JPH09138456A - 近接撮影用アダプタ - Google Patents
近接撮影用アダプタInfo
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- JPH09138456A JPH09138456A JP29453095A JP29453095A JPH09138456A JP H09138456 A JPH09138456 A JP H09138456A JP 29453095 A JP29453095 A JP 29453095A JP 29453095 A JP29453095 A JP 29453095A JP H09138456 A JPH09138456 A JP H09138456A
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Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
プタを提供する。 【解決手段】 アダプタ本体21,基部22,及びヒン
ジ部23a,23bは、樹脂により一体成形されてい
る。アダプタ本体21にはピントセット位置を通常の被
写体距離よりも近距離側に変更する補助レンズ35と、
被写体光の一部を反射する凸面状のハーフミラー36と
が取り付けられ、マスク部37が一体に設けられてい
る。マスク部37の中央部には最も小さな穴38aが主
に形成され、中央部から離れるにしたがってより大きな
穴38b,38cが形成されている。アダプタ本体21
は、ヒンジ部23a,23bを軸にして、基部22の前
面に起伏自在であり、倒伏したときに補助レンズ35,
ハーフミラー36,マスク部37がそれぞれ撮影レン
ズ,ファインダ対物窓,ストロボ発光部の前面に配置さ
れる。
Description
が通常の被写体距離で固定されたカメラに取り付けて用
いられ、近接撮影を可能にするアダプタに関するもので
ある。
や機能に応じて非常に多くの種類のものが製造され、販
売されている。最近では、手軽に写真撮影を楽しむこと
ができるように、本出願人によりレンズ付きフイルムユ
ニットが製造販売されている。レンズ付きフイルムユニ
ットは、撮影レンズやシャッタ装置などの撮影機構を組
み込んだユニット本体に予め未露光の写真フイルムを内
蔵させたもので、面倒な写真フイルムの装填操作を行う
ことなく、購入したその場ですぐに写真撮影ができるよ
うにしたものである。また撮影後にもそのまま現像取扱
い店に出せばよいという簡便性から、このレンズ付きフ
イルムユニットは一般に広く利用されている。
おいても、例えば「Super写ルンですHi」(商品
名)等のように基本的な撮影機構のみを組み込んだもの
から、「Super写ルンですFlash」(商品名)
等のようにストロボ装置を備え、夜間や室内での撮影を
可能にしたものなど様々な種類があり、ユーザーは用途
に応じたものを選択することができる。最近では、手軽
に撮影できるというだけではなく、レンズ付きフイルム
ユニットを用いながらも、ポートレート写真を撮った
り、あるいはペットや植物をクローズアップして撮影す
る等、至近距離にある被写体を撮影したいという要望が
増えている。
ムユニットは、低価格で提供できることを利点としてお
り、可能な限りローコストで製造する必要性から、非常
に簡単な構成となっている。このため、レンズ付きフイ
ルムユニットにおいては、撮影レンズは一定径の絞り開
口が形成されたレンズホルダー上に位置決め保持されて
おり、そのピントセット位置を変化させることはできな
い。しかも、撮影レンズのピントセット位置は、より多
くの撮影機会において標準的な撮影が行えるように設定
されており、一般的に被写界深度を考慮したうえで被写
体距離1m〜∞にピントがあうように構成されている。
このため、レンズ付きフイルムユニットでは、被写体距
離が1mよりも近くなるとピントをあわせることが不可
能となり、その像を写真フイルム上に鮮鋭に結像させる
ことはできない。
は、ピントセット位置を通常よりも近距離側に変更する
補助レンズを備えた専用のアダプタが用意されており、
これを撮影レンズの前面に取り付けることで近接撮影が
可能となる。もちろん、レンズ付きフイルムユニットに
おいてもこの方法を用いることは可能ではあるが、前述
