JPH09139669A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH09139669A
JPH09139669A JP7294186A JP29418695A JPH09139669A JP H09139669 A JPH09139669 A JP H09139669A JP 7294186 A JP7294186 A JP 7294186A JP 29418695 A JP29418695 A JP 29418695A JP H09139669 A JPH09139669 A JP H09139669A
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signal
voltage signal
voltage
circuit
output
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Withdrawn
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JP7294186A
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Inventor
Makoto Yomo
誠 四方
Tetsuo Katayanagi
哲夫 片柳
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLL回路の安定性を高める。 【解決手段】 位相検出回路11は、入力信号Sinにお
ける単位時間当たりの論理レベルの遷移数である遷移密
度と、帰還された周波数信号f14と入力信号Sin間の
位相差との積に比例した電圧信号v11を出力する。遷
移密度検出回路12は、遷移密度に比例した電圧信号v
12を出力する。電圧信号v11は利得制御増幅回路1
3の入力端子に与えられ、電圧信号v12は、該利得制
御増幅回路13の利得制御端子に与えられる。利得制御
増幅回路13が電圧信号v12に反比例した利得で電圧
信号v11を増幅するので、該利得制御増幅回路13の
出力する電圧信号v13には、遷移密度の変化に依存す
る成分がなくなる。電圧制御発振器14は、その電圧信
号v13に対応した周波数で発振し、周波数信号f14
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
で構成されたPLL回路(フェーズロックループ回路)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;IEEE Transaction on Electron Devices、32[1
2](1985-12 )、C.R.Hogge “A Self Clock Recovery
Circuit”p.2704-2706 図2は、上記文献に記載された従来のPLL回路の一構
成例を示す回路図である。このPLL回路は、2個の遅
延型フリップフロップ(以下、D−FFという)1,2
と、2個の排他的論理和回路(以下、XORという)
3,4とを、備えている。データ信号入力端子DIN
が、D−FF1のデータ入力端子DとXOR3の一方の
入力端子とに接続されている。D−FF1の出力端子Q
は、D−FF2のデータ入力端子Dと、XOR3の他方
の入力端子と、XOR4の一方の入力端子とに、接続さ
れている。D−FF2の出力端子Qは、XOR4の他方
の入力端子に接続されている。
【0003】各XOR3,4の出力側には、低域ろ波回
路(以下、LPFという)5,6がそれぞれ接続されて
いる。LPF5の出力側は、差動増幅回路7の正相入力
端子に接続され、LPF6の出力側は、その差動増幅回
路7の逆相入力端子に接続されている。差動増幅回路7
の出力側は、その差動増幅回路7の出力電圧に応じた周
波数信号f8を出力する電圧制御発振器(以下、VCO
という)8が接続されている。VCO8の出力側は、各
D−FF1,2のクロック入力端子に接続されている。
D−FF1は、クロック端子に印加される周波数信号f
8の論理レベルが“0”から“1”に遷移したとき、デ
ータ入力端子Dに与えられている論理レベルを出力端子
Qから出力するようになっている。また、D−FF2
は、クロック端子に印加された周波数信号f8の論理レ
ベルが“1”から“0”に遷移したとき、データ入力端
子Dに与えられている論理レベルを出力端子Qから出力
するようになっている。
【0004】次に、図2のPLL回路の動作を説明す
る。ここでは、PLL回路のデータ信号入力端子DIN
に印加される入力信号sinの論理レベルが、単位時間当
