JPH09138976A - 情報記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
情報記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH09138976A JPH09138976A JP7299597A JP29959795A JPH09138976A JP H09138976 A JPH09138976 A JP H09138976A JP 7299597 A JP7299597 A JP 7299597A JP 29959795 A JP29959795 A JP 29959795A JP H09138976 A JPH09138976 A JP H09138976A
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 二枚の基板を貼り合わせる接着剤について、
情報記録面又情報記録層に悪影響を与えることなく硬化
速度を向上させる。 【解決手段】 情報記録媒体10は、情報記録面12
1,122を有する二枚の基板141,142と、基板
141,142の間に介挿されるとともにこれらの基板
141,142を貼り合わせている電子線硬化型樹脂1
6とを備えている。電子線硬化型樹脂16は、例えばウ
レタンアクリレートである。
情報記録面又情報記録層に悪影響を与えることなく硬化
速度を向上させる。 【解決手段】 情報記録媒体10は、情報記録面12
1,122を有する二枚の基板141,142と、基板
141,142の間に介挿されるとともにこれらの基板
141,142を貼り合わせている電子線硬化型樹脂1
6とを備えている。電子線硬化型樹脂16は、例えばウ
レタンアクリレートである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク、ビデオディスク等の情報記録媒体及びその
製造方法に関する。
気ディスク、ビデオディスク等の情報記録媒体及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報記録媒体として、両面で記録
再生を行うものが知られている。この情報記録媒体は、
片面に情報記録面又情報記録層を有する円盤状基板を二
枚用意し、これらの円盤状基板を接着剤によって貼り合
わせることにより製造されている。
再生を行うものが知られている。この情報記録媒体は、
片面に情報記録面又情報記録層を有する円盤状基板を二
枚用意し、これらの円盤状基板を接着剤によって貼り合
わせることにより製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような情報記録媒体の製造方法では、接着剤の硬化速度
が遅いため十分な強度を得るのに長時間を要し、作業性
が悪いという問題があった。そのため、接着剤に増感剤
等を添加する場合があるが、この場合は添加剤が情報記
録面又情報記録層に悪影響を与えるという別の問題が生
じていた。
ような情報記録媒体の製造方法では、接着剤の硬化速度
が遅いため十分な強度を得るのに長時間を要し、作業性
が悪いという問題があった。そのため、接着剤に増感剤
等を添加する場合があるが、この場合は添加剤が情報記
録面又情報記録層に悪影響を与えるという別の問題が生
じていた。
【0004】
【発明の目的】本発明の主な目的は、情報記録面又情報
記録層に悪影響を与えることなく硬化速度を向上できる
情報記録媒体及びその製造方法を提供することにある。
記録層に悪影響を与えることなく硬化速度を向上できる
情報記録媒体及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報記録媒
体は、情報記録面又情報記録層を有する二枚の基板と、
これらの基板の間に介挿されるとともにこれらの基板を
貼り合わせている電子線硬化型樹脂とを備えたものであ
る。電子線硬化型樹脂としては、ウレタンアクリレート
が好ましい。
体は、情報記録面又情報記録層を有する二枚の基板と、
これらの基板の間に介挿されるとともにこれらの基板を
貼り合わせている電子線硬化型樹脂とを備えたものであ
る。電子線硬化型樹脂としては、ウレタンアクリレート
が好ましい。
【0006】本発明に係る情報記録媒体の製造方法は、
情報記録面又情報記録層を有する二枚の基板を用意し、
これらの基板を電子線硬化型樹脂を塗布して貼り合わせ
た後、電子線を前記基板を透過させて前記電子線硬化型
樹脂へ照射するものである。電子線硬化型樹脂として
は、ウレタンアクリレートを用いることが好ましい。
情報記録面又情報記録層を有する二枚の基板を用意し、
これらの基板を電子線硬化型樹脂を塗布して貼り合わせ
た後、電子線を前記基板を透過させて前記電子線硬化型
樹脂へ照射するものである。電子線硬化型樹脂として
は、ウレタンアクリレートを用いることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明では、二枚の基板の貼り合わせ用の接着
剤として電子線硬化型樹脂を用いている。電子線は、エ
ネルギー及び透過力が大きくかつ吸収又は反射によるエ
ネルギー損失が小さい。したがって、電子線は、基板側
から照射しても、Te−Fe−Co,Ge−Sb−Te
等の情報記録層やAl等の金属薄膜を容易に透過して、
電子線硬化型樹脂に十分に到達する。その結果、1秒以
下の硬化時間で基板全面を均質に硬化させることがで
