JPH09139367A - 半導体装置の平坦化方法及び装置 - Google Patents

半導体装置の平坦化方法及び装置

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JPH09139367A
JPH09139367A JP31734395A JP31734395A JPH09139367A JP H09139367 A JPH09139367 A JP H09139367A JP 31734395 A JP31734395 A JP 31734395A JP 31734395 A JP31734395 A JP 31734395A JP H09139367 A JPH09139367 A JP H09139367A
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JP
Japan
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polishing
semiconductor device
strain gauge
end point
strain
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Yamato Sakou
大和 左光
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Original Assignee
Nippon Steel Corp
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    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
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    • B24B37/013Devices or means for detecting lapping completion
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
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    • HELECTRICITY
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の研磨に好適であり、高い精度で
しかも効率良く被研磨物を研磨し得る半導体装置の平坦
化方法及び装置を提供する。 【解決手段】 基板上に少なくとも2種類の膜を有する
半導体装置3の表面を化学・機械的に研磨することによ
り平坦化する。研磨面の至近位置に設けた歪みゲージ1
0によって研磨時の研磨抵抗を検出し、歪みゲージ10
の検出信号の変化量に基づき、研磨加工の終点を判定す
る。特に、半導体装置3の研磨面における複数位置で研
磨時の研磨抵抗を検出し、各位置での歪みゲージ10の
検出信号の変化量に基づき、研磨加工の終点を判定す
る。研磨終点を正確に検知して、高い平坦度を得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に半導体装置に
おける所定の研磨部位を研磨する際、該半導体装置の表
面を平坦化する方法、及びこの方法に使用する平坦化装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置における素子の高集積
化及び微細化に伴い、装置の更なる高速動作や電気的特
性等の高性能化を実現すべく、多結晶シリコン配線等の
多層化が進んできている。かかる半導体装置の製造工程
において、シリコンウェハ基板上に下層配線等を形成し
たもの(この種の段階もしくは構造のものを、デバイス
ウェハと呼ぶものとする)の表層部に凹凸が生じると、
その上に形成されるべき上層配線において配線間ショー
トが起こったり、或いはまた、例えばホトリソグラフィ
処理等による微細加工の際、デバイスウェハ表面に対す
る露光時の合焦制御が難しくなる。
【0003】そこで従来所謂、化学・機械的研磨(Chem
ical Mechanical Polishing ;以下CMPと略す)によ
る平坦化加工法が用いられ、デバイスウェハ表面の平坦
