JPH09137475A - 建設機械の油圧装置 - Google Patents
建設機械の油圧装置Info
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- JPH09137475A JPH09137475A JP31714895A JP31714895A JPH09137475A JP H09137475 A JPH09137475 A JP H09137475A JP 31714895 A JP31714895 A JP 31714895A JP 31714895 A JP31714895 A JP 31714895A JP H09137475 A JPH09137475 A JP H09137475A
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧ポンプから排出されるドレン油の脈動を
低減し、ドレン配管の振動や騒音を低減する。 【解決手段】 油圧ポンプ14のドレンポート14Cに
一端側が接続されたポンプ側ドレンホース33の他端側
と、油圧ポンプ15のドレンポート15Cに一端側が接
続されたポンプ側ドレンホース34の他端側とを、継手
35を介して互いに接続し、各ポンプ側ドレンホース3
3,34の長さを、油圧脈動のほぼ1/4波長の自然数
倍に設定する。これにより、油圧ポンプ14,15から
のドレン油が各ポンプ側ドレンホース33,34の他端
側で合流するとき、ポンプ側ドレンホース33内のドレ
ン油中を進行する脈動波とポンプ側ドレンホース34内
のドレン油中を進行する脈動波とが干渉して相殺される
から、ドレン配管32の脈動を低減することができる。
低減し、ドレン配管の振動や騒音を低減する。 【解決手段】 油圧ポンプ14のドレンポート14Cに
一端側が接続されたポンプ側ドレンホース33の他端側
と、油圧ポンプ15のドレンポート15Cに一端側が接
続されたポンプ側ドレンホース34の他端側とを、継手
35を介して互いに接続し、各ポンプ側ドレンホース3
3,34の長さを、油圧脈動のほぼ1/4波長の自然数
倍に設定する。これにより、油圧ポンプ14,15から
のドレン油が各ポンプ側ドレンホース33,34の他端
側で合流するとき、ポンプ側ドレンホース33内のドレ
ン油中を進行する脈動波とポンプ側ドレンホース34内
のドレン油中を進行する脈動波とが干渉して相殺される
から、ドレン配管32の脈動を低減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械に装備され、アクチュエータに対する圧油の給
排を行う油圧装置に関する。
建設機械に装備され、アクチュエータに対する圧油の給
排を行う油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の建設機械には、油圧ポンプから供給される圧油によっ
て作動する油圧アクチュエータが搭載され、切換弁によ
って油圧ポンプからの圧油の給排を制御することによ
り、油圧アクチュエータの作動を制御するようになって
いる。
の建設機械には、油圧ポンプから供給される圧油によっ
て作動する油圧アクチュエータが搭載され、切換弁によ
って油圧ポンプからの圧油の給排を制御することによ
り、油圧アクチュエータの作動を制御するようになって
いる。
【0003】そこで、この種の従来技術による建設機械
の油圧装置を、図4ないし図7を参照しつつ、油圧ショ
ベルに適用した場合を例に挙げて説明する。
の油圧装置を、図4ないし図7を参照しつつ、油圧ショ
ベルに適用した場合を例に挙げて説明する。
【0004】図において、1は油圧ショベルの下部走行
体を示し、該下部走行体1は、トラックフレーム2と、
該トラックフレーム2の後端側に配設された駆動輪3
と、前端側に配設された遊動輪4と、該遊動輪4と駆動
輪3とに巻回された履帯5とから大略構成されている。
体を示し、該下部走行体1は、トラックフレーム2と、
該トラックフレーム2の後端側に配設された駆動輪3
と、前端側に配設された遊動輪4と、該遊動輪4と駆動
輪3とに巻回された履帯5とから大略構成されている。
【0005】6は下部走行体1上に旋回可能に設けられ
た上部旋回体を示し、該上部旋回体6は、旋回装置7を
介して下部走行体1に旋回可能に設けられた旋回フレー
ム8と、該旋回フレーム8上の前側に設けられた運転室
9と、該運転室9の後側に位置して旋回フレーム8上に
設けられた機械室10と、該機械室10の後側に設けら
れたカウンタウエイト11とから大略構成されている。
た上部旋回体を示し、該上部旋回体6は、旋回装置7を
介して下部走行体1に旋回可能に設けられた旋回フレー
ム8と、該旋回フレーム8上の前側に設けられた運転室
9と、該運転室9の後側に位置して旋回フレーム8上に
設けられた機械室10と、該機械室10の後側に設けら
れたカウンタウエイト11とから大略構成されている。
【0006】12は運転室9の側方に位置して旋回フレ
ーム8の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置で、該
作業装置12は複数の油圧シリンダ12A,12A,…
を備え、該各油圧シリンダ12Aに後述する各油圧ポン
プ14,15から圧油が供給されることにより、俯仰動
作を行うようになっている。
ーム8の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置で、該
作業装置12は複数の油圧シリンダ12A,12A,…
を備え、該各油圧シリンダ12Aに後述する各油圧ポン
プ14,15から圧油が供給されることにより、俯仰動
作を行うようになっている。
【0007】13は機械室10内に位置して旋回フレー
ム8上に設けられた作動油タンクを示し、該作動油タン
ク13内には作動油が貯えられている。
