JPH09137838A - 操向クラッチブレーキ操作装置 - Google Patents
操向クラッチブレーキ操作装置Info
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- JPH09137838A JPH09137838A JP7295087A JP29508795A JPH09137838A JP H09137838 A JPH09137838 A JP H09137838A JP 7295087 A JP7295087 A JP 7295087A JP 29508795 A JP29508795 A JP 29508795A JP H09137838 A JPH09137838 A JP H09137838A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 105
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 235000004522 Pentaglottis sempervirens Nutrition 0.000 description 1
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- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の技術においては、操向クラッチブレー
キ機構を作動させるシリンダケース内にピストンが直接
に接触するように組み込んでいたので、油の温度上昇に
より、粘度が低下する結果、ピストンとシリンダとの摺
接部分から排油ポートへの作動油の漏れ量が増加し、操
向クラッチを切ることができないという問題が生じ、こ
れを解消させることを目的としている。 【解決手段】 ピストンの外周面とシリンダケース64
の内周面との間に、開口部40を有する円筒部材39を
介装し、開口部40を通じて排油ポート65bと連通さ
せることにより、ピストンの外周面とシリンダケースの
内周面との間に発生するオイルリーク量を減少させたも
のである。
キ機構を作動させるシリンダケース内にピストンが直接
に接触するように組み込んでいたので、油の温度上昇に
より、粘度が低下する結果、ピストンとシリンダとの摺
接部分から排油ポートへの作動油の漏れ量が増加し、操
向クラッチを切ることができないという問題が生じ、こ
れを解消させることを目的としている。 【解決手段】 ピストンの外周面とシリンダケース64
の内周面との間に、開口部40を有する円筒部材39を
介装し、開口部40を通じて排油ポート65bと連通さ
せることにより、ピストンの外周面とシリンダケースの
内周面との間に発生するオイルリーク量を減少させたも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右のクローラ式
走行装置に対して独立的に動力の断接を行うと共に、更
に断切側のクローラ装置に制動力を付与する操向クラッ
チブレーキ操作装置に関する。
走行装置に対して独立的に動力の断接を行うと共に、更
に断切側のクローラ装置に制動力を付与する操向クラッ
チブレーキ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、操向クラッチブレーキ操作装
置に関して、ミッションケース内に操向軸を横架し、該
操向軸の外周上に、ミッションケースの内壁に固定した
中空状のシリンダケースを配置し、該シリンダケース内
に環状のピストンを配置し、方向切換弁からシリンダケ
ースの給油ポートへ選択的に圧油を供給することによ
り、ピストンをシリンダケースの中途部に設けた排油ポ
ート位置まで摺動させて、操向軸上のサイドクラッチギ
アを駆動ギアから離間させ、更にその後、排油ポートの
圧力を高めるように操作することで、ピストンを排油ポ
ート位置から更に摺動させて、サイドクラッチギアに制
動を与える機構は公知とされているのである。例えば、
同一出願人の特開平6−135353号公報に記載の技
術の如くである。
置に関して、ミッションケース内に操向軸を横架し、該
操向軸の外周上に、ミッションケースの内壁に固定した
中空状のシリンダケースを配置し、該シリンダケース内
に環状のピストンを配置し、方向切換弁からシリンダケ
ースの給油ポートへ選択的に圧油を供給することによ
り、ピストンをシリンダケースの中途部に設けた排油ポ
ート位置まで摺動させて、操向軸上のサイドクラッチギ
アを駆動ギアから離間させ、更にその後、排油ポートの
圧力を高めるように操作することで、ピストンを排油ポ
ート位置から更に摺動させて、サイドクラッチギアに制
動を与える機構は公知とされているのである。例えば、
同一出願人の特開平6−135353号公報に記載の技
術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、該従来技術に
おいては、次のような不具合が発生していたのである。
即ち、従来の技術においては、シリンダケースの内周面
にピストンの外周面が直接に接触するように組み込ま
れ、該ピストンがシリンダケース内を摺動すべく構成さ
れていたのである。シリンダケース内に供給される油の
温度上昇により、油の粘度が低下すると、方向切換弁を
操作してシリンダケースの給油ポートへ圧油を供給して
も、ピストンの外周面からとシリンダケースの内周面に
設けた排油ポートへの油の漏れ量が増加するため、ピス
トンに、サイドクラッチギアを駆動ギアから抜くだけの
力が発生せず、直進状態が継続してしまうという問題が
発生していたのである。本発明はこのような不具合を解
消する為に、ピストンの外周面からシリンダケースの排
油ポートへ洩れるオイルリーク量を減少させたものであ
る。
おいては、次のような不具合が発生していたのである。
即ち、従来の技術においては、シリンダケースの内周面
にピストンの外周面が直接に接触するように組み込ま
れ、該ピストンがシリンダケース内を摺動すべく構成さ
れていたのである。シリンダケース内に供給される油の
