JPH09140412A - スナップボタンの雌体及びその取付け用の加締め型 - Google Patents

スナップボタンの雌体及びその取付け用の加締め型

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JPH09140412A
JPH09140412A JP32349695A JP32349695A JPH09140412A JP H09140412 A JPH09140412 A JP H09140412A JP 32349695 A JP32349695 A JP 32349695A JP 32349695 A JP32349695 A JP 32349695A JP H09140412 A JPH09140412 A JP H09140412A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状ばね部材の、スナップボタンの雄体に対
する脱着上の弾力にバラツキを生じさせることなく生地
等に取り付けすることの出来るスナップボタンの雌体を
提供することである。 【解決手段】 雌体10は環状ばね部材28の内径Bの
方をバレル部材18の第2の円筒形状部分24の内径A
よりも大きい。本発明の雌体1を取付け部材と共に生地
に取付ける場合、加締め型の下方ダイの中央突出部の上
縁部を、加締め作業に際し、従来のように環状ばね部材
28にでは無く前記肩部30に当接させることが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスナップボタンの雌
体及びその取付け用の加締め型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すような形式のスナップ
ボタンの雌体1が使用されている。この雌体1は表面シ
ェル部材3と、バレル部材5と、環状ばね部材7とから
なり、環状ばね部材7はバレル部材5の下方の拡径部9
と前記表面シェル部材3との間に創出される環状空間1
1内に遊嵌され、またこの環状ばね部材7の内径Bはバ
レル部材5の前記拡径部9から上方に伸延する減径部1
3の内径Aよりも小さくされている。このA>Bなる寸
法関係は、従来の雌体が雄体(図示せず)の、前記内径
Bと等しいかやや大きいがしかし減径部13の内径Aよ
りは直径の小さいくびれ部分に弾発的に係入する構成を
取る上で必然の条件となっている。そしてこの構成の雌
体1を、図4に示すように取付け部材15を使用して加
締め型により加締めて生地17等に取付ける場合は、先
ず、加締め型の上方ダイ19が降下してバレル部材5の
減径部13の上部を取付け部材15と生地17とに加締
めることになるが、この時に上方ダイによって行使され
る押圧力が、バレル部材5の減径部13及び環状ばね部
材7を介して下方ダイ190の中央突出部21の上縁
部、或は図4に示す如くこの上縁部に沿って形成した段
部23に加わるようになっているため、環状ばね部材7
は押圧力の全てを受けて変形しその結果、スナップボタ
ンの雄体に対する脱着上の弾力にバラツキが生じるよう
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】環状ばね部材の、スナ
ップボタンの雄体に対する脱着上の弾力にバラツキを生
じさせることなく生地等に取り付けすることの出来るス
ナップボタンの雌体を提供することであり、前記スナッ
プボタンの雌体の取付けに使用するための加締め型に於
ける下方ダイを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、スナッ
プボタンの雄体を挿通するための開口部12を有する表
面シェル部材14と、下端フランジ部分16を有し、該
下端フランジ部分に沿って前記表面シェル部材と一体化
されたバレル部材18にして、前記表面シェル部材との
間に創出される環状空間26内に環状ばね部材28を収
容してなる第1の円筒形状部分20と、該第1の円筒形
状部分から上方に向けて伸延し、前記第1の円筒形状部
分20よりも減径された第2の円筒形状部分24とを有
しそれにより、前記第1の円筒形状部分20と第2の円
筒形状部分24との移行部22には肩部30が形成され
てなるバレル部材18とから構成されてなるスナップボ
タンの雌体10であって、前記第2の円筒形状部分24
の内径を前記環状ばね部材28の内径よりも小さくした
ことを特徴とするスナップボタンの雌体が提供され、ま
た、請求項1に記載のスナップボタンの雌体10を生地
32に取付けるための、下方ダイ36を含む加締め型で
あって、前記下方ダイ36が、表面シェル部材14を受
ける支持面38と、前記表面シェル部材の開口部12を
貫いてバレル部材18の内部に突入する突出部40とを
有し、該突出部が、前記バレル部材に於ける肩部30を
受けるようになっている段部42を具備してなる加締め
型が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1及び2を参照して本発明の雌
体を詳しく説明するに、図1には本発明に従う構成を有
するスナップボタンの雌体10(以下、単に雌体10と
も称する)の断面が示されており、雌体10は、図3に
示す如き従来製品と同様に、後述する加締め型の下方ダ
イを挿通させるための開口部12をその中央に有する表
面シェル部材14を有し、下端フランジ部分16を有す
るバレル部材18が、この下端フランジ部分16に沿っ
て前記表面シェル部材14と一体化されている。このバ
レル部材18は、前記下端フランジ部分16から上方に
向けて伸延される第1の円筒形状部分20と、移行部2
2を介してこの第1の円筒形状部分20と連続し且つ第
1の円筒形状部分20よりも減径された第2の円筒形状
部分24とを有し、第1の円筒形状部分20と移行部2
2とによって画定される環状空間26には、スナップボ
タンの雄体(図示せず)を弾発係入する際の弾発アクシ
