JPH09142198A - 車両用前照灯の光軸調整装置 - Google Patents
車両用前照灯の光軸調整装置Info
- Publication number
- JPH09142198A JPH09142198A JP32353995A JP32353995A JPH09142198A JP H09142198 A JPH09142198 A JP H09142198A JP 32353995 A JP32353995 A JP 32353995A JP 32353995 A JP32353995 A JP 32353995A JP H09142198 A JPH09142198 A JP H09142198A
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- Japan
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- optical axis
- bolt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボルトとナットとでなる光軸調整部分のねじ
山に過荷重を掛けて破損させるのを防止することができ
るとともに、コストを下げて安価に提供することができ
る車両用前照灯の光軸調整装置を提供する。 【解決手段】 ナット11が所定の位置までねじ送りさ
れると、ナット11を空転させるための小径で作られた
ねじ無し部分12dをボルト12に設け、ナット11と
ボルト12との間に過荷重が加わるのを防止できる構造
にした。
山に過荷重を掛けて破損させるのを防止することができ
るとともに、コストを下げて安価に提供することができ
る車両用前照灯の光軸調整装置を提供する。 【解決手段】 ナット11が所定の位置までねじ送りさ
れると、ナット11を空転させるための小径で作られた
ねじ無し部分12dをボルト12に設け、ナット11と
ボルト12との間に過荷重が加わるのを防止できる構造
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用前照灯の光
軸調整装置に関するものである。
軸調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の前照灯では、その光を照射する
方向が適切でないと対向車両の運転手や先行車両の運転
手等に眩惑を与える。このため、照射方向を調整し得る
ようにすることが必要である。したがって、一般には、
少なくとも初期エイミング調整、すなわち車体に前照灯
を組み付けた後、使用前あるいは検査時等に、照射方向
の基本的な調整を行うことができる構造になっている。
方向が適切でないと対向車両の運転手や先行車両の運転
手等に眩惑を与える。このため、照射方向を調整し得る
ようにすることが必要である。したがって、一般には、
少なくとも初期エイミング調整、すなわち車体に前照灯
を組み付けた後、使用前あるいは検査時等に、照射方向
の基本的な調整を行うことができる構造になっている。
【0003】図6及び図7は従来における光軸調整機構
が組み込まれた車両用前照灯装置の一例を示すもので、
図6はその側面図、図7はその正面図である。図6及び
図7において、この車両用前照灯装置は、ハウジング5
1及びレンズ52と、このハウジング51とレンズ52
で画成された灯具空間内に配置されている電球53等で
構成されたランプユニット54を有している。また、ハ
ウジング51の内面は、電球53からの照射光を前方に
向けるための反射鏡(リフレクター)として形成されて
いる。
が組み込まれた車両用前照灯装置の一例を示すもので、
図6はその側面図、図7はその正面図である。図6及び
図7において、この車両用前照灯装置は、ハウジング5
1及びレンズ52と、このハウジング51とレンズ52
で画成された灯具空間内に配置されている電球53等で
構成されたランプユニット54を有している。また、ハ
ウジング51の内面は、電球53からの照射光を前方に
向けるための反射鏡(リフレクター)として形成されて
いる。
【0004】一方、ハウジング51の外側で、その背面
側には、傾動支点部55と光軸調整部56とが設けられ
ている。このうち、傾動支点部55はハウジング51の
下側で左右に分かれた位置にそれぞれ設けられており、
車体57側に一端が固定されているとともに他端側に球
体(ピボット)58を有したステー59と、ハウジング
51側に固定されているとともにステー59の球体58
が回動自在に結合されている部分を有したピボット受け
部材60とで構成されている。そして、この傾動支点部
55は、光軸調整部56の後述する動作により、ハウジ
ング51の上側が前後方向に移動されると、球体58と
ピボット受け部材60との自在結合部分を支点としてラ