温度上昇により、油の粘度が低下すると、方向切換弁を
操作してシリンダケースの給油ポートへ圧油を供給して
も、ピストンの外周面からとシリンダケースの内周面に
設けた排油ポートへの油の漏れ量が増加するため、ピス
トンに、サイドクラッチギアを駆動ギアから抜くだけの
力が発生せず、直進状態が継続してしまうという問題が
発生していたのである。本発明はこのような不具合を解
消する為に、ピストンの外周面からシリンダケースの排
油ポートへ洩れるオイルリーク量を減少させたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。ミッションケース内に操向軸を横架
し、該操向軸の外周上にミッションケースの内壁に固定
した中空状のシリンダケースを配置し、該シリンダケー
ス内に、環状のピストンを配置し、方向切換弁からシリ
ンダケースの給油ポートへ選択的に圧油を供給すること
により、ピストンをシリンダケースの中途部に設けた排
油ポート位置まで摺動させて、操向軸上のサイドクラッ
チギアを駆動ギアから離間させ、更にその後、排油ポー
トの圧力を高めるように操作することで、ピストンを排
油ポート位置から更に摺動させて、サイドクラッチギア
に制動を与える機構において、シリンダケースの内周面
とピストンの外周面との間に、該シリンダケースの内周
面と油密的に嵌着する円筒部材39を設け、該円筒部材
39に前記排油ポートと接続する開口部40を設けたも
のである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。ミッションケース内に操向軸を横架
し、該操向軸の外周上にミッションケースの内壁に固定
した中空状のシリンダケースを配置し、該シリンダケー
ス内に、環状のピストンを配置し、方向切換弁からシリ
ンダケースの給油ポートへ選択的に圧油を供給すること
により、ピストンをシリンダケースの中途部に設けた排
油ポート位置まで摺動させて、操向軸上のサイドクラッ
チギアを駆動ギアから離間させ、更にその後、排油ポー
トの圧力を高めるように操作することで、ピストンを排
油ポート位置から更に摺動させて、サイドクラッチギア
に制動を与える機構において、シリンダケースの内周面
とピストンの外周面との間に、該シリンダケースの内周
面と油密的に嵌着する円筒部材39を設け、該円筒部材
39に前記排油ポートと接続する開口部40を設けたも
のである。
【0005】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を、図
面に基づいて説明する。図1は本発明の操向クラッチブ
レーキ操作装置を具備させたコンバインの側面図、図2
は本発明の操向クラッチブレーキ操作装置を具備した走
行動力伝動機構のスケルトン図、図3は本発明の操向ク
ラッチブレーキ操作装置の側面断面図、図4は同じく平
面断面図、図5は本発明のシリンダケース64の内側面
図、図6は同じくシリンダケース64の外側面図、図7
は図6のY−Y矢視断面図、図8は図5のX−X矢視断
面図、図9は図5のZ−Z矢視断面図、図10はシリン
ダケース64内に嵌合する円筒部材39の俯瞰図、図1
1は本発明の操向クラッチブレーキ操作装置の油圧回路
図である。
面に基づいて説明する。図1は本発明の操向クラッチブ
レーキ操作装置を具備させたコンバインの側面図、図2
は本発明の操向クラッチブレーキ操作装置を具備した走
行動力伝動機構のスケルトン図、図3は本発明の操向ク
ラッチブレーキ操作装置の側面断面図、図4は同じく平
面断面図、図5は本発明のシリンダケース64の内側面
図、図6は同じくシリンダケース64の外側面図、図7
は図6のY−Y矢視断面図、図8は図5のX−X矢視断
面図、図9は図5のZ−Z矢視断面図、図10はシリン
ダケース64内に嵌合する円筒部材39の俯瞰図、図1
1は本発明の操向クラッチブレーキ操作装置の油圧回路
図である。
【0006】図1においては、コンバインの側面図であ
る。左右のクローラ式走行装置53L・53Rの間にミ
ッションケース1が配置されている。該ミッションケー
ス1から左右に、走行出力軸35L・35Rを突出し、
該走行出力軸35L・35Rとに、前記走行装置53L
・53Rの駆動スプロケット31L・31Rを固設して
いる。
る。左右のクローラ式走行装置53L・53Rの間にミ
ッションケース1が配置されている。該ミッションケー
ス1から左右に、走行出力軸35L・35Rを突出し、
該走行出力軸35L・35Rとに、前記走行装置53L
・53Rの駆動スプロケット31L・31Rを固設して
いる。
【0007】図2において、ミッションケース1内の動
力伝達機構を説明する。図外のエンジンからの駆動力が
Vベルトを介して、入力軸2の入力プーリー2aに入力
される。該入力プーリー2aに入力された回転は、後述
の伝動部を介して動力取出軸20と、走行出力軸35L
・35Rとに出力すべく構成している。まず、入力プー
リー2aから動力取出軸20の出力プーリー20aまで
の伝動機構を説明する。
力伝達機構を説明する。図外のエンジンからの駆動力が
Vベルトを介して、入力軸2の入力プーリー2aに入力
される。該入力プーリー2aに入力された回転は、後述
の伝動部を介して動力取出軸20と、走行出力軸35L
・35Rとに出力すべく構成している。まず、入力プー
リー2aから動力取出軸20の出力プーリー20aまで
の伝動機構を説明する。
【0008】ミッションケース1内の入力軸2上には、
副変速摺動体3がスプライン係合されて相対回転不能で
かつ軸方向摺動可能に設置されている。また、ギア4が
遊嵌設置されている。該副変速摺動体3はギア部3bと
ギア部3aとから成る2連ギアに構成されている。該ギ
ア部3bは、動力伝達系統の下手側に架設配置されたカ
ウンター軸6上の固設ギア9と噛合可能である。また、
ギア部3aはカウンター軸6上の固設ギア8と噛合可能
である。また、ギア部3aは入力軸2上のギア4の内歯
部分に係合可能としている。また、該ギア4は、常時カ
ウンター軸6上の固設ギア7と噛合している。
副変速摺動体3がスプライン係合されて相対回転不能で
