JPH09140031A - ケーブル挿通穴封止部材 - Google Patents
ケーブル挿通穴封止部材Info
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- JPH09140031A JPH09140031A JP7294562A JP29456295A JPH09140031A JP H09140031 A JPH09140031 A JP H09140031A JP 7294562 A JP7294562 A JP 7294562A JP 29456295 A JP29456295 A JP 29456295A JP H09140031 A JPH09140031 A JP H09140031A
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- sealing member
- cable
- cable insertion
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/22—Installations of cables or lines through walls, floors or ceilings, e.g. into buildings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
- F16L5/02—Sealing
- F16L5/10—Sealing by using sealing rings or sleeves only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発泡ゴムや発泡プラスチックでケーブル挿通
穴を封止するアダプタを形成した場合、成形性が良好な
ものの耐久性に問題があり、エチレン―プロピレンゴム
や熱可塑性エラストマー等で形成した場合には、成形性
に欠ける。 【解決手段】 ケーブル挿通穴12の断面と略一致する
形状に形成された円板状の底板13の一側の面に同心状
に複数突設されて面上の領域を多層に画成するフランジ
14同士を重合させることにより一体化されて、ケーブ
ル挿通穴12を封止可能となる一対の封止部材分割体1
5を具備している。
穴を封止するアダプタを形成した場合、成形性が良好な
ものの耐久性に問題があり、エチレン―プロピレンゴム
や熱可塑性エラストマー等で形成した場合には、成形性
に欠ける。 【解決手段】 ケーブル挿通穴12の断面と略一致する
形状に形成された円板状の底板13の一側の面に同心状
に複数突設されて面上の領域を多層に画成するフランジ
14同士を重合させることにより一体化されて、ケーブ
ル挿通穴12を封止可能となる一対の封止部材分割体1
5を具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルが挿通さ
れるケーブル挿通穴を封止するケーブル挿通穴封止部材
に関する。
れるケーブル挿通穴を封止するケーブル挿通穴封止部材
に関する。
【0002】
【従来の技術】壁体に形成されたケーブル挿通穴や、ケ
ーブル挿通穴としての管体を水密あるいは気密に封止す
る手段としては、従来、(1)ケーブル外周面にシーリ
ングテープを積層して、ケーブル挿通穴内面とケーブル
外周面との間のクリアランスを埋める、(2)ケーブル
が内挿される内挿穴を有するリング状の弾性体アダプタ
をケーブル外周面に装着する、(3)発泡ゴムあるいは
発泡プラスチック等からなる帯状体を同心状に多層に積
層してなるリング状の積層アダプタをケーブル外周面に
装着する(図8参照)、ものが一般的である。
ーブル挿通穴としての管体を水密あるいは気密に封止す
る手段としては、従来、(1)ケーブル外周面にシーリ
ングテープを積層して、ケーブル挿通穴内面とケーブル
外周面との間のクリアランスを埋める、(2)ケーブル
が内挿される内挿穴を有するリング状の弾性体アダプタ
をケーブル外周面に装着する、(3)発泡ゴムあるいは
発泡プラスチック等からなる帯状体を同心状に多層に積
層してなるリング状の積層アダプタをケーブル外周面に
装着する(図8参照)、ものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記封止構
造の内、(1)には、シーリングテープの積層数が膨大
になるため作業能率が低いとともに、十分な水密性を得
にくいといった問題があった。(2)には、ケーブル径
に対応した内挿穴を有する多数種の弾性体アダプタを予
め用意して、これら弾性体アダプタの中からケーブル径
に適合するものを選択する必要があるため、選択に手間
がかかる上、弾性体アダプタに無駄を生じてコストが上
昇するといった問題があった。また、多くの場合、ケー
