JPH09140483A - 少量多種化学薬品保管庫および産業廃棄物分別収集容器 - Google Patents

少量多種化学薬品保管庫および産業廃棄物分別収集容器

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JPH09140483A
JPH09140483A JP30611295A JP30611295A JPH09140483A JP H09140483 A JPH09140483 A JP H09140483A JP 30611295 A JP30611295 A JP 30611295A JP 30611295 A JP30611295 A JP 30611295A JP H09140483 A JPH09140483 A JP H09140483A
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waste
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chemicals
industrial waste
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Noboru Watanabe
昇 渡辺
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COSMO RIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少量多種の化学薬品をその種類に応じて分別し
安全確実に保管し、管理すると共に、上記化学薬品から
発生した廃棄物をその内容に応じて安全に収集する。 【解決手段】保管庫10は化学薬品の内容に応じて区分
して個別に収納するための複数の区画を有し、施錠可能
とした複数のドロワー11を備え、当該ドロワー11の
外部の視認容易な位置に当該ドロワーに保管されるべき
化学薬品の内容を識別する分別ステッカー18を貼付し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療施設、化学工
場、学校、その他の各種事業所で保有する多種多様な化
学薬品を安全に保管するための少量多種化学薬品保管
庫、および多種内容の産業廃棄物を分別した状態て確実
に収集運搬者を経て指定の処理施設に安全に搬送し、確
実に処分するための分別収集容器に関する。
【0002】
【従来の技術】医療施設、化学工場、学校、その他の各
種事業所で保有する化学薬品は多種多様にわたり、特に
少量で高濃度なものを限られたスペースで安全に保管す
る手段が要求されている。これらの化学薬品を関係法令
およびその性質をもとに安全明確に分別し、かつ使用者
がこれらの化学薬品を使用する際に便利で、簡素な、そ
してコンパクトな保管手段は確立されていない。
【0003】また、これらの化学薬品の使用期限切れ、
研究の中止等の事由により発生する有害な産業廃棄物
(以下、単に廃棄物とも言う)の量は年々増加の傾向に
ある。これらの廃棄物は、これを専門に収集し搬送する
収集搬送者を介して所定の処理設備を有する指定された
中間処理施設および最終処分場(以下、処分者ともい
う)において環境に悪影響を及ぼさない形で処分され
る。
【0004】この種の廃棄物は、廃棄された時点から最
終処分がなされるまでの移動ルートにおいて、その排
出、収集搬送あるいは中間処理および最終処分の作業に
携わる作業者は勿論のこと、その周辺の住民や環境から
隔離した状態で安全に搬送し、処理することが要求され
る。しかし、排出された産業廃棄物をその内容に応じて
安全に保管し、分別して収集運搬者に引渡すと共に、排
出者の手から離れた廃棄物が安全確実に所定の移動ルー
トを通って最終処分を実行するための保管と収集の方式
は確立されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の少量多種化学薬
品の安全管理方式では、関係法令と薬品が本来もつ性質
上の安全対策を同時に満足させ、限られたスペースで安
全確実、しかも使用者にとって易しい保管方法を見い出
すのは困難であった。また、それらの化学薬品から発生