かつ軸方向摺動可能に設置されている。また、ギア4が
遊嵌設置されている。該副変速摺動体3はギア部3bと
ギア部3aとから成る2連ギアに構成されている。該ギ
ア部3bは、動力伝達系統の下手側に架設配置されたカ
ウンター軸6上の固設ギア9と噛合可能である。また、
ギア部3aはカウンター軸6上の固設ギア8と噛合可能
である。また、ギア部3aは入力軸2上のギア4の内歯
部分に係合可能としている。また、該ギア4は、常時カ
ウンター軸6上の固設ギア7と噛合している。
【0009】該副変速摺動体3を副変速シフター(図示
せず)により摺動操作することにより、高中低の3段の
副変速回転がカウンター軸6に得られる。即ち、ギア部
3bが固設ギア9に噛合すると副変速の低速となる。ギ
ア部3aが固設ギア8と噛合することにより、副変速の
中速となる。ギア部3cがギア4の内歯部分に係合する
ことにより、副変速の高速となる。
せず)により摺動操作することにより、高中低の3段の
副変速回転がカウンター軸6に得られる。即ち、ギア部
3bが固設ギア9に噛合すると副変速の低速となる。ギ
ア部3aが固設ギア8と噛合することにより、副変速の
中速となる。ギア部3cがギア4の内歯部分に係合する
ことにより、副変速の高速となる。
【0010】カウンター軸6の動力伝達系統下手側に
は、2本の油圧クラッチ軸71・22が架設されてい
る。該油圧クラッチ軸71上には、油圧クラッチF1・
F3が設置されており、油圧クラッチ軸22上には、油
圧クラッチF2、Rが設置されている。また、カウンタ
ー軸6上の固設ギア10は、油圧クラッチ軸71上に遊
嵌されて、油圧クラッチF1により油圧クラッチ軸71
に係脱される前進1段ギア25と常時噛合している。ま
た、油圧クラッチ軸71の上の前進1段ギア25は、油
圧クラッチ軸22上に遊嵌されて、油圧クラッチRによ
り油圧クラッチ軸22に係脱される後進段ギア26と常
時噛合している。
は、2本の油圧クラッチ軸71・22が架設されてい
る。該油圧クラッチ軸71上には、油圧クラッチF1・
F3が設置されており、油圧クラッチ軸22上には、油
圧クラッチF2、Rが設置されている。また、カウンタ
ー軸6上の固設ギア10は、油圧クラッチ軸71上に遊
嵌されて、油圧クラッチF1により油圧クラッチ軸71
に係脱される前進1段ギア25と常時噛合している。ま
た、油圧クラッチ軸71の上の前進1段ギア25は、油
圧クラッチ軸22上に遊嵌されて、油圧クラッチRによ
り油圧クラッチ軸22に係脱される後進段ギア26と常
時噛合している。
【0011】また、カウンター軸6上の固設ギア9が、
油圧クラッチ軸71上に遊嵌されて、油圧クラッチF3
により油圧クラッチ軸71に係脱される前進3段ギア7
3と常時噛合している。また、該固設ギア9は、油圧ク
ラッチ軸22上に遊嵌されて、油圧クラッチF2により
油圧クラッチ軸22に係脱される前進2段ギア24とも
同時に噛合している。以上により、油圧クラッチ式主変
速装置が構成されており、カウンター軸6の回転は、前
進1段ギア25と前進2段ギア24と前進3段ギア73
と後進段ギア26に常時伝達状態となっており、変速操
作バルブ(図示せず)の切換により、油圧クラッチF1
・油圧クラッチF2・油圧クラッチF3・油圧クラッチ
Rの中の1つが、選択的に接合されることにより、前進
3段・後進1段の主変速が得られる。
油圧クラッチ軸71上に遊嵌されて、油圧クラッチF3
により油圧クラッチ軸71に係脱される前進3段ギア7
3と常時噛合している。また、該固設ギア9は、油圧ク
ラッチ軸22上に遊嵌されて、油圧クラッチF2により
油圧クラッチ軸22に係脱される前進2段ギア24とも
同時に噛合している。以上により、油圧クラッチ式主変
速装置が構成されており、カウンター軸6の回転は、前
進1段ギア25と前進2段ギア24と前進3段ギア73
と後進段ギア26に常時伝達状態となっており、変速操
作バルブ(図示せず)の切換により、油圧クラッチF1
・油圧クラッチF2・油圧クラッチF3・油圧クラッチ
Rの中の1つが、選択的に接合されることにより、前進
3段・後進1段の主変速が得られる。
【0012】更に、油圧クラッチ軸71の中央部に動力
伝達ギア27が固設され、油圧クラッチ軸22の中央部
に動力伝達ギア28が固設されている。動力伝達ギア2
7と動力伝達ギア28は同時に、操向軸29上の略中央
位置に設置された駆動ギア30と噛合し、主変速を経た
動力を操向軸29に伝達している。油圧クラッチ軸22
がミッションケース1の左側面に突出した部分に、駐車
ブレーキ32が配置されている。また、操向軸29の左
右両端には左右の操向ブレーキ用の摩擦板装置BL・B
Rが設けられ、また、前記駆動ギアの両側方にはサイド
クラッチギア33L・33Rが摺動自在に遊嵌されてい
る。サイドクラッチギア33L・33Rの歯部を駆動ギ
ア30の内歯30L・30Rに対して係脱自在にして操
向クラッチが構成されている。
伝達ギア27が固設され、油圧クラッチ軸22の中央部
に動力伝達ギア28が固設されている。動力伝達ギア2
7と動力伝達ギア28は同時に、操向軸29上の略中央
位置に設置された駆動ギア30と噛合し、主変速を経た
動力を操向軸29に伝達している。油圧クラッチ軸22
がミッションケース1の左側面に突出した部分に、駐車
ブレーキ32が配置されている。また、操向軸29の左
右両端には左右の操向ブレーキ用の摩擦板装置BL・B
Rが設けられ、また、前記駆動ギアの両側方にはサイド
クラッチギア33L・33Rが摺動自在に遊嵌されてい
る。サイドクラッチギア33L・33Rの歯部を駆動ギ
ア30の内歯30L・30Rに対して係脱自在にして操
向クラッチが構成されている。
【0013】摩擦板装置BL・BRのうちの駆動側摩擦
板をサイドクラッチギア33L・33Rに係止し、従動
側摩擦板をミッションケース1側に係止し、サイドクラ
ッチギア33L・33Rの摺動によって、両摩擦板を押
圧自在にして操向ブレーキが構成されている。前記サイ
ドクラッチギア33L・33Rは摺動可能でありなが
ら、走行出力軸35L・35R上の固設ギア34L・3
