JPH09141817A - 製版装置 - Google Patents

製版装置

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JPH09141817A
JPH09141817A JP7300081A JP30008195A JPH09141817A JP H09141817 A JPH09141817 A JP H09141817A JP 7300081 A JP7300081 A JP 7300081A JP 30008195 A JP30008195 A JP 30008195A JP H09141817 A JPH09141817 A JP H09141817A
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JP
Japan
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plate
signal
dot
making
delay
Prior art date
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JP7300081A
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English (en)
Inventor
Minoru Horii
実 堀井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製版凹部のずれを補正し、製版の版シートの
品質を向上させる製版装置の提供を目的とする。 【解決手段】 この製版装置は、版シート2の回転に同
期してエンコーダクロック100を発生するロータリー
エンコーダ8と、エンコーダクロック100から遅延前
ドット開始信号(製版タイミング信号)104と遅延前
ライン開始位置信号102を生成する製版位置検出回路
11と、各ラインのドット開始位置を補正する補正量を
設定する補正量演算回路14と、補正量に基づいて遅延
前ドット開始信号(製版タイミング信号)104と遅延
前ライン開始位置信号102を遅延させて、遅延後製版
タイミング信号108および遅延後ライン開始位置信号
106を出力するディジタル遅延回路12とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、電子グ
ラビア印刷に用いて好適な製版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、特開平2−1392
38号公報に記載されているような、凹版印刷を行う電
子グラビア印刷システムがあった。この電子グラビア印
刷システムは、ポリエチレン樹脂等の熱可塑性樹脂で形
成された、厚さ200ミクロン程度のシート状の版材
(以下、「版シート」という。)を用いている。
【0003】電子グラビア印刷システムにおいて、ま
ず、製版装置による製版工程では、この版シートを版胴
の外周に巻き付けて高速で回転させながら、版胴の軸方
向に往復動される半導体レーザのレーザビームによって
刻み込むことにより、版シートの表面に写真等の凹凸に
よる画像データを製版する。
【0004】次に、印刷装置による印刷工程では、前の
製版工程で製版された版シートを印刷装置の版胴の外周
に再び巻き付ける。そして、版胴を高速で回転させなが
ら、版シートの凹凸による画像データにインキロールに
よってインキを塗布すると共に、被印刷物である記録紙
を従動する圧胴によって版シートの表面に圧着させなが
ら高速で送るようにして、記録紙の表面に写真等の画像
を高速で印刷する。
【0005】この際、カラー印刷の場合には、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3原色のほ
か、必要に応じて黒(K)等を用いて多色の重ね印画を
行う。
【0006】そして、電子グラビア印刷システムによれ
ば、半導体レーザから照射されるレーザビームによって
版シートの表面に凹凸による画像データをサブミクロン
オーダで高精度に刻み込むことができるので、写真等の
画像を極めて高精度に印刷することができる。
【0007】図14に、本発明の出願人が先に出願した
従来の凹版の製版装置のブロック図を示す。まず、この
凹版の製版装置の構成を説明する。この凹版の製版装置
は、版胴140と、版胴回転用モーター142と、版シ
ート141と、半導体レーザー144と、ボールねじ1
43と、レーザーブロック移動用モーター145と、ロ
ータリーエンコーダ148と、製版位置検出回路145
と、CPU146と、データRAM147と、画像デー
タレジスタ148と、ガンマ変換回路149と、レーザ
ードライバ150とを有する。
【0008】次に、接続関係を説明する。大円筒形の版
胴140と小円筒形のボールねじ143は、図示しない
基台上に、図示しない支持部材により水平且つ平行に回
転可能に支持されている。版胴140の一端部には版胴
回転用モーター142が版胴140に回転力を伝達可能
に設けられている。版胴140の他端部にはロータリー
エンコーダ148が版胴140の回転信号を出力可能に
設けられている。ボールねじ143の一端部にはレーザ
ーブロック移動用モーター145がボールねじ143に
回転力を伝達可能に設けられている。ボールねじ143
上には半導体レーザー144がボールねじ143の回転
によりレーザーブロック移動方向147に移動可能に設
けられている。
【0009】ロータリーエンコーダ148は製版位置検
出回路145と接続されている。製版位置検出回路14
5はCPU146と接続されている。また、製版位置検
出回路145は画像データレジスタ148と接続されて
いる。データRAM147はCPU146と接続されて
いる。CPU146は画像データレジスタ148と接続
されている。画像データレジスタ148はガンマ変換回
路149と接続されている。ガンマ変換回路149はレ
ーザードライバ150と接続されている。レーザードラ
イバ150は半導体レーザー144と接続されている。
【0010】このように構成された従来の凹版の製版装
置の動作を以下に説明する。版胴140の外周面にはポ
リエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂よりなる版シート1
41が巻き付けられている。版胴回転用モーター142
によって版胴140を回転駆動させると、版胴140の
外周面に巻き付けられている版シート141が回転す
る。
【0011】版胴140を回転駆動させると、ロータリ
ーエンコーダ148が回転信号として基準パルスaおよ
び絶対位置信号bを出力する。この基準パルスaは、版
胴140の1回転につき「100,000」個のパルス
である。絶対位置信号bは版胴140の1回転につき1
個のパルスである。
【0012】基準パルスaおよび絶対位置信号bは製版
位置検出回路145に供給される。製版位置検出回路1
45は基準パルスaおよび絶対位置信号bに基づいて製
版タイミング信号qおよ基準位置信号cを生成する。製
版タイミング信号qは基準パルスaをカウントアップす
ることによって生成される。基準位置信号cは予め定め
られた絶対位置を版胴の基準位置として使用するための
信号であって絶対位置信号bから生成される。
【0013】製版タイミング信号qはCPU146と画
像データレジスタ148に供給される。基準位置信号c
はCPU146において版胴140の回転位置信号とし
て用いられる。製版タイミング信号qのタイミングでC
PU146の命令によりデータRAM147から画像デ
ータの読み出しが行われる。製版タイミング信号qのタ
イミングでCPU146の命令により画像データは画像
データレジスタ148に書き込まれる。