ブル外周面にシーリングテープを積層してケーブル径を
内挿穴に適合させる必要があるため、作業能率に不満が
あった。
造の内、(1)には、シーリングテープの積層数が膨大
になるため作業能率が低いとともに、十分な水密性を得
にくいといった問題があった。(2)には、ケーブル径
に対応した内挿穴を有する多数種の弾性体アダプタを予
め用意して、これら弾性体アダプタの中からケーブル径
に適合するものを選択する必要があるため、選択に手間
がかかる上、弾性体アダプタに無駄を生じてコストが上
昇するといった問題があった。また、多くの場合、ケー
ブル外周面にシーリングテープを積層してケーブル径を
内挿穴に適合させる必要があるため、作業能率に不満が
あった。
【0004】(3)については、図7および図8に示す
ように、後加工によって、積層アダプタ1の中央部に形
成した内挿穴2にケーブル3を内挿するためのスリット
4を内挿穴2の内外に連通させ、ケーブル挿通穴5の内
面形状やケーブル3の外面形状に対応して積層アダプタ
1を構成する帯状体6を適宜カットするが、作業性が悪
く、その結果、封止の信頼性が低くなるといった問題が
生じていた。また、発泡ゴムや発泡プラスチックは、耐
久性に問題があり、水密性や気密性を考えた場合、長期
信頼性に欠けるといった問題もある。前記問題に鑑み
て、耐久性に優れた弾性体として、例えば、EPT(エ
チレン―プロピレンゴム)や、熱可塑性エラストマー等
を利用して積層アダプタ1を形成することが考えられる
が、今度は、成形性(一般に金型成形される)の問題で
帯状体6の厚さを薄くできないために、十分な水密性や
気密性が得られるように加工できないケースが生じ、問
題の解決に至らない。
ように、後加工によって、積層アダプタ1の中央部に形
成した内挿穴2にケーブル3を内挿するためのスリット
4を内挿穴2の内外に連通させ、ケーブル挿通穴5の内
面形状やケーブル3の外面形状に対応して積層アダプタ
1を構成する帯状体6を適宜カットするが、作業性が悪
く、その結果、封止の信頼性が低くなるといった問題が
生じていた。また、発泡ゴムや発泡プラスチックは、耐
久性に問題があり、水密性や気密性を考えた場合、長期
信頼性に欠けるといった問題もある。前記問題に鑑み
て、耐久性に優れた弾性体として、例えば、EPT(エ
チレン―プロピレンゴム)や、熱可塑性エラストマー等
を利用して積層アダプタ1を形成することが考えられる
が、今度は、成形性(一般に金型成形される)の問題で
帯状体6の厚さを薄くできないために、十分な水密性や
気密性が得られるように加工できないケースが生じ、問
題の解決に至らない。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、ケーブル挿通穴の封止の作業能率および封止の信
頼性が向上するケーブル挿通穴封止部材を提供すること
を目的とするものである。
ので、ケーブル挿通穴の封止の作業能率および封止の信
頼性が向上するケーブル挿通穴封止部材を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のケーブル挿通穴封止部材では、全体が弾性材料
からなり、ケーブル挿通穴の断面と略一致する形状に形
成された底板の一側の面に同心状に複数突設されて面上
の領域を多層に画成するフランジ同士を重合させること
により一体化されて、ケーブル挿通穴を封止可能となる
一対の封止部材分割体を具備してなることを前記課題の
解決手段とした。
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のケーブル挿通穴封止部材では、全体が弾性材料
からなり、ケーブル挿通穴の断面と略一致する形状に形
成された底板の一側の面に同心状に複数突設されて面上
の領域を多層に画成するフランジ同士を重合させること
により一体化されて、ケーブル挿通穴を封止可能となる
一対の封止部材分割体を具備してなることを前記課題の
解決手段とした。
【0007】請求項2記載のケーブル挿通穴封止部材で
は、請求項1記載のケーブル挿通穴封止部材において、
対を構成する各封止部材分割体の底板をフランジと同心
状に削除して、ケーブルと略同軸のケーブル保持穴を形
成したことを前記課題の解決手段とした。
は、請求項1記載のケーブル挿通穴封止部材において、
対を構成する各封止部材分割体の底板をフランジと同心
状に削除して、ケーブルと略同軸のケーブル保持穴を形
成したことを前記課題の解決手段とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明のケーブル挿通穴封止
部材の第1の実施の形態を、図1から図4を参照して説
明する。図中符号10は、本実施の形態のケーブル挿通
穴封止部材である。本実施の形態のケーブル挿通穴封止