たり“1”から“0”に遷移する回数と“0”から
“1”に遷移する回数との和を遷移密度DTと定義し、
VCO8の出力する周波数信号f8の周期をTC、その
データ信号入力端子DINに印加される入力信号sin
遷移する時刻と該周波数信号f8の論理レベルが“0”
から“1”に遷移する時刻との差をTD、そして、差動
増幅回路7の利得をAdaとする。D−FF1は、データ
信号入力端子DINからの入力信号sinを周波数信号f
8に同期して取込んで出力端子Qから出力する。D−F
F1の出力信号s1は、入力信号sinと同じ論理パター
ンを有すると共に、該入力信号sinに対して時刻差TD
だけ遅延の加わった信号となる。そのため、信号sin
論理レベルが“0”から“1”へ、或いは“1”から
“0”へ遷移するたびに、XOR3の出力信号s3の論
理レベルが“0”から“1”に遷移し、時刻差TDの
間、その論理レベルの“1”が保持された後、出力信号
s3の論理レベルは“1”から“0”に遷移する。よっ
て、出力信号s3の論理レベルが、単位時間当りに
“1”となる時間は、DT・TD/TCとなる。LPF
5は出力信号s3を平滑化する。即ち、LPF5は、D
T・TD/TCに相当する電圧信号v5を出力する。
【0005】D−FF2は、VCO8の出力する周波数
信号f8の逆相信号に同期してD−FF1の出力信号s
1を取込み、それを出力端子Qから出力することになる
ので、D−FF2の出力信号s2は、D−FF1の出力
信号s1と同じ論理パタンを有すると共に、該信号s1
に対しTC/2だけ遅延の加わった信号となる。そのた
め、出力信号s1の論理レベルが“0”から“1”へ、
或いは“1”から“0”へ遷移するたびに、XOR4の
出力信号s4の論理レベルは“0”から“1”ヘ遷移す
る。そして、時間TC/2の間その論理レベルの“1”
が保持された後、XOR4の出力信号s4の論理レベル
は“1”から“0”に遷移する。このため、XOR4の
出力信号s4の論理レベルが、単位時間当りに“1”と
なる時間は、DT/2となり、LPF6がその出力信号
s4を平滑化する。即ち、LPF6は、DT/2に相当
する電圧信号v6を出力する。差動増幅回路7は、各L
PF5,6からの出力信号v5,v6の電圧差を増幅し
た電圧信号v7を出力する。電圧信号v7の電圧は、A
da・DT・(TD/TC−1/2)となる。VCO8は
その電圧信号v7の電圧で駆動されるので、時間TDが
TC/2より小さいとき、VCO8の出力する周波数信
号f8の周期は長くなり、時間TDがTC/2より大き
いとき、周波数信号f8の周期が短くなる。従って、時
間TDがTC/2に等しくなったときに、周波数信号f
8の周期は固定される。即ち、PLL回路として動作す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PLL回路では、次のような課題があった。即ち、PL
L回路における開ループ利得が、入力信号sinの遷移密
度DTに線形な依存性をもつため、その遷移密度DTが
変動する場合、ループのQが一定にならず、安定性を損
なうという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、PLL回
路において、前記課題を解決するために次のような位相
検出回路、遷移密度検出回路、利得制御増幅回路、及び
VCOとを備えている。位相検出回路は、帰還された周
波数信号と入力信号間の位相差と該入力信号における単
位時間当たりの論理レベルの遷移回数との積に比例した
第1の電圧信号を生成する構成である。遷移密度検出回
路は、前記入力信号の単位時間当たりの論理レベルの遷
移回数に比例した第2の電圧信号を生成する構成であ
る。利得制御増幅回路は、前記第2の電圧信号に反比例
した利得で前記第1の電圧信号を増幅して第3の電圧信
号を生成する機能を有している。VCOは、前記第3の
電圧信号に基づいた発振を行い、前記周波数信号を出力
するものである。第2の発明は、PLL回路において、
次のような第1及び第2のD−FF、第1及び第2の期
間検出回路、第1及び第2のLPF、差動増幅回路、利
得制御増幅回路、及びVCOを備えている。第1のD−
FFは、クロック端子に与えられた周波数信号に同期し
て入力信号の論理レベルを遅延してラッチする構成であ
り、第2のD−FFは、クロック端子に与えられた前記
周波数信号に同期して前記第1のD−FFの出力信号の
論理レベルを遅延してラッチする構成である。第1の期
間検出回路は、前記入力信号と前記第1のD−FFの出
力信号における論理レベルの一致期間または不一致期間
を検出する機能を有している。第2の期間検出回路は、
前記第1のD−FFの出力信号と前記第2のD−FFの
