JPS6347311Y2 - - Google Patents
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- JPS6347311Y2 JPS6347311Y2 JP1983056971U JP5697183U JPS6347311Y2 JP S6347311 Y2 JPS6347311 Y2 JP S6347311Y2 JP 1983056971 U JP1983056971 U JP 1983056971U JP 5697183 U JP5697183 U JP 5697183U JP S6347311 Y2 JPS6347311 Y2 JP S6347311Y2
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- Japan
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- oil
- power shift
- shaft
- shift shaft
- hydraulic
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、複数油圧クラツチの択一的な作動
により変速を行なわせるようにされる油圧クラツ
チ式変速装置のための油路形成装置、より詳しく
いうと、複数油圧クラツチを装架するパワーシフ
ト軸の一端部周面上に、該パワーシフト軸に穿設
された複数油路を介し上記複数油圧クラツチに連
通せしめられた複数環状溝を形成し、該複数環状
溝の開放端を、上記したパワーシフト軸の一端部
に被嵌した固定シール体にてシールして、該パワ
ーシフト軸一端部上に上記複数油圧クラツチ用の
複数油分配室を形成してある、油圧クラツチ式変
速装置用の油路形成装置に、関するものである。
により変速を行なわせるようにされる油圧クラツ
チ式変速装置のための油路形成装置、より詳しく
いうと、複数油圧クラツチを装架するパワーシフ
ト軸の一端部周面上に、該パワーシフト軸に穿設
された複数油路を介し上記複数油圧クラツチに連
通せしめられた複数環状溝を形成し、該複数環状
溝の開放端を、上記したパワーシフト軸の一端部
に被嵌した固定シール体にてシールして、該パワ
ーシフト軸一端部上に上記複数油圧クラツチ用の
複数油分配室を形成してある、油圧クラツチ式変
速装置用の油路形成装置に、関するものである。
油圧クラツチ式変速装置において複数油圧クラ
ツチを装架するパワーシフト軸はそれが回転せし
められるものであることからして、その上の複数
油圧クラツチに対し作動油を給排する油路はロー
タリジヨイント部を有するように形成されねばな
らず、一般に上記のように回転するパワーシフト
軸の一端部上に静止するシール体との間で複数油
分配室を形成し、シール体内の油路とパワーシフ
ト軸内の油路とを該油分配室でもつて接続する方
式が採られている。
ツチを装架するパワーシフト軸はそれが回転せし
められるものであることからして、その上の複数
油圧クラツチに対し作動油を給排する油路はロー
タリジヨイント部を有するように形成されねばな
らず、一般に上記のように回転するパワーシフト
軸の一端部上に静止するシール体との間で複数油
分配室を形成し、シール体内の油路とパワーシフ
ト軸内の油路とを該油分配室でもつて接続する方
式が採られている。
そして一般に上記シール体は、例えば実公昭54
−37011号公報とか実公昭54−37016号公報とかに
開示されているように、パワーシフト軸の一端部
側をベアリングを介して支持する支壁体(ミツシ
ヨンケース壁とかミツシヨンケース壁面上に装着
される油路形成用の油路板)の外面上に装着して
パワーシフト軸一端部に被嵌した片方盲の筒体で
もつて、構成されて来ている。この構造では、前
記した複数油分配室が上記支壁体の外方に配置さ
れるため、特にパワーシフト軸上の油圧クラツチ
の個数が多く対応して油分配室の個数が多くされ
る場合に、パワーシフト軸が長尺化する。
−37011号公報とか実公昭54−37016号公報とかに
開示されているように、パワーシフト軸の一端部
側をベアリングを介して支持する支壁体(ミツシ
ヨンケース壁とかミツシヨンケース壁面上に装着
される油路形成用の油路板)の外面上に装着して
パワーシフト軸一端部に被嵌した片方盲の筒体で
もつて、構成されて来ている。この構造では、前
記した複数油分配室が上記支壁体の外方に配置さ
れるため、特にパワーシフト軸上の油圧クラツチ
の個数が多く対応して油分配室の個数が多くされ
る場合に、パワーシフト軸が長尺化する。
この点、特開昭55−110624号公報に開示されて
いるように、前記機能のシール体を、パワーシフ
ト軸の一端部側をベアリングを介し支持する支壁
体にて構成するときは、複数油分配室が支壁体内
に配置されるため油路形成の目的でパワーシフト
軸を支壁体の外方へ突出させる必要が無くなりパ
ワーシフト軸を短かくできると共に、支壁体がシ
ール体を兼ねて油路形成構造が簡単化される。し
かしこの構造は、特にパワーシフト軸上の油圧ク
ラツチの個数が多く対応して油分配室の個数が多
くされる場合に、上記した支壁体の厚さを大とせ
ねばならず、そのような支壁体が大面積のもので
あることからして経済的に不利となる。
いるように、前記機能のシール体を、パワーシフ
ト軸の一端部側をベアリングを介し支持する支壁
体にて構成するときは、複数油分配室が支壁体内
に配置されるため油路形成の目的でパワーシフト
軸を支壁体の外方へ突出させる必要が無くなりパ
ワーシフト軸を短かくできると共に、支壁体がシ