ム8上に設けられた作動油タンクを示し、該作動油タン
ク13内には作動油が貯えられている。
【0008】14,15は可変容量型の油圧ポンプをそ
れぞれ示し、該各油圧ポンプ14,15は、機械室10
内に設けられたエンジン16の出力軸に同軸に連結され
ている。そして、各油圧ポンプ14,15はエンジン1
6によって駆動され、作動油タンク13内の作動油を吐
出するようになっている。
れぞれ示し、該各油圧ポンプ14,15は、機械室10
内に設けられたエンジン16の出力軸に同軸に連結され
ている。そして、各油圧ポンプ14,15はエンジン1
6によって駆動され、作動油タンク13内の作動油を吐
出するようになっている。
【0009】17は作動油タンク13と各油圧ポンプ1
4,15との間に設けられた吸込配管で、該吸込配管1
7は、その一端側が作動油タンク13内に伸長し、他端
側が各油圧ポンプ14,15の吸込ポート14A,15
Aに接続されている。18は吸込配管17の一端側に設
けられた作動油フィルタで、該作動油フィルタ18は、
各油圧ポンプ14,15に吸込まれる作動油中に混入し
た摩耗粉等を除去するためのものである。
4,15との間に設けられた吸込配管で、該吸込配管1
7は、その一端側が作動油タンク13内に伸長し、他端
側が各油圧ポンプ14,15の吸込ポート14A,15
Aに接続されている。18は吸込配管17の一端側に設
けられた作動油フィルタで、該作動油フィルタ18は、
各油圧ポンプ14,15に吸込まれる作動油中に混入し
た摩耗粉等を除去するためのものである。
【0010】19,20は各油圧ポンプ14,15と後
述する多連弁21との間に設けられた吐出配管を示し、
吐出配管19の一端側は油圧ポンプ14の吐出ポート1
4Bに接続され、吐出配管20の一端側は油圧ポンプ1
5の吐出ポート15Bに接続されている。また、各吐出
配管19,20の他端側は、多連弁21の圧油導入ポー
ト21A,21Bに接続されている。
述する多連弁21との間に設けられた吐出配管を示し、
吐出配管19の一端側は油圧ポンプ14の吐出ポート1
4Bに接続され、吐出配管20の一端側は油圧ポンプ1
5の吐出ポート15Bに接続されている。また、各吐出
配管19,20の他端側は、多連弁21の圧油導入ポー
ト21A,21Bに接続されている。
【0011】21は各吐出配管19,20を介して各油
圧ポンプ14,15に接続された多連弁を示し、該多連
弁21は、油圧ショベルに搭載された各種油圧アクチュ
エータに対する圧油の供給を制御する複数の切換弁から
なり、例えば作業装置12の各油圧シリンダ12A,1
2A,…が圧油給排管22,22を介して接続され、こ
れと同様に旋回装置7、走行モータ(図示せず)等が圧
油給排管を介して接続されている。そして、該多連弁2
1を構成する各切換弁(図示せず)は外部からの信号に
応じて開閉弁し、各吐出配管19,20を介して多連弁
21に供給された各油圧ポンプ14,15からの圧油
は、各切換弁に接続された圧油給排管を介して所定の油
圧アクチュエータに選択的に供給または排出されるよう
になっている。
圧ポンプ14,15に接続された多連弁を示し、該多連
弁21は、油圧ショベルに搭載された各種油圧アクチュ
エータに対する圧油の供給を制御する複数の切換弁から
なり、例えば作業装置12の各油圧シリンダ12A,1
2A,…が圧油給排管22,22を介して接続され、こ
れと同様に旋回装置7、走行モータ(図示せず)等が圧
油給排管を介して接続されている。そして、該多連弁2
1を構成する各切換弁(図示せず)は外部からの信号に
応じて開閉弁し、各吐出配管19,20を介して多連弁
21に供給された各油圧ポンプ14,15からの圧油
は、各切換弁に接続された圧油給排管を介して所定の油
圧アクチュエータに選択的に供給または排出されるよう
になっている。
【0012】23は多連弁21と作動油タンク13との
間に設けられたリターン配管で、該リターン配管23
は、その一端側が多連弁21の圧油排出ポート21Cに
接続され、他端側が作動油タンク13内に伸長してい
る。そして、該リターン配管23は、各油圧ポンプ1
4,15から吐出した作動油のうちの余剰油または各油
圧シリンダ12A等からの戻り油を作動油タンク13側
に戻すようになっている。24は作動油タンク13内に
位置してリターン配管23の途中に設けられたフルフロ
ーフィルタで、該フルフローフィルタ24は、リターン
配管23を介して作動油タンク13側に戻される戻り油
中に混入した摩耗粉等を除去するものである。
間に設けられたリターン配管で、該リターン配管23
は、その一端側が多連弁21の圧油排出ポート21Cに
接続され、他端側が作動油タンク13内に伸長してい
る。そして、該リターン配管23は、各油圧ポンプ1
4,15から吐出した作動油のうちの余剰油または各油
圧シリンダ12A等からの戻り油を作動油タンク13側
に戻すようになっている。24は作動油タンク13内に
位置してリターン配管23の途中に設けられたフルフロ
ーフィルタで、該フルフローフィルタ24は、リターン
配管23を介して作動油タンク13側に戻される戻り油
中に混入した摩耗粉等を除去するものである。
【0013】25は油圧ポンプ14,15からのドレン
油を作動油タンク13側に戻すドレン配管を示し、該ド
レン配管25は後述するドレンホース26,27から構
成されている。
油を作動油タンク13側に戻すドレン配管を示し、該ド
レン配管25は後述するドレンホース26,27から構
成されている。
【0014】26は一端側が分岐管等を介して油圧ポン
プ14のドレンポート14Cに接続され、他端側が作動
油タンク13に接続されたドレンホース26を示し、該
ドレンホース26は、油圧ポンプ14の作動時に該油圧
ポンプ14のロータからケーシング(いずれも図示せ
ず)内に漏れるドレン油を作動油タンク13側に戻すも