ンプユニット54が前後方向に回動されるのを許容し、
この傾動でランプユニット54の照射方向の調整、すな
わち光軸調整が可能となる。
側には、傾動支点部55と光軸調整部56とが設けられ
ている。このうち、傾動支点部55はハウジング51の
下側で左右に分かれた位置にそれぞれ設けられており、
車体57側に一端が固定されているとともに他端側に球
体(ピボット)58を有したステー59と、ハウジング
51側に固定されているとともにステー59の球体58
が回動自在に結合されている部分を有したピボット受け
部材60とで構成されている。そして、この傾動支点部
55は、光軸調整部56の後述する動作により、ハウジ
ング51の上側が前後方向に移動されると、球体58と
ピボット受け部材60との自在結合部分を支点としてラ
ンプユニット54が前後方向に回動されるのを許容し、
この傾動でランプユニット54の照射方向の調整、すな
わち光軸調整が可能となる。
【0005】次に、光軸調整部56は図6及び図7に示
した前照灯装置の部分拡大図として図8及び図9にも詳
細な構造が示されている。そこで、光軸調整部56の構
造を図8及び図9と共に説明すると、この光軸調整部5
6は大きくはナット61とボルト62とで構成されてい
る。さらに詳述すると、ナット61は、ハウジング51
の背面に一体に形成されたナットボックス部63内にハ
ウジング51と一体移動可能にして取り付けられてい
る。ボルト62は、一端に頭部62aを、中間に鍔部6
2bをそれぞれ有しているとともに、雄ねじ部62cが
他端から鍔部62bと隣接した位置まで連続して設けら
れている。また、このボルト62は、雄ねじ部62cが
形成されている他端側から車体57側の取付孔(不図
示)に、鍔部62bが車体57に当接されるまで挿入
し、さらにナットボックス部63の先端面を貫通させて
ナット61に雄ねじ部62cを螺合させることによって
取り付けられる。そして、工具等で頭部62aを掴んで
ボルト62を回転させると、ボルト62は車体57に対
して動かず、ナット61がナットボックス部63と一体
にボルト62でねじ送りされる形になり、ハウジング5
1を前後方向に押す。
した前照灯装置の部分拡大図として図8及び図9にも詳
細な構造が示されている。そこで、光軸調整部56の構
造を図8及び図9と共に説明すると、この光軸調整部5
6は大きくはナット61とボルト62とで構成されてい
る。さらに詳述すると、ナット61は、ハウジング51
の背面に一体に形成されたナットボックス部63内にハ
ウジング51と一体移動可能にして取り付けられてい
る。ボルト62は、一端に頭部62aを、中間に鍔部6
2bをそれぞれ有しているとともに、雄ねじ部62cが
他端から鍔部62bと隣接した位置まで連続して設けら
れている。また、このボルト62は、雄ねじ部62cが
形成されている他端側から車体57側の取付孔(不図
示)に、鍔部62bが車体57に当接されるまで挿入
し、さらにナットボックス部63の先端面を貫通させて
ナット61に雄ねじ部62cを螺合させることによって
取り付けられる。そして、工具等で頭部62aを掴んで
ボルト62を回転させると、ボルト62は車体57に対
して動かず、ナット61がナットボックス部63と一体
にボルト62でねじ送りされる形になり、ハウジング5
1を前後方向に押す。
【0006】したがって、この光軸調整構造では、ボル
ト62を回転させると、その回転方向に応じてランプユ
ニット54の上側が前または後方向に押され、これによ
ってランプユニット54の全体が作動支点部55を支点
にして上または下方向に回動されて光軸調整が行われ
る。
ト62を回転させると、その回転方向に応じてランプユ
ニット54の上側が前または後方向に押され、これによ
ってランプユニット54の全体が作動支点部55を支点
にして上または下方向に回動されて光軸調整が行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光軸調整構造では、ボルト62に形成されてい
る雄ねじ部62cは、鍔部62cと直ぐ隣接した位置ま
で形成されているので、図9に示すように、ナットボッ
クス部63の先端面が車体57に当接された後も、ボル
ト62を強く回すとねじ山が潰されながら回転される虞
がある。したがって、このねじ山を潰してしまうのを防
止するのに、強度の高い材質で形成したボルト62やナ
ット61を使う必要があり、材料選択等が難しく、コス
トを高めている一因ともなっていた。
た従来の光軸調整構造では、ボルト62に形成されてい
る雄ねじ部62cは、鍔部62cと直ぐ隣接した位置ま
で形成されているので、図9に示すように、ナットボッ
クス部63の先端面が車体57に当接された後も、ボル
ト62を強く回すとねじ山が潰されながら回転される虞
がある。したがって、このねじ山を潰してしまうのを防