したようにレンズ付きフイルムユニットは低価格で提供
できることを利点としているため、これに用いるアダプ
タについても可能な限りローコストで製造し、より安価
に提供されることが要求される。
フイルムユニットでは、ストロボの発光量は、被写体距
離1m〜4mの被写体が適正露光されるように予め決め
られている。したがって、このレンズ付きフイルムユニ
ットを用いて至近距離からストロボ撮影を行うと、被写
体輝度が過大となり、露光オーバーとなってしまう。し
かも、ストロボ光は、通常の被写体距離での撮影範囲内
に均一に照射されるように配光特性が決められているた
め、通常よりも近距離側に設定された撮影範囲内におい
ては、その中央部に集光してしまい、周辺部との光量差
が大きくなる。これにより、得られるプリント写真は、
その中央部が極端に白くなってしまう。
もので、近接撮影を可能にし、しかも安価に製造できる
近接撮影用アダプタを提供することを目的とする。
に、請求項1ないし請求項3に記載の近接撮影用アダプ
タは、本体部の前面に着脱されるアダプタ本体と、この
アダプタ本体に固定された補助レンズ及びマスク部材と
から構成され、アダプタ本体の装着により補助レンズが
撮影レンズの前面に位置してピントセット位置を通常の
被写体距離よりも近距離側に変更し、かつマスク部材は
ストロボ発光窓の前面を覆ってストロボ光を減光すると
ともに、この減光の度合をストロボ発光窓の周辺部より
も中央部で大きくするものである。また、マスク部材は
遮光板に複数の開口を開けて構成し、ストロボ発光窓の
周辺部からのストロボ光を通過させる開口よりも中央部
からのストロボ光を通過させる開口を小さくするのがよ
い。さらに、アダプタ本体に、その装着時に本体部の前
面に設けられたファインダ対物窓を覆い、前面に凸面を
向けたハーフミラーを設け、その反射像を観察して前面
側からのフレーミングができるようにするのがよい。
撮影用アダプタは、アダプタ本体が本体部の前面に装着
される基板に対して起伏自在であり、アダプタ本体の起
立により補助レンズ,マスク部材,ハーフミラーがそれ
ぞれ撮影レンズ,ストロボ発光窓,ファインダ対物窓の
前面から退避して通常の被写体距離での撮影が可能とな
るものである。なお、基板及びアダプタ本体はプラスチ
ックで一体成形するのがよい。また、基板をゴム紐によ
って本体部の前面に固定するとともに、このゴム紐の引
張力によってアダプタ本体を起立する方向に付勢してお
くのがよい。
付きフイルムユニットの一例を示すものである。ユニッ
ト本体11は主にプラスチック成形され、全体を外装体
12によって覆われている。外装体12は、レンズ付き
フイルムユニット10の外観を綺麗にするためのもので
あり、外面に印刷が施された紙箱等が用いられる。外装
体12の所要部には、撮影レンズ13,ファインダ対物
窓14,ストロボ発光部15,ストロボ充電スイッチ1
6,シャッターボタン17,巻上げノブ18,及びカウ
ンタ窓19等を外部に露呈させるための開口が設けられ
ており、この外装体12をユニット本体11に被せたま
まの状態で撮影操作が行えるようになっている。撮影レ
ンズ13は、被写体距離が1m〜∞で撮影が可能となる
ように、そのピントセット位置が被写体距離5m〜6m
程度に設定されている。またストロボ発光部15からは
ストロボ光が放出され、その光量はプリント時の補正を
考慮して、被写体距離1m〜3mの被写体が適正露光と
なるように決められている。また、被写体距離1m〜3
mでの撮影範囲内に均一にストロボ光が照射されるよう
に、ストロボ光の配光特性が決められている。
ユニット10に取り付けて用いる本発明の近接撮影用ア
ダプタを示すものである。近接撮影用アダプタ20は、
アダプタ本体21及び基部22と、これらを連絡するた
めの一対のヒンジ部23a,23bとから構成されてい
る。アダプタ本体21,基部22,及びヒンジ部23
a,23bは、樹脂により一体成形されている。ヒンジ
部23a,23bはアダプタ本体21及び基部22より
も薄肉に形成されており、このヒンジ部23a,23b
で屈曲自在となっている。アダプタ本体21には、ヒン
ジ部23a,23bと近接する位置に一対の通し穴24
a,24bが形成されている。この通し穴24a,24
bには、表面側からゴム紐25の両端部25a,25b
