JPH09142684A - 紙葉類取出し装置およびそれを用いた紙葉類検査装置 - Google Patents
紙葉類取出し装置およびそれを用いた紙葉類検査装置Info
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- JPH09142684A JPH09142684A JP21698595A JP21698595A JPH09142684A JP H09142684 A JPH09142684 A JP H09142684A JP 21698595 A JP21698595 A JP 21698595A JP 21698595 A JP21698595 A JP 21698595A JP H09142684 A JPH09142684 A JP H09142684A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高精度の紙葉類の取出しが困難であり、騒音が
大きく、寿命が短いという課題を有している。 【解決手段】円筒状のチャンバ22と、チャンバ孔45と、
チャンバ22内部を吸引する空調ユニット60と、チャンバ
22と同芯状に回転可能に配置される中空状のロータ21
と、このロータ21表面に形成され、チャンバ孔45と協同
して空調ユニット60の吸引力により紙葉1 を吸着して取
出すためのロータ吸着孔28とを備え、チャンバ孔45とロ
ータ吸着孔28とが重なり紙葉1 の吸引力を発生可能とな
るタイミングで、空調ユニット60によるチャンバ22内部
の吸引力が紙葉の吸着に十分な大きさの力として発揮さ
れるように制御する制御装置61を設けたことにより、紙
葉1 をロータ21で確実に吸着して取出せ、紙葉のピッチ
むらを生じたりすることがない。
大きく、寿命が短いという課題を有している。 【解決手段】円筒状のチャンバ22と、チャンバ孔45と、
チャンバ22内部を吸引する空調ユニット60と、チャンバ
22と同芯状に回転可能に配置される中空状のロータ21
と、このロータ21表面に形成され、チャンバ孔45と協同
して空調ユニット60の吸引力により紙葉1 を吸着して取
出すためのロータ吸着孔28とを備え、チャンバ孔45とロ
ータ吸着孔28とが重なり紙葉1 の吸引力を発生可能とな
るタイミングで、空調ユニット60によるチャンバ22内部
の吸引力が紙葉の吸着に十分な大きさの力として発揮さ
れるように制御する制御装置61を設けたことにより、紙
葉1 をロータ21で確実に吸着して取出せ、紙葉のピッチ
むらを生じたりすることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層された紙葉類
を順次取出すための紙葉類取出し装置およびそれを用い
て紙葉を取出して検査し、所定の条件に基づいて区分す
る紙葉類検査装置に属する。
を順次取出すための紙葉類取出し装置およびそれを用い
て紙葉を取出して検査し、所定の条件に基づいて区分す
る紙葉類検査装置に属する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類検査装置に装着され、積層された
紙葉類を順次取出すための紙葉類取出し装置の従来例に
ついて説明する。紙葉類検査装置とは、n枚(nは任意
定数)ずつ積層して搬入されてきた回収紙葉類を取出し
部で所定のピッチで連続的に取出した後、搬送部で高速
にベルト搬送しつつ、検知部で紙葉類の正損等の検知を
行ない、個々の紙葉について廃棄か再利用かを決定し、
区分部により各々定められた2方向に分岐させ廃棄紙
葉、再利用紙葉各々別々に再集積するものである。
紙葉類を順次取出すための紙葉類取出し装置の従来例に
ついて説明する。紙葉類検査装置とは、n枚(nは任意
定数)ずつ積層して搬入されてきた回収紙葉類を取出し
部で所定のピッチで連続的に取出した後、搬送部で高速
にベルト搬送しつつ、検知部で紙葉類の正損等の検知を
行ない、個々の紙葉について廃棄か再利用かを決定し、
区分部により各々定められた2方向に分岐させ廃棄紙
葉、再利用紙葉各々別々に再集積するものである。
【0003】廃棄紙葉として集積されたものはその後シ
ュレッダ処理される。紙葉の処理速度は毎秒数十枚程
度、搬送速度は毎秒数メートルで常に一定である。図1
2に従来の紙葉類取出し装置の構成を示す。
ュレッダ処理される。紙葉の処理速度は毎秒数十枚程
度、搬送速度は毎秒数メートルで常に一定である。図1
2に従来の紙葉類取出し装置の構成を示す。
【0004】図12において、フライホイール 100は、
ベアリング(図示せず)を介してロッド 101に接続され
ており、Vベルト(図示せず)を介してモータ(図示せ
ず)により駆動される。変換リンク 102は、ベアリング
(図示せず)を介してフライホイール 100に接続されて
おり、ロッド 101に固定されたカム 103と、クランク10
5に固定された変換リンク 106と、それぞれカムフォロ
ワ 107、 108により摺動接続されている。
ベアリング(図示せず)を介してロッド 101に接続され
ており、Vベルト(図示せず)を介してモータ(図示せ
ず)により駆動される。変換リンク 102は、ベアリング
(図示せず)を介してフライホイール 100に接続されて
おり、ロッド 101に固定されたカム 103と、クランク10
5に固定された変換リンク 106と、それぞれカムフォロ
ワ 107、 108により摺動接続されている。
【0005】クランク 105はベアリング 110を介してロ
ッド 101に接続されており、さらに取出しロータ 111に
固定されている。チャンバ 112は、取出しロータ 111の
内側に接しないように、ロッド 101に固定されている。
フレーム 113は、ロッド 101を支持すると共に、チャン
バ 112にフタをしている。
ッド 101に接続されており、さらに取出しロータ 111に
固定されている。チャンバ 112は、取出しロータ 111の
内側に接しないように、ロッド 101に固定されている。
フレーム 113は、ロッド 101を支持すると共に、チャン
バ 112にフタをしている。
【0006】以上の機構により、フライホイール 100の
一定速度回転運動は、変換リンク 106、 102およびカム
103により間欠回転運動(動作・停止・動作を繰り返
す)に変換され、クランク 105を介して取出しロータ 1
11に伝達されるように構成されている。
一定速度回転運動は、変換リンク 106、 102およびカム
103により間欠回転運動(動作・停止・動作を繰り返
す)に変換され、クランク 105を介して取出しロータ 1
11に伝達されるように構成されている。
【0007】取出しロータ 111は内部が中空の薄肉の円
筒構造で、円周面に複数の貫通孔から成るロータ吸着孔
115が設けられている。このロータ吸着孔 115の幅H1
は、例えば紙葉の幅80mmに対して40mm程度であ
り、中心1/3程度の部分に、積載紙葉の上面位置を検
出するセンサ(図示省略)の逃げとしての溝 116が設け
てある。ロータ吸着孔 115の大きさはφ6mm程度であ
り、前記の溝 116を挟んで複数設けてある。そして、ロ
ータ吸着孔 115周辺の摩擦係数を大きくするため、取出
しロータ 111の円周面には溝をつくり薄いゴム板 117
(以下、ゴムチップと称する)が貼付けてある。ゴムチ
ップ 117は、貼付けると取出しロータ 111の円周面より
僅かに突出して凸となるよう構成されている。
筒構造で、円周面に複数の貫通孔から成るロータ吸着孔
115が設けられている。このロータ吸着孔 115の幅H1
は、例えば紙葉の幅80mmに対して40mm程度であ
り、中心1/3程度の部分に、積載紙葉の上面位置を検
出するセンサ(図示省略)の逃げとしての溝 116が設け
てある。ロータ吸着孔 115の大きさはφ6mm程度であ
り、前記の溝 116を挟んで複数設けてある。そして、ロ
ータ吸着孔 115周辺の摩擦係数を大きくするため、取出
しロータ 111の円周面には溝をつくり薄いゴム板 117
(以下、ゴムチップと称する)が貼付けてある。ゴムチ
ップ 117は、貼付けると取出しロータ 111の円周面より
僅かに突出して凸となるよう構成されている。
【0008】チャンバ 112は、片側の側面が塞がれた円
筒構造で、もう一方の側面もフレーム 113により塞がれ
ることにより、内部に空洞を持つ中空構造である。そし
て、チャンバ 112の円周面上の一部に、内部の空洞と繋
がる切欠き部が形成されてチャンバ孔 114(図13に図
示)を構成している。
筒構造で、もう一方の側面もフレーム 113により塞がれ
ることにより、内部に空洞を持つ中空構造である。そし
て、チャンバ 112の円周面上の一部に、内部の空洞と繋
がる切欠き部が形成されてチャンバ孔 114(図13に図
示)を構成している。
【0009】チャンバ 112はその外周面が取出しロータ
111の内周面と接することなく回転可能となるように微
小ギャップを有して構成されている。チャンバ 112の内
部の空洞は、フレーム 113に設けられた配管 118を介し
て真空ポンプ(図示せず)に接続されており、負圧に保
たれている。これにより、取出しロータ 111が回転して
ロータ吸着孔 115が、チャンバ孔 114を通過するときに