ール体を兼ねて油路形成構造が簡単化される。し
かしこの構造は、特にパワーシフト軸上の油圧ク
ラツチの個数が多く対応して油分配室の個数が多
くされる場合に、上記した支壁体の厚さを大とせ
ねばならず、そのような支壁体が大面積のもので
あることからして経済的に不利となる。
この考案の目的とするところは、最初に述べた
ような油路形成装置であつて、従来のものにおけ
る上記の不具合を解消し、併せて油路を形成し易
くしてある、油圧クラツチ式変速装置用の新規な
油路形成装置を、提供するにある。
ような油路形成装置であつて、従来のものにおけ
る上記の不具合を解消し、併せて油路を形成し易
くしてある、油圧クラツチ式変速装置用の新規な
油路形成装置を、提供するにある。
以下、図示の実施例についてこの考案を詳細に
説明する。
説明する。
第1−6図に図示の実施例は、第1図に示すよ
うな農用トラクタにおいてこの考案を実施した例
に係る。同トラクタは、機体前部にエンジン1を
塔載し、このエンジン塔載部に引続く機体部を、
前端大径部2aにおいて図外の主クラツチを内装
するクラツチハウジング2と、トランスミツシヨ
ン機構を内装するミツシヨンケース3とでもつ
て、構成させてあるものとされている。車輛の走
行は、左右の後輪4を回転駆動すると共に、ミツ
シヨンケース3内から前輪5方向に伝動する伝動
軸6を設けて必要に応じて左右の前輪5も回転駆
動して、行なわせることとされている。ミツシヨ
ンケース3上には乗用座席7を設置してあり、車
輛のステアリングは、該乗用座席7に座乗する操
縦者がその前方のステアリングハンドル8の操作
で左右の前輪5を旋回させて、行なうこととされ
ている。機体後部に連結される作業機は、油圧リ
フトアーム9により昇降せしめられると共に、ミ
ツシヨンケース3内から後方へ延出させてある
PTO軸10から伝動を受けて回転駆動される。
うな農用トラクタにおいてこの考案を実施した例
に係る。同トラクタは、機体前部にエンジン1を
塔載し、このエンジン塔載部に引続く機体部を、
前端大径部2aにおいて図外の主クラツチを内装
するクラツチハウジング2と、トランスミツシヨ
ン機構を内装するミツシヨンケース3とでもつ
て、構成させてあるものとされている。車輛の走
行は、左右の後輪4を回転駆動すると共に、ミツ
シヨンケース3内から前輪5方向に伝動する伝動
軸6を設けて必要に応じて左右の前輪5も回転駆
動して、行なわせることとされている。ミツシヨ
ンケース3上には乗用座席7を設置してあり、車
輛のステアリングは、該乗用座席7に座乗する操
縦者がその前方のステアリングハンドル8の操作
で左右の前輪5を旋回させて、行なうこととされ
ている。機体後部に連結される作業機は、油圧リ
フトアーム9により昇降せしめられると共に、ミ
ツシヨンケース3内から後方へ延出させてある
PTO軸10から伝動を受けて回転駆動される。
第2図に示すように、図示の場合におけるミツ
シヨンケース3の前部には短長のケース部3Aを
装着してあり、このケース部3Aの前壁部でもつ
て構成された支壁体3aとミツシヨンケース3内
の中途に該ケース3と一体形成して立設した支壁
部3bとに支持させてミツシヨンケース3の前半
部内には、第2,3図に示すように互に同心配置
された入力軸11及びPTO伝動軸12と、駆動
軸13と、パワーシフト軸14と、カウンタ軸1
5と、リダクシヨン軸16とを、この順で上方側
から下方側にかけそれぞれ前後方向に沿わせて設
けてある。第2図に示すように、リダクシヨン軸
16の後端には小径の出力傘歯車17を一体形成
してあり、ミツシヨンケース3内の後半部下方位
置に設置されている後輪用差動装置の大径の入力
傘歯車18へと上記出力傘歯車17を噛合せて、
リダクシヨン軸16が前記後輪4方向へと連動接
続されている。またケース体3Aの前端に固着し
た支筒体19に支持させて、リダクシヨン軸16
と同心配置の前輪駆動力取出し軸20を設け、リ
ダクシヨン軸16と該前輪駆動力取出し軸20間
に前輪駆動クラツチ21を設けると共に、前輪駆
動力取出し軸20を前記伝動軸6(第1図)へと
接続して、リダクシヨン軸16が前記前輪5方向
に断接可能に連動接続されている。さらにPTO
伝動軸12と同心配置し該伝動軸12にカツプリ
ング22により連結して、ミツシヨンケース3内
の後半部上方位置に伝動軸23を設け、この伝動
軸23の後端部を前記PTO軸10の上方に臨ま
せて、該伝動軸23からPTO軸10に対し減速
ギヤ24,25伝動している。
シヨンケース3の前部には短長のケース部3Aを
装着してあり、このケース部3Aの前壁部でもつ
て構成された支壁体3aとミツシヨンケース3内
の中途に該ケース3と一体形成して立設した支壁
部3bとに支持させてミツシヨンケース3の前半
部内には、第2,3図に示すように互に同心配置
された入力軸11及びPTO伝動軸12と、駆動
軸13と、パワーシフト軸14と、カウンタ軸1
5と、リダクシヨン軸16とを、この順で上方側
から下方側にかけそれぞれ前後方向に沿わせて設
けてある。第2図に示すように、リダクシヨン軸
16の後端には小径の出力傘歯車17を一体形成
してあり、ミツシヨンケース3内の後半部下方位
置に設置されている後輪用差動装置の大径の入力
傘歯車18へと上記出力傘歯車17を噛合せて、
リダクシヨン軸16が前記後輪4方向へと連動接
続されている。またケース体3Aの前端に固着し
た支筒体19に支持させて、リダクシヨン軸16
と同心配置の前輪駆動力取出し軸20を設け、リ
ダクシヨン軸16と該前輪駆動力取出し軸20間
に前輪駆動クラツチ21を設けると共に、前輪駆
動力取出し軸20を前記伝動軸6(第1図)へと
