JPH09141602A - 携帯式切断工具 - Google Patents

携帯式切断工具

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JPH09141602A
JPH09141602A JP30716495A JP30716495A JPH09141602A JP H09141602 A JPH09141602 A JP H09141602A JP 30716495 A JP30716495 A JP 30716495A JP 30716495 A JP30716495 A JP 30716495A JP H09141602 A JPH09141602 A JP H09141602A
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Takashi Oda
尚 小田
Kunihiko Ryu
邦彦 龍
Kazuto Toyama
一人 外山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋸刃とベースとの直角度を正確に確保する。ギ
ヤやモータからの発熱をベースを通じて効率良く放熱す
る。 【解決手段】モータ1と、モータ1の出力を減速する減
速ブロック2と、減速ブロック2を収容する減速機ケー
ス7と、減速機ケース7を収容するハウジング3と、減
速ブロック2からでる出力軸4と、出力軸4に取り付け
られた鋸刃5と、切断時に被切断部材に当てられるベー
ス6からなる携帯式切断工具Aである。共に剛体のベー
ス6と減速ブロック2の減速機ケース7とを直接結合し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯式切断工具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示されるように切断工具に
おける減速ブロック2は、減速機ケース7内に収納され
ており、本体ハウジング8と別体とされた減速機ケース
7は本体ハウジング8に固定されており、本体ハウジン
グ8が切断時に被切断部材に当てられるベース6に固定
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、出力軸4を有する減速機ケース7が
成形品の本体ハウジング8を介してベース6に連結され
ており、間に成形品からなる本体ハウジング8が介在す
るため、ベース6に対する減速機ケース7の連結誤差が
生じやすくベース6に対して鋸刃5の垂直度が確保し難
いという欠点があり、通常、鋸刃5とベース6の直角精
度の必要な動作用丸鋸等では角度調整機構を設けて使用
者が鋸刃5の角度を調整する必要があった。
【0004】また、減速機ケース7は成形品の本体ハウ
ジング8を介してベース6に連結されているために、つ
まり、減速機ケース7とベース6との間には成形品の本
体ハウジング8が介在されているために減速ブロック3
やモータ1の発熱をベース6を通じて放熱することがで
きず、成形品の本体ハウジング8内に熱がこもってしま
うという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、鋸刃とベースとの直角度が正確に確保される
ことを第1の目的とし、ギヤやモータからの発熱をベー
スを通じて効率良く放熱することができることを第2の
目的とした携帯式切断工具を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、モータ1と、モータ1の出力
を減速する減速ブロック2と、減速ブロック2を収容す
る減速機ケース7と、減速機ケース7を収容するハウジ
ング3と、減速ブロック2からでる出力軸4と、出力軸
4に取り付けられた鋸刃5と、切断時に被切断部材に当
てられるベース6からなる携帯式切断工具Aにおいて、
共に剛体のベース6と減速ブロック2の減速機ケース7
とを直接結合したことを特徴とするものであり、ベース
6と減速機ケース7との間に成形品からなる部材が介在
されることがなく、ベース6と減速機ケース7とを連結
するにあたっての連結誤差を極力少なくすることができ
て鋸刃5とベース6の直角度を正確に確保することがで
きる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1においてベ
ース6及び減速機ケース7を熱伝導性の高い材質で形成
したことを特徴とするものであり、ギヤやモータ1から
の発熱を減速機ケース7及びベース6を通じて効率良く
放熱することができる。請求項3の発明では、請求項2
においてモータ1を減速機ケース7に直結したことを特
徴とするものであり、減速ブロック2に対するモータ1