出力信号における論理レベルの一致期間または不一致期
間を検出する機能を有している。
【0008】第1のLPFは、前記第1の期間検出回路
の出力信号を平滑化することで、前記入力信号における
単位時間当たりの論理レベルの遷移回数と、該入力信号
の論理レベルが遷移する時刻と前記周波数信号が所定の
論理レベルに遷移する時刻の差との積を、その周波数信
号の周期で除したものに相当する第1の電圧信号を生成
する機能を有している。第2のLPFは、前記第2の期
間検出回路の出力信号を平滑化することで、前記入力信
号における単位時間当たりの論理レベルの遷移回数を2
で除したものに対応する第2の電圧信号を生成する機能
を有している。差動増幅回路は、前記第1及び第2の電
圧信号間の差動増幅を行って第3の電圧信号を生成する
構成である。利得制御増幅回路は、前記第2の電圧信号
に反比例した利得で前記第3の電圧信号を増幅して第4
の電圧信号を生成する構成である。VCOは、前記第4
の電圧信号に基づいた発振を行い、前記周波数信号を出
力する機能を有している。
【0009】第3の発明は、第2の発明のPLL回路に
おける第1及び第2の期間検出回路を、第1及び第2の
排他的論理和回路、第1及び第2の否定排他的論理和回
路、第1及び第2の乗算回路、または第1及び第2の位
相比較回路で構成している。第1の発明によれば、以上
のようにPLL回路を構成したので、位相検出回路によ
り、周波数信号と入力信号間の位相差とその入力信号に
おける単位時間当たりの論理レベルの遷移回数との積に
比例した第1の電圧信号が生成され、遷移密度検出回路
により、入力信号の単位時間当たりの論理レベルの遷移
回数に比例した第2の電圧信号が生成される。利得制御
増幅回路により、第2の電圧信号に反比例した利得で第
1の電圧信号が増幅されて第3の電圧信号が生成され
る。このような増幅を行うことで、第3の電圧信号は、
入力信号における単位時間当たりの論理レベルの遷移回
数に依存した成分が除去されたものになる。VCOによ
って第3の電圧信号に基づいた発振が行われ、位相検出
回路に帰還する周波数信号が生成される。
【0010】第2及び第3の発明によれば、第1のD−
FFにより、クロック端子に与えられた周波数信号に同
期して入力信号の論理レベルが、遅延してラッチされ
る。第2のD−FFにより、クロック端子に与えられた
周波数信号に同期して第1のD−FFの出力信号の論理
レベルが、遅延してラッチされる。第1の期間検出回路
により、入力信号と第1のD−FFの出力信号における
論理レベルの一致期間または不一致期間が、検出され
る。第2の期間検出回路により、第1のD−FFの出力
信号と第2のD−FFの出力信号における論理レベルの
一致期間または不一致期間が検出される。第1のLPF
が第1の期間検出回路の出力信号を平滑化することで、
入力信号における単位時間当たりの論理レベルの遷移回
数と、該入力信号の論理レベルが遷移する時刻と前記周
波数信号が所定の論理レベルに遷移する時刻の差との積
をその周波数信号の周期で除したものに相当する第1の
電圧信号が、生成される。一方、第2のLPFが第2の
期間検出回路の出力信号を平滑化することで、入力信号
における単位時間当たりの論理レベルの遷移回数を2で
除したものに対応する第2の電圧信号が、生成される。
差動増幅回路により、第1及び第2の電圧信号間の差動
増幅が行われ、第3の電圧信号が生成され、利得制御増
幅回路により、第2の電圧信号に反比例した利得で第3
の電圧信号が増幅されて第4の電圧信号が生成される。
このような、利得制御増幅回路の増幅により、第4の電
圧信号は、入力信号における単位時間当たりの論理レベ
ルの遷移回数に依存した成分が除去されたものになる。
VCOにより、第4の電圧信号に基づいた発振が行わ
れ、第1及び第2のD−FFに対する周波数信号が生成
される。従って、前記課題が解決できるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すPLL回路の回
路図である。このPLL回路は、データ信号入力端子D
INに入力端子の接続された位相検出回路11と遷移密
度検出回路12とを備えている。位相検出回路11はデ
ータ信号入力端子DINを介して印加される入力信号s
inとクロック端子に与えられる信号との間の位相差と入
力信号sinの遷移密度との積に比例した電圧を出力する
機能を有した回路である。遷移密度検出回路12は、該
遷移密度検出回路12のクロック端子に与えられた信号
に基づき入力信号Sinの遷移密度に比例した電圧をする
機能を有した回路である。これら位相検出回路11と遷
移密度検出回路12の内部回路に関して、後述する第2