4Rと常時噛合すべく構成されており、走行出力軸35
L・35Rから、駆動スプロケット31L・31Rが駆
動される。該駆動スプロケット31L・31Rによりク
ローラ式走行装置53L・53Rが駆動される。
板をサイドクラッチギア33L・33Rに係止し、従動
側摩擦板をミッションケース1側に係止し、サイドクラ
ッチギア33L・33Rの摺動によって、両摩擦板を押
圧自在にして操向ブレーキが構成されている。前記サイ
ドクラッチギア33L・33Rは摺動可能でありなが
ら、走行出力軸35L・35R上の固設ギア34L・3
4Rと常時噛合すべく構成されており、走行出力軸35
L・35Rから、駆動スプロケット31L・31Rが駆
動される。該駆動スプロケット31L・31Rによりク
ローラ式走行装置53L・53Rが駆動される。
【0014】前述の入力軸2の、入力プーリー2aの逆
の側で、ミッションケース1から外部に突出した部分に
は、サイドクラッチ、サイドブレーキを操作する駆動源
となる油圧ポンプPが連結されている。
の側で、ミッションケース1から外部に突出した部分に
は、サイドクラッチ、サイドブレーキを操作する駆動源
となる油圧ポンプPが連結されている。
【0015】前記動力取出軸20上には筒軸19が遊嵌
されている。カウンター軸15上のギア16は、副変速
摺動体3の左右への摺動位置に関わらず、常時ギア部3
aが噛合状態となるよう幅広に形成されている。また、
該ギア16は、筒軸19上に遊嵌するギア21と噛合し
ている。また、カウンター軸15上に固設されたギア1
7が動力取出軸20上に遊嵌するギア42と噛合してい
る。
されている。カウンター軸15上のギア16は、副変速
摺動体3の左右への摺動位置に関わらず、常時ギア部3
aが噛合状態となるよう幅広に形成されている。また、
該ギア16は、筒軸19上に遊嵌するギア21と噛合し
ている。また、カウンター軸15上に固設されたギア1
7が動力取出軸20上に遊嵌するギア42と噛合してい
る。
【0016】該遊嵌筒軸19上には、変速摺動体23が
スプライン係合されている。該変速摺動体23の係合部
23aが、ギア21の突起21aと噛合すると、筒軸1
9は低速回転となる。変速摺動体23の係合部23b
が、ギア42の突起42aと噛合すると、筒軸19には
高速回転が得られる。動力取出軸20は、筒軸19に固
定された係合体44と、動力取出軸20上にスプライン
嵌合したクラッチスライダ14とを連結することで筒軸
19の回転が伝達されるように構成している。
スプライン係合されている。該変速摺動体23の係合部
23aが、ギア21の突起21aと噛合すると、筒軸1
9は低速回転となる。変速摺動体23の係合部23b
が、ギア42の突起42aと噛合すると、筒軸19には
高速回転が得られる。動力取出軸20は、筒軸19に固
定された係合体44と、動力取出軸20上にスプライン
嵌合したクラッチスライダ14とを連結することで筒軸
19の回転が伝達されるように構成している。
【0017】次に、図3と図4において、本発明の要部
を詳細に説明する。操向軸29の略中央部外周に駆動ギ
ア30が固設されており、該駆動ギア30のボス部内周
の左右に形成された内歯30L・30Rに対し、係合離
脱可能なサイドクラッチギア33L・33Rをその一端
側に有する筒状回転体32L・32Rが、操向軸29上
に摺動自在に遊嵌されている。該筒状回転体32L・3
2Rの中途部に形成した段部33cには、環状のプレッ
シャプレート61が係止されている。
を詳細に説明する。操向軸29の略中央部外周に駆動ギ
ア30が固設されており、該駆動ギア30のボス部内周
の左右に形成された内歯30L・30Rに対し、係合離
脱可能なサイドクラッチギア33L・33Rをその一端
側に有する筒状回転体32L・32Rが、操向軸29上
に摺動自在に遊嵌されている。該筒状回転体32L・3
2Rの中途部に形成した段部33cには、環状のプレッ
シャプレート61が係止されている。
【0018】筒状回転体32L・32Rの後端側外周面
には、スプライン溝が軸方向に沿って刻設され、該スプ
ライン溝に前記摩擦板装置BL・BRの回転側摩擦板が
軸方向摺動自在でかつ相対回転不能に係止される。68
は、ミッションケース1の両外側面に付設の油路板67
上に装着されたブレーキケースであり、その内部の軸受
により前記操向軸29を支持すると共に、摩擦板装置B
L・BRを収容している。摩擦板装置BL・BRの、前
記回転側摩擦板と重合する固定側摩擦板は、ブレーキケ
ース68の内面に形成した係止溝に軸方向摺動自在でか
つ相対回転不能に嵌合される。筒状回転体32L・32
Rの後端側とブレーキケース68との間には付勢バネ6
0が配置され、サイドクラッチギア33L・33Rを駆
動ギア30の内歯30L・30Rに噛合させる方向に付
勢することにより、操向クラッチブレーキが構成されて
いる。
には、スプライン溝が軸方向に沿って刻設され、該スプ
ライン溝に前記摩擦板装置BL・BRの回転側摩擦板が
軸方向摺動自在でかつ相対回転不能に係止される。68
は、ミッションケース1の両外側面に付設の油路板67
上に装着されたブレーキケースであり、その内部の軸受
により前記操向軸29を支持すると共に、摩擦板装置B
L・BRを収容している。摩擦板装置BL・BRの、前
記回転側摩擦板と重合する固定側摩擦板は、ブレーキケ
ース68の内面に形成した係止溝に軸方向摺動自在でか
つ相対回転不能に嵌合される。筒状回転体32L・32
Rの後端側とブレーキケース68との間には付勢バネ6
0が配置され、サイドクラッチギア33L・33Rを駆
動ギア30の内歯30L・30Rに噛合させる方向に付
勢することにより、操向クラッチブレーキが構成されて
いる。
【0019】サイドクラッチギア33L・33Rを内歯
30L・30Rから離脱させる方向に筒状回転体32L
・32Rを摺動操作するために、その中心部にサイドク
ラッチギア33L・33Rの外径よりも若干大きな貫通
孔を有する環状のシリンダケース64が、筒状回転体3
2L・32Rの中途部外周上に被嵌するようにミッショ
ンケース1の両内側面に装着されている。シリンダケー