止するのに、強度の高い材質で形成したボルト62やナ
ット61を使う必要があり、材料選択等が難しく、コス
トを高めている一因ともなっていた。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はボルトとナットとでなる光軸調整
部分のねじ山に過荷重を掛けて破損させるのを防止する
ことができるとともに、コストを下げて安価に提供する
ことができる車両用前照灯の光軸調整装置を提供するこ
とにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の
中で順次明らかにして行く。
のであり、その目的はボルトとナットとでなる光軸調整
部分のねじ山に過荷重を掛けて破損させるのを防止する
ことができるとともに、コストを下げて安価に提供する
ことができる車両用前照灯の光軸調整装置を提供するこ
とにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内容の
中で順次明らかにして行く。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、ランプユニットのハウジングと車体との間に配
設された傾動支点部と、前記ランプユニット側に設けた
ナット及び車体側より延ばして前記ナットに螺合された
調整ボルトとを備え、前記ボルトの回転で前記ナットを
ねじ送りして螺合位置を変えると、この調整に連動して
前記ランプユニットが前記傾動支点部を支点として回動
されて光軸の向きを調整することができる車両用前照灯
の光軸調整装置において、前記ナットが所定の位置まで
ねじ送りされると、前記ナットを空転させるためのねじ
無し部分を前記ボルトに設けてなる構成としたものであ
る。
っては、ランプユニットのハウジングと車体との間に配
設された傾動支点部と、前記ランプユニット側に設けた
ナット及び車体側より延ばして前記ナットに螺合された
調整ボルトとを備え、前記ボルトの回転で前記ナットを
ねじ送りして螺合位置を変えると、この調整に連動して
前記ランプユニットが前記傾動支点部を支点として回動
されて光軸の向きを調整することができる車両用前照灯
の光軸調整装置において、前記ナットが所定の位置まで
ねじ送りされると、前記ナットを空転させるためのねじ
無し部分を前記ボルトに設けてなる構成としたものであ
る。
【0010】これによれば、ナットが所定の位置までね
じ送りされた後、さらにボルトを回転させてねじ送りし
ようとすると、ナットがねじ無し部分に配置されて空転
し、それ以上の送りが不可能となり、ナットとボルトと
の間に過荷重が加わるのを防止することができる。ま
た、ねじ無し部分までナットが送られて来たときに、こ
のナットがねじ送りされて来た方向に押し戻す力をバネ
手段により付与するようにした場合では、ボルトを逆に
回すと再びナットがねじ部にスムースに螺合され、反対
方向にねじ送りされて行く。
じ送りされた後、さらにボルトを回転させてねじ送りし
ようとすると、ナットがねじ無し部分に配置されて空転
し、それ以上の送りが不可能となり、ナットとボルトと
の間に過荷重が加わるのを防止することができる。ま
た、ねじ無し部分までナットが送られて来たときに、こ
のナットがねじ送りされて来た方向に押し戻す力をバネ
手段により付与するようにした場合では、ボルトを逆に
回すと再びナットがねじ部にスムースに螺合され、反対
方向にねじ送りされて行く。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図4及び図5は本発明に係る
車両用前照灯装置の一形態例を示すもので、図4はその
側面図、図5はその正面図である。図4及び図5におい
て、この車両用前照灯装置は、ハウジング1及びレンズ
2と、このハウジング1とレンズ2とで画成される灯具
空間内に配置されている電球3等で構成されたランプユ
ニット4を有している。また、ハウジング1の内面は、
電球3からの照射光を前方に向けるための反射鏡(リフ
レクター)として形成されている。
を用いて詳細に説明する。図4及び図5は本発明に係る
車両用前照灯装置の一形態例を示すもので、図4はその
側面図、図5はその正面図である。図4及び図5におい
て、この車両用前照灯装置は、ハウジング1及びレンズ
2と、このハウジング1とレンズ2とで画成される灯具
空間内に配置されている電球3等で構成されたランプユ
ニット4を有している。また、ハウジング1の内面は、
電球3からの照射光を前方に向けるための反射鏡(リフ
レクター)として形成されている。
【0012】一方、ハウジング1の外側で、その背面側
には、傾動支点部5と光軸調整部6とが設けられてい
る。このうち、傾動支点部5はハウジング1の下側で左
右に分かれた位置にそれぞれ設けられており、車体7側
に一端が固定されているとともに他端側に球体(ピボッ