の実施形態にその一例が示されている。位相検出回路1
1の出力側は、利得制御増幅回路13の入力端子に接続
され、遷移密度検出回路12の出力側が、その利得制御
増幅回路13の利得制御端子に接続されている。利得制
御増幅回路13の出力側は、VCO14の入力端子に接
続され、そのVCO14の出力端子は位相検出回路11
と遷移密度検出回路12のクロック端子に共通に接続さ
れている。利得制御増幅回路13は、利得制御端子に印
加された電圧に反比例した利得で、入力端子に与えられ
た電圧の増幅を行うものである。VCO14は、入力端
子に入力された電圧で制御されて発振し、周波数信号f
14を出力端子から出力するものである。
【0012】次に、図1のPLL回路の動作を説明す
る。ここで、入力信号sinの論理レベルが、単位時間当
たり“1”から“0”に遷移する回数と“0”から
“1”に遷移する回数との和を遷移密度DTと定義し、
VCO14の出力する周波数信号f14の周期をTC、
データ信号入力端子DINに印加される入力信号sin
論理レベルが遷移する時刻と該周波数信号f14の論理
レベルが“0”から“1”に遷移する時刻の差をTDと
する。位相検出回路11は、該位相検出回路11の入力
端子に与えられた入力信号sinとクロック端子に与えら
れた周波数信号f14との間の位相差と入力信号sin
遷移密度との積に比例した電圧を出力する。即ち、位相
検出回路11は、DT・TD/TCに比例する電圧信号
v11を利得制御増幅回路13の入力端子に出力する。
一方、遷移検出回路14は、遷移密度DTに比例する電
圧信号v12を利得制御増幅回路13の利得制御端子に
出力する。
【0013】利得制御増幅回路13は、電圧信号v12
の電圧に反比例した利得で電圧信号v11を増幅する。
従って、利得制御増幅回路13の出力する電圧信号v1
3は、DT・TD/TCと1/DTの積に比例する。即
ち、遷移密度DTが約分され、電圧信号v13は、TD
/TCに比例する。この電圧信号v13によって、VC
O14が駆動される。このため、時刻差TDが“0”よ
り小さいとき、VCO14の出力する周波数信号f14
の周期が長くなり、“0”よりも大きいときには周波数
信号f14の周期が短くなる。そして、時刻差TDが
“0”に等しくなったとき、VCO14の出力する周波
数信号f14が固定される。即ち、PLL回路として図
1の回路は動作する。以上のように、この第1の実施形
態では、入力信号sinと周波数信号f14の間の位相差
と入力信号sinの遷移密度DTとの積に比例した電圧を
出力する位相検出回路11と、入力信号sinの遷移密度
DTに比例した電圧を出力する遷移密度検出回路12と
を備え、遷移密度検出回路12の出力する電圧信号v1
2に制御された利得で位相検出回路11の出力する電圧
信号v12を増幅する利得制御増幅回路13を設けてい
る。そのため、VCO14に入力される電圧信号v13
は、遷移密度DTの変動による影響を受けないものとな
る。よって、回路の開ループのQが一定となり、PLL
回路の安定化を実現できる。
【0014】第2の実施形態 図3は、本発明の第2の実施形態を示すPLL回路の回
路図である。このPLL回路には、2個のD−FF2
1,22と、2個のXOR23,24とを、備えてい
る。データ信号入力端子DINがD−FF21のデータ
入力端子DとXOR3の一方の入力端子とに、接続され
ている。D−FF21の出力端子Qは、D−FF22の
データ入力端子Dと、XOR23の他方の入力端子と、
XOR24の一方の入力端子に接続されている。D−F
F22の出力端子Qは、XOR24の他方の入力端子に
接続されている。各XOR23,24の出力側には、L
PF25,26がそれぞれ接続されている。LPF25
の出力側は、差動増幅回路27の正相入力端子に接続さ
れ、LPF26の出力側は、その差動増幅回路27の逆
相入力端子に接続されている。差動増幅回路27の出力
端子は、利得制御増幅回路器28の入力端子に接続され
ている。また、利得制御増幅回路28の制御端子には、
LPF26の出力端子が接続されている。利得差動増幅
回路28の出力側にはVCO29が接続され、そのVC
O29の出力端子が、各D−FF21,22のクロック
端子に共通に接続されている。これらD−FF21,2
2とXOR23,24とLPF25,26と差動増幅回
路27とは、第1の実施形態における位相検出回路11
に対応する回路を形成している。また、D−FF22と
XOR24とLPF26とは、第1の実施形態における
遷移密度検出回路12に対応する回路を形成している。
【0015】利得制御増幅回路28は、利得制御端子に
与えられたLPF26の出力する電圧信号v26の電圧