が挿通され、裏面側で結び玉を形成してゴム紐25が固
定される。また基部22には、ヒンジ部23a,23b
とは反対側の端縁部に、ゴム紐25の中央部25cを係
止するためのフック27が設けられている。
すように、レンズ付きフイルムユニット10の前面に基
部22で撮影レンズ13及びファインダ対物窓14を覆
うように取り付けられ、ゴム紐25をレンズ付きフイル
ムユニット10の背面側から廻してフック27に掛ける
ことで固定される。アダプタ本体21は、ヒンジ部23
a,23bを軸にして、基部22の前面に重ね合わせら
れる近接位置(同図(A)参照)と、基部22の上方に
跳ね上げられた標準位置(同図(B)参照)との間で揺
動自在になっている。そして近接撮影用アダプタ20が
レンズ付きフイルムユニット10の前面に取り付けられ
ると、アダプタ本体21はゴム紐25の引張力によって
標準位置側に付勢されている。
タ本体21とには一対の係合爪28a,28bが設けら
れており、これらが互いに係合したときにアダプタ本体
21がゴム紐25の引張力に抗して近接位置で位置決め
保持される。基部22側の係合爪28aの周囲にはスリ
ット28cが形成されており、係合爪28aの前面28
dを押圧すると、係合爪28aが撓んで係合爪28bと
の係合が解除される。基部22にはヒンジ部23a,2
3bの間に突起29が設けられており、アダプタ本体2
1が近接位置から標準位置側に移動したときに、この突
起29がアダプタ本体21に当接して更なる移動を阻止
する。これにより、アダプタ本体21は標準位置で位置
決めされる。なお、アダプタ本体21の周辺部には裏面
側に突出した外周壁21aが設けられており、アダプタ
本体21が近接位置に位置決めされたときに、外周壁2
1aが基部22の側方に覆い被さり、基部22とアダプ
タ本体21との間に外光が入り込むことを防止してい
る。
ト10の前面に露呈している撮影レンズ13及びファイ
ンダ対物窓14をそれぞれ露呈させるための2つの露呈
開口31,32が形成されている。またアダプタ本体2
1には、2つの開口33,34が形成されている。これ
らの開口33,34は、アダプタ本体21が近接位置に
位置決めされたときに、基部22に設けられた露呈開口
31,32と各々対峙する位置に形成されており、開口
33には補助レンズ35が、また開口34には被写体光
の一部を反射する凸面状のハーフミラー36がそれぞれ
嵌め込まれている。補助レンズ35は、ピントセット位
置を通常の被写体距離よりも近距離側に変更するもの
で、焦点距離fが80mm〜800mm程度のレンズを
用いればよい。本実施形態では、焦点距離が32mm程
度の撮影レンズ13と併用したときに、被写界深度を考
慮して被写体距離0.5mで撮影が可能となるように、
焦点距離fが500mmのレンズを補助レンズ35とし
て用いた。またハーフミラー36は、凸面の曲率半径R
を小さくするほどこのハーフミラー36上に映る範囲が
広がり、逆に曲率半径Rを大きくすると映る範囲が狭ま
る。本実施形態においては、被写体距離0.5mでの撮
影範囲がこのハーフミラー36上に丁度映るように曲率
半径Rを設定した。
てマスク部37が一体に設けられている。マスク部37
には、大きさの異なる3種類の穴38a,38b,38
cが複数形成されている。マスク部37の中央部には最
も小さな穴38aが主に形成され、中央部から離れるに
したがってより大きな穴38b,38cが形成されてい
る。このマスク部37は、アダプタ本体21が近接位置
に位置決めされたときにストロボ発光部15の前面に配
置され、ストロボ発光部15から放たれたストロボ光の
光束の一部を遮る。
a,38b,38cの占める面積に反比例するので、面
積が最も小さくなる中央部で最も多くなり、面積が最も
大きくなる周辺部に近づくにしたがって減少する。穴3
8a,38b,38cの各々の大きさ及び形成個数は、
ストロボ発光部15から放たれるストロボ光の光量,拡
散の程度,及び主要被写体までの距離に応じて定めれば
よい。発明者らの測定によれば、通常の被写体距離でス
トロボ撮影を行って被写体が適正露光となる光量のスト
ロボ光を放出した場合、被写体距離0.5mの被写体に
対しては、ストロボ光を(1/10)〜(1/5)光量
の範囲内に減光すれば、実用上問題のない露光量の被写
体像を得られることが確認されている。また、ストロボ
