JPH09138039A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09138039A
JPH09138039A JP7295721A JP29572195A JPH09138039A JP H09138039 A JPH09138039 A JP H09138039A JP 7295721 A JP7295721 A JP 7295721A JP 29572195 A JP29572195 A JP 29572195A JP H09138039 A JPH09138039 A JP H09138039A
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JP
Japan
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capillary tube
refrigerant
sludge
air conditioner
heat exchanger
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Application number
JP7295721A
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English (en)
Inventor
Shigeya Ishigaki
茂弥 石垣
Tomohito Koizumi
友人 小泉
Masanori Akutsu
正徳 阿久津
Mikiyasu Shinshi
幹泰 進士
Takahiro Suzuki
孝浩 鈴木
Katsuyuki Tsuno
勝之 津野
Norio Abukawa
則男 虻川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/37Capillary tubes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/01Geometry problems, e.g. for reducing size
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B47/00Arrangements for preventing or removing deposits or corrosion, not provided for in another subclass

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャピラリチューブにスラッジが付着して詰
まるのを防止できる空気調和機を提供する。 【解決手段】 圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、
キャピラリチューブ5、熱源側熱交換器を冷媒管で接続
して冷凍サイクルを形成し、四方切換弁の切換えによ
り、冷暖房運転を可能にした空気調和機において、キャ
ピラリチューブ5には冷媒の流れに応答して管内面を摺
動してスラッジを除去するスラッジ除去機構75を備え
ているので、スラッジによる詰まりを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、特に、冷媒回路の冷媒に対する固定抵抗としてキャ
ピラリチューブが用いられる空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機における冷凍サイク
ルは、圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、減圧器、
熱源側熱交換器を冷媒管を接続して構成されており、減
圧器として固定抵抗を付与するキャピラリチューブを用
いた構成が公知である。
【0003】従来、キャピラリチューブは、冷媒管に溶
接あるいはろう付けにより接続しており、取り外しでき
ない構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるキャピラリチュ
ーブでは、管の口径が急激に小さくなっており、このよ
うな急激な変化のためにキャピラリチューブでは、急激
に高圧、高温となって、金属等のスラッジが付着してキ
ャピラリチューブの入口を狭めたり詰まらせたりすると
いう問題点があった。
【0005】一方、冷媒回路に充填される冷媒として、
従来、塩素基を有するR12やR50を用いたが、地上
上空のオゾン層破壊の潜在性があるため、環境保全の目
的から塩素基の含有量の少ないR22(クロロジフルオ
ロメタン)のほか、塩素基を含まないR32(ジフルオ
ロメタン)、R125(ペンタフルオロエタン)、R1
34a(テトラフルオロエタン)あるいはこれらの混合
物等(以下「HFC系冷媒」という)が代替冷媒として
使用されている。冷媒として、このようなHFC系冷媒
を用いた場合には、その潤滑油としてHFC系冷媒と相
溶性のあるエステル系潤滑油、エーテル系潤滑油、これ
