JPH1138480A - 近接撮影用アダプター - Google Patents

近接撮影用アダプター

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Publication number
JPH1138480A
JPH1138480A JP19852597A JP19852597A JPH1138480A JP H1138480 A JPH1138480 A JP H1138480A JP 19852597 A JP19852597 A JP 19852597A JP 19852597 A JP19852597 A JP 19852597A JP H1138480 A JPH1138480 A JP H1138480A
Authority
JP
Japan
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strobe light
adapter
lens
photographing
close
Prior art date
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Pending
Application number
JP19852597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Haniwara
寛二 埴原
Kunioki Omura
国興 大村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP19852597A priority Critical patent/JPH1138480A/ja
Publication of JPH1138480A publication Critical patent/JPH1138480A/ja
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  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ストロボ光の減光効果および写真性を損なう
ことなく、デザインの異なるものを豊富に揃えることが
できる近接撮影用アダプターを提供する。 【解決手段】 アダプタ本体31には補助レンズ44,
ハーフミラー45,減光板47が取り付けられており、
アダプタ本体31がレンズ付きフイルムユニット20の
前面に位置決めされると、各々が撮影レンズ23,ファ
インダ対物窓24,ストロボ発光窓25の前面に配置さ
れる。減光板47は遮光性を有する樹脂からなり、複数
の穴48a〜48cが形成されている。穴48a〜48
cは、減光板47の裏面側から表面側に向けて徐々に径
が大きくなる円錐台形状に形成されている。ストロボ発
光窓25から放出されたストロボ光は、光束の一部が減
光板47によって遮られて減光されるとともに、穴48
a〜48cの傾斜した内周面で乱反射して拡散され、撮
影範囲内に均一に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピントセット位置
が通常の被写体距離で固定されたカメラに取り付けて用
いられ、近接撮影を可能にするアダプターに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、写真撮影用のカメラとしては用途
や機能に応じて非常に多くの種類のものが販売されてい
る。最近では、手軽に写真撮影を楽しむことができるよ
うに、本出願人によりレンズ付きフイルムユニットが販
売されている。レンズ付きフイルムユニットは、撮影レ
ンズやシャッタ装置などの撮影機構を組み込んだユニッ
ト本体に予め未露光の写真フイルムを内蔵させたもの
で、購入したその場ですぐに写真撮影ができ、また撮影
後にもそのまま現像取扱い店に出せばよいという簡便性
から、一般に広く利用されている。このレンズ付きフイ
ルムユニットにおいても、例えば「Super写ルンで
すHi」(商品名)等のように基本的な撮影機構のみを
組み込んだものから、「Super写ルンですFlas
h」(商品名)等のようにストロボ装置を備え、夜間や
室内での撮影を可能にしたものなど様々な種類があり、
ユーザーは用途に応じたものを選択することができる。
【0003】また最近では、手軽に撮影できるというだ
けではなく、レンズ付きフイルムユニットを用いながら
も、ポートレート写真を撮ったり、あるいはペットや植
物をクローズアップして撮影できるようにしたアダプタ
ーが本出願人により販売されている。このアダプター
は、ピントセット位置を通常よりも近距離側に変更する
補助レンズを備えており、これをレンズ付きフイルムユ
