に記憶されている類似度情報に基づい
て、指定書体と類似した搭載書体がどれであるかを示す
類似度を求める。
【0090】その類似度に基づいて、選出手段が、搭載
書体のうちで指定書体に対する類似度の最も高い、すな
わち、搭載書体のうちで指定書体と形の最も似ている書
体を選び出す。選び出した上記の書体を用いて印刷が行
われる。
【0091】このようにして、指定された書体が印刷装
置に搭載されておらずその書体では印刷できない場合
に、印刷装置で印刷可能な書体のうちで、指定された書
体に形状の最も近い書体が見つけ出される。
【0092】したがって、指定された書体が印刷装置に
搭載されていない場合でも、その書体になるべく近い書
体で印刷することができる。それによって、希望する書
体と似た書体からなる文書を印刷することができる。
【0093】なお、上記書体分類表は、項目入力手段に
より、書体を追加、削除、および変更できる。これによ
り、指定書体を代わりにどの搭載書体で印刷するかを変
更することができる。
【0094】第2の印刷装置は、上記第1の構成に加え
て、上記記憶手段が、上記書体分類表を複数個記憶し、
使用者からの書体分類表の指定を受け付ける表指定入力
手段が設けられていることを特徴としている。
【0095】上記の構成により、使用者は、印刷時に、
複数ある書体分類表のうち、どの書体分類表で類似性を
判断するかを表指定入力手段に対して指定する。
【0096】指定書体が印刷装置に搭載されていない場
合に、使用者によって指定された上記の書体分類表に記
憶された類似度情報に基づいて、指定書体に最も類似し
た搭載書体が選出される。
【0097】したがって、指定書体が印刷装置に搭載さ
れていない場合に代わりに用いる書体について、印刷装
置ごとに固定された文字の類似度に基づくのではなく、
使用者の要望に応じて選択できる。それによって、指定
した書体が印刷装置に搭載されていない場合に、個々の
使用者の要望に沿った代替書体からなる文書を印刷する
ことができる。
【0098】なお、ここでは、上記記憶手段が、重複し
ない番号である複数のID番号と、上記ID番号に一対
一に対応する複数の書体分類表とを記憶し、ID入力手
段が、上記ID番号の入力を受け付けるようにしてあ
る。そして、上記ID番号を印刷装置の使用者に一人ひ
とつずつ振り分けておく。
【0099】使用者は、印刷時に、自分のID番号を上
記ID入力手段に入力する。すると、分類表呼出し手段
が、複数ある書体分類表のうち、そのID番号に対応す
る書体分類表を呼び出す。
【0100】したがって、使用者が、印刷時に、自分の
ID番号を入力するだけで、指定書体が印刷装置に搭載
されていない場合に、複数あるうちでその使用者用の書
体分類表に記憶された類似度情報に基づいて、指定書体
と搭載書体との類似度が求められる。それによって、使
用者が書体分類表を選ぶ手間が省ける。
【0101】また、ここでは、上記類似度情報は、各書
体間で形がどれだけ似ているかを示す書体間距離を求め
るための、書体間距離指標である。そして、上記類似度
演算手段が、上記書体間距離指標を用いて、指定書体と
各搭載書体との書体間距離をそれぞれ求める。その結
果、上記選出手段が、印刷装置に実際に搭載されている
書体のうちで、上記書体間距離の最も小さいものを選び
出す。
【0102】また、ここではさらに、上記書体間距離指
標は、第1指標、第2指標等のように複数個存在する。
また、この重要度指数を使用者が変更するために重要度
指数を入力する重要度指数入力手段が設けられている。
【0103】それら各指標は、上記書体間距離を求める
上での、指標間の相対的な重要度を示す重要度指数を持
っている。この重要度指数は上記重要度指数入力手段か
ら入力することによって使用者が変更可能である。この
ため、書体が類似しているか否かを判断する際に、重視
する指標には重要度を大きく、さほど重視しない指標に
は重要度を小さく、使用者が設定できる。
【0104】指定書体が搭載されていない場合に、上記
類似度演算手段が、指定書体と各搭載書体とについて、
上記書体分類表に記憶されている類似度情報に基づい
て、上記の重要度の高い指標における書体間距離を重要
度の低い指標における書体間距離よりも重視しながら、
類似度を求める。
【0105】したがって、重要度の高い指標において類
似度の高い搭載書体が印刷用の書体として用いられる。
それによって、指定した書体が印刷装置に搭載されてい
ない場合に、使用者の要望に沿い、より類似度の高い書
体からなる文書を印刷することができる。
【0106】また、ここでは、上記複数の書体間距離指
標の間で優先順位が設けられている。したがって、印刷
装置に搭載されている書体のうち、指定された書体との
書体間距離が等しい2つ以上の書体が存在した場合に、
上記類似度演算手段が、優先度の高い書体間距離指標の
みについて指定書体と各搭載書体とをそれぞれ比較す
る。その結果、上記選出手段が、指定書体に近いほうの