部材10は、図1に示すように、断面円形のケーブル1
1が挿通された断面円形のケーブル挿通穴12を水密に
封止する際に適用される。前記ケーブル挿通穴封止部材
10は、図1から図4に示すように、ケーブル挿通穴1
2の断面と略一致する形状に形成された円板状の底板1
3の一側の面に同心状に複数突設されて面上の領域を多
層に画成するフランジ14同士を重合させることにより
一体化されて、ケーブル挿通穴12を封止可能となる一
対の封止部材分割体15を具備している。
部材の第1の実施の形態を、図1から図4を参照して説
明する。図中符号10は、本実施の形態のケーブル挿通
穴封止部材である。本実施の形態のケーブル挿通穴封止
部材10は、図1に示すように、断面円形のケーブル1
1が挿通された断面円形のケーブル挿通穴12を水密に
封止する際に適用される。前記ケーブル挿通穴封止部材
10は、図1から図4に示すように、ケーブル挿通穴1
2の断面と略一致する形状に形成された円板状の底板1
3の一側の面に同心状に複数突設されて面上の領域を多
層に画成するフランジ14同士を重合させることにより
一体化されて、ケーブル挿通穴12を封止可能となる一
対の封止部材分割体15を具備している。
【0009】対を構成する一方の封止部材分割体15の
底板13には、外周面16から径方向に沿って延在して
中心部17に到るスリット18が形成されている。図3
に示すように、スリット18と一致する直径によって分
断される底板13の一側の領域19に突設されたフラン
ジ14は、等しい幅寸法を有しかつ該幅と等しい一定間
隔で中心部17を中心とする同心円状に配置されてい
る。底板13の他側の領域20に突設されたフランジ1
4は、一側の領域19のフランジ14同士の隙間部分と
一致する同心円状に配置されている。中心部17に位置
する底板13には、ケーブル11が挿通されるケーブル
保持穴22が開口されている。ケーブル保持穴22は、
スリット18と連通されており、スリット18を介して
内部にケーブル11が挿通されるようになっている。他
側の領域20のケーブル保持穴22に臨む最内郭のフラ
ンジ14の内面は、ケーブル保持穴22の外面と面一と
されている。
底板13には、外周面16から径方向に沿って延在して
中心部17に到るスリット18が形成されている。図3
に示すように、スリット18と一致する直径によって分
断される底板13の一側の領域19に突設されたフラン
ジ14は、等しい幅寸法を有しかつ該幅と等しい一定間
隔で中心部17を中心とする同心円状に配置されてい
る。底板13の他側の領域20に突設されたフランジ1
4は、一側の領域19のフランジ14同士の隙間部分と
一致する同心円状に配置されている。中心部17に位置
する底板13には、ケーブル11が挿通されるケーブル
保持穴22が開口されている。ケーブル保持穴22は、
スリット18と連通されており、スリット18を介して
内部にケーブル11が挿通されるようになっている。他
側の領域20のケーブル保持穴22に臨む最内郭のフラ
ンジ14の内面は、ケーブル保持穴22の外面と面一と
されている。
【0010】他側の領域20のスリット18に臨む端面
には、スリット18の閉塞時の密閉性を確保するための
当接フランジ21が形成されている。当接フランジ21
は、一側の領域19の最内郭のフランジ14と連続して
いる。当接フランジ21は、フランジ14と同様に、底
板13と一体的に形成されている。当接フランジ21の
スリット18に臨む面には軟質層21aが形成されてい
る。軟質層21aは、軟質ゴム等で、JIS規格A指定
の硬度計で計測した硬度が10度以下に形成されてい
る。軟質層21aは、一側の領域19のスリット18に
臨む端面にも形成することが可能である。一側の領域1
9の最外郭のフランジ14の外周面には、軟質層21a
と同様の材料からなる粘着層23が形成されている。
には、スリット18の閉塞時の密閉性を確保するための
当接フランジ21が形成されている。当接フランジ21
は、一側の領域19の最内郭のフランジ14と連続して
いる。当接フランジ21は、フランジ14と同様に、底
板13と一体的に形成されている。当接フランジ21の
スリット18に臨む面には軟質層21aが形成されてい
る。軟質層21aは、軟質ゴム等で、JIS規格A指定
の硬度計で計測した硬度が10度以下に形成されてい
る。軟質層21aは、一側の領域19のスリット18に
臨む端面にも形成することが可能である。一側の領域1
9の最外郭のフランジ14の外周面には、軟質層21a
と同様の材料からなる粘着層23が形成されている。
【0011】他方の封止部材分割体15は、一方の封止
部材分割体15と同一の構成となっている。したがっ
て、対を形成する封止部材分割体15は、封止部材分割