【0014】そして、次の製版タイミング信号qのタイ
ミングで画像データは画像データレジスタ148からガ
ンマ変換回路149に供給される。ガンマ変換回路14
9は画像の濃淡特性と印刷の濃度特性とのズレを補正す
る。ガンマ変換された製版データはレーザードライバ1
50に供給される。レーザードライバ150は製版デー
タに基づいてレーザー駆動信号を生成する。レーザー駆
動信号は半導体レーザー144に供給される。半導体レ
ーザー144は画像の濃淡に応じて駆動される。画像の
濃淡は、レーザーによって形成される製版凹み151の
大きさを変化させるか、または製版凹み151の深さを
変化させるかによって表現できる。
【0015】版シート141を定速回転させた状態で、
版シート141の表面に半導体レーザー144からのレ
ーザー光を照射することによって画像に即した製版凹部
が形成される。このようなレーザー照射を画像に同期さ
せて版シート141の全面にわたって行うことにより、
版シート141に画像に応じた濃淡を含む凹凸が形成さ
れる。画像の濃淡はレーザービームの照射によって形成
される製版凹部の大きさを変化させるか、凹部の深さを
変化させるかによって表される。
【0016】図15に、従来の製版パターンと製版タイ
ミング信号との関係を示す。版シート141上におい
て、レーザーヘッド移動方向146が版胴の回転方向で
あり、レーザーブロックの移動方向147が版胴の軸方
向に相当する。
【0017】絶対位置信号bに基づいて形成された基準
位置信号cが得られた時点が版シート141に対する製
版開始基準点となる。これより所定パルスだけ進んだ位
置が偶数列における製版開始位置154となる。製版間
隔Wは一定間隔である。奇数列の製版凹み153は偶数
列の製版凹み152に対して製版間隔Wの2分の1だけ
ずれた位置で、横送り間隔156で製版される。
【0018】奇数列の製版凹み153を偶数列の製版凹
み152に対して製版間隔Wの2分の1だけずらした理
由は、モアレを改善するためである。また、モアレを改
善する他の対策としてこの例では製版パターンを平行四
辺形にしている。図16は、製版パターンを示す図であ
る。図16において、1つの製版凹み160は、製版の
センター161の製版開始位置162から製版区間16
3にわたって製版される。この場合、平面からみたと
き、製版パターンが平行四辺形になるように製版され
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の製版装置においては、装置全体が大型であるた
め、版胴140とボールねじ143が完全に平行とする
ことが困難なため等の理由により、版シート上において
レーザーブロック移動方向にわたって製版凹部の開始位
置から終了位置まで最大50ミクロン程度ずれてしま
い、このずれのため、製版の版シートの品質が低下する
という不都合があった。
【0020】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであり、製版凹部のずれを補正し、製版の版シー
トの品質を向上させる製版装置の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明の製版装置は、
主走査方向に回転する版シートに主走査方向と直行する
副走査方向に移動しながら製版データに対応した凹凸に
よるドットを形成するドット形成手段と、版シートの回
転に同期して所定のパルス数からなるエンコーダクロッ
クを発生するロータリーエンコーダと、エンコーダクロ
ックから版シートに対して各ドットの形成を開始する製
版タイミング信号と主走査方向の各ラインのライン開始
位置信号を生成する製版位置検出手段と、各ラインのド
ット開始位置を補正する補正量を設定する補正量設定手
段と、補正量に基づいて製版タイミング信号およびライ
ン開始位置信号を遅延させて、遅延製版タイミング信号
および遅延ライン開始位置信号を出力する遅延手段とを
備え、遅延製版タイミング信号および遅延ライン開始位
置信号に基づいて信号処理を行い、補正量に基づいて各
製版ラインの製版開始位置を可変にするようにしたもの
である。
【0022】また、他の発明の製版装置は、主走査方向
に回転する版シートに主走査方向と直行する副走査方向
に移動しながら製版データに対応した凹凸によるドット
を形成するドット形成手段と、版シートの回転に同期し
て所定のパルス数からなるエンコーダクロックを発生す
るロータリーエンコーダと、エンコーダクロックから版
シートに対して各ドットの形成を開始する製版タイミン
グ信号と主走査方向の各ラインのライン開始位置信号を
生成する製版位置検出手段と、複数ライン毎のドット開
始位置を副走査方向にわたって段階的に補正する補正量
を設定する補正量設定手段と、エンコーダクロックに基
づいて信号処理を行い、補正量に基づいて複数製版ライ
ン毎の製版開始位置を複数段階に可変にするようにした
ものである。
【0023】この発明の製版装置によれば以下の作用を
する。版胴の外周面には版シートが巻き付けられてい
る。版胴を回転駆動させると、版胴の外周面に巻き付け
られている版シートが回転する。版胴を回転駆動させる
と、ロータリーエンコーダが回転信号としてエンコーダ
クロックを出力する。
【0024】エンコーダクロックは製版位置検出手段に
供給される。製版位置検出手段はエンコーダZ相信号お
よびエンコーダパルス信号に基づいてライン基準信号、
遅延前ライン開始位置信号、遅延前ドット開始信号およ
び遅延前ライン終了信号を生成する。
【0025】ライン基準信号はCPUに供給される。ラ
イン基準信号はCPUにおいて版胴の回転位置信号とし
て用いられる。遅延前ライン開始位置信号、遅延前ライ
ン終了信号および遅延前ドット開始信号は遅延手段に供
給される。補正量設定手段で演算された補正量はCPU
に供給される。CPUは補正量に基づいてディジタル遅
延量設定を行う。設定されたディジタル遅延量は遅延手
段に供給される。ここで、補正量は各ライン毎に演算さ
れ、このディジタル遅延量は各ライン毎に設定される。
ディジタル遅延を行うためのクロックとしてガンマ変換
クロックが遅延手段に供給される。ガンマ変換クロック
はD/A変換回路から供給される。
【0026】遅延手段の、入力端子に入力信号として遅
延前ライン開始位置信号、遅延前ライン終了信号および
遅延前ドット開始信号が供給される。遅延量選択端子
は、設定されたディジタル遅延量に基づいて遅延量が設
定される。クロック端子にはガンマ変換クロックが供給
される。
【0027】遅延手段は、入力信号に対してガンマ変換
クロックに対応する遅延量だけ遅延させて出力端子から
出力信号を出力する。出力信号は遅延後ライン開始位置
信号、遅延後ライン終了信号および遅延後製版タイミン
グ信号(遅延後ドット開始信号)である。遅延後ライン
開始位置信号は、遅延前ライン開始位置信号の立ち下が
りから遅延時間後に立ち下がる。遅延後製版タイミング
信号(遅延後ドット開始信号)は、遅延前ドット開始信
号の立ち下がりから遅延時間後に立ち下がる。遅延後ド
ット開始信号は、1番目のドット、2番目のドット、3
番目のドット、最終のM番目のドットまでの信号を有
し、各ドットが遅延時間だけ遅延する。遅延後ライン終
了信号は、遅延前ライン終了信号の立ち下がりから遅延
時間後に立ち下がる。
【0028】遅延後ライン開始位置信号および遅延後ラ
イン終了信号はCPUに供給される。遅延後製版タイミ
ング信号(遅延後ドット開始信号)は後段のデータ処理
回路に供給される。データ処理回路中のガンマ変換回路
はガンマ変換クロックに基づいて変換上位アドレスおよ
び変換下位アドレスをガンマ変換する。ここで、ガンマ
変換は、製版データのうち、1つのドット中である部分
の階調濃度を変えるようにする。階調濃度は、ドットの