度を得るようにしている。このCMP加工法により表面
研磨を行う際、適正な研磨量もしくは研磨深さを確保す
るためには、研磨加工を終了すべき時期もしくはタイミ
ングを判定する必要がある。
【0004】ところで、この種の研磨装置において、例
えば特開平6−315850号公報に開示されているよ
うに、シリコンウェハ等の被研磨物を載せる定盤の回転
軸のトルクを間接的に検出することにより、研磨終点を
判定するようにしている。即ち回転軸のトルクが所定値
以上に変化したか否かにより、研磨停止信号を出力して
研磨加工を終了するというものである。或いはまた、研
磨定盤もしくは回転テーブルにおける研磨面とは反対側
の面に歪み計等を配置して、この歪み計により被研磨物
に対する押圧力を検知しながら研磨加工を行うようにし
たものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の研磨装
置もしくは方法によれば、回転軸のトルク変化に基づい
て研磨終点を判定することができる。しかしながら、そ
の判定の根拠となる情報はウェハ全体に対するトルク変
化情報であるため、必ずしも正確な判定たり得ないのが
実情であった。つまり回転軸のトルク変化があった場
合、それがウェハのどの部分、或いはウェハ全体に起因
するものかは不明であり、従って言わばマクロ的で大雑
把な判定とならざるを得なかった。また、上述の歪み計
を用いる装置においては、被研磨物の研磨面とは離隔し
た位置に歪み計が配置されている。このため、そのよう
な歪み計では高い精度で歪み検出を行うことができず、
結果的に高精度の平坦化加工を期待し得ないのが実情で
あった。
【0006】本発明はかかる実情に鑑み、半導体装置の
研磨に好適であり、高い精度でしかも効率良く被研磨物
を研磨し得る半導体装置の平坦化方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
の平坦化方法は、基板上に少なくとも2種類の膜を有す
る半導体装置の表面を化学・機械的に研磨することによ
り平坦化するための方法であって、研磨面の至近位置に
設けた歪みゲージによって研磨時の研磨抵抗を検出し、
この歪みゲージの検出信号の変化量に基づき、研磨加工
の終点を判定し得るようにしたものである。
【0008】また、本発明の半導体装置の平坦化方法に
おいて、前記半導体装置の研磨面における複数位置で研
磨時の研磨抵抗を検出し、各位置での歪みゲージの検出
信号の変化量に基づき、研磨加工の終点を判定し得るよ
うにしたものである。
【0009】また、本発明の半導体装置の平坦化方法に
おいて、前記半導体装置の研磨面の直径方向に沿って、
複数位置で研磨時の研磨抵抗を検出する。
【0010】また、本発明による半導体装置の平坦化装
置は、基板上に少なくとも2種類の膜を有する半導体装
置の表面を化学・機械的に研磨することにより平坦化す
るための装置であって、回転テーブル上の所定位置に研
磨布を介して前記半導体装置を載置して、該半導体装置
を回転駆動すると共に、この半導体装置の研磨面至近位
置に複数の歪みゲージを埋設し、各歪みゲージの出力信
号を処理する制御処理装置にて前記半導体装置の研磨面
に対する研磨終点を判定するようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、被研磨物である半導体装置が
回転テーブル上の所定位置に載置され、回転テーブル及
び半導体装置自体を回転させることにより、研磨布によ
って半導体装置の研磨面を研磨する。半導体装置の研磨
面至近位置において回転テーブル或いは研磨布適所に複
数の歪みゲージが埋設されており、各歪みゲージは、研
磨中の研磨抵抗に対応する出力信号を生成する。研磨面
を研磨する際の研磨抵抗は、被研磨物である半導体装置
の硬度に依存しているため、研磨時の研磨抵抗、即ち歪
みゲージの出力変化から研磨加工の終点を判定すること
ができる。この場合、半導体装置の研磨面における複数
箇所で研磨時の研磨抵抗を検出することにより、正確な
判定を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づき、本発
明による半導体装置の平坦化方法及び装置の第1の実施
形態を説明する。図1は、本発明に係るCMP装置の構
成例を示している。図において、1は人造石或いはステ