体15同士を中心部17を一致させ、一方の封止部材分
割体15のフランジ14間の隙間部分に他方の封止部材
分割体15のフランジ14を挿入することにより(図
1、図2参照)、外面視円盤状に一体化されたケーブル
挿通穴封止部材10を構成するようになっている。
部材分割体15と同一の構成となっている。したがっ
て、対を形成する封止部材分割体15は、封止部材分割
体15同士を中心部17を一致させ、一方の封止部材分
割体15のフランジ14間の隙間部分に他方の封止部材
分割体15のフランジ14を挿入することにより(図
1、図2参照)、外面視円盤状に一体化されたケーブル
挿通穴封止部材10を構成するようになっている。
【0012】なお、底板13およびフランジ14は、ゴ
ムや熱可塑性エラストマー等を金型成形することによっ
て、JIS規格A指定の硬度計で計測した硬度が55度
前後に形成された一体化成形品である。
ムや熱可塑性エラストマー等を金型成形することによっ
て、JIS規格A指定の硬度計で計測した硬度が55度
前後に形成された一体化成形品である。
【0013】以下、本実施の形態の作用および効果を説
明する。ケーブル挿通穴封止部材10は、まず、対を構
成する封止部材分割体15同士を一体化し、予めケーブ
ル11の径に対応して各封止部材分割体15に形成して
おいたケーブル保持穴22をスリット18を利用してケ
ーブル11と嵌め合わせることにより、ケーブル11に
装着される。次に、ケーブル挿通穴封止部材10をケー
ブル11との嵌合状態を維持しつつケーブル挿通穴12
に押し込むことにより、粘着層23がケーブル挿通穴1
2内面に密着されて、水密に封止するようになってい
る。
明する。ケーブル挿通穴封止部材10は、まず、対を構
成する封止部材分割体15同士を一体化し、予めケーブ
ル11の径に対応して各封止部材分割体15に形成して
おいたケーブル保持穴22をスリット18を利用してケ
ーブル11と嵌め合わせることにより、ケーブル11に
装着される。次に、ケーブル挿通穴封止部材10をケー
ブル11との嵌合状態を維持しつつケーブル挿通穴12
に押し込むことにより、粘着層23がケーブル挿通穴1
2内面に密着されて、水密に封止するようになってい
る。
【0014】この際、特に粘着層23の変形によってケ
ーブル挿通穴封止部材10がケーブル挿通穴12内に一
体的に嵌合状態となる。また、スリット18が閉じるの
で、ケーブル挿通穴封止部材10がケーブル11をケー
ブル挿通穴12内の断面方向の定位置に安定に支持す
る。スリット18が閉じれば、組み合わされた封止部材
分割体15相互の軟質層21a同士、粘着層23同士が
連続して、ケーブル挿通穴封止部材10とケーブル11
との間、ケーブル挿通穴封止部材10とケーブル挿通穴
12との間がそれぞれ完全に密閉される。他側の領域2
0の最内郭フランジ14や一側の領域19の最外郭フラ
ンジ14は、全体が軟質層21aや粘着層23からなる
フランジに置換することも可能である。この場合、底板
13やフランジ14をやや硬質の材料で形成することが
できる。
ーブル挿通穴封止部材10がケーブル挿通穴12内に一
体的に嵌合状態となる。また、スリット18が閉じるの
で、ケーブル挿通穴封止部材10がケーブル11をケー
ブル挿通穴12内の断面方向の定位置に安定に支持す
る。スリット18が閉じれば、組み合わされた封止部材
分割体15相互の軟質層21a同士、粘着層23同士が
連続して、ケーブル挿通穴封止部材10とケーブル11
との間、ケーブル挿通穴封止部材10とケーブル挿通穴
12との間がそれぞれ完全に密閉される。他側の領域2
0の最内郭フランジ14や一側の領域19の最外郭フラ
ンジ14は、全体が軟質層21aや粘着層23からなる
フランジに置換することも可能である。この場合、底板
13やフランジ14をやや硬質の材料で形成することが
できる。
【0015】ところで、ゴムや熱可塑性エラストマーの
金型成形は、成形精度に限界があるが、本発明のケーブ
ル挿通穴封止部材10では、ケーブル挿通穴封止部材1
0を構成する各封止部材分割体15の成形精度が確保さ
れればよいので、精度の要求が緩和され、製造が容易で
ある。
金型成形は、成形精度に限界があるが、本発明のケーブ
ル挿通穴封止部材10では、ケーブル挿通穴封止部材1
0を構成する各封止部材分割体15の成形精度が確保さ
れればよいので、精度の要求が緩和され、製造が容易で
ある。
【0016】また、ケーブル保持穴22の内径は、ケー
ブル挿通穴封止部材10を構成するいずれかの封止部材
分割体15の底板13に形成したケーブル保持穴22の
内径であるので、高精度の調整が可能である。すなわ
ち、封止部材分割体15においては、一側の領域19、
他側の領域20の双方のフランジ14の層単位でケーブ
ル保持穴22の内径を調整することができ、同様の形状
