JPH0979701A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH0979701A JPH0979701A JP7239728A JP23972895A JPH0979701A JP H0979701 A JPH0979701 A JP H0979701A JP 7239728 A JP7239728 A JP 7239728A JP 23972895 A JP23972895 A JP 23972895A JP H0979701 A JPH0979701 A JP H0979701A
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Links
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Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャピラリチューブにおける腐食やスラッジ
の付着による詰まりを低減できる空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 本発明の空気調和機において、冷媒回路
に一対のキャピラリチューブ5a、5bを並列に配置
し、各キャピラリチューブには一方向弁70a、70b
を設けて、冷房運転時には一方のキャピラリチューブ7
0a、暖房運転時には他方のキャピラリチューブ70b
に流れる構成としている。従って、冷媒として混合冷
媒、特にHFC系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生
しやすいが、その場合でも一つのキャピラリチューブに
かかる負荷を軽減でき、キャピラリチューブにおける冷
媒による腐食やスラッジの付着による詰まりを低減でき
る。
の付着による詰まりを低減できる空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 本発明の空気調和機において、冷媒回路
に一対のキャピラリチューブ5a、5bを並列に配置
し、各キャピラリチューブには一方向弁70a、70b
を設けて、冷房運転時には一方のキャピラリチューブ7
0a、暖房運転時には他方のキャピラリチューブ70b
に流れる構成としている。従って、冷媒として混合冷
媒、特にHFC系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生
しやすいが、その場合でも一つのキャピラリチューブに
かかる負荷を軽減でき、キャピラリチューブにおける冷
媒による腐食やスラッジの付着による詰まりを低減でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒回路に冷媒に
対する固定抵抗としてのキャピラリチューブを配置した
冷媒回路を有する空気調和機に関するものである。
対する固定抵抗としてのキャピラリチューブを配置した
冷媒回路を有する空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機の冷媒回路は、圧縮
機、四方切換弁、利用側熱交換器、減圧器、熱源側熱交
換器を冷媒管を接続して構成されており、減圧器として
固定抵抗を付与するキャピラリチューブを用いた構成が
公知である。
機、四方切換弁、利用側熱交換器、減圧器、熱源側熱交
換器を冷媒管を接続して構成されており、減圧器として
固定抵抗を付与するキャピラリチューブを用いた構成が
公知である。
【0003】一方、冷媒回路に充填される冷媒として、
従来、塩素基を有するR12やR50を用いたが、地上
上空のオゾン層破壊の潜在性があるため、環境保全の目
的から塩素基の含有量の少ないR22(クロロジフルオ
ロメタン)のほか、塩素基を含まないR32(ジフルオ
ロメタン)、R125(ペンタフルオロエタン)、R1
34a(テトラフルオロエタン)あるいはこれらの混合
物等(以下「HFC系冷媒」という)が代替冷媒として
使用されている。
従来、塩素基を有するR12やR50を用いたが、地上
上空のオゾン層破壊の潜在性があるため、環境保全の目
的から塩素基の含有量の少ないR22(クロロジフルオ
ロメタン)のほか、塩素基を含まないR32(ジフルオ
ロメタン)、R125(ペンタフルオロエタン)、R1
34a(テトラフルオロエタン)あるいはこれらの混合
物等(以下「HFC系冷媒」という)が代替冷媒として
使用されている。
【0004】冷媒として、このようなHFC系冷媒を用
いた場合には、その潤滑油としてHFC系冷媒と相溶性
のあるエステル系潤滑油、エーテル系潤滑油、これらの
混合油などが使用されている。
いた場合には、その潤滑油としてHFC系冷媒と相溶性
のあるエステル系潤滑油、エーテル系潤滑油、これらの
混合油などが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エステル系潤
滑油やエーテル系潤滑油は水との反応性が高く、冷媒回
路中に水があると、加水分解して、酸、アルコール等を
生成し、さらに摩耗した金属イオンと反応して金属石鹸
を生じるという問題点がある。そして、このような反応
により生じた金属石鹸は、スラッジとして冷媒中に混入
し、冷媒回路に付着して流路を狭めたり、詰まらせるほ
か、冷媒回路中における各冷媒機器に悪影響を与えると
いう不都合がある。
滑油やエーテル系潤滑油は水との反応性が高く、冷媒回
路中に水があると、加水分解して、酸、アルコール等を
生成し、さらに摩耗した金属イオンと反応して金属石鹸
を生じるという問題点がある。そして、このような反応
により生じた金属石鹸は、スラッジとして冷媒中に混入
し、冷媒回路に付着して流路を狭めたり、詰まらせるほ
か、冷媒回路中における各冷媒機器に悪影響を与えると
いう不都合がある。
【0006】特に、管径の細いキャピラリチューブで
は、冷媒による腐食やスラッジの付着による詰まりを生
じやすいという問題点がある。
は、冷媒による腐食やスラッジの付着による詰まりを生
じやすいという問題点がある。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、キャピラリチューブにおける腐食やス
ラッジの付着による詰まりを低減できる空気調和機を提
供するものである。
れたものであり、キャピラリチューブにおける腐食やス
ラッジの付着による詰まりを低減できる空気調和機を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、特性の異なる冷媒が少なくとも2種以上混合された
混合冷媒を、圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、キ
ャピラリチューブ、熱源側熱交換器を有する冷媒回路中
を循環するように構成し、前記四方切換弁の切換で利用
側熱交換器による冷暖房を可能にした空気調和機におい
て、前記冷媒回路には並列に一対のキャピラリチューブ