ンレス等の材料で形成された回転テーブル、2はこの回
転テーブル1上に張り付けられた研磨布、3は研磨され
るべきデバイスウェハ、4はプレートである。デバイス
ウェハ3は、プレート4によって回転テーブル1上の研
磨布2に押し付けられるようになっている。この場合、
プレート4はそれ自体回転し得ると共に、例えば真空吸
着によってデバイスウェハ3を吸着固定することができ
る。また回転テーブル1は、回転軸5を介して軸受6に
よって回転自在に支持されると共に、駆動モータ7によ
り回転駆動される。
【0013】回転テーブル1の上方至近位置には、加工
液8を吐出させるノズル9が設置されている。この加工
液8としては、例えば水酸化カリウム溶液にコロイダル
シリカを混合したものが好適である。研磨加工に際し
て、回転テーブル1を回転させると共に、ノズル9から
加工液8を吐出させる。この場合水酸化カリウムの化学
作用とコロイダルシリカの機械的作用により、デバイス
ウェハ3における研磨布2との接触面を研磨加工するこ
とができる。
【0014】回転テーブル1の表面部には、デバイスウ
ェハ3の直径方向に沿って複数の歪ゲージ10が埋設さ
れている。各歪ゲージ10はリード線11を介して、回
転軸5のまわりに巻装されたスリップリング12と接続
されている。スリップリング12で拾われた各歪ゲージ
10の出力信号は、アンペアメータ13を介してそれぞ
れCPU14へ送出されるようになっている。なお、信
号処理制御装置としてのCPU14は駆動モータ7と接
続しており、各歪ゲージ10の出力信号に応じて該駆動
モータ7の停止、或いは回転駆動制御を行うようになっ
ている。
【0015】図2は、この実施形態による回転テーブル
1における歪ゲージ10の配置例を示している。この例
では、例えばデバイスウェハ3の直径方向に沿って、1
0mm程度の間隔で複数の歪ゲージ10を配置する。特
に直径6インチのデバイスウェハ3の場合では、13個
の歪ゲージ10が10mm間隔で配置される。なお、デ
バイスウェハ3の外周部には歪ゲージ10を配置しない
ものとする。
【0016】また、図3は、回転テーブル1に取り付け
た歪ゲージ10まわりの構造例を示している。この場
合、回転テーブル1の表面の所定位置に、歪ゲージ10
の取付用の穴15をドリル加工等によって穿設する。そ
して、穴15に歪ゲージ10をセットした後、樹脂等に
よって封止固定することができる。例えば、穴15の一
部分に貫通孔16を設け、この貫通孔16に挿通させた
リード線11を歪ゲージ10と一緒に樹脂17によって
固定してもよい。
【0017】さて、上記構成で成るCMP装置におい
て、回転テーブル1上に研磨布2を介して載置されたデ
バイスウェハ3を研磨すべく、駆動モータ7によって回
転テーブル1を回転駆動すると共に、ノズル9から加工
液8を吐出させる。
【0018】ここで、図4(A)は、研磨されるべきデ
バイスウェハ3の断面構造例を示している。この例のデ
バイスウェハ3は、基板3a上に第1層(ポリシリコン
膜)31、第2層32(ポリシリコン膜及び酸化膜)及
び第1層33(酸化膜)を有する3段もしくは3層構成
となっている。ポリシリコン膜で成る第1層31は比較
的硬質であり、また酸化膜で成る第3層33は比較的軟
質であり、更にポリシリコン膜及び酸化膜が混在して成
る第2層32はそれらのほぼ中間の硬度になっている。
【0019】第1層31の表面31aから研磨が開始さ
れる。この研磨中、研磨布2とデバイスウェハ3との間
に摩擦力が生じる。この摩擦力に基づいて発生する所
謂、研磨抵抗の大きさは、ほぼ被研磨物、即ちデバイス
ウェハ3の硬度に依存する。かかる研磨抵抗は更に、回
転テーブル1の表面部に埋設されている歪ゲージ10に
作用する。従って、研磨抵抗が大きい程、歪ゲージ10
の歪み量も大きくなる。スリップリング12を介してC
PU14へ送出された歪ゲージ10の出力信号から、そ
のときの駆動モータ7のトルクを検出することができ
る。
【0020】図4(B)は、このようにデバイスウェハ
3を研磨した際の歪ゲージ10の出力信号の変化を示し
ている。図4(B)から明らかなように第1層31のポ
リシリコン膜の研磨時には、該ポリシリコン膜が硬質で
あるため、歪ゲージ10の出力信号は大きくなっている
(歪み0.1%)。そして、第1層31及び第2層32