発光部15から放たれるストロボ光は、ストロボ発光部
15の周辺部での光量が中央部の光量の50%以上であ
れば、被写体距離1mよりも近距離に規定された撮影範
囲内にほぼ均一に照射されることが確認された。そこ
で、本実施形態においては、ストロボ発光部15から放
たれるストロボ光のうち90%の光束を遮り、10%光
量のストロボ光のみが被写体に向けて照射されるように
した。また、マスク部37の周辺部を通過するストロボ
光の光量が中央部を通過する光量の65%程度となるよ
うに、穴38a,38b,38cの大きさ,形成個数,
及び配置を決定した。そして図4に示すように、マスク
部37の縦横の長さA,Bを各々14.0mm,24.
5mm、穴38a,38b,38cの各径をそれぞれ
1.0mm,1.8mm,2.5mmとし、穴38a,
38b,38cの形成個数をそれぞれ8個,16個,8
個とした。また、穴38a,38b,38cの配置は図
4に示したとおりである。
タ20の製造工程においては、まずアダプタ本体21,
基部22,及びヒンジ部23a,23bが樹脂により成
形される。次に、アダプタ本体21の開口33,34に
背面側から補助レンズ35とハーフミラー36とが嵌め
込まれる。この後、ゴム紐25の両端部25a,25b
が、アダプタ本体21の通し穴24a,24bに表面側
から挿通され、裏面側で結び玉が形成される。これによ
り、ゴム紐25がアダプタ本体21に固定される。そし
て、基部22の表面にアダプタ本体21の裏面が当接す
るようにヒンジ部23a,23bを折り曲げ、一対の係
合爪28a,28bを係合させると、近接撮影用アダプ
タ20が完成する。
1,基部22,及びヒンジ部23a,23bが一体に成
形され、単一部品となっているので、その取り扱いが容
易である。また、アダプタ本体21上に補助レンズ3
5,ハーフミラー36,及びゴム紐25の3部品を組み
付けるだけなので、複雑な工程を要することなく、簡単
に近接撮影用アダプタ20を組み立てることができる。
しかも、構成部品数が少ないので、部材管理が簡便にな
る。さらに、ゴム紐25は廉価で入手がし易いので近接
撮影用アダプタ20をより安価に製造することができ
る。
フイルムユニット10に取り付ける場合には、まず基部
22の裏面をレンズ付きフイルムユニット10の前面に
当接させ、開口31,32内に撮影レンズ13及びファ
インダ対物窓14が入り込むように位置決めする。そし
て、ゴム紐25の中央部25cを引っ張り、レンズ付き
フイルムユニット10の上面,背面,及び底面に廻して
フック27に掛けると、近接撮影用アダプタ20がレン
ズ付きフイルムユニット10の前面に固定される。
撮影を行うときには、撮影者は、まず巻上げノブ18の
回動がロックされるまで回動操作し、撮影準備が完了し
てシャッターチャージ状態にあることを確認する。
きには、アダプタ本体21を近接位置に移動し、係合爪
28a,28bを係合させて基部22の前面に固定す
る。これにより、撮影レンズ13及びファインダ対物窓
14の前面に、それぞれ補助レンズ35及びハーフミラ
ー36が配置される。また、ストロボ発光部15の前面
にはマスク部37が配置される。そしてストロボ撮影を
併せて行うときには、ストロボ充電スイッチ16を押圧
してストロボ発光用の電荷を充電する。
0を自身に向けて構え、ハーフミラー36を観察しなが
ら、このハーフミラー36上に自身の像が収まるように
フレーミングする。この後シャッターボタン17を押圧
すると、ストロボ発光部15からストロボ光が放出さ
れ、このストロボ光を照射された撮影者の像が写真フイ
ルムに露光される。
ズ35が配置され、ピントセット位置が通常の被写体距
離よりも近距離側に変更されているので、主要被写体で
ある撮影者の顔にピントがあっており、写真フイルム上
には鮮鋭な像が結像される。また、ストロボ発光部15
の前面にマスク部37が配置されているので、ストロボ
発光部15から放出されたストロボ光は光束の一部が遮
られ、穴38a,38b,38cを通過した光束のみが
被写体に照射される。したがって、至近距離にある撮影
者に照射されるストロボ光の光量が抑えられ、適正露光
の被写体像が得られる。またマスク部37は、その中央
部に小さな穴38aを主に形成し、中央部から離れるに
したがってより大きな穴38b,38cを配置している