のである。そして、該ドレンホース26は、後述のドレ
ンフィルタ29を挟んで上流側ドレンホース26Aと下
流側ドレンホース26Bとからなり、下流側ドレンホー
ス26Bは作動油タンク13の底部側に開口している。
プ14のドレンポート14Cに接続され、他端側が作動
油タンク13に接続されたドレンホース26を示し、該
ドレンホース26は、油圧ポンプ14の作動時に該油圧
ポンプ14のロータからケーシング(いずれも図示せ
ず)内に漏れるドレン油を作動油タンク13側に戻すも
のである。そして、該ドレンホース26は、後述のドレ
ンフィルタ29を挟んで上流側ドレンホース26Aと下
流側ドレンホース26Bとからなり、下流側ドレンホー
ス26Bは作動油タンク13の底部側に開口している。
【0015】27は一端側が油圧ポンプ15のドレンポ
ート15Cに接続され、他端側が取付位置28でドレン
ホース26に接続された他のドレンホースで、該ドレン
ホース27は、油圧ポンプ15の作動時に該油圧ポンプ
15のロータからケーシング(いずれも図示せず)内に
漏れるドレン油をドレンホース26に導出し、油圧ポン
プ15からのドレン油と合流させた後、作動油タンク1
3側に戻すものである。そして、該ドレンホース27
は、ドレンホース26に比較して短尺に形成されるもの
で、前記取付位置28は油圧ポンプ14のドレンポート
14Cの位置に相当する。
ート15Cに接続され、他端側が取付位置28でドレン
ホース26に接続された他のドレンホースで、該ドレン
ホース27は、油圧ポンプ15の作動時に該油圧ポンプ
15のロータからケーシング(いずれも図示せず)内に
漏れるドレン油をドレンホース26に導出し、油圧ポン
プ15からのドレン油と合流させた後、作動油タンク1
3側に戻すものである。そして、該ドレンホース27
は、ドレンホース26に比較して短尺に形成されるもの
で、前記取付位置28は油圧ポンプ14のドレンポート
14Cの位置に相当する。
【0016】29はドレンホース26の途中に設けられ
たドレンフィルタを示し、該ドレンフィルタ29は、各
ドレンホース26,27から作動油タンク13側に戻さ
れる各油圧ポンプ14,15からのドレン油を濾過し、
該ドレン油中に混入した摩耗粉等を除去するものであ
る。なお、該ドレンフィルタ29は、作動油タンク13
内の液面高さよりも高い位置に配設されている。
たドレンフィルタを示し、該ドレンフィルタ29は、各
ドレンホース26,27から作動油タンク13側に戻さ
れる各油圧ポンプ14,15からのドレン油を濾過し、
該ドレン油中に混入した摩耗粉等を除去するものであ
る。なお、該ドレンフィルタ29は、作動油タンク13
内の液面高さよりも高い位置に配設されている。
【0017】従来技術による油圧装置は上述の如き構成
を有するもので、エンジン16が作動して各油圧ポンプ
14,15が駆動されると、作動油タンク13内の作動
油は、吸込配管17を通じて各油圧ポンプ14,15に
吸込まれた後、該各油圧ポンプ14,15から各吐出配
管19,20を通じて多連弁21に吐出する。そして、
多連弁21に吐出した圧油は、該多連弁21を構成する
各切換弁のうちの開弁した切換弁に対応する油圧アクチ
ュエータに供給され、当該油圧アクチュエータを作動さ
せる。また、多連弁21に吐出した圧油のうちの余剰油
または油圧アクチュエータからの戻り油は、多連弁21
の圧油排出ポート21Cからリターン配管23に導出さ
れ、該リターン配管23を通じて戻り油として作動油タ
ンク13側に戻される。
を有するもので、エンジン16が作動して各油圧ポンプ
14,15が駆動されると、作動油タンク13内の作動
油は、吸込配管17を通じて各油圧ポンプ14,15に
吸込まれた後、該各油圧ポンプ14,15から各吐出配
管19,20を通じて多連弁21に吐出する。そして、
多連弁21に吐出した圧油は、該多連弁21を構成する
各切換弁のうちの開弁した切換弁に対応する油圧アクチ
ュエータに供給され、当該油圧アクチュエータを作動さ
せる。また、多連弁21に吐出した圧油のうちの余剰油
または油圧アクチュエータからの戻り油は、多連弁21
の圧油排出ポート21Cからリターン配管23に導出さ
れ、該リターン配管23を通じて戻り油として作動油タ
ンク13側に戻される。
【0018】一方、各油圧ポンプ14,15の作動時に
ケーシング内に漏出したドレン油は、ドレンホース26
の取付位置28で合流して上流側ドレンホース26Aを
流れ、ドレンフィルタ29で濾過された後、下流側ドレ
ンホース26Bを流れて作動油タンク13側に排出され
る。
ケーシング内に漏出したドレン油は、ドレンホース26
の取付位置28で合流して上流側ドレンホース26Aを
流れ、ドレンフィルタ29で濾過された後、下流側ドレ
ンホース26Bを流れて作動油タンク13側に排出され
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各油圧ポン
プ14,15の作動時にドレンホース26,27に排出
されるドレン油は、各油圧ポンプ14,15の作動に伴
う脈動を生じ、該ドレン油の脈動は各油圧ポンプ14,
15の回転数の変化や吐出圧力の変化に応じて増減す
る。そして、ドレン油の脈動はドレンホース26,27
に伝播してこれらを振動させるから、該ドレンホース2
6,27に接続される油圧ポンプ14,15や各種配管
類の損傷、および振動に伴う騒音によって作業環境の悪
化を招くという問題がある。
プ14,15の作動時にドレンホース26,27に排出
されるドレン油は、各油圧ポンプ14,15の作動に伴
う脈動を生じ、該ドレン油の脈動は各油圧ポンプ14,
15の回転数の変化や吐出圧力の変化に応じて増減す
る。そして、ドレン油の脈動はドレンホース26,27
に伝播してこれらを振動させるから、該ドレンホース2
6,27に接続される油圧ポンプ14,15や各種配管