する産業廃棄物の収集運搬処理方式では、排出者は自身
の排出物(すなわち、廃棄物)をどのように保管し、ま
た収集搬送者に安全に引き渡し、搬送ルートを安全確実
に搬送されて最終処分者のもとで所定の処分方法で安全
確実に処分されたか否かを保証することは困難であっ
た。
【0006】近年、この種の廃棄物の種類は多様化し、
その排出量も増大の傾向にある。しかし、その保管方法
や、収集方法の手法は未だ確立されていない。本発明の
第1の目的は、上記従来技術における問題を解消して、
化学薬品をその内容に応じて分別し、かつて安全に保管
するための化学薬品保管庫を提供することにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、排出者から
収集運搬者を経て処分者に至る産業廃棄物の移動ルート
を通して当該産業廃棄物を安全に搬送し、確実に処分す
るための分別収集容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の第1の発明は、種類別に区
分され、内容物に応じて前記区分を示すステッカーを添
付した各薬品容器に収容した少量・多種・高濃度の化学
薬品を安全かつコンパクトに保管するための少量多種化
学薬品保管庫であって、前記区分に応じて分別された各
薬品容器を個別に収容する複数の区画を内部に有すると
共に、視認容易な位置に保管すべき化学薬品の内容を識
別する分別ステッカーを貼付し、かつ施錠可能とした複
数のドロワーを備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の第2の発明は、前
記ステッカーが産業廃棄物の種類に応じて予め設定した
色とマークとの組み合わせからなる識別シールを担持す
ることを特徴とする。そして、上記第2の目的を達成す
るために、請求項3に記載の第3の発明は、産業廃棄物
となった化学薬品を排出者から収集運搬者を経て処分者
に至る産業廃棄物の移動ルートを通して安全に搬送し、
確実に処分するための分別収集容器であって、前記分別
収集容器は、前記産業廃棄物の形態に応じた最適な収納
機能を有する材質と形状および機能を備えた複数種類か
らなると共に、収集される産業廃棄物の種類を示す識別
シートを貼付してなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】上記第1の発明の構成において、
少量多種化学薬品保管庫は、少量、多種、高濃度の化学
薬品について、関係法令および薬品が本来もつ性質上の
安全対策を同時に満足させ、確実で簡素に保管する化学
薬品保管庫であって、この保管庫は化学薬品の内容に応
じて例えば28に区分すると共に、施錠可能とした複数
のドロワーを備え、少なくとも毒物や劇物、あるいは強
酸、強アルカリ、引火性等の危険物を収納保管するドロ
ワーには確実な施錠がなされるように構成される。
【0011】そして、前記ドロワーの内部は、化学薬品
の内容に応じて予め区分して分別される化学薬品を個別
に収納するための所定数に分割された区画を有し、各区
各区には原則として1個宛の化学薬品を収納する。さら
に、前記ドロワーの外部の視認容易な位置には、当該ド
ロワーに保管すべき化学薬品の内容を識別する分別ステ
ッカーが貼付され、保管や収集時に当該ドロワーの収納
物の内容を容易に識別できるようにされている。
【0012】また、上記第2の発明の構成においては、
前記ステッカーに化学薬品の種類に応じて予め設定した
色とマークとの組み合わせからなる識別シールを担持さ
せることにより、保管や収納時に当該ドロワーの収納物
の内容をさらに容易に識別できるようにする。そして、
上記第3の発明の構成による分別収集容器は、排出者か
ら収集運搬者を経て処分者に至る産業廃棄物の移動ルー
トを通して当該産業廃棄物を安全に搬送し、確実に処分
するために、前記産業廃棄物の形態に応じた最適な収納
機能を有する材質と形状および機能を備えた複数種類か
ら構成し、ビン入の廃棄物は前記第2の発明におけるド
ロワーと同様の複数の区画を備えたダンボール箱とし、
固体状の廃棄物用としては有蓋かつ密封可能なプラスチ
ック容器とし、また液体状の廃棄物用としては密封可能
なプラスチックタンクとする。