ト)8を有したステー9と、ハウジング1側に固定され
ているとともにステー9の球体8が回動自在に結合され
ている部分を有したピボット受け部材10とで構成され
ている。そして、この傾動支点部5は、光軸調整部6の
後述する動作により、ハウジング1の上側が前後方向に
移動されると、球体8とピボット受け部材10との自在
結合部分を支点としてランプユニット4が前後方向に回
動されるのを許容し、この傾動でランプユニット部4の
照射方向の調整、すなわちその光軸調整が可能となる。
には、傾動支点部5と光軸調整部6とが設けられてい
る。このうち、傾動支点部5はハウジング1の下側で左
右に分かれた位置にそれぞれ設けられており、車体7側
に一端が固定されているとともに他端側に球体(ピボッ
ト)8を有したステー9と、ハウジング1側に固定され
ているとともにステー9の球体8が回動自在に結合され
ている部分を有したピボット受け部材10とで構成され
ている。そして、この傾動支点部5は、光軸調整部6の
後述する動作により、ハウジング1の上側が前後方向に
移動されると、球体8とピボット受け部材10との自在
結合部分を支点としてランプユニット4が前後方向に回
動されるのを許容し、この傾動でランプユニット部4の
照射方向の調整、すなわちその光軸調整が可能となる。
【0013】次に、光軸調整部6は、図4及び図5に示
した前照灯装置の部分拡大図として図1及び図2にも詳
細な構造が示され、さらに図3にはその部分の要部分解
図が示されている。そこで、光軸調整部6の構造を図1
乃至図3と共に説明すると、この光軸調整部6は大きく
はナット11とボルト12とで構成されている。さらに
詳述すると、ナット11は、ハウジング1の背面に一体
に形成されたナットボックス部13内にハウジング1と
一体移動可能にして取り付けられている。ここでナット
11は四角いブロック片として作られており、また内部
には雌ねじが形成されたねじ孔21が前後方向に貫通し
て設けらている。
した前照灯装置の部分拡大図として図1及び図2にも詳
細な構造が示され、さらに図3にはその部分の要部分解
図が示されている。そこで、光軸調整部6の構造を図1
乃至図3と共に説明すると、この光軸調整部6は大きく
はナット11とボルト12とで構成されている。さらに
詳述すると、ナット11は、ハウジング1の背面に一体
に形成されたナットボックス部13内にハウジング1と
一体移動可能にして取り付けられている。ここでナット
11は四角いブロック片として作られており、また内部
には雌ねじが形成されたねじ孔21が前後方向に貫通し
て設けらている。
【0014】一方、ナットボックス部13は、ナット1
1を受け入れ、これを前後方向移動不能並びに抜け出し
不能に保持できる構造になっているとともに、先端面部
13aにはボルト12を通すための貫通孔22がねじ孔
21に対応して形成されている。加えて、先端面部13
aの外側面には、バネ部材23が取り付けられている。
このバネ部材23は、その中心に貫通孔22よりも大き
な孔24が形成されているとともに、外周部分には、複
数(本例では6つ)の弾性翼片23aが先端面部13a
から斜め前方(車体7側)に向かって突出された状態に
して一体に設けられている。
1を受け入れ、これを前後方向移動不能並びに抜け出し
不能に保持できる構造になっているとともに、先端面部
13aにはボルト12を通すための貫通孔22がねじ孔
21に対応して形成されている。加えて、先端面部13
aの外側面には、バネ部材23が取り付けられている。
このバネ部材23は、その中心に貫通孔22よりも大き
な孔24が形成されているとともに、外周部分には、複
数(本例では6つ)の弾性翼片23aが先端面部13a
から斜め前方(車体7側)に向かって突出された状態に
して一体に設けられている。
【0015】ボルト12は、一端に頭部12aを、中間
に鍔部12bをそれぞれ有しているとともに、他端側に
はねじ孔21に螺合される雄ねじ部12cが設けられて
いる。また、雄ねじ部12cと鍔部12bとの間にはね
じ山を無くした小径のねじ無し部分12dが設けられて
いる。このねじ無し部分12dの領域S(図1参照)
は、ナット11の送り方向の幅W(図1参照)よりも自
由分大きく設定されていて、ナットボックス部13の先
端が車体7に当接される直前ではナット11が雄ねじ部
12cより外れ、ボルト12を回転させてもナット11
が空転し、それ以上ねじ送りできない構造になってい
る。そして、このボルト12は、雄ねじ部12cが形成
されている他端側から車体7側の取付孔(不図示)に、
鍔部12bが車体7に当接されるまで挿入し、さらにナ
ットボックス部13の先端面部13aを貫通させてナッ
ト11に雄ねじ部12cを螺合させることによって取り
付けられる。また、工具等で頭部12aを掴んでボルト