吸着力を発揮し、ロータ吸着孔 115周りの摩擦により紙
葉の取出し力が生じ、紙葉を1枚づつ順次取出すことが
できる。一連の機構部分は、ロータ吸着孔 115がチャン
バ孔 114と重なり吸着力を発揮できる位置で一旦停止可
能なように制御される。
111の内周面と接することなく回転可能となるように微
小ギャップを有して構成されている。チャンバ 112の内
部の空洞は、フレーム 113に設けられた配管 118を介し
て真空ポンプ(図示せず)に接続されており、負圧に保
たれている。これにより、取出しロータ 111が回転して
ロータ吸着孔 115が、チャンバ孔 114を通過するときに
吸着力を発揮し、ロータ吸着孔 115周りの摩擦により紙
葉の取出し力が生じ、紙葉を1枚づつ順次取出すことが
できる。一連の機構部分は、ロータ吸着孔 115がチャン
バ孔 114と重なり吸着力を発揮できる位置で一旦停止可
能なように制御される。
【0010】図13に、従来の紙葉類取出し部の拡大図
を示す。この取出し部は、給紙装置 120、取出し装置 1
21、2枚取り防止装置 122、光電センサ 123、搬送路 1
24より構成されている。給紙コントローラ 130は、回転
式磁気センサ 131と回転子 132により紙葉 200の最上面
の位置を検出し、取出しロータ 111と紙葉 200最上面と
の間隔が一定距離内(例えば1mm程度)に納まるよう
に、給紙台 133の位置をコントロールする。
を示す。この取出し部は、給紙装置 120、取出し装置 1
21、2枚取り防止装置 122、光電センサ 123、搬送路 1
24より構成されている。給紙コントローラ 130は、回転
式磁気センサ 131と回転子 132により紙葉 200の最上面
の位置を検出し、取出しロータ 111と紙葉 200最上面と
の間隔が一定距離内(例えば1mm程度)に納まるよう
に、給紙台 133の位置をコントロールする。
【0011】また、給紙コントローラ 130は、アクチュ
エータ 135に接続されたストッパ 136を用いて紙葉 200
最上面を押さえ付けることにより、紙葉の取出し始めの
タイミングを制御する。チャンバ孔 114は、取出しロー
タ 111と紙葉 200が接する付近から、紙葉 200が搬送路
124に搬入される位置まで開いており、チャンバ孔 114
先端部で停止したロータ吸着孔 115が、積載最上面の紙
葉一枚を吸着し、加速して任意の速度に達すると、搬送
路 124に受け渡す。取出された紙葉 200は、取出しロー
タ 111と入れ子に配置された第1のローラ 136より、搬
送路 124に搬入される。
エータ 135に接続されたストッパ 136を用いて紙葉 200
最上面を押さえ付けることにより、紙葉の取出し始めの
タイミングを制御する。チャンバ孔 114は、取出しロー
タ 111と紙葉 200が接する付近から、紙葉 200が搬送路
124に搬入される位置まで開いており、チャンバ孔 114
先端部で停止したロータ吸着孔 115が、積載最上面の紙
葉一枚を吸着し、加速して任意の速度に達すると、搬送
路 124に受け渡す。取出された紙葉 200は、取出しロー
タ 111と入れ子に配置された第1のローラ 136より、搬
送路 124に搬入される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の紙葉
類検査装置の性能向上の要求により、紙葉の取出し装置
の速度の高速化、装置の低騒音化、取出し精度のさらな
る向上等が求められている。
類検査装置の性能向上の要求により、紙葉の取出し装置
の速度の高速化、装置の低騒音化、取出し精度のさらな
る向上等が求められている。
【0013】本発明の目的は、上記事情を考慮して成さ
れたもので、取出し動作を高速化しても高精度の取出し
が可能であり、低騒音化を達成する紙葉類取出し装置お
よびそれを用いた紙葉類検査装置を提供することにあ
る。
れたもので、取出し動作を高速化しても高精度の取出し
が可能であり、低騒音化を達成する紙葉類取出し装置お
よびそれを用いた紙葉類検査装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の紙葉類
取出し装置および請求項8に記載の紙葉類検査装置によ
れば、円筒状のチャンバと、このチャンバの外表面から
内部に貫通して形成されたチャンバ孔と、前記チャンバ
内部を吸引する吸引手段と、前記チャンバの外表面と微
小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中空状の
ロータと、このロータ表面から内部に貫通して形成さ
れ、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力に
より紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着孔と、前記
チャンバ孔と前記ロータ吸着孔とが重なり前記紙葉の吸
引力を発生可能となるタイミングで、前記吸引手段によ
る前記チャンバ内部の吸引力が前記紙葉の吸着に十分な
大きさの力として発揮されるように前記吸引手段を制御
する制御装置とを備えたことを特徴としている。
取出し装置および請求項8に記載の紙葉類検査装置によ
れば、円筒状のチャンバと、このチャンバの外表面から
内部に貫通して形成されたチャンバ孔と、前記チャンバ
内部を吸引する吸引手段と、前記チャンバの外表面と微
小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中空状の
ロータと、このロータ表面から内部に貫通して形成さ
れ、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力に
より紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着孔と、前記
チャンバ孔と前記ロータ吸着孔とが重なり前記紙葉の吸
引力を発生可能となるタイミングで、前記吸引手段によ
る前記チャンバ内部の吸引力が前記紙葉の吸着に十分な
大きさの力として発揮されるように前記吸引手段を制御
する制御装置とを備えたことを特徴としている。
【0015】上記のように構成されたことにより、チャ
ンバ内部の吸引力(負圧)が十分に立上がった状態で初
めて、ロータ吸着孔とチャンバ孔とが重なり紙葉の吸着
力を発生するように、制御手段により吸引手段の吸引タ
イミングを制御しているので、1枚目の紙葉から取出し
を安定して行うことができ、取出しピッチが安定すると
共に、紙葉の取出しを行うタイミングに合わせて吸引力
を発生させるので、ロータ吸着孔からの空気漏れ音(ロ
ータ吸着孔への空気流入音)を低減でき低騒音で安定し
た装置が実現できる。
ンバ内部の吸引力(負圧)が十分に立上がった状態で初
めて、ロータ吸着孔とチャンバ孔とが重なり紙葉の吸着
力を発生するように、制御手段により吸引手段の吸引タ
イミングを制御しているので、1枚目の紙葉から取出し
を安定して行うことができ、取出しピッチが安定すると
共に、紙葉の取出しを行うタイミングに合わせて吸引力
を発生させるので、ロータ吸着孔からの空気漏れ音(ロ
ータ吸着孔への空気流入音)を低減でき低騒音で安定し
た装置が実現できる。
【0016】請求項2に記載の紙葉類取出し装置および
請求項9に記載の紙葉類検査装置によれば、円筒状のチ
ャンバと、このチャンバの外表面から内部に貫通して形
成されたチャンバ孔と、前記チャンバ内部を吸引する吸
引手段と、前記チャンバの外表面と微小隙間を有して同
芯状に回転可能に配置される中空状のロータと、このロ
ータ表面から内部に貫通して形成され、前記チャンバ孔
と協同して前記吸引手段の吸引力により紙葉を吸着して
取出すためのロータ吸着孔と、前記ロータによる前記紙
葉の取出し準備が整った後に、前記吸引手段による前記
チャンバ内部の吸引を開始するように前記吸引手段を制
御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項9に記載の紙葉類検査装置によれば、円筒状のチ
ャンバと、このチャンバの外表面から内部に貫通して形
成されたチャンバ孔と、前記チャンバ内部を吸引する吸
引手段と、前記チャンバの外表面と微小隙間を有して同
芯状に回転可能に配置される中空状のロータと、このロ
ータ表面から内部に貫通して形成され、前記チャンバ孔
と協同して前記吸引手段の吸引力により紙葉を吸着して
取出すためのロータ吸着孔と、前記ロータによる前記紙
葉の取出し準備が整った後に、前記吸引手段による前記
チャンバ内部の吸引を開始するように前記吸引手段を制
御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0017】上記のように構成されたことにより、紙葉
の取出しを行うタイミングに合わせて吸引力を発生させ
るので、ロータ吸着孔からの空気漏れ音(ロータ吸着孔
への空気流入音)を低減でき低騒音で安定した装置が実
現可能できる。
の取出しを行うタイミングに合わせて吸引力を発生させ
るので、ロータ吸着孔からの空気漏れ音(ロータ吸着孔
への空気流入音)を低減でき低騒音で安定した装置が実
現可能できる。
【0018】請求項3に記載の紙葉類取出し装置によれ
ば、円筒状のチャンバと、このチャンバの外表面から内