【0013】そして、上記各容器には、収容される産業
廃棄物の種類を示す識別シートを貼付する。このよう
に、本発明では、排出者から収集運搬者を経て処分者に
至る産業廃棄物の移動ルートを通して当該産業廃棄物を
安全に搬送し、確実に処分するために、前記産業廃棄物
の形態に応じて用意した最適な収納機能を有する容器
は、収納される産業廃棄物の形態がビン入である場合は
隔壁で複数に区画されたダンボール箱に収納して密閉
し、不定形の固体の場合は有蓋かつ密閉可能なプラスチ
ック容器に収納密閉し、液体の場合はその内容物の種類
で分別した密閉可能なプラスチックタンクに収納して保
管する。
【0014】前記の各容器には、収容した産業廃棄物の
種類を示すステッカーを貼付し、かつ処分方向を明示す
ると共に、当該容器と共に移動して当該産業廃棄物の搬
送ルートの各引き渡し、受け渡しの事実を確認するため
の複数シートからなる処理確認用のマニフェストを排出
者と収集者および最終処分者の間を当該産業廃棄物と共
に移動させる。なお、上記各容器に前記した保管庫に用
いたものと同種のシートを貼付することもできる。
【0015】最終処分者に搬送された前記容器は、前記
マニフェストに明示された処分方法に従って前記容器ご
と処分される。したがって、排出者から排出されて収集
運搬者を介して最終処分者に渡る搬送ルートの途上で前
記産業廃棄物は常に分別された状態で移動し、かつ環境
に曝されることはなく、搬送ルート上の全ての作業者は
もとより、第3者に対しても隔離される。
【0016】さらに、容器に貼付したマニフェストによ
り、搬出者から収集搬送者を介して最終処分者に至る各
引き渡し、受け渡しの時点で当該引き渡し、受け渡しの
事実を確認でき、不法投棄の発生を防止できる。また、
前記容器の表面に当該容器に収納された産業廃棄物の種
類を識別するための識別シールを貼付したことで、作業
者が当該容器に収容された産業廃棄物の種類や処理方法
を容易に確認することができ、誤った取扱いが発生する
のを防止できる。
【0017】図1は本発明による少量多種化学薬品保管
庫の1実施例を説明する斜視図であって、10は少量多
種化学薬品保管庫(以下、単に保管庫ともいう)、11
はドロワー、12はロック、13はステッカー、14は
シールである。同図において、本実施例の保管庫10は
4段のドロワー11を有する第1保管庫10a、第2保
管庫10b、第3保管庫10cからなる。第1保管庫1
0a、第2保管庫10b、第3保管庫10cを構成する
各ドロワー11はそれぞれ独立して引き出し可能であ
り、ロック12で施錠できると共に、表面にステッカー
13が取付けされ、ステッカー13には内容物の記述と
識別シール14が貼付されている。
【0018】図2は本発明による少量多種化学薬品保管
庫のドロワーの構成例を説明する斜視図であって、内部
は4×4=16に分割された区画15が形成されてい
る。なお、16はドロワー11の移動レールである。図
3は本発明による少量多種化学薬品保管庫に区分して収
納する化学薬品の内容の分類例であって、第1保管庫1
0aの最上段のドロワーには「A 有機物」、次には
「A’有機物(劇物)」と「D’有機物5類(劇
物)」、その下には「B 有機溶媒」、最下段のドロワ
ーには「B’有機溶媒(劇物)」を保管する。
【0019】また、第2保管庫10bの最上段のドロワ
ーには「J 毒物」、次には「E3類禁水性」、その下
には「C 2類」と「D 5類」、最下段のドロワーに
は「G 向き溶媒」を保管する。そして、第3保管庫1
0cの最上段のドロワーには「F 無機物」、次には
「F’無機物(劇物)」、その下には「I アルカリ液
(劇物)」、最下段のドロワーには「H 6類強酸(劇
物)」を保管する。
【0020】図4は本発明による少量多種化学薬品保管
庫のドロワーに取り付けるステッカーの表示例の説明図
である。このステッカーは前記第3保管庫10cの最下
段に貼付されるもので、そのサイズは縦654mm、横
90mmである。図5は本発明による少量多種化学薬品
保管庫に区分して収納する化学薬品の内容の分類例の詳
細内容の説明図である。
【0021】図6と図7は本発明による少量多種化学薬
品保管庫に取り付けるステッカーに貼付する識別シール