に形成した封止部材分割体15同士を組み合わせること
により、目的のケーブル保持穴22を構成することがで
きる。
ブル挿通穴封止部材10を構成するいずれかの封止部材
分割体15の底板13に形成したケーブル保持穴22の
内径であるので、高精度の調整が可能である。すなわ
ち、封止部材分割体15においては、一側の領域19、
他側の領域20の双方のフランジ14の層単位でケーブ
ル保持穴22の内径を調整することができ、同様の形状
に形成した封止部材分割体15同士を組み合わせること
により、目的のケーブル保持穴22を構成することがで
きる。
【0017】したがって、本実施の形態のケーブル挿通
穴封止部材10は、二つの封止部材分割体15を互いの
フランジ14同士を重合させて一体化する構成として、
ゴムや熱可塑性エラストマー等の弾性材料による成形を
容易にしたので、ケーブル保持穴22の形成精度が向上
するとともに、ケーブル挿通穴12の水密性を長期にわ
たって安定に維持することができる。また、ケーブル挿
通穴封止部材10を製造するには、同一形状の封止部材
分割体15を製造すればよいので、製造能率が向上す
る。
穴封止部材10は、二つの封止部材分割体15を互いの
フランジ14同士を重合させて一体化する構成として、
ゴムや熱可塑性エラストマー等の弾性材料による成形を
容易にしたので、ケーブル保持穴22の形成精度が向上
するとともに、ケーブル挿通穴12の水密性を長期にわ
たって安定に維持することができる。また、ケーブル挿
通穴封止部材10を製造するには、同一形状の封止部材
分割体15を製造すればよいので、製造能率が向上す
る。
【0018】以下、本発明の第2の実施の形態を図5お
よび図6を参照して説明する。なお、図中図1から図4
と同一の構成部分には同一の符号を付し、その説明を簡
略化する。図中符号51は本実施の形態のケーブル挿通
穴封止部材を構成する封止部材分割体である。封止部材
分割体51は、図5および図6に示すように、第1の実
施の形態の封止部材分割体15において、当接フランジ
21を省略し、全てのフランジ14の内面側に軟質層5
2を形成したものであり、二つ一組として組み合わせる
ことによりケーブル挿通穴封止部材を構成するようにな
っている。底板13は、作業者が鋏等の工具で切断可能
に形成されている。同心円状に配列されたフランジ14
の最外郭の位置には、全体が粘着材で形成されたフラン
ジ53が突設されている。
よび図6を参照して説明する。なお、図中図1から図4
と同一の構成部分には同一の符号を付し、その説明を簡
略化する。図中符号51は本実施の形態のケーブル挿通
穴封止部材を構成する封止部材分割体である。封止部材
分割体51は、図5および図6に示すように、第1の実
施の形態の封止部材分割体15において、当接フランジ
21を省略し、全てのフランジ14の内面側に軟質層5
2を形成したものであり、二つ一組として組み合わせる
ことによりケーブル挿通穴封止部材を構成するようにな
っている。底板13は、作業者が鋏等の工具で切断可能
に形成されている。同心円状に配列されたフランジ14
の最外郭の位置には、全体が粘着材で形成されたフラン
ジ53が突設されている。
【0019】本実施の形態のケーブル挿通穴封止部材
は、作業者が現場で底板13を中心部17から同心円状
に切断して削除することにより、フランジ14の形成ピ
ッチで目的の大きさのケーブル保持穴を形成することが
できるようになっている。ケーブル保持穴の形成が完了
した封止部材分割体51同士を組み合わせれば、最内郭
のフランジ14同士が連続し、これらフランジ14同士
の軟質層52同士も連続して、挿通したケーブル11の
外面に密接可能なケーブル保持穴が得られる。
は、作業者が現場で底板13を中心部17から同心円状
に切断して削除することにより、フランジ14の形成ピ
ッチで目的の大きさのケーブル保持穴を形成することが
できるようになっている。ケーブル保持穴の形成が完了
した封止部材分割体51同士を組み合わせれば、最内郭
のフランジ14同士が連続し、これらフランジ14同士
の軟質層52同士も連続して、挿通したケーブル11の
外面に密接可能なケーブル保持穴が得られる。
【0020】したがって、本実施の形態のケーブル挿通
穴封止部材によれば、ケーブル11に対応してケーブル
保持穴の大きさを適宜調整することができるので、汎用
性が向上するとともに、複数種のケーブル保持穴の封止
部材分割体51を現場に用意する必要が無いので、無駄
を減少してコストを低減することができる。
穴封止部材によれば、ケーブル11に対応してケーブル
保持穴の大きさを適宜調整することができるので、汎用
性が向上するとともに、複数種のケーブル保持穴の封止
部材分割体51を現場に用意する必要が無いので、無駄
を減少してコストを低減することができる。