が配置されており、一方のキャピラリチューブ側には一
方向の冷媒の流れのみを許可する一方の一方向弁が設け
られ、他方のキャピラリチューブには他方向の冷媒の流
れのみを許可する他方の一方向弁が設けられている。
は、特性の異なる冷媒が少なくとも2種以上混合された
混合冷媒を、圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、キ
ャピラリチューブ、熱源側熱交換器を有する冷媒回路中
を循環するように構成し、前記四方切換弁の切換で利用
側熱交換器による冷暖房を可能にした空気調和機におい
て、前記冷媒回路には並列に一対のキャピラリチューブ
が配置されており、一方のキャピラリチューブ側には一
方向の冷媒の流れのみを許可する一方の一方向弁が設け
られ、他方のキャピラリチューブには他方向の冷媒の流
れのみを許可する他方の一方向弁が設けられている。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、冷媒
回路中を冷媒が一方向に流れる場合、例えば冷房運転時
(または暖房運転時)には、一方の一方向弁は冷媒の流
入を許可し、その一方のキャピラリチューブを通過する
ように冷媒が流れる。この場合、他方のキャピラリチュ
ーブでは一方向弁が働いて、冷媒は流れない。冷媒回路
中を冷媒が他方向に流れる場合、例えば暖房運転時(ま
たは冷房運転時)には、他方の一方向弁は冷媒の流入を
許可し、その他方のキャピラリチューブを通過するよう
に冷媒が流れる。この場合、一方のキャピラリチューブ
では一方向弁が働いて、冷媒が流れない。
回路中を冷媒が一方向に流れる場合、例えば冷房運転時
(または暖房運転時)には、一方の一方向弁は冷媒の流
入を許可し、その一方のキャピラリチューブを通過する
ように冷媒が流れる。この場合、他方のキャピラリチュ
ーブでは一方向弁が働いて、冷媒は流れない。冷媒回路
中を冷媒が他方向に流れる場合、例えば暖房運転時(ま
たは冷房運転時)には、他方の一方向弁は冷媒の流入を
許可し、その他方のキャピラリチューブを通過するよう
に冷媒が流れる。この場合、一方のキャピラリチューブ
では一方向弁が働いて、冷媒が流れない。
【0010】従って、冷房運転時と暖房運転時とで常に
一つのキャピラリチューブに冷媒が流れるのではなく、
冷房運転時と暖房運転時とで冷媒が流れるキャピラリチ
ューブが異なるため、一つのキャピラリチューブにかか
る負荷が軽減される。このため、冷媒として混合冷媒、
特にHFC系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生しや
すいが、その場合でも冷媒による腐食やスラッジの付着
による詰まりを低減できる。
一つのキャピラリチューブに冷媒が流れるのではなく、
冷房運転時と暖房運転時とで冷媒が流れるキャピラリチ
ューブが異なるため、一つのキャピラリチューブにかか
る負荷が軽減される。このため、冷媒として混合冷媒、
特にHFC系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生しや
すいが、その場合でも冷媒による腐食やスラッジの付着
による詰まりを低減できる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、特性の異
なる冷媒が少なくとも2種以上混合された混合冷媒を、
圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、キャピラリチュ
ーブ、熱源側熱交換器を有する冷媒回路中を循環するよ
うに構成し、前記四方切換弁の切換で利用側熱交換器に
よる冷暖房を可能にした空気調和機において、前記冷媒
回路内には並列に配置された一対のキャピラリチューブ
と、いずれかのキャピラリチューブに冷媒を流すように
流路を切換る切換弁とが設けられている。
なる冷媒が少なくとも2種以上混合された混合冷媒を、
圧縮機、四方切換弁、利用側熱交換器、キャピラリチュ
ーブ、熱源側熱交換器を有する冷媒回路中を循環するよ
うに構成し、前記四方切換弁の切換で利用側熱交換器に
よる冷暖房を可能にした空気調和機において、前記冷媒
回路内には並列に配置された一対のキャピラリチューブ
と、いずれかのキャピラリチューブに冷媒を流すように
流路を切換る切換弁とが設けられている。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、冷媒
回路中を冷媒が一方向に流れる場合、例えば冷房運転時
(または暖房運転時)には、冷媒が一方のキャピラリチ
ューブを通過するように切換弁を設定する。この場合、
他方のキャピラリチューブには、冷媒は流れない。冷媒
回路中を冷媒が他方向に流れる場合、例えば暖房運転時
(または冷房運転時)には、冷媒が他方のキャピラリチ
ューブを通過するように切換弁を切換える。この場合、
一方のキャピラリチューブには、冷媒は流れない。
回路中を冷媒が一方向に流れる場合、例えば冷房運転時
(または暖房運転時)には、冷媒が一方のキャピラリチ
ューブを通過するように切換弁を設定する。この場合、
他方のキャピラリチューブには、冷媒は流れない。冷媒
回路中を冷媒が他方向に流れる場合、例えば暖房運転時
(または冷房運転時)には、冷媒が他方のキャピラリチ
ューブを通過するように切換弁を切換える。この場合、
一方のキャピラリチューブには、冷媒は流れない。
【0013】従って、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒
が流れるキャピラリチューブが異なるため、一つのキャ
ピラリチューブにかかる負荷が軽減される。このため、
冷媒として混合冷媒、特にHFC系冷媒を用いた場合に
はスラッジが発生しやすいが、その場合でも冷媒による
腐食やスラッジの付着による詰まりを低減できる。
が流れるキャピラリチューブが異なるため、一つのキャ
ピラリチューブにかかる負荷が軽減される。このため、
冷媒として混合冷媒、特にHFC系冷媒を用いた場合に
はスラッジが発生しやすいが、その場合でも冷媒による
腐食やスラッジの付着による詰まりを低減できる。
【0014】請求項3に記載の発明は、特性の異なる冷
媒が少なくとも2種以上混合された混合冷媒を、圧縮
機、凝縮器、キャピラリチューブ、蒸発器を有する冷媒
回路中を循環するように構成した空気調和機において、
前記冷媒回路内には、前記キャピラリチューブに並列に
配置された他のキャピラリチューブが設けられ、この他
のキャピラリチューブには冷媒の流入を禁止または許可
する開閉弁が設けられている。
媒が少なくとも2種以上混合された混合冷媒を、圧縮
機、凝縮器、キャピラリチューブ、蒸発器を有する冷媒
回路中を循環するように構成した空気調和機において、
前記冷媒回路内には、前記キャピラリチューブに並列に
配置された他のキャピラリチューブが設けられ、この他
のキャピラリチューブには冷媒の流入を禁止または許可
