JPH09142680A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPH09142680A
JPH09142680A JP8148708A JP14870896A JPH09142680A JP H09142680 A JPH09142680 A JP H09142680A JP 8148708 A JP8148708 A JP 8148708A JP 14870896 A JP14870896 A JP 14870896A JP H09142680 A JPH09142680 A JP H09142680A
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JP
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feeding
humidity
mode
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JP8148708A
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English (en)
Inventor
Motoya Sano
元哉 佐野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿に対する湿度変化の影響に左右されず、
確実に原稿を分離給送する。 【解決手段】 湿度センサ120により、自動原稿送り
装置11が使用される環境に適した分離給送動作を実行
する。例えば、高湿時に原稿を給送するための加圧コロ
42の駆動時間を長くすることにより、原稿束の不送り
を防止する。また分離ベルト23の逆転タイミングを低
湿時に早くすることにより、原稿の重送を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にお
ける自動原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート状の原稿を扱う自動原稿送り装置
では、使用環境の中で特に湿度による原稿への影響が大
きく、湿度が高い場合は原稿が吸湿によって重量が増え
て不送りとなったり、逆に湿度が低いと静電気等の発生
によって原稿束の分離性能が損なわれて重送を起こす欠
点があった。
【0003】これらの欠点は同じシート状の紙を扱う用
紙供給装置においても見られ、特開平6−1467号公
報に開示されているように、湿度及び気圧の変化に応じ
て用紙分離に必要な吸気ファンと排気ファンの風量を調
節する方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式は構成が複雑な上、エアー分離機構にしか有効でない
という不具合がある。なお、特開平1−117142号
公報、特開平2−79335号公報には、温度変化によ
って伸縮する形状記憶合金により、摩擦パッドと給紙コ
ロのオーバーラップ量を変化させ、あるいは送りコロ及
び摩擦パッドの圧接力を可変させて、重送を防止する技
術が開示されているが、いずれにしても、構成が比較的
簡素で安価な摩擦分離方式に対して有効な方式は提案さ
れていないのが現状である。
【0005】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、その目的は、原稿に対する湿度変化の影
響に左右されず、確実に原稿を分離給送することができ
る自動原稿送り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、シート状原稿をコンタク
トガラス上へ摩擦分離給送する自動原稿送り装置におい
て、使用される湿度環境を検出する湿度環境検出手段
と、該湿度環境検出手段によって検出された湿度条件下
で最適な原稿分離給送動作の制御を行う制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記におい
て、セットされた原稿束を給送経路内へ給送するための
加圧ローラ駆動手段を有し、該加圧ローラ駆動手段の動
作タイミングを可変としたことを特徴とする。
【0008】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明において、湿度環境検出手段を、機械内部の発熱
源から離した位置に配置したことを特徴とする。
【0009】また請求項4記載の発明は、請求項1記載
の発明において、原稿給送方向と逆方向に回転駆動され
る分離手段を有し、該分離手段の駆動タイミングを可変
としたことを特徴とする。
【0010】また請求項5記載の発明は、請求項1記載
の発明において、制御手段により原稿給送時のジャム検
出条件を湿度検出条件によって可変とすることを特徴と
する。
【0011】また請求項6記載の発明は、請求項5記載
の発明において、ジャム検出条件を、原稿搬送路内の個
所に応じて設定可能としたことを特徴とする。
【0012】本発明では、湿度環境検出手段により、自
動原稿送り装置(以下、ADF)が使用される環境に適
した分離給送動作を実行する。具体的には、高湿時に原
稿を給送するための加圧ローラの駆動時間を長くするこ
とにより、原稿束の不送りを防止する。また分離ベルト
の逆転タイミングを低湿時に早くすることにより、原稿
の重送を防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
説明する。図1〜図7は本発明に係るADFの第1実施
例を示す図である。まず、その構成について説明する。
【0014】図1〜図7において、10は複写機本体、
11は、複写機本体10のコンタクトガラス(原稿載置
台)12上を覆うように付設された多数枚送りモード
(以下、ADFモードともいう)及び1枚送りモード
(以下、SADFモードともいう)を実行可能なADF
であり、ADFモードあるいはSADFモードのどちら
を選択するか図示しないモード選択手段が設けられてい
る。このADF11は、1枚あるいは多数枚の原稿をセ
ット(載置)する原稿テーブル13と、原稿テーブル1
3上にセットされた原稿をコンタクトガラス12上に送
り出す給送部14と、給送部14から送り出された原稿
をコンタクトガラス12上に搬入・搬出する搬送部15
と、搬送部15によって搬出された原稿を排紙したりそ
の原稿を反転させ再度搬送部15へ給送する反転部16
