JPH09139657A - ラッチ回路 - Google Patents

ラッチ回路

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JPH09139657A
JPH09139657A JP7294185A JP29418595A JPH09139657A JP H09139657 A JPH09139657 A JP H09139657A JP 7294185 A JP7294185 A JP 7294185A JP 29418595 A JP29418595 A JP 29418595A JP H09139657 A JPH09139657 A JP H09139657A
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Masahisa Nemoto
正久 根本
Tsuzumi Tsuji
鼓 辻
Toshihiko Ichioka
俊彦 市岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力波形の乱れを小さくする。 【解決手段】 外部入力回路の出力素子であるインバー
タ11からデータ入力端子Dを介して与えられた入力デ
ータの論理レベルを、ラッチ回路は、FET12がオン
状態のときに取り込み、襷接続されたインバータ13,
14でラッチする。例えば、データ入力端子Dが“L”
及びインバータ13の入力部分のノードN2が“H”の
状態で、FET12のショットキーゲートにインバータ
15,16を介して“H”のクロック信号CKが与えら
れたとする。インバータ17がFET18をオン状態、
FET20がFET19をオン状態に設定する。2個の
FET18,19は、ノードN2とグランド間に放電路
を形成するので、該FET18,19がオン状態になる
ことは、ノードN2の電荷の放出を助けることになり、
ノードN2のレベルが早く変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショットキーゲー
トを有する電界効果トランジスタ(以下、FETとい
う)であるガリウムひ素(GaAs)MESFET等で構成された
DCFL(Direct Coupled FET Logic)回路におけるク
ロック同期型のラッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;1992年電子情報通信学会秋季大会講演論文集,分
冊5、辻,市岡,大島,川上,秋山著“低消費電流GaAs
DCFL 可変分周器”P.83 図2は、従来のラッチ回路を示す回路図である。ラッチ
回路の構成には様々なものがあるが、図2は、その構成
例の1つを示している。外部のドライバ素子であるイン
バータ1に接続されたデータ入力端子Dinは、FET2
のドレイン電極に接続されている。FET2のソース電
極は、ノードN1でインバータ3の入力端子及びインバ
ータ4の出力端子に共通に接続されている。インバータ
3の出力端子及びインバータ4の入力端子が、データ出
力端子Q/に接続されている。FET2のゲート電極に
は、外部から2個のインバータ5,6とクロック入力端
子Cを介したクロックが、与えられる構成になってい
る。インバータ4は、インバータ1よりも高い出力イン
ピーダンスを有している。
【0003】図3は、図2の回路の動作を示すタイミン
グチャートであり、この図3を参照しつつ、図2の回路
の動作を説明する。まず、初期状態として、データ入力
端子Dに外部からハイレベル(以下、“H”と表記す
る。)が入力され、クロック端子Cにローレベル(以
下、“L”と表記する)が入力されているものとする。
そして、ノードN1が“L”の状態であったとする。図
3の時刻t1において、クロック端子Cのレベルが
“H”になると、FET2がオン状態になる。ここで、
インバータ4はデータ駆動用ドライバ1よりも高い出力
インピーダンスを有しているので、ノードN1はデータ
入力端子Dの状態と同じ“H”に変化し、データ出力端
子Q/はインバータ3を介して“L”になる。そのた
め、インバータ3の入力が“L”、インバータ3の出力
が“H”、インバータ4の入力が“H”、そしてインバ
ータ4の出力が“L”となり、ラッチ回路の状態が安定
する。データ出力端子Q/からは、データ入力端子Dの
論理レベルを反転した“L”が出力される。次に、時刻
t2において、クロック端子Cの状態が“L”に変化す
ると、FET2がオフ状態になり、ノードN1とデータ
出力端子Q/の状態は、各インバータ3,4によって、
それぞれ“H”と“L”のまま保持される。そして、デ
ータ出力端子Q/からは“L”が継続してく出力され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラッチ回路では、次のような課題があった。GaAs MESFE
T のようなショットキーゲートを有するスイッチング素
子を用いて、図2のようなラッチ回路を構成した場合、
ノードN1の状態が“H”から“L”に変化する速度