する開閉弁が設けられている。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、冷房
運転や暖房運転等の運転に関係なく、通常は他方のキャ
ピラリチューブに冷媒の流入を禁止するように開閉弁を
閉じて一方のキャピラリチューブにのみ冷媒を流し、こ
の一方のキャピラリチューブに付着や詰まりが生じた場
合には、開閉弁を開いて他方のキャピラリチューブに冷
媒を流す。これにより、冷媒として混合冷媒、特にHF
C系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生しやすいが、
その場合でも冷媒による腐食やスラッジの付着による詰
まりを低減できる。
運転や暖房運転等の運転に関係なく、通常は他方のキャ
ピラリチューブに冷媒の流入を禁止するように開閉弁を
閉じて一方のキャピラリチューブにのみ冷媒を流し、こ
の一方のキャピラリチューブに付着や詰まりが生じた場
合には、開閉弁を開いて他方のキャピラリチューブに冷
媒を流す。これにより、冷媒として混合冷媒、特にHF
C系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生しやすいが、
その場合でも冷媒による腐食やスラッジの付着による詰
まりを低減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0017】図1は、一般的な家庭用の空気調和機を示
す斜視図である。この種の空気調和機は、室内に配置さ
れる利用側ユニットAと、室外に配置される熱源側ユニ
ットBとからなり、両者は冷媒管300によりつながれ
ている。
す斜視図である。この種の空気調和機は、室内に配置さ
れる利用側ユニットAと、室外に配置される熱源側ユニ
ットBとからなり、両者は冷媒管300によりつながれ
ている。
【0018】図2は、図1に示す空気調和機の冷凍サイ
クルを示す冷媒回路図である。
クルを示す冷媒回路図である。
【0019】1はモータ部と、このモータ部により駆動
される圧縮部とからなる圧縮機である。2は圧縮機1か
ら吐出される冷媒の脈動による振動・騒音を抑えるため
のマフラーである。3は冷房/暖房運転時の冷媒の流れ
を切り替えるための四方切換弁である。4は熱源側熱交
換器、5はキャピラリーチューブユニット、6はスクリ
ーンフィルター、7は利用側熱交換器、8はマフラー、
9はアキュームレータ、10は電磁開閉弁である。
される圧縮部とからなる圧縮機である。2は圧縮機1か
ら吐出される冷媒の脈動による振動・騒音を抑えるため
のマフラーである。3は冷房/暖房運転時の冷媒の流れ
を切り替えるための四方切換弁である。4は熱源側熱交
換器、5はキャピラリーチューブユニット、6はスクリ
ーンフィルター、7は利用側熱交換器、8はマフラー、
9はアキュームレータ、10は電磁開閉弁である。
【0020】圧縮機1から吐出される冷媒は、四方切換
弁3の切り替わり位置と電磁開閉弁10の開閉とに応じ
て、実線の矢印(冷房運転)、点線の矢印(暖房運
転)、実線中点の矢印(除霜運転)のように、3つのモ
ードに従って、流れる方向が決まる。冷房運転時には、
熱源側熱交換器4が凝縮器として、利用側熱交換器7が
蒸発器として機能する。暖房運転時には、利用側熱交換
器7が凝縮器として、熱源側熱交換器4が蒸発器として
機能する。除霜運転時(暖房運転中)には、圧縮機1か
ら吐出される高温の冷媒の一部が、熱源側熱交換器4の
温度を上昇させるために、熱源側熱交換器4に直接供給
される。これにより、熱源側熱交換器4の温度が上昇し
除霜が行われる。尚、この除霜運転が充分に機能しない
時(外気温が特に低い時など)又は、更に着霜が進んだ
場合には逆サイクル除霜(実線矢印の流れ)で、着霜の
進行を抑制する。
弁3の切り替わり位置と電磁開閉弁10の開閉とに応じ
て、実線の矢印(冷房運転)、点線の矢印(暖房運
転)、実線中点の矢印(除霜運転)のように、3つのモ
ードに従って、流れる方向が決まる。冷房運転時には、
熱源側熱交換器4が凝縮器として、利用側熱交換器7が
蒸発器として機能する。暖房運転時には、利用側熱交換
器7が凝縮器として、熱源側熱交換器4が蒸発器として
機能する。除霜運転時(暖房運転中)には、圧縮機1か
ら吐出される高温の冷媒の一部が、熱源側熱交換器4の
温度を上昇させるために、熱源側熱交換器4に直接供給
される。これにより、熱源側熱交換器4の温度が上昇し
除霜が行われる。尚、この除霜運転が充分に機能しない
時(外気温が特に低い時など)又は、更に着霜が進んだ
場合には逆サイクル除霜(実線矢印の流れ)で、着霜の
進行を抑制する。
【0021】図3は、空気調和機の制御回路図である。
図3の中央の一点鎖線を境にして、左側は、利用側ユニ
ットAの制御回路を示し、右側は、熱源側ユニットBの
制御回路を示している。両方の制御回路は、動力線10
0と制御線200とを介してつながれている。
図3の中央の一点鎖線を境にして、左側は、利用側ユニ
ットAの制御回路を示し、右側は、熱源側ユニットBの
制御回路を示している。両方の制御回路は、動力線10
0と制御線200とを介してつながれている。
【0022】利用側ユニットAには、整流回路11と、
モータ用の電源供給回路12と、制御用の電源供給回路
13と、モータ駆動回路15と、スイッチ基板17と、
受信回路18aと、表示基板18と、フラップモータ1
9とが設けられる。
モータ用の電源供給回路12と、制御用の電源供給回路
13と、モータ駆動回路15と、スイッチ基板17と、
受信回路18aと、表示基板18と、フラップモータ1
9とが設けられる。
【0023】整流回路11はプラグ10aによって供給
される100Vの交流電圧を整流する。モータ用の電源
供給回路12はDCファンモータ16に供給される直流
電圧を10〜36Vの電圧に調整する。このDCファン
モータ16はマイクロコンピュータ14から送られてく
る信号に応じて被調和室内に調和された空気を吹き出す
ためのものである。
される100Vの交流電圧を整流する。モータ用の電源
供給回路12はDCファンモータ16に供給される直流
電圧を10〜36Vの電圧に調整する。このDCファン
モータ16はマイクロコンピュータ14から送られてく
る信号に応じて被調和室内に調和された空気を吹き出す
ためのものである。
【0024】制御用の電源供給回路13は、マイクロコ
ンピュータ14に供給される5Vの直流電圧を発生す
る。モータ駆動回路15は、DCファンモータ16の回
転位置情報に基づくマイクロコンピュータ14からの信
号に応答して、DCファンモータ16のステータ巻線へ
の通電タイミングを制御する。スイッチ基板17は利用
側ユニットAの操作パネルに固定され、このスイッチ基
板17にはオン/オフスイッチ、試運転スイッチ、など
が設けられている。受信回路18aは、ワイヤレスリモ
ートコントローラ60からの遠隔操作信号(例えば、オ
ン/オフ信号、冷房/暖房切り替え信号、或いは室温設
定信号など)を受信する。表示基板18は、空気調和機
の運転状態を表示する。フラップモータ19は、冷/暖