とを具備している。
【0015】給送部14は、図1及び図5に示すよう
に、コンタクトガラス12の上方に設けられた原稿テー
ブル13と、原稿テーブル13上の複写原稿をセットす
る原稿セット部18と、セットされた原稿を図1中、左
方向に送り出す複数の呼出しコロ19,20と、呼出し
コロ19,20によって送り出された原稿を給送する給
送ローラ(給送部材)22と、給送ローラ22に所定面
積で面接触している分離ベルト23と、分離ベルト23
が巻き掛けられ分離ベルト23を駆動させる一対の分離
プーリ24,25と、給送ローラ22により給送された
原稿を搬送部15に給送する一対のプルアウトローラ2
6,27と、呼出しコロ19、給送ローラ22及びプル
アウトローラ26に巻き掛けられ給送ローラ22の回転
力を呼出しコロ19及びプルアウトローラ26に伝達し
呼出しコロ19及びプルアウトローラ26を回転させる
無端ベルト21と、無端ベルト21により呼出しコロ1
9に伝達された駆動力(給送ローラの回転力)を呼出し
コロ20に伝達し呼出しコロ20を回転させる無端ベル
ト28と、が設けられている。
【0016】この分離ベルト23には図示しない第1噛
合部が設けられ、分離プーリ24あるいは分離プーリ2
5の少なくともどちらか一方には図示しない第2噛合部
が設けられており、第1,2噛合部は互いに噛合し分離
プーリ24あるいは分離プーリ25と分離ベルト23と
が確実に係合して給送ローラ22と分離ベルト23の接
触面がずれないようになっている。
【0017】給送ローラ22及び分離プーリ24は、図
2に示すように、シャフト30(給送ローラ22の駆動
軸)及びシャフト31(分離プーリ24の駆動軸)に支
持されており、シャフト30,31により回転されるよ
うになっている。このシャフト30には、給送ローラ2
2の駆動軸方向に直交する断面形状を略同一に形成され
た係合プーリ(第1係合部材)22a及びモータ32の
回転をモータギヤ32a、伝達ギヤ33を介して伝達さ
れる駆動ギヤ34が固定され、クラッチ35がオン/オ
フすることによってこのシャフト30に固定/開放され
る伝達プーリ36が配設されている。
【0018】またシャフト31には、分離プーリ24の
駆動軸方向に直交する断面形状を略同一に形成された係
合プーリ(第2係合部材)24a及び無端ベルト38を
伝達プーリ36と共に巻き掛けられこの無端ベルト38
を介してモータ32の回転が伝達される伝達プーリ37
が固定されており、係合プーリ24aには図示しないプ
ーリと共に分離ベルト23と前記駆動軸方向に直交する
断面形状を略同一に形成された駆動ベルト(第2係合部
材)23aが巻き掛けられている。
【0019】係合プーリ22a,24a、前記プーリ及
び駆動ベルト23aは、駆動ベルト23a及び係合プー
リ22aの間に原稿が挿入されないよう送給される原稿
の給送経路の側方に設けられ、給送ローラ22、分離プ
ーリ24,25及び分離ベルト23と略同一に構成され
ており、駆動ベルト23aが係合プーリ22aに所定面
積で面接触すると共に、クラッチ35がオフされたとき
駆動ベルト23aと係合プーリ22aとの接触抵抗によ
り係合プーリ24aが確実に駆動され係合プーリ22a
と駆動ベルト23aの接触面がずれないようになってい
る。なお、係合プーリ22aには前記第2噛合部に相当
するものが設けられている。
【0020】この給送部14では、原稿テーブル13上
に多数枚の原稿束17をセットし前記モード選択手段に
よりADFモードを選択したとき、クラッチ35をオン
して伝達プーリ36をシャフト30に固定し、モータ3
2の回転がモータギヤ32a、駆動ギヤ33,34及び
シャフト30を介して伝達され給送ローラ22が給送方
向(反時計回り)に回転すると共に、シャフト30の回
転が伝達プーリ36、無端ベルト38、伝達プーリ37
及びシャフト31を介して伝達されて分離プーリ24が
反時計回りに回転して分離ベルト23が図1中に破線矢
印で示す方向に駆動し分離ベルト23が給送ローラ22
に摩擦係合する。この分離ベルト23が給送ローラ22
に摩擦係合することにより給送ローラ22が原稿束17
の最下の原稿を搬送部15へ給送するようになってい
る。
【0021】一方、原稿テーブル13上に1枚の損傷し
やすい原稿29、例えば貼り合わせ原稿29(他の原稿
29aを切り抜きテープ29b等で貼り合わせたもの)
をセットし前記モード選択手段によりSADFモードを
選択したとき、クラッチ35をオフして伝達プーリ36
をシャフト30から開放し給送ローラ22が給送方向
(反時計回り)に回転すると、係合プーリ24a及び前
記プーリに巻き掛けられている駆動ベルト23aと係合
プーリ22aとの面接触による接触抵抗により係合プー
リ24a及び分離プーリ24が原稿の給送方向に対して
同一方向に回転し分離ベルト23が図1中に実線矢印で
示す方向に駆動して分離ベルト23が給送ローラ22に
連動係合するようになっている。
【0022】この分離ベルト23が給送ローラ22に連
動係合することにより分離ベルト23及び給送ローラ2
2がセットされた原稿29を挟持して原稿の上下面を反
転して搬送部15へ給送するようになっており、分離ベ
ルト23はプルアウトローラ26,27よりも下流側に
設けられたレジストセンサ52が給送された原稿の後端
を検知するまで駆動するようになっている。
【0023】即ち、分離ベルト23及び分離プーリ2
4,25は分離部材を構成し、給送ローラ22及び分離
ベルト23は接触面で原稿の上下面を反転するターン通
路を構成し、クラッチ35、伝達プーリ36,37、無
端ベルト38、係合プーリ22a,23a、前記プーリ
及び駆動ベルト23aは分離部材駆動手段40を構成し
ている。なお、シャフト30,31及び伝達ギヤ33は
回転自在にADF11の側板39に固定されている。
【0024】また、原稿テーブル13上の原稿をセット
する原稿セット部18には、図1及び図3〜図5に示す
ように、原稿テーブル13上にセットされる原稿の位置
を制限する原稿ストッパ41と、セットされた原稿を確
実に送り出すよう呼出しコロ20に上方から押さえる加
圧コロ42と、原稿を押さえるよう加圧コロ42を上方
に移動させたり原稿を給送可能にするため原稿ストッパ
41を上方に移動させるレバー43と、レバー43を回
動させると共に支持する軸44と、軸44近傍にレバー
43と一体に形成され軸44の軸芯を中心に法線状のス
リット45aが設けられたパルス円板45と、パルス円