らの混合油などが使用される。
【0006】しかし、エステル系潤滑油やエーテル系潤
滑油は水との反応性が高く、冷媒回路中に水があると、
加水分解して、酸、アルコール等を生成し、さらに摩耗
した金属イオンと反応して金属石鹸を生じるという問題
点がある。そして、このような反応により生じた金属石
鹸は、スラッジとして冷媒中に混入し、冷媒回路に付着
して流路を狭めたり、詰まらせるという不都合がある。
【0007】特に、管径の細いキャピラリチューブで
は、冷媒による腐食やスラッジの付着による詰まりを生
じやすいという問題点がある。
【0008】そして、キャピラリチューブが詰まった場
合には、冷媒回路の機能が果たせなくなるため空気調和
機の運転ができなくなる。
【0009】そこで、本発明は、前記従来技術の有する
問題点を解消し、キャピラリチューブにスラッジが付着
して詰まるのを防止できる空気調和機を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、キャピラリ
チューブ、熱源側熱交換器を冷媒管で接続して冷凍サイ
クルを形成し、前記四方切換弁の切換えにより、利用側
熱交換器による冷暖房運転を可能にした空気調和機にお
いて、前記キャピラリチューブには冷媒の流れに応じて
その管内面を摺動することにより壁面に付着したスラッ
ジを除去するスラッジ除去機構を備えるものである。
【0011】この請求項1に記載の発明によれば、冷媒
の流れが生じるとそれに応じてスラッジ除去機構がキャ
ピラリチューブの管内面を摺動し、キャピラリチューブ
の管内面に付着したスラッジを擦り取る。従って、キャ
ピラリチューブにスラッジが付着して堆積することがな
く、キャピラリチューブの詰まりを確実に防止する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記スラッジ除去機構がキャピラリチ
ューブの管内面を摺動する摺動体と、この摺動体をキャ
ピラリチューブ内に保持するストッパとを備えるもので
ある。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、摺動
体はストッパによりキャピラリチューブ内に保持され
る。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記ストッパは、前記摺動体の両端側
に配置され、それぞれ所定距離移動するとキャピラリチ
ューブの端部に係合して摺動体の移動を阻止するもので
ある。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、スト
ッパはキャピラリチューブの端部に係合する構成とする
ことにより、簡単な構成で確実に摺動体の移動をとめて
キャピラリチューブから抜けるのを阻止できる。即ち、
簡単な構成で摺動体をキャピラリチューブ内に保持する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による空気調和機の
一実施形態について添付の図面を参照して説明する。
【0017】図1は、一般的な家庭用の空気調和機を示
す斜視図である。この種の空気調和機は、室内に配置さ
れる利用側ユニットAと、室外に配置される熱源側ユニ
ットBとからなり、両者は冷媒管300によりつながれ
ている。
【0018】図2は、図1に示す空気調和機の冷凍サイ
クルを示す冷媒回路図である。
【0019】1は圧縮機であり、インバータで回転数が
可変速制御されるモータ部と、このモータ部により駆動
される圧縮部とからなっている。2はマフラーであり、
圧縮機1から吐出される冷媒の吐出時の脈動による振動
・騒音を抑える。3は四方切換弁であり、冷房/暖房運
転時の冷媒の流れを切り替えるためのものである。4は
熱源側熱交換器、5は本発明の実施の形態にかかるキャ
ピラリチューブである。6はスクリーンフィルター、7
は利用側熱交換器、8は前記したマフラーと同様のマフ
ラー、9はアキュームレータ、10は電磁開閉弁であ
り、図2に示すように冷媒配管で環状に接続されてい
る。
【0020】圧縮機1から吐出される冷媒は、四方切換
弁3の切り替わり位置と電磁開閉弁10の開閉とに応じ
て、実線の矢印(冷房運転)、点線の矢印(暖房運
転)、実線中点の矢印(除霜運転)のように、3つのモ
ードに従って、流れる方向が決まる。冷房運転時には、
圧縮機1から吐出された冷媒が、圧縮機1、マフラー
2、四方切換弁3、熱源側熱交換器4、キャピラリチュ
ーブ5、スクリーフィルター6、利用側熱交換器7、マ
フラー8、四方切換弁3、アキュムレータ9、圧縮機1
の順に循環し、熱源側熱交換器4が凝縮器として、利用
側熱交換器7が蒸発器として機能し、利用側熱交換器7
による冷房運転が可能になる。暖房運転時には、圧縮機
1から吐出された冷媒が、圧縮機1、マフラー2、四方
切換弁3、マフラー8、利用側熱交換器7、スクリーフ
ィルター6、キャピラリチューブ5、熱源側熱交換器
4、四方切換弁3、アキュムレータ9、圧縮機1の順に
循環し、熱源側熱交換器4が蒸発器として、利用側熱交