空気の吹き出し方向を変更するフラップを動かすように
機能する。
ンピュータ14に供給される5Vの直流電圧を発生す
る。モータ駆動回路15は、DCファンモータ16の回
転位置情報に基づくマイクロコンピュータ14からの信
号に応答して、DCファンモータ16のステータ巻線へ
の通電タイミングを制御する。スイッチ基板17は利用
側ユニットAの操作パネルに固定され、このスイッチ基
板17にはオン/オフスイッチ、試運転スイッチ、など
が設けられている。受信回路18aは、ワイヤレスリモ
ートコントローラ60からの遠隔操作信号(例えば、オ
ン/オフ信号、冷房/暖房切り替え信号、或いは室温設
定信号など)を受信する。表示基板18は、空気調和機
の運転状態を表示する。フラップモータ19は、冷/暖
空気の吹き出し方向を変更するフラップを動かすように
機能する。
【0025】さらに、この制御回路には、室温を測定す
るための室温センサ20と、利用側熱交換器の温度を測
定するための熱交換器温度センサ21と、部屋の湿度を
測定するための湿度センサ22とが設けられる。これら
センサによって検出された測定値はA/D変換されてマ
イクロコンピュータ14に取り込まれる。マイクロコン
ピュータ14からの制御信号は、シリアル回路23と端
子板T3 とを通じて、熱源側ユニットBに送られる。ま
た、トライアック26とヒータリレー27とは、ドライ
バー24を通じてマイクロコンピュータ14により制御
され、これによってドライ運転時に使われる再加熱ヒー
タ25に供給する電力を段階的に制御する。
るための室温センサ20と、利用側熱交換器の温度を測
定するための熱交換器温度センサ21と、部屋の湿度を
測定するための湿度センサ22とが設けられる。これら
センサによって検出された測定値はA/D変換されてマ
イクロコンピュータ14に取り込まれる。マイクロコン
ピュータ14からの制御信号は、シリアル回路23と端
子板T3 とを通じて、熱源側ユニットBに送られる。ま
た、トライアック26とヒータリレー27とは、ドライ
バー24を通じてマイクロコンピュータ14により制御
され、これによってドライ運転時に使われる再加熱ヒー
タ25に供給する電力を段階的に制御する。
【0026】符号30は、空気調和機の型と特性を示す
特定データを保存した外部ROMである。これらの特定
データは、電源スイッチが入力され且つ操作が停止され
た後に、すぐに外部ROMから取り出される。電源スイ
ッチが入力されたとき、外部ROM30からの特定デー
タの取り出しが完了するまで、ワイヤレスリモートコン
トローラ60からの命令の入力、あるいはON/OFF
スイッチ又は試運転スイッチ(操作は後述する)の状態
の検知はなされない。
特定データを保存した外部ROMである。これらの特定
データは、電源スイッチが入力され且つ操作が停止され
た後に、すぐに外部ROMから取り出される。電源スイ
ッチが入力されたとき、外部ROM30からの特定デー
タの取り出しが完了するまで、ワイヤレスリモートコン
トローラ60からの命令の入力、あるいはON/OFF
スイッチ又は試運転スイッチ(操作は後述する)の状態
の検知はなされない。
【0027】次に、熱源側ユニットBのコントロールサ
ーキットについて説明する。
ーキットについて説明する。
【0028】熱源側ユニットBにおいて、端子板T´1
、T´2 、T´3 は、それぞれ利用側ユニットAに配
置された端子板T1 、T2 、T3 に接続されている。符
号31は、端子板T´1 とT´2 に平行に接続されたバ
リスタであり、32はノイズフィルタ、34はリアク
タ、35は電圧を倍にする倍電圧器、36はノイズフィ
ルタ、37は100VのAC電圧から約280VのDC
電圧を得るためのリプルフィルタである。
、T´2 、T´3 は、それぞれ利用側ユニットAに配
置された端子板T1 、T2 、T3 に接続されている。符
号31は、端子板T´1 とT´2 に平行に接続されたバ
リスタであり、32はノイズフィルタ、34はリアク
タ、35は電圧を倍にする倍電圧器、36はノイズフィ
ルタ、37は100VのAC電圧から約280VのDC
電圧を得るためのリプルフィルタである。
【0029】符号39は、端子板T´3 を介して利用側
ユニットAから供給された制御信号を変換するシリアル
サーキットであり、その変換された信号はマイクロコン
ピュータ41へ伝達される。40は、熱源側ユニットB
及び変流器(CT)33内の負荷に供給された電流を検
出する電流検出器であり、DC電圧に電流を整流し、そ
してマイクロコンピュータ41にDC電圧を付与する。
41はマイクロコンピュータ、42はマイクロコンピュ
ータ41の動作用電力を発生させるための切り替え電力
供給回路、38はマイクロコンピュータ41からの制御
信号に基づいてコンプレッサ1に供給される電力のPW
M制御を達成するモータドライバーである。モータドラ
イバー38の6個のパワートランジスタは、三相ブリッ
ジの形で接続され、いわゆるインバータユニットを構成
している。参照符号43は冷凍サイクルのコンプレッサ
1を運転するためのコンプレッサモータであり、44は
コンプレッサの咄出側の冷媒の温度を検知する吐出側温
度センサーである。45は速度が3段階に制御され、室
外熱交換器に空気をおくるファンモータであり、四方切
換弁3、電磁弁10、は前述したように冷凍サイクルの
冷媒通路を切り替えるようになっている。更に、熱源側
ユニットBには、室外温度を検出する室外温度センサ4
8が、空気取り入れ口に近接配置されており、室外熱交
換器の温度を検知する室外熱交換器温度センサ49が配
置されている。これらの温度センサ48、49によって
得られた検出値はA/D変換され且つマイクロコンピュ
ータ41に取り入れられる。
ユニットAから供給された制御信号を変換するシリアル
サーキットであり、その変換された信号はマイクロコン
ピュータ41へ伝達される。40は、熱源側ユニットB
及び変流器(CT)33内の負荷に供給された電流を検
出する電流検出器であり、DC電圧に電流を整流し、そ
してマイクロコンピュータ41にDC電圧を付与する。
41はマイクロコンピュータ、42はマイクロコンピュ
ータ41の動作用電力を発生させるための切り替え電力
供給回路、38はマイクロコンピュータ41からの制御
信号に基づいてコンプレッサ1に供給される電力のPW
M制御を達成するモータドライバーである。モータドラ
イバー38の6個のパワートランジスタは、三相ブリッ
ジの形で接続され、いわゆるインバータユニットを構成
している。参照符号43は冷凍サイクルのコンプレッサ
1を運転するためのコンプレッサモータであり、44は
コンプレッサの咄出側の冷媒の温度を検知する吐出側温
度センサーである。45は速度が3段階に制御され、室
外熱交換器に空気をおくるファンモータであり、四方切
換弁3、電磁弁10、は前述したように冷凍サイクルの
冷媒通路を切り替えるようになっている。更に、熱源側
ユニットBには、室外温度を検出する室外温度センサ4