の説明図であって、前記した分類A、A’、B、B’、
C、D、D’、E、F、F’、G、H、I、Jのそれぞ
れに対応してその色とマークとで識別可能に構成されて
いる。図8は本発明による分別収集容器を用いた産業廃
棄物収集処理システムにおける産業廃棄物の分別保管と
収納および収集/搬送と最終処分の流れを示すフローチ
ヤートである。
【0022】同図において、排出者がその産業廃棄物の
処分を開始すると、当該産業廃棄物の形態が固体である
か液体であるかを見て(ステップS−1)、固体である
場合はさらにそれが所定のビン入であるか否かを見て
(S−2)、所定のビン入りのものでない場合は専用プ
ラスチック容器に収納する(S−3)。また、所定のビ
ン入りのものである場合は前記した保管庫の分類して保
管する(S−4)。
【0023】ステップ(S−1)で液体である場合は、
それが有機化合物か否かを見て(S−5)、有機化合物
である場合は専用のプラスチックタンクに収容し(S
−6)、有機物でない場合は重金属を含むものか否かを
見て(S−7)、重金属を含む場合は専用のプラスチッ
クタンクに収容する(S−8)。さらに、重金属を含
まないが酸性であるか否かを判断し(S−9)、酸性で
ある場合は専用のプラスチックタンクに収容する(S
−10)。
【0024】そして、酸性でない場合は専用のプラスチ
ックタンクに収容する(S−11)。その後、収集時
期が到来したとき、廃棄物は専用のダンボール箱に移し
替えて密閉した後、収集者に引き渡す(S−12)。一
方、専用プラスチック容器に収容した廃棄物、専用プラ
スチックタンク〜に収容した廃棄物は、密封した状
態でそのまま収集者に引き渡す(S−13)。
【0025】収集者は排出者から引受けた専用のダンボ
ール箱、専用プラスチック容器および専用プラスチック
タンク〜を搬送し(S−13)、処分者に引き渡
し、処分者はこれらを定められた方法に従って処分する
(S−14)。なお、専用プラスチック容器に収容する
廃棄物は、それぞれを所定のプラスチックシートまたは
袋に包んで保管するのが望ましい。
【0026】図9は固体の廃棄物のうちのビン入り廃棄
物とその収集用のダンボール箱の説明図であって、
(a)はビン入り廃棄物、(b)はダンボール箱であ
る。このビンは市販の薬品の収納用として使用されてい
る所定の規格のビン(500mlビン)であり、ダンボ
ール箱6aは前記図2に示した保管庫のドロワーと同様
の区画6a’が形成されている。
【0027】図示したダンボール箱は縦450mm、横
450mm、高さ250mmで、内部に同質のダンボー
ルで4×4の升に区画されており、収容したビンが直接
接触しないように、かつ衝撃で破損しないような構造を
有する。なお、このダンボール箱にビンを包装するため
のビニールシートを付属させてもよい。すなわち、保管
庫のドロワーに保管しておいたビン入り廃棄物をそのま
まダンボール箱6aの区画6a’に移し替えるように構
成されている。
【0028】図10は固体の廃棄物のうちの不定形廃棄
物とその保管収集用のプラスチック容器の説明図であっ
て、(a)は所定のプラスチックシートまたは袋に収納
した不定形廃棄物で、この不定形廃棄物は所定のプラス
チックシートまたは袋に収納した状態で(b)のプラス
チック容器6bに保管され、収集される。この不定形の
廃棄物としては、ガラス製品や金属製品とその屑、薬品
が付着した紙、綿、あるいはプラスチック製器具類、そ
の他の粉体物等であり、これらはプラスチックシートあ
るいは袋で包装し、蓋付きプラスチック容器6aに収納
して密閉する。
【0029】上記のプラスチック容器6aは密閉性が良
好、かつ耐水性であり、運搬作業に耐え得る物理的強度
を有し、その寸法例としては、本体が縦345mm×横
345mm、高さ390mm、材料の厚みが2mmのポ
リプロピレン樹脂製、蓋はポリエチレン製で、容積が2
5リットルの蓋付き容器(例えば、出光石油化学(株)
製の商品名「メディペール」)である。
【0030】なお、このプラスチック容器は、所謂ポリ
バケツとして知られる円筒形の有蓋容器としてもよい。
図11は本発明で使用される産業廃棄物を収容保管して
搬送するための専用の容器のうちの液体廃棄物のために