ョンを行使し且つ係入した雄体をしっかりと保持するた
めの環状ばね部材28が介装される。前述の如く、第2
の円筒形状部分24が第1の円筒形状部分20よりも減
径されていることから、移行部22には肩部30が形成
される。
【0006】本発明の前記雌体10は、前記従来の雌体
1がその環状ばね部材7の内径Bを減径部13の内径A
よりも小さくしているのとは逆に、環状ばね部材28の
内径Bの方を、バレル部材18の第2の円筒形状部分2
4の内径Aよりも大きく設定している。こうすることに
より、本発明の雌体1を取付け部材と共に生地に取付け
る場合、加締め型の下方ダイの中央突出部の上縁部を、
加締め作業に際し、従来のように環状ばね部材28にで
は無く、前記肩部30に当接させることが出来るように
なる。
【0007】図2にはまた、前記雌体10を生地32等
に、取付け部材34等と共に加締め付けるための、本発
明に従う加締め型における下方ダイ36も示されてい
る。下方ダイ36は、雌体10の表面シェル部材14を
受ける支持面38と、この支持面38の中央から上方に
突出し、雌体10の開口部12から雌体10に挿通され
る突出部40とを有している。そしてこの突出部40の
上縁部には、図4の従来例に示す段部23と同様の段部
42が形成されている。しかしながらこの段部42は、
雌体10が前述の如く環状ばね部材28の内径Bの方を
バレル部材18の第2の円筒形状部分24の内径Aより
も大きく設定してあることから、加締めに際しては、従
来の段部23のようにばね部材を受けるのでは無く、む
しろ環状ばね部材28をかわして肩部30を直接受ける
ことが出来る。従って、前記突出部40の前記段部42
は、前記環状ばね部材28の内径Bよりも小さく且つバ
レル部材18の第2の円筒形状部分24の内径Aよりも
大きい範囲で形成される。
【0008】図5には、本発明の雌体10と共に使用す
ることの出来る代表的な雄体50を前記雌体10と合着
させた状態に於て例示される。雌体10の前述の如き構
成から明らかなように、雄体50は、雌体10の前記第
2の円筒形状部分24の内径Aよりも直径の小さい頭部
52と、第2の円筒形状部分24の内径Aよりも大きく
且つ環状ばね部材28の内径Bよりも若干大きい直径を
有するフランジ部54とを具備する形状とされ、雌体1
0への嵌入後は雄体50は、環状ばね部材28を弾発的
に越えたフランジ部54の下方部分が環状ばね部材28
によって、そして前記フランジ部54の上方部分が前記
移行部22の肩部30によって夫々支持されることによ
り、雌体10との合着状態に保持される。以上本発明を
具体例を参照して説明したが、本発明の内で多くの変更
を成し得ることを理解されたい。
【0009】
【発明の効果】環状ばね部材の、スナップボタンの雄体
に対する脱着上の弾力にバラツキを生じさせることなく
生地等に取り付けすることの出来るスナップボタンの雌
体が提供され、前記スナップボタンの雌体の取付けに使
用するための加締め型に於ける下方ダイが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うスナップボタンの雌体の断面図で
ある。
【図2】図1に示すスナップボタンの雌体を取付け部材
を使用して加締めることにより生地に取付ける状態を例
示する断面図である。
【図3】従来のスナップボタンの雌体の断面図である。
【図4】図3に示すスナップボタンの雌体を取付け部材
を使用して加締めることにより生地に取付ける状態を例
示する断面図である。
【図5】本発明のスナップボタンの雌体と共に使用し得
る雄体を雌体と合着させた状態で例示してなる部分断面
側面図である。
【符号の説明】
10 スナップボタンの雌体 12 開口部 14 表面シェル部材 16 下端フランジ部分 18 バレル部材 20 第1の円筒形状部分 22 移行部 24 第2の円筒形状部分 26 環状空間 28 環状ばね部材 30 肩部 32 生地 34 取付け部材 36 下方ダイ 38 支持面 40 突出部 42 段部 50 雄体 52 頭部 54 フランジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スナップボタンの雄体を挿通するための
    開口部(12)を有する表面シェル部材(14)と、下
    端フランジ部分(16)を有し、該下端フランジ部分に
    沿って前記表面シェル部材と一体化されたバレル部材
    (18)にして、前記表面シェル部材との間に創出され
    る環状空間(26)内に環状ばね部材(28)を収容し
    てなる第1の円筒形状部分(20)と、該第1の円筒形
    状部分から上方に向けて伸延し、前記第1の円筒形状部
    分(20)よりも減径された第2の円筒形状部分(2
    4)とを有しそれにより、前記第1の円筒形状部分(2
    0)と第2の円筒形状部分(24)との移行部(22)
    には肩部(30)が形成されてなるバレル部材(18)
    とから構成されてなるスナップボタンの雌体(10)で
    あって、 前記第2の円筒形状部分(24)の内径を前記環状ばね
    部材(28)の内径よりも小さくしたことを特徴とする
    スナップボタンの雌体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスナップボタンの雌体
    (10)を生地(32)に取付けるための、下方ダイ
    (36)を含む加締め型であって、 前記下方ダイ(36)が、表面シェル部材(14)を受
    ける支持面(38)と、前記表面シェル部材の開口部
    (12)を貫いてバレル部材(18)の内部に突入する
    突出部(40)とを有し、該突出部が、前記バレル部材
    に於ける肩部(30)を受けるようになっている段部
    (42)を具備してなる加締め型。
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