ニットの撮影レンズの前面に取り付けて用いることで至
近距離にある被写体の撮影を可能にする。
【0004】図6は、レンズ付きフイルムユニットに取
り付けて用いる近接撮影用のアダプターを示すものであ
る。近接撮影用アダプター(以下、単にアダプターとす
る)10は、アダプタ本体11及び基部12と、これら
を連絡するための屈曲自在な一対のヒンジ部13a,1
3bとから構成され、遮光性を有する樹脂により一体に
成形されている。このアダプター10は、レンズ付きフ
イルムユニット5の前面に露呈している撮影レンズ6お
よびファインダ対物窓7を基部12で覆うように、レン
ズ付きフイルムユニット5の前面に取り付けられる。基
部12には、撮影レンズ6およびファインダ対物窓7を
それぞれ露呈させるための2つの露呈開口14,15が
形成されている。
【0005】アダプタ本体11は、ヒンジ部13a,1
3bを軸にして、基部12の上方に跳ね上げられる標準
位置(同図(A)参照)と、基部12の前面に重ね合わ
せられる近接位置(同図(B)参照)との間で揺動自在
になっている。アダプタ本体11には、撮影レンズ6と
併用したときにピントセット位置を通常の被写体距離よ
りも近距離側に変更する補助レンズ16と、被写体光の
一部を反射する凸面状のハーフミラー17とが取り付け
られている。また、アダプタ本体11には側方に突出し
たマスク部18が一体に設けられており、アダプタ本体
11が近接位置に位置決めされたときにストロボ発光窓
8の前面に位置決めされる。マスク部18には複数の穴
19が形成されており、ストロボ発光窓8から放たれた
ストロボ光の光束のうち穴19を通過した光束のみが被
写体に照射される。これにより、至近距離にある被写体
に照射されるストロボ光の光量が抑えられ、露光オーバ
ーとなることが防止される。
【0006】レンズ付きフイルムユニット5にアダプタ
ー10を取り付け、アダプタ本体11を近接位置に位置
決めすると、撮影レンズ6の前面に補助レンズ16が配
置され、ピントセット位置が通常の被写体距離よりも近
距離側に変更される。これにより、至近距離にある被写
体にピントが合い、写真フイルム上には鮮鋭な像が結像
される。また、ストロボ発光窓8の前面にマスク部18
が配置されるので、ストロボ発光窓8から放出されて被
写体に達するストロボ光の光量が抑えられ、適正露光の
被写体像が得られる。一方、アダプタ本体11を標準位
置に位置決めすると、補助レンズ16,ハーフミラー1
7,およびマスク部18が、それぞれ撮影レンズ6,フ
ァインダ対物窓7,およびストロボ発光窓8の前面から
退避するので、通常のピントセット位置での撮影が可能
となる。
【0007】このようなアダプターにおいても、様々な
色のものや、あるいは透明性を備えたものなど、様々な
デザインのものを揃えておき、ユーザーが好みのものを
選択できるようにしておくことが望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
アダプター10では、マスク部18がアダプタ本体11
に一体に成形されるので、アダプター10の成形材料と
して、例えば光透過性を有する透明な樹脂を用いた場合
には、マスク部18も透明に構成されてしまい、ストロ
ボ光の減光効果が得られなくなる。また、成形材料とし
て着色された樹脂を用いた場合には、ストロボ撮影を行
った際に、マスク部18を通過したストロボ光がアダプ
ター10と同じ色の有色光となりやすく、被写体の色を
変化させてしまう。
【0009】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、ストロボ光の減光効果および写真性を損なうこと
なく、デザインの異なるものを豊富に揃えることができ
る近接撮影用アダプターを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の近接撮影用アダプターは、本体部の前面に装
着されるアダプタ本体に、撮影レンズの前面に位置決め
され、ピントセット位置を通常の被写体距離よりも近距
離側に変更する補助レンズを固定するとともに、ストロ
ボ発光窓の前面を覆う位置に、遮光性を有する樹脂から
なり、ストロボ発光窓から放出されたストロボ光の光束
の一部を通過させる穴が複数形成された減光板を取り付
けて構成するものである。なお、減光板に形成する穴
は、減光板のストロボ発光窓と対向する裏面側から被写
体と対向する表面側に向けて徐々に径が大きくなる円錐
台形状に形成するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図5は、ストロボ内蔵型のレンズ
付きフイルムユニットの外観を示すものである。レンズ