ので、ストロボ発光部15から放たれ、マスク部37を
通過したストロボ光は、中央部と周辺部との光量差が小
さくなり、通常よりも近距離にある撮影範囲内の全域に
偏りなく照射される。したがって、写真フイルム上には
自然な被写体像が露光される。さらに、ハーフミラー3
6の表面が凸面状に形成され、被写体距離0.5mでの
撮影範囲が映るように構成されているので、このハーフ
ミラー36上に映った像とほぼ同じ構図の像が露光され
る。
う場合には、撮影者はアダプタ本体21を近接位置にセ
ットした後に、花に近接した位置でレンズ付きフイルム
ユニット10を構える。そして、ファインダ接眼窓(図
示せず)から覗き込んでフレーミングを行う。この際、
ファインダ対物窓14の前面にハーフミラー36が位置
しているが、このハーフミラー36は被写体光の一部を
反射するだけなので、撮影者は、ファインダ接眼窓,フ
ァインダ対物窓14,及びハーフミラー36を通して花
の像を容易に確認することができ、ハーフミラー36が
フレーミングの妨げとなることはない。そしてシャッタ
ーボタン17を押圧すると、花の像が写真フイルム上に
露光される。この場合においても、撮影レンズ13の前
面に補助レンズ35が位置し、ピントセット位置が通常
よりも近距離側に変更されているので、至近距離にある
花の像は写真フイルム上に鮮鋭に結像される。
係合爪28aの前面28dを押圧して係合爪28a,2
8bの係合を解除する。アダプタ本体21の上方にはゴ
ム紐25の端部25a,25bが係止され、ゴム紐25
の引張力によってアダプタ本体21が標準位置側に付勢
されているので、係合爪28a,28bの係合を解除す
ると同時に、アダプタ本体21が上方に跳ね上げられ
る。そして、アダプタ本体21が基部22とほぼ水平に
なるまで跳ね上げられ、その端部が基部22に設けられ
た突起29に当接すると、アダプタ本体21の移動が停
止する。これにより、撮影レンズ13及びファインダ対
物窓14の前面から補助レンズ35及びハーフミラー3
6が退避され、基部22の開口31,32から撮影レン
ズ13及びファインダ対物窓14が露呈する。また、ス
トロボ発光部15の前面からマスク部37が退避する。
トロボ充電スイッチ16を押圧してストロボ発光用の電
荷を充電する。この後、撮影者がファインダ接眼窓から
覗き込んでフレーミングを行い、シャッターボタン17
を押圧すると、ストロボ発光部15からストロボ光が放
出され、このストロボ光を照射された被写体像が撮影レ
ンズ13を通して写真フイルム上に露光される。この
際、撮影レンズ13の前面から補助レンズ35が退避
し、被写体距離1m〜∞でピントがあうようになってい
るので、写真フイルム上には鮮鋭な被写体像が結像され
る。また、ストロボ発光部15の前面からマスク部37
が退避しているので、ストロボ発光部15から放出され
たストロボ光の全光束が被写体に照射され、適正露光の
被写体像が得られる。
状の穴を形成する例について説明したが、開口の形状は
角形や矩形としてもよく、これらを混在させてもよい。
また、開口の大きさも3種類に限るものではなく、より
多くの種類の開口を組み合わせることで、ストロボ光の
配光性をより良化させることができる。さらに、開口の
内周壁に傾斜をもたせ、被写体側に近づくにしたがって
径が大きくなるようにるように形成してもよい。
プタをレンズ付きフイルムユニットに取り付けて用いる
場合について説明したが、本発明の近接撮影用アダプタ
は、レンズ付きフイルムユニットに限定されるものでは
なく、ピントセット位置を変化させることができず、近
接撮影が不可能なカメラであればいずれのカメラにでも
適用することができる。
のカメラに用いるアダプタについて説明したが、ストロ
ボ装置を備えていないカメラに用いる場合には、切換え
部にマスク部を設ける必要はない。
タによれば、アダプタ本体にピントセット位置を通常の
被写体距離よりも近距離側に変更する補助レンズと、ス
トロボ光を減光するマスク部材とを固定し、このアダプ
タ本体を本体部の前面に装着することで補助レンズとマ
スク部材とが撮影レンズ及びストロボ発光窓の前面に位
置決めされるので、このアダプタ本体を本体部に装着す
ればピントセット位置が通常よりも近距離側に変更され
るとともに、被写体に向けて照射されるストロボ光が減
