JPH09137638A - 積石とその倒壊防止金具 - Google Patents

積石とその倒壊防止金具

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JPH09137638A
JPH09137638A JP7296506A JP29650695A JPH09137638A JP H09137638 A JPH09137638 A JP H09137638A JP 7296506 A JP7296506 A JP 7296506A JP 29650695 A JP29650695 A JP 29650695A JP H09137638 A JPH09137638 A JP H09137638A
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JP
Japan
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stone
connecting rod
hole
embedded
screw
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JP7296506A
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English (en)
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Kanjiro Tanaka
勘次郎 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震に際しても石碑70が倒壊することな
く、固定後も、必要に応じて、各部材を簡単かつ容易に
分離することの可能な墓石。 【解決手段】 墓石の倒壌防止具は、石碑70底面の略
中央部の有底穴71内に埋め込んで弾性接着剤75によ
り固定される埋込ボルト10と、この埋込ボルト10に
螺合可能なネジ21を一端に形成した金属製の連結棒2
0と、この連結棒20の外周を被うように設けられた弾
性パイプ30とからなる。石碑70の底面有底穴71内
に埋め込み固定された埋込ボルト10に、弾性パイプ3
0を外周に被覆した連結棒20のネジ21を螺合して連
結し、この弾性パイプ30を被覆した連結棒20を、石
碑70の下方に配置される上台60を貫通する貫通孔6
1、及び、その下方の下台50に形成される有底孔51
内に挿入した後、モルタルを流し込んで硬化させ、コン
クリート90で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、墓石等のように石
材を積み上げた積石と、地震などによるその積石の倒壌
を防止する倒壊防止金具に関する。
【0002】
【従来の技術】墓石は、一般に、カロートと呼ばれる石
盤の上に中台、上台と呼ばれる石材を載せ、さらに、そ
の上にサオと呼ばれる石碑を積み重ね、これらの目地を
モリタルで埋めただけの構造となっている。かかる構造
のため、墓石は、比較的大きな地震があると簡単に倒れ
てしまう。そのため、大きい地震での墓石の倒壌が問題
になっていた。
【0003】そこで、従来では、かかる墓石の倒壌を防
止するための構造として、例えば、前記の中台、上台、
さらには、石碑の石材の中央に穴を開け、その中に鉄筋
を埋め、さらに、その穴にモリタルを充填して硬化さ
せ、もって、コンクリートで固定することなどが行われ
ていた。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、前記の従来技
術のように、一旦、鉄筋で墓石を構成する中台、上台、
石碑などの石材を互いに固定してしまうと、その後、例
えばその何れかの構成部材の角部等が欠けてこれを新た
に交換しようとする場合、これら中台、上台、石碑は互
いに固定されて分離することが出来ず、そのため、墓石
全体を壊して交換しなければならないという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明では、前記のような従来技
術における問題点に鑑み、地震などの発生に際しても墓
碑が容易に倒壊することなくこれを固定して高い耐震性
を得ると共に、かつ、固定後も、必要に応じて、中台、
上台、石碑の各部材を簡単かつ容易に分離することの可
能な墓石の倒壌防止具を提供することをその目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、上側の石材の底部に埋め込まれる埋込
ボルトと、この埋込ボルトに螺合可能なネジを上端に形
成し、下側の石材の穴に挿入される連結棒と、この連結
棒のネジを形成した一端を除いてその外周に嵌め込まれ
るパイプ状の弾性部材とを備えることを特徴とする積石
倒壊防止金具を使用する。そして、積石の上側の石材の