使用されるプラスチック容器の一例の説明図である。
【0031】この容器は、厚さが3mmのポリエチレン
樹脂からなる所謂ポリタンク6cであり、その典型的な
サイズは、縦255mm、横255mm、高さ380m
mで容積が20リットルである。上記したダンボール
箱、プラスチック容器およびプラスチックタンクには、
収容された廃棄物の種類を識別するためのステッカー8
(容器ステッカー)が貼付される。このステッカー8
は、前記図2で説明した保管庫に貼付するステッカー1
3と同様のものが望ましい。 なお、特に、プラスチッ
クタンク6cに収容された廃棄物は、前記図8で説明し
た〜の番号が明示されている。
【0032】すなわち、このプラスチックタンク6cに
は、図8のフローで分別された液体廃棄物の前記種類に
応じて、それぞれの廃棄物が収容され、密閉して保管さ
れた後、収集搬送者に引き渡される。図12は本発明の
分別収集容器を用いた産業廃棄物収集と搬送および処分
に用いられる処理確認用マニフェストの1例を説明する
模式図であって、Aは第1の確認シート、B1は第2の
確認シート、B2は第3の確認シート、C1は第4の確
認シート、C2は第5の確認シート、Dは第6の確認シ
ートである。
【0033】同図に示したように、このマニフェスト7
は、A票シート、B1票シート、B2票シート、C1票
シート、C2票シート、D票シートの6枚綴りの複写シ
ートから構成され、当該廃棄物の最終処分が完了したと
き、排出者の手元にはA票シートとB2票シートおよび
D票シートが、収集搬送者の手元にはB1票シートとC
1票シートが、そして最終処分者の手元にはC2票シー
トが保管された状態となる。
【0034】すなわち、A票シートは、前記排出者が前
記産業廃棄物を収納した前記各種の容器を収集運搬者に
引き渡したことおよび収集運搬者が当該容器を引き受け
たことを確認して前記排出者が保管する第1の確認票と
なる。B1票シートは、収集運搬者が当該容器を引き受
けた事実を確認するために収集運搬者が保管する第2の
確認票となる。
【0035】B2票シートは、収集運搬者が当該容器を
最終処分者に引き渡した事実および最終処分者が当該容
器を引き受けた事実を確認して前記排出者が保管する第
3の確認票となる。C1票シートは、収集運搬者が前記
容器を最終処分者に引き渡した事実および最終処分者が
当該容器を引き受けた事実を確認して収集運搬者が保管
する第4の確認票となる。
【0036】C2票シートは、最終処分者が前記容器の
引き渡しを受けた事実を確認して最終処分者が保管する
第5の確認票となる。そして、D票シートは、前記最終
処分者が前記容器を引き受けた事実を確認して前記排出
者に直接引き渡し、排出者が保管する第6の確認票とな
る。上記した6枚シート綴りのマニフェストは、産業廃
棄物を収納した容器が前記廃棄物収納容器移動ルート上
を移送される順で上から1シート宛剥がし取れるように
上からA票、B1票、B2票、C1票、C2票、D票の
順で1セット綴りとするのが望ましいが、特にその順序
は問わない。
【0037】図13は本発明の廃棄物保管収集容器を用
いた産業廃棄物収集処理システムに使用される廃棄物収
納容器とそのマニフェストの移動および保管の1例を説
明する模式図であって、1は産業廃棄物の排出者、2は
収集運搬者、3は最終処分者、4は廃棄物収納容器移動
ルート、51 〜56 はマニフェスト移動ルート、6は廃
棄物を収容した容器、7はマニフェストである。
【0038】同図において、排出者1は処分を委託する
廃棄物を、その性質(液体、固体、あるいは危険物、も
しくは感染性物質、等)に応じた所定の容器に収納して
密閉し、収集運搬者2に引き渡す。これと同時に、排出
者1は自己の廃棄物を所定の容器に収納密閉した廃棄物
収納容器7を収集運搬者2に引き渡す際には、この6枚
シートからなるマニフェストを当該収集運搬者2に手渡
す。
【0039】すなわち、排出者1に廃棄物処理の必要が
生じたとき、当該廃棄物を所定の容器に収納して密閉し
た状態で収集運搬者2に引き渡す。このとき、排出者1
はA表シート(A)、B1表シート(B1)、B2表シ
ート(B2)、C1表シート(C1)、C2表シート
(C2)、D表シート(D)の6枚複写のシート綴りの