光される。したがって、この状態で至近距離から撮影を
行えば、被写体にピントが合い、鮮鋭な被写体像を得る
ことができる。また、ストロボ撮影を併用したとして
も、近距離の被写体に過多光量のストロボ光が照射され
ることが防止され、適正露光の被写体像を得ることがで
きる。さらに、マスク部材によるストロボ光の減光量
を、ストロボ発光窓の周辺部よりも中央部で大きくして
あるので、このマスク部材を通過したストロボ光は、中
央部と周辺部との光量差が小さくなり、通常よりも近距
離側に規定された撮影範囲の全域に均一な光量で照射さ
れる。
射する凸面状のハーフミラーを取り付けておき、このア
ダプタ本体をカメラに装着したときにハーフミラーがフ
ァインダ対物窓を覆うようにしてあるので、ハーフミラ
ー上に撮影者自身が映るようにフレーミングを行えば、
自らの像を写真フイルムに鮮鋭に写し込むことができ
る。しかも、ハーフミラーが凸面を前面に向けて設けら
れているので、このハーフミラー上には通常よりも近距
離での撮影範囲の像が映る。したがって、ハーフミラー
上に映った像と同じ構図で被写体像が結像される。さら
に、ハーフミラーは被写体光の一部を反射するだけなの
で、このハーフミラーをファインダ対物窓の前面に配置
したままで、ファインダーを通して被写体を確認するこ
とができる。したがって、クローズアップ撮影を行う場
合においても、ハーフミラーがフレーミングの妨げとな
ることはない。
される基板に対して起伏自在とし、アダプタ本体の起立
により補助レンズ,マスク部材,ハーフミラーがそれぞ
れ撮影レンズ,ストロボ発光窓,ファインダ対物窓の前
面から退避して通常の撮影距離での撮影が可能となるの
で、このアダプタ本体の起伏によって通常撮影と近接撮
影とを切換えて行うことが可能となる。また、アダプタ
本体と基板とをプラスチックで一体に成形すると単一部
品として構成されるので、その取り扱いが容易になると
ともに、構成部品数が少なくなるので部材管理が簡便に
なり、安価に近接撮影用アダプタを製造することができ
る。しかも、アダプタ本体に補助レンズ及びハーフミラ
ーを組み付けるだけなので、複雑な工程を要することな
く、近接撮影用アダプタを簡単に組み立てることができ
る。また、焦点距離の異なる補助レンズを複数種類用意
しておき、撮影レンズのピントセット位置に応じた補助
レンズを選択して組み付けるようにすれば、同じ製造工
程で、様々な本体部に対応したアダプタを製造すること
ができる。
図である。
である。
ルムユニットに取り付けた状態を示す説明図で、(A)
はアダプタ本体が近接位置に、(B)はアダプタ本体が
標準位置に位置決めされている状態を表している。
外観図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ストロボ発光窓と、ピントセット位置が
通常の被写体距離に固定された撮影レンズとが組み込ま
れた本体部の前面に着脱自在に取りつけられる近接撮影
用アダプタにおいて、 本体部の前面に着脱されるアダプタ本体と、このアダプ
タ本体に固定された補助レンズ及びマスク部材とからな
り、アダプタ本体の装着により前記補助レンズは前記撮
影レンズの前面に位置してピントセット位置を前記通常
の被写体距離よりも近距離側に変更し、かつ前記マスク
部材はストロボ発光窓の前面を覆ってストロボ光を減光
するとともに、この減光の度合をストロボ発光窓の周辺
部よりも中央部で大きくすることを特徴とする近接撮影
用アダプタ。 - 【請求項2】 前記マスク部材は遮光板に複数の開口を
開けて構成され、ストロボ発光窓の周辺部からのストロ
ボ光を通過させる開口よりも中央部からのストロボ光を
通過させる開口を小さくしたことを特徴とする請求項1
記載の近接撮影用アダプタ。 - 【請求項3】 前記アダプタ本体は、その装着時に前記
本体部の前面に設けられたファインダ対物窓を覆い、前
面に凸面を向けたハーフミラーを備え、その反射像を観
察して前面側からのフレーミングができるようにしたこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の近接撮影用アダプ
タ。 - 【請求項4】 前記アダプタ本体は前記本体部の前面に
装着される基板に対して起伏自在であり、アダプタ本体
の起立により前記補助レンズ,マスク部材,ハーフミラ