【0021】なお、本発明のケーブル挿通穴封止部材
は、断面円形以外のケーブル挿入穴や、断面円形以外の
ケーブルにも対応することができる。同一のケーブル挿
通穴封止部材を構成する各封止部材分割体におけるフラ
ンジの形成ピッチは、一定でなくてもよい。また、互い
のフランジ同士が重合して一体化可能であれば、同一の
ケーブル挿通穴封止部材を構成する各封止部材分割体を
互いに同一形状とする必要は無く、一体化時にフランジ
同士の間に隙間が形成されるようにしてもよい。この場
合、フランジ同士の間に形成された隙間は、ケーブル挿
通穴封止部材の変形量を増大するので、ケーブル挿通穴
やケーブルとケーブル挿通穴封止部材との密着性を向上
して、封止部分の水密性や気密性を向上することができ
る。
は、断面円形以外のケーブル挿入穴や、断面円形以外の
ケーブルにも対応することができる。同一のケーブル挿
通穴封止部材を構成する各封止部材分割体におけるフラ
ンジの形成ピッチは、一定でなくてもよい。また、互い
のフランジ同士が重合して一体化可能であれば、同一の
ケーブル挿通穴封止部材を構成する各封止部材分割体を
互いに同一形状とする必要は無く、一体化時にフランジ
同士の間に隙間が形成されるようにしてもよい。この場
合、フランジ同士の間に形成された隙間は、ケーブル挿
通穴封止部材の変形量を増大するので、ケーブル挿通穴
やケーブルとケーブル挿通穴封止部材との密着性を向上
して、封止部分の水密性や気密性を向上することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のケ
ーブル挿通穴封止部材によれば、全体が弾性材料からな
り、ケーブル挿通穴の断面と略一致する形状に形成され
た底板の一側の面に同心状に複数突設されて面上の領域
を多層に画成するフランジ同士を重合させることにより
一体化されて、ケーブル挿通穴を封止可能となる一対の
封止部材分割体を具備するので、成形性の悪い弾性材料
を使用した場合であってもケーブル挿通穴やケーブル径
に対応した成形が可能となって、高い水密性や気密性が
得られるとともに、耐久性の高い材料を使用することに
より水密性や気密性を長期にわたって安定に維持するこ
とができる。
ーブル挿通穴封止部材によれば、全体が弾性材料からな
り、ケーブル挿通穴の断面と略一致する形状に形成され
た底板の一側の面に同心状に複数突設されて面上の領域
を多層に画成するフランジ同士を重合させることにより
一体化されて、ケーブル挿通穴を封止可能となる一対の
封止部材分割体を具備するので、成形性の悪い弾性材料
を使用した場合であってもケーブル挿通穴やケーブル径
に対応した成形が可能となって、高い水密性や気密性が
得られるとともに、耐久性の高い材料を使用することに
より水密性や気密性を長期にわたって安定に維持するこ
とができる。
【0023】請求項2記載のケーブル挿通穴封止部材に
よれば、請求項1記載のケーブル挿通穴封止部材におい
て、対を構成する各封止部材分割体の底板をフランジと
同心状に削除して、ケーブルと略同軸のケーブル保持穴
を形成したので、成形性の悪い弾性材料を使用した場合
であってもケーブル径に適合したケーブル保持穴を形成
することができ、耐久性の高い材料を使用することによ
りケーブル挿通穴の水密性を長期にわたって安定に維持
することができる。
よれば、請求項1記載のケーブル挿通穴封止部材におい
て、対を構成する各封止部材分割体の底板をフランジと
同心状に削除して、ケーブルと略同軸のケーブル保持穴
を形成したので、成形性の悪い弾性材料を使用した場合
であってもケーブル径に適合したケーブル保持穴を形成
することができ、耐久性の高い材料を使用することによ
りケーブル挿通穴の水密性を長期にわたって安定に維持
することができる。
【図1】 本発明のケーブル挿通穴封止部材の第1の実
施の形態を示す正断面図である。
施の形態を示す正断面図である。
【図2】 本発明のケーブル挿通穴封止部材の第1の実
施の形態を示す分解斜視図である。
施の形態を示す分解斜視図である。
【図3】 本発明のケーブル挿通穴封止部材の第1の実
施の形態を示す図であって、封止部材分割体を示す平面
図である。
施の形態を示す図であって、封止部材分割体を示す平面
図である。
【図4】 図3におけるA―A線断面矢視図である。
【図5】 本発明のケーブル挿通穴封止部材の第2の実
施の形態を示す図であって、封止部材分割体を示す平面
図である。
施の形態を示す図であって、封止部材分割体を示す平面
図である。
【図6】 図5におけるB―B線断面矢視図である。
【図7】 ケーブル挿通穴の封止手段を示す分解斜視図
である。
である。
【図8】 従来例を示す斜視図である。
10…ケーブル挿通穴封止部材、11…ケーブル、12
…ケーブル挿通穴、13…底板、14…フランジ、15