ス64のミッションケース1に対する装着面64aの内
周側には有底状の凹部64bが形成されている。そし
て、凹部64b内には環状のピストン63が進退自在に
収容されている。ピストン63の外端面はスラストベア
リングを介して前記プレッシャプレート61に接当させ
てある。
30L・30Rから離脱させる方向に筒状回転体32L
・32Rを摺動操作するために、その中心部にサイドク
ラッチギア33L・33Rの外径よりも若干大きな貫通
孔を有する環状のシリンダケース64が、筒状回転体3
2L・32Rの中途部外周上に被嵌するようにミッショ
ンケース1の両内側面に装着されている。シリンダケー
ス64のミッションケース1に対する装着面64aの内
周側には有底状の凹部64bが形成されている。そし
て、凹部64b内には環状のピストン63が進退自在に
収容されている。ピストン63の外端面はスラストベア
リングを介して前記プレッシャプレート61に接当させ
てある。
【0020】シリンダケース64は図5〜図9に示すよ
うに、ピストン63の内端面と、これに対向する凹部6
4bの底面との間に油圧室が形成され、ここに給油ポー
ト66の一端が開口してあり、該給油ポート66の他端
は前記装着面64aに開口され、ミッションケース1の
内外面にまたがる油路1aと連通している。前記油路板
67とミッションケース1の外側面との間に形成した油
路67aを通じて、後述する油圧回路から圧油が前記油
路1a、並びに、給油ポート66へ供給されると、ピス
トン63は外方に向かって伸長し、前記プレッシャプレ
ート61を介して筒状回転体32L・32Rを外方向へ
摺動させ、その摺動途中でサイドクラッチギア33L・
33Rと内歯30L・30Rとの噛合いが解除される
『クラッチ切り』状態が得られ、その後、プレッシャプ
レート61が摩擦板装置BL・BRを押圧する『ブレー
キ入り』状態が得られるようになっている。
うに、ピストン63の内端面と、これに対向する凹部6
4bの底面との間に油圧室が形成され、ここに給油ポー
ト66の一端が開口してあり、該給油ポート66の他端
は前記装着面64aに開口され、ミッションケース1の
内外面にまたがる油路1aと連通している。前記油路板
67とミッションケース1の外側面との間に形成した油
路67aを通じて、後述する油圧回路から圧油が前記油
路1a、並びに、給油ポート66へ供給されると、ピス
トン63は外方に向かって伸長し、前記プレッシャプレ
ート61を介して筒状回転体32L・32Rを外方向へ
摺動させ、その摺動途中でサイドクラッチギア33L・
33Rと内歯30L・30Rとの噛合いが解除される
『クラッチ切り』状態が得られ、その後、プレッシャプ
レート61が摩擦板装置BL・BRを押圧する『ブレー
キ入り』状態が得られるようになっている。
【0021】また、ピストン63の『クラッチ切り』位
置を確実に現出させるために、凹部64bの外周面にお
けるピストン63の『クラッチ切り』相当量までストロ
ークした位置には環状溝65aを形成してあり、該環状
溝65aは排油ポート65bの一端と連通している。排
油ポート65bの他端は前記装着面64aに開口され、
ミッションケース1の内外面にまたがる油路1bと連通
している。前記給油ポート66へ圧油を供給するとき
に、その圧油を、前記油路板67とミッションケース1
の外側面との間に形成した油路67bを通じて、前記油
路1b、排油ポート65bへ供給すれば、圧油力に応じ
てピストン63は『クラッチ切り』状態の位置から更に
『ブレーキ入り』状態まで伸長することができる。そし
てまた、排油ポート65bをタンク(ミッションケース
1)内に開放すれば、ピストン63はストロークしてい
く途中で、その内端面が排油ポート65bにさしかかる
と給油ポート66の圧油が環状溝65aへ逃げるため
『クラッチ入り』状態が現出する位置で確実に止まる。
置を確実に現出させるために、凹部64bの外周面にお
けるピストン63の『クラッチ切り』相当量までストロ
ークした位置には環状溝65aを形成してあり、該環状
溝65aは排油ポート65bの一端と連通している。排
油ポート65bの他端は前記装着面64aに開口され、
ミッションケース1の内外面にまたがる油路1bと連通
している。前記給油ポート66へ圧油を供給するとき
に、その圧油を、前記油路板67とミッションケース1
の外側面との間に形成した油路67bを通じて、前記油
路1b、排油ポート65bへ供給すれば、圧油力に応じ
てピストン63は『クラッチ切り』状態の位置から更に
『ブレーキ入り』状態まで伸長することができる。そし
てまた、排油ポート65bをタンク(ミッションケース
1)内に開放すれば、ピストン63はストロークしてい
く途中で、その内端面が排油ポート65bにさしかかる
と給油ポート66の圧油が環状溝65aへ逃げるため
『クラッチ入り』状態が現出する位置で確実に止まる。
【0022】シリンダケース64の凹部64bの外周壁
には円筒部材39を、環状溝65aを覆う態様で軸方向
移動不能に固定してある。図10に示すように、該円筒
部材39の外周面において、その内方寄り、並びに、外
方寄りの位置には夫々環状溝を刻設してOリング(a)
を設置し、凹部64bの内周壁面に油密的に嵌着させて
ある。また、円筒部材39には該円筒部材39の全周よ
りも短く、かつ、環状溝65aの幅よりも細くした形状
の開口部40であって、該円筒部材39の内周面と外周
面との間を貫通するように切り欠いた該開口部40を設
けてあり、該開口部40を直接に環状溝65aと対向さ
せている。前記ピストン63は、その外端面の位置が、
該ピストン63が最も収縮したときでも前記開口部40
を越えているように、軸方向の幅を比較的長く形成して
あり、その外端面に近い外周面上にOリング(b)を設
置し、円筒部材39の内周面に対して油密的に摺動自在
に嵌着させてある。また、ピストン63の内端面に近い
内周面上にOリング(c)を設置し、凹部64bの周壁
面に対して油密的に摺動自在に嵌着している。
には円筒部材39を、環状溝65aを覆う態様で軸方向
移動不能に固定してある。図10に示すように、該円筒