に反比例した利得で、差動増幅回路27の出力する電圧
信号v27を増幅するものである。VCO29は、利得
制御増幅回路28の出力する電圧信号v28に基づき発
振し、周波数信号f29を出力する機能を有している。
D−FF21は、クロック端子に印加されたVCO29
の出力する周波数信号f29の論理レベルが“0”から
“1”に遷移したとき、その時データ入力端子Dに与え
られている論理レベルを出力端子Qから出力するように
なっている。D−FF22は、クロック端子に印加され
た周波数信号f29の論理レベルが“1”から“0”に
遷移したとき、その時データ入力端子Dに与えられてい
る論理レベルを出力端子Qから出力するようになってい
る。
【0016】次に、図3のPLL回路の動作を説明す
る。ここでも、入力信号sinの論理レベルが、単位時間
当たり“1”から“0”に遷移する回数と“0”から
“1”に遷移する回数との和を遷移密度DTと定義し、
VCO29の出力する周波数信号f29の周期をTC、
データ信号入力端子DINに印加される入力信号sin
論理レベルが遷移する時刻と該周波数信号f29の論理
レベルが、“0”から“1”に遷移する時刻の差をTD
とする。そして、差動増幅回路27の利得をAda、利得
制御増幅回路28の利得を、利得制御端子に印加される
電圧信号v27の電圧Vgcに対してAgca /Vgcとす
る。D−FF21は、データ信号入力端子DINからの
入力信号sinを、周波数信号f29に同期して取込んで
出力端子Qから出力するので、そのD−FF1の出力信
号s21は入力信号sinと同じ論理パターンを有すると
共に、該入力信号sinに対して時刻差TDだけ遅延の加
わった信号となる。そのため、入力信号sinの論理レベ
ルが“0”から“1”へ、或いは“1”から“0”へ遷
移するたびに、XOR23の出力信号s23の論理レベ
ルが“0”から“1”に遷移し、時間TDの間のその論
理レベルの“1”が保持された後、出力信号s23の論
理レベルは“1”から“0”に遷移する。このため、X
OR23の出力信号s23の論理レベルが、単位時間当
りに“1”となる時間はDT・TD/TCとなる。LP
F25は出力信号s23を平滑化する。即ち、LPF5
は、DT・TD/TCに相当する電圧信号v25を出力
する。
【0017】D−FF22は、VCO29の出力する周
波数信号f29の逆相信号に同期してD−FF21の出
力信号s21を取込んで出力端子Qから出力することに
なるので、D−FF22の出力信号s22は、D−FF
21の出力信号s21と同じ論理パタンを有すると共
に、該信号s21に対しTC/2だけ遅延の加わった信
号となる。そのため、出力信号s21の論理レベルが
“0”から“1”へ、或いは“1”から“0”へ遷移す
るたびに、XOR24の出力信号s24の論理レベルは
“0”から“1”ヘ遷移する。そして、時間TC/2の
間のその論理レベルの“1”が保持された後、XOR2
4の出力信号s24の論理レベルは“1”から“0”に
遷移する。このため、XOR24の出力信号s24の論
理レベルが、単位時間当りに“1”となる時間はDT/
2となり、LPF26がその出力信号s24を平滑化す
る。即ち、LPF26は、DT/2に相当する電圧信号
v26を出力する。
【0018】差動増幅回路27は、各LPF25,26
からの出力信号v25,v26の電圧差を増幅した電圧
信号v27を出力する。電圧信号v27の電圧はAda・
DT・(1/2−TD/TC)となる。利得制御増幅回
路28は電圧信号v27に対して、電圧信号v26に反
比例した利得で増幅する。即ち、利得制御増幅回路28
の出力する電圧信号v28の電圧は、電圧信号v27の
電圧を2Agc/DT倍したものになる。従って、電圧信
号v28の電圧は2Agc・Ada・(1/2−TD/T
C)となる。電圧信号v28がVCO29に与えられ、
VCO29は、その電圧2Agc・Ada・(1/2−TD
/TC)に基づいて発振し、周波数信号f29を出力す
る。ここで、時刻差TDがTC/2より小さいとき、周
波数信号f29の周期は長くなり、時刻差TDがTC/
2より大きいとき、周波数信号f29の周期は短くな
る。従って、TDがTC/2に等しくなったときにVC
O29の出力する周波数信号f29の周期は固定され、
PLL回路として動作する。以上のように、この第2の
実施形態ではDT・TD/TCに相当する電圧信号v2
5と、DT/2に相当する電圧信号v26の差動増幅を
行う差動増幅回路27と、差動増幅回路27の出力する
電圧信号v27を、電圧信号v26の電圧に反比例した
利得で増幅する利得制御増幅回路28とを備えている。