底面に設けた穴に前記埋込ボルトを挿入して弾性接着剤
により固定し、この埋込ボルトに前記弾性部材を外周に
嵌め込んだ前記連結棒の上端のネジを螺合し、この弾性
部材を外周に嵌め込んだ前記連結棒を、前記下側の石材
に形成された有底孔内に挿入し、これを同孔内に充填し
たコンクリートで固定する。なお、連結棒はその先端部
に斜に切った形状の平坦な面を有し、この先端部が弾性
部材から突出した状態でコンクリートに埋め込まれてい
る。
【0007】このような本発明による積石では、上側の
石材の底面の略中央部に開口した穴内に埋込ボルトを埋
め込んで弾性接着剤により固定し、当該墓碑を吊り下
げ、当該埋込ボルトには弾性部材を外周に嵌め込んだ連
結棒の上端のネジを螺合する。そして、上側の石材を下
側の石材の上に載せるとき、この弾性部材と連結棒と
を、下側の石材に形成した有底孔内に挿入し、これをコ
ンクリートにより固定する。これにより、前記上下の石
材の間は前記連結棒を介して固定される。これにうよ
り、地震などによって倒壊することから回避される。
【0008】一方、この積石を分解する際には、前記上
側の石材を上方に真っ直ぐ吊り上げることにより、石材
底部に埋込ボルトを介して連結された前記連結棒が前記
弾性部材から抜き上げられ、これにより前記上側の石材
とこれを載せていた下側の石材とを分離することが可能
となる。さらには、前記連結棒が前記弾性部材から分離
して抜け上がることにより、下側の石材が複数ある場合
でも、それらの間は前記弾性部材だけで連結されるるこ
とから、これらも簡単に分離することが可能になる。な
お、連結棒はその先端部に斜に切った形状の平坦な面を
有し、この先端部が弾性部材から突出した状態でコンク
リートに埋め込んだ場合、この平坦面を有する連結棒の
先端が回り止めとなり、地震等で上側の石材が回転する
のも防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。まず、
図2には、本発明による積石として、墓石の例が示され
ており、この墓石の連結具の部材構成は、底面にボルト
穴を有する埋込ボルト10、その一端にネジ21を形成
した連結棒20、及び、この連結棒20に嵌合される弾
性パイプ30とからなる。また、前記の埋込ボルト10
は、その外周表面に、いわゆる滑り止めのための複数の
溝(または峰)11、11…を形成し、一方、前記の連
結棒20の周面及び前記の弾性パイプ30の内周面は平
垣な円筒面となっている。これに対し、前記の弾性パイ
プ30の外周面には、その縦方向に複数の溝あるいは筋
31、31…が設けられている。なお、この弾性パイプ
30の外形は、前記のように、その外周表面縦方向に複
数の溝や筋31、31…を形成することに代え、その断
面形状を多角形にすることも可能である。
【0010】また、前記連結棒20の他の一端(すなわ
ち、前記ネジ21を形成したとは反対側の端)は、両側
から斜めに切り取られて、その先端に平坦な面が形成さ
れており、後にも説明するが、埋め込まれたコンクリー
トの中で回り止めを果たし、また、抜くときにも抜け易
い形状となっている。
【0011】続いて、前記に述べた倒壊防止具を用いて
墓石を組み立てる手順について説明する。まず、図3に
示すように、予め、上面の略中央に有底の穴51を設け
た中台50と、中央縦方回に貫通する孔61を設けた上
台60とを、カロートの上に載せる。次に、埋込ボルト
10を、いわゆる石碑70の底面中央に設けた穴71内
に、その底面と面一になるように嵌め込み、弾性接着剤
75をこの穴71と埋込ボルト10との隙間に充墳して
硬化させる。
【0012】その後、石碑70をクレーンで吊り、上台
60の真上に持って来た状態で、予め外側に弾性パイプ
30を嵌め込んだ連結棒20の一端のネジ21を埋込ボ
ルト10にネジ込む。この状態で、石碑70を下げ、弾
性パイプ30付の連結棒20を上台60及び中台50の
貫通孔61及び有底穴51内に挿入する。そして、完全
に石碑70が上台60の上に載る前に、上台60及び中
台50の貫通孔61及び有底穴51内に多めの水で溶い
た軟質モルタルを流しこみ、貫通孔61及び有底穴51
に軟質モルタルがほぼ一杯になった状態で、石碑70を
上台60の上に載せる。その後、軟質のモルタルを硬化
させ、コンクリート90とする。また、目地の処理を行
い、これにより墓石の組立が完了する。
【0013】この状態では、図1に示すように、3つの
墓石を構成する部材である、すなわち、石碑70、上台
60、そして、中台50が、埋込ボルト10と連結棒2
0を介して連結されるので、地震があっても倒れること
がない。また、埋込ボルト10が弾性接着剤で固定さ
れ、連結棒20には弾性パイプ30が嵌め込まれている
ので、振動も吸収される。さらに、埋込ボルト10の表
面には、複数の溝(または峰)11、11…が形成され
ており、また、弾性パイプ30の外周面にも溝や筋3