接続して、リダクシヨン軸16が前記前輪5方向
に断接可能に連動接続されている。さらにPTO
伝動軸12と同心配置し該伝動軸12にカツプリ
ング22により連結して、ミツシヨンケース3内
の後半部上方位置に伝動軸23を設け、この伝動
軸23の後端部を前記PTO軸10の上方に臨ま
せて、該伝動軸23からPTO軸10に対し減速
ギヤ24,25伝動している。
同様に第2図に示すように、入力軸11の後端
部に一体形成した小径のギヤ26を駆動軸13の
前端部に嵌着した大径のギヤ27に噛合せること
で、入力軸11から駆動軸13に対し減速ギヤ2
6,27伝動することとされている。またパワー
シフト軸14の前端部に嵌着した小径のギヤ28
をカウンタ軸15の前端部に嵌着した大径のギヤ
29に噛合せることで、パワーシフト軸14から
カウンタ軸15に対し減速ギヤ28,29伝動す
ることとされている。
部に一体形成した小径のギヤ26を駆動軸13の
前端部に嵌着した大径のギヤ27に噛合せること
で、入力軸11から駆動軸13に対し減速ギヤ2
6,27伝動することとされている。またパワー
シフト軸14の前端部に嵌着した小径のギヤ28
をカウンタ軸15の前端部に嵌着した大径のギヤ
29に噛合せることで、パワーシフト軸14から
カウンタ軸15に対し減速ギヤ28,29伝動す
ることとされている。
以上で概要を説明したトランスミツシヨン機構
において、パワーシフト軸14とカウンタ軸15
間には走行系の主変速装置を構成する、次のよう
な油圧クラツチ式変速装置30が、配設されてい
る。すなわち第2図に示すように、駆動軸13上
には前記ギヤ27の他に3個のギヤ31,32,
33を固定設置してあり、またパワーシフト軸1
4上には4個のギヤ34,35,36,37を遊
嵌設置してあつて、このうち駆動軸13上のギヤ
27,31,32とパワーシフト軸14上のギヤ
34,35,36とはそれぞれ直接に噛合されて
いると共に、駆動軸13上のギヤ33とパワーシ
フト軸14上のギヤ37とは、前記支壁部3bに
遊転自在に軸支させてある第3図に図示のアイド
ラギヤ38を介し間接に噛合されている。パワー
シフト軸14上に遊嵌設置された各ギヤ34,3
5,36,37に配して該パワーシフト軸14上
には、多板式の油圧クラツチ39,40,41,
42が設置されている。各油圧クラツチ39,4
0,41,42は、パワーシフト軸14上に固定
設置したクラツチハウジング39a,40a,4
1a,42aと各ギヤ34,35,36,37と
に複数枚宛の摩擦エレメントを摺動のみ自在に支
持させ、クラツチハウジング39a,40a,4
1a,42a内のピストン39b,40b,41
b,42b背後への油圧の供給によりリターンバ
ネ力に抗しピストン39b,40b,41b,4
2bを前進させて、摩擦エレメント間を係合させ
クラツチ作動を得るものに、構成されている。
において、パワーシフト軸14とカウンタ軸15
間には走行系の主変速装置を構成する、次のよう
な油圧クラツチ式変速装置30が、配設されてい
る。すなわち第2図に示すように、駆動軸13上
には前記ギヤ27の他に3個のギヤ31,32,
33を固定設置してあり、またパワーシフト軸1
4上には4個のギヤ34,35,36,37を遊
嵌設置してあつて、このうち駆動軸13上のギヤ
27,31,32とパワーシフト軸14上のギヤ
34,35,36とはそれぞれ直接に噛合されて
いると共に、駆動軸13上のギヤ33とパワーシ
フト軸14上のギヤ37とは、前記支壁部3bに
遊転自在に軸支させてある第3図に図示のアイド
ラギヤ38を介し間接に噛合されている。パワー
シフト軸14上に遊嵌設置された各ギヤ34,3
5,36,37に配して該パワーシフト軸14上
には、多板式の油圧クラツチ39,40,41,
42が設置されている。各油圧クラツチ39,4
0,41,42は、パワーシフト軸14上に固定
設置したクラツチハウジング39a,40a,4
1a,42aと各ギヤ34,35,36,37と
に複数枚宛の摩擦エレメントを摺動のみ自在に支
持させ、クラツチハウジング39a,40a,4
1a,42a内のピストン39b,40b,41
b,42b背後への油圧の供給によりリターンバ
ネ力に抗しピストン39b,40b,41b,4
2bを前進させて、摩擦エレメント間を係合させ
クラツチ作動を得るものに、構成されている。
以上により油圧クラツチ式変速装置30は、各
油圧クラツチ39,40,41,42を油圧作用
により選択的に作動させ、対応する各ギヤ34,
35,36,37を選択的にパワーシフト軸14
に対し結合することにより、油圧クラツチ40の
作動によつては前進1速の変速比F1で、また油
圧クラツチ41の作動によつては前進2速の変速
比F2で、さらに油圧クラツチ39の作動によつ
ては前進3速の変速比F3で、そして油圧クラツ
チ42の作動によつては後進1速の変速比Rで、
それぞれ選択的に駆動軸13とパワーシフト軸1
4間を連動連結するものに、構成されている。
油圧クラツチ39,40,41,42を油圧作用
により選択的に作動させ、対応する各ギヤ34,
35,36,37を選択的にパワーシフト軸14
に対し結合することにより、油圧クラツチ40の
作動によつては前進1速の変速比F1で、また油
圧クラツチ41の作動によつては前進2速の変速
比F2で、さらに油圧クラツチ39の作動によつ
ては前進3速の変速比F3で、そして油圧クラツ
チ42の作動によつては後進1速の変速比Rで、
それぞれ選択的に駆動軸13とパワーシフト軸1
4間を連動連結するものに、構成されている。
第2図に示すように前記支壁部3aはパワーシ