換器7が凝縮器として機能し、利用側熱交換器7による
暖房運転が可能になる。除霜運転時(暖房運転時のよう
に冷媒が循環している時)には、電磁開閉弁10が開
き、圧縮機1から吐出される高温の冷媒の一部が、熱源
側熱交換器4の温度を上昇させるために、熱源側熱交換
器4に直接供給される。これにより、熱源側熱交換器4
の温度が上昇し霜がつきにくくなると共に一部の除霜が
行われる。尚、この除霜運転が充分に機能しない時(外
気温が特に低い時など)には逆サイクル除霜(冷房運転
時のように冷媒が循環する)で強制的に除霜が行われ
る。
【0021】尚、電磁開閉弁10が設けられている冷媒
配管は通常の冷媒配管より径が細くなっており、冷媒の
流れる量を調整しているが、径を大きくしてキャピラリ
ーチューブなどの流量調節機構を設けてもよい。
【0022】図3は、空気調和機の制御回路図である。
図3の中央の一点鎖線を境にして、左側は、利用側ユニ
ットAの制御回路を示し、右側は、熱源側ユニットBの
制御回路を示している。両方の制御回路は、動力線10
0と制御線200とを介してつながれている。
【0023】利用側ユニットAには、整流回路11と、
モータ用の電源供給回路12と、制御用の電源供給回路
13と、モータ駆動回路15と、スイッチ基板17と、
受信回路18aと、表示基板18と、フラップモータ1
9とが設けられる。
【0024】整流回路11はプラグ10aを介して供給
される100Vの交流電力を整流し夫々の電源供給回路
12、13へ直流電力を供給する。モータ用の電源供給
回路12はDCファンモータ16に供給される直流電圧
を10〜36Vの電圧に調整する。この電源供給回路1
2はマイクロコンピュータ14から送られてくる信号に
応じて直流電圧を10〜36Vの範囲で可変し、DCフ
ァンモータ16の回転数を変えさせてこのモータで駆動
されるファンによって利用側熱交換器7で調和された調
和空気の被調和室への吹き出し量を制御するためのもの
である。
【0025】制御用の電源供給回路13は、マイクロコ
ンピュータ14に供給される5Vの直流電圧を発生す
る。モータ駆動回路15は、DCファンモータ16の回
転位置情報に基づくマイクロコンピュータ14からの信
号に応答して、DCファンモータ16のステータ巻線へ
の通電切換えタイミングを制御する。スイッチ基板17
は利用側ユニットAの操作パネルに固定され、このスイ
ッチ基板17にはオン/オフスイッチ、試運転スイッ
チ、などが設けられている。これらのスイッチの状態は
マイクロコンピュータ14がキースキャンして取込む。
受信回路18aは、ワイヤレスリモートコントローラ6
0からの遠隔操作信号(例えば、オン/オフ信号、冷房
/暖房切り替え信号、或いは室温設定信号など)を受信
し、復調した後マイクロコンピュータ14に転送する。
表示基板18は、マイクロコンピュータ14からの信号
に基づいてLEDをダイナミック点灯させて空気調和機
の運転状態を表示する。フラップモータ19は、利用側
熱交換器7で調和され、かつファンによって吹き出され
る調和空気の吹き出し方向を変更するフラップを動かす
ように機能する。
【0026】さらに、この制御回路には、室温を測定す
るための室温センサ20と、利用側熱交換器7の温度を
測定するための熱交換器温度センサ21と、部屋の湿度
を測定するための湿度センサ22とが設けられる。これ
らのセンサによって検出された測定値はマイクロコンピ
ュータ14でA/D変換されて取り込まれる。マイクロ
コンピュータ14はこれらの入力情報(取り込み情報)
を基に演算し、四方切換弁、圧縮機1の運転能力を定め
るための信号等をシリアル回路23と端子板T3 とを通
じて、熱源側ユニットBに送る。また、トライアック2
6とヒータリレー27とは、ドライバー24を通じてマ
イクロコンピュータ14により制御される。これによっ
て除湿運転(冷房運転時に用いる冷凍サイクルの状態)
に用いられる再加熱ヒータ25に供給する電力を段階的
に制御する。
【0027】符号30は、空気調和機の型と特性を示す
特定データを保存した外部ROMである。これらの特定
データは、プラグ10aがコンセントに接続され電力が
供給されてマイクロコンピュータ14が立上がった後
に、すぐに外部ROMから取り出される。マイクロコン
ピュータ14は外部ROM30からの特定データの取り
出しが完了するまで、ワイヤレスリモートコントローラ
60からの命令の入力、あるいはON/OFFスイッチ
又は試運転スイッチ(操作は後述する)の状態の検知は
なさない。
【0028】次に、熱源側ユニットBのコントロールサ
ーキットについて説明する。
【0029】熱源側ユニットBにおいて、端子板T´1
、T´2 、T´3 は、それぞれ利用側ユニットAに配
置された端子板T1 、T2 、T3 に接続されている。符
号31は、端子板T´1 とT´2 に平行に接続されたバ
リスタであり、32はノイズフィルタ、34はリアク
タ、35は倍電圧整流回路、36はノイズフィルタであ
る。
【0030】符号39は、端子板T´3 を介して利用側