板45のスリット45aを検知してレバー43の回動角
を検出するホトインタラプタ46と、レバー43の上方
への移動を制限するレバーストッパ47と、レバー43
を回動させ加圧コロ42を円運動させる衝撃緩衝部材
(例えば、スプリング)48aが連結されたソレノイド
等からなる加圧コロ駆動源48と、が設けられている。
なお、原稿を押さえる加圧コロ42は原稿に負荷を与え
ないよう軽い材質を用い径が大きく形成されている。
【0025】この原稿セット部18は、待機状態ではレ
バー43により加圧コロ42が上方に持ち上げられ原稿
ストッパ41は下方に下げられており、原稿テーブル1
3上に1枚の原稿がセットされ複写機本体10の図示し
ないスタートキーが押下されたとき、図3に示すよう
に、レバー43がレバーストッパ47に接触している位
置から加圧コロ駆動源48により回動され加圧コロ42
が図3中に一点鎖線で示す原稿29に当接する位置まで
移動される。このとき、ホトインタラプタ46はパルス
円板45のスリット45aを検知してレバー43の回動
角(図3中、Aで示す)の検知情報を後述する制御手段
に送信する。
【0026】一方、多数枚の原稿束がセットされたと
き、図4に示すように、レバー43が回動され加圧コロ
42が図4中に一点鎖線で示す位置から原稿束17に当
接する位置まで移動される。このときホトインタラプタ
46はレバー43の回動角(図4中、Bで示す)の検知
情報を後述するメイン制御部80に送信するようになっ
ている。
【0027】また、給送部14には、原稿がセットされ
たことを検知する原稿セットセンサ51と、レジストセ
ンサ52の原稿の給送方向に対して側方に設けられその
原稿の幅を検知する原稿幅検知センサ53と、原稿セッ
ト部18の前記給送方向に対して後方に設けられ給送さ
れる原稿によって回転されるローラ54a及びセットさ
れた原稿に接触しないよう前記給送方向に対してローラ
54aの側方に設けられローラ54aの回転を検知する
エンコーダ54bからなる原稿長さ検知手段54と、反
時計回りに回動してセットされた原稿をローラ54aに
押し当て確実にローラ54aを回転させる原稿押さえ5
5とが設けられている。また56〜58は給送される原
稿を給送方向に導くガイドである。なお、破損しやすい
原稿29を給送する際には原稿押さえ55を動作させな
いこともできる。
【0028】次に、搬送部15は、図5に示すように、
一対のローラ61,62に巻き掛けられた無端搬送ベル
ト63と、無端搬送ベルト63の下走部をコンタクトガ
ラス12に押し付ける複数の押圧コロ64と、を有して
おり、この搬送部15は、図示しない搬送ベルト駆動モ
ータの作動により給送部14からの原稿をコンタクトガ
ラス12上の複写機本体10が備える露光手段65が原
稿画像を露光する所定の露光位置に搬入すると共に、露
光された後の原稿をコンタクトガラス12上から反転部
16に搬出するようになっている。
【0029】反転部16は、図5に示すように、コンタ
クトガラス12の図中右側から上方に湾曲して延在する
反転ガイド66と、そのガイド66に沿って設けられた
反転ローラ67と、反転ローラ67に押圧する押圧コロ
68と、搬出された原稿を排紙するかその原稿の上下面
を反転させ前記露光位置へ給送し再度搬送部15へ搬入
するよう切り換える切換え爪69と、排紙された原稿を
積載するスタッカ70に排紙する一対の排紙ローラ71
と、搬送部15から搬送される原稿の先端を検知する反
転センサ72と、を有しており、両面原稿の場合、反転
センサ72が原稿の先端を検知したとき、切換え爪69
が図中一点鎖線の位置に移動し、反転コロ67により原
稿の上下面が反転されて搬送部15に再給送され、片面
原稿の場合、反転センサ72が原稿の先端を検知したと
き、切換え爪69が図中、実線の位置に移動し反転コロ
67によりその原稿は排紙ローラ71に送られスタッカ
70に排紙されるようになっている。
【0030】これら給送部14、搬送部15及び、反転
部16は、図6に示すように、複写機本体10とインタ
フェース81を介して接続されているメイン制御部80
(制御手段)により制御されるようになっており、メイ
ン制御部80は複写機本体10からの指令信号に従い原
稿を給送するようになっている。
【0031】このメイン制御部80は、CPU、メモリ
及び、I/O回路等からなり、その内部メモリに予め組
み込まれた制御プログラム(メインプログラムのサブル
ーチン)に従い、複写機本体10からの指令信号と、原
稿セットセンサ51、レジストセンサ52、原稿幅検知
センサ53、反転センサ72、及び湿度センサ120等
の各種センサ82のセンサ情報と、ホトインタラプタ4
6によるレバー43の回動角の検知情報とに基づいて、
モータ32及び、前記搬送ベルト駆動モータ等の各部モ
ータ83や、加圧コロ駆動源48等の各種負荷84を制
御するようになっている。
【0032】湿度センサ120は例えば図23、図24
に示すような出力特性を有し、図21、図22に示すよ
うな仕様となっている。また図5、図10に示すように
湿度センサ120は湿度の測定をより正確に行うため
に、ADF機内の熱源であるモータ類、制御基板からな
るべく遠く、なおかつ画像形成装置におけるスキャナホ
ームポジションからなるべく離れた位置に設置されてい
る。またメイン制御部80は、発光部85及び受光部8
6よりなる作業者検知手段87に接続されており、作業
者が所定の位置にいる場合、発光部85から発射された
光が作業者で反射してその光を受光部86が受け、作業
者が所定の位置にいることを検知するようになってい
る。
【0033】メイン制御部80は、前記モード選択手段
によりSADFモードが選択されているにも拘らず原稿
テーブル13上に多数枚の原稿束17がセットされ前記
スタートキーが押下されたとき、ホトインタラプタ46
はレバー43の回動角の検知情報をメイン制御部80内
部のコントローラ88に送信しコントローラ88はその
検知情報に基づいて原稿束17が原稿テーブル13上に
セットされたと判断し給送部14の各部モータ83及び
各種負荷84を駆動するドライバ89を制御して給送動
作を停止すると共に図示しない警告表示盤に1枚送りモ
ード禁止を表示しSADFモードからADFモードに切
り換えるようになっいる。
【0034】このコントローラ88は、ホトインタラプ
タ46からの信号をカウントして原稿テーブル13上に
セットされた原稿が多数枚であるか1枚であるか検知す