付きフイルムユニット20は、ユニット本体21の中央
部に外装用のラベル22を巻き付けて構成される。ユニ
ット本体21は主にプラスチック成形され、前面に撮影
レンズ23,ファインダ対物窓24,ストロボ発光窓2
5,ストロボ充電スイッチ26が、また上面にはシャッ
タボタン27,巻き上げノブ28,およびカウンタ窓2
9がそれぞれ設けられている。ラベル22はレンズ付き
フイルムユニット20の外観を綺麗にするためのもの
で、表面に化粧用の印刷が施されている。ラベル22の
所要部には、ユニット本体21に設けられた撮影レンズ
23,ファインダ対物窓24,およびカウンタ窓29を
外部に露呈させるための開口が設けられており、このラ
ベル22をユニット本体21に巻き付けたままの状態で
撮影操作ができるようになっている。
【0012】撮影レンズ23は、被写体距離が1m〜無
限遠の範囲で撮影が可能となるように、そのピントセッ
ト位置が被写体距離5m〜6m程度に設定されている。
またストロボ発光窓25からはストロボ光が放出され、
その光量はプリント時の補正を考慮して、被写体距離1
m〜4mの被写体が適正露光となるように決められてい
る。また、被写体距離1m〜4mでの撮影範囲内に均一
にストロボ光が照射されるように、ストロボ光の配光特
性が決められている。
【0013】図1および図2は、レンズ付きフイルムユ
ニット20に取り付けて用いる本発明の近接撮影用アダ
プターを示すものである。近接撮影用アダプター(以
下、単にアダプターとする)30は、アダプタ本体31
および基部32と、これらを連絡するための一対のヒン
ジ部33a,33bと、アダプター30をレンズ付きフ
イルムユニット20に固定するためのゴム紐34とから
構成されている。アダプタ本体31,基部32,および
ヒンジ部33a,33bは、樹脂により一体成形され
る。
【0014】アダプタ本体31には、ヒンジ部33a,
33bと近接する位置に一対の通し穴35a,35bが
形成されている。この通し穴35a,35bには、表面
側(図1中裏側)からゴム紐34の両端部34a,34
bが挿通され、裏面側(図1中表側)で結び玉を形成し
てゴム紐34が固定される。また基部32には、ヒンジ
部33a,33bとは反対側の端縁部に、ゴム紐34の
中央部34cを係止するためのフック36が設けられて
いる。アダプター30は、基部32で撮影レンズ23お
よびファインダ対物窓24を覆うように、レンズ付きフ
イルムユニット20の前面に取り付けられ、ゴム紐34
をレンズ付きフイルムユニット20の背面側から廻して
フック36に掛けることで固定される。
【0015】ヒンジ部33a,33bは、アダプタ本体
31および基部32よりも肉厚が薄く形成されており、
屈曲自在となっている。これにより、アダプタ本体31
は、ヒンジ部33a,33bを軸にして、基部32の上
方に跳ね上げられた標準位置(図2(A)参照)と、基
部32の前面に重ね合わせられる近接位置(図2(B)
参照)との間で揺動自在になっている。そして、アダプ
ター30がレンズ付きフイルムユニット20の前面に取
り付けられると、アダプタ本体31はゴム紐35の引張
力によって標準位置側に付勢される。
【0016】アダプタ本体31と基部32とには一対の
係合爪37a,37bが設けられており、これらが互い
に係合したときにアダプタ本体31がゴム紐35の引張
力に抗して近接位置で位置決め保持される。基部32側
の係合爪37bの周囲にはスリット38が形成されてお
り、係合爪37bの前面に突設されたボタン部39を押
圧すると、係合爪37bが撓んで係合爪37aとの係合
が解除される。
【0017】基部32には、レンズ付きフイルムユニッ
ト20の前面に露呈している撮影レンズ23およびファ
インダ対物窓24を一体に露呈させるための露呈開口4
0が形成されている。
【0018】アダプタ本体31には2つの開口41,4
2が形成されているとともに、側方に突出したマスク部
43が一体に設けられている。開口41には補助レンズ
44が、また開口42には被写体光の一部を反射する凸
面状のハーフミラー45がそれぞれ嵌め込まれる。ま
た、マスク部43には開口46が形成されており、この
開口46内に減光板47が嵌め込まれる。補助レンズ4
4,ハーフミラー45,および減光板47は、アダプタ
ー30がレンズ付きフイルムユニット20に取り付けら
れ、アダプタ本体31が近接位置に位置決めされたとき
に、レンズ付きフイルムユニット20の撮影レンズ2
3,ファインダ対物窓24,およびストロボ発光窓25
のそれぞれと対峙する位置に設けられている。
【0019】補助レンズ44は、ピントセット位置を通
常の被写体距離よりも近距離側に変更するためのもの