ユニットAから供給された制御信号を動力線から分散す
るシリアルサーキットであり、その分散された信号はマ
イクロコンピュータ41へ伝達される。40は電流検出
器であり、熱源側ユニットBに供給された電流を変流
(C.T.)で検出しマイクロコンピュータ41用の信
号に変換する。42はマイクロコンピュータ41の動作
用電力を発生させるための定電回路、38は三相インバ
ータ回路であり、マイクロコンピュータ41からの制御
信号に基づいて圧縮器1に供給される電力を制御し、圧
縮器1の運転能力を調節する。三相インバータ回路38
は6個のパワートランジスタを、三相ブリッジの形で接
続している。43は、冷凍サイクルの圧縮機1を運転す
るためのモータ部であり、44は圧縮器1からの咄出さ
れる冷媒の温度を検知する咄出側温度センサーである。
45はファンモータであり、速度が3段階に制御され、
熱源側熱交換器に空気をおくれるように配置されてい
る。四方切換弁3、電磁弁10、は前述したように冷凍
サイクルの冷媒通路を切り替えるようになっている。更
に、熱源側ユニットBには、室外温度を検出する室外温
度センサ48がファンモータ45の空気取り入れ口に近
接取付けられ、熱源側熱交換器の温度を検知する熱交換
器温度センサ49が熱源側熱交換器に取付けられてい
る。これらの温度センサ48、49によって得られた検
出値はマイクロコンピュータ41でA/D変換されて取
込まれる。
【0031】符号50は利用側ユニットAの外部ROM
30と同様な機能を有する外部ROMである。熱源側ユ
ニットBについての特有のデータは、外部ROM30で
説明したものと同様のものであるが、ROM50に収納
されている。
【0032】熱源側ユニットBと利用側ユニットAの各
制御回路における記号Fは、ヒューズである。
【0033】マイクロコンピュータ(制御装置)14と
41のそれぞれは、予めプログラムを収納したROM、
参照データを収納したRAM、そしてプログラムを演算
するCPUを、同一の容器に収納したものである(イン
テル コーポレーション販売の87C196MC(MC
Sー96シリーズ)等を用いることができる)。
【0034】次に、冷媒について説明する。
【0035】本実施形態においては、冷媒としては、単
一冷媒、混合冷媒のいずれをも使用することもでき、例
えば、Rー410AやRー410Bが用いられる。Rー
410Aは、2成分系の混合冷媒であり、Rー32を5
0Wt %、Rー125を50Wt %の構成であり、沸点
は−52.2℃、露点は−52.2℃である。Rー41
0Bは、Rー32を45Wt %、Rー125を55Wt
%の構成である。
【0036】このような組成の混合冷媒では、HCFC
ー22(Rー22)の従来の単一冷媒と比較した場合、
所定の条件における、コンプレッサの吐出温度がHCF
Cー22では66.0℃に対してRー410Aでは7
3.6℃であり、凝縮圧力がHCFCー22では17.
35barであるのに対してRー410Aでは27.3
0barであり、蒸発圧力がHCFCー22では6.7
9barであるのに対してRー410Aでは10.86
barという特性を有し、冷媒回路全体として、従来の
HCFCー22の単一冷媒を使用する場合より高い温度
であり且つ高い圧力となり、冷媒管の内面腐食やスラッ
ジが発生しやすい。
【0037】また、冷媒として、Rー410AやRー4
10BのようなHFC系冷媒を用いた場合には、その潤
滑油としてHFC系冷媒と相溶性のあるエステル系潤滑
油、エーテル系潤滑油、これらの混合油などが使用され
る。エステル系潤滑油やエーテル系潤滑油は水との反応
性が高く、冷媒回路中に水があると、加水分解して、
酸、アルコール等を生成し、さらに摩耗した金属イオン
と反応して金属石鹸を生じやすい。そして、このような
反応により生じた金属石鹸は、スラッジとして冷媒中に
混入し、冷媒回路に付着して流路を狭めたり、詰まらせ
るおそれがある。特に、管径の狭いキャピラリチューブ
では、このようなスラッジ等による詰まりが生じやす
い。このため、本実施の形態では、キャピラリチューブ
に後述するスラッジ除去機構を設けてスラッジによる詰
まりを防止している。
【0038】また、Rー410A及びRー410B等の
混合冷媒を用いた場合には、各成分の冷媒の沸点が近似
しているために、冷媒組成に変化が生じにくく、冷媒組
成の変化によって生じる温度グライド等の問題を考慮す
る必要がない。このために運転中における、空気調和機
全体の制御がしやすくなる。
【0039】次に、図4を参照してキャピラリチューブ
5について説明する。
【0040】キャピラリチューブ5は、寸法や形状を特
に限るものではないが、本実施の形態では、本体71が
直線状の細管を用いており、本実施の形態では内径Dが
1.3mmであり、長さLは400mmである。
【0041】キャピラリチューブ5の本体71の両端側
には、ストッパ収納部73a、73bが形成されてお
り、このストッパ収納部73a、73bにスラッジ除去
機構75のストッパ77が収納されるようになってい
る。ストッパ収納部73a、73bは本体71の口径D