部に貫通して形成されたチャンバ孔と、前記チャンバ内
部を吸引する吸引手段と、前記チャンバの外表面と微小
隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中空状のロ
ータと、このロータ表面から内部に貫通して形成され、
前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力により
紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着孔と、前記ロー
タによる前記紙葉の取出しに不都合が発生した場合に、
前記吸引手段による前記チャンバ内部の吸引を中止する
ように前記吸引手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴としている。
ば、円筒状のチャンバと、このチャンバの外表面から内
部に貫通して形成されたチャンバ孔と、前記チャンバ内
部を吸引する吸引手段と、前記チャンバの外表面と微小
隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中空状のロ
ータと、このロータ表面から内部に貫通して形成され、
前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引力により
紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着孔と、前記ロー
タによる前記紙葉の取出しに不都合が発生した場合に、
前記吸引手段による前記チャンバ内部の吸引を中止する
ように前記吸引手段を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0019】上記のように構成されたことにより、ジャ
ム等の発生により紙葉の取出しに不都合が発生した場合
に、前記吸引手段による前記チャンバ内部の吸引を中止
することによりジャム等の不都合時に、不必要な吸引を
すみやかに停止できる。
ム等の発生により紙葉の取出しに不都合が発生した場合
に、前記吸引手段による前記チャンバ内部の吸引を中止
することによりジャム等の不都合時に、不必要な吸引を
すみやかに停止できる。
【0020】請求項4に記載の紙葉類取出し装置および
請求項10に記載の紙葉類検査装置によれば、紙葉と紙
葉との間の取出しピッチが、基準ピッチよりも所定値以
上短いショートピッチとして取出されることが予測され
た場合には、前記ショートピッチとなると予想された紙
葉の取出しを、前記基準ピッチよりも所定値以上長いト
ランスファ・ロングピッチとなるようにピッチを変換し
てから取り出すか、あるいは前記基準ピッチよりも短く
かつ前記ショートピッチよりも所定値以上長いトランス
ファ・ショートピッチとなるように変換してから取り出
すことを特徴としている。
請求項10に記載の紙葉類検査装置によれば、紙葉と紙
葉との間の取出しピッチが、基準ピッチよりも所定値以
上短いショートピッチとして取出されることが予測され
た場合には、前記ショートピッチとなると予想された紙
葉の取出しを、前記基準ピッチよりも所定値以上長いト
ランスファ・ロングピッチとなるようにピッチを変換し
てから取り出すか、あるいは前記基準ピッチよりも短く
かつ前記ショートピッチよりも所定値以上長いトランス
ファ・ショートピッチとなるように変換してから取り出
すことを特徴としている。
【0021】上記のように構成されたことにより、区分
集積が困難なショートピッチを区分集積が容易なトラン
スファ・ロングピッチあるいはトランスファ・ショート
ピッチに変換し、区分集積までの処理を連続的に滞りな
く行うことができる。以上のように本発明によれば、紙
葉の取出しを高速化しても低騒音で高精度の取出しが可
能である。
集積が困難なショートピッチを区分集積が容易なトラン
スファ・ロングピッチあるいはトランスファ・ショート
ピッチに変換し、区分集積までの処理を連続的に滞りな
く行うことができる。以上のように本発明によれば、紙
葉の取出しを高速化しても低騒音で高精度の取出しが可
能である。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に本発明の紙葉類取出し装置
を備えた紙葉類検査装置の全体の概略構成例を示す。こ
の紙葉類検査装置は、大きく分けて紙葉1の取出し部
2、搬送部3および検知部4、区分部5、集積部6の順
に配置されている。紙葉1はn枚(nは任意定数)ずつ
積層された状態で、搬送装置(図示せず)により給紙装
置10まで運ばれる。
を備えた紙葉類検査装置の全体の概略構成例を示す。こ
の紙葉類検査装置は、大きく分けて紙葉1の取出し部
2、搬送部3および検知部4、区分部5、集積部6の順
に配置されている。紙葉1はn枚(nは任意定数)ずつ
積層された状態で、搬送装置(図示せず)により給紙装
置10まで運ばれる。
【0023】その後、給紙装置10から取出し装置11
により紙葉1は順次取出され搬送路12に投入されて行
く。この際、取出し装置11と対向して設けられた2枚
取り防止装置13により、紙葉1が2枚以上同時に取出
されるのを防止している。搬送路12上の紙葉1の表面
に対向して検知部が配され、一枚づつの紙葉1について
表面の状態を検査し、破損状況、よごれ状況等をチェッ
クする。
により紙葉1は順次取出され搬送路12に投入されて行
く。この際、取出し装置11と対向して設けられた2枚
取り防止装置13により、紙葉1が2枚以上同時に取出
されるのを防止している。搬送路12上の紙葉1の表面
に対向して検知部が配され、一枚づつの紙葉1について
表面の状態を検査し、破損状況、よごれ状況等をチェッ
クする。
【0024】集積部6は再流通紙葉用と、廃棄紙葉用に
別れており、検査の結果に基づき紙葉の搬送方向が区分
される。区分は搬送路12上に設けられた対向型区分ゲ
−ト装置15により行われる。集積部6には集積羽根車
17が設けられており、高速で搬送されてくる紙葉1を
受け止め、停止させ再び積層する。羽根車17はスパイ
ラル状の溝18を中心回りに等配に有した円盤状であ
り、ステッピングモ−タ(図示省略)等により駆動され
る。再流通紙葉は後処理で所定枚数毎の束とされて装置
から搬出され、廃棄紙葉は廃棄処理に回される。
別れており、検査の結果に基づき紙葉の搬送方向が区分
される。区分は搬送路12上に設けられた対向型区分ゲ
−ト装置15により行われる。集積部6には集積羽根車
17が設けられており、高速で搬送されてくる紙葉1を
受け止め、停止させ再び積層する。羽根車17はスパイ
ラル状の溝18を中心回りに等配に有した円盤状であ
り、ステッピングモ−タ(図示省略)等により駆動され
る。再流通紙葉は後処理で所定枚数毎の束とされて装置
から搬出され、廃棄紙葉は廃棄処理に回される。
【0025】搬送路12上には紙葉1の通過をチェック
するための光電センサ56(一組みのみ図示:以下取出
しピッチ検出センサと呼ぶ)が数箇所に設けられてい
る。この取出しピッチ検出センサ56は紙葉1の取出し
タイミングおよびピッチ、搬送路12上の通過およびジ
ャム(紙葉詰まり)、集積部6への挿入の確認や紙葉間
ピッチの算出に用いられる。特に図1に示した取出し装
置11直後に配される光電センサ19は紙葉1の取出し
直後のピッチ、スキュー等を検知するために用いられて
いる。
するための光電センサ56(一組みのみ図示:以下取出
しピッチ検出センサと呼ぶ)が数箇所に設けられてい
る。この取出しピッチ検出センサ56は紙葉1の取出し
タイミングおよびピッチ、搬送路12上の通過およびジ
ャム(紙葉詰まり)、集積部6への挿入の確認や紙葉間
ピッチの算出に用いられる。特に図1に示した取出し装
置11直後に配される光電センサ19は紙葉1の取出し
直後のピッチ、スキュー等を検知するために用いられて
いる。
【0026】図2に紙葉類取出し装置11の概略構成を
説明する構成図を示す。チャンバ22は、内部に空洞の
形成された中空円筒構造であり、その円筒外周面に内部
の空洞と繋がるチャンバ孔45(図3参照)が形成さ
れ、内部の空洞は真空ポンプ(図4参照)等に接続され
て、動作時には大気圧に対して負圧に保持される。ま
た、取出しロータ21は薄肉中空円筒構造であり、円筒
面を貫通する複数のロータ吸着孔28が形成され、中空
の取出しロータ21内にチャンバ22が同芯状に挿入さ
れると共に、取出しロータ21は、チャンバ22に対し
て2個のベアリング23、24を介して回転可能に取付
けられている。取出しロータ21の内周面とチャンバ2
2の外周面との隙間は、数10μm程度に保持されてお
り、エア漏れの少ない構造が採用されている。
説明する構成図を示す。チャンバ22は、内部に空洞の
形成された中空円筒構造であり、その円筒外周面に内部
の空洞と繋がるチャンバ孔45(図3参照)が形成さ
れ、内部の空洞は真空ポンプ(図4参照)等に接続され
て、動作時には大気圧に対して負圧に保持される。ま
た、取出しロータ21は薄肉中空円筒構造であり、円筒
面を貫通する複数のロータ吸着孔28が形成され、中空
の取出しロータ21内にチャンバ22が同芯状に挿入さ
れると共に、取出しロータ21は、チャンバ22に対し
て2個のベアリング23、24を介して回転可能に取付