の設置位置の精度を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における携帯式切断工具
は、図2に示されるように薄偏平状となった成形品から
なる本体8と、本体8の下側に配されると共に被切断部
材の切断時に被切断部材の外面に当接されるアルミニウ
ム等の金属材等からなるベース6を備えている。
【0009】本体8の後部には把手部9が一体に設けら
れ、把手部9の後部にはバッテリー10が着脱自在に取
り付けられる電池部11が設けられている。本体8の一
側にはモータ1が設置され、本体8の前部には鋸刃5が
設置され、この鋸刃5は本体8の他側に設けられた減速
ブロック2を介して上記モータ1にて回転駆動させられ
るようになっている。
【0010】減速ブロック2は図4、図5に示されるよ
うにアルミニウム等の金属材等からなる減速機ケース7
に収納されており、この減速機ケース7の一端にはモー
タ1を保持するモータ保持部12が一体に設けられ、他
端にはベース6の前端部に軸支される連結アーム13が
一体に設けられ、中間部には受け箱状に形成されると共
にケースカバー14が取り付けられるようになったギヤ
保持部15が設けられ、このギヤ保持部15に減速ブロ
ック2が回転自在に保持されるようになっている。
【0011】図1、図3に示されるように減速機ケース
7の外部に全体が露出するようにギヤ保持部15の一端
には第1ギヤ16が配されており、この第1ギヤ16は
モータ保持部12に保持されたモータ1の出力軸1aに
取付けられた出力ギヤ17に噛合されている。第1ギヤ
16が固定された軸18には第2ギヤ19が取り付けら
れており、この第2ギヤ19は第1ギヤ16の内方に位
置するようにして減速機ケース7内に収納されている。
ギヤ保持部15の中間部には第3ギヤ20が取り付けら
れており、第3ギヤ20に上記第2ギヤ19が噛合され
ている。ギヤ保持部15の他端には第4ギヤ21が減速
機ケース7内に隠れるようにして配されており、この第
4ギヤ21に上記第3ギヤ20が噛合されている。22
は第3ギヤ20を支持している軸である。
【0012】第4ギヤ21は出力軸4に連結されてお
り、出力軸4の一端はケースカバー14に設けられた軸
受け内に支持されると共に出力軸4の他端は減速機ケー
ス7の外面より外方に突出されるようになっている。出
力軸4の配置部分において減速機ケース7の外面からは
図5に示されるようにケースカバー14の取り付け位置
と反対側に向けて筒状の連結筒23が一体に突設されて
いる。この連結筒23内に軸受けが収納配置されてお
り、軸受けに出力軸4が支持され、出力軸4の先部は軸
受け及び連結筒23よりも外方に突出されている。
【0013】本体8の前端下部には図3(b)に示され
るように連結孔24が設けられており、この連結孔24
内に減速機ケース7より突設された連結筒23を挿入配
置して減速機ケース7の他端と本体8とが相互に連結さ
れている。さらに、減速機ケース7はギヤ保持部15の
外端より突設された連結片25が固着具にて本体8に連
結されると共にモータ保持部12の外端より突設された
連結片25が固着具にて本体8に連結されることによっ
て本体8と相互に連結固定されている。
【0014】本体8の内側に突出するように本体8の連
結孔24に挿通配置される減速機ケース7の連結筒23
より突出した出力軸4には円盤状の鋸刃支持板が取り付
けられるものであり、鋸刃支持板の支持突部を鋸刃5の
中央の連結孔に挿合して出力軸4の先部に押さえ板を挿
着し、出力軸4の先部に螺着された固定ナットを締め込
んで固定ナットにて押さえ板を押さえると共に押さえ板
と鋸刃支持板とで鋸刃5を挟持することで鋸刃5が出力
軸4に取り付けられるようになっている。
【0015】本体8の他側に配される減速機ケース7の
外面側には取り付け状態で減速機ケース7を覆うように
ハウジング3としての減速機ブロックカバー3aが本体
8の他側に取り付けられるようになっている。ハウジン
グ3としての減速機ブロックカバー3aには減速ブロッ
ク2をロックするロック釦26が設けられており、この
ロック釦26を内方に押し込み操作することによって減
速ブロック2がロックされて出力軸4が回転しないよう
にすることができるものであり、鋸刃5を取り替える場
合にはロック釦26を内方に押し込んで減速ブロック2
をロックした状態とすることで出力軸4に螺着されてい
る固定ボルトを緩めて鋸刃5を取り外すことができるよ
うになっている。
【0016】減速機ケース7を覆うように取り付けられ
た減速機ブロックカバー3aからは上記した連結アーム
13が突出されており、この連結アーム13の先部はベ
ース6の前端部にガタツキがないように軸支されてお
り、モータ1、減速ブロック2を保持すると共に本体8