と、“L”から“H”に変化する速度とが異なる。例え
ば、データ入力端子Dのレベルが“L”で、ノードN1
が“H”のときに、クロック端子Cが“L”から“H”
に変化すると、ノードN1は“H”から“L”に変化す
るが、そのためにはノードN1にチャージされている電
荷が、インバータ1中のFETを介してグランドに放出
されなければならない。このとき、FET2のゲートの
レベルは“H”であり、そのゲートからショットキー電
流が流入するが、該ショットキー電流もインバータ1中
のFETを介してグランドに放出されることになる。従
って、データ入力端子Dを駆動するインバータ1中のス
イッチング用FETのオン抵抗によって電圧上昇が起こ
るので、データ入力端子Dのレベルは、本来のインバー
タ1の“L”の電位まで下がれない。ノードN1の電位
は、データ入力端子Dの電位以下にはならない上に、F
ET2やインバータ1中のスイッチング用FETが、エ
ンハンスメントモードFETである場合には、さらにそ
の閾値電圧分データ入力端子Dよりも高い電位になる。
逆に、ノードN1の論理レベルが“L”から“H”に変
化するとき、FET2のゲートから流れ込むショットキ
ー電流は、ノードN1に電荷をチャージする上でプラス
に働く。このように、ノードN1の状態が“H”から
“L”に変化する場合は、“L”から“H”に変化する
場合に比べて困難であり、その変化にも時間がかかるこ
とになる。そのため、例えば、本来同じ幅でデータ出力
端子Doutから出力されるべき“H”のパルスの幅は、
“L”のパルス幅よりも、小さくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、ショットキーゲート構造の制御電極
に与えられた制御信号に基づきオン,オフし、オン状態
のとき入力データを取込む第1のスイッチング素子と、
前記第1のスイッチング素子で取込まれた前記入力デー
タの論理レベルを反転して出力する第1のインバータ
と、前記入力データを供給する外部の入力回路の出力素
子よりも高い出力インピーダンスを有し、前記第1のイ
ンバータの出力するデータの論理レベルを反転してその
第1のインバータの入力端子に帰還する第2のインバー
タとを備え、前記入力データの論理レベルに対応した論
理レベルのデータをラッチするラッチ回路において、次
のような構成にしている。即ち、第1の発明におけるラ
ッチ回路には、前記入力データの論理レベルを反転する
第3のインバータと、前記第1のインバータの入力端子
と前記第1及び第2のインバータに与えられた電源電位
のうちの低位側の電位との間に直列に接続され、各制御
電極に与えられた信号に基づきそれぞれオン,オフする
第2及び第3のスイッチング素子とが設けられている。
そして、その第2のスイッチング素子または第3のスイ
ッチング素子のうちのいずれか一方は、制御電極に入力
された前記第3のインバータの出力信号に基づきオン,
オフする構成としている。また、他方の前記第2のスイ
ッチング素子または第3のスイッチング素子は、制御電
極に与えられた前記制御信号と同相の信号に基づき前記
第1のスイッチング素子に同期してオン,オフする構成
としている。
【0006】第2の発明は、ラッチ回路を次のような構
成にしている。即ち、第2の発明のラッチ回路は、第1
の発明における第1のスイッチング素子と第1のインバ
ータと第2のインバータと第3のインバータと、前記第
1のインバータの入力端子と前記第1及び第2のインバ
ータに与えられた電源電位のうちの低位側の電位との間
に直列に接続され、各制御電極に与えられた信号に基づ
きそれぞれオン,オフする第2及び第3のスイッチング
素子とを備えている。そして、前記第2のスイッチング
素子または第3のスイッチング素子のうちのいずれか一
方は、制御電極に入力された前記第3のインバータの出
力信号に基づきオン,オフする構成としている。また、
他方の前記第2のスイッチング素子または第3のスイッ
チング素子は、制御電極に与えられた第1の発明におけ
る制御信号に基づき前記第1のスイッチング素子に同期
してオン,オフする構成にしている。
【0007】第1及び第2の発明によれば、以上のよう
にラッチ回路を構成したので、第1のスイッチング素子
により、制御電極に与えられた制御信号に基づきオン,
オフし、オン状態のとき入力データが取込まれる。第1
のインバータが、その第1のスイッチング素子で取込ま
れた入力データの論理レベルを反転して出力し、第2の
インバータが、その第1のインバータの出力するデータ
の論理レベルを反転して第1のインバータの入力端子に
帰還する。これにより、入力データの論理レベルに対応
した論理レベルのデータがラッチされる。ここで、入力
データの論理レベルが第3のインバータによって反転さ
れ、それが、第2または第3のスイッチング素子の制御
電極に与えられる。他方の第2または第3のスイッチン
グ素子の制御電極には、制御信号もしくはそれに同相の
信号が与えられ、それが第1のスイッチング素子と同期