けられている。取出しロータ21の内周面とチャンバ2
2の外周面との隙間は、数10μm程度に保持されてお
り、エア漏れの少ない構造が採用されている。
【0027】ベアリング24は、チャンバ22とロッド
25に内輪を、取出しロータ21とロータカバー26に
外輪をそれぞれ固定されている。一方ベアリング23
は、取出しロータ21とロータカバー33に外輪を固定
されており、内輪をガイド27によりベアリング24方
向に押しつけることができる構造となっている。スペー
サ29は、チャンバ22により位置決めされ、ボルト3
0およびワッシャ31により固定されている。
25に内輪を、取出しロータ21とロータカバー26に
外輪をそれぞれ固定されている。一方ベアリング23
は、取出しロータ21とロータカバー33に外輪を固定
されており、内輪をガイド27によりベアリング24方
向に押しつけることができる構造となっている。スペー
サ29は、チャンバ22により位置決めされ、ボルト3
0およびワッシャ31により固定されている。
【0028】スペーサ29とガイド27との間に配置さ
れたベルビルスプリング32は圧縮されており、生じた
弾性力はガイド27を介して、ベアリング23およびベ
アリング24方向に作用している。これにより、ベアリ
ング23、24に予圧を与えることができる(定圧予
圧)ので回転機構の寿命を延ばすことができる。この予
圧量は、ベルビルスプリング32の圧縮量によって決定
されるので、スペーサ29のチャンバ22に対する位置
を所定位置に位置決めすることにより決定する。ここ
で、ベアリング23と24とを、取出しロータ21とす
きまバメにして、ロータカバー33と26のそれぞれの
スラスト力で固定すれば、組立て・分解が簡易である。
れたベルビルスプリング32は圧縮されており、生じた
弾性力はガイド27を介して、ベアリング23およびベ
アリング24方向に作用している。これにより、ベアリ
ング23、24に予圧を与えることができる(定圧予
圧)ので回転機構の寿命を延ばすことができる。この予
圧量は、ベルビルスプリング32の圧縮量によって決定
されるので、スペーサ29のチャンバ22に対する位置
を所定位置に位置決めすることにより決定する。ここ
で、ベアリング23と24とを、取出しロータ21とす
きまバメにして、ロータカバー33と26のそれぞれの
スラスト力で固定すれば、組立て・分解が簡易である。
【0029】ダストカバー35、36は、それぞれロー
タカバー33および26に固定されており、それぞれス
ペーサ29およびロッド25と摺動することにより、ベ
アリング23および24に紙粉等が入るのを防ぐ構造と
なっている。ロッド25は、サブベース37に垂直に固
定されており、これにより取出しロータ21、チャンバ
22等からなる取出し動作を行う機構部分の全体がサブ
ベース25に固定される。
タカバー33および26に固定されており、それぞれス
ペーサ29およびロッド25と摺動することにより、ベ
アリング23および24に紙粉等が入るのを防ぐ構造と
なっている。ロッド25は、サブベース37に垂直に固
定されており、これにより取出しロータ21、チャンバ
22等からなる取出し動作を行う機構部分の全体がサブ
ベース25に固定される。
【0030】取出しロータ21の外周面には、クラウン
部38,39が2カ所設けてあり、無端の平ベルト4
1、42をそれぞれ掛けて取出しロータ21に回転力を
伝達する構造となっている。このクラウン部38、39
の外径は、平ベルト41、42の巻付け外径が、取出し
ロータ21の外周面の径より僅かに窪んだ凹となり、紙
葉の取出し時に、平ベルト41、42が紙葉1に直接接
触しないように構成されている。したがって、紙葉1を
取出しロータ21で確実に吸着して取出せ、紙葉1のピ
ッチむらを生じたりあるいは紙葉1を汚してしまうとい
った問題点を生じることがない。
部38,39が2カ所設けてあり、無端の平ベルト4
1、42をそれぞれ掛けて取出しロータ21に回転力を
伝達する構造となっている。このクラウン部38、39
の外径は、平ベルト41、42の巻付け外径が、取出し
ロータ21の外周面の径より僅かに窪んだ凹となり、紙
葉の取出し時に、平ベルト41、42が紙葉1に直接接
触しないように構成されている。したがって、紙葉1を
取出しロータ21で確実に吸着して取出せ、紙葉1のピ
ッチむらを生じたりあるいは紙葉1を汚してしまうとい
った問題点を生じることがない。
【0031】なお、クラウン部38、39は、平ベルト
41、42の厚みを考慮して、平ベルト41、42をク
ラウン部38、39に巻付けた時に、平ベルト41、4
2が取出しロータ21の表面から例えば0.1〜1mm
程度窪むように形成されている。
41、42の厚みを考慮して、平ベルト41、42をク
ラウン部38、39に巻付けた時に、平ベルト41、4
2が取出しロータ21の表面から例えば0.1〜1mm
程度窪むように形成されている。
【0032】また、ロータ吸着孔28周辺の紙葉に対す
る摩擦係数を大きくして紙葉を確実に取出すため、取出
しロータ21外周面にはロータ吸着孔28に対応する部
分に孔が設けられ、この部分にゴムチップ43が貼付け
られている。ただし、ゴムチップ43を貼り付けても、
取出しロータ21外周面が面一(段差なし)となるよう
構成されている。これにより、給紙動作に余計な外乱を
与えることがない。なお、ゴムチップ43の代わりに、
取出しロータ21の外周面にセラミクス粒子等を塗布し
て、摩擦係数を大きくしても良い。ロータ吸着孔28
は、クラウン部38、39(すなわち平ベルト41、4
2)を挟む形で配置されており、さらに、使用する紙葉
1の幅方向の両端をグリップできる位置にも配置されて
いる。
る摩擦係数を大きくして紙葉を確実に取出すため、取出
しロータ21外周面にはロータ吸着孔28に対応する部
分に孔が設けられ、この部分にゴムチップ43が貼付け
られている。ただし、ゴムチップ43を貼り付けても、
取出しロータ21外周面が面一(段差なし)となるよう
構成されている。これにより、給紙動作に余計な外乱を
与えることがない。なお、ゴムチップ43の代わりに、
取出しロータ21の外周面にセラミクス粒子等を塗布し
て、摩擦係数を大きくしても良い。ロータ吸着孔28
は、クラウン部38、39(すなわち平ベルト41、4
2)を挟む形で配置されており、さらに、使用する紙葉
1の幅方向の両端をグリップできる位置にも配置されて
いる。
【0033】なお、以下に図3を参照して紙葉の取出し
部2の詳細な構成を説明する。図3は、給紙装置10、
取出し装置11、2枚取り防止装置13により構成され
る取出し部2の構成図を示すものである。紙葉1の先端
部分は給紙装置10により、取出しロータ21に一定の
押圧力で押付けられ、この押圧力は、押圧力検出センサ
46により検出される。そして、紙葉1の押付け部分よ
り紙葉1の後端側、特に図中SA部付近ををノズル等
(図示省略)の吹出しエアーで捌く。紙葉1の捌き状態
は、後述する捌き状態検出センサ55により検出され
る。取出しロータ21はチャンバ22の周りを等角速度
(等速)で回転しており、その駆動は無端の平ベルト4
1、42を介してサーボモータ(図示省略)により行わ
れる。平ベルト41、42は、取出しロータ21、ドラ
イブローラ48、アイドルローラ49、テンションロー
ラ(図示省略)等と系を成し、他のアイドルローラ、ガ
イドと搬送路を形成している(図1参照)。なお、取出
しロータ21の回転速度およびロータ吸着孔28の回転
位置は、ロータカバー26に取付けられた遮蔽板50が
光電センサ(ロータ回転速度および吸着孔位置検出セン
サ)51をよぎることにより検出されるように構成され
ている。
部2の詳細な構成を説明する。図3は、給紙装置10、
取出し装置11、2枚取り防止装置13により構成され
る取出し部2の構成図を示すものである。紙葉1の先端
部分は給紙装置10により、取出しロータ21に一定の
押圧力で押付けられ、この押圧力は、押圧力検出センサ
46により検出される。そして、紙葉1の押付け部分よ
り紙葉1の後端側、特に図中SA部付近ををノズル等
(図示省略)の吹出しエアーで捌く。紙葉1の捌き状態
は、後述する捌き状態検出センサ55により検出され
る。取出しロータ21はチャンバ22の周りを等角速度
(等速)で回転しており、その駆動は無端の平ベルト4
1、42を介してサーボモータ(図示省略)により行わ
れる。平ベルト41、42は、取出しロータ21、ドラ
イブローラ48、アイドルローラ49、テンションロー
ラ(図示省略)等と系を成し、他のアイドルローラ、ガ
イドと搬送路を形成している(図1参照)。なお、取出
しロータ21の回転速度およびロータ吸着孔28の回転
位置は、ロータカバー26に取付けられた遮蔽板50が
光電センサ(ロータ回転速度および吸着孔位置検出セン
サ)51をよぎることにより検出されるように構成され
ている。
【0034】このように紙葉1を取出しロータ21に押
付ける押付け給紙方式を採用することにより紙葉1と取
出しロータ21の良好な密着が補償されるので、取出し
ロータ21の吸着力が効率良く紙葉1に伝達され安定し
た取出しが可能である。
付ける押付け給紙方式を採用することにより紙葉1と取
出しロータ21の良好な密着が補償されるので、取出し
ロータ21の吸着力が効率良く紙葉1に伝達され安定し