類の損傷、および振動に伴う騒音によって作業環境の悪
化を招くという問題がある。
【0020】特に、上述の如く、油圧ポンプ14のドレ
ンポート14Cに相当する取付位置28で、ドレンホー
ス27の他端側をドレンホース26に接続した場合に
は、油圧ポンプ14からのドレン油の脈動と、油圧ポン
プ15からのドレン油の脈動とがドレンホース27内を
伝搬して相互に干渉することにより増幅され、油圧ポン
プ14,15や各種配管類が増幅された脈動により損傷
してしまう、あるいは振動に伴う騒音を助長してしまう
問題がある。
ンポート14Cに相当する取付位置28で、ドレンホー
ス27の他端側をドレンホース26に接続した場合に
は、油圧ポンプ14からのドレン油の脈動と、油圧ポン
プ15からのドレン油の脈動とがドレンホース27内を
伝搬して相互に干渉することにより増幅され、油圧ポン
プ14,15や各種配管類が増幅された脈動により損傷
してしまう、あるいは振動に伴う騒音を助長してしまう
問題がある。
【0021】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、油圧ポンプから排出されるドレン油の脈
動を低減し、該ドレン油の脈動に伴うドレン配管の振動
や騒音を低減できる建設機械の油圧装置を提供すること
を目的としている。
されたもので、油圧ポンプから排出されるドレン油の脈
動を低減し、該ドレン油の脈動に伴うドレン配管の振動
や騒音を低減できる建設機械の油圧装置を提供すること
を目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、作動油を貯えるタンクと、
該タンク内の作動油を吐出する少なくとも2個の油圧ポ
ンプと、該各油圧ポンプから吐出された作動油をアクチ
ュエータに導く吐出配管と、該吐出配管と前記アクチュ
エータとの間に設けられ、該アクチュエータに給排する
圧油を切換える切換弁と、前記各油圧ポンプから吐出し
た作動油または前記アクチュエータからの戻り油を前記
タンクに戻すため該切換弁と前記タンクとの間に設けら
れたリターン配管と、前記各油圧ポンプから排出される
ドレン油を前記タンク側に戻すドレン配管とからなり、
該ドレン配管は、一端側が前記各油圧ポンプのドレンポ
ートに接続され他端側が互いに接続された少なくとも2
本のポンプ側ドレン配管と、該各ポンプ側ドレン配管の
他端側と前記タンクとを連通する1本のタンク側ドレン
配管とから形成し、前記各ポンプ側ドレン配管は、前記
各油圧ポンプの作動によって生じる油圧脈動のほぼ1/
4波長を基本長としたとき、該基本長の自然数倍の長さ
に設定する構成としたことを特徴としている。
ために、請求項1の発明は、作動油を貯えるタンクと、
該タンク内の作動油を吐出する少なくとも2個の油圧ポ
ンプと、該各油圧ポンプから吐出された作動油をアクチ
ュエータに導く吐出配管と、該吐出配管と前記アクチュ
エータとの間に設けられ、該アクチュエータに給排する
圧油を切換える切換弁と、前記各油圧ポンプから吐出し
た作動油または前記アクチュエータからの戻り油を前記
タンクに戻すため該切換弁と前記タンクとの間に設けら
れたリターン配管と、前記各油圧ポンプから排出される
ドレン油を前記タンク側に戻すドレン配管とからなり、
該ドレン配管は、一端側が前記各油圧ポンプのドレンポ
ートに接続され他端側が互いに接続された少なくとも2
本のポンプ側ドレン配管と、該各ポンプ側ドレン配管の
他端側と前記タンクとを連通する1本のタンク側ドレン
配管とから形成し、前記各ポンプ側ドレン配管は、前記
各油圧ポンプの作動によって生じる油圧脈動のほぼ1/
4波長を基本長としたとき、該基本長の自然数倍の長さ
に設定する構成としたことを特徴としている。
【0023】上記構成によれば、各油圧ポンプがアクチ
ュエータに向けて作動油を吐出するとき、各油圧ポンプ
から排出されたドレン油は、各ポンプ側ドレン配管の他
端側で合流した後、タンク側ドレン配管を通じてタンク
側に戻される。このとき、各ポンプ側ドレン配管を流れ
るドレン油は各油圧ポンプの作動に伴う油圧脈動を生じ
るが、該ドレン油が各ポンプ側ドレン配管の他端側で合
流するとき、一方のポンプ側ドレン配管内のドレン油中
を進行する脈動波と、他方のポンプ側ドレン配管内のド
レン油中を進行する脈動波とが干渉して相殺されること
により、各ポンプ側ドレン配管に生じる油圧脈動を低減
することができる。
ュエータに向けて作動油を吐出するとき、各油圧ポンプ
から排出されたドレン油は、各ポンプ側ドレン配管の他
端側で合流した後、タンク側ドレン配管を通じてタンク
側に戻される。このとき、各ポンプ側ドレン配管を流れ
るドレン油は各油圧ポンプの作動に伴う油圧脈動を生じ
るが、該ドレン油が各ポンプ側ドレン配管の他端側で合
流するとき、一方のポンプ側ドレン配管内のドレン油中
を進行する脈動波と、他方のポンプ側ドレン配管内のド
レン油中を進行する脈動波とが干渉して相殺されること
により、各ポンプ側ドレン配管に生じる油圧脈動を低減
することができる。
【0024】そして、各ポンプ側ドレン配管の長さを、
油圧脈動のほぼ1/4波長を基本長としてその自然数倍
に設定することにより、一方のポンプ側ドレン配管内の
ドレン油中を進行する脈動波と、他方のポンプ側ドレン
配管内のドレン油中を進行する脈動波とが、互いに略逆
の位相をもって干渉することにより、各ポンプ側ドレン
配管に生じる油圧脈動を低減することができる。
油圧脈動のほぼ1/4波長を基本長としてその自然数倍
に設定することにより、一方のポンプ側ドレン配管内の
ドレン油中を進行する脈動波と、他方のポンプ側ドレン
配管内のドレン油中を進行する脈動波とが、互いに略逆
の位相をもって干渉することにより、各ポンプ側ドレン
配管に生じる油圧脈動を低減することができる。