き、歪や反りの無い情報記録媒体を効率よく製作するこ
とが可能となる。
剤として電子線硬化型樹脂を用いている。電子線は、エ
ネルギー及び透過力が大きくかつ吸収又は反射によるエ
ネルギー損失が小さい。したがって、電子線は、基板側
から照射しても、Te−Fe−Co,Ge−Sb−Te
等の情報記録層やAl等の金属薄膜を容易に透過して、
電子線硬化型樹脂に十分に到達する。その結果、1秒以
下の硬化時間で基板全面を均質に硬化させることがで
き、歪や反りの無い情報記録媒体を効率よく製作するこ
とが可能となる。
【0008】電子線硬化型樹脂は、高いエネルギーを有
する電子線によって、照射と同時に重合・架橋反応が開
始されるので、光開始剤や増感剤などを添加する必要が
ない。したがって、添加物によるガスの発生や接着膜中
の不均一な橋掛け構造の生成を防止でき、緻密で均質な
網み目構造の接着層を形成できる。また、添加物による
情報記録層や反射膜の腐食を回避できる。
する電子線によって、照射と同時に重合・架橋反応が開
始されるので、光開始剤や増感剤などを添加する必要が
ない。したがって、添加物によるガスの発生や接着膜中
の不均一な橋掛け構造の生成を防止でき、緻密で均質な
網み目構造の接着層を形成できる。また、添加物による
情報記録層や反射膜の腐食を回避できる。
【0009】電子線硬化型樹脂としてのウレタンアクリ
レートは、塗布の際の流動性及び被塗物への塗れ性が良
い。また、硬化反応効率が高く、引っ張りに強い。した
がって、密着性の良い電子線硬化型樹脂となる。
レートは、塗布の際の流動性及び被塗物への塗れ性が良
い。また、硬化反応効率が高く、引っ張りに強い。した
がって、密着性の良い電子線硬化型樹脂となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の情報記録媒体の
第一実施形態を示す概略断面図である。以下、この図面
に基づき説明する。
第一実施形態を示す概略断面図である。以下、この図面
に基づき説明する。
【0011】本実施形態の情報記録媒体10は、情報記
録面121,122を有する二枚の基板141,142
と、基板141,142の間に介挿されるとともにこれ
らの基板141,142を貼り合わせている電子線硬化
型樹脂16とを備えている。情報記録媒体10は、ビデ
オディスク等の再生専用のものである。情報記録面12
1,122は、例えば0,1に対応した凹凸からなる。
情報記録面121,122には、例えばアルミニウムの
反射膜181,182が被着されている。電子線硬化型
樹脂16は、例えばウレタンアクリレートである。基板
141,142は、例えば、外形が円盤状であり、材質
がポリカーボネイトであり、透光性を有している。
録面121,122を有する二枚の基板141,142
と、基板141,142の間に介挿されるとともにこれ
らの基板141,142を貼り合わせている電子線硬化
型樹脂16とを備えている。情報記録媒体10は、ビデ
オディスク等の再生専用のものである。情報記録面12
1,122は、例えば0,1に対応した凹凸からなる。
情報記録面121,122には、例えばアルミニウムの
反射膜181,182が被着されている。電子線硬化型
樹脂16は、例えばウレタンアクリレートである。基板
141,142は、例えば、外形が円盤状であり、材質
がポリカーボネイトであり、透光性を有している。
【0012】図2は、本発明の情報記録媒体の製造方法
の第一実施形態を示す概略断面図である。以下、この図
面に基づき説明する。ただし、図1と同一部分は同一符
号を付すことにより重複説明を省略する。
の第一実施形態を示す概略断面図である。以下、この図
面に基づき説明する。ただし、図1と同一部分は同一符
号を付すことにより重複説明を省略する。
【0013】本実施形態は、情報記録媒体10の製造方
法である。まず、図1(a)に示すよう、凹凸からなる
情報記録面121,122を有するポリカーボネイト製
の基板141,142に、膜厚80nmのアルミニウムを反
射膜181,182としてスパッタ装置により成膜す
る。次に、図2(b)に示すように、電子線により硬化
接着が可能な樹脂であってウレタンアクリレートとアク
リル酸エステルモノマーの混合体であるダイキュアクリ
アSD−301(大日本インキ化学工業(株)製)を電
子線硬化型樹脂161,162として用い、スピンコー
ト法により膜厚9μmに成膜する。次に、図2(c)に
示すように、互いの情報記録面121,122が対向す
るように密着させる。最後に、図2(d)に示すよう
に、加速電圧300kV の電子線Eを0.5 秒照射し、電子線
硬化型樹脂16を硬化させることにより基板141,1
42を貼り合わせる。
法である。まず、図1(a)に示すよう、凹凸からなる
情報記録面121,122を有するポリカーボネイト製
の基板141,142に、膜厚80nmのアルミニウムを反
射膜181,182としてスパッタ装置により成膜す
る。次に、図2(b)に示すように、電子線により硬化
接着が可能な樹脂であってウレタンアクリレートとアク
リル酸エステルモノマーの混合体であるダイキュアクリ
アSD−301(大日本インキ化学工業(株)製)を電
子線硬化型樹脂161,162として用い、スピンコー
ト法により膜厚9μmに成膜する。次に、図2(c)に
示すように、互いの情報記録面121,122が対向す
るように密着させる。最後に、図2(d)に示すよう
に、加速電圧300kV の電子線Eを0.5 秒照射し、電子線
硬化型樹脂16を硬化させることにより基板141,1