た取出しが可能である。
【0035】紙葉1は給紙装置10により取出しロータ
21に押付けられるた後に吸着されて取出され、平ベル
ト41、42およ2枚取り防止ブロック52にガイドさ
れながら、搬送路12に搬入される。従来通り、2枚取
り防止装置13により、紙葉1が2枚以上が同時に取出
されるのを防いでいる。なお、紙葉1の先端初期位置
は、2枚取り防止ブロッック52の側面で位置決めされ
る。チャンバ孔45は、ロータ吸着孔28の回転方向の
先頭の内周面側が、チャンバ孔45と重なったとき、ロ
ータ吸着孔28の外周面側が取出しロータ21の中心点
から下ろした垂線と重なる位置(先端)から、紙葉1が
平ベルト41、42により引剥がされる位置(後端)ま
で開けてある。ただし、先端をより搬送路側、後端をよ
り取出し側に配置しても良い。ロータ吸着孔28の周方
向配置の位置は、紙葉1の先端が搬送路12にグリップ
されるまで取出しロータ21が紙葉1をグリップできる
位置までである。搬送路12の入口は、2枚取り防止装
置13の直後に、平ベルト41、42が徐々に接近し接
触することにより形成されていて、接触位置で紙葉1を
グリップすることになる。
21に押付けられるた後に吸着されて取出され、平ベル
ト41、42およ2枚取り防止ブロック52にガイドさ
れながら、搬送路12に搬入される。従来通り、2枚取
り防止装置13により、紙葉1が2枚以上が同時に取出
されるのを防いでいる。なお、紙葉1の先端初期位置
は、2枚取り防止ブロッック52の側面で位置決めされ
る。チャンバ孔45は、ロータ吸着孔28の回転方向の
先頭の内周面側が、チャンバ孔45と重なったとき、ロ
ータ吸着孔28の外周面側が取出しロータ21の中心点
から下ろした垂線と重なる位置(先端)から、紙葉1が
平ベルト41、42により引剥がされる位置(後端)ま
で開けてある。ただし、先端をより搬送路側、後端をよ
り取出し側に配置しても良い。ロータ吸着孔28の周方
向配置の位置は、紙葉1の先端が搬送路12にグリップ
されるまで取出しロータ21が紙葉1をグリップできる
位置までである。搬送路12の入口は、2枚取り防止装
置13の直後に、平ベルト41、42が徐々に接近し接
触することにより形成されていて、接触位置で紙葉1を
グリップすることになる。
【0036】(発明の特徴部分の説明)以下に、本発明
が特徴とする空調ユニットおよびその制御装置につい
て、図3および図4を参照して説明する。
が特徴とする空調ユニットおよびその制御装置につい
て、図3および図4を参照して説明する。
【0037】本発明の紙葉類取出し装置では、取出しロ
ータ21が等速で連続的に回転を行いながら、紙葉を1
枚ずつ順次取出す方式(等速ロータ方式と呼ぶ)を採用
しているが、この等速ロータ方式では、チャンバ22内
を大気圧に対して負圧にして紙葉を吸着するタイミング
を適正に制御することが取出し性能を向上させる上で最
も重要である。そのためのタイミング制御を司っている
のが、以下に説明する空調ユニット60および制御装置
61である。
ータ21が等速で連続的に回転を行いながら、紙葉を1
枚ずつ順次取出す方式(等速ロータ方式と呼ぶ)を採用
しているが、この等速ロータ方式では、チャンバ22内
を大気圧に対して負圧にして紙葉を吸着するタイミング
を適正に制御することが取出し性能を向上させる上で最
も重要である。そのためのタイミング制御を司っている
のが、以下に説明する空調ユニット60および制御装置
61である。
【0038】空調ユニット60は、チャンバ22内の吸
気・排気を行い、チャンバ22内部の圧力(負圧)を制
御するために設けられ、ロッド25に固定されてチャン
バ22に気密に接続され、制御装置61により吸気・排
気の状態を制御される。
気・排気を行い、チャンバ22内部の圧力(負圧)を制
御するために設けられ、ロッド25に固定されてチャン
バ22に気密に接続され、制御装置61により吸気・排
気の状態を制御される。
【0039】空調ユニット60は、後述するように真空
ポンプ67等に気密に接続される吸気路65と、この吸
気路65の途中に介在される電磁弁69と、コンプレッ
サ68等に気密に接続される排気路66とこの排気路6
6の途中に介在される電磁弁69等から構成されてい
る。なお、図4に示す構成では、これら空調ユニット6
0がチャンバ22に取付けられているが、チャンバ22
内に収納した構成でも良い。
ポンプ67等に気密に接続される吸気路65と、この吸
気路65の途中に介在される電磁弁69と、コンプレッ
サ68等に気密に接続される排気路66とこの排気路6
6の途中に介在される電磁弁69等から構成されてい
る。なお、図4に示す構成では、これら空調ユニット6
0がチャンバ22に取付けられているが、チャンバ22
内に収納した構成でも良い。
【0040】制御装置61は、押付力検出センサ46、
ロータ回転速度および吸着孔位置検出センサ51、捌き
状態検出センサ55、取出しピッチ検出センサ56の出
力信号を入力できるように設けられ、紙葉の押付力、紙
葉の捌き具合、取出しロータの回転速度等の信号パラメ
ータがそれぞれ所定の値になった後に、ロータ吸着孔2
8がチャンバ孔45と重なり合い紙葉の吸着力を発揮し
ようとする時に、チャンバ22内部の圧力が所定の値
(負圧)に立上がった状態となるように空調ユニット6
0を制御する。すなわち、チャンバ22内の負圧が十分
立上がった状態で、ロータ吸着孔28とチャンバ孔45
とが重なるタイミングで吸着力を発揮するように後述す
る電磁弁等を制御する。
ロータ回転速度および吸着孔位置検出センサ51、捌き
状態検出センサ55、取出しピッチ検出センサ56の出
力信号を入力できるように設けられ、紙葉の押付力、紙
葉の捌き具合、取出しロータの回転速度等の信号パラメ
ータがそれぞれ所定の値になった後に、ロータ吸着孔2
8がチャンバ孔45と重なり合い紙葉の吸着力を発揮し
ようとする時に、チャンバ22内部の圧力が所定の値
(負圧)に立上がった状態となるように空調ユニット6
0を制御する。すなわち、チャンバ22内の負圧が十分
立上がった状態で、ロータ吸着孔28とチャンバ孔45
とが重なるタイミングで吸着力を発揮するように後述す
る電磁弁等を制御する。
【0041】さらに具体的には、図4に示されるように
制御装置61は、紙葉1を載置した給紙装置10を取出
しロータ21へ押付ける際の押付力を検出するセンサ4
6からの信号S1、取出しロータ21の回転速度および
ロータ吸着孔28の回転位置を検出するセンサ51から
の信号S2、給紙装置10に積層された紙葉1に捌きエ
アーを噴射した時の紙葉1の捌き状態を検出するセンサ
55からの信号S3、取出しロータ21により吸着され
て順次取出された紙葉1のピッチを検出するセンサ56
からの信号S4をそれぞれ入力し、任意のタイミングで
吸気路65および排気路66の出入口の開閉を行う。こ
の吸気路65は、真空ポンプ67に気密に接続されてチ
ャンバ22内を負圧に制御可能であり、排気路66はコ
ンプレッサ68に気密に接続されており、この吸気路6
5と排気路66の開閉には例えば電磁弁69,70が用
いられている。制御装置61からの信号により電磁弁6
9,70が開閉制御されることにより、チャンバ22内
の負圧力をオン・オフ制御することが可能となってい
る。なお、真空ポンプ67やコンプレッサ68は容量に
応じて複数で構成されていても良い。
制御装置61は、紙葉1を載置した給紙装置10を取出
しロータ21へ押付ける際の押付力を検出するセンサ4
6からの信号S1、取出しロータ21の回転速度および
ロータ吸着孔28の回転位置を検出するセンサ51から
の信号S2、給紙装置10に積層された紙葉1に捌きエ
アーを噴射した時の紙葉1の捌き状態を検出するセンサ
55からの信号S3、取出しロータ21により吸着され
て順次取出された紙葉1のピッチを検出するセンサ56
からの信号S4をそれぞれ入力し、任意のタイミングで
吸気路65および排気路66の出入口の開閉を行う。こ
の吸気路65は、真空ポンプ67に気密に接続されてチ
ャンバ22内を負圧に制御可能であり、排気路66はコ
ンプレッサ68に気密に接続されており、この吸気路6
5と排気路66の開閉には例えば電磁弁69,70が用
いられている。制御装置61からの信号により電磁弁6
9,70が開閉制御されることにより、チャンバ22内
の負圧力をオン・オフ制御することが可能となってい
る。なお、真空ポンプ67やコンプレッサ68は容量に
応じて複数で構成されていても良い。
【0042】なお、チャンバ22内の負圧力を十分立ち
上げるタイミングは、最低限、取出しロータ21の回転
位置を検出し、取出しロータ21のロータ吸着孔28と
チャンバ孔45とが重なるタイミングで電磁弁を開制御
すれば良い。
上げるタイミングは、最低限、取出しロータ21の回転
位置を検出し、取出しロータ21のロータ吸着孔28と
チャンバ孔45とが重なるタイミングで電磁弁を開制御
すれば良い。
【0043】図5に、紙葉3枚の場合を例に上げ、紙葉
3枚の取出し開始・終了の空調ユニット60の制御に応
じたチャンバ22内の負圧変化の様子を示す。なお、図
5(a)は本発明に示す空調ユニット60および制御装
置61により制御を行った場合に相当し、図5(b)は
制御を行わない比較例を示している。なお、空調ユニッ
ト60の動作ディレイはt0(s)とする。