そのため、VCO29に入力される電圧信号v28は、
遷移密度DTの変動の影響を受けないものとなる。よっ
て、回路の開ループのQが一定となり、PLL回路の安
定化を実現できる。
【0019】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず種々の変形が可能である。その変形例としては、例え
ば次のようなものがある。 (1) 第2の実施形態では、2つのXOR23,24
を用いているが、これらは二つの否定排他論理和回路、
二つの乗算回路、或いは二つの位相比較回路等を用いて
構成することも可能である。 (2)図3において、D−FF21は、クロック入力端
子に印加される信号の論理レベルが“0”から“1”へ
遷移したとき、データ入力端子Dに印加されている論理
レベルを出力端子Qに出力し、D−FF22はクロック
入力端子に印加される信号の論理レベルが“1”から
“0”ヘ遷移したとき、データ入力端子Dに印加されて
いる論理レベルを出力端子Qに出力するものとしている
が、D−FF21が、クロック入力端子に印力目される
信号の論理レベルが“1”から“0”ヘ遷移したときに
データ入力端子Dに印加されている論理レベルを出力端
子Qに出力し、D−FF22はクロック入力端子に印加
される信号の論理レベルが“0”から“1”ヘ遷移した
とき、データ入力端子Dに印加されている論理レベルを
出力端子Qに出力するものとしてもよい。
【0020】(3) D−FF21は、クロック入力端
子に印加される信号の論理レベルが“0”から“1”へ
遷移したときのデータ入力端子Dに印加されている論理
レベルを出力端子Qに出力し、D−FF22はクロック
入力端子に印加される信号の論理レベルが“1”から
“0”ヘ遷移したときのデータ入力端子Dに印加されて
いる論理レベルを出力端子Qに出力するものとしたが、
各D−FF21,22は、ともにクロック入力端子に印
力される信号の論理レベルが“0”から“1”ヘ遷移し
たときのデータ入力端子Dに印加されている論理レベル
を出力端子Qに出力するものとしてもよい。また、逆
に、各D−FF21,22は、ともにクロック入力端子
に印力される信号の論理レベルが“1”から“0”ヘ遷
移したとき、データ入力端子Dに印加されている論理レ
ベルを出力端子Qに出力するようにしてもよい。 (4) 第1の実施形態では、遷移密度検出回路12が
クロック入力端子に印加される信号に基づき、入力信号
inの遷移密度に比例した電圧を出力するものとしてい
るが、データ入力端子に印加される信号だけから遷移密
度DTに比例した電圧を出力するものとしてもよい。例
えば、図3におけるD−FF22の代わりに単なる遅延
素子を用いるて、遷移密度検出回路12を構成してもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、周波数信号と入力信号間の位相差と該入力信
号の遷移密度との積に比例した第1の電圧信号を生成す
る位相検出回路と、遷移密度に比例した第2の電圧信号
を生成する遷移密度検出回路と、第2の電圧信号に反比
例した利得で第1の電圧信号を増幅する利得制御増幅回
路と、該利得制御増幅回路の出力する第3の電圧信号に
基づいた発振を行い、周波数信号を出力するVCOとを
備えているので、第3の電圧信号には、入力信号の遷移
密度に依存する因子がなくなり、回路の開ループのQが
一定となり、PLL回路の安定化を実現できる。第2の
発明によれば、入力信号の論理レベルを遅延してラッチ
する第1のD−FFプフロップと、第1のD−FFの出
力信号の論理レベルを遅延してラッチする第2のD−F
Fと、入力信号と第1のD−FFの出力信号における論
理レベルの一致期間または不一致期間を検出する第1の
期間検出回路と、第1のD−FFの出力信号と第2のD
−FFの出力信号における論理レベルの一致期間または
不一致期間を検出する第2の期間検出回路と、第1の期
間検出回路の出力信号から第1の電圧信号を生成する第
1のLPFと、第2の期間検出回路の出力信号から第2
の電圧信号を生成する第2のLPFと、差動増幅回路
と、記第2の電圧信号に反比例した利得で第3の電圧信
号を増幅して第4の電圧信号を生成する利得制御増幅回
路と、その第4の電圧信号に基づいた発振を行い周波数
信号を出力するVCOとを備えている。そのため、第4
の電圧信号には入力信号の遷移密度に依存する因子がな
くなり、回路の開ループのQが一定となり、PLL回路
の安定化を実現できる。第3の発明によれば、第2の発
明における第1及び第2の期間検出回路を、第1及び第
2の排他的論理和回路、第1及び第2の否定排他的論理
和回路、第1及び第2の乗算回路、または第1及び第2