42を貼り合わせる。
【0014】図3は、本発明の情報記録媒体の第二実施
形態を示す概略断面図である。図4は、図3の情報記録
媒体の部分拡大断面図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
形態を示す概略断面図である。図4は、図3の情報記録
媒体の部分拡大断面図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
【0015】本実施形態の情報記録媒体20は、情報記
録層221,222を有する二枚の基板241,242
と、基板241,242の間に介挿されるとともにこれ
らの基板241,242を貼り合わせている電子線硬化
型樹脂26とを備えている。情報記録媒体20は、光磁
気ディスク等の書換可能なものである。情報記録層22
1,222上には、樹脂保護膜281,282が被着さ
れている。情報記録層221は、基板241上に、誘電
体保護膜301、記録膜302、誘電体保護膜303及
び反射膜304がこの順に積層されたものである。情報
記録層222も情報記録層221と同じ構造である。電
子線硬化型樹脂26は、例えばウレタンアクリレートで
ある。基板241,242は、例えば、外形が円盤状で
あり、材質がポリカーボネイトであり、透光性を有して
いる。
録層221,222を有する二枚の基板241,242
と、基板241,242の間に介挿されるとともにこれ
らの基板241,242を貼り合わせている電子線硬化
型樹脂26とを備えている。情報記録媒体20は、光磁
気ディスク等の書換可能なものである。情報記録層22
1,222上には、樹脂保護膜281,282が被着さ
れている。情報記録層221は、基板241上に、誘電
体保護膜301、記録膜302、誘電体保護膜303及
び反射膜304がこの順に積層されたものである。情報
記録層222も情報記録層221と同じ構造である。電
子線硬化型樹脂26は、例えばウレタンアクリレートで
ある。基板241,242は、例えば、外形が円盤状で
あり、材質がポリカーボネイトであり、透光性を有して
いる。
【0016】図5は、本発明の情報記録媒体の製造方法
の第二実施形態を示す概略断面図である。以下、図3乃
至図5に基づき説明する。ただし、図3と同一部分は同
一符号を付すことにより重複説明を省略する。
の第二実施形態を示す概略断面図である。以下、図3乃
至図5に基づき説明する。ただし、図3と同一部分は同
一符号を付すことにより重複説明を省略する。
【0017】本実施形態は、情報記録媒体20の製造方
法である。まず、図5(a)に示すように、ランド・グ
ルーブを有するポリカーボネート製の基板241,24
2上に情報記録層221,222を形成する。情報記録
層221,222は、スパッタ法等により、誘電体保護
膜301としてZnS−SiO2 (140nm )、記録膜3
02としてGe2 Sb2 Te5 (35nm)、誘電体保護膜
303としてZnS−SiO2 (50nm)、反射膜304
としてAl(80nm)を順次積層することにより形成す
る。続いて、情報記録層221,222上に、スピンコ
ート法により、紫外線硬化樹脂のダイキュアクリアSD
−318(大日本インキ化学工業(株)製)を9μmの
厚さに塗布する。塗布後、紫外線照射により硬化させて
樹脂保護膜281,282を形成する。次に、図5
(b)に示すように、樹脂保護膜281,282上に電
子線硬化型樹脂261,262を、スピンコート法によ
り9μmの膜厚に形成する。電子線硬化型樹脂261,
262は、電子線により硬化接着可能が可能な樹脂であ
ってウレタンアクリレートとアクリル酸エステルモノマ
ーとの混合体であるダイキュアクリアSD−301(大
日本インキ化学工業(株)製)を用いる。次に、図5
(c)に示すように、互いの情報記録層221,222
が対向するように密着させた後、図5(d)に示すよう
に、加速電圧300kV の電子線Eを0.5 秒照射して、電子
線硬化型樹脂26を硬化させることにより基板241,
242を貼り合わせる。
法である。まず、図5(a)に示すように、ランド・グ
ルーブを有するポリカーボネート製の基板241,24
2上に情報記録層221,222を形成する。情報記録
層221,222は、スパッタ法等により、誘電体保護
膜301としてZnS−SiO2 (140nm )、記録膜3
02としてGe2 Sb2 Te5 (35nm)、誘電体保護膜
303としてZnS−SiO2 (50nm)、反射膜304
としてAl(80nm)を順次積層することにより形成す
る。続いて、情報記録層221,222上に、スピンコ
ート法により、紫外線硬化樹脂のダイキュアクリアSD
−318(大日本インキ化学工業(株)製)を9μmの
厚さに塗布する。塗布後、紫外線照射により硬化させて
樹脂保護膜281,282を形成する。次に、図5
(b)に示すように、樹脂保護膜281,282上に電
子線硬化型樹脂261,262を、スピンコート法によ
り9μmの膜厚に形成する。電子線硬化型樹脂261,
262は、電子線により硬化接着可能が可能な樹脂であ
ってウレタンアクリレートとアクリル酸エステルモノマ
ーとの混合体であるダイキュアクリアSD−301(大
日本インキ化学工業(株)製)を用いる。次に、図5
(c)に示すように、互いの情報記録層221,222
が対向するように密着させた後、図5(d)に示すよう
に、加速電圧300kV の電子線Eを0.5 秒照射して、電子