してオン,オフする。第2のスイッチング素子と第3の
スイッチング素子の両方がオン状態となることで、第1
のインバータの入力端子と電源電位の低位側の電位の間
に、電流路が新たに形成される。そのため、第1のイン
バータの入力端子からの電荷の放電が、素早く行なわれ
る。従って、前記課題を解決できるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
ラッチ回路の回路図である。このラッチ回路は、制御信
号として与えられたクロック信号CKに同期してデータ
をラッチする遅延型フリップフロップ(D−FF)10
である。D−FF10のデータ入力端子Dには、外部の
入力回路の出力素子であるインバータ11によって駆動
された入力データが与えられるようになっている。デー
タ入力端子Dには、図2と同様に第1のスイッチング素
子のFET12が接続されている。FET12は、ショ
ットキーゲートを有するGaAs MESFET であり、FET1
2のソース電極がデータ入力端子Dに接続されている。
FET12の出力側、つまりドレイン電極はノードN2
を介して第1のインバータ13の入力端子が接続されて
いる。インバータ13の出力側は、データ出力端子Q/
に接続されると共に第2のインバータ14の入力端子に
接続されている。インバータ14の出力インピーダンス
は、インバータ1の出力インピーダンスよりも高く設定
され、このインバータ14の出力端子は、ノードN2で
インバータ13の入力端子に対して帰還接続されてい
る。FET12の制御電極であるゲート電極には、外部
からクロック信号CKが2個のインバータ15,16と
クロック端子Cを介して与えられる構成である。
【0009】従来の図2とは異なり、このD−FF10
には、さらに第3のインバータ17と、第2のスイッチ
ング素子であるFET18と、第3のスイッチング素子
であるFET19とが、設けられている。インバータ1
7は入力データのレベルを反転するものであり、該イン
バータ17の入力端子が、データ入力端子Dに接続され
ている。2個のFET18,19は、ノードN2と電源
電位の低電位側のグランドとを接続するものであり、ノ
ードN2とグランド間に直列に接続されている。各FE
T18,19は、例えばFET12と同様のGaAs MESFE
T であり、FET18のゲート電極には、インバータ1
7の出力端子がノードN3を介して接続されている。F
ET19のゲート電極には、インバータ15の出力端子
にインバータ16とは並列に接続されたインバータ20
の出力端子が、ノードN4を介して接続されている。な
お、直列のFET18,19の順は図1に限定されず、
逆に接続してもよい。
【0010】図4は、図1の動作を示すタイムチャート
であり、この図4を参照しつつ、図1のラッチ回路の動
作を説明する。まず、初期状態として、データ入力端子
Dに外部から論理レベルの“H”が入力され、クロック
端子Cに“L”が入力され、ノードN2が“L”の状態
であったとする。この状態では、各FET12,18,
19はすべてオフ状態である。図4の時刻t11におい
て、クロック端子Cのレベルが“H”になると、FET
12がオン状態となる。それにFET12がオン状態と
なるのに同期してFET19もオン状態に変化するが、
インバータ17が“L”を出力するので、FET18は
ノードN3の電位に制御されてオフ状態を維持する。よ
って、ノードN2とグランド間は遮断されている。ここ
で、インバータ14は、ドライバとして動作するインバ
ータ11よりも高い出力インピーダンスを有しているの
で、ノードN2はデータ入力端子Dの状態と同じ“H”
に変化し、データ出力端子Q/のレベルは、インバータ
13を介して“L”になる。そのため、インバータ13
の入力が“L”、インバータ13の出力が“H”、イン
バータ14の入力が“H”、そしてインバータ14の出
力が“L”となり、ラッチ回路の状態が安定する。デー
タ出力端子Q/からは、データ入力端子Dの論理レベル
を反転した“L”が出力される。時刻t12において、
クロック端子Cの状態が“L”に変化すると、各FET
12,19がオフ状態になる。従って、例えば図4のよ
うに、データ入力端子Dの論理レベルが“H”に変化し
ても、ノードN2とデータ出力端子Q/の状態は、各イ
ンバータ13,14によって、それぞれ“H”と“L”
のままそれぞれ保持され、データ出力端子Q/からは
“L”が継続して出力される。このとき、各ノードN
3,N4の状態はそれぞれ“H”と“L”であり、FE
T18はオン状態であるが、FET19はオフ状態なの
で電流がほとんど流れず、ノードN2の状態には影響し
ない。
【0011】次に、時刻t13において、クロック端子
Cの状態が“H”に変化すると、FET12がオン状態
になり、ノードN2はデータ入力端子Dの状態に引っ張
られる形で“L”に変化に移行する。このとき、各ノー
ドN3,N4が“H”となるので、各FET18,19
は共にオン状態になり、ノードN2にチャージされてい
る電荷をグランドに放出する。即ち、ノードN2が