部材39の外周面において、その内方寄り、並びに、外
方寄りの位置には夫々環状溝を刻設してOリング(a)
を設置し、凹部64bの内周壁面に油密的に嵌着させて
ある。また、円筒部材39には該円筒部材39の全周よ
りも短く、かつ、環状溝65aの幅よりも細くした形状
の開口部40であって、該円筒部材39の内周面と外周
面との間を貫通するように切り欠いた該開口部40を設
けてあり、該開口部40を直接に環状溝65aと対向さ
せている。前記ピストン63は、その外端面の位置が、
該ピストン63が最も収縮したときでも前記開口部40
を越えているように、軸方向の幅を比較的長く形成して
あり、その外端面に近い外周面上にOリング(b)を設
置し、円筒部材39の内周面に対して油密的に摺動自在
に嵌着させてある。また、ピストン63の内端面に近い
内周面上にOリング(c)を設置し、凹部64bの周壁
面に対して油密的に摺動自在に嵌着している。
【0023】よって、前述したようにピストン63が凹
部64b内をストロークするとき、該凹部64bの底面
とピストンの内端面との間の油圧室に供給された圧油
は、機体走行時に伴う温度上昇により油の粘度が低下す
るとピストン63の内外周面を通じてシリンダケース6
4外に漏れようとするも、前記Oリング(b,c)によ
って確実に受け止められる。ここで、ピストン63の外
周面側に漏れる圧油は該Oリング(b)に至るまでに、
前記円筒部材39の開口部40を通過するも、『ブレー
キ入り』状態を得る場合であれば、該開口部40には凹
部64b内の圧油と同じ力の圧油が作用しているので、
漏れることはない。また、『クラッチ切り』状態を得る
場合であれば、開口部40は環状溝65aを通じてタン
ク側に連通するも、開口部40の開口度合は、シリンダ
ケース64とは別体の円筒部材39において前述した態
様で可及的に小さく加工形成することができるので、そ
こから漏れる圧油を最小限に抑制しつつピストン63は
『クラッチ切り』状態の位置まで安定確実にストローク
させることができる。
部64b内をストロークするとき、該凹部64bの底面
とピストンの内端面との間の油圧室に供給された圧油
は、機体走行時に伴う温度上昇により油の粘度が低下す
るとピストン63の内外周面を通じてシリンダケース6
4外に漏れようとするも、前記Oリング(b,c)によ
って確実に受け止められる。ここで、ピストン63の外
周面側に漏れる圧油は該Oリング(b)に至るまでに、
前記円筒部材39の開口部40を通過するも、『ブレー
キ入り』状態を得る場合であれば、該開口部40には凹
部64b内の圧油と同じ力の圧油が作用しているので、
漏れることはない。また、『クラッチ切り』状態を得る
場合であれば、開口部40は環状溝65aを通じてタン
ク側に連通するも、開口部40の開口度合は、シリンダ
ケース64とは別体の円筒部材39において前述した態
様で可及的に小さく加工形成することができるので、そ
こから漏れる圧油を最小限に抑制しつつピストン63は
『クラッチ切り』状態の位置まで安定確実にストローク
させることができる。
【0024】図11は、前記油圧ポンプPからの圧油を
前記シリンダケース64の油圧室に給油してピストン6
3を作動させるための油圧回路図である。前記油圧ポン
プPに対し、操向クラッチ用方向切換弁AVと、操向ブ
レーキ用方向切換弁HVとが並列接続される。操向クラ
ッチ用方向切換弁AVは、油圧ポンプPに通じる第1の
給油路70を、操向ブレーキ用方向切換弁HVに通じる
第2の給油路71に導くためのキャリオーバポートを有
する中立位置と、その左右に、第1の給油路70をクラ
ッチ油路72・72の一方に択一連通させるための作用
位置とを備えた3位置切換式に構成される。操向ブレー
キ用方向切換弁HVは、第2の給油路71とシリンダケ
ース64の各々の油圧室とをタンクに接続する中立位置
と、第2の給油路71をブレーキ油路73の一方に連通
させ、ブレーキ油路73の他方をタンクに連通させる作
用位置と、第2の給油路71をブレーキ油路73の他方
に連通させ、ブレーキ油路73の一方をタンクに連通さ
せる作用位置とを備えた3位置切換式に構成される。
前記シリンダケース64の油圧室に給油してピストン6
3を作動させるための油圧回路図である。前記油圧ポン
プPに対し、操向クラッチ用方向切換弁AVと、操向ブ
レーキ用方向切換弁HVとが並列接続される。操向クラ
ッチ用方向切換弁AVは、油圧ポンプPに通じる第1の
給油路70を、操向ブレーキ用方向切換弁HVに通じる
第2の給油路71に導くためのキャリオーバポートを有
する中立位置と、その左右に、第1の給油路70をクラ
ッチ油路72・72の一方に択一連通させるための作用
位置とを備えた3位置切換式に構成される。操向ブレー
キ用方向切換弁HVは、第2の給油路71とシリンダケ
ース64の各々の油圧室とをタンクに接続する中立位置
と、第2の給油路71をブレーキ油路73の一方に連通
させ、ブレーキ油路73の他方をタンクに連通させる作
用位置と、第2の給油路71をブレーキ油路73の他方
に連通させ、ブレーキ油路73の一方をタンクに連通さ
せる作用位置とを備えた3位置切換式に構成される。
【0025】前記操向クラッチ用方向切換弁AVは電磁
切換式に構成され、例えばコンバインの刈取部前方に搭
載した穀稈検出センサからの信号に応じてコンバインを
穀稈列に沿って自動操向させたり、機体の進路を微妙に
修正する場合に短時間だけ操向させる場合等に、図外の
コントローラより電気信号によって切り換えられるよう
構成されている。前記操向ブレーキ用方向切換弁HVは
手動切換式に構成され、運転席の近傍に配置した操向レ
バーに連係されている。またLVは、操向ブレーキ用方
向切換弁HVを中立位置から一方の作用位置へ切り換え
ていく際に、その設定リリーフ値が比例的に高められて
第2の給油路71に作用する油圧力を上昇させるよう
に、該操向ブレーキ用方向切換弁HVと機械的に連動し
た可変リリーフ弁である。
切換式に構成され、例えばコンバインの刈取部前方に搭
載した穀稈検出センサからの信号に応じてコンバインを