【0025】また、請求項2の発明は、前記各ポンプ側
ドレン配管の接続位置または該接続位置よりも下流側に
位置して、前記タンク側ドレン配管にドレンフィルタを
設けたことにある。
ドレン配管の接続位置または該接続位置よりも下流側に
位置して、前記タンク側ドレン配管にドレンフィルタを
設けたことにある。
【0026】上記構成によれば、ドレンフィルタの上流
側で油圧脈動を低減することにより、ドレン油の油圧脈
動がドレンフィルタに伝播するのを防止できる。
側で油圧脈動を低減することにより、ドレン油の油圧脈
動がドレンフィルタに伝播するのを防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図3に基づき説明する。なお、実施例では、上述
した図4ないし図7に示す従来技術と同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
ないし図3に基づき説明する。なお、実施例では、上述
した図4ないし図7に示す従来技術と同一の構成要素に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0028】図において、31は本実施例による油圧装
置を示し、該油圧装置31は、上述した従来技術と同様
に、作動油タンク13、各油圧ポンプ14,15、吸込
配管17、各吐出配管19,20、多連弁21、リター
ン配管23等からなるものの、後述するドレン配管32
の構成の点で従来技術とは異なっている。
置を示し、該油圧装置31は、上述した従来技術と同様
に、作動油タンク13、各油圧ポンプ14,15、吸込
配管17、各吐出配管19,20、多連弁21、リター
ン配管23等からなるものの、後述するドレン配管32
の構成の点で従来技術とは異なっている。
【0029】32は油圧ポンプ14,15からのドレン
油を作動油タンク13側に戻す本実施例によるドレン配
管を示し、該ドレン配管32は、後述するポンプ側ドレ
ンホース33,34と、タンク側ドレンホース36とか
ら大略構成されている。
油を作動油タンク13側に戻す本実施例によるドレン配
管を示し、該ドレン配管32は、後述するポンプ側ドレ
ンホース33,34と、タンク側ドレンホース36とか
ら大略構成されている。
【0030】33はドレン配管32を構成する一方のポ
ンプ側ドレンホースで、該ポンプ側ドレンホース33の
一端側は、油圧ポンプ14のドレンポート14Cに接続
されている。
ンプ側ドレンホースで、該ポンプ側ドレンホース33の
一端側は、油圧ポンプ14のドレンポート14Cに接続
されている。
【0031】34はドレン配管32を構成する他方のポ
ンプ側ドレンホースで、該ポンプ側ドレンホース34の
一端側は、油圧ポンプ15のドレンポート15Cに接続
されている。
ンプ側ドレンホースで、該ポンプ側ドレンホース34の
一端側は、油圧ポンプ15のドレンポート15Cに接続
されている。
【0032】そして、該各ポンプ側ドレンホース33,
34の他端側は継手35を介して互いに接続され、該継
手35は、タンク側ドレンホース36の一端側に配設さ
れたドレンフィルタ29に接続されている。
34の他端側は継手35を介して互いに接続され、該継
手35は、タンク側ドレンホース36の一端側に配設さ
れたドレンフィルタ29に接続されている。
【0033】ここで、油圧ショベル等の建設機械にあっ
ては、ポンプ側ドレンホース33の長さ(油圧ポンプ1
4のドレンポート14Cとの接続位置から継手35との
接続位置までの長さ)Lを、油圧ポンプ14の作動によ
って生じる油圧脈動の波長(λ)のほぼ1/4を基本長
としたとき、下記数1に示す如く該基本長の自然数倍と
なるように設定した場合に、ドレン油の油圧脈動を低減
できることを知った。
ては、ポンプ側ドレンホース33の長さ(油圧ポンプ1
4のドレンポート14Cとの接続位置から継手35との
接続位置までの長さ)Lを、油圧ポンプ14の作動によ
って生じる油圧脈動の波長(λ)のほぼ1/4を基本長
としたとき、下記数1に示す如く該基本長の自然数倍と
なるように設定した場合に、ドレン油の油圧脈動を低減
できることを知った。
【0034】
【数1】 ただし、nは自然数
【0035】ここで、油圧ポンプ14の作動によって生
じる油圧脈動の周波数をf(Hz)、ドレン油中での音
速をV(m/s)とすると、λ=V/fであるから、上
記数1は下記のように表すことができる。
じる油圧脈動の周波数をf(Hz)、ドレン油中での音
速をV(m/s)とすると、λ=V/fであるから、上
記数1は下記のように表すことができる。
【0036】
【数2】
【0037】ここで、油圧ショベル等の建設機械に搭載
される油圧ポンプの作動によって生じる油圧脈動の周波
数fは、通常、200〜300Hzの範囲にあり、ドレ
ン油中での音速Vは1300(m/s)と考えられるか
ら、油圧脈動の周波数fを200(Hz)とすると、上
記数2から、L=1.625×n(m)となる。
される油圧ポンプの作動によって生じる油圧脈動の周波
数fは、通常、200〜300Hzの範囲にあり、ドレ
ン油中での音速Vは1300(m/s)と考えられるか
ら、油圧脈動の周波数fを200(Hz)とすると、上
記数2から、L=1.625×n(m)となる。
【0038】上述の如く、本実施例では、例えばポンプ
側ドレンホース33の長さLを、1.625(m)を基
本長としてその自然数倍となるように設定している。
側ドレンホース33の長さLを、1.625(m)を基
本長としてその自然数倍となるように設定している。
【0039】一方、ポンプ側ドレンホース34の長さ
(油圧ポンプ15のドレンポート15Cとの接続位置か
ら継手35との接続位置までの長さ)も、上述したポン
プ側ドレンホース33と同様に、油圧ポンプ15の作動
によって生じる油圧脈動のほぼ1/4波長を基本長とし
