JPH09139190A - 細管形蛍光ランプ - Google Patents
細管形蛍光ランプInfo
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- JPH09139190A JPH09139190A JP29427395A JP29427395A JPH09139190A JP H09139190 A JPH09139190 A JP H09139190A JP 29427395 A JP29427395 A JP 29427395A JP 29427395 A JP29427395 A JP 29427395A JP H09139190 A JPH09139190 A JP H09139190A
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Abstract
れる管径が3.6mm以下である細管形蛍光ランプの発
光輝度を向上する。 【構成】 細管形蛍光ランプに塗布されている蛍光体層
の単位面積あたりの蛍光体塗布量が3〜8mg/cm2
の範囲であり、次式で表される空隙率eが40〜80%
であることを特徴とする細管形蛍光ランプとする。 空隙率e=(Vl−Vp)/Vl×100 (%) Vl;蛍光体層体積 Vp;蛍光体体積
Description
クライト等に用いられる細管形蛍光ランプに係り、特
に、発光輝度を向上した細管形蛍光ランプに関する。
はワードプロセッサのディスプレイには液晶ディスプレ
イが広く使用され、液晶のバックライトには細管形蛍光
ランプと呼ばれる極めて細い蛍光ランプが用いられてい
る。照明用の蛍光ランプはその開発期から現在に至るま
で、実用化に向けた膨大な研究がなされ、その成果によ
り蛍光ランプの性能は大きく改善されている。ところ
が、細管形蛍光ランプについてはまだ歴史は浅く、最良
の性能を十分に出し切れていないのが現状である。
は管径が12mmから36mm程度であるのに対し、細
管形蛍光ランプは4mm〜6mmと細く、最近では特に
3.6mmφ以下という極めて細い蛍光ランプが生産さ
れている。ところが、その物性的な研究を応用した最適
化は殆ど行われず、照明用の蛍光ランプに用いられてい
る技術を細管形蛍光ランプにそのまま流用したにすぎな
い。現在の細管形蛍光ランプの設計には、蛍光ランプの
放電現象及び蛍光体の励起効率について、さらに再検討
が成されるべきである。
ランプの発光輝度をさらに向上するために、細管形蛍光
ランプの放電構造に適合する蛍光体層を形成することを
目的する。
題を解決することを目的とし、細管形蛍光ランプの発光
輝度向上に最適な蛍光体層について鋭意検討した結果、
以外にも蛍光体層の膜面が粗い状態で塗らることで、課
題を解決することができることを見いだし、本発明を完
成させるに至った。
水銀および希ガスを含む封入ガスが充填された透光性ガ
ラス管と、この透光性ガラス管内壁面に設けられた蛍光
体粒子を含む蛍光体層と、前記封入ガス中で陽光中放電
を維持するための手段とを備える蛍光ランプにおいて、
前記蛍光ランプの管径が3.6mm以下であり、蛍光体
層の単位面積あたりの蛍光体塗布量が3〜8mg/cm
2の範囲であり、次式で表される空隙率が40〜80%
であることを特徴とする。 空隙率e=(Vl−Vp)/Vl×100 (%) Vl;蛍光体層体積 Vp;蛍光体体積
管径には制限があり、3.6mmφ以下でなければ効果
が期待できない。これより管径が太くなると、一般照明
用蛍光ランプと細管形蛍光ランプの間の放電現象の差が
小さくなり、顕著な効果が見られなくなるからである。
/cm2が好ましく、さらに4〜7mg/cm2の範囲が
好ましい。これは一般照明に通常用いられる2〜4mg
/cm2の範囲に比べ、塗布量はかなり多くなることが
理解できる。
義し、蛍光体が占める蛍光体層に対し特定の空隙率に設
定することにより、細管形蛍光ランプの発光輝度を大き
く改善できることである。空隙率は上記式により計算さ
れ、40〜80%の範囲が好ましく、特に50〜80%
の範囲がさらに好ましい。
光体層の蛍光体密度は低下し、蛍光体層厚み(膜厚)が
厚くなる。一般照明用蛍光ランプの場合、密度が高くな
るほど、すなわち、空隙率が小さくなるほど発光輝度は
高くなる。一般照明用蛍光ランプは実際、空隙率が20
〜40%の範囲で使用されている。この範囲の蛍光体層
を形成することが常識的であり、この点で、細管形蛍光
ランプは全く逆の挙動を示す。
具体的方法として、蛍光体サスペンジョンの調製に用い
る有機バインダーの濃度を管理する方法、或いは蛍光体
の粒度を管理する方法等が可能である。例えば、バイン
ダー濃度を高くすることにより、蛍光体サスペンジョン
の粘度が高くなり、その結果得られる蛍光体層は、同じ
塗布量の低粘度のサスペンジョンを使用したものと比較
して膜厚は厚くなる。或いは、蛍光体の粒度分布をブロ
ードにすることにより蛍光体層膜厚は厚くすることがで
きる。
mmのガラス管の場合と、管径2.6mmの細管形蛍光