長さおよび深さを変えることにより変化させることがで
きる。
【0029】ガンマ変換回路は製版データの画像の濃淡
特性と印刷の濃度特性とのズレを補正する。なお、ガン
マ変換回路は予め変換データがテーブル状に記憶された
ルックアップテーブルにより製版データをガンマ変換す
る。変換されたデータは、レーザードライブ信号として
出力される。
【0030】レーザードライブ信号はD/A変換部に供
給される。D/A変換部は、ディジタル信号のレーザー
ドライブ信号をアナログ信号のレーザードライブ信号に
変換する。レーザードライブ信号は製版レーザードライ
バーに供給される。製版レーザードライバーはレーザー
ドライブ信号に基づいてレーザードライブ電流を生成す
る。レーザードライブ電流はドット形成手段に供給され
る。ドット形成手段は版シートにレーザー光を照射して
版シート上に製版凹みを形成させる。
【0031】遅延後各ドットの製版区間は、遅延後製版
タイミング信号(遅延後ドット開始信号)の立ち下がり
から開始される。遅延後各ドットの製版区間の遅延時間
は、遅延前各ドットの製版区間の遅延時間よりも細かく
なる。従って、細かい開始位置設定をすることができ
る。
【0032】ドット配置パターンは、副走査方向の開始
ラインから終了ラインまで、主走査方向の開始ラインの
主走査開始位置から終了ラインの主走査開始位置までの
間で、エンコーダクロックの数クロック分のズレが生じ
るときに、副走査方向の各ラインにおけるドットが主走
査方向に順次細かくずれるように配置される。このとき
の各ライン毎のドットの補正量は、ライン数およびズレ
量に基づいてCPUの補正量設定手段で演算される。
【0033】このように、各ドットの開始位置信号をガ
ンマ変換クロックでディジタル遅延させる。以後、ディ
ジタル遅延された遅延後ドット開始信号を基準として後
段の処理が進み、結果的にこのディジタル遅延がそのま
まレーザードライブ電流を遅らせて製版するので、ライ
ン全体をずらすことができる。ずらせる最小単位は、ガ
ンマ変換クロックの周波数fと版胴の回転数Nによって
決まり、エンコーダクロック幅に対してガンマクロック
幅は所定数倍に分割した間隔で設定できる。
【0034】このとき、各ラインの主走査開始位置は、
エンコーダクロックの周期よりも細かく設定されるの
で、製版の品質が向上し、これにより、印刷の品質を向
上させることができる。
【0035】また、他の発明の製版装置によれば以下の
作用をする。エンコーダクロックに同期して、ライン基
準信号、ライン開始位置信号、製版タイミング信号(ド
ット開始信号)、ライン終了信号が製版位置検出手段で
生成される。
【0036】ドット開始信号は後段のデータ処理回路で
あるデータ転送制御回路およびガンマ変換部へ供給され
る。データ転送制御回路はドット開始信号をトリガーと
して次の製版データを画像メモリからガンマ変換部のプ
リロードレジスタに書き込むプリロード信号を生成す
る。ガンマ変換部はドット開始信号をトリガーとしてプ
リロードレジスタの値を変換上位アドレスレジスタに転
送する。ガンマ変換回路ではそれまでのエンコーダクロ
ックに同期した信号が高速のガンマ変換クロックを用い
て再サンプリングされて、ガンマ変換が行われる。
【0037】ここで、ドット開始信号はエンコーダクロ
ックに同期しているので、ラインの開始位置もドット間
隔もエンコーダクロックのパルス幅が最小単位となる。
ドット配置パターンは、副走査方向の開始ラインから終
了ラインまで、主走査方向の開始ラインの主走査開始位
置から終了ラインの主走査開始位置までの間で、エンコ
ーダクロックの数クロック分のズレが生じるときに、副
走査方向の各ラインにおけるドットが主走査方向に開始
ラインから終了ラインまでを数分割して、複数段階にず
らして、階段状の境目を設けるように配置される。この
ときの各段階毎のドットの補正量は、ライン数およびズ
レ量に基づいてCPUの補正量設定手段で演算される。
【0038】このように、数クロック分のズレがあると
き、副走査方向にラインを数分割して複数段階に主走査
方向にドットの位置を補正するので、簡易なドットの補
正を行うことができる。
【0039】
【発明の実施の形態】図1に、本実施例の凹版の製版装
置の構成を示すブロック図を示す。まず、本実施例の製
版装置の構成を説明する。この製版装置は、版胴1と、
版胴回転用モーター3と、版シート2と、高出力半導体
レーザー5と、ボールねじ4と、レーザーブロック移動
用モーター6と、ロータリーエンコーダ8と、製版位置
検出回路11と、ディジタル遅延回路12と、CPU1
3と、データ転送制御回路15と、画像メモリ16と、
ガンマ変換部17と、D/A変換部22と、製版レーザ
ードライバ23とを有する。
【0040】ここで、CPU13は補正量演算回路14
を有し、ガンマ変換部17はプリロードレジスタ18
と、変換上位アドレスレジスタ19と、変換下位アドレ
ス発生部21と、ガンマ変換回路20とを有する。ま
た、高出力半導体レーザー5はドット形成手段、補正量
演算回路14は補正量設定手段、製版位置検出回路11
は製版位置検出手段、ディジタル遅延回路12は遅延手
段を構成する。
【0041】次に、接続関係を説明する。大円筒形の版
胴1と小円筒形のボールねじ4は、図示しない基台上
に、図示しない支持部材により水平且つ平行に回転可能
に支持されている。版胴1の一端部には版胴回転用モー
ター3が版胴1に回転力を伝達可能に設けられている。
版胴1の他端部にはロータリーエンコーダ8が版胴1の
回転信号を出力可能に設けられている。ボールねじ4の
一端部にはレーザーブロック移動用モーター6がボール
ねじ4に回転力を伝達可能に設けられている。ボールね
じ4上には半導体レーザー5がボールねじ4の回転によ
りレーザーブロック移動方向10に移動可能に設けられ
ている。
【0042】ロータリーエンコーダ8は製版位置検出回
路11と接続されている。製版位置検出回路11はCP
U13と接続されている。また、製版位置検出回路11
はディジタル遅延回路12と接続されている。さらに、
ディジタル遅延回路12はCPU13と接続されてい
る。補正量演算回路14はCPU13の内部に設けられ
ている。ディジタル遅延回路12はデータ転送制御回路
15と接続されている。
【0043】データ転送制御回路15は画像メモリ16
と接続されている。画像メモリ16はプリロードレジス
タ18のD入力端子と接続されている。プリロードレジ
スタ18のQ出力端子は変換上位アドレスレジスタ19
のD入力端子と接続されている。変換上位アドレスレジ
スタ19のQ出力端子はガンマ変換回路20と接続され
ている。変換下位アドレス発生部21はガンマ変換回路
20と接続されている。
【0044】ガンマ変換回路20はD/A変換部22と
接続されている。D/A変換部22は製版レーザードラ
イバ23と接続されている。製版レーザードライバ23
は高出力半導体レーザー5と接続されている。ここで、
D/A変換部22のクロック出力端子はディジタル遅延
回路12のクロック端子と接続されている。また、D/
A変換部22のクロック出力端子は変換下位アドレス発
生部21のクロック端子と接続されている。さらに、D
/A変換部22のクロック出力端子はガンマ変換回路2
0のクロック端子と接続されている。
【0045】また、データ転送制御回路15の遅延プリ
ロード出力端子はプリロードレジスタ18のクロック端
子CKと接続されている。ディジタル遅延回路12は変
換上位アドレスレジスタ19のクロック端子CKと接続
されている。ディジタル遅延回路12は変換下位アドレ
ス発生部21と接続されている。また、図4に、本実施
例の製版位置検出回路の内部構成ブロック図を示す。ま
ず、この製版位置検出回路の構成を示す。この製版位置
検出回路は、版胴回転位置カウンタ40と、コンパレー