るようになっており、原稿の厚さが厚くなるほどカウン
トを減算してそのカウントが19以下となったときにセ
ットされた原稿が多数枚であると検知するようになって
いる。即ち、加圧コロ42、パルス円板45、ホトイン
タラプタ46及びコントローラ88は原稿厚さ検知手段
90を構成している。
【0035】また、メイン制御部80は、前記モード選
択手段によりSADFモードが選択されたとき、選択さ
れてから前記スタートキーが押下されるまでの経過時間
を測定する開始タイマと、作業者が所定位置から離れて
いたときの不在時間を測定する不在タイマとを有してお
り、これらタイマの測定時間が所定時間に達した場合、
SADFモードからADFモードに切り換えるようにな
っている。この不在タイマ(以下、単にTM1ともい
う)及び開始タイマ(以下、単にTM2ともいう)は前
記CPUのタイマ機能を利用しており、不在タイマは作
業者検知手段87からの検知情報により不在時間の測定
開始/終了をするようになっている。
【0036】なお、前記TM1,2は前記制御プログラ
ム上に設定されたタイマフラグ1,2(以下、TMFL
G1,2ともいう)を1/0にすることによりオン/オ
フされ、TM1,2を0にすることによりリセットされ
るようになっている。
【0037】このメイン制御部80の制御は、前記制御
プログラムに従って制御するようになっており、図7の
フローチャートのように示される。この制御プログラム
では、まず、前記モード選択手段によりADFモードが
選択されているか確認し(ステップP1)、ADFモー
ドが選択されていないときにはステップP2へ進み、選
択されているときには前記スタートキーが押下され給紙
信号が複写機本体10から送信されているか確認する
(ステップP3)。
【0038】前記給紙信号が送信されていないときはメ
インプログラムに戻り、送信されているときはクラッチ
35をオンして(ステップP4)モータ32を駆動させ
て(ステップP5)原稿を給送するようになっている。
【0039】ステップP2では、SADFモードが前記
モード選択手段により選択されているか確認し、SAD
Fモードが選択されていないときにはメインプログラム
に戻り、SADFモードが選択されているときは原稿厚
さ検知手段90による検知情報の厚さカウントが19を
超えているか確認する(ステップP6)。そのカウント
が19以下のときにはSADFモードを解除して給送動
作を停止する(ステップP7)と共に前記警告表示盤に
1枚送りモード禁止を表示して(ステップP8)SAD
FモードからADFモードに切り換える。
【0040】カウントが19を超えているときには作業
者検知手段87が作業者を検知しているか否か確認し
(ステップP9)、作業者が所定位置にいないと検知さ
れた場合にはステップP14へ進み、所定位置にいると
検知された場合にはTMFLG1を0にして(ステップ
P10)、TMFLG2を0にする(ステップP1
1)。そして、前記スタートキーが押下され給紙信号が
複写機本体10から送信されているか確認する(ステッ
プP12)。給紙信号が複写機本体10から送信されて
いないときにはステップP17に進み、送信されている
ときにはクラッチ35をオフしてモータ32を駆動させ
て(ステップP13)原稿を給送するようになってい
る。
【0041】ステップP14では、TMFLG1が0に
なっているか確認して0となっている場合はTMFLG
1を1にすると共にTM1を0(リセット)にして不在
タイマを作動させ作業者の不在時間の測定を開始する
(ステップP15)。TMFLG1が0になっていない
場合はTM1は測定を継続する。TM1が5secを超
えたときにはSADFモードを解除して給送動作を停止
する(ステップP7)と共に前記警告表示盤に1枚送り
モード禁止を表示して(ステップP8)SADFモード
からADFモードに切り換え、TM1が5sec以下の
ときにはメインプログラムに戻る(ステップP16)。
【0042】ステップP17では、TMFLG2が0に
なっているか確認して0となっている場合はTMFLG
2を1にすると共にTM2を0(リセット)にして開始
タイマを作動させスタートキーが押下されてから給送動
作が開始されるまでの時間の測定を開始する(ステップ
P18)。TMFLG2が0になっていない場合はTM
2は測定を継続する。TM2が5secを超えたときに
はSADFモードを解除して給送動作を停止する(ステ
ップP7)と共に前記警告表示盤に1枚送りモード禁止
を表示して(ステップP8)SADFモードからADF
モードに切り換え、TM2が5sec以下のときにはメ
インプログラムに戻る(ステップP19)ようになって
いる。なお、前記TM1,2の設定時間を共に5秒とし
なくともよく作業の内容によって決定し、異なる秒数に
してもよい。
【0043】次に、作用を説明する。まず、多数枚の原
稿束17が原稿ストッパ41に突き当たるまで挿入され
原稿テーブル13上にセットされて、前記モード選択手
段によりADFモードが選択され前記スタートキーが押
下されると、クラッチ35がオンされモータ32が回転
してシャフト30が回転され給送ローラ22が原稿の給
送方向に回転すると共にシャフト31及び分離プーリ2
4が原稿の給送方向に対して逆方向に回転され分離ベル
ト23が給送方向に対して逆方向に駆動され給送ローラ
22に摩擦係合される。
【0044】次いで、レバー43が回動して原稿ストッ
パ41を上方に持ち上げると共に加圧コロ42を原稿束
17に当接させる。その原稿束17は呼出しコロ20に
押圧され呼出しコロ19,20により給送コロ22方向
へ給送される。次いで、分離ベルト23が給送ローラ2
2に摩擦係合することにより原稿束17の給送ローラ2
2に接している最下の原稿からプルアウトローラ26,
27へ給送される。
【0045】このとき、加圧コロ駆動源48は原稿束1
7の先端が分離ベルト23と給送ローラ22の摩擦係合
部に達するタイミングをモータ32の回転量から検出さ
れるパルス数によって換算してオフされる。この駆動源
48のオフタイミングを決めるパルス数の判定値は湿度
センサ120によって検出された値によって低湿時より
も高湿時の方が大きく設定されている(後述する図15
のステップP4)。従って、高湿時に原稿が吸湿によっ
て重量を増している場合でも、加圧コロ42の加圧時間
が長くなるため十分な送り力が得られ不送りを防止でき
る。
【0046】次いで、その原稿はプルアウトローラ2