書体を代替書体として選び出す。
【0107】したがって、さほど重要でない項目での類
似性の累積によって計算上は書体が類似しているという
結果が出たが実際にはそれほど類似していないような書
体を除外することができ、類似性を考える上で重要な項
目を重視し、より類似した書体を選ぶことができる。
【0108】それによって、指定した書体が印刷装置に
搭載されていない場合に、使用者の要望に沿い、より類
似度の高い書体からなる文書を印刷することができる。
【0109】また、ここでは、書体間距離がある最小基
準値以下である搭載書体が複数存在する場合や、書体間
距離がある最大基準値以上である搭載書体が複数存在す
る場合に、表示手段にそれらの該当する搭載書体を一覧
表示し、使用者が選択できるようになっている。
【0110】したがって、似た書体が複数ある場合に、
使用者の好みを反映させることができる。それにより、
指定した書体が印刷装置に搭載されていない場合に、使
用者の要望に沿い、より類似度の高い書体からなる文書
を印刷することができる。
【0111】第3の印刷装置は、第1または第2の構成
に加えて、上記記憶手段が、ある指定書体における特定
の文字についての上記類似度情報を記載した特定文字分
類表を記憶し、上記のある指定書体と特定の文字との組
み合わせが上記特定文字分類表に記載されているかどう
かを検索する文字検索手段が設けられていることを特徴
としている。
【0112】上記の構成により、文字データが印刷装置
に送られてきたときに、上記書体判断手段が、指定書体
が本印刷装置の搭載書体でないと判断すると、文字検索
手段が、上記文字と現在の指定書体との組み合わせが上
記特定文字分類表に記載されているかどうかを検索し、
記載されていた場合には、そこに記載されている類似度
情報を呼び出す。
【0113】すると、上記類似度演算手段が、書体分類
表を呼び出して、上記特定文字分類表中の類似度情報と
上記書体分類表中の類似度情報とを用いて、類似度を求
める。その類似度に基づいて、上記選出手段が、搭載書
体のうちで指定書体と形の最も似ている書体を選び出
す。
【0114】したがって、印刷装置に実際に搭載されて
いる書体のうちで、指定された書体のうちで形の最も似
ている書体を、文字ごとに選び出すことができる。それ
によって、印刷データに含まれている書体指定データが
認識されたときだけに上記のように代替書体を選び出す
のと異なり、きめ細かく、各文字に最も似た書体で印刷
することができる。
【0115】さらに、上記の特定文字分類表も、あらか
じめ複数用意しておき、使用者が自分の意図する印刷イ
メージに合わせて特定文字分類表を選べるようにするこ
ともできる。それによって、各使用者ごとに、さらにき
め細かく、各文字に最も似た書体で印刷することができ
る。また、前述のように、ID番号の入力によって特定
文字分類表を自動的に選ぶようにすることもできる。そ
れによって、使用者が書体分類表を選ぶ手間が省ける。
【0116】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
印刷装置は、印刷すべき文字を示す文字データと、今後
どのような書体で印刷すべきかを指定する書体データと
を有する印刷データを受け取り、書体データで指定され
た書体で印刷する印刷装置において、印刷装置に実際に
は搭載されてあってその書体で印刷できる書体である搭
載書体と、印刷装置に実際には搭載されておらずその書
体では印刷できない非搭載書体とを含めた書体を記載し
た書体分類表を持ち、この書体分類表に、記載された上
記各書体間で形がどれだけ似ているかを示す類似度情報
を記憶する記憶手段と、受け取った書体データが示す書
体である指定書体が本印刷装置の搭載書体であるかどう
かを判断する書体判断手段と、書体分類表を呼び出し、
指定書体と搭載書体とについて、上記書体分類表に記憶
されている類似度情報に基づいて、指定書体と類似した
搭載書体がどれであるかを示す類似度を求める類似度演
算手段と、類似度演算手段が求めた類似度に基づいて、
搭載書体のうちで指定書体に対する類似度の最も高い書
体を、上記指定書体の代替えの書体である代替書体とし
て選び出す選出手段とが設けられている構成である。
【0117】それゆえ、使用者が指定した書体が印刷装
置に搭載されていない場合に、使用者が希望する書体と
似た書体からなる文書を印刷することができるという効
果を奏する。
【0118】請求項2記載の印刷装置は、請求項1の構
成に加えて、上記記憶手段が、上記書体分類表を複数個
記憶し、使用者からの書体分類表の指定を受け付ける表
指定入力手段が設けられている構成である。
【0119】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、指定した書体が印刷装置に搭載されていない場合
に、個々の使用者の要望に沿った代替書体からなる文書
を印刷することができるという効果を奏する。