タ41と、動作制御回路42と、製版間隔検出回路43
と、製版ドット数カウント回路44とを有する。
【0046】次に、この製版位置検出回路の接続関係を
示す。ロータリーエンコーダ8は、エンコーダクロック
100のうちのエンコーダZ相信号100aおよびエン
コーダパルス信号100bとが版胴回転位置カウンタ4
0に供給されるように、版胴回転位置カウンタ40と接
続される。エンコーダZ相信号100aはロータリーエ
ンコーダ8が1回転する度に1つ出力される絶対位置信
号である。版胴回転位置カウンタ40コンパレータ41
と接続される。コンパレータ41の遅延前ライン開始位
置信号102が動作開始トリガー信号49となるよう
に、コンパレータ41は製版間隔検出回路43と接続さ
れる。
【0047】また、ロータリーエンコーダ8は、エンコ
ーダクロック100のうちのエンコーダパルス信号10
0bが動作制御回路42に供給されるように、動作制御
回路42と接続される。動作制御回路42は製版間隔検
出回路43と接続される。製版間隔検出回路43は製版
ドット数カウント回路44と接続される。製版ドット数
カウント回路44は動作制御回路42と接続される。
【0048】また、図6は、本実施例のディジタル遅延
回路の構成を示す図である。このディジタル遅延回路
は、1つのICであり、入力端子Dと、出力端子Qと、
「S0」〜「S5 」の遅延量選択端子60と、クロック
端子CKとを有する。また、ガンマ変換回路20は、ガ
ンマ変換のデータを記憶したルックアップテーブルを有
するRAMで構成される。
【0049】このように構成された本実施例の製版装置
の動作を以下に説明する。図2に、本実施例の製版ライ
ンの開始動作のタイミングチャートを示す。版胴1の外
周面にはポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂よりなる
版シート2が巻き付けられている。版胴回転用モーター
3によって版胴1を回転駆動させると、版胴1の外周面
に巻き付けられている版シート2が回転する。
【0050】版胴1を回転駆動させると、ロータリーエ
ンコーダ8が回転信号としてエンコーダクロック100
を出力する。実施例では、版胴1の回転速度は5[rp
s]とする。図2Aに示すように、エンコーダクロック
100の周期に対応する版胴上の距離24は、5.3
[μm]であり、2[μsec]に相当し、このエンコ
ーダクロック100は周波数500[KHz]のパルス
である。
【0051】エンコーダクロック100は製版位置検出
回路11に供給される。製版位置検出回路11はエンコ
ーダZ相信号100aおよびエンコーダパルス信号10
0bに基づいて図2Bに示すライン基準信号101、図
2Cに示す遅延前ライン開始位置信号102、図2Dに
示す遅延前ドット開始信号104および図2Eに示す遅
延前ライン終了信号103を生成する。遅延前ドット開
始信号104は、1番目のドット104a、2番目のド
ット104b、3番目のドット104c、最終のM番目
のドット104dまでの信号を有する。
【0052】図5に示す本実施例の製版位置検出回路の
動作を示すタイミングチャートを用いて製版位置検出回
路の動作を簡単に説明する。図5は、版胴1が回転し、
製版の開始位置がエンコーダパルス信号100bの10
パルス分、製版間隔が5パルス分、製版点数が10の場
合の例を示す。図5Aに示すエンコーダZ相信号100
aは図5Bに示すエンコーダパルス信号100bの数パ
ルス分の幅を有する。このエンコーダZ相信号100a
の最初の1パルス幅で版胴回転位置カウンタ40は
「0」にリセットされる。版胴回転位置カウンタ40は
図5Cに示す「0」〜「99,999」までの100,
000個の版胴カウンタ出力値45を出力する。版胴カ
ウンタ出力値45はコンパレータ41に供給される。コ
ンパレータ41は、版胴カウンタ出力値45を所定の基
準値と比較して、版胴カウンタ出力値45が「0」のと
き図5Dに示すライン基準信号101を出力し、版胴カ
ウンタ出力値45が「10」のとき図5Eに示す遅延前
ライン開始位置信号102を出力する。
【0053】また、エンコーダパルス信号100bは、
同期動作用クロック46として動作制御回路42に供給
される。動作制御回路42は同期動作用クロック46に
基づいて動作開始/停止制御信号47を出力する。動作
開始/停止制御信号47は製版間隔検出回路43に供給
される。製版間隔検出回路43には遅延前ライン開始位
置信号102が動作開始トリガー信号49として供給さ
れる。製版間隔検出回路43は動作開始/停止制御信号
47および動作開始トリガー信号49に基づいて図5F
に示すの遅延前ドット開始信号104を出力する。遅延
前ドット開始信号104は製版ドット数カウント回路4
4に供給される。製版ドット数カウント回路44は遅延
前ドット開始信号104を10パルスカウントして図5
Gに示す遅延前ライン終了信号103を出力する。遅延
前ライン終了信号103はカウント値一致信号48とし
て動作制御回路42に供給される。動作制御回路42は
CPU制御信号をCPU13との間でやりとりする。
【0054】ライン基準信号101はCPU13に供給
される。ライン基準信号101はCPU13において版
胴の回転位置信号として用いられる。遅延前ライン開始
位置信号102、遅延前ライン終了信号103および遅
延前ドット開始信号104はディジタル遅延回路12に
供給される。補正量演算回路14で演算された補正量は
CPU13に供給される。CPU13は補正量に基づい
てディジタル遅延量設定105を行う。設定されたディ
ジタル遅延量105はディジタル遅延回路12に供給さ
れる。ここで、補正量は各ライン毎に演算され、このデ
ィジタル遅延量105は各ライン毎に設定される。ディ
ジタル遅延を行うためのクロックとしてガンマ変換クロ
ック115がディジタル遅延回路12に供給される。図
2Fに示すガンマ変換クロック115は後述するD/A
変換回路22から供給される。ガンマ変換クロック11
5は周波数20[MHz]の信号である。
【0055】図6は、本実施例のディジタル遅延回路の
構成を示す図である。図6において、入力端子Dに入力
信号D0として遅延前ライン開始位置信号102、遅延
前ライン終了信号103および遅延前ドット開始信号1
04が供給される。遅延量選択端子60は、設定された
ディジタル遅延量105に基づいて遅延量が設定され
る。クロック端子CKにはガンマ変換クロック115が
供給される。本実施例では、ガンマ変換クロックを20
[MHz] 、エンコーダパルス数を100,000、版
胴回転速度を5 [rps] としているので、エンコーダ
クロック幅=1/(100,000×5)=2 [μse
c] 、ガンマクロック幅=1/(20×106 )=50
[nsec] となり、ガンマクロック幅でエンコーダク
ロック幅を40分割できる。よってディジタル遅延量
は、1〜39を設定できるようにしなければならない。
一方ディジタル演算は2n となるのが都合がよいので、
6 =64とする。すると、この例の遅延量より大きい
65分割まで対応できる。26=64の場合、遅延量の
設定は6ビットを用いて図7に示すように、遅延量=2
0 ×S0 +21 ×S1 +22 ×S2 +23 ×S3 +24
×S4 +25 ×S5 となる。
【0056】ディジタル遅延回路12は、入力信号D0
に対してガンマ変換クロック115に対応する遅延量だ
け遅延させて出力端子Qから出力信号Dnを出力する。
出力信号Dnは、図2Gに示す遅延後ライン開始位置信
号106、図2Iに示す遅延後ライン終了信号107お
よび図2Hに示す遅延後製版タイミング信号(遅延後ド
ット開始信号)108である。ここで、図2Gに示すよ
うに遅延後ライン開始位置信号106は、図2Cに示す
遅延前ライン開始位置信号102の立ち下がりから2.