線硬化型樹脂26を硬化させることにより基板241,
242を貼り合わせる。
【0018】本発明者は、電子線硬化型樹脂26として
用いたSD−301の硬化特性の評価を行った。評価方
法は、ポリカーボネイトの基板241上に情報記録層2
21を成膜後、SD−301を塗布し、基板241側か
ら電子線Eを加速電圧300kVで0.5 秒照射して硬化させ
た試料の硬度とゲル分率を求めた。硬度は従来の紫外線
硬化による測定値より相対比較して求めた。評価の結
果、SD−301の硬度は12,ゲル分率は96%と良好な
値を示し、基板241と情報記録層221を通して電子
線Eを照射しても、ウレタンアクリレートを主成分とす
るSD−301が十分な硬化特性を示すことを確認し
た。
用いたSD−301の硬化特性の評価を行った。評価方
法は、ポリカーボネイトの基板241上に情報記録層2
21を成膜後、SD−301を塗布し、基板241側か
ら電子線Eを加速電圧300kVで0.5 秒照射して硬化させ
た試料の硬度とゲル分率を求めた。硬度は従来の紫外線
硬化による測定値より相対比較して求めた。評価の結
果、SD−301の硬度は12,ゲル分率は96%と良好な
値を示し、基板241と情報記録層221を通して電子
線Eを照射しても、ウレタンアクリレートを主成分とす
るSD−301が十分な硬化特性を示すことを確認し
た。
【0019】次に、本発明者は、密着性を評価するた
め、電子線で硬化可能な不飽和樹脂タイプのエポキシア
クリレート及びウレタンアクリレートについてストレー
ストレインカーブを求めた。図6にウレタンアクリレー
ト及びエポキシアクリレートのストレーストレインカー
ブの一例を示す。エポキシアクリレートは、強度は強い
が引っ張りに弱いので、貼り合わせ用の接着剤としては
適していない。一方、ウレタンアクリレートは、強度は
若干劣るが引っ張りに強いので、貼り合わせ用の接着剤
に適している。
め、電子線で硬化可能な不飽和樹脂タイプのエポキシア
クリレート及びウレタンアクリレートについてストレー
ストレインカーブを求めた。図6にウレタンアクリレー
ト及びエポキシアクリレートのストレーストレインカー
ブの一例を示す。エポキシアクリレートは、強度は強い
が引っ張りに弱いので、貼り合わせ用の接着剤としては
適していない。一方、ウレタンアクリレートは、強度は
若干劣るが引っ張りに強いので、貼り合わせ用の接着剤
に適している。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、二枚の基板の貼り合わ
せ用の電子線硬化型樹脂に対し、基板を通して電子線を
照射することにより、1秒以下の硬化時間で基板全面を
均質に硬化させることができる。したがって、歪や反り
が極めて少なく、機械特性の良い情報記録媒体を効率の
良く製作できる。
せ用の電子線硬化型樹脂に対し、基板を通して電子線を
照射することにより、1秒以下の硬化時間で基板全面を
均質に硬化させることができる。したがって、歪や反り
が極めて少なく、機械特性の良い情報記録媒体を効率の
良く製作できる。
【0021】また、電子線硬化型樹脂は、高いエネルギ
ーの電子線によって、照射と同時に重合・架橋反応が開
始されるので、光開始剤や増感剤などを硬化樹脂に添加
する必要がない。したがって、添加物によるガスの発生
や接着膜中の不均一な橋掛け構造の生成を防ぎ、緻密で
均質な網目構造の接着層を形成することにより、情報記
録媒体の信頼性及び耐候性を向上できる。
ーの電子線によって、照射と同時に重合・架橋反応が開
始されるので、光開始剤や増感剤などを硬化樹脂に添加
する必要がない。したがって、添加物によるガスの発生
や接着膜中の不均一な橋掛け構造の生成を防ぎ、緻密で
均質な網目構造の接着層を形成することにより、情報記
録媒体の信頼性及び耐候性を向上できる。
【0022】さらに、電子線硬化型樹脂をウレタンアク
リレートにすることにより、塗布の際の流動性および被
塗物への塗れ性が良く、かつ硬化反応効率が高く、引っ
張りにも強く、密着性の良い接着剤として電子線硬化樹
脂を用いることができる。
リレートにすることにより、塗布の際の流動性および被
塗物への塗れ性が良く、かつ硬化反応効率が高く、引っ
張りにも強く、密着性の良い接着剤として電子線硬化樹
脂を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体の第一実施形態を示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】本発明の情報記録媒体の製造方法の第一実施形
態を示す概略断面図であり、図2(a)〜(d)の順に
工程が進行する。
態を示す概略断面図であり、図2(a)〜(d)の順に
工程が進行する。
【図3】本発明の情報記録媒体の第二実施形態を示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図4】図3の情報記録媒体の部分拡大断面図である。
【図5】本発明の情報記録媒体の製造方法の第二実施形
態を示す概略断面図であり、図5(a)〜(d)の順に
工程が進行する。
態を示す概略断面図であり、図5(a)〜(d)の順に
工程が進行する。
【図6】本発明の情報記録媒体及びその製造方法に用い
る、電子線硬化型樹脂のストレーストレインカーブの一
例を示すグラフである。
る、電子線硬化型樹脂のストレーストレインカーブの一
例を示すグラフである。