の境界面32aに達すると、この部分で第2層32に移
行するため、歪ゲージ10の出力信号は急激に小さくな
る(歪み0.05%)。つまり第2層32は、軟質の酸
化膜を部分的に含んでいるため、この第2層32の研磨
時では、硬質のポリシリコン膜のみから成る第1層31
の場合よりも小さな研磨抵抗が生じる。更に第2層32
及び第3層33の境界面33aを経てから、それ以後、
軟質の酸化膜のみから成る第3層33を研磨するとき、
歪ゲージ10の出力信号は格段に小さくなる。
【0021】デバイスウェハ3を研磨する際、硬度の異
なる層もしくは膜の境界面における歪ゲージ10の出力
信号、即ち駆動モータ7のトルクの変化から、そのとき
の研磨量もしくは研磨深さを判断することができる。即
ち、駆動モータ7の駆動トルクとデバイスウェハ3を研
磨量との関係を予めCPU14に記憶しておき、研磨時
の実際の歪ゲージ10の出力信号をそのCPU14の記
憶データと比較することにより、そのときの研磨量を知
ることができる。
【0022】しかも、この実施形態ではデバイスウェハ
3の直径方向に沿って13個の歪ゲージ10を配置して
いるため、デバイスウェハ3の複数の位置からの情報が
得られる。このように複数の部位における歪ゲージ10
の出力信号に基づいて判断するようにしているため、デ
バイスウェハ3に対して偏りのない、均一且つ正確な検
出結果が得られ、これにより高精度の平坦化加工を実現
することができる。1つの研磨加工例として、境界面3
2aを研磨終点とするとき、各歪ゲージ10の出力信号
が全て歪み0.05%以下となった時点で研磨終了とす
る。この場合、各歪ゲージ10の出力信号が送られるC
PU14において、個々の歪ゲージ10の出力信号が記
憶データ(0.05%)と比較演算され、終点と判定し
た場合には駆動モータ7を停止させる。
【0023】この実施形態における具体的なCMP加工
では、研磨開始直後に歪ゲージ10の出力信号として歪
み0.1%から、その後の研磨により歪み0.05%と
なったところでCMP加工を停止した。このときの酸化
膜の露出状況を膜厚計によって測定したところ、200
個のチップのうち190個のチップにおいて、ポリシリ
コン膜が酸化膜によって絶縁されていた(つまり、第2
層32における酸化膜中にポリシリコン膜が埋もれてい
る状態)。
【0024】なおここで、歪ゲージ10は、回転テーブ
ル1の表面部に埋設する場合の他、例えば研磨布2に埋
設することもできる。即ち、図3において二点鎖線によ
り示されるように、研磨布2の表面部、或いは中間部の
適所に埋設してもよい。このように歪ゲージ10をデバ
イスウェハ3の研磨面の更に至近位置に配置することに
より、研磨中に生じる研磨抵抗に基づき高い感応度で出
力信号を発生させる結果、駆動モータ7のトルクを高い
精度で検出することができる。
【0025】また、図5は、上記のように歪ゲージ10
を研磨布2に埋設する場合の具体的な構造例を示してい
る。この例は、回転テーブル1の表面を凹凸状に形成
し、歪ゲージ10を研磨布2の厚さ方向の中間部に位置
させるものである。つまり、回転テーブル1の表面に、
歪ゲージ10を載置すべき凸部1aを形成すると共に、
研磨布2の下面側に凸部1aに対応する穴部2aを形成
する。回転テーブル1の凸部1a上に歪ゲージ10を載
置して、研磨布2を張り付けることにより、歪ゲージ1
0は図示のように研磨布2の中間部位置に配設される。
【0026】なお、上記のように歪ゲージ10を設ける
場合、該歪ゲージ10に接続するリード線11は、好適
には図6のように引き回わされる。即ち、凸部1aの肩
部から貫通孔16′にかけて逃げ溝1bを刻設し、この
逃げ溝1b内を這わせるようにリード線11を引き回わ
すものである。このように逃げ溝1bに沿ってリード線
11を引き回わすことにより、該リード線11が張り出
さないようにし、リード線11を適正に接続することが
できる。
【0027】或いはまた、図7のように回転テーブル1
の表面にてスプリング18等の弾機手段によって歪ゲー
ジ10を弾性支持すると共に、研磨布2にはこのように
支持される歪ゲージ10に対応して穴部2a′を貫通形
成する。この例によれば、回転テーブル1の表面に研磨
布2を張り付けることにより穴部2a′に挿着された歪
ゲージ10は、研磨布2の穴部2a′から露出して、デ
バイスウェハ3表面(下面)に直接弾接する。このよう