フト軸14の前端部をベアリング43を介し支持
しているが、第2,4,5図に示すように該支壁
部3aの外面ないし前面の上半部上には油路板4
4を、固定具45により装着してある。この油路
板44の前面上方部には第2,4図に示すよう
に、前記入力軸11と同心配置してその前方に設
けたポンプ軸46aを備えた油圧ポンプ46を装
着してあり、ポンプ軸46aを入力軸11にカツ
プリング47にて連結して該ポンプ軸46aを介
しトランスミツシヨン機構への入力を行なうよう
にすると共に、油圧ポンプ46により前記油圧ク
ラツチ39,40,41,42に対する作動油の
供給を行なうこととしてある。油圧クラツチ39
−42に対する作動油の給排を制御するコントロ
ールバルブは、支壁部3aに上下方向に沿わせ内
蔵させてある第5図に図示のスプール48でもつ
て構成されており、同コントロールバルブのポン
プポート49Pと4個のクラツチポート49F1,
49F2,49F3,49とはそれぞれ、油路板4
4内面位置へと開口させてある。
フト軸14の前端部をベアリング43を介し支持
しているが、第2,4,5図に示すように該支壁
部3aの外面ないし前面の上半部上には油路板4
4を、固定具45により装着してある。この油路
板44の前面上方部には第2,4図に示すよう
に、前記入力軸11と同心配置してその前方に設
けたポンプ軸46aを備えた油圧ポンプ46を装
着してあり、ポンプ軸46aを入力軸11にカツ
プリング47にて連結して該ポンプ軸46aを介
しトランスミツシヨン機構への入力を行なうよう
にすると共に、油圧ポンプ46により前記油圧ク
ラツチ39,40,41,42に対する作動油の
供給を行なうこととしてある。油圧クラツチ39
−42に対する作動油の給排を制御するコントロ
ールバルブは、支壁部3aに上下方向に沿わせ内
蔵させてある第5図に図示のスプール48でもつ
て構成されており、同コントロールバルブのポン
プポート49Pと4個のクラツチポート49F1,
49F2,49F3,49とはそれぞれ、油路板4
4内面位置へと開口させてある。
他方、第3,5図に示すようにパワーシフト軸
14内には、油圧クラツチ40,41,39,4
2に前記ピストン40b,41b,39b,42
bの背後でそれぞれ連通させてある作動油用の油
路50F1,50F2,50F3,50Rと、油圧ク
ラツチ39−42の摩擦エレメント部へと連設さ
せてある潤滑油用の油路50Lとを、それぞれ形
成してある。そして作動油用の油路50F1,5
0F2,50F3,50Rは通例のように、パワー
シフト軸14の前端部周面上に形成された環状溝
であつてその開放端をシールして第2,6図に図
示の油分配室51F1,51F2,51F3,51R
を形成してある環状溝へと、基端ないし前端でそ
れぞれ連通させてあり、なお潤滑油用の油路50
Lはパワーシフト軸14前方に形成された油室5
1Lへと連通させてある。
14内には、油圧クラツチ40,41,39,4
2に前記ピストン40b,41b,39b,42
bの背後でそれぞれ連通させてある作動油用の油
路50F1,50F2,50F3,50Rと、油圧ク
ラツチ39−42の摩擦エレメント部へと連設さ
せてある潤滑油用の油路50Lとを、それぞれ形
成してある。そして作動油用の油路50F1,5
0F2,50F3,50Rは通例のように、パワー
シフト軸14の前端部周面上に形成された環状溝
であつてその開放端をシールして第2,6図に図
示の油分配室51F1,51F2,51F3,51R
を形成してある環状溝へと、基端ないし前端でそ
れぞれ連通させてあり、なお潤滑油用の油路50
Lはパワーシフト軸14前方に形成された油室5
1Lへと連通させてある。
油圧クラツチ39,40,41,42に対する
作動油給排用の油路は前記したクラツチポート4
9F1,49F2,49F3,49Rと上記油分配室
51F1,51F2,51F3,51Rとの対応する
もの同士を接続することで、完成されるわけであ
るが、油分配室51F1−51Rを形成するため
にパワーシフト軸14前端部周面の環状溝の開放
端をシールするために特に、次のような構成が採
られている。
作動油給排用の油路は前記したクラツチポート4
9F1,49F2,49F3,49Rと上記油分配室
51F1,51F2,51F3,51Rとの対応する
もの同士を接続することで、完成されるわけであ
るが、油分配室51F1−51Rを形成するため
にパワーシフト軸14前端部周面の環状溝の開放
端をシールするために特に、次のような構成が採
られている。
すなわち第2,6図に示すように油分配室51
F1−51Rを形成するための環状溝はパワーシ
フト軸14の前端部周面に、油路板44と支壁体
3aとにまたがる長さ範囲で間欠配置して形成さ
れており、油分配室51F2は支壁体3aにて環
状溝開放端をシールして、また油分配室51F1,
51F3はそれぞれ油路板44にて環状溝開放端
をシールして、それぞれ形成されている。また特
に油分配室51Rは、支壁体3aと油路板44と
の合せ面位置に配して設けられていて、支壁体3
aと油路板44とにより対応する環状溝の開放端
をシールして、形成されている。
F1−51Rを形成するための環状溝はパワーシ
フト軸14の前端部周面に、油路板44と支壁体
3aとにまたがる長さ範囲で間欠配置して形成さ
れており、油分配室51F2は支壁体3aにて環
状溝開放端をシールして、また油分配室51F1,
51F3はそれぞれ油路板44にて環状溝開放端
をシールして、それぞれ形成されている。また特
に油分配室51Rは、支壁体3aと油路板44と
の合せ面位置に配して設けられていて、支壁体3