3枚の取出し開始・終了の空調ユニット60の制御に応
じたチャンバ22内の負圧変化の様子を示す。なお、図
5(a)は本発明に示す空調ユニット60および制御装
置61により制御を行った場合に相当し、図5(b)は
制御を行わない比較例を示している。なお、空調ユニッ
ト60の動作ディレイはt0(s)とする。
【0044】図5(a)では、押付力検出センサ46の
値が所定値になり、かつ捌き状態検出センサ55の値が
所定値になると、t0(s)後にロータ吸着孔28がチ
ャンバ孔45を通過し終わるようなタイミングで空調ユ
ニット60の吸気路65を開にするための信号が制御装
置61から出力されて電磁弁69を開(電磁弁70は
閉)に制御する。このように電磁弁69を制御すること
により、ロータ吸着孔28とチャンバ孔45とが重なら
ない期間でチャンバ22内の負圧を十分立ち上げること
ができる。
値が所定値になり、かつ捌き状態検出センサ55の値が
所定値になると、t0(s)後にロータ吸着孔28がチ
ャンバ孔45を通過し終わるようなタイミングで空調ユ
ニット60の吸気路65を開にするための信号が制御装
置61から出力されて電磁弁69を開(電磁弁70は
閉)に制御する。このように電磁弁69を制御すること
により、ロータ吸着孔28とチャンバ孔45とが重なら
ない期間でチャンバ22内の負圧を十分立ち上げること
ができる。
【0045】そして、このようにチャンバ22内の負圧
が十分立上がった状態で、取出しロータ21が回転して
ロータ吸着孔28とチャンバ孔45とが重なった時に、
取出しロータ21に押付けられている紙葉1を1枚吸着
して取出し、その後さらに取出しロータ21が回転して
ロータ吸着孔28とチャンバ孔45とが重なるタイミン
グ毎に、順次2枚目、3枚目の紙葉1を吸着して取出
す。
が十分立上がった状態で、取出しロータ21が回転して
ロータ吸着孔28とチャンバ孔45とが重なった時に、
取出しロータ21に押付けられている紙葉1を1枚吸着
して取出し、その後さらに取出しロータ21が回転して
ロータ吸着孔28とチャンバ孔45とが重なるタイミン
グ毎に、順次2枚目、3枚目の紙葉1を吸着して取出
す。
【0046】また、所定の3枚の紙葉1を取出し終え
て、給紙装置10に紙葉1が残っていないことを検知
(光電センサ等)した信号が入力されると、ロータ吸着
孔28とチャンバ孔45とが重なる前にチャンバ22内
の負圧を小さく(オフ)するようなタイミングt1で電
磁弁69を閉(電磁弁70を開)に制御する。
て、給紙装置10に紙葉1が残っていないことを検知
(光電センサ等)した信号が入力されると、ロータ吸着
孔28とチャンバ孔45とが重なる前にチャンバ22内
の負圧を小さく(オフ)するようなタイミングt1で電
磁弁69を閉(電磁弁70を開)に制御する。
【0047】以上のように、図5(a)に示される本発
明の制御によれば、紙葉1の取出しを行う期間だけ、つ
まり、取出す紙葉1によってロータ吸着孔28が塞がれ
ている時だけ、チャンバ22内を負圧にすることがで
き、ロータ吸着孔28への空気流入音を低減できる。ま
た、取出し紙葉1の1枚目に対する負圧も十分安定させ
ることができる。
明の制御によれば、紙葉1の取出しを行う期間だけ、つ
まり、取出す紙葉1によってロータ吸着孔28が塞がれ
ている時だけ、チャンバ22内を負圧にすることがで
き、ロータ吸着孔28への空気流入音を低減できる。ま
た、取出し紙葉1の1枚目に対する負圧も十分安定させ
ることができる。
【0048】これに反して、図5(b)に示す比較例で
は、ロータ吸着孔28の位置を考慮した制御を行ってい
ないので、チャンバ22内の負圧が十分立ち上がる前の
過渡期のタイミングt2でロータ吸着孔28がチャンバ
孔45を通過するため、取出し紙葉の1枚目に対応する
負圧が不十分となり、1枚目と2枚目の取出しの間でシ
ョートピッチ(以下、イニシャル・ショートピッチと称
する)が発生している。ショートピッチは前述した区分
集積が困難なので、可能な限り発生しないことが望まし
い。
は、ロータ吸着孔28の位置を考慮した制御を行ってい
ないので、チャンバ22内の負圧が十分立ち上がる前の
過渡期のタイミングt2でロータ吸着孔28がチャンバ
孔45を通過するため、取出し紙葉の1枚目に対応する
負圧が不十分となり、1枚目と2枚目の取出しの間でシ
ョートピッチ(以下、イニシャル・ショートピッチと称
する)が発生している。ショートピッチは前述した区分
集積が困難なので、可能な限り発生しないことが望まし
い。
【0049】なお、イニシャル・ショートピッチとは図
6に示す通りに、基準ピッチPに対して、ピッチが小さ
な場合であるが、例えば1枚目の紙葉が何らかの原因に
より取出しが不安定となり、所定の取出しタイミングよ
りも遅れた場合に、2枚目の紙葉が所定のタイミグで取
出されると1枚目と2枚目の間隔が所定の間隔よりも短
くなる。このようなショートピッチをイニシャル・ショ
ートピッチP(IS)と呼ぶ。
6に示す通りに、基準ピッチPに対して、ピッチが小さ
な場合であるが、例えば1枚目の紙葉が何らかの原因に
より取出しが不安定となり、所定の取出しタイミングよ
りも遅れた場合に、2枚目の紙葉が所定のタイミグで取
出されると1枚目と2枚目の間隔が所定の間隔よりも短
くなる。このようなショートピッチをイニシャル・ショ
ートピッチP(IS)と呼ぶ。
【0050】なお、他の種類のショートピッチの発生パ
ターンを図7と図8に示す。図7に示すように(N+
1)枚目を不良に取出して所定長さのロングピッチP
(L)で取出しが行なわれた場合には、(N+2)枚目
を正常に取出すとショートピッチ取出しを行うことにな
る。このようなショートピッチは、以下エクスペクタン
ト・ショートピッチP(ES)と称する。これは、(N
+1)枚目の所定長さのロングピッチを例えば光電セン
サ(取出しピッチ検出センサ)56により検知すること
により予見できる。
ターンを図7と図8に示す。図7に示すように(N+
1)枚目を不良に取出して所定長さのロングピッチP
(L)で取出しが行なわれた場合には、(N+2)枚目
を正常に取出すとショートピッチ取出しを行うことにな
る。このようなショートピッチは、以下エクスペクタン
ト・ショートピッチP(ES)と称する。これは、(N
+1)枚目の所定長さのロングピッチを例えば光電セン
サ(取出しピッチ検出センサ)56により検知すること
により予見できる。
【0051】また、図8に示すように(N+2)枚目の
紙葉が、例えば2枚取り防止装置13のブレーキが十分
に効かず、搬送系側に突出した状態で取出されたりした
場合にもショートピッチ取出しを行うことになる。この
ようなショートピッチは以下、アブラプト・ショートピ
ッチP(AS)と称する。これは、取出される前の(N
+2)枚目の紙葉の位置を例えば光電センサ57により
検出することにより予見できる。
紙葉が、例えば2枚取り防止装置13のブレーキが十分
に効かず、搬送系側に突出した状態で取出されたりした
場合にもショートピッチ取出しを行うことになる。この
ようなショートピッチは以下、アブラプト・ショートピ
ッチP(AS)と称する。これは、取出される前の(N
+2)枚目の紙葉の位置を例えば光電センサ57により
検出することにより予見できる。
【0052】次に、図9、図10でショートピッチ取出
しによる不都合を防止するためのショートピッチ変換の
概念を説明する。図9に示すように(N+2)枚目を正
常に取出すと(N+1)枚目がエクスペクタント・ショ
ートピッチP(ES)取出しを行うことになる場合に
は、N枚目と(N+1)枚目との間で基準ピッチよりも
所定値以上長いロングピッチP(L)取出しを行ったこ
とを検出し、このロングピッチP(L)取出しが検出さ
れた場合には、次のタイミングでは取出しを行わず、
(N+2)枚目の取出しは1回以上の空振りをしてから
行うように制御する。このような空振りの制御は、チャ
ンバ22内の負圧値を空振り可能な値に低減させて制御
することによって行うことも当然可能であるが、チャン
バ22内の負圧値は制御せずに、紙葉1が取出される前
に紙葉1を別途設けた静電吸着装置あるいは真空吸着装
置等により取出しが不可能となるように保持して空振り
させることもできる。上記のような制御を行うことによ
り、エクスペクタント・ショートP(ES)取出しをト
ランスファ・ロングピッチP(TL)に変換したことに
なり、例えば区分集積部での集積不都合は防止できる。
しによる不都合を防止するためのショートピッチ変換の
概念を説明する。図9に示すように(N+2)枚目を正
常に取出すと(N+1)枚目がエクスペクタント・ショ
ートピッチP(ES)取出しを行うことになる場合に
は、N枚目と(N+1)枚目との間で基準ピッチよりも
所定値以上長いロングピッチP(L)取出しを行ったこ
とを検出し、このロングピッチP(L)取出しが検出さ
れた場合には、次のタイミングでは取出しを行わず、
(N+2)枚目の取出しは1回以上の空振りをしてから
行うように制御する。このような空振りの制御は、チャ
ンバ22内の負圧値を空振り可能な値に低減させて制御
することによって行うことも当然可能であるが、チャン
バ22内の負圧値は制御せずに、紙葉1が取出される前
に紙葉1を別途設けた静電吸着装置あるいは真空吸着装