の他側に取り付けられた減速機ケース7がベース6に対
して直接結合されている。つまり、ベース6の前端部上
面より上方に向けて連結孔40aを有する一対の連結支
持片40が突設されており、また、連結アーム13の先
部には幅方向にわたって連結孔が設けられており、連結
アーム13の先部を一対の連結支持片40間に配置する
と共に連結支持片40の連結孔と連結アーム13の連結
孔とを合致させて各連結孔内に接続ピン41を圧入させ
ることによって連結アーム13の先部はベース6の前端
部にガタツキがないように軸支されている。ここで、連
結アーム13と連結支持片40との連結は、接続ピン4
1以外のボルトとナットのような固着具であってもよい
ものであり、要は連結アーム13が連結支持片41に対
してガタつくことなく回動自在に支持される連結方法で
あればよい。そして、共にアルミニウム等の金属材等の
剛体からなる減速機ケース7とベース6とが直接結合さ
れており、減速ブロック2とモータ1が減速機ケース7
を介してベース6に連結されている。ここで、減速機ケ
ース7とベース6とが直接結合されると共に、減速機ケ
ース7とベース6とが熱伝導性の高い材質としてアルミ
ニウム等の金属材等から形成されていることによってギ
ヤやモータ1からの発熱を減速機ケース7及びベース6
を通じて効率良く放熱することができるものであり、機
構部の耐熱性、信頼性を高めることができるようになっ
ている。
【0017】また、ここで、連結アーム13がベース6
の前端部に軸支されているのは、軸支部分を支点として
ベース6を回転移動させることができるようにするため
であり、ベース6の後端部が本体8から離れる方向に回
転移動させることによってベース6の長溝27から下方
に突出する鋸刃5の突出量を小さくすることができ、ま
た、ベース6の後端部が本体8に近づく方向に回転移動
させることによってベース6の長溝27から下方に突出
する鋸刃5の突出量を大きくすることができ、鋸刃5に
よる被切断部材の切断深さを任意に調整することができ
るようにするためである。また、ここで、ベース6を回
転移動させるにあたって、ベース6を回転移動させた後
に所定位置で固定するのはベース6の後端部に設けられ
た支持部材28によって行われるようになっている。こ
の支持部材28はベース6の後端部より上方に向けて長
孔29を有する支持バー30を突設し、この支持バー3
0が本体8の下部に対してスライド移動自在に挿着され
ており、長孔29内を通すようにして本体8に取付けら
れたねじ具31を締め付けることで支持バー30を所定
位置で固定することができ、ベース6を所定角度回転移
動させた任意の位置で固定することができるようになっ
ている。
【0018】本体8に設けられた把手部9の前端からは
本体8と直交する両側方に向けて一体に突部32が突設
されており、この突部32によって補助グリップ33が
形成されている。本体8の前部には固定カバー34が設
けられており、この固定カバー34によって鋸刃5の略
上半分が覆われるようになっており、鋸刃5の略下半分
は上記したようにベース6に設けられた長溝27から下
方に突出している。また、本体8の下部には可動カバー
35が設けられており、この可動カバー35にて長溝2
7から下方に突出している鋸刃5の略下半分が覆われて
いる。この可動カバー35は連結リングを備えており、
上記した減速機ケース7の連結筒23を本体8の連結孔
24に接続する場合に連結孔24より突出される減速機
ケース7の連結筒23に連結リングを回動自在に係合
し、連結筒23の先部に抜け止めリングを係合すること
によって抜け止めが図られながら本体8と共に回動自在
に減速機ケース7の連結筒23に連結されている。そし
て、鋸刃5を回転させない不使用時にはベース6より下
方に突出する鋸刃5の略下半分を覆い、鋸刃5を回転さ
せる使用時には回転移動して固定カバー34の内側に収
納され、鋸刃5の略下半分を露出させるようになってい
る。ここで、可動カバー35は常に鋸刃5の略下半分を
覆う位置に配置されるようにばね材でばね付勢されてお
り、被切断部材の切断時に被切断部材が可動カバー35
の前端部に当たり、鋸刃5により被切断部材を切断して
いくと可動カバー35がばね材のばね力に抗して回転移
動して固定カバー34内に入っていくようになってい
る。
【0019】上記固定カバー34は透明な樹脂板等によ
って形成されており、被切断部材の切りはじめの位置を
本体8の上方から固定カバー34を介して確認しやすい
ようになっている。平面視方形状となったベース6は中
央部に長溝27が設けられた平板材37の上面の適所よ
り上方に向けて補強片38を突設して構成されており、
周縁部には上方に向けてフランジ片39が突設されてお
り、このベース6には被切断部材を切断する場合に切断