ランプの場合の空隙率eに対する相対発光輝度の関係を
示している。ここでそれぞれの蛍光ランプには5mg/
cm2の三波長混合蛍光体が塗布されている。これらの
空隙率を変更するためには塗布サスペンジョンの有機バ
インダー濃度を変更する方法で行った。図1より明らか
なように、空隙率が45%を越えると、管径26mmの
蛍光ランプでは相対発光輝度は低下するが、逆に管径
2.6mmの細管形蛍光ランプの場合向上している。
が形成する陽光柱の中でのHg(I)線強度の分布に密
接に関係している。Hg(I)線は253.7nmの紫
外線を放射し、低圧水銀蒸気放電の中で最も強度が高
く、蛍光ランプに塗布された蛍光体の励起の90%以上
に利用されている。このHg(I)253.7nm線の
中心から径方向への強度分布は、図2に示すように中心
で高く、遠ざかるにつれ低下する。また、その電子分布
もBessel関数で計算されるように、管中心より遠
ざかるにつれ次第に減少する傾向となる。
プの場合、Hg(I)253.7nm線はHgと電子の
弾性衝突により次第にその放射強度が管方向に遠ざかる
につれ減少していく。これに対し、Hg(I)253.
7nm線を効率よく吸収するには、蛍光体層の放電部側
で励起され発光した蛍光体からの可視光を効率的に蛍光
ランプ外部に出力する必要がある。紫外線を最も効率的
に利用するためには、蛍光体は緻密な蛍光体層を形成し
ていることが有利である。
細管形蛍光ランプの場合事情は少し異なってくる。Hg
(I)253.7nm線の強度はは図2に示されるよう
な分布構造を取るため、細管形蛍光ランプにおいては、
ガラス管全体が管中央の紫外線強度分布とほぼ均等な値
を示し、蛍光体が塗布されている管壁においても、紫外
線強度の低下がない。
隙で発生するHg(I)253.7nm線の影響が無視
することができなくなる。このような場合、図3aに示
すように蛍光体間の空隙に発生する紫外線を多く利用で
きる方が、図3bに示すような空隙の少ない蛍光体層に
比べ、蛍光体を効率的に励起でき、結果的にランプ輝度
を高くできる。このように細管形蛍光ランプの場合、蛍
光体層近傍のHg(I)253.7nm線を有効に利用
するためには空隙率が大きい方がよい。
の発光が他の蛍光体に吸収されず、効率的に出力でき、
結果的に輝度が高くなる。
する一つの方法として、蛍光体塗布サスペンジョンに用
いる有機バインダーの濃度を変化させることで行った。
これ以外にも、蛍光体の粒度をコントロールするなどの
方法が適用可能であり、本実施例によりその方法を限定
するものではない。
波長混合蛍光体を得る。得られた混合蛍光体100g対
し、2000秒のニトロセルロース/酢酸ブチル1.6
%溶液を140g加え、必要なら結着剤を加え、攪拌し
蛍光体を分散させたスラリーを調製する。
光ランプのガラス管(管径2.6mm、管長200m
m)に均一に流し込み、温風を通じて塗布面を乾燥させ
た。乾燥後に得られた塗布バルブの重量を測定すること
により、蛍光体層の全重量が求まり、塗布表面積で除す
ることにより単位面積当たりの塗布量が計算される。本
実施例において、5.2mg/cm2が得られた。
1.13×10-3cm3 となる。
と、27μmを得られた。それで、この場合の単位面積
当たりの蛍光体層体積Vlは、 Vl=(2.7×10-3cm)×1cm2=2.7cm3
を高くする場合、ニトロセルロース/酢酸ブチル溶液の
濃度を高くし、空隙率を低くする場合、ニトロセルロー
ス/酢酸ブチル溶液の濃度を低くすることで行った。ま
た、蛍光体塗布量の増加する場合、混合蛍光体100g
に対するニトロセルロース/酢酸ブチル溶液の量を少な
くし、反対に、蛍光体の塗布量を少なくする場合、ニト
ロセルロース/酢酸ブチル溶液の量を多くすることでコ
ントロールすることができる。しかし、これらは相対的
なものであり、蛍光体の種類、蛍光体の粒径、乾燥条件
が代わっても、変動しうるものであるので、その都度最
適化試行しなければならない。
00gに対し、2000秒のニトロセルロース/酢酸ブ
チル1.0%溶液を100g加え、攪拌し蛍光体を分散
させたスラリーを調製する。実施例1と同様の方法によ
り細管形蛍光ランプの塗布ガラスバルブを得た。
を高くする場合、ニトロセルロース/酢酸ブチル溶液の
濃度を高くし、空隙率を低くする場合、ニトロセルロー
ス/酢酸ブチル溶液の濃度を低くすることで行った。ま
た、蛍光体塗布量の増加する場合、混合蛍光体100g
に対するニトロセルロース/酢酸ブチル溶液の量を少な
くし、反対に、蛍光体の塗布量を少なくする場合、ニト
ロセルロース/酢酸ブチル溶液の量を多くすることでコ
ントロールすることができる。
れたガラスバルブを通常の方法によりベーキング、電極
のマウントを行い冷陰極蛍光ランプを得た。得られた冷
陰極蛍光ランプの比較例に対する相対輝度を求め表1に
まとめた。輝度測定は蛍光ランプ中央で測定した。
細管形蛍光ランプの発光輝度は大きく改善されることが
分かる。また、単位面積当たりの塗布量についても、空
隙部が多いことから、一般の蛍光ランプよりも塗布量の