65[μm]の遅延距離25後に立ち下がる。図2Hに
示す遅延後製版タイミング信号(遅延後ドット開始信
号)108は、図2Dに示す遅延前ドット開始信号10
4の立ち下がりから2.65[μm]の遅延距離26後
に立ち下がる。遅延後ドット開始信号108は、1番目
のドット108a、2番目のドット108b、3番目の
ドット108c、最終のM番目のドット108dまでの
信号を有し、各ドットが2.65[μm]の遅延距離2
6だけ遅延する。図2Iに示す遅延後ライン終了信号1
07は、図2Eに示す遅延前ライン終了信号103の立
ち下がりから2.65[μm]の遅延距離27後に立ち
下がる。なお、遅延距離25、26、27は最短で5.
3/40[μm]まで設定できる。また、遅延距離を
2.65[μm]としたのは、ガンマ変換クロックで2
0クロック分遅延させたからであり、50[nsec]
×20=1[μsec]であり、エンコーダクロック幅
の半分になるからである。
【0057】なお、ここでは、入力信号D0として遅延
前ライン開始位置信号102、遅延前ライン終了信号1
03および遅延前ドット開始信号104の3つの信号に
対して、説明上1つのディジタル遅延回路12しか示さ
なかったが、3つの信号に対してそれぞれ3つのディジ
タル遅延回路12が設けられている。そして、それぞれ
3つのディジタル遅延回路12から出力信号Dnとし
て、遅延後ライン開始位置信号106、遅延後ライン終
了信号107および遅延後製版タイミング信号(遅延後
ドット開始信号)108が出力される。このようにし
て、タイミングを作る段階でガンマ変換クロック115
を使って3つの信号をディジタル遅延させる。
【0058】遅延後ライン開始位置信号106および遅
延後ライン終了信号107はCPU13に供給される。
遅延後製版タイミング信号(遅延後ドット開始信号)1
08はデータ転送制御回路15に供給される。データ転
送制御回路15は遅延後製版タイミング信号(遅延後ド
ット開始信号)108に基づいて読み出し制御信号11
0および遅延後プリロード信号109を生成する。読み
出し制御信号110は画像メモリ16に供給される。読
み出し制御信号110は画像メモリ16における製版デ
ータの書き込み及び読み出しのアービトレーション(仲
裁)を行う。
【0059】画像メモリ16には図示しない外部のイン
ターフェース部から製版データが転送される。インター
フェース部から転送される製版データは500キロバイ
トずつである。画像メモリ16は、10数ライン分の製
版データを記憶できるように、1メガバイトの記憶容量
を有する。ここで、1枚の画像に対応する製版データの
容量は40メガバイトである。画像メモリ16は、1バ
イト、1ドット分の次の製版データ111を出力する。
【0060】次の製版データ111はプリロードレジス
タ18に供給される。ここで図2Jに示す遅延後プリロ
ード信号109がプリロードレジスタ18に供給され
る。プリロードレジスタ18は遅延後プリロード信号1
09に基づいて1バイト、1ドット分の次の製版データ
111をロードして、次のクロックで出力し、これを繰
り返す。プリロードレジスタ18はバッファの働きをす
る。図2Jに示すように、遅延後プリロード信号109
は、図2Hに示す遅延後製版タイミング信号(遅延後ド
ット開始信号)108の立ち下がりから300〜800
[nsec]だけ遅延して立ち下がる。
【0061】このように遅延後プリロード信号109を
遅延させた理由は、図2Hに示す遅延後製版タイミング
信号(遅延後ドット開始信号)108の立ち下がった時
点で、プリロードレジスタ18に図2Kに示すプリロー
ドレジスタ18の遅延後の値のうちのData1(Ad
dress1)を確定させるためである。従って、この
確定以後に遅延後プリロード信号109が立ち下がって
Data2(Address2)がプリロードされ、順
次、次の遅延後プリロード信号109が立ち下がってD
ata3(Address3)がプリロードされるよう
にする。つまり、プリロードレジスタ18は、図2Hに
示す遅延後製版タイミング信号(遅延後ドット開始信
号)108の立ち下がる前に、次に製版する製版データ
が書き込まれているように動作する。
【0062】次に、1バイト、1ドット分の次の製版デ
ータ111は変換上位アドレスレジスタ19に供給され
る。ここで図2Hに示す遅延後製版タイミング信号(遅
延後ドット開始信号)108が変換上位アドレスレジス
タ19に供給される。変換上位アドレスレジスタ19は
遅延後製版タイミング信号(遅延後ドット開始信号)1
08に基づいて1バイト、1ドット分の次の製版データ
111をロードして、次のクロックで変換上位アドレス
を出力し、これを繰り返す。図2Lに示すように変換後
上位アドレスレジスタ19後延後の値は、図2Hに示す
遅延後製版タイミング信号(遅延後ドット開始信号)1
08の立ち下がった時点で、1つ前のData(Add
ress)を出力し、Data1(Address1)
をロードし、順次、これを繰り返す。
【0063】次に、1バイト、1ドット分の次の製版デ
ータ111はガンマ変換回路20に供給される。遅延後
製版タイミング信号(遅延後ドット開始信号)108は
変換下位アドレス発生部21に供給される。ガンマ変換
クロック115は変換下位アドレス発生部21およびガ
ンマ変換回路20に供給される。変換下位アドレス発生
部21は遅延後製版タイミング信号(遅延後ドット開始
信号)108およびガンマ変換クロック115に基づい
て次のクロックで変換下位アドレスを出力する。ガンマ
変換回路20はガンマ変換クロック115に基づいて変
換上位アドレスおよび変換下位アドレスをガンマ変換す
る。ここで、ガンマ変換は、製版データのうち、1つの
ドット中である部分の階調濃度を変えるようにする。階
調濃度は、ドットの長さおよび深さを変えることにより
変化させることができる。以下、その動作を説明する。
【0064】図8は、本実施例のガンマ変換の動作のド
ットの長さ方向の変化を示す図である。図8において、
255階調のドット80の平面図は最大の平行四辺形で
あり、中心における断面図は最大長の255階調のドッ
ト長さ81となる。n階調(中間調)のドット82の平
面図は中間の大きさの平行四辺形であり、中心における
断面図は中間の長さのn階調のドット長さ83となる。
0階調のドットの平面図は何もなく、中心における断面
図は平面である。
【0065】また、図9は、本実施例のガンマ変換の動
作のドットの深さ方向の変化を示す図である。図9にお
いて、ドット90の中心における断面図は、深さレベル
値が「0」のときは平面であり、レーザーパワー[W]
は「0」である。深さレベル値が「1」のときは、比較
的浅い深さレベル値「1」の深さ91であり、レーザー
パワー[W]は「0.5」である。深さレベル値が
「2」のときは、中間の深さレベル値「2」の深さ92
であり、レーザーパワー[W]は「1」である。深さレ
ベル値が「3」のときは、比較的深い深さレベル値
「3」の深さ93であり、レーザーパワー[W]は
「1.5」である。
【0066】このようにして、ガンマ変換回路20は製
版データの画像の濃淡特性と印刷の濃度特性とのズレを
補正する。なお、ガンマ変換回路20は予め変換データ
がテーブル状に記憶されたルックアップテーブルにより
製版データをガンマ変換する。変換されたデータは、レ
ーザードライブ信号112として出力される。
【0067】レーザードライブ信号112はD/A変換
部22に供給される。D/A変換部22は、ディジタル
信号のレーザードライブ信号112をアナログ信号のレ
ーザードライブ信号113に変換する。レーザードライ
ブ信号113は製版レーザードライバー23に供給され