“L”に変化するのを助ける方向に働く。ノードN2が
“L”に変化すると、インバータ13は“H”を出力
し、インバータ14は“L”を出力し、データ出力端子
Q/からは、“H”が出力される。この状態で、クロッ
ク端子Cの状態のみが変化をしても、ノードN2のレベ
ルは“L”のままであり、データ出力端子Q/からは
“H”が継続して出力される。時刻t14において、デ
ータ入力端子Dが“H”に変化すると、インバータ17
が“L”を出力し、ノードN3の状態が“L”となる。
そのため、FET18がオフ状態に変化する。この状態
ではノードN2とグランドが遮断されており、ノードN
2の電位は変化しない。即ち、データ入力端子Dの状態
が“H”を保つときには、ノードN2に影響を与えな
い。以上のように、本実施形態では、データ入力端子D
のレベルを反転するインバータと、グランドとノードN
2間を接続するFET18,19とを設けている。それ
らは、ノードN2が“H”から“L”に変化するのを助
けるように働き、他の状態においては、ラッチ回路の動
作を妨げない。
【0012】図5は、図1の効果を説明する解析シミュ
レーション結果を示す図であり、横軸には時刻、及び縦
軸には電位レベルが示されている。図1及び図2のラッ
チ回路にGaAs MESFET を用いて構成し、その動作を過渡
解析シミュレーションしたところ、図5の結果が得られ
た。このシミュレーションに使用したデバイスのパラメ
ータのうち、代表的なものをここで示す。各インバータ
1,3,4,5,6,11,13,14,15,16,
17,20中の負荷用FETは、ゲート幅10μm当た
りのゲート長Lgを0.5μm、閾値Vthを−1290
mV、K−Valueを3.38ms/V、及びドレイ
ン・ソース電流Idssを205μA/μmとしてい
る。各FET2,12,18,19及び各インバータ
1,3,4,5,6,11,13,14,15,16,
17,20におけるスイッチングFETは、それぞれ、
ゲート幅10μm当たりのゲート長Lgを0.2μm、
閾値Vthを−30mV、K−Valueを4.97ms
/Vにしている。FET2,12のゲート幅はそれぞれ
12μm、FET18,19のゲート幅がそれぞれ6μ
m、各インバータ1,3,11,13中の負荷用FET
のゲート幅が、それぞれ24μm、インバータ1,3,
11,13のスイッチング用FETのゲート幅がそれぞ
れ48μmである。インバータ4,14の負荷用FET
のゲート幅はそれぞれ4.5μm、それらのスイッチン
グ用FETのゲート幅は9μmである。インバータ17
の負荷用FETのゲート幅は3μmであり、該インバー
タ17のスイッチング用FETのゲート幅は6μmであ
る。各インバータ5,6,15,16,20における負
荷用FETのゲート幅は、それぞれ6μmであり、それ
らのインバータ5,6,15,16,20のスイッチン
グ用FETのゲート幅は12μmに、それぞれ設定され
ている。
【0013】図5における時刻Tの直前の時点では、各
データ入力端子Dの電位が“H”、各ノードN1,N2
の電位が“L”、クロック端子Cの電位が“L”の状態
になっている。時刻Tにクロック端子Cのレベルが
“H”に変化すると、ノードN1,のレベルが“L”に
変化しようとするが、FET2のゲートからの流れ込み
と、ノードN1からの流れ込みによってデータ入力端子
Dに電位が上昇し、ノードN1の電位がなかなか下がら
ない。図1の回路でもこの現象は起こっているが、図2
にのものに比べて少ない。即ち、ノードN2の電位がノ
ードN1に比べて速く“L”に下がっている。このた
め、従来の図2よりも、出力信号の波形及びパルス幅
が、改善されている。ここで、インバータ17はインバ
ータ13,14に比べ、負荷駆動能力が小さくてよく、
FET18,19では電力消費がほとんど増えないの
で、消費電力の増加は僅かですむ。
【0014】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば図1の回路では、
インバータ15の出力信号を各インバータ16,20を
介してクロック端子CとFET19にそれぞれ与えるよ
うにしているが、これはFET12のゲート電極に入力
される信号の“H”の電位が高い方が、ノードN2の状
態を“L”から“H”に変化させる信号の伝達が速くな
るためであり、高速動作の必要のない場合には、FET
19のゲート電極とクロック端子Cを接続し、同一信号
でFET12,19をオン,オフするようにしてもよ
い。このようにすることで、インバータ20を省くこと
ができる。また、上記実施形態ではFET12をGaAs M
ESFET として説明しているが、ショットキーゲートを有
する以外の他のスイッチング素子を用いた場合にも、本
発明は適用できる。なお、第1及び第2のスイッチング
素子として用いたGaAs MESFET は、他のデバイスで代用
することも可能である。このような場合でも、システム
全体の動作が速くなることが期待できる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明によれば、ショットキーゲート構造の制御電極