6,27により搬送部15へ給送され搬送ベルト63に
よりコンタクトガラス12上の前記露光位置に搬送され
露光手段65による露光が終了した後、反転部16に搬
送される。次いで、その原稿が両面原稿の場合には原稿
の上下面が反転され搬送部15に再給送され、片面原稿
の場合にはスタッカ70にそのまま排紙される。
【0047】一方、1枚の原稿29が原稿ストッパ41
に突き当たるまで挿入され原稿テーブル13上にセット
されて、前記モード選択手段によりSADFモードが選
択され前記スタートキーが押下されると、クラッチ35
がオフされモータ32が回転してシャフト30が回転さ
れ給送ローラ22が原稿の給送方向に回転すると共にシ
ャフト31及び分離プーリ24が前記給送方向に回転さ
れ分離ベルト23が給送方向に駆動され給送ローラ22
に連動係合される。
【0048】次いで、レバー43が回動して原稿ストッ
パ41を上方に持ち上げると共に加圧コロ42を原稿2
9に当接させ原稿29が呼出しコロ20に確実に接触さ
れる。その原稿29は呼出しコロ19,20により給送
コロ22方向へ給送される。次いで、その原稿29は分
離ベルト23及び給送ローラ22が連動係合することに
より挟持されプルアウトローラ26,27へ給送され
る。以降、上述したADFモードと同様の動作がなされ
る。また、SADFモードが選択されているにも拘らず
原稿テーブル13上に多数枚の原稿束17がセットされ
たとき、原稿厚さ検知手段90によりセットされた原稿
が多数枚であると検知されメイン制御部80により給送
部14の給送動作が停止されると共に前記警告表示盤に
1枚送りモード禁止が表示されSADFモードからAD
Fモードに切り換えられる。
【0049】また、前記開始タイマが測定するSADF
モードが選択されてから前記スタートキーが押下される
までの経過時間や、前記不在タイマが測定する作業者が
所定位置から離れている時間が5秒を超えたとき、前記
警告表示盤に1枚送りモード禁止が表示されSADFモ
ードからADFモードに切り換えられる。
【0050】本実施例では、多数枚の原稿束17が原稿
テーブル13上にセットされ前記モード選択手段により
ADFモードが選択されたとき、分離部材駆動手段40
により分離ベルト23が給送ローラ22に摩擦係合され
原稿テーブル13上の原稿束17は1枚ずつ分離され給
送ローラ22により搬送部15へ給送される。
【0051】一方、1枚の原稿29が原稿テーブル13
上にセットされ前記モード選択手段によりSADFモー
ドが選択されたとき、分離ベルト23が給送ローラ22
に連動係合され原稿は分離ベルト23及び給送ローラ2
2により挟持され搬送部15へ給送される。
【0052】従って、損傷しやすい貼り合わせ原稿29
等を給送するときにはSADFモードを選択することに
より、その原稿29に負荷を与えることなく給送するこ
とができ、その原稿29の位置ずれを防止することがで
きる。また、第1係合プーリ22aは給送ローラ22
と、第2係合プーリ24a及び駆動ベルト23は分離プ
ーリ24及び分離ベルト23と、断面形状を略同一に形
成されて、第1,2係合部材22a,24aは原稿の前
記給送経路外に設けられ、分離ベルト23は第1,2係
合部材22a,24aの部材間の接触抵抗により原稿の
給送方向に駆動される。従って、給送ローラ22及び分
離ベルト23の駆動速度が同一にされ、給送ローラ22
及び分離ベルト23の接触面がずれることが防止され
る。
【0053】また、給送ローラ22に分離ベルト23が
所定面積以上の面積で面接触してターン通路を形成し、
その分離ベルト23の前記第1噛合部に分離プーリ24
あるいは分離プーリ25の前記第2噛合部が噛合して原
稿の後端が離れるまで分離ベルト23が駆動される。従
って、原稿29は給送ローラ22及び分離ベルト23の
接触面がずれることが防止されて原稿29に負荷が与え
られることなくターン経路で反転されて搬送部15に給
送される。
【0054】さらに、原稿厚さ検知手段90により原稿
テーブル13上にセットされた原稿が多数枚の原稿と検
知されたときや、前記開始タイマにより原稿の給送動作
が開始されるまでの経過時間が測定されその測定時間が
所定時間に達したときや、作業者検出手段87により作
業者の不在が検出されて前記不在タイマにより不在時間
が測定されその測定時間が所定時間に達したとき、メイ
ン制御部80により給送部14の給送動作が停止されS
ADFモードからADFモードに切り換えられるともに
警告表示盤に1枚送りモード禁止が表示される。従っ
て、SADFモードが選択されているにも拘らず多数枚
の原稿束17を原稿テーブル13上にセットして不用意
に給送動作を開始させてしまったときに発生する原稿2
9の損傷および重送が未然に防止される。
【0055】図8、図9は本発明に係るADFの第2実
施例を示す図であり、本実施例では、上述実施例と同様
の構成には、同一符号を付してその説明を省略する。図
8、図9において、91〜95は伝達ギヤであり、伝達
ギヤ91,92は共にシャフト30の軸芯に対して同軸
芯に固定され、伝達ギヤ94,95は共に回転自在にシ
ャフト31に挿入されており、伝達ギヤ93は図示しな
い回転軸に回転自在に固定されている。伝達ギヤ91,
93は共に小径部91a,93a及び大径部91b,9
3bを有し、伝達ギヤ91の小径部91aは伝達ギヤ9
3に係合し、伝達ギヤ93の小径部93aは伝達ギヤ9
4に係合しており、伝達ギヤ91,93の大径部91
b,93bは互いに係合している。96はクラッチ板で
あり、クラッチ板96は伝達ギヤ94,95の間に位置
してシャフト31の軸方向に移動可能に固定されてお
り、クラッチ板96及びシャフト31は互いに連動して
同一方向に回転するようになっている。
【0056】このクラッチ板96には係合部96a,9
6bが設けられており、伝達ギヤ94,95に設けられ
ている係合部94a,95aに係合するようになってい
る。クラッチ板96が伝達ギヤ94あるいは伝達ギヤ9
5方向に図示しない切換え手段により移動(図8に矢印
で示す)されたとき、クラッチ板96の係合部96aに
は伝達ギヤ94の係合部94aが、クラッチ板96の係
合部96bには伝達ギヤ94の係合部95aが係合する
ようになっている。
【0057】前記モード選択手段によりADFモードが
選択されたとき、クラッチ板96は前記切換え手段によ
り伝達ギヤ94方向に移動されクラッチ板96の係合部
96aが伝達ギヤ94の係合部94aに係合してクラッ