8が、空気取り入れ口に近接配置されており、室外熱交
換器の温度を検知する室外熱交換器温度センサ49が配
置されている。これらの温度センサ48、49によって
得られた検出値はA/D変換され且つマイクロコンピュ
ータ41に取り入れられる。
【0030】符号50は利用側ユニットAの外部ROM
30と同様な機能を有する外部ROMである。熱源側ユ
ニットBについての特有のデータは、外部ROM30で
説明したものと同様のものであるが、ROM50に収納
されている。
30と同様な機能を有する外部ROMである。熱源側ユ
ニットBについての特有のデータは、外部ROM30で
説明したものと同様のものであるが、ROM50に収納
されている。
【0031】熱源側ユニットBと利用側ユニットAの各
制御回路における記号Fは、ヒューズである。
制御回路における記号Fは、ヒューズである。
【0032】マイクロコンピュータ(制御部材)14と
41のそれぞれは、予めプログラムを収納したROM、
参照データを収納したRAM、そしてプログラムを演算
するCPUを、同一の容器に収納したものである(イン
テル コーポレーション販売の87C196MC(MC
Sー96シリーズ))。
41のそれぞれは、予めプログラムを収納したROM、
参照データを収納したRAM、そしてプログラムを演算
するCPUを、同一の容器に収納したものである(イン
テル コーポレーション販売の87C196MC(MC
Sー96シリーズ))。
【0033】次に、冷媒について説明する。
【0034】本実施の形態においては、いずれの混合冷
媒をも使用することもできるが、この実施の形態では、
例えば、Rー410AやRー410Bが用いられる。R
ー410Aは、2成分系の混合冷媒であり、Rー32を
50Wt %、Rー125を50Wt %の構成であり、沸
点は−52.2℃、露点は−52.2℃である。Rー4
10Bは、Rー32を45Wt %、Rー125を55W
t %の構成である。
媒をも使用することもできるが、この実施の形態では、
例えば、Rー410AやRー410Bが用いられる。R
ー410Aは、2成分系の混合冷媒であり、Rー32を
50Wt %、Rー125を50Wt %の構成であり、沸
点は−52.2℃、露点は−52.2℃である。Rー4
10Bは、Rー32を45Wt %、Rー125を55W
t %の構成である。
【0035】このような組成の混合冷媒では、HCFC
ー22(Rー22)の従来の単一冷媒と比較した場合、
所定の条件における、コンプレッサの吐出温度がHCF
Cー22では66.0℃に対してRー410Aでは7
3.6℃であり、凝縮圧力がHCFCー22では17.
35barであるのに対してRー410Aでは27.3
0barであり、蒸発圧力がHCFCー22では6.7
9barであるのに対してRー410Aでは10.86
barという特性を有し、冷媒回路全体として、従来の
HCFCー22の単一冷媒を使用する場合より高い温度
であり且つ高い圧力となり、冷媒管の内面腐食やスラッ
ジが発生しやすい。
ー22(Rー22)の従来の単一冷媒と比較した場合、
所定の条件における、コンプレッサの吐出温度がHCF
Cー22では66.0℃に対してRー410Aでは7
3.6℃であり、凝縮圧力がHCFCー22では17.
35barであるのに対してRー410Aでは27.3
0barであり、蒸発圧力がHCFCー22では6.7
9barであるのに対してRー410Aでは10.86
barという特性を有し、冷媒回路全体として、従来の
HCFCー22の単一冷媒を使用する場合より高い温度
であり且つ高い圧力となり、冷媒管の内面腐食やスラッ
ジが発生しやすい。
【0036】また、冷媒として、Rー410AやRー4
10BのようなHFC系冷媒を用いた場合には、その潤
滑油としてHFC系冷媒と相溶性のあるエステル系潤滑
油、エーテル系潤滑油、これらの混合油などが使用され
る。エステル系潤滑油やエーテル系潤滑油は水との反応
性が高く、冷媒回路中に水があると、加水分解して、
酸、アルコール等を生成し、さらに摩耗した金属イオン
と反応して金属石鹸を生じやすい。そして、このような
反応により生じた金属石鹸は、スラッジとして冷媒中に
混入し、冷媒回路に付着して流路を狭めたり、詰まらせ
るおそれがある。特に、管径の狭いキャピラリチューブ
では、このようなスラッジ等による詰まりが生じやす
い。
10BのようなHFC系冷媒を用いた場合には、その潤
滑油としてHFC系冷媒と相溶性のあるエステル系潤滑
油、エーテル系潤滑油、これらの混合油などが使用され
る。エステル系潤滑油やエーテル系潤滑油は水との反応
性が高く、冷媒回路中に水があると、加水分解して、
酸、アルコール等を生成し、さらに摩耗した金属イオン
と反応して金属石鹸を生じやすい。そして、このような
反応により生じた金属石鹸は、スラッジとして冷媒中に
混入し、冷媒回路に付着して流路を狭めたり、詰まらせ
るおそれがある。特に、管径の狭いキャピラリチューブ
では、このようなスラッジ等による詰まりが生じやす
い。
【0037】また、Rー410A及びRー410B等の
混合冷媒を用いた場合には、各成分の冷媒の沸点が近似
しているために、冷媒組成に変化が生じにくく、冷媒組
成の変化によって生じる温度グライド等の問題を考慮す
る必要がない。このために運転中における、空気調和機
全体の制御がしやすくなる。
混合冷媒を用いた場合には、各成分の冷媒の沸点が近似
しているために、冷媒組成に変化が生じにくく、冷媒組
成の変化によって生じる温度グライド等の問題を考慮す
る必要がない。このために運転中における、空気調和機
全体の制御がしやすくなる。
【0038】キャピラリチューブユニット5は、図4に
示すように、一対のキャピラリチューブ5a、5bが並
列に配置されており、冷媒の流れ方向に対して、いずれ
か一方のキャピラリチューブ5a又は5bにのみ冷媒が
流れるようになっている。
示すように、一対のキャピラリチューブ5a、5bが並
列に配置されており、冷媒の流れ方向に対して、いずれ
か一方のキャピラリチューブ5a又は5bにのみ冷媒が
流れるようになっている。
【0039】一方のキャピラリチューブ5aには、これ
に直列に一方の一方向弁70aが設けられている。本実
施例では、一方の一方向弁70aは、冷房運転時に一方
のキャピラリチューブ5aを通過する方向に冷媒が流れ
るのを許容し、暖房運転時における他方の冷媒の流れを
禁止する。
に直列に一方の一方向弁70aが設けられている。本実
施例では、一方の一方向弁70aは、冷房運転時に一方
のキャピラリチューブ5aを通過する方向に冷媒が流れ
るのを許容し、暖房運転時における他方の冷媒の流れを
禁止する。
【0040】他方のキャピラリチューブ5bには、これ
に直列に他方の一方向弁70bが設けられている。本実
施例では、他方の一方向弁70bは、暖房運転時に他方
のキャピラリチューブ5bを通過する方向に冷媒が流れ
るのを許容し、冷房運転時における他方の冷媒の流れを
禁止する。
に直列に他方の一方向弁70bが設けられている。本実