を有した第1のスイッチング素子がオン状態になったと
きに、入力データを取込んでラッチするラッチ回路に対
して、第3のインバータと第2及び第3のスイッチング
素子を設けているので、電源電位の低位側の電位と第1
のインバータの入力端子間に、電荷の放電路を開設する
ことができるようなる。そのため、従来技術で課題とな
っていた、例えば本来同じ幅でラッチ回路のデータ出力
端子から出力されるべき“H”のパルスの幅が“L”の
パルス幅よりも小さくなるという波形の乱れ等が、解決
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すラッチ回路の回路図で
ある。
【図2】従来のラッチ回路を示す回路図である。
【図3】図2の動作を示すタイムチャートである。
【図4】図1の動作を示すタイムチャートである。
【図5】図1の効果を説明する解析シミュレーション結
果を示す図である。
【符号の説明】
10 ラッチ回路 11,15,16,20 インバータ 12 MESFET(第1ノスイッチン
グ素子) 13,14,17 第1,第2,第3のインバ
ータ 18,19 MESFET(第2,第3のイン
バータ) CK クロック信号(制御信号)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショットキーゲート構造の制御電極に与
    えられた制御信号に基づきオン,オフし、オン状態のと
    き入力データを取込む第1のスイッチング素子と、 前記第1のスイッチング素子で取込まれた前記入力デー
    タの論理レベルを反転して出力する第1のインバータ
    と、 前記入力データを供給する外部の入力回路の出力素子よ
    りも高い出力インピーダンスを有し、前記第1のインバ
    ータの出力するデータの論理レベルを反転してその第1
    のインバータの入力端子に帰還する第2のインバータと
    を備え、 前記入力データの論理レベルに対応した論理レベルのデ
    ータをラッチするラッチ回路において、 前記入力データの論理レベルを反転する第3のインバー
    タと、 前記第1のインバータの入力端子と前記第1及び第2の
    インバータに与えられた電源電位のうちの低位側の電位
    との間に直列に接続され、各制御電極に与えられた信号
    に基づきそれぞれオン,オフする第2及び第3のスイッ
    チング素子とを設け、 前記第2のスイッチング素子または第3のスイッチング
    素子のうちのいずれか一方は、制御電極に入力された前
    記第3のインバータの出力信号に基づきオン,オフする
    構成とし、 他方の前記第2のスイッチング素子または第3のスイッ
    チング素子は、制御電極に与えられた前記制御信号と同
    相の信号に基づき前記第1のスイッチング素子に同期し
    てオン,オフする構成としたことを特徴とするラッチ回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第1のスイッチング素
    子、第1のインバータ、第2のインバータ及び第3のイ
    ンバータと、 前記第1のインバータの入力端子と前記第1及び第2の
    インバータに与えられた電源電位のうちの低位側の電位
    との間に直列に接続され、各制御電極に与えられた信号
    に基づきそれぞれオン,オフする第2及び第3のスイッ
    チング素子とを備え、 前記第2のスイッチング素子または第3のスイッチング
    素子のうちのいずれか一方は、制御電極に入力された前
    記第3のインバータの出力信号に基づきオン,オフする
    構成とし、 他方の前記第2のスイッチング素子または第3のスイッ
    チング素子は、制御電極に与えられた請求項1記載の制
    御信号に基づき前記第1のスイッチング素子に同期して
    オン,オフする構成としたことを特徴とするラッチ回
    路。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62130021A (ja) * 1985-11-30 1987-06-12 Agency Of Ind Science & Technol ガリウム砒素半導体集積回路
JPH0193829U (ja) * 1987-12-11 1989-06-20
JPH06164331A (ja) * 1992-11-26 1994-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ラッチ回路
JPH07147530A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Mitsubishi Electric Corp ラッチ回路及びマスタースレーブ型フリップフロップ回路

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