aと油路板44とにより対応する環状溝の開放端
をシールして、形成されている。
第5図に示すように、スプール48を備えた前
記のコントロールバルブのクラツチポート49
F1,49F2,49F3,49Rは対応する油分配
室51F1,51F2,51F3,51Rに対しそれ
ぞれ、油路52F1,52F2,52F3,52Rに
より接続されている。このうちクラツチポート4
9Rと油分配室51Rとを接続する油路52R
は、油路板44内面上の溝穴52Raと、この溝
穴52Raを油路板44前面側に連らねるべく該
油路板44に穿けた穴52Rbと、油路板44の
前記油圧ポンプ46のポンプケースとの合せ面に
形成された溝穴52Rcと、この溝穴52Rcを油
路板44背面側に連らねるべく該油路板44に穿
けた穴52Rdと、油路板44内面上の溝穴52
Reと、油路板44と支壁体3aとの合せ面に形
成された溝穴52Rfとで、もつて構成されてい
る。他の油路52F1,52F2,52F3も類似し
て、油路板44と支壁体3aと上記ポンプケース
とを利用して、設けられている。なお油圧ポンプ
46の油吸入口に連らなる油路、油圧ポンプ46
の油吐出口と前記ポンプポート49P間を接続す
る油路、コントロールバルブのタンクポートと油
タンク兼用のミシヨンケース3内とを接続するた
めの油路、及び図示を省略するがコントロールバ
ルブ同様に支壁体3aに内蔵させてある調圧弁機
構のための油路も、上記に類似して油路板44と
支壁体3aと油圧ポンプ46のポンプケースとを
利用して、設けられている。
記のコントロールバルブのクラツチポート49
F1,49F2,49F3,49Rは対応する油分配
室51F1,51F2,51F3,51Rに対しそれ
ぞれ、油路52F1,52F2,52F3,52Rに
より接続されている。このうちクラツチポート4
9Rと油分配室51Rとを接続する油路52R
は、油路板44内面上の溝穴52Raと、この溝
穴52Raを油路板44前面側に連らねるべく該
油路板44に穿けた穴52Rbと、油路板44の
前記油圧ポンプ46のポンプケースとの合せ面に
形成された溝穴52Rcと、この溝穴52Rcを油
路板44背面側に連らねるべく該油路板44に穿
けた穴52Rdと、油路板44内面上の溝穴52
Reと、油路板44と支壁体3aとの合せ面に形
成された溝穴52Rfとで、もつて構成されてい
る。他の油路52F1,52F2,52F3も類似し
て、油路板44と支壁体3aと上記ポンプケース
とを利用して、設けられている。なお油圧ポンプ
46の油吸入口に連らなる油路、油圧ポンプ46
の油吐出口と前記ポンプポート49P間を接続す
る油路、コントロールバルブのタンクポートと油
タンク兼用のミシヨンケース3内とを接続するた
めの油路、及び図示を省略するがコントロールバ
ルブ同様に支壁体3aに内蔵させてある調圧弁機
構のための油路も、上記に類似して油路板44と
支壁体3aと油圧ポンプ46のポンプケースとを
利用して、設けられている。
なお第5図において54は、ケース体3Aの両
側壁に回転可能に支持させて設けた操作軸で、ミ
ツシヨンケース3内で前記スプール48に該スプ
ール48の下端側で連動連結されていると共に、
ミツシヨンケース3外で図外の主変速レバーへと
連動連結され、スプール48を変位操作するため
のものとされている。また第2,6図において5
5は、油圧クラツチ式変速装置30の中立状態で
パワーシフト軸14を自動的に制動するためのブ
レーキで、例えば特公昭51−20170号公報等から
公知のものである。
側壁に回転可能に支持させて設けた操作軸で、ミ
ツシヨンケース3内で前記スプール48に該スプ
ール48の下端側で連動連結されていると共に、
ミツシヨンケース3外で図外の主変速レバーへと
連動連結され、スプール48を変位操作するため
のものとされている。また第2,6図において5
5は、油圧クラツチ式変速装置30の中立状態で
パワーシフト軸14を自動的に制動するためのブ
レーキで、例えば特公昭51−20170号公報等から
公知のものである。
第2図に示すように、前記したカウンタ軸15
とリダクシヨン軸16間には走行系副変速装置を
構成するギヤシフト式変速装置56が、配設され
ている。このギヤシフト式変速装置56は、カウ
ンタ軸15上に固定設置された2個のギヤ57,
58に対しそれぞれ選択的に噛合される2個のシ
フトギヤ59,60をリダクシヨン軸16上に摺
動のみ自在に設けると共に、シフトギヤ59内周
面上の爪を選択的に噛合せうる爪29aを前記ギ
ヤ29に一体形成して、3段の変速比を選択的に
得ることができるものに、構成されている。
とリダクシヨン軸16間には走行系副変速装置を
構成するギヤシフト式変速装置56が、配設され
ている。このギヤシフト式変速装置56は、カウ
ンタ軸15上に固定設置された2個のギヤ57,
58に対しそれぞれ選択的に噛合される2個のシ
フトギヤ59,60をリダクシヨン軸16上に摺
動のみ自在に設けると共に、シフトギヤ59内周
面上の爪を選択的に噛合せうる爪29aを前記ギ
ヤ29に一体形成して、3段の変速比を選択的に
得ることができるものに、構成されている。
同様に第2図に示すように、前記した入力軸1
1とPTO伝動軸12とを3段の変速比の何れか
でもつて選択的に連動連結可能なPTO変速装置
62が、ミツシヨンケース3内の前半部上位に設
置されている。このPTO変速装置62は、駆動
軸13上の前記ギヤ31,32にそれぞれ噛合さ
れた2個のギヤ63,64をPTO伝動軸12上
に遊嵌設置すると共に、入力軸11端に爪65を
形成し、PTO伝動軸12上に摺動のみ自在に設