施例では、他方の一方向弁70bは、暖房運転時に他方
のキャピラリチューブ5bを通過する方向に冷媒が流れ
るのを許容し、冷房運転時における他方の冷媒の流れを
禁止する。
【0041】即ち、冷媒は、冷房運転時には一方のキャ
ピラリチューブ5aのみを流れ、暖房運転時には他方の
キャピラリチューブ5bのみを流れるようになってい
る。
ピラリチューブ5aのみを流れ、暖房運転時には他方の
キャピラリチューブ5bのみを流れるようになってい
る。
【0042】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。
る。
【0043】冷房運転時には、図2に実線矢印で示すよ
うに、圧縮機1から吐出された冷媒は、マフラー2、四
方切換弁3、熱源側熱交換器(室外熱交換器)4、一方
のキャピラリチューブ5a、一方の一方向弁70a、ス
クリーンフィルター6、利用側熱交換器(室外熱交換
器)7、マフラー8、四方切換弁3、アキュームレータ
9の順序で冷媒回路を循環し、利用側熱交換器7が蒸発
器として機能し、一方のキャピラリチューブ5aで減圧
される。
うに、圧縮機1から吐出された冷媒は、マフラー2、四
方切換弁3、熱源側熱交換器(室外熱交換器)4、一方
のキャピラリチューブ5a、一方の一方向弁70a、ス
クリーンフィルター6、利用側熱交換器(室外熱交換
器)7、マフラー8、四方切換弁3、アキュームレータ
9の順序で冷媒回路を循環し、利用側熱交換器7が蒸発
器として機能し、一方のキャピラリチューブ5aで減圧
される。
【0044】暖房運転時には、破線の矢印示すように、
圧縮機1から吐出された冷媒は、マフラー2、四方切換
弁3、マフラー8、利用側熱交換器(室外熱交換器)
7、スクリーンフィルター6、他方のキャピラリチュー
ブ5b、他方の一方向弁70b、熱源側熱交換器(室外
熱交換器)4、四方切換弁3、アキュームレータ9の順
序で冷媒回路を循環し、熱源側熱交換器4が蒸発器とし
て機能し、他方のキャピラリチューブ5bで減圧され
る。
圧縮機1から吐出された冷媒は、マフラー2、四方切換
弁3、マフラー8、利用側熱交換器(室外熱交換器)
7、スクリーンフィルター6、他方のキャピラリチュー
ブ5b、他方の一方向弁70b、熱源側熱交換器(室外
熱交換器)4、四方切換弁3、アキュームレータ9の順
序で冷媒回路を循環し、熱源側熱交換器4が蒸発器とし
て機能し、他方のキャピラリチューブ5bで減圧され
る。
【0045】本実施の形態では、前述の如く、2成分混
合冷媒であるRー410AやRー410Bを冷媒として
用いているので、単一冷媒を使用した場合に比較して、
冷媒管内の冷媒圧力が高い。このため、冷媒中のスラッ
ジや冷媒による腐食等のため付着や詰まりが生じるおそ
れが高いが、一対のキャピラリチューブ5a、5bは冷
房運転時または暖房運転時のいずれかの場合にのみ冷媒
が通過し、一つのキャピラリチューブに冷房運転時と暖
房運転時とで常時冷媒が流れるものでないから、ここを
通過する冷媒の積算通過量を従来の半分することができ
る。従って、スラッジの付着等を半分にすることができ
るので、冷媒として混合冷媒、特にHFC系冷媒を用い
た場合にはスラッジが発生しやすいが、その場合でも冷
媒による腐食やスラッジの詰まりを軽減し、キャピラリ
チューブ(キャピラリチューブユニット)の寿命を2倍
近くまたはそれ以上にまで延命することができる。
合冷媒であるRー410AやRー410Bを冷媒として
用いているので、単一冷媒を使用した場合に比較して、
冷媒管内の冷媒圧力が高い。このため、冷媒中のスラッ
ジや冷媒による腐食等のため付着や詰まりが生じるおそ
れが高いが、一対のキャピラリチューブ5a、5bは冷
房運転時または暖房運転時のいずれかの場合にのみ冷媒
が通過し、一つのキャピラリチューブに冷房運転時と暖
房運転時とで常時冷媒が流れるものでないから、ここを
通過する冷媒の積算通過量を従来の半分することができ
る。従って、スラッジの付着等を半分にすることができ
るので、冷媒として混合冷媒、特にHFC系冷媒を用い
た場合にはスラッジが発生しやすいが、その場合でも冷
媒による腐食やスラッジの詰まりを軽減し、キャピラリ
チューブ(キャピラリチューブユニット)の寿命を2倍
近くまたはそれ以上にまで延命することができる。
【0046】次に、図5を参照して、他の実施の形態に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0047】図5は、他のキャピラリチューブユニット
5を示したものであり、並列に配置した一対のキャピラ
リチューブ5a、5bに対して、ユニットの両側には冷
媒の流れ方向を切換える一対の2方向切換弁71、71
が設けられている。この2方向切換弁71、71は、同
時に流路を切換えるものであり、図5に実線で示すよう
に、冷房運転時には、一方のキャピラリチューブ5aを
通過するように切換弁71、71が位置されている。
5を示したものであり、並列に配置した一対のキャピラ
リチューブ5a、5bに対して、ユニットの両側には冷
媒の流れ方向を切換える一対の2方向切換弁71、71
が設けられている。この2方向切換弁71、71は、同
時に流路を切換えるものであり、図5に実線で示すよう
に、冷房運転時には、一方のキャピラリチューブ5aを
通過するように切換弁71、71が位置されている。
【0048】そして、暖房運転時には、他方のキャピラ
リチューブ5bに冷媒を流すように、切換弁71、71
を切換える。切換えは、例えば、四方弁3の切換えに同
期して暖房運転時と冷房運転時とに切換えられる。
リチューブ5bに冷媒を流すように、切換弁71、71
を切換える。切換えは、例えば、四方弁3の切換えに同
期して暖房運転時と冷房運転時とに切換えられる。
【0049】尚、図5に示す実施例では、2方向切換弁
71、71は必ずしも冷房運転時と暖房運転時とで切換
えることに限らず、所定運転時間毎に切換えたり、冷媒
回路中に積算流量計を配置して、所定の積算流量毎に使
用するキャピラリチューブ71、71を切換えるもので
あってもよい。
71、71は必ずしも冷房運転時と暖房運転時とで切換
えることに限らず、所定運転時間毎に切換えたり、冷媒
回路中に積算流量計を配置して、所定の積算流量毎に使
用するキャピラリチューブ71、71を切換えるもので
あってもよい。
【0050】この図5に示す実施の形態でも、使用する
キャピラリチューブを2つに別けて使用し、一方のキャ
ピラリチューブ5aにのみ加わる負荷を軽減しているか
ら、冷媒による腐食やスラッジの詰まりを軽減し、キャ
ピラリチューブ(キャピラリチューブユニット)の寿命
を延命することができる。
キャピラリチューブを2つに別けて使用し、一方のキャ
ピラリチューブ5aにのみ加わる負荷を軽減しているか
ら、冷媒による腐食やスラッジの詰まりを軽減し、キャ
ピラリチューブ(キャピラリチューブユニット)の寿命
を延命することができる。
【0051】次に、図6を参照して、更に他の実施の形
態について説明する。
態について説明する。