で、焦点距離が80mm〜800mm程度のレンズが用
いられる。本実施形態では、撮影レンズ23と併用した
ときに、被写界深度を考慮して被写体距離0.5mの位
置にピントが合うように、焦点距離が500mmのレン
ズを補助レンズ44として用いた。
【0020】ハーフミラー45は、被写体と同じ方向か
ら撮影範囲を確認するためのもので、凸面をアダプタ本
体31の表面側に向けて嵌め込まれる。このハーフミラ
ー45は、凸面の曲率半径を小さくするほどこのハーフ
ミラー45上に映る範囲が広がり、逆に曲率半径を大き
くすると映る範囲が狭くなる。本実施形態においては、
被写体距離0.5mでの撮影範囲がこのハーフミラー4
5上に丁度映るように曲率半径を設定した。
【0021】減光板47は、遮光性を有する樹脂により
射出成形される。図3に拡大して示すように、減光板4
7には大きさの異なる3種類の穴48a,48b,48
cが複数形成されており、減光板47の中央部には最も
小さな穴48aが主に形成され、中央部から離れるにし
たがってより大きな穴48b,48cが形成されてい
る。また図4に示すように、穴48a〜48cは、各々
の径が減光板47の裏面47b側から表面47a側に向
けて徐々に大きくなる円錐台形状に形成されている。こ
の減光板47は、ストロボ発光窓25の前面に配置され
たときに、ストロボ発光窓25から放たれたストロボ光
の光束の一部を遮り、被写体に照射するストロボ光の光
量を減少させる。また、穴48a〜48c部を通過した
光束は、穴48a〜48cの傾斜した内周面49a〜4
9bで乱反射して拡散され、撮影範囲内に均一に照射さ
れる。
【0022】ところで、減光板47の各部での遮光量は
穴48a〜48cの占める面積に反比例するので、占有
面積が最も小さくなる中央部で最も多くなり、占有面積
が最も大きくなる周辺部に近づくにしたがって減少す
る。したがって、穴48a〜48cの各々の大きさ,形
成個数,および配置は、ストロボ発光窓25から放たれ
るストロボ光の光量,拡散の程度,および主要被写体ま
での距離に応じて定めればよい。発明者らの測定によれ
ば、被写体距離1m〜4mでストロボ撮影を行って被写
体が適正露光となる光量のストロボ光を放出した場合、
被写体距離0.5mの被写体に対しては、ストロボ光を
(1/10)〜(1/5)光量の範囲内に減光すれば実
用上問題のない露光量の被写体像を得られることが確認
されている。また、ストロボ発光窓25から放たれるス
トロボ光は、ストロボ発光窓25の周辺部での光量が中
央部の光量の50%以上であれば、被写体距離1mより
も近距離に規定された撮影範囲内にほぼ均一に照射され
ることが確認された。そこで本実施形態においては、ス
トロボ発光窓25から放たれるストロボ光のうち90%
の光束を遮り、10%光量のストロボ光のみが被写体に
向けて照射されるようにした。また、減光板47の周辺
部を通過するストロボ光の光量が中央部を通過する光量
の65%程度となるように、穴48a〜48cの各々の
大きさ,形成個数,および配置を決定した。そして図3
および図4に示すように、減光板47の縦横の長さA,
Bおよび厚さCをそれぞれ14.0mm,23.9m
m,1.5mm、減光板47の裏面47b側での穴48
a〜48cの各径φ1,φ2,φ3をそれぞれ0.8m
m,1.8mm,2.3mmとし、穴48a〜48cの
形成個数をそれぞれ8個,10個,8個とした。また、
穴48a〜48cの配置は図3に示したとおりである。
【0023】また、穴48a〜48cを通過した光束の
拡散の程度は、穴48a〜48cの内周面49a〜49
cの傾斜角度に依存し、光軸に対する傾斜角度が大きく
なるにしたがって拡散の度合いも大きくなる。そこで、
本実施形態においては、内周面49a〜49cの光軸に
対する傾斜角度θ1,θ2,θ3を、それぞれ22.5
°,10.0°,5.0°に形成した。
【0024】上記のように構成された近接撮影用アダプ
ター30の製造工程においては、まずアダプタ本体3
1,基部32,ヒンジ部33a,33b,およびマスク
部43が樹脂により一体に成形される。また、減光板4
7が遮光性を有する樹脂により成形される。
【0025】次に、アダプタ本体31の開口41,4
2,46に、背面側から補助レンズ44とハーフミラー
45と減光板47とが嵌め込まれる。この後、ゴム紐3
4の両端部34a,34bが、アダプタ本体31の通し
穴35a,35bに表面側から挿通され、裏面側で結び
玉が形成される。これにより、ゴム紐34がアダプタ本
体31に固定される。そして、基部32の表面にアダプ
タ本体31の裏面が当接するようにヒンジ部33a,3
3bを折り曲げ、一対の係合爪37a,37bを係合さ