けたシフト金物66を上記した各ギヤ63,64
に形成せる爪63a,64aと上記爪65とに噛
合い係合可能として、3変速段を備えたものに構
成されている。
1とPTO伝動軸12とを3段の変速比の何れか
でもつて選択的に連動連結可能なPTO変速装置
62が、ミツシヨンケース3内の前半部上位に設
置されている。このPTO変速装置62は、駆動
軸13上の前記ギヤ31,32にそれぞれ噛合さ
れた2個のギヤ63,64をPTO伝動軸12上
に遊嵌設置すると共に、入力軸11端に爪65を
形成し、PTO伝動軸12上に摺動のみ自在に設
けたシフト金物66を上記した各ギヤ63,64
に形成せる爪63a,64aと上記爪65とに噛
合い係合可能として、3変速段を備えたものに構
成されている。
次に第7図は他の実施例を示すもので、この他
の実施例では前記油路板44に代えて片方盲の油
路受継筒70が、支壁体3aと共に油分配室51
F1,51F2,51F3,51R形成用のシール体
として、用いられている。すなわち該油路受継筒
70ま、支壁体3aの外面ないし前面に固定具7
1にて装着してパワーシフト軸14の前端部に被
嵌され、前述実施例における油路板44と全く同
様に油分配室51F1,51F3及び51Rの形成
に関与させてある。後進1速用の油圧クラツチ4
1に連通させてある油分配室51Rは先の実施例
に類似して、支壁体3aと油路受継筒70との合
せ面位置に配して設けられている。
の実施例では前記油路板44に代えて片方盲の油
路受継筒70が、支壁体3aと共に油分配室51
F1,51F2,51F3,51R形成用のシール体
として、用いられている。すなわち該油路受継筒
70ま、支壁体3aの外面ないし前面に固定具7
1にて装着してパワーシフト軸14の前端部に被
嵌され、前述実施例における油路板44と全く同
様に油分配室51F1,51F3及び51Rの形成
に関与させてある。後進1速用の油圧クラツチ4
1に連通させてある油分配室51Rは先の実施例
に類似して、支壁体3aと油路受継筒70との合
せ面位置に配して設けられている。
なお支壁体3aは以上の実施例におけるとは異
なり、ミツシヨンケース3ないしケース体3Aと
は別体の板体としても、差支えない。
なり、ミツシヨンケース3ないしケース体3Aと
は別体の板体としても、差支えない。
以上に説明して来たところから明らかなよう
に、この考案の油圧クラツチ式変速装置用の油路
形成装置は、複数油圧クラツチ39,40,4
1,42を装架するパワーシフト軸14の一端部
周面上に、該パワーシフト軸14に穿設された複
数油路50F1,50F2,50F3,50Rを介し
上記複数油圧クラツチ39,40,41,42に
連通せしめられた複数環状溝を形成し、該複数環
状溝の開放端を、上記したパワーシフト軸14の
一端部に被嵌した固定シール体にてシールして、
該パワーシフト軸14一端部上に上記複数油圧ク
ラツチ39,40,41,42用の複数油分配室
51F1,51F2,51F3,51Rを形成してあ
る油圧クラツチ式変速装置用の油路形成装置であ
つて、前記固定シール体を、前記したパワーシフ
ト軸14の一端部側をベアリング43を介し支持
する支壁体3aと、この支壁体3aの外面上に装
着した他のシール体44或は70と、でもつて構
成し、前記した複数油分配室51F1,51F2,
51F3,51Rのうちの1個の油分配室51R
を、上記した支壁体3aと他のシール体44,7
0との合せ面位置に配して設けて、該1個の油分
配室51Rに対する作動油給排用の油路52Rの
油分配室51R側端部を、上記した支壁体3aと
他のシール体44,70との合せ面に形成した溝
穴52Reにより構成したことを特徴としてなる
ものであつて、次のような長所を備えている。
に、この考案の油圧クラツチ式変速装置用の油路
形成装置は、複数油圧クラツチ39,40,4
1,42を装架するパワーシフト軸14の一端部
周面上に、該パワーシフト軸14に穿設された複
数油路50F1,50F2,50F3,50Rを介し
上記複数油圧クラツチ39,40,41,42に
連通せしめられた複数環状溝を形成し、該複数環
状溝の開放端を、上記したパワーシフト軸14の
一端部に被嵌した固定シール体にてシールして、
該パワーシフト軸14一端部上に上記複数油圧ク
ラツチ39,40,41,42用の複数油分配室
51F1,51F2,51F3,51Rを形成してあ
る油圧クラツチ式変速装置用の油路形成装置であ
つて、前記固定シール体を、前記したパワーシフ
ト軸14の一端部側をベアリング43を介し支持
する支壁体3aと、この支壁体3aの外面上に装
着した他のシール体44或は70と、でもつて構
成し、前記した複数油分配室51F1,51F2,
51F3,51Rのうちの1個の油分配室51R
を、上記した支壁体3aと他のシール体44,7
0との合せ面位置に配して設けて、該1個の油分
配室51Rに対する作動油給排用の油路52Rの
油分配室51R側端部を、上記した支壁体3aと
他のシール体44,70との合せ面に形成した溝
穴52Reにより構成したことを特徴としてなる
ものであつて、次のような長所を備えている。
すなわちこの考案の油路形成装置は、パワーシ
フト軸の一端部上にパワーシフト軸周面上の環状
溝の開放端をシールして複数油分配室を形成べ
く、該パワーシフト軸一端部上に被嵌される固定
シール体として、最初に説明したように従来は片
方盲の筒体或は軸端支持部材兼用の支壁体といつ
た単一の部材が用いられていたのに対し、そのよ
うに単一部材を用いるといつた従来の常識を打破
して、パワーシフト軸14の軸端を支持する支壁
体3aと該支壁体3aの外面上に装着せる他のシ