穀稈列に沿って自動操向させたり、機体の進路を微妙に
修正する場合に短時間だけ操向させる場合等に、図外の
コントローラより電気信号によって切り換えられるよう
構成されている。前記操向ブレーキ用方向切換弁HVは
手動切換式に構成され、運転席の近傍に配置した操向レ
バーに連係されている。またLVは、操向ブレーキ用方
向切換弁HVを中立位置から一方の作用位置へ切り換え
ていく際に、その設定リリーフ値が比例的に高められて
第2の給油路71に作用する油圧力を上昇させるよう
に、該操向ブレーキ用方向切換弁HVと機械的に連動し
た可変リリーフ弁である。
【0026】前記シリンダケース64に設けた給油ポー
ト66と排油ポート65bと、前記クラッチ油路72・
72とブレーキ油路73・73との間にはパイロット油
圧切換式のクラッチブレーキ制御弁SV・SVが介装さ
れている。クラッチブレーキ制御弁SV・SVは、ブレ
ーキ油路73を給油ポート66と排油ポート65aとの
両方に連通させる(I)位置と、クラッチ油路72を給
油ポート66に連通させ排油ポート65aをブレーキ油
路73に連通させる(II)位置とを備えた2位置切換式
に構成されると共に、そのパイロット油室SVaをクラ
ッチ油路72に接続して、該クラッチ油路72に圧油が
流れる時にのみ前記(II)位置へ自動的に切り換わるよ
うに構成されている。
ト66と排油ポート65bと、前記クラッチ油路72・
72とブレーキ油路73・73との間にはパイロット油
圧切換式のクラッチブレーキ制御弁SV・SVが介装さ
れている。クラッチブレーキ制御弁SV・SVは、ブレ
ーキ油路73を給油ポート66と排油ポート65aとの
両方に連通させる(I)位置と、クラッチ油路72を給
油ポート66に連通させ排油ポート65aをブレーキ油
路73に連通させる(II)位置とを備えた2位置切換式
に構成されると共に、そのパイロット油室SVaをクラ
ッチ油路72に接続して、該クラッチ油路72に圧油が
流れる時にのみ前記(II)位置へ自動的に切り換わるよ
うに構成されている。
【0027】操向クラッチ用方向切換弁AVがコントロ
ーラからの電気信号によって一方の作用位置に切り換え
られると第1の給油路70がクラッチ油路72の一方に
接続され、その側の操向クラッチブレーキ制御弁SVが
(II)位置に切り換わり、クラッチ油路72を流れる圧
油が給油ポート66を介してシリンダケースの油圧室に
導かれる。そして、ピストン63が『クラッチ切り』状
態の位置までストロークすると油圧室内の圧油は排油ポ
ート65bからブレーキ油路73、操向ブレーキ用方向
切換弁HVの中立位置を通じてタンクへ排出されるた
め、ピストン63はそのストローク途中で止められ、操
向クラッチが切られるのみで操向ブレーキは入らず機体
は大きな旋回半径で操向する。
ーラからの電気信号によって一方の作用位置に切り換え
られると第1の給油路70がクラッチ油路72の一方に
接続され、その側の操向クラッチブレーキ制御弁SVが
(II)位置に切り換わり、クラッチ油路72を流れる圧
油が給油ポート66を介してシリンダケースの油圧室に
導かれる。そして、ピストン63が『クラッチ切り』状
態の位置までストロークすると油圧室内の圧油は排油ポ
ート65bからブレーキ油路73、操向ブレーキ用方向
切換弁HVの中立位置を通じてタンクへ排出されるた
め、ピストン63はそのストローク途中で止められ、操
向クラッチが切られるのみで操向ブレーキは入らず機体
は大きな旋回半径で操向する。
【0028】操向クラッチ用方向切換弁AVを中立位置
においた状態で、操向ブレーキ用方向切換弁HVを手動
操作によって一方の作用位置に切り換えると第2の給油
路71がブレーキ油路73の一方に接続される。そし
て、その側の操向クラッチブレーキ制御弁SVは図示の
(I)位置の状態であるので、ブレーキ油路73を流れ
る圧油は給油ポート66を介してシリンダケースの油圧
室に導かれると共に排油ポート65bにも導かれる。前
記操向ブレーキ用方向切換弁HVの作用位置への切り換
え量に応じて可変リリーフ弁LVの設定リリーフ値が変
更されるので、第2の給油路71、即ち、前記油圧室、
並びに、排油ポート65bに作用する油圧力が人為的に
調整され、よって、ピストン63を『クラッチ切り』状
態から更に『ブレーキ入り』状態の位置まで自在にスト
ロークさせ得て、機体を大きな旋回半径から小さな旋回
半径まで自在に操向させることができる。
においた状態で、操向ブレーキ用方向切換弁HVを手動
操作によって一方の作用位置に切り換えると第2の給油
路71がブレーキ油路73の一方に接続される。そし
て、その側の操向クラッチブレーキ制御弁SVは図示の
(I)位置の状態であるので、ブレーキ油路73を流れ
る圧油は給油ポート66を介してシリンダケースの油圧
室に導かれると共に排油ポート65bにも導かれる。前
記操向ブレーキ用方向切換弁HVの作用位置への切り換
え量に応じて可変リリーフ弁LVの設定リリーフ値が変
更されるので、第2の給油路71、即ち、前記油圧室、
並びに、排油ポート65bに作用する油圧力が人為的に
調整され、よって、ピストン63を『クラッチ切り』状
態から更に『ブレーキ入り』状態の位置まで自在にスト
ロークさせ得て、機体を大きな旋回半径から小さな旋回
半径まで自在に操向させることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダケース64の
内周面とピストン3の外周面との間に円筒部材39を介
在させると共に、該円筒部材39に、排油ポート65b
と連通する開口部40を設けることにより、サイドクラ
ッチギア33L・33Rを駆動ギア30から離間させる
『クラッチ切り』状態を得る場合には、給油ポート66
へ圧油を給油するとピストン63はストロークしていく
途中で、その内端面が前記開口部40にさしかかると給
油ポート66の圧油が開口部40、排油ポート65bを
通じてタンクへ逃げるので、『クラッチ切り』状態を確
実に現出させることができる。
内周面とピストン3の外周面との間に円筒部材39を介
在させると共に、該円筒部材39に、排油ポート65b