【0052】この図6に示すキャピラリチューブユニッ
ト5では、一方のキャピラリチューブ5aに対して、並
列に配置された他のキャピラリチューブ5bが設けら
れ、この他のキャピラリチューブ5bには、その上流及
び下流に冷媒の流入を禁止または許可する一対の開閉弁
(制御弁)72、72が設けられている。
ト5では、一方のキャピラリチューブ5aに対して、並
列に配置された他のキャピラリチューブ5bが設けら
れ、この他のキャピラリチューブ5bには、その上流及
び下流に冷媒の流入を禁止または許可する一対の開閉弁
(制御弁)72、72が設けられている。
【0053】この図6に示す実施の形態によれば、上述
の実施の形態と同様に、冷房運転や暖房運転等に同期さ
せて開閉弁72、72を開閉するほか、冷房運転や暖房
運転に運転に関係なく、通常は他方のキャピラリチュー
ブに冷媒の流入を禁止するように開閉弁72、72を閉
じて、一方のキャピラリチューブ5aにのみ冷媒を流
し、この一方のキャピラリチューブ5aに付着や詰まり
が生じた場合に、開閉弁72、72を開いて他方のキャ
ピラリチューブ5bに冷媒を流す。このように、図6の
実施の形態では、他方のキャピラリチューブ5bを予備
的なものとして配置し、一方のキャピラリチューブ5a
が詰まったり、破損した場合等に流路を切換えて使用す
ることができる。この実施の形態によっても、キャピラ
リチューブユニット5全体として、冷媒による腐食やス
ラッジの詰まりを低減できるほか、他方のキャピラリチ
ューブを予備的に使用することができるから、キャピラ
リチューブにその他の損傷が生じた場合に、実質的に使
用するキャピラリチューブの交換をすることもできる。
の実施の形態と同様に、冷房運転や暖房運転等に同期さ
せて開閉弁72、72を開閉するほか、冷房運転や暖房
運転に運転に関係なく、通常は他方のキャピラリチュー
ブに冷媒の流入を禁止するように開閉弁72、72を閉
じて、一方のキャピラリチューブ5aにのみ冷媒を流
し、この一方のキャピラリチューブ5aに付着や詰まり
が生じた場合に、開閉弁72、72を開いて他方のキャ
ピラリチューブ5bに冷媒を流す。このように、図6の
実施の形態では、他方のキャピラリチューブ5bを予備
的なものとして配置し、一方のキャピラリチューブ5a
が詰まったり、破損した場合等に流路を切換えて使用す
ることができる。この実施の形態によっても、キャピラ
リチューブユニット5全体として、冷媒による腐食やス
ラッジの詰まりを低減できるほか、他方のキャピラリチ
ューブを予備的に使用することができるから、キャピラ
リチューブにその他の損傷が生じた場合に、実質的に使
用するキャピラリチューブの交換をすることもできる。
【0054】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
【0055】例えば、上述した実施の形態では、2成分
の混合冷媒である410Aまたは410Bを用いた場合
を例に説明したが、これに限らず、3成分の混合冷媒、
例えば、R134aを52Wt %、R125を25Wt
%、R32を23Wt %で混合した混合冷媒を用いても
よい。この場合にも、冷媒回路中の水が加水分解して、
酸、アルコール等を生成し、金属石鹸等のスラッジを生
じやすいことから、摩耗やスラッジの詰まりの低減に有
効である。
の混合冷媒である410Aまたは410Bを用いた場合
を例に説明したが、これに限らず、3成分の混合冷媒、
例えば、R134aを52Wt %、R125を25Wt
%、R32を23Wt %で混合した混合冷媒を用いても
よい。この場合にも、冷媒回路中の水が加水分解して、
酸、アルコール等を生成し、金属石鹸等のスラッジを生
じやすいことから、摩耗やスラッジの詰まりの低減に有
効である。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、四方切
換弁の切換で冷媒の流れ方向を換えることによって冷暖
房を可能にした空気調和機において、冷媒回路に一対の
キャピラリチューブを並列に配置するとともに、それぞ
れのキャピラリチューブには一方向弁を設けて、冷媒の
流れ方向に対応して流れるキャピラリチューブを異なる
構成としている。
換弁の切換で冷媒の流れ方向を換えることによって冷暖
房を可能にした空気調和機において、冷媒回路に一対の
キャピラリチューブを並列に配置するとともに、それぞ
れのキャピラリチューブには一方向弁を設けて、冷媒の
流れ方向に対応して流れるキャピラリチューブを異なる
構成としている。
【0057】従って、冷媒として混合冷媒、特にHFC
系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生しやすいが、そ
の場合でも冷房運転時と暖房運転時とで冷媒が流れるキ
ャピラリチューブが異なるため、一つのキャピラリチュ
ーブにかかる負荷を軽減でき、キャピラリチューブにお
ける冷媒による腐食やスラッジの付着による詰まりを低
減できる。
系冷媒を用いた場合にはスラッジが発生しやすいが、そ
の場合でも冷房運転時と暖房運転時とで冷媒が流れるキ
ャピラリチューブが異なるため、一つのキャピラリチュ
ーブにかかる負荷を軽減でき、キャピラリチューブにお
ける冷媒による腐食やスラッジの付着による詰まりを低
減できる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、冷媒回路
内には並列に配置された一対のキャピラリチューブと、
いずれかのキャピラリチューブに冷媒を流すように流路
を切換る切換弁とを設けた構成であるから、請求項1に
記載の発明と同様に、冷媒として混合冷媒、特にHFC
系冷媒を用いた場合において、冷房運転時と暖房運転時
とで冷媒が流れるキャピラリチューブが異なるため、一
つのキャピラリチューブにかかる負荷が軽減される。こ
のため、冷媒による腐食やスラッジの付着による詰まり
を低減できる。
内には並列に配置された一対のキャピラリチューブと、
いずれかのキャピラリチューブに冷媒を流すように流路
を切換る切換弁とを設けた構成であるから、請求項1に
記載の発明と同様に、冷媒として混合冷媒、特にHFC
系冷媒を用いた場合において、冷房運転時と暖房運転時
とで冷媒が流れるキャピラリチューブが異なるため、一
つのキャピラリチューブにかかる負荷が軽減される。こ
のため、冷媒による腐食やスラッジの付着による詰まり
を低減できる。
【0059】請求項3に記載の発明は、冷媒回路内に
は、並列に配置されたキャピラリチューブと、他方のキ
ャピラリチューブには冷媒の流入を禁止または許可する
開閉弁を設けた構成であるから、冷房運転や暖房運転等
の運転に関係なく、通常は他方のキャピラリチューブに
冷媒の流入を禁止するように開閉弁を閉じ、一方のキャ
ピラリチューブにのみ冷媒を流し、この一方のキャピラ
リチューブに付着や詰まりが生じた場合に、開閉弁を開
いて他方のキャピラリチューブに冷媒を流すことができ
る。従って、冷媒として混合冷媒、特にHFC系冷媒を