ール体44或は70との2部材にて、複数油分配
室51F1−51R形成用のシール体を構成した
もので、パワーシフト軸上に装荷される油圧クラ
ツチ個数が多く対応して油分配室の個数が多くさ
れる場合も、そのような複数油分配室の形成範囲
を2部材にてカバーさせることから、軸端を支持
する支壁体3aよりも外方側でのみ複数油分配室
を形成する従来のもののようにパワーシフト軸が
長尺化せず、また軸端を支持する支壁体の巾内に
複数油分配室を形成する従来のもののように支壁
体の厚さを大とする必要がなく、パワーシフト軸
14の長さを短縮すると共に支壁体3aの厚さを
減らせることとする。
フト軸の一端部上にパワーシフト軸周面上の環状
溝の開放端をシールして複数油分配室を形成べ
く、該パワーシフト軸一端部上に被嵌される固定
シール体として、最初に説明したように従来は片
方盲の筒体或は軸端支持部材兼用の支壁体といつ
た単一の部材が用いられていたのに対し、そのよ
うに単一部材を用いるといつた従来の常識を打破
して、パワーシフト軸14の軸端を支持する支壁
体3aと該支壁体3aの外面上に装着せる他のシ
ール体44或は70との2部材にて、複数油分配
室51F1−51R形成用のシール体を構成した
もので、パワーシフト軸上に装荷される油圧クラ
ツチ個数が多く対応して油分配室の個数が多くさ
れる場合も、そのような複数油分配室の形成範囲
を2部材にてカバーさせることから、軸端を支持
する支壁体3aよりも外方側でのみ複数油分配室
を形成する従来のもののようにパワーシフト軸が
長尺化せず、また軸端を支持する支壁体の巾内に
複数油分配室を形成する従来のもののように支壁
体の厚さを大とする必要がなく、パワーシフト軸
14の長さを短縮すると共に支壁体3aの厚さを
減らせることとする。
また複数油分配室51F1,51F2,51F3,
51Rへと連らねる位置固定側の油路は、支壁体
3aと他のシール体44或は70との合せ面位置
に形成する、つまり支壁体3aの外面上と他のシ
ール体44或は70の内面上との何れか一方或は
両方に鋳造成形時に溝穴を一体形成しておいてそ
のような溝穴の周端を合せ面でシールして形成す
る、のが最も簡単な形成方法であるのに対し、こ
の考案の油路形成装置は、複数油分配室51F1
−51Rが支壁体3a内と他のシール体44或は
70内とにまたがつて配置されていることから、
上記合せ面から各油分配室51F1,51F2,5
1F3,51Rまでの間隔が短かくされ、これよ
りして、上記合せ面位置の油路を各油分配室51
F1,51F2,51F3,51Rへと接続するため
の油路が短縮され、そのような油路の形成も容易
に行なえることとする。
51Rへと連らねる位置固定側の油路は、支壁体
3aと他のシール体44或は70との合せ面位置
に形成する、つまり支壁体3aの外面上と他のシ
ール体44或は70の内面上との何れか一方或は
両方に鋳造成形時に溝穴を一体形成しておいてそ
のような溝穴の周端を合せ面でシールして形成す
る、のが最も簡単な形成方法であるのに対し、こ
の考案の油路形成装置は、複数油分配室51F1
−51Rが支壁体3a内と他のシール体44或は
70内とにまたがつて配置されていることから、
上記合せ面から各油分配室51F1,51F2,5
1F3,51Rまでの間隔が短かくされ、これよ
りして、上記合せ面位置の油路を各油分配室51
F1,51F2,51F3,51Rへと接続するため
の油路が短縮され、そのような油路の形成も容易
に行なえることとする。
そして特に、パワーシフト軸14一端部周面上
の複数環状溝の開放端を支壁体3aと他のシール
体44或は70といつた2部材でもつてシールし
て複数油分配室51F1−51Rを形成する構造
において、1個の油分配室51Rを支壁体3aと
他のシール体44,70の合せ面位置に配設して
支壁体3aと他のシール体44,70との両部材
でシールされるものとしたから、パワーシフト軸
14の軸線方向でみた支壁体3aと他のシール体
44,70との合計の厚さが複数油分配室51
F1−51R形成のためにあまねく有効に利用さ
れてパワーシフト軸14の長さ短縮及び支壁体3
aの厚さ減少といつた前述長所が一層高められ、
また上述の1個の油分配室51Rに対する作動油
給排用の油路52Rを支壁体3aと他のシール体
44,70との合せ面に形成した溝穴52Reに
より当該油分配室51Rに連通させるようにして
いるから、そのような溝穴52Reが支壁体3a
ないし他のシール体44,70の鋳造成形時に同
時形成できることよりして油路形成が容易である
といつた前述長所も一層高められる。
の複数環状溝の開放端を支壁体3aと他のシール
体44或は70といつた2部材でもつてシールし
て複数油分配室51F1−51Rを形成する構造
において、1個の油分配室51Rを支壁体3aと
他のシール体44,70の合せ面位置に配設して
支壁体3aと他のシール体44,70との両部材
でシールされるものとしたから、パワーシフト軸
14の軸線方向でみた支壁体3aと他のシール体
44,70との合計の厚さが複数油分配室51
F1−51R形成のためにあまねく有効に利用さ
れてパワーシフト軸14の長さ短縮及び支壁体3
aの厚さ減少といつた前述長所が一層高められ、
また上述の1個の油分配室51Rに対する作動油
給排用の油路52Rを支壁体3aと他のシール体
44,70との合せ面に形成した溝穴52Reに
より当該油分配室51Rに連通させるようにして
いるから、そのような溝穴52Reが支壁体3a
ないし他のシール体44,70の鋳造成形時に同
時形成できることよりして油路形成が容易である
といつた前述長所も一層高められる。