よりも大きな口径Eを有しており、ストッパ77を収納
するとともにストッパ77の移動を制限するものであ
る。
【0042】キャピラリチューブ5内には、スラッジ除
去機構75が設けられている。このスラッジ除去機構7
5は、キャピラリチューブの管内壁に付着したスラッジ
を除去するものであり、キャピラリチューブ内を摺動す
る索状の摺動体79と、摺動体79の両端部に設けられ
たストッパ77とから構成されている。
【0043】摺動体79は、その一部がキャピラリチュ
ーブ5の管内壁に接触して摺動し、管内壁に付着したス
ラッジを掻き落とすものである。このはがされたスラッ
ジはスクリーンフィルタ6に集められる。本実施の形態
では、摺動体79は波形状に蛇行させた金属線を用いて
おり、耐腐食性及び加工性等の点から好ましくはステン
レス材料の線材が用いられるが、キャピラリチューブ5
の管内壁の削れを防止するために表面処理が施されるこ
とが好ましい。摺動体79の波形はその湾曲部で管内周
壁に当接されるが、波形は二次元的に形成されているの
でなく一つの波形が3次元的に様々な方向に形成されて
いれば管内周壁の全周囲に対してくまなく摺動して、ス
ラッジを除去することができる。
【0044】ストッパ77は、ストッパ収納部73a、
73bに収納されており、キャピラリチューブの本体7
1の口径Dよりも大きく、ストッパ収納部73a、73
bの口径Eよりも小さな半径Rを有しており、ストッパ
収納部73a、73bに保持されるようになっている。
【0045】図5に示すように、ストッパ77は円形状
の板に、摺動体79側に突設した多数の係合突起81を
備えており、この係合突起81がストッパ収納部73
a、73bの内壁面83に係合してストッパ77の移動
を阻止するようになっている。また、ストッパ77には
冷媒の流通を許可するために冷媒通路用の孔85が形成
されている。この冷媒通路用の孔は、本実施の形態で
は、放射状に形成されたリブ87によって囲まれて形成
されているが、円盤を打ち抜いて形成するものであって
もよい。
【0046】尚、キャピラリチューブ5における抵抗
は、摺動体79とストッパ77とから構成されるスラッ
ジ除去機構をも含めたキャピラリチューブ5全体として
与えられることになる。
【0047】次に、このスラッジ除去機能5の作用につ
いて説明する。
【0048】例えば、冷房運転時には、キャピラリチュ
ーブ5では図4に矢印で示すように冷媒が流れる。そし
て、ストッパ77や摺動体79が冷媒の流れに押され
て、スラッジ除去機構75全体がストッパ収納部73b
側に移動する。しかし、所定距離移動したところで、図
4に示すように、ストッパ収納部73a側のストッパ7
7では、その係合突起81がストッパ収納部73aの壁
面に当接して停止する。
【0049】この場合、キャピラリチューブ5では、細
管の本体71のほかスラッジ除去機構75全体が冷媒の
抵抗となって作用する。このため、キャピラリチューブ
5では螺旋状に形成せずに直線状に形成するものであっ
ても十分な値の抵抗を付与することができる。
【0050】尚、図4に示すようなストッパ77が内壁
面に当接している状態では、スラッジ除去機構75は完
全に動かないものではなく、冷媒の流れの乱れや抵抗の
不均一のためにスラッジ除去機構75が回転したり揺れ
動くことによっても、摺動体79はキャピラリチューブ
71内で回転(又は揺動)してキャピラリチューブの内
壁面に摺動して付着したスラッジを掻き落とすことがで
きる。
【0051】一方、暖房運転時には、キャピラリチュー
ブ5では冷房運転時と反対側、即ち図4の矢印と反対に
冷媒が流れる。従って、冷房運転時と反対方向の流れに
対して、ストッパ77が冷媒の流れに押されて、スラッ
ジ除去機構75全体が、こんどはストッパ収納部73a
側に移動する。しかし、所定距離移動したところで、ス
トッパ収納部73b側のストッパ77では、その係合突
起81がストッパ収納部73bの壁面に当接して停止す
る。
【0052】即ち、冷房運転から暖房運転に切り替わっ
て冷媒の流れが反対になると、その冷媒の流れに応じ
て、スラッジ除去機構75が移動するので、キャピラリ
チューブ5内では摺動体79が摺動して管内壁に付着し
たフラッジを除去する。
【0053】また、上述したような、回転や揺動によっ
ても摺動体79は管内壁に付着したスラッジを除去す
る。
【0054】次に、図6乃至図8を参照して、本発明の
他の実施形態を説明する。尚、以下に示す他の実施形態
において、上述した実施例と同一の部分には同一の符号
を符することによって、その部分の詳細な説明を省略す
る。
【0055】図6に示すスラッジ除去機構75は、摺動
体79の形状を波型でなく、コイル形状としたものであ
る。このようなコイル形状としても上述の実施例と同様
な効果を得ることができる。
【0056】図7に示すスラッジ除去機構75では、摺
動体93に無数の髭95を設けたブラシ状に形成してい
る。髭95は所定の剛性が要求されるため金属材料が望
ましい。このように摺動体93をブラシ状に形成するこ