る。製版レーザードライバー23はレーザードライブ信
号113に基づいてレーザードライブ電流114を生成
する。レーザードライブ電流114は高出力半導体レー
ザー5に供給される。高出力半導体レーザー5は版シー
ト2にレーザー光を照射して版シート2上に製版凹み7
を形成させる。
【0068】図2Mに示すように、遅延後各ドットの製
版区間は、図2Hに示す遅延後製版タイミング信号(遅
延後ドット開始信号)108の立ち下がりから開始され
る。図2Nに示す遅延前各ドットの製版区間は遅延前ド
ット開始信号104の立ち下がりから開始されていたの
で、その差を示す遅延距離29はエンコーダクロック間
隔よりも細かくなる。従って、細かい開始位置設定をす
ることができる。
【0069】図3に、本実施例によるドット配置パター
ンの拡大図を示す。図3において、ドット34の配置
が、副走査方向32の開始ライン「1」から終了ライン
「37」まで、主走査方向33の開始ラインの主走査開
始位置36から終了ラインの主走査開始位置35までの
間で、エンコーダクロック100の4クロック分のズレ
が生じるときに、副走査方向32の各ラインにおけるド
ットが主走査方向33に順次細かくずれるように配置さ
れる。このときの各ライン毎のドットの補正量は、ライ
ン数およびズレ量に基づいてCPU13の補正量演算回
路14で演算される。
【0070】このように、各ドットの開始位置信号をガ
ンマ変換クロック115でディジタル遅延させる。以
後、ディジタル遅延された遅延後ドット開始信号108
を基準として後段の処理が進み、結果的にこのディジタ
ル遅延がそのままレーザードライブ電流114を遅らせ
て製版するので、ライン全体をずらすことができる。ず
らせる最小単位は、ガンマ変換クロック115の周波数
fと版胴1の回転数Nによって決まり、エンコーダクロ
ック幅1/(100,000×N)[sec]に対して
ガンマクロック幅1/f[sec]の間隔で設定でき
る。この例では、fは20[MHz]、Nは5[rp
s]で、遅延無しでは2[μsec]であるのに対して
遅延時間50[nsec]で40分割できる。
【0071】このとき、各ラインの主走査開始位置は、
図2Aに示すエンコーダクロック100の周期に対応す
る距離24である、5.3[μm]よりも細かく設定さ
れるので、製版の品質が向上し、これにより、印刷の品
質を向上させることができる。
【0072】また、ドット開始信号の他にライン開始位
置信号やライン終了信号も同じだけディジタル遅延させ
る。これは、例えば、ライン終了信号を受けて次のライ
ンのディジタル遅延量設定105をCPU13が行うた
めで、処理タイミングの前後のズレが起こるのを防ぐた
めである。また、ディジタル遅延量設定105に要する
処理時間は極めて短くて、この処理を追加してもCPU
13の負担はほとんど増えない。すなわち、ソフトウエ
ア変更による負担がほとんど無い。
【0073】また、ここで、ガンマ変換クロックによる
再サンプリングが早まるが、同一の信号源を使うのでサ
ンプリング誤差は従来と同じである。しかも、処理の下
流から上流へクロックを分配するので、前段でのクロッ
クタイミングが後段のクロックタイミングよりも進むこ
とはないので、データシフトミスも生じない。
【0074】ここで、版シート2は各色毎に設けられ
る。そしてこの例では製版装置は2つ設けられ、C(シ
アン)およびK(黒)の版シートは第1の製版装置で製
版され、M(マゼンタ)およびY(イエロー)の版シー
トは第2の製版装置で製版される。ここで、各色毎のド
ットの形成について説明する。図10は、本実施例の各
色のドットの傾きおよび中心間の距離を示す図である。
図10において、C(シアン)のドットは、平行四辺形
の角度が右下がりの40度であり、各ドット間の配置は
C1,C2,C3のようになり、中心間の距離はC3と
C1の間がd1、C1とC2の間がd2、C2とC3の
間がd3である。ここで、d1とd3は同じ距離とな
る。K(黒)のドットは、平行四辺形の角度が右下がり
の40度であり、各ドット間の配置はK1,K2,K
3,K4のようになり、中心間の距離はK1とK2の間
がd4、K2とK3の間がd5、K3とK4の間がd
6、K4とK1の間がd7である。ここで、d4とd6
およびd5とd7は同じ距離となる。
【0075】M(マゼンタ)のドットは、平行四辺形の
角度が左下がりの40度であり、各ドット間の配置はM
1,M2,M3のようになり、中心間の距離はM3とM
1の間がd8、M1とM2の間がd9、M2とM3の間
がd10である。ここで、d8とd10は同じ距離とな
る。Y(イエロー)のドットは、平行四辺形の角度が左
下がりの40度であり、各ドット間の配置はY1,Y
2,Y3,Y4のようになり、中心間の距離はY1とY
2の間がd11、Y2とY3の間がd12、Y3とY4
の間がd13、Y4とY1の間がd14である。ここ
で、d11とd13およびd12とd14は同じ距離と
なる。
【0076】このように、各色のドットの傾きおよび中
心間の距離がそれぞれ異なるので、各色の版シートを印
刷段階で重ね合わせて、各色のドットを重ね合わせたと
きでもモアレを生じることがない。このようにして、上
例によれば、凹版の製版装置において、エンコーダクロ
ックに同期した主走査開始位置のタイミングを高速のガ
ンマ変換クロックでディジタル遅延させることにより、
エンコーダクロック幅よりも細かなタイミングで製版を
制御することができる。これにより、正確な位置精度
で、高品位な印刷を行うことができ、高品位な印刷物を
得ることができる。
【0077】また、上例によれば、製版位置検出装置1
1から出力される遅延前ライン開始位置信号102、遅
延前ドット開始信号104、遅延前ライン終了信号10
3をシフトレジスタに相当するディジタル遅延回路でデ
ィジタル遅延させる。これにより、後段の製版データの
転送、ガンマ変換、光出力レーザー発光等の各処理をす
べてディジタル的に遅延させることができ、1ライン全
体をエンコーダパルス単位より細かくずらすことができ
る。
【0078】また、上例によれば、ディジタル遅延回路
12に用いるシフトクロックとして、後段で使用してい
るガンマ変換クロックを用いるので、サンプリングタイ
ミング誤差を抑えることができる。また、ガンマ変換ク
ロックはドット間を数100カウントすることができる
速さであるので、エンコーダパルスでは数10カウント
する、すなわちエンコーダパルスの数10分の1の単位
の細かさで各ラインの主走査開始位置を設定することが
できる。
【0079】また、上例によれば、ディジタル遅延回路
12による遅延後ライン開始位置信号106、遅延後ド
ット開始信号108、遅延後ライン終了信号107等の
ディジタル遅延量は、CPU13によって各ラインの処
理が開始される前に設定されるが、これに要する処理時
間は極めて短いのでCPU13の負担にならない。すな
わち、ソフトウエア変更に要する負担がほとんど無い。
【0080】上例では、補正量に基づいて各製版ライン
の製版開始位置を遅らせる例のみを示したが、ドットの
ズレの態様に応じて補正量に基づいて各製版ラインの製
版開始位置を進めるようにしても良い。この場合、予め
エンコーダクロックのパルス幅単位でライン基準信号1
01、ライン開始位置信号102、ドット開始信号10
4、ライン終了信号103を進ませてから、ディジタル
遅延回路12を用いて遅らせるようにして、全体の処理
として見かけ上進むようにする。
【0081】また、上例では、ディジタル遅延回路12
を用いて遅補正量に基づいて各製版ラインの製版開始位
置を遅らせる例のみを示したが、ディジタル遅延回路1
2に替えて、同じ遅延量を設定できるディレイ回路を用