チ板96及びシャフト31は伝達ギヤ94により前記給
送方向に対して逆方向(図9中、破線矢印で示す)に回
転されて分離ベルト23を給送ローラ22に摩擦係合す
るよう図1中に破線矢印で示す方向に駆動するようにな
っている。
【0058】一方、前記モード選択手段によりSADF
モードが選択されたとき、クラッチ板96は前記切換え
手段により伝達ギヤ95方向に移動されクラッチ板96
の係合部96bが伝達ギヤ95の係合部95aに係合し
てクラッチ板96及びシャフト31は伝達ギヤ94によ
り前記給送方向(図9中、実線矢印で示す)に回転され
て分離ベルト23が給送ローラ22に連動係合するよう
図1中に実線矢印で示す方向に駆動される。なお、伝達
ギヤ92,95は給送ローラ22及び分離ベルト23の
駆動速度が同一になるように互いの径が設定されてい
る。即ち、伝達ギヤ91〜95及びクラッチ板96は分
離部材駆動手段97を構成している。
【0059】本実施例では、上述実施例の作用効果に加
え、モータ32の回転を伝達ギヤ91〜95及びクラッ
チ96で伝達することにより分離部材駆動手段97を小
型化することができ、SADFモードが選択されたとき
分離ベルト23を給送ローラ22の駆動速度と同一に駆
動させることができる。
【0060】図10〜図13は本発明に係るADFの第
3の実施例を示す図であり、本実施例では、上述実施例
と同様の構成には同一の符号を付して、その説明を省略
する。
【0061】図10及び図11において、100は反転
部16から送られてきた原稿を原稿テーブル13上の原
稿の上に戻す排出部であり、排出部100は、原稿テー
ブル13上で原稿の給送方向に移動可能な排出ユニット
101と、排出ユニット101の移動に伴って移動する
エンドフェンス102と、反転部16から反転された原
稿を排出ユニット101まで搬送する中間ベルト103
とを有しており、排出ユニット101は中間ベルト10
3側から原稿テーブル13の原稿セット部18への排出
経路を形成するガイド104と、ガイド104に沿って
設けられた複数組の排出ローラ105,106と、を有
している。
【0062】この排出部100は、原稿が原稿ストッパ
141に当接する位置にセットされると、図示しない移
動手段によって原稿の後端位置まで移動されて位置決め
される。また、エンドフェンス27は排出部100の位
置決めと同時に原稿を分離ローラ43側に押し出すよう
になっている。
【0063】排出ユニット101にはADFモードまた
はSADFモードを選択するためのSADF切換えレバ
ー107が取付けられており、ADF11の図10中右
側にはSADF切換えレバー107を検知するSADF
検知センサ108が設けられている。SADF検知セン
サ108は排出ユニット101を最大原稿サイズの後端
位置(図12中、Aの位置)よりも後側(図12中、B
の位置)へ移動させると、SADF切換えレバー107
を検知し、この検知情報に基づいてメイン制御部80が
ADFモードからSADFモードに切り換えるようにな
っている。
【0064】また、SADFモードは、排出ユニット1
01を最大原稿サイズ以内の位置に移動させることによ
り解除されるようになっている。なお、SADFモード
のとき、排出原稿に妨げられずに次の原稿を給送できる
ように露光の終了した原稿を積載する原稿テーブル13
とは別の簡易な排出トレイを排出部100の出口付近に
設けることが好ましい。
【0065】原稿ストッパ141は原稿テーブル13上
にセットされた原稿と排出ユニット101から排出され
た原稿とを仕切る仕切り部材であり、原稿ストッパ14
1の先端部(給送方向下流側)が自重により軽く当接
し、排出部100から排出される原稿を前記先端部で衝
止して排出原稿のスキューを矯正すると共に、最初に原
稿テーブル13上にセットされたままの原稿束17と排
出ユニット101により先の原稿束17の上に排出され
た排出原稿束とを仕切るように原稿テーブル13面から
略1mmの隙間を形成している。その先端部は原稿の汚
れを防止するためにテフロンコーティング等の低摩擦処
理が施されている。
【0066】また、原稿ストッパ141の基端部はAD
F11の図示しない側板部に上下揺動可能に支持されて
おり、その側板部に固定された図示しないソレノイドの
作動によって図10中実線位置と破線位置の間を移動す
る。そして、このソレノイドによって原稿ストッパ14
1が上方へ駆動されたとき、原稿テーブル13上の原稿
束17の上に排出された原稿を再給送することができる
ようになっている。
【0067】この原稿ストッパ141は、排出ユニット
101が図10中Bの位置に移動されSADFモードが
選択され複写機本体10の前記スタートキーが押下され
るとメイン制御部80からの制御信号に従って原稿テー
ブル13上にセットされた原稿に接しないよう上がった
状態となり、排出ユニット101が最大原稿サイズ以内
の位置に移動されSADFモードが解除されると前記ソ
レノイドがオフされて原稿ストッパ141が降りた状態
となり、ADFモードの待機状態となる。
【0068】また、図12において、111〜114は
伝達ギヤであり、伝達ギヤ111〜114はモータ32
の回転をモータギヤ32a、伝達ギヤ111,112,
113を介してシャフト30に伝達し、伝達ギヤ11
3,114を介してシャフト31に伝達するようになっ
ている。
【0069】116はクラッチ部であり、クラッチ部1
16はメイン制御部80の制御信号により伝達ギヤ11
4に伝達された回転力の回転方向を切り換えてシャフト
31を正逆回転させるようになっている。即ち、伝達ギ
ヤ111〜114及びクラッチ部116は分離部材駆動
手段121を構成している。
【0070】なお、117は原稿ストッパ141より前
方で原稿の後端を検知してセットされた原稿と排出され
た原稿との仕切り状態を検知する原稿仕切り検知センサ
であり、119,120は切欠部を有し原稿テーブル1
3上にセットされた原稿を給送ローラ22方向に送り出
す呼出しコロである。また、122は原稿ストッパ14
1と共に上下駆動して給送する原稿を押さえる可撓性マ
イラであり、123は搬送ベルト駆動モータである。
【0071】また、図13に示すように、分離プーリ2
4を駆動させる別駆動源としてモータ130及び伝達ギ
ヤ131を設けてもよく、このように別駆動源を設ける
ことにより分離ベルト23と給送ローラ22の駆動速度
を同一にする調整を容易にすることができる。