ーはそれぞれ撮影レンズ,ストロボ発光窓,ファインダ
対物窓の前面から退避して通常の被写体距離での撮影が
可能となることを特徴とする請求項3記載の近接撮影用
アダプタ。 - 【請求項5】 前記基板及びアダプタ本体はプラスチッ
クで一体成形されていることを特徴とする請求項4記載
の近接撮影用アダプタ。 - 【請求項6】 前記基板をゴム紐によって前記本体部の
前面に固定するとともに、前記ゴム紐の引張力によって
前記アダプタ本体を起立する方向に付勢してあることを
特徴とする請求項4又は5記載の近接撮影用アダプタ。
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|---|---|---|---|
| JP29453095A JP3623565B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 近接撮影用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29453095A JP3623565B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 近接撮影用アダプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09138456A true JPH09138456A (ja) | 1997-05-27 |
| JP3623565B2 JP3623565B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=17808981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29453095A Expired - Fee Related JP3623565B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 近接撮影用アダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3623565B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6233404B1 (en) | 1998-10-09 | 2001-05-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Electronic flash device for camera |
| JP2003270710A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 接写用凸レンズを具えた撮像機器 |
| WO2013011641A1 (ja) * | 2011-07-19 | 2013-01-24 | 株式会社島津製作所 | 放射線断層撮影装置 |
| JP5165762B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2013-03-21 | パナソニック株式会社 | ドーム型カメラ |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP29453095A patent/JP3623565B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US8582024B2 (en) | 2008-09-09 | 2013-11-12 | Panasonic Corporation | Dome camera |
| WO2013011641A1 (ja) * | 2011-07-19 | 2013-01-24 | 株式会社島津製作所 | 放射線断層撮影装置 |
| JP5633651B2 (ja) * | 2011-07-19 | 2014-12-03 | 株式会社島津製作所 | 放射線断層撮影装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3623565B2 (ja) | 2005-02-23 |
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