いていも良い。
【0082】次に、他の実施例について説明する。図1
1は、他の実施例の製版装置の構成を示すブロック図で
ある。この例の製版装置の構成が図1に示した先の例と
異なる点は、ディジタル遅延回路12を有しない点であ
る。他の構成は、図1に示した先の例と同様であるので
説明を省略する。また、この例の動作が図1に示した先
の例と異なる点は、補正量演算回路14が複数のライン
単位で補正量を演算し、主走査方向に複数のライン単位
で階段状にドットをずらすようにする点である。
【0083】以下、動作を簡単に説明する。図12Aに
示すように、エンコーダクロック100の周期に対応す
る版胴上の距離120は、5.3[μm]であり、この
エンコーダクロック100は周波数500[KHz]の
パルスである。このエンコーダクロック100に同期し
て、図12Aに示すライン基準信号101、図12Cに
示すライン開始位置信号102、図12Dに示す製版タ
イミング信号(ドット開始信号)116、図12Eに示
すライン終了信号103が製版位置検出回路11で生成
される。ドット開始信号116は、1番目のドット11
6a,2番目のドット116b,3番目のドット116
c,M番目のドット116dを有する。ライン終了信号
103の遅延時間122は先の実施例と同様である。
【0084】ドット開始信号116はデータ転送制御回
路15およびガンマ変換部17へ供給される。データ転
送制御回路15はドット開始信号116をトリガーとし
て次の製版データ111を画像メモリ16からガンマ変
換部17のプリロードレジスタ18に書き込むプリロー
ド信号117を生成する。プリロード信号117は図1
2Fに示す。ガンマ変換部17はドット開始信号116
をトリガーとしてプリロードレジスタ18の値を変換上
位アドレスレジスタ19に転送する。ガンマ変換回路2
0ではそれまでのエンコーダクロックに同期した信号が
20[MHz]の高速のガンマ変換クロック115を用
いて再サンプリングされて、ガンマ変換が行われる。
【0085】ここで、ドット開始信号116はエンコー
ダクロック100に同期しているので、ラインの開始位
置もドット間隔も5.3[μm]が最小単位となる。従
って、ドット開始信号から図12Jに示す各ドットの製
版区間が開始し、図12Kに示すライン開始の遅延距離
124は[5.3μm]となる。図13に、この例によ
るドット配置パターンの拡大図を示す。図13におい
て、ドット134の配置が、副走査方向132の開始ラ
イン「1」から終了ライン「37」まで、主走査方向1
33の開始ラインの主走査開始位置136から終了ライ
ンの主走査開始位置135までの間で、エンコーダクロ
ック100の4クロック分のズレが生じるときに、副走
査方向132の各ラインにおけるドットが主走査方向1
33に開始ライン「1」〜「5」、「6」〜「14」、
「15」〜「23」、「24」〜「32」、「33」〜
終了ライン「37」までを4分割して、5段階にずらし
て、階段状の境目137を設けるように配置される。こ
のときの各段階毎のドットの補正量は、ライン数および
ズレ量に基づいてCPU13の補正量演算回路14で演
算される。
【0086】このように、上例によれば、4クロック分
のズレがあるとき、エンコーダクロックのパルス幅単位
で、副走査方向にラインを4分割して5段階に主走査方
向にドットの位置を補正するので、簡易なドットの補正
を行うことができる。
【0087】上例では、4クロック分のズレがあると
き、副走査方向にラインを4分割して副走査方向132
に開始ライン「1」〜終了ライン「37」までを5段階
にずらすようにしたが、例えば、全ラインが5000ラ
インで、主走査方向に9クロック分各ドットの開始位置
がずれる場合では、555ラインずつ9分割して10段
階にずらすようにすることができる。
【0088】
【発明の効果】この発明の製版装置は、主走査方向に回
転する版シートに主走査方向と直行する副走査方向に移
動しながら製版データに対応した凹凸によるドットを形
成するドット形成手段と、版シートの回転に同期して所
定のパルス数からなるエンコーダクロックを発生するロ
ータリーエンコーダと、エンコーダクロックから版シー
トに対して各ドットの形成を開始する製版タイミング信
号と主走査方向の各ラインのライン開始位置信号を生成
する製版位置検出手段と、各ラインのドット開始位置を
補正する補正量を設定する補正量設定手段と、補正量に
基づいて製版タイミング信号およびライン開始位置信号
を遅延させて、遅延製版タイミング信号および遅延ライ
ン開始位置信号を出力する遅延手段とを備え、遅延製版
タイミング信号および遅延ライン開始位置信号に基づい
て信号処理を行い、補正量に基づいて各製版ラインの製
版開始位置を可変にするようにしたので、エンコーダク
ロック幅よりも細かなタイミングで製版を制御すること
ができる。これにより、正確な位置精度で、高品位な印
刷を行うことができ、高品位な印刷物を得ることができ
る。また、この発明によれば、製版位置検出手段から出
力されるライン開始位置信号、製版タイミング信号(ド
ット開始信号)を遅延手段でディジタル遅延させるの
で、後段の製版データの転送、ガンマ変換等のデータ処
理や、ドット形成手段による光出力レーザー発光等の各
処理をすべてディジタル的に遅延させることができ、1
ライン全体をエンコーダパルス単位より細かくずらすこ
とができる。また、この発明によれば、遅延手段による
遅延後ライン開始位置信号、遅延後ドット開始信号等の
ディジタル遅延量は、遅延量設定手段によって各ライン
の処理が開始される前に設定されるが、これに要する処
理時間は極めて短いのでCPUの負担にならない。すな
わち、ソフトウエア変更に要する負担を少なくすること
ができる。
【0089】また、この発明の製版装置は、上述におい
て、遅延手段はドット形成手段に供給する製版データを
サンプリングするクロックを用いて遅延させるようにし
たので、エンコーダクロック幅よりも細かなサンプリン
グクロックのタイミングで製版を制御することができ
る。これにより、正確な位置精度で、高品位な印刷を行
うことができ、高品位な印刷物を得ることができる。
【0090】また、この発明の製版装置は、上述におい
て、遅延製版タイミング信号に基づいてガンマ変換を行
うと共に、遅延手段はガンマ変換を行うクロックを用い
て遅延させるようにしたので、遅延手段に用いるシフト
クロックとして、後段で使用しているガンマ変換クロッ
クを用いるので、サンプリングタイミング誤差を抑える
ことができる。また、ガンマ変換クロックはドット間を
数100カウントすることができる速さであるので、エ
ンコーダパルスでは数10カウントする、すなわちエン
コーダパルスの数10分の1の単位の細かさで各ライン
の主走査開始位置を設定することができる。
【0091】また、この発明の製版装置は、主走査方向
に回転する版シートに主走査方向と直行する副走査方向
に移動しながら製版データに対応した凹凸によるドット
を形成するドット形成手段と、版シートの回転に同期し
て所定のパルス数からなるエンコーダクロックを発生す
るロータリーエンコーダと、エンコーダクロックから版
シートに対して各ドットの形成を開始する製版タイミン
グ信号と主走査方向の各ラインのライン開始位置信号を
生成する製版位置検出手段と、複数ライン毎のドット開
始位置を副走査方向にわたって段階的に補正する補正量
を設定する補正量設定手段と、エンコーダクロックに基
づいて信号処理を行い、補正量に基づいて複数製版ライ
ン毎の製版開始位置を複数段階に可変にするようにした
ので、副走査方向にラインを分割して主走査方向にエン
コーダクロックのパルス幅単位でドットの位置を補正し