たとき、該基本長の自然数倍となるように設定すること
により、ドレン油の油圧低減できることを知った。
(油圧ポンプ15のドレンポート15Cとの接続位置か
ら継手35との接続位置までの長さ)も、上述したポン
プ側ドレンホース33と同様に、油圧ポンプ15の作動
によって生じる油圧脈動のほぼ1/4波長を基本長とし
たとき、該基本長の自然数倍となるように設定すること
により、ドレン油の油圧低減できることを知った。
【0040】36は各ポンプ側ドレンホース33,34
の他端側と作動油タンク13とを連通するタンク側ドレ
ンホースを示し、該タンク側ドレンホース36は、その
一端側がドレンフィルタ29に接続され、他端側が作動
油タンク13の底部側に開口している。従って、各ポン
プ側ドレンホース33,34の他端側(継手35)で合
流し、ドレンフィルタ29で濾過された各油圧ポンプ1
4,15からのドレン油は、タンク側ドレンホース36
を通じて作動油タンク13側に排出される。
の他端側と作動油タンク13とを連通するタンク側ドレ
ンホースを示し、該タンク側ドレンホース36は、その
一端側がドレンフィルタ29に接続され、他端側が作動
油タンク13の底部側に開口している。従って、各ポン
プ側ドレンホース33,34の他端側(継手35)で合
流し、ドレンフィルタ29で濾過された各油圧ポンプ1
4,15からのドレン油は、タンク側ドレンホース36
を通じて作動油タンク13側に排出される。
【0041】本実施例による油圧装置31は上述の如き
構成を有するもので、該各油圧ポンプ14,15から各
吐出配管19,20を通じて多連弁21に吐出した圧油
は、該多連弁21を構成する各切換弁のうちの開弁した
切換弁に対応する油圧アクチュエータに供給され、当該
油圧アクチュエータを作動させる。また、多連弁21に
吐出した圧油のうちの余剰油または油圧アクチュエータ
からの戻り油は、多連弁21の圧油排出ポート21Cか
らリターン配管23に導出され、該リターン配管23を
通じて戻り油として作動油タンク13側に戻される。
構成を有するもので、該各油圧ポンプ14,15から各
吐出配管19,20を通じて多連弁21に吐出した圧油
は、該多連弁21を構成する各切換弁のうちの開弁した
切換弁に対応する油圧アクチュエータに供給され、当該
油圧アクチュエータを作動させる。また、多連弁21に
吐出した圧油のうちの余剰油または油圧アクチュエータ
からの戻り油は、多連弁21の圧油排出ポート21Cか
らリターン配管23に導出され、該リターン配管23を
通じて戻り油として作動油タンク13側に戻される。
【0042】一方、各油圧ポンプ14,15の作動時に
ケーシング内に漏出したドレン油は、ポンプ側ドレンホ
ース33,34を流れて継手35で合流し、ドレンフィ
ルタ29で濾過された後、作動油タンク13側に排出さ
れる。
ケーシング内に漏出したドレン油は、ポンプ側ドレンホ
ース33,34を流れて継手35で合流し、ドレンフィ
ルタ29で濾過された後、作動油タンク13側に排出さ
れる。
【0043】このとき、油圧ポンプ14のドレンポート
14Cに一端側が接続されたポンプ側ドレンホース33
の他端側と、油圧ポンプ15のドレンポート15Cに一
端側が接続されたポンプ側ドレンホース34の他端側と
は、継手35を介して互いに接続されているから、ポン
プ側ドレンホース33内のドレン油中を進行する脈動波
と、ポンプ側ドレンホース34内のドレン油中を進行す
る脈動波とを干渉させて相殺することができる。
14Cに一端側が接続されたポンプ側ドレンホース33
の他端側と、油圧ポンプ15のドレンポート15Cに一
端側が接続されたポンプ側ドレンホース34の他端側と
は、継手35を介して互いに接続されているから、ポン
プ側ドレンホース33内のドレン油中を進行する脈動波
と、ポンプ側ドレンホース34内のドレン油中を進行す
る脈動波とを干渉させて相殺することができる。
【0044】この結果、ドレン配管32に生じる油圧脈
動を低減することができ、該ドレン配管32に接続され
た油圧ポンプ14,15や各種配管類の損傷、および振
動に伴う騒音を防止することができる。
動を低減することができ、該ドレン配管32に接続され
た油圧ポンプ14,15や各種配管類の損傷、および振
動に伴う騒音を防止することができる。
【0045】しかも、ポンプ側ドレンホース33,34
の長さを、各油圧ポンプ14,15の作動によって生じ
る油圧脈動のほぼ1/4波長を基本長としたとき、該基
本長の自然数倍となるように設定することにより、ポン
プ側ドレンホース34内のドレン油中を進行する脈動波
と、ポンプ側ドレンホース34内のドレン油中を進行す
る脈動波とを、山と腹、腹と山の関係をもって互いにほ
ぼ逆の位相で干渉させることができる。
の長さを、各油圧ポンプ14,15の作動によって生じ
る油圧脈動のほぼ1/4波長を基本長としたとき、該基
本長の自然数倍となるように設定することにより、ポン
プ側ドレンホース34内のドレン油中を進行する脈動波
と、ポンプ側ドレンホース34内のドレン油中を進行す
る脈動波とを、山と腹、腹と山の関係をもって互いにほ
ぼ逆の位相で干渉させることができる。
【0046】この結果、ポンプ側ドレンホース33内の
ドレン油中を進行する脈動波と、ポンプ側ドレンホース
34内のドレン油中を進行する脈動波とが効果的に相殺
され、各ポンプ側ドレンホース33,34を流れるドレ
ン油の油圧脈動を著しく低減でき、油圧ポンプ14,1
5や各種配管類の損傷等の原因となるドレン配管32の
振動を一層低減することができる。
ドレン油中を進行する脈動波と、ポンプ側ドレンホース
34内のドレン油中を進行する脈動波とが効果的に相殺
され、各ポンプ側ドレンホース33,34を流れるドレ
ン油の油圧脈動を著しく低減でき、油圧ポンプ14,1
5や各種配管類の損傷等の原因となるドレン配管32の