方向の案内を行うための切断案内定規が着脱自在に取り
付けることができるようになっている。
【0020】しかして、減速機ケース7に減速ブロック
2及びモータ1及び本体8が連結固定され、この減速機
ケース7より突設された連結アーム13がベース6に対
して直接軸支され、さらに、回転する鋸刃5が減速機ケ
ース7より突設された出力軸4に連結されて携帯式切断
工具Aが形成されており、つまり、減速機ケース7を基
体として減速機ケース7にベース6を直接結合すると共
に、減速機ケース7に対して本体8、鋸刃5が取り付け
られて携帯式切断工具Aが形成されているものであっ
て、ベース6と減速機ケース7との間に成形品からなる
部材が介在されることがなく、ベース6と減速機ケース
7とを連結するにあたっての連結誤差を極力少なくする
ことができて鋸刃5とベース6の直角度を正確に確保す
ることができるものである。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、モータと、モータの
出力を減速する減速ブロックと、減速ブロックを収容す
るハウジングと、減速ブロックからでる出力軸と、出力
軸に取り付けられた鋸刃と、切断時に被切断部材に当て
られるベースからなる携帯式切断工具において、共に剛
体のベースと減速ブロックの減速機ケースとを直接結合
するようになっているので、ベースと減速機ケースとの
間に成形品からなる部材が介在されることがなく、ベー
スと減速機ケースとを連結するにあたっての連結誤差を
極力少なくすることができて鋸刃とベースの直角度を正
確に確保することができるものであり、角度調整機構等
が不要になり、信頼性が高くなり、且つ軽量、安価な携
帯式切断工具を提供することができるものである。
【0022】請求項2の発明は、請求項1においてベー
ス及び減速機ケースを熱伝導性の高い材質で形成するよ
うにしているので、請求項1の効果に加えてギヤやモー
タからの発熱を減速機ケース及びベースを通じて効率良
く放熱することができるものであり、機構部の耐熱性、
信頼性を向上させることができるものである。請求項3
の発明は、請求項2においてモータを減速機ケースに直
結するようにしているので、請求項2の効果に加えて減
速ブロックに対するモータの設置位置の精度を向上させ
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すハウジングを外した状態の
斜視図である。
【図2】同上の外観斜視図である。
【図3】(a)は減速ブロック及び減速機ケースの配置
状態を示す一部省略した側断面図、(b)は連結孔を示
す本体の部分側面図である。
【図4】減速機ケースとベースの結合状態を説明する説
明図である。
【図5】減速機ケースとベースの結合状態を説明する説
明図である。
【図6】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
A 携帯式切断工具 1 モータ 2 減速ブロック 3 ハウジング 4 出力軸 5 鋸刃 6 ベース 7 減速機ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、モータの出力を減速する減速
    ブロックと、減速ブロックを収容する減速機ケースと、
    減速機ケースを収容するハウジングと、減速ブロックか
    らでる出力軸と、出力軸に取り付けられた鋸刃と、切断
    時に被切断部材に当てられるベースからなる携帯式切断
    工具において、共に剛体のベースと減速ブロックの減速
    機ケースとを直接結合して成ることを特徴とする携帯式
    切断工具。
  2. 【請求項2】 ベース及び減速機ケースを熱伝導性の高
    い材質で形成したことを特徴とする請求項1記載の携帯
    式切断工具。
  3. 【請求項3】 モータを減速機ケースに直結したことを
    特徴とする請求項1記載の携帯式切断工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898854B2 (en) 2002-06-07 2005-05-31 Black & Decker Inc. Modular power tool
WO2007010852A1 (ja) * 2005-07-20 2007-01-25 Ryobi Ltd. 切断機
JP2010519078A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 プラーン 静的冷却式の電気チェーンソーと、この冷却を得るために利用される方法

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