置等により取出しが不可能となるように保持して空振り
させることもできる。上記のような制御を行うことによ
り、エクスペクタント・ショートP(ES)取出しをト
ランスファ・ロングピッチP(TL)に変換したことに
なり、例えば区分集積部での集積不都合は防止できる。
【0053】同様に図10において、(N+2)枚目を
正常に取出すと(N+1)枚目がエクスペクタント・シ
ョートピッチP(ES)取出しを行うことになる場合に
は、N枚目と(N+1)枚目との間で基準ピッチよりも
所定値以上長いロングピッチP(L)取出しを行ったこ
とを検出し、このロングピッチP(L)取出しが検出さ
れた場合には、次のタイミングでは所定量遅れた取出し
を行うことにより(N+1)枚目と(N+2)枚目及び
(N+2)枚目と(N+3)枚目との間でトランスファ
・ショートピッチP(TS)取出しを行うことにする。
これにより、エクスペクタント・ショートピッチP(E
S)取出しを、トランスファ・ショートピッチP(T
S)取出しに変換したことになる。
正常に取出すと(N+1)枚目がエクスペクタント・シ
ョートピッチP(ES)取出しを行うことになる場合に
は、N枚目と(N+1)枚目との間で基準ピッチよりも
所定値以上長いロングピッチP(L)取出しを行ったこ
とを検出し、このロングピッチP(L)取出しが検出さ
れた場合には、次のタイミングでは所定量遅れた取出し
を行うことにより(N+1)枚目と(N+2)枚目及び
(N+2)枚目と(N+3)枚目との間でトランスファ
・ショートピッチP(TS)取出しを行うことにする。
これにより、エクスペクタント・ショートピッチP(E
S)取出しを、トランスファ・ショートピッチP(T
S)取出しに変換したことになる。
【0054】(N+2)枚目以降も順次少しづつずらし
て取出せば、より基準ピッチPに近い多数のトランスフ
ァ・ショートP(TS)ピッチ取出しに変換できる。当
然、上記の変換はアブラプト・ショートピッチP(A
S)にも有効である。
て取出せば、より基準ピッチPに近い多数のトランスフ
ァ・ショートP(TS)ピッチ取出しに変換できる。当
然、上記の変換はアブラプト・ショートピッチP(A
S)にも有効である。
【0055】図11に紙葉のジャム対応およびショート
ピッチ対応の場合の空調ユニットの制御の様子を示す。
図11(a)では取出しピッチ検出センサ56等からの
ジャム発生信号がt=t3に空調ユニット60の制御装
置61に入力されると直ちに、空調ユニット60の吸気
路66の電磁弁69を閉じる信号が制御装置61より出
力され、電磁弁69が閉じられる。このような制御によ
り、紙葉のジャムが発生した場合にはチャンバ22内の
負圧が即座に解除される。このようなジャム対応制御を
行うことにより、不必要な吸引を停止することができ
る。
ピッチ対応の場合の空調ユニットの制御の様子を示す。
図11(a)では取出しピッチ検出センサ56等からの
ジャム発生信号がt=t3に空調ユニット60の制御装
置61に入力されると直ちに、空調ユニット60の吸気
路66の電磁弁69を閉じる信号が制御装置61より出
力され、電磁弁69が閉じられる。このような制御によ
り、紙葉のジャムが発生した場合にはチャンバ22内の
負圧が即座に解除される。このようなジャム対応制御を
行うことにより、不必要な吸引を停止することができ
る。
【0056】図11(b)では、任意のロングピッチが
発生すると、次にロータ吸着孔28がチャンバ孔45を
通過する前(次の紙葉が取出される前)に、チャンバ2
2内の負圧を小さく(オフ)するようなタイミングt4
で空調ユニット60の吸気路66の電磁弁69を閉じる
ための信号が制御装置61から電磁弁69へ入力され
る。そして、t0(s)後にロータ吸着孔28がチャン
バ孔45を通過し終わるようなタイミングt5で空調ユ
ニット60の吸気路66の電磁弁69を開けるための信
号が制御装置61から電磁弁69へ入力される。
発生すると、次にロータ吸着孔28がチャンバ孔45を
通過する前(次の紙葉が取出される前)に、チャンバ2
2内の負圧を小さく(オフ)するようなタイミングt4
で空調ユニット60の吸気路66の電磁弁69を閉じる
ための信号が制御装置61から電磁弁69へ入力され
る。そして、t0(s)後にロータ吸着孔28がチャン
バ孔45を通過し終わるようなタイミングt5で空調ユ
ニット60の吸気路66の電磁弁69を開けるための信
号が制御装置61から電磁弁69へ入力される。
【0057】このような制御により、任意のロングピッ
チ取出しの後のショートピッチ取出しを防ぐことができ
る。また、チャンバ22内の負圧値を制御して所定値に
することにより、前述したトランスファ・ショートピッ
チP(TS)取出しを行うように制御することもできる
(図示省略)。また同様に、次に取出される紙葉の位置
を検出することによりアブラプト・ショートピッチP
(AS)を予見して、トランスファ・ロングピッチP
(TL)取出し又はトランスファ・ショートピッチP
(TS)に変換するように制御することもできる。
チ取出しの後のショートピッチ取出しを防ぐことができ
る。また、チャンバ22内の負圧値を制御して所定値に
することにより、前述したトランスファ・ショートピッ
チP(TS)取出しを行うように制御することもできる
(図示省略)。また同様に、次に取出される紙葉の位置
を検出することによりアブラプト・ショートピッチP
(AS)を予見して、トランスファ・ロングピッチP
(TL)取出し又はトランスファ・ショートピッチP
(TS)に変換するように制御することもできる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低騒音で
取出しピッチ誤差が小さい紙葉類取出し装置および紙葉
類検査装置が提供できる。
取出しピッチ誤差が小さい紙葉類取出し装置および紙葉
類検査装置が提供できる。
【図1】 本発明の紙葉類検査装置の概略構成を説明す
るための概略構成図である。
るための概略構成図である。
【図2】 本発明に係る紙葉類取出し装置の概要図であ
る。
る。
【図3】 本発明に係る紙葉類取出し装置の概略構成図
である。
である。
【図4】 本発明の紙葉類取出し装置の要部に係る空調
ユニットおよび制御装置の概略構成図である。
ユニットおよび制御装置の概略構成図である。
【図5】 本発明の紙葉類取出し装置の要部に係る空調
ユニットの制御の様子を示す模式図である。
ユニットの制御の様子を示す模式図である。
【図6】 イニシャル・ショートピッチの概要図であ
る。
る。
【図7】 ショートピッチ発生パターンの様子を示す模
式図である。
式図である。
【図8】 ショートピッチ発生パターンの他の様子を示
す模式図である。
す模式図である。
【図9】 本発明の紙葉類取出し装置の要部に係るショ
ートピッチ変換の様子を示す模式図である。
ートピッチ変換の様子を示す模式図である。
【図10】 本発明の紙葉類取出し装置の要部に係るシ
ョートピッチ変換の他の様子を示す模式図である。
ョートピッチ変換の他の様子を示す模式図である。
【図11】 本発明の紙葉類取出し装置の要部に係る空
調ユニットの制御の他の様子を示す模式図である。
調ユニットの制御の他の様子を示す模式図である。
【図12】 従来の紙葉類取出し装置の概略図である。
【図13】 従来の紙葉類取出し装置の概略構成図であ
る。
る。
1 紙葉 2 取出し部(取出し装置) 3 搬送部(搬送装置) 4 検知部(検査装置) 5 区分部(区分装置) 6 集積部 10 給紙装置 11 取出し装置 12 搬送路 13 2枚取り防止装置 21 取出しロータ(ロータ) 22 チャンバ 28 ロータ吸着孔 45 チャンバ孔 46 押付力検出センサ 51 ロータ回転速度および吸着孔位置検出センサ 55 捌き状態検出センサ 56 取出しピッチ検出センサ 57 光電センサ 60 空調ユニット 61 制御装置 65 吸気路 66 排気路 67 真空ポンプ 68 コンプレッサ 69,70 電磁弁
Claims (10)
- 【請求項1】円筒状のチャンバと、このチャンバの外表
面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔と、前記チ
ャンバ内部を吸引する吸引手段と、前記チャンバの外表
面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中
空状のロータと、このロータ表面から内部に貫通して形
成され、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引
力により紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着孔とを
備えた紙葉類取出し装置において、 前記チャンバ孔と前記ロータ吸着孔とが重なり前記紙葉
の吸引力を発生可能となるタイミングで、前記吸引手段
による前記チャンバ内部の吸引力が前記紙葉の吸着に十
分な大きさの力として発揮されるように前記吸引手段を
制御する制御手段を設けたことを特徴とする紙葉類取出
し装置。 - 【請求項2】円筒状のチャンバと、このチャンバの外表
面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔と、前記チ
ャンバ内部を吸引する吸引手段と、前記チャンバの外表