12を回転させると、ボルト12は車体7に対して動か
ず、ナット11がナットボックス13と一体にボルト1
2でねじ送りされる形になり、ハウジング1を前後方向
に押す。
に鍔部12bをそれぞれ有しているとともに、他端側に
はねじ孔21に螺合される雄ねじ部12cが設けられて
いる。また、雄ねじ部12cと鍔部12bとの間にはね
じ山を無くした小径のねじ無し部分12dが設けられて
いる。このねじ無し部分12dの領域S(図1参照)
は、ナット11の送り方向の幅W(図1参照)よりも自
由分大きく設定されていて、ナットボックス部13の先
端が車体7に当接される直前ではナット11が雄ねじ部
12cより外れ、ボルト12を回転させてもナット11
が空転し、それ以上ねじ送りできない構造になってい
る。そして、このボルト12は、雄ねじ部12cが形成
されている他端側から車体7側の取付孔(不図示)に、
鍔部12bが車体7に当接されるまで挿入し、さらにナ
ットボックス部13の先端面部13aを貫通させてナッ
ト11に雄ねじ部12cを螺合させることによって取り
付けられる。また、工具等で頭部12aを掴んでボルト
12を回転させると、ボルト12は車体7に対して動か
ず、ナット11がナットボックス13と一体にボルト1
2でねじ送りされる形になり、ハウジング1を前後方向
に押す。
【0016】したがって、この光軸調整構造では、ボル
ト12を回転させると、その回転方向に応じてランプユ
ニット14の上側が前または後方向に押され、これによ
ってランプユニット4の全体が作動支点部5を支点にし
て上または下方向に回動されて光軸調整が行われる。そ
して、ナット11が雄ねじ部12cよりも小径のねじ無
し部分12dまでねじ送りされるとナット11と雄ねじ
部12cとの螺合が外れる。これにより、さらにボルト
12を回転させてねじ送りしようとしても、ナット11
がねじ無し部分12dによって空転し、それ以上の送り
が不可能になるとともに、ナット11とボルト12との
間に過荷重が加わるのが防止される。また、ナット11
がねじ無し部分12dから外れる直前では弾性翼片23
aが車体7に当接されて弾性変形され、この変形でナッ
ト11をねじ送りされて来た方向に押し戻す力がナット
11に働かされた状態になる。よって、ボルト12を前
とは逆の方向に回転させると、ナット11はねじ送りさ
れて来た方向に押し戻される力を受けているので、雄ね
じ部12cに再び螺合される。
ト12を回転させると、その回転方向に応じてランプユ
ニット14の上側が前または後方向に押され、これによ
ってランプユニット4の全体が作動支点部5を支点にし
て上または下方向に回動されて光軸調整が行われる。そ
して、ナット11が雄ねじ部12cよりも小径のねじ無
し部分12dまでねじ送りされるとナット11と雄ねじ
部12cとの螺合が外れる。これにより、さらにボルト
12を回転させてねじ送りしようとしても、ナット11
がねじ無し部分12dによって空転し、それ以上の送り
が不可能になるとともに、ナット11とボルト12との
間に過荷重が加わるのが防止される。また、ナット11
がねじ無し部分12dから外れる直前では弾性翼片23
aが車体7に当接されて弾性変形され、この変形でナッ
ト11をねじ送りされて来た方向に押し戻す力がナット
11に働かされた状態になる。よって、ボルト12を前
とは逆の方向に回転させると、ナット11はねじ送りさ
れて来た方向に押し戻される力を受けているので、雄ね
じ部12cに再び螺合される。
【0017】なお、上記形態例では、初期エイミング調
整を行う機構に適用した場合について説明したが、レベ
リング調整機構等にも適用できるものである。
整を行う機構に適用した場合について説明したが、レベ
リング調整機構等にも適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
ナットが所定の位置までねじ送りされた後、さらにボル
トを回転させてねじ送りしようとすると、ナットがねじ
無し部分に配置されて空転し、それ以上の送りが不可能
となるので、ナットとボルトとの間に過荷重が加わるの
を防止することができる。また、過荷重が無くなるので
ボルト及びナットの材料選択も容易になる。さらに、一
般的に価格が高い硬質の材料を使用しなくて済むので、
コストを下げて安価に提供することができる。
ナットが所定の位置までねじ送りされた後、さらにボル
トを回転させてねじ送りしようとすると、ナットがねじ
無し部分に配置されて空転し、それ以上の送りが不可能
となるので、ナットとボルトとの間に過荷重が加わるの
を防止することができる。また、過荷重が無くなるので
ボルト及びナットの材料選択も容易になる。さらに、一
般的に価格が高い硬質の材料を使用しなくて済むので、
コストを下げて安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る前照灯装置における光軸調整部の