第1図はこの考案の一実施例を装備した農用ト
ラクタの側面図、第2図は同トラクタ要部の一部
展開縦断側面図、第3図及び第4図はそれぞれ、
第2図の−線及び−線にほぼ沿つた縦断
面図、第5図は第2図の−線にほぼ沿つた拡
大縦断面図、第6図は第2図要部の拡大図、第7
図は他の実施例の要部を示す縦断側面図である。 3……ミツシヨンケース、3A……ケース体、
3a……支壁体、13……駆動軸、14……パワ
ーシフト軸、27……ギヤ、30……油圧クラツ
チ式変速装置、31,32,33……ギヤ、3
4,35,36,37……ギヤ、38……アイド
ラギヤ、39,40,41,42……油圧クラツ
チ、39a,40a,41a,42a……クラツ
チハウジング、39b,40b,41b,42b
……ピストン、43……ベアリング、44……油
路板、45……固定具、46……油圧ポンプ、4
8……スプール、49F1,49F2,49F3,4
9R……クラツチポート、50F1,50F2,5
0F3,50R……油路、51F1,51F2,51
F3,51R……油分配室、52F1,52F2,5
2F3,52R……油路、70……油路受継筒、
71……固定具。
ラクタの側面図、第2図は同トラクタ要部の一部
展開縦断側面図、第3図及び第4図はそれぞれ、
第2図の−線及び−線にほぼ沿つた縦断
面図、第5図は第2図の−線にほぼ沿つた拡
大縦断面図、第6図は第2図要部の拡大図、第7
図は他の実施例の要部を示す縦断側面図である。 3……ミツシヨンケース、3A……ケース体、
3a……支壁体、13……駆動軸、14……パワ
ーシフト軸、27……ギヤ、30……油圧クラツ
チ式変速装置、31,32,33……ギヤ、3
4,35,36,37……ギヤ、38……アイド
ラギヤ、39,40,41,42……油圧クラツ
チ、39a,40a,41a,42a……クラツ
チハウジング、39b,40b,41b,42b
……ピストン、43……ベアリング、44……油
路板、45……固定具、46……油圧ポンプ、4
8……スプール、49F1,49F2,49F3,4
9R……クラツチポート、50F1,50F2,5
0F3,50R……油路、51F1,51F2,51
F3,51R……油分配室、52F1,52F2,5
2F3,52R……油路、70……油路受継筒、
71……固定具。
Claims (1)
- 複数油圧クラツチを装架するパワーシフト軸の
一端部周面上に、該パワーシフト軸に穿設された
複数油路を介し上記複数油圧クラツチに連通せし
められた複数環状溝を形成し、該複数環状溝の開
放端を、上記したパワーシフト軸の一端部に被嵌
した固定シール体にてシールして、該パワーシフ
ト軸一端部上に上記複数油圧クラツチ用の複数油
分配室を形成してある、油圧クラツチ式変速装置
用の油路形成装置であつて、前記固定シール体
を、前記したパワーシフト軸14の一端部側をベ
アリング43を介し支持する支壁体3aと、この
支壁体3aの外面上に装着した他のシール体4
4,70とでもつて構成し、前記した複数油分配
室51F1,51F2,51F3,51Rのうちの1
個の油分配室51Rを、上記した支壁体3aと他
のシール体44,70との合せ面位置に配して設
けて、該1個の油分配室51Rに対する作動油給
排用の油路52Rの油分配室51R側端部を、上
記した支壁体3aと他のシール体44,70との
合せ面に形成した溝穴52Reにより構成したこ
とを、特徴としてなる油路形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983056971U JPS59163255U (ja) | 1983-04-16 | 1983-04-16 | 油圧クラツチ式変速装置用の油路形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983056971U JPS59163255U (ja) | 1983-04-16 | 1983-04-16 | 油圧クラツチ式変速装置用の油路形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59163255U JPS59163255U (ja) | 1984-11-01 |
| JPS6347311Y2 true JPS6347311Y2 (ja) | 1988-12-07 |
Family
ID=30187288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983056971U Granted JPS59163255U (ja) | 1983-04-16 | 1983-04-16 | 油圧クラツチ式変速装置用の油路形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59163255U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5548833Y2 (ja) * | 1975-09-29 | 1980-11-14 | ||
| JPS5736851Y2 (ja) * | 1977-04-27 | 1982-08-13 |
-
1983
- 1983-04-16 JP JP1983056971U patent/JPS59163255U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59163255U (ja) | 1984-11-01 |
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