振動を一層低減することができる。
【0047】なお、前記実施例では、2個の油圧ポンプ
14,15を備えた油圧装置を例に挙げたが、本発明は
これに限るものではなく、3個以上の油圧ポンプを備え
た油圧装置にも適用することができる。
14,15を備えた油圧装置を例に挙げたが、本発明は
これに限るものではなく、3個以上の油圧ポンプを備え
た油圧装置にも適用することができる。
【0048】また、ドレン配管32を構成する各ポンプ
側ドレンホース33,34およびタンク側ドレンホース
36は、ゴムホース等の可撓性配管に限ることはなく、
金属パイプ等の固定配管を用いてもよい。
側ドレンホース33,34およびタンク側ドレンホース
36は、ゴムホース等の可撓性配管に限ることはなく、
金属パイプ等の固定配管を用いてもよい。
【0049】さらに、前記実施例では、ポンプ側ドレン
ホース33,34の他端側とタンク側ドレンホース36
の一端側との間にドレンフィルタ29を設けた場合を例
に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、ポンプ
側ドレンホース33,34の他端側とタンク側ドレンホ
ース36の一端側とを継手35を用いて直接的に接続
し、ドレンフィルタ29をタンク側ドレンホース36の
途中に配設する構成としてもよい。
ホース33,34の他端側とタンク側ドレンホース36
の一端側との間にドレンフィルタ29を設けた場合を例
に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、ポンプ
側ドレンホース33,34の他端側とタンク側ドレンホ
ース36の一端側とを継手35を用いて直接的に接続
し、ドレンフィルタ29をタンク側ドレンホース36の
途中に配設する構成としてもよい。
【0050】また、前記実施例では、油圧ショベルの機
械室に装備した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限
ることはなく、例えば油圧クレーン、ホイールローダ等
の他の建設機械にも適用することができる。
械室に装備した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限
ることはなく、例えば油圧クレーン、ホイールローダ等
の他の建設機械にも適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、一端側が各油圧ポンプのドレンポートに接続された
少なくとも2本のポンプ側ドレン配管と、該各ポンプ側
ドレン配管の他端側とタンクとを接続する1本のタンク
側ドレン配管とからドレン配管を構成し、各ポンプ側ド
レン配管の他端側を互いに接続することにより、各ポン
プ側ドレン配管を流れるドレン油を合流させる構成とし
たから、一方のポンプ側ドレン配管を流れるドレン油の
脈動波と、他方のポンプ側ドレン配管を流れるドレン油
の脈動波とを干渉させて相殺することにより、ドレン配
管に生じる脈動を低減することができる。この結果、ド
レン配管の振動を低減でき、ドレン配管に接続された油
圧ポンプや各種配管類の損傷、および振動に伴う騒音を
防止することができる。
ば、一端側が各油圧ポンプのドレンポートに接続された
少なくとも2本のポンプ側ドレン配管と、該各ポンプ側
ドレン配管の他端側とタンクとを接続する1本のタンク
側ドレン配管とからドレン配管を構成し、各ポンプ側ド
レン配管の他端側を互いに接続することにより、各ポン
プ側ドレン配管を流れるドレン油を合流させる構成とし
たから、一方のポンプ側ドレン配管を流れるドレン油の
脈動波と、他方のポンプ側ドレン配管を流れるドレン油
の脈動波とを干渉させて相殺することにより、ドレン配
管に生じる脈動を低減することができる。この結果、ド
レン配管の振動を低減でき、ドレン配管に接続された油
圧ポンプや各種配管類の損傷、および振動に伴う騒音を
防止することができる。
【0052】また、各ポンプ側ドレン配管の長さを、各
油圧ポンプの作動によって生じる油圧脈動のほぼ1/4
波長を基本長としたとき、該基本長の自然数倍となるよ
うに設定することにより、一方のポンプ側ドレン配管内
のドレン油中を進行する脈動波と、他方のポンプ側ドレ
ン配管内のドレン油中を進行する脈動波とを、互いにほ
ぼ逆の位相をもって干渉させ効果的に相殺することがで
きる。この結果、各ポンプ側ドレン配管を流れるドレン
油の油圧脈動を著しく低減でき、各油圧ポンプや各種配
管類の損傷等の原因となるドレン配管の振動を一層低減
することができる。
油圧ポンプの作動によって生じる油圧脈動のほぼ1/4
波長を基本長としたとき、該基本長の自然数倍となるよ
うに設定することにより、一方のポンプ側ドレン配管内
のドレン油中を進行する脈動波と、他方のポンプ側ドレ
ン配管内のドレン油中を進行する脈動波とを、互いにほ
ぼ逆の位相をもって干渉させ効果的に相殺することがで
きる。この結果、各ポンプ側ドレン配管を流れるドレン
油の油圧脈動を著しく低減でき、各油圧ポンプや各種配
管類の損傷等の原因となるドレン配管の振動を一層低減
することができる。
【0053】そして、請求項2の発明によれば、各ポン
プ側ドレン配管の接続位置または該接続位置よりも下流
側に位置して、タンク側ドレン配管にドレンフィルタを
設けることにより、ドレンフィルタの上流側で油圧脈動
を低減することができ、ドレン油の油圧脈動がドレンフ
ィルタに伝播するのを防止できる。
プ側ドレン配管の接続位置または該接続位置よりも下流
側に位置して、タンク側ドレン配管にドレンフィルタを
設けることにより、ドレンフィルタの上流側で油圧脈動
を低減することができ、ドレン油の油圧脈動がドレンフ
ィルタに伝播するのを防止できる。
【図1】本発明の実施例による油圧装置を油圧ショベル
に用いた場合の油圧回路図である。