用いた場合において、他方のキャピラリチューブを予備
的に配置しているので、一方のキャピラリチューブにお
ける腐食やスラッジの付着による詰まりが生じた場合で
も他方のキャピラリチューブを使用することによって全
体として冷媒回路の腐食や詰まりを低減できる。
は、並列に配置されたキャピラリチューブと、他方のキ
ャピラリチューブには冷媒の流入を禁止または許可する
開閉弁を設けた構成であるから、冷房運転や暖房運転等
の運転に関係なく、通常は他方のキャピラリチューブに
冷媒の流入を禁止するように開閉弁を閉じ、一方のキャ
ピラリチューブにのみ冷媒を流し、この一方のキャピラ
リチューブに付着や詰まりが生じた場合に、開閉弁を開
いて他方のキャピラリチューブに冷媒を流すことができ
る。従って、冷媒として混合冷媒、特にHFC系冷媒を
用いた場合において、他方のキャピラリチューブを予備
的に配置しているので、一方のキャピラリチューブにお
ける腐食やスラッジの付着による詰まりが生じた場合で
も他方のキャピラリチューブを使用することによって全
体として冷媒回路の腐食や詰まりを低減できる。
【図1】本発明に適用される空気調和機の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す空気調和機の冷媒回路図である。
【図3】図1に示す空気調和機の制御回路図である。
【図4】キャピラリチューブユニットの回路図である。
【図5】他の実施の形態によるキャピラリチューブユニ
ットの回路図である。
ットの回路図である。
【図6】更に他の実施の形態によるキャピラリチューブ
ユニットの回路図である。
ユニットの回路図である。
1 圧縮機 3 四方切換弁 4 熱源側熱交換器 5 キャピラリチューブユニット 5a、5b キャピラリチューブ 70a、70b 一方向弁 71、71 切替弁 72、72 開閉弁(制御弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 友人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 進士 幹泰 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 孝浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 虻川 則男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番地5号 三洋電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 特性の異なる冷媒が少なくとも2種以上
混合された混合冷媒を、圧縮機、四方切換弁、利用側熱
交換器、キャピラリチューブ、熱源側熱交換器を有する
冷媒回路中を循環するように構成し、前記四方切換弁の
切換で利用側熱交換器による冷暖房を可能にした空気調
和機において、 前記冷媒回路には並列に一対のキャピラリチューブが配
置されており、一方のキャピラリチューブ側には一方向
の冷媒の流れのみを許可する一方の一方向弁が設けら
れ、他方のキャピラリチューブには他方向の冷媒の流れ
のみを許可する他方の一方向弁が設けられていることを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 特性の異なる冷媒が少なくとも2種以上
混合された混合冷媒を、圧縮機、四方切換弁、利用側熱
交換器、キャピラリチューブ、熱源側熱交換器を有する
冷媒回路中を循環するように構成し、前記四方切換弁の
切換で利用側熱交換器による冷暖房を可能にした空気調
和機において、 前記冷媒回路内には並列に配置された一対のキャピラリ
チューブと、いずれかのキャピラリチューブに冷媒を流
すように流路を切換る切換弁とが設けられていることを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 特性の異なる冷媒が少なくとも2種以上
混合された混合冷媒を、圧縮機、凝縮器、キャピラリチ
ューブ、蒸発器を有する冷媒回路中を循環するように構
成した空気調和機において、 前記冷媒回路内には、前記キャピラリチューブに並列に
配置された他のキャピラリチューブが設けられ、この他
のキャピラリチューブには冷媒の流入を禁止または許可
する開閉弁が設けられていることを特徴とする空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7239728A JPH0979701A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7239728A JPH0979701A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979701A true JPH0979701A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17049052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7239728A Pending JPH0979701A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0979701A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10288433A (ja) * | 1997-04-16 | 1998-10-27 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| JP2004293805A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| CN102506480A (zh) * | 2011-11-11 | 2012-06-20 | 广东美的电器股份有限公司 | 一种多联机空调热泵系统 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP7239728A patent/JPH0979701A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10288433A (ja) * | 1997-04-16 | 1998-10-27 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| JP2004293805A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| CN102506480A (zh) * | 2011-11-11 | 2012-06-20 | 广东美的电器股份有限公司 | 一种多联机空调热泵系统 |
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