せるとアダプター30が完成する。
【0026】ストロボ光減光用の減光板47は遮光性を
有する樹脂によってアダプタ本体31とは別部材として
成形されるので、アダプタ本体31は特別に遮光性を備
えていなくてもストロボ光を減光することができる。ま
た、ストロボ光は減光板47に形成された穴48a〜4
8cを通過して被写体に照射されるので、この減光板4
7の表面色がストロボ光に影響を与えない色でありさえ
すればよく、アダプタ本体31の色は何ら制約されるこ
とがない。したがって、アダプタ本体31を着色された
樹脂や、透明性を有する樹脂を用いて成形することが可
能となり、多種多様なアダプター30を構成することが
できる。
【0027】この近接撮影用アダプター30をレンズ付
きフイルムユニット20の前面に取り付け、撮影者が自
らを被写体として撮影を行うときには、アダプタ本体3
1を近接位置に移動し、係合爪37a,37bを係合さ
せて基部32の前面に固定する。これにより、撮影レン
ズ23,ファインダ対物窓24,およびストロボ発光窓
25の前面に、それぞれ補助レンズ44,ハーフミラー
45,および減光板47が配置される。そしてストロボ
撮影を併せて行うときには、ストロボ充電スイッチ26
を押圧してストロボ発光用の電荷を充電する。
【0028】撮影者は、レンズ付きフイルムユニット2
0を自身に向けて構え、ハーフミラー45を観察しなが
ら、このハーフミラー45上に自身の像が収まるように
フレーミングする。この後シャッターボタン27を押圧
すると、ストロボ発光窓25からストロボ光が放出さ
れ、このストロボ光を照射された撮影者の像が写真フイ
ルムに露光される。
【0029】この際、撮影レンズ23の前面に補助レン
ズ44が配置され、ピントセット位置が通常の被写体距
離よりも近距離側に変更されているので、主要被写体で
ある撮影者の顔にピントがあっており、写真フイルム上
には鮮鋭な像が結像される。また、ストロボ発光窓25
の前面に遮光性を備えた減光板47が配置されているの
で、ストロボ発光窓25から放出されたストロボ光は光
束の一部が遮られ、穴48a,48b,48cを通過し
た光束のみが被写体に照射される。これにより、至近距
離にある撮影者に照射されるストロボ光の光量が抑えら
れ、適正露光の被写体像が得られる。また、穴48a〜
48cが減光板47の裏面47b側から表面47a側に
向けて径が大きくなる円錐台形状に形成されているの
で、ストロボ発光窓25から放たれ、穴48a〜48c
を通過するストロボ光は、傾斜した内周面49a〜49
cで乱反射して拡散され、撮影範囲内の全域に偏りなく
照射される。これにより、写真フイルム上には自然な被
写体像が露光される。
【0030】また、例えば花のクローズアップ撮影を行
う場合には、撮影者はアダプタ本体31を近接位置にセ
ットした後に、花に近接した位置でレンズ付きフイルム
ユニット20を構える。そして、ファインダ接眼窓(図
示せず)から覗き込んでフレーミングを行う。この際、
ファインダ対物窓24の前面にハーフミラー45が位置
しているが、このハーフミラー45は被写体光の一部を
反射するだけなので、撮影者は、ファインダ接眼窓,フ
ァインダ対物窓24,及びハーフミラー45を通して花
の像を容易に確認することができ、ハーフミラー45が
フレーミングの妨げとなることはない。そしてシャッタ
ーボタン27を押圧すると、花の像が写真フイルム上に
露光される。この場合においても、撮影レンズ23の前
面に補助レンズ44が位置し、ピントセット位置が通常
よりも近距離側に変更されているので、至近距離にある
花の像は写真フイルム上に鮮鋭に結像される。
【0031】一方、標準撮影を行う場合には、撮影者は
係合爪37bの前面に設けられたボタン部39を押圧し
て係合爪37a,37bの係合を解除する。係合爪37
a,37bの係合が解除されると同時に、ゴム紐34の
引張力によってアダプタ本体31が上方に跳ね上げら
れ、標準位置に位置決めされる。これにより、撮影レン
ズ23,ファインダ対物窓24,およびストロボ発光窓
25の前面から、補助レンズ44,ハーフミラー45,
および減光板47が退避し、通常のピントセット位置で
の撮影が可能となる。
【0032】なお、上記実施形態では、減光板に3種類
の穴を形成する例について説明したが、穴の種類は3種
類に限るものではなく、より多くの種類のものを組み合
わせることで、ストロボ光の配光性をより良化させるこ
とができる。この場合においても、穴の形状を円錐台形
状に形成し、撮影範囲内に均一にストロボ光が配光され
るようにするのがよい。
【0033】また、上記実施形態では、近接撮影用アダ
プターをレンズ付きフイルムユニットに取り付けて用い
る場合について説明したが、本発明の近接撮影用アダプ