に用いた場合の油圧回路図である。
【図2】本発明の実施例による油圧装置を油圧ショベル
の機械室内に装備した状態で示す一部破断の平面図であ
る。
の機械室内に装備した状態で示す一部破断の平面図であ
る。
【図3】図2中の矢示III − III方向からみた断面図で
ある。
ある。
【図4】従来技術による油圧装置が適用された油圧ショ
ベルを示す外観図である。
ベルを示す外観図である。
【図5】従来技術による油圧装置を図4に示す油圧ショ
ベルに用いた場合の油圧回路図である。
ベルに用いた場合の油圧回路図である。
【図6】従来技術による油圧装置を油圧ショベルの機械
室内に装備した状態で示す平面図である。
室内に装備した状態で示す平面図である。
【図7】図6中の矢示VII − VII方向からみた断面図で
ある。
ある。
13 作動油タンク 14,15 油圧ポンプ 14C,15C ドレンポート 19,20 吐出配管 21 多連弁(切換弁) 23 リターン配管 32 ドレン配管 33,34 ポンプ側ドレンホース 35 継手 36 タンク側ドレンホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内桶 修 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中村 道則 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 作動油を貯えるタンクと、該タンク内の
作動油を吐出する少なくとも2個の油圧ポンプと、該各
油圧ポンプから吐出された作動油をアクチュエータに導
く吐出配管と、該吐出配管と前記アクチュエータとの間
に設けられ、該アクチュエータに給排する圧油を切換え
る切換弁と、前記各油圧ポンプから吐出した作動油また
は前記アクチュエータからの戻り油を前記タンクに戻す
ため該切換弁と前記タンクとの間に設けられたリターン
配管と、前記各油圧ポンプから排出されるドレン油を前
記タンク側に戻すドレン配管とからなり、 該ドレン配管は、一端側が前記各油圧ポンプのドレンポ
ートに接続され他端側が互いに接続された少なくとも2
本のポンプ側ドレン配管と、該各ポンプ側ドレン配管の
他端側と前記タンクとを連通する1本のタンク側ドレン
配管とから形成し、前記各ポンプ側ドレン配管は、前記
各油圧ポンプの作動によって生じる油圧脈動のほぼ1/
4波長を基本長としたとき、該基本長の自然数倍の長さ
に設定する構成としたことを特徴とする建設機械の油圧
装置。 - 【請求項2】 前記各ポンプ側ドレン配管の接続位置ま
たは該接続位置よりも下流側に位置して、前記タンク側
ドレン配管にドレンフィルタを設けてなる請求項1に記
載の建設機械の油圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31714895A JPH09137475A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 建設機械の油圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31714895A JPH09137475A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 建設機械の油圧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09137475A true JPH09137475A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=18084984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31714895A Pending JPH09137475A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 建設機械の油圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09137475A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011063129A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Advics Co Ltd | ポンプ装置 |
| KR101276457B1 (ko) * | 2010-12-30 | 2013-06-19 | 두산모트롤주식회사 | 캐비테이션 방지에 기능을 갖는 유압모터 구동장치 |
| JP2013230817A (ja) * | 2013-08-20 | 2013-11-14 | Advics Co Ltd | ポンプ装置 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP31714895A patent/JPH09137475A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011063129A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Advics Co Ltd | ポンプ装置 |
| KR101276457B1 (ko) * | 2010-12-30 | 2013-06-19 | 두산모트롤주식회사 | 캐비테이션 방지에 기능을 갖는 유압모터 구동장치 |
| JP2013230817A (ja) * | 2013-08-20 | 2013-11-14 | Advics Co Ltd | ポンプ装置 |
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