に歪ゲージ10を研磨布2の表面部に配設することによ
り、歪ゲージ10の高い検出精度を実現することができ
る。
【0028】図6又は図7のように歪ゲージ10を配設
する場合、前述した図2の配置例の場合と同様に配置す
るとよい。即ち、好適にはデバイスウェハ3の直径方向
に沿って、10mm程度の間隔で複数の歪ゲージ10を
配置することができる。
【0029】次に図8は、本発明の第2の実施形態にお
ける歪ゲージ10(又は10′)の配置例を示してい
る。なお、この第2の実施形態においてCMP装置の基
本構成は、前述した第1の実施形態の場合と同様であ
る。
【0030】第2の実施形態においても直径6インチの
デバイスウェハ3を用いるものとする。特にこの例で
は、回転テーブル1の1つの半径方向に沿って、10m
m程度の間隔で13個の歪ゲージ10を埋設配置する。
また、図示例のように相対する別の半径方向(即ち、回
転テーブル1の中心Oを挟んで反対側)に沿って、歪ゲ
ージ10と同様な仕方で更に13個の歪ゲージ10′を
埋設配置する。なお、デバイスウェハ3の外周部には歪
ゲージ10,10′を配置しないものとする。
【0031】第2の実施形態において行った具体的なC
MP加工では、研磨開始直後に歪ゲージ10,10′の
出力信号として歪み0.1%から、その後の研磨により
歪み0.045%となったところでCMP加工を停止し
た。このときの酸化膜の露出状況を膜厚計によって測定
したところ、200個の全てのチップにおいて、ポリシ
リコン膜が酸化膜によって絶縁されていた(酸化膜中に
ポリシリコン膜が埋もれている状態)。特にこの実施形
態においては、回転テーブル1において多数の歪ゲージ
10,10′を設けることにより、デバイスウェハ3か
ら得られた多数のデータに基づいて、信頼性の高い判定
が可能になる。
【0032】更に図9は、本発明の第3の実施形態にお
ける歪ゲージ10の配置例を示している。なお、この第
3の実施形態においてCMP装置の基本構成は、前述し
た第1の実施形態の場合と同様である。第3の実施形態
においても直径6インチのデバイスウェハ3を用いるも
のとする。特にこの例では、デバイスウェハ3が回転テ
ーブル1の中心Oのまわりに相対的に回動する際、該デ
バイスウェハ3の中心が移動する円周方向に沿って、複
数の歪ゲージ10を埋設配置する。
【0033】第3の実施形態における具体的なCMP加
工において、研磨開始直後に歪ゲージ10の出力信号と
して歪み0.1%から、その後の研磨により歪み0.0
5%となったところでCMP加工を停止した。このとき
の酸化膜の露出状況を膜厚計によって測定したところ、
200個の全てのチップにおいて、ポリシリコン膜が酸
化膜によって絶縁されていた。特にこの第3の実施形態
によれば、デバイスウェハ3を回転テーブル1の円周方
向に沿って配置することにより、仮に回転テーブル1に
振れがあっても研磨終点を正確に判定することができ
る。
【0034】ところで、上記各実施形態では、基板3a
上に第1層31、第2層32及び第3層33を有するデ
バイスウェハ3の例を説明した。本発明によればまた、
例えば図10に示したようなデバイスウェハとしてのM
OSトランジスタを研磨する場合に対して適用すること
ができる。
【0035】即ち、図10において、デバイスウェハ2
0は、基板20a上に研磨面側から、第1層(ポリシリ
コン膜)21、第2層22(ポリシリコン膜及び酸化
膜)及び第3層23(酸化膜)を有している。ポリシリ
コン膜で成る第1層21は比較的硬質であり、また酸化
膜で成る第3層23は比較的軟質であり、更にポリシリ
コン膜及び酸化膜が混在して成る第3層23はそれらの
ほぼ中間の硬度になっている。
【0036】このデバイスウェハ20では、第2層22
のポリシリコン膜に対応して、基板20a上にゲート酸
化膜(絶縁膜)24を介してゲート配線25を有しい
る。ゲート配線25の両側部にはサイドウォール26
が、また上部にはキャップ酸化膜27がそれぞれ形成さ
れている。
【0037】かかるデバイスウェハ20を研磨する場
合、第1層21の表面21aから研磨を開始するが、第
1層21及び第2層22の境界面22aに達すると、こ
の部分で第2層22に移行するため、歪ゲージ10の出
力信号は急激に小さくなる。従って、このデバイスウェ