と連通する開口部40を設けることにより、サイドクラ
ッチギア33L・33Rを駆動ギア30から離間させる
『クラッチ切り』状態を得る場合には、給油ポート66
へ圧油を給油するとピストン63はストロークしていく
途中で、その内端面が前記開口部40にさしかかると給
油ポート66の圧油が開口部40、排油ポート65bを
通じてタンクへ逃げるので、『クラッチ切り』状態を確
実に現出させることができる。
【0030】そのうえ、『クラッチ切り』状態に操作す
る際に、走行時の温度上昇により油の粘度が低下する
と、シリンダケース64の油圧室内に供給された圧油は
ピストン63の内端面から外周面に流入して排油ポート
65b側へ漏れようとするも、開口部40の適宜設定し
た開口度合いによってそのタンク側へ漏れる圧油量を制
限することができ、油圧室内に、ピストン63をストロ
ークさせ得る油圧力を発生させることができて、いかな
る状況にあっても『クラッチ切り』状態を安定して現出
させることができる。
る際に、走行時の温度上昇により油の粘度が低下する
と、シリンダケース64の油圧室内に供給された圧油は
ピストン63の内端面から外周面に流入して排油ポート
65b側へ漏れようとするも、開口部40の適宜設定し
た開口度合いによってそのタンク側へ漏れる圧油量を制
限することができ、油圧室内に、ピストン63をストロ
ークさせ得る油圧力を発生させることができて、いかな
る状況にあっても『クラッチ切り』状態を安定して現出
させることができる。
【0031】また、開口部40は、シリンダケース64
とは別体の円筒部材39において容易に加工形成するこ
とができ、その開口度合いを自由に設定できる。
とは別体の円筒部材39において容易に加工形成するこ
とができ、その開口度合いを自由に設定できる。
【図1】本発明の操向クラッチブレーキ操作装置を具備
させたコンバインの側面図。
させたコンバインの側面図。
【図2】本発明の操向クラッチブレーキ操作装置を具備
した走行動力伝達機構のスケルトン図。
した走行動力伝達機構のスケルトン図。
【図3】本発明の操向クラッチブレーキ操作装置の側面
断面図。
断面図。
【図4】同じく平面断面図。
【図5】本発明のシリンダケース64の内側面図。
【図6】同じくシリンダケース64の外側面図。
【図7】図6のY−Y矢視断面図。
【図8】図5のX−X矢視断面図。
【図9】図5のZ−Z矢視断面図。
【図10】シリンダケース64内に嵌合する円筒部材3
9の俯瞰図。
9の俯瞰図。
【図11】本発明の操向クラッチブレーキ操作装置の油
圧回路図である。
圧回路図である。
BL・BR 摩擦板装置 P 油圧ポンプ AV 操向クラッチ用方向切換弁 HV 操向ブレーキ用方向切換弁 1 ミッションケース 30 大径ギア 30L,30R 内歯 33L,33R サイドクラッチギア 39 円筒部材 40 開口部 63 ピストン 64 シリンダケース 65a 環状溝 65b 排油ポート 66 給油ポート
Claims (1)
- 【請求項1】 ミッションケース内に操向軸を横架し、
該操向軸の外周上に、ミッションケースの内壁に固定し
た中空状のシリンダケースを配置し、該シリンダケース
内に環状のピストンを配置し、方向切換弁からシリンダ
ケースの給油ポートへ選択的に圧油を供給することによ
り、ピストンをシリンダケースの中途部に設けた排油ポ
ート位置まで摺動させて、操向軸上のサイドクラッチギ
アを駆動ギアから離間させ、更にその後、排油ポートの
圧力を高めるように操作することで、ピストンを排油ポ
ート位置から更に摺動させて、サイドクラッチギアに制
動を与える機構において、シリンダケースの内周面とピ
ストンの外周面との間に、該シリンダケースの内周面と
油密的に嵌着する円筒部材39を設け、該円筒部材39
に前記排油ポートと接続する開口部40を設けたことを
特徴とする操向クラッチブレーキ操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295087A JPH09137838A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 操向クラッチブレーキ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7295087A JPH09137838A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 操向クラッチブレーキ操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09137838A true JPH09137838A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17816145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7295087A Pending JPH09137838A (ja) | 1995-11-14 | 1995-11-14 | 操向クラッチブレーキ操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09137838A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006138388A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の摩擦係合装置 |
-
1995
- 1995-11-14 JP JP7295087A patent/JPH09137838A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006138388A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の摩擦係合装置 |
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