…封止部材分割体、51…封止部材分割体。
…ケーブル挿通穴、13…底板、14…フランジ、15
…封止部材分割体、51…封止部材分割体。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブル(11)が挿通されるケーブル
挿通穴(12)を封止するケーブル挿通穴封止部材(1
0)であって、 全体が弾性材料からなり、ケーブル挿通穴の断面と略一
致する形状に形成された底板(13)の一側の面に同心
状に複数突設されて面上の領域を多層に画成するフラン
ジ(14)同士を重合させることにより一体化されて、
ケーブル挿通穴を封止可能となる一対の封止部材分割体
(15)を具備してなることを特徴とするケーブル挿通
穴封止部材。 - 【請求項2】 請求項1記載のケーブル挿通穴封止部材
において、 対を構成する各封止部材分割体(51)の底板をフラン
ジと同心状に削除して、ケーブルと略同軸のケーブル保
持穴を形成したことを特徴とするケーブル挿通穴封止部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294562A JPH09140031A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | ケーブル挿通穴封止部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294562A JPH09140031A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | ケーブル挿通穴封止部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09140031A true JPH09140031A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17809401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7294562A Pending JPH09140031A (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | ケーブル挿通穴封止部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09140031A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011523845A (ja) * | 2008-06-06 | 2011-08-18 | ハウフ テヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト | 一連の層を備えるコンジットダクト |
| JP2014513909A (ja) * | 2011-02-22 | 2014-06-05 | ハウフ テヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト | 一連の層をもつ配線ダクト |
| CN111262211A (zh) * | 2020-03-17 | 2020-06-09 | 深圳市泰士特科技股份有限公司 | 一种电缆管道密封系统模块 |
| JP2021191192A (ja) * | 2020-06-04 | 2021-12-13 | 株式会社ブレスト工業研究所 | ケーブル引込口用カバー及びカバーの施工方法 |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP7294562A patent/JPH09140031A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011523845A (ja) * | 2008-06-06 | 2011-08-18 | ハウフ テヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト | 一連の層を備えるコンジットダクト |
| JP2014513909A (ja) * | 2011-02-22 | 2014-06-05 | ハウフ テヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト | 一連の層をもつ配線ダクト |
| CN111262211A (zh) * | 2020-03-17 | 2020-06-09 | 深圳市泰士特科技股份有限公司 | 一种电缆管道密封系统模块 |
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