多いところまで輝度飽和を起こさない。その結果、蛍光
体の塗布量を増加することができ、細管形蛍光ランプ輝
度を大幅に改善できる。
膜中の蛍光体粒子間に大きな空隙を持たせ、しかも塗布
量を特定範囲に増加することにより、管径が3.6mm
以下の細管形蛍光ランプの輝度を大幅に向上することが
できる。
の蛍光ランプの相対発光輝度と空隙率eの関係を示す特
性図
3.7nm線の強度分布図
Claims (1)
- 【請求項1】 水銀および希ガスを含む封入ガスが充填
された透光性ガラス管と、この透光性ガラス管内壁面に
設けられた蛍光体粒子を含む蛍光体層と、前記封入ガス
中で陽光中放電を維持するための手段とを備える蛍光ラ
ンプにおいて、前記蛍光ランプの管径が3.6mm以下
であり、蛍光体層の単位面積あたりの蛍光体塗布量が3
〜8mg/cm2の範囲であり、次式で表される空隙率
が40〜80%であることを特徴とする細管形蛍光ラン
プ。 空隙率e=(Vl−Vp)/Vl×100 (%) Vl;蛍光体層体積 Vp;蛍光体体積
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29427395A JP3336598B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 細管形蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29427395A JP3336598B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 細管形蛍光ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09139190A true JPH09139190A (ja) | 1997-05-27 |
| JP3336598B2 JP3336598B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=17805580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29427395A Expired - Fee Related JP3336598B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 細管形蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3336598B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003162975A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-06-06 | General Electric Co <Ge> | 低ワット数蛍光ランプ |
| JP2006302547A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Osram-Melco Ltd | 蛍光ランプ |
| EP1718474A4 (en) * | 2004-02-25 | 2008-10-29 | Cortron Corp | COMBINED ABLATION AND EXPOSURE SYSTEM AND METHOD |
| JP2011049174A (ja) * | 2010-10-08 | 2011-03-10 | Osram-Melco Ltd | 照明システム |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP29427395A patent/JP3336598B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003162975A (ja) * | 2001-10-18 | 2003-06-06 | General Electric Co <Ge> | 低ワット数蛍光ランプ |
| EP1718474A4 (en) * | 2004-02-25 | 2008-10-29 | Cortron Corp | COMBINED ABLATION AND EXPOSURE SYSTEM AND METHOD |
| JP2006302547A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Osram-Melco Ltd | 蛍光ランプ |
| JP2011049174A (ja) * | 2010-10-08 | 2011-03-10 | Osram-Melco Ltd | 照明システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3336598B2 (ja) | 2002-10-21 |
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