【0072】さらに本発明においては、湿度センサ12
0によって検出された値によりモータ130の駆動タイ
ミングを高湿時よりも低湿時の方が早くなるように設定
することで低湿時の静電気による分離不良(重送)を防
止できる(後述する図14のステップP3)。また少し
制御が複雑となるが、モータ130の速度を変えること
によって同様の効果を得ることも可能である。
【0073】このように本実施例では、上述実施例の効
果に加え、排出ユニット101の位置を原稿サイズに合
わせられるとADFモードが選択され、排出ユニット1
01の位置を最大原稿サイズよりも給送部14から離隔
した位置(図1のBの位置)に移動されるとSADFモ
ードが選択されるので、SADFモードが自動的に選択
され、ADF11のADFモードまたはSADFモード
の選択が簡易化される。
【0074】図14、図15は原稿をコンタクトガラス
12上に給送する際の動作の一例を示すフローチャート
である。
【0075】原稿がセットされていた場合、本体からの
給紙信号を受けてソレノイド48のオンにより加圧コロ
42を原稿上面へ当接させる(ステップP1)。加圧コ
ロ42を原稿上面に完全に当接させるために、スタート
タイマにてディレイタイムを設け所定時間後クラッチ3
5及びモータ32をオンさせ、原稿を分離部へ送り込む
(ステップP2)。
【0076】ここで湿度センサ120の出力に応じて湿
度環境に応じた所定パルスをカウントした後、モータ1
30を逆転駆動させることにより原稿1枚を分離する
(ステップP3)。さらに、ソレノイド48のオフタイ
ミングを湿度センサ120の出力に応じて調整し、図示
しない搬送モータを駆動させ分離した原稿をコンタクト
ガラス12上へ給送する。この際、レジストセンサ52
により所定パルス以内に原稿が通過していないと判断さ
れたときは、原稿ジャムと判断して本体へその旨を伝達
する(ステップP4)。
【0077】原稿が停止位置まで送られたら各モータを
オフし、給紙ジョブを終了する(ステップP5)。
【0078】図16はコンタクトガラス12上の原稿を
排出する際の動作の一例を示すフローチャートである。
本体からの原稿排紙信号を受けて給紙ジョブを終了し、
画像読み取りの終わったコンタクトガラス12上の原稿
を図示しない搬送モータ及び排紙モータの駆動によって
排出する(ステップP1)。この際、搬送ベルトモータ
の回転量をM2パルスにて検出し、所定パルス分給送し
ても反転センサ72により原稿が検出されない場合は原
稿ジャムと判定する。
【0079】このとき、ジャム検出の基準となる判定パ
ルス値は、湿度センサ120の出力に応じて給紙ジョブ
の際とは逆に低湿時に長めに設定されている。これは低
湿時ほど静電気等の影響により原稿がコンタクトガラス
12に張り付きやすく、給送時のスリップが大きくなる
ためである(ステップP2)。
【0080】原稿が反転センサ72を通過すると搬送ベ
ルトモータをオフし、原稿のスタック性を考慮して排紙
モータの回転数を低下させ、所定パルス分送った後に排
紙モータをオフして排紙ジョブを終了させる(ステップ
P3)。
【0081】図17は湿度センサ120の判定制御のフ
ローチャートである。センサ出力が0.7Vを超えてい
るか否か判断し、超えているときは(ステップP1で
Y)、湿度センサ120の出力レベルをH(ハイレベ
ル)とする。超えていないときは(ステップP1で
N)、次にセンサ出力が0.3Vを超えているか否か判
断する。超えていれば(ステップP3でY)、湿度セン
サ120の出力レベルをM(ミドルレベル)とする。超
えていないときは(ステップP3でN)、湿度センサ1
20の出力をL(ローレベル)とする。
【0082】ここで、湿度条件を区分するための出力電
圧値はADF11の機構や給送能力に応じてその設定を
行うものとする。
【0083】図18は原稿をコンタクトガラス12上に
給紙する際の動作の他の例を示すフローチャートであ
る。原稿がセットされていた場合、本体からの給紙信号
を受けてソレノイド48のオンにより加圧コロ42を原
稿上面へ当接させる。加圧コロ42を原稿上面に完全に
当接させるために、スタートタイマにてディレイタイム
を設け所定時間後クラッチ35及びモータ32をオンさ
せ、原稿を分離部へ送り込む(ステップP1)。
【0084】次にモータ32の回転量をパルス検出によ
って測定し、所定パルス分送った後に図示しない搬送ベ
ルトモータの駆動を行うと同時にソレノイド48による
加圧コロ42の当接を解除する(ステップP2)。さら
にモータ32の回転により分離ベルト23と給送ローラ
22の摩擦係合によって分離給送された原稿束の最下の
原稿をレジストセンサ52によって検知後、この原稿が
原稿停止位置まで送られるとモータ類をオフして給紙動
作を終了する(ステップP3,P4)。
【0085】この際、モータ32により所定パルス分給
送してもレジストセンサ52が原稿を検出しない場合、
原稿ジャムと判定するが、その判定を行うための基準パ
ルスは、湿度センサ120の出力に応じて高湿時(湿度
センサ出力=H)は長めに設定されている(ステップP
5)。
【0086】図19、図20はコンタクトガラス12上
の原稿を排出する際の動作の他の例を示すフローチャー
トである。本体から排紙信号が送信されると給紙ジョブ
によって給送終了したコンタクトガラス12上の原稿
は、図示しない搬送モータ及び排紙モータの駆動によっ
て反転部16を介して排出される(ステップP1)。ま
た反転センサ72により所定パルス以内に原稿の通過が
検出されない場合は原稿ジャムと判断し、本体へその旨
を送信する(ステップP2)。
【0087】反転センサ72を原稿後端が抜けたら搬送
ベルトを停止させ所定パルス分排紙モータを回し、原稿
が排紙駆動部から排出されたタイミングで排紙モータを
オフし、排紙ジョブを終了させる(ステップP3)。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、湿度検出
手段を有しているので、ADFが使用される環境に適し
た分離給送動作を行うことができ、この結果、ADFの
信頼性を高めることができる。
【0089】請求項2記載の発明によれば、上記の効果
に加え、特に高湿時に原稿を給送するための加圧ローラ
の駆動時間を長くすることにより原稿束の不送りを防止
できる効果がある。
【0090】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、湿度検出手段の設置位置を発熱