マニフェスト7の欄に必要事項を記入して署名/押印し
て収集運搬者2に渡す。
【0040】収集運搬者2は、その場でマニフェスト7
に署名/押印し、A表シート(A)を排出者1に戻す。
排出者1は収集運搬者2から戻されたA表シート(A)
を保管し、収集運搬者2はマニフェストの内のB1表シ
ート(B1)を保管し、残り4シートと共に廃棄物収納
容器6を運搬して最終処分者3に引き渡す。
【0041】収集運搬者2が廃棄物収納容器6を最終処
分者3に引き渡した時点で、残り4シートに最終処分者
3が署名/押印を行い、B2表シート(B2)とC1表
シート(C1)を収集運搬者2に戻す。収集運搬者2は
C1表シート(C1)を保管し、B2表シート(B2)
を持ち帰って排出者1に渡す。
【0042】排出者1は先に保管しているA表シート
(A)と上記B2表シート(B2)を照合して、廃棄物
収納容器6が収集運搬者2を介して最終処分者3に引き
渡されたことを確認する。一方、最終処分者3はC2表
シート(C2)とD表シート(D)を保管すると共に、
当該廃棄物を所定の方法に従って処分する。
【0043】この処分が終了すると、最終処分者3はD
表シート(D)に処分済を記入して郵送等の手段で排出
者1に戻す。排出者1は先に保管しているA表シート
(A)(およびB2表シート(B2))と上記最終処分
者3から戻されたD表シート(D)とを照合して、当該
廃棄物収納容器6で運ばれた廃棄物が最終処分者3にお
いて処分されたことを確認する。
【0044】これにより、排出者1は自己の排出した廃
棄物が正規の設備において正規の方法で確実に処分され
たことを確認することができ、不正な廃棄がなされてい
ないことを検証できる。この分類マークは、廃棄物の性
質別に予め用意した形状、色、または色と文字あるいは
数字との組み合わせで、当該廃棄物処理に携わる作業者
が容易に認識できるものを合わせて用いるのが望まし
い。
【0045】また、上記では、収集運搬者2が排出者1
と最終処分者3の間で廃棄物収納容器6を運搬するもの
として説明したが、仮に、廃棄物を中継者に中間的に集
積し、しかる後、最終処分者3に運搬するようなルート
を採用する場合には、マニフェストの枚数を収集運搬者
2と中継者および中継者と最終処分者3との間の受け渡
しを確認するための他の複数のシートをマニフェストに
追加して、上記と同様のシート保管/シート戻りを行わ
せることで同様の確認と検証を実現することができる。
【0046】これにより、排出者1は自己の排出した廃
棄物が正規の設備において正規の方法で確実に処分され
たことを確認することができ、不正な廃棄がなされてい
ないことを検証できる。なお、収集運搬者2が排出者1
と最終処分者3の間で廃棄物収納容器6を運搬するもの
として説明したが、廃棄物を中継者に中間的に集積し、
しかる後、最終処分者3に運搬するようなルートを採用
する場合には、マニフェストの枚数を収集運搬者2と中
継者および中継者と最終処分者3との間の受け渡しを確
認するための他の複数のシートをマニフェストに追加し
て、上記と同様のシート保管/シート戻りを行わせるこ
とで同様の確認と検証を実現することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保管する化学薬品の種類に応じて定められた区分で分別
する保管庫を用いることにより、化学薬品の混合に起因
する有毒物質の生成事故、および火災事故等を防止で
き、かつ明確な分別保管と施錠により化学薬品の紛失、
盗難を防ぐことができる。
【0048】また、前記化学薬品から発生した廃棄物に
ついて、定められた所定の容器を用いて排出者と収集運
搬者および最終処分者を結ぶ移動ルートに沿って当該廃
棄物の受け渡し、最終処分を当該容器ごと焼却、あるい
は埋設等の処理を行うようにしたため、かつ、当該容器
の移動ルートにおける受け渡し毎にその事実を確認する
マニフェストを廃棄物と共に移動させることで、所定の
収納容器に収納して排出者から排出された廃棄物が最終
処分者により確実に処分されたことを保証し、もって環
境保全に寄与し、社会的責任を全うできるようにした産
業廃棄物処理システムを提供することができ、不法投棄