構造図である。
構造図である。
【図2】本発明装置における光軸調整部の構造図であ
る。
る。
【図3】本発明装置における光軸調整部の要部分解斜視
図である。
図である。
【図4】本発明に係る前照灯装置の側面図である。
【図5】本発明に係る前照灯装置の正面図である。
【図6】従来における前照灯装置の一例を示す側面図で
ある。
ある。
【図5】従来における前照灯装置の正面図である。
【図7】従来装置における光軸調整部の構造図である。
【図8】従来装置における光軸調整部の構造図である。
1 ハウジング 4 ランプユニット 5 傾動支点部 6 光軸調整部 7 車体 11 ナット 12 ボルト 12c 雄ねじ部 12d ねじ無し部分
Claims (2)
- 【請求項1】 ランプユニットのハウジングと車体との
間に配設された傾動支点部と、前記ランプユニット側に
設けたナット及び車体側より延ばして前記ナットに螺合
された調整ボルトとを備え、前記ボルトの回転で前記ナ
ットをねじ送りして螺合位置を変えると、この調整に連
動して前記ランプユニットが前記傾動支点部を支点とし
て回動されて光軸の向きを調整することができる車両用
前照灯の光軸調整装置において、 前記ナットが所定の位置までねじ送りされると、前記ナ
ットを空転させるためのねじ無し部分を前記ボルトに設
けたことを特徴とする車両用前照灯の光軸調整装置。 - 【請求項2】 前記ねじ無し部分にねじ送りされて来た
前記ナットに対して、前記ねじ送りされて来た方向に押
し戻す力を付与しておくためのバネ手段を設けた請求項
1に記載の車両用前照灯の光軸調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32353995A JPH09142198A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 車両用前照灯の光軸調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32353995A JPH09142198A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 車両用前照灯の光軸調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09142198A true JPH09142198A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18155835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32353995A Pending JPH09142198A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 車両用前照灯の光軸調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09142198A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009037743A1 (ja) * | 2007-09-19 | 2009-03-26 | Ipf Corporation | 灯具の照射方向調整装置 |
| JP2015502280A (ja) * | 2012-02-24 | 2015-01-22 | ツィツァラ リヒトシステメ ゲーエムベーハー | 自動車用照明装置 |
| JP2017115426A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社ニフコ | 押出しラッチ装置 |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP32353995A patent/JPH09142198A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009037743A1 (ja) * | 2007-09-19 | 2009-03-26 | Ipf Corporation | 灯具の照射方向調整装置 |
| JP2015502280A (ja) * | 2012-02-24 | 2015-01-22 | ツィツァラ リヒトシステメ ゲーエムベーハー | 自動車用照明装置 |
| JP2017115426A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社ニフコ | 押出しラッチ装置 |
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