ターは、レンズ付きフイルムユニットに限定されるもの
ではなく、ピントセット位置を変化させることができ
ず、近接撮影が不可能なカメラであればいずれのカメラ
にでも用いることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の近接撮影用アダプ
ターによれば、アダプタ本体のストロボ発光窓の前面を
覆う位置に、遮光性を有する樹脂からなり、ストロボ発
光窓から放出されたストロボ光の光束の一部を通過させ
る穴が複数形成された減光板を取り付けるので、アダプ
タ本体は特別に遮光性を備えていなくてもストロボ光を
減光することができる。しかも、ストロボ光が通過する
減光板の表面色がストロボ光の光線色に影響を与えない
色であればよく、アダプタ本体の色に対しては何ら制約
がなくなる。したがって、アダプタ本体を着色された樹
脂や、透明性を有する樹脂を用いて成形することが可能
となり、多種多様な近接撮影用アダプターを構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の近接撮影用アダプターの構成を示す概
略図である。
【図2】図1に示した近接撮影用アダプターをレンズ付
きフイルムユニットに取り付けた状態を示す説明図であ
り、(A)はアダプタ本体が標準位置に、(B)はアダ
プタ本体が近接位置に位置決めされている状態を表して
いる。
【図3】減光板の構成を示す説明図である。
【図4】図3に示した減光板の穴部の断面図である。
【図5】ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニットの
外観図である。
【図6】従来の近接撮影用アダプターの構成を示す概略
図であり、(A)はアダプタ本体が標準位置に、(B)
はアダプタ本体が近接位置に位置決めされている状態を
表している。
【符号の説明】
5,20 レンズ付きフイルムユニット 6,23 撮影レンズ 7,24 ファインダ対物窓 8,25 ストロボ発光窓 10,30 近接撮影用アダプター 11,31 アダプタ本体 12,32 基部 13a,13b,33a,33b ヒンジ部 16,44 補助レンズ 17,45 ハーフミラー 18,43 マスク部 19,48a〜48c 穴 47 減光板 49a〜49c 内周面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ発光窓と、ピントセット位置が
    通常の被写体距離に固定された撮影レンズとが組み込ま
    れた本体部の前面に着脱自在に取りつけて用いられる近
    接撮影用アダプターにおいて、 前記本体部の前面に装着されるアダプタ本体に、前記撮
    影レンズの前面に位置決めされ、ピントセット位置を前
    記通常の被写体距離よりも近距離側に変更する補助レン
    ズを固定するとともに、前記ストロボ発光窓の前面を覆
    う位置に、遮光性を有する樹脂からなり、ストロボ発光
    窓から放出されたストロボ光の光束の一部を通過させる
    ための穴が複数形成された減光板を取り付けてなること
    を特徴とする近接撮影用アダプター。
  2. 【請求項2】 前記減光板に形成される穴は、減光板の
    前記ストロボ発光窓と対向する裏面側から被写体と対向
    する表面側に向けて徐々に径が大きくなる円錐台形状に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の近接撮
    影用アダプター。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069869A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Olympus Optical Co Ltd カメラ機能を有する携帯型情報端末機器
US6816673B2 (en) 2002-08-30 2004-11-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Lens-fitted photo film unit with optical adapter

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JP2003069869A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Olympus Optical Co Ltd カメラ機能を有する携帯型情報端末機器
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