の位相比較回路で構成している。これらは半導体集積回
路としてすでに実績のあるものであり、第2の発明のP
LL回路を半導体集積回路として構成することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すPLL回路の回
路図である。
【図2】従来のPLL回路を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示すPLL回路の回
路図である。
【符号の説明】
11 位相検出回路 12 遷移密度検出回路 13,28 利得制御増幅回路 14,29 VCO 21,22 第1,第2のD−FF 23,24 第1,第2のXOR(第1,第2の
期間検出回路) 25,26 第1,第2のLPF 27 差動増幅回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帰還された周波数信号と入力信号間の位
    相差と該入力信号における単位時間当たりの論理レベル
    の遷移回数との積に比例した第1の電圧信号を生成する
    位相検出回路と、 前記入力信号の単位時間当たりの論理レベルの遷移回数
    に比例した第2の電圧信号を生成する遷移密度検出回路
    と、 前記第2の電圧信号に反比例した利得で前記第1の電圧
    信号を増幅して第3の電圧信号を生成する利得制御増幅
    回路と、 前記第3の電圧信号に基づいた発振を行い、前記周波数
    信号を出力する電圧制御発振器とを、 備えたことを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 クロック端子に与えられた周波数信号に
    同期して入力信号の論理レベルを遅延してラッチする第
    1の遅延型フリップフロップと、 クロック端子に与えられた前記周波数信号に同期して前
    記第1の遅延型フリップフロップの出力信号の論理レベ
    ルを遅延してラッチする第2のフリップフロップと、 前記入力信号と前記第1の遅延型フリップフロップの出
    力信号における論理レベルの一致期間または不一致期間
    を検出する第1の期間検出回路と、 前記第1のフリップフロップの出力信号と前記第2の遅
    延型フリップフロップの出力信号における論理レベルの
    一致期間または不一致期間を検出する第2の期間検出回
    路と、 前記第1の期間検出回路の出力信号を平滑化すること
    で、前記入力信号における単位時間当たりの論理レベル
    の遷移回数と、該入力信号の論理レベルが遷移する時刻
    と前記周波数信号が所定の論理レベルに遷移する時刻の
    差との積をその周波数信号の周期で除したものに相当す
    る第1の電圧信号を生成する第1の低域ろ波回路と、 前記第2の期間検出回路の出力信号を平滑化すること
    で、前記入力信号における単位時間当たりの論理レベル
    の遷移回数を2で除したものに対応する第2の電圧信号
    を生成する第2の低域ろ波回路と、 前記第1及び第2の電圧信号間の差動増幅を行って第3
    の電圧信号を生成する差動増幅回路と、 前記第2の電圧信号に反比例した利得で前記第3の電圧
    信号を増幅して第4の電圧信号を生成する利得制御増幅
    回路と、 前記第4の電圧信号に基づいた発振を行い、前記周波数
    信号を出力する電圧制御発振器とを、 備えたことを特徴とするPLL回路。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の期間検出回路は、第
    1及び第2の排他的論理和回路、第1及び第2の否定排
    他的論理和回路、第1及び第2の乗算回路、または第1
    及び第2の位相比較回路で構成したことを特徴とする請
    求項2記載のPLL回路。
JP7294186A 1995-11-13 1995-11-13 Pll回路 Withdrawn JPH09139669A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255506A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fujitsu Ltd 発振器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255506A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fujitsu Ltd 発振器

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