て、簡易なドットの補正を行うことができる。
【0092】また、この発明の製版装置は、上述におい
て、補正量は、副走査方向のドット開始位置のズレに対
するエンコーダクロック数に基づいて複数段階に設定す
るようにしたので、nクロック分のズレがあるとき、エ
ンコーダクロックのパルス幅単位で、副走査方向にライ
ンをn分割してn+1段階に主走査方向にドットの位置
を補正するので、簡易なドットの補正を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の製版装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】この発明の一実施例の製版装置の製版ラインの
開始動作を示すタイミングチャートである。
【図3】この発明の一実施例の製版装置のドット配置パ
ターンを示す拡大図である。
【図4】この発明の一実施例の製版装置の製版位置検出
回路の内部構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の一実施例の製版装置の製版位置検出
回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】この発明の一実施例の製版装置のディジタル遅
延回路の構成を示す図である。
【図7】この発明の一実施例の製版装置のディジタル遅
延回路の動作を示す図である。
【図8】この発明の一実施例の製版装置のガンマ変換の
動作のドットの長さ方向の変化を示す図である。
【図9】この発明の一実施例の製版装置のガンマ変換の
動作のドットの深さ方向の変化を示す図である。
【図10】この発明の一実施例の製版装置の各色のドッ
トの傾きおよび中心間の距離を示す図である。
【図11】この発明の他の実施例の製版装置の構成を示
すブロック図である。
【図12】この発明の他の実施例の製版装置の製版ライ
ンの開始動作を示すタイミングチャートである。
【図13】この発明の他の実施例の製版装置のドット配
置パターンを示す拡大図である。
【図14】従来の凹版の製版装置の構成を示すブロック
図である。
【図15】従来の製版パターンと製版タイミング信号と
の関係を示す図である。
【図16】従来の製版パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 版胴 2 版シート 3 版胴回転用モーター 4 ボールねじ 5 高出力半導体レーザー 6 レーザーブロック移動用モーター 7 製版凹み 8 ロータリーエンコーダ 9 版胴回転方向 10 レーザーブロック移動方向 11 製版位置検出回路 12 ディジタル遅延回路 13 CPU 14 補正量演算回路 15 データ転送制御回路 16 画像メモリ 17 ガンマ変換部 18 プリロードレジスタ 19 変換上位アドレスレジスタ 20 ガンマ変換回路 21 変換下位アドレス部 22 D/A変換部 23 製版レーザードライバー 100 エンコーダクロック 101 ライン基準信号 102 ライン開始位置信号 103 ライン終了信号 104 製版タイミング信号(ドット開始信号) 106 遅延後ライン開始位置信号 107 遅延後ライン終了信号 108 遅延後製版タイミング信号(遅延後ドット開始
信号) 109 遅延後プリロード信号 110 読み出し制御信号 111 次の製版データ 112 レーザードライブ信号 113 レーザードライブ信号 114 レーザードライブ電流 115 ガンマ変換クロック 116 製版タイミング信号(ドット開始信号) 24 周期に対応する版胴上の距離 25 遅延距離 26 遅延距離 27 遅延距離 29 遅延距離 30 開始ライン 31 終了ライン 32 副走査方向 33 主走査方向 34 ドット 35 終了ラインの主走査方向開始位置 36 開始ラインの主走査方向開始位置 60 遅延選択端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に回転する版シートに上記主
    走査方向と直行する副走査方向に移動しながら製版デー
    タに対応した凹凸によるドットを形成するドット形成手
    段と、 上記版シートの回転に同期して所定のパルス数からなる
    エンコーダクロックを発生するロータリーエンコーダ
    と、 上記エンコーダクロックから上記版シートに対して各ド
    ットの形成を開始する製版タイミング信号と上記主走査
    方向の各ラインのライン開始位置信号を生成する製版位
    置検出手段と、 各ラインのドット開始位置を補正する補正量を設定する
    補正量設定手段と、 上記補正量に基づいて上記製版タイミング信号および上
    記ライン開始位置信号を遅延させて、遅延製版タイミン
    グ信号および遅延ライン開始位置信号を出力する遅延手
    段とを備え、 上記遅延製版タイミング信号および上記遅延ライン開始
    位置信号に基づいて信号処理を行い、上記補正量に基づ
    いて各製版ラインの製版開始位置を可変にするようにし
    たことを特徴とする製版装置。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の製版装置において、 上記遅延手段は上記ドット形成手段に供給する製版デー
    タをサンプリングするクロックを用いて遅延させるよう
    にしたことを特徴とする製版装置。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載の製版装置において、 上記遅延製版タイミング信号に基づいてガンマ変換を行
    うと共に、上記遅延手段はガンマ変換を行うクロックを
    用いて遅延させるようにしたことを特徴とする製版装
    置。
  4. 【請求項4】 主走査方向に回転する版シートに上記主
    走査方向と直行する副走査方向に移動しながら製版デー
    タに対応した凹凸によるドットを形成するドット形成手
    段と、 上記版シートの回転に同期して所定のパルス数からなる
    エンコーダクロックを発生するロータリーエンコーダ
    と、 上記エンコーダクロックから上記版シートに対して各ド
    ットの形成を開始する製版タイミング信号と上記主走査
    方向の各ラインのライン開始位置信号を生成する製版位
    置検出手段と、 複数ライン毎のドット開始位置を副走査方向にわたって
    段階的に補正する補正量を設定する補正量設定手段と、 上記エンコーダクロックに基づいて信号処理を行い、上
    記補正量に基づいて複数製版ライン毎の製版開始位置を
    複数段階に可変にするようにしたことを特徴とする製版
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項第4項記載の製版装置において、 上記補正量は、上記副走査方向のドット開始位置のズレ
    に対する上記エンコーダクロック数に基づいて複数段階
    に設定するようにしたことを特徴とする製版装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11289409A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置
WO2003033271A1 (fr) * 2001-10-12 2003-04-24 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Appareil d'enregistrement d'images

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