面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中
空状のロータと、このロータ表面から内部に貫通して形
成され、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引
力により紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着孔とを
備えた紙葉類取出し装置において、 前記ロータによる前記紙葉の取出し準備が整った後に、
前記吸引手段による前記チャンバ内部の吸引を開始する
ように前記吸引手段を制御する制御手段を設けたことを
特徴とする紙葉類取り出し装置。 - 【請求項3】円筒状のチャンバと、このチャンバの外表
面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔と、前記チ
ャンバ内部を吸引する吸引手段と、前記チャンバの外表
面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置される中
空状のロータと、このロータ表面から内部に貫通して形
成され、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段の吸引
力により紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着孔とを
備えた紙葉類取出し装置において、 前記ロータによる前記紙葉の取出しに不都合が発生した
場合に、前記吸引手段による前記チャンバ内部の吸引を
中止するように前記吸引手段を制御する制御手段を設け
たことを特徴とする紙葉類取り出し装置。 - 【請求項4】積層された紙葉を順次取出す紙葉類取り出
し装置において、紙葉と紙葉との間の取出しピッチが、
基準ピッチよりも所定値以上短いショートピッチとして
取出されることが予測された場合には、前記ショートピ
ッチとなると予想された紙葉の取出しを、前記基準ピッ
チよりも所定値以上長いトランスファ・ロングピッチと
なるようにピッチを変換してから取り出すか、あるいは
前記基準ピッチよりも短くかつ前記ショートピッチより
も所定値以上長いトランスファ・ショートピッチとなる
ように変換してから取り出すことを特徴とする紙葉類取
出し装置。 - 【請求項5】前記制御手段は、前記ロータ吸着孔の回転
位置を検出するセンサの信号に基づいて前記吸引手段を
制御することを特徴とする請求項1記載の紙葉類取出し
装置。 - 【請求項6】前記紙葉が積層載置可能な給紙装置と、こ
の給紙装置を前記ロータへ押付ける押付け手段と、この
押付け手段による押付力を検出する押付力検出手段と、
前記給紙装置に積層された紙葉を捌くための捌き手段
と、この捌き手段による紙葉の捌き状態を検出する捌き
状態検出手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記押
付力検出手段と、前記捌き状態検出手段の出力信号に基
づいて前記吸引手段を制御することを特徴とする請求項
2記載の紙葉類取出し装置。 - 【請求項7】前記紙葉と紙葉との間の取出しピッチを検
出するピッチ検出手段をさらに備え、前記ピッチ検出手
段により基準ピッチよりも長いロングピッチで取出され
た紙葉が検出された場合には、その次に取出される紙葉
はショートピッチ取出しとなると判断し、このショート
ピッチとなる紙葉の取出しを、前記トランスファ・ロン
グピッチあるいは前記トランスファ・ショートピッチと
なるように変換してから取り出すことを特徴とする請求
項4記載の紙葉類取出し装置。 - 【請求項8】積層されている紙葉を順次取出すための取
出し装置と、取出した前記紙葉を搬送するための搬送装
置と、前記紙葉に対して所定の検査を行うための検査装
置と、検査を経た後の紙葉を所定の条件に基づいて区分
するための区分装置とを備えた紙葉類検査装置におい
て、 前記取出し装置は、円筒状のチャンバと、このチャンバ
の外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔と、
前記チャンバ内部を吸引する吸引手段と、前記チャンバ
の外表面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置さ
れる中空状のロータと、このロータ表面から内部に貫通
して形成され、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段
の吸引力により紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着
孔と、前記チャンバ孔と前記ロータ吸着孔とが重なり前
記紙葉の吸引力を発生可能となるタイミングで、前記吸
引手段による前記チャンバ内部の吸引力が前記紙葉の吸
着に十分な大きさの力として発揮されるように前記吸引
手段を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする紙
葉類検査装置。 - 【請求項9】積層されている紙葉を順次取出すための取
出し装置と、取出した前記紙葉を搬送するための搬送装
置と、前記紙葉に対して所定の検査を行うための検査装
置と、検査を経た後の紙葉を所定の条件に基づいて区分
するための区分装置とを備えた紙葉類検査装置におい
て、 前記取出し装置は、円筒状のチャンバと、このチャンバ
の外表面から内部に貫通して形成されたチャンバ孔と、
前記チャンバ内部を吸引する吸引手段と、前記チャンバ
の外表面と微小隙間を有して同芯状に回転可能に配置さ
れる中空状のロータと、このロータ表面から内部に貫通
して形成され、前記チャンバ孔と協同して前記吸引手段
の吸引力により紙葉を吸着して取出すためのロータ吸着
孔と、前記ロータによる前記紙葉の取出し準備が整った
後に、前記吸引手段による前記チャンバ内部の吸引を開
始するように前記吸引手段を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする紙葉類検査装置。 - 【請求項10】積層された紙葉を順次取出し、これらの
紙葉に対して所定の検査を行い、検査を経た後の紙葉を
所定の条件に基づいて区分する紙葉類検査装置におい
て、前記紙葉と紙葉の取出しピッチが、基準ピッチより
も所定値以上短いショートピッチとして取出されること
が予測された場合には、前記ショートピッチとなると予
想された紙葉の取出しを、前記基準ピッチよりも所定値
以上長いトランスファ・ロングピッチとなるようにピッ
チを変換してから取り出すか、あるいは前記基準ピッチ
よりも短くかつ前記ショートピッチよりも所定値以上長
いトランスファ・ショートピッチとなるように変換して
から取り出すことを特徴とする紙葉類検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21698595A JPH09142684A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 紙葉類取出し装置およびそれを用いた紙葉類検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21698595A JPH09142684A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 紙葉類取出し装置およびそれを用いた紙葉類検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09142684A true JPH09142684A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=16697017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21698595A Pending JPH09142684A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 紙葉類取出し装置およびそれを用いた紙葉類検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09142684A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018114708A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | セイコーエプソン株式会社 | 搬送装置及び印刷装置 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21698595A patent/JPH09142684A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018114708A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | セイコーエプソン株式会社 | 搬送装置及び印刷装置 |
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