1、31…が縦方向に設けられ、あるいは、その断面が
多角形に形成されているため、これにより、墓石の回り
止め効果もある。
【0014】以上のようにして組み立てた後、墓石の一
部の角部などが欠けてしまい、これを新たなものと交換
するため、この組み立てた墓石を分解するときには、ま
ず、石碑70を真っ直ぐ上方に引き上げる。すると、コ
ンクリート90で上台60と中台50の貫通孔61よ有
底穴51内に固定された弾性パイプ30を残し、石碑7
0の底面に埋込ボルト10を介して連結された連結棒2
0が引き上げられ、これにより、石碑70が上台60と
中台50から分離できる。さらに、弾性パイプ30それ
自体は、強度が低いことから、上台70を持ち上げるこ
とにより、この弾性パイプ30も容易に切断され、これ
により、上台60も中台50から容易に分離できる。
【0015】このような墓石においては、埋込ボルト1
0と連結棒20は、腐食しにくい材料である、例えばア
ルミ合金やステンレスにより形成することが望ましい。
また、前記埋込ボルト10の外周に被覆され嵌め込まれ
る弾性パイプ30としては、例えばゴムや発泡スチロー
ル等の部材を利用することが可能であり、さらに、石碑
70の底面穴71内に埋込ボルト10を固定するための
弾性接着剤75は、例えばゴム系接着剤が一般的であ
る。なお本発明は、墓石やその倒壊防止金具だけでな
く、その他の石材を積み上げて構成される構築物、例え
ば石碑等にも同様にして適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明によれば、地震などの際に倒壊することから
防止することが出来、それ故、安全性にも優れる。しか
も、必要に応じて下側の石材から上側の石材を分離し、
さらには、複数の下側の石材も容易に分離することが可
能となり、積石の解体作業も可能となるので、その一部
が破損しても、積石全体を壊すことなく、分解してその
一部を交換することが出来ることから、経済的にも優れ
た効果を発揮することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の倒壊防止具を用いて組み立てた墓石の
例を説明する断面図である。
【図2】前記の墓石の倒壊防止具の各構成要素を示すた
めの斜視図である。
【図3】前記の墓石の倒壊防止具を用いて墓石を組み立
てたる手順を説明する図である。
【符号の説明】
10 埋込ボルト 20 連結棒 21 ネジ 30 弾性パイプ 50 中台 51 有底の穴 60 上台 61 貫通孔 70 石碑 71 穴 75 弾性接着剤 90 コンクリート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側の石材の底部に埋め込まれる埋込ボ
    ルトと、この埋込ボルトに螺合可能なネジを上端に形成
    し、下側の石材の穴に挿入される連結棒と、この連結棒
    のネジを形成した一端を除いてその外周に嵌め込まれる
    パイプ状の弾性部材とを備えることを特徴とする積石倒
    壊防止金具。
  2. 【請求項2】 複数の石材を積み上げた積石であって、
    上側の石材の底部に埋め込まれる埋込ボルトと、この埋
    込ボルトに螺合可能なネジを上端に形成し、下側の石材
    の穴に挿入される連結棒と、この連結棒のネジを形成し
    た上端を除いてその外周に嵌め込まれるパイプ状の弾性
    部材とを備え、上側の石材の底面に設けた穴に前記埋込
    ボルトを挿入して弾性接着剤により固定し、この埋込ボ
    ルトに前記弾性部材を外周に嵌め込んだ前記連結棒の上
    端のネジを螺合し、この弾性部材を外周に嵌め込んだ前
    記連結棒を、前記下側の石材に形成された有底孔内に挿
    入し、これを同孔内に充填したコンクリートで固定した
    ことを特徴とする積石。
  3. 【請求項3】 連結棒はその先端部に斜に切った形状の
    平坦な面を有し、この先端部が弾性部材から突出した状
    態でコンクリートに埋め込まれていることを特徴とする
    請求項2に記載の積石。
JP7296506A 1995-11-15 1995-11-15 積石とその倒壊防止金具 Pending JPH09137638A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233682A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Media 21 Kk
WO2008141532A1 (fr) * 2007-05-22 2008-11-27 Kohler (China) Investment Company Ltd. Structure de liaison en pierre
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