ハ20の場合においても、歪ゲージ10の出力信号、即
ち駆動モータ7のトルクの変化から、そのときの研磨量
もしくは研磨深さを検出することができる。
【0038】なお、上記各実施形態における歪ゲージ1
0の配置例等は、以上の説明で示した例にのみ限定され
るものでなく、本発明の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、歪ゲージ10の配置間隔や配置位置等に関
して、デバイスウェハ3(或いは20)の半径方向以外
の部位に設けるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の研磨加工において、半導体装置の研磨面の至近位
置に複数の歪みゲージを埋設して、研磨面における複数
箇所で研磨時の研磨抵抗を検出することにより、研磨終
点を正確に検知して高い平坦度を得ることができる。そ
して、これによりCMP加工における歩留を格段に向上
することができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の平坦化装置の構成例を示
す断面図である。
【図2】本発明装置に係る回転テーブルにおける歪みゲ
ージの配置例を示す平面図である。
【図3】本発明装置に係る回転テーブルにおける歪みゲ
ージの取付構造例を示す断面図である。
【図4】本発明に係るデバイスウェハの構造例及び出力
信号の変化をそれぞれ示す断面図である。
【図5】本発明装置に係る歪みゲージの具体的取付構造
例を示す断面図である。
【図6】図5のA部拡大斜視図である。
【図7】本発明装置に係る歪みゲージの他の具体的取付
構造例を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る回転テーブルに
おける歪みゲージの配置例を示す平面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る回転テーブルに
おける歪みゲージの配置例を示す平面図である。
【図10】本発明を適用可能なデバイスウェハの別の例
を示す断面構造図である。
【符号の説明】
1 回転テーブル 2 研磨布 3 デバイスウェハ 4 プレート 5 回転軸 7 駆動モータ 8 加工液 10 歪ゲージ 11 リード線 12 スリップリング 13 アンペアメータ 14 CPU 15 穴 16 貫通孔 17 樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に少なくとも2種類の膜を有する
    半導体装置の表面を化学・機械的に研磨することにより
    平坦化するための方法であって、 研磨面の至近位置に設けた歪みゲージによって研磨時の
    研磨抵抗を検出し、この歪みゲージの検出信号の変化量
    に基づき、研磨加工の終点を判定し得るようにしたこと
    を特徴とする半導体装置の平坦化方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体装置の研磨面における複数位
    置で研磨時の研磨抵抗を検出し、各位置での歪みゲージ
    の検出信号の変化量に基づき、研磨加工の終点を判定し
    得るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置の平坦化方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体装置の研磨面の直径方向に沿
    って、複数位置で研磨時の研磨抵抗を検出することを特
    徴とする請求項2に記載の半導体装置の平坦化方法。
  4. 【請求項4】 基板上に少なくとも2種類の膜を有する
    半導体装置の表面を化学・機械的に研磨することにより
    平坦化するための装置であって、 回転テーブル上の所定位置に研磨布を介して前記半導体
    装置を載置して、該半導体装置を回転駆動すると共に、
    この半導体装置の研磨面至近位置に複数の歪みゲージを
    埋設し、各歪みゲージの出力信号を処理する制御処理装
    置にて前記半導体装置の研磨面に対する研磨終点を判定
    するようにしたことを特徴とする半導体装置の平坦化装
    置。
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