源から離すことでより正確な湿度検出が可能になるとい
う効果がある。
【0091】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、分離ベルトの逆転タイミングを
低湿時に早くすることにより原稿の重送防止の信頼性を
さらに高める効果がある。
【0092】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、原稿給送時のジャム検出時間ま
たは検出パルスをADF使用時の湿度環境に応じて変更
可能なため、原稿給送に対する必要十分なジャム検出が
行えるという効果がある。
【0093】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の効果に加え、原稿搬送機構に適したジャム検
出条件を湿度環境に応じて設定可能なため、原稿ジャム
検出精度をさらに高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿自動送り装置の第1実施例の
要部を示す正面図である。
【図2】その第1実施例の要部を示す平面図である。
【図3】その第1実施例の他の要部に1枚の原稿をセッ
トしたときの状態を説明する正面図である。
【図4】図3に示す要部に多数枚の原稿をセットしたと
きの状態を説明する正面図である。
【図5】その第1実施例の全体構成を示す正面図であ
る。
【図6】その第1実施例の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図7】その第1実施例の制御を説明するフローチャー
トである。
【図8】本発明に係る原稿自動送り装置の第2実施例の
要部を示す正面図である。
【図9】その第2実施例の要部の係合状態を示す状態図
である。
【図10】本発明に係る原稿自動送り装置の第3実施例
の全体構成を示す正面図である。
【図11】その第3実施例の要部を示す正面図である。
【図12】その第3実施例の要部を示す斜視図である。
【図13】その第3実施例の分離プーリに別駆動源を設
けた他の対応例の要部を示す正面図である。
【図14】原稿をコンタクトガラス上に給紙する際の動
作の一例を示すフローチャートである。
【図15】原稿をコンタクトガラス上に給紙する際の動
作の一例を示すフローチャートである。
【図16】コンタクトガラス上の原稿を排出する際の動
作の一例を示すフローチャートである。
【図17】湿度センサの判定制御のフローチャートであ
る。
【図18】原稿をコンタクトガラス上に給紙する際の動
作の他の例を示すフローチャートである。
【図19】コンタクトガラス上の原稿を排出する際の動
作の他の例を示すフローチャートである。
【図20】コンタクトガラス上の原稿を排出する際の動
作の他の例を示すフローチャートである。
【図21】湿度センサの仕様を示す図表である。
【図22】湿度センサの仕様を示す図表である。
【図23】湿度センサのリニアリティ特性図である。
【図24】湿度センサの湿度特性図である。
【符号の説明】
11 自動原稿送り装置 12 コンタクトガラス 23 分離ベルト 42 加圧コロ 120 湿度センサ(湿度環境検出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状原稿をコンタクトガラス上へ摩
    擦分離給送する自動原稿送り装置において、使用される
    湿度環境を検出する湿度環境検出手段と、該湿度環境検
    出手段によって検出された湿度条件下で最適な原稿分離
    給送動作の制御を行う制御手段とを備えたことを特徴と
    する自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動原稿送り装置におい
    て、セットされた原稿束を給送経路内へ給送するための
    加圧ローラ駆動手段を有し、該加圧ローラ駆動手段の動
    作タイミングを可変としたことを特徴とする自動原稿送
    り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動原稿送り装置におい
    て、湿度環境検出手段を、機械内部の発熱源から離した
    位置に配置したことを特徴とする自動原稿送り装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動原稿送り装置におい
    て、原稿給送方向と逆方向に回転駆動される分離手段を
    有し、該分離手段の駆動タイミングを可変としたことを
    特徴とする自動原稿送り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動原稿送り装置におい
    て、制御手段により原稿給送時のジャム検出条件を湿度
    検出条件によって可変とすることを特徴とする自動原稿
    送り装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の自動原稿送り装置におい
    て、ジャム検出条件を、原稿搬送路内の個所に応じて設
    定可能としたことを特徴とする自動原稿送り装置。
JP8148708A 1995-09-20 1996-05-20 自動原稿送り装置 Pending JPH09142680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8148708A JPH09142680A (ja) 1995-09-20 1996-05-20 自動原稿送り装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26777395 1995-09-20
JP7-267773 1995-09-20
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341866A (ja) * 2002-03-20 2003-12-03 Toshiba Corp 紙葉類取出装置
CN108398862A (zh) * 2017-02-07 2018-08-14 株式会社东芝 供纸装置及图像形成装置
WO2025243715A1 (ja) * 2024-05-20 2025-11-27 沖電気工業株式会社 媒体処理装置

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