10,20 情報記録媒体 121,122 情報記録面 141,142,241,242 基板 16,26 電子線硬化型樹脂 221,222 情報記録層
Claims (4)
- 【請求項1】 情報記録面又は情報記録層を有する二枚
の基板と、これらの基板に間に介挿されるとともにこれ
らの基板を貼り合わせている電子線硬化型樹脂とを備え
た情報記録媒体。 - 【請求項2】 前記電子線硬化型樹脂がウレタンアクリ
レートである請求項1記載の情報記録媒体。 - 【請求項3】 情報記録面又は情報記録層を有する二枚
の基板を用意し、これらの基板を電子線硬化型樹脂を塗
布して貼り合わせた後、電子線を前記基板を透過させて
前記電子線硬化型樹脂へ照射する、情報記録媒体の製造
方法。 - 【請求項4】 前記電子線硬化型樹脂としてウレタンア
クリレートを用いる請求項3記載の情報記録媒体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7299597A JPH09138976A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7299597A JPH09138976A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09138976A true JPH09138976A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17874704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7299597A Pending JPH09138976A (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | 情報記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09138976A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003102942A1 (en) * | 2002-06-04 | 2003-12-11 | Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. | Optical disc and its manufacturing method |
| KR100562217B1 (ko) * | 2000-04-27 | 2006-03-22 | 오리진 일렉트릭 캄파니 리미티드 | 광디스크기판의 접합방법 과 장치, 및 액상물질의 공급방법 |
| US7132460B2 (en) | 2000-11-30 | 2006-11-07 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Active energy ray curable composition for coating optical disk and optical disk |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61168149A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報記録デイスク |
| JPH025245A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 光記録媒体 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP7299597A patent/JPH09138976A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7132460B2 (en) | 2000-11-30 | 2006-11-07 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Active energy ray curable composition for coating optical disk and optical disk |
| US7341771B2 (en) | 2000-11-30 | 2008-03-11 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Active energy ray curable composition for coating optical disk and optical disk |
| US7344768B2 (en) | 2000-11-30 | 2008-03-18 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Active energy ray curable composition for coating optical disk and optical disk |
| WO2003102942A1 (en) * | 2002-06-04 | 2003-12-11 | Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. | Optical disc and its manufacturing method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980602 |