等による環境汚染の発生事実を防止して各種の廃棄物を
安全確実に処分することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による少量多種化学薬品保管庫の1実施
例を説明する斜視図である。
【図2】本発明による少量多種化学薬品保管庫のドロワ
ーの構成例を説明する斜視図である。
【図3】本発明による少量多種化学薬品保管庫に区分し
て収納する廃棄物の内容の分類例であ。
【図4】本発明による少量多種化学薬品保管庫のドロワ
ーに取り付けるステッカーの表示例の説明図である。
【図5】本発明による少量多種化学薬品保管庫に区分し
て収納する廃棄物の内容の分類例の詳細内容の説明図で
ある。
【図6】本発明による少量多種化学薬品保管庫に取り付
けるステッカーに貼付する識別シールの説明図である。
【図7】本発明による少量多種化学薬品保管庫に取り付
けるステッカーに貼付する識別シールの説明図である。
【図8】本発明による少量多種化学薬品保管庫および分
別収集容器を用いた産業廃棄物収集処理システムにおけ
る産業廃棄物の分別保管と収納および収集/搬送と最終
処分の流れを示すフローチヤートである。
【図9】固体の廃棄物のうちのビン入り廃棄物とその収
集用のダンボール箱の説明図である。
【図10】固体の廃棄物のうちの不定形廃棄物とその保
管収集用のプラスチック容器の説明図である。
【図11】本発明で使用される産業廃棄物を収容保管し
て搬送するための専用の容器のうちの液体廃棄物のため
に使用されるプラスチック容器の一例の説明図である。
【図12】本発明の分別収集容器を用いた産業廃棄物収
集と搬送および処分に用いられる処理確認用マニフェス
トの1例を説明する模式図である。
【図13】本発明の廃棄物保管収集容器を用いた産業廃
棄物収集処理システムに使用される廃棄物収納容器とそ
のマニフェストの移動および保管の1例を説明する模式
図である。
【符号の説明】
1・・・・産業廃棄物の排出者 2・・・・収集運搬者 3・・・・最終処分者 4・・・・廃棄物収納容器移動ルート 6・・・・廃棄物収納容器 7・・・・マニフェスト。 8・・・・容器ステッカー。 10・・・・少量多種化学薬品保管庫 10a・・・・第1保管庫 10b・・・・第2保管庫 10c・・・・第3保管庫 11・・・・ドロワー 12・・・・ロック 13・・・・ステッカー 14・・・・シール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種類別に区分され、内容物に応じて前記区
    分を示すステッカーを添付した各薬品容器に収容した少
    量・多種・高濃度の化学薬品を安全かつコンパクトに保
    管するための少量多種化学薬品保管庫であって、 前記区分に応じて分別された各薬品容器を個別に収容す
    る複数の区画を内部に有すると共に、視認容易な位置に
    保管すべき化学薬品の内容を識別する分別ステッカーを
    貼付し、かつ施錠可能とした複数のドロワーを備えたこ
    とを特徴とする少量多種化学薬品保管庫。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ステッカーが産業
    廃棄物の種類に応じて予め設定した色とマークとの組み
    合わせからなる識別シールを担持することを特徴とする
    少量多種化学薬品保管庫。
  3. 【請求項3】産業廃棄物となった化学薬品を排出者から
    収集運搬者を経て処分者に至る産業廃棄物の移動ルート
    を通して安全に搬送し、確実に処分するための分別収集
    容器であって、 前記分別収集容器は、前記産業廃棄物の形態に応じた最
    適な収納機能を有する材質と形状および機能を備えた複
    数種類からなると共に、収集される産業廃棄物の種類を
    示す識別シートを貼付してなることを特徴とする産業廃
    棄物収集用の分別収集容器。
JP30611295A 1995-11-24 1995-11-24 少量多種化学薬品保管庫および産業廃棄物分別収集容器 Pending JPH09140483A (ja)

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