とによって、キャピラリチューブの管内壁の全周囲に付
着したスラッジを確実に除去できる。
【0057】図8には、他のストッパ77を示すもの
で、この実施の形態では円盤に打ち抜きにより冷媒通路
用の孔85を形成している。このように、円盤の打つ抜
きによっても冷媒通路用の孔85を容易に形成すること
ができる。尚、このストッパには係合突起81を4個設
けている。
【0058】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0059】例えば、摺動体をキャピラリチューブ内に
保持するストッパは、ストッパ収納部に保持することに
限らず、摺動体79の両端部をそれぞれ本体71の端部
に固定するものであってもよい。但し、この場合にも摺
動体79は冷媒の流れに応答して移動し又は揺れ動くよ
うに伸縮自在な構成とすることが望ましい。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、キャピ
ラリチューブの管内面にスラッジが付着しても、冷媒の
流れが生じるとそれに応じてスラッジ除去機構がキャピ
ラリチューブの管内面を摺動し、キャピラリチューブの
管内面に付着したスラッジを擦り取る。従って、キャピ
ラリチューブにスラッジが付着して堆積することがな
く、詰まりを確実に防止できる 請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明
において、スラッジ除去機構が摺動体と、ストッパとを
備える構成であるから、摺動体をキャピラリチューブ内
に保持することができる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、ストッパ
はキャピラリチューブの端部に係合する構成とすること
により、簡単な構成で確実に摺動体の移動をとめてキャ
ピラリチューブから抜けるのを阻止できる。即ち、簡単
な構成で摺動体をキャピラリチューブ内に保持すること
ができる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される空気調和機の斜視図であ
る。
【図2】図1に示す空気調和機の冷媒回路図である。
【図3】図1に示す空気調和機の制御回路図である。
【図4】キャピラリチューブの概略的構成を示す断面図
である。
【図5】図4に示すストッパの斜視図である。
【図6】他の実施の形態によるスラッジ除去機構の構成
を示す平面図である。
【図7】更に他の実施の形態によるスラッジ除去機構の
構成を示す平面図である。
【図8】他の実施の形態によるストッパの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機 3 四方切換弁 4 熱源側熱交換器 5 キャピラリチューブ 75 スラッジ除去機構 77 ストッパ 79 摺動体
フロントページの続き (72)発明者 進士 幹泰 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 孝浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 津野 勝之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 虻川 則男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、
    キャピラリチューブ、熱源側熱交換器を冷媒管で接続し
    て冷凍サイクルを形成し、前記四方切換弁の切換えによ
    り、利用側熱交換器による冷暖房運転を可能にした空気
    調和機において、前記キャピラリチューブには冷媒の流
    れに応じてその管内面を摺動することにより壁面に付着
    したスラッジを除去するスラッジ除去機構を備えること
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記スラッジ除去機構はキャピラリチュ
    ーブの管内面を摺動する摺動体と、この摺動体をキャピ
    ラリチューブ内に保持するストッパとを備えることを特
    徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記ストッパは、前記摺動体の両端側に
    配置され、それぞれ所定距離移動するとキャピラリチュ
    ーブの端部に係合して摺動体の移動を阻止することを特
    徴とする請求項2に記載の空気調和機。
JP7295721A 1995-11-14 1995-11-14 空気調和機 Pending JPH09138039A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007049178A3 (en) * 2005-10-24 2007-07-19 Arcelik As A household appliance

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