【0120】請求項3記載の印刷装置は、請求項1また
は2の構成に加えて、上記記憶手段が、ある指定書体に
おける特定の文字についての上記類似度情報を記載した
特定文字分類表を記憶し、上記のある指定書体と特定の
文字との組み合わせが上記特定文字分類表に記載されて
いるかどうかを検索する文字検索手段が設けられている
構成である。
【0121】それゆえ、請求項1または2の構成による
効果に加えて、印刷データに含まれている書体指定デー
タが認識されたときだけに上記のように代替書体を選び
出すのと異なり、きめ細かく、各文字に最も似た書体で
印刷することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷装置の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】書体分類表の一例を示す説明図である。
【図3】書体分類表の一例を示す説明図である。
【図4】書体の比率と優先順位との表を示す説明図であ
る。
【図5】書体の比率と優先順位との表を示す説明図であ
る。
【図6】印刷処理を示すフローチャートである。
【図7】書体設定処理を示すフローチャートである。
【図8】優先処理を示すフローチャートである。
【図9】書体間距離が最小基準値以下の場合の画面表示
の一例を示す説明図である。
【図10】書体ごとの各項目を設定する画面表示の一例
を示す説明図である。
【図11】項目間の優先順位を設定する画面表示の一例
を示す説明図である。
【図12】氏名対応表を表示する画面表示の一例を示す
説明図である。
【図13】書体間距離の計算方法を示す説明図である。
【図14】特定文字対応表を表示する画面表示の一例を
示す説明図である。
【図15】書体分類表の変更例を示す説明図である。
【図16】書体の比率と優先順位との表の変更例を示す
説明図である。
【図17】個人別の書体分類表を設定する処理を示すフ
ローチャートである。
【図18】個人別の書体分類表における項目の変更処理
を示すフローチャートである。
【図19】従来の印刷装置の一構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 CPU(書体判断手段、類似度演算手段、選出手
段、分類表呼出し手段、文字検索手段) 2 入力部(項目入力手段、ID入力手段、表指定入
力手段、重要度指数入力手段) 3 表示部(表示手段) 7 RAM(記憶手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷すべき文字を示す文字データと、今後
    どのような書体で印刷すべきかを指定する書体データと
    を有する印刷データを受け取り、書体データで指定され
    た書体で印刷する印刷装置において、 印刷装置に実際には搭載されてあってその書体で印刷で
    きる書体である搭載書体と、印刷装置に実際には搭載さ
    れておらずその書体では印刷できない非搭載書体とを含
    めた書体を記載した書体分類表を持ち、この書体分類表
    に、記載された上記各書体間で形がどれだけ似ているか
    を示す類似度情報を記憶する記憶手段と、 受け取った書体データが示す書体である指定書体が本印
    刷装置の搭載書体であるかどうかを判断する書体判断手
    段と、 書体分類表を呼び出し、指定書体と搭載書体とについ
    て、上記書体分類表に記憶されている類似度情報に基づ
    いて、指定書体と類似した搭載書体がどれであるかを示
    す類似度を求める類似度演算手段と、 類似度演算手段が求めた類似度に基づいて、搭載書体の
    うちで指定書体に対する類似度の最も高い書体を、上記
    指定書体の代替えの書体である代替書体として選び出す
    選出手段とが設けられていることを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】上記記憶手段が、上記書体分類表を複数個
    記憶し、 使用者からの書体分類表の指定を受け付ける表指定入力
    手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    印刷装置。
  3. 【請求項3】上記記憶手段が、ある指定書体における特
    定の文字についての上記類似度情報を記載した特定文字
    分類表を記憶し、 上記のある指定書体と特定の文字との組み合わせが上記
    特定文字分類表に記載されているかどうかを検索する文
    字検索手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    または2記載の印刷装置。
JP7297080A 1995-11-15 1995-11-15 印刷装置 Pending JPH09136457A (ja)

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